WO2008050735A1 - Dispositif de sauna pour salle de bain - Google Patents

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Description

明 細 書
浴室サウナ装置
技術分野
[0001] 本発明は、浴室内を加熱及び加湿する浴室サウナ装置に関するものである。
背景技術
[0002] 従来、この種の浴室サウナ装置は、浴室内に設けた吹出口と吸込口とを送風路で 連通連結し、送風路内に加湿手段を臨ませ温水を噴出させることにより浴室内へ加 温加湿空気を供給する方法が知られている(例えば、特許文献 1参照)。
[0003] 以下その浴室サウナ装置について、従来の浴室サウナ装置を示す概略構成図で ある図 14を参照しながら説明する。図 14に示すように、浴室サウナ装置は吹出口 10 1および吸込口 102を設け、吸込口 102を送風路 103により吹出口 101に連通連結 した本体 104からなる。また本体 104には、熱水供給部材 106、空気供給部材 107、 加熱部材 108が含まれる。
[0004] ここで熱水供給部材 106は、本体 104の上部に装着され、送風路 103内の気液接 触部 105に上方から熱水を分散させる。空気供給部材 107は、本体 104の上端部に 装着され、本体 104内に吸込口 102から送風路 103を介して吹出口 101に至る空気 の流れを形成する。加熱部材 108は、吹出口 101前方に装着され、送風路 103内を 流通する空気を加熱する。
[0005] このように構成された浴室サウナ装置では、熱水供給部材 106によって、本体 104 内部の気液接触部 105に熱水を供給する。そして空気供給部材 107によって本体 1 04の吸込口 102から送風路 103を介して吹出口 101に至る空気の流れを形成する と、気液接触部 105に供給される熱水にそこを通過する空気が接触し加温、加湿し た空気が本体 104の吹出口 101から本体外に吹出されることとなる。
[0006] 従来の浴室サウナ装置においては、発汗作用を主な目的としているため、一般的 には発汗する 40°C前後の温度まで昇温する必要があり、空気を加熱するための加 熱手段は浴室サウナ装置の吹出口に設けられることが一般的であった。このように吹 出口に加熱手段を設けることにより、空気は浴室サウナ装置の出口部分において加 熱され空気温度を高くすることはできるが、空気の相対湿度を高くすることができなか つた。
[0007] 一方、近年は入浴スタイルの変化により発汗による健康に対する効果だけでなく美 容に対する効果を求める傾向にある力 従来の浴室サウナ装置ではこれに適さない 。サウナ入浴の美容のために大切な機能は皮膚の保湿機構であるが、従来の浴室 サウナ装置では加熱加湿対象室内の空気の温度を高め発汗する 40°C前後まで昇 温する。そのため、発汗し汗をタオルによりふき取る際に、皮膚の水分を逃がさないよ うにする保湿機構に必要な皮脂膜等の保湿成分を取り除く場合もある。また保湿成 分である化粧水を塗布しても、汗により流れ落ちて保湿効果がなくなったり、発汗によ り皮脂膜等の保湿成分が流れ出る場合もある。
[0008] このように、発汗作用を目的とする従来の浴室サウナ装置では、発汗により皮膚の 保湿機構が妨げられ、保湿効果による美容効果を目的とするサウナ入浴には適さな かった。
特許文献 1:特許第 3532646号公報
発明の開示
[0009] 本発明の浴室サウナ装置は、浴室の空気を加熱するための加熱装置と、浴室の空 気を加湿するための加湿装置と、加熱装置および加湿装置により温度および湿度を 調整した空気を浴室へ送風する送風路とを備えた浴室サウナ装置にお!/、て、浴室の 空気の温度および湿度が加熱装置および加湿装置により人体の発汗直前の温度お よび湿度に制御されることである。
[0010] このような浴室サウナ装置にすると、発汗を抑えて毛孔を拡げることができる。その 結果、皮膚から多くの水分を吸収し、皮膚、肌にうるおい効果をだすことができる。 図面の簡単な説明
[0011] [図 1]図 1は本発明の実施の形態の浴室サウナ装置の概略構成図である。
[図 2A]図 2Aは同浴室サウナ装置の洗面所用コントローラーの外観図である。
[図 2B]図 2Bは同浴室サウナ装置の浴室用コントローラーの外観図である。
[図 3A]図 3Aは洗顔前の皮膚をマイクロスコープにより観た図である。
[図 3B]図 3Bは通常の浴室において洗顔後の皮膚をマイクロスコープにより観た図で ある。
[図 3C]図 3Cは本発明の実施の形態の浴室サウナ装置のうるおいモードを実行し洗 顔後の皮膚をマイクロスコープにより観た図である。
