JP2003289737A - 折り畳みケージ及び折り畳みケージの折り畳み方法 - Google Patents

折り畳みケージ及び折り畳みケージの折り畳み方法

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JP2003289737A JP2002103911A JP2002103911A JP2003289737A JP 2003289737 A JP2003289737 A JP 2003289737A JP 2002103911 A JP2002103911 A JP 2002103911A JP 2002103911 A JP2002103911 A JP 2002103911A JP 2003289737 A JP2003289737 A JP 2003289737A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利便性の高い折り畳みケージ及び折り畳みケ
ージの折り畳み方法を提供する。 【解決手段】 長方形状の底部11と、底部11周縁部
に設けられた周壁12と、周壁12上縁に設けられる天
部13で構成する。天部13後縁を連設部材32で周壁
12に接合し、天部13を折り畳み自在とする。連設部
材32で連設された天部13の他の周縁と周壁12と
に、互いに着脱自在に係合するファスナー51の単片5
2を設けて天部13を開閉自在とする。周壁12の前後
壁部61,64を骨格部材で形状維持し、左右壁部6
2,63は柔軟性を維持する。底部11に、二分割され
た硬質の板材を設け、両板材間に底部11を山折りにす
る折線部101を形成する。折線部101近傍に手で保
持する取っ手部111を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非使用時に折り畳
むことができる折り畳みケージ及び折り畳みケージの折
り畳み方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、犬などのペットを外室させる際に
は、折り畳みケージが用いられていた。
【0003】この折り畳みケージは、矩形容器状のトレ
ーと、該トレーの各辺に設けられた側壁と、各側壁の上
縁に架橋される天板とによって構成されており、該天板
には、持ち運び用の取っ手が設けられている。前記天板
及び各側壁は、スチール線が格子状に組まれて成り、ス
チール線間には、収容されたペットが出入できない程度
の大きさの開口部が形成されている。
【0004】前記天板は、その一辺がいずれかの側壁上
縁に回動自在に支持されており、各側壁は、その下縁が
前記トレー上縁に回動自在に支持されている。これによ
り、前記天板の係止状態を解除するとともに、隣接した
側壁同士の係合状態を解除し、各側壁をトレー内に倒す
ことによって、当該折り畳みケージを折り畳めるように
構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の折り畳みケージにあっては、折り畳み時の作
業性が悪く不便であった。
【0006】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、利便性の高い折り畳みケージ及び
折り畳みケージの折り畳み方法を提供することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の請求項1の折り畳みケージにあっては、底部
の周縁部に周壁が設けられた折り畳みケージにおいて、
前記周壁の少なくとも対向した部位を内側へ折り畳み自
在に設定し、前記底部に、当該底部を山折りにする折線
部を、前記周壁の折り畳み自在な部位間に延設するとと
もに、当該折線部の近傍に手で保持する取っ手部を設け
た。
【0008】すなわち、この折り畳みケージを折り畳む
際には、上部より手を差し入れ、底部に設けられた取っ
手部に手を掛けて引き上げる。すると、底部に形成され
た折線部が山折りにされる。
【0009】このとき、前記周壁の対向した部位は、内
側へ折り畳み自在に構成されており、これらの部分を内
側へ折り畳む。すると、前記周壁の他の部位は、近接さ
れ重ね合わせられる。
【0010】このように、底部に設けられた取っ手部を
引き上げ、底部を山折りにすることによって、折り畳み
