WO2008041408A1

WO2008041408A1 - Compartiment préfabriqué et fixation

Info

Publication number: WO2008041408A1
Application number: PCT/JP2007/064689
Authority: WO
Inventors: Eizo Saito
Original assignee: One's I Co., Ltd.
Priority date: 2006-10-02
Filing date: 2007-07-26
Publication date: 2008-04-10
Also published as: EP2071101A1; CN101523002A; US20100031585A1; TW200817563A; EP2071101A4

Description

明細書

組立式個室および接続具

技術分野

[0001] この発明は、組立式個室および接続具に関し、特に、簡単に組立、分解できる組立式個室および接続具に関する。

背景技術

[0002] 従来の組立式トイレボックスのような組立式個室力たとえば、特開平 10— 33904 6号公報に開示されている。特開平 10— 339046号公報によれば、段ボール板に所定の折り目形成線を設け、これらの折り目形成線に従って段ボール板を折り曲げて、壁枠を形成し、それらをジョイント部材で接続して、箱体を組立可能に構成し、箱体の内部に便器を備えた組立式トイレボックスが開示されている。

[0003] 従来の組立式トイレボックスのような組立式個室は上記のように構成されていた。素材の大部分を段ボールで構成し組立可能としたため、大量に保存が可能であるとともに、運搬も容易で軽量であるため、取り扱いやすいという利点があった力紙製の段ボールで構成されていたため、雨天においては、テントの中に入れる必要があるという問題があった。また、側面壁を相互に接続するために、複数の、個別のプラスチックのジョイント部材を用いているため、組立に時間力 Sかかるという問題もあった。発明の開示

[0004] この発明は、上記のような問題を解消するためになされたもので、全天候において使用ができ、且つ、より組立の容易な組立式個室および接続具を提供することを目的とする。

[0005] この発明によれば、組立式個室は、プラスチックダンボールで構成され、所定の空間を囲む側壁と、側壁の上部に取り付け可能に設けられた、プラスチックダンボールで構成された天井とを含み、天井は、天井に設けられた所定の接続部材を用いて側壁の上部に接続され、接続部材は、面ファスナ、突起部、または、係合部材のいずれ力、である。

[0006] 組立式個室は、全体がプラスチックダンボールで構成され、側壁と天井とが、天井に設けられた面ファスナ、突起部、または、係合部材のいずれかで接続される。天井は着脱自在に取付けられるため、雨天においても使用が可能であり、また、面ファスナ、突起部、または、係合部材のいずれかで天井と側壁とが接続されているため、組立が容易である。

[0007] その結果、全天候において使用ができ、且つ、より組立、解体、撤去および持ち運びの容易な組立式の個室を提供できる。

[0008] 好ましくは、側壁は開口部を有し、開口部は開閉自在である。

[0009] さらに好ましくは、側壁は下部において、横方向に突出した突出部を有し、突出部には、所定の重りが載置可能である。

[0010] 好ましくは、側壁は、それぞれが同一の高さおよび幅寸法を有する複数の矩形状のシートで構成され、矩形状のシートの隣接する幅方向の端部は、それぞれ、弾性を有する接続具で接続されてレ、る。

[0011] さらに好ましくは、側壁は、 4枚の矩形状のシートで構成され、天井を外したとき、 4 枚の矩形状のシートは、隣接する 2枚の矩形状シートの内部に他の隣接する 2枚のシートが包まれるように折り畳可能である。

[0012] また、係合部材は、天井を挟むように設けられた天井保持部と、天井保持部に対して交わる方向に間で側壁をその両面から挟む側壁保持部とを含んでもよい。

[0013] この発明の他の局面においては、接続具は、一対の断面が U字状の受け部を、その閉じた部分を相互に弾性を有する接続部材で接続して!/、る。接続具の U字状の開口部は、その一方側に、他方側に突出する突部を有している。

[0014] 好ましくは、 U字状の開口部には、所定の厚さを有するプラスチックダンボールが折り曲げられて揷入され、プラスチックダンボールの端部が突部に係合する。

[0015] なお、 U字状の開口部には、所定の厚さを有する複数のプラスチックダンボールが相互に接続されて揷入され、複数のプラスチックダンボールのうちの 1つのプラスチックダンボールの端部が突部に係合してもよい。

