JP2010026910A - 災害情報受信装置 - Google Patents

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慎二 宅野
Satoru Moriyama
悟 森山
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Abstract

【課題】 緊急地震速報を受信すると自動的に電灯モードになり、子機2を懐中電灯として使用でき且つ電力消費をできるだけ抑えた災害情報受信装置を提供する。
【解決手段】 子機2は、親機より検知通知を受信すると緊急地震速報を報知し(S210.S220ステップ)、続いて装置を懐中電灯モードに移行する(S230ステップ)。懐中電灯モードではキーのうち通話キーのみ点灯しており、ユーザが通話キーを押下することにより照明部のオンオフ操作を行うことが可能である(S240、S250ステップ)。
【選択図】 図5

Description

本発明は、災害情報を受信するとその情報を報知するだけでなく、更に照明機能も有する災害情報受信装置に関するものである。
近年、気象庁が緊急地震速報なるサービスの提供を開始した。この緊急地震速報を具体的に説明すると、気象庁が複数の地点に地震計を配置し、地震が発生した際にこの地震計からのデータを収集し、収集したデータから震源地の経度、緯度、震源の深さ、地震の規模(マグニチュード)を計算し、計算したデータを特定の端末や事業者等に報知する。
更に具体的に、気象庁から事業者を介して端末にデータを送信する場合について説明する。この場合、気象庁と事業者と端末が接続された構成となっており、地震が発生すると、地震に関するデータを気象庁から事業者、端末へと順に送信されるようになっている。
具体的な動作としては、気象庁から事業者に、震源地の経度、緯度、震源の深さ、地震の規模(マグニチュード)のデータが送信されると、事業者のサーバ側で、事業者のサービスに加入している端末の位置情報に基づいて、端末の存在する位置での震度や揺れが到達するまでの時間を即座に計算し、これらのデータを端末へ送信している。
尚、事業者側から端末へ気象庁から送られてきた震源地の情報をそのまま送信し、端末側で予測震度を計算するシステムも存在する。この場合、端末は、端末に予め記録されている地域情報、例えば端末が設置されている場所の緯度・経度情報等を用いて、予測震度や主要動(=地震動のうち、人体に最も強く感じられる部分。通常はS波)が到達する予測時刻等を算出する。算出結果は、例えば液晶パネルによる画像表示や、スピーカによる音声出力により、ユーザに報知される。これによりユーザは、震源地から主要動が到達するまでの間に、机の下に隠れたり火の元を消したりする等の避難行動をとることができる。
上記のような緊急地震速報を受信可能な装置として本出願人は、緊急地震速報を受信するとコードレス電話の子機のLEDを点灯開始させ、子機を懐中電灯代わりに使用することを可能とした通信装置を出願した(特許文献1)。
特願2007−251501号
しかしながら、特許文献1に記載の通信装置では、緊急地震速報を受信すると自動的にLEDを点灯させる構成である為、仮に子機が充電器上で充電されていない状態であれば、即座にバッテリの残量がなくなってしまうという問題が生じる。
そこで、ユーザのキー操作に基づいてLEDを点灯可能にすれば良いが、点灯するためのキー操作が複雑になっては即座にLEDを点灯させることができないという問題点が生じる。又、複数のLEDを点灯したり表示させたりするとバッテリの電力消費を早めることとなる。
請求項1記載の発明は、災害情報を受信すると、キー操作に応じて外部へ光を照らす為の発光部を点灯させる懐中電灯モードになる災害情報受信装置であり、当該懐中電灯モードでは、装置に搭載された複数のキーの内、前記発光部を点灯又は消灯させる為の1つのキーのみ点灯させることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の災害情報受信装置であり、更に表示部を有し、前記懐中電灯モードでは前記表示部の表示をオンし、前記キーが操作されると前記表示部の表示をオフすることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の災害情報受信装置であり、前記懐中電灯モード中に災害情報を受信すると、前記懐中電灯モードを中止し受信した災害情報を報知することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、災害情報を受信すると受信した災害情報を報知し、災害情報の報知後にキー操作に応じて外部へ光を照らす為の発光部を点灯させる懐中電灯モードになる災