[図 4]図 4は同浴室サウナ装置のうるおいモード中の化粧水塗布による保湿効果を示 す図である。
[図 5A]図 5Aは図 4の化粧水塗布による美容研究の専門家診断結果を示す図である
[図 5B]図 5Bは図 4の化粧水塗布によるモニター自己申告結果を示す図である。
[図 6A]図 6Aは本発明の実施の形態の浴室サウナ装置のうるおいモードの中のフエ イスエステのコースの肌や髪のケアのための標準コースを示す図である。
[図 6B]図 6Bは同浴室サウナ装置のうるおいモードの中のフェイスエステのコースの オプションコースを示す図である。
[図 7]図 7は同浴室サウナ装置の入浴スタイルへの対応図である。
[図 8]図 8は同浴室サウナ装置のフロントパネル構成図である。
[図 9]図 9は同浴室サウナ装置のサウナモジュール構成図である。
[図 10]図 10は同浴室サウナ装置による浴室内空気の空気線図である。
[図 11]図 11は同浴室サウナ装置のサウナモジュール内の水滴飛散防止板の概略図 である。
[図 12]図 12は同浴室サウナ装置の空気加熱用ヒータの概略図である。
[図 13]図 13は同浴室サウナ装置の換気ユニットの概略図である。
[図 14]図 14は従来の浴室サウナ装置を示す概略構成図である。
符号の説明
1 浴室サウナ装置
2 外装体
3 ヒーター
4 クロスフローファン
5 加湿部
6 噴出ノズル 噴霧水滴破砕装置 エリミネータ
水滴飛散防止板 発熱体
伝熱用フィン 温度センサー 飛散水滴
浴室
吹出口
吸込口
送風路
本体
気液接触部 熱水供給部材 空気供給部材 加熱部材
サウナ装置 フロントパネノレ サウナモジユーノレ 開口部
換気ユニット 制御装置
フィルター ノレ一ノ^ー
ノレーバー馬区動モータ モータ
排水部
排水管 123 フロートスィッチ
124 給水経路
125 電磁弁
128 換気用ファン
129 排気ダクト
130 ダンバ
131 ダンバ駆動用モータ
141 洗面所用コントローラ
142 浴室用コントローラー
143 うるおいモードスイツラ
144 温度設定スィッチ
145 温度表示
146 発汗センサー
151 ポイント A
152 ポイント B
153 ポイント C
154 ポイント D
155 ポイント E
156 壁面結露
157 ライン A
発明を実施するための最良の形態
[0013] 以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、従来の 浴室サウナ装置と同一の構成要素については同一の符号を用い、詳細な説明は省 略する。
[0014] (実施の形態)
図 1は、本発明の実施の形態の浴室サウナ装置の概略構成図である。図 1に示す ように、浴室サウナ装置 1は外郭を形成する外装体 2及びフロントパネル 110、浴室 1 00内の空気を吸込み加熱加湿した後に再び浴室内に吹出すサウナモジュール 111 、外装体 2の一面に設けられ送風路 103と連通する開口部 112に接続された換気ュ ニット 113、制御装置 114から構成されて!/、る。
[0015] 外装体 2の浴室側一面を形成するフロントパネル 110は、浴室 100内の空気を吸 込むための吸込口 102、加熱加湿された空気を浴室 100に吹出すための吹出口 10 1を備えている。また、吹出口 101には加熱加湿された空気の吹出方向を可変させる ためのルーバー 116が設けられている。ルーバー 116は、自在に可動することにより 任意の方向に加熱加湿された空気を吹き出させることができる。
[0016] フロントパネル 1 10には、浴室 100から空気を吸込む吸込口 102と吹出口 101とを 連結する送風路 103が設けられている。また、送風路 103の吸込口 102側に備えら れた温度センサー 12が吸い込んだ空気の温度を計測する。そして設定温度に応じ て制御装置 114により回転数が自在に変更可能なモータ 118に接続された送風機と してのクロスフローファン 4が回転し、吸込口 102側から吹出口 101に空気を送風す る。送風路 103上のクロスフローファン 4の下流側に、加熱加湿される空気の相対湿 度がより高くなるように加熱装置としての空気加熱用のヒーター 3を備え、さらに、ヒー ター 3の下流側には加湿部 5が設けられている。
[0017] クロスフローファン 4により吸込口 102から吸込まれた空気は、ヒーター 3により加温 され、高温の空気を加湿部 5に送風することが可能となる。加湿部 5に送風された高 温の空気は、加湿部 5に設けられた給水の開閉装置である電磁弁 125を備えた給水 経路 124より浴室 100内の空気温度以上の温度の温水を供給され、噴出ノズル 6か ら微細な水滴として噴霧し効率的に加湿する。噴霧加湿により、浴室 100内は例え ば、 70〜 00%RHにカロ、?显される。
