JP6021663B2 - 音声呼の確立と同時に、相手方端末におけるコードを確認する方法及びシステム - Google Patents

音声呼の確立と同時に、相手方端末におけるコードを確認する方法及びシステム Download PDF

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本発明は、例えばサポートセンタ側のオペレータが、カスタマ側のユーザによって操作される端末における遠隔操作に必要な情報を認識するための技術に関する。
古くは、ファクシミリ装置やパーソナルコンピュータのような通信端末について、DTMF(Dual Tone Multi-Frequency)信号を音声回線を介して送受信する技術がある。この技術によれば、制御コードをDTMF信号に変換することによって、音声回線を介した遠隔操作を可能とする(例えば特許文献1参照)。DTMF信号を受信した通信端末は、そのDTMF信号から抽出した制御コードに基づいて、遠隔被制御アプリケーションの実行を制御する。但し、この技術によれば、通信端末は、音声回線の受信処理部について、DTMF信号のみを抽出する処理機能部を特別に必要とする。
DTMF信号とは、例えばトーン(プッシュ)方式の電話機で、各ボタンに割り当てられた信号音である。これは、1つのボタンに対して、2種類の周波数の音が発信されるようになっている。一般に、高音系4種類と低音系4種類からそれぞれ1音ずつが組み合わされる。即ち、各英数字を音声信号として表現することができる。DTMF信号を受信した通信端末は、この信号音に基づいて英数字に変換することができる。
一方で、通信端末が、音声回線の通信処理部に何ら工夫を備えることなく、DTMF信号に基づく遠隔操作を受け付ける技術がある(例えば特許文献2参照)。この技術によれば、通信端末は、音声回線を介して受信された音声信号をそのまま通常どおり、スピーカから発声させる。勿論、その音声信号には、DTMF信号も含まれている。このとき、例えば端末のユーザの耳には、スピーカから「ピ」「ポ」「パ」・・・が聞こえることとなる。そして、その音声信号は、マイクによって受信される。通信端末は、その音声信号をデジタル信号に変換し、その中からDTMF信号を抽出し、そのDTMF信号の周波数に対応する英数字を認識する。この技術によれば、マイクによって受信された音声信号を解析するのみであるので、アプリケーションをインストールするだけで、ハードウェア的に実装することなく、遠隔操作を実現することができる。
また、他の従来技術として、端末間で電話網を介して送受信可能なショートメッセージを、音声帯域内で、DTMF信号又はFSK(Frequency Shift Keying)オフフックシグナリングを用いて伝送する技術がある(例えば特許文献3参照)。この技術によれば、送信元端末は、ショートメッセージが入力された際、ショートメッセージフォーマットを構成し、ショートメッセージサービスセンタとの間で通信を確立する。そして、送信元端末は、そのショートメッセージフォーマットを、物理層のFSKオフフックシグナリングを介して、音声帯域内でセンタへ送信する。そのセンタは、相手方端末へそのショートメッセージを転送する。
特開平6−37962号公報 特開2000−196768号公報 特開2012−75170号公報
睡人亭、「文字コード入門」、[online]、[平成24年12月5日検索]、インターネット<URL:http://www.shuiren.org/chuden/teach/code/main3.htm>
特許文献1〜3に記載の技術はいずれも、一方の端末から他方の端末を遠隔操作するものである。しかしながら、サポートセンタ側のオペレータは、ユーザ操作の端末がそもそも、遠隔操作に対応したハードウェア又はソフトウェアを搭載しているか否かを認識することができない。そのために、オペレータは、電話による会話の中でユーザに対して、遠隔操作可能か否かを問い合わせる必要がある。ユーザは、オペレータの指示に応じて端末を操作し、遠隔操作可能か否かを伝える必要がある。このような対応は、ユーザサポートの観点から好ましいことではない。
また、近年、通信端末としてスマートフォンの利用の増大によって、この問題が顕著になってきている。スマートフォンは、代表的にAndroid(登録商標)やiOS(登録商標)のようなOS(Operating System)をハードウェアと密接に関連させて実現されている。特に、多種多様なハードウェアやソフトウェアが搭載されているために、ユーザ自身に、それらのバージョンコードを確認させることは、ユーザサポートの観点から更に好ましいことではない。
勿論、特許文献3に記載された技術のように、ショートメッセージにコードを埋め込んで確認することもできるが、ショートメッセージ用のサーバが必要であると共に、リアルタイム性を必要とする遠隔操作をすることはできない。
発明者らは、本来、サポートセンタ側のオペレータとしては、ユーザからの電話の問い合わせがあった際に、その時点で、当該ユーザによって操作させる端末における所定のバージョンコードを認識することができることが好ましいと考えた。オペレータとしては、直ぐに、ユーザに対して取り得る対策が可能となるからである。オペレータとしては、遠隔操作が可能であれば、その会話中にユーザの端末を直ぐに制御したい場合もある。
そこで、本発明は、ソフトウェア的なアプリケーションのインストールのみで、音声呼の確立と同時に、相手方端末のコードを確認することができる方法及びシステムを提供することを目的とする。
本発明によれば、第1の端末と第2の端末とサービスサーバとが通信可能なシステムにおけるコード確認方法であって、