害情報受信装置であり、当該懐中電灯モードでは、装置に搭載された複数のキーの内、前記発光部を点灯又は消灯させる為の1つのキーのみ点灯させることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4に記載の災害情報受信装置であり、更に表示部を有し、前記懐中電灯モードでは前記表示部の表示をオンし、前記キーが操作されると前記表示部の表示をオフすることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項4又は5に記載の災害情報受信装置であり、前記懐中電灯モード中に災害情報を受信すると、受信した災害情報を報知することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、災害情報を受信すると、当該災害情報を報知する災害情報受信装置であり、災害情報を受信する受信手段と、当該受信手段による災害情報の受信に応じて災害情報を報知する報知手段と、第1の発光部と、第2の発光部を有し前記第1の発光部のオン/オフを指示する為のキーと、制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記受信手段が災害情報を受信すると前記報知手段により災害情報を報知させ、当該災害情報の報知中又は報知後に前記第2の発光部を点灯又は点滅させ、当該第2の発光部の点灯又は点滅中に前記キー操作があると、前記第1の発光部を点灯又は消灯させるよう制御することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7に記載の災害情報受信装置であり、前記制御手段は、前記第1の発光部を点灯中に前記受信手段が災害情報を受信したと判定すると、前記報知手段により災害情報を報知させることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項8に記載の災害情報受信装置であり、前記制御手段は、前記報知手段による災害情報の報知中は前記第1の発光部の発光を維持させることを特徴とする。
本発明では、災害情報を受信すると懐中電灯モードに移行し通話キーが点灯する為、ユーザは、暗闇でもどこに装置があるかを知ることが可能である。又、点灯させるキーは通話キーのみであり他のキーは点灯させない為、電力消費をできるだけ抑えることが可能である。更に、通話キーの押下操作だけで容易に発光部を点灯、消灯できるため、容易に発光部のオンオフ操作が可能である。
又、懐中電灯モード中に新たな災害情報が来ると、装置が通常モードに移行する為、災害情報を確実に報知することが可能である。更に、災害情報の報知後は自動的に懐中電灯モードに移行する為、ユーザは災害情報を聴取後直ちに装置を懐中電灯として使用することが可能である。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、ここで示す実施形態は一例であり、本発明はここに示す実施形態に限定されるものではない。
〈1.電話システムの構成について〉
図1は、本発明のコードレス電話装置(=通信装置)を含む電話システムの構成を示すブロック図である。本システムは少なくとも、親機1(=主通信装置)、子機2(=副通信装置)、有線LAN41、無線通信網42、IP電話ルータ51、ブロードバンドルータ52、ゲートウェイ53、IP電話網61、インターネット62、PSTN網63(=Public Switched Telephone Network:公衆電話交換網)、及び加入者電話装置71を含むように構成されている。
本発明のコードレス電話装置は、IP通信網に接続可能なコードレス電話装置であり、図中の親機1及び複数の子機2(子機A2a〜子機C2c)がこれに該当する。親機1は、有線LAN41に接続されることにより、電話網を介した音声通信が可能であるIP電話装置である。また親機1は、有線LAN41と無線通信網42との通信を中継する中継機能を持っている。これにより後述する子機2は、親機1を中継してIP電話網61やPSTN網63を介した通話を行うことが可能である。また親機1は、インターネット62を介して、気象庁が配信する緊急自身速報を受信する機能を持つ。なお、親機1の内部構造の詳細については後述する。
子機2は、後述する無線通信網42に接続されて親機1と通信を行うことにより、IP電話網61やPSTN網63を介して他の電話装置と音声通信を行うことが可能な無線通話装置である。なお、子機2の内部構成の詳細については後述する。
