WO2006035552A1 - 流体ポンプ - Google Patents

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fluid
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Takeshi Houji
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    • F04D29/046Bearings
    • F04D29/049Roller bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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    • F04D13/021Units comprising pumps and their driving means containing a coupling
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    • F04D29/106Shaft sealings especially adapted for liquid pumps
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    • F04D29/10Shaft sealings
    • F04D29/12Shaft sealings using sealing-rings
    • F04D29/126Shaft sealings using sealing-rings especially adapted for liquid pumps

Definitions

  • water cooling water
  • medium refrigerant
  • a fluid pump is provided as a device for forcedly circulating the water into the formed water jacket.
  • Such a fluid pump is generally called a water pump.
  • the pump base is formed of a part of a cylinder block and has a cooling water discharge port and a suction port, and is attached to the pump base to form a pump chamber. Pump body and bearings on the outer periphery of the pump body
  • the pump casing covers a base member having a discharge port and a suction port (for example, the pump base 1 in the embodiment), and the discharge port and the suction port.
  • the body member (for example, the pump body 5 in the embodiment) attached to the base member is preferable, and the body member preferably has a cylindrical portion.
  • the relative fluctuation amount between the seal members 1 2 b and 1 2 a during the shaft runout of the pump shaft 10 can be minimized so that the load support center of the bearing 8 can be suppressed as shown in FIG.
