WO2006098405A1 - 活性水素溶存水の生成方法、生成器および生成用の石こう供給部材、並びに活性水素の生成性物質とその製造方法 - Google Patents

活性水素溶存水の生成方法、生成器および生成用の石こう供給部材、並びに活性水素の生成性物質とその製造方法 Download PDF

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Abstract

 活性水素溶存水の生成器10は、例えばペットボトルのような容器11と、マグネシウム金属が充填された第1のケース12と、石こうの充填された第2のケース13とを有する。そして、第1のケース12と第2のケース13と共に飲料水15を容器11内に入れて保管し活性水素溶存水を生成する。硫酸カルシウムあるいは硫酸マグネシウムとマグネシウム金属粒とを飲料水15に添加することにより、豊富な活性水素が溶存する活性水素溶存水が生成でき、その活性水素生成の持続性を向上させることができる。

Description

活性水素溶存水の生成方法、生成器および生成用の石こう供給部材、 並びに活性水素の生成性物質とその製造方法
技術分野
[oooi] 本発明は、活性水素溶存水に関するものであり、人体 Z動物体内の活性酸素の消 去に有効な活性水素溶存水を生成する方法、活性水素溶存水の生成器および生成 用の石こう供給部材、並びに活性水素の生成性物質とその製造方法に関する。 背景技術
[0002] 近年において、活性酸素は、人体内あるいは動物体内においてその強力な酸ィ匕作 用のために種々の病気を引き起こすものではな 、かと考えられるようになってきて!/ヽ る。例えば、アレルギー性疾患、糖尿病、高血圧、癌、ウィルスによる感染病等の主 原因は、この活性酸素ではないかと言われるようになつている。そして、天然水あるい は水道水 (飲料水と!/、う)に比べて多くの活性水素 (原子状水素)を含む活性水素溶 存水力 上記活性酸素の消去に有効であるという学説が医学界において発表され、 注目されている。
[0003] この活性水素を多く含み人工的に生成される飲料水は、従来から電解還元水ある いはアルカリ電解水として知られており、飲料水の電気分解を利用することによって 得られる (例えば、特許文献 1参照)。
しかし、この電気分解を利用する方法に用いられる装置は、電解槽、電源、種々の 配水管等を必要とし、その構造が複雑なものになる。このために、消費者に簡単かつ 安価に上記活性水素溶存水を供給することができないとして、上記電気分解に比較 して極めて簡便な活性水素溶存水の生成方法が提案されている。その方法は、飲料 水と金属マグネシウム (粒)とを反応させて水素ガスを発生させ、上記飲料水を、水素 を豊富に含む水素豊富水に変えるものである(例えば、特許文献 2参照)。
特許文献 1:特開平 9— 77672号公報
特許文献 2:特開 2004— 041949号公報 発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0004] 上記電気分解を利用する方法においては、その専用の生成装置は、医療用具とし て市販されているものの個人で購入するには極めて高価なものである。
また、上記装置により生成した活性水素溶存水は、その保存できる期間が極めて短 い。通常、活性水素溶存水の効力は 2〜3時間程度 (ただし、残存活性水素量が 0. 005ppmに低減する時間)で消滅する。これは、電気分解により生成した活性水素溶 存水中の活性水素の量が、保存時間と共に指数関数的に低減するからである。この ために、上記専用の生成装置により活性水素溶存水を一度に多量に生成し、それを 保管して安価に利用する方法も難 、ものとなって!/、る。
上述したような理由から、例えば、人体の医薬用あるいは動物体用の活性水素溶 存水の広 1、普及は、現状では難 、と 、う問題があった。
[0005] 一方、上記金属マグネシウムと飲料水との反応を用いる特許文献 2に開示の方法 は、次式の化学反応を利用している。
[0006] [化 1]
Mg+2H20→ Mg(OH)2+2H→Mg(OH)2+H2
[0007] しかし、上記化学反応では、水に難溶な水酸ィ匕マグネシウム (Mg (OH) )が上記
2 金属マグネシウム粒の表面に形成される。そして、この水酸ィ匕マグネシウム膜の形成 は、金属マグネシウム粒表面と水との化学反応を抑制する。このために、活性水素の 生成が時間と共に大きく低下するようになる。そこで、所定時間の使用後において、 金属マグネシウム粒を食用酢に浸漬し、表面に形成された上記水酸化マグネシウム 膜を定期的に溶解させ除去することが必須になっている。
このように、特許文献 2の方法においては、活性水素生成の持続性に問題があり、 その要因である水酸ィ匕マグネシウム膜の定期的な除去作業が必須になるという煩雑 さがあった。また、上記水酸化マグネシウム膜を除去する際に、食用酢により金属マ グネシゥム粒表面も溶解しエッチング除去されるために、金属マグネシウム粒が無駄 に消耗されるという問題があった。そしてまた、活性水素溶存水中での活性水素濃度 を高くしその効力を高めることが難しいという問題もあった。
[0008] 本発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、活性水素溶存水中での活性水素 濃度を高め、その効力の保持時間を長くすると共に、活性水素生成の持続性を高め 、長寿命の活性水素溶存水を実現することを目的とする。
そして、他の目的は、簡便な方法でもって高効力の活性水素溶存水を供給できる ようにすることである。 課題を解決するための手段
[0009] 本発明者は、水中のミネラル成分であるカルシウム、マグネシウムのようなアルカリ 土類金属から成る水和イオンが、水中の活性水素生成に及ぼす効果について詳細 に調べてきた。そして、上記水和イオンが水中の活性水素濃度を効果的に高めるこ とを初めて見出した。また、上記金属マグネシウム表面における水酸ィ匕マグネシウム 膜の形成は、水中に硫酸カルシウム (石こう)ある 、は硫酸マグネシウム等に起因する 硫酸イオンを添加することにより大幅に抑制されることを見出した。本発明は、上記の ような新知見に基づ 、てなされたものである。
[0010] 上記目的を達成するために、本発明の活性水素溶存水の生成方法は、いわゆる飲 料水のような水に、マグネシウム金属と、石こうあるいは硫酸マグネシウムとを入れて、 活性水素を含む水を生成する構成になって ヽる。
[0011] あるいは、本発明の活性水素溶存水の生成方法は、水に、マグネシウム金属と石こ うとの混合物を入れて、活性水素を含む水を生成する構成になっている。
