JP5462426B1 - 携帯用の水素水生成用ポット - Google Patents

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Abstract

水に限らず、コーヒーその他の水を主成分とする液体を原水として、高濃度の飲料用水素水を、いつでもどこでも短時間で生成することができる携帯用の水素水生成用ポットを提供することを目的とし、透明な円筒状部材1a等で構成した容器本体1と、その下部の下部上層ブロック1bに構成した定量給水手段2であって、容器本体1中の一定量の水を更に下部の下蓋1cに構成した薬槽6中に給水する定量給水手段2と、同じく下部上層ブロック1bに構成した、逆止め弁3を備えたガス通路4であって、薬槽6中で発生した水素ガスを容器本体1中に移動させるガス通路4と、容器本体1の下部下層を構成する下蓋1cに構成した水素発生剤5を収納する薬槽6と、容器本体1の上部の吐出口部7を構成する上部ブロックと、吐出口部7に着脱自在に外装する、減圧弁8を備えた蓋体9とで構成した。

Description

本発明は、自由に、かつ簡便に、いつでもどこでも、飲料水、コーヒー、紅茶又は緑茶等の水を主成分とする種々の液体に水素を含有させた水素水を生成し、飲用することができる携帯用の水素水生成用ポットに関する。
携帯可能な飲料用水素水の生成器としては、筒型容器の下部に二つの電極を配し、該筒型容器中に収容した水を電気分解して水素を生成し、これを該筒状容器中の水に溶解させて水素水を生成するそれが市販されている。この市販の飲料用水素水の生成器は、充電式であり、該筒状容器中に収容できる1回あたり0.3Lの水を用いて、一度の充電で、6回程度、水素水を生成することができるとされている。生成に要する時間は概ね10分である。
この市販の飲料用水素水の生成器は、携帯が可能であることは認められるが、水素水の生成のために要する時間が10分と若干長いこと、また得られる水素水の水素の溶存濃度は550ppb(約2倍の1.16ppmであると説明する広告記事もある)であるとされ、十分に高いとは言えないこと、また原水を電気分解して水素分子を生成させる構成であるから、当然、原水は電極と接触するものであり、原水としては、ミネラル水又は水道水等に限定され、コーヒーや茶等を利用するのは不適当であること等の問題点がある。
特許文献1は、ポット型飲料用水素水の生成器に関し、
これは、原水を貯留する生成水用ポット部と、該生成水用ポット部をその上に載せて電気分解用の電力を供給する台座部とからなり、
前記生成水用ポット部は、縦長の水槽室を設けると共に、その底部に容積の小さな反応室を配し、該水槽室と該反応室との間には連通口を形成し、該反応室には該水槽室に臨んで水平状態に維持した高分子膜を配すると共に、該高分子膜の上下を有孔の金属板又は金属網体で形成した電極板で挟み、かつ該電極板と上下に配した電極端子との間に電導性のスプリングを介設し、該上下に配した電極端子を前記台座部の輪状電極コネクタ及び点状電極コネクタに対峙状態に配設してなり、
他方、前記台座部には、前記輪状電極コネクタと前記点状電極コネクタとを設けてなるものである。
従ってこの特許文献1のポット型飲料用水素水の生成器によれば、必要なときに、その生成水用ポット部の水槽室に原水となる水道水等を導入した上で、この生成水用ポット部を前記台座部に載置して電源を投入すれば、前記反応室には、原水が連通口を通じて流入しているので、ここで水の電解作用が行われ、水素ガスが発生することになる。水素ガスは、縦長に構成した水槽室を時間を掛けて上昇するので、良好に水に溶解し、濃度の高い水素水を生成することができるとされている。
この特許文献1のポット型飲料用水素水の生成器は、その実施例の説明によれば、水素水を生成させるためには10分〜15分程度の時間が必要であり、得られる水素水の溶存水素濃度は通電時間が10分の場合で490ppb、15分の場合で515ppbであるとされ、前記市販の飲料用水素水の生成器で得られる水素水のそれより若干低い程度であると認められる。
またこの特許文献1のポット型飲料用水素水の生成器は、その構成上、携帯には不適であり、前記のように、水素水の生成時間も10分〜15分と若干長く、得られる水素水の溶存水素濃度も、以上のように、前記市販の飲料用水素水の生成器で得られる水素水のそれより僅かながら低く、高いとは言えない。更にこの特許文献1のポット型飲料用水素水の生成器も、前記市販の飲料用水素水の生成器と同様に、原水を電気分解して水素分子を生成させる構成であるから、当然、原水は電極と接触する構成であり、原水としてはミネラル水又は水道水等に限定され、コーヒーや茶等を利用するのは不適当である。
日本国特開2012−217868号公報
本発明は、前記従来技術の問題点を解決し、ミネラル水や水道水等の飲料水に限らず、コーヒー、各種ジュース類又は茶類等の水又は水を主成分とする液体を原水として、高濃度の飲料用水素水を、いつでも、かつどこでも、短時間で生成することができる携帯用の水素水生成用ポットを提供することを解決の課題とする。
本発明の1は、内部の透視が可能な、水又は水を主成分とする液体を収容する容器本体と、
前記容器本体の下部上層に構成した、下部下層の薬槽内で発生した水素ガスを前記容器本体の内部の水又は水を主成分とする液体中に溶解させるべく送り込むための逆止め弁を備えたガス通路と、
前記容器本体の下部下層に構成した、水と反応して水素を発生する水素発生剤を収納する前記薬槽と、
前記容器本体の上部に構成した吐出口部と、
前記吐出口部に着脱自在に外装する蓋体であって、該吐出口部から取り外すのに先立って容器本体内を減圧することが可能に構成した蓋体と、
で構成した携帯用の水素水生成用ポットである。
本発明の2は、内部の透視が可能な、水又は水を主成分とする液体を収容する容器本体と、
前記容器本体の下部上層に構成した、該容器本体の内部の前記水又は水を主成分とする液体の一定量を下部下層の薬槽中に供給するための定量給水手段、及び該薬槽内で発生した水素ガスを前記容器本体の内部の水又は水を主成分とする液体中に溶解させるべく送り込むための逆止め弁を備えたガス通路と、
前記容器本体の下部下層に構成した、水と反応して水素を発生する水素発生剤を収納する前記薬槽と、
前記容器本体の上部に構成した吐出口部と、
前記吐出口部に着脱自在に外装する蓋体であって、前記容器本体の内部を一定圧を越えないように保持する減圧弁を備え、かつ該吐出口部から取り外すのに先立って容器本体内を更に減圧することが可能に構成した蓋体と、
で構成した携帯用の水素水生成用ポットである。
本発明の3は、本発明の2の携帯用の水素水生成用ポットにおいて、
前記定量給水手段を、
前記容器本体の下部上層に構成した該容器本体の内部と下部下層の薬槽の内部とを連通する給水路と、
