WO2006073137A1

WO2006073137A1 - 分散印刷システムおよび分散印刷制御装置

Info

Publication number: WO2006073137A1
Application number: PCT/JP2005/024256
Authority: WO
Inventors: Akira Matsumoto; Toshihiro Shima; Atsushi Yoshino
Original assignee: Seiko Epson Corporation
Priority date: 2005-01-05
Filing date: 2005-12-27
Publication date: 2006-07-13
Also published as: EP1840724A4; US20080123130A1; EP1840724A1

Abstract

分散印刷制御装置は印刷ジョブを受信すると、分散先印刷装置を決定してその識別情報を記憶すると共に、分散先印刷装置に印刷ジョブを分散し、分散印刷制御装置はクライアントからの要求に応じて、分散先印刷装置に対して印刷ジョブ関連情報の送信を要求すると共に、印刷ジョブ関連情報を受信した場合に、印刷ジョブ関連情報を分散先印刷装置の識別情報と対応付けてクライアントに送信し、クライアントは、受信した識別情報及び印刷ジョブ関連情報に基づき、各分散先印刷装置を特定する情報と、各分散先印刷装置に対応する、各分散先印刷装置に分散された前記印刷ジョブの処理の進捗状況を示す情報と、を表示する。これにより、クライアントでは、分散印刷制御装置により決定された分散先印刷装置を簡便な方法で特定して、各分散先印刷装置毎に、分散された印刷ジョブの処理の進捗状況を表示することが可能となる。

Description

明細書分散印刷システムおよび分散印刷制御装置技術分野

本発明は、ネットワークに接続された複数の印刷装置に印刷ジョブを分散する分散印刷システムに関し、特に、各分散先の印刷装置を簡便な方法で特定して、各分散先印刷装置毎に分散された印刷ジョブの処理の進埗状況を表示したり、各分散先印刷装置に制御コマンドを送信したりする技術に関する。背景技術

近年、複数の印刷装置を同一ネットワークに接続し、ユーザが複数の印刷装置を使い分けることができる印刷システムが普及しつつある。そして、このような印刷システムにおいて印刷ジョブを各印刷装置に分散して並行処理することにより、短時間で印刷を完了する、いわゆる分散印刷も提案されている（例えば、特開 2 0 0 2— 2 1 5 3 6 9—号公報参照）。

前述の分散印刷を行う分散印刷システムとして、互いにネットワークに接続された複数のプリンタ，印刷ジョブを生成するクライアント，分散印刷制御装置を備えて、この分散印刷制御装置が、クライアントから印刷ジョブを受信した後に、複数のプリンタの中からオンライン状態である等の所定の条件を満たすプリンタを分散先プリンタとして決定し、決定した分散先プリンタに印刷ジョブを分散するシステムが提案されている。

' このような分散印刷システムでは、分散先プリンタが決定されるのが分散印刷制御装置において印刷ジョブを受信した後であるため、ユーザは、複数のプリンタのうち、いずれのプリンタが分散先プリンタとして決定され、印刷ジョブが分散されたのかを知ることができなかった。

その結果、各分散先プリンタに分散された印刷ジョブの処理の進渉状況を確認したい場合に.、ユーザは、まず、ネットワークに接続された各プリンタ毎に、それぞれのプリンタドライ/ が提供する印刷ジョブの処理の進涉状況等を確認するためのウィンドウを、クライアントが備えるディスプレイに表示し、印刷ジョブが分散されているか否かをチェックして分散先プリンタを特定しなければならず大変面倒であつた。

また、例えば、印刷ジョブをキャンセルしたい場合に、ユーザは、各プリンタ毎に、上記ウィンドウを、クライアントが備え-るディスプレイに表示し、それぞれのプリンタに、キャンセルしょうとする印刷ジョブが分散されているか否かをチェックして分散先プリンタを特定しなければならず大変面倒であった。

そして、分散先プリンタを特定しお後には、特定した分散先プリンタに対して、それぞれ印刷ジョブをキャンセルさせためのコマンド（以下、「キャンセルコマンド」と呼ぶ。）を送信して印刷ジョブをキャンセル.させることになるが、.：上述の課題は、このキャンセルコマンドを送信 tる場合に限らず、分散先プリンタに対して所定の処理を実行させるための、他の制御コマンドを送信する場合にも起リ得る。

本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、分散印刷制御装置により決定された分散先印刷装置を簡便な方法で特定して、各分散先印刷装置毎に、分散された印刷ジョブの処理の進涉状況を表示することが可能な技術を提供することを目的とする。発明の開示

また、本発明は、分散印刷制御装置により決定された分散先印刷装置を簡便な方法で特定して、制御コマンドを送信することが可能な技術を提供することを目的とする。前述の課題の少なくとも一部を解決するために、本発明の第 1の分散印刷システムは、互いにネットワークに接続されたクライアントと、複数の印刷装置と、分散印刷制御装置と、を備え、前記分散印刷制御装置が、前記ネットワークを介して送信される印刷ジョブを、前記複数の印刷装置のうち分散先となる複数の分散先印刷装置に対して分散することが可能な分散印刷システムであって、前記分散印刷制御装置は、前記印刷ジョブを受信した場合に、前記分散先印刷装置を決定して、決定した前記分散先印刷装置の識別情報を記憶すると共に、決定した前記分散先印刷装置に対して前記印刷ジョブを分散し、前記分散印刷制御装置は、前記クライアン卜からの要求に応じ- て、記憶している前記識別情報により特定される前記分散先印刷装置に対して、分散された前記印刷ジョブの処理に関する印刷ジョブ関連情報の送信を要求すると共に、前記分散先印刷装置から前記印刷ジョブ関連情報を受信した場合に、受信した前記印刷ジョブ関連情報を、前記印刷ジョブ関連情報の送信元である前記分散先印刷装置の識別情報と対応付けて前記クライアン卜に送信.し前記クライアン.卜は、前記分散印刷制御装置から、前記識別情報と対応付けられた前記印刷ジョブ関連情報を受信した場合に、受信した前記識別情報及び前記印刷ジョブ関連情報基づき-、—各分散先印刷- - 装置を特定する情報と、各分散先印刷装置に対応する、：.各分散先印.刷装置に分散された前記印刷ジョブの処理の進陟状況を示す情報と、を表示することを要旨とする。

このような構成とすることで、第 1—の分散印刷シ.スムにおし Vて、分散印刷制御装置は、分散先印刷装置の識別情報を記憶するので、クライアントからの要求応じて、この記憶している識別情報に基づき、分散先印刷装置に対-して印刷ジョブ関連情報の送信を要求することができる。また、分散印刷制御装置は、分散先印刷装置から印刷ジョブ関連情報を受信した場合に、受信した印刷ジョブ関連情報を、この印刷ジョブ関連情報を送信した分散先印刷装置の識別情報と対応付けてクライアントに送信するので、クライアントにおいて、印刷ジョブがいずれの印刷装置に分散されているか分からないような場合でも、各分散先印刷装置における印刷ジョブ関連情報を取得することが可能となる。

そして、クライアントは、受信した識別情報及び印刷ジョブ関連情報に基づき、各分散先印刷装置を特定する情報と、各分散先印刷装置に対応する、各分散先印刷装置に分散された印刷ジョブの進涉状況を示す情報と、を表示するので.、ユーザは、印刷ジョブがいずれの印刷装置に分散されているか分からないような場合でも、表示されたこれらの情報を見ることで、分散先印刷装置を簡単に特定-して、各分散先印刷装置毎の印刷ジョブの処理の進埗状況を確認することが可能となる。

なお、上記第 1の分散印刷システムにおいて、前記印刷ジヨ.ブ関連情報は、前記分散先印刷装置の動作状態を示す情報と、分散された前記印刷ジヨブに含まれる印刷部数情報と、分散された前記印刷ジョブの処理において印刷が完了した部数を示す情報と、のうち、少なくとも 1つを含むことが好ましい。 - このような構成とすることで、印刷ジョ 3関連情報が分散先.印刷装置の動作状態を示す情報を含む場合に、第 1の分散印刷システムにおいて、：クライアントは、 V印刷ジョブの進埗状況を示す情報として、-例えば、「印刷中や. τ紙詰まリ」といった、.各 . 分散先印刷装置の動作状態を表示することが-可能となる ό また; .印刷ジョブ関連情報が分散された前記印刷ジョブが印刷部数情報に含まれる印刷部数情報を含む場合に、クライアントは、印刷ジョブの進渉状況を示す情報として、各分散先印刷装置において印刷すべき部数を表示することが可能となる。-また、印刷ジョブ関連情報が分散された前記印刷ジョブの処理において印刷が完了した-部数を示す情報を含む場合に、クライアントは、印刷ジョブの進渉状況を示す情.報として、.各分散先印刷装置 (こお.いて印刷が完了した部数を表示することが可能となる。

本発明の第 1のクライアントは、印刷ジョブの分散先となる複数の分散先印刷装置の決定と、決定した前記分散先印刷装置への前記印刷ジョブの分散と、分散された前記印刷ジョブの処理に関する印刷ジョブ関連情報の、前記分散印刷装置からの取得- と、が可能な分散印刷制御装置に対し、ネットワークを介して接続されたクライアン卜であって、受信部と、制御部と、表示部と、を備え、前記受信部は、前記分散印刷制御装置から送信される、前記分散先印刷装置の識別情報と対応付けられた前記印刷ジョブ関連情報を受信し、前記制御部は、前記受信部が受信した前記識別情報及び前記印刷ジョブ関連情報に基づき、各分散先印刷装置を特定する情報と、各分散先印刷装置に対応する、各分散先印刷装置に分散された前記 ΙΙ刷ジョブの処理の進陟状況を示す情報と、を前記表示部に表示させることを要旨とする。 - このような構成とすることで、第- 1のクライアントにおいて、制御部は、分散印刷制御装置から送信される識別情報及び印刷ジョ-ブ関連 'It報に基づき、各分散先印刷装置を示す情報と、各分散先印刷装置に対応する、各分散先印刷装置に分散された印刷ジョブの進渉状況を示す情報と、を表示部に表示させるので、ユーザは、—印刷ジョブがいずれの印刷装置に分散されているか分からないような場合でも、表示部に表示されるこれらの情報を見ることで、分散先印刷装置を簡単に特定して '各分散先印刷装置毎の印刷ジョブの処理の進埗状況を確認することが可能となる。 - なお、上記第 1のクライアントにおいて、前記印刷ジ -ブ関連情報は、前記分散先印刷装置の動作状態を示す情報と ·、 -分散されお前記印刷ジ-ョブに含まれる印刷部数情報と、分散された前記印刷ジョブの処理において印刷が完了した部数を-示す情報と-、のうち、少なくとも 1つを含むこ-とが好ましい。

このよ-うに構成することで、前記印:尉ジョブ闋連情報が、分散先印刷装置の動作状態を示す情報を含む場合に、—第 1のクライアントにお (する表示部は、印刷ジョブの進陟状況を示す情報として、 _例えば、「印刷中」や.「紙詰まリ丄といった、.各分散先印刷置の動作状態を表示することが可 ·^となる。また、前記印刷ジョブ関連情報が、分散された前記印刷ジョブが印刷部数情報に含まれる印刷部数情報を含む場合に、第 1のクライアントにおける表示部は、印刷ジョブの進陟状況を示す情報として、各分散先印刷装置において印刷すべき部数を表示することが可能となる。また、前記印刷ジョブ関連情報が、分散された前記印刷ジョブの処理において印刷が完了した部数を示す情報を含む場合に、第 1のクライアントにおける表示部は、印刷ジョブの進涉状況を示す情報として、各分散先印刷装置において印刷が完了した部数を表示することが可能となる。

また、上記第 1のクライアン卜においで、前記印刷ジョブ関連情報は、少なくとも、分散された前記印刷ジョブに含まれる印刷部数情報と、分散された前記印刷ジョブの処理において印刷が完了した部数を示す情報と、を含み、- -前記制御部.は、..各分散先印刷装置を特定する情報及び前記進埗状況を示す情報の他に、前記印刷ジョブ関連情報 . に基づき、前記印刷部数情報の示す部数の総和を示す情-報と、:前記印刷が完了した部 ' 数の総和を示す情報と、を前記表示部に表示させることが好ましい。： ―.

このように構成することで、第 1のクライ，アン卜における受信部が、分散された前記印刷ジョブに含まれる印刷部数情報と、分散され前記印刷ジョブの処理において印刷が完了した部数を示す情報と、を受信するの-で、制御部は、これの情報に基づき、印刷部数情報の総和を示す情報と、印刷が完了した部 tの総和.を示情報と、 .を -: 表示部に表示させることができる。

ここで、印刷部数情報の総和を示す情報は、：分散前印刷ジョブとし: 印刷す-べき- - 部数の総和を表し、また、印刷が完了した部数の総和を示す情報は、分散前の印刷ジョブとして印刷が完了した部数の総和を表す。従 _つて、ユーザは、表示部に表示された、これちを見ることで、分散前の印刷ジョブと'しての処理の進渉状況-を簡単に確認することが可能となる。- 本発明の分散印刷制御装置は、ネットワークを介して送信される印刷ジョブを、前記ネッ卜ワークに接続された複数の印刷装置のう-ち分散先となる複数の分散先印刷 - 装置に対して分散することが可能な分散印刷制御装置であって、 --前記印刷ジョブを受信した場合に、前記分散先印刷装置を決定する決定部と、前記決定部が決定した前記分散先印刷装置の識別情報を記憶する記憶部と、前記記憶部から前記識別情報を読み出し、読み出した前記識別情報により特定される前記分散先印刷装置に対して、前記印刷ジョブを分散する分散部と、前記分散先印刷装置に対して、分散された前記印刷ジョブの処理に関する印刷ジョブ関連情報の送信を要求することが可能な要求部と、 - 制御部と、を備え、前記要求部は、外部からの要求に応じて、前記記憶部から前記識別情報を読み出し、読み出した前記識別情報によリ特定される前記分散先印刷装置に - 対して、前記印刷ジョブ関連情報の送信を要求すると共に、前記制御部は、前記分散先印刷装置から前記印刷ジョブ関連情報を受信した場合に、前記外部の要求元に対し - て、受信した前記印刷ジョブ関連情報を、前記印刷ジョブ関連情報の送信元で-ある前記分散先印刷装置の識別情報と対応付けて送信することを要旨とする。：

このように構成することで、上記分散印刷制御装置において、記憶部は-; 分散先印刷装置の識別情報を記憶するので、外部よリ印刷ジョブ関連情報の送信を要求された場合に、要求部は、前述の記憶部から識別情報を読み出すことで、分散先印刷装置を - 特定することができ、この分散先印刷装置に対じて印刷ジョブ関連情報の送信を要求することができる。

また、-上記分散印刷制御装置において、制御部は、分散先印刷装置から受信した印刷ジョブ関連情報を、この印刷ジョブ関連情報を送信し.た分散先印刷装置の識別精報- と対応付けてタライアン卜に送信-するので、クライアントにおいて、印刷ジョブがし V ずれの印刷装置に分散されているか分からないような場合でも、各分散先印刷装置における E[T刷ジョ関連情報を取得することが可能となる。 - 本発明の第 2の分散印刷システムは、互いにネットワークを介して接続されたクライアン卜と、複数の印刷装置と、分散印刷制御装置と、を備え、前記分散印刷制御装置が、前記ネットワークを介して送信される印刷ジョブを、前記複数の印刷装置のうち分散先となる複数の分散先印刷装置に分散することが可能な分散印:刷システムであつて、前記分散印刷制御装置は、前記印刷ジョブを受信した場合に、前記分散先印刷装置を決定して、決定した前記分散先印刷装置の識別情報を記憶すると共に、決定し - た前記分散先印刷装置に対して前記印刷ジョブを分散し、前記分散印刷制御装置は、前記クライアン卜から前記識別情報の送信を要求された場合に、記憶している前記識別情報を前記クライアントに送信し、前記クライアントは、前記分散印刷制御装置から前記識別情報を受信した場合に、受信した前記識別情報によリ特定される前記分散先印刷装置に対して、分散された前記印刷ジョブの処理に関する印刷ジョブ関連情報の送信を要求し、前記クライアントは、前記分散先印刷装置から前記印刷ジョブ関連情報を受信した場合に、受信した前記印刷ジブ関連情報に基づき、各分散先印刷装置を特定する情報と、各分散先印刷装置に対応する、各分散先印刷装置に分散された前記印刷ジョブの処理の進埗状況を示す情報と、 .を表示することを要旨とする。

このような構成とすることで、第 2の分散印刷システムにおいて; 分散印刷- 装置は、分散先印刷装置の識別情報を記憶するので、 -:クライァン卜から識別情報の送信を要求された場合に、記憶している識別情報をクライアン卜に送信することができる。従って、クライアントにおいて、印刷-ジョブがいずれの印刷装置に分散-されているか分からないような場合でも、分散印刷制御装置から受信する識別情報によつて分散先印刷装置を特定でき、印刷ジョブ関連情報の送信を要求する-とが可能-となる。 - . また、クライアントは、分散先印刷装置お印刷ジョブ関連情報を受信した場合、. 受信した印刷ジョブ関連情報に基づき、各分散先印刷装置を示す情報と、各分散先印刷装置に対応する、各分散先印刷装置に分散された印刷ジョブの進渉状況を示す情報と、を表示するので、ユーザは、印刷ジョブがいずれぬ印刷装置に分散されているか分からないような場合でも、表示されたれらの.情幸を見ることで、分散先印刷装置を簡単に特定して、各分散先印刷装置毎の印刷ジョブの処理の進涉状況を確認することが可能となる。

なお、上記第 2の分散印刷システムにおいて、前記印刷ジョブ関連情報は、前記分散先印刷装置の動作状態を示す情報と、分散された前記印刷ジョブに含まれる印刷部数情報と、分散された-前記印刷ジョブの処理において印刷が完了した部数を示す情報と、のうち、少なくとも 1つを含むことが好ましい。

このように構成することで、印刷ジョブ関連惰報が、分散先印刷装置の動作状態を示す情報を含む場合に、第 2の分散印刷システムにおいて、クライアントは、印刷ジヨブの進埗状況を示す情報として、例えば、 - 「印刷中」や「紙詰まり」といった、各分散先印刷装置の動作状態を表示することが可能となる。また、印刷ジョブ関連情報が、分散された前記印刷ジョブに含まれる印刷部数情報を含む場合に、クライアントは、印刷ジョブの進陟状況を示す情報として、各分散先印刷装置において印刷すべき部数を表示することが可能となる。また、印刷ジョブ関連' I青報が、、散された前記印刷ジョブの処理において印刷が完了した部数を示す情報を含む場合に、クライアン卜 . は、印刷ジョブの進陟状況を示す情報として、-各分散先印刷装置において印刷が完了した部数を表示することが可能となる。

本発明の第 2のクライアント 4ま、印刷ジョブの分散-先となる複数の分散先印刷装置 ― の決定と、決定した前記分散先印刷装置の識別情報の記憶と、 -前記分散先印刷装置へ - の前記印刷ジョブの分散と、を行ゔことが可能な分散印刷制御装置 ^:に対ネ .卜ヮ一- 一クを介して接続されたクライアン卜であつ-て、制御部と、表示部ど、 -前記分散印刷-- 制御装置に対して、前記識別情報の送信を要求する第 1の要求 ¾5と-、:前記第 1:の-要求部による要求の結果、前記分散印刷制御装置から前記識別情報を受信した場合に、受一- 信した前記識別情報により特定される前記分散先印刷装置に対じて.、 '分散された前記 - 印刷'ジヨブの処理に関する印刷ジョブ関連情報の送信を要求する第 2-の要求部と-、-前一記第 2の要求部による要求の結果、前記分散先印刷装置から送信される前記印刷ジョブ関連情報を受信する受信部と、を備え、前記制御部は、前記受信部が受信した前記印刷ジョブ関連情報に基づき、.各分散先印刷装置を特定する情報と、各分散先印刷装置に対応する、各分散先印刷装置に分散さ _れた前記印刷ジョブの処理の進涉状況を示す情報と、を前記表示部に表示させることを要旨とする。

このように構成することで、第 1の要求部から分散印刷制御装置に対して分散先印刷装置の識別情報の送信を要求した場合に、分散印刷制御装置は、記憶している識別情報を送信するので、第 2のクライアントにおいて、第 2の要求部は、受信した識別情報によリ分散先印刷装置を特定して、印刷ジョブ関連情報の送信を要求することが可能となる。

また、第 2のクライアントにおいて、制御部は、分散先印刷装置から送信される印刷ジョブ関連情報に基づき、各分散先印刷装置を示す情報と、各分散先印刷装置に対応する、各分散先印刷装置に分散された印刷ジョブの進埗状況を示す情報と-、を表示^ 部に表示するので、ユーザは、印刷ジョブがいずれの印刷装置に分散されて.いるか分からないような場合でも、表示部に表示されるこれらの情報を見ることで、分散先印: _: 刷装置を簡単に特定して、各分散先印刷装置毎の印刷ジョブの処理の進渉状況を確認- : することが可能となる。

なお、本発明の第 2のクライアントにおいて、前記印刷ジョブ関違情報は、前記分散先印刷装置の動作状態を示す情報と > 分散された前記.印刷ジョ. :含まれる印刷部. -. 数情報と、分散された前記印刷ジョ -ブの処理において印刷が完了した部数を. す情報と、のうち、少なくとも 1つを含むことが好ましし、。

このように構成することで、前-記印刷ジョブ関連情報が、分散先印 J 置動作状態を示す情報を含む場合に、第 2のクライアントにおける表示部 :-、印刷ジョ -ブの進渉状況を示す情報として、例えば、 Γ印刷中」や「紙詰まり」といつだ. ^散先 -印刷装置の動作状態を表示することが可能となる。ま-すこ:、前記印刷ジョブ関镇情報が、分散された前記印刷ジョブが印刷部数情報に含まれる印刷部数情報を含む場合に、—第- .

