JP2009088780A - コードレス電話装置、コードレス電話装置の親機及び子機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 クイック通話機能が働くことにより、緊急の連絡ができないことを回避可能にする。
【解決手段】
緊急地震速報を受信すると(S110ステップ)、電文解析処理を行ない(S120ステップ)、続いて、音声及び画像によりまもなく地震が発生することを報知する、具体的には、予想震度やゆれがくるまでの到達時間等の報知を行う(S130ステップ)。続いて、親機は、充電端子に子機の充電端子が接続された状態から接続されない状態に移行してもクイック通話機能を働かせない状態にする(S140ステップ)。
【選択図】 図4

Description

本発明は、NTT等の通信業者が提供する電話回線に接続されるコードレス電話装置、コードレス電話装置の親機及び子機に関するものであり、特にクイック通話機能を搭載したコードレス電話装置に関する。
近年、通信インフラの発達により、通信に関する様々な付加サービスが普及するようになってきた。特に電話装置においては、一般電話回線以外に、IP電話網やインターネット等の広域通信網に接続して、様々なサービスを受けることが可能な電話装置が普及している。
このような電話装置が備える機能の一つとして、地震発生時に気象庁が配信する緊急地震速報の受信機能を備えた電話装置が存在する。緊急地震速報とは、西暦2007年10月1日より実施が開始される情報配信サービスである。ユーザは緊急地震速報に対応する電話装置を購入し、且つ緊急地震速報の配信サービス会社と契約することにより、このサービスを利用することができる。
契約ユーザは、電話装置をインターネット等の広域通信網に接続しておくことにより、地震発生時に通信網を通じて地震に関する各種情報を受信することができる。地震発生通知を受けた電話装置は、電話装置に予め記録されている地域情報等を用いて、電話装置が設置されている地域における予測震度や主要動(=地震動のうち、人体に最も強く感じられる部分。通常はS波)が到達する予測時刻等を算出する。算出結果は、例えば液晶パネルによる画像表示や、スピーカによる音声出力により、ユーザに通知される。これによりユーザは、震源地から主要動が到達するまでに、机の下に隠れる等の地震対応を図ることができる。
又、近年のコードレス電話装置にはクイック通話機能を搭載したものもある。このクイック通話機能とは、子機が親機又は充電器から持ち上げられると、子機を自動的にオフフック状態(子機が親機を介して電話回線と接続された状態)になる機能である。更に、このクイック通話機能に関する技術が特許文献1に記載されている。
特開平03−208439号公報
このようなクイック通話機能では、ユーザが子機を持ち上げるだけで自動的に回線が接続される為、ユーザが発呼操作を行う際に短い操作手順で発呼を行うことができるという利点がある反面、何らかの振動により、子機が親機又は充電器から外れてしまった際には、ユーザが通話を行おうとしていないのにもかかわらず、子機と親機が自動的に無線により接続してしまう。この為、ユーザが他の子機を用いて通話を行おうとしても、他の子機を使用することができないといった事態となる。
このような事態は、特に地震等の災害が発生したときには大きな問題となる。例えば、地震が発生して、その地震の揺れにより子機(例えば子機A)が親機又は充電器から外れると、ユーザが他の子機(例えば子機B)を用いて救急車を呼ぼうとしたり身内に連絡をとろうとしても、既に子機Aが親機と接続されているために子機Bを用いて発呼操作を行うことができない。
本発明はこのような課題を解決する為のものであり、請求項1記載の発明は、子機を充電器又は親機から持ち上げると自動的にオフフック状態にするクイック通話機能を搭載したコードレス電話装置であって、緊急地震速報を受信すると前記クイック通話機能を無効にすることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、子機を充電器又は親機から持ち上げると自動的にオフフック状態にするクイック通話機能を搭載したコードレス電話装置であって、緊急地震速報を受信すると、予め定められて期間の間前記クイック通話機能を無効にすることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、子機を充電器又は親機から持ち上げると自動的にオフフック状態にするクイック通話機能を搭載したコードレス電話装置の子機であって、前記コードレス電話の子機は、緊急地震速報を受信する受信手段と、充電器又は親機により充電されている状態であるか否かを検出する充電状態検出手段と、前記受信手段が前記緊急地震速報を受信したと判定すると、前記充電状態判定手段が充電器又は親機により充電されている状態から充電されていない状態へ変化したことを検出した際に、クイック通話機能を無効にするように