JP4653394B2 - 温浴施設、およびその温湿度調和制御方法 - Google Patents
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Description
地熱によって暖められた岩盤上に茣蓙やタオル等を敷き、その上に横になって体を暖める岩盤浴は、岩盤から伝わる熱や電磁波等によって暖められ、流れ出る大量の汗と共に体内の老廃物や毒素等を効果的に排出させることができ、健康増進や体質改善に高い効能があることが認められているが、岩盤浴に好適な温度に保たれ、しかも健康の増進に効果のある天然の岩盤は、我が国内の極限られた場所にしか存在しておらず、こうした効能の温泉を利用しようとすると、数ヵ月前から予約を入れる必要があり、予約ができたらできたでその当日に遠方から遥々その地を訪れなければならない等と煩わしいことが多く、岩盤浴の秀れた効能は判っていても、誰もが気軽に日常的な施設として利用できるという訳にはいかなかった。
このように健康の回復や増進に秀れた効果があるとされる岩盤浴を、もっと気軽に利用できる施設を実現しようとする技術に、例えば特開2001−95889号公報の「石風呂装置」発明や特開平8−12406号公報に掲載のある「遠赤外線照射コンクリート体」発明等に散見されるとおり、数は少ないながら確かに既に開発、提案されているものもあって、これらは、何れもボイラによって加熱可能とした暖房用の配管を室内底面下に埋設状とし、その床面には自然石や自然石のような遠赤外線を照射可能な素材を混入状としたコンクリート体、あるいは砂利や砂等を敷設して暖めるようにした構造の点で略共通する技術思想とするものであり、これらこれまでに既に提案のある従前からの構造、施設によっても、温泉地にある天然の岩盤を利用した温浴に近い効能を得られるということが知られている。
しかしながら、上記したような目的で開発、実用化されてきている従前からの人工的な温浴施設は、浴室内の温度調節をボイラによる給湯に頼るものであり、床面下に敷設された暖房用配管の順路を辿って流れる湯温が、供給端と排出端とではかなり大きな温度差を生じてしまうことから、利用者が横になる位置によって温度が高過ぎてしまったり、反対に温度が低過ぎたりして、浴室全体に渡って最適な温度に調節、管理することが非常に困難である等、床下配管を利用する給湯システムによって広い浴室内を均質に加熱するのが難しく、岩盤浴に好適な岩盤表面温度、室温および室内湿度に調節、制御しようとして画一的、効果的な管理するには、管理者が細心の注意を払って常に微妙な調整作業を行わよう努めなければならず、管理作業者への労働負担が大き過ぎると共に、その結果採算性の面で歩が悪くなるという課題が残されたままとなっていた。
そこで、本願出願人は、岩盤の表面温度および室内温湿度をできる限り効率的に管理可能にすることはできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造の温浴施設、およびその新規な温湿度調和制御方法を実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成の詳細について説示していくこととする。
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明に包含される温浴施設は、基本的に次のような構成から成り立っている。 即ち、イヤーメッシュ等のラス材が組み合わされ、夫々所定ピッチに蛇行、配管してなる床暖房用の少なくとも上下二段組みで、その上下に組み合わされるもの同士の上下配置具合が、平面配置における複数箇所において互いの中途部を悉く交叉状配置となるよう配置したパイプを、密閉型浴室内の土間コンクリート上に敷設し、更にその上に保護コンクリート層を介して育成波エネルギーを発する自然石粉末を混練した育成波コンクリート層を形成すると共に、該育成波コンクリート面の適宜区画されたスペースには、育成波エネルギーを発する自然石からなる適宜大きさの原石平板を略面一状に埋設したものとする一方、少なくとも上下二段組みとした各段別のパイプ毎に、所定温度に調整、制御した温水を夫々専用ボイラから循環給湯可能にしてなるものとした構成を要旨とする温浴施設である。
上記した温浴施設に関連し、この発明には当該温浴施設の温度や湿度を好適に制御可能とするようにした温湿度調和制御方法も包含しており、その構成は、基本的に次のとおりのものである。