前記給水路の途中に配した球体であって、常態で前記容器本体の内部側に開口し、必要時に、これを回転させることで前記薬槽の内部側に開口させることができるように形成した、一定量の水又は水を主成分とする液体を定量収容することができる定量切欠部を形成した球体と、
前記球体を回転操作するための操作手段と、
で構成したものである。
本発明の4は、本発明の1、2又は3の携帯用の水素水生成用ポットにおいて、
前記薬槽を、前記容器本体の下部上層に着脱自在に螺合する下部下層である下蓋の内面に構成したものである。
本発明の1の携帯用の水素水生成用ポットによれば、まず前記薬槽中に水素発生剤を充填し、かつ前記容器本体中に水又は水を主成分とする液体を注入した上で、該容器本体中の水又は水を主成分とする液体を若干取り出し、または別に若干の水又は水を主成分とする液体を用意しておき、それらのいずれかを、前記薬槽中に注入すれば、該薬槽中の水素発生剤と該水等における水とが急速に反応し水素ガスを発生することになる。
前記水等の容器本体への注入は、言うまでもなく、前記蓋体を取り外して前記吐出口部を開いてここから行う。前記水素発生剤の前記薬槽への装入は該薬槽の構成に従った手順で行う。
前記容器本体中の水又は水を主成分とする液体の薬槽中への注入は、より詳細には、前記蓋体を前記吐出口部から取り外して、該吐出口部から容器本体内の水等を取り出し、これを前記薬槽中に注入することで行う。容器本体からの水等の取り出しは、種々の手段・方法を自由に採用可能であるが、スポイト等を利用するのがほぼ一定量を簡便に取り出し可能であり、これで取り出した水等を薬槽中に注入するのも簡単である利点がある。
また前記別に用意しておいた若干の水又は水を主成分とする液体の薬槽中への注入は、より詳細には、例えば、前記薬槽中に装入する水素発生剤と組にして小容器に充填した水又は水を主成分とする液体を用意しておき、水素発生剤を装入した薬槽に該小容器に充填しておいた水等を注入することで行う。勿論、この場合にもこれ以外の種々の手段・方法を採用可能であるが、水素発生剤と組にして水等を充填した小容器を用意しておくこの手段を採用するのが簡便で、確実である利点がある。
前記薬槽中で前記水素発生剤と水等が反応して発生した水素ガスは、該薬槽内及び前記ガス通路内の逆止め弁より下方側の空間に充満することになるが、その空間内のガス圧が一定圧を越えるに至ると、該逆止め弁を通じてその上方のガス通路側に移動し、該ガス通路が繋がる前記容器本体中の前記水等の中をこれに徐々に溶解しながらその残余の部分が浮上して行くことになる。
前記水素発生剤の性質にもよるが、通常、水の電気分解によるより短時間で水と反応して多量の水素ガスを発生させることが可能であり、例えば、3分程度の時間の経過で十分な量の水素ガスを発生させることができる。こうして発生させた水素ガスは、前記したように、前記逆止め弁及び前記ガス通路を介して前記容器本体中に移動し、その中の水等に溶解しながら、溶解しなかった残余の水素ガスがその中を浮上し、該容器本体中の水等の上面上の空間に移動することになる。この空間の水素ガスの圧力は、徐々に上昇することになるが、通常、2気圧までは上昇しない。容器本体は10気圧程度の耐圧に構成するものであり、該容器本体がガス圧により破裂してしまうようなおそれはない。
前記のように、スポイト等による又は小容器からの水の注入時点から十分に水素ガスが発生したと判断できる時間の経過後、例えば、3分程度の時間の経過後に、前記容器本体を、更に、例えば、20〜30秒間程度振って内部の水等と水素ガスとを撹拌し、該水素ガスの水等への溶解を促進させるのが適当である。これによって該容器本体内の水等は十分に高い濃度に水素が溶解した水素水となる。その後は、前記吐出口部を閉じている前記蓋体を取り外して該吐出口部を解放すれば、その内部の水素水は、該吐出口部から直接に又はグラス類に注いだ上で飲用することができることになる。
なお、前記蓋体は、その有する機能により、前記容器本体の上部に残存する若干ガス圧の高い水素ガスを逃がした上で、前記吐出口部から取り外すこととする。このように、該蓋体の該吐出口部からの取り外しに先立って該容器本体内の気圧を低下させることで、水に溶解している水素が小さな多数の泡となって吹き上がるのを許容することができる。このような白い多数の泡の噴出上昇の様子は該容器本体を透明に構成してあるため外部から観察することができる。
また、以上のように、該容器本体は内部の透視が可能な透明素材で作成したものであるため、以上の場合に加えて、前記水素発生剤と水との反応によって発生した水素ガスが泡となって該容器本体中の水等の中を浮上する様子も、当然、観察可能である。
更にまた、本発明の1の携帯用の水素水生成用ポットによれば、容器本体内に電極を配して電気分解によって水素を発生させるようなものではないので、ミネラル水や水道水以外にコーヒーや茶類又はジュース類等をも水素水生成用の原水として採用することが可能である。なお、容器本体内の原水を薬槽中に注入して水素発生用の水として用いる場合は、水素発生剤の性質との関係で、不適な成分もあり、それらを含む水を主成分とする液体は当然原水として使用不可となる。そうでなく別に用意した水等を薬槽中に注入して水素発生用の水として用いる場合は、水を主成分とする飲料である限り、どのような液体でも自由に原水として採用可能である。
本発明の2の携帯用の水素水生成用ポットによれば、本発明の1の携帯用の水素水生成用ポットと同様に、前記薬槽中に水素発生剤を充填し、かつ前記容器本体中に水又は水を主成分とする液体を注入した上で、特有の構成である前記定量給水手段を操作し、該薬槽中に該容器本体中の前記水等の一定量を供給すると、該薬槽中の前記水素発生剤と該水等における水とが急速に反応し、水素ガスを発生することになる。
前記水等は、本発明の1の携帯用の水素水生成用ポットと同様に、前記蓋体を取り外して前記吐出口部から注入する。前記水素発生剤は、前記下部下層の薬槽にその構成に従った手順で装入する。前記定量給水手段による水等の給水操作は、当然ながら、該蓋体を該吐出口部に外装固定した後に行う。
前記薬槽中で前記水素発生剤と水等が反応して発生した水素ガスは、本発明の1の携帯用の水素水生成用ポットと同様の過程を経て、該薬槽内から前記逆止め弁及びガス通路を通じてその上方の前記容器本体中に移動し、その中の前記水等の中をこれに徐々に溶解しながら残余の部分が浮上して行くことになる。
