JPH036880Y2 - - Google Patents

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JPH036880Y2
JPH036880Y2 JP9427286U JP9427286U JPH036880Y2 JP H036880 Y2 JPH036880 Y2 JP H036880Y2 JP 9427286 U JP9427286 U JP 9427286U JP 9427286 U JP9427286 U JP 9427286U JP H036880 Y2 JPH036880 Y2 JP H036880Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば空気圧縮機等に用いて好適な
無給油式スクロール圧縮機に関し、特に、2個の
冷却フアンを用いてケーシング内の各軸受を効果
的に冷却できるようにした無給油式スクロール圧
縮機に関する。
〔従来技術〕
一般に、スクロール圧縮機には、給油式圧縮機
と無給油式圧縮機とがあり、前者の給油式圧縮機
は潤滑油によつて強制冷却しうるが、後者の無給
油式圧縮機には適当な冷却手段がなかつた。
このため、本出願人は先に実開昭58−146894号
公報、実開昭58−146895号公報において、ケーシ
ング内に軸流フアン、または遠心フアンを設け、
これら各フアンからの冷却風によつて冷却を効果
的に行なわせるようにしたものを提案した。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、スクロール圧縮機は周辺から中央に
向けて順次連続的に圧縮するものであるから、中
央部分が最も高温となる。
しかし、上記各従来技術によるものは、旋回ス
クロールの背面、特に背面の周辺部分は冷却する
ことができるものの、最も高温となる旋回スクロ
ールのボス部周辺によどみ部ができてしまう。こ
の結果、前記ボス部内に設けられた旋回軸受が高
温となり、グリース等が早期に放散したり、シー
ル用ゴム部材が早期に劣化してしまうという欠点
がある。また、上記各従来技術によるものは、ケ
ーシングの軸受部内に設けられる軸受を効果的に
冷却できないという欠点がある。
本考案は上述した従来技術の各欠点に鑑みなさ
れたもので、本考案は2個の冷却フアンを用いる
ことによつて、旋回スクロールのボス部内に設け
られる旋回軸受と、ケーシングの軸受部内に設け
られる軸受とをそれぞれ効果的に冷却できるよう
にした無給油式スクロール圧縮機を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上述した問題点を解決するために本考案が採用
する構成は、軸受部と円筒部とからなり、該円筒
部の軸方向中間位置に径方向内側に延びる環状の
延伸部が形成されたケーシングと、該ケーシング
の軸受部内に軸受を介して回転自在に軸支され、
先端が円筒部内に位置してクランク軸となつた駆
動軸と、鏡板の前面側にうず巻状ラツプ部が形成
されると共に背面側中央にボス部が形成され、該
ボス部内に設けられた旋回軸受を介して前記クラ
ンク軸に旋回自在に軸支された旋回スクロール
と、前記ケーシングの円筒部側端面に固着され、
鏡板に該旋回スクロールのラツプ部と重なり合う
ラツプ部が形成されると共に、吸込ポート、吐出
ポートが形成された固定スクロールと、前記ケー
シングの円筒部先端側、基端側にそれぞれ設けら
れた冷却空気の吸気口、排気口と、前記ケーシン
グの延伸部に穿設された通気穴を介して該吸気口
と排気口を連通するように、ケーシングに形成さ
れた第1の冷却風通路と、該第1の冷却風通路か
ら分岐し、前記ケーシングの延伸部前面と旋回ス
クロールの鏡板背面との間の隙間状空間部、該延
伸部の内径側端面と旋回スクロールのボス部外周
面との間の環状空間部を含んで形成された第2の
冷却風通路と、前記ケーシング外に位置して前記
駆動軸に設けられ、冷却空気を前記排気口から排
