JP6755542B1 - ロータリ式シリンダ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケース本体の体格を拡張することなく、高圧流体を効率よく冷却することが可能なロータリシリンダ装置を提供する。【解決手段】ケース本体に回転可能に軸支された入出力軸の回転が内サイクロイドの原理に従い、偏心カムに対して直交配置された複数のピストン組の往復運動に変換され、外部から流体をケース本体内のシリンダ室に吸い込み、圧縮された流体をシリンダ室から吐出するロータリ式シリンダ装置において、複数のピストン組が摺動可能に挿入されるケース本体に組み付けられた複数のシリンダの外周には環状の流路カバーが各々装着されて冷却媒体が環状に流れる冷却流路8aが形成されており、ケース本体には、流入口より取り込まれた冷却媒体を少なくとも一のシリンダ外周に設けられた冷却流路を通過させて流出口より排出される冷却構造を備えた。【選択図】図10

Description

本開示は、入出力軸の回転運動をシリンダ内のピストンの直線往復運動に変換するロータリ式シリンダ装置に関する。
例えば容積型の流体圧縮機においては、往復動型、スクロール型、ロータリ型、ダイヤフラム型、ベーン型等様々な圧縮機が用いられる。これらは、外気をシリンダ内の空気圧縮部に吸い込んで圧縮し、圧縮空気を装置外部に吐出するようになっている。
流体圧縮機において、シリンダ室内の流体を圧縮するとき周辺部が発熱して高温となる。このため、シリンダの外部には冷却フィンが設けられ、冷媒配管を巻き付けることで圧縮空気を冷却するようにしている(特許文献1:特開2004−300945号公報参照)。
また、圧縮機の体格を大きくすることなく、吐出流体の冷却機能を向上させるため、吐出室に吐出された空気を冷却して圧力変動を緩和するインタクーラーコアを設けた圧縮機も提案されている(特許文献2:特開2015−21384号公報参照)。
特開2004−300945号公報 特開2015−21384号公報
上述した各方式の圧縮機においては、シリンダ外に冷却フィンや冷媒配管を設けたり(特許文献1)、吐出室にインタクーラーコアを設けたりするため(特許文献2)、高圧流体を冷却するための冷却装置が大掛かりであり、装置の設置面積が大きくなり、冷却効率も低下する。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、ケース本体の体格を拡張することなく、高圧流体を効率よく冷却することが可能な小型のロータリ式シリンダ装置を提供することにある。
以下に述べるいくつかの実施形態に適用される本発明は、少なくとも次の構成を備える。ケース本体に回転可能に軸支された入出力軸の回転が内サイクロイドの原理に従い、偏心カムに対して直交配置された複数のピストン組の往復運動に変換され、外部から流体を前記ケース本体内のシリンダ室に吸い込み、圧縮された流体をシリンダ室から吐出するロータリ式シリンダ装置であって、前記複数のピストン組が摺動可能に挿入される前記ケース本体に組み付けられた複数のシリンダの外周には環状の流路カバーが各々装着されて冷却媒体が環状に流れる冷却流路が形成されており、前記ケース本体は第一ケース及び第二ケースを組み合わせて構成され、前記複数のシリンダの外周に各々設けられた冷却流路と前記第一ケースに設けられた第一連絡流路及び前記第二ケースに設けられた第二連絡流路が各々並列接続されており、前記第一ケースの流入口より取り込まれた冷却媒体が、前記第一連絡流路を介して並列接続された前記複数のシリンダ外周の前記冷却流路を通じて前記第二連絡流路に導かれ、前記第二ケースに設けられた流出口より排出される冷却構造を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、ケース本体には、流入口より取り込まれた冷却媒体を少なくとも一のシリンダ外周に設けられた冷却流路を通過させて流出口より排出される冷却構造を備えたので、装置本体の設置面積を増やすことなく冷却構造を設けることができ、しかも冷却媒体をシリンダ外周に周回して設けられた冷却流路を通過させることで冷却効率も向上する。
