JP2014196691A - 旋回スクロール体およびそれを用いたスクロール流体機械 - Google Patents
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【課題】旋回スクロール体を支持するための軸受部材を、別工程で製造し、マスキングなどの前処理を不要とした、旋回スクロール体およびそれを用いたスクロール流体機械を提供する。
【解決手段】ハウジング3に固定された固定スクロール体7と、固定スクロール体7に対して旋回可能に噛合うことで、圧縮空間を移動可能に形成する旋回スクロール体6と、旋回スクロール体6を偏心軸9aを介して軸着する駆動軸9と、旋回スクロール体6を自転防止可能に支持するピンクランク軸受11とを具備する片持ち式のスクロール流体機械において、旋回スクロール体6は、駆動軸9を、偏心軸9aを介して軸着するための軸受部材10を具備し、軸受部材10は、旋回スクロール体6と着脱可能に構成されていることを特徴とする。
【選択図】図4
【解決手段】ハウジング3に固定された固定スクロール体7と、固定スクロール体7に対して旋回可能に噛合うことで、圧縮空間を移動可能に形成する旋回スクロール体6と、旋回スクロール体6を偏心軸9aを介して軸着する駆動軸9と、旋回スクロール体6を自転防止可能に支持するピンクランク軸受11とを具備する片持ち式のスクロール流体機械において、旋回スクロール体6は、駆動軸9を、偏心軸9aを介して軸着するための軸受部材10を具備し、軸受部材10は、旋回スクロール体6と着脱可能に構成されていることを特徴とする。
【選択図】図4
Description
本発明は、スクロール流体機械に関し、特には、旋回スクロールを支持する軸受部材を、旋回スクロールとは独立して別部材として製造し、素材の違いからくる組み立て工程時におけるマスキングなどの前処理を不要とした、旋回スクロール体およびそれを用いたスクロール流体機械に関するものである。
従来、この種のスクロール流体機械は小型化を図るために旋回スクロールの渦巻体(ラップ)における基礎円中心を旋回スクロールの端板中心から偏心させている。
またスクロール流体機械には、駆動軸の旋回スクロールを駆動する側の偏心軸部側が、軸受部材を介して支持する片持ち支持の、いわゆる片持ち式のスクロール流体機械がある。
またスクロール流体機械には、駆動軸の旋回スクロールを駆動する側の偏心軸部側が、軸受部材を介して支持する片持ち支持の、いわゆる片持ち式のスクロール流体機械がある。
ところで、従来では、以上のようなスクロール流体機械の製造工程においては、旋回スクロールは、アルミ系材料で成形され、駆動軸の偏心軸部により旋回スクロールを支持するための軸受部材は、旋回スクロールの中心部に一体的に設けるために、耐摩耗性、耐熱性に優れるFC材(ねずみ鋳鉄)を鋳込むようにしていた。
また、旋回スクロールは、硬度と腐食防止を目的としてアルマイトなどの表面処理を施すようにしている。そのため、軸受部材を設けるためにFC材(ねずみ鋳鉄)を鋳込み、アルマイトなどの表面処理を施す際、軸受部材側にマスキング処理をして、アルマイトの表面処理液が浸食しないようにしている。表面処理液が浸食した場合には、スクロール部材一式が使用不可能となるからである。
また、旋回スクロールは、硬度と腐食防止を目的としてアルマイトなどの表面処理を施すようにしている。そのため、軸受部材を設けるためにFC材(ねずみ鋳鉄)を鋳込み、アルマイトなどの表面処理を施す際、軸受部材側にマスキング処理をして、アルマイトの表面処理液が浸食しないようにしている。表面処理液が浸食した場合には、スクロール部材一式が使用不可能となるからである。
一方、特許文献1では、スクロール圧縮機の製造方法において、固定スクロールの締結面と軸受の締結面とが、レーザ溶接によって溶接することが記載されている。また、固定スクロールと旋回スクロールとを異材料によって構成し、旋回スクロールに表面処理(ここではセラミックコーティング)を施すことが記載されている。
