JP4911273B2 - Ip電話機および制御プログラム - Google Patents

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この発明は、IP電話機、特にその保留時を考慮したIP電話機およびその制御プログラムに関する。
IP(Internet Protocol)技術を利用したIP電話システムにおいては、図4にも示すように、IP電話機A、B、C、・・・がIPネットワークに接続され、各IP電話機の間の通話がIPネットワークを通じて実現されるものである。
図5は、そのようなIP電話システムにおける保留開始時および保留解除時のシーケンスを示す。すなわち、図5の上部に示すように、例えばIP電話機A、Bが通話モードにあり、IP電話機AとIP電話機Bとの間で通話が行われているとする。すると、この状態では、符号(1)により示すように、通話の音声データがパケット化され、このパケットがRTP(Real-time Transport Protocol)によりIP電話機AとIP電話機Bとの間で送受信されて双方向の通話が実現されている。
この通話中の任意の時点に、符号(2)により示すように、例えばIP電話機Aで保留の操作をすると、符号(3)により示すように、IP電話機AはIP電話機Bに保留状態開始を示す制御情報パケットを送信する。IP電話機Bは、この制御情報パケットを受信すると、符号(4)により示すように、応答を示す制御情報パケットをIP電話機Aに送信するとともに、通話モードから被保留モードに遷移する。
そして、IP電話機Aは、IP電話機Bからの応答の制御情報パケットを受信すると、通話モードから保留モードに遷移するとともに、符号(5)により示すように、以後、保留音のパケットをIP電話機Bに連続して送信する。したがって、IP電話機Bの受話器からは、IP電話機Aからの保留音が聞こえることになる。こうして、IP電話機A、Bは保留状態となる。
しかし、この保留中の任意の時点に、符号(6)により示すように、IP電話機Aで保留解除の操作をすると、符号(7)により示すように、IP電話機AはIP電話機Bに保留状態解除を示す制御情報パケットを送信する。IP電話機Bは、この制御情報パケットを受信すると、符号(8)により示すように、IP電話機Aに応答を示す制御情報パケットを送信するとともに、被保留モードから通話モードに復帰する。
また、IP電話機Aは、IP電話機Bからの応答の制御情報パケット受信すると、保留音のパケットの送信を停止して保留モードから通話モードに復帰する。したがって、IP電話機A、Bの保留状態は解除され、符号(9)により示すように、以後、音声のパケットが送受信されるようになり、再び双方向の通話ができるようになる。
なお、符号(5)により示すように、保留中に、IP電話機AからIP電話機Bに保留音のパケットを連続して送信すると、IPネットワークのトラフィックが増大する。そこで、保留中、IP電話機Aは保留音のパケットを送信しないで、IP電話機Bが自機内で保留音のデータを形成して保留音を出力するようにしたIP電話システムもある。
また、そのような技術を示す文献として例えば以下のものがある。
特開2002−209025号公報
ところが、上述のような保留処理および保留解除の処理を行うIP電話システムでは、次のようなトラブルを生じてしまう。すなわち、図6は、相手のIP電話機のモードにかかわらず、自機の保留操作を優先させる制御方式の場合のシーケンスを示す。
そして、図6に符号(1)〜(5)により示すように、IP電話機Aで保留の操作をしたので、IP電話機A、Bが保留中であり、IP電話機AからIP電話機Bに保留音のデータが送信されているとする(ここまでは、図5の(1)〜(5)と同じ)。
この状態で、符号(11)により示すように、IP電話機Bで保留の操作をすると、(2)以降と同様、符号(12)により示すように、IP電話機BはIP電話機Aに保留状態開始を示す制御情報パケットを送信する。IP電話機Aは、この制御情報パケットを受信すると、符号(13)により示すように、応答を示す制御情報パケットをIP電話機Bに送信する。しかし、このとき、IP電話機Aは保留モードであり、この保留モードが優先するので、被保留モードに遷移することなく、そのまま保留モードを続ける。
一方、IP電話機Bは、符号(13)により示す応答の制御情報パケット受信すると、被保留モードから保留モードに遷移するとともに、符号(14)により示すように、以後、保留音のパケットをIP電話機Aに連続して送信する。
