JPH05133348A - 圧力エネルギー変換装置 - Google Patents

圧力エネルギー変換装置

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Publication number
JPH05133348A
JPH05133348A JP4098114A JP9811492A JPH05133348A JP H05133348 A JPH05133348 A JP H05133348A JP 4098114 A JP4098114 A JP 4098114A JP 9811492 A JP9811492 A JP 9811492A JP H05133348 A JPH05133348 A JP H05133348A
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JP
Japan
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pressure
housing
assembly
rotor
accommodating
Prior art date
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Pending
Application number
JP4098114A
Other languages
English (en)
Inventor
Albin J Niemiec
アルビン・ジヨン・ニーミク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Vickers Inc
Original Assignee
Vickers Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Vickers Inc filed Critical Vickers Inc
Publication of JPH05133348A publication Critical patent/JPH05133348A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C15/00Component parts, details or accessories of machines, pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C2/00 - F04C14/00
    • F04C15/06Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C11/00Combinations of two or more machines or pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type; Pumping installations

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Hydraulic Motors (AREA)
  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体ケース内に沈められるユニット式の圧力
収容ベーンアセンブリからなり、ポンプ又はモータとし
て有用な摺動ベーン型式のロータリ式流体エネルギー変
換装置を提供すること。 【構成】 ユニット式圧力収容ベーンアセンブリは、カ
ムリングを間に挟んだ一対の支持プレートと、カムリン
グ内で回転可能に設けられ周縁方向に延伸してカムリン
グ輪郭に係合する複数のベーンを有するロータと、カム
リングと各々の支持プレートの間に介装された可撓性プ
レートからなる。各々の支持プレートは可撓性プレート
から間隔を置いたハブを有する。このアセンブリは内部
の静水圧力を越える力で一体にクランプされている。支
持プレートの一方は軸方向開口を有して駆動軸を挿通さ
せてロータと駆動接続させ、他方の支持プレートは軸方
向の流体通路を有する。各々の支持プレートは可撓性プ
レートとの接合部分にある溝により画定された半径方向
の流体通路を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、摺動ベーン型式の、ロ
ータリ式流体エネルギー変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】摺動ベーン型式のロータリ式流体エネル
ギー変換装置の製造及び使用に当たっては、一対のエン
ドプレートとカムリングが配置されるベーンポンプハウ