ケージが折り畳まれる。
【0011】また、本発明の請求項2の折り畳みケージ
にあっては、矩形状の底部と、該底部の周縁部に設けら
れた周壁と、該周壁の上縁部に一部が連設され他の部位
が着脱自在に係合される天部とからなる折り畳みケージ
において、前記周壁を、前記底部の各辺に連設された側
壁部により構成し、隣接した側壁部同士を連設するとと
もに、少なくとも一方の対向した側壁部を、内側へ折り
畳み自在な軟質な部材で構成する一方、前記底部に、当
該底部を山折りにする折線部を、軟質な部材で構成され
た前記両側壁部に対する交差方向に延設し、該折線部の
近傍に手で保持する取っ手部を設けた。
【0012】すなわち、この折り畳みケージを折り畳む
際には、天部の連設部を除いた部分と周壁の上縁部との
係合状態を解除し、上部に開口部を形成する。この上部
開口部より手を入れて、底部に設けられた取っ手部に手
を掛けて引き上げる。すると、底部に形成された折線部
が山折りにされる。
【0013】このとき、前記周壁の少なくとも一方の対
向した側壁部は、軟質な部材で構成されており、これら
の側壁部を内側へ折り畳む。すると、他方の対向した側
壁部は、近接され重ね合わせられる。そして、これらの
側壁部に前記天部が折り重ねられる。
【0014】このように、底部に設けられた取っ手部を
引き上げ、底部を山折りにすることによって、折り畳み
ケージが折り畳まれる。
【0015】さらに、請求項3の折り畳みケージにおい
ては、前記天部を矩形状に形成し、該天部の一辺を、い
ずれかの側壁部の上縁に折り畳み自在に連設するととも
に、当該天部の周縁部及び各側壁部の上縁部に、互いに
着脱自在に係合するファスナーを設けた。
【0016】すなわち、前記天部は矩形状に形成されて
おり、該天部は、その一辺がいずれかの側壁部の上縁に
折り畳み自在に連設され、この連設された箇所を除く部
分は、ファスナーによって、各側壁部に着脱自在に係合
されている。
【0017】このため、前記ファスナーによる係合状態
を解除するだけで、上部に開口部を形成することができ
る。
【0018】加えて、請求項4の折り畳みケージでは、
前記周壁に、内部と外部とを連通する連通部分を設け、
該連通部分を網目状の部材で構成した。
【0019】これにより、周壁が格子状に組まれたスチ
ール線からなり、大きな開口部が形成されてしまう従来
と比較して、開口部からの虫などの浸入を防止すること
ができる。
【0020】また、本発明の請求項5の折り畳みケージ
の折り畳み方法にあっては、山折りされる折線部が長手
方向に延設され該折線部の近傍に手で保持する取っ手部
が設けられた長方形状の底部と、該底部の四辺に設けら
れた各側壁部の側縁が連設されてなり少なくとも前記折
線部の両端に位置する両側壁部が内側へ折り畳み自在な
軟質な部材で構成された周壁と、該周壁の上縁部に周縁
部が架橋される長方形状の天部とにより構成され、該天
部の長辺が、対応する側壁部の上縁に折り畳み自在に連
設され、前記天部の他の周縁部と各側壁部の上縁部とが
ファスナーによって互いに着脱自在に係合される折り畳
みケージの折り畳み方法であって、前記ファスナーを操
作して前記天部と前記周壁の接合状態を解除し、前記底
部に設けられた取っ手部を引き上げて当該底部を前記折
線部にて山折りにするとともに、軟質な部材で構成され
た前記周壁の前記両側壁部を内側へ折り畳み、他の両側
壁部を近接して重ね合わせた後、これらの側壁部に前記
天部を折り重ねる。
【0021】これにより、請求項1と同様に、底部に設
けられた取っ手部を引き上げ、底部を山折りにするだけ
で、折り畳みケージが折り畳まれる。
【0022】また、前記天部は、その長辺が側壁部の上
縁に折り畳み自在に連設されているため、前記天部の短
辺が側壁部に連設された場合と比較して、該側壁部の高
さ方向の重ね代を小さくすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかる折り
畳みケージ1を組み立てた状態を示す斜視図であり、該
折り畳みケージ1は、犬などのペットを外室させる際に
用いられるものである。
【0024】この折り畳みケージ1は、矩形状に形成さ
れており、長方形状の底部11と(図4及び図5参
照)、該底部11の周縁部に設けられた周壁12と、該
周壁12の上縁に架橋した状態で設けられた天部13と
