WO2007066675A1 - クイックコネクタ及びチェッカー - Google Patents

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WO2007066675A1
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Yoshimitsu Ishida
Yasuki Takenaka
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Tokai Rubber Industries, Ltd.
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    • F16L2201/00Special arrangements for pipe couplings
    • F16L2201/10Indicators for correct coupling

Abstract

チェッカー40を付加した配管接続用のクイックコネクタ装置において、クイックコネクタ10のコネクタハウジング20に弾性脚58を先端側から内部に軸直角方向に挿入させる開口部74を設けて、弾性脚58の挿入部分をコネクタハウジング20にて内側に保持する。そして相手パイプの挿入時にその外周面の環状突出部にて弾性脚58を軸方向奥側に弾性変形させることで、弾性脚58の引掛爪64をコネクタハウジング20の対応する引掛部80から掛止解除してチェッカー40をコネクタハウジング20から取出可能とする。

Description

明 細 書
クイックコネクタ及びチェッカー
技術分野
[0001] この発明は配管用チューブと相手パイプとを迅速に接続することのできるクイックコ ネクタ及びこのクイックコネクタに組み付けるためのチェッカーに関し、詳しくは相手 パイプの挿入確認用のチェッカーを組み付けて使用されるクイックコネクタ及びこのよ うなクイックコネクタに用いるチェッカーに関する。
背景技術
[0002] 従来より、燃料輸送用配管その他配管用として榭脂製のチューブが広く用いられて いる。
配管用として力かる榭脂製のチューブを用いる場合、このチューブを、一般には、 簡単且つ迅速に相手パイプと接続を行うことのできるクイックコネクタと組み合わせて 用いる。
この場合、配管用としてゴム製のチューブ (ゴムホース)を用いる場合のように、ゴム チューブ端部に金具を力しめ付けて相手パイプと接続するといつたことを不要となす ことができる。
[0003] この種クイックコネクタについては例えば下記特許文献 1にその一例が開示されて いるので、図 24によりそのようなクイックコネクタの構成を説明する。
同図において 200は榭脂製のチューブであり、 202はチューブ 200を接続すべき 相手パイプである。
相手パイプ 202には、その外周面に環状突出部 204が形成されている。 206はクイックコネクタで、筒状のコネクタ本体 (ここでは全体が榭脂製) 208と、同じ く榭脂製のリテーナ 210とを有している。
[0004] コネクタ本体 208は、軸方向一方側にチューブ 200との接続部としての-ップル部
(圧入部) 218を有しており、また他方側に、ソケット状を成すリテーナ保持部 219を 備えたコネクタハウジング 220を有しており、そのコネクタハウジング 220の内部に、 シールリングとしての Oリング 212が中間リング 214及びブッシュ 216とともに保持され ている。
-ップル部 218はチューブ 200の内部に軸方向に圧入される部分であって、その 外周面に軸方向に沿って複数箇所に断面が鋸歯状の先端が鋭角を成す環状突起 が形成されている。
[0005] コネクタ本体 208は、 -ップル部 218をチューブ 200内部に圧入することによってか 力るチューブ 200と接続される。
このとき、 -ップル部 218の外周面に形成された環状突起が圧入により膨出変形し たチューブ 200の端部内面に食い込んでチューブ 200を抜止めする。
尚-ップル部 218の外周面にはシールリングとしての Oリング 212が保持されており 、この Oリング 212によって-ップル部 218とチューブ 200との間が気密にシールされ る。
[0006] 上記リテーナ保持部 219は、リテーナ 210を内部に収容状態で保持する部分でソ ケット状を成しており、コネクタ本体 208は、ここに保持されたリテーナ 210を介して相 手パイプ 202と接続される。
このリテーナ保持部 219には、筒壁を内外に貫通する窓部 222と、図 25に示してい るように、この窓部 222の軸方向他端部を形成している、円弧状を成すリテーナ固定 用の固定部 224とが設けられている。
リテーナ 210は全体として C字環状又は断面 C字状をなす部材であって、弾性変形 により径方向に弹性的に拡開可能である。
[0007] このリテーナ 210には、リテーナ保持部 219の固定部 224に対して径方向内方から 嵌り合って軸方向に固定される固定溝 226と、相手パイプ 202の環状突出部 204に 係合して抜止作用する係合爪 228、及びこの係合爪 228に連続して環状突出部 20 4を径方向内方力も嵌入させる円弧形状の嵌入孔 230が設けられている。
このリテーナ 210にはまた、略テーパ形状をなす内周カム面 232と外周カム面 234 、更にリテーナ 210全体を径方向内方に弹性的に収縮変形させるための摘み 236が 設けられている。
[0008] このクイックコネクタ 206では、リテーナ 210をリテーナ保持部 219に軸方向に挿入 して保持させておき、その状態で相手パイプ 202をコネクタハウジング 220の軸端の 開口部からその内部に挿入すると、リテーナ 210が、詳しくは係合爪 228が相手パイ プ 202の環状突出部 204との当接に基づいて径方向に弹性的に拡開し、環状突出 部 204の通過を許容する。
そして環状突出部 204が嵌入孔 230の位置に到ると、ここにおいてリテーナ 210が 蓄えられた弾性力で径方向内方に収縮して係合爪 228を環状突出部 204に係合さ せ、相手パイプ 202を挿入位置に抜止状態に保持する。
[0009] 尚場合によってリテーナ 210を予め相手パイプ 202に装着した状態で、相手パイプ
202をリテーナ 210ごとリテーナ保持部 219に挿入し、これをリテーナ保持部 219に 固定し保持させるようになすことも可能である。
このようにクイックコネクタ 206を用いることで、チューブ 200を相手パイプ 202に簡 単且つ迅速に接続することができる。
[0010] ところでこのクイックコネクタ 206を用いた接続において、クイックコネクタ 206に対 する相手パイプ 202の挿入が不完全であると、即ち接続が不完全であると、内部の 流体が漏れ出すおそれがあり、そのためクイックコネクタ 206に、相手パイプ 202の揷 入確認を行うためのチェッカーを装着付カ卩しておき、そのチェッカーがクイックコネク タ 206から外れることをもって接続確認をすることが行われている。
[0011] 図 25及び図 26はそのチェッカーを装着して成るクイックコネクタ装置の一例を示し ている。
これらの図において、 238は榭脂にて構成されたチェッカーで、一対の弾性脚 240 と、それら弾性脚 240を付根側で連結する基部 242と、基部 242に設けられたリング 状の取手 244とを有して!/、る。
一対の弾性脚 240の各先端部には、コネクタハウジング 220の軸心側に突出する 一対の内向きの引掛爪 246がー体に形成されている。
[0012] チェッカー 238は、一対の弾性脚 240を径方向外方に弾性変形させて各先端部の 引掛爪 246を、コネクタハウジング 220の窓部 222に外側から入り込ませ、そして各 引掛爪 246を、図 26 (B)に示すコネクタハウジング 220の窓部 222の縁部(引掛部) 250に対して、詳しくは各引掛爪 246の付根のくびれ部 248を縁部 250に掛止する ことで、コネクタハウジング 220に弹性的に保持される。 このとき、一対の弾性脚 240はコネクタハウジング 220の大径のリテーナ保持部 21 9の外周面を内向きに抱き抱えた状態となり、各一対の弾性脚 240がコネクタハウジ ング 220におけるリテーナ保持部 219の外周面上に露出し且つこれから突出した状 態となる。
[0013] 軸方向に長手状をなす上記基部 242の各端部には、大径をなすリテーナ保持部 2 19を軸方向前後から挟持する一対の挟持部 252, 254が設けられている。
また一方の挟持部 254には、リテーナ保持部 219の軸端の開口部の内縁部に係止 する爪 256が備えられて 、る。
これら基部 242及び一対の挟持部 252, 254は、チェッカー 238をコネクタハウジン グ 220に対して拘束する働きをなすもので、基部 242をコネクタハウジング 220の平 坦面 260に密着させる状態に、挟持部 252, 254がリテーナ保持部 219を軸方向前 後に挟持する。これによりチェッカー 238のコネクタハウジング 220への装着姿勢が 安定化する。
[0014] コネクタハウジング 220に装着したチェッカー 238は、軸方向に傾動すると引掛爪 2 46が窓部 222から外れ易くなるため、基部 242及び一対の挟持部 252, 254により、 コネクタハウジング 220に装着したチェッカー 238を拘束して装着姿勢を安定ィ匕する のである。