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、子機を充電器又は親機から持ち上げると自動的にオフフック状態にするクイック通話機能を搭載したコードレス電話装置の親機であって、前記コードレス電話の親機は、緊急地震速報を受信する受信手段と、子機を充電している状態であるか否かを検出する充電状態検出手段と、前記受信手段が前記緊急地震速報を受信したと判定すると、前記充電状態判定手段が子機を充電している状態から充電していない状態へ変化したことを検出した際に、クイック通話機能を無効にするように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、子機を充電器又は親機から持ち上げると自動的にオフフック状態にするクイック通話機能を搭載したコードレス電話装置の子機であって、前記コードレス電話の子機は、緊急地震速報を受信する受信手段と、充電器又は親機により充電されている状態であるか否かを検出する充電状態検出手段と、前記受信手段が前記緊急地震速報を受信したと判定すると、前記緊急地震速報の受信から予め定められた期間の間、前記充電状態判定手段が充電器又は親機により充電されている状態から充電されていない状態へ変化したことを検出した際にクイック通話機能を無効にするように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、子機を充電器又は親機から持ち上げると自動的にオフフック状態にするクイック通話機能を搭載したコードレス電話装置の親機であって、前記コードレス電話の親機は、緊急地震速報を受信する受信手段と、子機を充電している状態であるか否かを検出する充電状態検出手段と、前記受信手段が前記緊急地震速報を受信したと判定すると、前記緊急地震速報の受信から予め定められた期間の間、前記充電状態判定手段が子機を充電している状態から充電していない状態へ変化したことを検出した際にクイック通話機能を無効にするように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明の構成によれば、コードレス電話装置の親機又は子機が緊急地震速報を受信すると、クイック通話機能を無効とする為、例えば地震が発生しその振動により子機が親機又は充電器から外れても親機と子機が無線により自動的に接続されることがない。この為、ユーザは他の子機を用いて救急車や身内の人に電話をかけようとしてもかけられないといった問題を回避することができる。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、ここで示す実施形態は一例であり、本発明はここに示す実施形態に限定されるものではない。
〈1.電話システムの構成について〉
図1は、本発明のコードレス電話装置(=通信装置)を含む電話システムの構成を示すブロック図である。本システムは少なくとも、親機1(=主通信装置)、子機2(=副通信装置)、有線LAN41、無線通信網42、IP電話ルータ51、ブロードバンドルータ52、ゲートウェイ53、IP電話網61、インターネット62、PSTN網63(=Public Switched Telephone Network:公衆電話交換網)、及び加入者電話装置71を含むように構成されている。
本発明のコードレス電話装置は、IP通信網に接続可能なコードレス電話装置であり、図中の親機1及び複数の子機2(子機A2a〜子機C2c)がこれに該当する。親機1は、有線LAN41に接続されることにより、電話網を介した音声通信が可能であるIP電話装置である。また親機1は、有線LAN41と無線通信網42との通信を中継する中継機能を持っている。これにより後述する子機2は、親機1を中継してIP電話網61やPSTN網63を介した通話を行うことが可能である。また親機1は、インターネット62を介して、気象庁が配信する緊急自身速報を受信する機能を持つ。なお、親機1の内部構造の詳細については後述する。
子機2は、後述する無線通信網42に接続されて親機1と通信を行うことにより、IP電話網61やPSTN網63を介して他の電話装置と音声通信を行うことが可能な無線通話装置である。なお、子機2の内部構成の詳細については後述する。
有線LAN41は、親機1、IP電話ルータ51、ブロードバンドルータ52、及びゲートウェイ53等が有線接続されたローカルのネットワークである。前記の各装置は有線LAN41に接続されることにより、相互に通信が可能となっている。なお、有線LAN41を構成する物理的な手段としては、例えばツイストペアケーブルを用いた10BASE−T(IEEE802.3iとして標準化)や100BASE−TX(IEEE802.3uとして標準化)等があげられる。