ジングを設け、カムリングがエンドプレートの間に介装
されるようにすることが一般である。カムリング上には
ロータが回転可能に設けられ、カムリングの輪郭部分と
係合するように構成された、周縁方向に延伸する複数の
ベーンを有するようになっている。ハウジングは流体の
吸い込みを有し、ハウジングの内部はその流体によって
与圧される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、摺動ベーン型式のロータリ式流体エネルギ
ー変換装置であって、与圧されたハウジングを必要とせ
ず、構造的に比較的単純であり、ポンプ、燃料システ
ム、電動モータ駆動インライン油圧ポンプ、トランスミ
ッションシステム及び流体駆動モータなどの多数のシス
テムにおいて使用することのできるものを提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ポンプ
又はモータとして有用な摺動ベーン型式のロータリ式流
体エネルギー変換装置は、流体ケース中に沈められるよ
う構成された圧力収容ベーンユニットアセンブリを含
む。この圧力収容ベーンユニットアセンブリは、一対の
支持プレートと、これらの支持プレートの間に介装され
たカムリングと、カムリング内に回転可能に設けられ且
つカムリングの輪郭部分に係合するよう構成された周縁
方向に延伸する複数のベーンを有するロータと、カムリ
ングと支持プレートの各々の間に介装された可撓性プレ
ートとからなる。支持プレートは各々、それぞれの可撓
性プレートから間隔を置いたハブ部分を含む。このアセ
ンブリは、アセンブリ内の静水圧を越えるクランプ力で
一体にクランプされている。支持プレートの一方は、駆
動軸を挿通せしめてロータと駆動接続させるように軸方
向の開口を有しており、他方の支持プレートは軸方向の
流体通路を有している。各々の支持プレートは、それと
組み合わせられた可撓性プレートとの接合部分に、溝と
して画定された半径方向の流体通路を含んでいる。ポン
プとして使用される場合、このアセンブリは流体中に沈
められ、ロータが駆動されてポンプ機能を提供し、半径
方向の通路は吸い込み通路を提供し軸方向の通路は吐き
出しを提供する。圧力収容ベーンユニットアセンブリは
また、軸方向の通路を与圧源からの吸い込みとして用い
ることによって油圧モータとしても使用することができ
る。その場合に半径方向の通路は、ロータ及びベーンを
回転させることによって流体のエネルギーが消失した後
の、その流体の吐き出しとして機能する。
【0005】
【実施例】図1を参照すると、本発明によれば、ユニッ
ト式の圧力収容ベーンポンプアセンブリ20は油圧ポン
プとして用いられており、ベーンポンプアセンブリ20
は油圧流体用の吸い込み22を有する与圧されていない
容器即ちハウジング21内に沈められている。ハウジン
グ21は駆動軸23を回転可能に支持しており、この駆
動軸はハウジング21内に軸受け24により回転可能に
設けられ、外部動力源により駆動されている。軸23
は、ここで説明しているところでは、ベーンポンプアセ
ンブリを駆動するためのスプライン部分25を含んでい
る。圧力収容ベーンポンプアセンブリ20は着脱可能な
エンドプレート26上に設けられており、ベーンポンプ
アセンブリ20からの吐き出しは、軸方向開口27を介
してハウジングの外側へと導かれる。周縁方向に間隔を
置いたボルト28が、圧力収容ベーンポンプアセンブリ
20をエンドプレート26上に支持している。
【0006】図2及び図3を参照すると、圧力収容ベー
ンポンプアセンブリ20が拡大スケールで示されてい
る。この圧力収容ベーンポンプアセンブリ20は、支持
プレート30,31と、エンドプレートの間に介装され
たカムリング32と、エンドプレート30とカムリング
32の間及び支持プレート31とカムリング32の間の
それぞれに介装された可撓性プレート33,34を含ん
でいる。各々の可撓性プレート33,34は、スチール
及びブロンズのような金属製のシート状物質から作成さ
れており、この場合に技術的に周知の仕方でもって、ス
チールは弾性のある可撓性支持体を形成し、ブロンズ製
の当接物質はロータ及びベーンに隣接する当接表面を形
成する。
【0007】図7及び図8に示されているように、支持
プレート30はそれに組み合わせられる可撓性プレート
33に隣接する表面上に弧状の半径方向溝35を含んで
いて油圧流体用の吸い込みを画定していると共に、駆動
軸23がそれを介して延伸する軸方向開口31aを含ん
でいる。支持プレート30は、可撓性プレート33に係
合する平坦な平面36を含む。支持プレート30はさら
にハブ37を含み、これは可撓性プレート33に向かっ
て延びてはいるが、そこから間隔を置いていてギャップ