しかし、このとき、IP電話機Aは保留中なので、IP電話機Aに到達した保留音のパケットは、IP電話機Aにおいて破棄される。また、IP電話機Bも保留中なので、IP電話機Bに到達した保留音のパケットもIP電話機Bにおいて破棄される。つまり、両方のIP電話機A、Bが保留モードであって保留音が不要であるにもかかわらず、IP電話機Aからの保留音のパケットと、IP電話機Bからの保留音のパケットとが、IPネットワークを流れることになり、IPネットワークのトラフィックを意味もなく増大させてしまう。
さらに、この状態にあるとき、符号(15)により示すように、IP電話機Aで保留解除の操作をすると、符号(16)により示すように、IP電話機AはIP電話機Bに保留状態解除を示す制御情報パケットを送信する。IP電話機Bは、この制御情報パケットを受信すると、符号(17)により示すように、IP電話機Aに応答を示す制御情報パケットを送信する。しかし、このとき、IP電話機Bは保留モードであり、この保留モードが優先するので、通話モードに復帰することなく、そのまま保留モードを続ける。
そして、IP電話機Aは、符号(17)により示す応答の制御情報パケット受信すると、保留音のパケットの送信を停止して保留モードから通話モードに復帰する。したがって、IP電話機Aの使用者は、符号(18)により示すように、符号(14)の時点から連続して送信されている保留音を聞くことになる。また、このとき、符号(19)により示すように、IP電話機Aの使用者がIP電話機Bの相手に話しかけても、IP電話機Bは保留モードなので、符号(19により示すように、IP電話機AからIP電話機Bに到達した音声のパケットはIP電話機Bにおいて破棄され、相手には達しない。
したがって、図6の場合には、すなわち、相手のIP電話機のモードにかかわらず、自機の保留操作を優先させる制御方式の場合には、自機で保留にしたにもかかわらず、自機では保留を解除できないことになる。
一方、図7は、相手のIP電話機のモードにしたがって自機のモードを変更する制御方式の場合のシーケンスを示す。そして、図7に符号(1)〜(5)により示すように、IP電話機Aで保留の操作をしたので、IP電話機A、Bが保留中であり、IP電話機AからIP電話機Bに保留音のデータが送信されているとする(ここまでは、図5の(1)〜(5)と同じ)。
この状態で、符号(21)により示すように、IP電話機Bで保留の操作をすると、(2)以降と同様、符号(22)により示すように、IP電話機BはIP電話機Aに保留状態開始を示す制御情報パケットを送信する。IP電話機Aは、この制御情報パケットを受信すると、符号(23)により示すように、応答を示す制御情報パケットをIP電話機Bに送信するとともに、保留モードから被保留モードに遷移する。
また、IP電話機Bは、符号(23)により示す応答の制御情報パケットを受信すると、被保留モードから保留モードに遷移するとともに、符号(24)により示すように、以後、保留音のパケットをIP電話機Aに連続して送信する。
この状態では、IP電話機Aは被保留モードなので、IP電話機Aで保留解除の操作をしてもIP電話機Bとの間の通話が再開することはできない。つまり、IP電話機Aで保留の操作をしたにもかかわらずIP電話機Aはその保留を解除できない。
さらに、この状態にあるとき、符号(25)により示すように、IP電話機Bで保留解除の操作をすると、符号(26)により示すように、IP電話機BはIP電話機Aに保留状態解除を示す制御情報パケットを送信する。IP電話機Aは、この制御情報パケットを受信すると、符号(27)により示すように、IP電話機Bに応答を示す制御情報パケットを送信するとともに、被保留モードから通話モードに復帰する。また、IP電話機Bは、符号(27)により示す応答の制御情報パケット受信すると、保留音のパケットの送信を停止して保留モードから通話モードに復帰する。
したがって、この場合には、両方のIP電話機A、Bが通話モードとなっているので、符号(28)により示すように、IP電話機AとIP電話機Bとの間で音声データの送受信が可能となり、IP電話機Aの使用者がIP電話機Aで保留の操作をしたにもかかわらず、IP電話機Bの使用者は、IP電話機Aの送話器の集音した音声などを聞くことができてしまう。つまり、図7の場合には、すなわち、相手のIP電話機のモードにしたがって自機のモードを変更する制御方式の場合には、自機で保留の操作をしても、その保留を相手機により解除できてしまう。