第2の端末とサービスサーバとの間で音声呼が確立される第1のステップと、
第2の端末が、サービスサーバへ、当該第2の端末に搭載された所定のハードウェア又はソフトウェアに付与されたコードに基づくトーン信号系列を送信する第2のステップと、
サービスサーバが、受信したトーン信号系列からコードを検知し、当該コードと、第2の端末の電話番号とを対応付けて記憶する第3のステップと、
第1の端末と第2の端末との間で音声呼が確立される第4のステップと、
第1の端末とサービスサーバとの間で音声呼が確立される第5のステップと、
第1の端末が、サービスサーバへ、第2の端末の電話番号に基づくトーン信号系列を送信する第6のステップと、
サービスサーバが、受信したトーン信号系列から電話番号を検知し、先に記憶された当該電話番号に対応するコードを検索し、当該コードに基づくトーン信号系列を第1の端末へ返信する第7のステップと
第1の端末は、受信したトーン信号系列からコードを検知する第8のステップと
を有することを特徴とする。
本発明によれば、第1の端末と第2の端末とサービスサーバとが通信可能なシステムにおけるコード確認方法であって、
第2の端末とサービスサーバとの間でセッションが確立される第1のステップと、
第2の端末が、サービスサーバへ、当該第2の端末に搭載された所定のハードウェア又はソフトウェアに付与されたコードと、当該第2の端末の電話番号とを含むパケットを送信する第2のステップと、
サービスサーバが、受信したパケットに含まれるコードを検知し、当該コードと、第2の端末の電話番号とを対応付けて記憶する第3のステップと、
第1の端末と第2の端末との間で音声呼が確立される第4のステップと、
第1の端末とサービスサーバとの間で音声呼が確立される第5のステップと、
第1の端末が、サービスサーバへ、第2の端末の電話番号に基づくトーン信号系列を送信する第6のステップと、
サービスサーバが、受信したトーン信号系列から電話番号を検知し、先に記憶された当該電話番号に対応するコードを検索し、当該コードに基づくトーン信号系列を第1の端末へ返信する第7のステップと、
第1の端末は、受信したトーン信号系列からコードを検知する第8のステップと
を有することを特徴とする。
本発明によれば、第1の端末と第2の端末とサービスサーバとが通信可能なシステムにおけるコード確認方法であって、
第2の端末とサービスサーバとの間で音声呼が確立される第1のステップと、
第2の端末が、サービスサーバへ、1つ以上の文字からなるコードに基づくトーン信号系列を送信する第2のステップと、
サービスサーバが、受信したトーン信号系列からコードを検知し、当該コードと、第2の端末の電話番号とを対応付けて記憶する第3のステップと、
第1の端末と第2の端末との間で音声呼が確立される第4のステップと、
第1の端末とサービスサーバとの間でセッションが確立される第5のステップと、
第1の端末が、サービスサーバへ、第2の端末の電話番号を含むパケットを送信する第6のステップと、
サービスサーバが、受信したパケットに含まれる電話番号を検知し、先に記憶された当該電話番号に対応するコードを検索し、当該コードを含むパケットを第1の端末へ返信する第7のステップと、
第1の端末は、受信したパケットに含まれるコードを検知する第8のステップと
を有することを特徴とする。
本発明によれば、第1の端末と第2の端末とサービスサーバとが通信可能なシステムにおけるコード確認方法であって、
第2の端末とサービスサーバとの間でセッションが確立される第1のステップと、
第2の端末が、サービスサーバへ、当該第2の端末に搭載された所定のハードウェア又はソフトウェアに付与されたコードと、当該第2の端末の電話番号とを含むパケットを送信する第2のステップと、
サービスサーバが、受信したパケットに含まれるコードを検知し、当該コードと、第2の端末の電話番号とを対応付けて記憶する第3のステップと、
第1の端末と第2の端末との間で音声呼が確立される第4のステップと、
第1の端末とサービスサーバとの間でセッションが確立される第5のステップと、
第1の端末が、サービスサーバへ、第2の端末の電話番号を含むパケットを送信する第6のステップと、
サービスサーバが、受信したパケットに含まれる電話番号を検知し、先に記憶された当該電話番号に対応するコードを検索し、当該コードを含むパケットを第1の端末へ返信する第7のステップと、
第1の端末は、受信したパケットに含まれるコードを検知する第8のステップと
を有することを特徴とする。
本発明のコード確認方法における他の実施形態によれば、
トーン信号系列は、DTMF(Dual Tone Multi-Frequency)信号であり、
DTMF信号は、信号送出時間とポーズ時間とからなる周期時間毎に1つの文字を割り当てて送信するものであることも好ましい。
本発明のコード確認方法における他の実施形態によれば、
第4のステップについて、第1の端末は、第2の端末との間の音声呼を保留し、
第8のステップについて、第1の端末は、第2の端末との間の音声呼の保留を解除することも好ましい。
本発明によれば、第1の端末と第2の端末とサービスサーバとが通信可能なコード確認システムであって、
第2の端末は、
サービスサーバ又は第1の端末との間で音声呼を確立する音声呼確立手段と、
音声呼が確立したサービスサーバへ、当該第2の端末に搭載された所定のハードウェア又はソフトウェアに付与されたコードに基づくトーン信号系列を送信するコード送信手段とを有し、
サービスサーバは、
第1の端末又は第2の端末との間で音声呼を確立する音声呼確立手段と、
第2の端末から受信したトーン信号系列からコードを検知するコード検知手段と、