Gを形成している。ほぼ楕円形のポケット38が平面3
6に設けられている。ポケット38の周囲の辺りにある
シール39と、ハブ37の周囲の辺りにあるシール40
とが可撓性プレート33に係合し、空間を孤立させると
共に静水シールを画定するようになっている。
【0008】図5及び図6に示されているように、支持
プレート31は軸方向通路41を含み、図1の吐き出し
開口27と連通するよう軸方向に延びる吐き出し出口を
画定している。支持プレート30は平坦な平面42を含
み、ポンプを取り囲むハウジングから流体を通過させる
ための半径方向の溝44と、軸方向に延伸して半径方向
通路46を介して吐き出し41と連通する軸方向の吐き
出し通路45を含んでいる。平面42にはほぼ楕円形の
ポケット38が設けられている。平面42には、支持プ
レート30と同様の仕方でシール39,40を収容する
凹部が設けられている。支持プレート31にはさらにハ
ブ49が含まれ、これは可撓性プレート34に向けて延
びてはいるが、そこから間隔を置いていてギャップGを
形成している。
【0009】支持プレート30,31には周縁方向に間
隔を置いたスロット50,51が設けられており、これ
らはボルト56のヘッド54とナット55を受容するた
めのショルダ52,53を含んでいて、支持プレート及
びロータを組み立てられた関係にクランプするようにな
っている。ボルトのヘッド54とショルダ52の間、及
びナット55とショルダ53の間にはワッシャ57が設
けられていて、クランプ状態を維持するための機械的な
保持力を分散するようになっている。クランプ力は、圧
力収容ベーンポンプアセンブリ内の静水圧力よりも大き
くなければならず、好ましくは数倍大きなものとされ
る。位置決めピンPが、支持プレート30,31、可撓
性プレート33,34及びカムリング32を通って延び
ており、エンドプレート26にある開口と係合して、圧
力収容ベーンポンプアセンブリをエンドプレート26上
で位置合わせするようになっている(図1及び図2)。
【0010】ロータ60はカムリング32内に回転可能
に設けられており、周縁方向に間隔を置いた複数のベー
ン61を含んでいる。これらのベーンはロータ60に設
けられたスロット内に配置されており、ベーンポンプ製
造技術の分野で周知の仕方でカムリング32の輪郭部分
に係合するように構成されている。この例は例えば米国
特許第3567350号に示されている。この米国特許
の開示は、本明細書中に取り込まれるものである。この
ようなベーンポンプにおいては、ロータの回転により流
体はベーン同士の間で吸い上げられ、ロータが回転する
につれて圧縮されて、与圧された流体が吐き出しへと運
ばれる。別の形態では、ベーンを半径方向外方へと付勢
するために追加的な流体又は機械的な力が提供される。
このような構成を示している代表的な特許は米国特許第
2967488号、第4008002号及び第4913
636号であり、これらの内容は全て本明細書に取り込
まれるものである。好ましくは、これらの米国特許に開
示され且つ本明細書に取り込まれるところに従い、ベー
ン下側のチャンバ及びベーン相互間のチャンバが設けら
れる。
【0011】圧力収容ベーンポンプアセンブリは二つの
向かい合ったポンプチャンバを含んでおり、これらはカ
ムリング32の内側輪郭により画定されると共に、それ
ぞれに流体吸い込み領域及び流体吐き出し領域を有して
いる。
【0012】図4Bを参照すると、可撓性プレート3
3,34の各々には、ロータと組み合わせられるベーン
下側のチャンバへの弧状の吸い込み通路62と弧状の吐
き出し通路63が設けられている。
【0013】カムリング32と可撓性プレート33,3
4は整列した開口65,65a,65bを含んでおり、
流体が支持プレート30に組み合わせられた与圧プール
から支持プレート31に組み合わせられた与圧プール
へ、そしてそこから吐き出しへと流れることを可能にし
ている。
【0014】かくして本発明により、与圧されていない
流体中に沈められたポンプとして使用することができ、
圧力収容ベーンアセンブリを含む、図1に示した如き摺
動ベーン型式のロータリ式流体エネルギー変換装置が提
供されたことが看取されよう。
【0015】圧力収容ベーンアセンブリの重要な特徴
は、軸方向のクリアランス即ちギャップG,G’を設け
たことからなる。このことは、作動中における温度勾配
の分析を参照することによって最もよく理解できる。
【0016】温度勾配は、回転しているベーンのグルー
プと、側部の可撓性プレート33,34の各々の弁表面
との間に存在する。外側領域においては、大量の押し退
け容積は比較的一定した表面温度を維持する。内側領域