即ち、上下二段組とした各段別のパイプ毎に、夫々専用ボイラから所定温度に調整、制御した温水を循環供給して密閉型浴室内の床面を加熱し、原石平板埋設スペースの露出面温度を50℃ないし65℃の範囲、室温を40℃ないし45℃の範囲まで加熱すると共に、密閉型浴室内に適宜散水して室内湿度を65%ないし95%の範囲に保つよう浴室内温湿度を制御し、原石平板埋設スペースの露出面温度が65℃を越えたとき、あるいは室温が45℃を越えたときに、浴室内に再度散水して原石平板埋設スペースおよび室内を冷却して温度調節し、これら原石平板埋設スペースおよび浴室内の温湿度を連続制御するようにした構成を要旨とする、この発明の前記何れかによる温浴施設の温湿度調和制御方法である。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
図2中には、上下二段組としたパイプ4,41が、互いに平行状となるよう蛇行、配管されたものを示したが、所定ピッチを確保して、上下二段組としたパイプ4,41が、互いの中途複数箇所において縦横交叉状となるよう蛇行、配管したものとすることが可能である。
以上のとおりの構成からなるこの発明の温浴施設は、以下に示す温湿度調和制御方法によって密閉型浴室2内が温浴に適する温度、湿度となるよう好適に制御されるものである。
先ず、密閉型浴室2の加熱を開始するときには、各専用ボイラ44,45を起動させて、図2中に示すように、実線と鎖線で示す上下二段組の各パイプ4,14の夫々に、互いに隣接する配管同士に逆向きとなる個別の給湯を行い、床面全体に渡り略均質に加熱するものとし、床面全体を数日ないし一週間程度を掛けて徐々に加熱して行き、原石平板埋設スペース51の露出面温度を50℃前後に安定させ、各専用ボイラ44,45は、24時間止まることなく連続的に給湯を継続するよう制御して原石平板埋設スペース51の露出面温度を常時50℃前後に加熱するようにする。
実施例に取り上げた構成からなる温浴施設は、先に示したこの発明の基本的構成からなる温浴施設における特徴に加え、図1および図4中に示したように、密閉型浴室2の略中央を縦断する散水路6の両側に複数の原石平板埋設スペース51,51,……を配したことにより、多人数の利用者が同時に利用可能となり、しかも図2および図3中に示したように、床下に上下二段組としたパイプ4,41を埋設したことにより、各原石平板埋設スペース51,51,……の全てを均質に加熱することができ、図4中に示すように、各原石平板埋設スペース51,51,……の両側に配された散水ノズル62,62,……、給水側溝61,61,……を通じて散水路6に至るよう放流、散水することにより、各原石平板埋設スペース51,51,……が皆同様に冷却され、しかも均等に加湿されるので、何れの原石平板埋設スペース51を選択した利用者も皆、同等の温浴効果を享受し、その効能を満喫することができるという利点を得るものとなる。
叙述の如く、この発明の温浴施設、およびその温湿度調和制御方法は、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、床下に配管する暖房用のパイプを、上下二段組にするという建設の際の経済的負担が比較的少ない構造によって密閉型浴室内の床面温度や温度、湿度等を均質で格段に安定的に制御することができるようになる上、熱損失を低減してボイラーの燃費を削減し、従前までに比較して遥かに経済的なものとすることができ、しかも各温湿度の調整、管理作業の効率自体も大幅に高めることができることから、管理作業の負担を軽減して費用の削減を確実に達成可能にするものであって、温浴による健康の回復、増進を望む利用者と、こうした利用者に温浴サービスを提供する温浴施設の管理、運営者等に高く評価され、広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。
11 同 入り口
12 同 男子更衣室
13 同 女子更衣室
14 同 風除室
15 同 涼み所
2 密閉型浴室
3 土間コンクリート
31 同 防水シート
32 同 断熱材
4 下段パイプ
41 同 上段パイプ
42 同 ラス材(ワイヤーメッシュ等)
43 同 保護コンクリート層
44 同 下段パイプ専用ボイラ
45 同 上段パイプ専用ボイラ
5 育成波コンクリート層
51 同 原石平板埋設スペース
52 同 原石平板
6 散水路
61 同 給水側溝
62 同 散水ノズル
63 同 簀の子
7 送風ファン
71 同 外気吸入用ファン
72 同 排気用ファン
8 湿度調整用升
81 同 加湿槽
82 同 貯水槽
83 同 排水筒
84 同 自動給水機構
Claims (10)