検知された当該コードと、第2の端末の電話番号とを対応付けて記憶するコード記憶手段と、
第1の端末から受信したトーン信号系列から電話番号を検知する電話番号検知手段と、
先に記憶された、第1の端末から受信した当該電話番号に対応するコードを検索し、当該コードに基づくトーン信号系列を第1の端末へ返信するコード返信手段とを有し、
第1の端末は、
第2の端末又はサービスサーバとの間で音声呼を確立する音声呼確立手段と、
音声呼が確立された後、サービスサーバへ、第2の端末の電話番号に基づくトーン信号系列を送信する電話番号送信手段と、
サービスサーバから受信したトーン信号系列からコードを検知するコード検知手段と
ことを特徴とする。
本発明によれば、第1の端末と第2の端末とサービスサーバとが通信可能なコード確認システムであって、
第2の端末は、
サービスサーバとの間でセッションを確立するセッション確立手段と、
第1の端末との間で音声呼を確立する音声呼確立手段と、
セッションが確立したサービスサーバへ、当該第2の端末に搭載された所定のハードウェア又はソフトウェアに付与されたコードと、当該第2の端末の電話番号とを含むパケットを送信するコード送信手段とを有し、
サービスサーバは、
第2の端末との間でセッションを確立するセッション確立手段と、
第1の端末との間で音声呼を確立する音声呼確立手段と、
第2の端末から受信したパケットに含まれるコードを検知するコード検知手段と、
検知された当該コードと、第2の端末の電話番号とを対応付けて記憶するコード記憶手段と、
第1の端末から受信したトーン信号系列から電話番号を検知する電話番号検知手段と、
先に記憶された、第1の端末から受信した当該電話番号に対応するコードを検索し、当該コードに基づくトーン信号系列を第1の端末へ返信するコード返信手段とを有し、
第1の端末は、
第2の端末又はサービスサーバとの間で音声呼を確立する音声呼確立手段と、
音声呼が確立された後、サービスサーバへ、第2の端末の電話番号に基づくトーン信号系列を送信する電話番号送信手段と、
サービスサーバから受信したトーン信号系列からコードを検知するコード検知手段と
ことを特徴とする。
本発明によれば、第1の端末と第2の端末とサービスサーバとが通信可能なコード確認システムであって、
第2の端末は、
サービスサーバ又は第1の端末との間で音声呼を確立する音声呼確立手段と、
音声呼が確立したサービスサーバへ、当該第2の端末に搭載された所定のハードウェア又はソフトウェアに付与されたコードに基づくトーン信号系列を送信するコード送信手段とを有し、
サービスサーバは、
第1の端末との間でセッションを確立するセッション確立手段と、
第2の端末との間で音声呼を確立する音声呼確立手段と、
第2の端末から受信したトーン信号系列からコードを検知するコード検知手段と、
検知された当該コードと、第2の端末の電話番号とを対応付けて記憶するコード記憶手段と、
第1の端末から受信したパケットから電話番号を検知する電話番号検知手段と、
先に記憶された、第1の端末から受信した当該電話番号に対応するコードを検索し、当該コードを含むパケットを第1の端末へ返信するコード返信手段とを有し、
第1の端末は、
サービスサーバとの間でセッションを確立するセッション確立手段と、
第2の端末との間で音声呼を確立する音声呼確立手段と、
音声呼が確立された後、サービスサーバへ、第2の端末の電話番号を含むパケットを送信する電話番号送信手段と、
サービスサーバから受信したパケットに含まれるコードを検知するコード検知手段と
ことを特徴とする。
本発明によれば、第1の端末と第2の端末とサービスサーバとが通信可能なコード確認システムであって、
第2の端末は、
サービスサーバとの間でセッションを確立するセッション確立手段と、
第1の端末との間で音声呼を確立する音声呼確立手段と、
セッションが確立したサービスサーバへ、当該第2の端末に搭載された所定のハードウェア又はソフトウェアに付与されたコードと、当該第2の端末の電話番号とを含むパケットを送信するコード送信手段とを有し、
サービスサーバは、
第1の端末又は第2の端末との間でセッションを確立するセッション確立手段と、
第2の端末との間で音声呼を確立する音声呼確立手段と、
第2の端末から受信したパケットに含まれるコードを検知するコード検知手段と、
検知された当該コードと、第2の端末の電話番号とを対応付けて記憶するコード記憶手段と、
第1の端末から受信したパケットに含まれる電話番号を検知する電話番号検知手段と、
先に記憶された、第1の端末から受信した当該電話番号に対応するコードを検索し、当該コードを含むパケットを第1の端末へ返信するコード返信手段とを有し、
第1の端末は、
サービスサーバとの間でセッションを確立するセッション確立手段と、
第2の端末との間で音声呼を確立する音声呼確立手段と、
音声呼が確立された後、サービスサーバへ、第2の端末の電話番号を含むパケットを送信する電話番号送信手段と、
サービスサーバから受信したパケットに含まれるコードを検知するコード検知手段と
ことを特徴とする。
本発明のコード確認システムにおける他の実施形態によれば、
トーン信号系列は、DTMF信号であり、
DTMF信号は、信号送出時間とポーズ時間とからなる周期時間毎に1つの文字を割り当てて送信するものであることも好ましい。
本発明のコード確認システムにおける他の実施形態によれば、
第1の端末は、
第2の端末との間で確立された音声呼を保留する音声呼保留手段と、
第2の端末との間の音声呼の保留を解除する音声呼保留解除手段と
を更に有することも好ましい。
本発明の方法及びシステムによれば、ソフトウェア的なアプリケーションのインストールのみで、音声呼の確立と同時に、相手方端末のコードを確認することができる。