また、第一ケースの流入口より流入した冷却媒体は第一連絡流路から複数のシリンダ外周の冷却流路を並列に流れて第二連絡流路を介して流出口より排出されるので、冷却媒体のケース本体に流入してから排出されるまでの流路が短く効率よく冷却することができる。この場合、ケース本体内に冷却媒体の流れを考慮すると、第一ケースを下方にして第二ケースを上方となるように配置して使用することが冷却効率を高めるうえでも好ましい。
ケース本体に回転可能に軸支された入出力軸の回転が内サイクロイドの原理に従い、偏心カムに対して直交配置された複数のピストン組の往復運動に変換され、外部から流体を前記ケース本体内のシリンダ室に吸い込み、圧縮された流体をシリンダ室から吐出するロータリ式シリンダ装置であって、前記複数のピストン組が摺動可能に挿入される前記ケース本体の四方側面に組み付けられたシリンダの外周には環状の流路カバーが各々装着されて冷却媒体が環状に流れる冷却流路が形成されており、前記ケース本体は第一ケース及び第二ケースを組み合わせて構成され、前記第一ケースに設けられた第一連絡流路又は前記第二ケースに設けられた第二連絡流路を介して前記複数のシリンダの外周に各々設けられた冷却流路どうしが互いに直列接続されており、前記第一ケース若しくは第二ケースのいずれかに設けられた流入口より取り込まれた冷却媒体が、直列接続された前記複数のシリンダ外周の前記冷却流路を少なくとも半周分通過して前記第一ケース若しくは第二ケースのいずれかに設けられた流出口より排出される冷却構造を備えたことを特徴とする。
これにより、ケース本体の四方側面に組み付けられたシリンダ外周の冷却流路どうしが第一連絡流路又は第二連絡流路を介して直列接続されているので、第一ケース又は第二ケースに設けられた流入口より流入した冷却媒体は流出口から排出されるまでに必ずすべてのシリンダ外周に設けられた冷却通路を少なくとも半周分通過するため、ケース本体内の高圧流体を確実に冷却することができる。この場合、冷却媒体の流れは、ケース本体の設置姿勢に影響されないため、本装置の組み付けの自由度は向上する。
前記複数のシリンダの開口部を各々閉止するシリンダヘッドを覆うシリンダカバーは放熱部材が用いられてもよい。
これにより、ケース本体及びシリンダ外周を循環する冷却媒体と共にシリンダカバーを通じて熱放散性を高めて冷却効率を向上することができる。
ケース本体の体格を拡張することなく、高圧流体を効率よく冷却することが可能なロータリシリンダ装置を提供することができる。
ロータリ式シリンダ装置の斜視図である。 図1のロータリ式シリンダ装置の正面図、矢印X−X断面図、シリンダ部の拡大断面図である。 図1のロータリ式シリンダ装置の分解斜視図である。 図1のロータリ式シリンダ装置軸方向断面図及びケース本体の部分拡大断面図である。 図1のロータリ式シリンダ装置の平面図、矢印Z−Z方向断面図、シリンダ回収流路の説明図である。 図1のロータリ式シリンダ装置の正面図及び矢印P−P方向断面図である。 他例に係るロータリ式シリンダ装置の斜視図である。 図7のロータリ式シリンダ装置の正面図及び矢印Q−Q方向断面図である。 図7のロータリ式シリンダ装置のシリンダ及び回転機構部を取り外した状態の正面図、斜視図、矢印S−S方向断面図、矢印R−R方向断面図である。 第一ケース及び第二ケースの平面図及び図1のロータリ式シリンダ装置の冷却液の流路を示す説明図、並びに第一ケース及び第二ケースの平面図及び図7のロータリ式シリンダ装置の冷却液の流路を示す説明図である。 シリンダのケース本体への組み付け側正面図、矢印Y−Y方向断面図である。 シリンダ外周の流路カバーの一部破断正面図、左側面図、右側面図である。 シリンダヘッド部(部品単体)の正面図、矢印Y−Y方向断面図、背面図、矢印X−X方向断面図である。 ヘッドカバーの正面図、右側面図、底面図、斜視図である。 入出力軸を中心とする第一クランク軸の回転軌道、第一クランク軸を中心とする第二クランク軸の回転軌道及び両頭ピストン組の直線往復運動の関係を示す模式図である。
以下、発明を実施するための一実施形態について添付図面に基づいて詳細に説明する。先ず、図1乃至図15を参照して一例として流体ポンプに用いられるロータリ式シリンダ装置を中心として説明する。ロータリ式シリンダ装置は、シリンダに対するピストンの直線往復運動と入出力軸の回転運動とが相互に変換されて入出力される装置を想定している。具体的には、モータ等の駆動源により回転駆動される入出力軸の回転を内サイクロイドの原理に従い、偏心カムに対して直交配置された一対の両頭ピストン組の往復運動に変換されるロータリ式シリンダ装置を備えている。