[0018] 換気ユニット 113は、浴室 100内の空気を吸込むための換気用ファン 128と、換気 のための空気の排気経路である排気ダクト 129とから構成されている。そして換気ュ ニット 113は、外装体 2の一面に設けられた開口部 112および開口部 112の開口面 積を可変させるためのダンバ 130を介して外装体 2に接続されている。
[0019] ダンバ 130は通常サウナ運転時には閉じられている力 S、制御装置 114に接続され たダンバ駆動用モータ 131により開閉可能である。換気用ファン 128を回転させると ともにダンバ 130を開き、浴室 100内の空気を吸込口 102より換気ユニット 113内に 吸い込み、排気ダクト 129から吹き出すことにより浴室 100内の換気を行う。
[0020] このように送風路 103上の上流側に加熱装置、その加熱装置の下流側に加湿装置 を配置することにより、浴室 100に吹き出す空気の湿分を多くすることができる。これ は、空気の温度が高いほどその空気に含ませることができる湿分を多くできるからで ある。
[0021] 図 2Aは本発明の実施の形態の浴室サウナ装置の洗面所用コントローラーの外観 図、図 2Bは同浴室サウナ装置の浴室用コントローラーの外観図である。洗面所(図 示していない)に洗面所用コントローラー 141を設け、浴室(図示していない)側に浴 室用コントローラー 142を設ける。洗面所用コントローラー 141と浴室用コントローラ 一 142には、うるおいモード用のうるおいモードスィッチ 143を設け、浴室用コント口 一ラー 142には発汗センサー 146を設けた構成となっている。このうるおいモードは、 発汗センサー 146により入浴者の発汗状態を検知し、浴室サウナ装置の制御装置へ 信号を送り、自動的に発汗を抑える浴室の温度に制御する。
[0022] サウナ入浴では、あらかじめ浴室内を一定の温度に上げる。発汗センサー 146によ る浴室温度の自動制御の場合例えば、サウナ入浴のうるお!/、モードでの初期の温度 設定を約 35°Cとすると、浴室内が 35°Cになると入浴し、入浴後発汗センサー 146に より発汗をセンシングする。入浴者の体が 35°Cの浴室の温度に馴染んだ状態となり 、発汗センサー 146が入浴者の発汗を検知すると、浴室の温度設定を 1°C下げ入浴 者の発汗が抑えられ、その浴室の温度を維持する。
[0023] 入浴者の発汗量が抑えられない場合は、更に浴室の温度設定を 1°C下げ、発汗が 抑えられる温度まで温度を下げてその温度を維持する。発汗がなくなると浴室の温 度設定を 1°C上げ、発汗を検知すればその温度より 1°C下げその温度を維持する。 発汗を検知しなければ、さらに温度を 1°C上げ、以降この操作を繰り返し行うことによ り発汗する温度を検知し、発汗する温度より 1°C低い温度に浴室の温度を維持する。
[0024] ここでは、入浴者の発汗する温度より 1°C低い温度に浴室の温度を維持するとした 1S 発汗を抑えて毛孔が広がる温度であればよく例えば、発汗する温度より、 0. 1°C 〜2°C程度低い発汗する直前の温度程度が良い。発汗する温湿度は個人差がある 力 浴室内は例えば、発汗直前の温度である 35°C、相対湿度 80%に保たれる。 [0025] 浴室内の温湿度をこのように設定することにより、発汗を抑えて毛孔を広げ、浴室 内の空気中から皮膚により多くの水分を吸収し皮膚に水分を浸透させて皮膚、肌にう るおい効果をだす。また、発汗を抑えて汗とともに保湿成分が流れ出たり、あるいは 汗をタオルで拭かれることにより保湿成分が拭き取られるなど、皮膚の保湿機構を妨 げないようにすること力 Sできる。この発汗を抑えた状態とは、発汗して汗が流れ出ない ようにする状況である。すなわち汗が汗の出口である汗孔にたまり汗がにじむ程度で あり、後に自然に蒸発するので汗をふき取ることがなぐ保湿機構を妨げない状態で ある。
[0026] 皮膚は外界の湿度、温度が高いほど水分をよく吸収するため、このように相対湿度 の高い温かい空気により浴室内を十分に加温、加湿すればよい。毛孔は、皮膚の表 面と同じように水分を吸収する角層のある表皮におおわれているため、毛孔が広がる ことにより多くの水分を皮膚に吸収することができる。
[0027] 発汗センサー 146は、皮膚に貼り付けた 2点より微少な電流を流し皮膚の抵抗値の 変化を計測する。発汗センサー 146の貼り付けは、汗が出るエクリン腺が全身にある ため汗を力べところのどこでも良いが、顔の保湿を目的とするため上半身に取り付ける 方が良い。