では、軸方向の間隔が密であることにより、流体の循環
は妨げられる。また、何らかの高圧の漏れが絞られる
と、これも温度上昇に寄与することになる。流体が薄膜
状に剪断されると、やはり温度上昇に寄与することにな
る。
【0017】熱入力の蓄積と、温度を消散させる能力が
限定されていることにより、温度勾配T2>T1が弁表面
とこれに隣接するロータ表面とに生成される(図1
4)。この勾配は可撓性プレートの弁/軸受け表面の内
向きの歪みを生じさせ、ロータの寸法を増大させる。可
撓性プレートの背後にある支持プレートもこれに対応し
て反応する。これらを合わせた効果は軸方向の間隔を減
少せしめ、かくして回転しているグループは可撓性プレ
ートと接触し、動かなくなる。
【0018】支持プレートにある静水圧プールの設計
は、弁表面と回転グループとの間での圧力分布と軸方向
に平衡し、或いはこれを僅かに越えるように行われる。
可撓性プレートが内側に歪んだ場合、軸方向の間隔は限
定されるようになり、漏れが少なくなることにより圧力
分布の大きさは増大する。
【0019】支持プレートに軸方向内側のリリーフがな
いと、可撓性プレートは回転グループから離れる方向に
歪むことができず、回転グループとの接触が生ずる(図
14)。
【0020】軸方向のリリーフ即ちギャップG,G’が
あると、より大きな圧力分布により可撓性プレートは回
転グループから離れるように歪む。可撓性プレートの軸
方向位置は、F1=F2となる力の平衡点を探す(図1
5)。側部の可撓性プレートの弁表面は、瞬間的な擦り
接触により生ずる自己回復作用を可能にする当接物質の
表面を特徴としており、熱の消散を促進する。
【0021】上述の設計は、クリアランスの固定された
ポンプの設計、及び幅広い作動温度を必要とする用途に
つきものの問題点を除去するものである。
【0022】かくして側部の可撓性プレートの静水的平
衡は、回転するポンプ部材における軸方向クリアランス
のより良好な制御をもたらし、また容量的な挙動を改善
する。
【0023】図9を参照すると、ユニット式の圧力収容
ベーンポンプアセンブリが、航空機の燃料タンクのよう
な燃料タンク70内に配置されたものとして示されてい
る。詳述すると、電動モータ71のアセンブリとユニッ
ト式圧力収容ベーンポンプアセンブリ20とが着脱可能
なエンドプレート72上に設けられており、このエンド
プレートはボルト73によってその位置に保持されてい
て、アセンブリを全体として着脱可能なようになってい
る。このエンドプレートは、流量分配及び圧力制御を含
む在来の構造からなる弁ブロックを支持している。図示
されているように、電動モータ71用の配線Wは、燃料
用の弁ブロックを収容しているエンドプレート73へと
延びている。電動モータ71のハウジング74は開口7
5を含み、燃料が電動モータ71を通って循環してこの
モータ71を冷却することを可能にしている。
【0024】図10に示された形態では、ユニット式圧
力収容ベーンポンプアセンブリ20は、電動モータハウ
ジングのエンドプレート上で内側に設けられたものとし
て示されている。これについては1991年4月18日
出願の本出願人の米国特許第07/687173号に開
示されているが、特許請求はされていない。この出願の
開示内容はこの参照によって本明細書中に取り込まれ
る。電動モータ75はハウジング76と、エンドプレー
ト77,78と、ステータ79と、エンドプレート7
7,78に軸受けを介して回転可能に設けられたロータ
80とを含んでいる。エンドプレート78は、弁ブロッ
クへの流体用の軸方向吐き出し81を有している。電動
モータ82は送風機83を駆動して空気をハウジング7
6上の長手方向リブ84全体にわたって導き、冷却を容
易にしている。囲い板85はハウジング76を取り囲ん
で空気流を収容し且つ方向付けている。
【0025】図16に示したユニット式圧力収容ベーン
ポンプアセンブリ20はまた、軸方向通路を圧力源から
の吸い込みとして用いることにより、油圧モータとして
も使用することができる。この場合に半径方向通路は、
ロータ及びベーンを回転させることによりエネルギーが
消散された後の、流体の吐き出しとして機能する。
【0026】図11において、ユニット式圧力収容ベー
ンポンプアセンブリは、例えばトランスミッションの内
壁などにおいて、自動車のトランスミッションに対して
設けられるものとして示されており、トランスミッショ
ンの伝動装置により機械的に駆動されている。このユニ
ット式圧力収容ベーンポンプアセンブリ20の出力は、
パワーステアリング、サスペンション系統又はその他の
動力により作動される装置などの、油圧付属装置に用い
られる。図示の如く、別の圧力収容ベーンポンプアセン