以上のトラブル、すなわち、図6の場合であれば、IP電話機Aの使用者が保留にしたにもかかわらず、IP電話機Aでは保留を解除できないこと、図7の場合であれば、IP電話機Aで保留の操作をしても、その保留をIP電話機Bにより解除されてしまうことは、保留中、IP電話機Aは保留音のパケットを送信しないで、IP電話機Bが自機内で保留音のデータを形成して保留音を出力するようにしたIP電話システムにおいても、同様に起きてしまう。
この発明は、以上のような問題点を解決しようとするものである。
この発明においては、
IPネットワークを通じて接続されるIP電話機において、
通話モード中に保留操作を検出したとき、通話相手のIP電話機に保留開始を指示するデータを送信する送信手段と、
上記通話モード中に上記保留操作を検出したとき、上記通話モードから保留モードへ移行させる移行手段と、
上記保留モード中に上記保留開始を指示するデータを受信したとき、拒否応答を返送する制御手段と
を有するIP電話機
とするものである。
この発明によれば、IP電話機が被保留モードの場合に保留の操作がされても、これが無効とされ、トラブルを避けることができる。
図1において、符号30は、この発明によるIP電話機の一例を示し、符号40はIPネットワークを示す。
IP電話機30は、受話器31、送話器32、音声処理回路33、通信処理回路34およびシステム制御回路35を有する。この場合、音声処理回路33は、図示はしないが、D/Aコンバータ回路やA/Dコンバータ回路などを有し、相手のIP電話機から送られてきたデジタル音声データをアナログ音声信号に変換して受話器31に供給するとともに、送話器32から出力されるアナログ音声信号をデジタル音声データに変換して出力する。
また、通信処理回路34は、IPネットワーク40を通じて相手のIP電話機から送信されてきたパケットを受信するとともに、この受信したパケットから音声データや制御情報を取り出し、この取り出した音声データは音声処理回路33に出力し、制御情報は制御回路35に出力する。さらに、通信処理回路34は、音声処理回路33から出力される音声データや制御回路35から出力される制御情報をパケット化し、そのパケットをIPネットワーク40を通じて相手のIP電話機へと送信する。
そして、制御回路35は、例えばマイクロコンピュータにより構成され、保留ボタン、ダイヤルボタンなどの各種の操作ボタン(操作キー)36が接続される。また、制御回路35には、着信を告げるリンガ音を出力したり、操作ボタン36の操作ミスなどを告げるエラー音を出力したりするスピーカ37も接続される。なお、操作ボタン36のうち、ボタン36Hは保留ボタンである。
また、制御回路35と通信処理回路34との間で、相手との接続や通話などに必要な制御情報がやりとりされるとともに、保留モードのときには、保留音のデータが制御回路35により形成されて通信処理回路34に供給される。
さらに、制御回路35は、これを構成するマイクロコンピュータが実行する各種の処理ルーチンを有するが、その処理ルーチンの一部として、例えば図2に示すシーケンスを実行するルーチンが用意される。図2に示すシーケンスは、上述したトラブルを解決するためのものであり、その詳細については後述する。
また、IPネットワーク40は、例えば企業内に構築されたネットワークであり、あるいはインターネットなどの他のネットワークを含んだネットワークである。そして、このIPネットワーク40に、複数のIP電話機30が接続されている。なお、以下の説明においては、IP電話機30を区別する必要があるときには、IP電話機30のそれぞれをIP電話機30A、30B、30C、・・・とする。
このような構成において、図2の上部に示すように、例えばIP電話機30A、30Bが通話モードにあり、IP電話機30AとIP電話機30Bとの間で通話が行われているとする。すると、この状態では、符号(1)により示すように、通話の音声データがパケット化され、このパケットがRTPによりIP電話機30AとIP電話機30Bとの間で送受信されて双方向の通話が実現されている。
この通話中の任意の時点に、符号(2)により示すように、例えばIP電話機30Aで保留の操作をすると、符号(3)により示すように、IP電話機30AはIP電話機30Bに保留状態開始を示す制御情報パケットを送信する。IP電話機30Bは、この制御情報パケットを受信すると、符号(4)により示すように、応答を示す制御情報パケットをIP電話機30Aに送信するとともに、通話モードから被保留モードに遷移する(ここまでは、図5の(1)〜(4)と同じ)。