2のクライアントにおける表示部は、 .印刷ジョブの.進埗状況を示す情報として、各分散先印刷装置において印刷すべき部数を表示することが可能とな-る b また、前記印刷ジョブ関連情報が、分散された前記印刷ジョブの処理において印刷が完了した部数を示す情報を含む場合に、第 2のクライアントにおける表示部は、印刷ジョブの進陟状況を示す情報として、各分散先印刷装置において印刷が完了した部数を表示することが可能となる。

また、本発明の第 2のクライアントにおいて、前記印刷ジョブ関連情報は、少なくとも、分散された前記印刷ジョブに含まれる印刷部数情報と、分散された前記印刷ジヨブの処理において印刷が完了した部数を示す情報と、を含み、前記制御部は、各分散先印刷装置を特定する情報及び前記進埗状況を示す情報の他に、前記印刷ジョブ関連情報に基づき、前記印刷部数情報の示す部数の総和を示す情報と、前記印刷が完了した部数の総和を示す情報と、を前記表示部に-表示させることが好ましい。

このように構成することで、第 2のクライアントにおける受信部が、分散された前 - -記印刷ジョブに含まれる印刷部数情報と、分散された前記印刷ジョブの処理において印刷が完了した部数を示す情報と、を受信するので、制御部は、これらの情報に基づき、印刷部数情報の総和を示す情報と、印刷が完了した部数の総和を示す情報と、を表示部に表示させることができる。

ここで、印刷部数情報の総和を示す情報は、. -分散前の印刷ジョブとして印刷すべき部数の総和を表し、また、印刷が完^した部数の総和を示す情報は、分散前の印刷ジ： " ヨブとして印刷が完了した部数の総和を表す。従って、ユーザは、表示部に表示された、これらの情報を見ることで、分散前の印刷ジョブとしての処理の進埗状況を簡単 - に確認することが可能となる。 - 本発明の第 3のクライアントは、ネ卜ヮニクに接続された複数の印刷装置に対して、或る印刷ジョブが分散されている-場合に、前記印刷装置における前記印刷ジョブの処理の進埗状況を確認するためのュザィタフエースを備えたクライアントであつて、：前記ユーザインタフエスは、前記印刷装置を特定する情報の一覧と、各印刷装置にそれぞれ対応する、印刷装置に分散されている前記印刷ジョブの処理の進涉状況を示す情報と、を 1つの画面で表示することを要旨とする。

このように構成することで、第 3のクライアントにおいて、前記印刷装置を示す情報の一覧が表示されるので、ユーザは、この一覧を見ることで、いずれの印刷装置に対して印刷ジョブが分散されているのかを簡単に特定することができる。また、この一覧と、各印刷装置にそれぞれ対応する、印刷装置に分散されている前記印刷ジョブの処理の進埗状況を示す情報と、 .が 1つの画面で表示されるので、ユーザは、この画面を見るこ-とで、各分散先印刷装置毎の印刷ジョブの処理の進 ί歩状況を確認することが可能となる。

なお、上記第 3のクライアン卜において、前記印刷装置を示す情報の一覧及び前記進陟状況を特定する情報の他に、分散された前記印刷ジョブに含まれる印刷部数の総和を示す情報と、分散された前記印刷ジョブの処理において印刷が完了した部数の総和を示す情報と、を 1つの画面で表示することが好:ましい。 - 印刷部数情報の総和を示す情報は、分散前の印刷ジョブとして印刷すべき部数の総和を表し、印刷が完了した部数の総和:を示す情報は、分散.前の印刷ジョブとして印刷が完了した部数の総和を表す。従って、第 2のクント I：おいてこ-れらの総和が表示されるので、ユーザは、表示-されるこれ:らの情報を見ることで、—分散前の印刷-一ジョブとしての処理の進渉状況を簡単に確認することが可能となる。 - また、上記第 3のクライアントにおいて、前記進襖状況を示す情報は前記印刷装置の動作状態を示す情報と、分散され.た前記印刷ジョ-ブに含まれる印刷部数情報と；分散された前記印刷ジョブの処理においで印刷が完了した部数.を示す情報と、 ώうち、少なくと-も 1つであることが好ましい。

このように構成することで、 ·進埗状況を示す情報が、分散先印刷装置の動作状態を示す情報である場合に、上記第 3のクライアントにおいて、例えば、「印刷中」や「紙詰まり」といった、各分散先印刷装置の動作状態を表示することが可能となる。また、進陟状況を示す情報が、分散された前記印刷ジョブに含まれる印刷部数情報である場合に、上記第 3のクライアントにおいて、各分散先印刷装置において印刷すベき部数が表示することが可能となる。また、進陟状況を示す情報が、分散された前記印刷ジョブの処理において印刷が完了した部数を示す情報である場合に、上記第 3のクライアントにおいて、各分散先印刷装置において印刷が完了した部数が表示することが可能となる。本発明の第 1の分散印刷制御装置は、ネットワークを介して送信される印刷ジョブを、 -前記ネットワークに接続された印刷装置のうち、分散先となる複数の分散先印刷装置に分散することが可能な分散印刷制御装置であって、前記印刷ジョブを受信した場合に、前記印刷ジョブを格納する格納部と、前記印刷ジョブを受信した場合に、前：記分散先印刷装置を決定する決定部と、前記決定部が決定した前記分散先印刷装置の識別情報を記憶する記憶部と、前記記憶部から前記識別情報を読み出し、読み出した前記識別情報によリ特定される前記分散先印刷装置に対して、：前記格納部に格納された前記印刷ジョブを分散する分散部と、前記分散先印刷装置に対して、-所定の処理を実行させるための制御コマンドを送信することが可能なコマ-ンド送信部と、を JIえ、外部より、前記 5、散先印刷装置への前記制御コマンドの送信を要求された場合に、前記コマンド送信部は、前記記憶部から前記識別情報を読み-出し、読み-.出した前記識別 . 情報によリ特定される少なくとも 1つの前記分散先印刷装置に対しで、.前-記制御コマンドを送信することを要旨とする。 .

このような構成とすることで、第 1の分散印刷制御装置は、-決定した分散先印刷装 - . 置の識別情報を記憶部に記憶するようにしているので、外部から _制御コ.マンドの送信を要求された場合に、この識別情報を記憶部から読み出して分散先印刷装置を特定することができる。そして、第 1の分散印刷制御装置は、特定し-た分散先印刷装置の少なくとも 1つの分散先印刷装置に対して制御コマンドを送信するので、. ネッ卜ワークに接続された印刷装置のうち、いずれの印刷装置が分散先印刷装置であるか分からない場合でも、この第 1の分散印刷制御装置に対して制御コマンドの送信を要求することで、これら分散先印刷装置に対して制御コマンドを送信することが可能となる。

本発明の第 2の分散印刷制御装置は、ネッ卜ワークを介して送信ざれる印刷ジョブを、前記ネットワークに接続された印刷装置のうち、分散先となる複数の分散先印刷装置に分散することが可能な分散印刷制御装置であって、前記印刷ジョブを受信した場合に、前記印刷ジョブを格納する格納部と、前記分散先印刷装置を決定する決定部と、前記決定部が決定した前記分散先印刷装置の識別情報を記憶する記憶部と、前記記憶部から前記識別情報を読み出し、読み出した前記識別情報によリ特定される前記分散先印刷装置に対して、前記格納部に格納された前記印刷ジョブを分散する分散部と、前記分散先印刷装置に対して、 -分散された前記印刷ジョブをキャンセルさせ:るためのキャンセルコマンドを送信することが可能なコマンド送信部と、を備え、外部よリ、前記分散印刷装置への前記キャン-セルコマンドの送信を要求された場合に、—前記コマンド送信部は、前記記憶部から前記識別情報を読み出し、読み出した前記識別情報により特定される少なくとも 1つの前記分散先印刷装置に対して、前記キャンセルコマンドを送信することを要旨と-する。

このような構成とすることで、第 2の分散印刷制御装置は、決定した分散先印刷装

-置の識別情報を記憶部に憶しで.いるので、外部からキャンルョマン.ドの送信- 要 - 求された場合に、この識別情報を記憶部から読み出して分散先印刷装置を特定するこ..- とができる。そして、第 2の分散印刷制御装置は-、.特定し—た分散先印刷装置の少なくとも 1つの分散先印刷装置に対してキャンセルコマンドを送信するので、ネットヮークに接続された印刷装置のうち、いずれの印刷装置が分散先印刷装置であるか分から - ない場合でも、この第 2の分散印刷-制御装置に対してキャンセルコマンドの送 j言を要求することで、これら分散先印刷装置に対してキャンセルコマンドを送信し、印刷ジョブをキャンセルさせることが可能となる。

なお、上記第 2の分散印刷制御装置は、前記格納部に格納された前記印刷ジョブをキャンセルすることが可能な制御部を備え、前記分散部が前記分散先印刷装置に対して前記印刷ジョブを分散していると共に、前記分散先印刷装置が分散されている前記印刷ジョブを受信している途中で、外部より前記分散印刷制御装置に対して前記キヤンセルコマンドの送信を要求された場合に、まず、前記制御部が前記格納部に格納されている前記印刷ジョブをキャンセルし、前記制御部が前記印刷ジョブをキャンセルした場合に、前記コマンド送信部は、前記記憶部から前記識別情報を読み出すと共に、読み出した前記識別情報によし 4寺定される前記分散先印刷装置に対して、前記キャンセルコマン-ドを送信することが好ましい。

第 2の分散印刷制御装置から分散先印刷装置に対して印刷ジョブが分散されている - 途中において、分散先印刷装置に対じて第- 2-の分散印刷制御装置からキャンセルコマンドが送信された場合、分散先印刷装置は、それまでに分散された印刷ジョブの一部をキャンセルする。しかしながら、キャンセ―ルした後に、第 2の分散印刷制御装置から印刷ジョブの残りの部分が分散されることとなるため、分散先-印刷装置においで、この印刷ジョブの残りの部分については、キャンセルされずに残ってしまうことにな - る。

そこで、上述のような構成とする二とで、まず第 2の分散印刷制御装置において-、 - 格納部に格納されている印刷ジョブをシルするので-;;' ⁼分散先印刷装置に分散されていない印刷ジョブの残りの杏 IT分はキャンセルされることになる。従って、その後、分散先印刷装置において、それまでに分散された印刷ジ 3プの一部をキャンセレした ― 後において、印刷ジョブの残りの部分が分散されるとがないので、印刷ジョブの，部がキャンセルされずに残ってしまうことを防.ぐこどができる。

また、 -上記第 2の分散印刷制御装置は、前記分散先印刷装置に対して、分散された前記印刷ジョブの処理状況に関する、処理状況情報の送信を要求することが可能な送信要求部を備え、前記送信要求部は、外部より前記キャンセルコマンドの送信を要求された場合に、前記記憶部から前記識別情報を読み出し、〜読み出した前記識別情報により特定される前記分散先印刷装置に対して前記処理状況情報の送信を要求すると共に、前記コマンド送信部は、前記キンセルコマンドを送信する場合において、前記送信要求部の要求の結果、前記分散先印刷装置から受信した前記処理状況情報に基づき、前記分散先印刷装置のうち、分散された前記印刷ジョブの処理が完了していない前記分散先印刷装置に対してのみ、前記キヤンセルコマンドを送信することが好ましい。このような構成とすることで、分散先印刷装置に対してキャンセルコマンドを送信する場合に、既に印刷ジョブの処理が完了しており、キャンセルコマンドを送信する必要がない分散先印刷装置に対しては、キヤンセルコマンドを送信しないようにすることができ、ネットワークに不要なデータを流さない-ようにすることができる。- - . 本発明の第 3の分散印刷システムほ、互いにネットワークを介して接続されたクライアン卜と、印刷装置と、分散印刷制御装置と、を備え、前記分散印刷制御装置が、前記ネットワークを介して送信される印刷ジョブを前記印刷装置のうち分散先となる複数の分散先印刷装置に分散する-ことが可能な分散印刷システムであって、前記印刷ジョブを受信した場合に、前記分散印刷制御装置は、前記分散先印刷装置を決定して、決定した前記分散先印刷装置の識別情報を記憶すると共に、決定した前記分散先印刷装置に対して前記印刷ジョブを分散し、前記クライアン卜から前記識別楕報の送信を I 要求された場合に、前記分散印刷制御装置は、記憶している前記識別情報を前記クラ- イアントに送信し、前記分散印刷制御装置から前記識別情報を受信じた場合に、前記クライァ-ントは、受信した前記識別情報により特定される少なくとも 1つの前記分散- . 先印刷装置に対して、分散された前記印刷ジョブをキャンセルさせるためのキ.ヤンセルコマンドを送信することを要旨とする。

このような構成とすることで、分散印刷制御装置は決定した分散先印 _刷装置の識別：情報を記憶するようにしているので、クライアントから要求„された場合-に.、二の識別情報をクライアントに送信することが可能となる。また-、クライアントは、分散印刷制御装置からこの識別情報を受信するので、一受信した識別情報によリ分散先印刷装置を特定することができる。そして、クライ-アン卜は、この特定した分散先印刷装置のうち、少なくとも 1つの分散先印刷装置に対してキヤンセルコマンド—を送信するので、ネットワークに接続された印刷装置のうち、いずれの印刷装置が分散先印刷装置であるか分からない場合でも、分散先印刷装置を特定してキャンセルコマンドを送信し、印刷ジョブをキャンセルさせることが可能となる。本発明の第 4のクライアン卜は、印刷ジョブの分散先となる分散先印刷装置の決定と、前記分散先印刷装置への前記印刷ジョブの分散と、を行うことが可能な分散印刷制御装置に対し、ネットワークを介して接続されたクライアントであって、前記印刷ジョブをキヤンセルすべき旨の指示を入力することが可能な入力部と、前記キャンセ 5 ルすべき旨の指示が前記入力部を介して入力された場合に、前記分散印刷制御装置に対して、決定した前記分散先印刷装置の識別情報を送信するよ—う要.求^"る識別情報送信要求部と、前記識別情報送信要求部による要求の結果、前記分散印刷制御装置か^ 前記識別情報を受信した場合に、前記分散先印刷装置のうち、分散され-た前記印刷ジ 3ブをキャンセルさせるべき前記分散先印刷装置を指定することが可能なユーザイン _ - 10 タフエースを、受信した前記識別情.報に基づき提供するュ一ザインタフェス部と、前記ユーザィンタフェースを介しで指定された-少なくとも "I.つの前記分散先 EP刷装置に対して、分散された前記印刷ジ-ョプをキャンセルさせるための第:!の-キャンセルコ一マンドを送信することが可能なュマンド送信部と、を備えることを旨とす，る。 ― - このような構成とすることで、分散先印刷装置の識別情報に基づぎ、 -分散された印 15 刷ジョブをキャンセルさせるべき分散先印刷装置を指定することが可なユーザインタフエ」スが提供されるので、ユーザは、ネットワークに接続された印刷装置のうち、いずれの印刷装置が分散先印刷装置であるか分からない場合でも、第 1のクライアン卜において分散先印刷装置を簡単に特定することができる。また、この第 1のクライ - アントは、ユーザインタフェースを介して指定された少なくとも 1つの分散先印刷装 20 置に対して、分散された印刷ジョブをキャンセルさせるための第 1のキャンセルコマンドを送信することが可能であるので、ユーザは、分散先印刷装置を指定して印刷ジヨブをキャンセルさせることが可能となる。

なお、上記第 4のクライアントにおいて、前記コマンド送信部は、前記ユーザインタフエースを介して前記分散印刷装置が指定された場合に、まず、前記分散印刷制御 25 装置に対して、前記格納部に格納されている前記印刷ジョブをキャンセルさせるための第 2のキャンセルコマンドを送信し、前記第 2のキャンセルコマンドを送信した場- - 合に、指定された少なくとも 1つの前記分散先印刷装置に対して、前記第 1のキャンセルコマンドを送信することが好ましい。

分散印刷制御装置から分散先印刷装置に対-して印刷ジョブが分散されている途中において、第 4のクライアントから第 1 キャンセルコマンドが送信された場合、分散先印刷装置は、それまでに分散された印刷ジョブの一部をキャンセルする。しかしながら、キャンセルした後に、分散印刷制御装置から印刷ジヨブの残リの部分が分散さ- れることとなるため、分散先印刷装置において、こ-の印刷ジョブの残りの部分についてはキャンセルされずに残ってしまうことになる。 - そこで、上述のような構成とすることで、まず分散印刷制御装置において、格納部 —に格納されている印刷ジョブをギヤンセルするので、分散先印刷装置に分散されていない印刷ジョブの残りの部分はキ—ヤンセルされることになる—。従って; その後、分散先印刷装置において、それまでに分散されお印刷ジョブの一部をキャンセルした後おいて、印刷ジョブの残りの部分が分散されることがないので、印刷ジョブの部が一キャンセルされずに残ってしまう-ことを防ぐことができる。 - また、上記第 4のクライアンドにおいて、前記ユーザインタフェースを介して指定された前記分散先印刷装置に対して、分散され^ 記-印刷ジョブの理状況に関する、処理状況情報の送信を要求することが可能な要求部を」備え、前記コマンド送信部は、前記第 1のキャンセルゴマンドを送信する場合において、前記要求部が前記処理状況情報の送信を要求した結果、前記分散先印刷装置から受信した前記処理状況情報に基づき、前記分散先印刷装置のうち、分散された前記印刷ジョブの処理が完了していない前記分散先印刷装置に対してのみ、前記第 1のキヤンセルコマンドを送信することが好ましい。

このような構成とするこどで、第 4のクライアントから分散先印刷装置に対して第 1のキャンセルコマンドを送信する場合に、既に印刷ジョブの処理が完了しており、キャンセルコマンドを送信する必要がない分散先印刷装置に対しては、第 1のキャンセルコマンドを送信しないようにすることができ、ネットワークに不要なデータを流さないようにすることができる。

本発明の第 5のクライアントは、-ネットワークに接続された複数の印刷装置に対して、或る印刷ジョブが分散されている場合に、少なくとも 1以上の前記印刷装置を指定し、指定した前記印刷装置に分散されている前記印刷ジョブを、各印刷装置毎にキヤンセルさせるためのユーザインタフェースを備えたクライアン小であって、前記ュ一ザインタフエースは、少なくとも、前記印刷装置を示す情報の一覧と、各印刷装置にそれぞれ対応し、対応する印刷装置に分散されている印刷ジョブをキャンセルするよう指示するための複数の第 1の指示部とを 1 .つの画面で表示することを要旨どす一る。

このような構成とすることで、第 5のクライアントにおいて；印刷ジョ-ブの分散さ. れている印刷装置を示す情報の一覧力 ί表示されるので、ユー-ザは、（ずれの印刷装置- に対して印刷ジョブが分散されているのかを簡単に特定するこ-とが ¾きる。また、この一覧と、各印刷装置のそれぞれに対応した、—印刷ジョブをキャンセルするよう措示するための第 1の指示部と、を 1つの画面で表示するので、ユーザは、印刷ジ―ョブをキャンセルさせたい印刷装置を選択し、.選択した印刷装置に対しで印刷ジョブのキンセルを指示することを簡単に行うことが:で-き-る—。 '二 — - なお、上記第 5のクライアントにおいて、前記ユーザインタフェースは、前記印刷装置を示す情報の一覧及び前記複数の第：]—の指示部の他に、全ての印刷装置について、分散されている印刷ジョブを一括してキャンセルするよう指示するための第 2の指示部と、を 1つの画面で表示することが好ましい。

このような構成とすることで、ユーザは、各分散先印刷装置に分散された印刷ジョブを一括してキャンセルさせたい場合に、全ての印刷装置に対して、印刷ジョブのキヤンセルを指示することを簡単に行うことができる。本発明の第 3の分散印刷制御装置は、ネットワークに接続された印刷装置のうち、前記ネッ卜ワークを介して送信される印刷ジョブの分散先となる複数の分散先印刷装置を決定し、決定した前記分散先印刷装置に対して前記印刷ジョブを分散することが可能な分散印刷制御装置であって、決定した前記分散先印刷装置の識別情報を記憶する記憶部と、ネットワークを介して接続されたクライアン卜に対して、前記識別情報を送信することが可能な送信部と、を備え、前記クライアントが、. -前記識別情報の送信を前記分散印刷制御装置に要求した場合に、前記送信部は、前記記憶部から前記識別情報を読み出し、読み出した前記識別情報を前記クライアン卜に対して送信するこ- とを要旨とする。

