WO2005080812A1 - スラストニードル軸受 - Google Patents

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Abstract

 潤滑油が用いられ、保持器(3)に保持されたころ(2)が、軌道輪(1a,1b)上を転動する転がり軸受において、上記ころ(2)の算術平均粗さの値をRa0.03~0.15μmとする。これにより、鋼板をプレス加工した保持器を使用したスラストニードル軸受において、希薄潤滑または潤滑特性の悪い条件で使用される場合でも、保持器ポケット案内面との当たり部でころが摩耗する現象を防止し、ころや軌道輪の寿命を向上させたスラストニードル軸受が得られる。 .

Description

[0009] 本発明の一のスラスト-一ドル軸受は、潤滑油が用いられ、保持器に保持された転 動体が、軌道輪上を転動する転がり軸受であって、その転動体の算術平均粗さの値 が RaO. 03-0. 15 mであることを特徴とするものである。
[0010] 上記の構成において、転動体の算術平均粗さの値を RaO. 03 μ m以上にし、転動 体の摩耗に影響を与える保持器ポケット案内面の粗さに近づけることで、保持器ボケ ット案内面力 の攻撃を緩和させることができる。さらに潤滑剤の力き上げ効果や表 面積の増大による付着効果により、保持器ポケット案内面と転動体との間の油膜形成 性を向上させることができる。
[0011] この結果、保持器ポケット案内面との当たりによる転動体の摩耗現象を激減させる ことができ、転動体や軌道輪に対する剥離寿命を大幅に向上させることができる。こ ろの算術平均粗さの値が RaO. 15 mを超えると、軸受の振動、トルクが増大すると ともに相手軌道輪に表面起点型剥離を生じさせる。
[0012] 上記の構成により、榭脂製の保持器を用いることなく安価な鋼材をプレス加工した 安価な保持器を用いて、保持器と転動体との摩擦力を小さくして転動体に生じる摩 耗を抑制することができる。このため、転動体における剥離寿命を改善することができ 、さらに転動体の摩耗エッジ部に当たる軌道輪の転走面における、応力集中および 潤滑不良に起因する表面起点型剥離を抑制することができる。
[0013] 上記一のスラスト-一ドル軸受において好ましくは、保持器のポケット案内面の算術 平均粗さの値が RaO. 4 μ m以下である。
[0014] 上記一のスラスト-一ドル軸受において好ましくは、軌道輪の算術平均粗さの値が RaO. 5 /z m以下である。
[0015] 上記一のスラスト-一ドル軸受において好ましくは、そのスラスト-一ドル軸受はェ アコン用コンプレッサで使用される。
[0016] 上記一のスラスト-一ドル軸受において好ましくは、そのスラスト-一ドル軸受はォ 一トマチックトランスミッションで使用される。
[0017] 本発明の他のスラスト-一ドル軸受は、潤滑油が用いられ、保持器に保持された転 動体が、軌道輪上を転動する転がり軸受であって、保持器のポケット案内面と、転動 体との隙間が 60— 130 μ mであることを特徴とするものである。 [0018] 上記の構成により、榭脂製の保持器を用いることなく安価な鋼材をプレス加工した 安価な保持器を用いて、保持器と転動体との摩擦力を小さくして転動体に生じる摩 耗を抑制することができる。このため、転動体における剥離寿命を改善することができ 、さらに転動体の摩耗エッジ部に当たる軌道輪の転走面における、応力集中および 潤滑不良に起因する表面起点型剥離を抑制することができる。
[0019] 上記の構成において、保持器のポケットと転動体との隙間を 60 m以上に大きくす ると、転動体間に周速差が生じても保持器が自動調節 (隙間大により保持器の自由 度が大きくなる)し、転動体との当たりを緩和することができる。上記の自動調節機構 をより確実に得るには、上記隙間を 70 m以上にすることがよぐさらに望ましくは 75 m以上とすることがよい。
[0020] この結果、保持器ポケット案内面との当たりによる転動体の摩耗現象を激減させる ことができ、転動体や軌道輪に対する剥離寿命を画期的に向上させることができる。 また、保持器ポケットと転動体との隙間が 130 /z mを超えると、転動体が保持器ポケッ トから脱落する危険があるだけでなぐ転動体のスキューの影響により反って転動体 の摩耗が増加し、さらに軌道輪との相対滑りが大きくなり、短時間に軌道輪に表面起 点型剥離が生じる。