[0015] 上記一対の引掛爪 246には、図 25及び図 26 (A)に示しているように相手パイプ 2 02の環状突出部 204の側に傾斜カム面 258が設けられている。
この傾斜カム面 258は、相手パイプ 202の完全挿入状態で環状突出部 204との当 接作用により引掛爪 246、詳しくはその付根のくびれ部 248と窓部 222の縁部 250と を掛止解除して、弾性脚 240をコネクタハウジング 220から取出可能とする解除作用 部として働くもので、図 26 (B)はこのようにしてくびれ部 248と引掛部としての窓部 22 2の縁部 250とが掛止解除された状態を表して 、る。
[0016] ここで一対の引掛爪 246のそれぞれには、その内側に傾斜カム面 262が設けられ ており、上記のようにして引掛爪 246が掛止解除されると、これら傾斜カム面 262が縁 部 250にかかった状態となる。
従ってこの状態で取手 244を掴んでチェッカー 238を軸直角方向に引張ると、弾性 脚 240の拡開運動を伴って引掛爪 246が窓部 222から外向きに離脱し、チェッカー 238全体がコネクタハウジング 220から取り出される。
そしてチェッカー 238をコネクタハウジング 220から取り出し回収することで、相手パ ィプ 202の挿入確認を行うことができる。
図 25、図 26に例示したチェッカー付きのクイックコネクタ装置については、下記特 許文献 2に開示されている。
[0017] しかしながらこのチェッカー付きクイックコネクタ装置の場合、チェッカー 238の弾性 脚 240が、コネクタハウジング 220の外周面上に露出し且つこれから突出した状態と なって、コネクタハウジング 220の外周側にスペースが必要となり、更にこのチェッカ 一 238は、コネクタハウジング 220から取り出す際に弾性脚 240を径方向外向きに押 し拡げて取り出すものであるため、コネクタハウジング 220周りに弾性脚の拡開用の スペースを更に余分に必要とするといつた問題がある。
[0018] 従って例えば車体に搭載される各機器の隙間をぬつて限られた狭 、配管スペース 内で、且つ定められた配管レイアウトに従いチューブ 200を配管する際に、コネクタ ハウジング 220の外周側に突出したチェッカー 238の弾性脚 240が障害となって配 管作業を困難化する場合が生じ、或いはまた相手パイプ 202が完全に挿入されてい ないのにも拘らず、狭い隙間内で配管作業する際に周辺機器や物品が弾性脚 240 に当ることによって、チェッカー 238がコネクタハウジング 220から外れてしまうおそれ があるといった問題があった。
[0019] 特許文献 1 :特開平 11 201355号公報
特許文献 2:特開平 11― 344182号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0020] 本発明は以上のような事情を背景とし、コネクタハウジング周りにチェッカー装着の ための、更にはチェッカー取出しのための広いスペースを確保する必要を無くすこと ができ、また配管作業に際してチェッカーの弾性脚に周辺の機器や物品が当ること によって、相手パイプが不完全挿入状態であるにも拘らずチェッカーがコネクタハウ ジンダカも外れてしまうおそれの無いチェッカー付きクイックコネクタ装置に用いるクイ ックコネクタとチェッカーとを提供することを目的としてなされたものである。
課題を解決するための手段
[0021] 本発明によれば新規なクイックコネクタ装置が提供される。このクイックコネクタ装置 は、(A) (a)軸方向一方側に配管用チューブの接続部を有するとともに、リテーナ保 持部を備えたコネクタハウジングを軸方向他方側に有する筒状のコネクタ本体と、(b) 相手パイプの抜止用の、径方向に弾性的に拡開可能な係合爪を有し、前記リテーナ 保持部に軸方向に固定状態に保持されて、前記コネクタハウジング内に挿入された 該相手パイプの外周面の環状突出部に対し該係合爪を収縮状態で係合させて該相 手パイプを挿入位置に抜止状態に保持するリテーナと、を含むクイックコネクタに、 (B Xィ)一対の弾性脚と、(口)それら弾性脚の先端部に設けられ、前記相手パイプの不完 全挿入状態で前記コネクタハウジングの弓 I掛部に掛止状態となるある 、は前記相手 パイプが不完全挿入状態の間は前記コネクタハウジングの弓 I掛部に掛止状態に保 持される引掛爪と、(ハ)該相手パイプの完全挿入状態で、前記環状突出部との当接 作用により前記引掛爪と引掛部とを掛止解除して前記弾性脚を前記コネクタハウジン ダカも取出可能とする解除作用部とを有する、前記相手パイプの挿入確認を行うた めのチェッカーを装着して成るクイックコネクタ装置において、前記コネクタハウジン グには、前記弾性脚を先端側から該コネクタハウジングの内部に軸直角方向に挿入 させる、筒壁を内外に貫通した弾性脚挿入用の開口部を設けて、該弾性脚の挿入部 分を該コネクタハウジングにて内側に保持するようになすとともに、該コネクタハウジン グの内部には、該弾性脚の挿入状態で前記引掛爪を掛止させる引掛部を設け、且 つ前記解除作用部は、前記相手パイプの挿入時に前記環状突出部への当接作用 で該弾性脚を軸方向奥側に弾性変形させてそれら引掛爪と引掛部とを掛止解除し、 該弹性脚を取出可能とするものとなしてあるとともに、前記コネクタハウジングの内部 には、前記弾性脚を、前記引掛爪が前記引掛部に掛止する位置から掛止解除する 位置まで軸方向に弾性変形可能とする弾性変形空間が設けてあることを特徴とする
[0022] また、本発明のクイックコネクタ装置は、軸方向一方側に配管用チューブの接続部 が形成され、リテーナ保持部を含んだコネクタハウジングが軸方向他方側に形成され て 、る筒状のコネクタ本体及び前記リテーナ保持部に保持されたリテーナを有するク イツクコネクタと、前記クイックコネクタに取り付けられたチェッカーと、を備え、前記リテ ーナは、前記コネクタハウジング内に挿入された相手パイプの外周面に形成されて いる環状突出部に押され、この環状突出部の通過を許容するように径方向外側に弹 性的に移動する係合爪を有し、前記係合爪は、この係合爪を前記相手パイプの前記 環状突出部が通過したときに、この環状突出部とスナップ係合して、前記相手パイプ を抜け止めするように形成され、前記チェッカ一は、一対の弾性脚と、この一対の弾 性脚の先端部にそれぞれ設けられた引掛爪と、を有し、前記コネクタハウジングに形 成されている引掛部に、前記引掛爪を、前記弾性脚の取外方向に外れないように掛 止して、前記コネクタハウジングに取り付けられ、かつ、前記相手パイプが前記コネク タハウジング内に挿入され、前記環状突出部が前記リテーナの前記係合爪と係合し たときに、前記引掛爪が前記環状突出部に押されて前記引掛部から外れ、前記コネ クタハウジングからの取外が可能となるように形成されている、クイックコネクタ装置で あって、前記コネクタハウジングには、前記弾性脚を先端側から前記コネクタハウジン グ内に挿入させる弾性脚挿入用の開口部が設けられ、前記弾性脚の前記引掛爪は 、前記弾性脚が前記開口部から前記コネクタハウジング内に挿入されると、前記コネ クタハウジング内部に形成されて 、る前記引掛部に掛止されるように形成されて!、て 、前記環状突出部が前記リテーナの前記係合爪と係合すると、前記引掛部に掛止さ れた前記引掛爪が、前記環状突出部に押されることにより前記引掛部から外れるま で軸方向一方側に移動し、前記弾性脚は、前記開口部力 抜け出ることができるよう に変移又は変形するものとして構成することもできる。
そして、請求項 1はクイックコネクタに関するもので、(A) (a)軸方向一方側に配管用 チューブの接続部を有するとともに、リテーナ保持部を備えたコネクタハウジングを軸 方向他方側に有する筒状のコネクタ本体と、(b)相手パイプの抜止用の、径方向に弹 性的に拡開可能な係合爪を有し、前記リテーナ保持部に軸方向に固定状態に保持 されて、前記コネクタハウジング内に挿入された該相手パイプの外周面の環状突出 部に対し該係合爪を収縮状態で係合させて該相手パイプを挿入位置に抜止状態に 保持するリテーナと、を含み、(B)(ィ)一対の弾性脚と、(口)それら弾性脚の先端部に 設けられ、前記相手パイプの不完全挿入状態で前記コネクタハウジングの弓 I掛部に 掛止状態となる引掛爪と、(ハ)該相手パイプの完全挿入状態で、前記環状突出部と の当接作用により前記引掛爪と引掛部とを掛止解除して前記弾性脚を前記コネクタ ノ、ウジングカも取出可能とする解除作用部とを有する、前記相手パイプの挿入確認 を行うためのチェッカーを装着可能なクイックコネクタであって、前記コネクタハウジン グには、前記弾性脚を先端側から該コネクタハウジングの内部に軸直角方向に挿入 させる、筒壁を内外に貫通した弾性脚挿入用の開口部を設けて、該弾性脚の挿入部 分を該コネクタハウジングにて内側に保持するようになすとともに、該コネクタハウジン グの内部には、該弾性脚の挿入状態で前記引掛爪を掛止させる引掛部、及び該弹 性脚を該引掛爪が該引掛部に掛止する位置力 引掛部と掛止解除する位置まで軸 方向に弾性変形可能とする弾性変形空間が設けてあることを特徴とする。弾性脚挿 入用の開口部及び引掛部がコネクタハウジングの周方向に 180° 隔たった 2箇所に 互いに逆向きで全体として一対設けてあることを特徴とすることができる。
[0024] 請求項 2のものは、請求項 1において、前記コネクタハウジングの内部の前記引掛 部は内向きの引掛部とされており、更に前記コネクタハウジングの内部には、前記開 口部から挿入された弾性脚の先端部の前記引掛爪を前記引掛部への掛止位置まで 軸直角方向に移動案内する挿入ガイドが設けてあるとともに、該挿入ガイド及び前記 引掛部の奥側に、掛止解除された前記引掛爪を軸直角方向に抜き出すための抜出 通路が前記挿入ガイドに続いて設けてあることを特徴とする。抜出通路は、軸直角方 向に延びて開口部に到る溝形状をなして 、ることを特徴とすることができる。
