JP7342249B2 - 折り畳み可能なスーツケース - Google Patents

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Description

本開示は、スーツケースに関し、より具体的には、折り畳み可能なスーツケースに関する。
現在開示されている主題に対する背景として関連があると考えられる参考文献が下記に列挙される。
- CN209080422U
- CN202124157U
本明細書における上記の参考文献の承認は、これらが現在開示されている主題の特許性に何らかの形で関係があるということを意味するものとして推論されるべきではない。
CN209080422Uは、一体的に形成された折り畳み可能なコンテナを開示している。コンテナは、ヒンジによって接続されているパネルを有しており、いくつかの隣接するパネルは、耳部によって接続されている。パネルを集合的に再配置することによって、コンテナは崩壊させられ、概して平坦の崩壊された構成になることが可能である。
CN202124157Uは、折り畳みギフトボックスを開示しており、それは、前方ボード、底部ボード、後方ボード、上側カバーボード、および、上側カバーフラップを、シーケンシャルな接続で含み、長方形ボードを形成している。底部ボードおよび上側カバーボードは、ボックス本体ボード部分の長方形ボードであり、ボックスサイドボード部分は、左ボード、右ボード、左前三角形折り畳みボード、および右前三角形折り畳みボードを含み、左前三角形折り畳みボードおよび右前三角形折り畳みボードは、45度だけ折り畳まれ、前方ボードの内側面にそれぞれ接着され、左ボードが、ボックスが開けられているときに、ボックス底部ボードに対して垂直になるようになっている。
その態様のうちの1つにおいて、本開示は、崩壊可能なスーツケースであって、スーツケースは、ハンドルアッセンブリを備えて構成されているリジッドの後壁部と、前壁部と、上壁部と、その底面に車輪セットを備えて構成可能なリジッドのベース壁部とを含み;
2つの側壁部が、前記後壁部のそれぞれの側縁部に沿ったリビングヒンジを通して、後壁部に枢動可能に関節式接続されており、ベース壁部は、前記後壁部の底部縁部に沿ったリビングヒンジを通して、後壁部に枢動可能に関節式接続されており、クロージャー構成体は、ベース壁部の側縁部をそれぞれの側壁部の底部縁部に固定し、前壁部の側縁部をそれぞれの側壁部の前縁部に固定し、上壁部の側縁部をそれぞれの側壁部の上縁部に固定し、上壁部の後縁部を後壁部の上縁部に固定するように構成されている、スーツケースを提供する。スーツケースは、拘束構成体をさらに含み、拘束構成体は、後壁部とベース壁部との間に配設されており、ベース壁部を後壁部に対して実質的に直角に解放可能に固定するように構成されており;スーツケースは、直立位置と崩壊された位置との間で構成可能であり、直立位置において、少なくとも側壁部およびベース壁部は、後壁部に対して実質的に垂直に配設されており、崩壊された位置において、すべての壁部が、実質的に平行な平面に配設されている。
本開示の実施形態によれば、上壁部は、前壁部の上縁部から延在することが可能である。1つの構成によれば、上壁部の後縁部は、後壁部の上縁部から延在することが可能であり、別の構成によれば、前壁部の底部縁部は、ベース壁部の前縁部から延在することが可能である。さらなる実施形態によれば、上壁部は、後壁部の上縁部から延在しており、前壁部は、ベース壁部の前縁部から延在しており、上壁部の前縁部は、クロージャーによって前壁部の上縁部に係合可能である。
ベース壁部は、直立位置と崩壊された位置との間で変位可能であり、直立位置において、ベース壁部は、後壁部に対して実質的に直角に配設されており、崩壊された位置において、ベース壁部は、後壁部と同一平面上に延在する第1のアンロック位置と、ベース壁部の底部部分の上に折り畳まれる第2のアンロック位置との間で変位可能である。
拘束構成体は、スーツケースが直立位置にあるときに、ベース壁部を後壁部に対して実質的に直角に選択的に固定するように構成されている。拘束構成体は、ロック位置とアンロック位置との間で構成可能であり、ロック位置において、ベース壁部は、後壁部に対して直角に固定されており、アンロック位置において、ベース部材は、直立位置と平坦位置との間で枢動可能に変位可能であり、平坦位置において、ベース部材は、後壁部に対して同一平面上に延在することが可能である。
本開示の実施形態によれば、拘束構成体は、ベース壁部が直立位置へ枢動的に変位すると、ロック位置へと自発的に係合するように構成され得る。
本明細書で使用されているように、リジッドという用語は、リジッドのパネル部材を指すか、または、リジッドであるが柔軟な部材を指す。さらに、パネルは、リジッド材料から作製され得るか、または、取り外し不可能にまたは取り外し可能にリジッド化構造体をそれに適用することによって、リジッド性を持つことが可能である。リジッド化構造体は、材料のパネル/ボード、部分的なボードもしくはトラス、または、ボード材料およびトラスの組み合わせであることが可能である。
以下の特徴、設計、および構成のうちのいずれか1つまたは複数が、別個に、または、そのさまざまな組み合わせで、本開示によるスーツケースに適用され得る。