[0016] また、接続された複数のプラスチックダンボールは、突部の反対側に突出するように相互に接続されて!/、てもよレ、。

図面の簡単な説明 [0017] [図 1]この発明の一実施の形態に係る組立式トイレの斜視図である。

[図 2]組立式トイレを構成する個々の部材を示す図である。

[図 3]組立式トイレを構成する側壁部等の平面図である。

[図 4]側壁等の接続部を示す図である。

[図 5]天井を示す図である。

[図 6]この発明の他の実施の形態に係る組立式トイレを示す図である。

[図 7]他の実施の形態における組立式トイレのコーナ部を示す平面図である。

[図 8]接続具を示す平面図である。

[図 9]他の実施の形態における壁部を折り畳んだ状態を示す図である。

[図 10]支持部の詳細を示す図である。

[図 11]他の実施の形態における天井と壁部との接続形態を示す図である。

[図 12]組立式トイレの下部を安定化させる構成を示す図である。

[図 13]天井の取付け状態を示す他の実施の形態を示す図である。

[図 14]他の実施の形態における天井の取付け状態の詳細を示す図である。

[図 15]強度保持用の板の取付け状態を示す図である。

[図 16]板の取付け状態の詳細を示す図である。

[図 17]板の展開図である。

[図 18]ドアを開閉する施錠装置を構成する係合装置を示す分解斜視図である。

[図 19]施錠装置の動作と壁部との位置関係を示す図である。

[図 20]第 2ロック機構の詳細を示す図である。

[図 21]接続具と壁部との接続状態を示す他の実施の形態を示す図である。

発明を実施するための最良の形態

[0018] 以下、この発明の一実施の形態に係る組立式個室を、組立式トイレに適用した例について図面を参照して説明する。図 1は、この発明の一実施の形態に係る組立式トイレを示す斜視図である。図 1を参照して、組立式トイレ 10は、全体として直方体であり、 3方向の側壁を構成する側壁部 11と、側壁部 11に連続して設けられ、ドア 12を取付けた正面部 13と、側壁部 11および正面部 13の上方に設けられた天井 15とを含み、それぞれの部材がプラスチックダンボールで構成されている。寸法としては、全高が 2000mm、正面部 13の幅が 800mm、側壁部の幅が 900mm程度が好ましい。また、使用するプラスチックダンボールの厚さは約 7mm程度が好ましい。

[0019] また、側壁部 11は、それぞれが同一の高さおよび幅寸法を有する複数の矩形状である。

[0020] 図 2 (A)は、側壁部 1 1および正面部 13を示す斜視図である。図 2 (A)を参照して、側壁部 11は、第 1壁部 111と、第 1壁部 111に連続して設けられた第 2壁部 112と、第 2壁部 1 12に連続して設けられた第 3壁部 113とを含む。正面部 13は、開口部となるドア 12と、ドア 12を開閉自在に支持するドア支持部 131と、ドア 12に対して、ドア支持部 131とは、反対側に設けられたドア当接部 132とを含む。

[0021] ドア 12には取っ手 12aが設けられ、この取っ手 12aを用いてドア 12の開閉を行う。

ドア 12とドア当接部 132とは、ドア 12を閉じたときに相互に重なる部分を有し、この重なる部分に、たとえば、両面ファスナを設けて、ドア 12を開閉自在とする。

[0022] 図 2 (B)〜図 2 (D)に、第 1壁部 111、第 2壁部 112、および第 3壁部 113を示す。

図 2 (B)を参照して、第 1壁部 111は、縦方向に長い、矩形の壁部 11 laと、壁部から横方向に折れ曲がった突出部として作動する折れ曲がり部 11 lbとを含む。第 2壁部 112、および第 3壁部 113も同様の折れ曲力 Sり部を有している。この折れ曲がり部 11 lb等にはコンクリートブロックや砂袋等の重しが載置可能である。この様子を図 1に示す。図 1を参照して、折れ曲がり部 11 lbにコンクリートブロック 17が重りとして載置される。その結果、組立式トイレ 10は風に対しても耐えうる。

[0023] 図 2 (E)は、図 2 (B)において、第 1壁部 111を矢印 E-Eで示す方向から見た図である。図 2 (E)に示すように、第 1壁部 111の上端部には、後に説明する天井を取付けるための面ファスナ 11 lc、 11 Idが取付けられている。第 2壁部 112、および第 3壁部 113も同様の構成を有している。側壁部 11および正面部 13の上方に設けられた面ファスナ 11 lc等を図 2 (A)にも示す。

[0024] 図 2 (F)および（G)は正面部 13を示す図である。図 2 (F)および（G)を参照して、ドァ 12はドア支持部 131に対して折り曲げ自在に接続されて一体化されて!/、る。ドア 1 2の寸法は高さが 1850mmで幅が 600mm程度が好ましい。また、ドア 12の下部と設置される地面との間には 5cmから 10cm程度の隙間を設けるのが好ましい。ドア支持部 131の幅寸法は、 100mm程度が好ましい。ドア支持部 131は、ドア 12より上方向に突出した部分 131aを有し、この部分 131aが天井との重ね代になる。ドア当接部 132も基本的には、ドア支持部 131と同一寸法である。ドア支持部 131およびドア当接部 132は、ともに下部に横方向に延びる折れ曲がり部を有している。なお、ドア 12 はドア支持部 131と別に設けられてもよ!/、。