このように構成することで、第 3の分散印刷制御装置は、「決定した—分散先印刷装置の識別情報を記憶するようにしているので、クライアントから要求された場合に；こ - の識別精報をクライアン卜に送信することが可能となる。従って、ク—ライアン-卜におし、て、いずれの印刷装置が分散先印刷装置であるか分からない場合-でも、 -受信した識別情報によリ分散先印刷装置を特定することが可能となる。

その結果、このクライアントが印刷ジョブをキャンセルさせるためのキャンゼルコマンド等の制御コマンドを送信することが可能であれば、特定した分散印刷装置に対してこの制御コマンドを送信することが可能となる

なお、本発明は、上記した分散印刷システム，クライアント，分散印刷制御装置としての構成の他、上記じた分散印刷制御装置を内蔵する印刷装置としても構成することができる。また、これらの装置発明態様に限ることなく、印刷ジョブ進埗状況表示方法や制御コマンド送信方法や印刷ジョブキャンセル方法などの方法発明としての態様で実現することも可能である。さらには、それら方法や装置を構成するためのコンピュータプログラムとしての態様や、そのようなコンピュータプログラムを記録した記録媒体としての態様や、上記コンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号など、種々の態様で実現することも可能である。一本発明をコンピュータプログラムまたはそのプログラムを記録した記録媒体等として構成する場合には、クライアントまたは分散印刷制御装置を制御するプログラム全体として構成するものとしてもよいし、本発明の機能を果たす部分のみを構成するものとしてもよい。また、—記録媒体としては、 R O Mカートリッジ、パンチカード、バ 5 —コードなどの符合が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置（R A Mや R - O Mなどのメモリ）および外部記憶装置などコンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用できる。図面の簡単な説明

10 図 1は、本'発明の第 1の実施例としての分散印刷システムの構成を示す説朋図である。

図 2は、プリンタ P R T 1の構成を示す^ έ明図である。

図 3は、本発明の第 1の実施例におけるクライアン卜の概要構成を示す説明図であ

- る。

15 図 4は、カスタムネットワークボード C-N Βの M I Β格納部 3 0 b-に格納されている分散印刷 M I巳と、分散先プリンタのメモリに格納されている M I Bと、を模式的に示す説明図である。

図 5は、第 1の実施例における印刷ジョブ進埗状況表示処理の手順を示すフローチヤートである。

20 図 6は、画面生成部 1 0 1 bにより生成された分散印刷一覧表示ウィンドウを示す説明図である。

図 7は、画面生成部 1 0 1 bにより生成された分散印刷詳細表示ウィンドウを示す説明図である。

図 8は、第 2の実施例における印刷ジョブ進陟状況表示処理の手順を示すフローチ 25 ヤー卜である。図 9は、本発明の第 3の実施例としてのプリンタ P R T 1を備える分散印刷シス亍ムの構成を示す説明図である。 - 図 1 0は、図 1におけるプリンタ P R T 1の構成を示す説明図である。

図 1 1は、本発明の第 3の実施例におけるクライアントの概要構成を示す説明図である。

図 1 2は、画面生成部 3 0 1—bにより生成ざれた分散印刷一覧表示ウィンドウを示す説明図である。

図 1 3は、第 3の実施例における印刷ジョブキャンセル処理の手順を示すフローチヤー卜である。

図 1 4は、画面生成部 3 0 1 bにより生成された分散印刷一覧表示ウィンドウを示す説明図である。

図 1 5は、第 4の実施例にお:ける印刷ジョブキャンセル処理の手順を示すフローチャ一トである。

図 1 6は、画面生成部 3 0 1 bにより生成される分散印刷詳細表示ウィンドウを示す説明図である。発明を実施するための最良の形態

以下、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。

A . 第 1の実施例： .

A 1 . 分散印刷システムの概要構成と分散印刷処理の概要：

A 2 . プリンタ及びクライアントの概要構成：

A 3 . M I B値設定処理の概要：

A 4. 印刷ジョブ進陟状況表示処理の具体的な動作：

A 5 . 実施例の効果： B. 第 2の実施例：

B 1. 印刷ジョブ進涉状況表処理の具体的な動作：

B 2. 実施例の効果：

C. 第 3の実施例：

C 1. 分散印刷システムの概要構成と分散印刷処理の概要：

C2. プリンタの概要構成：

C3. クライアントの概要構成：

C 4. 印刷ジョブキャンセル処理の具体的な動作：

C5. 実施例の効果.：

D. 第 4の実施例：

D 1. 印刷ジョブキヤンセル処理の具体的な動作：

D 2. 実施例の効果：

E. 変形例： - A. 第 1の実施例：

A 1. 分散印刷シス、テムの概要構成と分散印刷処理の概要：

図 1は、本発明の第 1の実施例としての分散印刷システムの構成を示す説明図である。この分散印刷システムでは、図示するように、クライアント PC (以下、クライアン卜と略す） C L、複数のプリンタ PRT 1〜PRT3を備えており、クライアント C L及びプリンタ P RT 1〜P RT 3は、ローカルエリアネットワーク L A N 1に接続されている。各機器間の通信は、 TCPZ I Pプロトコルをベースとしているため、各機器には、それぞれ、 I Pアドレスが予め固定で割り振られている。説明の便宜上、クライアント C Lには「 I P c」、プリンタ PRT 1〜P RT 3には、それぞfl 「 I P 1」〜 ri P3」なるアドレスが設定されているものとする。なお、厳密に言えば、これら I Pアドレスは、クライアント C L, プリンタ P RT 1〜PRT 3自体に設定されているわけではなく、 I Pのネットワークから見た場合のノード（すなわち、ネットワークボードなど）に設定されている。

これらプリンタのうち、プリンタ P RT 1には、カスタムネットワークボード C N Bが取り付けられている。このカスタムネットワークボード CN Bは、受信した印刷ジョブを他のプリンタに分散して、分散印刷を実行するための分印刷制御機能を備えており、請求項における分散印刷制御装置に相当する。一方、他のプリンタには、それぞれ、標準のネットワークボード（図示せず）が取り付けられている。

一例として図中には、クライアント C Lからプリンタ P RT 1に、印刷ジョブを含む通信データ D T 0が送信される場合を例示した。 - この通信データ D T Oは、ヘッダと、印刷ジョブデータと、から成り、ヘッダには、送信先 I Pアドレスとして、通信データ D TOの送信先であるプリンタ PRT 1の I ― Pアドレス「 I P 1」が、プリンタ PRT 1における送信先ソフトゥ Iァを特定するポート番号（送信先ポー卜番号）として「1 91 00」が、それぞれ記載されている。また、印刷ジョブデータには、印刷部数情報である印刷部数を表す QT値として「3 0」が、クライアン.卜において印刷ジョブを識別するために設定されたジョブ I D 「04」が、それぞれ記載されている-。

本実施例では、印刷プロトコルとして無手順プロトコルを用いている。無手順プロトコルでは、通常、ポート番号として「9.1 00」が割り振られている力本実施例では、クライアント C Lから分散印刷制御機能を有するプリンタ P RT 1に印刷ジョブを送信する際、ポート番号として通常の「91 00」ではなく「1 91 00」を用いる。

プリンタ P RT 1のカスタムネットワークボード CNBは、この通信データ DT0 を受信すると、ポート番号「1 9 1 00」に待機しているソフトウ：!:ァに、印刷ジョブデータを渡す。本実施例では、ポート「1 91 00」には、分散印刷制御機能を実現するための分散印刷ソフトウェアが待機している。それにより、その分散印刷ソフトウエアに従って CPUにより実現される機能部が、まず、印刷ジョブデータを印刷ジョブ格納部（図示せず）に格納する。そして、口一カルエリアネットワーク LAN 1に接続されているプリンタの中から、オンライン状態であり、かつ、プリンタ PR T 1-と同一機種のプリ-ンタを検索し、分散先プリンタを決定する。そして、例えば、その分散先プリンタとして、プリンタ P RT 2, PRT3の他、自己のプリンタ PR T 1が決定されたとすると、上記機能部は、プリンタ PRT 1 PRT 3の 3台で上記 30部を分散させて印刷させるために、印刷ジョブデータに含まれる QT値を「1 0部」に変更すると共に、送信先ポート番号を「1 9 1 00」ではなく、「9 1 0 0」に変更し、プリンタ P RT 1 ~P RT 3に対して、通信データ DT "！〜 DT 3を - 送信する。

従って、例えば、通信データ DT には、送信先 I Pアドレスとして「 I P 2J 力送信先ポート番号として「9 1 00-Γが、 QT値として「1 0 | が、それぞれ記載されている。 - 一方、プリンタ PRT2の標準ネッ卜ヮクボ一ドは、前述の通信デタ D T 2を受信すると、ポート番号「9 1 00」に待機しているソフトウェアに、印刷ジョブデータを渡す。ポート番号「9 1 00」は、前述したとおり、印刷プロトコルである無手順プロトコルに対して、通常割り当てられているポート番号であるので、印刷ジョブデータは、プリンタ P R T 2内の印刷制御ソフトウエアに渡されて、その印刷ジョブに従った印刷が実行される。

他のプリンタ P R T 3はもちろんのこと、分散印刷制御機能を有するプリンタ P R

T 1においても、同様に、送信された印刷ジョブに従った印刷が実行される。

従って、各プリンタ P RT 1〜P RT 3では、各「1 0部」ずつの印刷が実行されることになリ、システム全体で、合計「30部」の分散印刷が実行されることになる。

A 2. プリンタ及びクライアントの概要構成：

図 2は図 1におけるプリンタ P RT 1の構成を示す説明図である。プリンタ P RT 1は、プリンタ本体 P R巳と、上述したカスタムネットワークボード C N巳と、を備えている。このうち、プリンタ本体 P R Bは、主として、プリンタエンジン 4 1と、プリンタコントローラ 4 2と、メモリ 4 3と、を備えている。プリンタエンジン 4 1 は、実際に印刷を行う機構部分である。メモリ 4 3は-;— プリンタエンジン 4 1で印刷すべき印刷ジョブデータを一時的に格納する印刷ジョブ格納部 4 3 aと、プリンタ本 - 体 P R Bの動作状態（ステータス）や印刷ジョブの処理の進埗状況-などの管理情報を示す M I B (Management I nformat i on Base) .を格納する M I B格納部 4.3 bと、を備えている。

前述のプリンタコントローラ 4 2は、カスタムネットワークボード C N Bから印刷ジョブデータを受け取って印刷格納部- 4 3 aに格納すると共に、印刷格納部 4 3 aから格納した印刷ジョブを読み出して、その印刷ジョ:ブに従ってプリンタエンジン 4. 1 - を制御して印刷を実行させる。ま-た、プリンタコントローラ 4 2は、プリンタ本体 P R Bのステータスや印刷ジョブの処理状況（例えば、「1部印刷終了」等）などを検出し、これらの情報を M I B格納部 4 3 bに格納されている M I Bに設定すると共に、後述する分散印刷ジョブ管理部 2 4からの要求に応じて、 M I B格納部 4 3 bに格納されている M I Bの、各管理項目に設定された値（以下、「M I B値」と呼ぶ。）を分散印刷ジョブ管理部 2 4に送信する。

一方、カスタムネットワークポ一ド C N Bは、主として、 C P U 2 0と、メモリ 3 . 0と、を備えている。また、この他、実際にはネットワーク通信を行うための通信用インタフェースなども備えている力、説明の便宜上、省略されている。

このうち、メモリ 3 0は、クライアント C Lから送信された印刷ジョブデータを一時的に格納する印刷ジョブ格納部 3 0 aと、カスタムネッ卜ワークポード C N Bのステータスや分散された印刷ジョブに関する情報（例えば、分散先プリンタの I Pアドレス等）などの管理情報を示す M I B (以下、「分散印刷 M I B」と呼ぶ。）を格納する M I B格納部 3 0 bと、を備えている。 CPU 20は、メモリ 30より、前述の分散印刷ソフトウェアや分散された印刷ジヨブを管理するためのソフトウェア等のプログラムを読み出して実行することにより、図示した各機能ブロックとして機能する。ここで、各機能ブロック間の矢印はデータの流れを示している。なお、各機能ブロックをハードウ:！:ァ的に構築しても構わない 6 - これら機能ブロックのうち、 T C PZ I P解釈部 21は、 T C PZ I Pプロトコルを解釈して、ネットワークを介して外部との通信を行う。具体的には、受信した通信データに含まれる送信先 I Pァドレスや送信先ポート番号を検出したり、送信する通 . 信データに送信先 I Pアドレスや送信先ポート番号を付与したりする。分散先決定部 23は、口一カルエリアネットワーク L A N 1上のプリンタから分散先プリンタを決定する。分散処理部 22は、クライアント CLから受信した印刷:ジョブデータを印刷ジョブ格納部 30 aに格納すると共に、格納じた印刷ジョブの印刷部数を示す, QT値- - を書き換えた上で、各分散先プリンタに対じて印刷ジョブデータを分配する。 . - そして、本発明の特徴部分である分散印刷ジョブ管理部 24は、クライアント CL からの要求に従い、各分散先プリンタから M I B値を取得して、取得した M 値と、分散印刷 M I Bの各 M I B値と、こ基づき、所定の M ! B値をクライアント C Lに送- 信する。 - ここで、分散印刷ジョブ管理部 24と各分散先プリンタとの間においては、 SNM P (Simple Network Management Protocol) プロトコルを用いてデータが送受信される。そこで、 SNMP解釈部26は、この S NMPプロトコルを解釈して、分散先プリンタから送信されたデータについては分散印刷ジョブ管理部 24に渡し、分散先プリン夕に送信すべきデータについては U D PZ I P解釈部 27に渡す。この UDPZ I P解釈部 27は、 U D PZ I Pプロトコルを解釈して、ネットワークを介して外部との通信を行う。

なお、プリンタ PRT 1は、上述した機能ブロックの他、印刷プロトコルである無手順プログラムを解釈する無手順プログラム解釈部等を備えているが、説明の便宜上、省略されている。

図 1に示すプリンタ P RT 2, P RT 3については、上述したプリンタ P RT 1におけるプリンタ本体 P RBとほぼ同一の機能や構成を有している。具体的には、プリンタエンジン，プリンタコントローラ，メモリ（印刷格納部及び M I B格納部を有する）の他、機能ブロックとして、 TCPZ I P解釈部， U DPZ I P解釈部， S NM P解釈部，無手順プロトコル解釈部を備えている。

図- 3は、本発明の第 1の実施例におけるクライアン卜の概要構成：を示す説明図である。

クライアントしは、コンピュータ 1 00と、コンピュータ 1 00にデータを入力する装置として、キーボード 1—11及びマ-ウス 1 1 2と、データを出力する装置とし- てディスプレイ 1 1 0と、を備えている。

コンピュータ 1 00は、主として、 "CPU 1 01 ,- メモリ 1 02, ハードディスク -1 03, 及び入出力インタフェース部 1 04を備えており、それぞれ内部バス 1 05 に接続されている。ここで、入出力インタフェース部 1 0-4は、-コンピュータ 1 00 に対して、前述のキーボード 1 1 1，マウス 1 1—2, ディスプレイ 1 1 0、及びローカルエリアネットワーク LAN 1をそれぞれ接続するためのインタフェース群から成る。

クライアント C Lでは、所定のオペレーティングシステムの下、印刷ジョブの進渉状況を表示するためのアプリケーションプログラムが実行される。なお、オペレーテイングシステムには、各種ドライバが組み込まれ、前述のキーボード 1 1 1，マウス 1 1 2, ディスプレイ 1 1 0力それぞれ制御される。

そして、前述のアプリケーションプログラムが起動され、メモリ 1 02にロードされると、 CP U 1 01は、このアプリケーションプログラムを実行することにより、ジョブ管理部 1 01 a及び画面生成部 1 01 bとして機能することになる。

なお、クライアント C Lは、機能ブロックとして、前述のジョブ管理部 1 01 a及び画面生成部 1 01 bの他に、無手順プロトコル解釈部， TCPZ I P解釈部，印刷ジョブ生成部を備えているが、説明の便宜上、省略されている。

なお、この印刷ジョブ生成部は、例えば、ユーザがクライアント CLに対して印刷部数 -「30部」として印刷命令を出すと、印刷部数を示す QT値を「30」に設定し、また、ジョブ I D (例えば「04」）を設定した印刷ジョブを生成して、無手順プロトコル解釈部及び TCPZ I P解釈部を介して、印刷ジョブデータをプリンタ PRT 1に送信する。このとき、 TCPZ I P解釈部は、送信先 I Pアドレス及び送信先ポ一ト番号として、それぞれ、「 I P 1」及び「1 91 00」を指定するので、図 1に示す通信データ D T 0が送信されることになる。

前述のメモリ 1 02には、送信ジョブリスト 1 02 aが予め記憶されている。この送信ジョブリスト 1 02 aには、プリンタ P RT 1に送信した印刷ジョブについての、ジョブ I D, 文書名，印刷部数， -印刷ジョブの生成を指示したユーザ名等が記載される。そして、前述の印刷ジョブ生成部は、印刷ジョブを生成してプリンタ P RT 1に送信する度に、送信した印刷ジョブについてのジョブ I D等の情報を、この送信ジョブリスト 1 02 aに追加して書き込む。

A3. M I B値設定処理の概要：

上述したカスタムネッ卜ワークボード CN Bの分散印刷 M I B及び各分散先プリンタの M I Bのうち、本発明に係る管理項目に対して M I B値を設定する処理を、図 4 を用いて説明する。

図 4は、カスタムネットワークボード C N Bの M I B格納部 30 bに格納されている分散印刷 M I Bと、分散先プリンタのメモリに格納されている M I Bと、を模式的に示す説明図である。なお、図 4では、分散先プリンタのメモリに格納されている M I Bとして、プリンタ P RT 2の M I Bを一例として示す。

図 4において、左側は分散印刷 M I Bを示し、右側はプリンタ PRT2の M I Bを示す。なお、これら分散 M I B及ぴプリンタ PRT 2の M I Bは、説明の便宜上、一部分を抜粋して示している。

図 4に示す分散印刷 M I B及びプリンタ PRT 2の M I Bにおいて、左側は管理項目を、右側はそれぞれの管理項目に設定されている M I B値を示す。

そして、図 4に示す分散印刷 M I Bにおいて、項目 A 1は、-各分散先プリンタの I Pアドレスの項目を示し、項目 A2は、分散された各印刷ジョブに設定された QT値の項目を示し、項目 A3は、各分散先プリンタにおいて分散された印刷ジョブに対して設定されたジョブインデックス番号の項目を示し、項目 A4は、分散された各印刷ジョブの処理の結果、印刷が完了した部数の項目を示し、項目 A 5は、各分散先プリンタにおけるステータスの項目を示す。

一方、プリンタ P RT 2の M I Bにおいて、項目 B 1は、印刷ジョブの送信元の I Pアドレスの項目を示し、.項目 B 2は、印刷ジョブの QT値の項目を示し、項目 B3 は、印刷が完了した部数の項目を示し、項目 B4は、- プリンタ- PR T 2のステータスの項目を示す。

各分散先プリンタに印刷ジョブが分散された場合、図 2に示す分散印刷ジョブ管理部 24は、まず、分散印刷 M I Bに項目 A 1， A2を追加すると共に、それぞれの項目に対応する M I B値を設定する。

具体的には、前述のように、クライアント C Lからジョブ I D 「04」の印刷ジョブがプリンタ P RT 1に送信され、プリンタ P RT 1〜P RT 3に、それぞれ Q T値「1 0」の印刷ジョブが分散された場合、分散印刷ジョブ管理部 24は、まず、分散された 3つの印刷ジョブに対して、それぞれ「04. 1 J 〜「04. 3」のジョブィンデックス番号を付与する。ここで、このジョブインデックス番号は、クライアント C Lから受信した印刷ジョブのジョブ I Dと関連付けて付与される。そして、分散印刷ジョブ管理部 24は、それぞれのジョブインデックス番号の印刷ジョブについて、項目 A 1 , A 2を追加すると共に、分散先プリンタの I Pァドレス「 I P 1 J 〜「 I P 3」を項目 A 1の M I B値として設定し、それぞれの QT値（この場合、それぞれ「1 0」）を項目 A 2の M I B値として設定する。

一方、プリンタ P RT 2では、プリンタ P RT 1から分散された印刷ジョブを受信すると、プリンタ P RT 2において印刷ジョブを識別するためのジョブインデックス番号が新たに付与される。そして、プリンタコント口ラは、プリンタ P RT 2の M— I Bに項目 B 1〜B 3を追加すると共に、それぞれの項目に対応する M I B値を追加する。具体的には、ジョブインデックス番号として、例えば「1 23」が付与された場合、このジョブインデックス番号 Γ1 23」の印刷ジョブの送信元である-プリンタ - P RT 1の I Pアドレス「 I P 1」を項目 B 1 (DM I B値として設定し、 QT値「1 OJ を項目 B 2の M I B値として設定する。また、項目 B 3の M I B値は、初期状態で「0部終了」が設定され、以後、印刷が実行され r部印-刷が完了する度に、「1部終了」，「2部終了」， ...と更新されて設定されるなお図 4では.、 5.部の印刷が完了し Tいる場合を示し、「5部終了」が設定されている。