以下では、外部から空気を吸入し圧縮して吐出する圧縮機を例示して説明するものとする。図1に示すように、ケース本体1は、第一ケース4と第二ケース5を組み合わせて形成されている。ケース本体1(第二ケース5)にはエアインポート用継手2aが接続されており、外部からエアがケース本体1内のシリンダ室に吸い込まれる。また、ケース本体1(第一ケース4)にはエアアウトポート用継手2bが接続されており、圧縮された空気がシリンダ室から吐出される。尚、ケース本体1内のエア流路については本願発明の要部ではないため説明を省略する。
ケース本体1には、後述するように、冷却用インポート継手3a(流入口)より冷却媒体を取り込んで、少なくとも一のシリンダ外周に設けられた冷却流路を通過して冷却用アウトポート継手3b(流出口)より排出される冷却構造を備えている。冷却用インポート継手3a(流入口)及び冷却用アウトポート継手3b(流出口)は、図示しない冷却媒体の循環システムと配管接続されている。冷却媒体の循環システムより冷却媒体が冷却用インポート継手3aを通じてケース本体1内に送り込まれる。ケース本体1から、冷却用アウトポート継手3bを通じて冷却媒体が冷却媒体の循環システムに送り出される。冷却媒体は、比較的比熱の大きい不凍液、水、油等が用途に応じて用いられる。また、冷却媒体の循環システムは、外部送液ポンプ、熱交換器(ラジエータ)などが設けられていてもよいし、或いは水道水等の流体圧を利用してバルブの開閉により冷却用インポート継手3a(流入口)からケース本体1内を送液して冷却用アウトポート継手3b(流出口)から排出するものであってもよい。
ここで、ケース本体1内に収容されたロータリ式シリンダ装置の構成について図3及び図4Aを参照して説明する。図4Aにおいて、ケース本体1は第一ケース4と第二ケース5とを組み合わせて構成され(図1参照)、ケース本体1に入出力軸が各々回転可能に軸支されている。入出力軸は、第一入出力軸6aと第二入出力軸6bに分割されて設けられている。第一ケース4と第二ケース5とは、固定ねじ7a,7b(図3参照)を四隅に設けられたねじ孔4a,5aに各々組み付けられるガイド軸28の軸端に設けられたねじ孔に各々嵌合させて一体に組み付けられる。第一入出力軸6aと第二入出力軸6b軸端は、第一ケース4及び第二ケース5の端面に設けられた貫通孔より各々露出して支持されている。
円筒状のシリンダ8は、ケース本体1の4側面に対向配置される。本実施形態ではケース本体1の各側面に第一ケース4と第二ケース5に挟み込まれて保持される。また、ケース本体1の4側面に設けられるシリンダ8の開口は、シリンダヘッド部9及びヘッドカバー10により各々閉止される。各シリンダヘッド部9は、ヘッドカバー10と共にケース本体1(第一ケース4及び第二ケース5)の側面に対して固定ねじ11でねじ止め固定される(図3参照)。
図3に示すように、第一ケース4の内面(図3上面)には径方向内側よりOリング12a及びOリング12bが環状に形成された第一環状流路4b(第一連絡通路)の両側に配置され、第一環状流路カバー13aが固定ねじ4iにより固定されて第一環状流路4bが閉止されている(図4A参照)。また、第一ケース4の外面(図3下面)には、第一端面カバー4cが固定ねじ4d(図示せず)によりねじ止め固定され圧縮空気の流路が形成される。
同様に第二ケース5の内面(図3下面)には径方向内側よりOリング12a及びOリング12bが環状に形成された第二環状流路5b(第二連絡通路)の両側に配置され、第二環状流路カバー13bが固定ねじ5iにより固定されて第二環状流路5bが閉止されている(図4B参照)。また、第二ケース5の端面(図3上面)には、第二端面カバー5cが固定ねじ5dによりねじ止め固定され圧縮空気の流路が形成される。
図4Aに示すように、第一ケース4には、第一軸受14aを介して第一入出力軸6aが回転可能に軸支されている。第二ケース5には、第一軸受14bを介して第二入出力軸6bが回転可能に軸支されている。第一入出力軸6aは第一バランスウェイト15aと一体に組み付けられている。また、第二入出力軸6bは第二バランスウェイト15bと一体に組み付けられている。第一,第二バランスウェイト15a,15bは、後述する第一クランク軸16及びピストンユニットPを含む入出力軸(第一入出力軸6a,第二入出力軸6b)を中心とした回転部品間の質量バランス(静バランス)をとるために設けられている。