有線LAN41は、親機1、IP電話ルータ51、ブロードバンドルータ52、及びゲートウェイ53等が有線接続されたローカルのネットワークである。前記の各装置は有線LAN41に接続されることにより、相互に通信が可能となっている。なお、有線LAN41を構成する物理的な手段としては、例えばツイストペアケーブルを用いた10BASE−T(IEEE802.3iとして標準化)や100BASE−TX(IEEE802.3uとして標準化)等があげられる。
無線通信網42は、親機1と、複数の子機2とが無線接続された小規模の通信網である。具体的には例えば、2.4GHz(ギガヘルツ)の周波数帯の電波を利用したFHSS−WDCT(Frequency Hopping Spread Spectrum - Worldwide Digital Cordless Telephone)準拠の通信方式等を用いて相互に通信を行う。
IP電話ルータ51、及びブロードバンドルータ52は、複数のIPネットワークを相互接続するためのネットワーク中継装置である。具体的には、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルでいうネットワーク層(第3層)やトランスポート層(第4層)の一部のプロトコルを解析して転送を行う。本実施形態では、IP電話ルータ51は有線LAN41とIP電話網61との二つのIPネットワークを相互に接続する役割を持つ。またブロードバンドルータ52は、有線LAN41とインターネット62との二つのIPネットワークを相互に接続する役割を持つ。
ゲートウェイ53は、プロトコル体系が異なるネットワーク間を相互接続するためのプロトコル変換器である。ゲートウェイ53は例えば、有線LAN41とPSTN網63とを接続し、SIP等のシグナリングプロトコルを用いてシグナル変換を行うことにより、両ネットワーク間での通信を可能とする。
IP電話網61は、電話網の一部もしくは全てにVoIP(Voice over Internet Protocol)技術を利用した通信網であり、用いる通信回線としてはFTTH(Fiber To The Home)やADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)等の、いわゆるブロードバンド回線が利用される。なおVoIPとは、音声を各種符号化方式で圧縮してパケットに変換し、IPネットワークでリアルタイム伝送する技術である。これによりIP電話網61は音声通話サービスの他、画像の送受信を行うテレビ電話サービス等も提供可能である。
インターネット62は、通信プロトコルによるネットワークを相互接続して構築された広域通信網である。大小様々なコンピュータネットワークを相互に連結させて、国際的な通信ネットワークが構築されている。通信プロトコルとしては主に、TCP/IPが標準的なプロトコルとして採用されている。
PSTN網63は、一般の加入者電話回線ネットワークである。末端に電話装置を接続し、回線交換方式で通信相手に接続して音声通話を行うのに用いられる。加入者電話装置71は、電話加入者がPSTN網63を用いて他の加入者電話装置やIP電話装置と音声通話を行うための電話装置である。
〈2.親機の内部構成について〉
図2は、本発明の第一の実施形態に係る親機1の内部を示すブロック図である。親機1は少なくとも、制御部11、メモリ12、表示部13、入力部14、通信制御部15、アンテナ装置16、音声信号処理部17、スピーカ18、及びマイク19を含むように構成されている。
制御部11は、親機1の各部を制御することにより通信制御処理(音声データの送受信、発呼の実施、或いは着呼の検知等)を統括制御するための中央処理装置である。また制御部11は、制御部11が備える演算処理装置上でプログラムを実行することにより実現される機能部として、速報受信部11a、及び地震検知送信部11bを備えている。
速報受信部11aは、通信制御部15を用いてインターネット62から緊急地震速報を受信することにより、地震発生を検知したと判断する。地震発生を検知した場合、次の地震検知送信部11bに対して、地震検知通知を与える。また、緊急地震速報に含まれるデータと、メモリ12に記録されている地域情報に基づき、親機1が設置されている地域における予測震度及び主要動到達予測時刻等を算出すし、この情報も前記地震検知通知に含んで子機2に送信する。
地震検知送信部11bは、速報受信部11aから与えられた検知通知を、通信制御部15を用いて子機2へ送信する。なお地震検知送信部11bは、速報受信部11aにより検知通知が与えられるたびに、子機2への検知通知送信を行う。
メモリ12は、親機1が保持する各種データを一時的に記録する媒体であり、例えば書込可能なRAM(Random Access Memory)等により構成されている。メモリ12は制御部11によって各種通信制御処理が行われる際の処理データや、ユーザから受けた指示命令等を一時的に記録しておくためのバッファメモリとしての役割を持つ。また、地域ごとの予測震度や主要動到達予測時刻を算出するための地域情報を記録する役割を持つ。