  • the plane BP that is included and the seal surface SP of the mechanical seal 12 are completely coincident with each other, but the plane BP that includes the load support center of the bearing 8 and the seal surface SP of the mechanical seal 12 are almost the same. If so, the above effects can be obtained sufficiently.

Abstract

 ポンププーリ9はポンプボディ5の外周面との間に介装されたベアリング8によりポンプボディ5に対して相対回転自在に支持される。ポンプシャフト10はポンプベース1とポンプボディ5とにより囲まれて形成されるポンプ室7内をポンププーリ9の回転軸AX1に沿って延び、一端部がポンププーリ9に取り付けられ、他端部がポンプ室7内に位置してインペラ11が取り付けられる。ポンプ室7の密閉性を保持するメカニカルシール12を構成するボディ側シール部材12aとシャフト側シール部材12bはポンプシャフト10の延びる方向に対向した状態で接触してシール面SPを形成しており、ベアリング8の荷重支持中心を含む平面BPとメカニカルシール12のシール面SPを含む平面PPとはほぼ一致している。

Description

糸田 : » 流体ポンプ 技術分野
本発明は、 自動車用エンジン等に備えられ、 一般にウォーターポンプと 称される流体ポンプに関する。 背景技術
自動車用エンジンを初めとする水冷式エンジンには、 シリンダゃシリン ダヘッドを冷却するための媒体 (冷媒) として水 (冷却水) が使用されて おり、 その冷却水をエンジンのシリンダブ口ック内に形成されたウォータ ージャケッ ト内に送り込んで強制循環させるための装置と して流体ポンプ が備えられている。 このような流体ポンプは一般にウォーターポンプと呼 ばれており、 シリンダプロックの一部からなり冷却水の吐出口と吸入口と が形成されたポンプベースと、 このポンプベースに取り付けられてポンプ 室を形成するポンプボディと、 ポンプボディの外周部においてベアリング
(ラジアルベアリング) を介して回転自在に支持されたポンププーリ と、 ポンププーリに一端部が連結されるとともにポンプボディの開口部を通つ てポンプ室内に延びるポンプシャフ トと、 このポンプシャフトの他端部に 取り付けられてポンプ室内に位置するインペラ (羽根車) とを有して構成 される。 ポンププーリにはエンジンのクランクシャフ トと繋がる駆動ベル トが掛け渡されており、 ポンププーリがクランクシャフトに駆動されて回 転すると、 ポンププーリ と一体となったポンプシャフトがィンペラととも に回転する。 インペラが回転すると吸入口より冷却水が吸入され、 遠心力 により外周側に飛ばされて吐出口からウォータージャケッ ト内に吐出され る (例えば、 特開平 5— 3 1 2 1 8 6号公報、 特開 2 00 2— 349 4 8 1号公報、 特開 20 04— 84 6 1 0号公報参照) 。
このような構成のウォーターポンプではポンプ室の密閉性を保持する必 要があり、 ポンプボディの開口部におけるポンプシャフトとポンプボディ との間にはシール手段が設置されている。 このシール手段はポンプボディ 側に取り付けられる部材 (ボディ側シール部材) と、 ポンプシャフ ト側に 取り付けられる部材 (シャフ ト側シール部材) とからなるメカ二カルシー ルと称されるシール手段が用いられることが多く、 これら両シール部材が 接触することによりシール面を形成するようになっている。 発明の開示
発明が解決しようとする課題
ところで、 従来のウォーターポンプではベアリングとシール手段とはポ ンプシャフ ト上において軸方向に並んで配置されるのが一般的であったた め、 ポンププーリの駆動によりポンプシャフ トが回転すると、 これに伴つ てポンプシャフ トは微小ながらも本来の回転軸からずれた状態で回転する こととなり、 いわゆる軸振れを生じる。 このようにポンプシャフ トが軸振 れを生じると、 シール手段を構成するシャフト側シール部材がボディ側シ 一ル部材に対して相対変動することとなるため、 シール面の面圧を一定に 保つとこができず、 シール面から液漏れを起こすおそれがあった。 また、 上記のようにベアリングとシール手段とがポンプシャフト上において軸方 向に並んで配置されることからポンプシャフトの軸方向寸法を短縮するに は限界があり、 ポンプ全体のコンパク ト化が妨げられていた。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、 シャフト部材の 軸振れに起因するシール面からの液漏れを防止するとともに、 ポンプ全体 のコンパク ト化を図ることが可能な構成の流体ポンプを提供することを目 的としている。 課題を解決するための手段