図4Aにおいて、第一クランク軸16は、第一,第二入出力軸6a,6bの軸心に対して偏心して設けられている。具体的には第一クランク軸16の一端(図4A下端)は、第一バランスウェイト15aに嵌め込まれてピン17aを挿入された状態で固定ねじ17bにより一体にねじ止め固定される。同様に第一クランク軸16の他端(図4A上端)は、第二バランスウェイト15bに嵌め込まれてピン17cを挿入された状態で固定ねじ17dにより一体にねじ止め固定される。
図4Aに示すように第一クランク軸16を中心に相対回転可能な筒状の偏心カム18、該偏心カム18に対して第一ピストン組19及び第二ピストン組20(以下、これらを「ピストンユニットP」という)が相対回転可能に組み付けられる。尚、ピストン組とは、ピストン単体のピストンヘッド部にシールカップ及びシールカップ押さえ部材やピストンリングなどのシール材が一体に組み付けられたものを言う。
偏心カム18には回転中心となる第一クランク軸16が挿通する筒孔18aに対して偏心したカム部18bが軸心方向両側に各々連続して形成されている。カム部18bの軸心は、第二クランク軸(図15:24a,24b参照)と一致するようになっている。第一クランク軸16の両側には軸受ホルダ21a,21bが圧入されるか或いは筒孔壁に接着されて組み付けられる。軸受ホルダ21a,21b内には第二軸受22a,22bが収納され、偏心カム18の両端部に対して内輪接着により各々組み付けられている。第二軸受22a、22bは、偏心カム18を第一クランク軸16に対して相対的に回転可能に支持する。第一クランク軸16は、偏心カム18の相対回転の中心となる。
本実施形態では、偏心カム18の一対のカム部18bの外周に第三軸受23a,23bを介して第一ピストン組19及び第二ピストン組20が相対回転可能に互いに交差配置(直交配置)されている。このため、第二クランク軸は、第一クランク軸16を中心として180度位相がずれた位置に各々存在する。偏心カム18は、例えばステンレススチール系の金属材が用いられ、MIM(メタルインジェクションモールド)により一体成形される。
上述したピストンユニットPにおいて、第一入出力軸6a,第二入出力軸6bと第一クランク軸16の軸心間を連結する部位(第一バランスウェイト15a、第二バランスウェイト15b)が第一クランクアームとなる。また、第一クランク軸16と第二クランク軸(カム部18bの軸心)の軸心間を連結する部位が第二クランクアームとなる。
ここで、入出力軸(第一入出力軸6a,第二入出力軸6b)を中心とする第一クランク軸16、第二クランク軸24a,24bの回転運動と複数のピストン組の直線往復運動(内サイクロイド運動)の原理の概要について図15A〜図15Dを参照して説明する。図15A〜図15Dは、中心Oに存在する第一入出力軸6a,第二入出力軸6bの回転にしたがって第一クランク軸16が反時計回り方向に90°ずつ回転した状態を模式的に示したものである。第一入出力軸6a,第二入出力軸6bの回転により第一クランク軸16が中心O(第一入出力軸6a,第二入出力軸6b)の周りを回転すると、第二クランク軸24a,24bは仮想円25の転がり円26の直径R1上を往復移動し、第二クランク軸24a,24bは転がり円26の直径R2上を往復移動する。
即ち、第一入出力軸6a及び第二入出力軸6bの軸心(中心O)を中心とした半径rの反時計回り方向の回転軌道27に沿った第一クランク軸16及び偏心カム18(図4A参照)の回転運動に伴い、第二クランク軸24a,24bを軸心に有する偏心カム18と連繋するピストン組のうち、第一ピストン組19が第三軸受23a(図4A参照)を介して相対的に回転しながら半径2Rの転がり円26(軸心Oを中心とする同心円)の直径R1上で往復動を繰り返し、第二ピストン組20が第三軸受23b(図4A参照)を介して相対的に回転しながら半径2Rの転がり円26の直径R2上で往復運動を繰り返すことになる。実際の装置では、偏心カム18は第一クランク軸16を中心に第二軸受22a,22bを介して相対回転し、第一ピストン組19及び第二ピストン組20は第三軸受23a,23bを介して相対回転しながら直交配置されたシリンダ8内を往復運動する。