上記発明において、前記石こうは、半水石こう、二水石こうあるいは無水石こうであ る。
[0012] 上記構成にすることで、活性水素溶存水中の活性水素は、硫酸カルシウムあるい は硫酸マグネシウムが溶解し解離して生成したカルシウム水和イオンあるいはマグネ シゥム水和イオンに結合し、活性水素の濃度が高くなる。そして、活性水素溶存水の 効力が増大する。 [0013] また、水に浸漬されるマグネシウム金属の表面には、水酸ィ匕マグネシウムが形成さ れるが、この水酸ィ匕マグネシウムは、硫酸カルシウムあるいは硫酸マグネシウムが溶 解し解離して生成する硫酸イオンにより、易溶解性のマグネシウムイオンとして溶解 除去される。このために、マグネシウム金属と上記水との反応により活性水素が常時 に生成されるようになり、従来の技術において必須になっていた、マグネシウム金属 を定期的に食用酢に浸漬し、上記水酸ィ匕マグネシウムを溶解し除去する作業は不要 になる。
[0014] そして、本発明の活性水素溶存水の生成器は、水を入れる容器と、前記容器に収 納するマグネシウム金属の充填された部材と、前記容器に収納する石こうの充填され た部材と、を備えた構成になっている。
[0015] あるいは、本発明の活性水素溶存水の生成器は、水を入れる容器と、前記容器に 収納するマグネシウム金属および石こうの充填された部材と、を備えた構成になって いる。
[0016] あるいは、本発明の活性水素溶存水の生成器は、水を入れる容器と、前記容器に 収納する、マグネシウム金属と石こうとの混合物が充填された部材と、を備えた構成 になっている。
[0017] あるいは、本発明の活性水素溶存水の生成器は、水を入れる容器と、前記容器に 収納するマグネシウム金属の充填された部材と、前記容器に収納する硫酸マグネシ ゥムの充填された部材と、を備えた構成になって 、る。
[0018] 上記発明にお 、て、好適な一態様では、前記部材の表面に光遮蔽層が形成され、 前記充填された石こうに光が照射しな 、ようになって 、る。
[0019] 上記構成にすることで、極めて簡便に活性水素溶存水を生成することができ、安価 な活性水素溶存水を広く供給することができるようになる。
[0020] 上記発明にお 、て、硫酸カルシウムを供給する石こう供給部材は、内部に水が入る ようにしたケースと、前記ケース内に充填された、石こう、あるいはマグネシウム金属と 石こうとの混合物と、を備えた構成になっている。そして、前記充填された石こうに対 する光照射を防ぐための光遮蔽層が前記ケースの表面に形成されて 、る。あるいは 、光遮蔽層を形成する代わりにケース材料として光遮蔽性材料を使用することにより 充填された石こうに対する光照射を防ぐこともできる。
[0021] そして、本発明の活性水素の生成物質は、石こうにマグネシウム金属粉末が混合し た固形物であって、水に添加されて活性水素を生成するものである。ここで、前記マ グネシゥム金属粉末の粒径が 0. 05mm〜0. 15mmの範囲にある。また、前記石こう は、半水石こう、二水石こうあるいは無水石こうである。
[0022] そして、本発明の活性水素の生成物質の製造方法は、第 1の温度において、石こう 、マグネシウム金属粉末および水を混合して泥状の混合物を形成する工程と、前記 第 1の温度より高い第 2の温度において、前記泥状の混合物を固化させる工程と、を 有する構成になっている。
[0023] 上記発明にお 、て、好適な一態様では、前記石こうは粉末状である。そして、前記 第 1の温度は 10〜18°Cの範囲であり、前記第 2の温度は室温である。
[0024] 上記発明において、好適な一態様では、前記水の pH値が 10〜13の範囲にある。
そして、前記水に水酸ィ匕ナトリウム、水酸ィ匕カルシウムまたは水酸ィ匕カリウムが溶解し ている。あるいは、前記水は一度沸騰したものである。
[0025] 上記構成にすることで、前記活性水素の生成物質は、石こうにマグネシウム金属粉 末が略均一に分散した固形の混合物になる。また、この混合物は緻密な構造になり、 活性水素溶存水を生成するために、水に投入する場合、上記石こうおよびマグネシ ゥム金属粉末がその混合物の周縁から溶出する。このために、活性水素生成の持続 性が高くなり、し力も高濃度の活性水素が安定して生成されるようになる。 発明の効果
[0026] 本発明により、溶存活性水素濃度が高くなり活性水素溶存水の効力の保持時間が 長くなる。また、金属マグネシウム粒表面における水酸ィ匕マグネシウム膜の形成が抑 制され、活性水素生成の持続性が高くなる。そして、簡便な方法により活性水素溶存 水が生成でき、安価な活性水素溶存水を広く供給することができる。 図面の簡単な説明
[0027] [図 1]本発明の実施の形態 1における活性水素溶存水の生成器の概略構成図である 圆 2]本発明の実施の形態 1における活性水素の発生部材を示す図である。
圆 3]本発明の実施の形態 1における石こうの供給部材を示す側面図である。
圆 4]本発明の実施の形態 1における石こうの供給部材を示す横断面図である。 圆 5]本発明の効果を説明するための活性水素溶存水中の溶存水素量の経時変化 を示す一例のグラフである。
[図 6]本発明における硫酸カルシウムある 、は硫酸マグネシウムの添カ卩の効果を示す グラフである。
圆 7]本発明の効果を説明するための活性水素溶存水中の活性水素量の経時変化 を示す一例のグラフである。
圆 8]本発明の実施の形態 1の効果を説明するための活性水素溶存水中の溶存水 素量の経時変化を示すグラフである。
圆 9]本発明の実施の形態 2における活性水素溶存水の生成器の概略構成図である 圆 10]本発明の実施の形態 2における水素生成固形物を示す図である。
圆 11]本発明の実施の形態 2における水素生成固形物の製造方法を示す流れ図で ある。
圆 12]本発明の実施の形態 2における水素生成固形物の供給部材を示す側面図で ある。
圆 13]本発明の実施の形態 2における水素生成固形物の供給部材を示す横断面図 である。
圆 14]本発明の実施の形態 2の効果を説明するための活性水素溶存水中の溶存水 素量の経時変化を示すグラフである。
圆 15]本発明の実施の形態 3における石こうの供給部材を示す図である。
圆 16]本発明の実施の形態の変形例における水素生成固形物あるいは石こうの供 給部材を示す側面図である。
圆 17]本発明の実施の形態の変形例における水素生成固形物あるいは石こうの供 給部材を示す横断面図である。 発明を実施するための最良の形態
[0028] 以下、本発明の好適な実施形態のいくつかを図面を参照して説明する。ここで、互 いに同一または類似の部分には共通の符号を付して、重複説明は省略する。