[0025] 次にこれらの側壁部 11および正面部 13の組立てについて説明する。図 3は、側壁部 11および正面部 13を接続した状態を上方向から見た平面図である。図 3を参照して、ドア 12、ドア支持部 131、第 1壁部 111、第 2壁部 1 12、第 3壁部 113およびドア当接部 132とは、相互に接続されている。この接続の様子を図 4に示す。図 4は図 3 において IVで示した部分の拡大平面図である。図 4を参照して、相互に隣接する、ドァ支持部 131と第 1壁部 111とは強度の強いテープ 16でその外側と内側とを接続している。他の隣接する壁部等についても同様である。その結果、側壁部 11および正面部 13は、それらの接続部において自在に折り曲げ可能になる。ここでテープ 16は弾性を有するのが好ましい。

[0026] 次に天井について説明する。図 5 (A)は天井 15の展開図であり、図 5 (B)は天井 15 を組み立てた状態を示す図である。図 5 (A)を参照して、天井 15の展開図は、天井となる部分 151と、天井となる部分 151に連続して設けられた 4つの側部 152〜； 155を含む。天井となる咅分 151と 4つの彻 J咅〜； 155との間には折り目 156a〜； 156dカ設けられている。それぞれの側部 152〜； 155は、側壁部 11と重なる重なり部 152a〜 155a (図 5 (B)参照、）と、ネ甫虽咅 152b〜； 155bとを含む。重なり咅 152a〜； 155aとネ甫強き 152b〜； 155bとの間には折り目 157a〜； 157dカ設けられている。一方の重なり部（たとえば 152a)と他方の補強部（たとえば 153b)との間は溝 158で分離されてい

[0027] 重なり部 152a〜155aと補強部 152b〜； 155bの幅方向寸法は約 100mmである。

それぞれの重なり部 152a〜； 155aの、溝で他の重なり部と隣接する部分の表側には、面ファスナ 152c〜； 155cカ取付けられ、ネ甫強き 152b〜； 155bの裏彻 Jには面ファスナ 152d〜； 155dカ取付けられている。面ファスナ 152c〜； 155cと面ファスナ 152d〜 155dとは相互に接着可能である。 [0028] また、それぞれの重なり部 152a〜155aの裏面の両端部付近には面ファスナ 152e ~ 155e, 152f〜； 155fカ設けられている。

[0029] 図 5 (A) ίこ示した展開図 ίこおレヽて、折り目 156a〜； 156d、 157a〜； 157dで折って、面ファスナ 152c〜； 155cと面ファスナ 152d〜； 155dとを接着すると、図 5 (B)に示すような天井 15が完成する。図 5 (B)を参照して、天井 15の折り曲げられた 4つのコーナが補強部 152b〜； 155bで補強されるため、十分な強度が得られる。

[0030] なお、天井 15は半透明にすれば、室内が明るくなつて好ましい。

[0031] このようにして完成した天井 15を側壁部の上に載置して側壁部 11の面ファスナ 11 lc, l l ldと天井 15の面ファスナ 152e, 152f~ 155e, 155fとを接続する。したカって、この実施の形態においては、これらの面ファスナが接続部材として作動する。

[0032] なお、内部に設けられる便器については、上記した組立式トイレに収納可能な任意のものを使用可能であるため、その説明は省略する。

[0033] 以上のように、この実施の形態に係る組立式トイレは、全体がプラスチックダンボールで構成されるとともに、側壁部等が一体化され、その上に天井を載せて、面ファスナで接続するだけで完成するため、全天候型で、かつ、必要なときに簡単に組立、解体、撤去および持ち運びが可能である。また、側壁部の下端には横方向に延びる折れ曲がり部を設け、そこにコンクリートブロックや砂袋等の重しを載置する可能としたため、風の影響を受けることが少ない。

[0034] なお、上記実施の形態においては、組立式個室を、組立式トイレに適用した例について説明したが、これに限らず、更衣室や、シャワー室や物置等に適用してもよい。

[0035] また、上記実施の形態にぉレ、ては、天井を側壁部と別体とした場合につ!/、て説明したが、これに限らず、天井を側壁部の一部に接続して、組立時には、分離されている部分を面ファスナのような接続部材で接続するようにしてもよい。

[0036] また、上記実施の形態においては、組立式個室として直方体形状のものについて説明したが、これに限らず、平面形状として、楕円形や、一部楕円形、三角形等であつてもよい。

[0037] また、上記実施の形態においては、折れ曲がり部を外部に突出させた力これに限らず、内部に突出させても良い。 [0038] 次にこの発明の他の実施の形態について説明する。図 6は、この発明の他の実施の形態に係る組立式個室を示す図である。図 6 (B)は正面図であり、図 6 (A)は図 6 ( B)において矢印 A- Aで示す平面図であり、図 6 (C)は図 6 (B)において矢印 C-Cで示す側面図である。

