JPS626311Y2 - - Google Patents
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- JPS626311Y2 JPS626311Y2 JP1978147624U JP14762478U JPS626311Y2 JP S626311 Y2 JPS626311 Y2 JP S626311Y2 JP 1978147624 U JP1978147624 U JP 1978147624U JP 14762478 U JP14762478 U JP 14762478U JP S626311 Y2 JPS626311 Y2 JP S626311Y2
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- JP
- Japan
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- fluid
- rotor
- housing
- chamber
- rotor chamber
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Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 115
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 39
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 3
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 13
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 6
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 5
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C15/00—Component parts, details or accessories of machines, pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C2/00 - F04C14/00
- F04C15/06—Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C21/00—Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
- F01C21/10—Outer members for co-operation with rotary pistons; Casings
- F01C21/104—Stators; Members defining the outer boundaries of the working chamber
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/7722—Line condition change responsive valves
- Y10T137/7837—Direct response valves [i.e., check valve type]
- Y10T137/7879—Resilient material valve
- Y10T137/7888—With valve member flexing about securement
- Y10T137/789—Central mount
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、例えば自動車のエアブレーキ等の真
空ポンプとして用いる無潤滑回転式流体ポンプに
関する。
空ポンプとして用いる無潤滑回転式流体ポンプに
関する。
(従来の技術)
回転式流体ポンプとしては、例えば本願出願人
により開発された特開昭51−69205号公報、特開
昭52−3706号公報、特開昭52−147305号公報、実
開昭52−70310号公報、実開昭52−91505号公報お
よび実開昭53−27215号公報に開示されたものが
ある。一般に回転式流体ポンプは、ポンプのハウ
ジングにより形成されるロータ室に対して偏心し
た位置に設けた回転軸により回転されるロータを
有し、該ロータに設けた複数のベーン溝内にベー
ンが摺動自在に嵌入されていて、ロータの回転に
よる遠心力の作用により各ベーンが半径方向外方
に突出してベーン先端部がハウジングの内周面と
当接し、これにより各ベーンとハウジングとの間
に密封空間が形成され、ロータの回転に伴なう密
封空間の容積変化によつて流体(例えば空気)が
流体吸入口から吸入されかつ流体吐出口から吐出
されるように構成されている。また、かような回
転式流体ポンプとして、潤滑油による潤滑を行な
わない無潤滑回転式流体ポンプがあり、無潤滑回
転式流体ポンプの多くは、ベーンの材質としてカ
ーボン又は合成樹脂を使用している。更に、かよ
うな流体式回転ポンプには、ロータの側端面のシ
ール性の向上を図るため、ハウジング本体とハウ