(実施の形態 1)
図 1は、本発明の活性水素溶存水の生成方法を説明するための一例となる活性水 素溶存水の生成器の概略構成図である。
[0029] 図 1に示すように、活性水素溶存水の生成器 10は、例えばペットボトルのような容 器 11と、マグネシウム金属が充填された第 1のケース 12と、石こうが 充填された第 2 のケース 13とを有している。そして、第 1のケース 12と第 2のケース 13とを共に飲料 水 15を容器 11内に入れて保管する。
[0030] 好適な一態様では、図 2 (a)、 (b)に示すようなスティック状の第 1のケース 12が、活 性水素の発生部材として用いられる。図 2 (a)は第 1のケース 12の側面図であり、図 2
(b)は、図 2 (a)の A -A矢視断面図となっている。
図 2に示すように、第 1のケース 12は、横断面形状が例えば円形の細長い筒状の プラスチックにより構成され、その側壁にはケース内に液体を出入りさせるための穴 1 4が穿設され、この穴 14を通して第 1のケース 12の内部がその外部にある飲料水 15 と連通するようになっている。そして、マグネシウム粒 16は、不織布などの透水性の 素材から成る袋体 17に充填され、その袋体 17は、第 1のケース 12の中に収納される
[0031] そして、石こうの供給部材として用いられる第 2のケース 13は、図 3, 4に示すような 構造になっている。ここで、図 3は第 2のケース 13の側面図であり、図 4 (a)は、図 3の B— B矢視の横断面図であり、図 4 (b)は、その B— B矢視の横断面図であり、図 4
1 1 2 2
(c)は、 B -B矢視の横断面図である。また、図 4 (d)は、図 4 (c)の B -B矢視の
3 3 4 4 縦断面図である。
図 3に示すように、例えば円筒状の塩ィ匕ビニール等により構成され、石こう 18が収 納される充填室 19と、充填室 19を上下両側から挟むように設けられた一対の第 1の 通水コマ 20および第 2の通水コマ 21を有している。
ここで、図 4 (a)に示すように、斜線で示す石こう 18は、充填室 19内部に収納される 。また、図 4 (b)のように、第 1の通水コマ 20内には円柱状にくり抜かれた孔 22が形成 され、図 4 (c)のように、第 2のジグザグ通水コマ 21には、その上下中心領域に窪み 部 24, 25が形成され、コマ周縁の 4力所に流路 23が設けられている。この構成にお いて、飲料水 15は、孔 22を通り、窪み部 24、流路 23、及び窪み部 25を通って図 3 に示す石こう充填室 19に達するようになる。
[0032] 次に、上述した構成の生成器において、活性水素溶存水の生成方法およびその 生成機構について説明する。図 1に示すように、容器 11内に第 1のケース 12および 第 2のケース 13と共に常温ある 、は冷却した飲料水 15を入れると、飲料水 15は第 1 のケース 12内の上述したマグネシウム粒 16と反応し、次の化学式 1によって第 1のケ ース 12内より活性水素が発生する。
[0033] [化 1]
Mg+2H20→ Mg(OH)2+2H→Mg(OH)2+H2
[0034] 同時に、充填室 19に収納した石こうの表面部力 孔 22を通り浸水した飲料水 15に 溶解する。そして、硫酸カルシウム (CaSO )である石こうは解離し、平均 6. 2個の水
4
分子が配位結合したカルシウム水和イオン (Ca (H O) ) 2+と硫酸イオン(SO 2")と
2 6. 2 4 になり、充填室 19に多量に貯留するようになる。そして、上記水和イオンの一部が孔 22を通り容器 11内に拡散し、飲料水 15に適度に供給される。
[0035] このようにして、上記溶解し解離したカルシウム水和イオン力 飲料水 15内におい て、第 1のケース 12で生じる活性水素の濃度を高くする。そして、高濃度の活性溶存 水素水が生成されるようになる。
[0036] 次に、上記水和イオンにより飲料水 15中の活性水素濃度が高くなる効果について 以下に詳細に説明する。本発明者は、硫酸カルシウムおよび硫酸マグネシウム (Mg so )を秤量し水道水に溶解させて電気分解を行い、陰極水中の活性水素量の時
4
間変化につ!ヽて試行実験を行った。
上記実験にぉ 、て、水道水に添加する硫酸カルシウムおよび硫酸マグネシウムの 量を変えて電気分解を行い、その後の陰極水中の溶存水素 (H、 H*)量の時間変
2
化を調べた。上記投入により、硫酸カルシウムは、上記カルシウム水和イオンと硫酸 イオンとして陰極水に溶解し、同様に、硫酸マグネシウムは、 6個の水分子が配位結 合したマグネシウム水和イオン (Mg (H O) ) 2+と硫酸イオンとして溶解する。
2 6
ここで、溶存水素は、共栄電子研究所製の溶存水素計 KM2100DH型により計測 した。なお、上記溶存水素計は、上記水素分子 (H )あるいは活性水素 (H*)の総計
2
を計測するものである。
[0037] 図 5は、水道水に半水石こうを投入し、水道水に硫酸カルシウムを 2. 1 X 10"3mol
(モル) Zl (リットル)、すなわち炭酸カルシウム換算で 210mgZl溶解させ (水質硬度 210)、電気分解した場合の一例を示す。ここで、縦軸には上記溶存水素量を示し、 横軸には陰極水の保存期間をとつている。図中の白丸印に示すように、陰極水中の 溶存水素量は、 2つの異なる時定数でもって指数関数的に低減することを示す。す なわち、図中の斜線を施した I領域の時間帯において、活性水素 (H*)が減衰し、図 中の II領域の時間帯において、水素分子 (H )が、活性水素 (H*)よりも大きな時定
2
数で緩やかに減衰する。
[0038] 図 5の上記斜線を施した領域は、上記 II領域を I領域まで外挿した場合の、上記溶 存水素の減衰における水素分子量分を除いた差分を示し、ほぼ正味の活性水素の 時間的な減衰を表しているものと考えられる。そこで、上記差分を活性水素 量の 変化として同図に示した。図より、 I領域の活性水素 H*減衰時定数は 10〜11時間で 急速に減衰することを表している。この H*量の変化の確認は、上記陰極水に酸化タ ングステンを浸漬し、酸ィ匕タングステン表面の着色変化時間を測定する方法によって も併せて行った。この方法においても、定性的には上記差分から求めた H*量の変化 と同じであった。
そこで、上記水道水に溶解させる半水石こう量、あるいは硫酸マグネシウムの投入 量を変化させて図 5と同様なグラフを求め、それぞれの場合の上記差分から求めた H *量の変化について調べた。