以上の構成により、入出力軸の軸心(中心O)と第一クランク軸16を結ぶ第一クランクアームの回転半径をR、第一クランク軸16と第二クランク軸24a,24bを結ぶ第二クランクアームの長さがカム部18bの回転半径Rとなるように設定することで、第一クランク軸16を中心として偏心カム18及び第一,第二ピストン組19,20(ピストンユニットP)を軸方向及び径方向にケース本体1内にコンパクトに組み付けることができる(図3参照)。
図2Bにおいて、第一,第二ピストン本体19a,20aの長手方向両端部には、第一ピストンヘッド部19b,第二ピストンヘッド部20bが形成されている。第一ピストンヘッド部19b,第二ピストンヘッド部20bには、リング状のシールカップ19c,20c、シールカップ押さえ部材19d,20d(図3参照)が各々固定ねじにより組み付けられている。シールカップ19c,20cは、オイルフリーのシール材(例えばPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)樹脂材等)が用いられる。
図2Bにおいて、第一ケース4に設けられたボス部のボス孔には、入出力軸(第一入出力軸6a、第二入出力軸6b)と平行に配置されたガイド軸28が4か所に各々嵌め込まれている。各ガイド軸28には、第一ピストン本体19aの側圧を受ける第一ガイド軸受29と第二ピストン本体20aの側圧を受ける第二ガイド軸受30とが軸方向に離間させて同軸に組み付けられている。図3に示すように、各ガイド軸28は、ケース本体1内で第一ピストン本体19aと第二ピストン本体20aが交差するコーナー部において両軸端部を保持され、第一ガイド軸受29が第一ピストン本体19aの両側部に当接し、第二ガイド軸受30が第二ピストン本体20aの両側部に各々当接して組み付けられる。
図13A〜Dに、シリンダヘッド部9(部品単体図;図3参照)の一例を示す。シリンダヘッド部9には、シリンダ8のシリンダ室31(図2B参照)内に空気を吸引する吸込み流路及び空気を吐出する吐出流路が各々形成されている。尚、ケース本体1内の詳細な空気流路については、説明を省略する。シリンダベッド部9は第一ケース4側の流路とOリング12cを介して装着される(図3参照)。
図13A,B,Dに示すように、シリンダヘッド部9の一端側(図13B左端側)には凹溝9eが周回して設けられている。この凹溝9eにはOリング12d(図3参照)が嵌め込まれ、Oリング12dはシリンダヘッド部9とヘッドカバー10(図15参照)と挟み込まれて装着される(図3参照)。図14A〜Dに示すように、ヘッドカバー10は、6か所に設けられたねじ孔10aに固定ねじ11を挿入されてケース本体1の壁面にねじ嵌合により固定される(図3参照)。このヘッドカバー10を例えばアルミ板等の金属板を用いることで放熱板として利用することもできる。またヘッドカバー10は、金属板を折り曲げることで表面積を稼いで、熱放散性を高めることができる。
次にケース本体1の冷却構造について説明する。
図2Bにおいて、シリンダ8の外周には冷却流路8aが周回して設けられている。図11A,Bに示すように4か所に設けられるシリンダ8は筒体状に形成され、外周面に外方に突出した突条部8b,8cが周回して設けられている。この突条部8b,8c間に形成された凹溝部8dが冷却流路8aとして利用される。図2Cに示すように、シリンダ8の外周には凹溝部8dを覆う環状の流路カバー32が嵌め込まれる。これにより凹溝部8dが密閉された冷却流路8aとなる。流路カバー32は例えば、樹脂によりモールド成形されたものを用いてもよいが、環状の金属部材を用いてもよい。
図12A〜Cにおいて、流路カバー32は、環状に形成された径方向に対向する部位に外径が大きくなるような一対の突部32a,32bが形成されている。突部32aには冷却媒体の冷却流路8aへの流入口32cが設けられ、突部32bには冷却媒体の冷却流路8aからの流出口32dが設けられている。流入口32cは第一ケース4の第一環状流路4bとOリング12eを介して連通し、流出口32dは第二ケース5の第二環状流路5bとOリング12eを介して連通している(図3,図6B参照)。尚、流路カバー32において流入口32cと流出口32dは点対称位置となるように配置されている(図5B,C,図12C参照)。