[0025] 請求項 3のものは、請求項 1又は 2において、前記コネクタハウジングには、前記チ ッカーに突出状態に設けられた拘束部を挿入させ、該拘束部と協働して前記チエ ッカーの装着姿勢を安定ィ匕する拘束孔が設けてあることを特徴とする。
[0026] 次に請求項 4はチ ッカーに関するもので、 (A) (a)軸方向一方側に配管用チュー ブの接続部を有するとともに、リテーナ保持部を備えたコネクタハウジングを軸方向 他方側に有する筒状のコネクタ本体と、(b)相手パイプの抜止用の、径方向に弹性的 に拡開可能な係合爪を有し、前記リテーナ保持部に軸方向に固定状態に保持され て、前記コネクタハウジング内に挿入された該相手パイプの外周面の環状突出部に 対し該係合爪を収縮状態で係合させて該相手パイプを挿入位置に抜止状態に保持 するリテーナと、を含むクイックコネクタに装着可能で、(B)(ィ)一対の弾性脚と、(口)そ れら弾性脚の先端部に設けられ、前記相手パイプの不完全挿入状態で前記コネクタ ハウジングの引掛部に掛止状態となる引掛爪と、(ハ)該相手パイプの完全挿入状態 で、前記環状突出部との当接作用により前記引掛爪と引掛部とを掛止解除して前記 弾性脚を前記コネクタハウジング力も取出可能とする解除作用部とを有する、前記相 手パイプの挿入確認を行うためのチェッカーであって、前記弾性脚は、前記コネクタ ノ、ウジングの筒壁を内外に貫通した弾性脚挿入用の開口部を通じて該コネクタハウ ジング内部に挿入されるものとなしてあるとともに、前記解除作用部は、前記相手パイ プの挿入時に前記環状突出部への当接作用で該弾性脚を軸方向奥側に弾性変形 させてそれら引掛爪と引掛部とを掛止解除し、該弾性脚を取出可能とするものとなし てあることを特徴とする。
[0027] 請求項 5のものは、請求項 4にお 、て、前記解除作用部は前記弾性脚の先端部で 前記相手パイプの環状突出部の側に向けて軸方向に突出する形態で設けてあるこ とを特徴とする。
[0028] 請求項 6のものは、請求項 4又は 5にお 、て、前記一対の弾性脚を付根側で互いに 連結する基部と、該基部から該弾性脚の延出し方向に突出した拘束部とが設けられ ていることを特徴とする。
[0029] また、本発明のクイックコネクタは、軸方向一方側に配管用チューブの接続部が形 成され、リテーナ保持部を含んだコネクタハウジングが軸方向他方側に形成されて ヽ る筒状のコネクタ本体と、前記リテーナ保持部に保持されたリテーナと、を備え、一対 の弾性脚及びこの一対の弾性脚の先端部にそれぞれ設けられた引掛爪を有するチ エッカーが取り付けられるように構成されていて、前記リテーナが、前記コネクタハウ ジング内に挿入された相手パイプの外周面に形成されている環状突出部に押され、 この環状突出部の通過を許容するように径方向外側に弹性的に移動する係合爪を 有し、前記係合爪が、この係合爪を前記相手パイプの前記環状突出部が通過したと きに、この環状突出部とスナップ係合して、前記相手パイプを抜け止めするように形 成されているクイックコネクタであって、このクイックコネクタはさらに、前記チェッカー の前記弾性脚を先端側力 前記コネクタハウジング内に挿入するための、前記コネク タハウジングに設けられた弾性脚挿入用の開口部と、前記弾性脚が前記開口部から 前記コネクタハウジング内に挿入されたときに、前記弾性脚の前記引掛爪が前記弾 性脚の取外方向に外れないように掛止される、前記コネクタハウジング内部に形成さ れた引掛部と、を有し、前記引掛部は、この引掛部に掛止された前記引掛爪が、前 記リテーナの前記係合爪と係合する前記環状突出部に押されることにより、軸方向一 方側に移動して前記引掛部から外れる、のを許容するように形成され、前記コネクタ ハウジングは、前記引掛爪が前記引掛部から軸方向一方側に外れるまで前記弾性 脚が変形又は変移したときに、この弾性脚が前記開口部力 抜け出ることを許容する ように形成されているものとすることができる。引掛爪がリテーナの係合爪と係合する 環状突出部に押されると、弾性脚は、引掛爪が軸方向一方側に移動して引掛部から 外れるまで変形又は変移する。引掛爪は、直接又は弾性脚の他の部分を介して、相 手パイプの環状突出部に押されることとなる。
[0030] コネクタハウジングに、開口部カゝら挿入された弾性脚のスライド部を受け入れてこの 弾性脚 (あるいはこのスライド部)をコネクタハウジング内側、例えば軸直角方向内側 に案内する案内凹部を設け、引掛部を、案内凹部よりも軸方向他方側でコネクタハウ ジング内部に形成し、かつ、案内凹部に沿って挿入された弾性脚の引掛爪 (あるい は案内凹部に沿って挿入された引掛爪)力 チェッカーとコネクタハウジング側(例え ば、コネクタハウジング又はリテーナ)との間の取付手段により、軸方向他方側に移動 して引掛部に掛止される、のを許容するように形成することができる。弾性脚のスライ ド部は案内凹部に嵌まり込み、弾性脚の挿入にともない、案内凹部に沿ってコネクタ ハウジングの内側、例えば軸直角方向内側に移動又はスライドする。スライド部は引 掛爪とすることができる。取付手段は、弾性脚の中間部又は付根側に形成された、軸 方向一方側への突出部又は厚肉部を有するように構成できる。
[0031] 本発明のチェッカ一は、軸方向一方側に配管用チューブの接続部が形成され、リ テーナ保持部を含んだコネクタハウジングが軸方向他方側に形成されている筒状の コネクタ本体及び前記リテーナ保持部に保持されたリテーナを有し、このリテーナが 相手パイプの環状突出部とスナップ係合するように形成されたクイックコネクタに取り 付けられるチェッカーであって、前記コネクタハウジングに設けられた弾性脚挿入用 の開口部に、先端側から挿入されるように形成された一対の弾性脚と、一対の前記 弾性脚の先端部にそれぞれ形成され、前記弾性脚が前記開口部から前記コネクタ ハウジング内に挿入されると、前記コネクタハウジング内部に設けられて 、る I掛部 に、前記弾性脚の取外方向に外れないように掛止される引掛爪と、を有し、前記引掛 爪は、前記相手パイプの前記環状突出部が前記リテーナにスナップ係合すると、前 記環状突出部に押されることにより前記引掛部から外れるまで軸方向一方側に移動 するように形成されて ヽる、 t ヽつたように構成できる。
[0032] 本発明では、コネクタハウジング内に、例えば軸直角方向に、挿入された弾性脚の 引掛爪を軸方向他方側に移動させて引掛部に掛止させ、チェッカーをコネクタハウ ジングに取り付ける、といったように構成できる。そして、コネクタハウジングに相手パ イブが完全に挿入されたときに、引掛爪が環状突出部に押されて軸方向一方側 (軸 方向奥側)に移動し、チェッカーがコネクタハウジングから取出可能となるように構成 できる。引掛爪が、軸方向一方側に外れにくいように引掛部と係合して、引掛部に掛 止状態となるといつたように構成できる。
[0033] 本発明では、チェッカ一は、例えば、弾性脚の全体、ほぼ全体又は多くの部分がコ ネクタハウジングの内側に配置された状態でコネクタハウジングに取り付けられる。ま た、引掛爪を弾性脚の先端部に突出状態で (例えば、幅方向外側に、あるいはコネ クタハウジングの筒壁側に突出する外向きの爪として)設けることができる。さらに、弹 性脚の中間部又は付根側に、軸方向一方側への突出部又は厚肉部を形成し、この 突出部又は厚肉部を、弾性脚が開口部に挿入されるときに、開口部の軸方向一方 側に押し付けられながらこの開口部に入り込むように構成できる。そして、引掛爪がコ ネクタハウジングに設けられた案内凹部に受け入れられて、開口部から挿入された弹 性脚がコネクタハウジング内に案内されるように構成できる。また、突出部又は厚肉 部が、案内凹部に引掛爪が嵌り込んでいるうちに開口部に入り込み、弾性脚を弓形 に湾曲させ、弓形に湾曲した弾性脚力 引掛爪が案内凹部を通過するまでコネクタ ハウジング内に挿入されると、引掛爪を軸方向他方側にスナップ的に移動させるよう に弾性復帰する、といったように構成できる。ここでは、突出部又は厚肉部の先端側 に、軸方向他方側に向カゝつて弾性脚の先端側に傾斜する挿入ガイド面を形成するこ とがでさる。
[0034] また、本発明では、引掛爪に、弾性脚の取外方向の表面部の軸方向他方側個所 で、軸方向他方側に向カゝつて弾性脚の先端側に傾斜する取外ガイド面を形成してお くことができる。さらに、引掛爪を、引掛爪の突出方向と反対方向に引掛部から外れ な 、態様で、あるいは引掛部から軸直角方向に外れな 、態様で引掛部に掛止状態 となるように形成することができる。突出部又は厚肉部が開口部に入り込むとき、又は 入り込む前に、弾性脚の付根側を軸方向他方側又は軸方向にずれないように位置 決めする位置決め手段を、チェッカー又はチェッカー及びコネクタハウジングに構成 することができる。
発明の作用'効果
[0035] 以上のように本発明は、コネクタハウジングに設けた開口部を通じてチェッカーの弹 性脚を先端側力 コネクタハウジングの内部に挿入して、その挿入部分をコネクタハ ウジングにより内側にあるいはコネクタハウジングの内側に保持するようになしたもの で、本発明によれば、弾性脚の例えばほぼ全体をコネクタハウジングの内部に納め た状態とすることができ、チェッカーをクイックコネクタに装着した状態においてその 外観,見栄えを良好となすことができる。