[0039] 図 6は、上記投入量を変化させて、上記水和イオン添カ卩の効果にっ 、て示して!/、る 。ここで、縦軸には上記差分から求めた 量の存続時間を示し、横軸には上記投入 量を示す。但し、図 6において、 H*量の存続時間は、残存 H*量が 100質量 ppbまで に低減する時間とした。
図 6から、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウムの両方とも活性水素の存続時間増大 の効果を有しており、その投入量が増加すると共に上記効果が高くなることが判る。 また、上記存続時間増大の効果は、硫酸カルシウムの方が硫酸マグネシウムよりも大 きくなることも判る。例えば、全く投入しない場合は、活性水素の上記存続時間が約 1 Hrになるのに対して、硫酸カルシウムを 2. 1 X 10_3mol/l溶解させると、その存続 時間は 6倍以上の 6. 5Hr程度に増大する。また、硫酸マグネシウムを 4 X 10_3mol Zl溶解させることによって、その存続時間は 6Hr程度に増大する。
[0040] 更に、本発明者は、半水石こうを秤量し金属マグネシウム片と共に水道水に溶解さ せ、 48時間後に上記金属マグネシウム片を水道水から取り出し、その後の溶存活性 水素 量の経時変化を図 5で説明したのと同様な方法により調べた。その結果が図 7に示される。
図 7は、横軸に上記金属マグネシウム片を取り出して力 の水道水の保存期間(時 間)をとり、縦軸に H*量をとつている。ここで、縦軸の単位量 lmgZlが 1質量 Ppmに 相当している。また、パラメータとして硫酸カルシウムの溶解量をとつている。
図 7より、この場合においても、上記陰極水の場合と同様に、水道水中の H*量は指 数関数的に減衰することが判る。そして、硫酸マグネシウムの溶解量が増えると共に 、すなわち、溶解量 (パラメータ)が 7 X 10_4、 1. 4 X 10_3、 2. 1 X 10_3molZlと増 加するに従い、水道水中の 量が増加することが明らかである。
[0041] 実施の形態 1では、金属マグネシウム粒を充填した第 1のケース 12と石こうを充填し た第 2のケース 13緣料水 15内に浸漬させることで、飲料水 15に 添加した硫酸力 ルシゥムが溶解すると共に化学式 1により活性水素が生成する。このために、図 5〜 図 7で説明したのと同様に活性水素濃度の高い活性水素溶存水が簡便に生成でき るよつになる。
上記アルカリ土類金属の水和イオンが活性水素量を増加させる機構は、未だ明ら かにできていない。現在、発明者は、通常の状態にあっては水中で極めて短時間に 水素分子 (H )になり消滅する活性水素が、水和イオンと結合することでその寿命が 比較的に長 、例えば水和イオン結合体になって 、るのではな!/、かと考えて 、る。そ して、この水和イオン結合体の量は、飲料水に添加する硫酸カルシウムの量が多くな ると共に増加し、結果、上述した効果が生じるものと考えている。
[0042] そして、実施の形態 1では、飲料水 15中には、化学式 1による活性水素生成の持 続性が向上する。このため、例えば上記水和イオンと結合した活性水素が、図 7で説 明したように時間的に減衰しても、新たな活性水素が生成されることから、飲料水 15 には一定量の活性水素が持続的に溶存するようになる。
[0043] 実施の形態 1においては、上記石こうが溶解し解離して生成される硫酸イオンが、 次の化学式 2により、上記マグネシウム粒 16表面に形成される水酸ィ匕マグネシウムを 溶解させる。
[0044] [化 2]
Mg (OH)2+Ca2+ + S04 2-→Mg2++S04 2-+Ca2++20H-
[0045] 表 1に示すように、マグネシウム金属と石こう^料水内に投入すると、硫酸カルシ ゥムが水酸ィ匕マグネシウムを溶解し、飲料水中のマグネシウム (Mg)水和イオン濃度 の増加することが確認されている。表 1には、上記投入し 1日経過した後に、水酸ィ匕 マグネシウム沈殿法により測定した値が示してある。硫酸カルシウムの投入がな!、場 合には、 Mg水和イオン濃度は 4 X 10_5molZlである力 硫酸カルシウムの投入が 5 X 10_4molZlの場合には、その濃度は 2 X 10_4molZlと大きく増加し、水酸化マグ ネシゥムの溶解が生じ易くなつていることが判る。
[0046] [表 1]
CaS04投入量 CaS04投入
5 X 10-4mol/ | なし
Mg水和
2 X 10-4mol / 4 X 10-5mol / |
イオン濃度 [0047] このように、実施の形態 1では、第 1のケース 12に充填されたマグネシウム粒 16の 表面には、水酸ィ匕マグネシウムが形成され難くなり、水酸ィ匕マグネシウムの形成のた めに化学式 1の反応が時間と共に低下するという問題は大幅に軽減される。
[0048] 上記効果について、図 8を参照して説明する。図 8は、水道水に金属マグネシウム 片を浸潰して活性水素溶存水を生成する特許文献 2の従来技術の場合と、上記実 施の形態 1のように水道水に半水石こうを溶解させて活性水素溶存水を生成する場 合とを比較して示す。図 8では、活性水素溶存水中の溶存水素 (水素分子と活性水 素の総計)の経時変化が示されている。ここで、上記溶存水素は、溶存水素計 KM2 100DH型により計測した。横軸は、上記活性水素溶存水の使用期間として日数をと り、縦軸に上記溶存水素量をとつている。
[0049] 図 8の実線は、水道水に半水石こうを 1. 4 X 10_3molZl (硬度 140)溶解させ、金 属マグネシウム粒を浸漬させた一例である。そして点線は、水道水に金属マグネシゥ ム粒のみを浸漬した従来技術の一例である。
従来技術の場合、使用期間が 10日内において、溶存水素量の減少が顕著である 。これは、水酸ィ匕マグネシウム膜の成長が上記期間で大きぐ化学式 1による水素生 成が大きく低下することを示している。しかし、それ以後は溶存水素量の減少は緩や かで略一定の割合で低下して!/、る。
これに対して、石こうを溶解させると、従来技術の場合に比べて全体に溶存水素量 が高ぐしかも使用期間が 10日内においてその減少の割合は小さくなる。そして、使 用期間が 20日以後になると、溶存水素量の減少の割合は従来技術の場合と略同じ になる。しかし、溶存水素量は、使用期間が 30日においても従来技術の使用期間 1 0日の場合と同程度である。
[0050] このことから、実施の形態 1においては、活性水素生成の持続性が大きく向上する ことが判る。そして、従来の技術において必須になっていた、第 1のケース 12の所定 時間の使用後において (例えば 2回 Z週の頻度で)、マグネシウム粒 16を食用酢に 浸漬し、上記水酸ィ匕マグネシウムを溶解し除去する作業は全く不要になる。