しかしながら、特許文献1では、旋回スクロール自体の製造については表面処理を施すことが開示されているだけであり、その他、詳細な製造方法については何ら開示されてはいない。
前述しているように、スクロール流体機械においては、旋回スクロールの製造工程において、旋回スクロールと軸受部とを一体的に組み込むために、マスキング処理など前処理が必要となり、製造工程の改善が検討されていた。
本発明は、以上のような課題を解決するために提案されたものであって、旋回スクロールの製造工程において、旋回スクロールを支持するための軸受部を、別工程で製造し、マスキングなどの前処理を不要とした、旋回スクロール体およびそれを用いたスクロール流体機械を提供することを目的とする。
前述しているように、スクロール流体機械においては、旋回スクロールの製造工程において、旋回スクロールと軸受部とを一体的に組み込むために、マスキング処理など前処理が必要となり、製造工程の改善が検討されていた。
本発明は、以上のような課題を解決するために提案されたものであって、旋回スクロールの製造工程において、旋回スクロールを支持するための軸受部を、別工程で製造し、マスキングなどの前処理を不要とした、旋回スクロール体およびそれを用いたスクロール流体機械を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1にかかる本発明では、端板と該端板に設けられた渦巻き状の旋回ラップと具備するスクロール流体機械における旋回スクロール体であって、端板の背面に、駆動軸の偏心軸を軸着するための軸受部材を設け、軸受部材は、端板と着脱可能に設けられている、ことを特徴とする。
これにより、旋回スクロールを支持するための軸受部材を、別工程で製造するので、旋回スクロールと軸受部材とを一体で製造するときのように、マスキングなどの前処理が不要となる。また、消耗した場合、容易に軸受部材を交換することができる。
さらに、請求項2にかかる本発明では、ハウジングに固定された固定スクロール体と、固定スクロール体に対して旋回可能に噛合うことで、圧縮空間を移動可能に形成する旋回スクロール体と、旋回スクロール体を偏心軸を介して軸着する駆動軸と、旋回スクロール体を自転防止可能に支持するピンクランク軸受とを具備する片持ち式のスクロール流体機械において、旋回スクロール体は、駆動軸を、偏心軸を介して軸着するための軸受部材を具備し、軸受部材は、旋回スクロール体と着脱可能に構成されていることを特徴とする。
これにより、使用によって軸受部材が消耗しても、軸受部材は旋回スクロール体と着脱可能に構成されているので、軸受部材を容易に交換することができる。
本発明によれば、旋回スクロールを支持するための軸受部を、別工程で製造し、旋回スクロールと軸受部材とを一体で製造するときのようなマスキングなどの前処理を不要とした、旋回スクロール体およびそれを用いたスクロール流体機械を提供することができる。
以下、本発明にかかる旋回スクロール体およびそれを用いたスクロール流体機械についての実施形態を挙げ、添付された図面に基づいて、詳細に説明する。
図1に、本発明にかかるスクロール流体機械1の実施形態の一例を断面的に示す。このスクロール流体機械1は、駆動軸の旋回スクロール体を駆動する側の偏心軸部側が、軸受部材を介して支持する片持ち支持の、いわゆる片持ち式のスクロール流体機械を構成している。
図1に、本発明にかかるスクロール流体機械1の実施形態の一例を断面的に示す。このスクロール流体機械1は、駆動軸の旋回スクロール体を駆動する側の偏心軸部側が、軸受部材を介して支持する片持ち支持の、いわゆる片持ち式のスクロール流体機械を構成している。
かかるスクロール流体機械1について概略説明すると、スクロール流体機械1は、図中、x軸方向左端側を開口した第1ハウジング2と、第1ハウジング2にx軸方向に連設され、第1ハウジング2に比較してy方向の寸法を大とした第2ハウジング3とを有する。第1ハウジング2内には、x軸方向左端側の開口の中心をx軸方向に沿う中心軸x1に同心的に配置した第3ハウジング4を有する。