[0028] また浴室温度の手動設定の場合は、うるおいモードの基準温度を 35°Cとし上下 2 °Cピッチにより 31°Cから 39°Cまで、 5段階の温度調節ができるものとする。ここで温度 設定は、洗面所用コントローラー 141では、うるおいモードスィッチ 143を 1秒以上押 す事により温度表示 145に「1」から「5」の 5段表示の表示がされ手動で切り替えるこ とができる。浴室用コントローラー 142では、温度設定スィッチ 144により温度表示 14 5に表示された設定温度を入浴者の入浴方法に応じて、手動にて切り替えることがで きる。
[0029] 例えば短時間の入浴目的の時は、 39°C等の高めの温度により早く毛孔を開き、発 汗を感じ始めたら化粧水で保湿し、すぐに浴室から出る。また長時間リラックスしたい 時は、 31°C等の低めの温度によりゆっくり毛孔を開き、発汗を抑えながらサウナ入浴 を楽しむ事ができる。また、浴室内の温度設定の切換は、浴室用コントローラー 142 にて可能なので、浴室から出る前にもう少し体を温めるために、浴室の温度を 1段階 上げるなどの使!/、方もできる。
[0030] 31°C〜39°Cの温度は、温度感覚と発汗に対する個人差と入浴時間とにより差があ る力 浴室内の空気が発汗を抑えて毛穴を広げようとする温度であり、皮膚により多く の水分を吸収し皮膚の保湿機構を妨げな!/、ようにする温度である。温度制御上限の 39°Cは、発汗目的のサウナの下限温度でもある力 発汗するまで時間が力、かるので 、 39°Cにして発汗するまで保湿ケアを行う事もあり、 39°Cを上限温度としている。温 度制御下限の 31°Cは、浴室内で寒くなくサウナ浴を行える温度である。
[0031] なお、うるおいモードの基準温度としては、 35°C ± 1°Cがよい。この温度は、一般的 に発汗しにくい温度であり、皮膚に多くの水分を吸収し、皮膚の保湿機構を妨げない 温度である。
[0032] 次に、本発明の実施の形態の浴室サウナ装置のうるおいモードの効果について説 明する。図 3Aは洗顔前の皮膚をマイクロスコープにより観た図、図 3Bは通常の浴室 において洗顔後の皮膚をマイクロスコープにより観た図、図 3Cは本発明の実施の形 態の浴室サウナ装置のうるおいモードを実行し洗顔後の皮膚をマイクロスコープによ り観た図である。図 3Aの洗顔前の状態と、図 3Bの浴室での洗顔後の状態とを見ると 、毛穴周辺やキメの皮溝にファンデーションのパールやラメなどの粉体が残ってレ、る 。すなわち洗顔前の化粧成分が残っており、皮膚表面は乾燥した感じでありキメのふ つくら感もない。これに対して図 3Cのうるおいモードにより洗顔した洗顔後の状態を 見ると、肌を柔ら力、くし、毛穴が開き化粧成分の汚れが落ちている。また、お肌のキメ は水分を含みふつくらし、細かなキメが見える。このようにうるおいモードでは毛孔が 開き、汚れが落ちたうえに肌が水分を吸収している状態が観測された。
[0033] 図 4は、本発明の実施の形態の浴室サウナ装置のうるおいモード中の化粧水塗布 による保湿効果を示す図であり、肌水分量の測定結果である。
[0034] うるおいモード中に化粧水を塗布した場合と、うるおいモード入浴後に化粧水を塗 布した場合とを比較したグラフである。うるおいモード中に化粧水を塗布した場合、浴 室の温湿度環境が肌を柔ら力、くし毛孔を開き、ミストの微粒子が浸透しやすくなる。し 力、もミストは肌を濡れにくぐ発汗しに《するため化粧水を塗布しても流れることなく 効果的である。うるおいモード入浴中に化粧水を塗布すると、うるおいモード入浴後 の化粧水の塗布と比較して肌の水分量は、うるおいモード入浴 45分後において 1. 4 倍水分量が多!/、状態が計測された (有意差検定で有意差あり)。
[0035] 図 5Aは図 4の化粧水塗布による美容研究の専門家診断結果を示す図であり、図 5 Bは図 4の化粧水塗布によるモニター自己申告結果を示す図である。図 5Aの美容研 究の専門家診断結果より、「潤!/、感」と「総合評価」にお!/、てうるお!/、モードのミスト中 洗顔および化粧水塗布が良い方向に有意差がある。図 5Bのモニター自己申告結果 では、「しっとり感」においてうるおいモードのミスト中洗顔および化粧水塗布が良い 方向に有意差があり、 目的とする保湿効果が確認された。
[0036] 一般的にも入浴における汗は臭くなることはないので習慣でふいてしまわず、その まま蒸発させた方が良いといわれている力 汗が流れるとどうしてもふく必要が出る。 そのためにも汗が流れないようにする必要があり、その状態で化粧水を塗布するとさ らに肌の保湿ができる。
[0037] 吸収された水分を逃がさないようにする保湿機構には、皮膚表面の皮脂膜と、それ と同様の機能を有する化粧水の保湿成分がある。この皮脂膜は、毛孔内部の毛包に ある皮脂腺力 分泌された皮脂が水分と混じって薄い膜をつくり皮脂膜を形成する。 この皮脂は油分であるが、皮脂に含まれている乳化成分により水分と皮脂とが混じり あう。この水分は、通常汗が利用される力 加湿による水分でも同様の効果があると 考えられる。また、発汗を抑えた状態でも汗がにじむことがあり、この汗と皮脂により皮 脂膜を形成することもある。