本発明におけるシステム構成図である。 本発明の第1の実施形態に基づくシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態に基づくシーケンス図である。 本発明の第3の実施形態に基づくシーケンス図である。 本発明の第4の実施形態に基づくシーケンス図である。 本発明における端末及びサービスサーバの機能構成図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明におけるシステム構成図である。
図1のシステムによれば、端末1及び端末2はそれぞれ、電話網(例えば携帯電話網や固定電話網)とパケット網(例えばアクセスネットワークを介して接続されるインターネット)とのいずれか又は両方に接続されている。端末1と端末2との間では、音声呼を確立することができ、ユーザ同士で音声による会話をすることができる。以下では、端末1は、制御側にあって、例えばサポートセンタ側のオペレータによって操作されるとする。一方で、端末2は、被制御側にあって、例えばカスタマ側のユーザによって操作されるとする。
近年、携帯電話機やスマートフォンにおける端末は、複数の通信インタフェースを搭載し、用途に応じて使い分けることができる。具体的には、ユーザ同士が互いに会話する音声通話の場合、できる限り遅延が小さい電話網(例えば3Gネットワーク)を用いるのが好ましい。一方で、Webサーバの閲覧のようなパケット通信(例えば無線LANやWiMAXをアクセスネットワークとして接続するインターネット)の場合、通信コストが低いパケット網を用いるのが好ましい。電話網の場合、アナログ信号帯域を用いて音声信号を送受信するのに対し、パケット網の場合、デジタル信号帯域を用いてパケットを送受信するが、VoIP(Voice over Internet Protocol)を用いることによって音声通話も可能となる。
本発明によれば、端末1のオペレータは、音声呼の確立と同時に、端末2における所定のコードを確認することができる。確認対象となる「コード」とは、例えば相手方の端末2に搭載された所定のハードウェア又はソフトウェアにおけるバージョンコードである。端末1を操作するオペレータは、相手方の端末2における所定のバージョンコードを予め認識することによって、その後のサポート指示や遠隔操作制御における対策が異なるためである。
また、図1のシステムによれば、電話網及びパケット網に、サービスサーバ3が接続されている。本発明によれば、サービスサーバ3が予め、端末2からコードを受信し且つ記憶しておくことによって、端末1に対して、音声呼の確立と同時に、端末2における所定のコードを通知することができる。
更に、端末1には、遠隔制御アプリケーションが予めインストールされており、端末2には、遠隔被制御アプリケーションが予めインストールされている。両方のアプリケーションは、特に、音声呼の確立後に実行されるものである。
図2は、本発明における第1の実施形態のシーケンス図である。
(S1)端末2が、電話網又はパケット網を介してサービスサーバ3へ発呼し、端末2とサービスサーバ3との間で音声呼が確立される。パケット網を介する場合、VoIPが用いられる。尚、サービスサーバ3から端末2へ発呼するものであっても構わない。
(S2)音声呼が確立した後、端末2は、遠隔被制御アプリケーションによって自動的に、サービスサーバ3へ、1つ以上の文字からなるコードに基づくトーン信号系列を送信する。トーン信号系列に含まれる文字列は、前述した確認対象となる「コード」であって、具体的には所定のハードウェア又はソフトウェアにおけるバージョンコードである。
このトーン信号系列は、信号送出時間単位で、文字毎の特定周波数を含むものである。具体的には、トーン信号系列は、DTMF(Dual Tone Multi-Frequency)信号である。DTMF信号は、信号送出時間とポーズ時間とからなる周期時間毎に1つの文字が割り当てられたものである。
信号送出時間:50ms以上
ポーズ時間 :80ms以上
周期 :120ms以上
DTMF信号は、高音系及び低音系の2種類の周波数の音が組み合わさったものであって、各文字(英数字)を音声信号として表現したものである。但し、標準的なDTMF信号によれば、英数字E〜Zについては表現することはできない。そのために、更に2つのDTMF信号を組み合わせて表現する技術がある。例えば、ASCIIコードのように2つの数字DTMF信号を組み合わせて表現することができる(例えば非特許文献1参照)。具体的には、英字“E”は、数字“5”“4”の組み合わせによって表される。また、英字“Z”は、数字“A”“5”の組み合わせによって表現される。このように、標準的なDTMF信号を拡張することによって、全ての英数字をDTMF信号で表現することができる。
(S3)サービスサーバ3は、端末2から音声呼を介して、トーン信号系列を受信する。サービスサーバ3は、そのトーン信号系列をデジタル信号系列に変換し、DTMF信号を抽出する。DTMF信号は、特定の2種類の周波数の音であるので、その周波数に対応する英数字を検知する。これら英数字列は、端末2から送信されたコードである。そして、サービスサーバ3は、そのコードと、端末2の電話番号とを対応付けて記憶する。
端末2のコード<->端末2の電話番号
尚、端末2の電話番号は、音声呼の確立時に取得されたものである。
サービスサーバ3が、コード及び電話番号を記憶した後、即ち、S3からS4までの時間経過は、何ら問題はない。