気する第1の冷却フアンと、前記吸気口からの冷
却空気を前記第2の冷却風通路内に流通させるた
め、前記ケーシング内に位置して駆動軸に設けら
れた第2の冷却フアンとからなる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図ないし第3図に
基づいて説明する。
第1図は本考案の第1の実施例を示している。
図において、1はケーシング本体2と前側ケー
シング3とからなるケーシングを示し、該ケーシ
ング1のケーシング本体2は小径の軸受部2A
と、該軸受部2Aの軸方向一端側から径方向外向
きに延設された大径の環状部2Bと、該環状部2
Bの外周端側から軸方向に延設された大径の円筒
部2Cとから形成されている。また、前側ケーシ
ング3は内径が該円筒部2Cよりも大きい他の円
筒部3Aと、該円筒部3Cの軸方向他端側から径
方向内側に延びる環状の延伸部3Bとから形成さ
れている。そして、該前側ケーシング3はケーシ
ング本体2の円筒部2C端面に固着されており、
これによつて前記延伸部3Bは円筒部2C,3B
によつて構成される円筒部の軸方向中間位置に配
置されている。
4はケーシング本体2の軸受部2A内に軸受
5,5を介して回転自在に軸支された駆動軸を示
し、該駆動軸4の一端側にはケーシング本体2の
円筒部2C内に位置して大径に形成されたカウン
タウエイト取付部4Aと、該カウンタウエイト取
付部4Aから所定寸法だけ偏心して軸方向に突設
されたクランク軸4Bとが設けられている。そし
て、該駆動軸4の他端側はケーシング1外に突出
してモータ(図示せず)と連結され、このモータ
により駆動軸4は回転駆動されるようになつてい
る。
6は旋回スクロールを示し、該旋回スクロール
6は鏡板6Aと、該鏡板6Aの前面側に形成され
たうず巻状のラツプ部6Bとから大略構成され、
鏡板6Aの背面側中央には大径の凹部6Cが設け
られている。7は該旋回スクロール6のボス部を
構成するボス部材で、該ボス部材7は前記延伸部
3Bの内径側端面よりも小径の筒状に形成され、
その基端側には径方向に環状のフランジ部7Aが
突設されている。そして、該ボス部材7のフラン
ジ部7Aは旋回スクロール6の凹部6C内に断熱
材8を介して着脱可能に固着されている。9は旋
回スクロール6をクランク軸4Bに旋回自在に軸
支する旋回軸受で、該旋回軸受9はボス部材7の
内周側とクランク軸4Bの外周側との間に配設さ
れている。
10は旋回スクロール6の自転を防止するよう
になつた補助クランクで、該補助クランク10は
旋回スクロール6の前面外周側に位置して、該旋
回スクロール6と後述の固定スクロール11との
間に設けられている。そして、該補助クランク1
0は駆動軸4を回転駆動するときに、旋回スクロ
ール6がクランク軸4Bにより駆動軸4の軸線を
中心として公転運動のみを行うように案内してい
る。
11は固定スクロールを示し、該固定スクロー
ル11は鏡板11Aと、該鏡板11Aに形成され
たうず巻状のラツプ部11Bと、該ラツプ部11
Bの周辺に位置して形成された円筒部11Cとか
ら構成されている。そして、該固定スクロール1
1はその中心が駆動軸4の軸線と一致するように
して、円筒部11Cを前側ケーシング3の円筒部
3A端面に固着することにより取付けられてい
る。また、該固定スクロール11のラツプ部11
Bは旋回スクロール6のラツプ部6Bと所定角度
だけずらして重なり合うように配設され、旋回ス
クロール6が旋回(公転)するとき、該各ラツプ
部6B,11B間には連続的に縮小する複数の圧
縮室12,12,…が画成されるようになつてい
る。13,14は固定スクロール11に形成され
た吸込ポートおよび吐出ポートを示し、該吸込ポ
ート13は最外周側の圧縮室12と連通するよう
に円筒部11Cに穿設され、吐出ポート14は最
中央側の圧縮室12と連通するように鏡板11A
の中心に穿設されている。
15,16はケーシング1の円筒部先端側、基
端側にそれぞれ設けられた冷却空気の吸気口およ
び排気口を示し、該吸気口15は前側ケーシング