[0038] このように保湿機構である皮脂膜は人体機能により形成されるが、更に効果を高め るために化粧水等を塗布し、化粧水等に含まれる保湿成分により保湿機構を高める こと力 S行われる。しかし、通常は入浴後に行うため、保湿の機能が時間と共に低下し てそれほど高める事ができなレ、。
[0039] しかし、水滴感を感じることなく入浴できるうるおいモードにおいて発汗して汗が流 れ出る事がなければ、汗をタオルによりふき取る事がない。そして、皮膚の水分を逃 力 Sさないようにする保湿機構に必要な皮脂膜等の保湿成分を取り除いたり、保湿成 分である化粧水を塗布しても汗により流れ落ちたり、発汗により皮脂膜等の保湿成分 が流れ出ることがな!/、ので保湿機構を妨げることがなレ、。 [0040] 図 6Aは本発明の実施の形態の浴室サウナ装置のうるおいモードの中のフェイスェ ステのコースの肌や髪のケアのための標準コースを示す図である。また図 6Bは同浴 室サウナ装置のうるおいモードの中のフェイスエステのコースのオプションコースを示 す図である。図 6Aのうるおいモードの中で肌や髪のケアのための標準コースや、図 6 Bのオプションコースのように美容のための肌のケアコースを行うことができ、より効果 的に肌の保湿ケアを行う事ができる。更に同時にマッサージなどの血行を良くする行 為を行い、美しレ、肌を保つ美容行為を行うことができる。
[0041] 濡れに《見えないミストにより浴室内において読書やテレビ鑑賞ができ、その時間 を利用して水分の吸収を高め、化粧水を塗布して肌の保湿効果を高めることができ
[0042] 図 7は、本発明の実施の形態の浴室サウナ装置の入浴スタイルへの対応図である 。図 7に示すように、個人の入浴スタイルに応じてうるおいモードと、発汗を目的とした サウナモードとを選択でき、サウナ浴を楽しむ事が出来る。特にうるおいモードは体 への負担も少なぐ保湿エステ、マッサージエステなど多くの入浴スタイルに対応でき
[0043] 次に、本発明の実施の形態の浴室サウナ装置の詳細な構成とともに動作について 説明する。
[0044] 図 8は、本発明の実施の形態の浴室サウナ装置のフロントパネル構成図である。吸 込口 102の装置内部側にはフィルター 115を備えていて、浴室内の空気を循環させ る際に微細な塵や埃の侵入を防止する構造となっている。ルーバー 116は、ルーバ 一駆動モータ 117により自在に可動して任意の方向に吹出方向を変えることができ
[0045] 図 9は、本発明の実施の形態の浴室サウナ装置のサウナモジュール構成図である 。図 9に示すように送風路 103内のクロスフローファン 4の下流側には加湿部 5が設け られている。加湿部 5に設けられた噴出ノズル 6に温水を供給し、供給された温水を 噴出ノズル 6力も微細な水滴として噴霧する。
[0046] このようにクロスフローファン 4の下流側に加湿部 5を設けることで、加湿空気がクロ スフローファン 4に触れて結露することがなくなり効率よく加湿を行うことができる。 [0047] また、温水を供給することにより、加湿する空気の温度をあまり低下させることがなく 、浴室 100へ吹き出す空気の湿分をより多くできる。
[0048] また、噴霧方向前方に噴霧水滴破砕装置 7を設け、噴霧された水滴を噴霧水滴破 砕装置 7によりさらに微細な形状にする。ここで微細な水滴(例えば水滴径 100 m 以下)は、送風する空気とともに吹出口 101に運ばれ浴室内を加湿する。微細な水 滴に破砕することができなかった水滴は、排水部 120へと向かう。送風空気とともに 運ばれる微細な水滴の中でも、比較的水滴径が大なる水滴(例えば水滴径 10〜 10 O ^ m)は、加湿部 5の吹出口 101側に設けられたエリミネータ 8により回収され、排水 部 120へと向かう。エリミネータ 8を通過した微細な水滴(水滴径 10 m以下)は、ヒ 一ター 3により加熱された空気とともに吹出口 101より浴室 100に供給され、浴室内を 加熱加湿する。
[0049] このように噴霧水滴破砕装置 7が、噴霧された水滴を微細に破砕することにより、多 くの水滴がエリミネータ 8を通過し、浴室 100へ湿分を供給することができる。
[0050] エリミネータ 8は、粗いメッシュ状の素材を複数枚積層して構成されていて、従来の 通気案内板を用いた蛇行風路のような大掛力、りな構成を必要とせず、且つ圧力損失 も比較的小さくできる。ここで噴霧水滴破砕装置 7は、噴出ノズル 6から噴霧された水 滴を更に微細な水滴に破砕できればよく例えば、噴出ノズル 6に対して設けられた衝 突板、回転板、あるいは、表面が凸凹形状の板などがある。
