JP5832681B1 - 飲料用水素水生成用ポット - Google Patents

飲料用水素水生成用ポット Download PDF

Info

Publication number
JP5832681B1
JP5832681B1 JP2015044001A JP2015044001A JP5832681B1 JP 5832681 B1 JP5832681 B1 JP 5832681B1 JP 2015044001 A JP2015044001 A JP 2015044001A JP 2015044001 A JP2015044001 A JP 2015044001A JP 5832681 B1 JP5832681 B1 JP 5832681B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
hydrogen
gas
inorganic material
pot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015044001A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016159293A (ja
Inventor
浩章 皆川
浩章 皆川
悟 高石
悟 高石
信明 小野
信明 小野
Original Assignee
浩章 皆川
浩章 皆川
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 浩章 皆川, 浩章 皆川 filed Critical 浩章 皆川
Priority to JP2015044001A priority Critical patent/JP5832681B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5832681B1 publication Critical patent/JP5832681B1/ja
Publication of JP2016159293A publication Critical patent/JP2016159293A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/36Hydrogen production from non-carbon containing sources, e.g. by water electrolysis

Landscapes

  • Accessories For Mixers (AREA)

Abstract

【課題】容器本体に導出される水素気泡の微細化を図って、開放状態で水素水生成用ポットを振盪させることを要することなく、水素ガスガスが溶解された飲料用水素水を生成する。【解決手段】人が持ち運び可能な飲料用水素水生成用のポットであって、容器本体に液体が収納され、薬槽に水素発生剤が収納され、該薬槽に水が加えられることで水素ガスが発生され、水素ガスが逆止弁を介して下部ブロックに設けられたガス通路から埋設された多孔性の無機材気泡微細化部に直ちに導かれて微細化された水素ガス気泡とされ、微細化された水素ガスが容器本体の上端が開放状態無圧下で前記容器に収納された液体中に拡散される。【選択図】図6