ジング側体との間に弾性材料からなるシールプレ
ートを配置し、該シールプレートとロータの側端
面とが摺接するように構成すると共に、シールプ
レートの裏面側(ロータの側端面と摺接する面と
は反対側の面)に分離室(すなわちシールプレー
トによつてロータ室から分離された室)を形成
し、分離室内に流体の排出圧力を作用させること
により該分離室内の圧力を上昇させ、シールプレ
ートをロータの側端面に対し押圧させることによ
つてシールプレートとロータの側端面との間のシ
ール性を向上させるように構成されている。
により開発された特開昭51−69205号公報、特開
昭52−3706号公報、特開昭52−147305号公報、実
開昭52−70310号公報、実開昭52−91505号公報お
よび実開昭53−27215号公報に開示されたものが
ある。一般に回転式流体ポンプは、ポンプのハウ
ジングにより形成されるロータ室に対して偏心し
た位置に設けた回転軸により回転されるロータを
有し、該ロータに設けた複数のベーン溝内にベー
ンが摺動自在に嵌入されていて、ロータの回転に
よる遠心力の作用により各ベーンが半径方向外方
に突出してベーン先端部がハウジングの内周面と
当接し、これにより各ベーンとハウジングとの間
に密封空間が形成され、ロータの回転に伴なう密
封空間の容積変化によつて流体(例えば空気)が
流体吸入口から吸入されかつ流体吐出口から吐出
されるように構成されている。また、かような回
転式流体ポンプとして、潤滑油による潤滑を行な
わない無潤滑回転式流体ポンプがあり、無潤滑回
転式流体ポンプの多くは、ベーンの材質としてカ
ーボン又は合成樹脂を使用している。更に、かよ
うな流体式回転ポンプには、ロータの側端面のシ
ール性の向上を図るため、ハウジング本体とハウ
ジング側体との間に弾性材料からなるシールプレ
ートを配置し、該シールプレートとロータの側端
面とが摺接するように構成すると共に、シールプ
レートの裏面側(ロータの側端面と摺接する面と
は反対側の面)に分離室(すなわちシールプレー
トによつてロータ室から分離された室)を形成
し、分離室内に流体の排出圧力を作用させること
により該分離室内の圧力を上昇させ、シールプレ
ートをロータの側端面に対し押圧させることによ
つてシールプレートとロータの側端面との間のシ
ール性を向上させるように構成されている。
無潤滑回転式流体ポンプの場合、前述のように
ベーンは多くの場合カーボン又は合成樹脂等の耐
摩耗性および自己潤滑性に優れた材料で作られて
いるが、ポンプを長期間使用するとどうしてもベ
ーンが摩耗することにより、ベーン摩耗粉が発生
する。ベーン摩耗粉が発生し、ロータ室内に摩耗
粉が残留すると、ベーン先端部とハウジング本体
の内周面との間およびベーン側端部とシールプレ
ートとの間に摩耗粉が入り込み、これらの間のシ
ール性が低下するため、ポンプ性能を著しく低下
させる原因となる。従つて、ロータ室内で発生し
た摩耗粉をロータ室内からポンプ外部に排出させ
ることが要求される。かような要求に応じるため
本考案者らは、シールプレートおよびハウジング
側体に摩耗粉排出孔を設け、この摩耗粉排出孔か
ら摩耗粉をポンプ外部に排出させるように構成し
た無潤滑回転式流体ポンプを開発した。この無潤
滑回転式流体ポンプは、本願出願日よりも前に出
願された実願昭53−8823号明細書(これは、本願
出願日よりも後に、実開昭54−112603号公報とし
て出願公開されている)に記載されており、ロー
タ室内に発生した摩耗粉は先ずシールプレートに
設けた摩耗粉排出孔を通つて分離室内に入り、次
いでハウジング側体に設けた摩耗粉排出孔からポ
ンプ外部に排出されるようになつている。
ベーンは多くの場合カーボン又は合成樹脂等の耐
摩耗性および自己潤滑性に優れた材料で作られて
いるが、ポンプを長期間使用するとどうしてもベ
ーンが摩耗することにより、ベーン摩耗粉が発生
する。ベーン摩耗粉が発生し、ロータ室内に摩耗
粉が残留すると、ベーン先端部とハウジング本体
の内周面との間およびベーン側端部とシールプレ
ートとの間に摩耗粉が入り込み、これらの間のシ
ール性が低下するため、ポンプ性能を著しく低下
させる原因となる。従つて、ロータ室内で発生し
た摩耗粉をロータ室内からポンプ外部に排出させ
ることが要求される。かような要求に応じるため
本考案者らは、シールプレートおよびハウジング
側体に摩耗粉排出孔を設け、この摩耗粉排出孔か
ら摩耗粉をポンプ外部に排出させるように構成し
た無潤滑回転式流体ポンプを開発した。この無潤
滑回転式流体ポンプは、本願出願日よりも前に出
願された実願昭53−8823号明細書(これは、本願
出願日よりも後に、実開昭54−112603号公報とし
て出願公開されている)に記載されており、ロー
タ室内に発生した摩耗粉は先ずシールプレートに
設けた摩耗粉排出孔を通つて分離室内に入り、次
いでハウジング側体に設けた摩耗粉排出孔からポ
ンプ外部に排出されるようになつている。
(考案が解決しようとする問題点)
上記実願昭53−8823号に記載の無潤滑回転式流
体ポンプでは、ロータ室内の流体はその殆んど大
部分がハウジング本体に設けた流体排出口から排
出され、残余の一部分が順次シールプレートに設
けた摩耗粉排出孔→分離室→ハウジング側体に設
けた摩耗粉排出孔を通つて排出される。すなわ