ここで、図 2に示す分散印刷ジ-ヨブ管理部 24は、分散処理部 22が印刷ジョブを分散先プリンタに送信すると直ぐに、各分散先プリンタに-対して S NHVIPプロトコルにおいて規定されるコマンドを送信し、分散先プリンタにおいて付与された最新のジヨブインデックス番号を取得する。

ここで、各分散先プリンタでは、ジョブインデックス番号を、 1ずつ増加する整数として受信した印刷ジョブ毎に順次付与するため、前述のように、印刷ジョブの送信直後に分散先プリンタから取得する最新のジョブインデックス番号は、この送信した印刷ジョブに対して付与されたジョブインデックス番号となる。そして、分散印刷ジヨブ管理部 24は、この取得したジョブインデックス番号を、分散印刷 M I Bの項目 A 3において、カスタムネットワークボード C N Bが付与したジョブインデックス番号に対応付けて、 M I B値として設定する。

具体的には、例えば、図 4に示すように、プリンタ P RT 2において分散された印刷ジョブに対してジョブインデックス番号「1 23」が付与された場合、分散印刷ジヨブ管理部 24は、このジョブインデックス番号「1 23」を取得して、カスタムネットワークボード C N Bで付与したジョブインデックス番号「04. 2」に対応付けて項目 A3の M I B値として設定する。

- なお、図 4に示す、プリンタ P RT 2の M I Bの項目 B 4については、プリンタ P RT 2の現在のステータス（「印刷中」「紙詰まり」等）力、 M I B値として設定さ - れる。また、図 4に示す、分散印刷 M I B.の破線で囲んだ項目 A 4, —A5については、後ほど説明する。

A . 印刷ジョブ進渉状況表示処理の具体的な動作：

今、クライアント C Lからプリンタ P R T 1に、ジョブ I D 「 0 -1」〜「 05」の印刷ジョブを含む通信データ力この順番で送信完了しており、そうち、 'ジョブ I - D 「01」·〜「03」の印刷ジョブについては分散先プリンタに分散されて各分散先プリンタにおいて印刷が完了しておリ、 3ブ I- D Γ 04すの印刷ジヨブに-ついては、プリンタ P RT 1〜P RT 3に分散されて、各-プリタ P RT 1 P RT 3において処理中である。なお、ジョブ. I D 「05」の印刷ジョブについては、-分散-先プリンタが決定しておらず未だ分散されていない。そして、ユーザは、クライアント CL から送信した各印刷ジョブの処理の進渉状況を確認するサこめに、印刷ジョブの進埗状況を表示するためのアプリケーションプログラムを起動する。このアプリケーションプログラムが起動されると、本発明の特 1¾部分である印刷ジョブ進埗状況表示処理が― 開始される - 図 5は、第 1の実施例における印刷ジョブ進渉状況表示処理の手順を示すフローチヤートである。

図 5において、左側はクライアント C Lにおけるフローチャートを、中央はプリンタ P RT 1におけるフローチャートを、右側は分散先プリンタにおけるフローチヤ一卜を、それぞれ示している。なお、前述のように、分散先プリンタがプリンタ PRT "！〜 PRT 3である場合、プリンタ P RT 1については、中央及び右側の両方のフロ一チャートに記載された処理を実行することになるが、プリンタ PRT 1のうち、力スタムネットワークポ一ド CN Bが中央のフローチャートに記載された処理を、プリンタ本体 PR Bが右側のフローチヤ一卜に記載された処理を、それぞれ実行する。

図 5に示す印刷ジョブ進埗状況表示処理が開始されると、まず、図 3に示すクライアント C Lにおいて、ジョブ管理部 1 01 aは、メモリ 1 02から送信ジヨブリスト 1 02 aを読み出し、読み出した送信ジョブリスト 1 02 aに記載されているジョブ I Dを指定して、ジョブ情報取得要求を TCPZ I P解釈部を介してプリンタ P RT 1に送信する（ステップ S 202) 。

前述のように、ジョブ I D 「01」〜「05」の印刷ジョブがプリンタ _P RTI 1に送信完了である場合、送信ジョブり _スト 1 ひ— 2 aには、これらジョブ I D:が記載されているので、プリンタ P RT 1は、ジョブ I D 「01」〜「0-5」-を指定してジョブ:— 情報取得要求を送信する。

ここで、ジョブ情報とは、クライアント C Lからプリンタ P RT 1に送信した各印刷ジョブについての進涉状況を表示するために必要な情報である。 ·具体的には、図 4 に示す分散印刷 M I Βの項目 A 1 (分散先プリンタの I Pアドレス）， A2 (分散された印刷ジョブに設定された QT値）， A4 (各分散先プリンタの印刷完了部—数） _，- A5" (各分散先プリンタのステータス） ·に対し、それぞれ設定された M I B値を意味する。

一方、図 2に示すプリンタ PRT 1では、分散印刷ジョブ管理部 24が、 TCPZ I P解釈部 21を介して、前述のジョブ情報取得要求を受信し、指定されたジョブ I Dをメモリ 30に記憶させる（ステップ S 302) 。次に、分散印刷ジョブ管理部 2 4は、クライアント C Lから指定されたジョブ I Dをメモリ 30から読み出し、読み出したジョブ I Dの印刷ジョブについての分散先プリンタの I Pァドレスを、 M I B 格納部 30 bに格納されている分散印刷 M I Bに基づき特定する（ステップ S 30 4) 。具体的には、例えば、ジョブ I D 「04」の印刷ジョブについては、分散印刷ジョブ管理部 24は、図 4に示す分散印刷 M I Bの項目 A 1に基づき、分散先プリンタの I Pアドレス「 I P 1」〜「 I P 3 J を特定する。

次に、分散印刷ジョブ管理部 24は、特定した I Pァドレスを指定して、 S N M P 解釈部 26及び U D PZ I P解釈部 27を介して、全ての M I B値の送信要求を、 S NMPプロトコルに規定されたコマンド（Get-Next-Requestコマンド）として各分散先プリンタに送信する（ステップ S 306) 。

各分散先プリンタでは、 UDPZ I P解釈部及び SNMP解釈部を介して、プリンタコントローラが前述の M I B値の送信要求を受信する（ステップ S 402) 。そして、プリンタコントローラは、 M ΓΒ格納部に格納されている M I Bの全ての M I B 値を、それぞれの管理項目に対応付けて、 S NMP解釈部及び U D卩 I P解釈部を介して、 S NMPプロトコルで規定されたコマンド（Get- Responseコマンド）としてプリンタ P RT- 1に送信する（ステップ S 404) 。

一方、プリンタ PRT 1では、分散印刷ジョブ管理部 24が、 - UDPZ I P解釈部 - 27及び S N MP解釈部 26を介して、各分散先プリンタから Get - Responseコマンドにより送信された M I B値を受信し、受信した M I B値に基づき、分散印刷 M I BIZ 「各分散先プリンタの印刷完了部数」及び「各分散先プリンタのステータス」を示す管理項目を追加すると共に、それぞれの項目に対し、受信した全 M I B値の中から対応ずる M I B値を特定して設定し、分散印刷 M I Bを更新する（ステップ S 308) 。上述したように、各分散先プリンタにおいて付与されたジョブインデックス番号と、カスタムネットワークボード CNBにおいて付与されたジョブインデックス番号と、は分散印刷 M I Bにおいて対応付けられている。従って、分散印刷ジョブ管理部 24 は、各分散先プリンタから受信した全 NI I B値の中から、新たに追加する項目に対応した M I B値を特定して設定することができる。

例えば、前述のように、プリンタ PRT 2から、図 4に示すプリンタ P R T 2の M 1 Bの各 M I B値が各管理項目と対応付けられて送信された場合に、分散印刷ジョブ管理部 24は、図 4に示す分散印刷 M I Bに、項目 A 4 (各分散先プリンタの印刷完了部数）及び項目 A 5 (各分散先プリンタのステータス）を追加すると共に、それぞれの項目において、カスタムネットワークポド CN Bにおいて付与されたジョブィンデックス番号「04. 2」に対応する M I B値として、プリンタ P R T 2において付与されたジョブインデックス番号「1 23」に対応する M I B値「5部終了」及び「印刷中」を、受信した全 M I B値からそれぞれ特定して設定する。

次に、分散印刷ジョブ管理部 24-は、 - クライアント C Lから指定され-たジョブ I D をメモリ 30から読み出し、こ-の.指定されたジョブ I Dの印刷ジョブについての、ジョブ情報として送信すべき管理項目に設定された M I B値を分散印刷 M I Bから抽出して、ジョブ情報として、 TCPZ I- P解釈部 21を介- てクラィアント C Lに送信する（ステップ S 310) 。

例えば、ジョブ I D 「04」の印刷ジョブについては、 - 図 4に示す分散印刷 M I B の項目 A 1， A 2, A4， A5に設定された M I B値を、分散印刷 M I Bから抽出して、それぞれの管理項目に対応付けて-クライアント C Lに送信する。

なお、ジョブ I D 「05」の印刷ジョブについては；未だ分散されていないので、分散印刷 M I Bにおいて、この印刷ジョブについての管理項目はいずれも追加されていない。従って、ジョブ I D 「05丄の印刷ジョブについてはジョブ情.報として何も送信されない。

—方、クライアント C Lでは、ジョブ管理部 1 Q 1 aが TCPZ I P解釈部を介してジョブ情報を受信し、受信したジョブ情報をメモリ 1 02に記憶させる（ステップ S 204) 。次に、画面生成部 1 01 bはメモリ 1 02から、送信ジョブリスト 1 0

2 a及びジョブ情報を読み出し、読み出した送信ジヨブリスト 1 02 a及ぴジョブ情報に基づき、分散印刷一覧表示ウィンドウを生成して、ディスプレイ 1 1 0に表示させる（ステップ S 206) 。図 6は、画面生成部 1 01 bにより生成された分散印刷一覧表示ウィンドウを示す説明図である。

図 6に示すように、分散印刷一覧表示ウィンドウ W1には、送信ジョブリスト 1 0 2 aに記載ざれているジョブ I D，文書名，印刷部数，ユーザ名の他、「ジョブ状態」が一覧表示されている。また、分散印刷一覧表示ウィンドウ W1は、詳細表示ボタン BT 1及び「閉じる」ポタンを備えている。

前述の「ジョブ状態」については、プリンタ PRT 1から受信したジョブ情報に基づいて表示される。

具体的には、例えば、ジョブ I D 「04」の印刷ジョブについては、画面生成部 1 01 bは、プリタ P.—BT 1から受信したジョブ情報のうち図 4に示す分散印刷 M I Bの項目 A 2の M I B値と、項目 A4の Μ ΓΒ値と、- を比較することで、- ¾ての分 - 一散先プリクタにおい-で印刷が完于していないと判定じて「印刷中」と表示する。なお、同様にして、ジョブ I D 「01」〜「03」 .の印刷ジョブについては、全ての分散先プリンタにおいて印刷が完了したと判定して「印刷終了」と表示し、ジョブ I D ΓΟ ' 5」の印刷ジョブについては、項目 A 2, A 4共に存在しないので、未だ分散されていないと判定して「待機中」と表示.する。

そして、この分散印刷一覧表示ウィンドウ W1において、図 3—に示すマウス Ί 1 2 又はキーボード 1 1 1を用いて、ジョブ I Dを指定して詳細表示ボタン BT 1を押下する-と、画面生成部 1 (51 bは、メモリ 1 02から読み出したジョブ情報に基づき、分散印刷詳細表示ウィンドウを生成してディスプレイ 1 1 0に表示させる。

図 7は、画面生成部 1 01 bにより生成された分散印刷詳細表示ウィンドウを示す説明図である。

図 6に示すように、分散印刷一覧表示ウィンドウ W1においてジョブ I D 「04 J を指定して詳細表示ポタン BT 1が押下された場合、図 7に示す分散印刷詳細表示ゥインドウ W2が表示される。この分散印刷詳細表示ウィンドウ W2には、分散先プリンタであるプリンタ P RT 1〜P RT 3に対応して、 I Pアドレス「 I P "！」〜 Γ I P 3」，プリンタ P RT 1〜P RT 3のステータス（「印刷中」または「紙詰まり」 ) ，分散された印刷ジョブの処理の進涉状況を示すプログレスバー PB 1〜PB 3, 印刷完了部数表示部 D 1〜D3が、それぞれ表示されている。また、 -ジ-ヨブ I D 「04」の印刷ジョブ全体としての、進埗状況を示すプログレスバー P B A及び印刷完了部数表示部 D Aも表示されている。

このうち、プログレスバ一 P B 1〜P B 3は、各分散先プリンタに^ 5いて印刷すベき部数のうち、何部が印刷完了して.いるかを濃い色で示す。このプログレスバー PB "！〜 PB 3は 1部数毎の目盛りを有、最も左が 0部数を、最も右が印刷すべき部数を、それぞれ示す。そして、上述のように、各プリンタ P RT 1〜P RT 3に分散された印刷ジ^ブに、それぞれ QT値「1 0」力《設定された場合、ジョブ情報としてメ- モリ 1 02に記憶されている -「分散された印刷ジョブ設定-さ:れた QT値 J-に基づき、プログレスバー P B 1〜P.B3の最左下には「0」力また；最右下には Γ1 Χ>.」が表示れる。

そして、ジョブ情報としてメモリ 1 02に記憶されている「各分散先プリンタの印刷完了部数」に基づき、画面生成部 1 0 bは、プログレスバ P B 1〜PB 3の濃い部分の領域を定めて表示し、印刷完了部数表示部 D 1〜D3に、それぞれの完了部数を表示する。 ― .

プログレスバー P B Aは、ジョブ I 0 「04」の印刷ジョブ全体として印:刷すべき部数のうち、何部が印刷完了しているかを濃い色で示す。このプログレスバー P B A は、プログレスバー P B 1 ~PB3と同様に、 1部数毎の目盛りを有し、最も左側が 0部数を、最も右側が印刷すべき部数を、それぞれ示している。そして、上述のように、各プリンタ P RT 1〜PRT3に分散された印刷ジョブに、それぞれ QT値「1 0J が設定された場合、ジョブ情報としてメモリ 1 02に記憶されている「分散された印刷ジョブに設定された QT値」に基づき、画面生成部 1 01 bは、各 QT値の総和を算出し、算出した値（3 0部）をプログレスバー P B Aの最右上に、また、「0」をプログレスバー P B Aの最左上に表示させる。

そして、ジョブ情報としてメモリ 1 0 2に記憶されている「各分散先プリンタの印一刷完了部数」に基づき、画面生成部 1 0 1 bは、各完了部数の総和を算出し、算出した値（9部）に基づき、プログレスバー P B Aの濃い部分の領域を定めて表示し、印刷完了表示部 D Aにこの算出した値（Q部）を表示させる。

なお、図 6に示す分散印刷一覧表示ウィンドウ W 1においてジョブ I D 「0 1」〜「0 3」のいずれかを指定して詳細表示ポタン B T 1が押下された場合、これらジョブについては、全ての分散先プリンタにおいて印刷が完了している-ので、図 7に示す分散印刷詳細表示ヴィンドウ W 2において.、プログレスバ一P B A及び各分散先プリ - ンタに対応するプログレスパーは全て濃い色で示される。また、印刷完了表示部 D A には、例えば、クライアントからプリンタ P R.T- 1に送信した印刷ジヨブに設定された Q T値が「5 0」であれば、印刷が完了しているので「5 0部」力表示される。一方、分散印刷一覧表示ウィンドウ W 1においてジョブ I D 「0 5」が指定された場合. には、図 6に示す詳細表示ボタン B T 1はグレーアウトして押下できないようになるため、分散印刷詳細ウィンドウは'表示されない。

図 5に戻って、プリンタ P R T 1における分散印刷ジョブ管理部 2 4は、ステップ S 2 0 6の処理において、図 6に示す分散印刷一覧表示ウインドウ W 1が表示されると、再びステップ S 2ひ 2〜ステップ S 2 0 6の処理を実行する。

これに伴い、プリンタ P (? T 1では、ジョブ情報取得要求をクライアント Cしから受信することで印刷ジョブ進渉状況表示処理が再び開始され、分散先プリンタでは、プリンタ P R T 1から Get-Mext-Requestコマンドを受信することで印刷ジョブ進陟状況表示処理が再び開始される。

そして、この場合、クライアント C Lでは、ステップ S 2 0 4の処理において最新のジョブ情報を受信し、このジョブ情報に基づいて分散印刷一覧表示ウィンドウが表示される。なお、前回実行したステップ S 2 0 6の処理の結果、クライアント Cしのディスプレイ 1 1 0に分散印刷詳細表示ウィンドウが表示されている場合、画面生成部 1 0 1 bは、再度実行するステップ S 2 0 6の処理では、分散印刷一覧表示ウィンドウに代えて、分散印刷群細表示ウインドウを生成して、更新して表示させるようにする。 - このようにして、分散印刷詳細表示ウィンドウが更新して表示されることで、各分散先プリンタにおいて、-分散された印刷ジョブの処理が進み、印刷完了部数が増えたような場合には、図 7に示す分散印刷詳細表示ウィンド _ゥ\^_2におけるプログレスバ一 P B 1〜3や印刷完了部数表示部 D 1〜D 3、及びプログレスバー. P-B.Aや印刷完了部数表示部 D A力更新されて表示されることになる。

A 5. 実施例の効果：

以上説明したように、プリンタ P R T 1 .は、クライアント C Lから受信した印刷ジ_: ヨブを分散した場合、分散先プリンタの Ί - -Pアドレス等を M I B値として記憶してい- る。

従って、プリンタ P R T 1に対してジョブ情報の取得要求を送信することで、プリンタ P R T 1は、この M I B値として記憶している I Pァドレスに基づき、各分散先プリンタに対して Get - Requestコマンドを送信して M I B値を取得し、取得した M I B 値に基づいてジョブ情報をクライアント C Lに送信することがで—きる。その結果、ークライアン卜において、送信した印刷ジョブがいずれのプリンタに分散されているか分からないような場合でも、ジョブ情報を取得することが可能-となる。

そして、このジョブ情報は、分散先プリンタの I Pアドレス，分散された印刷ジョブに設定された Q T値，各分散先プリンタの印刷完了部数，各分散先プリンタのステ一タスの、それぞれの M I B値から成るので、クライアント C Lでは、プリンタ P R T 1から取得したジョブ情報に基づき、各分散先プリンタ毎に、 I Pアドレス，印刷ジョブの処理の進陟状況を示すプログレスバー，印刷完了部数表示部を表示する分散印刷詳細表示ウィンドウを生成して表示することができる。従って、ユーザは、送信した印刷ジョブがいずれのプリンタに分散されているか分からないような場合でも、分散先プリンタを簡単に特定して、各分散先プリンタ毎の印刷ジョブの処理の進陟状況を確認することが可能となる。

また、クライアン CLでは、取得したジョブ情報に基づき、各分散先プリンタ毎の印刷完了部数の総和と、各分散先プリンタ毎の分散された印刷ジョブに設定された QT値の総和と、を算出し、印刷ジョブ全体とじてのプログスバ及び印刷完了部数表示部を表示するようにしているので、ユーザは、クライアント CLから送信した印刷ジョブ全体としての処理の進涉状況を簡単に確認することができる。 - B. 第 2の実施例：

上述した第 1の実施例では、プリンタ PRT 1-が各分散先プリンタに対して Get - Next-Requestコマンドを送信して M I B値を取得していた力、本実施例においては、クライアント。 Lが各分散先プリンタに対して Get - Next- Reque&tコマンドを送信する。なお、分散印刷システム及びプリンタ PRT 1〜P RT 3の構成については、それぞれ、図 1及び図 2に示す構成と同じであるので説明を省略する。クライ.アン卞— CL の構成については、. 機能プロックとして S N M P解釈部及び. U D P-/ Γ P澥釈部が追加される以外は、図 3に示す構成と同じであるので説明を省略する。ま、 M I B値設定処理についても、上述した第 1の実施例と同じであるので説明を省略する。

B 1. 印刷ジョブ進埗状況表示処理の具体的な動作：

今、上述した第 1の実施例と同様に、クライアント C Lからプリンタ P RT 1に、ジョブ I D 「01」〜「05」の印刷ジョブを含む通信データが、この順番で送信完了しており、そのうち、ジョブ I D 「01」〜「03」の印刷ジョブについては分散先プリンタに分散されて、各分散先プリンタにおいて印刷が完了しており、ジョブ I D 「04」の印刷ジョブについてプリンタ P RT 1〜プリンタ P RT 3に分散されて、各プリンタ PRT 1〜PRT3において処理中である。なお、ジョブ I D 「05 J の印刷ジョブについては、分散先プリンタが決定しておらず未だ分散されていない。そして、ユーザは、クライアント C Lから送信した各印刷ジョブの処理の進埗状況を確認するために、印刷ジョブの進涉状況を表示するためのアプリケーションプ.ログラムを起動する。このアプリケーションプログラムが起動されると、本発明の特徴部分である印刷ジョブ進陟状況表示処理が開始される。 - 図 8は、第 2の実施例における印刷ジョブ進陟状況表示処理の手順を示すフローチヤートである。

