JPWO2017081888A1 - 水素富加装置、水素富加方法及び水素富加液体の製造方法 - Google Patents

水素富加装置、水素富加方法及び水素富加液体の製造方法 Download PDF

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Abstract

輸液パックに収容された輸液などの液体に水素を高濃度に富加する水素富加装置などを提供すること。水素富加装置は、加水分解により水素を発生させるようしてある水素発生部と、液体が収容された液体パックを密閉収納する収納部と、前記水素発生部及び前記収納部を接続し、前記水素発生部で発生させた水素を前記収納部に供給するようしてある配管部とを備える。

Description

本発明は液体に水素を富加する水素富加装置などに関する。
近年、高濃度の水素含有生理食塩水を体内に直接投与することにより、老化、がん、その他様々な疾病を引き起こす活性酸素であるヒドロキシルラジカルと水素とを反応させて、無害化する療法が注目を浴びている。特許文献1には、輸液用の液体に水素を富加(添加)する装置が記載されている。
特開2013−22567号公報
しかしながら、特許文献1の装置では、輸液を点滴しながら、輸液に水素を富加するため、富加に使用できる時間には制限があり、十分に富加を行えない。また、輸液を点滴している場(病室、処置室、診察室等)で富加を行うため、被治療者等の近辺に水素発生装置を設置しており、被治療者等の安全確保を確保するための人員配置が必要となり、コストの増加に繋がる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、輸液パックに収容された輸液など液体パックに収容された液体に水素を高濃度に富加する水素富加装置などを提供することを目的とする。
本発明に係る水素富加装置は、加水分解により水素を発生させるようにしてある水素発生部と、液体が収容された液体パックを密閉収納する収納部と、前記水素発生部及び前記収納部を接続し、前記水素発生部で発生させた水素を前記収納部に供給するにようしてある配管部とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、液体が収容された液体パックを密閉空間に収納し、水素を富加するので、水素を高濃度に液体に富加することが可能となる。
本発明に係る水素富加装置は、前記水素発生部の内圧を測定する圧力計を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、水素発生部の内圧を測定する圧力計を備えるので、内圧が、液体に水素を富加するために十分な値となっているかを確認することが可能となる。
本発明に係る水素富加装置は、前記配管部は、内部に前記水素に含まれる微小異物又は細菌を除去するフィルタを有することを特徴とする。
本発明にあっては、微小異物又は細菌を除去するフィルタを有するため、液体に水素を富加するときに、微小異物又は細菌が混入することを抑制することが可能となる。
本発明に係る水素富加装置は、前記収納部を1個以上としてあることを特徴とする。
本発明にあっては、収納部を1個以上備えることにより、同時に、収納部の個数分の液体パックに水素を富加する事が可能となる。
本発明に係る水素富加装置は、前記配管部は、前記水素発生部の内圧と同等又は低い圧力で前記収納部に水素を供給可能とする減圧弁を有することを特徴とする。
本発明にあっては、減圧弁を有することにより、水素発生部の内圧を高めに設定することが可能である。そのため、富加時間が十分に取れない場合には、通常よりも高い圧力で水素を富加することにより、通常よりも短い時間で高濃度に水素を富加することが可能となる。
本発明に係る水素富加装置は、前記収納部を1個以上備え、前記配管部は、前記水素発生部の内圧と同等又は低い圧力で前記収納部に水素を供給可能とする減圧弁を各収納部に対応して有することを特徴とする。
本発明にあっては、収納部を1個以上備え、収納部それぞれに減圧弁を有する。各減圧弁により圧力を調整することで、各収納部の富加時間を調整することが可能となる。
本発明に係る水素富加方法は、加水分解により水素を発生させ、発生させた水素を、液体が収容された液体パックを密閉収納してある収納部に供給することを特徴とする。
本発明にあっては、液体が収容された液体パックを密閉空間に置き、水素を富加するので、水素を高濃度に液体に富加することが可能となる。