[0051] 上記実施の形態 1においては、石こうの溶解する量を制御することが好ましい。石こ うの溶解は飲料水を 、わゆる硬水に変えて ヽくために、溶解する量が多くなると飲料 水としての味が低下する力もである。通常、石こうは、極めて容易に水に溶解し、例え ば二水石こうの場合には、室内照明下において 1日経過後に、 7 X 10_3molZl (硬 度 700)程度の硫酸カルシウムが室温(20°C程度)の飲料水に溶解し、最終的には その溶解の飽和量は、室温において 1. 4 X 10_2molZl近くに達する。
[0052] 図 1で説明した活性溶存水の生成において、図 3, 4で説明した構造の第 2のケー ス 13を使用することにより、飲料水 15内に溶出する硫酸カルシウムの量が容易に制 御できるようになる。図 3において、石こうの溶出した硫酸カルシウムは充填室 19内に おいて水和 Ca2+と SO 2_に解離するが、ジグザグ通水コマ 21が孔 22を通して外部
4
につながる構造になっているために、解離した上記イオンは充填室 19内に貯留され 、ジグザグ通水コマ 22内において局所的に濃度が高くなり、これにより石こうの溶出 速度が抑制できるようになる。
また、図 3に示した第 2のケース 13の充填室 19に光が入射しないように、その領域 の表面に遮蔽層を形成することで、上記溶出速度を低減させることができる。
[0053] このようにして、例えば無水石こうあるいは二水石こうを上記第 2のケース 13に充填 し、それを飲料水に浸漬してから 1週間後において、その溶解量を 2 X 10_3mol/l( 硬度 200)以下に制御することが可能になる。なお、国内での飲料水の水質基準で は、水質硬度 300程度までは問題はな 、とされて 、る。
[0054] 次に、石こうを飲料水に供給する部材である上記第 2のケース 13の使用方法およ び活性水素溶存水の生成について好適な一態様で説明する。
[0055] 容器 11として容積が 1. 5リットル〜 2リットルのペットボトルに、上記マグネシウム粒 1 6を充填した第 1のケース 12と、石こうあるいは二水石こうのような石こう 18を充填した 第 2のケース 13とを入れ、このペットボトルに水道水を入れて満たす。ここで、水道水 は例えば市販の簡易浄水器により塩素を取り除くことが好ましい。そして、半日程度、 直射日光を避けた室内あるいは冷蔵庫内に保管した後には、充分に美味 、活性 水素溶存水が生成される。その後は、この活性水素溶存水を飲料水として使用する 。そして、ペットボトル内の活性水素溶存水がなくなれば、ペットボトルに水道水を補 充してその使用を続けることができる。但し、上記第 1のケース 12、第 2のケース 13お よび水道水をペットボトルに入れた後の 3日目には、残存する活性水素溶存水を全 部捨てて、新水道水で詰め替えることが好ましい。 3日以上に経過すると、溶解する カルシウム量が 1 X 10_3molZl (硬度 100)を超えて味が低下してくる力もである。
[0056] このようにして、石こうを充填した第 2のケース 13は、通常では 2〜2. 5ヶ月間にわ たり連続して使用することができる。また、マグネシウム粒を充填した第 1のケース 12 は、 1ヶ月程度の間にわたり継続して使用することができる。この使用の間に、従来の ように第 1のケース 12を食用酢により定期的に洗浄する必要は全くない。そして、上 記第 2のケース 13中に石こう 18がなくなると、その部材は廃棄する力、もしくは不足 する石こう等を補充して再使用する。
[0057] (実施の形態 2)
図 9は、本発明の活性水素溶存水の生成方法を説明するための一例となる別の活 性水素溶存水の生成器の概略構成図である。実施の形態 2の特徴は、石こうと金属 マグネシウム粒との混合固形物を使用するところにある。
[0058] 図 9に示すように、活性水素溶存水の生成器 10aは、例えばペットボトルのような容 器 11と、後述する石こうとマグネシウム粒の混合物力 成る水素生成固形物が充填さ れた共用ケース 31と、を有する。そして、上記共用ケース 31と飲料水 15を容器 11内 に入れて保管する。
[0059] 上記構成の生成器 10aにおいて、活性水素溶存水の生成方法および生成機構は 、基本的には実施の形態 1で説明したのと同じである。すなわち、図 9に示すように、 容器 11内に共用ケース 31と共に常温あるいは冷却した飲料水 15を入れると、飲料 水 15は水素生成固形物と反応し、隣接する領域において、硫酸カルシウムの溶解と 活性水素の生成とが生じる。
そして、この実施の形態 2では、硫酸カルシウムが解離して生成したカルシウム水和 イオンと硫酸イオンの近傍において、活性水素が生成することになる。このために、生 成した活性水素は効率的に上記水和イオンに結合する。また、マグネシウム粒の近 傍に生成する硫酸イオンにより、マグネシウム粒表面に形成される水酸ィ匕マグネシゥ ムが効率的に除去される。このようにして、高濃度の活性溶存水素水が持続的に生 成でさるよう〖こなる。
[0060] 次に、上記水素生成固形物 32について図 10, 11を参照して説明する。図 10 (a) は水素生成固形物 32の側面図であり、図 10 (b)は、図 10 (a)の — 矢視断面図 である。この円柱状の水素生成固形物 32は、例えば 70gの固形の石こう 33に対して 粉末状のマグネシウム粒 34が全体で約 lg程度含まれる。ここで、マグネシウム粒 34 は、その粒径が 0. 05mm〜0. 15mmの範囲が好適であり、石こう内に略均一に分 散するように混合される。
このような構造にすることにより、活性水素溶存水の生成において、水素生成固形 物 32が、その表面力 一様に飲料水 15中に溶出するようになる。すなわち、石こうの 溶解とマグネシウム粒の反応消費とが略同じ速度でバランスよく起る。このために、水 素生成固形物 32の石こうのみが溶け、マグネシウム粒が残存したり、逆に石こうが溶 け難くなりマグネシウム粒が飲料水 15と反応しなくなるということはない。
[0061] 次に、上記水素生成固形物 32の製造方法について図 11を参照して説明する。図 11は、その製法を説明するための流れ図である。