無線通信網42は、親機1と、複数の子機2とが無線接続された小規模の通信網である。具体的には例えば、2.4GHz(ギガヘルツ)の周波数帯の電波を利用したFHSS−WDCT(Frequency Hopping Spread Spectrum - Worldwide Digital Cordless Telephone)準拠の通信方式等を用いて相互に通信を行う。
IP電話ルータ51、及びブロードバンドルータ52は、複数のIPネットワークを相互接続するためのネットワーク中継装置である。具体的には、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルでいうネットワーク層(第3層)やトランスポート層(第4層)の一部のプロトコルを解析して転送を行う。本実施形態では、IP電話ルータ51は有線LAN41とIP電話網61との二つのIPネットワークを相互に接続する役割を持つ。またブロードバンドルータ52は、有線LAN41とインターネット62との二つのIPネットワークを相互に接続する役割を持つ。
ゲートウェイ53は、プロトコル体系が異なるネットワーク間を相互接続するためのプロトコル変換器である。ゲートウェイ53は例えば、有線LAN41とPSTN網63とを接続し、SIP等のシグナリングプロトコルを用いてシグナル変換を行うことにより、両ネットワーク間での通信を可能とする。
IP電話網61は、電話網の一部もしくは全てにVoIP(Voice over Internet Protocol)技術を利用した通信網であり、用いる通信回線としてはFTTH(Fiber To The Home)やADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)等の、いわゆるブロードバンド回線が利用される。なおVoIPとは、音声を各種符号化方式で圧縮してパケットに変換し、IPネットワークでリアルタイム伝送する技術である。これによりIP電話網61は音声通話サービスの他、画像の送受信を行うテレビ電話サービス等も提供可能である。
インターネット62は、通信プロトコルによるネットワークを相互接続して構築された広域通信網である。大小様々なコンピュータネットワークを相互に連結させて、国際的な通信ネットワークが構築されている。通信プロトコルとしては主に、TCP/IPが標準的なプロトコルとして採用されている。
PSTN網63は、一般の加入者電話回線ネットワークである。末端に電話装置を接続し、回線交換方式で通信相手に接続して音声通話を行うのに用いられる。加入者電話装置71は、電話加入者がPSTN網63を用いて他の加入者電話装置やIP電話装置と音声通話を行うための電話装置である。
〈2.親機の内部構成について〉
図2は、本発明の第一の実施形態に係る親機1の内部を示すブロック図である。親機1は少なくとも、制御部11、メモリ12、表示部13、入力部14、通信制御部15、アンテナ装置16、音声信号処理部17、スピーカ18、マイク19、充電回路20、充電端子21を含むように構成されている。
制御部11は、親機1の各部を制御することにより通信制御処理(音声データの送受信、発呼の実施、或いは着呼の検知等)を統括制御するための中央処理装置である。また制御部11は、制御部11が備える演算処理装置上でプログラムを実行することにより実現される機能部として、速報受信部11a、及び地震検知送信部11bを備えている。
速報受信部11aは、通信制御部15を用いてインターネット62から緊急地震速報を受信することにより、地震発生を検知したと判断する。地震発生を検知した場合、次の地震検知送信部11bに対して、地震検知通知を与える。また、緊急地震速報に含まれるデータと、メモリ12に記録されている地域情報に基づき、親機1が設置されている地域における予測震度及び主要動到達予測時刻等を算出する。
地震検知送信部11bは、速報受信部11aから与えられた検知通知を、通信制御部15を用いて子機2へ送信する。なお地震検知送信部11bは、速報受信部11aにより検知通知が与えられるたびに、子機2への検知通知送信を行う。
メモリ12は、親機1が保持する各種データを一時的に記録する媒体であり、例えば書込可能なRAM(Random Access Memory)等により構成されている。メモリ12は制御部11によって各種通信制御処理が行われる際の処理データや、ユーザから受けた指示命令等を一時的に記録しておくためのバッファメモリとしての役割を持つ。また、地域ごとの予測震度や主要動到達予測時刻を算出するための地域情報を記録する役割を持つ。
表示部13は、親機1が保持する各種情報(例えば着信時における発信側電話番号等)をユーザに対して表示する。表示部13は例えば、液晶パネル等の小型で消費電力の少ない表示装置を用いる。
入力部14は、ユーザが親機1を用いて通信を行うための各種操作(例えば通話を行う相手の電話番号の入力等)を行うためのものである。入力部14は通常、数字ボタンやリダイヤルボタン等の複数のボタンから構成されている。