3の円筒部3Aに所定の角度間隔をもつて径方向
に複数個穿設されている。そして、排気口16は
ケーシング本体2の円筒部2C基端側に位置する
環状部2Bに所定の角度間隔をもつて軸方向に複
数個穿設されている。また、17は前側ケーシン
グ3の延伸部3Bに斜めに穿設された通気穴で、
該通気穴17は延伸部3Bの周方向に所定の角度
間隔をもつて複数個穿設され、各吸気口15から
の冷却空気が各排気口16側へとスムーズに流通
するように形成されている。そして、該通気穴1
7はケーシング1内で旋回スクロール6の鏡板6
A外周側の通路18および後述する遠心フアン2
7の径方向外側の通路19と共に吸気口15から
の冷却空気が排気口16へと矢示A方向に流通す
る第1の冷却風通路20を形成している。
21は前側ケーシング3の延伸部3B前面と鏡
板6Aの背面との間に介在する隙間状空間部、2
2は延伸部3Bの内径側端面とボス部材7の外周
面との間に介在する環状空間部で、該環状空間部
22は隙間状空間部21を介して通路18と連通
し、該隙間状空間部21と共に第1の冷却風通路
20から分岐する第2の冷却風通路23を形成し
ている。そして、該第2の冷却風通路23は吸気
口15からの冷却空気を後述の遠心フアン27に
よつて矢示B方向に流通させるようになつてい
る。なお、該冷却風通路23は隙間状空間部21
の通路面積が最小となるように形成され、此部を
流れる冷却風の流速が最大となるように構成され
ている。
次に、24はケーシング1外に位置して駆動軸
4の他端側に設けられた第1の冷却フアンとして
の大風量用多翼フアン、25は該多翼フアン24
およびケーシング本体2の軸受部2Aを取囲むよ
うに形成され、その基端側がケーシング本体2の
環状部2Bに取付けられたフアンケーシングで、
該フアンケーシング25には多翼フアン24と対
応する位置に排出口25Aが形成されている。そ
して、多翼フアン24はケーシング1内を矢示
A,B方向に流通する冷却空気を排気口16から
ケーシング1外へと排気し、さらにフアンケーシ
ング25を介して矢示C方向に排出口25Aから
外部に流出させるようになつている。
さらに、26は旋回スクロール6の旋回バラン
スを取るために駆動軸4のカウンタウエイト取付
部4Aに固着されたカウンタウエイト、27は該
カウンタウエイト26の外周側に位置して、該カ
ウンタウエイト26に一体的に形成された第2の
冷却フアンとしての遠心フアンで、該遠心フアン
27はケーシング本体2の円筒部2C内に配置さ
れ、駆動軸4によつて多翼フアン24と共に回転
せしめられるようになつている。そして、該遠心
フアン27は吸気口15からの冷却空気を第2の
冷却風通路23内に矢示B方向に流通させ、該遠
心フアン27の外周側の通路19へと流出させる
ようになつている。
本実施例による無給油式スクロール圧縮機は上
述の如き構成を有するもので、次にその作動につ
いて説明する。
まず、モータによつて駆動軸4を回転駆動する
と、この回転はクランク軸4B、旋回軸受9を介
して旋回スクロール6に伝えられ、該旋回スクロ
ール6は駆動軸4の軸線を中心として公転するよ
うになり、該旋回スクロール6のラツプ部6Bと
固定スクロール11のラツプ部11Bとの間で画
成される各圧縮室12を連続的に縮小させてゆ
く。このとき、吸込ポート13から各圧縮室12
内に吸込まれた空気は徐々に圧縮され、所定の圧
力に高められた後、吐出ポート14から吐出され
る。
一方、駆動軸4が回転すると、多翼フアン24
と共に、カウンタウエイト26を介して遠心フア
ン27が回転され、各吸気口15から冷却空気が
吸込まれるようになり、この冷却空気は第1およ
び第2の冷却風通路20,23をそれぞれ矢示
A,B方向に流通して、各排気口16からフアン
ケーシング25内を通つて排出口25Aから外部
へと順次排出される。このとき、第1の冷却風通
路20から通路18において分岐する第2の冷却
風通路23は隙間状空間部21と環状空間部22