本発明に係る水素富加液体の製造方法は、液体が収容された液体パックを密閉収納し、加水分解により水素を発生させ、発生させた水素を、前記液体パックが密閉収納された空間に供給し、前記液体に水素を富加することを特徴する。
本発明にあっては、液体が収容された液体パックを密閉収納し、当該密閉収納された空間に水素を供給するので、水素を高濃度に富加した水素富加液体を製造することが可能となる。
本発明にあっては、水素を高濃度に液体に富加することが可能となる。
水素富加装置の構成例を示す説明図である。 水素富加装置による水素富加の手順を示すフローチャートである。 注射器による水又はクエン酸水溶液の注入手順を示す説明図である。 注射器による水又はクエン酸水溶液の注入手順を示す説明図である。 注射器による水又はクエン酸水溶液の注入手順を示す説明図である。 溶存水素濃度の経時変化の一例を示すグラフである。 水素の富加時間と輸液パックの溶存水素濃度との関係の一例を示すグラフである。 水素富加装置の構成例の一部を示す説明図である。 水素水生成システムの構成例を示す説明図である。
実施の形態1
以下に実施の形態を、図面を用いて具体的に説明する。以下の説明においては、生理食塩水を収容した輸液パックを、液体パックの一例として説明する。また、富加とは、混合物において特定物質の割合を高めた状態をいう。本明細書においては、液体に水素を富加するとは、液体に分子状態の水素を添加することにより含まれる水素の濃度を所定値以上にすることをいう。図1は水素富加装置1の構成例を示す説明図である。水素富加装置1は水素発生部11、配管部12、収納部13を含む。なお、液体パックは、輸液ではなく注射液が入ったものでも良い。
水素発生部11は水素化マグネシウムを加水分解させることにより、水素を発生させる機能を担う。水素発生部11は、本体部111、蓋部112、安全弁113、圧力計114を含む。本体部111は、有底円筒状の耐圧容器である。本体部111は、例えば、ステンレス等の金属、又は樹脂で形成され、上部の開口は蓋部112で密閉されるように構成されている。例えば、本体部111の内容積は300mLで、耐圧は0.5MPa(5bar)である。安全弁113は蓋部112に設けられており、例えば、0.4MPaで動作し、本体部111の内圧が0.4MPa以下を保つように構成される。圧力計114は蓋部112に設けられており、本体部111の内圧を測定し表示する。さらに、蓋部112のほぼ中央部には水素の出口が形成され、該出口に配管が接続されている。なお、圧力計114の計測結果により、安全弁113の動作制御を行うようにしても良い。
配管部12は、第1配管121、第2配管122、第3配管123、第4配管124、第5配管125、三方弁126、第1オンオフ弁127、第2オンオフ弁128、第3オンオフ弁129、フィルタ部12Aを含む。第1配管121は水素化マグネシウムを加水分解する際に用いる水を注入するための配管である。第1配管121の一端は開放状態となっている。第1配管121の他端は三方弁126に接続されている。第2配管122の一端は三方弁126と接続されている。第2配管122の他端は、蓋部112の出口に接続されている。第3配管123は三方弁126とフィルタ部12Aの一方を接続する配管であり、中間に第1オンオフ弁127が設けてある。第4配管124はフィルタ部12Aの他方と第5配管125とを接続する配管である。第4配管124と第5配管125との中間には、第2オンオフ弁128が設けてある。第5配管125は、第4配管124から分岐し、第4配管124と収納部13とを接続する配管であり、収納部13毎に複数、設けられている。第5配管125の中間には、第3オンオフ弁129が設けてある。また、第3オンオフ弁129と収納部13との間に圧力計114が各ラインに設けてある。第1配管121から第5配管125は、耐圧性、耐薬品性、耐熱性に優れた材質、例えば、ステンレス鋼管、フッ素樹脂で形成する。
三方弁126は、接続されている第1配管121、第2配管122、第3配管123のいずれか2つの配管を連通させる。水素化マグネシウムの加水分解に用いる水を本体部111に注入する際には、第1配管121と第2配管122とが連通するように、三方弁126を制御する。水素化マグネシウムの加水分解が開始したら、第2配管122と第3配管123とが連通するように、三方弁126を制御する。第1オンオフ弁127、第2オンオフ弁128、第3オンオフ弁129は、水素の流れを止めない状態(オン状態)と、水素の流れを止める状態(オフ状態)とのいずれかの状態に切り替え可能な弁である。