ち、ロータ室内の流体は、2系統の流体排出路
(流体の殆んど大部分を排出するハウジング本体
の流体排出口を通る第1の排出路と、流体の一部
が排出される摩耗粉排出孔を通る第2の排出路)
を通つて排出されるが、肝心の摩耗粉排出孔には
一部分の流体しか流れないため流体の流れに乗せ
て摩耗粉を排出させる能力が未だ不充分であると
いう第1の欠点を有するものである。また、上記
のごとく分離室は第2の排出路の途中に設けられ
ているため、該分離室にも一部の流体しか流れる
ことができない。従つて、分離室内を流体の排出
圧力で充分に昇圧させることができないため、シ
ールプレートをロータの側端面に対して押圧する
力が不充分となり、シールプレートとロータの側
端面との間のシールが不充分であるという第2の
欠点を有する。
体ポンプでは、ロータ室内の流体はその殆んど大
部分がハウジング本体に設けた流体排出口から排
出され、残余の一部分が順次シールプレートに設
けた摩耗粉排出孔→分離室→ハウジング側体に設
けた摩耗粉排出孔を通つて排出される。すなわ
ち、ロータ室内の流体は、2系統の流体排出路
(流体の殆んど大部分を排出するハウジング本体
の流体排出口を通る第1の排出路と、流体の一部
が排出される摩耗粉排出孔を通る第2の排出路)
を通つて排出されるが、肝心の摩耗粉排出孔には
一部分の流体しか流れないため流体の流れに乗せ
て摩耗粉を排出させる能力が未だ不充分であると
いう第1の欠点を有するものである。また、上記
のごとく分離室は第2の排出路の途中に設けられ
ているため、該分離室にも一部の流体しか流れる
ことができない。従つて、分離室内を流体の排出
圧力で充分に昇圧させることができないため、シ
ールプレートをロータの側端面に対して押圧する
力が不充分となり、シールプレートとロータの側
端面との間のシールが不充分であるという第2の
欠点を有する。
従つて本考案の目的は、ベーン摩耗粉の排出能
力に優れかつ分離室内の圧力を充分に昇圧してシ
ールプレートとロータの側端面との間のシール性
を高めることのできる無潤滑回転式流体ポンプを
提供することにある。
力に優れかつ分離室内の圧力を充分に昇圧してシ
ールプレートとロータの側端面との間のシール性
を高めることのできる無潤滑回転式流体ポンプを
提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本考案によれば、ハ
ウジング本体と、該ハウジング本体の両側に配置
されるハウジング側体と、前記ハウジング本体お
よびハウジング側体とにより形成されるロータ室
内において回転自在に支持されたロータとを有
し、該ロータには半径方向の複数のベーン溝が形
成してあり、該ベーン溝内にはカーボン又は合成
樹脂で作られたベーンが摺動自在に嵌入されてお
り、前記ハウジング本体と各ハウジング側体との
間にはシールプレートが配置されていて、各シー
ルプレートと各ハウジング側体との間に分離室が
形成してあり、前記ハウジング本体には前記ロー
タ室内へ流体を吸入する流体吸入口と、前記ロー
タ室内から流体を排出する流体吐出ポートとが設
けてある無潤滑回転式流体ポンプにおいて、 前記流体吐出ポートは、前記シールプレートに
設けた孔を介して前記分離室と連通しており、該
分離室は前記ハウジング側体に設けた流体吐出口
に連通していて、前記ロータ室内から排出される
流体はすべて前記流体吐出ポート、孔、分離室お
よび流体吐出口を通つて外部に吐出されることを
特徴とする無潤滑式流体ポンプが提供される。
ウジング本体と、該ハウジング本体の両側に配置
されるハウジング側体と、前記ハウジング本体お
よびハウジング側体とにより形成されるロータ室
内において回転自在に支持されたロータとを有
し、該ロータには半径方向の複数のベーン溝が形
成してあり、該ベーン溝内にはカーボン又は合成
樹脂で作られたベーンが摺動自在に嵌入されてお
り、前記ハウジング本体と各ハウジング側体との
間にはシールプレートが配置されていて、各シー
ルプレートと各ハウジング側体との間に分離室が
形成してあり、前記ハウジング本体には前記ロー
タ室内へ流体を吸入する流体吸入口と、前記ロー
タ室内から流体を排出する流体吐出ポートとが設
けてある無潤滑回転式流体ポンプにおいて、 前記流体吐出ポートは、前記シールプレートに
設けた孔を介して前記分離室と連通しており、該
分離室は前記ハウジング側体に設けた流体吐出口
に連通していて、前記ロータ室内から排出される
流体はすべて前記流体吐出ポート、孔、分離室お
よび流体吐出口を通つて外部に吐出されることを
特徴とする無潤滑式流体ポンプが提供される。
(作 用)
本考案によれば、ロータ室から排出されるすべ
ての流体が、そのままハウジング本体に設けた流
体吐出ポートに流入し、この流体吐出ポートはシ
ールプレートに設けた孔を介して分離室に連通し
ているため、ロータ室から排出された流体はすべ
て分離室内に流入し、該分離室を通つた後、流体
吐出口から排出される。すなわち、ロータ室を出
る流体のすべてが、順次、ハウジング本体に設け
た流体吐出ポート→シールプレートに設けた孔→
分離室→ハウジング側体に設けた流体吐出口を通
つて排出されることになる。従つて、実願昭53−
8828号明細書に記載の無潤滑回転式流体ポンプの
ように、ロータ室を出る流体の大部分がハウジン