Description

本発明は、自由に、かつ簡便に、いつでもどこでも、飲料水、コーヒー、紅茶又は緑茶等の水を主成分とする種々の液体に水素を含有させた水素水を生成し、飲用することができる飲料用水素水生成用ポットに関する。
本件特許出願人は、先に特許文献1に示される携帯用の水素水生成用ポットについて特許出願を行い、特許を得た。
特許文献1には、 内部の透視が可能な、水又は水を主成分とする液体を収容する容器本体と、
前記容器本体の下部上層に構成した、下部下層の薬槽内で発生した水素ガスを前記容器本体の内部の水又は水を主成分とする液体中に溶解させるべく送り込むための逆止め弁を備えたガス通路と、
前記容器本体の下部下層に構成した、水と反応して水素を発生する水素発生剤を収納する前記薬槽と、
前記容器本体の上部に構成した吐出口部と、
前記吐出口部に着脱自在に外装する蓋体と、
で構成した携帯用の水素水生成用ポットが記載されている。
特許文献2には、気体を多孔質体又は多孔板を通じて液体中に吹き込むことによって液体中に微細化気泡を生成させることが記載されている。
特許第5462426号公報 特開2003−93958号公報
本件発明者等は、特許文献1に示されるように、先の特許発明で前記従来技術の問題点を解決し、ミネラル水や水道水等の飲料水に限らず、コーヒー、各種ジュース類又は茶類等の水又は水を主成分とする液体を原水として、高濃度の飲料用水素水を、いつでも、かつどこにおいても、短時間で生成することができる携帯用の水素水生成用ポットを提供することを解決した。
水素水生成用ポットに蓋体を設けることなく軽量化して簡便に飲料用水素水を得たいとのニーズに接するに至った。蓋体を設けることをしない場合には、水素生成後上部に溜まった水素を振盪することで飲用水に拡散させる操作を行うことができず、濃度の高い飲用水素水を得ることが困難となる。
引用文献2に記載されるように、一般的に気泡を微細化する技術は公知である。しかし、気泡を微細化するのみでは、水頭の大きい装置では可能であっても人が持ち運び可能なポット型のものに適用する時に水頭が小さく、水素ガス気泡の上昇速度は速いので、単なる適用ではニーズに応えられない。
本発明は、かかる点に鑑みて人が持ち運び可能な水素水生成用ポットの水頭の小さな容器本体収容の液体に水素ガス気泡の拡散を図りながら、飲料用水素水生成用ポット自体を振盪させることを要することなく、水素ガスの濃度が濃く溶解された飲料用水素水を生成することが出来るようにすることを目的とする。
本発明は、内部の透視が可能な、水又は水を主成分とする液体を収容する内部空間を備えた容器本体と、該容器本体に装着され、水と反応して水素を発生する水素発生剤を収納する薬槽を有する下部容器と、を備えて構成される飲料用水素水生成用のポットにおいて、
前記容器本体は、下端部に容器本体に固定された下部ブロックを備え、該下部ブロックが、前記薬槽と該容器本体の内部空間とに連通するガス通路が形成されおよび該ガス通路に設置された逆止弁を備え、下端面が下部ブロック上面上に広がりを持って接触して固定され、かつ逆止弁から導出された水素ガスを、多孔性の無機材の中を通過させ、微細化された水素ガス気泡からなる水素ガス流を形成する多孔性の無機材気泡微細化部を備え、
前記容器に液体が収納され、前記薬槽に水素発生剤が収納され、該薬槽に水が加えられることで水素ガスが発生され、水素ガスが逆止弁を介して下部ブロックに設けられ、逆止弁からのガス通路が容器本体内に延在されることがなく該ガス通路から多孔性の無機材気泡微細化部に導かれて微細化された水素ガス気泡とされ、微細化された水素ガスが容器本体の上端が開放状態で水素ガスが加圧されることがなく前記容器本体に収納された液体中に拡散されること
を特徴とする飲料用水素水生成用のポットを提供する。
本発明は、内部の透視が可能な、水又は水を主成分とする液体を収容する内部空間を備えた容器本体と、該容器本体に装着され、水と反応して水素を発生する水素発生剤を収納する薬槽を有する下部容器と、を備えて構成される飲料用水素水生成用のポットにおいて、
前記容器本体は、下端部に容器本体に固定された下部ブロックを備え、該下部ブロックが、前記薬槽と該容器本体の内部空間とに連通するガス通路が形成されおよび該ガス通路に設置された逆止弁を備え、上面が下部ブロック上面から露出して埋設され、かつ逆止弁から導出された水素ガスを、多孔性の無機材の中を通過させ、微細化された水素ガス気泡からなる水素ガス流を形成する多孔性の無機材気泡微細化部を備え、
前記容器本体に液体が収納され、前記薬槽に水素発生剤が収納され、該薬槽に水が加えられることで水素ガスが発生され、水素ガスが逆止弁を介して下部ブロックに設けられたガス通路から埋設された多孔性の無機材気泡微細化部に導かれて微細化された水素ガス気泡とされ、微細化された水素ガスが容器本体の上端が開放状態で水素ガスが加圧されることがなく前記容器本体に収納された液体中に拡散されること
を特徴とする飲料用水素水生成用のポットを提供する。
本発明は、上述された飲料用水素水生成用のポットにおいて、蓋体が装着されず、上端が開放状態とされる形態とされることを特徴とする人が持ち運び可能な飲料用水素水生成用のポットを提供する。
本発明は、上述された飲料用水素水生成用のポットにおいて、多孔性の無機材が、多孔性のセラミックス材、ガラス材あるいは樹脂材によって形成されることを特徴とする飲料用水素水生成用のポットを提供する。
本発明は、上述された飲料用水素水生成用のポットにおいて、多孔性の無機材が、多孔性の撥水性無機材であることを特徴とする飲料用水素水生成用のポットを提供する。
本発明は、上述された飲料用水素水生成用のポットにおいて、前記下部ブロックに上端面に露出するようにして小孔が形成され、該小孔から直ちに無機材気泡微細化部に水素ガスが導出されることを特徴とする飲料用水素水生成用のポットを提供する。
本発明によれば、薬槽から導出された水素ガスを通過させ、微細化された水素ガス気泡からなる水素ガス流を上述したように容器本体の底部で形成し、下部ブロック面に広がって固定された多孔性の無機材気泡微細化部から水素ガス気泡を容器本体に収納した液体の底部から上面までのほぼ全域で容器本体断面に対して小孔径以上の広がりを持って拡散させることができる。
下部ブロックが、上述したように構成された多孔性の無機材気泡微細化部を直に載置して備えることで、容器本体に蓋を設置しなくても水素ガスが逆止弁を介して下部ブロックに設けられたガス通路から多孔性の無機材気泡微細化部に直ちに導かれて微細化された水素ガス気泡とされ、微細化された水素ガスを容器本体の上端が開放状態無圧下で前記容器に収納された液体中に拡散させても高濃度な水素水を生成することができる。
実施例1の携帯用の飲料用水素水生成用ポットの縦断面図。 実施例1の携帯用の飲料用水素水生成用ポットの分解縦断面図。 実施例1の携帯用の飲料用水素水生成用ポットの右側面図。 実施例1の携帯用の飲料用水素水生成用ポットの下蓋の平面図。 実施例1の携帯用の飲料用水素水生成用ポットの下部上層ブロックの平面図。 実施例2の携帯用の飲料用水素水生成用ポットの縦断面図。 実施例2の携帯用の飲料用水素水生成用ポットの分解縦断面図。 実施例2の携帯用の飲料用水素水生成用ポットの正面図。 実施例2の携帯用の水素水生成用ポットの下部上層ブロックの平面図。 実施例2の携帯用の飲料用水素水生成用ポットの下蓋の平面図。 実施例3の携帯用の飲料用水素水生成用ポット主要部の縦断面図。 実施例2によって得られる効果を従前の例と比較することで示す図。
本発明を実施するための形態を、三つの実施例に基づいて、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1〜図5は、実施例1の形態を示す。図1(a)は、実施例1の主要部の形態を示す図であり、図1(b)は、その変形例を示す図である。以下の説明では、図1(a)が説明に用いられるものとし、必要に応じて図1(b)が説明される。
この実施例1の携帯用の水素水生成用ポット100は、図1〜図3に示すように、基本的に、内部の透視が可能な、水又は水を主成分とする液体を収容する内部空間を備えた容器本体101と、容器本体101に、容器本体の下端部で着脱自在に装着される下部容器102とから構成される。容器本体101に、容器本体の上端部で着脱自在に装着される蓋体は、用いられない。すなわち容器本体101は、上端が開放状態で水素水の生成がなされる。容器本体の上端部で着脱自在に装着される蓋体は、用いられないが、容器本体へのゴミが浸入することを防止するために上端にキャップ9を載置しておくことができる。このようなキャップ9は、多少の重量を備えたものであってもよいが、ゴミの浸入防止のために主に用いられ、容器本体内の圧力を増大させたり、水素ガスを包含した容器本体を振盪させたりして水素ガスの溶解を増大させることは期待されず、あるいはほとんど寄与せず、容器本体と別体とされ、あるいは圧力で開放される構造とされ、容器本体の密封を形成するものではない。ここでは、このような容器本体の状態を容器本体が、蓋体が装着されず上端が開放状態とされる形態と呼ぶ。