通信制御部15は、親機1を有線LAN41に接続するための通信インタフェースである。通信制御部15は、有線LAN41に接続された呼制御サーバ(不図示)と通信を行うことにより、IP電話システムにおける着信処理や発信処理等を実施することが可能である。また通信制御部15は、アンテナ装置16による無線通信網42を介した無線通信の制御を行う。
アンテナ装置16は、子機2との間で無線通信電波の送受信を行うための無線通信装置である。アンテナ装置16は、所定の通信規格、例えばFHSS−WDCT(Frequency Hopping Spread Spectrum - Worldwide Digital Cordless Telephone)準拠の通信方式等に則って、無線通信を行う。これにより、子機2との間で音声通信やデータ通信等を行うことが可能である。
音声信号処理部17は、通信制御部15により入力された音声データの復号処理を行い、音声信号としてスピーカ18に与える。また音声信号処理部17は、マイク19より入力された音声信号に所定の符号化処理を施して音声データを作成し、通信制御部15に与える。これにより音声データは有線LAN41、無線通信網42、或いはIP電話網61等を通じて接続される他の電話装置へ送信される。
充電回路20は充電端子21と接続され、アダプタ(図示せず)から供給された電力を充電端子21へ供給する為の回路である。又、充電端子21には子機の充電端子が接続される。更に、充電回路20は充電端子21に子機の充電端子が接続されたことを検出すると、子機への充電を開始するとともに、子機が接続されたことを制御部11に通知する。
又、充電回路20は充電端子21に子機の充電端子が接続された状態から接続されていない状態へ変化したことを検出すると、その旨を制御部11に通知する。
〈3.子機の内部構成について〉
図3は、本発明の第一の実施形態に係る子機2の内部を示すブロック図である。子機2は少なくとも、制御部23、メモリ24、表示部25、入力部26、通信制御部27、アンテナ装置28、音声信号処理部29、スピーカ30、マイク31、充電回路32、充電端子33、バッテリ34を含むように構成されている。
制御部23は、子機2の各部を制御することにより通信制御処理(音声データの送受信、発呼の実施、或いは着呼の検知等)を統括制御するための中央処理装置である。また制御部23は、制御部23が備える演算処理装置上でプログラムを実行することにより実現される機能部として、地震検知受信部23aを備えている。
地震検知受信部23aは、親機1から受信する各種情報の中に、緊急地震速報の検知通知が含まれているかどうかの判定を行う。
メモリ24は、子機2が保持する各種データを一時的に記録する媒体であり、例えば書込可能なRAM(Random Access Memory)等により構成されている。メモリ24は制御部23によって各種通信制御処理が行われる際の処理データや、ユーザから受けた指示命令等を一時的に記録しておくためのバッファメモリとしての役割を持つ。
表示部25は、子機2が保持する各種情報(例えば着信時における発信側電話番号等)をユーザに対して表示する。表示部25は例えば、液晶パネル等の小型で消費電力の少ない表示装置を用いる。液晶パネルの背後にはバックライトが設置されており、暗い場所ででも表示内容を確認できるようになっている。
入力部26は、ユーザが子機2を用いて通信を行うための各種操作(例えば通話を行う相手の電話番号の入力等)を行うためのものである。入力部26は通常、数字ボタンやリダイヤルボタン等の複数のボタンから構成されている。なお、各ボタンの背後にはLED等の発光部材が備えられており、後述する発光部30による制御により各ボタンを背後から照らすことが可能である。
通信制御部27は、アンテナ装置28による無線通信の制御を行う。これにより子機2は、無線LAN42に接続された親機1との通信を行うことが可能である。また、親機1を中継して呼制御サーバ(不図示)と通信を行うことにより、IP電話システムにおける着信処理や発信処理等を実施することが可能である。
アンテナ装置28は、親機1との間で無線通信電波の送受信を行うための無線通信装置である。アンテナ装置16は、所定の通信規格、例えばFHSS−WDCT(Frequency Hopping Spread Spectrum - Worldwide Digital Cordless Telephone)準拠の通信方式等に則って、無線通信を行う。これにより、子機2との間で音声通信やデータ通信等を行うことが可能である。
音声信号処理部29は、通信制御部15により入力された音声データの復号処理を行い、音声信号としてスピーカ30に与える。また音声信号処理部29は、マイク31より入力された音声信号に所定の符号化処理を施して音声データを作成し、通信制御部27に与える。これにより音声データは親機1へ送信される。
充電回路32は充電端子33と接続され、充電端子32には親機の充電端子21が接続される。又、充電回路32は充電端子33に親機の充電端子21が接続されたことを検出すると、バッテリ34への充電を開始する。更に、充電回路32は、充電端子33に電力が供給された状態になるとその旨を制御部23に報知し、又、充電端子33に電力が供給されなくなるとその旨を制御部23に報知する。