グ本体に設けた流体吐出口から排出され、残余の
一部分がシールプレートに設けた摩耗粉排出孔お
よび分離室を通つて排出されるというような2系
統の流体排出路を通つて排出されるものではな
い。
ての流体が、そのままハウジング本体に設けた流
体吐出ポートに流入し、この流体吐出ポートはシ
ールプレートに設けた孔を介して分離室に連通し
ているため、ロータ室から排出された流体はすべ
て分離室内に流入し、該分離室を通つた後、流体
吐出口から排出される。すなわち、ロータ室を出
る流体のすべてが、順次、ハウジング本体に設け
た流体吐出ポート→シールプレートに設けた孔→
分離室→ハウジング側体に設けた流体吐出口を通
つて排出されることになる。従つて、実願昭53−
8828号明細書に記載の無潤滑回転式流体ポンプの
ように、ロータ室を出る流体の大部分がハウジン
グ本体に設けた流体吐出口から排出され、残余の
一部分がシールプレートに設けた摩耗粉排出孔お
よび分離室を通つて排出されるというような2系
統の流体排出路を通つて排出されるものではな
い。
このため、ロータ室内に発生したベーン摩耗粉
は常に、ロータ室を出るすべての流体の強い流れ
に乗つてポンプ外部に排出されるし、ロータ室を
出るすべての流体が分離室を通るため分離室は流
体の排出圧力により充分に昇圧される。
は常に、ロータ室を出るすべての流体の強い流れ
に乗つてポンプ外部に排出されるし、ロータ室を
出るすべての流体が分離室を通るため分離室は流
体の排出圧力により充分に昇圧される。
(実施例)
以下、添付図面に基き本考案の無潤滑回転式流
体ポンプの実施例を説明する。
体ポンプの実施例を説明する。
第1図および第2図は本考案の無潤滑回転式流
体ポンプの第1実施例を示す。ポンプのハウジン
グは、ハウジング本体2と、該ハウジング本体2
の両側に配置されるハウジング側体4,6とから
なり、これらのハウジング本体2およびハウジン
グ側体4,6によつてロータ室7が形成されてい
る。該ロータ室7内には、ロータ8がロータ室7
の中心から偏心した位置において、駆動軸10に
より支持されている。駆動軸10は、各ハウジン
グ側体4,6に取付けられたベアリング18,2
0により回転自在に支持されており、従つて駆動
軸10を回転することによつて該駆動軸10に支
持されたロータ8がロータ室7内で回転する。第
1図に示すように、ロータ8には半径方向に延在
する複数のベーン溝9が設けてあり、該溝9内に
はベーン12が摺動自在に嵌入されている。各ベ
ーン12は、ロータ8の回転に伴なう遠心力によ
り半径方向外方に突出し、ベーンの先端部がロー
タ室7の内周面と摺接する。第2図に示すよう
に、ハウジング本体2と各ハウジング側体4,6
との間には弾性材料からなるシールプレート1
4,16が配置してあり、該シールプレート1
4,16は各ハウジング側体4,6に形成した凹
部との間には分離室22,24を形成している。
これらの分離室22,24は、シールプレート1
4,16によつてロータ室7から分離された室で
あり、その機能は後述のごとく、分離室22,2
4内に圧力を発生させて各シールプレート14,
16をロータ8の側端面に対し押し付け、シール
プレート14,16とロータ8の側端面との間に
充分なシールを維持させることにある。
体ポンプの第1実施例を示す。ポンプのハウジン
グは、ハウジング本体2と、該ハウジング本体2
の両側に配置されるハウジング側体4,6とから
なり、これらのハウジング本体2およびハウジン
グ側体4,6によつてロータ室7が形成されてい
る。該ロータ室7内には、ロータ8がロータ室7
の中心から偏心した位置において、駆動軸10に
より支持されている。駆動軸10は、各ハウジン
グ側体4,6に取付けられたベアリング18,2
0により回転自在に支持されており、従つて駆動
軸10を回転することによつて該駆動軸10に支
持されたロータ8がロータ室7内で回転する。第
1図に示すように、ロータ8には半径方向に延在
する複数のベーン溝9が設けてあり、該溝9内に
はベーン12が摺動自在に嵌入されている。各ベ
ーン12は、ロータ8の回転に伴なう遠心力によ
り半径方向外方に突出し、ベーンの先端部がロー
タ室7の内周面と摺接する。第2図に示すよう
に、ハウジング本体2と各ハウジング側体4,6
との間には弾性材料からなるシールプレート1
4,16が配置してあり、該シールプレート1
4,16は各ハウジング側体4,6に形成した凹
部との間には分離室22,24を形成している。
これらの分離室22,24は、シールプレート1
4,16によつてロータ室7から分離された室で
あり、その機能は後述のごとく、分離室22,2
4内に圧力を発生させて各シールプレート14,
16をロータ8の側端面に対し押し付け、シール
プレート14,16とロータ8の側端面との間に
充分なシールを維持させることにある。
ハウジング本体2には、流体吸入口25と、流
体吐出ポートAとが設けてある。流体吐出ポート
Aは、ロータ8の軸線方向のほぼ中央部において
ロータ室7と連通するように設けられ縦孔A1
と、ロータ8の軸線方向に平行に延びる細長い通
路A2とからなり、縦孔A1と通路A2とは互に連通
している。また、シールプレート14,16に
は、通路A2と対応する位置において孔A3が設け
てあり、各孔A3は通路A2と各分離室22,24