・ 拘束構成体は、リジッドの拘束部材として構成され得り、拘束部材は、第1の縁部と第2の側部とを有しており、第1の縁部は、リビングヒンジを通して側壁部の底部縁部に関節式接続されており、第2の側部は、ベース壁部の一部分に沿ってリビングヒンジを通して関節式接続されており、ベース壁部の後角部からベース壁部の前縁部に向けて延在しており、三角形の第1の側部の長さは、ベース壁部の深さを超えていない;
・ 拘束部材は、三角形の部材であるか、または、三角形の部材のセクションを有することが可能である;
・ 三角形の部材は、直角二等辺三角形であることが可能であり、三角形の部材の斜辺は、側壁部の底部前角部からベース壁部の前部分に向けて延在している;
・ 側壁部を直立位置へと展開させることは、直立位置へのベース壁部の自発的な変位を伴うことが可能である;
・ 三角形の部材は、リジッドの部材から作製され得る;
・ ライナーが、ベース壁部と2つの側壁部との間に延在することが可能である;
・ 拘束部材は、長方形部材として構成され得り、長方形部材は、斜めのリビングヒンジを有しており、斜めのリビングヒンジは、第1の三角形の部分および第2の三角形の部分を画定しており、第1の三角形の部分は、ベース壁部の前側部分に重なっており、第2の三角形の部分は、リビングヒンジを通して側壁部の底部縁部に関節式接続された第1の側部を有しており、第2の側部は、自由になっている;
・ 第1の三角形の部分は、ベース壁部のそれぞれの部分の上に取り外し不可能に固定され得る;
・ 拘束構成体は、後壁部の底部部分に第1のロッキング部材を備え、ベース壁部の後部分に第2のロッキング部材を備えて構成され得り、第1のロッキング部材および第2のロッキング部材のうちの一方または両方は、拘束場所を備えて構成されており、第1のロッキング部材および第2のロッキング部材のうちの他方または両方は、少なくとも1つのロッキングプランジャーを備えて構成されており、ロッキングプランジャーは、ロック位置とアンロック位置との間で選択的に操作可能であり、ロック位置において、ロッキングプランジャーは、拘束場所と係合しており、アンロック位置において、ロッキングプランジャーは、拘束場所から解除されており、ロック位置において、ベース壁部は、後壁部に対して枢動可能に固定されている;
・ 第1のロッキング部材および第2のロッキング部材は、直接的または間接的のいずれかで、それぞれの壁部部分と一体になっているかまたは一体化され得る;
・ 第1のロッキング部材および第2のロッキング部材は、スーツケースのそれぞれの内側面に配設され得る;
・ 第1のロッキング部材は、後壁部に関節式接続されたハンドルアッセンブリの底部部分に構成され得る;
・ 拘束構成体は、ベース壁部が直立位置へと変位すると、少なくとも1つのロッキングプランジャーを拘束場所と自発的に拘束させるように構成され得る;
・ 拘束構成体は、ベース壁部のハウジング部材から垂直に突き出ている付勢されたロッキングプランジャーを含むことが可能であり、前記ロッキングプランジャーは、後壁部のハウジング部材における拘束場所の中で拘束係合するように構成されている;
・ 後壁部のハウジング部材は、スーツケースのハンドルアッセンブリの底部部分であることが可能である;
・ 1つまたは複数のロッキングプランジャーは、スーツケースの内側から、後壁部のハウジング部材における拘束場所から解除するように操作され得る;
・ ハンドルアッセンブリは、後壁部に沿って延在することが可能であり、後退位置と拡張位置との間で構成可能であり得る;
・ ハンドルアッセンブリは、伸縮式ハンドル構成体として構成され得る;
・ ハンドルアッセンブリの底部部分は、後壁部の底部部分に固定されている;
・ 車輪セットは、ベース壁部の底面の後部分に構成可能な少なくとも1対の車輪を含むことが可能である;
・ 車輪のうちの1つまたは複数は、ベース壁部の底面に取り外し可能に取り付け可能であり得る;
・ 車輪のうちの1つまたは複数は、自由旋回車輪(キャスター)であることが可能である;
・ 車輪セットは、ベース壁部のそれぞれの角部部分に配設可能な4つの車輪を含むことが可能である;
・ 車輪セットの車輪は、ベース壁部の底面において取り外し不可能に固定されているか、または、それに取り外し可能に取り付けられ得る;
・ スーツケースは、連続的な単一のシートから構成され得る。
・ シートは、2つの側壁部が後壁部のそれぞれの側縁部から延在している状態で構成され得り、ベース壁部は、後壁部の底部縁部から延在しており、前壁部は、ベース壁部の前縁部から延在している;
・ 上壁部は、前壁部の上縁部から、または、後壁部の上縁部から延在することが可能である;
・ スーツケースの壁部のうちの1つまたは複数は、一体のまたは一体化されたリビングヒンジを通して、スーツケースの他の壁部に関節式接続され得る;
・ スーツケースの壁部のうちの1つまたは複数は、本質的にリジッドのパネルであることが可能である;
・ スーツケースの壁部のうちの1つまたは複数は、軟質の/可撓性のパネルであることが可能であり、軟質の/可撓性のパネルは、それに取り付け可能なリジッドのパネルによってリジッド化されている;
・ クロージャー構成体は、1セットのクラスプ、ラッチ、トグルなどであることが可能である;
・ クロージャー構成体は、ジッパーであることが可能である;