(S4)端末2が、電話網又はパケット網を介して端末1へ発呼し、端末1と端末2との間で音声呼が確立される。当該音声呼がパケット網を介したものである場合、VoIPが用いられる。端末2を操作するカスタマ側のユーザが、サポートセンタ側のオペレータによって操作される端末1へ、電話をかける(発呼する)ことを想定している。尚、端末1から端末2へ発呼するものであっても構わない。
(S5)端末1は、電話網又はパケット網を介してサービスサーバ3へ発呼し、音声呼を確立する。当該音声呼がパケット網を介したものである場合、VoIPが用いられる。
(S6)端末1が、サービスサーバ3へ、端末2の電話番号に基づくトーン信号系列を送信する。トーン信号系列は、前述したS2と同様に、DTMF信号であることが好ましい。これは、端末1が、サービスサーバ3へ、端末2の電話番号に基づくコードを問い合わせている要求メッセージに相当する。
(S7)サービスサーバ3は、前述したS3と同様に、受信したトーン信号系列から英数字列を検知する。この英数字列は、S6における端末2の電話番号に相当する。そして、サービスサーバ3は、先に記憶された当該電話番号に対応するコードを検索する。そのコードは、S2における端末2の所定のバージョンコードに相当する。そして、サービスサーバ3は、前述したS2と同様に、当該コードに基づくトーン信号系列(DTMF信号)を、端末1へ返信する。これは、サービスサーバ3が、端末1へ、端末2における所定のコードを応答している応答メッセージに相当する。
その後、端末1は、サービスサーバ3に対する音声呼を切断してもよい。
(S8)そして、端末1は、前述したS3と同様に、受信したトーン信号系列から英数字を検知する。この英数字列は、S7におけるコードに相当する。そして、そのコードは、端末1のディスプレイインタフェースを介して、オペレータに対して明示される。これによって、オペレータは、ユーザによって操作される端末2における所定のバージョンコードを認識することができる。
これによって、端末1を操作するオペレータは、端末2における所定のバージョンコードを認識した上で、端末2を操作するユーザとの間で会話を開始することができる。
尚、他の実施形態として、S4について、端末1は、端末2との間の当該音声呼を、一時的に保留するものであってもよい。その場合、S8について、端末1は、先に保留した端末2との間の音声呼の保留を解除する。勿論、端末1−端末2間の通信と、端末1−サービスサーバ3間との両方が同時通信の状態に置くものであってもよいし、端末2−端末1−サービスサーバ3の三者間通話で保留を不要とするものであってもよい。
図3は、本発明における第2の実施形態のシーケンス図である。
図3のシーケンスによれば、図2のシーケンスと比較して、S1〜S3のみが相違する。以下では、相違するシーケンスのみについて説明する。
(S1)端末2が、パケット網を介してサービスサーバ3へ発呼し、端末2とサービスサーバ3との間で音声呼が確立される。勿論、サービスサーバ3から端末2へ発呼するものであっても構わない。ここでは、パケット網を介しているために、例えばHTTP(HyperText Transfer Protocol)(又はHTTPs)セッションが確立される。
(S2)端末2が、サービスサーバ3へ、1つ以上の文字からなるコードと、当該端末2の電話番号とを含むパケットを送信する。ここでは、パケット網を介してHTTPセッションが確立されているために、パケットでの送信が可能となる。
(S3)サービスサーバ3が、受信したパケットに含まれるコードを検知し、当該コードと、端末2の電話番号とを対応付けて記憶する。
図4は、本発明における第3の実施形態のシーケンス図である。
図4のシーケンスによれば、図2のシーケンスと比較して、S5〜S7のみが相違する。以下では、相違するシーケンスのみについて説明する。
(S5)端末1が、パケット網を介してサービスサーバ3へ発呼し、端末1とサービスサーバとの間でセッションが確立される。ここでは、パケット網を介しているために、例えばHTTP(又はHTTPs)セッションが確立される。
(S6)端末1が、サービスサーバ3へ、端末2の電話番号を含むパケットを送信する。これは、端末1が、サービスサーバ3へ、端末2の電話番号に基づくコードを問い合わせている要求メッセージに相当する。
(S7)サービスサーバ3が、受信したパケットに含まれる電話番号を検知し、先に記憶された当該電話番号に対応するコードを検索し、当該コードを含むパケットを端末1へ返信する。これは、サービスサーバ3が、端末1へ、端末2の電話番号に基づくコードを応答している応答メッセージに相当する。
図5は、本発明における第4の実施形態のシーケンス図である。
図5のシーケンスによれば、S1〜3について図3のシーケンスが用いられ、S5〜7について図4のシーケンスが用いられている。
図6は、本発明における端末及びサービスサーバの機能構成図である。
[カスタマ側のユーザによって操作される端末2]
図6の端末2は、ハードウェアとして、電話網及び/又はパケット網に接続する通信インタフェース201と、ユーザの耳及び口に接近する電話部202とを有し、ソフトウェアとして、音声呼確立部21と、セッション確立部22と、コード送信部23とを有する。ユーザによって操作される端末2は、例えばスマートフォンや携帯電話機のように、各機能部を、アプリケーションとしてインストール可能なものであることが好ましい。
音声呼確立部21は、サービスサーバ3又は端末1との間で音声呼を確立する。また、セッション確立部22は、サービスサーバ3との間でセッションを確立する。
コード送信部23は、音声呼が確立したサービスサーバ3に対しては、コードに基づくトーン信号系列を送信する。また、パケット網を介する場合、セッションが確立したサービスサーバ3に対しては、コードと端末2の電話番号とを含むパケットを送信する。