また弾性脚の全体がコネクタハウジングの外周面力も突出状態に露出することによ つて、コネクタハウジング周りに弾性脚のためのスペースを余分に確保しなければな らない問題を解消し、配管レイアウトの設計の自由度を増すことができるとともに、配 管作業に際して周辺の機器や物品が弾性脚に当ることによって、相手パイプが完全 に挿入されていないにも拘らずチェッカーがコネクタハウジング力 外れてしまうおそ れを解消することができる。
[0036] 本発明は、相手パイプの挿入時にその外周面の環状突出部にて弾性脚を軸方向 奥側に弾性変形させることによって、チェッカーの引掛爪とコネクタハウジングの引掛 部との掛止を解除し、チェッカーをコネクタハウジングから取出可能となしている点を 他の特徴としている。そしてこのようにすることで、一対の弾性脚の例えばほぼ全体を コネクタハウジング内部に納めているにも拘らず、相手パイプの挿入に基づいて容易 にチェッカーをコネクタハウジングから取出可能となすことができる。
[0037] また本発明では、弾性脚の軸方向奥側への弾性変形に基づいて引掛爪と引掛部 との掛止の解除がなされ、チェッカーが取出可能となるため、図 24,図 25に示す従 来のチェッカーのように、チェッカーの取外しに際して一対の弾性脚が径方向に拡開 して、その拡開のための更に余分のスペースをコネクタハウジング周りに必要とする 問題を併せて解決することができる。
ここでチェッカーにはコネクタハウジング力 取り出すための力をカ卩える取手部を設 けておくことができる。
[0038] 本発明では、チェッカーにおける引掛爪を外向きの爪となし、また例えば、コネクタ ハウジング内部の弓 I掛部を内向きの引掛部となし、更にコネクタハウジングの内部に 、開口部を通じて挿入された引掛爪を引掛部への係止位置又は掛止位置 (例えば 軸方向に移動させることにより弓 I掛部に掛止できる位置)まで移動案内する挿入ガイ ドを設けるとともに、その軸方向奥側に、引掛部との掛止を解除された引掛爪を抜き 出すための抜出通路を設けておくことができる。このようにしておくことで、弾性脚の 軸方向の弾性変形に基づいて容易に引掛爪と引掛部との掛止の解除を行った上で 、弾性脚をコネクタハウジング力も抜き出すことができる。即ちコネクタハウジングに装 着されたチェッカーをコネクタハウジングから取り出すことができる。
この場合においてその抜出通路は、軸直角方向に延びて弾性脚挿入用の開口部 に到る溝形状となしておくことができる。
[0039] 本発明にお 、て、チェッカーの解除作用部は、弾性脚の先端部で相手パイプの環 状突出部の側に向けて軸方向に突出した形態で設けておくことができる。
このようにしておくことで、相手パイプが完全挿入位置に到る直前で解除作用部と 相手パイプの環状突出部とを当接させることができ、従ってその後の相手パイプの更 なる挿入運動に追従して弾性脚を奥側に大きく弾性変形させ得て、完全挿入状態で 引掛爪と引掛部との掛止をより容易に又は確実に解除することができる。
[0040] 本発明では、弾性脚挿入用の開口部及び引掛部を、コネクタハウジングの周方向 に 180° 隔たった 2箇所に互いに逆向きで全体として一対設けておくことができる。 このようにしておけば、配管レイアウトその他配管条件の違いによってクイックコネク タの向き又は回転角度位置が変化した場合においても、作業性の良好な開口部を 選択してそこ力もチェッカーの弾性脚をコネクタハウジング内部に挿入しておくことが でき、実際の配管作業時に、詳しくは相手パイプとクイックコネクタとの接続作業時に 、作業性良くチェッカーをクイックコネクタから取出作業することができる。
[0041] 本発明ではまた、一対の弾性脚を付根側で互いに連結する基部をチェッカーに備 えるとともに、その基部から弾性脚の延出し方向に拘束部を突出させ、また一方コネ クタハウジングにはその拘束部を挿入させ、拘束部と協働してチェッカーの装着姿勢 を安定ィ匕する拘束孔を設けておくことができる。このようにしておけば、それら拘束部 と拘束孔による拘束作用に基づいて、チェッカーを安定した姿勢でコネクタ本体に装 着保持させておくことでき、チェッカーの傾動ゃガタツキ等によって引掛爪と引掛部と の掛止が誤って外れてしまうといったことを更に確実に防止することができる。
ここで拘束部は薄板状 (舌片状)に形成し、また拘束孔は対応する形状のスリット形 状に形成しておくことができる。
また上記の取手又は取手部はこの基部に設けておくことができる。
[0042] 弾性脚をコネクタハウジングの内部に案内する挿入ガイド又は案内凹部をコネクタ ハウジングに設けておけば、弾性脚を安定して所定位置までコネクタハウジング内に 挿入できる。案内凹部は挿入ガイドの軸方向一方側に形成することができる。案内凹 部は抜出通路を兼ねることができる。また、引掛部は、例えば、挿入ガイドの内端部 又は先端部に形成することができ、挿入ガイドの内端面又は先端面とすることができ る。ここでは、弾性脚にスライド部を形成し、このスライド部が挿入ガイドに沿って又は 案内凹部に受け入れられて移動するように、弾性脚を開口部力も挿入する。スライド 部は引掛爪とすることができる。そして例えば、弾性脚は、引掛爪が挿入ガイド又は 案内凹部を通過するまで、コネクタハウジング内に挿入される。挿入ガイド又は案内 凹部を通過すると、例えば、引掛爪は軸方向他方側に移動可能な状態となり、例え ば挿入ガイドの先端部又は先端面に形成された引掛部と掛止するまで、軸方向他方 側に移動することとなる。引掛爪を軸方向他方側に移動させるには、例えば、チ ッ カーとコネクタハウジング側との間に、弓 I掛爪を軸方向他方側に移動させる取付手段 を構成し又は設けておけばよい。この取付手段は、弾性脚に形成した突出部又は厚 肉部を有することができる。ここでは、例えば、弾性脚の先端側の軸方向一方側個所 又は軸方向一方側表面部が開口部の軸方向一方側又は軸方向一端に沿うように、 弾性脚を開口部内に挿入する。弾性脚の突出部又は厚肉部が開口部に差し掛かつ て入り込むと、弾性脚は、突出部又は厚肉部の突出量だけ軸方向他方側に押されて ずれることとなる。ここで、弾性脚の引掛爪が挿入ガイド又は案内凹部によって軸方 向他方側への移動を規制され、弾性脚の付根又は弾性脚の連結部 (基部)も軸方向 他方側への移動を規制されていれば、弾性脚は若干弓状に湾曲する(引掛爪を軸 方向他方側に付勢する状態となる)。この状態で、引掛爪が挿入ガイド又は案内凹部 を通過するまで弾性脚をコネクタハウジング内に挿入すると、弾性脚は、引掛爪が軸 方向他方側にスナップ的に移動するように、弾性復帰し、引掛爪は引掛部にスナツ プ的に掛止することとなる。弾性脚の付根又は弾性脚の連結部 (基部)が軸方向他 方側又は軸方向にずれるのを規制する位置決め手段は、例えば、突出部又は厚肉 部が開口部に入り込むときに、好ましくは、突出部又は厚肉部が開口部に入り込む 前に、弾性脚の付根又は弾性脚の連結部を軸方向他方側又は軸方向に位置決め するが、この位置決め手段には、チェッカーの軸方向への傾きを防止する傾き防止 手段を利用することができる。例えば、傾き防止手段を、弾性脚を連結する基部から 弾性脚の延びる方向に突出した拘束部と、この拘束部が軸方向に隙間なく又はほと んど隙間なく挿入されるようにコネクタハウジングに形成された拘束孔と、から構成し 、突出部又は厚肉部が開口部に入り込むときに、好ましくは、突出部又は厚肉部が 開口部に入り込む前に、拘束部が拘束孔に挿入され入り込むように構成する。ここで 、相手パイプがコネクタハウジングに完全に挿入されると、相手パイプの環状突出部 に押されて、引掛爪が案内凹部の出口に位置するので、弾性脚をコネクタハウジン ダカも取り出すことができる。突出部又は厚肉部の先端側に挿入ガイド面を形成すれ ば、突出部又は厚肉部の開口部内への入り込みを円滑に行うことができる。位置決 め手段又は傾き防止手段は、例えば、弾性脚の付根又は弾性脚の連結部が軸方向 他方側に傾いた状態で、あるいは若干傾いた状態で、弾性脚の付根又は弾性脚の 連結部を、軸方向他方側に又は軸方向にずれな 、ように位置決めするものである。 このように構成しておけば、引掛爪が軸方向他方側にスナップ的に移動し、引掛部 に掛止したときに、チェッカ一は、軸方向に傾くことなくコネクタハウジング側に取り付 けられていることとなる。
[0043] 引掛爪が、突出方向と反対方向に引掛部カも外れないように引掛部と係合すれば 、引掛爪が引掛部カも例えば内側に簡単に外れてしまうといったことはないし、軸方 向一方側に外れないように引掛部と係合すれば、引掛爪が引掛部から軸方向一方 側に簡単に外れてしまうといったことはない。また、引掛爪に取外ガイド面が形成され ていれば、取外時に、引掛爪の軸方向他端部が引掛部に引っ掛かり、チェッカーの 取外に支障が生じてしまうのを防止できる。
発明を実施するための最良の形態
[0044] 次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図 1〜図 5において、 10は第 1の実施形態のクイックコネクタ装置におけるクイックコ ネクタで、 12は配管用の榭脂等力も成るチューブを力かるクイックコネクタ 10を介し て接続すべき相手パイプである。
相手パイプ 12はここでは金属製のノイブで、先端近傍位置の外周面に環状突出 部 14が設けられている。
15はクイックコネクタ 10の本体を成す筒状のコネクタ本体で、ここではコネクタ本体 15はその全体が榭脂製且つエルボ状に構成されて 、る。
[0045] コネクタ本体 15は、軸方向一方側にチューブの接続部としての-ップル部 (圧入部 ) 16を有しており、また軸方向他方側に、リテーナ保持部 18を備えたコネクタハウジ ング 20を有している。