本発明の1の携帯用の水素水生成用ポットに関して説明したように、前記水素発生剤の性質にもよるが、通常、水の電気分解によるより短時間で、例えば、3分程度の時間の経過で十分な量の水素ガスを発生させることができる。こうして発生させた水素ガスは、前記したように、前記逆止め弁等を介して前記容器本体中に移動し、その中の水等に溶解しながら、溶解しなかった残余の水素ガスがその中を浮上し、該容器本体中の水等の上面上の空間に移動することになる。この空間の水素ガスの圧力は、徐々に上昇することになるが、その上部の吐出口部を閉じる前記蓋体には、一定圧を越える水素ガスを放出し、その空間を該一定圧以下に保持する減圧弁が配してあるので、該容器本体内は、該一定圧以下に保持される。
前記のように、前記定量給水手段の給水操作時点から十分に水素ガスが発生したと判断できる時間の経過後、例えば、3分程度の時間の経過後に、前記容器本体を、更に、例えば、20〜30秒間程度振って内部の水等と水素ガスとを撹拌し、該水素ガスの水等への溶解を促進させるのが適当である。これによって該容器本体内の水等は十分に高い濃度に水素が溶解した水素水となる。その後は、前記吐出口部を閉じている前記蓋体を取り外して該吐出口部を解放することで、該水素水は、該吐出口部から直接に又はグラス類に注いだ上で飲用することができる。
本発明の2の携帯用の水素水生成用ポットのその他の作用及び効果は、本発明の1の水素水生成用ポットのそれと同様である。
本発明の3の携帯用の水素水生成用ポットによれば、前記薬槽中に、簡単な操作で、前記容器本体中の水等の適量を確実に注入することができる。
本発明の4の携帯用の水素水生成用ポットによれば、前記薬槽を、前記容器本体の下部上層に着脱自在に螺合する前記下蓋の内面に構成したものであるため、前記水素発生剤の該薬槽内への装入を極めて簡単な操作で行い得るものである。
実施例1の携帯用の水素水生成用ポットの縦断面図。 実施例1の携帯用の水素水生成用ポットの分解縦断面図。 実施例1の携帯用の水素水生成用ポットの右側面図。 実施例1の携帯用の水素水生成用ポットの下蓋の平面図。 実施例1の携帯用の水素水生成用ポットの下部上層ブロックの平面図。 実施例2の携帯用の水素水生成用ポットの縦断面図。 実施例2の携帯用の水素水生成用ポットの分解縦断面図。 実施例2の携帯用の水素水生成用ポットの正面図。 実施例2の携帯用の水素水生成用ポットの下部上層ブロックの平面図。 実施例2の携帯用の水素水生成用ポットの下蓋の平面図。
本発明を実施するための形態を、二つの実施例に基づいて、図面を参照しながら詳細に説明する。実施例1の携帯用の水素水生成用ポットは、本発明の2を適用した例であり、実施例2の携帯用の水素水生成用ポットは、本発明の1を適用した例である。
<実施例1>
この実施例1の携帯用の水素水生成用ポットは、図1〜図3に示すように、基本的に、容器本体1と、該容器本体1の下部上層に構成した定量給水手段2と、同じく該容器本体1の下部上層に構成した、逆止め弁3を備えたガス通路4と、該容器本体1の下部下層に構成した水素発生剤5を収納する薬槽6と、該容器本体1の上部に構成した吐出口部7と、該吐出口部7に着脱自在に外装する減圧弁8を備えた蓋体9とで構成したものである。
前記容器本体1は、図1〜図3に示すように、透明なプラスチックで作成した円筒状部材1aと、その底部である下部上層を構成する下部上層ブロック1bと、下部下層ブロックである、前記薬槽6を構成した下蓋1cと、上部の吐出口ブロックからなる前記吐出口部7とで構成したものである。
前記下部上層ブロック1bは、図1及び図2に示すように、基本的に、前記円筒状部材1aと同外径の短円柱状の部材であり、その上部外周を切り欠いて、該円筒状部材1aの内径とほぼ一致する外径の連結小径部1b1を構成してある。同図に示すように、前記円筒状部材1aの下部を該連結小径部1b1に外装し、前記容器本体1の底部の下部上層を構成する。該円筒状部材1aの下部と該連結小径部1b1との嵌合結合部は接着剤で固定する。また該下部上層ブロック1bの下部もその外周部を切り欠いて小径部を形成し、その外周にねじを切って、前記下蓋1cの連結雌ねじ部1c1と螺合する連結雄ねじ部1b2を形成しておく。該下部上層ブロック1bの下面にはフィルタ抑え10をその中に配するための後記隙間空間を形成する凹部1dを構成しておく。また該下部上層ブロック1bの内部には、詳細は後述する、前記定量供給手段2及び前記逆止め弁3を備えたガス通路4を構成する。
前記下蓋1cは、これも、図1〜図3に示すように、基本的に、前記円筒状部材1aと同外径の平面視円形の薄型部材で、その周縁に沿って立ち上げた周側部内面にねじを切って、前記下部上層ブロック1bの下部外周の連結雄ねじ部1b2に螺合する前記連結雌ねじ部1c1を形成しておく。
前記吐出口部7を構成する吐出口ブロックは、前記円筒状部材1aと同外径であるその最下部外周を切り欠いて、該円筒状部材1aの内径とほぼ一致する連結小径部7aを構成し、図1及び図2に示すように、該円筒状部材1aの上部を該連結小径部7aに外装し、両者を結合する。この両者の結合部は接着剤で固定する。該吐出口ブロックは、図1及び図2に示すように、最下部の連結小径部7aの上方の前記円筒状部材1aと同径の部分を若干残した上で、その上端から上細りの円錐状となって僅かに立ち上げた上で、その上端から段差を介して上方に延びる小円筒部7bを備えており、該小円筒部7bは、その外周にねじを切って前記蓋体9の内周の結合雌ねじ9aと螺合する結合雄ねじ7cを形成してある。なお、この結合雄ねじ7cには、周方向180度の角度間隔でその上端から下端まで延びる二本の縦溝を形成してある。また該吐出口部7を構成する吐出口ブロックの内側は、最下部から上部の小円筒部7bの最下端付近まで上向き径となるテーパー状に構成し、その上部の小円筒部7bの内側は上端まで同径の円筒状内面に形成してある。
前記下部上層ブロック1b、下部下層である下蓋1c及び前記吐出口部7である吐出口ブロックは、前記円筒状部材1aと同様に、この実施例1では、透明のプラスチック材で作成する。またこの実施例1では、容器本体1の底面を構成する下部上層ブロック1bの上面から吐出口部7を構成する吐出口ブロックの下端までの範囲で350mlの水を収容することができる容量にしてある。言うまでも無く、この容量に限定される訳ではない。
前記定量給水手段2は、図1及び図2に示すように、前記下部上層ブロック1bの中央部に構成した、前記容器本体1の内部空間と前記下蓋1cに構成した前記薬槽6内とを連通する給水路2aと、該給水路2a内の若干上部の位置に配した、定量切欠部2bhを有する球体2bと、該球体2bを回転操作する摘まみ(操作手段)2cとで構成したものである。
前記給水路2aは、図1及び図2に示すように、前記下部上層ブロック1bの中央部に上下貫通する穴として構成したものである。最上部の小径導入口2a1と、その直下に構成したこれより若干大径の弁座配置部2a2と、該弁座配置部2a2の直下から最下部まで延びる、前記球体2bと同径に構成した大径組み込み穴2a3とからなる。該大径組み込み穴2a3の最下部内周には、上部に弁座配置部2e1を備えた下部抑え部材2eの外周の雄ねじ2e3を螺合するための雌ねじ部2a31が形成してある。