本発明に係る流体ポンプは、 内部にポンプ室が形成されるとともにボン プ室に繋がる流体の吐出口及び吸入口を有したポンプケーシング(例えば、 実施形態におけるポンプベース 1およびポンプボディ 5から構成される) と、 ポンプケーシングにおける外方に突出した円筒部の外周面に取り付け られたべァリングと、 円筒部を外周側から覆うとともにベアリングを介し てポンプケーシングに回転自在に取り付けられたボンプ駆動部材(例えば、 実施形態におけるポンププーリ 9 ) と、 一端がポンプ駆動部材に取り付け られて円筒部に形成された開口部を通ってポンプ室内に突出するシャフト 部材 (例えば、 実施形態におけるポンプシャフト 1 0 ) と、 シャフ ト部材 の他端側に取り付けられてポンプ室内に位置する羽根車 (例えば、 実施形 態におけるインペラ 1 1 ) と、 開口部の内周において円筒部に取り付けら れたボディ側シ一ル部材およびシャフト部材に取り付けられてボディ側シ 一ル部材と軸方向に対向接触するシャフ ト側シール部材からなるシール手 段 (例えば、 実施形態におけるメカニカルシール 1 2 ) とを備え、 動力源 (例えば、 実施形態におけるエンジン E G ) により駆動されたプーリ部材 の回転作動に伴ってシャフ ト部材を介して羽根車がポンプ室内で回転する ことにより、 吸入口より流体を吸入して吐出口から吐出するように構成さ れる。 そして、 ベアリ ングの荷重支持中心を含む軸直角方向に延びる荷重 支持面と、 ボディ側シール部材およびシャフト側シール部材が対向接触す る軸直角方向に延びたシール面とが軸方向においてほぼ重なるように構成 さ; ている。
なお、 ポンプケーシングが、 吐出口及び吸入口を有したベース部材 (例 えば、 実施形態におけるポンプベース 1 ) と、 吐出口及び吸入口を覆って ベース部材に取り付けられたボディ部材 (例えば、 実施形態におけるボン プボディ 5 ) とからなり、 ボディ部材に円筒部が形成されている構成とす るのが好ましい。
このような構成の流体ポンプにおいて、 ベース部材がエンジンのシリン ダブロックの側面にシリンダブロックと一体に形成され、 吐出口がシリン ダブ口ック内に形成されたウォータージャケットに繋がり、 羽根車の回転 に応じて吐出口から吐出される流体をウォータージャケッ ト内に供給する ように構成してもよい。
さらに、ボディ部材が、外周面にベアリングが取り付けられる円筒部と、 円筒部の内側端部から広がる形状を有するとともに吐出口および吸入口を 覆ってベース部材に接合されてポンプ室を形成する裾部とから一体に形成 され、 円筒部に取り付けられたベアリングの内周面の内側領域内において 開口部が形成されるように構成するのが好ましい。
発明の効果
本発明に係る流体ポンプでは、 プーリ部材を回転自在に支持するベアリ ングの荷重支持中心 (ほぼ、 ベアリングの厚さ方向中心) を含む平面と、 ポンプ室の密閉性を保持するシール手段のシール面 (ボディ側シ一ル部材 とシャフ ト側シール部材との接触面) を含む平面 (ともにプーリ部材の回 転軸に垂直な平面) とが軸方向においてほぼ一致した構成となっているの で、 プーリ部材の回転作動に伴ってシャフト部材が回転した際に軸振れを 起こしたとしても、 シャフト部材の回転に伴って生ずる両シール部材間の 相対変動量を極めて小さく抑えることができ、 シール面の接触面庄を一定 に保たせることができる。 このためシャフト部材の軸振れに起因するシー ル手段のシール面からの液漏れを効果的に防止することができ、 ポンプ室 の密閉性の保持性能が向上する。 また、 このような構成ではシール手段が ベアリングの内周面の内周側の領域内に配置されることになるので、 ベア リングとシール手段とがシャフト部材上において軸方向に並んで配置され ていた従来の構成に比してシャフト部材の軸方向寸法を短縮することがで き、 流体ポンプ全体の軽量コンパク ト化と製造コストの低廉化とを図るこ とができる。 図面の簡単な説明
図 1は、 本発明の流体ポンプの一実施形態に係るウォーターポンプの構 成を示す側断面図である。
図 2は、 上記ウォーターポンプによる冷却水の循環経路を示すプロック 図である。 発明を実施するための最良の形態