・ クロージャー構成体のジッパーは、スーツケースの1つまたは複数の縁部に沿って連続的に延在しているジッパーであることが可能である;
・ ジッパーは、少なくとも側壁部の底部縁部および前縁部に沿って連続的に延在することが可能である;
・ ジッパーは、側壁部の底部縁部、前縁部、および上縁部、ならびに、後壁部の上縁部に沿って、連続的に延在することが可能である;
・ スーツケースは、崩壊された位置にあるスーツケースを吊り下げるためのハンガーを備えて構成され得る;
・ スーツケースは、崩壊された位置においてスーツケースを平坦に固定するための固定構成体を備えて構成され得る;
・ 第1の崩壊構成によれば、崩壊された位置において、スーツケースの厚さは、後壁部および側壁部の累積厚さを実質的に超えない;第2の崩壊構成によれば、崩壊された位置において、スーツケースの厚さは、後壁部、側壁部、および前壁部の累積厚さを実質的に超えない;
・ スーツケースは、任意の寸法を有することが可能である。1つの特定の配置によれば、スーツケースは、航空会社の要件にしたがった機内持ち込み手荷物としてサイズ決めされている;
・ 折り畳み可能なスーツケースは、それぞれ異なるメカニズムの2つ以上の拘束構成体を備えて構成され得る;
・ クロージャー構成体がしっかりと閉じられると、折り畳み可能なスーツケースは、タイトな3次元の構成をとる;
・ 折り畳み可能なスーツケースは、リジッドの後壁部、2つのリジッドの(または、リジッド化された)側壁部、および、リジッドのベース壁部を備えて、ならびに、可撓性の前壁部および可撓性の上壁部を備えて構成され得るが、しかし、折り畳み可能なスーツケースが直立位置にあり、クロージャー構成体が固定されると、スーツケースは、頑丈な3次元の形状をとり、可撓性の壁部が、それぞれのリジッドの壁部の縁部同士の間にテンションをかけられた状態になっており、したがって、スーツケースに頑丈な直立位置を付与する。
本明細書で開示されている主題をより良好に理解するために、および、それが実際にどのように実施され得るかを励磁するために、実施形態が、ここで、添付の図面を参照して、単なる非限定的な例として説明されることとなる。
直立した閉位置における、本開示の例による折り畳み可能なスーツケースの正面斜視図である。 図1Aの折り畳み可能なスーツケースの側面図である。 図1Aの折り畳み可能なスーツケースの正面図である。 上壁部が開位置にある状態の、図1Aの折り畳み可能なスーツケースの正面斜視図である。 図2Aの折り畳み可能なスーツケースの右側面図である。 上壁部および前壁部が開位置にある状態の、図1Aの折り畳み可能なスーツケースの正面斜視図である。 上壁部、前壁部、および底部壁部が開位置にあり、側壁部が後壁部の上に崩壊された状態の、図1Aの折り畳み可能なスーツケースの正面斜視図である。 図4Aの折り畳み可能なスーツケースの右側面図である。 図4Aの折り畳み可能なスーツケースの正面図である。 図4Aの折り畳み可能なスーツケースの上面図である。 完全に折り畳まれた重なり合った位置にある、図1Aの折り畳み可能なスーツケースの正面斜視図である。 図5Aの折り畳み可能なスーツケースの右側面図である。 図5Aの折り畳み可能なスーツケースの正面図である。 図5Aの折り畳み可能なスーツケースの上面図である。 直立した位置にあり、上壁部および前壁部が開位置にあり、2つの側壁部が直立位置にあり、側部支持パネルがそれらの折り畳まれた位置にある、図1Aの折り畳み可能なスーツケースの正面斜視図である。 図6Aの上面図である。 側部支持パネルがどのように折り畳まれた位置と直立の支持位置との間で変位可能であるかということを例示する、図6Aと同様の図である。 図7Aの上面図である。 完全に直立の支持位置にある側部支持パネルを例示する、図6Aと同様の図である。 図8Aの上面図である。 図8Aの背面図である。 本開示による折り畳み可能なスーツケースに有用な拘束構成体の第1の例に関するものであり、拘束構成体がロック位置にある状態の、ベース壁部および直立した位置でそれに拘束された後壁部の一部分を図示する斜視図である。 本開示による折り畳み可能なスーツケースに有用な拘束構成体の第1の例に関するものであり、図9Aの中の線I-Iに沿って切断された、「A」とマークされた部分の拡大図である。 本開示による折り畳み可能なスーツケースに有用な拘束構成体の第1の例に関するものであり、図9Aと同様であるが、しかし、拘束構成体がアンロック位置にある状態の図である。 本開示による折り畳み可能なスーツケースに有用な拘束構成体の第1の例に関するものであり、図9Cの中の線II-IIに沿って切断された、「B」とマークされた部分の拡大図である。 本開示による折り畳み可能なスーツケースに有用な拘束構成体の第1の例に関するものであり、崩壊された/折り畳まれた位置にある図9Aのアッセンブリを図示する図である。 本開示による折り畳み可能なスーツケースに有用な拘束構成体の第2の例に関するものであり、上壁部、前壁部、および底部壁部が開位置にあり、側壁部が後壁部の上に崩壊された状態の、本開示の例による折り畳み可能なスーツケースを図示する図である。 本開示による折り畳み可能なスーツケースに有用な拘束構成体の第2の例に関するものであり、上壁部、前壁部、および底部壁部が開位置にあり、側壁部およびベース壁部が部分的に直立しており、拘束構成体がまだアンロックされた状態の、図10Aの折り畳み可能なスーツケースを図示する図である。 