この給水路2aの前記弁座配置部2a2には、最上部の小径導入口2a1と同径の貫通孔を有する上弁座2d1を配し、その直下にこれに当接状態で前記球体2bを配し、更にその下方の大径組み込み穴2a3に、上部の弁座配置部2e1に下弁座2d2を配置した下部抑え部材2eを配置し、該球体2bを、上方の上弁座2d1と下方の下弁座2d2とで回転可能な状態で密に支持する。該下部抑え部材2eは、言うまでもなく、その下部外周の雄ねじ2e3を、該大径組み込み穴2a3の最下部外周の雌ねじ部2a31に螺合してその位置に固定する。
なお、該下部抑え部材2eは短円筒状部材であり、その下部外周に、前記給水路2aの大径組み込み穴2a3の雌ねじ部2a31に螺合する雄ねじ2e3を備え、内側には、前記小径導入口2a1と同径の貫通孔2e2が上下貫通状態に形成してあり、最上部には、該貫通孔2e2より大径の前記弁座配置部2e1が構成してある。また前記下弁座2d2は、その中央部に、上弁座2d1と同様の径、すなわち、前記小径導入口2a1と同径の貫通孔が開口してある。
前記給水路2aとしては、前記球体2bの上方では、実質的には、それぞれ前記小径導入口2a1と該給水路2a内に配置した前記上弁座2d1の貫通孔が機能している。また該球体2bの下方では、それぞれ該給水路2a内に配置した下弁座2d2の貫通孔と下部抑え部材2eの貫通孔2e2とが実質的な給水路として機能している。
前記球体2bには、前記し、図1及び図2に示すように、定量切欠部2bhが開口してある。この定量切欠部2bhは、この実施例1では、約2.5ccの容量の方形の切欠に構成したものであり、常態で上向き、すなわち、該容器本体1の容体側に開口し、必要時に、該球体2bを、その中心をとおり、かつ該容器本体1の長さ方向に直交する軸を中心として180度回転させることで、前記薬槽6側に開口状態とすることができるようにしたものである。なお、該定量切欠部2bhの容量は、前記約2.5ccに限定されるわけでないのは言うまでも無い。
前記摘まみ2cは、図1〜図3に示すように、前記球体2bに、その中心をとおり、かつ前記容器本体1の長さ方向に直交する軸を中心とする軸体を結合し、その先端に結合した回転操作のための操作手段であり、前記下部上層ブロック1bの側方に開く操作用開口部1b3内に位置させてあるものである。
前記ガス通路4は、図1、図2及び図5に示すように、前記容器本体1の内部と前記薬槽6の内部とを繋ぐべく前記下部上層ブロック1b中に構成した通路であり、この実施例1では、前記給水路2aを中心として三本を構成したものである。三本のガス通路4、4、4は、前記下部上層ブロック1bの周側に沿って相互に90度の角度間隔又は180度の角度間隔で構成してある。該各ガス通路4の上部には、図1及び図2に示すように、大径の弁配置部4aが構成してあり、この弁配置部4aに逆止め弁3を配置し、かつ該弁配置部4aの最上部には、中央に小径のガス通過小孔4bhを開口した仕切り板4bを固設してある。
前記逆止め弁3は、図1及び図2に示すように、前記弁配置部4aの下部に固定する円筒状基部3aとその上端から上方に向かって円錐状に延びる弾性弁部3bとからなり、下方から一定圧を越えるガス圧が掛かると、該弾性弁部3bの先端が開いて該ガスが上方に向かって通過可能であり、他方、上方から前記容器本体1中の水等による水圧が掛かっても開かないように構成された弁部材である。
前記薬槽6は、前記し、図1、図2及び図4に示すように、前記下蓋1cの内面中央部に平面視正方形の凹部に構成したものである。このサイズ、すなわち、縦横の辺の長さ及び深さは、この中に納める前記水素発生剤5のサイズに対応させ、それより僅かに大きく構成する。なお、前記し、図1及び図2に示すように、前記下蓋1cは、その周側部内面の連結雌ねじ部1c1で前記下部上層ブロック1bの下部外周の連結雄ねじ部1b2に螺合して、該下部上層ブロック1bの下部に取り付けるものであるが、該下部上層ブロック1bの下面側には、前記したように、凹部1dが構成してしてあるため、このような取り付け状態で、前記薬槽6の周囲の上面と、該下部上層ブロック1bの底面(前記凹部1dの上面)との間に一定の隙間空間が空くことになる。このように凹部1dによって空いた上記一定の隙間空間にフィルタ抑え10を配することとする。
前記フィルタ抑え10は、図1及び図2に示すように、中央に、前記下部上層ブロック1bの下面中央に開く下部抑え部材2eの貫通孔2e2を前記下蓋1cの薬槽6に繋ぐ連通孔10hを開口し、該連通孔10hの周側下面には、その一部が前記薬槽6側に向いて下向きに開き、他の一部に前記ガス通路4、4、4に繋がる開口を有する、円環状のフィルタ収納部10aを形成した平板状部材である。該フィルタ収納部10aは、該薬槽6で発生した水素ガスを通過させ、他方、該薬槽6に収容した水素発生剤5等の異物が前記ガス通路4、4、4側に移動しないように規制するフィルタ11を収容するための空間である。
なお、前記フィルタ抑え10の上面には、前記ガス通路4、4、4と連通する開口部の外側と内側にoリングを嵌合するための環状溝10b、10cが形成してある。
前記蓋体9は、図1〜図3に示すように、テーパー状に広がる下部と円筒状に立ち上がる上部とからなる。該テーパー状の下部のうちのほぼ半分ほどは、前記容器本体1の吐出口ブロックの上細りの円錐状部及び段差部をカバーするスカート部9bとなり、それより上部の内周には、前記したように、吐出口部7を構成する上部ブロックの小円筒部7bの外周の結合雄ねじ7cと螺合する結合雌ねじ9aが形成してある。この蓋体9の中央部には、前記し、図1及び図2に示すように、容器本体1内の気圧を一定以上、この実施例1では2気圧以上にならないように保持する減圧弁8が構成してある。また蓋体9を吐出口部7に取り付けた場合に、該蓋体9の前記小円筒部7bの上端と当接することとなる部位にoリングを挿入配置する環状溝9hが形成してある。
前記減圧弁8は、図1及び図2に示すように、前記蓋体9の中央で内側に向かって下向きに開く取付穴8aと、該取付穴8aの上端中央から外気に連通するより小径のリーク孔8bと、下端中央に内外を貫通する弁孔8c1を開口した取付筒8cと、該取付筒8cの最下部に該弁孔8c1を閉じる態様で装入した弁球8dと、該弁球8dを該弁孔8c1側に押圧する圧縮コイルバネ8eとからなるものである。前記取付穴8aの内周面には雌ねじが、前記取付筒8cの外周には、該取付穴8aの内周面の雌ねじと螺合し得る雄ねじが、それぞれ形成してあり、前記のように、前記減圧弁8は、前記弁球8d及び前記圧縮コイルバネ8eを装入配置した取付筒8cを前記取付穴8aにねじ込み固定して構成するものである。なお、該圧縮コイルバネ8eは、以上のように、該取付筒8cを該取付穴8aにねじ込み固定すると、その上端が該取付穴8aの上端に当接し、その下端で前記弁球8dを下方に押圧できる状態になる。