[0051] また噴霧水滴破砕装置 7により絶対湿度 0. Ol lkg/kg'以上の空気を作り送風す れば、浴室内の壁面に発生する結露より多く加湿することができる。更に浴室内の空 気が浴室サウナ装置を循環しながら絶対湿度 0. Ol lkg/kg'以上の空気を送り続 ける事により湿分が累積して、浴室内を湿度 80%以上まで高めることができる。
[0052] 図 10は、本発明の実施の形態の浴室サウナ装置による浴室内空気の空気線図で ある。例えば 3. 3m2の浴室内において、浴室初期温度であるポイント A151を 20°C 、 60%とし、絶対湿度 0· 011kg/kg'の空気であるポイント B152を吹き出すと、ポィ ント A151の空気とポイント B152の空気とが混じりあいポイント C153に到達するはず である。しかし実際は、浴室の壁面結露 156によりポイント B152の空気がポイント D1 54に下がり、ポイント D154とポイント A151の空気が混じりあいポイント E155になる [0053] これを繰り返すことによりライン Al 57の軌跡に沿って累積し、浴室内の湿度を絶対 湿度 0. 029kg/kg'以上にすることが可能となる。但し、絶対湿度 0. 011kg/kg' 以下の空気を送ると、浴室内の湿度上昇に時間がかかり、更に壁面結露 156により ポイント D154が絶対湿度 0. 009kg/kg'以下になると加湿されなくなるため、絶対 湿度 0. 011kg/kg'以上の空気を送る必要がある。
[0054] 排水部 120に向かった水分は、排水部 120に連結されている排水管 122を通り加 湿部 5外に排水される。排水部 120は、加湿部 5の最下部に設けられるとともに、底 面に排水管接続部が最下端となるように勾配を持たせていて、加湿部 5内に余剰水 を滞留させないようにしてある。この際、底面の排水勾配は角度が大きければ大きい ほど良いが、望ましくは 5° 以上の勾配を確保することによって、加湿部 5内の余剰 水を確実に排水することが可能となる。
[0055] 同様に、加湿部 5外に接続される排水管も 5° 以上の勾配を確保して設置すること により加湿部 5内への余剰水の滞留を防止することができる。また、排水部 120には フロートスィッチ 123を備えていて、排水部 120の水位上昇を検知し、所定の水位を 超えた場合には制御装置 114が噴出ノズル 6への給水を停止することにより加湿部 5 からの漏水を防止する。
[0056] 給水経路 124上には電磁弁 125が設けられ、給水を開閉制御することにより加湿 水の供給量を変更可能にする。電磁弁 125は、電気信号により電磁力を利用した弁 が開閉する方式の弁である。
[0057] 図 11は、本発明の実施の形態の浴室サウナ装置のサウナモジュール内の水滴飛 散防止板の概略図である。ヒーター 3の下流であり加湿部 5の上流の位置には、加湿 部 5から飛散水滴 13がヒーター 3に付着するのを防止するための水滴飛散防止板 9 が設けられている。水滴飛散防止板 9は、空気の流通方向に対して傾斜した角度に より設置されていて、傾斜させることにより空気の流通への影響を極力小さくしながら 水滴の飛散を防止することが可能となる。
[0058] 図 12は、本発明の実施の形態の浴室サウナ装置の空気加熱用ヒータの概略図で ある。ヒーター 3は、セラミックなどの発熱体 10に空気との伝熱性を促進するための伝 熱用フィン 11が取り付けられた構造となっている。発熱体 10に通電することにより発 熱し、伝熱用フィン 11を昇温し、昇温された伝熱用フィン 11周辺の空気を加熱昇温 する。ここで発熱体 10及び伝熱用フィン 11の表面は、電気的に絶縁されていて、水 滴等の付着が生じた場合でも漏電等の障害は生じなレ、構造となってレ、る。
[0059] 図 13は、本発明の実施の形態の浴室サウナ装置の換気ユニットの概略図である。
換気量の調整は、ダンバ 130の開口面積の変更及び換気用ファン 128の回転数制 御により行い、これらの組み合わせにより必要とする換気量を実現する。
[0060] 次に浴室サウナ装置 1の制御装置 114の詳細を、図 1をもとに説明する。
[0061] うるおいモードまたはサウナモードのサウナ運転を開始すると、サウナモジュール 1 11内のモータ 118が作動することによりクロスフローファン 4が回転する。そして浴室 100内の空気は、吸込口 102より吸入され、送風路 103を通り吹出口 101から流出し 浴室 100内を循環する。その時、空気加熱用のヒーター 3および給水経路 124の開 閉装置である電磁弁 125に通電し、空気の加熱及び加湿部 5の噴出ノズル 6へ加湿 水の供給を開始することにより浴室サウナ装置内において浴室 100内空気の加熱及 び加湿が開始される。この際、フロントパネル 110に設けてあるルーバー 116が回転 し、加熱加湿された空気の吹出方向を制御する。