[0021] 従来、転動体と保持器ポケットとの接触による転動体の摩耗抑制を目的に、両者の 隙間の適切値を設定した例はない。また、上記隙間は、平面的に見て転動体と保持 器ポケット案内面の端との間の距離を、両方の端についてカ卩えたものである(詳細は 後の実施例において示す)。
[0022] 上記他のスラスト-一ドル軸受において好ましくは、保持器が W型保持器である。
[0023] 上記他のスラスト-一ドル軸受において好ましくは、転動体の算術平均粗さの値が RaO. 03—0. である。
[0024] 上記他のスラスト-一ドル軸受において好ましくは、そのスラスト-一ドル軸受はェ アコン用コンプレッサで使用される。
[0025] 上記他のスラスト-一ドル軸受において好ましくは、そのスラスト-一ドル軸受はォ 一トマチックトランスミッションで使用される。
図面の簡単な説明 [0026] [図 1]本発明の実施の形態におけるスラスト-一ドル軸受を示す図である。
[図 2]図 1のスラストニードル軸受の部分平面図である。
[図 3]図 2の A部拡大図である。
[図 4]図 2の IV-IV線に沿う断面図である。
[図 5]保持器の中心軸とポケットの中心軸とのずれを説明する図である。
[図 6]本発明の実施例における摩耗深さを示す図である。
[図 7]従来のスラスト-一ドル軸受において、ころと当たる保持器の部分を示す図であ る。
[図 8]従来のスラスト-一ドル軸受において、保持器と当たるころの部分を示す図であ る。
[図 9]図 8のころの摩耗部を示す図である。
[図 10]従来のスラスト-一ドル軸受において、軌道輪に生じる剥離部を示す図である 符号の説明
[0027] la, lb 軌道輪、 2 ころ (転動体)、 3 保持器、 10 スラスト-一ドル軸受、 13 保 持器ポケット部、 13b 離脱防止凸部、 13c ポケット案内面の端、 al, a2 ポケット案 内面の端ところ端との平面的な隙間、 xl 保持器の中心軸、x2 ポケット部の中心軸 、b 両中心軸のずれ、 r 新品ころの母線形状、 d 摩耗深さ。
発明を実施するための最良の形態
[0028] 次に図面を用いて本発明の実施例について説明する。
[0029] (実施の形態 1)
図 1は、本発明の実施の形態 1におけるスラスト-一ドル軸受 10を示す図である。 図 1を参照して、本実施の形態のスラスト-一ドル軸受 10は、軌道輪 la、 lbと、その
2つの軌道輪の間に配置されたころ (転動体) 2と、ころ 2を案内保持する保持器 3とか らなる。
[0030] 上記のころの表面における算術平均粗さ Raは、 0.03 μ m以上 0.15 μ m以下とす る。従来のころ 2の表面における算術平均粗さは 0.01 μ m以上 0.03 μ m未満程度 であるので、本発明の実施の形態では従来よりも算術平均粗さを大幅に粗くすること により、保持器ポケット案内面力もころへの攻撃を緩和させることができる。
[0031] 本実施の形態においては、上記のころ (転動体) 2の算術平均粗さの値を RaO. 03 μ m以上 0. 15 μ m以下とすることにより以下の効果が得られる。
[0032] つまり、ころ 2の算術平均粗さを RaO. 03 μ m以上にして、保持器ポケット案内面の 粗さに近づけることにより、ころ 2の摩耗に及ぼす保持器ポケット案内面力 の攻撃を 緩和させることができる。さらに潤滑油の搔き揚げ効果や表面積の増大による付着効 果により、保持器ポケット案内面ところ 2との間の油膜形成性が向上する。この結果、 保持器ポケット案内面との当たりによって生じる摩耗を激減させることができる。一方 、ころ 2の算術平均粗さ Raが 0.15 mを超えると、軸受の振動、トルクが増大するとと もに相手軌道輪に表面起点型剥離を生じさせる。
[0033] (実施の形態 2)
図 1を参照して、本実施の形態のスラスト-一ドル軸受 10は、実施の形態 1と同様、 軌道輪 la、 lbと、その 2つの軌道輪の間に配置されたころ (転動体) 2と、ころ 2を案 内保持する保持器 3とからなる。