図2Cに示すように、流路カバー32は、シリンダ8の外周(突条部8b)との間にOリング12fが挟み込まれてシールされる。また、各シリンダ8の開口部はシリンダヘッド部9が組み付けられて閉止され、シリンダ室31が形成される。シリンダヘッド部9と流路カバー32との間にOリング12gが挟み込まれてシールされ、シリンダ8とシリンダヘッド部9との間にOリング12hが挟み込まれてシールされる。流路カバー32のシリンダヘッド部9と重なり合う端部には、Oリング12gが嵌め込まれる周溝32eが形成されている(図12A,B参照)。
図6A,Bにおいてケース本体1内の冷却媒体の流れを説明する。図6は第一ケース4の構成を示すがこれと組み合わされる第二ケース5の構成も同様であるので図示を省略している。図6Aに示すように、冷却媒体は、ケース本体1(第一ケース4)に設けられた冷却用インポート継手3aより第一ケース4内に流入する。図6Bにおいて、冷却用インポート継手3aより第一ケース流入路4eを介して環状に形成された第一環状流路4b(図4A,B参照)に流入し、第一環状流路4bから四方に連結する第一ケース流出路4fを介してシリンダ8の外周に設けられた冷却流路8aを周回するように流れる。例えば、図5Cに示すように、冷却媒体は流路カバー32に設けられた流入口32cより冷却流路8aに進入して両側を半周しながらシリンダ8を冷却した後、流出口32dより第二ケース5内へ流出する。冷却媒体は、第二ケース5に設けられた第二ケース流入路5e(図10A参照)を介して環状に形成された第二環状流路5b(図4A,B参照)に流入する。次いで、第二環状流路5bから第二ケース流出路5f(図10A参照))を介して冷却用アウトポート継手3bから流出する(図6A参照)。冷却媒体は、循環機構により再度冷却されてケース本体1に戻すようにしてもよいし、冷却用インポート継手3aがバルブを介して水道に配管接続される場合には、冷却用アウトポート継手3bから流出した水を排水するようにしてもよい。
以上の冷却媒体の流れを図10Aに示す模式図に太線矢印で示すものとし、第一ケース4の第一環状流路4b及び第二ケース5の第二環状流路5bを各々示す平面図と共に示す。この場合、ケース本体1を流れる冷却媒体は、冷却用インポート継手3aが接続された第一ケース4、四面に設けられたシリンダ8(冷却流路8a)、冷却用アウトポート継手3bが接続された第二ケース5の順に複数のシリンダ8の外周を並列に流れる。これにより、第一ケース4の冷却用インポート継手3aより流入した冷却媒体は第一環状流路4bから複数のシリンダ8外周の冷却流路8aを並列に流れて第二環状流路5bを介して冷却用アウトポート継手3bより排出されるので、冷却媒体のケース本体1に流入してから排出されるまでの流路が短く効率よく冷却することができる。この場合、ケース本体1内の冷却媒体の流れを考慮すると、第一ケース4を鉛直方向下方に第二ケース5が鉛直方向上方となるように配置することが、冷却効率を向上させるうえで好ましい。
上記構成によれば、ケース本体1には、冷却用インポート継手3aより第一環状流路4bを介して冷却媒体を取り込んで、少なくとも一のシリンダ8の外周に設けられた冷却流路8aを通過して第二環状流路5bを介して冷却用アウトポート継手3bより排出する冷却構造を備えたので、装置本体の設置面積を増やすことなく冷却構造を設けることができ、しかも冷却媒体をシリンダ8外周に周回して設けられた冷却流路8aを通過させることで冷却効率も向上する。
次にケース本体1の冷却構造の他例について、図7乃至図10Bを参照して説明する。ロータリ式シリンダ装置の構成は同様であるので、同一部材には同一番号を付して説明を援用するものとし、以下冷却媒体の流路の相違を中心に説明する。
図7に示すように、ケース本体1(第二ケース5)にはエアインポート用継手2aが接続されており、外部からエアがケース本体1内のシリンダ室に吸い込まれる。また、ケース本体1(第一ケース4)にはエアアウトポート用継手2bが接続されている点は同様であるが、以下に説明するように冷却媒体の流路が異なっている。
ケース本体1にうち同一の第二ケース5には冷却用インポート継手3a(流入口)及び冷却用アウトポート継手3b(流出口)が各々接続されている。冷却用インポート継手3a(流入口)及び冷却用アウトポート継手3b(流出口)は、図示しない冷却媒体の循環システムと配管接続されている。冷却媒体の循環システムより冷却媒体が冷却用インポート継手3aを通じてケース本体1内に送り込まれる。ケース本体1から、冷却用アウトポート継手3bを通じて冷却媒体が循環システムに送り出されるか、或いは水道水等の流体圧を利用してバルブの開閉により冷却用インポート継手3a(流入口)からケース本体1内を送液して冷却用アウトポート継手3b(流出口)から排出される。