[0062] ある程度の時間が経過し、浴室 100内の温湿度が所定の値に達すると例えば、うる ぉレ、モードでの温度設定を約 35°Cとすると、その温度より若干低!/、温度から室温調 整を開始する。すなわち所定温湿度の約 34°C、 80%RHに達すると、モータ 118の 回転数を変更し、加熱及び加湿量を変更する。その後更にある程度、例えば 5分程 度経過し、浴室 100内の温湿度が例えばうるおいモードの温度設定の 35°Cを超え、 その温度より若干高温の約 36°C、 80%RH程度に達する。その時、モータ 118の回 転数及びヒーターへの通電量を変更し、給水経路 124に設けられた電磁弁 125の開 閉を繰り返すことで浴室内の温湿度の制御を行う。ここで浴室 100内の温度力 36 °C程度に達するまでとするのは、温度調整の幅を持たせる意味である。
[0063] なお、本発明の実施の形態では、温度センサー 12により温度を計測し、相対湿度 を推定したが、もちろん温度センサーと湿度センサーの両方を用いて温度、湿度を 計測しても良い。 [0064] サウナ運転停止時には、サウナモジュール 111内のモータ 118の運転を停止し、給 水経路 124に設けられた電磁弁 125を閉じる。その後、浴室 100内の乾燥の換気運 転を行うため、外装体 2と換気ユニット 113との連結部に設けられたダンバ 130は、ダ ンパ駆動用モータ 131により開ける。そして換気ユニット 113内の換気用ファン 128を 回転させることにより、浴室サウナ装置 1の吸込口 102より流入した浴室 100内の空 気を排気ダクト 129から浴室 100外へと排出する。
[0065] 前述したような動作を実施することにより浴室 100内は、高温高湿(35°C/80%程 度)の状態となる。また、本発明の実施の形態の様な加湿部 5を形成することにより、 従来の蛇行風路の様な大掛かりな構成を組まなくとも、送風路 103内において大径 の水滴は回収し、比較的小径の水滴のみを浴室内に吹き出すことが可能となる。
[0066] 上記の運転を行うことにより、浴室内を所定の温湿度に上昇させ、うるおいモードま たはサウナモードを実行できるサウナ空間とすることが可能となる。
[0067] また、本発明の実施の形態に記載した構造とすることにより、多くの加湿量を得るこ とができる。そして絶対湿度の高い温かい空気により毛孔が広がった皮膚にサウナ空 間からより多くの水分を吸収、浸透し、発汗を抑えた温度により皮膚の保湿機構を妨 げなレ、浴室サウナ装置を提供することができる。
[0068] なお、本発明の実施の形態においてはサウナ対象室を浴室として説明をしたが、 高湿度空間になった場合の結露等の問題を解決できるのであれば浴室に限定する ものではなぐサウナ専用の空間を別途設ける構成としてもその作用効果に差異を生 じない。
[0069] また、本発明の実施の形態においては送風空気を加熱する装置としてセラミックの 発熱体を用いたヒーターを用いたが、送風空気を充分に加温できるのであれば他の 加熱装置を用いても全く問題は無い。加熱装置としてシーズヒーターやニクロムヒー ター、温水又は冷媒を流す熱交換器、その他の熱源体を用いても、その作用効果に 差異を生じない。
[0070] また、本発明の実施の形態においては加湿部 5が温水を噴霧することにより加湿を 行う構成としたが、浴室が狭小(1. 7m2程度)であり大量の加湿を必要としない場合 は、通常温度(20°C程度)の水道水などを使用しても相対湿度の高!/、空気を供給で きる。望ましくは浴室の広さや浴室外の温度雰囲気等に応じて、浴室内が目的の温 湿度となるように噴出ノズル 6より噴出する加湿水の温度を適宜設定する。さらにはカロ 湿水を噴霧する方法だけでなぐ超音波発振子などを用いて空気中に微細な水滴を 拡散させる方式、加熱により気化した加湿水を供給することにより加湿する方式をとつ てもよい。
[0071] また、本発明の実施の形態にお!/、て噴霧水滴破砕装置 7は、噴霧後の微細水滴を さらに細かく破砕するための装置である。従って噴霧水滴破砕装置 7は、噴出ノズノレ 6から噴霧された速度を持った微細な水滴を回転体、形状を凸凹にした壁面、また材 質を考慮した壁面に水滴を噴霧する方法により水滴を細かく破砕する装置であれば 良ぐその形状や材質等を限定するものではない。なお望ましくは、噴霧水滴破砕装 置 7への水滴の衝突時に相対速度が極力大きくなり、なおかつ多方向に反射するよ うな形状を取ることによって、より細かい水滴に破砕することが可能になる。