図 8において、左側はクライアン卞 C Lにおけるフロチャートを、中央はプリン. タ P R T 1におけるフローチヤ一卜を、右側は分散先プリンタにおけるフローチヤ一 - トを、それぞれ示している。なお、：上述した第 1の実施例と同様に、プリンタ P R T

1のうち、カスタムネットヮ一-クボード C N Bが中央のフローチャートに記載された - 処理を、プリンタ本体 P R Bが右側のフローチヤ一-卜に記載された処理を、それぞれ矣行する。

図 8に示す印刷ジョブ進陟状況表示処理が開始されると、まず、図 3に示すクライアン卜 C—Lにおいて、ジョブ管理部 r O: 1—aは、メモリ Tひ 2から送信ジョブリスト -— 1 0 2 aを読み出し、読み出した送信ジョブリスト 1 -0 2 aに記載されているジョブ I Dを指定しで、分散先プリンタの I Pアドレス及び分散先プリンタにおいて付与されているジョブィンデックス番号の送信要求を丁 C P Z I P解釈部を介してプリンタ - P R T 1に送信する（ステップ S 5 0 2 ) 。

一方、図 2に示すプリンタ P R T 1では、分散印刷ジョブ管理部 2 4が、 T C P I P解釈部 2 1を介して、クライアントから送信された I Pァドレス及びジョブインデックス番号の送信要求を受信し、指定されたジョブ I Dをメモリ 3 0に記憶させる (ステップ S 6 0 2 ) 。次に、分散印刷ジョブ管理部 2 4は、指定されたジョブ I D をメモリから読み出し、読み出したジョブ I Dの印刷ジョブについての、分散先プリンタの I Pアドレスと、分散先プリンタにおいて付与されたジョブインデックス番号と、を、 M I B格納部 3 O bに格納されている分散印刷 M I Bから特定し、特定した I Pァドレスとジョブインデックス番号とを T C PZ I P解釈部 2 1を介してクライアント C Lに送信する（ステップ S 604) 。

具体的には、例えば、ジョブ I D 「04」の印刷ジョブについては分散印刷ジョブ管理部 24は、.図 4に示す分散印刷 M I Bの項目 A 1及び A 3に、それぞれ設定された M I B値（ Γ I P 1 _;！〜「 I P 3」及び「500」「1 23」「7 5」）- を特定し、クライアント C Lに送信する。

クライアント C Lでは、ジョブ管理部 1 0 1 aが、- T C PZ I P解釈部を介してプリンタ P RT 1から送信された、分散先プリンタの I P了ドレス及びジョ—ブインデッ一クス番号を受信してメモリ 1 02に記憶させる-. (ステップ S 504). 。_次に、ジョブ管理部 1 01 aは、メモリ 1 02から分散先プリンタの I Pアドレスを読み出、読-: み出じた I Pアドレスを指定して、 S N M P解釈部及び U.D P /_ Λ- P解釈部を介して、- 全ての M I B値の送信要求を、 Get-Next - Requestコマンドとして各分散先プリンタに送信する（ステップ S 506) 。

各分散先プリンタでは、上述した第 1の実施例と同様に、プリンタコントローラ力 U D P/ I P解釈部及び S N M P解釈部を介して前逑の M: I B値の _送信要求を受信し . (ステップ S 702) 、プリンタコントローラは、 M I B格納部に格納されている M I Bの全ての M I B値を、それぞれの管理項目に対応付けて、 S NMP解釈部及び U D PZ I P解釈部を介じて、 Get - Responseコマンドとしてクライアント C Lに送信する（ステップ S 704) 。

一方、クライアント C Lでは、ジョブ管理部 1 0 1 aが、 U D PZ I P解釈部及び S NMP解釈部を介して、各分散先プリンタから送信された M I B値をメモリ 1 02 に記憶させる（ステップ S 508) 。

次に、画面生成部 1 0 1 bは、プリンタ P RT 1から受信した分散先プリンタの I Pアドレス及びジョブインデックス番号と、各分散先プリンタから受信した M I B値と、をメモリ 1 02から読み出し、読み出した I Pアドレス，ジョブインデックス番号， M I B値に基づき、分散印刷一覧表示ウィンドウを生成して、ディスプレイ 1 1 0に表示させる（ステップ S 51 0) 。

なお、このとき表示される分散印刷一覧表示ウィンドウは、図 6に示す分散印刷一覧表示ウィンドウ W1 と同じである。また、上述した第 1の実施例と同様に、図 6に示す分散印刷一覧表示ウィンドウ W 1において、詳細表示ポタン B T 1が押下されると、図 7に示す分散印刷詳細表示ウィンドウ W2と同じウイ—ンドウが表示される。

例えば、ジョブ I D 「04」の印刷ジョブについては、前述のように、図 4に示す分散印刷 M I Bの項目 A 1及び A 3に設定された M I B値がメモリ 1 02に記憶されている。

従って、プリンタ PRT 2から図— 4-に示すプリンタ PRT 2の M I Bの各 M I B値— を受信した場合、画面生成部 1 01_bは、上述した第 1の実施例における分散印刷ジヨブ管理部 24と同様に、図 4に示す分散印刷 M I Bの項目 A4, A5に設定された M I B値に相当する値を知ることができる。また、画面生成部 1 01 bは、図 4に示す分散印刷 M I Bの項目 A 2に設定された M I B値に相当する 1|については、プリンタ P RT2から受信する、プリンダ P RT 2の M I Bの項目 B 2に設定された M-I B 値から知ることができる。

その結果、上述した第 1の実施例と同様にして、画面生成部 1 01 bは:、図 6に示す分散印刷一覧表示ウィンドウ W1における「ジョブ状態」 -を表示したり、図 7に示す分散印刷詳細表示ウィンドウ W2におけるプログレスバー P B 1〜P B3や印刷完了部数表示部 D 1〜D 3、及びプログレスバ一 PB Aや印刷完了部数表示部 DAを表示したりすることができる。

図 8に戻って、クライアント C Lにおけるジョブ管理部 1 01 aは、ステップ S 5 1 0の処理において、前述の分散印刷一覧表示ウィンドウ W1が表示されると、再びステップ S 506〜ステップ S 51 0の処理を実行する。また、これに伴い、各分散先プリンタでは、印刷ジョブ進渉状況表示処理が再び開始され、ステップ S 7 0 2及びステップ S 7 0 4の処理が実行される。

なお、前回実行したステップ S 5 1 0の処理の結果、クライアント C Lのディスプレイ 1 1 0に前述の分散印刷詳細表示ウィンドウが表示されている場合、上述した第 1の実施例と同様に、画面生成部 1 0 1 bは、再度実行するステップ S 5 1 0の処理では、分散印刷一覧表示ウィンドウに代えて、分散印刷詳細表示ウィンドヴを生成して、更新して表示するようにする。

このようにして、クライアント C L及び分散先プリンタにおいて、それぞれ、ステップ S 5 0 6〜ステツプ S 5 1 0及び：ステップ S 7 0 2〜ス亍—ップ S 7 0 3が再度実行されることで、分散先プリンタからクライアント C Lに対し、最新の M I B値が送信されることになる。従って、—上述した第 1の実施例と同様に、分散印刷詳細表示ゥインドウ W2におけるプログレスバ P B 1 〜P B 3や印刷完了部数表示部 D 1〜 3、及びプログレスバー P B Aや印刷完了部数表示部 D Aの表示が更新されることになる。

B 2 . 実施例の効果：

以上説明したように、プリンタ P R T 1は、クライアント C Lから受信した印刷ジヨブを分散した場合、分散先プリンタの I Pアドレス等を M I B値として記憶している。

従って、プリンタ P R T 1に対して、分散先プリンタの I Pアドレス等の送信を要求することで、クライアント C Lにおいて、送信した印刷ジョブがいずれのプリンタに分散されているか分からないような場合でも、分散先プリンタの I Pアドレスを取得することが可能となる。

そして、クライアント C Lは、プリンタ P R T 1から取得した分散先プリンタの I Pアドレスに基づき、各分散先プリンタに対して Get-Requestコマンドを送信して M I B値を取得することができ、各分散先プリンタのステータスや、分散された印刷ジョブについての印刷完了部数等を、 M I B値として得ることができる。

従って、クライアント C Lは、これらの M I B値に基づき、第 1の実施例と同様に、分散印刷詳細表示ウィンドウを生成して表示することができるので、ユーザは、送信した印刷ジョブがいずれのプリンタに分散されているか分からないような場合でも、分散先プリンタを簡単に特定して、各分散先プリンタ毎の印刷ジョブの処理の進陟状況を確認することが可能となる。 .

C. 第 3の実施例：

C 1. 分散印刷システムの概要構成と分散印刷処理の概要：

図 9は、本発明の第 3の実施例としてのプリンタ P RT 1を備える分散印刷シス亍ムの構成を示す説明図である。 -この分散印刷システムは、図 1に示した構成と概ね同様であるが、異なる部分もあるので:^その点について詳しく説明する。

一例として図中には、図 1の場合と同様、クライアント C Lからプリンタ P RT V に、印刷ジョブを含む通信データ DT-0が送信される場合を例示した。 - プリンタ P RT 1のカスタムネトワークボード CNBは、この通信データ DTO を受信すると、ポート番号「1 91 00.」に待機しているソフトウェアに、印刷ジョブデータを渡す。本実施例においても、ポート「1 91 00」には、分散印刷制御機能を実現するための分散印刷ソフトウェアが待機している。それにより、その分散印刷ソフトゥ： Lァに従って CPUにより実現される機能部が、まず、印刷ジョブデータを印刷ジョブ格納部（図示せず）に格納する。そして、ローカルエリアネットワーク LAN 1に接続されているプリンタの中から、オンライン状態であり、かつ、プリンタ PRT 1と同一機種のプリンタを検索し、分散先プリンタを決定する。そして、例えば、その分散先プリンタとして、プリンタ PRT 2, P RT3の他、自己のプリンタ PRT 1が決定されたとすると、上記機能部は、プリンタ PRT 1〜プリンタ PR T 3の 3台で上記 30部を分散させて印刷させるために、印刷ジョブデータに含まれる QT値を「1 0部」に変更すると共に、送信先ポート番号を「1 91 00」ではなく、「9 1 00」に変更し、さらに、それぞれの印刷ジョブに対して、ジョブ I Dとして「04— 1」〜「04— 3」を新たに設定して、プリンタ P RT "！〜 P RT 3に対して、通信データ DT 1〜DT 3を送信する。なお、この新たに設定されるジョブ I Dは、クライアントから受信した印刷ジョブのジョブ I D (04) と関連付けて設- 定される。

従って、例えば、通信データ DT 2には、送信先 I Pアドレスとして Γ I P 2」が、送信先ポート番号として「91 00」—が、 Q- T値として「1 0」が、ジョブ I Dとして「04— 2」力それぞれ記載されている。 .

そして、上記機能部は、新たに設定したジョブ. I D:「04— .1」〜「04— 3」と、それぞれの分散先プリンタの I Pアドレス.「 I P 1J 〜「 I p 3-J と；を対応付けて記載した図 1に示す分散先リストを、分散先リスト将納部（図示せず）に格納する。なお、この分散先リストは、後述する印刷ジョブキヤ-ンセル処理において用いられる。一方、プリンタ PRT 2の標準ネットワークボードは、-前述の通信データ DT 2を受信すると、ポート番号「91 00」に待機しているソフトウェアに、印刷ジョブデータを渡す。ポート番号「91 00」は、前述したとお ¾、印刷プロトコルである無手順プロトコルに対して、通常割り当られてい—るポー-ト番号であるので、印刷ジョブデータは、プリンタ P RT 2内の印刷制御ソフトウエアに渡されて、その印刷ジョブに従った印刷が実行される。

他のプリンタ PRT 3はもちろんのこと、分散印刷制御機能を有するプリンタ P R T 1においても、同様に、送信された印刷ジョブに従った印刷が実行される。

従って、各プリンタ P RT 1〜P RT 3では、各「1 0部」ずつの印刷が実行されることになリ、システム全体で、合計「30部」の分散印刷が実行されることになる。 C2. プリンタの概要構成：

図 1 0は図 9におけるプリンタ P RT 1の構成を示す説明図である。プリンタ PR T 1は、プリンタ本体 P RBと、上述したカスタムネットワークボード CN巳と、を備えている。このうち、プリンタ本体 P R Bは、主として、プリンタエンジン 2 4 1 と、プリンタコントローラ 2 4 2と、メモリ 2 4 3と、を備えている。プリンタェンジン 2 4 1は、実際に印刷を行う機構部分である。メモリ 2 4 3は、プリンタェンジン 2 4 1で印刷すべき印刷ジョブデータを一時的に格納する印刷ジョブ格納部 2 4 3 aを備えている。

プリンタコントローラ 2 4 2は、カスタムネッ卜ワークポー.ド C N Bから印刷ジョブデータを受け取り、その印刷ジョブに従ってプリンタエンジン 2 4 1を制御して印刷を実行させる。また、プリンタコントローラ 2 4 2は、後述するキャンセル処理部 2 2 4から送信されるキャンセルコマンドを受信して、印刷ジョブをキャンセルする。 —方、カスタムネットワークボード C N Bは、主として、 C P U 2 2 0と、メモリ 2 3 0と、を備えている。また、の他、実際にはネットワーク通信を行うための通- ΊΪ用インタフェース—なども備えているが、説朋の便宜上、省略されている。

このうち、メモリ 2 3 0は、クライアント Cしから送信された印刷ジョブデータを- 一時的に格納する印刷ジョブ格納部 2 3 0 aと、分散先リストを格納する分散先リスト格納部 2 3 0 bと、を備えている。 -

C P U 2 2 0は、メモリ 2 3 0より、前述の分散印刷ソフトゥェァ及び印刷ジョブをキャンセルするためのソフトウェアのプログラムを読み出して実行することにより、それぞれ、 T C P Z I P解釈部 2 2 1 , 分散処理部 2 2 2 , 分散先決定部 2 2 3 , 部数決定部 2 2 5、及びキャンセル処理部 2 2 4として機能する。ここで、各機能プロック間の矢印はデータの流れを示している。なお、各機能ブロックをハードウェア的に構築しても構わない。

これら機能ブロックのうち、 T C P Z I P解釈部 2 2 1は、 T C P Z I Pプロトコルを解釈して、ネットワークを介して外部との通信を行う。具体的には、受信した通信データに含まれる送信先 I Pアドレスや送信先ポート番号を検出したり、送信する通信データに送信先 I Pアドレスや送信先ポート番号を付与したりする。分散先決定部 2 2 3は、ローカルエリアネットワーク L A N 1上のプリンタから分散先プリンタを決定する。部数決定部 2 2 _5は、クライアント C Lから受信した印刷ジョブデータで指定される総印刷部数から、各分散先プリンタに割り当てるべき分散部数を決定する。分散処理部 2 2 2は、クライアント C Lから受信した印刷ジョブデータを印刷ジョブ格納部 2 3 0 aに格納すると共に、格納した印刷ジョブの印刷部数を示す Q T値及びジョブ I Dを書き換えた上で、分散先プリンタに対して印刷ジョブデータを分配する。なお、前述の分散処理部 2 2 2は、分散先リストを生成して分散先リスト格納部 2 3 O bに格納する。

そして、本発明の特徴部分であるキャンセル処理部 2 2 4は、クライアント Cしから受信するキャンセルコマンドに従って、分散先プリンタに対して分散された印刷ジョブのキヤンセルを指示するキャンセルコマンドを送信した、印刷 aブ格納部 2 3 0 aに格納されている..クライアント C Lから送信された印刷ジョブをキャンセルしたりする。

なお、このキャンセル処理部 2 2-4は、請求項におけるコマンド送信部及び制御部に相当する。

プリンタ P R T 1は、 - 上述した機能ブロックの他、-印刷プロ—トコルである無手順プログラムを解釈する無手順プログラム解釈部等を備えているが、説明の便宜上、省略されている。

一方、図 9に示すプリンタ P R T 2， P R T 3については、上述したプリンタ P R T 1におけるプリンタ本体 P R Bとほぼ同一の機能や構成を有している。具体的には、プリンタエンジン，プリンタコントローラ，メモリ（印刷格納部を有する）の他、機能ブロックとして、 T C P Z I Pプロトコル解釈部や無手順プロトコル解釈部を備えている。

C 3 . クライアントの概要構成：

図 1 1は、本発明の第 3の実施例におけるクライアン卜の概要構成を示す説明図である。

クライアント C Lは、コンピュータ 300と、コンピュータ 300にデータを入力する装置として、キーボード 31 1及びマウス 31 2と、データを出力する装置としてディスプレイ 31 0と、を備えている。

コンピュータ 300は、主として、 CP U 301 , メモリ 302, ハードディスク 303, 及び入出力インタフ:!:ース部 304を備えており、それぞれ内部バス 305 に接続されている。ここで、入出力インタフェース部 3-04はコンピュータ 300 に対して、前述のキーボード 3 1 1 , マウス 31 2, ディスプレイ 31 0、及び口一カルエリアネットワーク LAN 1をそれぞれ接続するためのインタフェース群から成る。

クライアント C Lでは、所定のオペレーティングシス—テムの下、印刷ジョブをキヤ：: ンセルするためのアプリケーションプログラムが実行され—る。なお、オペレーテイングシステムには、各種ドライバが組み込まれ、前述のキーボード 31 1，マウス 31 2，ディスプレイ 31 0が、それぞれ制御される。

そして、前述のアプリケーションプログラムが起動され、メモリ 302にロードされると、 - C P U 301は、このア—プリケーシヨンプログラムを実行することにより、印刷ジョブキャンセル部 301 a及ぴ画面生成部 301 bとして機能することになる。なお、クライアント C Lは、機能ブロックとして、前述の印刷ジョブキャンセル部 301 a及び画面生成部 301 bの他に、無手順プロトコル解釈部， TCPZ I P解釈部，印刷ジョブ生成部を備えているが、説明の便宜上、省略されている。

なお、この印刷ジョブ生成部は、例えば、ユーザがクライアン卜 CLに対して印刷部数「30部」として印刷命令を出すと、印刷部数を示す QT値を「30」とし、また、ジョブ I D (例えば「04」）を設定した印刷ジョブを生成して、無手順プロトコル解釈部及び TCPZ I P解釈部を介して、印刷ジョブデータをプリンタ P RT 1 に送信する。このとき、 TCPZ I P解釈部は、送信先 I Pアドレス及び送信先ポート番号として、それぞれ、 Γ I P 1」及び Γ 1 9 1 0 0」を指定するので、図 9に示す通信データ D T 0が送信されることになる。

前述のメモリ 3 0 2は、送信ジョブリスト 3 0 2 aを予め記憶している。この送信ジョブリスト 3 0 2 aは、プリンタ P R T 1に送信した印刷ジョブについての、ジョブ I D，文書名，印刷部数等を記載するリストである。そして、前述の印刷ジョブ生成部は、印刷ジョブを生成してプリンタ P R T 1に送信する度に、送信した印刷ジョブについてのジョブ I D , 文書名，印刷部数等の'清報を、この送-信ジョブリスト 3 0

2 aに追加して書き込む。

C 4 . 印刷ジョブキャンセル処理の具体的な動作：

今、図 9に示すように、クライアント C Lからプリンタ P R T 1に通信データ D T

0が送信され、プリンタ P R T 1〜プリンタ P R T 3に通信データ D T 1〜 D T 3力《- 分配されている。そして、プリンタ P R T 1〜P R T 3では、それぞれ、ジョブ I D

「0 4— 1」〜「0 4— 3」の印刷ジョブに従った印刷が実行-されているそして、一ユーザは、クライアント C Lから送信したジョブ I D 「0 4」の印刷ジ白ブをキャンセルするために、クライアント C Lにおいて、印刷ジョブをキャンセルする—ためのァプリケーシヨンプログラムを起動する。このアプリケーションプログラムが起動されると、まず、図 1 1に示す画面生成部

3 0 1 bは、メモリ 3 0 2から送信ジョブリスト 3 0 2 aを読み出し、読み.出した送信ジョブリスト 3 0 2 aに基づき、分散印刷一覧表示ウィンドウを生成して、デイスプレイ 3 1 0に表示させる。

図 1 2は、画面生成部 3 0 1 bにより生成された分散印刷一覧表示ウィンドウを示す説明図である。

図 1 2に示すように、分散印刷一覧表示ウィンドウ W 1 1には、送信ジョブリスト 3 0 2 aに記載されている情報である、ジョブ I D , 文書名，印刷部数，印刷ジョブの生成を指示したユーザ名が、一覧表示されている。また、分散印刷一覧表示ウィンドウ W1 1-は；印 It "のキャンセルを指示する印刷中止ポタン BT 1 1と、閉じるポタンと、を備えて-い