[サービスサーバ3]
図6のサービスサーバ3は、ハードウェアとして、電話網及び/又はパケット網に接続する通信インタフェース30を有し、ソフトウェアとして、音声呼確立部31と、セッション確立部32と、コード検知部33と、コード記憶部34と、電話番号検知部35と、コード返信部36とを有する。
音声呼確立部31は、端末1又は端末2との間で音声呼を確立する。また、セッション確立部32は、端末1又は端末2との間でセッションを確立する。
コード検知部33は、端末2から受信したトーン信号系列からコードを検知する。また、パケット網を介する場合、端末2から受信したパケットに含まれるコードを検知する。検知されたコードと、端末2の電話番号とは、コード記憶部34へ出力される。
コード記憶部34は、検知された当該コードと、端末2の電話番号とを対応付けて記憶する。
電話番号検知部35は、端末1から受信したトーン信号系列から電話番号を検知する。また、パケット網を介する場合、端末1から受信したパケットから電話番号を検知する。
コード返信部36は、先に記憶された、端末1から受信した当該電話番号に対応するコードを検索し、当該コードに基づくトーン信号系列を端末1へ返信する。
[サービスセンタ側のオペレータによって操作される端末1]
図6の端末1は、ハードウェアとして、電話網及び/又はパケット網に接続する通信インタフェース101と、ユーザの耳及び口に接近する電話部102と、ユーザの視覚に対するディスプレイインタフェース103とを有し、ソフトウェアとして、音声呼確立部11と、音声呼保留部12と、電話番号送信部13と、コード検知部14と、音声呼保留解除部15と、セッション確立部16とを有する。
音声呼確立部11は、端末2又はサービスサーバ3との間で音声呼を確立する。尚、オプション的に、音声呼保留部12は、端末2との間で確立された音声呼を一時的に保留する。
セッション確立部16は、サービスサーバ3との間でセッションを確立する。
電話番号送信部13は、音声呼が確立された後、サービスサーバ3へ、端末2の電話番号に基づくトーン信号系列を送信する。また、パケット網を介する場合、サービスサーバ3へ、端末2の電話番号を含むパケットを送信する。
コード検知部14は、サービスサーバ3から受信したトーン信号系列からコードを検知する。また、パケット網を介する場合、サービスサーバ3から受信したパケットに含まれるコードを検知する。検知されたコードは、ディスプレイインタフェース103から明示される。
尚、オプション的に、音声呼保留解除部15は、コードが検知された後、先に保留した端末2との間の音声呼の保留を解除する。
以上、詳細に説明したように、本発明の方法及びシステムによれば、ソフトウェア的なアプリケーションのインストールのみで、音声呼の確立と同時に、相手方端末のコードを確認することができる。
これによって、例えばサポートセンタ側のオペレータとしては、ユーザからの電話の問い合わせがあった際に、その時点で、当該ユーザによって操作させる端末における所定のバージョンコードを認識することができる。そのために、オペレータとしては、直ぐに、ユーザに対して取り得る対策が可能となる。
前述した本発明の種々の実施形態について、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
1 端末
101 通信インタフェース
102 電話部
103 ディスプレイインタフェース
11 音声呼確立部
12 音声呼保留部
13 電話番号送信部
14 コード検知部
15 音声呼保留解除部
16 セッション確立部
2 端末
201 通信インタフェース
202 電話部
21 音声呼確立部
22 セッション確立部
23 コード送信部
3 サービスサーバ
30 通信インタフェース
31 音声呼確立部
32 セッション確立部
33 コード検知部
34 コード記憶部
35 電話番号検知部
36 コード返信部

Claims (12)

  1. 第1の端末と第2の端末とサービスサーバとが通信可能なシステムにおけるコード確認方法であって、
    第2の端末とサービスサーバとの間で音声呼が確立される第1のステップと、
    第2の端末が、サービスサーバへ、当該第2の端末に搭載された所定のハードウェア又はソフトウェアに付与されたコードに基づくトーン信号系列を送信する第2のステップと、
    前記サービスサーバが、受信したトーン信号系列から前記コードを検知し、当該コードと、第2の端末の電話番号とを対応付けて記憶する第3のステップと、
    第1の端末と第2の端末との間で音声呼が確立される第4のステップと、
    第1の端末と前記サービスサーバとの間で音声呼が確立される第5のステップと、
    第1の端末が、前記サービスサーバへ、第2の端末の電話番号に基づくトーン信号系列を送信する第6のステップと、
    前記サービスサーバが、受信したトーン信号系列から前記電話番号を検知し、先に記憶された当該電話番号に対応するコードを検索し、当該コードに基づくトーン信号系列を第1の端末へ返信する第7のステップと
    第1の端末は、受信したトーン信号系列から前記コードを検知する第8のステップと
    を有することを特徴とするコード確認方法。
  2. 第1の端末と第2の端末とサービスサーバとが通信可能なシステムにおけるコード確認方法であって、
    第2の端末とサービスサーバとの間でセッションが確立される第1のステップと、
    第2の端末が、サービスサーバへ、当該第2の端末に搭載された所定のハードウェア又はソフトウェアに付与されたコードと、当該第2の端末の電話番号とを含むパケットを送信する第2のステップと、