バッテリ34は、外部電源(不図示)より電力の供給を受け、電力を一時的に備蓄しておく。例えば充電式アルカリ電池やリチウムイオンバッテリ等が用いられる。
〈4.地震対応処理について〉
ここで、本発明の第一の実施形態における親機1及び子機2の、緊急地震速報受信時における地震対応処理について、図1〜図3のブロック図と、図4及び図5のフロー図とを用いながら説明する。
図4は、地震発生に備えた親機1の処理フローである。図4に示す処理フローは、親機1の電源が起動し、且つインターネット62との通信が可能な状態において任意のタイミングで開始可能である。本処理の開始後、速報検知部11aはステップS110において、通信制御部15がインターネット62及び有線LAN41を介して、緊急地震速報を受信したかどうかの判定を行う。
緊急地震速報が受信されていないと判定された場合、再びステップS110に移行し、緊急地震速報が検知されるまで繰り返し検知処理を行う。緊急地震速報の受信を検知した場合、速報検知部11aはステップS120において、緊急地震速報に含まれる電文の解析処理を行う。これにより、電文に含まれる各種パラメータから、予測震度や主要動の到達予測時刻等が算出される。
次にステップS130において、音声や画像による報知が行われる。具体的には、制御部23は、メモリ12等に予め記録されている避難指示用の音声データ(例えば、ピピピピという警告音や、音声メッセージ、音楽等)及び画像データを読み出す。そして読み出したデータに基づき、表示部13及びスピーカ18を用いて、避難指示用の音声及び画像を出力する。なお避難指示に用いる音声及び画像の内容は特に限定されないが、例えば予測震度や主要動の到達予測時刻等を示す音声及び画像を出力する。
次に地震検知送信部11bはステップS140において、緊急地震速報が検知されたことを示す検知通知を、通信制御部15及びアンテナ装置16を用いて、一又は複数の子機2へ送信する。又、制御部11は、充電回路20から充電端子21に子機の充電端子が接続されたことを検出してもクイック通話機能を動作させない状態になる。尚、このようにクイック通話機能を動作させない状態になる期間を、予め設定する構成にしても良い。
次に、子機2における処理フローを、図5のフロー図を用いながら説明する。図5に示す処理フローは、子機2が待機状態であり、且つ親機1との無線通信が可能な状態において任意のタイミングで開始可能である。本処理の開始後、地震検知受信部23aはステップS210において、アンテナ装置28により親機1より緊急地震速報の検知通知を受信したかどうかの判定を行う。
検知通知が受信されていないと判定された場合、再びステップS210に移行し、検知通知が受信されるまで監視を継続して行う。検知通知が受信されると、ステップ220へ処理を進める。
次に制御部23はステップS220において、メモリ24等に予め記録されている避難指示用の音声データ及び画像データを読み出す。そして読み出したデータに基づき、表示部25及びスピーカ30を用いて、避難指示用の音声及び画像を出力する。
次にステップS230において、制御部23は、充電回路32から充電端子33に親機の充電端子が接続された状態から接続されていない状態へ移行したことを示す信号を検出しても(電力が充電端子33に供給された状態から供給されない状態へ移行したことを検出しても)クイック通話機能を動作させない状態になる。尚、このようにクイック通話機能を動作させない状態になる期間を、予め設定する構成にしても良い。例えば、メモリ24に3時間というデータを予め格納しておき、検知通知を受信してから3時間はクイック通話機能を無効にするという構成としても良い。
[その他の実施の形態]
以上、好ましい実施の形態及び実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
従って本発明は、以下の形態にも適用可能である。
(A)本実施形態では、親機1が緊急地震速報を受信するための通信回線として、通信制御部15により接続される有線LAN41を用いているが、アンテナ装置16により接続される無線LAN42から無線アクセス装置(不図示)を経由して緊急地震速報を受信する形態であってもよい。また、インターネット以外の広域通信網、例えば専用回線やケーブルテレビ回線から緊急地震速報を受信する形態であってもよい。
(B)本実施形態では、本発明の緊急地震速報通知機能を備えた通信装置として、親機1及び子機2を含むIP電話装置を例にあげているが、広域通信網に接続して緊急地震速報を受信可能であり、且つ照明部材を備えた持ち運び可能な装置であれば、これ以外の装置において本発明を実施する形態でもよい。例えば、無線IP電話、無線LAN接続機能付き携帯電話、子機を備えた緊急地震速報受信機、PDAやノートパソコン等の情報処理装置において実施する形態であってもよい。