図 11に示すように、水、パウダー状の石こう、粉末状のマグネシウム粒をそれぞれ に計量し、ステップ S1の混合調製の工程において、泥状の混合物質を調製する。こ こで、水は一度沸騰させ、その後に例えば水酸ィ匕ナトリウム、水酸ィ匕カルシウムまた は水酸ィ匕カリウムを添加しアルカリ性にしたものを使用するのがよい。そして、その pH 値が 10〜13程度になるように調整すると好適である。また、石こうは例えば半水石こ うを用いればよい。そして、上述したように、マグネシウム粒の粒径は 0. 05mm〜0. 15mmのものを分級し配合すると好適である。また、石こうの量が 70gに対して、マグ ネシゥム粉末の量は 0. 9g〜l. 2g程度になるように調合し、水の量はその粘度に合 わせて、例えば 2〜5質量%を加えて、上記泥状の混合物質を調製する。第 1の温度 であるこの調製温度は、 10〜18°Cになるように制御する。特に 15°C程度が好適な温 度である。
[0062] 次に、ステップ S2の固形ィ匕の工程において、上記泥状の混合物質を第 2の温度で ある室温(20〜25°C)で固める。さらに粘土状に固化した時点で 5〜20gZcm2の圧 力を加えて、発生する水素ガスを抜くことが好ましい。この固形ィ匕における第 2の温度 は、上記調製における第 1の温度よりも高くなる。このようにして、上記水素生成固形 物 32が作製される。ここで、水素生成固形物 32としては、円柱状以外にも種々の形 状のものを使用することができる。角柱状でもよいし円筒状でもよい。
[0063] 図 11で説明したように水素生成固形物 32を作製することで、石こうとマグネシウム 粒の緻密な混合物が得られる。この混合物の作製においては、第 1の温度を第 2の 温度よりも低くして、作製中の水素の生成を抑えることが最も重要になる。
[0064] 次に、図 12, 13を参照して、好適な一態様における、斜線で示す上記水素生成固 形物 32を収納する共用ケース 31について説明する。ここで、図 12は共用ケース 31 の側面図である。図 13 (a)は、図 12の D— D矢視の横断面図であり、図 13 (b)は、 D -D矢視図であり、図 13 (c)は、 D—D矢視の横断面図である。また、図 13 (d)
2 2 3 3
は、図 12の D— D矢視の横断面図であり、図 13 (e)は、 D— D矢視図である。
4 4 5 5
[0065] 図 12に示すように、共用ケース 31は、例えば円筒状であって水素生成固形物 32 が収納される第 1の円筒管 35と、第 2の円筒管 36とを有する。そして、第 1の円筒管 3 5の下部には、第 1の部材 37および第 2の部材 38が取り付けられる。同様に、第 1の 円筒管 35の上部には第 3の部材 39の一端部が着脱自在に取り付けられる。また、第 2の円筒管 36の下部には、上記第 3の部材 39の他端部が取り付けられ、第 2の円筒 管 36の上部には、第 2の部材 38および第 4の部材 40が取り付けられる。ここで、上 記各円筒管および各部材は、例えば塩ィ匕ビニール製で可視光を遮蔽する材料で構 成される。
[0066] 第 1の部材 37には、図 12および図 13 (a)に示すように、流水路となる孔 41が設け られている。第 2の部材 38には、図 12および図 13 (b)に示すように、その中心領域 に窪み部 42が形成され、その周縁の 3箇所に流路 43が設けられている。この構成に おいて、飲料水 15は、孔 41を通り窪み部 42および流路 43を通って、図 12および図 13 (c)に示す水素生成固形物 32に達するようになる。
[0067] また、第 3の部材 39は、図 12および図 13 (d)に示すように、円筒状になっている。
そして、第 4の部材 40には、図 12および図 13 (e)に示すように、その中心領域に突 起部 44が形成され、その突起部 44から外れた 3箇所にガス抜き孔 45が設けられて いる。
[0068] 次に、実施の形態 2の生成器 10aにおける上記共用ケース 31の使用方法および活 性水素溶存水の生成について、図 9, 12, 13を参照して説明する。 [0069] 図 9に示すように、第 1の部材 37を下側にして共用ケース 31をペットボトルの容器 1 1内に立てて入れ、この容器 11に水道水を入れて満たす。ここで、水道水は例えば 市販の簡易浄水器により塩素を取り除くことが好ましい。そして、半日程度、直射日 光を避けた室内あるいは冷蔵庫内に保管した後には、充分に美味しい活性水素溶 存水が生成される。その後は、この活性水素溶存水を飲料水として使用する。そして 、ペットボトル内の活性水素溶存水がなくなれば、ペットボトルに水道水を補充してそ の使用を続けることができる。
[0070] 活性水素溶存水の生成では、上記容器 11内において、共用ケース 31内には飲料 水 15が入り込み、水素生成固形物 32と反応する。そして、その表面から 徐々に、 石こう 33が溶解すると共にマグネシウム粒 34がー様に反応消費される。ここで、化学 式 1により活性水素が生成し、その一部が直近位置で溶解し解離したカルシウム水 和イオンに結合し、上記飲料水 15に溶存する。しかし、多くの活性水素は化学式 1に 示すように水素分子になり、水素ガスとして第 3の部材 39を通り上部へ上昇する。そ して、この水素ガスは、第 2の部材 38の窪み部 42、ガス流路 43を通り、ガス溜まり 46 に達する。ここで、このガス溜まり 46は、第 2の部材 38と第 4の部材 40との間隙にで きる空間である。
ここで、化学式 1の反応が進み、ガス溜まり 46に貯まる水素ガスは、その圧力が上 力 ¾と、共用ケース 31内にあり高濃度の活性水素を含んでいる飲料水を押し下げ、 孔 41を通して共用ケース 31外に流出させる。そして、更に水素ガス圧力が高くなり、 所定の臨界値を越えると、水素ガスは細孔 45から一気にガス抜きされる。このときに 、容器 11の飲料水 15が孔 41から共用ケース 31内に逆流して入り込む。そして再び 、上述した機構により高濃度の活性水素を含んだ飲料水が生成される。この繰り返し により、共用ケース 31で生成される活性水素溶存水が容器 11内に充満するようにな る。
[0071] 実施の形態 2の場合、共用ケース 31と飲料水 15を容器 11に 2日間入れて保管し ても、飲料水 15の水質硬度は 80以下である。また、飲料水の pH値は 7. 5程度であ る。このように、生成器 10aを用いて生成した活性水素溶存水は充分に美味しい水で ある。 [0072] 更に、図 14を参照して実施の形態 2の場合に生じる効果について説明する。図 14 は、市販の水道水に金属マグネシウム片のみを浸漬する従来技術の場合と、上記実 施の形態 2の場合を比較して示す。図 14では、図 8で説明したのと同様に活性水素 溶存水中の溶存水素 (水素分子と活性水素の総計)の経時変化が示される。