例えば、第2オンオフ弁128をオフ状態にすれば、すべての第5配管125及び収納部13への水素の供給が止まるので、すべての収納部13から輸液パック14を取り出すことが可能となる。所定の輸液パック14のみを取り出したい場合は、当該輸液パック14が収納されている収納部13に接続されている第5配管125の第3オンオフ弁を閉じれば、当該輸液パック14の取り出しが可能となる。また、第1オンオフ弁127と第2オンオフ弁128を閉じれば、フィルタ部12Aと第3配管123及びフィルタ部12Aと第4配管124とは連通していない状態となるので、フィルタ部12Aの交換が可能となる。フィルタ部12Aは、脱臭及び湿分を取り除くことを主目的とする除湿脱臭フィルタ、微小異物や細菌の除去を主目的とする異物除去フィルタを含む。除湿脱臭フィルタは例えば、活性炭を用いて形成する。異物除去フィルタは、微小異物や細菌を吸着することにより、それらを水素から除去することを主目的とする。異物除去フィルタは、ガラスファイバ、ポリプロピレン、不織布などを用いて形成する。微小異物とは、水素以外の物質であり、例えば、水素発生時に生成される水酸化マグネシウム等である。
収納部13は水素を富加する輸液パック14を収納する。収納部13は有底円筒状の耐熱、耐圧容器である。収納部13は、耐蝕性に優れた材質、例えば、ステンレス鋼で形成する。収納部13は容器本体部131と容器本体部131を密閉する蓋部132とを含む。蓋部132に第5配管125が貫通し、第5配管125により、容器本体部131に水素が供給される。輸液パック14は渦巻状に巻いた状態にして、収納部13に収納し、蓋部132を閉める。それにより、輸液パック14は収納部13に密閉収納される。収納部13の内容積は、例えば350mLで、耐圧は0.3MPa(3bar)である。この場合、収納部13には容量250mLの輸液パック14を収納するのに好適である。なお、図1に示す構成では収納部13を2基としてあるが、1基でも良いし3基以上としてもよい。
次に、水素発生部11における水素生成方法について述べる。原料である水素化マグネシウムは、マグネシウムの金属原子間で化学結合した水素を保持してなる化合物であり、下記(1)式で示す加水分解反応に従って水と反応して水素を放出しながら分解する性質を持つ。(1)式で示す加水分解反応により、水素化マグネシウムの15.2[wt%]の水素が発生する。
MgH2+2H2O→Mg(OH)2+2H2…(1)
また、触媒として、クエン酸を加えることが望ましい。クエン酸を加える事により、(1)式の化学反応の速度を速くすることが可能となる。クエン酸は、必要量を水素化マグネシウムと予め混合しておく。水素化マグネシウムとクエン酸とは、下記(2)式で化学反応を起こして、水素が発生する。
3MgH2+2C687→Mg3(C6572+6H2…(2)
続いて、水素富加装置1による輸液パック14への水素富加の手順を述べる。図2は水素富加装置1による水素富加の手順を示すフローチャートである。まず、すべてのオンオフ弁(第1オンオフ弁127〜第3オンオフ弁129)をオフにする(ステップS1)。収納部13に輸液パック14を収納する(ステップS2)。水素発生部11の本体部111にクエン酸を混合した水素化マグネシウム(MgH2)を所定量セットする(ステップS3)。三方弁126を操作し、第1配管121と第2配管122を連通させる(ステップS4)。第1配管121に水(H2O)を投入する具体的には、水素化マグネシウムの加水分解反応に十分な量の水を注射器に詰め、第1配管121の開放された一端から水を注入する。第1配管121から注入された水は、三方弁126、第2配管122を通って、水素発生部11の本体部111に注入される。所定量の水の注入が終了したら、速やかに三方弁126を操作して全閉状態にする(ステップS5)。それにより、第2配管122の配管から第1配管121及び第3配管123へ発生した水素が行かないようにする。反応が進むにつれて本体部111内の圧力が上昇する。圧力計114で本体部111の内圧が所定の値に達したら、三方弁126を操作し、第2配管122と第3配管123とを連通させる(ステップS6)。オンオフ弁をオン状態にする(ステップS7)。具体的には、第1オンオフ弁127、第2オンオフ弁128、第3オンオフ弁129の順にオン状態にする。富加に必要な時間経過し、かつ圧力が所定値に達したか否かを判定する(ステップS8)。富加に必要な時間が経過していないと判定した場合(ステップS8でNO)、判定を継続する。富加に必要な時間が経過したと判定した場合、更に、第3オンオフ弁129と収納部13との間に設けられた圧力計114が所定値に達した事を確認して(ステップS8でYES)、オンオフ弁をオフにする(ステップS9)。具体的には、取り出す輸液パック14が収納された収納部13に接続された第5配管125に設けられた第3オンオフ弁を閉じる。輸液パック14を取り出す(ステップS10)。