(C)本実施形態では、親機と子機両方に、緊急地震速報を受信すると、充電端子に電力が供給されなくなってもクイック通話に移行しない機能を搭載させたが、親機又は子機側に、充電端子に電力が供給されなくなってもクイック通話に移行しない、即ち、通信制御部を用いて親機又は子機へアクセスしない構成を搭載しても良い。
(D)本実施例装置では、コードレス電話装置について実施したが、コードレス電話の機能部分を有する通信装置、例えばファクシミリ装置等についても実施することが可能である。
(E)本実施例装置では、充電端子に電力が供給されている状態から供給されていない状態へ変化した場合に、子機が充電器又は親機から持ち上げられたと判定したが、充電端子以外に子機と親機又は充電器が接続されているか否かを検出するための専用の端子やスイッチ等をもうけても良い。
は、本発明の電話システムの構成を示すブロック図である。 は、本発明の通信装置の親機の構成を示すブロック図である。 は、本発明の通信装置の子機の構成を示すブロック図である。 は、本発明の親機側における緊急地震速報受信時の処理フローを示すフロー図である。 は、本発明の子機側における緊急地震速報受信時の処理フローを示すフロー図である。
符号の説明
1 親機
11a 速報受信部
11b 地震検知送信部
15 通信制御部
16 アンテナ装置
20 充電回路
21 充電端子
2 子機
23a 地震検知受信部
27 通信制御部
28 アンテナ装置
32 充電回路
33 充電端子
34 バッテリ

Claims (6)

  1. 子機を充電器又は親機から持ち上げると自動的にオフフック状態にするクイック通話機能を搭載したコードレス電話装置であって、
    緊急地震速報を受信すると前記クイック通話機能を無効にすることを特徴とするコードレス電話装置。
  2. 子機を充電器又は親機から持ち上げると自動的にオフフック状態にするクイック通話機能を搭載したコードレス電話装置であって、
    緊急地震速報を受信すると、予め定められて期間の間前記クイック通話機能を無効にすることを特徴とするコードレス電話装置。
  3. 子機を充電器又は親機から持ち上げると自動的にオフフック状態にするクイック通話機能を搭載したコードレス電話装置の子機であって、
    前記コードレス電話の子機は、緊急地震速報を受信する受信手段と、充電器又は親機により充電されている状態であるか否かを検出する充電状態検出手段と、
    前記受信手段が前記緊急地震速報を受信したと判定すると、前記充電状態判定手段が充電器又は親機により充電されている状態から充電されていない状態へ変化したことを検出した際に、クイック通話機能を無効にするように制御する制御手段と、を有することを特徴とするコードレス電話装置の子機。
  4. 子機を充電器又は親機から持ち上げると自動的にオフフック状態にするクイック通話機能を搭載したコードレス電話装置の親機であって、
    前記コードレス電話の親機は、緊急地震速報を受信する受信手段と、子機を充電している状態であるか否かを検出する充電状態検出手段と、
    前記受信手段が前記緊急地震速報を受信したと判定すると、前記充電状態判定手段が子機を充電している状態から充電していない状態へ変化したことを検出した際に、クイック通話機能を無効にするように制御する制御手段と、を有することを特徴とするコードレス電話装置の親機。
  5. 子機を充電器又は親機から持ち上げると自動的にオフフック状態にするクイック通話機能を搭載したコードレス電話装置の子機であって、
    前記コードレス電話の子機は、緊急地震速報を受信する受信手段と、充電器又は親機により充電されている状態であるか否かを検出する充電状態検出手段と、
    前記受信手段が前記緊急地震速報を受信したと判定すると、前記緊急地震速報の受信から予め定められた期間の間、前記充電状態判定手段が充電器又は親機により充電されている状態から充電されていない状態へ変化したことを検出した際にクイック通話機能を無効にするように制御する制御手段と、を有することを特徴とするコードレス電話装置の子機。
  6. 子機を充電器又は親機から持ち上げると自動的にオフフック状態にするクイック通話機能を搭載したコードレス電話装置の親機であって、
    前記コードレス電話の親機は、緊急地震速報を受信する受信手段と、子機を充電している状態であるか否かを検出する充電状態検出手段と、
    前記受信手段が前記緊急地震速報を受信したと判定すると、前記緊急地震速報の受信から予め定められた期間の間、前記充電状態判定手段が子機を充電している状態から充電していない状態へ変化したことを検出した際にクイック通話機能を無効にするように制御する制御手段と、を有することを特徴とするコードレス電話装置の親機。
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