[0039] 図 6を参照して、この実施の形態に係る組立式個室 20は、先の実施の形態と、使用材料および基本的な構成は同じである。この実施の形態における先の実施の形態との主な相違点は、それぞれの壁部 211 , 212, 213および正面部 23が相互に接続具 24a〜24dで接続されている点と、壁部 211 , 212, 213および正面部 23と天井 2 5との接続方法が異なる点と、正面部 23に設けられたドアが観音開きのドア 22, 22b となっている点と、壁部 211 , 212, 213の下端部に支持部 26b〜26dが設けられている点である。したがって、基本的に、先の実施の形態における 10番または 100番台で示した部分の対応する部分を 20番または 200番台で示す。

[0040] 図 7は、図 6 (A)に示した平面図において、 1つのコーナ部における、接続具 24による接続状態を示す図である。図 7を参照して、たとえば、壁部 211と正面部 23とが、両端部に U字状の接続部を有するフレキシブルな弾性を有する接続具 24で接続されている。なお、接続具は蝶番機能を有していてもよい。

[0041] 図 8 (A)は、接続具 24の具体的な構成を示す図である。図 8 (A)を参照して、接続具 24は、一対の U字状の収糸内咅 241、 242と、 U字状の収糸内咅 241、 242とをその底部（閉じている部分）で接続する接続部 243とを含む。 U字状の収納部 241、 242 のそれぞれの対向する開口部の一方側には対向する方向に突出した突部 241a, 2 42aが設けられている。突部 241a, 242aの底部側は、収納部 241、 242を構成する壁に垂直な方向に延在する垂直壁 245を構成し、開口部側（底部とは反対側）は、開口部側が広くなるように傾斜して!/、る傾斜壁 246を構成する。

[0042] 図 8 (B)は、接続具 24に壁部 211等を取付けた状態を示す図である。図 8 (B)を参照して、壁部 211等を接続具 24に取付けるときは、その先端部近傍で 2つ折りし、その先端部が上記した垂直壁 245に当接し、折り曲げ部が U字の底に沿うように取付けられる。収納部 241 , 242の開口部に傾斜壁 246が設けられているため、壁部 211 等の挿入が容易である。また、突部 241a, 242aは、上記のような形状であるため、一旦揷入された壁部 211等は、引き抜こうとしても収納部 241、 242の形状によって拘束されるため、容易には引き抜けない。

[0043] 図 9は、上記のように壁部 211等が相互に接続された状態で折りたたんだときの、接続具 24の周囲を示す図である。まず、点線で示すように 2枚ずつの壁部が重ねられた後、図中矢印で示すように片方の 2枚が他の 2枚に折り重ねられて、 4枚の壁部等がコンパクトに収納が可能になる。

[0044] 図 10は、図 6に示した支持部 26b〜26dを示す図である。図 10を参照して、組立式個室を使用するときは、支持部 26b〜26dは、図 6 (C)において一点鎖線で示した状態から図 10において矢印で示すように、傾斜部 262a, 262bの上端部（ここで、支持部 26は、図 6において 2点鎖線で示されるように、不使用時には、壁部 211に固定されている）を中心にして底部材 261が設置平面に沿うように降ろされる。壁 211には、その下部の所定の位置に面ファスナ 265a, 265bが設けられており、これに、立上り部 263の裏面に設けられた面ファスナ 264a, 264bが当接して底部材 261が固定される。他の支持部についても同様である。

[0045] このようにして形成された支持部 26b〜26dには、図 6 (B)に示すように、重りとして水入りのバケツ等が置かれる。

[0046] 図 11は、天井 25を壁部 211等に設ける状態を示す図である。図 11を参照して、天井 25は、その下面の 4つのコーナの近傍に台形状の突起部 252a〜252dを有する。この突起部 252a〜252dは、天井 25を構成しているプラスチックダンボールを 5枚程度重ねて構成される。この突起部 252a〜252dは、壁部 211等で構成された矩形の開口部 215内に摺動しながら揷入可能に形成されている。すなわち、相互に隣接する台形の対向する斜辺間で規定される寸法は、壁部 211等で構成された矩形の開口部 215より多少大きい寸法にされている。そのため、天井 25を壁部 21；!〜 215 内に揷入するだけで、組立式個室 20の上部が固定される。なお、天井 25を構成する矩形のプラスチックダンボールの平面寸法は、開口部 215よりも壁部 211等の厚さ分だけ大き!/、寸法を有して!/、る。

[0047] したがって、この実施の形態においては、突起部 252a〜252dが接続部材として作動する。 [0048] なお、天井 25はプラスチックダンボールに限らず、硬質ウレタン等の所定の強度と形状を保持可能な任意の材料を用レ、て構成してもよ!/、。