表示部13は、親機1が保持する各種情報(例えば着信時における発信側電話番号等)をユーザに対して表示する。表示部13は例えば、液晶パネル等の小型で消費電力の少ない表示装置を用いる。
入力部14は、ユーザが親機1を用いて通信を行うための各種操作(例えば通話を行う相手の電話番号の入力等)を行うためのものである。入力部14は通常、数字ボタンやリダイヤルボタン等の複数のボタンから構成されている。
通信制御部15は、親機1を有線LAN41に接続するための通信インタフェースである。通信制御部15は、有線LAN41に接続された呼制御サーバ(不図示)と通信を行うことにより、IP電話システムにおける着信処理や発信処理等を実施することが可能である。また通信制御部15は、アンテナ装置16による無線通信網42を介した無線通信の制御を行う。
アンテナ装置16は、子機2との間で無線通信電波の送受信を行うための無線通信装置である。アンテナ装置16は、所定の通信規格、例えばFHSS−WDCT(Frequency Hopping Spread Spectrum - Worldwide Digital Cordless Telephone)準拠の通信方式等に則って、無線通信を行う。これにより、子機2との間で音声通信やデータ通信等を行うことが可能である。
音声信号処理部17は、通信制御部15により入力された音声データの復号処理を行い、音声信号としてスピーカ18に与える。また音声信号処理部17は、マイク19より入力された音声信号に所定の符号化処理を施して音声データを作成し、通信制御部15に与える。これにより音声データは有線LAN41、無線通信網42、或いはIP電話網61等を通じて接続される他の電話装置へ送信される。
〈3.子機の内部構成について〉
図3は、本発明の第一の実施形態に係る子機2の内部を示すブロック図である。子機2は少なくとも、制御部21、メモリ22、表示部23、入力部24、通信制御部25、アンテナ装置26、音声信号処理部27、スピーカ28、マイク29、バッテリ31、及び照明部80を含むように構成されている。
制御部21は、子機2の各部を制御することにより通信制御処理(音声データの送受信、発呼の実施、或いは着呼の検知等)を統括制御するための中央処理装置である。また制御部21は、制御部21が備える演算処理装置上でプログラムを実行することにより実現される機能部として、地震検知受信部21a、及び発光量調整部21bを備えている。
地震検知受信部21aは、親機1から受信する各種情報の中に、緊急地震速報の検知通知が含まれているかどうかの判定を行う。そして検知通知が含まれていると判定された場合に、地震検知を示す電文を発光量調整部21bに与える。
発光量調整部21bは、地震検知受信部21aから地震検知を示す電文を与えられた際に、照明部80に対して点灯を指示する。
メモリ22は、子機2が保持する各種データを一時的に記録する媒体であり、例えば書込可能なRAM(Random Access Memory)等により構成されている。メモリ22は制御部21によって各種通信制御処理が行われる際の処理データや、ユーザから受けた指示命令等を一時的に記録しておくためのバッファメモリとしての役割を持つ。
又、メモリ22には、懐中電灯モードであるか否かを示すフラグが格納されている。
この懐中電灯モードとは、親機からの緊急地震速報を受信すると遷移するモードであり、懐中電灯モードになると、子機2の通話キー241(図6(b))が点灯し、他のキーは消灯する状態になる。この状態で通話キー241が押下されると、照明部80のLED81が点灯する。尚、照明部80が点灯している状態では、通話キー241の点灯は維持されたままとなる。この照明部80が点灯している状態で再度通話キー241が操作されると照明部80が消灯する。
表示部23は、子機2が保持する各種情報(例えば着信時における発信側電話番号等)をユーザに対して表示する。表示部23は例えば、液晶パネル等の小型で消費電力の少ない表示装置を用いる。液晶パネルの背後にはバックライトが設置されており、暗い場所でも表示内容を確認できるようになっている。
入力部24は、ユーザが子機2を用いて通信を行うための各種操作(例えば通話を行う相手の電話番号の入力等)を行うためのものである。入力部24は通常、数字ボタンやリダイヤルボタン等の複数のボタンから構成されている。なお、各ボタンの背後にはLED等の発光部材が備えられている。
通信制御部25は、アンテナ装置26による無線通信の制御を行う。これにより子機2は、無線LAN42に接続された親機1との通信を行うことが可能である。また、親機1を中継して呼制御サーバ(不図示)と通信を行うことにより、IP電話システムにおける着信処理や発信処理等を実施することが可能である。