[0034] 図 2は、スラスト-一ドル軸受 10の上半分の部分平面図である。図 2を参照して、保 持器 3には保持器ポケット部 13が設けられており、その保持器ポケット部 13は、ころ 2 が両軌道輪と接触するように外に突き出るための窓のまわりに、ころ 2を収納するよう に形成されている。
[0035] 図 3は、図 2における A部の拡大図である。図 3を参照して、ころ 2は円筒状であり、 保持器ポケット部 13では、窓力もころ 2が離脱しないように、離脱防止凸部 13bが、平 面的に見てころ 2の端よりころ 2の内側に延びるように、すなわち平面的に見てころ 2と 重複するように窓の端力も中央に向力つて形成されている。離脱防止凸部 13bが設 けられていない窓の端、すなわちポケット案内面の端 13cは、平面的に見てころ 2と 重ならな ヽ位置に位置する。
[0036] 図 4は、図 2における IV-IV線に沿う保持器の断面を示す。上記の窓を含め、図 4 に示すような径方向断面において波打形状を有する保持器 (W型保持器) 3は、鋼板 をプレスカ卩ェすることにより安価に形成することができる。
[0037] 図 3において、保持器ポケット案内面ところ 2との隙間は、ポケット案内面の端 13cと 、ころ 2の外径面との間の平面的な距離 al、 a2をさす。この隙間は窓の 2つの端のそ れぞれに形成されるので、 2つの隙間の和(al + a2)を、本発明における保持器ポケ ット案内面ところ 2との隙間と定義する。
[0038] 本発明の実施の形態では、図 3に示す保持器ポケット案内面ところとの隙間(al + a2)を 60 μ m以上 130 μ m以下の範囲に入れる。さらに、この隙間(al + a2)が上記 範囲を満たしたうえで、ころ 2の算術平均粗さの値 Raを 0.03 μ m以上 0.15 μ m以下 の範囲に入るようにしてもよい。これにより、実施の形態 1と同様の効果が得られる。こ の結果、上記保持器ポケット案内面ところ 2との隙間の条件と、ころ 2の算術平均粗さ の条件とをともに満たすことにより、著しい相乗効果が得られ、大幅に耐久性を向上 させたスラスト-一ドル軸受を提供することが可能となる。
[0039] 従来の保持器ポケット案内面ところとの隙間(al + a2)の上限は、ばらつきはあるが 大略 60 μ m未満であった。
[0040] スラスト-一ドル軸受において、鋼板をプレスカ卩ェして製作する W型保持器は、図 5 に示すように、その加工精度上、保持器 3の中心軸 xlと、保持器ポケット部 13の中心 軸 x2との間に最大で 15— 30 mのずれ bが生じる。そのため保持器 3の中心軸 xl に対して角度を持った保持器ポケット部 13が生じ、角度を持った保持器ポケット部 1 3のころ 2と角度を持たない保持器ポケット部 13のころ 2とに周速差が生じる。この周 速差のため、保持器ポケット部 13ところ 2とが接触したときに保持器 3のポケット案内 面ところ 2との隙間が 60 m未満では保持器 3の逃げがなぐ保持器 3との当たりが 大きくなり、ころ 2の摩耗が増大される。このころ 2の摩耗エッジ部に応力集中が発生 し、荷重条件によってはころ 2に剥離が生じる。さらに、ころ摩耗エッジ部と接触する 軌道輪転走面に応力集中および潤滑不良による表面起点型剥離が生じる。保持器 3の中心軸 xlに対する保持器ポケット部 13の中心軸 x2のずれを 15 μ m以下にする ことは、その加工精度上困難であり、できたとしても非常にコストがかかる。
[0041] 保持器 3のポケット案内面ところ 2との隙間(al + a2)を 60 m以上に大きくすると、 ころ 2間に周速差が生じても保持器 3が自動調節(隙間大により保持器 3の自由度が 大きくなる)し、ころ 2との当たりを緩和することができる。
[0042] 上記の実施の形態 1および 2のいずれにおいても、ポケット案内面の算術平均粗さ の値が RaO. 4 m以下であってもよい。実施の形態 1および 2の構成において、保 持器ポケット案内面の算術平均粗さの値が RaO. 4 mを超えると軸受の振動、トルク が増大する。よって、上記振動およびトルクを抑制するために、上記保持器ポケット案 内面の算術平均粗さの値が RaO. 4 μ m以下であることが好ましい。