コネクタハウジング 20の内部には、シールリングとしての弾性を有する Oリング 22が 榭脂製の中間リング 24及びブッシュ 26とともに保持されて 、る。
[0046] 図 4に示しているように、このブッシュ 26には周方向に所定ピッチで多数のスリット 2 8が形成されている。
またその外周面には環状の嵌合突起 29が設けられており、この嵌合突起 29が、コ ネクタハウジング 20の内周面に形成された環状の嵌合溝 30に弹性的に嵌合されて いる。
ブッシュ 26は、これら嵌合突起 29と嵌合溝 30との嵌合に基づいて軸方向に固定 状態に保持されている。
[0047] 上記-ップル部 16には、その外周面に沿って断面鋸歯状をなし先端が鋭角を成 す複数の環状突起 32が設けられて 、る。
これら環状突起 32は、 -ップル部 16をチューブの内部に圧入したときにチューブ の内面に食い込んでチューブの抜止めをなす。
尚この-ップル部 16の付根には、チューブへの-ップル部 16の圧入量を規定する フランジ部 34が設けられて 、る。
[0048] コネクタハウジング 20の上記リテーナ保持部 18は全体としてソケット状を成しており 、その内部に相手パイプ 12の環状突出部 14に係合して相手パイプ 12を抜止めする ための、コネクタ本体 15とは別体を成す榭脂製のリテーナ 36が保持されている。 ここでリテーナ 36は、リテーナ保持部 18の溝 38内に軸方向に固定状態に保持さ れている。
[0049] コネクタハウジング 20には、リテーナ 36の軸方向後ろ側(図中右側)において、相 手パイプ 12の挿入確認を行うための、クイックコネクタ 10とともにクイックコネクタ装置 を構成するチェッカー 40が装着されて 、る。
即ちクイックコネクタ装置は、クイックコネクタ 10のコネクタ本体 15にチェッカー 40を 付カロして成るチェッカー付きのものとして構成してある。
[0050] 上記リテーナ 36は、図 9に示しているように榭脂の一体成形品力も成るもので、全 体として環状を成している。
詳しくはこのリテーナ 36は、軸直角方向に対向する(図中上下に対向する)一対の 爪部 42と、それらとは 90° 異なった位置に設けられて互いに軸直角方向に対向す る一対の解除操作部 44と、爪部 42及び解除操作部 44を互いに結ぶ薄板状のばね 部 46とを有している。
[0051] 一対の爪部 42は厚肉に構成されており、その内周側に内向き (径方向内方向き) の係合爪 48が設けられて 、る。
リテーナ 36は、これら係合爪 48を図 1に示して 、るように相手パイプ 12の環状突出 部 14に軸方向に係合させることによって、相手パイプ 12を抜止めする働きをなす。
[0052] 爪部 42にはまた、これら係合爪 48に続いて前側(図中左側)即ち相手パイプ 12の 挿入側に、傾斜形状のカム面 50が設けられている。
これらカム面 50は、相手パイプ 12をコネクハウジング 20内部に軸方向に挿入する 際に環状突出部 14の移動案内をなすとともに、環状突出部 14の前進に伴って一対 の爪部 42をばね部 46の弾性変形を伴って互いに離間する方向に、即ち径方向外 向きに拡開させる働きをなす。
[0053] 一方前記解除操作部 44は、厚肉且つ平面形状が矩形状に構成されている。
これら解除操作部 44は、環状突出部 14に対する各係合爪 48の係合を解除するた めの操作力を加える部分で、これら解除操作部 44は、加えられた操作力により互い に接近する方向に移動し、これによりばね部 46の弾性変形を伴って一対の係合爪 4 8を径方向外向きに拡開させ、環状突出部 14に係合状態にあった各係合爪 48を係 合解除する。
[0054] コネクタハウジング 20には、図 5に示しているように解除操作部 44に対応した形状 の、筒壁を内外に貫通する開口部分 52が図中左右に一対設けられており、それら開 口部分 52内に解除操作部 44が位置する状態に、リテーナ 36がリテーナ保持部 18 内部にセットされている。解除操作部 44の開口部分 52への嵌まり込みも、リテーナ 3 6を軸方向に位置決めする機能を有して 、る。
ここでリテーナ 36は、一対の爪部 42を図 9中 P方向に押し縮めた状態で、一対の解 除操作部 44の一方の側から開口部分 52を通じてコネクタハウジング 20、詳しくはリ テーナ保持部 18内部に軸直角方向に挿入され、所定の組付位置にセットされる。
[0055] 図 4は相手パイプ 12を挿入する前の状態を表しており、この状態で相手パイプ 12 が図 4中右方向にコネクタハウジング 20内部に挿入される。
そして相手パイプ 12がー定量挿入されたところで、相手パイプ 12の環状突出部 14 カ^テーナ 36における爪部 42の傾斜カム面 50に当接する。
そして更に相手パイプ 12が挿入されると、環状突出部 14の図中右方向の前進移 動によって、一対の爪部 42が傾斜カム面 50の案内作用(カム作用)で径方向に(図 4及び図 9中上下方向に)拡開運動する。
[0056] そして環状突出部 14がリテーナ 36の係合爪 48を通過したところで、爪部 42が径 方向内方に収縮運動し、図 1に示して!/、るように係合爪 48が環状突出部 14に対し軸 方向に係合した状態となる。
ここにおいて相手パイプ 12が図 1中左方向に抜け防止される。
このとき相手パイプ 12は、図 1に示して!/、るようにその外周面がコネクタハウジング 2 0内部に保持されたシールリング 22及びブッシュ 26に嵌合した状態となって、相手パ ィプ 12とコネクタハウジング 20との間が気密にシールされる。
[0057] 上記チェッカー 40は榭脂の一体成形品力 成るもので、図 3,図 7及び図 10に示し て 、るように全体として門形を成して 、る。
図 10に詳しく示して 、るように、このチェッカー 40は互いに平行を成すように延びる 一対の弾性脚 58と、それらを付根側で連結するアーチ状の基部 60とを有しており、 その基部 60にリング状をなす取手 62が設けられている。
この基部 60からは、より具体的には基部 60の幅方向中央の内面の軸方向一方側 力らは、弾性脚 58の延出方向に舌片状の拘束部 68が突出して 、る。
[0058] 一対の弾性脚 58の各先端部には、コネクタハウジング 20の筒壁側に突出する外 向きの引掛爪 64が設けられており、これら引掛爪 64力 コネクタハウジング 20の内 面に設けられた後述する引掛部 80に対して掛止されるようになつている。
これら一対の弾性脚 58の前面、即ち相手パイプ 12の挿入側の面には、環状突出 部 14との当接作用により弾性脚 58を軸方向(コネクタハウジング 20の軸方向)に弹 性変形させて、コネクタハウジング 20側の弓 I掛部 80に対する弓 I掛爪 64の掛止を解 除する解除作用部 66が設けられている。
本実施形態では、これら解除作用部 66が環状突出部 14の側に部分的に突出する 形態で設けられている。
[0059] 一対の弾性脚 58のそれぞれは、基部 60側の上部 70 (付根側)に対し先端側の下 部 72が薄肉に構成されている。すなわち、上部 70の軸方向一方側には、下部 72よ りも軸方向一方側に突出する厚肉部 71が形成されて!、る。基部 60及び上部 70は同 一の厚みを有している。
コネクタハウジング 20には、図 3及び図 8に示しているようにチェッカー 40の弾性脚 58を挿入するための、筒壁を内外に貫通する一対の開口部 74、及び基部 60から図 10中垂下した形態の舌片状の拘束部 68を挿入するための、筒壁を内外に貫通する スリット形状の拘束孔 76が設けられて 、る。
チェッカー 40は、一対の弾性脚 58のそれぞれを対応する開口部 74を通じてコネク タハウジング 20内部に挿入し、また拘束部 68を拘束孔 76を通じてその内部に挿入 することで、コネクタハウジング 20に装着される。
ここでチェッカー 40は、図 4に示す装着状態で一対の弾性脚 58がリテーナ 36の図 中右側、即ち相手パイプ 12の挿入方向の奥側に位置した状態となる。
[0060] 図 8に示しているように、コネクタハウジング 20にはリテーナ 36における解除操作部 44を嵌入させる矩形状の開口部分 52に続いて、その後ろ側(図中右側)に筒壁を内 外に貫通する窓部 78が設けられ、この窓部 78の図中上側の縁部に、チェッカー 40 における外向きの引掛爪 64を掛止させるための引掛部 80が形成されている。
そしてこの引掛部 80に連続して、開口部 74から挿入された弾性脚 58、詳しくは外 向きの引掛爪 64を弓 I掛部 80まで案内する挿入ガイド 82が軸直角方向に延びる形 態で設けられている。
[0061] 更にその後ろ側(図 8 (B)中右側)には、溝形状を成す引掛爪 64の抜出通路 84が 、開口部 74に到るまで軸直角方向に設けられている。
この抜出通路 84は、弾性脚 58の奥側への弾性変形により引掛部 80から掛止解除 された引掛爪 64を、開口部 74を通じて抜き出すためのもので、それぞれ窓部 78及 び開口部 74に連続して形成されて 、る。
ここでは挿入ガイド 82の図中左端力も抜出通路 84の図中右側(後側)のストツバ壁 88との間の空間が、コネクタハウジング 20内部に挿入されたチェッカー 40の弾性脚 58先端部の軸方向の弾性変形を可能とする弾性変形空間として確保されている。ス トツパ壁 88は案内凹部 84の一方の側壁を形成する。