    前記サービスサーバが、受信したパケットに含まれる前記コードを検知し、当該コードと、第2の端末の電話番号とを対応付けて記憶する第3のステップと、
    第1の端末と第2の端末との間で音声呼が確立される第4のステップと、
    第1の端末と前記サービスサーバとの間で音声呼が確立される第5のステップと、
    第1の端末が、前記サービスサーバへ、第2の端末の電話番号に基づくトーン信号系列を送信する第6のステップと、
    前記サービスサーバが、受信したトーン信号系列から前記電話番号を検知し、先に記憶された当該電話番号に対応するコードを検索し、当該コードに基づくトーン信号系列を第1の端末へ返信する第7のステップと、
    第1の端末は、受信したトーン信号系列から前記コードを検知する第8のステップと
    を有することを特徴とするコード確認方法。
  3. 第1の端末と第2の端末とサービスサーバとが通信可能なシステムにおけるコード確認方法であって、
    第2の端末とサービスサーバとの間で音声呼が確立される第1のステップと、
    第2の端末が、サービスサーバへ、当該第2の端末に搭載された所定のハードウェア又はソフトウェアに付与されたコードに基づくトーン信号系列を送信する第2のステップと、
    前記サービスサーバが、受信したトーン信号系列から前記コードを検知し、当該コードと、第2の端末の電話番号とを対応付けて記憶する第3のステップと、
    第1の端末と第2の端末との間で音声呼が確立される第4のステップと、
    第1の端末と前記サービスサーバとの間でセッションが確立される第5のステップと、
    第1の端末が、前記サービスサーバへ、第2の端末の電話番号を含むパケットを送信する第6のステップと、
    前記サービスサーバが、受信したパケットに含まれる前記電話番号を検知し、先に記憶された当該電話番号に対応するコードを検索し、当該コードを含むパケットを第1の端末へ返信する第7のステップと、
    第1の端末は、受信したパケットに含まれる前記コードを検知する第8のステップと
    を有することを特徴とするコード確認方法。
  4. 第1の端末と第2の端末とサービスサーバとが通信可能なシステムにおけるコード確認方法であって、
    第2の端末とサービスサーバとの間でセッションが確立される第1のステップと、
    第2の端末が、サービスサーバへ、当該第2の端末に搭載された所定のハードウェア又はソフトウェアに付与されたコードと、当該第2の端末の電話番号とを含むパケットを送信する第2のステップと、
    前記サービスサーバが、受信したパケットに含まれる前記コードを検知し、当該コードと、第2の端末の電話番号とを対応付けて記憶する第3のステップと、
    第1の端末と第2の端末との間で音声呼が確立される第4のステップと、
    第1の端末と前記サービスサーバとの間でセッションが確立される第5のステップと、
    第1の端末が、前記サービスサーバへ、第2の端末の電話番号を含むパケットを送信する第6のステップと、
    前記サービスサーバが、受信したパケットに含まれる前記電話番号を検知し、先に記憶された当該電話番号に対応するコードを検索し、当該コードを含むパケットを第1の端末へ返信する第7のステップと、
    第1の端末は、受信したパケットに含まれる前記コードを検知する第8のステップと
    を有することを特徴とするコード確認方法。
  5. 前記トーン信号系列は、DTMF(Dual Tone Multi-Frequency)信号であり、
    前記DTMF信号は、信号送出時間とポーズ時間とからなる周期時間毎に1つの文字を割り当てて送信するものである
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のコード確認方法。
  6. 第4のステップについて、第1の端末は、第2の端末との間の音声呼を保留し、
    第8のステップについて、第1の端末は、第2の端末との間の音声呼の保留を解除する
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のコード確認方法。
  7. 第1の端末と第2の端末とサービスサーバとが通信可能なコード確認システムであって、
    第2の端末は、
    サービスサーバ又は第1の端末との間で音声呼を確立する音声呼確立手段と、
    音声呼が確立したサービスサーバへ、当該第2の端末に搭載された所定のハードウェア又はソフトウェアに付与されたコードに基づくトーン信号系列を送信するコード送信手段とを有し、
    前記サービスサーバは、
    第1の端末又は第2の端末との間で音声呼を確立する音声呼確立手段と、
    第2の端末から受信したトーン信号系列から前記コードを検知するコード検知手段と、
    検知された当該コードと、第2の端末の電話番号とを対応付けて記憶するコード記憶手段と、
    第1の端末から受信したトーン信号系列から前記電話番号を検知する電話番号検知手段と、
    先に記憶された、第1の端末から受信した当該電話番号に対応するコードを検索し、当該コードに基づくトーン信号系列を第1の端末へ返信するコード返信手段とを有し、
    第1の端末は、
    第2の端末又はサービスサーバとの間で音声呼を確立する音声呼確立手段と、
    前記音声呼が確立された後、前記サービスサーバへ、第2の端末の電話番号に基づくトーン信号系列を送信する電話番号送信手段と、
    前記サービスサーバから受信したトーン信号系列から前記コードを検知するコード検知手段と
    ことを特徴とするコード確認システム。