前記水素発生剤5は、水と反応して水素ガスを発生する種々のそれを自由に採用することができる。できるだけ短時間で反応が進むタイプのそれが好ましい。この実施例1では、アルミニウムと酸化カルシウムとマグネシウムとの混合物を採用した。
若干詳しく述べると、この水素発生剤は、いずれも微粉末状のマグネシウム(Mg)とアルミニウム(Al)と酸化カルシウム(CaO)とを混合して構成したものであり、全体として1gのそれを水及びガスを通過させる包装に納めた態様のものである。
この水素発生剤5は、水が加えられると、酸化カルシウムが水と反応して発熱し、その後、水酸化カルシウムを生成する。微粉末状のアルミニウムも水と反応して水酸化アルミニウム及び水素を生成し、発熱する。なお、微粉末状のアルミニウムは、前記水酸化カルシウムの生成によって、加えられた水が塩基性の水溶液になると、水と反応して水酸化アルミニウム及び水素を発生する別の反応も生じると思われる。こうして加えられた水が高温になると、前記マグネシウムは、当該高温の水と反応して水酸化マグネシウム及び水素を生成する。以上のようにして、この水素発生剤5は、水の添加を受けると、大量の水素ガスを発生する。
従ってこの実施例1の携帯用の水素水生成用ポットによれば、水素水を作成する場合は、まずその薬槽6に前記水素発生剤5を充填し、前記容器本体1中に水又はコーヒー等の水素水にすることを希望する水又は水を主成分とする液体を入れる。この実施例1では、ミネラル水を入れた。
前記水素発生剤5は、前記容器本体1の下部の前記下蓋1cを外してその上面の薬槽6中に装入し、その上で、再度該下蓋1cを該容器本体1の下部の下部上層ブロック1bの下部に取り付ける。これは、言うまでも無く、前記下部上層ブロック1bの連結雄ねじ部1b2に該下蓋1cの連結雌ねじ部1c1を螺合解除又は螺合することによって行う。また前記ミネラル水は、前記蓋体9を前記容器本体1の吐出口部7から取り外し、露出した吐出口部7を構成する吐出口ブロックの小円筒部7bの上端開口から注入する。その後、該蓋体9を、同様に、該吐出口部7に外装する。該蓋体9は、その結合雌ねじ9aを該小円筒部7bの外周の結合雄ねじ7cに螺合することで、上記外装状態を固定する。
水素水の作成は、この後いつでもできるが、飲用を希望する時点になってから行うのが適当である。
水素水を作成する場合は、前記定量給水手段2の摘まみ2cを180度回転させて、前記容器本体1内のミネラル水の一定量を前記薬槽6中に注入し、その中の水素発生剤5と反応させる。該容器本体1中のミネラル水は、前記給水路2aの上部側、詳細には、小径導入路2a1及び上弁座2d1の貫通孔を通じて前記球体2bの定量切欠部2bh中にも進入しており、前記のように、摘まみ2cを180度回転させると、ミネラル水の入っている定量切欠部2bhは、前記容器本体1の内部側から前記薬槽6側に向きを変え、その中に入っている一定量(この実施例1では約2.5cc)のミネラル水を給水路2aの下部側、詳細には、下弁座2d2の貫通孔及び下部抑え部材2eの貫通孔2e2並びにフィルタ抑え10の連通孔10hを通じて前記薬槽6中に注入することになる。
このように薬槽6中にミネラル水が注入されると、これに充填されている水素発生剤5がその水と急速に反応して水素ガスを発生することになる。ここで発生した水素ガスは、該薬槽6、下弁座2d2の貫通孔、下部抑え部材2eの貫通孔2e2、及び前記ガス通路4、4、4の逆止め弁3、3、3より下方側に充満することになるが、水素ガスの引き続く発生により、その中のガス圧が一定圧を越えるに至ると、該水素ガスは、該逆止め弁3、3、3を通じてガス通路4、4、4の上方側に移動し、該ガス通路4、4、4が繋がる容器本体1中の前記ミネラル水中をこれに徐々に溶解しながら残余のそれが浮上して行くことになる。
なお、前記薬槽6とガス通路4、4、4との間には、フィルタ抑え10のフィルタ収納部10aに保持されたフィルタ11が介在しており、以上のような水素ガスの移動は、このフィルタ11を通じて行われる。それ故、前記薬槽6中の水素発生剤5の粉末等が、その包装が破損する等により、その包装外に出てくるようなことがあっても、前記容器本体1内に流れ込んでしまうようなおそれはない。
またこのような水素ガスの発生に関しては、携帯装置として作成できるレベルでは、前記水素発生剤5の性質にもよるが、水との反応は、水の電気分解によるよりは短時間で行われ、多量の水素ガスをスピーディに発生させることが可能であり、この実施例1では、前記摘まみ2cを180度回転させて、約2.5ccのミネラル水を薬槽6側に注入すると、その時点から約3分の時間の経過で十分な量の水素ガスを発生させることができる。
こうして発生させた水素ガスは、前記したように、前記逆止め弁4、4、4を介して容器本体1中に移動し、その中のミネラル水に溶解しながら、その中を浮上し、溶解しなかった残余の水素ガスは、該容器本体1中のミネラル水の上面上の空間に移動することになる。この空間の水素ガス等の圧力は、こうして徐々に上昇することになるが、その上部の小円筒部7bの上端開口を閉じる前記蓋体9には、その中央部に減圧弁8が配してあり、もし、2気圧を越える程に気圧が上がるようなことがあった場合には、前記のように、そのレベルの水素ガス等を放出することにより、その内部を2気圧以下に保持するようになっている。圧力が上がり過ぎないようにすることができる。
前記のように、前記定量給水手段2の摘まみ2cによる給水操作時点から十分に水素ガスが発生したと判断できる時間、すなわち、前記3分の時間の経過後に、前記容器本体1を20〜30秒間程度振って内部のミネラル水と水素ガスとを撹拌することで、該水素ガスのミネラル水への溶解を促進させることができる。こうして容器本体1内のミネラル水は十分に高い濃度に水素が溶解した水素水となる。例えば、15℃以上の水温で、前記容
器本体1内のミネラル水の水素の濃度は、容器本体1を振る撹拌動作の前は、0.9〜1.1ppm(重量比)であるが、撹拌動作の後は、1.3〜1.6ppm(重量比)となる。撹拌操作前でも該ミネラル水の水素の濃度は十分に高いが、撹拌操作するとその濃度を更に高いものとすることができる。
その後、容器本体1中の水素水を飲用する場合は、前記吐出口部7に外装固定して前記小円筒部7bの上端の開口を閉じている前記蓋体9を外す方向に回動して緩める。該蓋体9を緩めると、該小円筒部7bの上端に圧接していた該蓋体9の下面の環状溝9h中に装入してあるoリングと該小円筒部7bの上端とが離れ、該容器本体1は気密性を失う。こうして該容器本体1の気密性が失われると、該容器本体1の上部に残存している高い気圧の水素ガスが、該小円筒部7bの外周の結合雄ねじ7cに形成してある二つの縦溝を通じて流出し、該容器本体1内の気圧は低下することになる。そして該容器本体1内の気圧が低下すると、ミネラル水に溶解していた一定量の水素が多数の小泡となって吹き出し上昇することになる。該容器本体1が透明であるため、このような水素ガスの多数の小泡の上昇動が外部から視認できることになる。