とを互に連通している。一方、各ハウジング側体
4,6には流体吐出口26,28が設けてあり、
各流体吐出口26,28はそれぞれ分離室22,
24と連通している。
体吐出ポートAとが設けてある。流体吐出ポート
Aは、ロータ8の軸線方向のほぼ中央部において
ロータ室7と連通するように設けられ縦孔A1
と、ロータ8の軸線方向に平行に延びる細長い通
路A2とからなり、縦孔A1と通路A2とは互に連通
している。また、シールプレート14,16に
は、通路A2と対応する位置において孔A3が設け
てあり、各孔A3は通路A2と各分離室22,24
とを互に連通している。一方、各ハウジング側体
4,6には流体吐出口26,28が設けてあり、
各流体吐出口26,28はそれぞれ分離室22,
24と連通している。
次に、第1図および第2図に示す本考案の無潤
滑回転式流体ポンプを例えば自動車のエアブレー
キ等の真空ポンプとして用いる場合の作動につい
て説明する。
滑回転式流体ポンプを例えば自動車のエアブレー
キ等の真空ポンプとして用いる場合の作動につい
て説明する。
先ず、流体吸入口25にホース等の配管(図示
せず)の一端を接続し、他端をエアブレーキ装置
のマスターシリンダ(図示せず)に接続する。ま
た、ロータ8の駆動軸10は、エンジンの出力軸
から取出されるプーリ、ベルト等(図示せず)に
よつて駆動されるように取付けられる。
せず)の一端を接続し、他端をエアブレーキ装置
のマスターシリンダ(図示せず)に接続する。ま
た、ロータ8の駆動軸10は、エンジンの出力軸
から取出されるプーリ、ベルト等(図示せず)に
よつて駆動されるように取付けられる。
駆動軸10の回転により、流体(空気)が流体
吸入口25からロータ室7内に吸引され、これに
よりエアブレーキ装置のマスターシリンダ内が減
圧される。ロータ室7内に吸入された流体は各ベ
ーン9と、ハウジング本体2の内周面と、シール
プレート14,16とにより形成される密封空間
内で順次圧縮されて、ハウジング本体2に設けた
縦孔A、および通路A2で形成される流体吐出ポ
ートAに排出される。更に流体は、各シールプレ
ート14,16に設けた孔A3を通つて各分離室
22,24内に流入し、該分離室22,24を通
つて流体吐出口26,28からポンプの外部に排
出される。このことから、ロータ室7から排出さ
れる流体はすべてハウジング本体2に設けた縦孔
A1および通路A2で形成される流体吐出ポートA
から、順次、シールプレート14,16に設けた
孔A3、分離室22,24を通つて流体吐出口2
6,28からポンプの外部に排出されることが理
解されよう。
吸入口25からロータ室7内に吸引され、これに
よりエアブレーキ装置のマスターシリンダ内が減
圧される。ロータ室7内に吸入された流体は各ベ
ーン9と、ハウジング本体2の内周面と、シール
プレート14,16とにより形成される密封空間
内で順次圧縮されて、ハウジング本体2に設けた
縦孔A、および通路A2で形成される流体吐出ポ
ートAに排出される。更に流体は、各シールプレ
ート14,16に設けた孔A3を通つて各分離室
22,24内に流入し、該分離室22,24を通
つて流体吐出口26,28からポンプの外部に排
出される。このことから、ロータ室7から排出さ
れる流体はすべてハウジング本体2に設けた縦孔
A1および通路A2で形成される流体吐出ポートA
から、順次、シールプレート14,16に設けた
孔A3、分離室22,24を通つて流体吐出口2
6,28からポンプの外部に排出されることが理
解されよう。
従つて、ポンプの使用によりロータ室7内に発
生したベーン摩耗粉も、ロータ室7から排出され
る上記流体の流れ乗つて、流体吐出ポートAか
ら、順次、シールプレート14,16に設けた孔
A3、分離室22,24を通つて流体吐出口2
6,28からポンプの外部に排出される。
生したベーン摩耗粉も、ロータ室7から排出され
る上記流体の流れ乗つて、流体吐出ポートAか
ら、順次、シールプレート14,16に設けた孔
A3、分離室22,24を通つて流体吐出口2
6,28からポンプの外部に排出される。
次に、第3図に示す本考案の無潤滑回転式流体
ポンプの第2実施例について説明する。この第2
実施例は、ポンプから排出される流体の吐出音の
減衰あるいは流体吐出口26,28からのダスト
の侵入防止を図るための弾性傘形バルブを設けた
点で第1実施例とは異なるが、その他の構成につ
いては第1実施例と同じである。
ポンプの第2実施例について説明する。この第2
実施例は、ポンプから排出される流体の吐出音の
減衰あるいは流体吐出口26,28からのダスト
の侵入防止を図るための弾性傘形バルブを設けた
点で第1実施例とは異なるが、その他の構成につ
いては第1実施例と同じである。
図示の実施例では、シールプレート14,16
の孔A3の部分に取付けた傘形バルブ30,32
と、流体吐出口26,28に取付けた傘形バルブ
34,36とが示してあるが、このようにシール
プレートおよび流体吐出口の双方に傘形バルブを
取付ける代りに、シールプレート又は流体吐出口
のいずれか一方のみに取付けてもよい。各傘形バ
ルブ30,32,34,36は、傘形部分と該傘
体部分の中心部から一方向に延びる軸部と、該軸
部の自由端に形成されている軸部よりも大きな径
を有する係止部とから構成されている。傘形バル
ブ30,32をシールプレート14,16に取付