[0072] また、本発明の実施の形態においては、エリミネータ 8を通過する水滴径を 10 in 以下としたが、水滴径 100 in以下の水滴径であればよい。エリミネータ 8を通過し 浴室内に供給される水滴径は、入浴者が水滴感を感じることなく入浴できる程度の水 滴径であることが望ましぐ一般的には 10 in以下程度の水滴径とすることによりほと んどの人が水滴感を感じることなく入浴を行うことができる。さらに、化粧水を塗布して も加湿により濡れると効果がなくなるため、濡れない粒径にすることにより化粧水塗布 による水分量保持効果が持続できる。また不快感もなく肌をタオルなどによりふき取 ることがなくなるので、肌の保湿を保つ皮脂などの皮膚を剥ぎ取ることがない。
[0073] また、本発明の実施の形態においては液体供給装置として、上水道をそのまま配 管により連結して用いている。水圧の増大を図りたい場合には、ポンプ等により圧力 を高めて供給しても問題なぐその作用効果に差異を生じない。
[0074] また、本発明の実施の形態においては給水経路 124の開閉装置として電磁弁 125 を用いた力 S、他の装置例えば熱動弁等を用いてもその作用効果に差異を生じない。 なお望ましくは制御装置 114による温湿度の制御が可能な流量調節弁であり、且つ 制御信号に対する応答性の良!/、ものが好まし!/、。
[0075] また、本発明の実施形態においては、うるおいモードのコントロールの基準温度を 3 5°Cとし、上下 2°Cピッチで 31°Cから 39°Cまでの 5段階調節にしているが、個人への 適用性や使用性により 1°Cで 10段階調節にしても良い。
産業上の利用可能性
加熱加湿対象室に取り付けた加熱加湿装置を用いて高!/、湿度状態の温度条件の 設定が容易になり、寝室などの一般住宅の居室から浴室をサウナ空間にするための サウナ装置としての用途にも適用できる。また、大加湿量を得ることが可能なため、大 型のサウナ施設などの大空間に適用することも可能である。

Claims

請求の範囲
[I] 浴室の空気を加熱するための加熱装置と、前記浴室の空気を加湿するための加湿 装置と、前記加熱装置および前記加湿装置により温度および湿度を調整した空気を 前記浴室へ送風する送風路とを備えた浴室サウナ装置にお!/、て、前記浴室の空気 の温度および湿度が前記加熱装置および前記加湿装置により人体の発汗直前の温 度および湿度に制御されることを特徴とする浴室サウナ装置。
[2] 前記浴室の空気の温度を 31°Cから 39°Cに制御する事を特徴とする請求項 1に記載 の浴室サウナ装置。
[3] 前記浴室へ送風する送風機を前記送風路へ設け、前記加湿装置を前記加熱装置よ り前記送風路の下流側へ配置したこと特徴とする請求項 1記載の浴室サウナ装置。
[4] 前記送風路の上流側に前記加熱装置を配置し、前記加熱装置の下流側に前記加 湿装置を配置したことを特徴とする請求項 1に記載の浴室サウナ装置。
[5] 絶対湿度 0. 01 lkg/kg'以上の空気を前記浴室に送風することを特徴とする請求 項 4に記載の浴室サウナ装置。
[6] 入浴者の発汗状態を検知し発汗を抑えた温度に制御するうるおいモードを備えたこ とを特徴とする請求項 1に記載の浴室サウナ装置。
[7] 前記うるお!/、モードの基準温度が 35°C土 1°Cであることを特徴とする請求項 1に記載 の浴室サウナ装置。
[8] 前記加熱装置がセラミックヒーターであることを特徴とする請求項 1に記載の浴室サゥ ナ装置。
[9] 前記加熱装置がシーズヒーターであることを特徴とする請求項 1に記載の浴室サウナ 装置。
[10] 前記加熱装置がニクロムヒーターであることを特徴とする請求項 1に記載の浴室サゥ ナ装置。
[I I] 前記加熱装置が温水又は冷媒を流す熱交換器であることを特徴とする請求項 1に記 載の浴室サウナ装置。
[12] 前記加湿装置が前記加熱装置より加熱された空気に加湿水を噴霧装置により噴霧 することにより加湿することを特徴とする請求項 1に記載の浴室サウナ装置。
[13] 前記噴霧装置から噴霧する加湿水を温水とすることを特徴とする請求項 12に記載の 浴室サウナ装置。
[14] 前記加湿装置が前記加熱装置より加熱された空気に超音波発振子により霧化した 加湿水を供給することにより加湿することを特徴とする請求項 1に記載の浴室サウナ 装置。
[15] 前記加湿装置が前記加熱装置より加熱された空気に加熱により気化した加湿水を供 給することにより加湿することを特徴とする請求項 1に記載の浴室サウナ装置。
[16] 発汗センサーにより前記浴室の温度をコントロールすることを特徴とする請求項 6に 記載の浴室サウナ装置。
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