とから形成されているから、矢示B方向の冷却風
は鏡板6Aの背面側を通つて、ボス部材7の外周
側を軸方向に進み、遠心フアン27によつて径方
向外向きに方向転換され、該冷却風通路23の途
中で生じる圧力損失分を加圧されて通路19にお
いて矢示A方向の冷却風と再び合流し、各排気口
16から流出される。
かくして、圧縮熱のために最も高温となる旋回
スクロール6の中心部位、特にボス部材7の外周
やその近辺は矢示B方向の冷却風によつて効果的
に冷却され、旋回軸受9を確実に冷却でき、グリ
ースの放散やシール用ゴム部材の劣化を防止で
き、寿命を向上させることができる。また、ケー
シング1の各排気口16からフアンケーシング2
5の排出口25Aへと矢示C方向に流通する冷却
風は軸受部2A内に設けられた各軸受5を効果的
に冷却でき、該各軸受5の寿命を向上させること
ができる。
さらに、本実施例によれば、ケーシング1内に
第1および第2の冷却風通路20,23を形成し
たから、多翼フアン24および遠心フアン27に
よつてそれぞれ矢示A,B方向の冷却風を発生さ
せることができ、2個の冷却フアンを並列に用い
た場合とほぼ同様の冷却効果を得ることができ
る。そして、多翼フアン24および遠心フアン2
7をそれぞれ小型化しても、所望の冷却効果を得
ることが可能となる。また、第2の冷却風通路2
3の途中で圧力損失等が生じたとしても、遠心フ
アン27により矢示B方向の冷却風を加圧でき、
この冷却風に逆流等が生じるのを防止することが
できる。
また、吸込ポート13と各吸気口15とを所定
間隔をもつて別々に形成しているから、吸込ポー
ト13から高温の圧縮空気が洩れるようなことが
あつても、この高温の空気が各吸気口15からケ
ーシング1内に流入するのを防止できる等、種々
の作用効果を得ることができる。
第2図および第3図は本考案の第2の実施例を
示し、本実施例では前記第1の実施例と同一の構
成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する
ものとする。
然るに、本実施例の特徴は、前側ケーシング3
の延伸部3Bに軸方向に穿設した通気穴31内
に、絞り弁機構32のバタフライ弁32Aを配設
し、該バタフライ弁32Aによつて通気穴31内
の流路面積を調整し、矢示A,B方向の冷却風が
それぞれ第1および第2の冷却風通路20,23
内をスムーズに流通できるようにしたことにあ
る。
図中、33は前記延伸部3B内に形成された圧
力検出室で、該圧力検出室33はダイヤフラム3
4によつて2室D,Eに画成されている。35,
36は該各室D,Eにそれぞれ連通した静圧導入
孔で、該静圧導入孔35は通気穴31の出口側の
圧力を室D内に導入し、静圧導入孔36は遠心フ
アン27の出口側の圧力を室E内に導入するよう
になつている。37は圧力センサ、38は該圧力
センサ37からの検出信号によつて絞り弁機構3
2を作動させる制御部で、該制御部38は延伸部
3B内に配設され、絞り弁機構32のバタフライ
弁32Aを圧力センサ37からの検出信号に応じ
た角度だけ回動させることにより、通気穴31内
の流路面積を変化させるようになつている。
かくして、このように構成される本実施例で
も、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得
ることができるものの、特に本実施例では、バタ
フライ弁32Aを用いて通気穴31内の流路面積
を調整することにより、通路19内で矢示A,B
方向の冷却風が合流するときに、これらを常時同
圧状態に維持でき、矢示A,B方向の冷却風に逆
流等が生じるのをさらに確実に防止することがで
きる。
即ち、遠心フアン27の出口側の圧力が通気穴
31の出口側に比較して低い場合には、ダイヤフ
ラム34が室E側に変位するから、これを圧力セ
ンサ37が検出して制御部38へと検出信号を出
力し、該制御部38によりバタフライ弁32Aを
回動させ、通気穴31内の流路面積を小さくさせ
る。この結果、該バタフライ弁32Aにより通気