以上のように、若干気圧の高い水素ガスを放出させた上で、更に該蓋体9を緩めて外せば、ミネラル水による水素水の飲用をすることができる。飲用は、その後、吐出口である小円筒部7bの上端開口から直接に又はグラス類に注いだ上でそのグラス類から行うことができる。
なお、以上において、前記容器本体1は、内部の透視が可能なプラスチック素材で構成したものであるため、前記のような蓋体9を外す飲用の際に加え、水素発生剤5と水との反応によって発生した水素ガスが泡となって該容器本体1中のミネラル水の中を浮上する様子等もまた観察可能である。
なおまた、この実施例1の携帯用の水素水生成用ポットによれば、前記容器本体1内に電極を配して電気分解によって水素を発生させるものではないので、以上に示したミネラル水や水道水の他に、前記したコーヒーや茶類又はジュース類等をも水素水生成用の原水として採用することが可能である。
<実施例2>
この実施例2の携帯用の水素水生成用ポットは、図6〜図8に示すように、基本的に、容器本体21と、該容器本体21の下部上層に構成した逆止め弁23を備えたガス通路24と、該容器本体21の下部下層に構成した水素発生剤25を収納する薬槽26と、該容器本体21の上部に構成した吐出口部27と、該吐出口部27に着脱自在に外装する蓋体29とで構成したものである。
前記容器本体21は、図6〜図8に示すように、透明なプラスチックで作成した円筒状部材21aと、その底部である下部上層を構成する下部上層ブロック21bと、下部下層ブロックである、前記薬槽26を構成した下蓋21cと、上部の吐出口ブロックからなる前記吐出口部27とで構成したものである。
前記下部上層ブロック21bは、図6及び図7に示すように、基本的に、前記円筒状部材21aと同外径の短円柱状の部材であり、その上部外周を切り欠いて、該円筒状部材21aの内径とほぼ一致する連結小径部21b1を構成してある。同図に示すように、前記円筒状部材21aの下部を該連結小径部21b1に外装し、前記容器本体21の底部の下部上層を構成する。該円筒状部材21aの下部内周と該下部上層ブロック21bの連結小径部21b1との結合部は接着剤で固定する。
また該下部上層ブロック21bの下部もその外周部を切り欠いて小径部を形成し、その外周にねじを切って、前記下蓋21cの連結雌ねじ部21c1と螺合する連結雄ねじ部21b2を形成しておく。また該下部上層ブロック21bの内部には、詳細は後述する前記逆止め弁23を備えたガス通路24を構成する。
前記下蓋21cは、これも、図6〜図8に示すように、基本的に、前記円筒状部材21aと同外径の平面視円形の薄型部材であり、その周側に沿って立ち上げた周側板の内面にねじを切って、前記下部上層ブロック21bの下部外周の連結雄ねじ部21b2に螺合する前記連結雌ねじ部21c1を形成しておく。
前記吐出口部27を構成する吐出口ブロックは、前記円筒状部材21aと同外径であるその最下部外周を切り欠いて、該円筒状部材21aの内径とほぼ一致する連結小径部27aを構成し、図6及び図7に示すように、該円筒状部材21aの上部を該連結小径部27aに外装し、両者を結合する。この両者の結合部は接着剤で固定する。
該吐出口部27を構成する吐出口ブロックは、図6及び図7に示すように、最下部の連結小径部27aの上方の前記円筒状部材21aと同径の部分を若干残し、その上端から緩やかに上細りとして上方に延ばした上で、更にその上端から上方に延びる小円筒部27bを構成してあり、該小円筒部27bには、その外周にねじを切って前記蓋体29の内周の結合雌ねじ29aと螺合する結合雄ねじ27cを形成しておく。
なお、この結合雄ねじ27cには、その上端から下端までの全範囲に、周方向180度の角度間隔で二本の縦溝を形成しておく。
また該吐出口部27を構成する吐出口ブロックの内側は、最下部から上部の小円筒部27bの最下端付近までの範囲を上向き小径となるテーパー状に構成し、その上部の小円筒部27bの内側は上端まで同径の円筒状内面に形成しておく。
前記下部上層ブロック21b、前記下部下層である下蓋21c及び前記吐出口部27である吐出口ブロックは、前記円筒状部材21aと同様に、この実施例2では、透明のプラスチック材で作成した。またこの実施例2では、容器本体21は、その底面を構成する下部上層ブロック21bの上面から吐出口部27を構成する吐出口ブロックの下端までの範囲で260mlの水を入れることができる容量にしてある。実施例1の容器本体1の容量の約74%である。勿論、この容量に限定される訳ではない。
前記ガス通路24は、図6、図7及び図9に示すように、前記容器本体21の内部と前記薬槽26の内部とを繋ぐべく前記下部上層ブロック21bの中心に構成した連通路である。該ガス通路24は、その最上部を除いて、図6及び図7に示すように、弁配置部24aを兼ねる大径の連通路に構成してあり、この弁配置部24aに逆止め弁23を装入配置する。該弁配置部24aの下部周囲には、逆止め弁23の円筒状基部23aの周囲に形成した雄ねじと螺合する雌ねじが形成してあり、逆止め弁23は、該弁配置部24aに装入した上で、その円筒状基部23aの外周の雄ねじを該雌ねじに螺合してその部位に固定する。前記ガス通路24の最上部は、該弁配置部24aの中央部に対応する位置に形成した小径のガス通過小孔24bとなり、前記下部上層ブロック21bの上面に開口している。
前記逆止め弁23は、図6及び図7に示すように、前記弁配置部24aの下部に固定する円筒状基部23aとその上端から上方に向かって円錐状に延びる弾性弁部23bとからなり、下方から一定圧を越えるガス圧が掛かると、該弾性弁部23bの先端が開いて該ガスが上方に向かって通過可能であり、他方、上方から前記容器本体21中の水等による水圧が掛かっても開かないように構成された弁部材である。
前記薬槽26は、前記し、図6、図7及び図10に示すように、前記下蓋21cの内面中央部に、基本的には、平面視正方形であり、その対面する平行な二辺に外方に膨らみを持たせた凹部に構成したものである。その辺の膨らみ部分を除いた四辺の長さは、この中に納める水素発生剤25のサイズに対応し、それより僅かに大きく構成する。深さについては、該水素発生剤25の厚さ、及び前記ガス通路24に異物が侵入しないように規制すべく前記下部上層ブロック21bの下面に接着固定するフィルタ24fの厚さを越える寸法に構成する。なお、図6、図7及び図10に示すように、前記下蓋21cの薬槽26の周囲の上面には、oリングを装入するための環状溝21c2を形成しておく。