[0049] 図 12は、この実施の形態における組立式個室 20の下部の形状を安定化させる構成を示す図である。図 12を参照して、壁部 213と壁部 213に隣接する壁 212および正面壁部 213の相互に隣接する側の端部近傍には、それぞれの壁部等間を接続する、容易にたわみうる,紐 27a, 27bカ設けられている。この,紐 27a, 27bは、天井 25を壁部 21 1等で構成された開口部に取付けることによって組立式個室 20を組立てたときに、緊張する寸法を有している。この緊張された紐 27a, 27bの上には、対向する壁 212と 231との間を突っ張るように板 28が載置される。このように、組立式個室 20 の下部においても対向する壁間を突っ張る板 28を設けたため、組立式個室 20の下部が安定する。

[0050] なお、この板は、他方の正面壁部 232側にも設けてもよい。また、この板 28の幅寸法は、正面壁部 231、 232の幅寸法よりも狭い。

[0051] 次に、この発明のさらに他の実施の形態について説明する。図 13は、天井を壁部に取付ける、さらに他の実施の形態を示す図であり、先の実施の形態における図 11 に対応する。図 13を参照して、天井 35は、図 11に示した天井 25と同じ矩形であるが、より大きな面積を有し（図 14参照）、その 4辺の中央部にプラスチック製の固定部材 36が設けられている。なお、壁面 31；!〜 313 (先の実施の形態における壁面 21；!〜 213に対応）および正面部 33 (ドア 32とドア当接部 332とを含む）の形状は、基本的に図 11と同様である力この実施の形態においては、ドア 32の上部には窓 71が設けられている。

[0052] 図 14は、この場合の天井 35を壁面 311に取付けた状態を示す図である。図 14に示すように、固定部材 36は、水平方向に平行に延在し、間に天井 35を挟むように設けられた天井保持部 361 , 362と、天井保持部 362の開口部 365の近傍から垂直下方向に延在する第 1壁面保持部 363と天井保持部 361 , 362に接続され、垂直方向に下方向に延び、途中から上方向に折れ曲がるように設けられた第 2壁面保持部 36 4とを含む。第 1および第 2壁面保持部 363, 364によって壁面 311等が保持される。

[0053] なお、天井 35が固定部材 36の開口部から容易に抜け出さないように、天井保持部 361 , 362には、開口部 365の逆方向である奥方向に鋭角を有する鋸刃状の突出部 361a, 362aが設けられている。また、壁面 311等が固定部材 36から容易に抜け出さないように、第 1および第 2壁面保持部 363, 364には、天井 35側に壁面 311を押し付けるような突起部 363a, 364aが設けられている。したがって、この実施の形態においては、固定部材 36は接続部材として作動する。

[0054] 次に、組立式個室の下部の形状を安定化させる、さらに他の実施の形態について説明する。図 15は、この場合の構成を示す図であり、図 12に対応する部分を示す図である。図 12においては、図 6に示すように、ドア 22は観音開き方式であった力この実施の形態においては、図 1や図 13に示したように、片開きである。このような形式のドアを設ける場合、図 12に示すような、壁部 213のみに設けられる板 28では、ドアの開閉部の強度が保てない場合がある。そこで、この実施の形態においては、ドア当接部 332と、それに隣接する壁部 313とに係合する強度保持用の板 29を設けるようにした。

[0055] 図 16は、図 15において、矢印 XVIで示した部分の拡大矢視図であり、図 17は板 2 9の展開図（A)と組立図（B)とを示す図である。図 16を参照して、ここでも図 7、図 8 で示したのと同様の接続具 34を用いて隣接する壁部 32および壁部 313が接続されている。ここでは、接続具 34内におけるプラスチックダンボールの保持方法が先の実施の形態と異なっている力この点については、後述する。

[0056] 図 16に示すように、ここでは、板 29は、接続具 34、接続具 34によって接続される隣接する壁部 332a, 313aに沿う平面形状を有し、且つ、ドア 32と隣接する部分まで延在する。これによつて、壁部 332aの強度を上げることができる。また、ドア当接部 3 32には、後に説明する施錠装置のうちの被係合装置 48が取付け付けられている。

[0057] 図 17を参照して、板 29は長手方向に幅の広い端部と、幅の狭い端部とを有する平板部 291と、平板部 291の幅の広い端部に設けられた第 1側板部 292と、幅の狭い端部に設けられた第 2側板部 293と第 2側板部 293に連続して平板部 291の長手方向に交わる方向に延在する第 3側板部 294とを含む。平板部 291と第 1側板部 292、および、第 2側板部 293との間、第 2側板部 293と第 3側板部 294との間には、それぞれ、折り曲げ可能な折り曲げ線 291a, 291b, 293aが設けられている。その結果、これらの折り曲げ,锒 291a, 291b, 293aを折り曲げると、図 17 (B)に示すテープ、ノレ状の板 29が得られる。