なお、クエン酸は水素化マグネシウムを予め混合しておくとしたが、それに限らない。水を注入するのに替えて、クエン酸水溶液を注入してもよい。ここで、注射器による水又はクエン酸水溶液の注入について、図を用いて説明する。図3A、3B、3Cは、注射器による水又はクエン酸水溶液の注入手順を示す説明図である。まず、注射器3と必要量の水(H2O)又はクエン酸水溶液(H2O、C687)を用意する(図3A)。本体部111には、水を注入する場合には、水素化マグネシウム(MgH2)、クエン酸(C687)の混合物を必要量入れる。クエン酸水溶液を注入する場合には、水素化マグネシウムを必要量入れる。注射器3のプランジャー31は先端の方に押し出した状態にしておく。注射器3のニードル33の先端を水又はクエン酸水溶液に漬け、プランジャー31をシリンジ32から引き抜くようにして、水又はクエン酸水溶液を吸引する。シリンジ32内に水又はクエン酸水溶液が収容される(図3B)。注射器3のニードル33を第1配管121の先端から差し込んだ後、プランジャー31を押し出し、水又はクエン酸水溶液を本体部111に注入する(図3C)。作業の効率化のために、加水分解に適した量の水素化マグネシウム、クエン酸、水それぞれを予め用意しておくのが望ましい。水素化マグネシウムとクエン酸との混合物又は水素化マグネシウム単体は、ティーバッグのように水が透過する材質で形成した袋内に必要量を詰めたものを用意する。水又はクエン酸水溶液は必要量を瓶に詰めたものを用意する。そして、水素化マグネシウムとクエン酸との混合物1パックに対して、水1瓶を注入するという手順にすれば、都度、水素化マグネシウムなどの計量が不要なので、作業の効率化が可能となる。なお、クエン酸水溶液の濃度は、摂氏0度から常温の範囲において、15パーセント程度が望ましい。濃度が15パーセント程度のときに、最も(1)式の化学反応が速くなるからである。
次に、輸液パック14を常圧環境下に放置した場合の溶存水素濃度の経時変化について説明する。図4は溶存水素濃度の経時変化の一例を示すグラフである。縦軸は溶存水素濃度を示し、単位はppmである。横軸は常圧環境下に放置後の経過時間であり、単位は分である。図4に示す例では、輸液パック14の例として、A社、B社、C社、D社の計4社の生理食塩液点滴パックを用いた。また、各点滴パックに水素を富加し、溶存水素濃度を常圧における飽和濃度の約1.57ppmとした後に、常圧環境下においた。したがって、経過時間0における各点滴パックの溶存水素濃度は、約1.57ppmである。図4に示すように、60分経過時点では、いずれの点滴パックも溶存水素濃度は、約1.15ppmであった。さらに155分経過時点では、溶存水素濃度は約0.4〜0.7ppmであった。これまでの様々な治験から、溶存水素濃度が0.3〜0.5ppm程度であれば、療法効果があるとされているので、点滴パックの溶存水素濃度を点滴開始直前に飽和濃度まで高めておき、点滴時間が150分程度以内に収まれば、十分な効果が期待される。
次に、水素の富加時間と輸液パック14の溶存水素濃度との関係について、説明する。図5は水素の富加時間と輸液パック14の溶存水素濃度との関係の一例を示すグラフである。図5において、縦軸は輸液パック14の溶存水素濃度を示し、単位はppmである。横軸は富加開始からの経過時間、すなわち富加時間を示し、単位は分である。図5では、収納部13の異なる内圧毎に、富加時間と溶存水素濃度との関係を示している。計測に用いた輸液パック14は、上述したA社の生理食塩液点滴パックである。
図5に示すように、内圧を0.02MPaとした場合、経過時間が120分で溶存水素濃度が約0.5ppm、経過時間240分で溶存水素濃度が約0.8ppmとなった。
内圧を0.05MPaとした場合、経過時間が120分で溶存水素濃度が約0.8ppm、経過時間が240分で溶存水素濃度が約0.9ppmとなった。
内圧を0.1MPaとした場合、経過時間が120分で溶存水素濃度が約0.9ppm、経過時間210分で溶存水素濃度が約1.3ppm、経過時間240分で溶存水素濃度が約1.4ppmとなった。
内圧を0.2MPaとした場合、経過時間が30分で溶存水素濃度が約0.8ppm、経過時間が60分で溶存水素濃度が約1.1ppm、経過時間が120分で溶存水素濃度が約1.3ppm、経過時間が240分で溶存水素濃度が約1.5ppmとなった。