本開示による折り畳み可能なスーツケースに有用な拘束構成体の第2の例に関するものであり、側壁部およびベース壁部が完全に直立しており、拘束構成体がロックされた状態の、図10Aの折り畳み可能なスーツケースを図示する図である。 本開示による折り畳み可能なスーツケースに有用な拘束構成体の第2の例に関するものであり、直立した位置にある図10Cのスーツケースを図示する図である。 本開示による折り畳み可能なスーツケースに有用な拘束構成体の第2の例に関するものであり、完全に直立の閉位置にあり、伸縮式ハンドルが引き出されている、図10Aの折り畳み可能なスーツケースを図示する背面斜視図である。 本開示による折り畳み可能なスーツケースに有用な拘束構成体の第2の例に関するものであり、図10Eの正面斜視図である。
最初に、図1Aから図8Cに注意が向けられ、図1Aから図8Cは、本開示による折り畳み可能なスーツケースに関するものであり、それは、全体的に10で指定されている。スーツケース10は、後壁部12、平行に配設されている2つの側壁部14、ベース壁部16、前壁部18、および上壁部20を含む。
以降で議論および例示されることとなるように、後壁部12は、リジッド材料から作製されており、または、それは、それに関節式接続された関連のリジッドの支持パネルによってリジッド化され得り、同様に、側壁部14は、リジッド材料から作製されているか、または、関連のリジッドの支持パネルによってリジッド化されているかのいずれかである。ベース壁部16も、リジッドの壁部パネルである。
2つの側壁部14は、「リビングヒンジ」24によって後壁部12に枢動可能に関節式接続されており、「リビングヒンジ」24は、側壁部14の共通の長手方向の後縁部、および、後壁部12の側縁部に沿って延在しており、それによって、側壁部は、直立位置(前記後壁部12に対して垂直に、および、互いに平行に延在している;図1Aから図3)と折り畳まれた崩壊された位置(互いに平行に、および、後壁部12の内側面28の少なくとも一部分に対して同一平面上に配設されている;図4A~図5D)との間で折り畳み可能である。
さらに述べると、折り畳み可能なスーツケース10の後壁部12は、公知の設計の伸縮式プル/プッシュハンドルアッセンブリ32を備えて構成されており(図10Eおよび図10Fを除いて、すべての図において、後退させられているのが見える)、前記伸縮式ハンドルアッセンブリ32は、伸縮式に後退可能な1対の脚部34を備えて構成されており、伸縮式に後退可能な1対の脚部34は、後壁部12の内側面28に沿って配設されており(しかし、ライナーによって隠されていることが多い)、その上部部分から突き出ている操作ハンドル38を備えて構成されている。
リジッドのベース壁部16は、車輪セットを備えて構成可能であり、車輪セットは、本例では、4つの二重車輪付きキャスター40(ベース壁部16に関節式接続可能なサポートピンの周りで自由に回転できる)のセットであり、前記車輪40は、ベース壁部16の外部面に取り外し不可能に固定され得るか、または、それに取り外し可能に取り付け可能である。
上壁部20は、可撓性のシートであり、可撓性の前壁部18から延在しており、運搬用ハンドル44を備えて構成されており、それは、上面20の外部面とともに製作されている。
図示されている例では、折り畳み可能なスーツケース10は、セットアップ全体(すなわち、すべての壁部(12、14、16、および20))が連続的な単一のシートから作製されるように構成されており、さらに、上壁部20は、前壁部18の上縁部46から連続的に延在している。したがって、それぞれの壁部は、いわゆる「リビングヒンジ」によって、折り畳み可能な様式で、それぞれの縁部に沿って取り付けられており、側壁部14の後縁部は、縁部24に沿って後壁部12の側縁部に取り付けられており、ベース壁部16の後縁部は、縁部25に沿って後壁部12の底部縁部に取り付けられており、前壁部18の底部縁部は、縁部27に沿ってベース壁部16の前縁部に取り付けられており、上壁部20の前縁部は、上縁部46に沿って前壁部18の上縁部に取り付けられている。
しかし、別の例(図示せず)によれば、上壁部は、後壁部の上縁部から延在することが可能であり、一方では、前壁部は、ベース壁部の前縁部から延在しており、さらに、上壁部の前縁部は、クロージャーによって前壁部の上縁部に係合可能であるということが認識される。
折り畳み可能なスーツケース10は、クロージャー構成体をさらに含み、クロージャー構成体は、ベース壁部16の側縁部50をそれぞれの側壁部14の底部縁部52に固定するように構成されている(図4Cにおいて最良に認識される)。本例では、クロージャー構成体は、ジッパークロージャーであり、ジッパークロージャーは、2つのそれぞれの反対側部から連続的に延在しており、側壁部の底部後角部(図面においてZ1およびZ2でマークされた場所)において始まり、側壁部の底部縁部52に沿って、さらに、側壁部14の前縁部56に沿って、次いで、側壁部の上縁部58の上に、最後に、後壁部12の上縁部部分62に沿って延在しており、そこで、2つの反対側のジッパークラスプ60が出会うが(図面においてFでマークされた場所;図10Eおよび図10Fにおいて最良に見られる)、クロージャージッパーは連続的であるので、2つのジッパークラスプは、実際には、ジッパー経路に沿って任意の場所において出会うことが可能であるということが認識される。