[0073] 図 14の実線は、上記石こうとマグネシウム粒の混合物である水素生成固形物 32を 浸漬させ溶解させた一例である。この場合の硫酸カルシウムの溶解した量は図 7の 7 X 10_4molZlに相当し、溶解後の水質硬度は 70程度である。そして点線は、巿販 の水道水に金属マグネシウム粒のみを浸漬した従来技術の一例である。
従来技術の場合、図 8で説明したように、使用期間が 10日内において、水素発生 の減少が顕著である。これに対して、水素生成固形物 32を溶解させる場合には、溶 存水素量の減少の割合は一定で小さぐ化学式 1の反応の持続性が高いことが判る 。この場合の溶存水素量の減少は、水素生成固形物 32の表面が使用期間と共に溶 出し、その表面積が減少するために生じるものである。使用中の水素生成固形物 32 の表面の顕微鏡観察では、マグネシウム粒 34表面の化学式 2による水酸ィ匕マグネシ ゥムの形成は略皆無であった。
[0074] このように、実施の形態 2においては、活性水素生成の持続性が実施の形態 1の場 合よりも更に向上する。この場合も、従来の技術において必須になっていた、第 1の ケース 12の所定時間の使用後において、マグネシウム粒 16を食用酢に浸漬し、上 記水酸ィ匕マグネシウムを溶解し除去する作業は全く不要となる。また、この場合、活 性水素溶存水中の活性水素量は、図 7で説明しているのと全く同じで従来技術の場 合よりも高濃度になる。
上記実施の形態 2で使用する共用ケース 31は、複数個の部材で組み立てる構造 になっている。このため、上記水素生成固形物 32がなくなれば、上記共用ケース 31 に新たな水素生成固形物 32を充填して使用することができる。
[0075] (実施の形態 3)
次に、実施の形態 3について図 15を参照して説明する。この実施の形態は、上記 活性水素生成のマグネシウム金属と石こうとを混合させないで別々に共用ケース 51 に封入する場合である。 [0076] 上記共用ケース 51は、細長い筒状の例えばプラスチックにより構成され、図 15に 示すように、マグネシウム金属 47と、石こう 33とが交互に配置した構造を有している。
[0077] 実施の形態 3では、活性水素溶存水の生成において、図 9において飲料水 15が入 れられた容器 11に共用ケース 51が収納される。そして、上記穴 41を通り入り進入し た飲料水 15は、封入室 35内のマグネシウム金属 47と化学式 1の反応を起こして活 性水素を生成する。また、穴 41を通り入り込んだ飲料水 15は、封入室 35内の二水 石こう 33を溶解し、解離したカルシウム水和イオンを生成する。そして、このカルシゥ ム水和イオンが上記活性水素を捕獲するようになる。
[0078] この場合には、活性水素の生成領域とカルシウム水和イオンの生成領域が極めて 近接している。このために、生成した活性水素はカルシウム水和イオンに効率的に捕 獲され、多くの活性水素が活性水素吸着イオンと結合するようになる。そして、生成し た活性水素溶存水の効力の保持期間が長くなる。但し、この場合には、マグネシウム 金属 47の封入量と、石こう 33の封入量とを調整し、その使用期限がほぼ同じになる ようにする必要がある。
[0079] 実施の形態 3において、石こう 33としては二水石こうあるいは無水石こうを使用する ことができる。
[0080] 次に、上記実施の形態における共用ケース 31, 51の変形例について図 16, 17を 参照して説明する。ここで、図 16は変形例における共用ケースの側面図である。図 1 7 (a)および図 17 (b)は、それぞれ図 16の E—E矢視、 E—E矢視の横断面図で
1 1 2 2
ある。
[0081] 図 16に示すように、共用ケース 61では、実施の形態 2, 3で説明した共用ケース 31 , 51の第 1の部材 37が延在して形成され、この第 1の部材 37に、孔 41に連通する弁 室 48が設けられている。そして、この弁室 48に連通する孔 49が第 1の部材 37の先 端に穿設され、上述した生成器 10aの飲料水 15の流水路になっている。更に、上記 弁室 48内にはその上下に移動する例えば金属製の-一ドル状弁体 50が配置され ている。
[0082] ここで、図 16および図 17 (a)に示すように、弁室 48は、例えば円筒状に形成され、 その上端および下端で径縮小し円錐面のようになってそれぞれ上記孔 41および孔 4 9につながる。弁体 50は、上記弁室 48の形状に合わせてその胴体部が例えば円柱 状であり、弁室 48との間に例えば円環状の間隙 52が形成される。そして、弁体 50の 上端が円錐面状の突起部 53となっており、その下端は凸状であり上記弁室 48下端 の径縮小した領域に当接している。更に、図 16および図 17 (b)に示すように、弁体 5 0の一部周縁が抉られてその胴体部力も弁体 50下端に延在する溝部 54が設けられ ている。ここでは、 4個の溝部 54が形成されているが、溝部 54の数は 1個あるいは複 数個であればよい。
[0083] このような共用ケース 61の使用方法およびこれを用いた活性水素溶存水の生成は 、実施の形態 2で説明したのと略同じである。共用ケース 31の使用方法で説明した のと同様に、供用ケース 61が第 1の部材 37を下側にしてペットボトル 11の容器 11内 に立てて入れられると、弁体 50は、金属製でありかなりの重さを有していることから弁 室 48下端に移動し、その下端が弁室 48下端の径縮小した領域に当接する。しかし、 上記間隙 52と孔 49が弁体 50の周縁に設けられた溝部 54により連通することから、 容器 11内の飲料水 15は、孔 49、溝部 54、間隙 52および孔 41を通って共用ケース 31あるいは 51に流入する。同様に、共用ケース 31あるいは 51内で生成された活性 水素溶存水は、逆方向に孔 41、間隙 52、溝部 54および孔 49を通って容器 11内に 流出するようになる。
[0084] ここで、上記弁体 50は、その自重により、共用ケース 61の第 1の部材 37が容器 11 内において下側になるように安定させる機能を有する。このために、上記共用ケース 31あるいは 51は極めて安定して活性水素溶存水を生成することができるようになる。
[0085] 一方、上記共用ケース 61の第 1の部材 37が上側になるように容器 11内に入れられ ると、今度は、上述した弁体 50は、その自重により弁室 48上端側に移動し突起部 53 が弁室 48上端の径縮小した領域に当接する。そして、孔 41と弁室 48との間が遮断 される。このようにして、共用ケース 31あるいは 51による活性水素溶存水の生成が停 止あるいは抑制され、活性水素溶存水の生成の安全性が高められるようになる。なお 、上記弁体 50は金属製に限らず他の材料、例えば塩ィ匕ビニール製、プラスチック製 等であってもよい。