アンテナ装置26〜マイク29ついては、親機1のアンテナ装置16〜マイク19と同じ構成であるため、ここでは説明を省略する。
バッテリ31は、外部電源(不図示)より電力の供給を受け、電力を一時的に備蓄しておく。例えば充電式アルカリ電池やリチウムイオンバッテリ等が用いられる。
照明部80は、子機2の表面上端に設置された照明装置である。照明部80は通常運用時は点灯しない。或いは、着信通知ランプ等として用いる形態でもよい。照明部80は、地震検知受信部21aにより緊急地震速報の検知通知が受信された際に、発光量調整部21bからの指示により所定の発光量で点灯する。なお照明部80の詳細については後述する。
〈3.子機の外部構成について〉
図6は、本発明の第一の実施形態に係る子機2の外観を示す外観図である。図6(a)は子機2を横方向から見た外観図、図6(b)は子機2を正面方向から見た外観図、図6(c)は子機2を下方向から見た外観図である。
図6は、本発明の第一の実施形態に係る子機2の外部構造を示す外観図である。図6(a)は子機2を横方向から見た外観図、図6(b)は子機2を正面方向から見た外観図、図6(c)は子機2を下方向から見た外観図である。
図6に示すように子機2は、その正面に表示部23、入力部24、アンテナ装置26、スピーカ28、マイク29、及び照明部80を備えている。また底面部に充電可能なバッテリ31を備えている。又、入力部24の中には、通話キー241やテンキー242等が存在する。
〈4.照明部の構成について〉
図7は、照明部80の内部構造の一例を示した斜視図である。照明部80は少なくとも、高輝度LED81、反射部材82、及び透明部材83を含むように構成されている。高輝度LED81は、LEDライト等に用いられる発光部材である。高輝度LED81の詳細な仕様、及び発光色は特に限定されないが、照明用であるため白色光のLEDを用いることが望ましい。
反射部材82は、アルミ箔やガラス等を素材とした、光線を反射するための部材である。反射部材82は、高輝度LED81から出射される光線のうち、子機2の本体方向(図7に示す例では下方向)へ出射される光線を子機2の外部へ反射するのに用いられる。
透明部材83は、高輝度LED81及び反射部材82を覆うことにより、両部材が子機2の外部に露出するのを防ぐ保護部材である。透明部材83は例えば、ある程度の強度を備えているプラスチック等の物質を素材として形成されている。なお、反射部材82及び透明部材83を形成する素材は上記に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない範囲において、適宜変更可能である。
(5.地震対応処理について〉
ここで、本発明の第一の実施形態における親機1及び子機2の、緊急地震速報受信時における地震対応処理について、図1〜図3のブロック図と、図4及び図5のフロー図とを用いながら説明する。
図4は、地震発生に備えた親機1の処理フローである。図4に示す処理フローは、親機1の電源が起動し、且つインターネット62との通信が可能な状態において任意のタイミングで開始可能である。本処理の開始後、速報検知部11aはステップS110において、通信制御部15がインターネット62及び有線LAN41を介して、緊急地震速報を受信したかどうかの判定を行う。
緊急地震速報が受信されていないと判定された場合、再びステップS110に移行し、緊急地震速報が検知されるまで繰り返し検知処理を行う。緊急地震速報の受信を検知した場合、速報検知部11aはステップS120において、緊急地震速報に含まれる電文の解析処理を行う。これにより、電文に含まれる各種パラメータから、予測震度や主要動の到達予測時刻等が算出される。
次に制御部11はステップS130において、メモリ12等に予め記録されている避難指示用の音声データ及び画像データを読み出す。そして読み出したデータに基づき、表示部13及びスピーカ18を用いて、避難指示用の音声及び画像を出力する。なお避難指示に用いる音声及び画像の内容は特に限定されないが、例えば予測震度や主要動の到達予測時刻等を示す音声及び画像を出力する。
次に地震検知送信部11bはステップS140において、緊急地震速報が検知されたことを示す検知通知を、通信制御部15及びアンテナ装置16を用いて、一又は複数の子機2へ送信する。
次に、子機2における処理フローを、図5のフロー図を用いながら説明する。図5に示す処理フローは、子機2が待機状態であり、且つ親機1との無線通信が可能な状態において任意のタイミングで開始可能である。本処理の開始後、地震検知受信部21aはステップS210において、アンテナ装置26により親機1より緊急地震速報の検知通知を受信したかどうかの判定を行う。検知通知が受信されていないと判定された場合、再びステップS210に移行し、検知通知が受信されるまで監視を継続して行う。検知通知が受信され場合、地震検知受信部21aは発光量調整部21bに対して、検知通知を受信したことを示す電文を与える。