前記蓋体29は、図6〜図8に示すように、円筒状を基本とする部材であり、その内周には吐出口部27を構成する上部ブロックの小円筒部27bの外周の結合雄ねじ27cと螺合する結合雌ねじ29aが形成してある。また該蓋体29の下部外周には、該蓋体29の結合雌ねじ29aを該小円筒部27bの結合雄ねじ27cに螺合した状態で、該吐出口部27を構成する上部ブロックの円筒状部材21aと同径の部位の直上までをカバーするスカート部29bが構成してある。更に該蓋体29の、前記小円筒部27bの上端に対面する部位には、図6及び図7に示すように、oリングを装入するための環状溝29cが形成してあり、これにoリングを装入し、この蓋体29を吐出口部27に取り付けた状態で、容器本体21内の気密性を保持できるようにしてある。
前記水素発生剤25は、水と反応して水素ガスを発生する性質のそれを自由に採用することができる。できるだけ短時間で反応が進むタイプのそれが好ましい。この実施例2では、いずれも微粉末のアルミニウム、酸化カルシウム及びマグネシウムを成分とする実施例1のそれと全く同様のものを採用した。
従ってこの実施例2の携帯用の水素水生成用ポットによれば、水素水を作成する場合は、まずその薬槽26に前記水素発生剤25を充填し、前記容器本体21中に水又はコーヒー等の水素水にすることを希望する水又は水を主成分とする液体を入れる。なお、該水素発生剤25は、糖分を含む水とは良好に反応せず、殆ど水素を発生しない。従って、該容器本体21中に収容する液体は、その一部を取り出して前記薬槽26に注入し、前記水素発生剤25と反応させようとする場合には、糖分を含まない水を主成分とする液体に限定されるが、該容器本体21中の液体をそのようには用いない場合は、これに収容する原水として、水を主成分とする液体である限り、自由なそれを選択できる。この実施例2では、容器本体1中にはミネラル水を入れた。またこの実施例2では、プラスチックの小容器(1.2cc容量)を用意し、前記水素発生剤25に添加する水素発生用の水として、該小容器に弱酸の水溶液を充填して該水素発生剤25に添付した。なお弱酸として、この実施例2ではクエン酸を用いた。このように酸を用いるのは、水素発生剤25との反応時に塩基性になる水を中和する趣旨である。
前記水素発生剤25は、前記容器本体21の下部の前記下蓋21cを外してその上面の薬槽26中に装入し、その上で、再度該下蓋21cを該容器本体21の下部の下部上層ブロック21bの下部に取り付ける。これは、該下部上層ブロック21bの連結雄ねじ部21b2に該下蓋21cの連結雌ねじ部21c1を順次螺合解除すること及び螺合することによって行う。また前記ミネラル水は、当然、前記蓋体29を前記容器本体21の吐出口部27から取り外し、露出した吐出口部27を構成する吐出口ブロックの小円筒部27bの上端開口から注入する。その後、該蓋体29を、同様に、該吐出口部27に外装する。該蓋体29は、その結合雌ねじ29aを該小円筒部27bの外周に形成した結合雄ねじ27cに螺合することで、上記外装状態を固定する。前記容器本体1内は、こうして、該小円筒部27bの上端が該蓋体29の下面の環状溝29cに嵌合してあるoリングと圧接状態となるため、この後、気密状態に保持されることになる。
水素水の作成は、この後いつでもできるが、飲用を希望する時点になってから行うのが適当である。
水素水を作成する場合は、前記薬槽26中の水素発生剤25に水を添加する必要があるが、前記のように、これには、容器本体21中の液体又はそれ以外の水を用いることができる。この実施例2では、容器本体21中の液体ではなく、前記水素発生剤に添付した小容器に充填のクエン酸の水溶液を用いる。
この実施例2で用いている水素発生剤25は、糖分を含む水とは良好に反応して水素を発生することができないが、前記小容器に充填のクエン酸の水溶液は当然糖分を含むものではないので、そのような問題はない。水素の発生に有効に用いることができる。
従ってこの実施例の2では、水素水を作成する場合は、前記下蓋21cを取り外し、前記小容器に充填してある約1.2ccのクエン酸の水溶液を、該下蓋21cの内面の薬槽26中に注入供給し、該下蓋21cはすぐに該容器本体21の下部の下部上層ブロック21bに取り付ける。これは、予め薬槽26中に水素発生剤25を装入しておき、後でクエン酸の水溶液を該水素発生剤25に注入供給する例であるが、前記容器本体1中に原水のみ収容しておき、水素水の飲用を希望する時点で、前記下蓋21cを取り外してその内面の薬槽26中に水素発生剤25を装入し、併せて該小容器からクエン酸の水溶液を注入供給し、その後すぐに該下蓋21cを該容器本体21の下部の下部上層ブロック21bに取り付ける、という手順を採用することもできる。
このように前記薬槽26中に、水素発生剤25及び小容器入りのクエン酸の水溶液を、その順序で順次に又はほぼ同時に装入すると、これに収容されている水素発生剤25が該クエン酸の水溶液中の水と急速に反応して水素ガスを発生することになる。ここで発生した水素ガスは、該薬槽26及び前記ガス通路24の前記逆止め弁23より下方側に充満することになるが、水素ガスの引き続く発生により、その中のガス圧が一定圧を越えるに至ると、該水素ガスは、該逆止め弁23を通じてガス通路24の上方側に移動し、該ガス通路24が繋がる容器本体21中の前記ミネラル水中を泡となってこれに徐々に溶解しながら残余のそれが浮上して行くことになる。
この様子は、該容器本体21を構成する円筒状部材21aその他が透明プラスチックで構成されているため、外部から視認可能であり、水素の発生状態を観察可能である。
なお、前記薬槽26とガス通路24との間には、前記下部上層ブロック21bの下面に接着固定したフィルタ24fが介在しており、前記のような水素ガスの移動は、このフィルタ24fを通じて行われる。それ故、該薬槽26中の水素発生剤25の粉末等が、その包装が破損する等により、その包装外に出てくるようなことがあっても、前記容器本体21内に流れ込んでしまうようなおそれはない。
またこのような水素ガスの発生に関しては、携帯装置として作成できるレベルでは、前記実施例1に関して述べたように、水との反応は、水の電気分解によるよりは短時間で行われ、多量の水素ガスをスピーディに発生させることが可能であり、この実施例2では、前記のように、約1.2ccのクエン酸の水溶液を、水素発生剤25とほぼ同時に又は後者の装入の後に、該薬槽26に注入すると、その注入の時点から約3分の時間の経過で十分な量の水素ガスを発生させることができる。