容器本体101は、その形状を上端部が絞り込んだ孔形状とし、その内面あるいは外面に収容する水の適量水位を表示しておくと水素水を持ち運びながら作成するときにこぼれ出ることを防止することが出来て、便利である。
実施例1の携帯用の水素水生成用ポット100は、容器本体101と、この容器本体101の下部上層に構成した定量給水手段2と、同じく該容器本体1の下部上層に構成した、逆止め弁3を備えたガス通路4と、容器本体1の下部下層に構成した水素発生剤5を収納する薬槽6とを備える。
この携帯用の水素水生成用ポット100は、多孔性の無機材気泡微細化部30を備える。この多孔性の無機材には、撥水性の無機材を用いることができるが、発生性無機材に限定されない。
容器本体101は、図1〜図3に示すように、透明なプラスチックで作成した円筒状部材1aと、その底部である下部上層を構成する下部上層ブロック1bと、下部下層ブロックである、薬槽6を構成した下蓋1cと、上部の吐出口ブロックからなる前記吐出口部7とで構成したものである。下部上層ブロック1bは、容器本体101に固定され、下部下層ブロックは、下部容器102になる。
下部上層ブロック1bは、図1及び図2に示すように、基本的に、円筒状部材1aと同外径の短円柱状の部材であり、その上部外周を切り欠いて、円筒状部材1aの内径とほぼ一致する外径の連結小径部1b1を構成してある。同図に示すように、円筒状部材1aの下部を連結小径部1b1に外装し、容器本体1の底部の下部上層を構成する。
円筒状部材1aの下部と連結小径部1b1との嵌合結合部は接着剤で固定する。また下部上層ブロック1bの下部もその外周部を切り欠いて小径部を形成し、その外周にねじを切って、下蓋1cの連結雌ねじ部1c1と螺合する連結雄ねじ部1b2を形成しておく。
下部上層ブロック1bの下面にはフィルタ抑え10をその中に配するための後記隙間空間を形成する凹部1dを構成しておく。また下部上層ブロック1bの内部には、詳細は後述する、定量供給手段2及び逆止め弁3を備えたガス通路4を構成する。
下部容器102の下蓋1cは、図1〜図3に示すように、基本的に、円筒状部材1aと同外径の平面視円形の薄型部材で、その周縁に沿って立ち上げた周側部内面にねじを切って、下部上層ブロック1bの下部外周の連結雄ねじ部1b2に螺合する連結雌ねじ部1c1を形成しておく。
下部上層ブロック1b、下部下層である下蓋1c及び吐出口部7である吐出口ブロックは、円筒状部材1aと同様に、この実施例1では、透明のプラスチック材で作成する。またこの実施例1では、容器本体1の底面を構成する下部上層ブロック1bの上面から吐出口部7を構成する吐出口ブロックの下端までの範囲で350mlの水を収容することができる容量にしてある。言うまでも無く、この容量に限定される訳ではない。
定量給水手段2は、図1及び図2に示すように、下部上層ブロック1bの中央部に構成した、容器本体1の内部空間と下蓋1cに構成した薬槽6内とを連通する給水路2aと、給水路2a内の若干上部の位置に配した、定量切欠部2bhを有する球体2bと、球体2bを回転操作する摘まみ(操作手段)2cとで構成したものである。
給水路2aは、図1及び図2に示すように、下部上層ブロック1bの中央部に上下貫通する穴として構成したものである。最上部の小径導入口2a1と、その直下に構成したこれより若干大径の弁座配置部2a2と、該弁座配置部2a2の直下から最下部まで延びる、球体2bと同径に構成した大径組み込み穴2a3とからなる。大径組み込み穴2a3の最下部内周には、上部に弁座配置部2e1を備えた下部抑え部材2eの外周の雄ねじ2e3を螺合するための雌ねじ部2a31が形成してある。
この給水路2aの弁座配置部2a2には、最上部の小径導入口2a1と同径の貫通孔を有する上弁座2d1を配し、その直下にこれに当接状態で前記球体2bを配し、更にその下方の大径組み込み穴2a3に、上部の弁座配置部2e1に下弁座2d2を配置した下部抑え部材2eを配置し、球体2bを、上方の上弁座2d1と下方の下弁座2d2とで回転可能な状態で密に支持する。下部抑え部材2eは、言うまでもなく、その下部外周の雄ねじ2e3を、該大径組み込み穴2a3の最下部外周の雌ねじ部2a31に螺合してその位置に固定する。
下部抑え部材2eは短円筒状部材であり、その下部外周に、給水路2aの大径組み込み穴2a3の雌ねじ部2a31に螺合する雄ねじ2e3を備え、内側には、小径導入口2a1と同径の貫通孔2e2が上下貫通状態に形成してあり、最上部には、貫通孔2e2より大径の前記弁座配置部2e1が構成してある。また下弁座2d2は、その中央部に、上弁座2d1と同様の径、すなわち、小径導入口2a1と同径の貫通孔が開口してある。
給水路2aとしては、球体2bの上方では、実質的には、それぞれ小径導入口2a1と給水路2a内に配置した上弁座2d1の貫通孔が機能している。また球体2bの下方では、それぞれ給水路2a内に配置した下弁座2d2の貫通孔と下部抑え部材2eの貫通孔2e2とが実質的な給水路として機能している。
球体2bには、図1及び図2に示すように、定量切欠部2bhが開口してある。この定量切欠部2bhは、この実施例1では、約2.5ccの容量の方形の切欠に構成したものであり、常態で上向き、すなわち、該容器本体1の容体側に開口し、必要時に、球体2bを、その中心をとおり、かつ容器本体101の長さ方向に直交する軸を中心として180度回転させることで、薬槽6側に開口状態とすることができるようにしたものである。なお、定量切欠部2bhの容量は、約2.5ccに限定されるわけでないのは言うまでも無い。
摘まみ2cは、図1〜図3に示すように、球体2bに、その中心をとおり、かつ容器本体101の長さ方向に直交する軸を中心とする軸体を結合し、その先端に結合した回転操作のための操作手段であり、下部上層ブロック1bの側方に開く操作用開口部1b3内に位置させてあるものである。
ガス通路4は、図1、図2及び図5に示すように、容器本体101の内部と薬槽6の内部とを繋ぐべく下部上層ブロック1b中に構成した通路であり、この実施例1では、給水路2aを中心として三セットに構成したものである。三つのガス通路4は、下部上層ブロック1bの周側に沿って相互に90度の角度間隔又は180度の角度間隔で構成してある。各ガス通路4の上部には、図1及び図2に示すように、大径の弁配置部4aが構成してあり、この弁配置部4aに逆止め弁3を配置する。各ガス通路4の最上部は、下部上層ブロック21bの上面に開口している。弁配置部4aの最上部には、中央に小径の小孔4bhを開口した仕切り板4bを固設してある。
逆止め弁3は、図1及び図2に示すように、弁配置部4aの下部に固定する円筒状基部3aとその上端から上方に向かって円錐状に延びるプラスチック性の弾性弁部3bとからなり、下方から一定圧を越えるガス圧が掛かると、弾性弁部3bの先端が開いて該ガスが上方に向かって通過可能であり、他方、上方から前記容器本体1中の水等による水圧が掛かっても開かないように構成された弁部材である。一定圧を越えるガス圧は、薬槽に設置された薬剤である水素発生剤とミネラル水との化学的結合による水素ガスの発生によって生じる。
この例では、プラスチック性の弾性弁部3bを備えた逆止弁3を用いているが、逆止弁としてはこの構造のものに限定されない。例えば、スプリングコイルばねと閉止部からなり、一定の圧力がかかった時に閉止部が開放する構造の逆止弁であってもよいし、他の構造のものであってもよい。
多孔性の無機材気泡微細化部30は、多孔性の無機材31とこれを内部で保持する保持容器32とで構成され、水平方向に広がりを持つように形成され、下部ブロックの上面に接触して固定される。固定には、固定用に樹脂を使用出来るが、他の手段であってもよい。
多孔性の無機材気泡微細化部30は、下部ブロックの上面で気泡生成機能と気泡を微細化する機能を備える。金属製の多孔性の無機材は、長年の使用を考慮した時に腐食の問題が生じる恐れがあるので、腐食性の金属製の無機材の使用は避けるのがよい。保持容器31は、断面が、図に示すように矩形状であって、典型的には板状の長方体として形成することができる。長方体でなくても、容器本体101の内周面に沿う形で扇状形態断面を有するようにして形成することができる。
保持容器31には、上側および下側にそれらの略全面に空いたガス孔33,34が形成される。側面にはガス孔が設けられていないが、設けてもよい。
多孔性の無機材31は、板状に形成される。多孔性の無機材31は、典型的には平板状とされ、保持容器31の内部空間部に横長にして設置され、下部上層ブロック1b上に 固定される。平板状でなく、曲面状、例えば中央を高くした形態としてもよいが、横方向に対して、すなわち容器本体101内部空間の横方向広がりに沿って下部上層ブロック1b上に設置され、接着剤によって固定される。このような形状を本実施例では、板状と呼ぶ。容器本体を形成する下部上層ブロック1b上に設置することで、設置するに際して特別の部品を要せず、構造簡単に設置し、拡散距離を確保することができ、横方向の広がり面積は、従前の先願の従前の例で示したガス噴き出し孔の小孔断面面積に比べてはるかに大きいものとなる。