ただし、この場合、IP電話機30Bは、通話モードから被保留モードに遷移した直後に、符号(51)により示すように、保留操作を無効とする状態に入る。すなわち、IP電話機30Bの保留ボタン36Hを操作しても、この保留ボタン36Hの出力を無視する状態となる。
そして、IP電話機30Aは、符号(4)により示す応答の制御情報パケット受信すると、通話モードから保留モードに遷移するとともに、符号(5)により示すように、以後、保留音のパケットをIP電話機30Bに連続して送信する。したがって、IP電話機30Bの受話器からは、IP電話機30Aからの保留音が聞こえることになる。
こうして、IP電話機30A、30Bは保留状態となる。そして、この保留状態では、符号(51)により示すように、IP電話機30Bは保留操作を無効とする状態となっているので、符号(11)により示すように、IP電話機30Bの保留ボタン36Hを操作しても、IP電話機30Bは被保留モードを維持する。また、符号(52)により示すように、保留ボタン36Hが操作されたとき、スピーカ37からエラー音を出力する。
そして、この保留中の任意の時点に、符号(6)により示すように、IP電話機30Aで保留解除の操作をすると、符号(7)により示すように、IP電話機30AはIP電話機30Bに保留状態解除を示す制御情報パケットを送信する。IP電話機30Bは、この制御情報パケットを受信すると、符号(8)により示すように、IP電話機30Aに応答を示す制御情報パケットを送信するとともに、被保留モードから通話モードに復帰する(符号(6)の保留の解除の操作からここまでは、図5の処理と同じ)。
ただし、この場合、IP電話機30Bは、被保留モードから通話モードに復帰する直前に、符号(53)により示すように、保留操作を有効とする状態に戻る。
そして、IP電話機30Aは、符号(8)により示す応答の制御情報パケット受信すると、保留音のパケットの送信を停止して保留モードから通話モードに復帰する。したがって、両方のIP電話機30A、30Bが通話モードに復帰したので、符号(9)により示すように、以後、音声のパケットが送受信されるようになり、再び双方向の通話ができるようになる。
そして、このとき、符号(53)により示すように、IP電話機30Bは、被保留モードから通話モードに復帰する直前に、保留操作を有効とする状態に戻っている。したがって、符号(9)により示す音声での通話モードのとき、IP電話機30Bの保留ボタン36Hを操作すれば、(2)以降と同様、IP電話機30Bは保留モードに遷移するとともに、IP電話機30Aは被保留モードに遷移し、IP電話機30A、30Bは保留状態となる。
こうして、IP電話機30Bは、被保留モードの期間中は自機における保留操作を無効とする状態にある。したがって、図6の場合のように、IP電話機30Aの使用者が保留にしたにもかかわらず、IP電話機30Aでは保留を解除できなくなることがない。あるいは図7の場合のように、IP電話機30Aで保留の操作をしても、その保留がIP電話機Bにより解除されてしまうことがない。
図3は、制御回路35により保留時に実行されるシーケンスの他の例を示す。すなわち、図3に符号(1)〜(5)により示すように、通話中に、IP電話機30Aで保留の操作をしたので、IP電話機30A、30Bが保留中であり、IP電話機30AからIP電話機30Bに保留音のデータが供給されて送信されているとする。
そして、この状態で、符号(11)により示すように、IP電話機30Bで保留の操作をすると、図5の場合と同様、符号(12)により示すように、IP電話機30BはIP電話機30Aに保留状態開始を示す制御情報パケットを送信する。
ここまでの処理は、図6の符号(12)までの処理と同じであるが、図3の処理の場合には、IP電話機30Aは、符号(12)により示す保留状態開始の制御情報パケット受信すると、自身の現在の動作モードをチェックする。そして、この場合、IP電話機30Aは保留モードなので、符号(61)により示すように、保留の拒否応答を示す制御情報パケットをIP電話機30Bに送信する。また、IP電話機30Aは保留モードを続行する。
すると、IP電話機30Bにおいては、符号(61)により示す拒否応答が返送されてきたので、保留モードへの遷移を実行しないで、このときの被保留モードを保持する。また、拒否応答が返送されてきたとき、符号(62)により示すように、スピーカ37からエラー音を出力する。こうして、IP電話機30Aは保留モードを保持するとともに、IP電話機30Bは被保留モードを保持し、IP電話機30A、30Bは保留状態を続ける。