けるには、シールプレート14,16自体に複数
の小孔38,40を穿けておき(これらの小孔3
8,40は第1実施例の孔A3に相当する)、いず
れか1つの小孔38,40に傘形バルブの軸部を
挿入して取付ける。一方、傘形バルブ34,36
を流体排出口26,28に取付けるには、有孔プ
レート38′,40′を介して同様に取付ける。
の孔A3の部分に取付けた傘形バルブ30,32
と、流体吐出口26,28に取付けた傘形バルブ
34,36とが示してあるが、このようにシール
プレートおよび流体吐出口の双方に傘形バルブを
取付ける代りに、シールプレート又は流体吐出口
のいずれか一方のみに取付けてもよい。各傘形バ
ルブ30,32,34,36は、傘形部分と該傘
体部分の中心部から一方向に延びる軸部と、該軸
部の自由端に形成されている軸部よりも大きな径
を有する係止部とから構成されている。傘形バル
ブ30,32をシールプレート14,16に取付
けるには、シールプレート14,16自体に複数
の小孔38,40を穿けておき(これらの小孔3
8,40は第1実施例の孔A3に相当する)、いず
れか1つの小孔38,40に傘形バルブの軸部を
挿入して取付ける。一方、傘形バルブ34,36
を流体排出口26,28に取付けるには、有孔プ
レート38′,40′を介して同様に取付ける。
上記傘形バルブ30,32,34,36を取付
けてポンプを作動するとき、ロータ室7から排出
される流体はその吐出圧により傘形バルブの傘体
部分を押上げつつ通過する。この際、流体が傘体
部分に衝突して急激な方向変化を受けると共に、
膨張、収縮が繰返されるために吐出騒音が減衰さ
れる。また、特に傘形バルブを流体吐出口26,
28に取付けた場合には、ポンプの周囲のダスト
が流体吐出口26,28からポンプ内部に侵入す
ることを防止できる。
けてポンプを作動するとき、ロータ室7から排出
される流体はその吐出圧により傘形バルブの傘体
部分を押上げつつ通過する。この際、流体が傘体
部分に衝突して急激な方向変化を受けると共に、
膨張、収縮が繰返されるために吐出騒音が減衰さ
れる。また、特に傘形バルブを流体吐出口26,
28に取付けた場合には、ポンプの周囲のダスト
が流体吐出口26,28からポンプ内部に侵入す
ることを防止できる。
(考案の効果)
以上述べた通り、本考案による無潤滑回転式流
体ポンプは、ロータ室から排出されるすべての流
体がハウジング本体に設けた流体吐出ポートAか
ら、シールプレートに設けた孔A3、分離室2
2,24を通つて、流体吐出口26,28からポ
ンプの外部に排出されるように構成されているた
め、ロータ室内で発生したベーン摩耗粉を、この
流体の勢いのよい流れに乗せてポンプの外部に排
出することができる。また、上記のごとく、ロー
タ室から排出されるすべての流体が分離室22,
24を通過するように構成されていることから、
分離室22,24内に流体の排出圧を充分に作用
させることができ、従つてシールプレート14,
16をロータ8の側端面に対し充分に押圧するこ
とが可能となるため、シールプレートとロータと
の間のシール性を著しく向上させることができ
る。
体ポンプは、ロータ室から排出されるすべての流
体がハウジング本体に設けた流体吐出ポートAか
ら、シールプレートに設けた孔A3、分離室2
2,24を通つて、流体吐出口26,28からポ
ンプの外部に排出されるように構成されているた
め、ロータ室内で発生したベーン摩耗粉を、この
流体の勢いのよい流れに乗せてポンプの外部に排
出することができる。また、上記のごとく、ロー
タ室から排出されるすべての流体が分離室22,
24を通過するように構成されていることから、
分離室22,24内に流体の排出圧を充分に作用
させることができ、従つてシールプレート14,
16をロータ8の側端面に対し充分に押圧するこ
とが可能となるため、シールプレートとロータと
の間のシール性を著しく向上させることができ
る。
従つて、実願昭53−8825号明細書に記載された
無潤滑回転式流体ポンプのように、殆んど大部分
の流体がハウジング本体に設けた流体吐出口から
直接ポンプの外部に排出され、一部の流体のみが
分離室および摩耗粉排出口を通つてポンプの外部
に排出されるように構成したものでは、摩耗粉を
排出させる流体の流れに勢いがないため摩耗粉を
排出する能力が充分でなく、かつ、分離室内に発
生する流体の排出圧も充分でないためシールプレ
ートとロータの側端面との間のシール性も不充分
であるという欠点を有するけれども、本考案の無
潤滑回転式流体ポンプによればこれらの欠点を解
消することが可能となる。
無潤滑回転式流体ポンプのように、殆んど大部分
の流体がハウジング本体に設けた流体吐出口から
直接ポンプの外部に排出され、一部の流体のみが
分離室および摩耗粉排出口を通つてポンプの外部
に排出されるように構成したものでは、摩耗粉を
排出させる流体の流れに勢いがないため摩耗粉を
排出する能力が充分でなく、かつ、分離室内に発
生する流体の排出圧も充分でないためシールプレ
ートとロータの側端面との間のシール性も不充分
であるという欠点を有するけれども、本考案の無
潤滑回転式流体ポンプによればこれらの欠点を解
消することが可能となる。
第1図は、本考案の無潤滑回転式流体ポンプの
第1実施例を示す縦断面図である。第2図は、第