内圧を0.3MPaとした場合、経過時間が60分で溶存水素濃度が約1.1ppm、経過時間が120分で約1.7ppm、経過時間150分で溶存水素濃度が約2ppmとなった。
以上の結果より、内圧を0.3MPaとすれば、経過時間120分で溶存水素濃度が約1.7ppmとなり、常圧における飽和濃度の約1.57ppmを越える値となるので、実運用に耐えうる仕様である。
次に、内圧0.3MPaとする場合に、水素化マグネシウムなどの必要量の計算例を示す。計算の条件は次の通りとする。水素発生部11の本体部111の内容積は300mLとする。収納部13は2基とし、それぞれの内容積は350mLとする。本体部111と収納部13とを接続する配管部12の内容積の合計は、100mLとする。以上の条件から、水素富加装置1の内容積は1100mLとなる。そして、2基の収納部13それぞれには、容積250mLの輸液パック14を収納する。してみれば、水素を充満させる必要がある空間の内容積は、600mLとなる。
内圧0.3MPaとするため必要な水素の容積は、常圧は約0.1MPaであるから、内容積600mLの3倍の1800mLとなる。
水素化マグネシウムの分子量は26.32、水素の分子量2.0、クエン酸の分子量は192.12である。1モルの気体は22.4Lである。上述の(1)式、(2)式より、水素化マグネシウム1モルにつき、2モルの水素が発生する。したがって、水素化マグネシウム1gで発生する水素は、以下の(3)式で求まる。
22.4(L)×2/26.32=約1.7(L)=約1700(mL)…(3)
水素化マグネシウム1gで、約1700mLの水素が発生するから、1800mLの水素を発生させるための水素化マグネシウムの必要量は、以下の(4)式で求まる。
1800/1700×1=約1.05(g)…(4)
上記(2)式より、水素化マグネシウム3モルに対して、クエン酸は2モル必要であるから、水素化マグネシウム1.05gに対するクエン酸の必要量は、以下の(5)式で求まる。
1.05/(3×26.32)×(2×192.12)=約5.12(g)…(5)
また、水素化マグネシウム1.05gに対する水の必要量は、式(1)より求まるが、実際の反応においては理論値よりも、多い量の水が必要である。重量比で水素化マグネシウムの15倍の水が必要とされている。よって、水の必要量は、約15.75mLとなる。
以上をまとめると、内容積600mLに内圧0.3MPaの水素を充満させるには、水素化マグネシウム1.05g、水15.75mL、クエン酸5.12gが必要となる。それぞれの量については、余裕を見て多めの量としてもよい。
前述したように、溶存水素濃度が0.3〜0.5ppm程度であれば、療法効果があるとされているので、水素富加装置1において、収納部13から輸液パック14を取り出す時には、溶存水素濃度は0.3ppmとなるように、水素発生部11を機能させる。望ましくは、輸液パック14の溶存水素濃度は0.5〜2ppmである。
実施の形態1の水素富加装置1は次の効果を奏する。輸液パック14に水素を高濃度に富加することが可能となる。例えば、内圧0.3MPaとすれば、約120分で飽和濃度まで溶存水素濃度を高めることが可能である。
また、水素富加装置1は、本体部111に圧力計114を設けたことにより、水素の圧力が監視可能である。更に、第3オンオフ弁129と収納部13との間に圧力計114を設ける事により、正確に輸液パック14に作用した水素の圧力が監視される。ユーザは、圧力と富加時間を管理することにより、輸液パック14の溶存水素濃度を所望の値まで確実に高めることが可能となる。水素富加装置1は、フィルタ部12Aを設けたことにより、微小異物や細菌が除去された水素を、収納部13に供給可能である。それにより、輸液パック14は、水素富加装置1により水素を富加した後であっても、医療機関での使用に耐えうる衛生基準を満たすことが可能となる。水素富加装置1は収納部13を複数備えることにより、同時に複数の輸液パック14に水素富加することが可能となる。
なお、第2配管122は、水又はクエン酸水溶液及び水素が通るが、水素のみを通すようにしてもよい。すなわち、水又はクエン酸水溶液を注入するための配管を、第2配管122と別に、蓋部112に設けても良い。また、液体パックとして輸液が収容された輸液パック14を例としたが、それに限らない。注射液が収容された注射液パックでも良い。さらにまた、飲料水、スポーツ飲料、ジュース、コーヒー、お茶などがフィルム製の袋体に収容された飲料パックでもよい。
実施の形態2