クロージャー(たとえば、ジッパー)が閉じられると、折り畳み可能なスーツケースは直立位置にあり、構造は立体になり、側壁部14およびベース壁部16が後壁部12からリジッドに延在した状態になり、したがって、堅固で安定した体積的な本体部を取得する。
以前に述べられたように、少なくとも後壁部12、両方の側壁部14、およびベース壁部16は、リジッドであり、そのようなリジッド性は、これらの壁部パネルのそれぞれに固有であるか、または、リジッド化部材によってそれに付与されるかのいずれかである。リジッド化部材は、取り外し不可能にまたは取り外し可能にのいずれかで、それぞれのパネルに取り付けられ得り、したがって、その直立位置と折り畳まれた/崩壊された位置との間でのスーツケースの操作を促進させるために、枢動可能に関節式接続され得る。図1Aから図8Cの例では、後壁部12およびベース壁部16は、本質的にリジッドであり、一方では、側壁部14は、崩壊可能な支持サイドパネル70によってリジッド化され(図6Aでは、部分的に崩壊された位置において最良に見られる;図7Aでは、完全に崩壊された位置において最良に見られる;図8Aおよび図8Bでは、直立位置において最良に見られる)、支持サイドパネル70は、直立位置において、(たとえば、面ファスナー構成体または他の締結具によって)側壁部の内側面に取り付けられ得る材料のリジッドのボードであり、それによって、直立位置において側壁部を支持し、リジッドの壁部を提供し、折り畳み可能なスーツケースが、その体積形状を維持し、直立した位置において立つことができるようになっている。
折り畳み可能なスーツケース10は、いくつかの位置の間で構成可能である。第1のものは、(たとえば、図1Aから図1Cに示されているように)直立身体的位置である。第2のものは、(たとえば、図4Aから図4Dに示されているように)第1の崩壊された位置であり、側壁部14は、後壁部12の上に折り畳まれており、一方では、ベース壁部16、前壁部18、および上壁部20は、後壁部12の底部端部から同一平面上に延在している。この位置において、スーツケースは、最も薄くなっており(後壁部12およびその上に同一平面上になっている単一の側壁部14の最大の厚さに対応している)、この位置は、たとえば、クローゼットの中に吊るすことなどによって、保管に適切である可能性がある。第3のものは、(たとえば、図5Aから図5Dに示されているように)第2の崩壊された位置であり、側壁部14は、後壁部12の上に折り畳まれており、そして、前壁部18および上壁部20が、折り畳まれた側壁部14の上に配設されており、ベース壁部16は、後壁部12と同一平面上に延在した状態になっており、前壁部18のそれぞれの部分は、ベース壁部16にもたれた状態になっている。この位置において、スーツケースの厚さは、ベース壁部12の累積された厚さ、ならびに、単一の側壁部14および前壁部16の厚さ(互いの上に同一平面上に配設されている)と対応している。
望まれる場合には、折り畳まれた位置のいずれかにおける折り畳み可能なスーツケース10は、ハンガー(図示せず)から吊り下げられ得り、そのうえ、クラスピング構成体が、スーツケースを折り畳まれた位置に保つために構成され得る(図示せず)。
図9Aから図9Eをさらに参照すると、本開示の実施形態による拘束構成体が図示されており、上記ですでに開示されたスーツケースのエレメントは、同じ参照数字によって識別されている。拘束構成体は、直立位置におけるベース壁部16を後壁部12に対して実質的に直角に選択的に固定するように構成されている(図9Aから図9D)。
図9Aから図9Eの拘束構成体は、ベース壁部16の内側面の後方部分において関節式接続されている第1のロッキング部材80を含み、前記第1のロッキング部材80は、1対の拘束プランジャー82を収容するリジッドのブロック部材であり、1対の拘束プランジャー82は、反対側に配置されており、第1のロッキング部材80から開口部84を通って横方向に突き出るようにバネ付勢されており、拘束プランジャー82は、指がマニピュレータースライダーグリップ88を互いに向けて矢印85の方向に握ると、通常の突き出ている位置(図9B)と手動で接触させられた位置(図9D)との間で操作可能である。拘束プランジャー82の自由端部91は面取りされており(傾斜されている)、それぞれのロッキング場所92との容易な自己ロックを促進させるようになっており、それぞれのロッキング場所92は、ハンドルアッセンブリ32の前記伸縮式に後退可能な脚部34である第2のロッキング部材の底部における開口部として構成されており、前記ロッキング場所92は、ロック位置において(すなわち、ベース壁部16が直立位置にあるとき)拘束プランジャー82と位置合わせされて配設されている。