以下、 図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。 図 1は本発明の流体ポンプの一実施形態に係るウォーターポンプ 1の構成を 断面図により示したものである。 この実施形態では、 ウォーターポンプ 1 は図 2に示すように自動車用のエンジン E Gのシリ ンダブ口ック内に形成 されたウォータージャケット W Jに冷却水を強制循環させるための装置と して用いられる。
ウォーターポンプ 1は、 図 1に示すように、 エンジン E Gのシリンダブ ロックの一部からなるポンプベース 2をベースとして組み立てられている ポンプベース 2にはウォータージャケッ ト W Jへの冷却水の吐出流路 L 1 と繋がる吐出口 3と、 冷却水の戻り流路 L 2と繫がる吸入口 4とが設けら れており、これら両ポート 3, 4はそれぞれポンプベース 2の表面 2 a (図 1では左面) に開口している。
ポンプベース 2.の表面 2 aにはポンプボディ 5が複数のボルト 6により 着脱自在に取り付けられており、 ポンプベース 2とポンプボディ 5 とによ り囲まれた空間はポンプ室 7を形成している。 なお、 ポンプベース 2とポ ンプボディ 5 とによりポンプケーシングが構成される。 ポンプボディ 5は 中空の円筒部 5 a と、 この円筒部 5 aの端部から外方に拡がって延びた裾 部 5 b とを有しており、 ポンプボディ 5がポンプベース 2に取り付けられ た状態では、 ポンプベース 2に形成された上記吐出口 3及び吸入口 4は裾 部 5 bにより覆われる。 また、 円筒部 5 aはポンプベース 2の表面 2 aに 対して垂直方向 (図 1では紙面左右方向) に延びた状態となる。
ポンプボディ 5の円筒部 5 aの外周にはベアリング (ラジアルベアリン グ) 8を介してポンププーリ 9が同心上に位置して取り付けられている。 ポンププーリ 9はポンプボディ 5の円筒部 5 aを外周側から覆う中空円筒 部 9 a及びこの中空円筒部 9 aの側端部に設けられた底部 9 bからなる有 底円筒形状を有しており、 ベアリング 8のァウタレース 8 aがポンププー リ 9の内周面に固定されるとともに、 ベアリング 8のィンナレース 8 bが ポンプボディ 5の外周面に固定されることによってポンププーリ 9はボン プボディ 5に対して同心上において相対回転自在に支持された状態となつ ている。 ポンププーリ 9の外周面にはエンジン E Gのクランクシャフト C Sと繋がる駆動ベルト D Bが掛け渡されるベルト溝 9 cが形成されており ベルト溝 9 cに掛け渡された駆動ベルト D Bを介してクランクシャフト C Sの回転駆動力がポンププーリ 9に伝達されてポンププーリ 9が回転駆動 されるようになっている。 したがってポンププーリ 9には駆動ベルト D B からの荷重 (ベルト荷重) が軸直角方向に作用するが、 ベアリング 8に偏 芯荷重が作用するのを防止してベアリング 8の耐久性向上を図るため、 ポ ンププーリ 9の外周面のベルト溝 9 cの幅方向中心位置がベアリング 8の 幅方向中心位置 (ベアリング 8の荷重支持中心位置) と軸方向においほぼ 一致するように構成されている。 ポンプブーリ 9の底部 9 bにはポンプシャフ ト 1 0の一端部が圧入によ り取り付けられており、 ポンプシャフト 1 0はその中心軸 A X 2をポンプ プーリ 9の回転軸 (ベアリング 8のァウタレース 8 aの回転中心軸) A X 1に一致させた状態でポンプボディ 5の円筒部 5 aの端部に形成された開 口部 5 cを貫通してポンプ室 7内に延びている。 なお、 円筒部 5 aに取り 付けられたベアリング 8のインナレース 8 bの内周面の内側領域内に開口 部 5 cが形成されている。 ポンプシャフト 1 0の他端部にはインペラ (羽 根車) 1 1が固定されており、 インペラ 1 1はポンプ室 7内に配置されて いる。 このインペラ 1 1は中央部に中空円筒状のシャフト取り付け部 1 1 aを有した平板部 1 1 bと、 この平板部 1 1 bに取り付けられた複数の羽 根 1 1 cとから構成されており、 シャフト取り付け部 1 1 a内にポンプシ ャフト 1 0が圧入されることによってポンプシャフト 1 0に固定されてい る。 '