[0058] 第 1側板部 292は、後に説明するドア当接部 332に設けられた被係合装置の溝部へ揷入される。第 3側板 294の上には面ファスナ 294aが設けられ、これを、壁部 313 に設けられた、図示のない、面ファスナに接着させる。この構成によって、図 15に示すように、板 29を用いて、ドア近傍の強度を増すことが可能になる。

[0059] 次に、接続具に収容されるプラスチックダンボールの端部の形状について説明する。この実施の形態における接続具の形態は図 8に示したものと同じである力、収納されるプラスチックダンボールの端部の形状が異なるため、ここでは、接続具を参照番号 34とする。図 16を参照して、この実施の形態における接続具 34は、図 8に示した接続具 24の場合と異なり、接続具 34の U字状部 341a, 341bに収納される部分は 1 枚のプラスチックダンボールが折り曲げられるのではなぐ外部から接続具 34の U字状部分 341a, 341bの内部に延在する 1枚のプラスチックダンボール 313a, 332aに、短く切断されたプラスチックダンボール片 313b, 332bが接着剤等で接続され、接続された 2枚のプラスチックダンボール 313a, 313b, 332a, 332bの端部が鋭角をなすように切断されている。この鋭角をなす端部が、接続具 34の U字状部の底部 34 6a, 346bに当接するように収容される。また、短い方のプラスチックダンボールの鋭角を有する側の反対側の端部が、接続具 34の突部 345a, 345bのそれぞれの垂直壁 347a, 347bに係合する。

[0060] 次に、ドアの施錠装置について説明する。施錠装置は係合装置 45と被係合装置 4 8とを含む。図 18は、ドアの施錠装置の係合装置 45を示す分解斜視図である。係合装置 45は、把手 42を有するスライダ 40 (図 18 (A) )と、スライダ 40を左右方向に移動させるガイドとなるガイド部 50 (図 18 (B) )と、ガイド部 50をドアの所定の位置に取付ける取付部 60 (図 18 (C) )とを含み、これらが一体的に接続されて構成されて!/、る

[0061] 図 18 (A)を参照して、スライダ 40は、底部が開放された直方体形状の第 1部分 41 と、第 1部分 41の横方向（図 18において Xで示す方向）に接続された第 2部分 43と、第 2部分 43のさらに横方向に設けられた第 3部分 46とを含む。第 2部分 43の幅方向 (図 18において Yで示す方向）寸法は、第 1部分 41の幅寸法より小さい。スライダ 40 は、第 1部分 41、および、第 2部分 43のそれぞれから立上がる部分 421 , 422とこれらの立上がり部分を接続する接続部 42とを含む。この接続部 42が把手になる。第 2 部分 43の幅方向の両側面にはその下端部から幅方向に突出する突出部 44が設けられている。突出部 44は、横方向において所定の長さ aを有している。

[0062] 第 3部分 46は第 2部分 43に所定の幅で接続され、その横方向端部が突出する三角形状を有しその先端は円形である。第 3部分 46には、円形状の押しボタン 47が設けられ、押しボタン 47が押されると、後に説明する、被係合装置 48の貫通孔 76に係合する。

[0063] 図 18 (B)は、ガイド部 50の一部を破断した状態を示す。図 18 (B)を参照して、ガイド部 50は、第 1部分 41を横方向に移動可能に、その上部において保持する、矩形状の突出部 55と、突出部 55を保持する矩形状の保持部 51と、保持部 51の幅方向の両端部から横方向に延在する一対のガイド溝保持部 52a, 52bとを含む。ガイド溝保持部 52a, 52bは、所定の幅方向寸法を有し、これらの間に第 2部分 43が位置する。ガイド溝保持部 52a, 52bの第 2部分 43が位置する側の裏面には、上記した突出部 44が移動可能に収容されるガイド溝 53a, 53bが設けられている。ガイド溝 53a, 5 3bの横方向寸法は bであり b〉 aとなるように構成され、それによつて、スライダ 40は、ガイド部 50上で横方向に移動可能である。

[0064] なお、保持部 51の突出部 55の裏面側には、矩形状の壁部 56が設けられている。

壁部 56は、図中 Y方向に al、 X方向に a2のそれぞれの寸法を有している。

[0065] 図 18 (C)を参照して、取付部 60は、平板部 61と、平板部 61のほぼ中央部に設けられた全体として矩形状の壁部 64を含む。壁部 64は、矩形状の四隅のそれぞれを含み、その交わる 2辺方向に所定の長さだけ延在する第 1壁 62a, 62b, 62c, 62dと、第 1壁 62a, 62b, 62c, 62dのそれぞれに対して間に間隔をおいて設けられた第 2 壁 63a, 63b, 63c, 63dとを含む。第 2壁 63a, 63b, 63c, 63dは、第 1壁 62a, 62b , 62c, 62dより高ぐその上端部は水平方向内側（壁 64の内部側）に曲げられており、この曲げられた部分が図 18 (B)に示した壁部 56の図示のない係合孔に係合することによって、ガイド部 50と取付部 60とは一体化される。なお、平板部 61がドアに取付けられている。また、平板部 61の壁部 64で囲まれた部分には開口部 65が設けられており、ドアの、開口部 65近傍も開口となっている。