- ワイヤーメッシュ等のラス材が組み合わされ、夫々所定ピッチに蛇行、配管してなる床暖房用の少なくとも上下二段組みで、その上下に組み合わされるもの同士の上下配置具合が、平面配置における複数箇所において互いの中途部を悉く交叉状配置となるよう配置したパイプを、密閉型浴室内の土間コンクリート上に敷設し、更にその上に保護コンクリート層を介して育成波エネルギーを発する自然石粉末を混練した育成波コンクリート層を形成すると共に、該育成波コンクリート面の適宜区画されたスペースには、育成波エネルギーを発する自然石からなる適宜大きさの原石平板を略面一状に埋設したものとする一方、少なくとも上下二段組みとした各段別のパイプ毎に、所定温度に調整、制御した温水を夫々専用ボイラから循環給湯可能にしてなるものとしたことを特徴とする温浴施設。
- 上下または上中下にワイヤーメッシュ等のラス材が組み合わされ、夫々所定ピッチに蛇行、配管してなる床暖房用の少なくとも上下二段組みとするパイプで、その上下に組み合わされるもの同士の上下配置具合が、平面配置における複数箇所において互いの中途部を悉く交叉状配置となるよう配置した下段パイプと上段パイプとを、防水シート、断熱材を介して密閉型浴室内の土間コンクリート上に敷設し、更にその上に保護コンクリート層を介して育成波エネルギーを発する自然石粉末を混練した育成波コンクリート層を形成すると共に、該育成波コンクリート面の適宜区画されたスペースには、夫々仰臥人体の少なくとも胸部、腰部、脚部を同時に載置可能な大きさで、育成波エネルギーを発する自然石からなる原石平板を略面一状に埋設したものとする一方、少なくとも上下二段組みとした各段別のパイプ毎に、所定温度に調整、制御した温水を夫々専用ボイラから循環給湯可能にしてなるものとしたことを特徴とする温浴施設。
- 上下または上中下にワイヤーメッシュ等のラス材が組み合わされ、夫々所定ピッチに蛇行、配管してなる床暖房用の少なくとも上下二段組みとするパイプで、その上下に組み合わされるもの同士の上下配置具合が、平面配置における複数箇所において互いの中途部を悉く交叉状配置となるよう配置した下段パイプと上段パイプとを、防水シート、断熱材を介して密閉型浴室内の土間コンクリート上に敷設し、更にその上に保護コンクリート層を介して育成波エネルギーを発する自然石粉末を混練した育成波コンクリート層を形成すると共に、該育成波コンクリート面の適宜区画されたスペースには、夫々仰臥人体の少なくとも胸部、腰部、脚部を同時に載置可能な大きさで、育成波エネルギーを発する自然石からなる原石平板を略面一状に埋設したものとする一方、少なくとも上下二段組みとした各段別のパイプ毎に、所定温度に調整、制御した温水を夫々専用ボイラから逆向き方向に循環給湯可能にしてなるものとしたことを特徴とする温浴施設。
- 上下または上中下にワイヤーメッシュ等のラス材が組み合わされ、夫々所定ピッチに蛇行、配管してなる床暖房用の少なくとも上下二段組みとするパイプで、その上下に組み合わされるもの同士の上下配置具合が、平面配置における複数箇所において互いの中途部を悉く交叉状配置となるよう配置した下段パイプと上段パイプとを、防水シート、断熱材を介して密閉型浴室内の土間コンクリート上に敷設し、更にその上に保護コンクリート層を介して育成波エネルギーを発する自然石粉末を混練した育成波コンクリート層を形成すると共に、該育成波コンクリート面の適宜区画されたスペースには、夫々仰臥人体の少なくとも胸部、腰部、脚部を同時に載置可能な大きさで、育成波エネルギーを発する自然石からなる原石平板を略面一状に埋設したものとした上、該原石平板埋設スペースの両側夫々には、散水ノズルから散水路まで所定勾配で下る給水側溝が形成され、散水路および各給水側溝の夫々には、原石平板と略面一で、散水を妨げない簀の子が敷設されたものとする一方、少なくとも上下二段組みとした各段別のパイプ毎に、所定温度に調整、制御した温水を夫々専用ボイラから逆向き方向に循環給湯可能にし、各ボイラによる床面加熱と、散水路への散水による気化熱とによって浴室内温湿度を制御可能にしてなるものとしたことを特徴とする温浴施設。
- 上下または上中下にワイヤーメッシュ等のラス材が組み合わされ、夫々所定ピッチに蛇行、配管してなる床暖房用の少なくとも上下二段組みとするパイプで、その上下に組み合わされるもの同士の上下配置具合が、平面配置における複数箇所において互いの中途部を悉く交叉状配置となるよう配置した下段パイプと上段パイプとを、防水シート、断熱材を介して密閉型浴室内の土間コンクリート上に敷設し、更にその上に保護コンクリート層を介して育成波エネルギーを発する自然石粉末を混練した育成波コンクリート層を形成すると共に、該育成波コンクリート面の中央付近に、同密閉型浴室の一方端側から他方端側に所定下り勾配を有する所定幅の散水路を凹設し、同散水路に沿う両側には、仰臥人体の少なくとも胸部、腰部、脚部を同時に載置可能な大きさで、育成波エネルギーを発する自然石からなる原石平板を略面一状に埋設してなる原石平板埋設スペースを複数区画、配列した上、各原石平板埋設スペースの両側夫々には、散水ノズルから散水路まで所定勾配で下る給水側溝が形成され、散水路および各給水側溝の夫々には、原石平板と略面一で、散水を妨げない簀の子が敷設されたものとする一方、少なくとも上下二段組みとした各段別のパイプ毎に、所定温度に調整、制御した温水を夫々専用ボイラから逆向き方向に循環給湯可能にし、各ボイラによる床面加熱と、散水路への散水による気化熱とによって浴室内温湿度を制御可能にしてなるものとしたことを特徴とする温浴施設。