によって構成されている。
【0025】該天部13は、ポリ塩化ビニル(PVC)
が網目状に形成されたメッシュ生地によって長方形状に
形成されており、その全面が、内部と外部とを連通する
連通部21を構成している。また、前記天部13の周縁
には、矩形状の骨格部材22が内挿されており、該骨格
部材22によって形状が維持されている。この天部13
の左右側部には、前後に延在する帯体23,23が縫製
されており、両帯体23,23は、先端部が天部13前
縁より延出する長さ寸法に設定されている。この延出部
24,24と、該延出部24,24が折り返される折返
し領域には、互いに剥離自在に貼着する面ファスナー2
5,25(マジックテープ「登録商標」)が縫製されて
おり(図6参照)、図1に示したように、折り返した状
態で固定できるように構成されている。
【0026】前記天部13の後縁31は、連設部材32
(図5参照)を介して、前記周壁12長辺の上縁に接合
されており、前記連設部材32は、柔軟性を有したポリ
エステル生地によって形成されている。これにより、前
記天部13は、前記周壁12に対して折り畳み自在に連
設されている。
【0027】この連設部材32には、帯状部材の両端部
が縫製されてなるハット型断面形状の取っ手41が中央
部に設けられており、その両脇からは、肩掛け用のショ
ルダーベルト42が脱着自在に取り付けられている(図
7参照)。
【0028】前記連設部材32で連設された前記天部1
3の他の周縁と、この周縁が対向する前記周壁12の上
縁とのそれぞれには、互いに着脱自在に係合するファス
ナー51の単片52,52が全域に渡って設けられてい
る。このファスナー51には、該ファスナー51に沿っ
て移動することで、前記両単片52,52の係合、及び
係合状態の解除を行う開閉部材53,53が二つ設けら
れている。これにより、両開閉部材53,53のそれぞ
れを、前記連設部材32の両脇に確保された前記天部1
3後縁31の領域へ移動することによって、前記両単片
52,52の係合状態を解除して、天部13を開放でき
るように構成されている(図4〜図6参照)。また、前
記両開閉部材53,53を、天部13前縁側に移動して
近接させることにより、前記両単片52,52を係合
し、前記天部13を前記周壁12に固定して上部開口部
を閉鎖できるように構成されている(図1〜図3参
照)。
【0029】前記周壁12は、前記底部11の前縁に連
設された前壁部61と、左縁に連設された左壁部62
と、右縁に連設された右壁部63と、後縁に連設された
後壁部64(図4及び図5参照)とによって構成されて
おり、各壁部61〜64は、矩形状の側壁部を構成して
いる。前記前壁部61と前記後壁部64と前記天部13
とは、同形状に形成されており、その外形寸法は、ほぼ
同寸法に設定されている。
【0030】前記各壁部61〜64は、下部がポリエス
テル生地によって形成されており、上部は、ポリ塩化ビ
ニル(PVC)が網目状に形成されたメッシュ生地によ
って形成されている。これにより、各壁部61〜64の
上部には、網目状のメッシュ生地によって、内部と外部
とを連通する連通部65が形成されている。
【0031】隣接した各壁部61〜64は、その側縁で
連設されており、当該折り畳みケージ1を包囲する前記
周壁12が形成されている。対向した前壁部61と後壁
部64の各周縁には、矩形状の骨格部材71,71が設
けられており、両壁部61,64は、その形状が維持さ
れている。前記前壁部61及び後壁部64の下縁には、
連結片72,72を介してD字状のDカン73,73が
二箇所に設けられており、当該折り畳みケージ1を屋外
に載置した際に、図2の(b)に示すように、前記Dカ
ン73にペグ74を打ち込むことによって、不用意な移
動を防止できるように構成されている。
【0032】前記前壁部61の中央部には、蓋部81に
よって開閉自在に閉鎖された出入口82が設けられてい
る(図2参照)。前記蓋部81は、前記前壁部61にU
字状の切り込みが入れられて形成されており、図2の
(a)に示すように、当該蓋部81を上方へ巻き上げる
ことによって、ペットが出入りする出入口82を開放で
きるように構成されている。
【0033】この蓋部81の周縁と、この周縁が対向す
る前記出入口82の開口縁とのそれぞれには、図1に示