多孔性の無機材31の材質としては、セラミックス材、ガラス材あるいはプラスチック材などの多孔質の無機材が使用される。セラミックス材の典型的な例として、アルミナ多孔質材が好ましく選択される。アルミナ多孔質材は、気泡の粗大化を抑制し、微細な気泡を液中に分散させるに最適である。微細化を効果的に行うために、気孔の孔径は、数μm〜100μm程度の範囲とすることが好ましい。
無機質粒子とこの無機質粒子を結合させるガラスーセラミックス無機質接着剤とにより構成された燒結体を用いることができる。ガラスあるいは樹脂を多孔質に燒結したものでもよい。
セラミックスとしては、アルミナ、ジルコニア、窒化アルミニウム、炭化ケイ素、窒化ケイ素、フォルステライト、ステアタイト、コーデイエライト,再アロン、マシナブルセラミックス、ジルコン、チタン酸バリウム、フエライト、ムライト等を使用することができる。
樹脂としては、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレンー酢酸ビニル共重合体、ポリアミド、ポリメタクレート、ポリスチレン、AS樹脂、ABS樹脂、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、フッ素樹脂、ポリフッ化美に李電等を使用することができる。樹脂からなる燒結体は、公知の製造方法みより製造することが出来る。例えば、乳化重合又は粉砕により得られた樹脂微粒子を金型に充填し、加熱して樹脂微粒子同士の表面を融着させた後、冷却する方法を適用して製造することが出来る。
ガラス材としては、宮城県工業試験場が開発したシラスを主原料としたシラス多孔質ガラスを使用することができる。
仕切り板4bに設けられた小孔4bhは、逆止弁3と協同して多孔性の無機材気泡微細化部30から漏洩してきたミネラル水が逆止弁側に洩れ出ていくことを阻止する機能を有するが、完全に阻止できるわけではない。逆止弁側に漏洩したミネラル水は逆止弁4で止められ、薬槽6に流れ出ることはない。 小孔4bhは、設けられなくてもよい。その例が、図1(b)に示される。
この例では、多孔性の撥水性無機材31が用いられているが、多孔無機材であってもよい。以下、多孔性の撥水性無機材31を例に採って説明する。多孔性の撥水性無機材31は、容器本体101に収納されたミネラル水を撥水して通過させることがなく、水素ガスは通過させることができるが長年の使用で性能が劣化して、ミネラル水が多孔性の撥水性無機材31を通過するが、逆止弁4によって阻止され、薬槽6にミネラル水が到達することがない。多孔性の撥水性無機材31が用いられた場合にあっても、実施例1に示すと同様に、4bhを設けておくことができる。
撥水性無機材については、次に示す文献等に記載されている。
特開2002−3282号公報、特開2011−116585公報には、撥水性を有するセラミックスが記載されている。
特開平9−87402、特開平8−245723号公報には、撥水性樹脂およびその製造方法が記載されている。
特開2006−131875号公報には、撥水性無機粉体又は撥水性無機粉体の製造方法が記載されている。
また、食品衛生上で安全な撥水性ガラスが報告されている。例えば、ナノグラスコート(登録商標)がある。
このように、下部ブロックが、薬槽と容器本体の内部空間とに連通するガス通路が形成されおよびガス通路に設置された逆止弁を備え、下端面が下部ブロック上面上に接触し、かつ薬槽から導出された水素ガスを、逆止弁を介して板状に形成された多孔性の無機材を通過させ、微細化された水素ガス気泡からなる水素ガス流を形成する多孔性の無機材気泡微細化部を備える。あるいは、下部ブロックが、薬槽と容器本体の内部空間とに連通するガス通路が形成されおよびガス通路に設置された逆止弁を備え、上面が下部ブロック上面から露出して埋設され、かつ薬槽から導出された水素ガスを、逆止弁を介して板状に形成された多孔性の無機材を通過させ、微細化された水素ガス気泡からなる水素ガス流を形成する多孔性の無機材気泡微細化部を備える。
そして、容器本体に液体が収納され、薬槽に水素発生剤が収納され、薬槽に水が加えられることで水素ガスが発生され、水素ガスが逆止弁を介して下部ブロックに設けられ、容器本体内にガス通路が延長されることのないガス通路から直ちに多孔性の無機材気泡微細化部に導かれて微細化された水素ガス気泡とされ、微細化された水素ガスが容器本体の上端が開放状態無圧下で前記容器に収納された液体中に拡散されることになる。
多孔性の無機材が、多孔性のセラミックス材、ガラス材あるいは樹脂材によって形成される。
多孔性の無機材は、多孔性の撥水性無機材であってもよい。
下部ブロックに上端面に露出するようにして小孔が形成され、小孔から直ちに無機材気泡微細化部に水素ガスが導出されるようにしてもよい。
無機材気泡微細化部が、薄い平板状に形成され、液体に接する面積が該面積に接する前記内部空間内部断面積は、実施例1の場合、10〜90%、実施例1の場合、5〜95%で、好ましくは、20〜50%を占める水素水生成用のポットを構成することができる。
薬槽6は、図1、図2及び図4に示すように、下蓋1cの内面中央部に平面視正方形の凹部に構成したものである。このサイズ、すなわち、縦横の辺の長さ及び深さは、この中に納める前記水素発生剤5のサイズに対応させ、それより僅かに大きく構成する。なお、図1及び図2に示すように、下蓋1cは、その周側部内面の連結雌ねじ部1c1で前記下部上層ブロック1bの下部外周の連結雄ねじ部1b2に螺合して、下部上層ブロック1bの下部に取り付けるものであるが、下部上層ブロック1bの下面側には、凹部1dが構成してあるため、このような取り付け状態で、薬槽6の周囲の上面と、該下部上層ブロック1bの底面(前記凹部1dの上面)との間に一定の隙間空間が空くことになる。このように凹部1dによって空いた上記一定の隙間空間にフィルタ抑え10を配する。
フィルタ抑え10は、図1及び図2に示すように、中央に、下部上層ブロック1bの下面中央に開く下部抑え部材2eの貫通孔2e2を下蓋1cの薬槽6に繋ぐ連通孔10hを開口し、連通孔10hの周側下面には、その一部が薬槽6側に向いて下向きに開き、他の一部に3つのガス通路4に繋がる開口を有する、円環状のフィルタ収納部10aを形成した平板状部材である。フィルタ収納部10aは、薬槽6で発生した水素ガスを通過させ、他方、薬槽6に収容した水素発生剤5等の異物が3つのガス通路4側に移動しないように規制するフィルタ11を収容するための空間である。
フィルタ抑え10の上面には、3つのガス通路4と連通する開口部の外側と内側にoリングを嵌合するための環状溝10b、10cが形成してある。
蓋体部9は、図1〜図3に示すように、テーパー状に広がる下部と円筒状に立ち上がる上部とからなる。テーパー状の下部のうちのほぼ半分ほどは、容器本体1の吐出口ブロックの上細りの円錐状部及び段差部をカバーするスカート部9bとなり、それより上部の内周には、吐出口部7を構成する上部ブロックの小円筒部7bの外周の結合雄ねじ7cと螺合する結合雌ねじ9aが形成してある。この蓋体部9の中央部には、図1及び図2に示すように、容器本体101内の気圧を一定以上、この実施例1では2気圧以上にならないように保持する減圧弁8が構成してある。また蓋体部9を吐出口部7に取り付けた場合に、蓋体部9の前記小円筒部7bの上端と当接することとなる部位にOリングを挿入配置する環状溝9hが形成してある。
減圧弁8は、図1及び図2に示すように、蓋体部9の中央で内側に向かって下向きに開く取付穴8aと、取付穴8aの上端中央から外気に連通するより小径のリーク孔8bと、下端中央に内外を貫通する弁孔8c1を開口した取付筒8cと、取付筒8cの最下部に弁孔8c1を閉じる態様で装入した弁球8dと、弁球8dを弁孔8c1側に押圧する圧縮コイルバネ8eとからなるものである。取付穴8aの内周面には雌ねじが、取付筒8cの外周には、取付穴8aの内周面の雌ねじと螺合し得る雄ねじが、それぞれ形成してあり、減圧弁8は、弁球8d及び圧縮コイルバネ8eを装入配置した取付筒8cを取付穴8aにねじ込み固定して構成するものである。なお、圧縮コイルバネ8eは、以上のように、取付筒8cを取付穴8aにねじ込み固定すると、その上端が取付穴8aの上端に当接し、その下端で弁球8dを下方に押圧できる状態になる。
水素発生剤5は、水と反応して水素ガスを発生する種々のそれを自由に採用することができる。できるだけ短時間で反応が進むタイプのそれが好ましい。この実施例1では、アルミニウムと酸化カルシウムとマグネシウムとの混合物を採用した。