[0066] 次に、施錠装置を用いたドアの開閉方法について説明する。図 19は、施錠装置の係合部と被係合部との位置関係とドアの開閉状態を示す図である。ここでは、図 16 に示した位置関係にドア 32とドア当接部 332とがあるものとする。図 19 (B)はドアが開いている状態を示し、図 19 (C)はドア固定時を示し、図 19 (D)はドアロック時を示す図である。なお、図 19 (A)は図 19 (B)において矢印 A— Aで示す部分の断面図である。また、各図において、左側がドア 32側で右側がドア当接部 332側であり、中央部の線がそれらの当接部を示す境界線であり、それぞれの端部を表している。

[0067] 図 19 (A)および (B)を参照して、施錠装置は、ドア 32に設けられた係合装置 45と、ドア当接部 332に設けられた被係合装置 48とを含む。ドア 32を構成しているプラスチックダンボールには、係合装置 45を取付ける部分に、横方向に図中 a4で示す幅方向寸法、縦方向に上記した、壁部 64の alで示す寸法を有する開口部 321が設けられており、この開口部 321に壁部 64がドア 32の外側から嵌め込まれる。この壁部 6 4にガイド部 50の壁部 55が被せられて係合装置 45がドア 32に固定される。ドア 32 の開口部 321の幅方向寸法 a4に比べて壁部 64の寸法は小さいため、施錠装置の係合装置 45は図中 a3で示す寸法だけ幅方向（図中横方向）に移動可能である。

[0068] 一方、被係合装置 48は取付けネジ 77a, 77bでドア当接部 332に取付けられている。被係合装置 48は全体がほぼ矩形状の平板である被係合装置本体 75を有し、被係合装置本体 75の上部には矩形状の溝 78が設けられている。

[0069] 図から明らかなように、ドア 32が開いているときは、ガイド部 50およびその上で移動するスライダ 40はドア 32側に位置している。

[0070] 図 19 (C)を参照して、ドア 32を固定するときには、把手 42を右側（図 18において「閉」側）に移動させ、ガイド部 50全体を右側に移動させる。図 19 (B)と（C)とに示すように、ガイド部 50およびスライダ 40はドア 32の開口部 321の a3で示す寸法だけ右側に移動する。

[0071] ドア 32をロックする状態を図 19 (D)に示す。ドア 32をロックする時は、さらに強く把手 42を右に移動させると、スライダ 40だけが動き、図 19 (D)に示す位置に移動する。この状態で押しボタン 47を押すと、押しボタン 47は貫通孔 76を貫通してドア 32とドァ当接部 332とは一体化される。その結果、ドア 32は表側から開かなくなる。

[0072] 上記実施の形態においては、施錠装置はドアの開閉部に 1箇所設けられた。施錠装置は 1箇所だけでなぐ 2箇所設けたほうがより安全である。図 20は、図 13で説明したドア 32に設けた窓を利用した第 2ロック機構を示す図である。

[0073] 図 20 (A)は窓 71を含むドア 32とドア当接部 332とを示す断面図であり、図 20 (B) は図 20 (A)において、矢印 B— Bで示す部分をトイレの内部から見た矢視図である。したがって、この状態ではドア 32は閉じられている。

[0074] 図 20を参照して、第 2ロック機構 72は、ドア 32のドア当接部 332近傍に設けられた回転軸 76を中心に回転可能な平板部材 73と、棒状部分 73に対して回転軸 76の反対方向に設けられた第 1円板 75と、回転軸 76および第 1円板 75の延在する方向に対して直交する方向に設けられ、同じく回転軸 76を中心に回転可能な第 2円板 74とを含む。平板部材 73と第 1円板 75と第 2円板 74とは、回転軸 76を中心として、図中矢印 Aで示す方向に回転可能である。なお、ドア 32が閉じられている状態では、第 1 円板 75が窓 71を完全に覆うように位置し、第 2円板 74は図に示す位置よりも矢印 A で示す方向の反対方向に回転しないように図示のないストツバで止められており、平板部材 73が水平方向に延在して、その先端部がドア当接部 332側に位置しているため、ドア 32は外部から開かない。平板部材 73には編板部材 73の平面から突出する方向に円弧状の突出部 77が設けられている。

[0075] トイレのドア 32が開いて!/、る状態では、平板部材 73を含む第 2ロック機構 72全体はドア 32側に位置し、第 2円板 74が第 1円板 75に位置に位置する。

[0076] 施錠装置で施錠した後、ユーザは突出部 77を用いて平板部材 73をドア当接部 33 2側に回転させることによって第 2ロック機構 72を用いてドア 32を二重にロックする。