実施の形態2は、各収納部13に水素ガスを供給する第5配管125に減圧弁12Bを設けた形態に関する。図6は水素富加装置1の構成例の一部を示す説明図である。図6に示していない構成は、実施の形態1と同様である。図6に示すように各第5配管125には第3オンオフ弁129の上流(水素発生部11に近い側)に、減圧弁12Bが設けてある。減圧弁12Bは一次側から流入したガスの圧力を下げて、二次側から流出する機能を備える弁である。本実施の形態の水素富加装置1では、水素発生部11に近い側(図6において左側)が一次側であり、第3オンオフ弁129側(図6において右側)が、二次側である。減圧弁12Bは、水素発生部11で発生させた水素を減圧して、収納部13に供給する。減圧弁12Bは2次側から流出する水素の圧力を所定の幅で変更できる可変型が望ましい。
実施の形態2では、水素発生部11で発生させる水素の圧力を、例えば0.4MPaとし、減圧弁12Bで0.3MPaに減圧する。減圧された水素は収納部13に供給される。輸液パック14に水素を富加する時間を短くしたい場合には、減圧弁12Bを調節し、収納部13に供給する水素の圧力を上昇させれば良い。
実施の形態2の水素富加装置1は、以下の効果を奏する。減圧弁12Bを設けていることにより、水素発生部11で発生させる水素の圧力は、所定値以上であればよく、厳密に管理する必要がないので、作業効率が上がる。また、水素富加した輸液パック14が緊急に必要な場合には、収納部13に供給する水素の圧力を上げれば、通常よりも短い時間で水素富加を完了することが可能となる。さらにまた、減圧弁12Bを収納部13毎に設けているので、収納部13毎に水素の圧力を変更可能である。それにより、収納部13毎に水素富加に要する時間を調整可能である。
実施の形態3
実施の形態3は水素富加装置1を水素水生成システムにて使用する形態に関する。図7は水素水生成システムの構成例を示す説明図である。水素水生成システムは、水素富加装置1、ウォーターサーバ2を含む。水素富加装置1は、上述の実施の形態とほぼ同様な構成であるが、水素富加部15を含む点で異なる。以下の説明では、主に水素富加部15について説明する。ウォーターサーバ2は外部タンク21、内部タンク22を含む。
水素富加装置1は水素発生部11で発生させた水素を配管により水素富加部15に供給する。水素富加部15の内部には富加管151が設けてある。富加管151は水素ガスが透過可能な樹脂、例えば、PE(polyethylene:ポリエチレン)、PET(polyethylene terephthalate:ポリエチレンテレフタラート)、PP(polypropylene:ポリプロピレン)で形成する。水素発生部11で発生させる水素の量を調整することにより、水素が充満した水素富加部15の内圧を常圧よりも高くなるようにする。
ウォーターサーバ2の外部タンク21は、ミネラルウォータなどの飲料水を収容している。外部タンク21は交換可能となっており、収容されている飲料水がなくなった場合には、外部タンク21を交換することにより、ウォーターサーバ2は継続して水の供給が可能となる。内部タンク22は、流出口221、流入口222、供給管223、止水弁224を含む。内部タンク22には、水を循環させるためのポンプ(図示しない)が備えられている。また、内部タンク22は仕切り板225により仕切られている。
ウォーターサーバ2の水は、上述のポンプにより水素富加部15の富加管151の中を循環する。ウォーターサーバ2の内部タンク22上部の流出口221から出た水は、流入口152から富加管151に入り、流出口153から出る。流出口153から出た水は、流入口222から内部タンク22下部に戻る。水は富加管151を通る間に水素が富加される。
供給管223は、内部タンク22下部と連通している。供給管223に設けられた止水弁224を開放することにより、内部タンク22下部に貯められた水素が富加された水をコップ等の容器に注ぐことが可能である。
実施の形態3の水素水生成システムは、次の効果を奏する。水素を充満させた水素富加部15に水を循環させることにより、高濃度の水素水を生成することが可能である。水素は水素富加部15の富加管151を通過し水に富加される。そのため、微小異物や細菌が循環している水に混ざってしまうおそれがない。
なお、ウォーターサーバ2において、水に変えて、ジュース、スポーツ飲料、お茶、紅茶などの清涼飲料水を供給してもよい。