穴31内の圧力損失が大きくなり、該通気穴31
の出口側の圧力は低下し、遠心フアン27の出口
側の圧力と等しくなる。一方、該遠心フアン27
の出口側の圧力が高い場合には、バタフライ弁3
2Aが通気穴31の流路面積を大きくするように
回動され、両者の圧力が等しくなるように調整す
る。従つて、矢示A,B方向の冷却風は通路19
内で同圧状態となつて合流し、それぞれ排気口1
6側へとスムーズに流通することが可能となる。
〔考案の効果〕
以上詳述した通り、本考案によれば、ケーシン
グに冷却空気の吸気口と排気口とを設け、第1お
よび第2の冷却フアンにより該吸気口から排気口
へと冷却空気を第1および第2の冷却風通路をそ
れぞれ介して流通させるようにしたから、旋回ス
クロールのボス部内に設けられる旋回軸受および
軸受部内の軸受等を効果的に冷却することがで
き、各軸受の寿命を向上させることができる。さ
らに、前記2個の冷却フアンは各冷却風通路によ
り並列に冷却フアンを用いた場合とほぼ同様の冷
却効果を得ることができる等、種々の作用効果を
奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例によるスクロー
ル圧縮機を示す縦断面図、第2図および第3図は
第2の実施例を示し、第2図はスクロール圧縮機
の要部を示す半断面図、第3図は第2図中の要部
を拡大して示す断面図である。 1……ケーシング、2A……軸受部、2C,3
A……円筒部、4……駆動軸、4B……クランク
軸、5……軸受、6……旋回スクロール、6A,
11A……鏡板、6B,11B……ラツプ部、7
……ボス部材、9……旋回軸受、11……固定ス
クロール、12……圧縮室、13……吸込ポー
ト、14……吐出ポート、15……吸気口、16
……排気口、17,31……通気穴、20,23
……冷却風通路、21……隙間状空間部、22…
…環状空間部、24……多翼フアン(第1の冷却
フアン)、26……カウンタウエイト、27……
遠心フアン(第2の冷却フアン)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸受部と円筒部とからなり、該円筒部の軸方向
    中間位置に径方向内側に延びる環状の延伸部が形
    成されたケーシングと、該ケーシングの軸受部内
    に軸受を介して回転自在に軸支され、先端が円筒
    部内に位置してクランク軸となつた駆動軸と、鏡
    板の前面側にうず巻状ラツプ部が形成されると共
    に背面側中央にボス部が形成され、該ボス部内に
    設けられた旋回軸受を介して前記クランク軸に旋
    回自在に軸支された旋回スクロールと、前記ケー
    シングの円筒部側端面に固着され、鏡板に該旋回
    スクロールのラツプ部と重なり合うラツプ部が形
    成されると共に、吸込ポート、吐出ポートが形成
    された固定スクロールと、前記ケーシングの円筒
    部先端側、基端側にそれぞれ設けられた冷却空気
    の吸気口、排気口と、前記ケーシングの延伸部に
    穿設された通気穴を介して該吸気口と排気口を連
    通するように、ケーシングに形成された第1の冷
    却風通路と、該第1の冷却風通路から分岐し、前
    記ケーシングの延伸部前面と旋回スクロールの鏡
    板背面との間の隙間状空間部、該延伸部の内径側
    端面と旋回スクロールのボス部外周面との間の環
    状空間部を含んで形成された第2の冷却風通路
    と、前記ケーシング外に位置して前記駆動軸に設
    けられ、冷却空気を前記排気口から排気する第1
    の冷却フアンと、前記吸気口からの冷却空気を前
    記第2の冷却風通路内に流通させるため、前記ケ
    ーシング内に位置して駆動軸に設けられた第2の
    冷却フアンとから構成してなる無給油式スクロー
    ル圧縮機。
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