[0086] 以上、この発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な 構成は上述した実施の形態に限られるものではなぐこの発明の要旨を逸脱しない 範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
[0087] 例えば、上記実施の形態 1の石こうの供給において、第 2のケース 13を用いる代わ りに、容器 11内に第 1のケース 12を入れ一定量の水道水を満たし、この水道水に一 定量の石こう、例えば一定量の半水石こう、二水石こうあるいは無水石こうを添加し溶 解させるようにする。例えば、 2リットルの水道水に 200mgの硫酸カルシウムを溶解 させる。このように、一定量の硫酸カルシウムを調合し所定時間(例えば半日)保管し て力 活性水素溶存水とし飲料水として使用してもよい。この場合では、容器 11内の 活性水素溶存水は、そのままなくなるまで使用される。そして、なくなれば新たに調合 して活性水素溶存水を調製することになる。この場合、硫酸カルシウムの代わりに硫 酸マグネシウムを用いてもよ!、。
このように、一定量の硫酸カルシウムあるいは硫酸マグネシウムを調合し溶解させて 活性水素溶存水を生成する方法では、硫酸カルシウムある 、は硫酸マグネシウムの 錠剤を用いると好適である。
[0088] また、実施の形態 2において、共用ケース 31を使用しないで、例えば錠剤状の上 記水素生成固形物を直接に飲料水に一定量添加し、所定時間 (例えば半日)保管し てカゝら活性水素溶存水とし飲料水として使用してもよい。この場合、マグネシウム金 属粉末を混合させる石こうとしては、半水石こう、二水石こうあるいは無水石こうを使 用することができる。
[0089] 上記実施の形態において、石こうに代えて固形の硫酸マグネシウムを用い、その溶 解し解離したマグネシウム水和イオンを使用するようにしてもよい。この場合には、上 記第 2のケース 13あるいは共用ケース 31、 51に硫酸マグネシウムの固形物、あるい は硫酸マグネシウムとマグネシウム金属粉末の混合物固形物を充填する。あるいは、 硫酸カルシウムの固形物と硫酸マグネシウムの固形物とを混合したものを上記ケース に充填するようにしてもよい。
[0090] また、上記実施の形態に使用する石こう供給部材の形状は、種々の形態が可能で ある。実施の形態では細長い筒状のものを示している力 これに限定されるものでな ぐ例えば外形が平板状のケースに石こうを充填する構造であってもよい。
l7ZS0C/900Zdf/X3d ZZ S0^860/900Z OAV

Claims

請求の範囲
[1] 水に、マグネシウム金属と、石こうあるいは硫酸マグネシウムとを入れることによって
、活性水素を含む水を生成することを特徴とする活性水素溶存水の生成方法。
[2] 水に、マグネシウム金属と石こうとの混合物を入れることによって、活性水素を含む 水を生成することを特徴とする活性水素溶存水の生成方法。
[3] 前記石こうは、半水石こう、二水石こうあるいは無水石こうであることを特徴とする請 求項 1又は 2に記載の活性水素溶存水の生成方法。
[4] 水を入れる容器と、
前記容器に収納するマグネシウム金属の充填された部材と、
前記容器に収納する石こうの充填された部材と、
を備えた活性水素溶存水の生成器。
[5] 水を入れる容器と、
前記容器に収納するマグネシウム金属および石こうの充填された部材と、 を備えた活性水素溶存水の生成器。
[6] 水を入れる容器と、
前記容器に収納する、マグネシウム金属と石こうとの混合物が充填された部材と、 を備えた活性水素溶存水の生成器。
[7] 水を入れる容器と、
前記容器に収納するマグネシウム金属の充填された部材と、
前記容器に収納する硫酸マグネシウムの充填された部材と、
を備えた活性水素溶存水の生成器。
[8] 前記部材の表面に光遮蔽層が形成され、前記充填された石こうに光が照射しな 、 ようになつていることを特徴とする請求項 4, 5又は 6に記載の活性水素溶存水の生成
[9] 請求項 1, 2又は 3に記載の活性水素溶存水の生成に使用される石こうを供給する 部材であって、
内部に水が入るようにしたケースと、
前記ケース内に充填された、石こう、あるいはマグネシウム金属と石こうとの混合物 と、
を備えた石こう供給部材。
[10] 前記充填された石こうの光照射を防ぐための光遮蔽層が前記ケースの表面に形成 されて 、ることを特徴とする請求項 9に記載の石こう供給部材。
[11] 石こうにマグネシウム金属粉末を混合した固形物であって、水に添加されて活性水 素を生成する活性水素の生成性物質。
[12] 前記マグネシウム金属粉末の粒径が 0. 05mm〜0. 15mmの範囲にあることを特 徴とする請求項 11に記載の活性水素の生成性物質。
[13] 前記石こうは、半水石こう、二水石こうあるいは無水石こうであることを特徴とする請 求項 11又は 12に記載の活性水素の生成性物質。
[14] 請求項 11乃至 13に記載の活性水素の生成性物質の製造方法であって、
第 1の温度において、石こう、マグネシウム金属粉末および水を混合して泥状の混 合物を形成する工程と、
前記第 1の温度より高い第 2の温度において、前記泥状の混合物を固化させるェ 程と、
を有することを特徴とする活性水素の生成性物質の製造方法。
[15] 前記石こうは粉末状であることを特徴とする請求項 14に記載の活性水素の生成性 物質の製造方法。
[16] 前記第 1の温度は 10〜18°Cの範囲であり、前記第 2の温度は室温であることを特 徴とする請求項 14又は 15に記載の活性水素の生成性物質の製造方法。
[17] 前記水の pH値が 10〜13の範囲にあることを特徴とする請求項 14, 15又は 16に 記載の活性水素の生成性物質の製造方法。
[18] 前記水に水酸ィ匕ナトリウム、水酸ィ匕カルシウムまたは水酸ィ匕カリウムが溶解している ことを特徴とする請求項 17に記載の活性水素の生成性物質の製造方法。
[19] 前記水は一度沸騰したものであることを特徴とする請求項 17又は 18に記載の活性 水素の生成性物質の製造方法。
[20] 前記第 2の温度において前記泥状の混合物を固化させる工程において、 5〜20g
Zcm2の圧力にて加圧固化させる工程を有することを特徴とする活性水素の生成性 物質の製造方法。
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