構成体は、直立位置(図9Aから図9D)において、拘束プランジャー82がロッキング場所92の中に拘束され、したがって、後壁部12に対するベース壁部16の枢動的な変位を防止するようになっている。しかし、スライダーグリップ88を互いに向けて操作すると、拘束プランジャー82は、ロッキング場所92から後退および解除し(図9C)、それによって、ベース壁部16は、崩壊されたアンロック位置(図9E)へと枢動可能に変位することが可能である。ベース壁部16を完全な直立位置(後壁部12に対して垂直に配設されている)へと枢動的に変位させる(直立させる)ことは、拘束プランジャー82を拘束ロッキング場所92に自発的に再係合することを伴う。直立位置(拘束構成体がそれぞれ係合された状態になっている)においてベース壁部16を拘束することは、スーツケース全体を直立させて支持するためのリジッドのL字形状のシャーシー構造を生じさせ、スーツケースは、リジッドで安定した位置をとり、それを、荷物を運搬するのに適切なものにする。さらに、ベース壁部は、伸縮式に後退可能な脚部の底部部分における係合によって、運搬用ハンドルアッセンブリと関節式接続された状態になる。
本開示の例による折り畳み可能なスーツケース10のために構成可能なさらなる拘束構成体を例示するために、図1Aから図8Cおよび図10Aから図10Fに戻ってさらに参照すると、それは、スーツケースの壁部(すなわち、側壁部14およびベース壁部16)を後壁部12に対して直立位置に支持するように構成されている。
図のいくつかに見られるように、および、図4Cにおいて最良に見られるように、折り畳み可能なスーツケース10は、拘束部材90を含むさらなる拘束構成体を備えて構成されており、拘束部材90は、そのそれぞれの側部において、ベース壁部16の上に配設されており、拘束部材90は、第1の縁部93および第2の縁部94をそれぞれ有しており、第1の縁部93は、リビングヒンジを通して近隣の側壁部14の底部縁部52に関節式接続されており、第2の縁部94は、ベース壁部16の一部分に沿ってリビングヒンジを通して関節式接続されており、ベース壁部16の後角部(図面の中の場所Z1の近く)からベース壁部16の前縁部に向けて延在しており、拘束部材90の第1の縁部93の長さは、ベース壁部16の深さを超えていない。
構成体は、側壁部14を直立位置へ展開させることは(すなわち、矢印95の方向への枢動的な変位(図4Cおよび図10B))、図10Cおよび図10Dに図示されているように、直立位置へのベース壁部16の自発的な変位を伴う。
図示されている例では、拘束部材90は、直角二等辺三角形の部材である。しかし、他の設計によれば、拘束部材は、他の形状をとることが可能であるということが認識される。たとえば、拘束部材は、三角形の部材のセクションを有することが可能であり、または、上記に説明されているようにそれぞれの場所同士の間に延在するリジッドのストラップであることが可能である。
図示されている例では、三角形の拘束部材は、直角二等辺三角形であり、その斜辺は、三角形の部材の折り畳み線94に沿って延在している(側壁部の底部前角部からベース壁部の前部分に向けて延在している)。
図4A、図4C、図10A、および図10Dに最良に見ることができるように、図面に図示されている三角形の拘束部材90は、斜めのリビングヒンジを有する長方形部材から構成されており、斜めのリビングヒンジは、2つの三角形の部分97および第2の三角形の部分99を画定する折り畳み線94に沿って延在しており、第1の三角形の部分97は、ベース壁部16の前側部分に重なっており、第2の三角形の部分99は、リビングヒンジを通して側壁部14の底部縁部52に関節式接続された第1の縁部93を有しており、その第2の側部は、自由になっている。第1の三角形の部分97は、たとえば、リベット留め、縫製、面ファスナー締結具、接着剤などによって、ベース壁部16のそれぞれの部分の上に取り外し不可能に固定されている。
ファブリックライナーが、折り畳み可能なスーツケース10の壁部の少なくとも内側の部分に沿って配設され得るということが認識される。例では、後壁部およびベース壁部がリジッドであり、側壁部がリジッドであり(または、リジッド化されている)、前壁部および上壁部が可撓性であるが、しかし、折り畳み可能なスーツケースが直立位置にあり、クロージャー構成体が固定されると、スーツケースは、頑丈な3次元の形状をとり、可撓性の壁部が、それぞれのリジッドの壁部の縁部同士の間にテンションをかけられた状態になっており、したがって、スーツケースに頑丈な直立位置を付与するということが認識される。構成体は、クロージャー構成体(図示されている例では、ジッパー)が、リジッドの壁部の上で可撓性の壁部部分にテンションをかけ、頑丈な直立位置を生じさせる役割を果たすようになっている。

Claims (47)

  1. 折りたたみ可能なスーツケースであって、前記スーツケースは、ハンドルアッセンブリを備えて構成されているリジッドの後壁部と、2つの側壁部と、前壁部と、上壁部と、その底面に車輪セットを備えて構成可能なリジッドのベース壁部とを含み;
    2つの側壁部が、前記後壁部のそれぞれの側縁部に沿ったリビングヒンジを通して、前記後壁部に枢動可能に関節式接続されており、前記ベース壁部は、前記後壁部の底部縁部に沿ったリビングヒンジを通して、前記後壁部に枢動可能に関節式接続されており、クロージャー構成体は、前記ベース壁部の側縁部をそれぞれの前記側壁部の底部縁部に固定し、前記前壁部の側縁部をそれぞれの前記側壁部の前縁部に固定し、前記上壁部の側縁部をそれぞれの前記側壁部の上縁部に固定し、前記上壁部の後縁部を前記後壁部の上縁部に固定するように構成されており;