次に制御部21はステップS220において、前記S210ステップにおいて受信した検知通知に含まれる震度や揺れが到達するまでの時間を読込、これらの情報に対応する音声データや文字データをメモリ22から読込、表示部23及びスピーカ28を用いて出力する。例えば、「震度5の揺れがあと10秒できます」という音声メッセージをスピーカ28から出力すると共にこの文字メッセージを表示部23に表示させる。
続いて制御部21は、S230ステップにおいて、装置を懐中電灯モードに移行させると共にメモリ22に格納されているフラグをオンする。この懐中電灯モードに移行させると、制御部21は通話キー241のLEDを点灯させると共に他のキーのLEDは消灯させる。又、表示部33のバックライトもオフする。
続くS240ステップでは、制御部21は、入力部24の通話キー241が押下されたと判定するとS250ステップへ処理を進め、そうでなければS260ステップへ処理を進める。
S250ステップでは、制御部21は、照明部80のLED81を点灯又は消灯させる。尚、S240ステップでLED81が点灯していれば、S250ステップでLED81を消灯し、逆にS240ステップでLED81が消灯していれば、S250ステップでLED81を点灯する。
続くS260ステップにおいて、地震検知受信部21aはアンテナ装置26により親機1より緊急地震速報の検知通知を受信したかどうかの判定を行う。検知通知が受信されていないと判定された場合S270ステップに移行し、検知通知が受信された場合、制御部21はS290ステップに処理を進める。
S270ステップでは、制御部21は、入力部24から懐中電灯モードを解除する操作(例えば、切キー押下)があると判定するとS280ステップへ処理を進め、そうでなければS240ステップへ処理を戻す。
S280ステップでは、制御部21は、メモリ22に格納されているフラグをオフし、懐中電灯モードを解除すると共に通常のモード(装置を通常のコードレス電話として使用可能であり、更に緊急地震速報を受信可能な状態)にする。
S290ステップでは、制御部21は、前記S280ステップと同様にメモリ22に格納されているフラグをオフし、懐中電灯モードを解除すると共に通常のモード(装置を通常のコードレス電話として使用可能であり、更に緊急地震速報を受信可能な状態)にし、S220ステップへ処理を戻す。
このように本実施例装置では、緊急地震速報を受信すると懐中電灯モードに移行し、通話キーが点灯する為、暗闇でもどこに子機2があるかをユーザが知ることが可能である。又、点灯させるキーは通話キー241のみであり他のキーは点灯させない為、電力消費をできるだけ抑えることが可能である。更に、通話キー241の押下操作だけで、容易に照明部80を点灯、消灯できるため、容易に照明部80のオンオフ操作が可能である。
又、懐中電灯モード中に新たな緊急地震速報が来ると、装置が通常モードに移行する為、緊急地震速報を確実に報知することが可能である。更に、緊急地震速報の報知後は自動的に懐中電灯モードに移行する為、ユーザは緊急地震速報を聴取後直ちに子機2を懐中電灯として使用することが可能である。
[その他の実施の形態]
以上、好ましい実施の形態及び実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
従って本発明は、以下の形態にも適用可能である。
(A)本実施例では、懐中電灯モードに移行すると通話キーのみ点灯する構成としたが、点灯するキーは通話キーに限定されず、例えば、決定キーやテンキーのいずれかのキーを点灯させる構成としても良い。
(B)又、本実施例では、懐中電灯モードに移行すると通話キーのみ点灯する構成としたが、同時に表示部23をオン(何かを表示)させる構成としても良い。この場合、例えば表示部23に懐中電灯モードであることを示すメッセージ(例えば「現在懐中電灯モードです」)を表示し、ユーザが通話キー241を押下し照明部80を点灯させると表示部23の表示をオフとする構成としても良い。このような構成とすると、電力消費が増大するが、現在子機がどのような状態であるかをユーザに報知することが可能である。又、照明部80が点灯中は表示部23の表示をオフすることにより、電力消費を軽減させることができる。
(C)更に、本実施例では、懐中電灯モードに移行すると通話キーのみ点灯する構成としたが、同時に表示部23のバックライトをオンする構成としても良い。この場合、ユーザが通話キー241を押下し照明部80を点灯させるとバックライトをオフとする構成としても良い。