若干詳しく述べると、この水素発生剤は、いずれも微粉末状のマグネシウム(Mg)とアルミニウム(Al)と酸化カルシウム(CaO)とを混合して構成したものであり、全体として1gのそれを水及びガスを通過させる包装に納めた態様のものである。
水素発生剤5は、水が加えられると、酸化カルシウムが水と反応して発熱し、その後、水酸化カルシウムを生成する。微粉末状のアルミニウムも水と反応して水酸化アルミニウム及び水素を生成し、発熱する。なお、微粉末状のアルミニウムは、前記水酸化カルシウムの生成によって、加えられた水が塩基性の水溶液になると、水と反応して水酸化アルミニウム及び水素を発生する別の反応も生じると思われる。こうして加えられた水が高温になると、マグネシウムは、当該高温の水と反応して水酸化マグネシウム及び水素を生成する。以上のようにして、この水素発生剤5は、水の添加を受けると、大量の水素ガスを発生する。
従って実施例1の携帯用の水素水生成用ポットによれば、水素水を作成する場合は、まずその薬槽6に水素発生剤5を充填し、容器本体中に水又はコーヒー等の水素水にすることを希望する水又は水を主成分とする液体を入れる。実施例1では、ミネラル水を入れた。
水素発生剤5は、容器本体101の下部の下蓋1cを外してその上面の薬槽6中に装入し、その上で、再度下蓋1cを容器本体101の下部の下部上層ブロック1bの下部に取り付ける。これは、言うまでも無く、下部上層ブロック1bの連結雄ねじ部1b2に下蓋1cの連結雌ねじ部1c1を螺合解除又は螺合することによって行う。またミネラル水は、蓋体部9を容器本体101の吐出口部7から取り外し、露出した吐出口部7を構成する吐出口ブロックの小円筒部7bの上端開口から注入する。その後、蓋体部9を、同様に、吐出口部7に外装する。蓋体部9は、その結合雌ねじ9aを小円筒部7bの外周の結合雄ねじ7cに螺合することで、外装状態を固定する。
水素水の作成は、この後いつでもできるが、飲用を希望する時点になってから行うのが適当である。
水素水を作成する場合は、定量給水手段2の摘まみ2cを180度回転させて、容器本体1内のミネラル水の一定量を薬槽6中に注入し、その中の水素発生剤5と反応させる。容器本体101中のミネラル水は、前記給水路2aの上部側、詳細には、小径導入路2a1及び上弁座2d1の貫通孔を通じて球体2bの定量切欠部2bh中にも進入しており、摘まみ2cを180度回転させると、ミネラル水の入っている定量切欠部2bhは、容器本体101の内部側から前記薬槽6側に向きを変え、その中に入っている一定量(この実施例1では約2.5cc)のミネラル水を給水路2aの下部側、詳細には、下弁座2d2の貫通孔及び下部抑え部材2eの貫通孔2e2並びにフィルタ抑え10の連通孔10hを通じて薬槽6中に注入することになる。
このように薬槽6中にミネラル水が注入されると、これに充填されている水素発生剤5がその水と急速に反応して水素ガスを発生することになる。これに伴って、ガス圧を発生させる。ここで発生した水素ガスは、薬槽6、下弁座2d2の貫通孔、下部抑え部材2eの貫通孔2e2、及び3つのガス通路4、ガス通路4に設けた3つの逆止め弁3より下方側に充満することになるが、水素ガスの引き続く発生により、その中のガス圧が一定圧を越えるに至ると、水素ガスは、3つの逆止め弁3を通じて各ガス通路4の上方側に移動し、多孔性の無機材拡散部30で微細化されて各ガス通路4が繋がる容器本体101中のミネラル水中をこれに徐々に溶解しながら残余のそれが浮上して行くことになる。
薬槽6とガス通路4との間には、フィルタ抑え10のフィルタ収納部10aに保持されたフィルタ11が介在しており、以上のような水素ガスの移動は、このフィルタ11を通じて行われる。それ故、薬槽6中の水素発生剤5の粉末等が、その包装が破損する等により、その包装外に出てくるようなことがあっても、容器本体101内に流れ込んでしまうようなおそれはない。
またこのような水素ガスの発生に関しては、携帯装置として作成できるレベルでは、水素発生剤5の性質にもよるが、水との反応は、水の電気分解によるよりは短時間で行われ、多量の水素ガスをスピーディに発生させることが可能であり、この実施例1では、摘まみ2cを180度回転させて、約2.5ccのミネラル水を薬槽6側に注入すると、その時点から約3分の時間の経過で十分な量の水素ガスを発生させることができる。
こうして発生させた水素ガスは、逆止め弁4、多孔性の無機材気泡微細化部30を介して容器本体101中に移動し、その中のミネラル水に溶解しながら、その中を浮上し、溶解しなかった残余の水素ガスは、容器本体101中のミネラル水の上面上に形成される空間に移動することになる。この空間の水素ガス等の圧力は、こうして徐々に上昇することになるが、容器本体101を壊すことはない。多孔性の無機材を備えた無機材気泡微細化部30は、微細化された水素ガスの気泡を生成する機能を備える。
また、定量給水手段2の摘まみ2cによる給水操作時点から十分に水素ガスが発生したと判断できる時間、すなわち、前記3分の時間の経過後に、前記容器本体1を20〜30秒間程度振って内部のミネラル水と水素ガスとを撹拌することで、該水素ガスのミネラル水への溶解を促進させることができる。
本実施例のように、多孔性の無機材で板状に形成され、容器本体の下部ブロックである下部上層ブロック1bの上面に沿って広がりを持って配置された無機材気泡微細化部30を付加して用いることで、本発明者等の実験によれば、蓋体が装着されず上端が開放状態とされる形態とされ、容器本体が振盪されなくても、例えば、15℃以上の水温で、拡散距離をほとんど損じることなく、容器本体101内のミネラル水の水素の濃度は、容器本体101を振る撹拌動作を用いないで、水素含有量が0.8ppm以上の(重量比)の飲料水を得ることができた。
飲用は、上端開口から直接に又はグラス類に注いだ上でそのグラス類から行うことができる。
以上において、容器本体101は、内部の透視が可能なプラスチック素材で構成したものであるため、水素発生剤5と水との反応によって発生した水素ガスが泡となって容器本体中のミネラル水の中を浮上する様子等もまた観察可能である。
なおまた、この実施例の携帯用の水素水生成用ポット100によれば、容器本体101内に電極を配して電気分解によって水素を発生させるものではないので、以上に示したミネラル水や水道水の他に、コーヒーや茶類又はジュース類等をも水素水生成用の原水として採用することが可能である。
図6〜図10は、実施例2の形態を示す。図6(a)は、実施例2の主要構成を示し、図6(b)は、その変形例を示す。以下の説明では、図6(a)を用いて説明し、必要に応じて図6(b)について説明する。
実施例2の携帯用の水素水生成用ポット100は、図6〜図8に示すように、実施例1と同様に、基本的に、内部の透視が可能な、水又は水を主成分とする液体を収容部空間を備えた容器本体101と、容器本体101に、容器本体の下端部で着脱自在に装着される下部容器102とから構成される。
基本的に、容器本体101と、容器本体101の下部上層の中央部に構成した逆止め弁23を備えたガス通路24と、容器本体101の下部下層に構成した水素発生剤25を収納する薬槽26と、容器本体101の上部に構成した吐出口部27と、吐出口部27に着脱自在に外装する蓋体部29とで構成したものである。逆止め弁23を備えたガス通路24の機能は、実施例1の 逆止め弁3を備えたガス通路4の機能と同じである。
この携帯用の水素水生成用ポット100も、多孔性の無機材気泡微細化部30を備え、多孔性の無機材気泡微細化部30が容器本体1の底部面中央部に設置されたことを特徴とする。
容器本体101は、図6〜図8に示すように、透明なプラスチックで作成した円筒状部材21aと、その底部である下部上層を構成する下部上層ブロック21bで構成される。下部容器102は、下部下層ブロックで構成され、下部ブロックに、薬槽26を構成した下蓋21cと、上部の吐出口ブロックからなる吐出口部27とが構成される。
下部上層ブロック21bは、図6及び図7に示すように、基本的に、円筒状部材21aと同外径の短円柱状の部材であり、その上部外周を切り欠いて、円筒状部材21aの内径とほぼ一致する連結小径部21b1を構成してある。同図に示すように、円筒状部材21aの下部を該連結小径部21b1に外装し、容器本体101の底部の下部上層を構成する。円筒状部材21aの下部内周と該下部上層ブロック21bの連結小径部21b1との結合部は接着剤で固定する。
また下部上層ブロック21bの下部もその外周部を切り欠いて小径部を形成し、その外周にねじを切って、下蓋21cの連結雌ねじ部21c1と螺合する連結雄ねじ部21b2を形成しておく。また下部上層ブロック21bの内部には、詳細は後述する逆止め弁23を備えたガス通路24を構成する。下部上層ブロック21bの機能もまた実施例1の 部上層ブロック1b と同じである。