こうして発生させた水素ガスは、前記したように、前記逆止め弁24を介して前記容器本体21中に移動し、泡となって、その中のミネラル水に溶解しながら、その中を浮上し、溶解しなかった残余の水素ガスは、該容器本体21中のミネラル水の上面上の空間に移動することになる。この空間の水素ガス等の圧力は、こうして徐々に上昇することになるが、多数の実験結果からこの内部の気圧は2気圧以下程度以上にはならないことが確認されている。容器本体21は10気圧程度には耐えられ、圧力が上がり過ぎて該容器本体21を破裂させてしまうようなおそれはない。
前記のように、小容器入りのクエン酸の水溶液の注入時点から十分に水素ガスが発生したと判断できる時間、すなわち、前記3分の時間の経過後に、前記容器本体21を20〜30秒間程度振って内部のミネラル水と水素ガスとを撹拌することで、該水素ガスのミネラル水への溶解を促進させることができる。こうして容器本体21内のミネラル水は十分に高い濃度に水素が溶解した水素水となる。実施例1に関して示したように、例えば、15℃以上の水温で、前記容器本体21内のミネラル水の水素の濃度は、容器本体21を振る撹拌動作の前の、0.9〜1.1ppm(重量比)から、撹拌動作の後の、1.3〜1.6ppm(重量比)に変動する。撹拌操作前でも該ミネラル水の水素の濃度は十分に高いが、撹拌操作するとその濃度は更に高いものとなる。
その後、容器本体21中の水素水を飲用する場合は、前記吐出口部27に外装固定し、前記小円筒部27bの上端の開口を閉じている前記蓋体29を徐々に緩める。こうして該蓋体29の結合雌ねじ29aと該小円筒部27bとの結合雄ねじ27cとの螺合状態を緩めると、該蓋体29の下面に形成した環状溝29cに嵌合したoリングと該小円筒部27bの上端との圧接による気密状態が解除され、該結合雄ねじ27cに形成してある縦溝を通じて、該容器本体21の上部に残存する2気圧弱の水素ガスは徐々に外気に流出することになる。こうしてミネラル水の上面上の気圧が低下することで、ミネラル水内の水素も多数の小泡となって吹き出し上昇することとなり、他方、容器本体21が透明であるため、このような水素ガスの多数の小泡の動きが外部から観察できることになる。
以上のように、前記蓋体29を徐々に緩めて外せば、ミネラル水による水素水の飲用をすることができる。飲用は、その後、吐出口である小円筒部27bの上端開口から直接に又はグラス類に注いだ上でそのグラス類から行うことができる。
なお、この実施例2の携帯用の水素水生成用ポットによれば、実施例1について説明したように、前記容器本体21内に電極を配して電気分解によって水素を発生するものではないので、以上に示したミネラル水や水道水の他に、前記したコーヒーや茶類又はジュース類若しくは各種スポーツドリンク等をも水素水生成用の原水として採用することが可能である。
本発明の携帯用の水素水生成用ポットは、これらの製品の製造分野で利用することができる。
1 容器本体
1a 円筒状部材
1b 下部上層ブロック
1b1 連結小径部
1b2 連結雄ねじ部
1b3 操作用開口部
1c 下蓋
1c1 連結雌ねじ部
1d 凹部
2 定量給水手段
2a 給水路
2a1 小径導入口
2a2 弁座配置部
2a3 大径組み込み穴
2a31 雌ねじ部
2b 球体
2bh 定量切欠部
2c 摘まみ
2d1 上弁座
2d2 下弁座
2e 下部抑え部材
2e1 弁座配置部
2e2 貫通孔
2e3 雄ねじ
3 逆止め弁
3a 円筒状基部
3b 弾性弁部
4 ガス通路
4a 弁配置部
4b 仕切り板
4bh ガス通過小孔
5 水素発生剤
6 薬槽
7 吐出口部
7a 連結小径部
7b 小円筒部
7c 結合雄ねじ
8 減圧弁
8a 取付穴
8b リーク孔
8c 取付筒
8c1 弁孔
8d 弁球
8e 圧縮コイルバネ
9 蓋体
9a 結合雌ねじ
9b スカート部
9h 環状溝
10 フィルタ抑え
10a フィルタ収納部
10b、10c 環状溝
10h 連通孔
11 フィルタ
21 容器本体
21a 円筒状部材
21b 下部上層ブロック
21b1 連結小径部
21b2 連結雄ねじ部
21c 下蓋
21c1 連結雌ねじ部
21c2 oリングを装入するための環状溝
23 逆止め弁
23a 円筒状基部
23b 弾性弁部
24 ガス通路
24a 弁配置部
24b ガス通過小孔
24f フィルタ
25 水素発生剤
26 薬槽
27 吐出口部
27a 連結小径部
27b 小円筒部
27c 結合雄ねじ
29 蓋体
29a 結合雌ねじ
29b スカート部
29c oリングを装入するための環状溝

Claims (4)

  1. 内部の透視が可能な、水又は水を主成分とする液体を収容する容器本体と、
    前記容器本体の下部上層に構成した、下部下層の薬槽内で発生した水素ガスを前記容器本体の内部の水又は水を主成分とする液体中に溶解させるべく送り込むための逆止め弁を備えたガス通路と、
    前記容器本体の下部下層に構成した、水と反応して水素を発生する水素発生剤を収納する前記薬槽と、
    前記容器本体の上部に構成した吐出口部と、
    前記吐出口部に着脱自在に外装する蓋体であって、該吐出口部から取り外すのに先立って容器本体内を減圧することが可能に構成した蓋体と、
    で構成した携帯用の水素水生成用ポット。
  2. 内部の透視が可能な、水又は水を主成分とする液体を収容する容器本体と、
    前記容器本体の下部上層に構成した、該容器本体の内部の前記水又は水を主成分とする液体の一定量を下部下層の薬槽中に供給するための定量給水手段、及び該薬槽内で発生した水素ガスを前記容器本体の内部の水又は水を主成分とする液体中に溶解させるべく送り込むための逆止め弁を備えたガス通路と、
    前記容器本体の下部下層に構成した、水と反応して水素を発生する水素発生剤を収納する前記薬槽と、
    前記容器本体の上部に構成した吐出口部と、
    前記吐出口部に着脱自在に外装する蓋体であって、前記容器本体の内部を一定圧を越えないように保持する減圧弁を備え、かつ該吐出口部から取り外すのに先立って容器本体内を更に減圧することが可能に構成した蓋体と、
    で構成した携帯用の水素水生成用ポット。
  3. 前記定量給水手段を、
    前記容器本体の下部上層に構成した該容器本体の内部と下部下層の薬槽の内部とを連通する給水路と、
    前記給水路の途中に配した球体であって、常態で前記容器本体の内部側に開口し、必要時に、これを回転させることで前記薬槽の内部側に開口させることができるように形成した、一定量の水又は水を主成分とする液体を定量収容することができる定量切欠部を形成した球体と、
    前記球体を回転操作するための操作手段と、
    で構成した請求項2の携帯用の水素水生成用ポット。
  4. 前記薬槽を、前記容器本体の下部上層に着脱自在に螺合する下部下層である下蓋の内面に構成した請求項1、2又は3の携帯用の水素水生成用ポット。
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