第3ハウジング4内には、中心軸x1を回転中心とするファン5が配設される。また、第2ハウジング3内には、旋回スクロール体6と固定スクロール体7とが配設される。固定スクロール体7は第2ハウジング3、第3ハウジング4に固定される。また固定スクロール体7は、後述するが旋回スクロール体6と固定スクロール体7とを連結するピンクランク軸受におけるベアリング押さえ部材13を介して第3ハウジング4に固定される。
なお、第2ハウジング3には、冷却空気を取り入れるための複数の取入れ口3in(後述)、第1ハウジング2と第3ハウジング4には、冷却通路が設けられる。
なお、第2ハウジング3には、冷却空気を取り入れるための複数の取入れ口3in(後述)、第1ハウジング2と第3ハウジング4には、冷却通路が設けられる。
旋回スクロール体6と固定スクロール体7とは、それぞれ端板6a、7aと、端板6a、7aに設けた渦巻き状の旋回ラップ6r、固定ラップ7rとを有する。
旋回スクロール体6の旋回ラップ6rは、端板6a上に突設され、固定スクロール体7側の固定ラップ7rは、端板7aが旋回ラップ6rの高さ分、渦巻き溝状に彫り込まれて形成されている。
旋回スクロール体6の旋回ラップ6rは、端板6a上に突設され、固定スクロール体7側の固定ラップ7rは、端板7aが旋回ラップ6rの高さ分、渦巻き溝状に彫り込まれて形成されている。
ここで、旋回スクロール体6と固定スクロール体7とは、アルミ系材料で成形され、さらに、表面には、硬度確保、耐摩耗性と腐食防止を目的としてアルマイトなどの表面処理が施されている。アルマイトは、アルミニウムの陽極酸化被膜をいい、アルマイトの表面処理とは、希硫酸やシュウ酸(蓚酸)などを処理浴に用いて、アルミニウムを陽極として電気分解することにより、アルミニウムの表面を電気化学的に酸化させ、酸化アルミニウムAl2O3の皮膜を生成させる処理をいう。
以上のような構造により、旋回スクロール体6と固定スクロール体7とは、旋回スクロール体6の端板6a上の旋回ラップ6rが、固定スクロール体7の端板7aに彫り込まれた渦巻き溝に係合し、旋回ラップ6rと固定ラップ7rとが互いに噛合う状態で、それぞれの端板6a、7aの摺擦面がy方向に指向するように配設される。そして、旋回ラップ6rと固定ラップ7rとが互いに噛合うことで、三日月状の圧縮空間Sを形成している。なお、旋回ラップ6rと固定ラップ7rとは、対向する端板6a、7aと接触する先端にチップシール6rs、7rsが嵌着されている。圧縮空間Sには、外側の箇所から圧縮流体が導入されるように導入口(図示省略)が連通され、中央の圧縮空間Sには、所定圧の圧縮流体として吐出するように、吐出口8が連通されている。
また、旋回スクロール体6と固定スクロール体7とは、互いに摺擦する端板6a、7aの外周近傍の複数箇所(ここでは3か所)に、ピンクランク軸受11が配設されている。
ピンクランク軸受11は、固定スクロール体7側の端板7aにころ軸受12を介して軸着した第1軸11aと、旋回スクロール体6側の端板6aにころ軸受12を介して軸着され、第1軸11aの軸心に対して軸心をL偏心させた第2軸11bとを具備する。また、ピンクランク軸受11は、第2ハウジング3にベアリング押さえ部材13を介して固定される。
ピンクランク軸受11は、固定スクロール体7側の端板7aにころ軸受12を介して軸着した第1軸11aと、旋回スクロール体6側の端板6aにころ軸受12を介して軸着され、第1軸11aの軸心に対して軸心をL偏心させた第2軸11bとを具備する。また、ピンクランク軸受11は、第2ハウジング3にベアリング押さえ部材13を介して固定される。
さらに、以上のような旋回スクロール体6は、第3ハウジング4およびファン5を貫いてx1軸に沿って挿通された駆動軸9の先端偏心軸9aに、軸受部材10を介して接続されている。偏心軸9aは、軸心x2が、x1軸に対してL偏心している。なお、駆動軸9は、図示しない駆動モータの出力軸に接続される(図2参照)。
また、旋回スクロール体6には、端板6aの背面側には、冷却フィンf6が設けられている(図3参照)。なお、固定スクロール体7側にも冷却フィンf7が設けられている。