(D)又、本実施例では、懐中電灯モードから通常モードに移行すると、照明部80を消灯する構成としたが、通常モードに移行しても照明部80の点灯を維持する構成としても良い。このような構成とすることにより、例えばユーザが子機2を懐中電灯として使用し移動している最中に突然明かりが消え、つまづくといったことを回避することが可能である。尚、緊急地震速報の報知を表示部23とスピーカ28により行っている最中にキーの照明を全て(或いは通話キー以外のキーを全て)オフとすることにより、電力消費を抑えることが可能である。
は、本発明の電話システムの構成を示すブロック図である。 は、本発明の通信装置の親機の構成を示すブロック図である。 は、本発明の通信装置の子機の構成を示すブロック図である。 は、本発明の親機側における緊急地震速報受信時の処理フローを示すフロー図である。 は、本発明の子機側における緊急地震速報受信時の処理フローを示すフロー図である。 は、本発明の子機の外観を示す外観図である。 は、本発明の子機が備える照明部の構造を示す斜視図である。
符号の説明
1 親機
11a 速報受信部
11b 地震検知送信部
15 通信制御部
16 アンテナ装置
2 子機
21a 地震検知受信部
21b 発光量調整部
25 通信制御部
26 アンテナ装置
80 照明部
81 高輝度LED
82 反射部材
83 透明部材
241 通話キー

Claims (9)

  1. 災害情報を受信すると、キー操作に応じて外部へ光を照らす為の発光部を点灯させる懐中電灯モードになる災害情報受信装置であり、
    当該懐中電灯モードでは、装置に搭載された複数のキーの内、前記発光部を点灯又は消灯させる為の1つのキーのみ点灯させることを特徴とする災害情報受信装置。
  2. 請求項1に記載の災害情報受信装置であり、
    更に表示部を有し、前記懐中電灯モードでは前記表示部の表示をオンし、前記キーが操作されると前記表示部の表示をオフすることを特徴とする災害情報受信装置。
  3. 請求項1又は2に記載の災害情報受信装置であり、
    前記懐中電灯モード中に災害情報を受信すると、前記懐中電灯モードを中止し受信した災害情報を報知することを特徴とする災害情報受信装置。
  4. 災害情報を受信すると受信した災害情報を報知し、災害情報の報知後にキー操作に応じて外部へ光を照らす為の発光部を点灯させる懐中電灯モードになる災害情報受信装置であり、
    当該懐中電灯モードでは、装置に搭載された複数のキーの内、前記発光部を点灯又は消灯させる為の1つのキーのみ点灯させることを特徴とする災害情報受信装置。
  5. 請求項4に記載の災害情報受信装置であり、
    更に表示部を有し、前記懐中電灯モードでは前記表示部の表示をオンし、前記キーが操作されると前記表示部の表示をオフすることを特徴とする災害情報受信装置。
  6. 請求項4又は5に記載の災害情報受信装置であり、
    前記懐中電灯モード中に災害情報を受信すると、受信した災害情報を報知することを特徴とする災害情報受信装置。
  7. 災害情報を受信すると、当該災害情報を報知する災害情報受信装置であり、
    災害情報を受信する受信手段と、当該受信手段による災害情報の受信に応じて災害情報を報知する報知手段と、第1の発光部と、第2の発光部を有し前記第1の発光部のオン/オフを指示する為のキーと、制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記受信手段が災害情報を受信すると前記報知手段により災害情報を報知させ、当該災害情報の報知中又は報知後に前記第2の発光部を点灯又は点滅させ、当該第2の発光部の点灯又は点滅中に前記キー操作があると、前記第1の発光部を点灯又は消灯させるよう制御することを特徴とする災害情報受信装置。
  8. 請求項7に記載の災害情報受信装置であり、
    前記制御手段は、前記第1の発光部を点灯中に前記受信手段が災害情報を受信したと判定すると、前記報知手段により災害情報を報知させることを特徴とする災害情報受信装置。
  9. 請求項8に記載の災害情報受信装置であり、
    前記制御手段は、前記報知手段による災害情報の報知中は前記第1の発光部の発光を維持させることを特徴とする災害情報受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103629550A (zh) * 2013-06-03 2014-03-12 王庆江 具有地震海啸预警报警功能的手电筒

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