そして、この保留中の任意の時点に、符号(6)により示すように、IP電話機30Aで保留解除の操作をすると、以後、図5の処理と同様、符号(7)により示すように、IP電話機30AはIP電話機30Bに保留状態解除を示す制御情報パケットを送信する。また、IP電話機30Bは、この制御情報パケットを受信すると、符号(8)により示すように、IP電話機30Aに応答を示す制御情報パケットを送信するとともに、被保留モードから通話モードに復帰する。
さらに、IP電話機30Aは、IP電話機30Bからの応答の制御情報パケット受信すると、保留音のパケットの送信を停止して保留モードから通話モードに復帰する。したがって、IP電話機30A、30Bの保留状態は解除され、符号(9)により示すように、以後、音声のパケットが送受信されるようになり、再び双方向の通話ができるようになる。
なお、符号(12)により示す保留状態開始の制御情報パケット受信したので、自身の現在の動作モードをチェックした場合に、IP電話機30Aが通話モードのときには、その保留状態開始の指示を有効とし、(4)以降と同様、IP電話機30Aは被保留モードに遷移し、IP電話機30Bは保留モードに遷移する。
こうして、IP電話機30Aは、保留モードの期間中に保留状態開始の指示を受信しても、これを拒否する。したがって、図6の場合のように、IP電話機30Aの使用者が保留にしたにもかかわらず、IP電話機30Aでは保留を解除できなくなることがない。あるいは図7の場合のように、IP電話機30Aで保留の操作をしても、その保留がIP電話機Bにより解除されてしまうことがない。
なお、図2のシーケンスにおいて、符号(51)、(53)により示す処理を実行する代わりに、保留の操作がされた場合、自機が被保留モードであるかどうかを判別し、被保留モードのときには、その保留の操作を無視し、通話モードのときには、その保留の操作を有効とすることもできる。
また、上述のIP電話システムにおいては、保留中、保留モードのIP電話機から被保留モードのIP電話機に保留音のデータを送信しているが、保留モードのIP電話機は保留音のパケットを送信しないで、被保留モードのIP電話機が自機内で保留音のデータを形成して保留音を出力するようにしたIP電話システムにも、この発明を適用することができる。
さらに、上述においては、IP電話機が被保留モードにあるときに保留操作をすると、エラー音が出力されるとしたが、LED(Light Emitting Diode)などを点滅あるいは点灯させたり、電話番号などを表示するディスプレイにエラーメッセージなどを表示させたりして、可視光により保留操作のできないことを使用者に報知することもできる。
また、1台のIP電話機30が、図2に示すシーケンスと、図3に示すシーケンスとに対応できるようにしてもおき、IP電話機30の仕向地などに応じて一方のシーケンスを実行するようにしてもよい。
この発明の一形態を示す系統図である。 この発明における処理内容の一形態を示すシーケンス図である。 この発明における処理内容の他の形態を示すシーケンス図である。 IP電話システムを示す系統図である。 IP電話システムにおける保留時の処理内容を示すシーケンス図である。 この発明を説明するためのシーケンス図である。 この発明を説明するためのシーケンス図である。
符号の説明
30(30A、30B、・・・)…IP電話機、31…受話器、32…送話器、33…音声処理回路、34…通信処理回路、35…システム制御回路、36…操作ボタン、36H…保留ボタン、37…スピーカ、40…IPネットワーク

Claims (2)

  1. IPネットワークを通じて接続されるIP電話機において、
    通話モード中に保留操作を検出したとき、通話相手のIP電話機に保留開始を指示するデータを送信する送信手段と、
    上記通話モード中に上記保留操作を検出したとき、上記通話モードから保留モードへ移行させる移行手段と、
    上記保留モード中に上記保留開始を指示するデータを受信したとき、拒否応答を返送する制御手段と
    を有するIP電話機。
  2. IPネットワークを通じて接続されるIP電話機が備えるコンピュータを、
    通話モード中に保留操作を検出したとき、通話相手のIP電話機に保留開始を指示するデータを送信する送信手段、
    上記通話モード中に上記保留操作を検出したとき、上記通話モードから保留モードへ移行させる移行手段、
    上記保留モード中に上記保留開始を指示するデータを受信したとき、拒否応答を返送する制御手段、
    として機能させるための制御プログラム。
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