したように、互いに着脱自在に係合するファスナー91
の単片92,92が全域に渡って設けられている。この
ファスナー91には、該ファスナー91に沿って移動す
ることにより、前記両単片92,92の係合と係合状態
の解除とを行う開閉部材93,93が二つ設けられてい
る。これにより、両開閉部材93,93のそれぞれを、
前記出入口82の両縁の上部へ移動することによって、
図2の(a)に示すように、前記両単片92,92の係
合状態を解除して、前記蓋部81で閉鎖された出入口8
2を開放できるように構成されている。また、前記両開
閉部材93,93を、前記出入口82の下縁へ移動して
近接させることにより、図3に示すように、前記両単片
92,92を係合し、前記出入口82を前記蓋部81で
閉鎖できるように構成されている。
【0034】また、対向した側壁部である左壁部62と
右壁部63とは、形状維持用の骨格部材を不具備であ
り、両壁部62,63は、図5に示すように、内側へ折
り畳み自在な柔軟性を有している。
【0035】一方、前記底部11は、柔軟性を有したポ
リエステル生地によって形成されており、当該底部11
には、図5にも示すように、二分割された硬質の板材
(図示せず)が長手方向に延設されている。両板材は、
前記底部11の上部側に形成された図外の袋部に収容さ
れている。これにより、当該底部11は、両板材間に形
成された直線状の折線部101が上方へ突出する山折り
にできる一方、前記折線部101が下方へ突出する谷折
りにはできないように構成されている。
【0036】該折線部101は、前記底部11の長手方
向に延在しており、柔軟性を有した前記左壁部62及び
右壁部63に対して直交する方向に延在するとともに、
前記前壁部61と前記後壁部64とのほぼ中央に設けら
れている。
【0037】この折線部101の近傍であって、該折線
部101を境とした後部側には、底部11を上方へ引き
上げる際に手で保持する取っ手部111が設けられてい
る。該取っ手部111は、帯状部材の両端部が前記底部
11に縫製されてなり、ハット型断面を成すように構成
されている。これにより、この取っ手部111に手の指
を掛けられるように構成されている。
【0038】なお、この取っ手部111は、この形状に
限定されるものでは無く、例えば一端が底部11に固定
され、他端が非固定状態の紐等で構成しても良い。
【0039】そして、当該折り畳みケージ1には、図4
に示すように、前記底部11上に配置される長方形状の
中敷き121を備えており、底部11の不用意な屈曲を
防止できるように構成されている。また、この折り畳み
ケージ1には、図7に示すように、当該折り畳みケージ
1を折り畳んだ状態で収容する布状のキャリーバック1
22を備えており、該キャリーバック122には、前記
取っ手41及び前記ショルダーベルト42を挿通する図
外の長穴が開設されている。
【0040】以上の構成にかかる本実施の形態におい
て、この折り畳みケージ1を折り畳む際には、図3に示
したように、天部13周縁と周壁12上縁とを係合する
ファスナー51の開閉部材53,53を左右に移動する
とともに、天部13の後縁側まで移動し、ファスナー5
1による係合状態を解除する。このとき、前記天部13
は、その後縁31が、連設部材32を介して周壁12に
折り畳み自在に連設されており、前記連設部材32にて
折曲することで、折り畳みケージ1の上部を開口するこ
とができる。
【0041】この状態において、図4に示すように、底
部11に載置された中敷き121を起立させるとともに
後壁部64に立て掛け、前記底部11に設けられた取っ
手部111を露出する。そして、図5に示すように、上
部開口部より手を入れて、底部11に設けられた前記取
っ手部111に手の指を引っ掛けて引き上げる。する
と、前記底部11は、中央の折線部101が上方に突出
する方向へ山折りにされる。
【0042】このとき、前記周壁12の対向した左壁部
62及び右壁部63は、軟質なポリエステル生地及びポ
リ塩化ビニル製のメッシュ生地によって形成されてお
り、骨格部材等による形状維持が施されておらず、これ
らの両壁部62,63を内側へ折り畳むことができる。
このため、前記底部11を山折りにしつつ、左右壁部6
2,63を内側に畳み込むことによって、図6に示すよ
うに、対向した前壁部61と後壁部64とを近接して重