下蓋21cは、これも、図6〜図8に示すように、基本的に、円筒状部材21aと同外径の平面視円形の薄型部材であり、その周側に沿って立ち上げた周側板の内面にねじを切って、下部上層ブロック21bの下部外周の連結雄ねじ部21b2に螺合する連結雌ねじ部21c1を形成しておく。
下部上層ブロック21b、下部下層である下蓋21cは、円筒状部材21aと同様に、この実施例2では、透明のプラスチック材で作成した。またこの実施例2では、容器本体101は、その底面を構成する下部上層ブロック21bの上面から予め定めた高さまで260mlの水を入れることができる容量にしてある。実施例1の容器本体の容量の約74%である。勿論、この容量に限定される訳ではない。
ガス通路24は、図6、図7及び図9に示すように、容器本体101の内部と薬槽26の内部とを繋ぐべく下部上層ブロック21bの中心に構成した連通路である。
ガス通路24は、その最上部を除いて、図6及び図7に示すように、弁配置部24aを兼ねる大径の連通路に構成してあり、この弁配置部24aに逆止め弁23を装入配置する。
弁配置部24aの下部周囲には、逆止め弁23の円筒状基部23aの周囲に形成した雄ねじと螺合する雌ねじが形成してあり、逆止め弁23は、弁配置部24aに装入した上で、その円筒状基部23aの外周の雄ねじを雌ねじに螺合してその部位に固定する。ガス通路24の最上部は、無機材気泡微細化部30の下面に開口している。 弁配置部24aの中央部に対応する位置に形成した小径の小孔24bが設けてあり、この小孔 24bは、下部ブロック21bの上面に面一にして開口している。
逆止め弁23は、図6及び図7に示すように、弁配置部24aの下部に固定する円筒状基部23aとその上端から上方に向かって円錐状に延びる弾性弁部23bとからなり、下方から一定圧を越えるガス圧が掛かると、弾性弁部23bの先端が開いて該ガスが上方に向かって通過可能であり、他方、上方から容器本体101中の水等による水圧が掛かっても開かないように構成された弁部材である。
多孔性の無機材気泡微細化部30は、多孔性の無機材31とこれを内部で保持する保持容器32とで構成され、気泡生成機能と気泡を微細化する機能を備えており、構成は、実施例1に記載したと同様であるので、参照するものとして繰り返して説明しない。また、仕切り板24bに設けられた小孔24bhの構成および機能は、実施例1に記載したと同様であるので、参照するものとして繰り返して説明しない。
小孔4bhは、設けられなくてもよい。その例が、図1(b)に示される。
薬槽26は、図6、図7及び図10に示すように、実施例1に示した薬槽6と同様であり、繰り返して説明しない。
水素発生剤25についても実施例1に示された水素発生剤5と同様であり、繰り返して説明しない。
またこのような水素ガスの発生に関しては、携帯装置として作成できるレベルでは、実施例1に関して述べたように、水との反応は、水の電気分解によるよりは短時間で行われ、多量の水素ガスをスピーディに発生させることが可能であり、この実施例2では、前記のように、約1.2ccのミネラル水を、水素発生剤25とほぼ同時に又は後者の装入の後に、薬槽26に注入すると、その注入の時点から約3分の時間の経過で十分な量の水素ガスを発生させることができる。
こうして発生させた水素ガスは、逆止め弁4、多孔性の無機材気泡微細化部30を介して容器本体101中に移動し、その中のミネラル水に溶解しながら、その中を浮上し、溶解しなかった残余の水素ガスは、容器本体101中のミネラル水の上面上に形成される空間に移動することになる。この空間の水素ガス等の圧力は、こうして徐々に上昇することになるが、容器本体101を壊すことはない。
無機材31の材質としては、セラミックス材、ガラス材あるいはプラスチック材などの無機材が使用され得るのは、実施例1で説明しており、繰り替えして記述しない。
本実施例のように、多孔性の無機材で板状に形成され、容器本体の下部ブロックである下部上層ブロック1bの上面に沿って広がりを持って配置された無機材気泡微細化部30を付加して用いることで、本発明者等の実験によれば、蓋体が装着されず上端が開放状態とされる形態とされ、容器本体が振盪されなくても、例えば、15℃以上の水温で、拡散距離をほとんど損じることなく、容器本体101内のミネラル水の水素の濃度は、容器本体101を振盪による撹拌動作を用いないで、水素含有量が0.8ppm以上の(重量比)の飲料水を得ることができた。
飲用は、上端開口から直接に又はグラス類に注いだ上でそのグラス類から行うことができる。
図11は、実施例3を示す。実施例3の構成は、実施例2に示した例とほとんど同じである。図11(a)は、図6(a)に、そして図11(b)は、図6(b)に対応する例である。
図11に、実施例2と相違する部分が示され、同一部分については、実施例2で示される図が参照される。実施例2、実施例3の例では、多孔性の無機材気泡微細化部30が容器本体1の底部面上に設置されたことを特徴としていた。これに対して。実施例3では、多孔性の無機材を用いた無機材気泡微細化部30が容器本体1の底部内に設置され、表面がむき出しにされた形態であり、小孔24bhが設けられていることを特徴としている。すなわち、無機材気泡微細化部30が下部上層ブロック21bの上部部分に埋め込まれ、表面がむき出しとされ、小孔24bhが設けられた。無機材気泡微細化部30を保持容器内に保持することなく直接的に下部上層ブロック21bの上部部分に設けた溝35に埋め込んでいる。勿論、無機材31を保持容器に収納してから埋め込むようにしてもよい。保持容器を用いないことで、部品点数を一つ減らすことができるばかりでなく、無機材31の面と下部上層ブロック21bとの面を図に示すように面一とすることが出来るので、水素ガスの拡散距離を容器本体の円筒状部材1の縦方向に十分に確保することが出来る。この例では、逆止弁23を出た水素ガスは、ガス通路24から直接的に多孔性の撥水性無機材31に導入させることが出来る。ガス通路24の端部36を図に示すように下側と同一の径になるような形状にしておくのがよい。
図11(b)の例にあっては、多孔性の撥水性無機材を用いた無機材気泡微細化部30が容器本体1の底部内に設置される。小孔24bhが設けられていない。小孔24bhが設けられていても構わない。
図11に示す形状にあっても、実施例2に示す例と同様に、開放状態で、振盪がなされなくても微細化された水素ガス気泡の容器本体の最大限の拡散距離確保によって十分に目的とした濃度、例えば0.8ppmあるいは1.2ppm濃度の水素水を生成することができる。
図12は、本実施例の従前の例との比較において、本実施例の微細化された水素ガスが拡散距離をほとんど損じることなく保持することで、容器本体内の圧力を高めることなく、また振盪させることなく、容器本体をミネラル水中の溶存水素ガス量を目的とした濃度、例えば0.8ppmあるいは1.2ppm濃度の水素水を生成させ得ることを示す図である。
図12(a)が本実施例2のケースを示し、図12(b)水素ガスが拡散距離を損じることなく保持し、容器本体内の圧力を高め、また振盪させて高濃度の水素水を生成する従前の例を示している。
図12(a)に示されるように、逆止弁23を通過した水素ガスは、無機材31によって微細化され、板状の多孔性の撥水性無機材31から無数の小さな気泡となって上昇し、その間にミネラル水に溶解される。気泡発生面積は、断面上でl>l’として表示可能であり、そしてこの時に、ミネラル水の水頭Hに比べて拡散水頭hは、H≒hとして表すことが出来る(実施例1にあっては、H=h)ので、ミネラル水に溶存する水素ガスは、気泡がミネラル水に接触する面積によって定まるから溶存量は、図12(b)の場合の拡散時に比べて多量となり、振盪することなしに高濃度の水素水を得ることができる。
このように、本実施例によれば、薬槽から導出された水素ガスを通過させ、微細化された水素ガス気泡からなる水素ガス流を上述したように容器本体の底部で形成し、水素ガス気泡を容器本体に収納した液体の底部から上面までのほぼ全域で容器本体断面に対して小孔径以上の広がりを持って拡散させることができる。
下部ブロックが、上述したように構成された多孔性の無機材気泡微細化部を直に載置して備えることで、水素ガスが逆止弁を介して下部ブロックに設けられたガス通路から多孔性の無機材気泡微細化部に直ちに導かれて微細化された水素ガス気泡とされ、微細化された水素ガスを容器本体の上端が開放状態無圧下で前記容器に収納された液体中に拡散させても高濃度な水素水を生成することができる。
100…水素水生成用ポット 、101…容器本体、102…下部容器、2…定量給水手段、3… 逆止め弁、4… ガス通路、5… 水素発生剤、6… 薬槽、7… 吐出口部、8… 減圧弁、10… フィルタ抑え、11… フィルタ、21… 容器本体部、23… 逆止め弁、24… ガス通路、25… 水素発生剤、26… 薬槽 、30…無機材気泡微細化部、31…多孔性の撥水性無機材、32…保持容器、33,34…ガス孔、35…溝、36…端部、4bh…小孔。