[0043] また上記の実施の形態 1および 2のいずれにおいても、上記の軌道輪の算術平均 粗さの値が RaO. 5 m以下であってもよい。実施の形態 1および 2の構成において、 軌道輪 la、 lbの算術平均粗さの値が RaO. 5 mを超えると軸受の振動、トルクが増 大するとともにころを全体に摩耗させて粗さが小さくなり、上述の作用を損なう。
[0044] 上記実施の形態 1および 2のいずれの構成によっても、榭脂製の保持器を用いるこ となく安価な鋼材をプレス加工した安価な保持器を用いて、保持器と転動体との摩擦 力を小さくして転動体に生じる摩耗を抑制することができる。このため、転動体におけ る剥離寿命を改善することができ、さらに転動体の摩耗エッジ部に当たる軌道輪の転 走面における、応力集中および潤滑不良に起因する表面起点型剥離を抑制すること ができる。
[0045] 上記実施の形態 1および 2のスラスト-一ドル軸受は、エアコン用コンプレッサーま たはオートマチックトランスミッションで使用されることにより、その過酷な潤滑環境お よび断続的に作用するスラスト荷重下において、耐久性を発揮して長寿命を確保す ることがでさる。
[0046] (実施例)
次に本発明の実施例について説明する。
[0047] (実施例 1)
図 1に示すスラスト-一ドル軸受と同じ軸受を用いてころの摩耗の試験を行なった。 ころの摩耗試験は、ころ径: φ 3mm、レース内径: φ 65mm,ケース外径: φ 85mm 、レースの肉厚: 3mmの軸受を用い、荷重: 700kgf、回転数: 3000rpm、潤滑油:ス ピンドル油 VG2 (油膜パラメータえ : 0. 198以下)の試験条件で行なった。なお、ころ の摩耗試験時間は 20時間とした。
[0048] また、ころまたは軌道輪が破損に至るまでの軸受寿命試験は、同じ諸元の軸受を 用い、荷重:1000kgf、回転数: 5000rpm、潤滑油:スピンドル油 VG2 (油膜パラメ ータ λ : 0. 101以下)の試験条件で行なった。軸受寿命は、試験体のスラストニード ル軸受 8個の 10%寿命で表わした。表面粗さを変えたころの摩耗試験および軸受寿 命試験結果を表 1に示し、保持器ポケット案内面および軌道輪の表面粗さを変えて 摩耗試験を行なった結果を表 2に示す。
[表 1]
Figure imgf000009_0002
Figure imgf000009_0001
表 2 保持器案内面および軌道輪表面の粗さを変えたときのころの摩耗試験および軸受寿命試験
Figure imgf000010_0001
* :モータ消費電流値内の( )はサンプル 1の電流値を 1 としたときの比を示している。
線形状 r (ころの軸方向測定)を模範とし、模範と試験ころの母線形状を重ね合わせ、 模範ころの転走面表面と試験ころの摩耗部表面の最大の差を摩耗深さ dとした。それ ぞれのころ摩耗深さは、試験軸受 4個のころ(1個の軸受のころ本数: 24本)の母線形 状 (軸方向)を全数測定したときの最大摩耗深さを示している。なお試験ころの摩耗 が軌道輪との相対滑りによる摩耗ではなぐ保持器との当たりにより生じた摩耗である ことは、軌道輪転走面の母線形状を測定し、軌道輪転走面が摩耗していないことから 確認している。
[0052] 上記表 1の結果から、算術平均粗さが RaO. 02 mのころを使用した軸受であるサ ンプル 1のころの摩耗深さが 3. 1 mであるのに対して、算術平均粗さ RaO. 04— 0 . 15 mのころを組み込んだサンプル 2— 4はころの摩耗深さが 0. 1- 1. 6 mと顕 著にころの摩耗防止効果が認められる。また、軸受の寿命試験においても、サンプル 2— 4はサンプル 1の 8— 19倍以上と著しく長寿命を示すことがわかる。
[0053] モーターの消費電流は、ころの算術平均粗さを RaO. 04-0. 15 μ mとサンプル 1 より粗くしても 1. 2倍程度しか増加せず、摩擦損失が極端に大きくなることはな力つた 。一方、算術平均粗さ RaO. 20 mのころを使用した軸受であるサンプル 5はサンプ ル 1の 4倍程度の寿命であり、相手軌道輪に表面起点型剥離を生じさせる。さらにモ 一ターの消費電流値がサンプル 1の 1. 5倍に増加しており、摩擦損失が極端に大き くなつてしまう。