ね合わせることができる。
【0043】そして、これらの両壁部61,64上に前
記天部13を折り重ねる。このとき、この天部13、前
記前壁部61、及び前記後壁部64は、ほぼ同じ外径寸
法に設定されているため、前記天部13の下部に、前記
各壁部61,64をはみ出すこと無く、納めることがで
きる。
【0044】このように平坦に折り畳まれた状態の折り
畳みケージ1を、図7に示すように、布状のキャリーバ
ック122に挟み込む。このとき、折り畳みケージ1に
設けられた取っ手41及びショルダーベルト42を、キ
ャリーバック122に設けられた図外の長穴を挿通して
外部に露出させ、キャリーバック122の一端部を、折
返して固定し、折り畳みケージ1のキャリーバック12
2への収納を完了する。
【0045】このように、折り畳みケージ1を折り畳む
際には、底部11に設けられた取っ手部111を引き上
げ、底部11を山折りにするだけで、当該折り畳みケー
ジ1を平たく折り畳むことができる。
【0046】したがって、隣接した側壁同士の係合状態
を解除した後、各側壁をトレー内に倒して折り畳む従来
の折り畳みケージと比較して、折り畳み時の作業性が格
段に向上する。これにより、利便性の向上を図ることが
できる。
【0047】また、長方形状に形成された天部13は、
その長辺が後壁部64の上縁に折り畳み自在に連設され
ており、この連設された箇所を除く部分が、ファスナー
51によって各壁部61〜64に着脱自在に係合されて
いる。このため、前記ファスナー51の開閉部材53,
53を左右に移動して、当該ファスナー51による係合
状態を解除するだけで、前記天部13と各壁部41〜4
6との係合状態を解除し、上部に開口部を形成すること
ができる。
【0048】さらに、前記天部13は、その長辺が後壁
部64の上縁に折り畳み自在に連設されている。このた
め、例えば前記天部13の短辺が左右いずれかの壁部6
2,63に連設された場合と比較して、前後壁部61,
64の高さ方向の重ね代を小さくすることができ、天部
13が積層される前記両壁部62,63より大きく突出
してしまうといった不具合を解消することができる。こ
れにより、折り畳み時のコンパクト化を図ることができ
る。
【0049】また、周壁12及び天部13に形成された
内部と外部とを連通する連通部21,65は網目状のメ
ッシュ生地によって形成されている。このため、周壁1
2が格子状に組まれたスチール線からなり、大きな開口
部が形成されてしまう従来と比較して、開口部からの虫
などの浸入を防止することができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の折り畳みケージにあっては、底部に設けられた取っ手
部を引き上げ、底部を山折りにするだけで、折り畳みケ
ージを平たく折り畳むことができる。
【0051】したがって、隣接した側壁同士の係合状態
を解除した後、各側壁をトレー内に倒して折り畳む従来
の折り畳みケージと比較して、折り畳み時の作業性が格
段に向上する。これにより、利便性の向上を図ることが
できる。
【0052】また、本発明の請求項2の折り畳みケージ
にあっても、底部に設けられた取っ手部を引き上げ、底
部を山折りにするだけで、折り畳みケージを平たく折り
畳むことができる。
【0053】したがって、隣接した側壁同士の係合状態
を解除した後、各側壁をトレー内に倒して折り畳む従来
の折り畳みケージと比較して、折り畳み時の作業性が格
段に向上する。これにより、請求項1と同様に、利便性
の向上を図ることができる。
【0054】さらに、請求項3の折り畳みケージにおい
ては、矩形状に形成された天部は、その一辺が側壁部の
上縁に折り畳み自在に連設されており、この連設された
箇所を除く部分が、ファスナーによって各側壁部に着脱
自在に係合されている。このため、前記ファスナーによ
る係合状態を解除するだけで、前記天部と各側壁部との
係合状態を解除し、上部に開口部を形成することができ
る。
【0055】加えて、請求項4の折り畳みケージでは、
周壁に形成された内部と外部とを連通する連通部分は網
目状の部材で構成されている。このため、周壁が格子状
に組まれたスチール線からなり、大きな開口部が形成さ
れてしまう従来と比較して、開口部からの虫などの浸入
を防止することができる。