ブリ20を設けて、トランスミッション中のアクチュエ
ータを駆動することができる。
【0027】図12に示された形態では、ユニット式圧
力収容ベーンポンプアセンブリ20は在来の電動モータ
Mに設けられており、弁ブロックVがこのベーンポンプ
アセンブリ20の吐き出しに組み合わせられていて、流
量分配と圧力制御を行うようになっている。
【0028】図13は圧力収容ベーンユニットポンプと
弁ブロックとの一体化されたアセンブリを示している。
弁ブロックにある吐き出しポートA及びBはそれぞれソ
レノイド弁により制御可能なものであり、またこの弁ブ
ロックには圧力リリーフ弁が設けられる。
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、与圧されたハウジングを必要とせず、構造的に比較
的単純で、ポンプ、燃料系統、電動モータ駆動インライ
ン油圧ポンプ、トランスミッション系統等の種々のシス
テムに利用することが可能な、新規なベーンポンプアセ
ンブリが提供されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】単一の油圧ポンプとして使用される場合を示
す、本発明を具体化した圧力収容ベーンユニットポンプ
アセンブリの部分断面図である。
【図2】図1の2−2線に沿って取った断面図である。
【図3】図2の3−3線に沿って取った可撓性プレート
の断面図である。
【図4】(A)は図3の4A−4A線に沿って取ったエ
ンドプレートの断面図、(B)は図3の4B−4B線に
沿って取ったエンドプレートの断面図である。
【図5】図3の5−5線に沿って取った断面図である。
【図6】図5の6−6線に沿って取った他方のエンドプ
レートの断面図である。
【図7】図3の7−7線に沿って取った断面図である。
【図8】図7の8−8線に沿って取った断面図である。
【図9】燃料システムに対して適用される圧力収容ベー
ンユニットポンプアセンブリを示す部分断面図である。
【図10】電動モータに一体化された圧力収容ベーンユ
ニットポンプアセンブリの長手方向断面図である。
【図11】トランスミッションシステムにおける圧力収
容ベーンユニットポンプアセンブリの使用を示す概略図
である。
【図12】外部駆動式電動モータポンプシステムと共に
使用される圧力収容ベーンユニットポンプアセンブリを
示す部分断面図である。
【図13】圧力収容ベーンユニットポンプと弁ブロック
との一体化されたアセンブリの部分断面図である。
【図14】本発明の特徴を備えていない圧力収容ベーン
ユニットポンプの概略図である。
【図15】アセンブリにとって重要な特徴を備えた圧力
収容ベーンユニットポンプアセンブリの概略図である。
【図16】モータとして使用される圧力収容ベーンユニ
ットポンプアセンブリを示す断面図である。
【符号の説明】 20 ユニット式圧力収容ベーンアセンブリ 21 ハウジング 30,31 支持プレート 32 カムリング 33,34 可撓性プレート 37,49 ハブ 41 軸方向通路 44 溝 46 半径方向通路 60 ロータ 61 ベーン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 摺動ベーン型式の圧力エネルギー変換装
    置であって、 カートリッジタイプのユニット式圧力収容ベーンアセン
    ブリを含み、 前記カートリッジタイプのユニット式圧力収容ベーンア
    センブリが、 一対の支持プレートと、 前記支持プレートの間に介装されるカムリングと、 前記支持プレートの各々と前記カムリングとの間に介装
    される可撓性プレートと、 前記カムリングに回転可能に設けられ、カムリングの輪
    郭部分に係合するよう構成された周縁方向に延伸する複
    数のベーンを有するロータと、 前記アセンブリをクランプして前記支持プレートと前記
    カムリングとを組み立てられた状態に保持して前記支持
    プレート上に軸方向のクランプ力を適用することにより
    与圧されたベーンアセンブリを形成する手段とからな
    り、該手段が前記カートリッジタイプのユニット式圧力
    収容ベーンアセンブリを組立状態に保持する単一の手段
    からなり、クランプ力が前記アセンブリ内の内部静水圧
    力よりも大きく、 前記支持プレートの一方が駆動軸を挿通して前記ロータ
    と駆動接続させる軸方向開口を有し、 前記支持プレートの他方が軸方向の流体通路を有し、 前記支持プレートの各々が少なくとも一つの半径方向通
    路をさらに含み、 前記支持プレートの各々がそれぞれに組み合わせられて
    いる可撓性プレートと軸方向に間隔を置いた関係にある
    ハブを含み、該ハブと前記可撓性プレートとの間に作動