Claims (7)

  1. 内部の透視が可能な、水又は水を主成分とする液体を収容する内部空間を備えた容器本体と、該容器本体に装着され、水と反応して水素を発生する水素発生剤を収納する薬槽を有する下部容器と、前記容器本体内に多孔性の無機材とを備えて構成される人が持ち運び可能な飲料用水素水生成用のポットにおいて、
    前記下部容器が、前記容器本体の下端部に固定された下部上層ブロックを備え、該下部上層ブロックが、前記薬槽に連通するガス通路、該ガス通路に設置された逆止弁を備え、前記多孔性の無機材が水平方向に広がりを持つ平板に形成されて保持容器に保持され、該保持容器に、前記多孔性の無機材の上下面側のそれぞれに、水平方向に広がりを持つガス孔が形成され、前記保持容器の下端面が前記下部上層ブロック上面上に固定され、前記ガス通路からの水素ガスが下側のガス孔に導かれて前記多孔性の無機材の中を通過し上側のガス孔に導出され
    前記薬槽に収納された水素発生剤に水が加えられることで水素ガスが発生前記水素ガスが、前記ガス通路から前記下側のガス孔を介して前記多孔性の無機材に導かれて微細化された水素ガス気泡とされ、前記容器本体に収納された前記水又は水を主成分とする液体中に拡散されること
    を特徴とする人が持ち運び可能な飲料用水素水生成用のポット。
  2. 内部の透視が可能な、水又は水を主成分とする液体を収容する内部空間を備えた容器本体と、該容器本体に装着され、水と反応して水素を発生する水素発生剤を収納する薬槽を有する下部容器と、前記容器本体内に多孔性の無機材とを備えて構成される人が持ち運び可能な飲料用水素水生成用のポットにおいて、
    前記下部容器が、前記容器本体の下端部に固定された下部上層ブロックを備え、該下部上層ブロックが、前記薬槽と該容器本体の内部空間とに連通するガス通路、該ガス通路に設置された逆止弁を備え、前記多孔性の無機材が水平方向に広がりを持つ平板に形成されて、前記ガス通路が形成された箇所で前記下部上層ブロックに保持され、前記ガス通路に、前記多孔性の無機材の下面側に水平方向に広がりを持つガス孔が形成され、前記平板に形成された前記多孔性の無機材の上面が下部上層ブロック上面に面一にされて前記容器本体内に露出し、前記ガス通路からの水素ガスが下側のガス孔に導かれて前記多孔性の無機材の中を通過し前記容器本体内に導出され
    前記薬槽に収納された水素発生剤に水が加えられることで水素ガスが発生前記水素ガスが、前記ガス通路から前記下側のガス孔を介して前記多孔性の無機材に導かれて微細化された水素ガス気泡とされ、前記容器本体に収納された前記水又は水を主成分とする液体中に拡散されること
    を特徴とする人が持ち運び可能な飲料用水素水生成用のポット。
  3. 請求項1または2に記載された人が持ち運び可能な飲料用水素水生成用のポットにおいて、前記容器本体は、蓋体が装着されず、上端が開放状態とされる形態とされることを特徴とする人が持ち運び可能な飲料用水素水生成用のポット。
  4. 請求項1または2に記載された人が持ち運び可能な飲料用水素水生成用のポットにおいて、前記多孔性の無機材が、多孔性のセラミックス材あるいはガラス材によって形成されることを特徴とする人が持ち運び可能な飲料用水素水生成用のポット。
  5. 請求項1に記載された人が持ち運び可能な飲料用水素水生成用のポットにおいて、前記多孔性の無機材が、多孔性の撥水性無機材であることを特徴とする人が持ち運び可能な飲料用水素水生成用のポット。
  6. 請求項1または2に記載された人が持ち運び可能な飲料用水素水生成用のポットにおいて、前記多孔性の無機材が、燒結した多孔質の樹脂によって形成されることを特徴とする人が持ち運び可能な飲料用水素水生成用のポット。
  7. 請求項1または2に記載された人が持ち運び可能な飲料用水素水生成用のポットにおいて、前記薬槽に水素発生剤が予め収納され、前記下部上層ブロックに、前記容器本体に収納された前記水又は前記液体の一部を薬槽に投入する定量給水手段が設けられたことを特徴とする人が持ち運び可能な飲料用水素水生成用のポット。
JP2015044001A 2015-03-05 2015-03-05 飲料用水素水生成用ポット Active JP5832681B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015044001A JP5832681B1 (ja) 2015-03-05 2015-03-05 飲料用水素水生成用ポット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015044001A JP5832681B1 (ja) 2015-03-05 2015-03-05 飲料用水素水生成用ポット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5832681B1 true JP5832681B1 (ja) 2015-12-16
JP2016159293A JP2016159293A (ja) 2016-09-05