前述のょゔに、ギヤンセルする印刷ジョブがジヨブ I D 「04」の印刷ジヨブである場合、ユーザは、図 1 1に示すキーボード 31 1又はマウス 3 1 2を用いて、この分散印刷一覧表示ウィンドウ W1 1に表示された印刷ジョブの一覧から、ジョブ I D 「04」の印刷ジョブを指定して印刷中止ポタン BT 1 1を押下する。

そして、刷中止ボタン丁 1 1が押下されると、クライアント C L及びプリンタ P RT 〜P RT 3において、印刷ジョブキャンセル処理が実行される。

図 1 3ば第 3の実施例における印刷ジョブキャンセル処理の手順を示すフローチヤー卜である。

図 1 3において、左側はクライアント C Lにおけるフローチャートを、中央はプリンタ PRT— 1におけるフローチャートを、右側は分散先プリンタにおけるフローチヤートを、それぞれ示している。なお、前述のように、プリンタ P RT 1〜P RT 3が分散先プ¹ シタである場合、プリンタ PRT 1については、中央及び右側の両方のフローチャー—卜に記載された処理を実行することになるが、プリンタ PRT 1のうち、カスタ厶ネットワークボード C N Bが中央のフローチャートに記載された処理を、プリンタ本体 P RBが右側のフローチヤ一卜に記載された処理を、それぞれ実行する。図 1 3に示す印刷ジョブキャンセル処理が開始されると、まず、図 1 1に示すクラィアンド C丄において、印刷ジョブキャンセル部 301 aは、ジョブ I D 「04 J を指定したキャンセルコマンドを、 T C PZ I P解釈部を介してプリンタ P RT 1に送信する（ステップ S 202) 。

一方、図 1 0に示すプリンタ P RT 1では、キャンセル処理部 224が、 T C PZ I P解釈部 221を介して、クライアント C Lから送信されたキャンセルコマンドを受信する（ステップ S 302) 。次に、キャンセル処理部 224は、キャンセルコマンドで指定されたジョブ I D 「04」の印刷ジョブについての分散先リストを、分散先リスト格納部 230 bにおいて検索する（ステップ "S304)

上述しおように、クライアント C Lから受信した Ε1Ϊ刷ジョブが分散先プリンタに分散されている場合、分散先リスト格納部 230 bにば、この印刷ジョブについての分散先リストが格納されており、また、クライアン卜 Cしから受信した印刷ジョブのジヨブ I Dと、この印刷ジョブを各分散先プリンタへ分散した印刷ジョブのジョブ I D と、は関連付けられている。

従って、ジョブ I D 「04」の印刷ジョブンタ P RT 1 - PRT 3に分散されている場合、図 9に示す分散先リス卜が分:散先リスト格納部 230 bに格納されているので、キャンセル処理部 224は、指定されたジ:ヨブ I D 「04」-に基づき.、この分散先リストを見つけ出すことができる。 - そして、分散先リストが見つかった場合、キャンセル処理部 224は見つけ出した分散先リス卜に記載された I J^ドレスの分散-先プリンダに-対し-、キャンセルすべ- き印刷ジョブのジョブ I Dを指定-してキヤンセル =1ヌンドを送信する（：ステップ S 3 06) 。前述のように、図 9に示分散先リズには分散先プリンタ "( I Pアドレス「 I P 1 J Γ I P 3」が記載されておリ、キヤンセル処理部 224は-、プリンタ P RT 1 プリンタ P RT 3に対してキャンセルコマンドを送信する。なお、この場合、キャンセル処理部 224は、プリンタ P RT— 2, .3に対:しては、ローカル]；リアネッ卜ワーク LAN 1を介して、それぞれ、ジョブ I D 「04— 2」 . 「04— 3」を指定してキャンセルコマンドを送信し、プリンタ P RT 1のプリンタ本体 P RBに対しては、プリンタ P R丁：!の内部バス（図示省略）を介して、ジョブ I D 「04— 1」を指定してキャンセルコマンドを送信する。

一方、分散先プリンタでは、プリンタコントローラが、プリンタ PRT 1のキャンセル処理部 224から送信されたキャンセルコマンドを受信する（ステツプ S 40 2) 。そして、プリンタコントローラは、キャンセルコマンドで指定された印刷ジョブをキャンセルする（ステップ S 404) 具体的には、例えば、図 1 0に示すプリンタコントローラ 2 4 2は、キャンセル処理部 2 2 4からジョブ I D 「0 4— 2」を指定したキャンセルコマンドを受信すると、- 印刷ジョブ格納部 2 4 3 aに格納されているジョブ I D Γ 0 4— 2丄の.印刷ジョブデータを削除すると共に、印刷ジョブが展開されて生成されたイメージデータを、メモリ 2 4 3から削除する。

なお、前述のステップ S 3 0 4の処理において、キャンセルコマンドで指定された印刷ジョブについての分散先リストが、分散先リスト格納部 2 3 O bにおいて見-つからなかった場合、クライアント C Lから受信した印刷ジョブは未だ分散されでいないので、この場合、キャンセル処理部 2 2 -4は、印刷ジョブ格納部 2 3 0に格納されてノいる、クライアント C Lから受信しだ印刷ジョブデータを削除してキャンセルする (ステップ S 3 0 8 ) 。

以上の処理の結果、各分散先プリンにおいて、若ぐは分散前でぁればフ°リ-ンタ '' P R T 1において、印刷ジョブがキヤ-ンセルされるので、 _ジョブト-D 「0 4」の印刷— ジョブは全てキャンセルされることとなる。

C 5 . 実施例の効果：

上述じたように、プリンタ P R T 1は、クライアント C Lから受信した印刷ジョブ - を分散した場合、分散先プリンタの I Pアドレスと、分散した印刷ジョグに対して^ 一リンタ P R T 1が設定したジョブ I Dと、から成るリス卜を格納する。そして、このプリンタ P R T 1が設定したジョブ I Dは、クライアント C Lが設定したジョブ I D と関連付けられているので、プリンタ P R T 1は、クライアント C Lからジョブ I D を指定したキャンセルコマンドを受信した場合、前述のリストに基づいて分散先プリンタを特定することができ、各分散先プリンタに対してキャンセルコマンドを送信することができる。

従って、クライアント C Lにおいて、キャンセルしたい印刷ジョブがいずれのプリンタに分散されているか分からないような場合でも、このキャンセルしたい印刷ジョブについて、クライアント C Lが設定したジョブ I Dを指定して、このジョブ I Dを指定したキャンセルコマンドをプンタ P RT 1に送信することで、プリンタ P RT 1から各分散先プリンタにキャンセルコマンドを送信させることができる。その結果、所望の印刷ジョブをキャンセルすることが可能となる。

D. 第 4の実施例：

上述した第 3の実施例では、プリンタ P RT 1力《、各分散先プリンタに対してキヤ -ンセルコマンドを送信して、印刷ジョブをキャンセルさせるようにしていたが、本実施例においては、クライアント C Lから各分散先プリンタに対してキャンセルコマンードを送信する。

なお、分散印刷システムの構成、.：プリンタ P RT 1〜PRT 3及-びク:ライ:ァント C - Ί_の構成については、それぞれ、図： 9〜図 1 /Ιに示す構成と同じであるので説明-を省略する。

D 1. 印刷ジョブキヤンセル処理の具体的な動作： .

今、上述した第 3の実施例と同様、：クライアント C Lからプリンタ P RT 1に通信データ D TOが送信され、プリ-ンタ PRT 1〜プリンタ PRT 3に通信データ DT 1〜D T3が分配:されている。そして、プリンタ P RT 1〜P RT 3では、それぞれ、ジョブ. I D 「04— 1」〜「04——3：| の印刷ジョブに従った印刷が実行されている。そして、ユーザは、クライアント C Lから送信したジョブ I D 「04」の印刷ジョブをキヤ—ンセルするために、クライアント C Lにおいて、印刷ジョブをキャンセルするためのアプリケーションプログラムを起動する。

このアプリケーションプログラムが起動されると、まず、図 1 1に示す画面生成部 301 bは、メモリ 302から送信ジョブリスト 302 aを読み出し、読み出した送信ジョブリスト 302 aに基づき、分散印刷一覧表示ウィンドウを生成してディスプレイ 31 0に表示させる。

図 1 4は、画面生成部 301 bにより生成された分散印刷一覧表示ウィンドウを示す説明図である。

図 1-4に示す分散印刷一覧表示ウィンドウ W1 2は、図 1 2に示す分散印刷一覧表示ウィンドウ W1 1とほぼ同じである。 -ただし、印刷中止ポタン BT 1 1の代わりに詳細表示ポタン B T 1 2を備えている点が異なっている。

前述のように、キャンセルする印刷ジョブ 75ジヨブ I D 「04」の印刷ジョブである場合、ユーザは、図 Ί -1に示すキボード 31 1又はマウス 3 1-2を用いて、この分散印刷一覧表示ウィンドウ W1 2に表示された印刷ジョブの一覧から、ジョブ I D 「04」の印刷ジョブを指定して言羊細表示ポタン BT 1 2を押下する。 - そして、この詳細表示ポタン BT が怦下されると、クライアント C L及びプリンタ PRT 1 ~PRT3において、印刷ジョキャセル処理が実行される。 - 図 1 5は、第 4の実施例における.印術ジョ 'ブキや-ンセル処理の手順を示すフロニチヤートである。 - 図 1 5において、左側はクライ: Γンドにけるフ口-^チャーを、-中央はプリンタ P RT 1におけるフローチ—ャトを、右側は分散.先 ξ¾Ιンタにおけるフローチヤートを、それぞれ示している。なお、：上述し-た第の実施例と同様に、 -プ¹ Jンタ PR T 1のうち、カスタムネット—ワークポード C - N B—が中央—のフロ—チャートに記載された処理を、プリンタ本体 PR Bがお側のフローチャートに記載された処理を、それぞれ実行する。

図 1 5に示す印刷ジョブキャンセル処理が開始されると、まず、図 1 1に示すクライアン卜 CLにおいて、印刷ジョブキャンセル部 301 aは、ジョブ I D 「04」を指定して分散先プリンタの I Pアドレス及びジョブ I Dの送信要求を、 TCPZ I P 解釈部を介してプリンタ P RT 1に対して送信する（ステップ S 502) 。

一方、図 1 0に示すプリンタ PRT 1では、キャンセル処理部 224力 TCP/ I P解釈部 221を介して、クライアント C Lから送信された前述の送信要求を受信する（ステップ S 602) 。次に、キャンセル処理部 224は、キャンセルコマンドで指定されたジョブ I D 「04」の印刷ジョブについての分散先リストを、分散先リスト格納部 2.30 bにおいて検索する（ステップ S 604) 。

次に、キャンセル処理部 224は、分散先リストが見つかった場合 Jこは、 _この分散先リストに記載されている分散先プリンタの ΓΡアドレス及びジョブ I Dを；また、分散先リストが見つからなかった場合には、プリンタ PRT 1の I Pアドレス及ぴクライアン卜 C丄から受信した印刷ジョブのジョブ I Dを、クライアント C Lに送信する（ステップ S 606) 。

例えば、前述のように、既にプリンタ P R T 1〜プリンタ P R丁 :に-印刷ジョブが分散されている場合には、図 9に示す分散先リストが分散先リスト格納部 :3 ) bに格納されているので、キャンセル処理部 224は、分散先リストに記載されでいる I-— Pアドレス Γ I P 1」〜 Γ I p 3 J 及びジョブ I D Γ β:4 - 1」〜： —(^4=~31を、 ― 互いに関連付けたままクライアント OLに送信する。

一方、仮に、印刷ジョブがまだ分散されでいない場合、 -分散先リ--ストは見？からな- いので、プリンタ P R Τ 1の I Ρアドレス「 I Ρ„1丄.及びクライアント Q_l_から受信 -— した印刷ジョブのジョブ I D 「04」をクライアン Cしに送ィ言す-る-。

クライアント C Lでは、印刷ジョブキヤンセル部- 30-1 aが TCP, I P解釈部: を介して、プリンタ P R T 1から送信された I Pァドレス及びジョブ I Dを受信し、 - メモリ 302に記憶させる（ステップ S 504) 。次に、画面生成部 301 bは、プリンタ P RT 1から受信した I Pァドレスをメモリ 302から読み—出し、分散印刷詳細表示ウィンドウを生成してディスプレイ 31 0に表示させる'（ステップ S 506) 。図 1 6は.、画面生成部 301 bにより生成される分散印刷詳細表示ウィンドウを示す説明図である。

前述のように、プリンタ PRT 1〜P RT 3に印刷ジョブが分散されている場合、図 1 6に示すように、分散印刷詳細表示ウィンドウ W1 3には、分散先プリンタの I Pアドレス Γ I P 1 J 〜 Γ I P 3」が一覧表示される。また、分散印刷詳細表示ウインドウ W 1 3は、各分散先プリンタに対応した、印刷ジョブのキャンセルを指示するための印刷中止ポタン B T 2 1 と、全ての分散先プリンタに対して、一括して印刷ジヨブのキャンセルを指示するための全印刷中止ボタン B T 2 2と、閉じるポタンと、を備えている。

ユーザは、ジョブ i q> 「0 4」の印刷ジョブ全体をキャンセルしょうとしているため、図 1 1に示すマウス 3 1 2を用いて、全印刷中止ボタン B T 2 2—を押下する。なお、或るプリンタに分散された印刷ジョブのみをキャンセルさせたい場合には、そのプリンタに対応した印刷中止ポタン B T 2 1を押下すればよい。

全印刷中止ポタン B T 2 2が押下された場合、印刷ジョブキャンセル部 3 0 1 aは、 - 一分散印刷詳細表示ゥインドウ W 1 3に表示された全ての I Pァドレス、 ( P. 1〜 I P .

3 ) が、キャンセルコマンドの送信先プリンタの I Pアドレスとして指定されたものとじて、この指定された I Pァドレスをメモリ 3 0 2—に記憶させる（ステップ- S 5 0 8 ) 。なお、印刷中止ポタン B T 2 1が押下された場合には、対応す ~¾プリンタの I -: - Pアドレスをメモリ 3 0 2に記憶させる。

次に-、 .印刷ジョブキャンセル部 3 0 1 aは、キャンセルコマンドの送信先プリンタとして指定されたプリンタの I Pアドレスをメモリ 3 0 2から読み出す。—ここで、上述したように、メモリ 3 0 2にはプリンタ P R T 1から送信された— I Pァドレス及びジョブ I Dが記憶されているので、印刷ジョブキャンセル部 3 0 1 a.は、 _読み出した I Pアドレスをキーとして、対応するジョブ I Dをメモリ 3 0 2から読み出す。そして、印刷ジョブキャンセル部 3 0 1 aは、指定された I Pアドレスのプリンタに対して、読み出したジョブ I Dを指定してキャンセルコマンドを送信する（ステップ S 5 1 0 )

例えば、前述のように、プリンタ P R T 1から受信した I Pアドレス Γ I P 1 J 〜「 I P 3」及びジヨブ I D 「0 4— 1」〜 Γ 0 4— 3 J がメモリ 3 0 2に記憶されている状態で、全印刷中止ボタン B T 2 2の押下により、 I Pアドレス Γ I P 1 J 〜. 「 I P 3」が指定された場合、印刷ジョブキャンセル部 301 aは、プリンタ P RT 1〜P R T 3に対して、それぞれ、ジョブ I D 「04— 1」〜「04— 3」を指定してキャンセルコマンドを送信する。

そして、分散先プリンタでは、第 3の実施例と同様に、プリンタコントローラが、クライアント C Lから送信されるキャンセルコマンドを受信し（ステップ S 702) 、キャンセルコマンドで指定れた印刷ジョブをキャンセルする（ステップ S-7ひ— 4)—。 - なお、印刷ジョブがまだ分散されていない場合、上述した-ように、プリンタ PRT 1からはプリンタ P RT 1の I Pァドレス「 I P 1：] 及びジョブ I D 「04」を受信するので、分散印刷詳細表示ウィンドウ W1 3には、この Γ I P 1」のみが表示される。そして、この「 I P 1」に対応する印刷車止ポタン Β Τ 21 〈又は全印刷中止ボタン ΒΤ 22) が押下された場合、ジョブ I D FO 4J を指定じたキャンセルコマンドがプリンタ P R T 1に送信-されるこ-とになる。 :この場合、キヤンセル処理部 224 は、印刷ジョブ格納部 23Ό |3仁格納されてい -ジ -3.ブ- 1 D 「04」の印刷ジョブを- 削除する。一

以上の処理の結果、各分散先.プリンタにおいて、- 若しぐは分散前であればプリンタ P RT において、印刷ジョ—ブがキャンセルされるので、ジョ:ブ I D 「0— 4」-の印刷ジョブは全てキャンセルされることとなる。

D2. 実施例の効果：

上述したように-、プリンタ P RT 1は、クライアント C Lから受信した印刷ジョブを分散した場合、分散先プリンタの I Ρアドレスと、分散した印刷ジョブに対してプリンタ P RT 1が設定したジョブ I Dと、から成るリストを格納する。そして、このプリンタ P RT 1が設定したジョブ I Dは、クライアント C Lが設定したジョブ I D と関連付けられているので、プリンタ PRT 1は、クライアント C Lからジョブ I D を指定して、分散先プリンタの I Ρアドレス及び分散した印刷ジョブに設定されたジヨブ I Ϊ3の送信を要求された場合、前述のリストに基づいて、これら I Pアドレス及びジョブ I Dをクライアント C Lに送信することができる。

従って、クライアント C Lにおいて、キャンセルしたい印刷ジョブがいずれのプリンタに分散されているか分からないような場合でも、分散先プリンタの I Pアドレス及びジョブ I Dをプリンタ P R T 1から取得することができる。その結果、- 各分散先プリンタに対してキャンセルコマンドを送信し、所望の印刷ジョブをキャンセルさせることが可能となる。

また、クライアント C Lでは、-プリンタ P R T 1がち分散先プリ ^■の I Pァドレス及びジョブ I Dを受信した場合、分散印刷詳細表示ウィンドウ W 1 3において、プ - リンタ P R T 1から受信した分散先プリンタの I Pアド:. スと、各分散先プリンタに対応付けられた印刷中止ボタンと、：全印刷中止ポ-タンと、-を表示する'。-従つ ¾ ユーザは、印刷ジョブがいずれのプリンタに分散されているか分からないような場合でも、分散先プリンタを簡単に知る—ことが.できる-と共に分散先-プンタのうち.、部または全てのプリンタを指定して、キャンゼルコマン.ド送信を簡単-に指示する-こと-が可能となる。

E . 変形例：

なお本発明は、前述の実施:例や実施形態に限られる-ものではなく、その要旨を逸- 脱しない範囲において、種々の態様において実施する.ことが可能であり、 -例えば以下のような変形も可能である。

E 1 . 変形例 1 ：

上述した第 1及び第 2の実施例において、プリンタ P R T 1は、分散先プリンタの I Pアドレス，分散先プリンタで付与されたジョブインデックス番号，分散先プリンタにおける印刷完了部数等を、 M I B値として M I -B-に設定してメモリ 3 0に記憶させるようにしていた力《、本発明はこれに限定するものではなく、それぞれの M I B値に相当する値から成るリストを生成し、 M I Bとは別にメモリ 3 0に記憶させるようにしてよい。 E 2. 変形例 2 ：

上述した第 1の実施例では、ステップ S 202の処理において、クライアント CL がジョブ情報取得要求をプリンタ P.RT 1に送信することで、プリンタ P RT：1にお ― いて印刷ジョブ進埗状況表示処理が開始されることとなっていたが、本発明はこれに. 限定するものではない。分散先プリンタに印刷ジョブを分散することで、プリンタ P R T 1において印刷ジョブ進涉状況表示処理が開始されるようにしてもよい。

具体的には、図 2に示す分散処理部 22が印刷ジョブを分散したことを契機として、プリンタ P RT 1が、分散先プリンタに対して Get- Requestコマンドを送信し（ステツ- - プ S 306) 、各分散先プリンタから M I B値を取得すると（ステップ S 308) 、 . 分散印刷ジョブ管理部 24が分散印刷 M- I Bを更新して、ジョブ情報をクライ—アン卜 CLに送信する（ステップ S31Ό) -。ただし、この場合、クライアン. IrC kからジ - ョブ I Dが指定されていないので、--プリンタ P RT ΐは、全てのジョブに-つし Λ ^のジ- ョブ情報をクライアント C Lに送信することになる。なお、このステツ- - S306〜一 - ステップ S310の処理、及び分散先プリンタにおけるステップ S 4-02及ぴステツプ S 404の処理は繰り返し実行するようにする。

そして、クライアン.卜 CLでは、印刷ジョブの進陟状況を表示するめのアブ-リケ. ーシヨンプログラムが起動されると、まず、: プリンタ PRT 1から送信される.ジョブ：情報をメモリに記憶し（ステップ S 204) 、このジョブ情報の中から、クライアン . ト C Lから送信した印刷ジョブを、送信ジョブリスト 1 02 aに記載されたジョブ I Dをキーとして抽出して、分散印刷一覧表示ウィンドウまたは分散印刷詳細表示ウインドウを生成して表示する。なお、プリンタ PRT 1から繰り返しジョブ情報を受信することになるので、クライアント CLでは、その都度、上述した処理を実行するようにすればよい。