【0056】また、本発明の請求項5の折り畳みケージ
の折り畳み方法にあっても、請求項1と同様に、底部に
設けられた取っ手部を引き上げ、底部を山折りにするだ
けで、折り畳みケージを折り畳むことができる。
【0057】したがって、隣接した側壁同士の係合状態
を解除した後、各側壁をトレー内に倒して折り畳む従来
の折り畳みケージと比較して、折り畳み時の作業性が格
段に向上する。これにより、利便性の向上を図ることが
できる。
【0058】さらに、前記天部は、その長辺が側壁部の
上縁に折り畳み自在に連設されている。このため、前記
天部の短辺が側壁部に連設された場合と比較して、該側
壁部の高さ方向の重ね代を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】同実施の形態の利用形態を示す図である。
【図3】同実施の形態の折り畳みケージを折り畳む順序
を示す説明図である。
【図4】図3に続く説明図である。
【図5】図4に続く説明図である。
【図6】図5に続く説明図である。
【図7】図6に続く説明図である。
【符号の説明】
1 折り畳みケージ 11 底部 12 周壁 13 天部 31 後縁(長辺) 51 ファスナー 65 連通部 101 折線部 111 取っ手部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部の周縁部に周壁が設けられた折り畳
    みケージにおいて、 前記周壁の少なくとも対向した部位を内側へ折り畳み自
    在に設定し、前記底部に、当該底部を山折りにする折線
    部を、前記周壁の折り畳み自在な部位間に延設するとと
    もに、当該折線部の近傍に手で保持する取っ手部を設け
    たことを特徴とする折り畳みケージ。
  2. 【請求項2】 矩形状の底部と、該底部の周縁部に設け
    られた周壁と、該周壁の上縁部に一部が連設され他の部
    位が着脱自在に係合される天部とからなる折り畳みケー
    ジにおいて、 前記周壁を、前記底部の各辺に連設された側壁部により
    構成し、隣接した側壁部同士を連設するとともに、少な
    くとも一方の対向した側壁部を、内側へ折り畳み自在な
    軟質な部材で構成する一方、 前記底部に、当該底部を山折りにする折線部を、軟質な
    部材で構成された前記両側壁部に対する交差方向に延設
    し、該折線部の近傍に手で保持する取っ手部を設けたこ
    とを特徴とする折り畳みケージ。
  3. 【請求項3】 前記天部を矩形状に形成し、該天部の一
    辺を、いずれかの側壁部の上縁に折り畳み自在に連設す
    るとともに、当該天部の周縁部及び各側壁部の上縁部
    に、互いに着脱自在に係合するファスナーを設けたこと
    を特徴とする請求項2記載の折り畳みケージ。
  4. 【請求項4】 前記周壁に、内部と外部とを連通する連
    通部分を設け、該連通部分を網目状の部材で構成したこ
    とを特徴とする請求項1、2又は3記載の折り畳みケー
    ジ。
  5. 【請求項5】 山折りされる折線部が長手方向に延設さ
    れ該折線部の近傍に手で保持する取っ手部が設けられた
    長方形状の底部と、該底部の四辺に設けられた各側壁部
    の側縁が連設されてなり少なくとも前記折線部の両端に
    位置する両側壁部が内側へ折り畳み自在な軟質な部材で
    構成された周壁と、該周壁の上縁部に周縁部が架橋され
    る長方形状の天部とにより構成され、該天部の長辺が、
    対応する側壁部の上縁に折り畳み自在に連設され、前記
    天部の他の周縁部と各側壁部の上縁部とがファスナーに
    よって互いに着脱自在に係合される折り畳みケージの折
    り畳み方法であって、 前記ファスナーを操作して前記天部と前記周壁の接合状
    態を解除し、前記底部に設けられた取っ手部を引き上げ
    て当該底部を前記折線部にて山折りにするとともに、軟
    質な部材で構成された前記周壁の前記両側壁部を内側へ
    折り畳み、他の両側壁部を近接して重ね合わせた後、こ
    れらの側壁部に前記天部を折り重ねることを特徴とした
    折り畳みケージの折り畳み方法。
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