すなわち、開口部 74はそれぞれ、矩形状 (例えばほぼ正方形状)の開口部本体 75 と、この開口部本体 75の径方向外縁の軸方向一方側に、径方向外側に突出するよ うに接続して形成された小さ 、矩形状 (例えばほぼ正方形状)の通過部 77と、力も構 成されていて、コネクタハウジング 20には、開口部 74の径方向外縁の凹凸形状に対 応して軸直角方向(図 8 (A)で紙面と直交する方向)に互いに平行に延びる一対の 内面が形成されている。この内面はそれぞれ、窓部 78で終了していて、通過部 77に 対応して案内凹部 (抜出通路) 84を形成し、軸方向他方側でこの案内凹部 84に連 続して挿入ガイド 82を構成している。そして、挿入ガイド 82の内端面又は先端面が 引掛部 80を形成しているが、一対の案内凹部 84の底面 79間の間隔は、チェッカー 40の引掛爪 64の外端間の間隔に等しく又はほぼ等しく設定されている。
この実施形態では、図 6に示すようにチェッカー 40をコネクタハウジング 20の図中 上方に持ち来たし、そして一対の弾性脚 58を先端側力もコネクタハウジング 20に設 けた対応する一対の開口部 74を通じて挿入し、そして例えば、弾性脚 58を若干内 向きに橈ませながら、外向きの各引掛爪 64がコネクタハウジング 20の内部に設けら れた挿入ガイド 82に案内されて引掛部 80の位置に到り、そこで図 7に示すように引 掛爪 64が引掛部 80に軸直角方向に掛止した状態となって、チェッカー 40が軸直角 方向に抜止状態となる。即ちチェッカー 40がコネクタハウジング 20に装着状態となる すなわち、引掛爪 64が通過部 77を通過するように、チェッカー 40の弾性脚 58を開 口部 74をコネクタハウジング 20内部に差し込み、弓 I掛爪 64が案内凹部 84に沿って 軸直角方向に移動するように、下部 72の軸方向一方側の表面部を開口部 74の軸方 向一方側縁に沿わせて、弾性脚 58をコネクタハウジング 20内に挿入していく。ここで 、弾性脚 58の先端側が軸方向一方側にずれるように又は弾性脚 51の付根側が軸 方向他方側にずれるように若干傾けると、チェッカー 40の拘束部 68が拘束孔 76内 に差し込まれる。そして、上部 70 (上部 70の先端側)が開口部 74内に入り込むと、上 部 70は厚肉部 71を有して軸方向一方側に厚く形成されて!、るので、弾性脚 58の上 部 70側又は上部 70の先端側(中央部)は軸方向他方側に若干ずれる。しかしながら 、引掛爪 64は、案内凹部 84又は挿入ガイド 82と係合しているので、軸方向他方側 に移動できない (あるいはほとんど移動できない)。また、基部 60も、拘束部 68が軸 方向に隙間なく又はほぼ隙間なく拘束孔 76に挿入されているので、やはり軸方向他 方側に移動できない (あるいはほとんど移動できない)。したがって、弾性脚 58は、引 掛爪 64を軸方向他方側に付勢するように、軸方向他方側に若干 (あるいはほんの僅 力 凸となってたわむこととなる。この状態で、弾性脚 58がさらにコネクタハウジング 2 0内に挿入されると、引掛爪 64が案内凹部 84を通過する。そうすると、弾性脚 58が 弾性復帰し、引掛爪 64が引掛部 80と掛止するように軸方向他方側にスナップ的に 移動する。そして、引掛爪 64と引掛部 80との掛止とほぼ同時に、チェッカー 40の基 部 60がコネクタハウジング 20の外周面と接触する。
[0063] またこのとき、基部 60から突き出した舌片状の拘束部 68が、コネクタハウジング 20 の対応するスリット形状の拘束孔 76に根元まで嵌り込んだ状態となり、それら拘束部 68及び拘束孔 76が協働してチェッカー 40をコネクタハウジング 20に拘束し、チエツ カー 40を安定した軸方向に傾きのな 、装着姿勢に保持する。
尚弾性脚 58は、例えば、その装着状態で厚肉の上部 70が開口部 74あるいは開口 部本体 75に隙間なく又はほぼ隙間無く嵌り合った状態となり、弾性脚 58の上部 70 が開口部 74によって軸方向を含む各方向に拘束された状態となる。
[0064] このチェッカー 40は、相手パイプ 12の挿入時に次のように作用する。
図 11はその作用を具体的に表して!/、る。
本実施形態では、相手パイプ 12をコネクタハウジング 20内部に図 4中右方向に挿 入すると、先ず環状突出部 14がリテーナ保持部 18内部に保持されているリテーナ 3 6の傾斜カム面 50に当接し、そしてこれを拡開させながら内向きの係合爪 48を通過 して、その直後に係合爪 48に係合状態となり、軸方向に抜止めされる。
[0065] そして環状突出部 14が係合爪 48を乗り越えて図 4中右方向に移動する直前で、図 11 (1)に示しているように環状突出部 14に対しチェッカー 40の弾性脚 58先端部の 解除作用部 66が当接し、その後環状突出部 14の前進移動によりチェッカー 40の一 対の弾性脚 58又は弾性脚 58の先端側が軸方向奥側に弾性変形させられる。ここで は、例えば厚肉部 71が開口部 74の軸方向一端縁に当接又は接触している。
そしてこれによりコネクタハウジング 20の引掛部 80に掛止していたチェッカー 40の 引掛爪 64が、図 11 (II)に示しているように弾性脚 58の軸方向の弾性変形に伴って 引掛部 80から掛止解除される。
[0066] 引掛部 80から掛止解除された引掛爪 64は、相手パイプ 12の完全挿入状態でコネ クタハウジング 20の挿入ガイド 82の奥側に位置する案内凹部又は抜出通路 84の位 置に到り、そこでリング状の取手 62を掴んでチェッカー 40を揷込方向と逆方向、即ち 図 7中上方向に引張り操作すると、引掛爪 64が抜出通路 84を通って開口部 74から 軸直角方向に抜き出される。
即ちチェッカー 40力 図 12に示して!/、るようにコネクタハウジング 20から軸直角方 向に取り出される。
[0067] 以上のように本実施形態は、コネクタハウジング 20に設けた開口部 74を通じて、チ エッカー 40の弾性脚 58をその先端側からコネクタハウジング 20内部に挿入して、例 えばそのほぼ全体をなす弾性脚 58の挿入部分をコネクタハウジング 20にて内側に 保持するようになして!/、ることから、チェッカー 40装着状態で弾性脚 58の例えばほぼ 全体をコネクタハウジング 20の内部に納めた状態とすることができる。
[0068] 従ってチェッカー 40を装着した状態においてクイックコネクタ装置の外観,見栄え をすつきりとした良好なものとなすことができるとともに、弾性脚 58の全体がコネクタハ ウジング 20の外周面力も突出していないため、コネクタハウジング 20周りに弹'性脚 5 8のための余分のスペースを確保しておく必要が無ぐ配管レイアウトの設計の自由 度が増すとともに、配管作業に際して周辺の機器や物品が弾性脚 58に当ることによ つて、相手パイプ 12が完全に挿入されていないにも拘らずチェッカー 40がコネクタ ハウジング 20から外れてしまうおそれを解消することができる。
[0069] 更に本実施形態では、相手パイプ 12の挿入時に環状突出部 14にて弾性脚 58を 軸方向奥側に弾性変形させることによって、チェッカー 40の弓 I掛爪 64とコネクタハウ ジング 20の引掛部 80との掛止を解除し、チェッカー 40をコネクタハウジング 20から 取出可能となしているため、一対の弾性脚 58の例えばほぼ全体をコネクタハウジン グ 20内部に納めているにも拘らず、相手パイプ 12の挿入に基づいて容易にチェッカ 一 40をコネクタハウジング 20から取り出すことができる。
[0070] 更に本実施形態では、コネクタハウジング 20内部における弾性脚 58の軸方向の弹 性変形に基づいて、引掛爪 64と引掛部 80との掛止が解除され、チェッカー 40が取 出可能となるため、一対の弾性脚を径方向に拡開してチェッカーを取り出す場合に 比べて、コネクタハウジング 20周りにその弾性脚の拡径運動のための余分のスぺー スを確保しておかなくても良ぐコネクタハウジング 20周りに必要なスペースを更に狭 小化することができる。
[0071] また本実施形態では、弾性脚 58先端部の解除作用部 66を、相手パイプ 12の環状 突出部 14側に突出する形態で設けているため、相手パイプ 12挿入時の比較的早い 段階で解除作用部 66を環状突出部 14に当接させることができ、弾性脚 58を軸方向 に弾性変形させるための環状突出部 14の移動ストロークを大きく取ることできる。 このようにすることで、引掛爪 64と引掛部 80との掛止解除をより容易に実現すること ができる。
[0072] また本実施形態では、コネクタハウジング 20の内部に引掛爪 64を引掛部 80まで移 動案内する挿入ガイド 82を設けているとともに、その奥側に引掛爪 64の抜出案内を なす抜出通路 84を設けているため、チェッカー 40の装着及び取出しを円滑に行うこ とがでさる。
[0073] また本実施形態では、チェッカー 40の基部 60に舌片状の拘束部 68を設けて、こ れをコネクタハウジング 20に設けた対応する形状のスリット形状の拘束孔 76に嵌め 合わせるようにしているため、チェッカー 40をコネクタハウジング 20に対し、しっかり 拘束した状態で装着しておくことができ、その装着姿勢を安定ィ匕することができる。 これによりチェッカー 40に他の物品等が当ることによってチェッカー 40が傾いたり 姿勢変化することにより、誤って引掛爪 64が弓 I掛部 80から外れてしまう t ヽつたこと をより確実に防止することができる。
[0074] 次に図 13及び図 14は、本発明の第 2の実施形態を示している。