ポンプシャフト 1 0とポンプボディ 5の開口部 5 cとの間はメ力二カル シール 1 2によってシーノレされている。 メカ二カノレシ一ノレ 1 2はポンプボ ディ 5の開口部 5 cの内周に固定されたリング状のボディ側シール部材 1 2 aと、 ポンプシャフト 1 0の中間部に圧入により固定されたリング状の シャフト側シール部材 1 2 bとからなり、 ボディ側シール部材 1 2 a とシ ャフト側シール部材 1 2 bとがポンプシャフト 1 0の中心軸 A X 2の方向 に対向した状態で滑り接触することによりポンプ室 7の密閉性が保持され るようになっている。 ここで、 図 1に示すように、 ポンプ室 7の密閉性を 保持するメカニカルシール 1 2は、 そのシール面 S P (ボディ側シール部 材 1 2 aとシャフト側シール部材 1 2 bとの接触面) 1 ポンププーリ 9 を回転自在に支持するベアリング 8の荷重支持中心 (ほぼ、 ベアリング 8 の厚さ方向中心) を含む平面 B P (シール面 S Pと荷重支持中心平面 B P はともにポンププーリ 9の回転軸 A X 1に垂直な平面) とほぼ一致するよ うに配置されている。
ウォーターポンプ 1のポンププーリ 9は図 2に示すようにエンジン E G のクランクシャフ ト C Sにより、 駆動ベルト D Bを介して駆動される。 こ れによりポンププーリ 9と一体となったポンプシャフト 1 0がィンペラ 1 1とともに回転する。 インペラ 1 1の回転に伴って吸入口 4内に吸入され た戻り流路 L 2内の冷却水は、 インペラ 1 1の回転に伴う遠心力を受けて 外周側に飛ばされ、 吐出口 3から吐出流路 L 1内に吐出される。 吐出流路 L 1内に吐出された冷却水はウォータージャケット W Jに送られ、 ェンジ ン E Gのシリンダゃシリンダヘッド (共に図示せず) 等を冷却した後、 接 続流路 C Lからラジェター R Dに流れて放熱される。 そして再び戻り流路 L 2からウォーターポンプ 1に戻り、 吸入口 4から吸入されて吐出口 4よ り吐出される。 接続流路 C L中にはサーモスタツトにより動作する切換弁 S Vが設けられており、 冷却水の温度が設定温度よりも低いときには冷却 水をラジェター R Dに流すが、 冷却水の温度が設定温度よりも高いときに は冷却水をバイパス流路 B Lに流す。 バイパス流路 B Lは戻り流路 L 2に 通じており、 ラジェター R Dを経由することなく、 直接ウォーターポンプ 1により吸入される。 このようにしてウォーターポンプ 1は、 冷却水をゥ オータージャケッ ト W J内において強制循環させる。
ウォーターポンプ 1は上記のような構成を有しているが、 このウォータ 一ポンプ 1では、 ポンププーリ 9を回転自在に支持するベアリング 8の荷 重支持中心を含む平面 B Pと、 ポンプ室 7の密閉性を保持するメカニカル シール 1 2のシール面 S P (ボディ側シール部材 1 2 aとシャフト側シ一 ル部材 1 2 bとの接触面) とがほぼ一致しているので、 ポンププーリ 9の 回転作動に伴ってポンプシャフ ト 1 0が回転した際に軸振れを起こしたと しても、 ポンプシャフ ト 1 0の回転に伴って生ずる両シール部材 1 2 b, 1 2 a間の相対変動量を極めて小さく抑えることができ、 シール面 S Pの 面圧を一定に保たせることができる。 このためポンプシャフ ト 1 0の軸振 れに起因するメカニカルシール 1 2のシール面 S Pからの液漏れを防止す ることができ、 ポンプ室 7の密閉性の保持性能が向上する。 ここで、 ボン プシャフト 1 0の軸振れ時における両シール部材 1 2 b, 1 2 a間の相対 変動量を最も小さく抑え得るのは、 図 1に示すように、 ベアリング 8の荷 重支持中心を含む平面 B Pと、 メカニカルシール 1 2のシール面 S Pとが 完全に一致しているときであるが、 ベアリング 8の荷重支持中心を含む平 面 B Pとメカニカルシール 1 2のシール面 S Pとがほぼ一致しているので あれば、 十分に上記効果を得ることができる。