また、旋回スクロール体6には、端板6aの背面側には、冷却フィンf6が設けられている(図3参照)。なお、固定スクロール体7側にも冷却フィンf7が設けられている。
次に、旋回スクロール体6に駆動軸9を接続するための軸受部材10を説明する。
軸受部材10は、旋回スクロール体6の端板6aに着脱可能に構成され、旋回スクロール体6とは、別工程で製造後に、組付け工程で、旋回スクロール体6の端板6aに組付けられる(図4参照)。
軸受部材10は、ナット状のボス10a内に、ころ軸受内輪部材10bとオイルシール受け10cとオイルシール10dと円筒ころ10eところ軸受外輪部材10fとで構成され、ころ軸受内輪部材10b内に駆動軸9の偏心軸9aを軸着するようになっている。
ボス10aは外周部に旋回スクロール体6の端板6aに例えば六角ボルトBで軸止めするためのボルト挿通部10gが3か所設けられている(図5参照)。
このように軸受部材10は、駆動軸9の偏心軸9aを軸着するものであるから、特に、ボスは、周知の耐久性、耐摩耗性に優れるFC材で構成することが好ましい。
軸受部材10は、旋回スクロール体6の端板6aに着脱可能に構成され、旋回スクロール体6とは、別工程で製造後に、組付け工程で、旋回スクロール体6の端板6aに組付けられる(図4参照)。
軸受部材10は、ナット状のボス10a内に、ころ軸受内輪部材10bとオイルシール受け10cとオイルシール10dと円筒ころ10eところ軸受外輪部材10fとで構成され、ころ軸受内輪部材10b内に駆動軸9の偏心軸9aを軸着するようになっている。
ボス10aは外周部に旋回スクロール体6の端板6aに例えば六角ボルトBで軸止めするためのボルト挿通部10gが3か所設けられている(図5参照)。
このように軸受部材10は、駆動軸9の偏心軸9aを軸着するものであるから、特に、ボスは、周知の耐久性、耐摩耗性に優れるFC材で構成することが好ましい。
以上のような組み立て構造の旋回スクロール体6を備えたスクロール流体機械1において、
スクロール流体機械1の製造工程において、旋回スクロール体6や固定スクロール体7は、アルミ材料で成形加工することができる。そして、旋回スクロール体6には、硬度確保と腐食防止を目的としてアルマイトなどの表面処理を施すようにする。
スクロール流体機械1の製造工程において、旋回スクロール体6や固定スクロール体7は、アルミ材料で成形加工することができる。そして、旋回スクロール体6には、硬度確保と腐食防止を目的としてアルマイトなどの表面処理を施すようにする。
希硫酸やシュウ酸(蓚酸)などを処理浴から、表面処理を施した旋回スクロール体6を取り出して、希硫酸やシュウ酸(蓚酸)などの処理液を旋回スクロール体6から洗浄などによって取り除いた後、旋回スクロール体6の端板6aの中央部位に、別工程で組立て完了した軸受部材10を組付ける工程に入る。
軸受部材10において、ナット状のボス10a内に、ころ軸受内輪部材10bとオイルシール受け10cとオイルシール10dと円筒ころ10eところ軸受外輪部材10fが組み付けられており、旋回スクロール体6の端板6aの中央部位に、ボス10aの外周部に3か所設けられたボルト挿通部10gを介して六角ボルトBで軸止めすることができる(図4、図3参照)。
以上のようにして組み立てられた旋回スクロール体6に対し、駆動軸9を組み付ける際、旋回スクロール体6の軸受部材10のボス10a内に、オイルシール受け10cところ軸受内輪部材10bとを介して駆動軸9先端の偏心軸9aを圧入して、組み立てることができる(図2参照)。
そして、旋回スクロール体6を固定スクロール体7に組み付ける際は、それぞれの端板6a、7aにピンクランク軸受11を介して、旋回ラップ6rと固定ラップ7rとが互いに噛合う状態で一体的に旋回スクロール体6と固定スクロール体7とを組み立てることができる。
その他、所定の組立て順序に沿って、その他の部品と共に、第1ハウジング2、第2ハウジング3、第3ハウジング4に組み付けてスクロール流体機械1のユニットとして組み立てを完了させることができる(図1参照)。