この例は、弾性脚 58挿入用の開口部 74,引掛部 80,挿入ガイド 82,抜出通路 84 ,スリット形状の拘束孔 76をそれぞれコネクタハウジング 20の周方向に 180° 隔たつ た 2箇所に互いに逆向きで全体として各一対設けたもので、この場合、チェッカー 40 を 180° 隔たった各位置において逆向きにコネクタハウジング 20内部に挿入し保持 させることがでさる。
従って何れかの向きを選択してチェッカー 40をコネクタハウジング 20に装着してお くことで、配管作業の際にそのチェッカ一 40を取出作業し易 、位置にコネクタハウジ ング 20に保持させておくことができ、それ故相手パイプ 12挿入時においてチェッカ 一 40の取出作業をより行い易くすることができる。
[0075] 図 15は本発明の第 3の実施形態を示している。
この例は、相手パイプ 12に上記の環状突出部 14に加えて更に別の第 2の環状突 出部 86を設けた例である。
この第 2の環状突出部 86は、図 15 (B)に示しているようにコネクタハウジング 20の 軸端の挿入側の開口部内に嵌り合った状態となって、クイックコネクタ 10と相手パイ プ 12との相互のガタツキを抑制し、より安定した接続状態でクイックコネクタ 10と相手 ノイブ 12とを接続できる利点が得られる。
[0076] 図 16〜図 22は本発明の第 4の実施形態を示している。
[0077] 第 4の実施形態は、第 2の実施形態のチェッカー 40の引掛爪 64、弾性脚 58、拘束 部 68及び取手 62、コネクタハウジング 20の引掛部 80及び拘束孔 76、そしてコネク タ本体 15の-ップル部 16の構成を変更したものであり、その他の構成は第 2の実施 形態と同一である。
[0078] 第 4の実施形態では、コネクタ本体 15の軸方向一方側に設けられた-ップル部 16 は、リテーナ 36の解除操作部 44同士を結ぶ方向と平行に延びるように形成されてい る。
[0079] また、第 4の実施形態では、チェッカー 40の弾性脚 58の上部 70 (厚肉部 71)の先 端側に、軸方向他方側に向力つて弾性脚 58の先端側に傾斜する取付ガイド面 88が 形成されていて、弾性脚 58の引掛爪 64は、この取付ガイド面 88が途中まで又は全 体的に開口部 74内に入り込んだところで、案内凹部 84を通過し、引掛部 80とスナツ プ掛止するように構成されている。取付ガイド面 88では、開口部 74の軸方向一端縁 の形状に対応して、先端縁及び付根側端縁の内側がそれぞれ、内側に向カゝつて付 根側に傾斜している。
[0080] 図 21 (A)に示すように、引掛爪 64の引掛部 80に掛止めする掛止面 90は、径方向 外側又は幅方向外側に向かって弾性脚 58の付根側に傾斜(図 21 Aでは、右側に向 力つて上方に傾斜)し、引掛部 80も掛止面 90に対応して、径方向外側に向かって弹 性脚 58の付根側に傾斜して 、て、引掛爪 64又は掛止面 90は弓 I掛部 80と軸直角方 向内側又は弾性脚 58の間隔が狭まる方向に外れないように係合して掛止状態となる ように構成されている。また、引掛爪 64の掛止面 90の軸方向他方側は、軸方向他方 側に向カゝつて弾性脚 58の先端側に傾斜して取外ガイド面 92を形成して ヽて、取外 の際に、引掛爪 64が挿入ガイド 82に引っ掛力つたままとなってしまうことが防止され る。そして、掛止面 90 (より具体的には掛止面 90の軸方向一方側)は、軸方向一方 側に向カゝつて弾性脚 58の先端側に傾斜し、引掛部 80も掛止面 90に対応して、軸方 向一方側に向力つて弾性脚 58の先端側に傾斜していて、引掛爪 64又は掛止面 90 は引掛部 80と軸方向一方側にも簡単に外れないように係合して掛止状態となるよう に構成されている。掛止面 90及び引掛部 80の軸方向からの傾斜角度は、例えば 2 度乃至 10度とすることができる。また、掛止面 90と引掛部 80の傾斜角度が異なるよう に構成することでき、例えば、図 21 (B)に示すように、掛止面 90の傾斜角度が、引掛 部 80の傾斜角度よりも大きくなるように設定できる。なお、図 22に示すように、引掛爪 64の掛止面 90の外側に、弾性脚 58の取出方向に突出する係合突部 94を設け、引 掛部 80の外側に、この係合突部 94を収容する係合凹部 96を形成して、引掛爪 64 力 S引掛部 80と径方向内側に外れないように係合して掛止状態となるように構成しても よい。
[0081] チェッカー 40の取手 62は、四角形状の環状体に形成されているが、取手 62の第 1 コーナー部及び第 4コーナー部の内側には、切れ込み 100が設けられていて、過度 の引張力が取手 62に作用すると切れ込み 100で取手 62が切断されるように構成さ れている。このように構成することにより、相手パイプ 12がコネクタハウジング 20に十 分挿入されていなくても、力任せに取手 62を引っ張ると、チェッカー 40がコネクタハ ウジング 20から外れてしまうといった問題を解消できる。
[0082] チェッカー 40の拘束部 68の軸方向一方側面には、幅方向中央に沿って延びるよう に、突条 102が形成されていて、拘束部 68は、この突条 102が、拘束孔 76の軸方向 一端縁の中央に形成された拘束溝 104に嵌り込むように、拘束孔 76に挿入される。 チェッカー 40は、突条 102の拘束溝 104への嵌り込みにより、幅方向に安定してコネ クタハウジング 20に取り付けられることとなる。
[0083] なお、チェッカー 40の拘束部 68の軸方向他方側面には、拘束部 68の全体的な厚 みを薄くしたまま、拘束孔 76との間に遊びが生じないようにする突起条 106が形成さ れ、また、弾性脚 58の上部 70の軸方向一方側面には、上部 70の弾性を保持したま ま、十分な突出量を確保するための部分的な突部 108が形成されている。
[0084] さら〖こ、走行中の飛び石等に対する耐衝撃性や衝突安全性の観点から、図 23〖こ 示すように、リテーナ保持部 18の溝 38の外周側壁部 110を径方向外側に向力つて 厚く形成し、外周側壁部 110の肉厚を、周囲の壁部と同程度にしておいてもよい。な お、図 23中符号 112は、相手パイプ 12の環状突出部 14よりも先端側を長く形成した 場合のストツバであり、相手パイプ 12の先端に当接して、過挿入を防止する機能を有 する。ここでのコネクタハウジング 20の変更例は、すべての実施形態について適応 することができる。
[0085] 以上本発明の実施形態を詳述したがこれらはあくまで一例示である。
例えば上記実施形態で示したクイックコネクタ 10はあくまで一例示であって、本発 明はリテーナをコネクタ本体に対して軸方向に挿入して保持させる図 23に示したクイ ックコネクタにも適用可能である。
更に上記実施形態では解除作用部を弾性脚の先端部に突出状態に設けているが 、場合によつてこの解除作用部を非突出形態で設けることも可能であるなど、本発明 はその趣旨を逸脱しな 、範囲にぉ 、て種々変更を加えた形態で構成可能である。 産業上の利用可能性
[0086] 以上述べたように、本発明のクイックコネクタ及びチェッカ一は、例えば自動車の狭 い配管スペース内で使用するのに適したものである。
図面の簡単な説明
[0087] [図 1]本発明の第 1の実施形態のクイックコネクタ装置を相手パイプ接続状態で一部 切り欠いて示す図である。
[図 2]同実施形態のクイックコネクタ装置の外観を相手パイプ挿入前の状態で示した 図である。
[図 3]図 2におけるクイックコネクタ装置のチェッカーとリテーナとを取り外した状態で 示す図である。
[図 4]同実施形態のクイックコネクタ装置の要部断面を相手パイプ挿入前の状態で表 した図である。
[図 5]同実施形態のクイックコネクタ装置を内部構造を中心として表した図である。
[図 6]同実施形態のクイックコネクタ装置をリテーナ及びチェッカーを外した状態で示 した要部縦断面図である。 圆 7]同実施形態のクイックコネクタ装置を横断面で切り欠いて示した図である。
[図 8]同実施形態におけるコネクタハウジングの構造の要部を表した図である。
[図 9]同実施形態におけるリテーナを単品で表した図である。
[図 10]同実施形態におけるチェッカーを単品で表した図である。
圆 11]同実施形態におけるチ ッカーの作用説明図である。
圆 12]同実施形態における図 11とは異なる作用説明図である。
圆 13]本発明の第 2の実施形態を示す図である。
圆 14]同実施形態の使用の一例を説明する説明図である。
圆 15]本発明の第 3の実施形態の要部を示した図である。
[図 16]本発明の第 4の実施形態のクイックコネクタ装置の外観を示した図である。
[図 17]同実施形態におけるコネクタハウジングの構造の要部を表した図である。
[図 18]同実施形態におけるチェッカーを単品で表した斜視図である。
圆 19]同実施形態におけるチェッカーを単品で表した別の斜視図である。
[図 20]同実施形態におけるチェッカーを単品で表した正面図である。
圆 21]同実施形態におけるチェッカーの引掛爪と引掛部との掛止状態を説明する図 である。
圆 22]チェッカーの引掛爪と引掛部との別の掛止状態を説明する図である。
[図 23]コネクタハウジングの形状の変更例を示す図である。
[図 24]従来公知のクイックコネクタの一例を示した図である。
[図 25]従来のクイックコネクタ装置の一例を示した図である。
[図 26]図 25のチ ッカーの作用説明図である。
符号の説明
10 クイックコネクタ