  8. 第1の端末と第2の端末とサービスサーバとが通信可能なコード確認システムであって、
    第2の端末は、
    サービスサーバとの間でセッションを確立するセッション確立手段と、
    第1の端末との間で音声呼を確立する音声呼確立手段と、
    セッションが確立したサービスサーバへ、当該第2の端末に搭載された所定のハードウェア又はソフトウェアに付与されたコードと、当該第2の端末の電話番号とを含むパケットを送信するコード送信手段とを有し、
    前記サービスサーバは、
    第2の端末との間でセッションを確立するセッション確立手段と、
    第1の端末との間で音声呼を確立する音声呼確立手段と、
    第2の端末から受信したパケットに含まれる前記コードを検知するコード検知手段と、
    検知された当該コードと、第2の端末の電話番号とを対応付けて記憶するコード記憶手段と、
    第1の端末から受信したトーン信号系列から前記電話番号を検知する電話番号検知手段と、
    先に記憶された、第1の端末から受信した当該電話番号に対応するコードを検索し、当該コードに基づくトーン信号系列を第1の端末へ返信するコード返信手段とを有し、
    第1の端末は、
    第2の端末又はサービスサーバとの間で音声呼を確立する音声呼確立手段と、
    前記音声呼が確立された後、前記サービスサーバへ、第2の端末の電話番号に基づくトーン信号系列を送信する電話番号送信手段と、
    前記サービスサーバから受信したトーン信号系列から前記コードを検知するコード検知手段と
    ことを特徴とするコード確認システム。
  9. 第1の端末と第2の端末とサービスサーバとが通信可能なコード確認システムであって、
    第2の端末は、
    サービスサーバ又は第1の端末との間で音声呼を確立する音声呼確立手段と、
    音声呼が確立したサービスサーバへ、当該第2の端末に搭載された所定のハードウェア又はソフトウェアに付与されたコードに基づくトーン信号系列を送信するコード送信手段とを有し、
    前記サービスサーバは、
    第1の端末との間でセッションを確立するセッション確立手段と、
    第2の端末との間で音声呼を確立する音声呼確立手段と、
    第2の端末から受信したトーン信号系列から前記コードを検知するコード検知手段と、
    検知された当該コードと、第2の端末の電話番号とを対応付けて記憶するコード記憶手段と、
    第1の端末から受信したパケットから前記電話番号を検知する電話番号検知手段と、
    先に記憶された、第1の端末から受信した当該電話番号に対応するコードを検索し、当該コードを含むパケットを第1の端末へ返信するコード返信手段とを有し、
    第1の端末は、
    サービスサーバとの間でセッションを確立するセッション確立手段と、
    第2の端末との間で音声呼を確立する音声呼確立手段と、
    前記音声呼が確立された後、前記サービスサーバへ、第2の端末の電話番号を含むパケットを送信する電話番号送信手段と、
    前記サービスサーバから受信したパケットに含まれる前記コードを検知するコード検知手段と
    ことを特徴とするコード確認システム。
  10. 第1の端末と第2の端末とサービスサーバとが通信可能なコード確認システムであって、
    第2の端末は、
    サービスサーバとの間でセッションを確立するセッション確立手段と、
    第1の端末との間で音声呼を確立する音声呼確立手段と、
    セッションが確立したサービスサーバへ、当該第2の端末に搭載された所定のハードウェア又はソフトウェアに付与されたコードと、当該第2の端末の電話番号とを含むパケットを送信するコード送信手段とを有し、
    前記サービスサーバは、
    第1の端末又は第2の端末との間でセッションを確立するセッション確立手段と、
    第2の端末との間で音声呼を確立する音声呼確立手段と、
    第2の端末から受信したパケットに含まれる前記コードを検知するコード検知手段と、
    検知された当該コードと、第2の端末の電話番号とを対応付けて記憶するコード記憶手段と、
    第1の端末から受信したパケットに含まれる前記電話番号を検知する電話番号検知手段と、
    先に記憶された、第1の端末から受信した当該電話番号に対応するコードを検索し、当該コードを含むパケットを第1の端末へ返信するコード返信手段とを有し、
    第1の端末は、
    サービスサーバとの間でセッションを確立するセッション確立手段と、
    第2の端末との間で音声呼を確立する音声呼確立手段と、
    前記音声呼が確立された後、前記サービスサーバへ、第2の端末の電話番号を含むパケットを送信する電話番号送信手段と、
    前記サービスサーバから受信したパケットに含まれる前記コードを検知するコード検知手段と
    ことを特徴とするコード確認システム。
  11. 前記トーン信号系列は、DTMF信号であり、
    前記DTMF信号は、信号送出時間とポーズ時間とからなる周期時間毎に1つの文字を割り当てて送信するものである
    ことを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載のコード確認システム。
  12. 第1の端末は、
    第2の端末との間で確立された音声呼を保留する音声呼保留手段と、
    第2の端末との間の音声呼の保留を解除する音声呼保留解除手段と
    を更に有することを特徴とする請求項7から11のいずれか1項に記載のコード確認システム
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