Family

ID=54874317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015044001A Active JP5832681B1 (ja) 2015-03-05 2015-03-05 飲料用水素水生成用ポット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5832681B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5899392B1 (ja) * 2016-01-12 2016-04-06 浩章 皆川 水素水生成装置
CN107319877A (zh) * 2017-06-05 2017-11-07 宁波金天水机电有限公司 具有气水分离结构的水素水杯底座
CN115490317A (zh) * 2022-11-01 2022-12-20 北京氢松饮品有限公司 离心雾化弥散的高浓度富氢水加工设备及其加工方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012086193A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Kankyo Giken Co Ltd 水素溶解水製造装置
JP2012217882A (ja) * 2011-04-05 2012-11-12 Sharp Corp 溶存水素水生成装置
JP5462426B1 (ja) * 2013-08-26 2014-04-02 浩章 皆川 携帯用の水素水生成用ポット

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012086193A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Kankyo Giken Co Ltd 水素溶解水製造装置
JP2012217882A (ja) * 2011-04-05 2012-11-12 Sharp Corp 溶存水素水生成装置
JP5462426B1 (ja) * 2013-08-26 2014-04-02 浩章 皆川 携帯用の水素水生成用ポット

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5899392B1 (ja) * 2016-01-12 2016-04-06 浩章 皆川 水素水生成装置
CN107319877A (zh) * 2017-06-05 2017-11-07 宁波金天水机电有限公司 具有气水分离结构的水素水杯底座
CN115490317A (zh) * 2022-11-01 2022-12-20 北京氢松饮品有限公司 离心雾化弥散的高浓度富氢水加工设备及其加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016159293A (ja) 2016-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5462426B1 (ja) 携帯用の水素水生成用ポット
JP5832681B1 (ja) 飲料用水素水生成用ポット
JP3197613U (ja) 人が持ち運び可能な開放型の飲料用水素水生成用のポット
CN101541690A (zh) 微气泡发生装置和微气泡发生方法
JP6444625B2 (ja) 携帯用給水器およびこれに用いるカートリッジ
JP3203575U (ja) 水素水生成・収納容器
RU2007131664A (ru) Устройство, подающее реагенты
JP3203575U7 (ja)
CN113368718A (zh) 微纳米起泡机构及微纳米气泡水装置
JP5342156B2 (ja) 水素水及び水素水生成装置
CN105964444A (zh) 一种液体分子离子雾化仪
JP5899392B1 (ja) 水素水生成装置
JP4085121B1 (ja) 歯科用うがい水供給装置
CN1972874A (zh) 还原碱性水的容器
JP2008168293A (ja) マイクロバブル発生装置
KR101910632B1 (ko) 수소수 제조장치
US20220323631A1 (en) Air scenting appliance for a vehicle
CN105325394B (zh) 一种自动补给电蚊香
JP2014144788A (ja) 飲料水サーバ
JP2016112479A (ja) 水素水製造器具
CN208859772U (zh) 具有降噪功能的香薰机
US20150069143A1 (en) Ultrasonic spray system
KR890001098B1 (ko) 휴대용 정수기
US20230277715A1 (en) Air scenting appliance for a vehicle
TWM650012U (zh) 擴香裝置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151006

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151027

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5832681

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250