図8及び図9を参照してケース本体1内の冷却媒体の流れを説明する。本実施例はケース本体1を構成する第二ケース5と第一ケース4とで冷却媒体の流路が異なっている。図8B,図9Cは第二ケース5の冷却媒体の流路を示す。図9Dに第一ケース4の冷却媒体の流路を示す。尚、図9Bに示すようにケース本体1のシリンダ8が設けられた4側面をK面、L面、M面、N面として説明する。図9Cは図9Aの矢印S−S方向断面図、図9Dは図9Aの矢印R−R方向断面図である。図10Bに示すように第一ケース4には第一弧状流路4b´(第一連絡通路)が設けられ、第二ケース5には第二弧状流路5b´(第二連絡通路)が設けられている。
図8B及び図9Cにおいて、冷却媒体は、ケース本体1のN面に設けられた冷却用インポート継手3aより第二ケース5内に流入する。図9Cにおいて、冷却用インポート継手3aから第二ケース流入路5e1を介して弧状に形成された第二弧状流路5b´に流入し、第二弧状流路5b´から第二ケース流出路5f1を通じてK面のシリンダ8の冷却流路8aを流れて第一ケース4側の冷却流路8aへ流れる(K面冷却)。図9Dに示すように冷却媒体は、冷却流路8aから第一ケース流入路4g1より第一ケース4の第一弧状流路4b´に流れ込む。次いで第一弧状流路4b´から第一ケース流出路4h1を通じてL面のシリンダの冷却流路8aを流れて第二ケース5側の冷却流路8aへ流れる(L面冷却)。
図9Cにおいて、冷却媒体は、冷却流路8aから第二ケース流入路5e2より第二ケース5の第二弧状流路5b´に流れ込む。次いで第二弧状流路5b´から第二ケース流出路5f2を通じてM面のシリンダ8の冷却流路8aを流れて第一ケース4側の冷却流路8aへ流れる(M面冷却)。図9Dに示すように冷却媒体は、冷却流路8aから第一ケース流入路4g2より第一ケース4の第一弧状流路4b´に流れ込む。次いで第一弧状流路4b´から第一ケース流出路4h2よりM面のシリンダの冷却流路8aを流れて第二ケース5側の冷却流路8aへ流れる(N面冷却)。
図9Cにおいて、冷却媒体は、冷却流路8aから第二ケース流入路5e3より第二ケース5の第二弧状流路5b´に流れ込む。次いで第二弧状流路5b´から第二ケース流出路5f3を通じて冷却用アウトポート継手3b(流出口)から排出される。冷却媒体は、循環機構により再度冷却されてケース本体1に戻すようにしてもよいし、冷却用インポート継手3aがバルブを介して水道に配管接続される場合には、冷却用アウトポート継手3bから流出した水を排水するようにしてもよい。
以上の冷却媒体の流れを図10Bに示す模式図に太線矢印で示すものとし、第一ケース4の第一弧状流路4b´(第一連絡通路)及び第二ケース5の第二弧状流路5b´(第二連絡通路)を平面図に示す。この場合、ケース本体1を流れる冷却媒体は、冷却用インポート継手3aが接続された第二ケース5、K面シリンダ8(冷却流路8a)、L面シリンダ8(冷却流路8a)、M面シリンダ8(冷却流路8a)、N面シリンダ8(冷却流路8a)、冷却用アウトポート継手3bが接続された第二ケース5の順に複数のシリンダ8の外周を直列に流れる。これにより、複数のシリンダ8外周の冷却流路8aどうしが第一弧状流路4b´又は第二弧状流路5b´を介して直列接続されているので、第一ケース4又は第二ケース5に設けられた流入口より流入した冷却媒体は流出口から排出されるまでに必ずすべてのシリンダ8外周に設けられた冷却流路8aを通過するため、ケース本体1内の高圧流体を確実に冷却することができる。この場合、冷却媒体の流れは、ケース本体1の設置姿勢に影響されないため、本装置の組み付けの自由度は向上する。
尚、冷却用インポート継手3a及び冷却用アウトポート継手3bは第二ケース5に接続されていたが、第一ケース4に接続されていてもよい。また、冷却用インポート継手3a及び冷却用アウトポート継手3bは、異なるケース(第一ケース4又は第二ケース5)に各々設けられていてもよい。
上記ロータリ式シリンダ装置は圧縮機(コンプレッサ)として利用される場合について説明したが、流体ポンプや真空乾燥装置等、他の流体回転機として利用することも可能である。