    前記スーツケースは、拘束構成体をさらに含み、前記拘束構成体は、前記後壁部と前記ベース壁部との間に配設されており、前記ベース壁部を前記後壁部に対して実質的に直角に解放可能に固定するように構成されており;
    前記スーツケースは、直立位置と折りたたまれた位置との間で構成可能であり、前記直立位置において、少なくとも前記側壁部および前記ベース壁部は、前記後壁部に対して実質的に垂直に配設されており、前記折りたたまれた位置において、すべての壁部が、実質的に平行な平面に配設されており、
    前記拘束構成体は、前記後壁部の底部部分に第1のロッキング部材を備え、前記ベース壁部の後部分に第2のロッキング部材を備えて構成されており、前記第1のロッキング部材および前記第2のロッキング部材のうちの一方または両方は、拘束場所を備えて構成されており、前記拘束構成体のロック位置において、前記ベース壁部が、前記後壁部に対して枢動的に固定されるようになっている、スーツケース。
  2. 前記上壁部は、前記前壁部の上縁部から延在している、請求項1に記載のスーツケース。
  3. 前記上壁部の前記後縁部は、前記後壁部の前記上縁部から延在している、請求項1に記載のスーツケース。
  4. 前記前壁部の底部縁部は、前記ベース壁部の前縁部から延在している、請求項1に記載のスーツケース。
  5. 前記上壁部は、前記後壁部の上縁部から延在しており、前記前壁部は、前記ベース壁部の前縁部から延在しており、前記上壁部の前縁部は、クロージャーによって前記前壁部の上縁部に係合可能である、請求項1に記載のスーツケース。
  6. 前記ベース壁部は、直立位置と折りたたまれた位置との間で変位可能であり、前記直立位置において、前記ベース壁部は、前記後壁部に対して実質的に直角に配設されており、前記折りたたまれた位置において、前記ベース壁部は、前記後壁部と同一平面上に延在する第1のアンロック位置と、前記ベース壁部の底部部分の上に折り畳まれる第2のアンロック位置との間で変位可能である、請求項1に記載のスーツケース。
  7. 前記拘束構成体は、前記スーツケースが前記直立位置にあるときに、前記ベース壁部を前記後壁部に対して実質的に直角に選択的に固定するように構成されている、請求項1に記載のスーツケース。
  8. 前記拘束構成体は、ロック位置とアンロック位置との間で構成可能であり、前記ロック位置において、前記ベース壁部は、前記後壁部に対して直角に固定されており、前記アンロック位置において、前記ベース壁部は、前記直立位置と平坦位置との間で枢動可能に変位可能であり、前記平坦位置において、前記ベース壁部は、前記後壁部に対して同一平面上に延在することが可能である、請求項1に記載のスーツケース。
  9. 前記拘束構成体は、前記ベース壁部が前記直立位置へ枢動的に変位すると、前記ロック位置へと自発的に係合するように構成されている、請求項8に記載のスーツケース。
  10. 前記拘束構成体は、リジッドの拘束部材として構成されており、前記拘束部材は、第1の縁部と第2の縁部とを有しており、前記第1の縁部は、リビングヒンジを通して側壁部の底部縁部に関節式接続されており、前記第2の縁部は、前記ベース壁部の一部分に沿ってリビングヒンジを通して関節式接続されており、前記ベース壁部の後角部から前記ベース壁部の前縁部に向けて延在している、請求項1に記載のスーツケース。
  11. 前記拘束部材は、三角形の部材であるか、または、三角形の部材のセクションを有している、請求項10に記載のスーツケース。
  12. 前記三角形の部材は、直角二等辺三角形であり、前記三角形の部材の斜辺は、側壁部の底部前角部から前記ベース壁部の前部分に向けて延在している、請求項11に記載のスーツケース。
  13. 前記三角形の部材は、リジッドの部材から作製されている、請求項11に記載のスーツケース。
  14. 前記拘束部材は、長方形部材として構成されており、前記長方形部材は、斜めのリビングヒンジを有しており、前記斜めのリビングヒンジは、第1の三角形の部分および第2の三角形の部分を画定しており、前記第1の三角形の部分は、前記ベース壁部の前側部分に重なっており、前記第2の三角形の部分は、リビングヒンジを通して側壁部の底部縁部に関節式接続された第1の側部を有しており、第2の側部は、自由になっている、請求項10に記載のスーツケース。
  15. 前記第1の三角形の部分は、前記ベース壁部のそれぞれの部分の上に取り外し不可能に固定されている、請求項14に記載のスーツケース。
  16. 前記側壁部を前記直立位置へと展開させることは、前記直立位置への前記ベース壁部の自発的な変位を伴う、請求項1に記載のスーツケース。
  17. ライナーが、前記ベース壁部と2つの前記側壁部との間に延在している、請求項1に記載のスーツケース。
  18. 少なくとも1つのロッキングプランジャー、ロック位置とアンロック位置との間で選択的に操作可能であり、前記ロック位置において、前記少なくとも1つのロッキングプランジャーは、前記拘束場所と係合しており、前記アンロック位置において、前記少なくとも1つのロッキングプランジャーは、前記拘束場所から解除されている、請求項1に記載のスーツケース。