その他、所定の組立て順序に沿って、その他の部品と共に、第1ハウジング2、第2ハウジング3、第3ハウジング4に組み付けてスクロール流体機械1のユニットとして組み立てを完了させることができる(図1参照)。
以上のように、スクロール流体機械1の製造工程において、旋回スクロール体6を支持するための軸受部材10を、別工程で製造するので、旋回スクロール体6と軸受部材10とを一体で製造するときのように、マスキングなどの前処理が不要となる。また、消耗した場合、六角ボルトBを操作して、容易に軸受部材10を交換することができる。
以上のように本発明によるスクロール流体機械によれば、旋回スクロール体と、軸受部材とを別体として着脱可能な構成としたので、製造に当たり、アルミ素材を主素材とする旋回スクロール体と軸受部材とを別工程で製造し組み立てる手法を用いることができる。このため、旋回スクロール体と軸受部材とを一括して製造するときのように、マスキングなどの前処理工程は不要となり、前処理工程によるリスクのおそれをなくすことができる。
したがって、片持ち式のスクロール機械だけでなく、あらゆるスクロール流体機械に適用可能となる。
したがって、片持ち式のスクロール機械だけでなく、あらゆるスクロール流体機械に適用可能となる。
1 スクロール流体機械
2 第1ハウジング
3 第2ハウジング
3in 取入れ口
4 第3ハウジング
5 ファン
6 旋回スクロール体
6a、7a 端板
6r 旋回ラップ
7 固定スクロール体
7r 固定ラップ
6rs、7rsチップシール
8 吐出口
9 駆動軸
9a 偏心軸
10 軸受部材
10a ボス
10b ころ軸受内輪部材
10c オイルシール受け
10d オイルシール
10e 円筒ころ
10f ころ軸受外輪部材
10g ボルト挿通部
11 ピンクランク軸受
11a 第1軸
11b 第2軸
12 ころ軸受
13 ベアリング押さえ部材
S 圧縮空間
f6、f7 フィン
B 六角ボルト
2 第1ハウジング
3 第2ハウジング
3in 取入れ口
4 第3ハウジング
5 ファン
6 旋回スクロール体
6a、7a 端板
6r 旋回ラップ
7 固定スクロール体
7r 固定ラップ
6rs、7rsチップシール
8 吐出口
9 駆動軸
9a 偏心軸
10 軸受部材
10a ボス
10b ころ軸受内輪部材
10c オイルシール受け
10d オイルシール
10e 円筒ころ
10f ころ軸受外輪部材
10g ボルト挿通部
11 ピンクランク軸受
11a 第1軸
11b 第2軸
12 ころ軸受
13 ベアリング押さえ部材
S 圧縮空間
f6、f7 フィン
B 六角ボルト
Claims (2)
- 端板と該端板に設けられた渦巻き状の旋回ラップと具備するスクロール流体機械における旋回スクロール体であって、
前記端板の背面に、駆動軸の偏心軸を軸着するための軸受部材を設け、
該軸受部材は、前記端板と着脱可能に設けられている、ことを特徴とする旋回スクロール体。 - ハウジングに固定された固定スクロール体と、固定スクロール体に対して旋回可能に噛合うことで、圧縮空間を移動可能に形成する旋回スクロール体と、旋回スクロール体を偏心軸を介して軸着する駆動軸と、旋回スクロール体を自転防止可能に支持するピンクランク軸受とを具備する片持ち式のスクロール流体機械において、
前記旋回スクロール体は、前記駆動軸を、前記偏心軸を介して軸着するための軸受部材を具備し、
該軸受部材は、前記旋回スクロール体と着脱可能に構成されていることを特徴とするスクロール流体機械。
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- 2014-03-26 CN CN201410115412.XA patent/CN104074754A/zh active Pending
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170113 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170630 |