以上のように構成した場合も、上述した第 1及び第 2の実施例と同様に、クライアント CLにおいて、送信した印刷ジョブがいずれのプリンタに分散されているか分からないような場合でも、ジョブ情報を取得することが可能となる。また、各分散先プリンタにおいて、分散された印刷ジョブの処理が進み、印刷完了部数が増えたような場合には、図 7に示す分散印刷詳細表示ウィンドウ W2におけるプログレスバ一 PB 1〜 3や印刷完了部数表示部 D 1 及びプログレスバー PB Aや印刷完了部数表示部 DAの表示が更新されることになる。

E 3. 変形例 3 ：

上述した第 1及び第 2の実施例では、図 7に示す分散印刷詳細表示ウィンドウ W2 において、各分散先プリンタを I Pァドレスで示していたが、 I Pアドレスに代えて、プリンタ名や MAC (Media Access Control) アドレスなど、他の識別情報で示すようにしてもよい。

E4.-変形例 4 ：

一上じた第- 3及び第 4の実施例では、 -分散先プ-リンタに印刷ジョブが分散されてし - る場合、各分散先プリンタに対して-キンセルコマンドを送信す-るようにしていた力各分散先プリンタのみならず、分散印刷制御機能を有するプリンタ- P-RT 1に対してキャンセルコマンドを送信するよゔにしてもよい。な-お、この場合、プリンダ P RT

1 (こキヤンセルコマンドを送信した後に各分散先フ Jンタにキヤンセルコマンドを送信すればよい。 - ·

各分散先プリンタへの印刷ジョブの分散が開始され、プリンタ P R T 1から各分散先プリンタに対して印刷ジョブデータが送信されている途中に-おいて、上述した印刷ジョブキャンセル処理が開始された場合、各分散先プリンタは、キャンセルコマンドを受信すると、それまでにプリンタ PRT 1から受信して印刷ジョブ格納部に格納した印刷ジョブデータの一部を削除する。しかしながら、削除後にプリンタ PRT 1から送信される残りの印刷ジョブデータについては、印刷ジョブ格納部に格納され、肖 IJ 除されずに残ってしまうことになる。

そこで、上述の構成とすることで、まず、プリンタ PRT 1において、分散先プリンタに送信していない残りの印刷ジョブデータが削除され、次に、各分散先プリンタにおいて、それまでにプリンタ P R T 1から受信した印刷ジョブデータの一部が削除されるので、各分散先プリンタにおいて印刷 _ジヨブデータの一部が削除された後に、プリンタ P R T 1から残りの印刷ジョブデータが送信されることがない。従って、印. 刷ジョブデータの一部が各分散先プリ-ンタの印刷ジブ格納部に残ってしまうことを防ぐことができる。

E 5 . 変形例 5 ：

上述した第 3及び第 4.の実施例においでキヤンセル処理部 2 2 4は、分散先リストで特定される全ての分散先プリンタに対してキャンセルコマンドを送信するようにしていたが、これに代えて、まず、分散先リストで特定される全ての分散先プリンダに—- 対して、分散された印刷ジョブの処理状況—を問い合わせて、その結果に応じて、印刷ジョブの処理が完了していないプ—¹ JTンに対じての-みキャンせ 2kコマンド：を-送信するようにしてもよい。なお、このよう：な構成におい J^、 —キヤ—ンセル処理部 - 2 4は、請求項における送信要求部に相当する—。：

このような構成とすることで、既に印刷ジョブの処理が完了しておリキヤンセルコ- マンドを送信する必要がないプリンタに対してはキャンセル-コマンを送信しないようにすることができ、ローカルリアネッ卜ワークし A N 1に不要なデータを流さないようにすることができる。

E 6 . 変形例 6 ： - 上述した第 3及び第 4の実施例では、印刷ジョブをキヤンセルするためのキヤンセルコマンドを、各分散先プリンタに対して送信していたが、キャンセルコマンドに限定するものではなく、他の制御コマンドを送信するようにしてもよい。

具体的には、例えば、分散された印刷ジョブを処理している際には、クライアント等から送信される他の印刷ジョブを受け付けないようにさせるためのコマンド（またはその逆に、受け付けない状態を受け付ける状態に戻すためのコマンド）を、各分散先プリンタに対して送信するような場合にも、本発明を適用することができる。

E 7. 変形例 7 ：

上述した第 3及び第 4の実施例では、分散先リス卜において、分散先プリンタの識別情報として I卩アドレスを記載するようにしていたが、 I Pアドレスに代えて、 -プリンタ名ゃ MAC (Media Access Control) アドレスなど、他の情報を己載するようにしても-よい。また、第 4の実施例における分散印刷詳細表示ウィンドウ W1 3においても、各分散先プリンタを示す情報として I Pアドレスに代えて、プリンタ名などを表示するようにしてもよい。

E 8. 変形例 8 ：

上述した第 3及び第 4の実施例では、キヤンセルの対象となる.印刷ョ-ブのジョブ I Dを指定してキャンセルコマンドを送信するようしていたが、各リン―タにおいて、印刷ジブ格納部に格納可能な印刷ジョ^数が 1つであり、印刷ジブの処理が- 完了した後に次の印刷ジョブを受信することができるような構成の場合 -ジョブ: I D- を指定せずにキャンセルコマンドを送信するよにてもよ-い。このよ-うな構成の場合、ジョブ— I Dを指定しなくともキャンセルの対象.となる印刷ジョブは、:各プリンタ— において一意に特定されるからである。なお-、-この場一合、分散先リス. も分散先プリンタの I Pァドレスを記載するだけでよい。

E 9. 変形例 9 ：

上述した第 3及び第 4の実施例において、クライアント CL及びプリンタ PRT 1 〜PRT3は、キャンセルコマンドを送信する—場合、 T CP/ I P解釈部を介して送信するものとしたが、これに限らない。例えば S N M P (Simple Network Management Protocol) で規定されるコマンドを、キャンセルコマンドとして用いるような場合、 S NMPはトランスポート層におけるプロトコルとして U D P (User Datagram Protocol) を用いるので、この U D Pプロトコルを解釈する U D PZ I P解釈部を備えるようにして、この UDPZI P解釈部を介して送信すればよい。なお、 S NMPで規定される-コマンドをキャンセルコマンドとして用いる場合として、例えば、各プリンタのステータスや故障等の管理情報を示す M I B (Management Information Base) において、印刷ジョブのキャンセル指示を受け付けたか否かを管理対象とするために、キャンセル指示受付の有無を管理属性 (オブジェクト）として予め設定しておく。そして、クライアント又は分散印刷制御機能を有するプリンタは、キャンセルコマンドとして、このオブジェクトを指定して「キャンお-ル受付有」を示す値を設定させる SetRequestコマン-ドを送信先-のプリンタに対して送信する _σ そ -して、このコマンドを受信したプリンタが、前述のオブジェク卜に「キャンセル受付有リ」を示す値を設定すると共に、印刷ジョブをキャンセルするようにする。 .

Ε 10. 変形例 10

上述した第 1〜第 4の実施例では、分散印刷制御装置を、プリンタ- P—RT4.に内蔵されたカスタムネットワークポード C. Ν B ' して構成するようにし; Ο た力本発明は、この構成に限定するものではな .、分散却刷制御装置をプリ.ンタ. PRT ·1と別体と-し、 U S Β接続,— I E EE 1 3.94接続，パラレル接続，シリアル接続などの _有線接続や、ブル一トウ^ス接続，無線- LAN接続, 赤外線接続などの無凝接続でプリンタ P RT 1に接続するような構成でも構わない。またプリンタ: PR-T 1と別体として、ローカルエリアネットワーク LA N 1に接続されたサーバを分散印刷制御装置とする構成であってもよい。

Claims

請求の範囲

1 . ' 互いにネットワークに接続されたクライアントと、複数の印刷装置と、分散印刷制御装置と、を備え、前記分散印刷制御装置が、前記ネットワークを介-して送信される印刷ジョブを、前記複数の印刷装置のうち分散先となる複数の分散先印刷装置に- 対して分散することが可能な分散印刷シス.テムであづて、

前記分散印刷制御装置は、前記印刷ジョブを受信した場合に、前記分散先印刷装置を決定して、決定した前記分散先印刷装置の識別情報を記憶すると共に、決定した前記分散先印刷装置に対して前記印刷ジョブを分散し

-前記分散印刷制御装置は前記グラ.ィァ:^ドからの要求に応じて、記憶している前記識別情報によリ特定される前記分散先印刷装置に対して、 -分散された前 IB印刷ジョ - ブの処理に闋する E[T刷ジョブ関連情報の送信-を要求すると共に、前記分散先印刷装靈から前記印刷ジョブ関連情報を受信:した場合に、-受信した前記印刷ジョブ関連情報を前記印刷ジョブ関連情報の送信元である前記分散先印刷装置の識別情報:と対応付けて前記クライアントに送信し、.

前記クライアントは、前記分散印刷制御装置から、前記識別情報と対応付けれた一前記印刷ジョブ関連情報を受信した場合に、受信した前記識別情報及び前記印刷ジョブ関連情報に基づき、各分散先印刷装置を特定する情報と、各分散先印刷装置に対応する、各分散先印刷装置に分散された前記印刷ジョブの処理の進涉状況を示す情報と、を表示することを特徴とする分散印刷システム。

2. 請求の範囲第 1項に記載の分散印刷システムであって-、

前記印刷ジョブ関連情報は、前記分散先印刷装置の動作状態を示す情報と、分散された前記印刷ジョブに含まれる印刷部数情報と、分散された前記印刷ジョブの処理において印刷が完了した部数を示す情報と、のうち、少なくとも 1つを含むことを特徴とする分散印刷システム。

3 . 印刷ジョブの分散先となる複数の分散先印刷装置の決定と _:；決定した前記分散先印刷装置への前記印刷ジョブの分散と、分散され-た-前記印刷-ジョブの処理に関する印刷ジョブ関連情報の、前記分散先印刷装置からの取得と、-が可能な分 |¾印刷制御装. 置に対し、ネットワークを介して接続されたクライアン-卜-.であって、

受信部と、制御部と、表示部と、を備え、- 前記受信部は、前記分散印刷制御装置から送信される前記分散先印刷装置の識別 - 情報と対応付けられた前記印刷ジョブ関連情報を受信し、

前記制御部は、前記受信部が受信た前 ¾識别情報及^前記:印刷ヨブ関連情報 Iこ基づき、各分散先印刷装置を特定する情報-と、各分散先印刷装置【こ対応する各分散

' - 先印刷装置に分散された前記印刷ジョブ φ処理の難涉，状況を示：情報、を蓟記表示 . 部に表示させることを特徴とするクライア。

4 . 請求の範囲第 3項に記載のクライアン卜であつで、

前記印刷ジョブ関連情報は、前記分散先印刷装置の動作状戰を示情報さ - れた前記印刷ジョブに含まれる印-刷部数情報と、分.散され前'記印刷ジョブの処理に：おいて印刷が完了した部数を示す情報とのう- -ち、 -少なくとも "Iつを食むこ _とを特徴：とするクライアント。

5 . 請求の範囲第 3項に記載のクライアン卜であって、

前記印刷ジョブ関連情報は、少なくとも、 -分散された前記印刷ジョブに含まれる印刷部数情幸艮と、分散された前記印刷ジョブの処理において印刷が完了した部数を示す '清報と、を含み、

前記制御部は、各分散先印刷装置を特定する情報及び前記進渉状況を示す情報の他に、前記印刷ジョブ関連情報に基づき、前記印刷部数情報の示す部数の総和を示す情報と、前記印刷が完了した部数の総和を示す情報と、を前記表示部に表示させることを特徴とするクライアント。

6 . ネットワークを介して送信され—る印刷ジョブを、前記ネットワークに接続され- ' た複数の印刷装置のうち、分散先-どなる複数の分散先印刷装置に対して分散すること —- が可能な分散印刷制御装置であって、

前記印刷ジョブを受信した場合に、前記分散先印刷装置を決定する決定 ¾5と、前記決定部が決定した前記分散先印刷装置の識別情報を記憶する言&憶部と、

前記記憶部から前記識別情報を読み出： f 読み出した前記識別情報によ .特定される前記分散先印刷装置に対して、前記印刷ジ:ヨブを分散する—分散音 [Γと„、-

' 前記分散先印刷装置に対じて、分散された前記印刷ジョブの処理に関する.印刷ジョ」 - プ関連情報の送信を要求することが可能-な要求部と；

—制御部と、

を備え、

前記要求部は、外部からの要求に応じて. 前記記憶部かち前記識別情報を読み出し、読み出した前記識別情報によリ特定される前記分散先印刷装置に対!て、-前記印刷ジ -ョブ関連情報の送信を要求すると共に、

前記制御部は、前記分散先印刷装置から前記印刷ジョブ関連情報を受信した場合に、前記外部の要求元に対して、受信した前記印刷ジョブ関連情報を、前記印刷ジョブ関連情報の送信元である前記分散先印刷装置の識別情報と対応付けて送信することを特徵とする分散印刷制御装置。

7 . 請求の範囲第 6項に記載の'分散印刷制御装置を内蔵することを特徴とする印刷装置。

8 . 互いにネットワーク _を介して接続されたクライアントと、複数の印刷装置と、分散印刷制御装置と、を備え、前己分散印刷制御装置が、前記ネットワークを介して送信される印刷ジョブを、前記複数の印刷装置のうち分散先となる複数の分散先印刷

5 装置に分散することが可能な分散印刷システムであって、

一前記分散印刷制御装置は、前記印刷:ジョブを-受信した場合 ί 、· 前記散先印刷装置- - を決定して、決定した前記分散先-印刷装置の識別-情報を記憶すると共に、—決定した前記分散先印刷装置に対しで l記印刷ジョブを分散し、

前記分散印刷制御装置は、前記クライアントから前記識別情報の送信を睪求された- . ― 10 場合に、記憶してし、る前記識別情報;を煎ライア.》. 送 ίϊτし

前記クライアントは、前記分散.印刷制御装置から前記識別情報を受信した ¾合に、- - 受信した前記識別情報によ- 特定され:る前:言、難先.印涮装電に対し-て、分散.され-た娘記印刷ジョブの処理に関する印刷ジ 3 '関 ¾ί青報送信を要求し、 .

前記クライアントは、前記分散先印;！装置から前記印刷ジョブ関連情報を受信した 15 場合に、受信した前記印刷ジョブ関達情報に基づき、各分散先印刷装置を 4 定する情- 報と、各分散先印刷装置に対す各分. |ί先印刷装置に分散まれた:前記印刷ジ.ョ:ブ^ の処理の進埗状況を示す情報と; を表、すことを特徵とする分散印刷、ンステム。

9 . 請求の範囲第 8項に記載の分散印刷システムであって、—

20 前記印刷ジョブ関連情報は、前記分散先印刷装置の動作状態を示す情報と、分散された前記印刷ジョブに含まれる印刷部数情報と、分散された前記印刷ジョブの処理において印刷が完了した部数を示す情報と、のうち、少なくとも 1つを含むことを特徴とする分散印刷システム。

25 1 0 . 印刷ジョブの分散先となる複数の分散先印刷装置の決定と、決定した前記分散先印刷装置の識別情報の記憶と、前記分散先印刷装置への前記印刷ジョブの分散と、を行うことが可能な分散印刷制御装置に対し、ネッ卜ワークを介して接続されたクライアン卜であって、

制御部と、

表示部と、

一前記分散印刷制御装置に対して、前記識別情報の送信を要求する第要求部と - 前記第 1の要求部による要求結果、前記分散印刷制御装置、ら前記識別情報を—受: 信した場合に、受信した前記識別情報によリ特定される前記分散先印刷装置に対して、分散された前記印刷ジョブの処理に関する印刷ジョブ関連情報の送信を要求する第 2 - の要求部と、

前記第 2の要求部による要求の結果:前記分散先印刷装置がら送信さおる-前記印刷ジョブ関連情報を受信する受信部、

を備え、

前記制御部は、前記受信部が受信- た前記印刷ジョブ関連情報づき各分散先- 印刷装置を特定する情報と、各分散先印刷装置に対応す -る; 各分散先印涮装置分散. された前記印刷ジョブの処理の進涉状況を示す情報ど、'—'を前記表示部に表示させることを特徴とするクライアント。

1 1 . 請求の範囲第 1 0項に記載のクラ-イアン卜で-あって-、

前記印刷ジョブ関連情報は、前記分散先印刷装置の動作状態を示す情報と、 .分散さ- れた前記印刷ジョブに含まれる印刷部数情報と、分散された前記印刷ジョブの処理において印刷が完了した部数を示す情報と、のうち、少なくとも 1つを含むことを特徴とするクライアント。

1 2. 請求の範囲第 1 0項に記載のクライアントであって、前記印刷ジョブ関連情報は、少なくとも、分散された前記印刷ジョブに含まれる印刷部数情報と、分散された前記印刷ジョブの処理において印刷が完了した部数を示す情報と、を含み、

前記制御部は < 各分散先印刷装置.を特定する情報及び前記進埗状況を示す情報の他に、前記印刷ジョブ関連情報に基づき、前記印刷部数情報の示す部数の総和を示す情報と、前記印刷が完了した部数の総和を示す情報と、 - を前記表示部に表示きせることを特徴とするクライアント。

1 3 . ネットワークに接続された-複数の印刷装置に対して、或る.印刷ジョブが分散されている場合に、前記印刷装置におけ-る前記印刷ジョブの処理の進陟状況を確認するためのユーザィンタフェースを備えた ;:ライアントであつ、 _: ·

" 前記ユーザインタフェースは、— 前記印刷装置'を特定する情報 ^"覧ど、各-印刷装置にそれぞれ対応する、印刷装置に分散されている前記印刷ジョブの処理め進埗状況を示す情報と、を >1つの画面で表示するこどを特徴とするクライアンド。

1 4. '請求の範囲第 1 3項に記載のラアントであて、-—

前記印刷装置を示す情報の一覧及び前記進陟状況を特定する情報の他に、分散された前記印刷ジョブに含まれる印刷部数の総和を示す情報と、分散された前記印刷ジョブの処理において印刷が完了した部数の総和を示す情報と、を 1つの画面で表示することを特徴とするクライアント。 - -

1 5 . 請求の範囲第 1 3項または第 1 4項に記載のクライアントであって、

前記進渉状況を示す情報は、前記印刷装置の動作状態を示す情報と、分散された前 - 記印刷ジョブに含まれる印刷部数情報と、分散された前記印刷ジョブの処理において印刷が完了した部数を示す情報と、のうち、少なくとも 1つであることを特徴とするクライアント。

1 6 . ネッ-トワークを介して送信される印刷ジョブを、前記ネットワークに接続された印刷装置-のうち、分散先となる複数の分散先印刷装置に分散す-る.こ-とが可能な分散印刷制御装置であって、

前記印刷ジョブを受信した場合 Iこ、前記印刷ジョブを格納する格納部と、

前記印刷ジョブを受信した場合に、--.前記分散先印刷装置を決定する決定部と、前記決定部が決定した前記分散先印刷装置の識別情報を記憶する記憶部と、前記記憶部から前記識別情報を読み出し、読み出した前記識別情報によ.り特定さ—れ. る前記分散先印刷装置に対して、前記格納部納され前記印^ジヨブを分散する分散部と、 -

- -前記分散先印刷装置に対して、·所の ^理を実行させるための制御コ_マド^:.送信するこどが可能なコマンド送信部と、- を備え、―

外部より、前記分散先印刷装置への前記制御コマンドの送信を ¾求され場合に、前記コマンド送信部は、前記記憶部から前記識憒報を読みし:、〜読み出-した前記識別情報によリ特定され-る少なくとも 3つの _前^分散先印刷装置に対して .前記制御コ.- マンドを送信することを特徴とする分散印刷制御装置。.