12 相手パイプ
14 環状突出部
15 コネ、クタ本体
18 リテーナ保持部
20 コネクタハウジング リテーナ
チェッカー
爪部
解除操作部 係合爪
開口部
弾性脚
基部
引掛爪
解除作用部 拘束部
拘束孔
引掛部
挿入ガイド 案内凹部 (抜出通路)

Claims

請求の範囲
[1] (A) (a)軸方向一方側に配管用チューブの接続部を有するとともに、リテーナ保持 部を備えたコネクタハウジングを軸方向他方側に有する筒状のコネクタ本体と、(b)相 手パイプの抜止用の、径方向に弾性的に拡開可能な係合爪を有し、前記リテーナ保 持部に軸方向に固定状態に保持されて、前記コネクタハウジング内に挿入された該 相手パイプの外周面の環状突出部に対し該係合爪を収縮状態で係合させて該相手 ノイブを挿入位置に抜止状態に保持するリテーナと、を含み、
(B)(ィ)一対の弾性脚と、(口)それら弾性脚の先端部に設けられ、前記相手パイプの 不完全挿入状態で前記コネクタハウジングの弓 I掛部に掛止状態となる引掛爪と、(ハ) 該相手パイプの完全挿入状態で、前記環状突出部との当接作用により前記引掛爪 と引掛部とを掛止解除して前記弾性脚を前記コネクタハウジング力も取出可能とする 解除作用部とを有する、前記相手パイプの挿入確認を行うためのチェッカーを装着 可能なクイックコネクタであって、
前記コネクタハウジングには、前記弾性脚を先端側カも該コネクタハウジングの内 部に軸直角方向に挿入させる、筒壁を内外に貫通した弾性脚挿入用の開口部を設 けて、該弾性脚の挿入部分を該コネクタハウジングにて内側に保持するようになすと ともに、該コネクタハウジングの内部には、該弾性脚の挿入状態で前記引掛爪を掛 止させる引掛部、及び該弾性脚を該引掛爪が該引掛部に掛止する位置力 掛止解 除する位置まで軸方向に弾性変形可能とする弾性変形空間が設けてあることを特徴 とするクイックコネクタ。
[2] 請求項 1において、前記コネクタハウジングの内部の前記引掛部は内向きの引掛 部とされており、更に前記コネクタハウジングの内部には、前記開口部から挿入され た弾性脚の先端部の前記引掛爪を前記引掛部への掛止位置まで軸直角方向に移 動案内する挿入ガイドが設けてあるとともに、該挿入ガイド及び前記引掛部の奥側に 、掛止解除された前記引掛爪を軸直角方向に抜き出すための抜出通路が前記挿入 ガイドに続いて設けてあることを特徴とするクイックコネクタ。
[3] 請求項 1又は 2の何れかにおいて、前記コネクタハウジングには、前記チェッカーに 突出状態に設けられた拘束部を挿入させ、該拘束部と協働して前記チェッカーの装 着姿勢を安定ィ匕する拘束孔が設けてあることを特徴とするクイックコネクタ。
[4] (A) (a)軸方向一方側に配管用チューブの接続部を有するとともに、リテーナ保持 部を備えたコネクタハウジングを軸方向他方側に有する筒状のコネクタ本体と、(b)相 手パイプの抜止用の、径方向に弾性的に拡開可能な係合爪を有し、前記リテーナ保 持部に軸方向に固定状態に保持されて、前記コネクタハウジング内に挿入された該 相手パイプの外周面の環状突出部に対し該係合爪を収縮状態で係合させて該相手 ノイブを挿入位置に抜止状態に保持するリテーナと、を含むクイックコネクタに装着 可能で、
(B)(ィ)一対の弾性脚と、(口)それら弾性脚の先端部に設けられ、前記相手パイプの 不完全挿入状態で前記コネクタハウジングの弓 I掛部に掛止状態となる引掛爪と、(ハ) 該相手パイプの完全挿入状態で、前記環状突出部との当接作用により前記引掛爪 と引掛部とを掛止解除して前記弾性脚を前記コネクタハウジング力も取出可能とする 解除作用部とを有する、前記相手パイプの挿入確認を行うためのチェッカーであって 前記弾性脚は、前記コネクタハウジングの筒壁を内外に貫通した弾性脚挿入用の 開口部を通じて該コネクタハウジング内部に挿入されるものとなしてあるとともに、前 記解除作用部は、前記相手パイプの挿入時に前記環状突出部への当接作用で該 弾性脚を軸方向奥側に弾性変形させてそれら引掛爪と引掛部とを掛止解除し、該弹 性脚を取出可能とするものとなしてあることを特徴とするチェッカー。
[5] 請求項 4にお 、て、前記解除作用部は前記弾性脚の先端部で前記相手パイプの 環状突出部の側に向けて軸方向に突出する形態で設けてあることを特徴とするチェ ッカー。
[6] 請求項 4又は 5において、前記一対の弾性脚を付根側で互いに連結する基部と、 該基部から該弾性脚の延出し方向に突出した拘束部とが設けられていることを特徴 とするチェッカー。
[7] 軸方向一方側に配管用チューブの接続部が形成され、リテーナ保持部を含んだコ ネクタハウジングが軸方向他方側に形成されている筒状のコネクタ本体と、前記リテ ーナ保持部に保持されたリテーナと、を備え、一対の弾性脚及びこの一対の弾性脚 の先端部にそれぞれ設けられた引掛爪を有するチェッカーが取り付けられるように構 成されていて、前記リテーナが、前記コネクタハウジング内に挿入された相手パイプ の外周面に形成されている環状突出部に押され、この環状突出部の通過を許容する ように径方向外側に弾性的に移動する係合爪を有し、前記係合爪が、この係合爪を 前記相手パイプの前記環状突出部が通過したときに、この環状突出部とスナップ係 合して、前記相手パイプを抜け止めするように形成されているクイックコネクタであつ て、このクイックコネ、クタはさらに、
前記チェッカーの前記弾性脚を先端側力も前記コネクタハウジング内に挿入するた めの、前記コネクタハウジングに設けられた弾性脚挿入用の開口部と、
前記弾性脚が前記開口部力も前記コネクタハウジング内に挿入されたときに、前記 弾性脚の前記引掛爪が前記弾性脚の取外方向に外れないように掛止される、前記 コネクタハウジング内部に形成された引掛部と、を有し、
前記引掛部は、この引掛部に掛止された前記引掛爪が、前記リテーナの前記係合 爪と係合する前記環状突出部に押されることにより、軸方向一方側に移動して前記 引掛部から外れる、のを許容するように形成され、
前記コネクタハウジングは、前記引掛爪が前記引掛部から軸方向一方側に外れる まで前記弾性脚が変形又は変移したときに、この弾性脚が前記開口部力 抜け出る ことを許容するように形成されている、ことを特徴とするクイックコネクタ。
[8] 請求項 7にお 、て、前記コネクタハウジングには、前記開口部から挿入された前記 弾性脚のスライド部を受け入れてこの弾性脚を前記コネクタハウジング内側に案内す る案内凹部が設けられ、
前記引掛部は、前記案内凹部よりも軸方向他方側で前記コネクタハウジング内部 に形成され、かつ、前記案内凹部に沿って挿入された前記弾性脚の前記引掛爪が、 前記チェッカーと前記コネクタハウジング側との間の取付手段により、軸方向他方側 に移動して前記引掛部に掛止される、のを許容するように形成されている、ことを特 徴とするクイックコネ、クタ。
[9] 軸方向一方側に配管用チューブの接続部が形成され、リテーナ保持部を含んだコ ネクタハウジングが軸方向他方側に形成されている筒状のコネクタ本体及び前記リテ ーナ保持部に保持されたリテーナを有し、このリテーナが相手パイプの環状突出部と スナップ係合するように形成されたクイックコネクタに取り付けられるチェッカーであつ て、
前記コネクタハウジングに設けられた弾性脚挿入用の開口部に、先端側から挿入さ れるように形成された一対の弾性脚と、
一対の前記弾性脚の先端部にそれぞれ形成され、前記弾性脚が前記開口部から 前記コネクタハウジング内に挿入されると、前記コネクタハウジング内部に設けられて いる引掛部に、前記弾性脚の取外方向に外れないように掛止される引掛爪と、を有 し、
前記引掛爪は、前記相手パイプの前記環状突出部が前記リテーナにスナップ係合 すると、前記環状突出部に押されることにより前記引掛部から外れるまで軸方向一方 側に移動するように形成されて ヽる、ことを特徴とするチェッカー。
[10] 請求項 4、 5又は 9において、前記弾性脚は、中間部又は付根側に、軸方向一方側 への突出部又は厚肉部を有し、
前記突出部又は厚肉部は、前記弾性脚が前記開口部に挿入されるときに、前記開 口部の軸方向一方側に押し付けられながらこの開口部に入り込むように形成されて いる、ことを特徴とするチェッカー。
[11] 請求項 10において、前記突出部又は厚肉部の先端側には、前記弾性脚の先端に 向かって軸方向他方側に傾斜する挿入ガイド面が形成されて!ヽる、ことを特徴とする テエッカー。
[12] 請求項 10において、前記弾性脚は、前記開口部から挿入されると、前記引掛爪が 前記コネクタハウジングに設けられた案内凹部に受け入れられて、前記コネクタハウ ジング内に案内されるように構成され、
前記突出部又は厚肉部は、前記案内凹部に、前記引掛爪が嵌り込んでいるうちに 前記開口部に入り込み、前記弾性脚を弓形に湾曲させるように形成されていて、 弓形に湾曲した前記弾性脚は、前記引掛爪が前記案内凹部を通過するまで前記 コネクタハウジング内に挿入されると、前記引掛爪を軸方向他方側にスナップ的に移 動させるように弾性復帰する、ことを特徴とするチェッカー。
[13] 請求項 4, 5又は 9において、前記引掛爪には、前記弾性脚の取外方向の表面部 の軸方向他方側個所に、軸方向他方側に向かって前記弾性脚の先端側に傾斜する 取外ガイド面が形成されて ヽる、ことを特徴とするチェッカー。
[14] 請求項 4、 5又は 9において、前記引掛爪は、前記引掛部から軸直角方向に外れな い態様で、前記引掛部に掛止状態となるように形成されている、ことを特徴とするチェ ッカー。
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