上述の水素富加装置1においては、三方弁126の切り替え、第1オンオフ弁127〜第3オンオフ弁129のオンオフは、人が行う前提で説明したが、それに限らない。それぞれの弁を電動弁又は電磁弁とし、コンピュータ又はシーケンサなどの制御部により、弁のオンオフ等を制御してもよい。また、加水分解に用いる水素化マグネシウム、クエン酸、水などを適した量毎に梱包したものを複数収納し、本体部111の内圧に応じて、必要量を自動投入する制御機構を設けても良い。
実施の形態1から3において、水素発生部11は、水素化マグネシウムの加水分解により水素を発生させるとしたが、それに限らない。その他の物質、例えば、水素化カルシウム(CaH2)、水素化ホウ素ナトリウム(NaBH4)ならびに金属塩等を加水分解することにより、水素を発生させても良い。水素化カルシウムの場合、下記(6)式に示す化学反応により、水素が発生する。
CaH2+2H2O→Ca(OH)2+2H2…(6)
水素化ホウ素ナトリウムの場合、下記(7)式に示す化学反応により、水素が発生する。
NaBH4+2H2O→NaBO2+4H2…(7)
水素を発生させる際に水素発生部11に投入する水素化カルシウム又は水素化ホウ素ナトリウム及び水の必要量は、上記(6)式又は(7)式を用いて求めれば良い。また、水素化マグネシウムの場合と同様に、反応を促進する適切な触媒を使用してもよい。
以上のように、水素化カルシウム、水素化ホウ素ナトリウムを用いる場合においても、発生した水素を用いて、輸液パック14に収容された輸液などに、水素を富加することが可能である。
各実施の形態で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組み合わせ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 水素富加装置
11 水素発生部
111 本体部
112 蓋部
113 安全弁
114 圧力計
12 配管部
121 第1配管
122 第2配管
123 第3配管
124 第4配管
125 第5配管
126 三方弁
127 第1オンオフ弁
128 第2オンオフ弁
129 第3オンオフ弁
12A フィルタ部
12B 減圧弁
13 収納部
131 容器本体部
132 蓋部
14 輸液パック
15 水素富加部
151 富加管
152 流入口
153 流出口
2 ウォーターサーバ
21 外部タンク
22 内部タンク
221 流出口
222 流入口
223 供給管
224 止水弁
3 注射器
31 プランジャー
32 シリンジ
33 ニードル

Claims (8)

  1. 加水分解により水素を発生させるようにしてある水素発生部と、
    液体が収容された液体パックを密閉収納する収納部と、
    前記水素発生部及び前記収納部を接続し、前記水素発生部で発生させた水素を前記収納部に供給するようにしてある配管部と
    を備えることを特徴とする水素富加装置。
  2. 前記水素発生部の内圧を測定する圧力計
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の水素富加装置。
  3. 前記配管部は、内部に前記水素に含まれる微小異物又は細菌を除去するフィルタを有する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の水素富加装置。
  4. 前記収納部を1個以上としてある
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の水素富加装置。
  5. 前記配管部は、前記水素発生部の内圧と同等又は低い圧力で前記収納部に水素を供給可能とする減圧弁を有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の水素富加装置。
  6. 前記収納部を1個以上備え、
    前記配管部は、前記水素発生部の内圧と同等又は低い圧力で前記収納部に水素を供給可能とする減圧弁を各収納部に対応して有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の水素富加装置。
  7. 加水分解により水素を発生させ、
    発生させた水素を、液体が収容された液体パックを密閉収納してある収納部に供給する
    ことを特徴とする水素富加方法。
  8. 液体が収容された液体パックを密閉収納し、
    加水分解により水素を発生させ、
    発生させた水素を、前記液体パックが密閉収納された空間に供給し、前記液体に水素を富加する
    ことを特徴する水素富加液体の製造方法。
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