- 上下または上中下にワイヤーメッシュ等のラス材が組み合わされ、夫々所定ピッチに蛇行、配管してなる床暖房用の少なくとも上下二段組みとするパイプで、その上下に組み合わされるもの同士の上下配置具合が、平面配置における複数箇所において互いの中途部を悉く交叉状配置となるよう配置した下段パイプと上段パイプとを、防水シート、断熱材を介して密閉型浴室内の土間コンクリート上に敷設し、更にその上に保護コンクリート層を介して育成波エネルギーを発する自然石粉末を混練した育成波コンクリート層を形成すると共に、該育成波コンクリート面の中央付近に、同密閉型浴室の一方端から他方端に縦断して所定下り勾配を有する所定幅の散水路を凹設し、同散水路に沿う両側には、散水路側に頭あるいは足を向けて横たわることができ、仰臥人体の少なくとも胸部、腰部、脚部を同時に載置可能な大きさで、育成波エネルギーを発する自然石からなる原石平板を略面一状に埋設してなる原石平板埋設スペースを複数区画、配列した上、各原石平板埋設スペースの両側夫々には、散水ノズルから散水路まで所定勾配で下る給水側溝が形成され、散水路および各給水側溝の夫々には、原石平板と略面一で、散水を妨げない簀の子が敷設されたものとする一方、少なくとも上下二段組みとした各段別のパイプ毎に、所定温度に調整、制御した温水を夫々専用ボイラから逆向き方向に循環給湯可能にし、各ボイラによる床面加熱と、散水路への散水による気化熱とによって浴室内温湿度を制御可能にしてなるものとした温浴施設。
- 密閉型浴室は、その室内天井の複数適所に室内空気を攪拌可能とする送風ファンを夫々設置すると共に、同室内適所に室温の上昇を検知可能な温度検知部を設け、天井付近となる壁面に、温度検知部に連動して起動可能な外気吸入用ファンを設けた上、同外気吸入用ファンに対峙する反対側の壁面同所付近にも同温度検知部に連動して起動可能な排気用ファンを設けてなるものとした、請求項1ないし6何れか一項記載の温浴施設。
- 密閉型浴室が、その床面上略中央付近に、育成波エネルギーを発する自然石粉末を添加した育成波コンクリートか、あるいは育成波エネルギーを発する自然石から形成された所定容量を有する升型に形成され、自動給水機構を有していて水面を室内に開放し、床面からの熱を受けて貯溜水を加熱可能とした湿度調整用升を設けてなるものとした、請求項1ないし7何れか一項記載の温浴施設。
- 上下二段組とした各段別のパイプ毎に、夫々専用ボイラから所定温度に調整、制御した温水を循環供給して密閉型浴室内の床面を加熱し、原石平板埋設スペースの露出面温度を50℃ないし65℃の範囲、室温を40℃ないし45℃の範囲まで加熱すると共に、密閉型浴室内に適宜散水して室内湿度を65%ないし95%の範囲に保つよう浴室内温湿度を制御し、原石平板埋設スペースの露出面温度が65℃を越えたとき、あるいは室温が45℃を越えたときに、浴室内に再度散水して原石平板埋設スペースおよび室内を冷却して温度調節し、これら原石平板埋設スペースおよび浴室内の温湿度を連続制御するようにしたことを特徴とする、請求項1ないし8何れか一項記載の温浴施設の温湿度調和制御方法。
- 上下二段組とした各段別のパイプ毎に、夫々専用ボイラから所定温度に調整、制御した温水を循環供給して密閉型浴室内の床面を加熱し、原石平板埋設スペースの露出面温度を50℃ないし65℃の範囲、室温を40℃ないし45℃の範囲まで加熱すると共に、散水ノズルから給水側溝および散水路を通じて適量の水を放流して室内湿度を65%ないし95%の範囲に保つよう浴室内温湿度を制御し、原石平板埋設スペースの露出面温度が65℃を越えたとき、あるいは室温が45℃を越えたときに、散水ノズルから給水側溝および散水路を通じて適量の水を放流し、原石平板埋設スペースおよび室内を冷却して温度調節し、これら原石平板埋設スペースおよび浴室内の温湿度を連続制御するようにしたことを特徴とする、請求項4ないし6何れか一項記載の温浴施設の温湿度調和制御方法。
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