    条件下で軸方向のクリアランスを維持するのに十分なギ
    ャップを形成しており、ロータ及び可撓性プレートの温
    度が可撓性プレートの歪みを生じ得ることからなる、圧
    力エネルギー変換装置。
  2. 【請求項2】 前記カートリッジタイプのユニット式圧
    力収容ベーンアセンブリが流体ケース中に沈められてお
    り、前記ロータを回転させる手段が設けられていて前記
    アセンブリがポンプ本体として機能し、前記ハウジング
    が流体用の吸い込みを有し、前記ハウジングが吐き出し
    開口を備えた壁を有し、前記カートリッジタイプのユニ
    ット式圧力収容ベーンアセンブリを該アセンブリの吐き
    出しが前記ハウジングの吐き出し開口と連通するように
    して前記ハウジングの壁上に設ける手段を有する、請求
    項1の圧力エネルギー変換装置。
  3. 【請求項3】 前記流体ケースがハウジングであり、該
    ハウジングがその中に回転可能に設けられ且つユニット
    式圧力収容ベーンアセンブリのロータと係合する駆動軸
    を含む、請求項2の圧力エネルギー変換装置。
  4. 【請求項4】 前記流体がタンク内の液体燃料からな
    り、前記タンクが壁を有し、前記ユニット式圧力収容ベ
    ーンポンプアセンブリが前記壁上に設けられ、前記ユニ
    ット式圧力収容ベーンポンプアセンブリのロータに係合
    する駆動軸を有する電動モータが前記ユニット式圧力収
    容ベーンポンプアセンブリに設けられ、前記燃料タンク
    の壁が前記ユニット式圧力収容ベーンポンプアセンブリ
    の吐き出しと連通する吐き出し開口を有する、請求項2
    の圧力エネルギー変換装置。
  5. 【請求項5】 前記燃料タンクの外側に弁ブロックを含
    み、前記弁ブロックが前記燃料タンクの開口を閉じてお
    り、前記ユニット式圧力収容ベーンポンプアセンブリ及
    び前記電動モータが前記弁ブロック上に設けられてい
    て、前記弁ブロック、カートリッジタイプの前記ユニッ
    ト式圧力収容ベーンポンプアセンブリ及び前記電動モー
    タが着脱可能なサブアセンブリを形成している、請求項
    4の圧力エネルギー変換装置。
  6. 【請求項6】 ハウジングを有する電動モータを含み、
    該電動モータがステータと該モータハウジング中に沈め
    られたロータとを有し、前記ハウジングが壁を有し、前
    記ユニット式圧力収容ベーンポンプアセンブリを該壁上
    に設ける手段が設けられ、前記壁が前記ユニット式圧力
    収容ベーンポンプアセンブリの吐き出しと連通する吐き
    出し開口を有し、前記モータハウジングが該ハウジング
    の別の壁に回転可能に設けられた駆動軸を有し、該駆動
    軸が前記ロータと係合する、請求項2の圧力エネルギー
    変換装置。
  7. 【請求項7】 トランスミッション伝動装置を含有する
    トランスミッションハウジングを含み、該ハウジングが
    油であるその中の流体用のケースを有し、前記トランス
    ミッションが駆動ギアを含み、弁ブロックが前記トラン
    スミッションハウジングに設けられ且つ前記油中に沈め
    られており、前記カートリッジタイプのユニット式圧力
    収容ベーンポンプアセンブリが前記弁ブロック上に設け
    られており、前記トランスミッションの伝動装置と前記
    カートリッジタイプのユニット式圧力収容ベーンポンプ
    アセンブリのロータとの間の駆動接続をもたらす手段が
    設けられている、請求項2の圧力エネルギー変換装置。
  8. 【請求項8】 吐き出し開口を備えた壁を有する与圧さ
    れていないハウジングを含み、前記ユニット式圧力収容
    ベーンアセンブリの吐き出しを前記壁の吐き出し開口と
    整列させて前記アセンブリを前記壁に取り付ける手段が
    設けられ、前記ハウジングが開口と、電動モータと、該
    電動モータの駆動軸が前記ユニット式圧力収容ベーンア
    センブリのロータと係合するように前記ハウジングを電
    動モータに取り付ける手段を有する、請求項1の圧力エ
    ネルギー変換装置。
  9. 【請求項9】 ユニット式圧力収容ベーンアセンブリが
    モータとして機能するように前記ロータを駆動する手段
    を含み、前記軸方向流体通路が吸い込みであり前記半径
    方向通路が吐き出しである、請求項1の圧力エネルギー
    変換装置。
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