1 ケース本体 2a エアインポート用継手 2b エアアウトポート用継手 3a 冷却用インポート継手 3b 冷却用アウトポート用継手 4 第一ケース 4a,5a,10a ねじ孔 4b 第一環状流路 4b´ 第一弧状流路 4c 第一端面カバー 4d,4i,5d,5i,7a,7b,11,17b,17d 固定ねじ 4e 第一ケース流入路 4f,4h1,4h2 第一ケース流出路 4g1,4g2 第一ケース流入路 5 第二ケース 5b 第二環状流路 5b´ 第二弧状流路 5c 第二端面カバー 5e1,5e2,5e3 第二ケース流入路 5f1,5f2,5f3 第二ケース流出路 6a 第一入出力軸 6b 第二入出力軸 8 シリンダ 8a 冷却流路 8b,8c 突条部 8d 凹溝部 9 シリンダヘッド部 9e 凹溝 10 ヘッドカバー 12a,12b,12c,12d,12e,12f,12g,12h Oリング 13a 第一環状流路カバー 13b 第二環状流路カバー 14a,14b 第一軸受 15a 第一バランスウェイト 15b 第二バランスウェイト 16 第一クランク軸 P ピストンユニット 17a,17c ピン 18 偏心カム 18a 筒孔 18b カム部 19 第一ピストン組 19a 第一ピストン本体 19b 第一ピストンヘッド部 19c,20c シールカップ 19d,20d シールカップ押さえ部材 20 第二ピストン組 20a 第二ピストン本体 20b 第二ピストンヘッド部 21a,21b 軸受ホルダ 22a,22b 第二軸受 23a,23b 第三軸受 24a,24b 第二クランク軸 25 仮想円 26 転がり円 27 回転軌道 28 ガイド軸 29 第一ガイド軸受 30 第二ガイド軸受 31 シリンダ室 32 流路カバー 32a,32b 突部 32c 流入口 32d 流出口 32e 周溝

Claims (3)

  1. ケース本体に回転可能に軸支された入出力軸の回転が内サイクロイドの原理に従い、偏心カムに対して直交配置された複数のピストン組の往復運動に変換され、外部から流体を前記ケース本体内のシリンダ室に吸い込み、圧縮された流体をシリンダ室から吐出するロータリ式シリンダ装置であって、
    前記複数のピストン組が摺動可能に挿入される前記ケース本体に組み付けられた複数のシリンダの外周には環状の流路カバーが各々装着されて冷却媒体が環状に流れる冷却流路が形成されており、前記ケース本体は第一ケース及び第二ケースを組み合わせて構成され、前記複数のシリンダの外周に各々設けられた冷却流路と前記第一ケースに設けられた第一連絡流路及び前記第二ケースに設けられた第二連絡流路が各々並列接続されており、前記第一ケースの流入口より取り込まれた冷却媒体が、前記第一連絡流路を介して並列接続された前記複数のシリンダ外周の前記冷却流路を通じて前記第二連絡流路に導かれ、前記第二ケースに設けられた流出口より排出される冷却構造を備えたことを特徴とするロータリ式シリンダ装置。
  2. ケース本体に回転可能に軸支された入出力軸の回転が内サイクロイドの原理に従い、偏心カムに対して直交配置された複数のピストン組の往復運動に変換され、外部から流体を前記ケース本体内のシリンダ室に吸い込み、圧縮された流体をシリンダ室から吐出するロータリ式シリンダ装置であって、
    前記複数のピストン組が摺動可能に挿入される前記ケース本体の四方側面に組み付けられたシリンダの外周には環状の流路カバーが各々装着されて冷却媒体が環状に流れる冷却流路が形成されており、前記ケース本体は第一ケース及び第二ケースを組み合わせて構成され、前記第一ケースに設けられた第一連絡流路又は前記第二ケースに設けられた第二連絡流路を介して前記複数のシリンダの外周に各々設けられた冷却流路どうしが互いに直列接続されており、前記第一ケース若しくは第二ケースのいずれかに設けられた流入口より取り込まれた冷却媒体が、直列接続された前記複数のシリンダ外周の前記冷却流路を少なくとも半周分通過して前記第一ケース若しくは第二ケースのいずれかに設けられた流出口より排出される冷却構造を備えたことを特徴とする請求項1記載ロータリ式シリンダ装置。
  3. 前記複数のシリンダの開口部を各々閉止するシリンダヘッドを覆うシリンダカバーは放熱部材が用いられる請求項1又は請求項2記載のロータリ式シリンダ装置。
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