  19. 前記第1のロッキング部材および前記第2のロッキング部材は、それぞれの壁部部分と一体になっているかまたは一体化されている、請求項18に記載のスーツケース。
  20. 前記第1のロッキング部材および前記第2のロッキング部材は、前記スーツケースのそれぞれの内側面に配設されている、請求項18に記載のスーツケース。
  21. 前記第1のロッキング部材は、前記後壁部に関節式接続されたハンドルアッセンブリの底部部分に構成されている、請求項18に記載のスーツケース。
  22. 前記拘束構成体は、前記ベース壁部が前記直立位置へと変位すると、前記少なくとも1つのロッキングプランジャーを前記拘束場所と自発的に拘束させるように構成されている、請求項18に記載のスーツケース。
  23. 前記拘束構成体は、前記ベース壁部のハウジング部材から垂直に突き出ている付勢されたロッキングプランジャーを含み、前記ロッキングプランジャーは、前記後壁部のハウジング部材における拘束場所の中で拘束係合するように構成されている、請求項1に記載のスーツケース。
  24. 前記後壁部の前記ハウジング部材は、前記スーツケースのハンドルアッセンブリの底部部分である、請求項23に記載のスーツケース。
  25. 前記ロッキングプランジャーは、前記スーツケースの内側から、前記後壁部の前記ハウジング部材における前記拘束場所から解除するように操作される、請求項23に記載のスーツケース。
  26. 前記ハンドルアッセンブリは、前記後壁部に沿って延在しており、後退位置と拡張位置との間で構成可能である、請求項1に記載のスーツケース。
  27. 前記ハンドルアッセンブリは、伸縮式ハンドル構成体として構成されている、請求項26に記載のスーツケース。
  28. 前記ハンドルアッセンブリの底部部分は、前記後壁部の底部部分に固定されている、請求項26に記載のスーツケース。
  29. 前記車輪セットは、前記ベース壁部の底面の後部分に構成可能な少なくとも1対の車輪を含む、請求項1に記載のスーツケース。
  30. 前記車輪のうちの1つまたは複数は、前記ベース壁部の底面に取り外し可能に取り付け可能である、請求項29に記載のスーツケース。
  31. 前記車輪セットの前記車輪は、前記ベース壁部の底面において取り外し不可能に固定されているか、または、それに取り外し可能に取り付けられている、請求項29に記載のスーツケース。
  32. 前記車輪のうちの1つまたは複数は、自由旋回車輪である、請求項29に記載のスーツケース。
  33. 前記車輪セットは、前記ベース壁部のそれぞれの角部部分に配設可能な4つの車輪を含む、請求項29に記載のスーツケース。
  34. 前記スーツケースは、連続的な単一のシートから構成されている、請求項1に記載のスーツケース。
  35. 前記シートは、前記2つの側壁部が前記後壁部のそれぞれの側縁部から延在している状態で構成されており、前記ベース壁部は、前記後壁部の底部縁部から延在しており、前記前壁部は、前記ベース壁部の前縁部から延在している、請求項34に記載のスーツケース。
  36. 前記スーツケースの前記壁部のうちの1つまたは複数は、一体のまたは一体化されたリビングヒンジを通して、前記スーツケースの他の壁部に関節式接続されている、請求項1に記載のスーツケース。
  37. 前記スーツケースの前記壁部のうちの1つまたは複数は、本質的にリジッドのパネルである、請求項1に記載のスーツケース。
  38. 前記スーツケースの前記壁部のうちの1つまたは複数は、軟質のおよび/または可撓性のパネルであり、前記軟質のおよび/または可撓性のパネルは、それに取り付け可能なリジッドのパネルによってリジッド化されている、請求項1に記載のスーツケース。
  39. 前記クロージャー構成体は、ジッパーである、請求項1に記載のスーツケース。
  40. 前記クロージャー構成体の前記ジッパーは、前記スーツケースの1つまたは複数の縁部に沿って連続的に延在している、請求項39に記載のスーツケース。
  41. 前記ジッパーは、少なくとも前記側壁部の底部縁部および前縁部に沿って連続的に延在している、請求項39に記載のスーツケース。
  42. 前記ジッパーは、前記側壁部の底部縁部、前縁部、および上縁部、ならびに、前記後壁部の上縁部に沿って、連続的に延在している、請求項39に記載のスーツケース。
  43. 前記スーツケースは、前記折りたたまれた位置にある前記スーツケースを吊り下げるためのハンガーを備えて構成されている、請求項1に記載のスーツケース。
  44. 前記スーツケースは、前記折りたたまれた位置において前記スーツケースを平坦に固定するための固定構成体を備えて構成されている、請求項1に記載のスーツケース。
  45. 前記折りたたまれた位置において、前記スーツケースの厚さは、前記後壁部および側壁部の累積厚さを実質的に超えない、請求項1に記載のスーツケース。
  46. 前記折りたたまれた位置において、前記スーツケースの厚さは、前記後壁部、側壁部、および前記前壁部の累積厚さを実質的に超えない、請求項1に記載のスーツケース。
  47. 前記スーツケースは、航空会社の要件にしたがった機内持ち込み手荷物としてサイズ決めされている、請求項1に記載のスーツケース。
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