また、 このような構成ではメカ-カルシール 1 2がベアリング 8の内周 面 (インナレース 8 bの内周面) の内側領域内に配置されることになるの で、 ベアリングとメ力二カルシールとがポンプシャフト上において軸方向 に並んで配置されていた従来の構成に比してポンプシャフ ト 1 0の軸方向 寸法を短縮することができ、 ウォーターポンプ 1全体の軽量コンパク ト化 と製造コストの低廉化とを図ることができる。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明してきたが、 本発明の 範囲は上述の実施形態に限定されない。 例えば、 ポンププーリ 9を駆動べ ルト D Bを介してクランクシャフ ト C Sにより駆動される構成に代えて、 ギヤ機構を介してクランクシャフト C Sにより駆動される構成とすること もできる。 また、 本発明の流体ポンプは自動車用エンジンの冷却用に限ら れず、 他の動力機械のエンジン冷却用として、 またエンジンの冷却用に限 らず、 流体の供給に使用されるあらゆる流体ポンプに適用することができ る。 また、 本発明の流体ポンプにおいて使用する流体は水に限らず、 オイ ル等の他の流体であっても構わない。

Claims

請 求 の 範 囲 . 内部にポンプ室が形成されるとともに前記ポンプ室に繋がる流体の吐 出ロ及ぴ吸入口を有したポンプケーシングと、
前記ポンプケーシングにおける外方に突出した円筒部の外周面に取り 付けられたベアリングと、
前記円筒部を外周側から覆うとともに前記ベアリングを介して前記ポ ンプケ一シングに回転自在に取り付けられたボンプ駆動部材と、
一端が前記ポンプ駆動部材に取り付けられて前記円筒部に形成された 開口部を通って前記ポンプ室内に突出するシャフト部材と、
前記シャフト部材の他端側に取り付けられて前記ポンプ室内に位置す る羽根車と、
前記開口部の内周において前記円筒部に取り付けられたボディ側シー ル部材、 および前記シャフト部材に取り付けられて前記ボディ側シール 部材と軸方向に対向接触するシャフ ト側シール部材からなるシール手 段とを備え、
動力源により駆動された前記プーリ部材の回転作動に伴って前記シャ フト部材を介して前記羽根車が前記ポンプ室内で回転することにより、 前記吸入口より流体を吸入して前記吐出口から吐出するように構成さ れ、
前記ベアリングの荷重支持中心を含む軸直角方向に延びる荷重支持面 と、 前記ボディ側シール部材および前記シャフト側シール部材が対向接 触する軸直角方向に延びたシール面とがほぼ重なるように構成されて いることを特徴とする流体ポンプ。 . 前記ポンプケーシングが、 前記吐出口及び前記吸入口を有したベース 部材と、 前記吐出口及び前記吸入口を覆って前記ベース部材に取り付け られたボディ部材とからなり、 前記ボディ部材に前記円筒部が形成され ていることを特徴とする請求項 1に記載の流体ポンプ。 3 . 前記ベース部材がエンジンのシリンダプロックの側面に前記シリンダ プロックと一体に形成され、 前記吐出口が前記シリ ンダブ口ック内に形 成されたウォータージャケットに繋がり、 前記羽根車の回転に応じて前 記吐出口から吐出される流体を前記ウォータージャケット内に供給す るように構成されていることを特徴とする請求項 2に記載の流体ボン プ。
4 . 前記ボディ部材が、 外周面に前記ベアリングが取り付けられる前記円 筒部と、 前記円筒部の内側端部から広がる形状を有するとともに前記吐 出口および前記吸入口を覆って前記ベース部材に接合されて前記ポン プ室を形成する裾部とから一体に形成され、 前記円筒部に取り付けられ た前記ベアリ ングの内周面の内側領域内において前記開口部が形成さ れることを特徴とする請求項 2に記載の流体ポンプ。
5 . 前記ポンプ駆動部材が前記ポディ部材の前記円筒部を外周側から覆う 中空円筒部およびこの中空円筒部の側端部に設けられた底部からなる 有底円筒形状に形成され、 前記べァリングのァウタレースが前記ポンプ 駆動部材の前記中空円筒部の内周面に固定されるとともにィンナレー スが前記ボディ部材の前記円筒部の外周面に固定されることによって 前記ボンプ駆動部材が前記ボディ部材に対して同心上において相対回 転自在に支持されるように構成されることを特徴とする請求項 2〜4 のいずれかに記載の流体ポンプ。
. 前記ポンプ駆動部材の外周面には前記駆動源と繋がる駆動ベルトが掛 け渡されるベルト溝が形成されており、 前記ベルト溝に掛け渡された前 記駆動ベルトを介して前記駆動源の回転駆動力が前記ポンプ駆動部材 に伝達されて前記ポンプ駆動部材が回転駆動されるように構成されて おり、
前記ポンプ駆動部材の前記ベルト溝の幅方向中心位置が前記ベアリン グの荷重支持中心位置と軸方向においほぼ一致するように構成されて いることを特徴とする請求項 2 ~ 5のいずれかに記載の流体ポンプ。
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