1 7 . ネットワークを介して送信される印刷ジョブを、前記ネッ卜ワークに接続された印刷装置のうち、分散先となる複数の分散先印刷装置に分散することが可能な分散印刷制御装置であって、

前記印刷ジョブを受信した場合に、前記印刷ジョブを格納する格納部と、

前記分散先印刷装置を決定する決定部と、

前記決定部が決定した前記分散先印刷装置の識別情報を記憶する記憶部と、前記記憶部から前記識別情報を読み出し、読み出した前記識別情報によリ特定される前記分散先印刷装置に対して、前記格納部に格納された前記印刷ジョブを分散する分散部と、

前記分散先印刷装置に対して、-分散された前記印刷ジョブをキャンセルさせるため - のキャンセルコマンドを送信することが可能な: aマンド送信部と、

を備え、

外部よリ、前記分散印刷装置への前記キヤンセル 3マンドの送信を要求された場合に、前記コマンド送信部は、前記記憶部から Jfj記識別情報を読み-出し、読み出した前記識別情報によリ特定される少なくとも 1つの前記分散先印刷装置に tして、前記キヤンセルコマンドを送信することを特徴とする分散印 =刷制御装置。

' 1 8. 請求の範囲第 ΐ 7項に記載の散印刷制御装置-であって、 - 前記格納部に格納された前記印刷ジョブをギヤンセルするとが可能な制御部を備え、

前記分散部が前記分散先印刷装置に対して前-記印刷ジ a を分散してるど共に、前記分散先印刷装置が分散されている前記印刷爻ブを受信しでいる途中で； -外部よ、リ前記分散印刷制御装置に対して前記キヤンセルマンドの送信を要求された場合に、まず、前記制御部が前記格納部に格納されている前記印刷ジョブをキャンセルし、前記制御部が前記印刷ジョブをキャンセルした場合に、前記コマンド送信部は、前記記憶部から前記識別情報を読み出すと共に、読み出した前記識別情報によリ特定される - 前記分散先印刷装置に対して、前記キャンセルコマンドを送信することを特徴とする分散印刷制御装置。

1 9. 請求の範囲第 1 7項に記載の分散印刷制御装置であって、

前記分散先印刷装置に対して、分散された前記印刷ジョブの処理状況に関する、処理状況情報の送信を要求することが可能な送信要求部を備え、

前記送信要求部は、外部より前記キャンセルコマンドの送信を要求された場合に、前記記憶部から前記識別情報を読み ¾し、読み出した前記識別情報により特定される前記分散先印刷装置に対して前記処理状況情の送信を要-求すると共に、

前記コマンド送信部は、前記キャンセルコマンドを送信する場合において、前記送一信要求部の要求の結果、前記分散先印刷装置から受信した前記処理状況情報に基づき、 - 前記分散先印刷装置のうち、分散され fc前記印刷ジョブの処理が完了し-ていない前記' 分散先印刷装置に対してのみ、前記キャンセルコマンドを送信すること^.特 ί とする分散印刷制御装置。

2 0 . 請求の範囲第 1 6項ないし第 1 9項のいずれかに記載の分散印刷制御装置を内蔵することを特徴とする印刷装置。

2 1 . 互いにネットワークを介して接続されたクライアントと、印刷装置と、分散印刷制御装置と、を備え、前記分散印刷制御装置が、前記ネッ:トヮ一クを介-しで送信される印刷ジョブを前記印刷装置の Λ分散先とな ¾複数分散先印刷装屢に分散することが可能な分散印刷システムであ:？て、.

前記印刷ジョブを受信した場合に、前記 _分散^ I刷制御装置は、. 前記分散先印刷装潭- を決定して、決定した前記分散先印刷装置の識別情報を記憶すると共に、決定した前記分散先印刷装置に対して前記印刷 Vヨブを分散し、 - 前記クライアン卜から前記識別情報の送信を要求された場合に、前記分散印刷制御装置は、記憶している前記識別情報を前記クライアン卜に送信し、

前記分散印刷制御装置から前記識別情報を受信した場合に、前記クライアン卜は、受信した前記識別情報により特定される少なくとも 1つの前記分散先印刷装置に対して、分散された前記印刷ジョブをキャンセルさせるためのキャンセルコマンドを送信することを特徴とする分散印刷システム。

2 2. 印刷ジョブの分散先となる分散先印刷装置め決定と前記分散先印刷装置へ - の前記印刷ジョブの分散と、を行うことが可能な D、散印刷制御装置に対し、ネットヮークを介して接続されたクライアントであって、

前記印刷ジョブをキヤンセルず- き旨—の指示を入力することが可能な入力部と、 - 前記キャンセルすべき旨の指示が前記力部を介しで入力された場合に、前記分散印刷制御装置に対して、決定した前記分散先印刷装置の識別情報を送信するよう要求する識別情報送信要求部と、

前記識別情報送信要求部による要求の結果、前記分散印刷制御装置から、前記識別 . 情報を受信した場合に、前記分散先印刷装置うち分散された前記印刷ジョブをキ - ヤンセルさせるべき前記分散先印刷装置を指定することが可能なュニザインタフエースを、受信した前記識別情報に基づき提供するユーザインタフヱース部ど、

前記ユーザィンタフエースを介して指定 'された少なくとも 1つの前記分散先印刷装一置に対して、分散された前記印刷ジ^プをキャンせルさせる，ための第 Tめキヤシセルコマンドを送信することが可能な -マン-ド送信部と- - を備えるクライアント。

2 3. 請求の範囲第 2 2項に記載のクライアントであって、 - 前記コマンド送信部は、前記ザインタブエースを介.じて前記分散印刷装置が指. 定された場合に、まず、前記分散印刷制御装置に対して、前記格納部に格納されてい - る前記印刷ジョブをキャンセルさせるための第 2のキャンセルコマンドを送信し、前記第 2のキャンセルコマンドを送信した場合に、指定された-少なくとも 1つの前記分散先印刷装置に対して、前記第 1のキャンセルコマンドを送信することを特徴とするクライアン卜。

2 4 . 請求の範囲第 2 2項に記載のクライアントであって、

前記ユーザインタフ:]:ースを介して指定された前記分散先印刷装雾に対して、分散. された前記印刷ジョブの処理状兄に-関する-、処理状況情報の送信を要求することが可能な要求部を備え、

前記コマンド送信部は、前記第 1 -のキャンセルコマンドを送信する場合において、前記要求部が前記処理状況情報の送信を要求した結果、前記分散先印刷装置から受信 · した前記処理状況情報に基づき、前記分散先印刷装置のうち、分散された前記.印刷ジョブの処理が完了してい.ない前記分散先印刷装置 Ι. 対！^てのみ、前記第 1のキヤンセルコマンドを送信することを特徴と言- ライ τ^ ^.

2 5 . ネットワークに接続された複数の印刷装置に対上或る印 fj ?-ヨ^が分 il されている場合に、少なくとも Ί以上の前記.印刷装を.指定 .、：指定し前記印刷装置に分散されている前記印刷ジョブ各印刷装置毎にキャンセ^させる φめのユー- ザインタフエースを備えたクライァ卜であって、 - 前記ユーザィンタフ: スは.、少なくとも、前記印刷—装置を.示す情報の覧と、各印刷装置にそれぞれ対応し、対応す-る印刷装置に分散されている印刷ジョブをキャンセルするよう-指示するための複数の第 1の指示部と、を 1つの画面で表示することを特徴とするクライアント。

2 6 . 請求の範囲第 2 5項に記載のクライアントであって、

前記ユーザィンタフェースは、前記印刷装置を示す情報の一覧及び前記複数の第 1 の指示部の他に、全ての印刷装置について、分散されている印刷ジョブを一括してキヤンセルするよう指示するための第 2の指示部と、を 1つの画面で表示することを特徵とするクライアント。

2 7 . ネットワークに接続された印刷装置のうち、前記ネットワークを介して送信される印刷ジョブの分散先となる複数の分散先印刷装置を決定し、 -決定した前記分散 - 先印刷装置に対して前記印刷ジヨブを分散することが可能な分散印刷制御装置であつて、

決定した前記分散先印刷装置の識別情報を記憶する ¾己憶き Ιίど、 -—

ネットワークを介して接続:さ-れた—クイアンに対じて、前記識別情報を送信する - ことが可能な送信部と、

を備え、

前記クライアン卜が、前記識別情報の送信を前記分散印刷制御装置に要求-した場合-^ に、前記送信部は、前記記憶部から前記識別情報を読み出し、読み ί±した前言^哉別情報を前記クライアントに対して送信することを特徴とする分散印刷制御装置。'-

2 8 . 請求の範囲第 2 7項に記載の分散印刷制御装置を内蔵すること-を特徴-どする - 印刷装置。

2 9 . ネッ卜ワークを介して送信される印刷ジョブについて、 -分散印刷制.御装置において前記印刷ジョ:ブの分散先となる分散先印刷装置が決定され、^決定された前記分散先印刷装置に前記印刷ジョブが分散されている場合に、各分散先印刷装置に分散された前記印刷ジョブの処理の進埗状況を、クライアントにおいて表示するための印刷 ' ジョブ進 ί歩状況表示方法であって、

( a ) 前記分散印刷制御装置において、前記分散先印刷装置の識別情報を、前記分散印刷制御装置が備える記憶部に記憶-させる工程と、

( b ) 前記分散印刷制御装置において、前記記憶部から前記識別情報を読み出し、. 読み出した前記識別情報によリ特定される前記分散先印刷装置に対して、分散された前記印刷ジョブの処理に関する印刷ジョブ関連情報の送信を要求する工程と、

( c ) 前記分散印刷制御装置において、前記分散先印刷装置-から受信した前記印刷ジョブ関連情報を、前記印刷ジョブ関^！情報の送信元である前記分散先印刷装置の識 - 別情報と対応付けて前記クライアン卜に送信する工程と、 .

( d ) 前記クライアントにおいて、前記分散印刷制御装置から前記識別情報及び前記印刷ジョブ関連情報を受信した場合に、受信した前記識別情報及び前記印.刷ジョ.ブ--. 関連情報に基づき、各分散先印刷装置を特定する情報と、各分散先印刷装置に対応す- る、各分散先印刷装置に分散された前記印刷ジョの処理の進埗状況を示す情報と、を表示する工程と、

を備える印刷ジョブ進埗状況表示方法。 -

3 0. ネットワークを介して送-信される印刷ジョブについて、分散印刷制御装置において前記印刷ジョブの分散先となる分散先印刷装置が決定され、決定された前記分散先印刷装置に前記印刷ジョブが分散されでいる場食に、各分散先印刷装置に-分散された前記印刷ジョブの処理の進被状況を、クライアントにおいて表示するための印刷ジョブ進渉状況表示方法であって、

( a ) 前記分散印刷制御装置において、前記分散先印刷装置の識別情報を、前記分散印刷制御装置が備える記憶部に記憶させる工程と、 --

( b ) 前記クライアントにおいて、- 前記分散印刷制御装置に対して、前記識別精報の送信を要求する工程と、—

( c ) 前記クライアントにおいて、前記分散印刷制御装置から前記識別情報を受信した場合に、受信した前記識別情報によリ特定される前記分散先印刷装置に対して、分散された前記印刷ジョブの処理に関する印刷ジョブ関連情報の送信を要求する工程と、

( d ) 前記クライアントにおいて、前記分散先印刷装置から前記印刷ジョブ関連情報を受信した場合に、受信した前記印刷ジョブ関連情報に基づき、各分散先印刷装置を特定する情報と、各分散先印刷装置に対応する、各分^先印刷装置に分散された前記印刷ジョブの処理の進涉状況を示す情報と、を表示する工程と、 ■

を備える印刷ジョブ進陟状況表示方法。

5

3 1 . ネットワークを介して'送信:される印刷ジョブにづいて、—分散印刷制御装置に… - - おいて前記印刷ジョブの分散先となる分散洗印刷装置が決定され、決定されお前記分散先印刷装置に前記印刷ジョブが分散されている場合に、前記分散先印刷装置に対して、所定の処理を実行させるための制御コマンドを送信するための制御コマンド送信 10 方法であって、

( a ) 前記分先印刷装置の識別情報を、前記分散印刷制御装置が備える記憶部に " —記憶させるェ禾と、-

( b ) 前記分散印刷 $御装置に対して- V"前記分散先印刷装置への前記制御コマ -ド - . の送信を要求する工程と、

15 ( c ) 前記記憶部から前記識別情報を読《¾·出し、—読み出した前記識別情報によリ特定される少なくとも 1つの前記分散先印刷装置に対して、: -前記制御コマンドを送信する工程と、

を備える制御-コマンド送信方法。

20 3 2. ネットワークを介して送信される--印刷ジョブについて、分散印刷制御装置において前記印刷ジョブの分散先となる分散先印刷装置が決定され、決定された前記分散先印刷装置に前記印刷ジョブが分散されている場合に、分散された前記印刷ジョブをキャンセルするための印刷ジョブキャンセル方法であって、

( a ) 前記分散先印刷装置の識別情報を、前記分散印刷制御装置が備える記憶部に

25 記憶させる工程と、 ( b ) 前記分散印刷制御装置に対して、前記印刷ジョブをキャンセルさせるためのキヤンセルコマンドを、前記分散先印刷装置に送信するように要求する工程と、

( c ) 前記記憶部から前記識別情報を読み出し、読み出した前記識別情報によリ特定される少なくとも 1つの前記分散先印刷装置に対して、前記キャンセルコマンドを送信する工程と、

を備える印刷ジョブキャンセル方法。

3 3 . ネットワークを介して送信される印刷ジョブについて、分散印刷制御装置に. おいて前記印刷ジョブの分散先となる分散先印刷装置が決定され、 j夬定ざれた前記分散先印刷装置に前記印刷ジョブが分 J さ ireいる場合に、分散された前記印刷ジョブをキャンセルするための印刷ジョブキヤンセレ方法で.あうて、 -

( a ) 前記分散先印刷装置の 1哉情報 '、: JT記—分散印刷制御装置が備える記憶部に記憶させる工程と、

( b ) クライアントから前記分 J¾印刷制.待螺置に対して、前記識別情報の送信を要 - 求する工程と-、

( c ) 前記記憶部から前記識別' It報を読み出して前記クライァントに送:信す.る工程と、

( d ) 前記クライアントにおいて.、受信した前記識別情報により特定される少なぐ ― とも 1つの前記分散先印刷装置に対して、分散された前記印刷ジョブをキヤンセルさせるためのキャンセルコマンドを送信する工程と、

を備える印刷ジョブキャンセル方法。

3 4 . ネッ卜ワークを介して送信される印刷ジョブについて、分散印刷制御装置において前記印刷ジョブの分散先となる分散先印刷装置が決定され、決定された前記分散先印刷装置に前記印刷ジョブが分散されている場合に、各分散先印刷装置に分散された前記印刷ジョブの処理の進埗状況をコンピュータが備える表示部に表示させるためのコンピュータプログラム製品であって、

前記分散印刷制御装置から送信される、前記分散先印刷装 ¾の識別情幸艮と対応付けられた、分散された前記印刷ジョブの処理に関する印刷ジ 3ブ関連情報を受信する第 1のプログラムコードと、

受信した前記識別情報及び前記印刷ジョブ関連情報に基づき、各分散先印刷装置を特定する情報と、各分散先印刷装置に対応する、各分散先印刷装置に分散された前記- 印刷ジョブの処理の進渉状況を示す情報と、を前記表示部に表示させる第- 2のログラムコードと、

前記プログラムコードを格納する.コンピ - 読み取り可能な媒体と-、

を傭えるコンピュータプログラム製品。

3 5 . ネットワークを介して送信される-印刷ジョブについて、分散印刷制御装置に- おいて、前記印刷ジョブの分散先となる分散先印刷装置が決定されて前記分散先印刷装置の識別情報が記憶されると共に、俞記分散印刷制御装置により、前記分散先印刷装置に対して前記印刷ジョブが分散されている場合に-、各分散先印観装置に分散された前記印刷ジョブの処理の進陟状況をコンピュータが備える表示部に表示させるためのコンピュータプログラム製品であつ-て、

前記分散印刷制御装置に対して、前記識別情報の送信を要求する第 1のプログラムコードと、 - 前記分散印刷制御装置から前記識別情報を受信した場合に、受信した前記識別情報により特定される前記分散先印刷装置に対して、分散された前記印刷ジョブの処理に関する印刷ジョブ関連情報の送信を要求する第 2のプログラムコードと、

前記分散先印刷装置から送信される前記印刷ジョブ関連情報を受信する第 3のプログラムコードと、受信した前記印刷ジョブ関連情報に基づき、各分散先印刷装置を特定する情報と、各分散先印刷装置に対応する、各分散先印刷装置に分散された前記印刷ジョブの処理の進埗状況を示す情報と、を前記表示部に表示させる-第 4のプログラムコドと、 ― 前記プログラムコードを格納するコンピュータ読み取り可能な媒体と、

5 を備えるコンピュータプログラム製品。

3 6 . ネッ卜ワークを介して送信される印刷ジョプにっいて、前記印刷ジョブの分 - 散先となる分散先印刷装置を決定し、前記分散先印刷装置 (-こ前記印刷ジョブを分散す - るコンピュータにおいて、外部からの要求に応じて、各分散先印刷装置毎の、分散さ 0 れた前記印刷ジョブの処理に関する,印刷ジョブ関連情報を、—前記外部の要求元に対して送信するためのコンピュータプログ-ラ ^:厶製品であって、 - 前記分散先刷装置の識別情報を、前記-コンピュータが備える記憶部に記憶させる第 1のプログラムコードと、

前記外部からの要求があった場合に、前記-記憶部か前記識別情報を読み出し、読： 5 み出した前記識別情報によリ特定される前記分:散先印刷装置に対して、前記印刷ジ - ブ関連情報の送信を要求する第 2のグラムコ^^と、.

前記分散先印刷装置から前記印刷ジョブ関連情報を受信した場合に、前記外部の要求元に対して、 -受信した前記印刷.ジョブ関連情報を、前記印刷ジョ-ブ関連情報の送信元である前記分散先印刷装置の識別情報と対応付けて-送信する第 3のフ。グラムコ一 0 ド、と、

前記プログラムコードを格納するコンピュータ読み取り可能な媒体と、

を備えるコンピュータプログラム製品。

3 7 . ネットワークを介して送信される印刷ジョブについて、前記印刷ジョブの分 5 散先となる分散先印刷装置を決定し、前記分散先印刷装置に前記印刷ジョブを分散するコンピュータにおいて、前記分散先印刷装置に対し-て所定の処理を実行させるため . の制御コマンドを送信するためのコンピュータログラム製品であ—つて、

前記分散先印刷装置の識別情報を、一前記コンピユータが備え-る記憶部に記憶させる— 第 1のプログラ—ムコードと、

前記分散先印刷装置への前記制御コマンドの送信を要求された場合に、前記記憶部から前記識別情報を読み出すと共に、読み出した前記識別情報で特定される少なくと . も 1つの前記、散先印刷装置に対して前記制御コマンド送信する第 2のプログラムコードと、

前記プログラムコードを格納するコンピュータ読み取り可能な媒体と、：

を備えるコンピュータプログラム製品。：

3 8 . - ネットワークを介して送信-さる印刷ジ..ョ. - つい.て、-前記印刷ジ―ョブの分散先となる分散先印刷装置を決定し、前記分散先印刷装置に前記印刷ジョブを分散するコンピュータにおいて、分散された前記印刷ジョさ.をキヤンセルさせるおめ^ャ . ンセルコマンドを、前記分散先印刷装置に対 Ξじて送信:するためのコン ^タログ— ラム製品であって

前記分散先印刷装置の識別情報を前 Ϊ 3ンピ ¾r：タが備える記憶部に記憶させる - 第 1のプログラムコードと、一

前記分散先印刷装置への前 ¾キャンセルコマンド-の送信を要求され fe場合に、前記 - 記憶部から前記識別情報を読み出すと共に、読み出した前記識別情報で特定される少なくとも 1つの前記分散先印刷装置に対して前記キャンセルコマンドを送信する第 2 のプログラムコードと、

前記プログラムコードを格納するコンピュータ読み取リ可能な媒体と、

を備えるコンピュータプログラム製品。

3 9. ネットワークを介して送信される印刷ジョブについて、分散印刷制御装置において前記印刷ジョブの分散先となる分散先印刷装置が決定され、決定された前記分散先印刷装置に前記印刷ジョブが分散されている場合に、前記分散先印刷装置に対して、コンピュータにより、分散された前記印刷ジョブをキャンセ-ルさせるためのコン 5 ピュータプログラム製品であって、

前記印刷ジョブをキャンセルすべき旨の指示が前記ユンピ- ータに入力された場合 . に、前記分散印刷制御装置に対して、決定じた前記分散先 El>刷装置の識別情報を送信するよう要求する第 1のプログラムコーと、

前記要求の結果、前記分散印刷制御装置から前記識別情報を-受信した場合に、 -前記- ひ分散先印刷装置のうち、分散された前記印刷ジョブをキャンセルさせるべき前記分散先印刷装置を指定することが可能なユーザィンタフェースを、受信した前記識別情報に基づき提供する第 2のプログラムコードと、

前記ユーザィンタフェースを介-じて指定された少なぐ-ど-も 1つ-の前-記分散先印刷装置に対して、分散された前記印刷ジョブをキャンセルさせる—ため _のキャンセルコマン5 ドを送信する第 3のプログラムコード:と、

前記プログラムコードを格納するコ:ンピユータ読み取リ可能な媒体と-、 - を備えるコンピュータプログラム製品。

4 0. ネッ卜ワークを介しで送信される E[l刷ジョブについて、前記印刷ジョブの分0 散先となる分散先印刷装置を決定し、前記分散先印刷装置に前記印刷ジョブを分散するコンピュータにおいて、前記コンピュータにネッ卜ワークを介して接続されたクライアン卜に対し、前記分散先印刷装置の識別情報を送信するためのコンピュータプログラム製品であって、

決定した前記分散先印刷装置の識別情報を、前記コンピュータが備える記憶部に記5 憶させる第 1のプログラムコードと、前記クライアン卜から前記識別情報の送信を要求された場合に、前記記憶部から前記識別情報を読み出すと共に、読み出した前記識別情報を前記クライアン卜に送信す - る第 2のプログラムコードと、

を備えるコンピュータプログラム製品。