1図の−線に沿う断面図である。第3図は、
本考案の無潤滑回転式流体ポンプの第2実施例を
示す第2図と同様な断面図である。 2……ハウジング本体、4,6……ハウジング
側体、7……ロータ室、8……ロータ、14,1
6……シールプレート、22,24……分離室、
26,28……流体吐出口、A……流体吐出ポー
ト、A1……縦孔、A2……通路、A3……孔、3
0,32,34,36……傘形バルブ。
第1実施例を示す縦断面図である。第2図は、第
1図の−線に沿う断面図である。第3図は、
本考案の無潤滑回転式流体ポンプの第2実施例を
示す第2図と同様な断面図である。 2……ハウジング本体、4,6……ハウジング
側体、7……ロータ室、8……ロータ、14,1
6……シールプレート、22,24……分離室、
26,28……流体吐出口、A……流体吐出ポー
ト、A1……縦孔、A2……通路、A3……孔、3
0,32,34,36……傘形バルブ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ハウジング本体2と、該ハウジング本体2の両
側に配置されるハウジング側体4,6と、前記ハ
ウジング本体2およびハウジング側体4,6とに
より形成されるロータ室7内において回転自在に
支持されたロータ8とを有し、該ロータ8には半
径方向の複数のベーン溝9が形成してあり、該ベ
ーン溝9内にはカーボン又は合成樹脂で作られた
ベーン12が摺動自在に嵌入されており、前記ハ
ウジング本体2と各ハウジング側体4,6との間
にはシールプレート14,16が配置されてい
て、各シールプレート14,16と各ハウジング
側体4,6との間に分離室22,24が形成して
あり、前記ハウジング本体2には前記ロータ室7
内へ流体を吸入する流体吸入口25と、前記ロー
タ室7内から流体を排出する流体吐出ポートAと
が設けてある無潤滑回転式流体ポンプにおいて、 前記流体吐出ポートAは、前記シールプレート
14,16に設けた孔A3を介して前記分離室2
2,24と連通しており、該分離室22,24は
前記ハウジング側体4,6に設けた流体吐出口2
6,28に連通していて、前記ロータ室7内から
排出される流体はすべて前記流体吐出ポートA,
孔A3、分離室22,24および流体吐出口2
6,28を通つて外部に吐出されることを特徴と
する無潤滑式流体ポンプ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978147624U JPS626311Y2 (ja) | 1978-10-26 | 1978-10-26 | |
US06/084,206 US4315719A (en) | 1978-10-26 | 1979-10-12 | Non-lubricated rotary pump with discharge through end heads |
DE2942570A DE2942570C2 (de) | 1978-10-26 | 1979-10-22 | Flügelzellenpumpe |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978147624U JPS626311Y2 (ja) | 1978-10-26 | 1978-10-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5564486U JPS5564486U (ja) | 1980-05-02 |
JPS626311Y2 true JPS626311Y2 (ja) | 1987-02-13 |
Family
ID=15434527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978147624U Expired JPS626311Y2 (ja) | 1978-10-26 | 1978-10-26 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4315719A (ja) |
JP (1) | JPS626311Y2 (ja) |
DE (1) | DE2942570C2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5770990A (en) * | 1980-10-22 | 1982-05-01 | Hitachi Ltd | Rotary compressor |
JPS597792A (ja) * | 1982-07-07 | 1984-01-14 | Hitachi Ltd | 密閉形ロ−タリ圧縮機 |
US4596519A (en) * | 1982-07-29 | 1986-06-24 | Walbro Corporation | Gear rotor fuel pump |
US4500270A (en) * | 1982-07-29 | 1985-02-19 | Walbro Corporation | Gear rotor fuel pump |
DE3335427A1 (de) * | 1982-10-09 | 1984-04-12 | Mitsubishi Denki K.K., Tokyo | Motor-vakuumpumpengruppe |