[0077] また、このように第 2ロック機構 72を操作することで、ドア 32を開け閉めするときは必ず、窓 71から外が見えるため、ドア 32を二重ロックしたか否かを確実に知ることができる。

[0078] また、第 1円板 75の外部側を赤色とし、第 2円板の外部側を黒としておけば、外部力、らトイレの使用状態を知ることが可能になる。 [0079] 次に、接続具と壁部との接続状態を示す他の実施の形態について説明する。図 21 は接続具と壁部との接続状態の他の実施の形態を示す図である。ここでは、図 13に示した隣接した壁部 311と 312との間の接続について説明する。

[0080] 図 21 (A)は接続具の第 1変形例を示す図である。上記した接続具においては、接続具は一対の U字状の収納部を有していた力 S、この実施の形態においては、図 21 ( A)に示すように、 U字状の収納部 154aは一つのみ設けられ、収納部 154aは接続部 154bに接続されている。接続部 154bの他方側の端部は、隣接する壁部 312とたとえばピン等の接続部材 154cを用いて接続されて!/、る。

[0081] 次に、接続具の他の実施の形態について説明する。図 21 (B)はこの実施の形態における接続具と壁部との接続状態を示す図である。この実施の形態においては、接続具 84の U字状の収納部 184は対向する 2面 184a, 184bを有し、一方の面 184b には対向する面 184aに当接可能な突起部 184cが設けられている。一方、壁部 311 の所定の位置には貫通孔 31 laが設けられており、この貫通孔 31 laに突起部 184c が係合する。

[0082] 次に、接続具のさらに他の実施の形態について説明する。図 21 (C)はこの実施の形態における接続具と壁部との接続状態を示す図である。この実施の形態においては、接続具 85は U字状の収納部 185を有する。収納部 185は対向する 2面 185a, 1 85bを有し、一方の面 185bには対向する面 184aに向けて突出する突起部 185cが設けられている。この場合の突起部 185cの高さは接続具 84の有する突起部 184c の約半分である。一方、壁部 311の所定の位置には凹部 312aが設けられており、この凹部 312aに突起部 185cが係合する。

[0083] なお、接続具 84, 85においては、 U字状の収納部は一対設けられていてもよいし、接続具 54のように一つのみ設けられて!/、てもよ!/、。

[0084] 以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。

産業上の利用可能性この発明に係る組立式個室は、組立が容易であるため、持ち運びの容易な組立式個室として、有利に利用され得る。

Claims

請求の範囲

[1] プラスチックダンボールで構成され、所定の空間を囲む側壁と、

前記側壁の上部に取り付け可能に設けられた、プラスチックダンボールで構成された天井とを含み、

前記天井は、前記天井に設けられた所定の接続部材を用いて前記側壁の上部に接続され、

前記接続部材は、面ファスナ、突起部、または、係合部材のいずれかである、組立式個室。

[2] 前記側壁は開閉自在に設けられた開口部を有する、請求項 1に記載の組立式個室

[3] 前記側壁は下部において、横方向に突出した突出部を有し、

前記突出部には、所定の重りが載置可能である、請求項 1に記載の組立式個室。

[4] 前記側壁は、それぞれが同一の高さおよび幅寸法を有する複数の矩形状のシートで構成され、

前記矩形状のシートの隣接する幅方向の端部は、それぞれ、弾性を有する接続具で接続されて!/、る、請求項 1に記載の組立式個室。

[5] 前記側壁は、 4枚の矩形状のシートで構成され、

前記天井を外したとき、前記 4枚の矩形状のシートは、隣接する 2枚の矩形状シートの内部に他の隣接する 2枚のシートが包まれるように折り畳可能である、請求項 4に記載の組立式個室。

[6] 一対の断面が U字状の受け部を、その閉じた部分を相互に弾性を有する接続部材で接続した接続具であって、

前記 U字状の開口部は、その一方側に、他方側に突出する突部を有している、接

[7] 前記 U字状の開口部には、所定の厚さを有するプラスチックダンボールが折り曲げられて揷入され、

前記プラスチックダンボールの端部が前記突起部に係合する、請求項 6に記載の接続具。

[8] 前記 U字状の開口部には、所定の厚さを有する複数のプラスチックダンボールが相互に接続されて揷入され、

前記複数のプラスチックダンボールのうちの 1つのプラスチックダンボールの端部が前記突部に係合する、請求項 6に記載の接続具。

[9] 前記接続された複数のプラスチックダンボールは、前記突部の反対側に突出するように相互に接続されている、請求項 6に記載の接続具。

[10] 前記係合部材は、前記天井を挟むように設けられた天井保持部と、前記天井保持部に対して交わる方向に間で前記側壁をその両面から挟む側壁保持部とを含む、請求項 1に記載の組立式個室。