DE3401198A1 (de) * | 1984-01-14 | 1984-05-30 | Hans-Joachim Prof. Dr.-Ing. 6750 Kaiserslautern Winkler | Verbesserte planflaechendichtigkeit mittels druckkompensation bei rotationskolbenmaschinen |
US5171131A (en) * | 1991-05-14 | 1992-12-15 | Vickers, Incorporated | Power transmission |
DE102007001593B4 (de) * | 2007-01-04 | 2009-12-31 | Joma-Polytec Kunststofftechnik Gmbh | Vakuumpumpe |
JP6255196B2 (ja) * | 2013-09-17 | 2017-12-27 | Dowaサーモテック株式会社 | 真空排気方法及び真空排気設備 |
US10072566B2 (en) | 2015-12-18 | 2018-09-11 | Pratt & Whitney Canada Corp. | Rotary engine casing with seal engaging plate having mating surface defining a fluid cavity |
US20190301453A1 (en) * | 2018-03-29 | 2019-10-03 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Integrated motor and pump including inlet and outlet fluid control sections |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5169205A (ja) * | 1974-12-13 | 1976-06-15 | Nippon Piston Ring Co Ltd | Kaitenshikiryutaihonpu |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1130168A (en) * | 1913-01-22 | 1915-03-02 | Charles Jacoby | Rotary-engine. |
US2437791A (en) * | 1943-06-26 | 1948-03-16 | Borg Warner | Pump with unloading bushing |
DE1553282C3 (de) * | 1963-07-05 | 1975-05-22 | Zahnradfabrik Friedrichshafen Ag, 7990 Friedrichshafen | Rotationskolbenmaschine, Insbesondere Rotationskolbenpumpe |
US3964844A (en) * | 1973-09-24 | 1976-06-22 | Parker-Hannifin Corporation | Vane pump |
US3941149A (en) * | 1974-11-11 | 1976-03-02 | Baxter Laboratories, Inc. | Valve |
JPS5518546Y2 (ja) * | 1975-11-21 | 1980-04-30 | ||
AU2600177A (en) * | 1976-06-11 | 1978-12-14 | Nippon Piston Ring Co Ltd | Side plate sealing arrangement for a rotary fluid pump or compressor |
-
1978
- 1978-10-26 JP JP1978147624U patent/JPS626311Y2/ja not_active Expired
-
1979
- 1979-10-12 US US06/084,206 patent/US4315719A/en not_active Expired - Lifetime
- 1979-10-22 DE DE2942570A patent/DE2942570C2/de not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5169205A (ja) * | 1974-12-13 | 1976-06-15 | Nippon Piston Ring Co Ltd | Kaitenshikiryutaihonpu |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5564486U (ja) | 1980-05-02 |
DE2942570A1 (de) | 1980-04-30 |
DE2942570C2 (de) | 1985-11-14 |
US4315719A (en) | 1982-02-16 |
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