[0054] 以上の結果より、ころの算術平均粗さを RaO. 04-0. 15 μ mとしたころを使用する ことで、摩擦損失を大きくすることなぐ保持器ポケット案内面ところの当たりによるころ の摩耗を抑制できることが判明した。その結果、剥離寿命を向上させる効果があるこ とは明らかである。
[0055] 次に、ポケット案内面の算術平均粗さを RaO. 6 μ mにした保持器と、算術平均粗さ を RaO. 7 mにした軌道輪とを用いてころの摩耗試験および軸受寿命試験を行なつ た結果を表 2に示す。
[0056] 上記表 2の結果から、ころの算術平均粗さを RaO. 15 m、保持器ポケット案内面 の算術平均粗さを RaO. 4 m、そして軌道輪の算術平均粗さを RaO. 5 μ mにした サンプル 4はころの摩耗深さが 0.: m、寿命は 150h以上であった。これに対して、 保持器のポケット案内面の算術平均粗さのみを RaO. 6 mにしたサンプル 6は表 1 のサンプル 2並みにころの摩耗深さが増加し、寿命も低下した。さらにモーターの消 費電流値がサンプル 1の 1. 4倍に増加しており、摩擦損失が極端に大きくなつている のがわかる。
[0057] また、軌道輪の算術平均粗さのみを RaO. 7 μ mにしたサンプル 7においてもころの 摩耗抑制効果を軽減させ、さらに、摩擦損失が極端に大きくなつている。
[0058] 以上の結果より、転動体の算術平均粗さ 0.03— 0.15 μ mとする効果を最大限に発 揮させるためには、保持器ポケット案内面の算術平均粗さ Raを 0. 以下、軌道 輪の算術平均粗さ Raを 0. 5 m以下とするのがよいことが分かった。表 2における本 発明例と比較例との区分けは、上記の保持記ポケット案内面および軌道輪の算術平 均粗さの範囲を基準にして 、る。
[0059] (実施例 2)
図 1および図 2に示すスラスト-一ドル軸受を用いて、ころの摩耗試験を行なった。 ころの摩耗試験は、ころ径: φ 3mm、レース内径: φ 65mm,ケース外径: φ 85mm 、レースの肉厚: 3mmの軸受を用い、荷重: 700kgf、回転数: 3000rpm、潤滑油:ス ピンドル油 VG2 (油膜パラメータえ : 0. 198以下)の試験条件で行なった。ころの摩 耗試験時間は 20時間とした。
[0060] また、ころまたは軌道輪が破損に至るまでの軸受寿命試験は、同じ諸元の軸受を 用い、荷重:1000kgf、回転数: 5000rpm、潤滑油:スピンドル油 VG2 (油膜パラメ ータ λ : 0. 101以下)の試験条件で行なった。軸受寿命は、試験体のスラストニード ル軸受 8個の 10%寿命で表わした。
[0061] ころの算術平均粗さ Raを 0.02 μ mとして、保持器ポケット案内面ところとの隙間を 変えて、上記の条件下でころの摩耗試験および軸受寿命試験を行なった結果を表 3 に示す。
[0062] [表 3] 器ホ'案内すき変寿命ケト面とろまをた摩耗験び試え試お S受験のろよこのこツ F
保持器 Τ案ろケト内ろ面ののここ;ッ
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ころの摩耗量は、次のように定義した摩耗深さで表わしている。すなわち、図 6に示 すように、新品ころの母線形状 r (ころの軸方向測定)を模範とし、模範と試験ころの母 線形状を重ね合わせ、模範ころの転走面表面と試験ころの摩耗部表面の最大の差 を摩耗深さ dとした。それぞれのころ摩耗深さ dは、試験体のスラスト-一ドル軸受 4個 のころ(1個の軸受のころ本数: 24本)の母線形状 (軸方向)を全数測定したときの最 大摩耗深さを示している。なお、試験ころの摩耗が軌道輪との相対滑りによる摩耗で はなぐ保持器との当たりにより生じた摩耗であることは、軌道輪転走面の母線形状を 測定し、軌道輪転走面が摩耗して 、な 、ことにより確認して 、る。
[0064] 上記表 3の結果から、保持器ポケット案内面ところとの隙間は 40 μ mの軸受である サンプル 11のころの摩耗深さが 3. 1 μ mであるのに対して、隙間 60— 130 μ mのサ ンプル 12— 14はころの摩耗深さが 1. 6-0. 6 mと顕著にころの摩耗防止効果が 認められる。また、軸受の寿命試験においても、サンプル 12— 14はサンプル 11の 8 一 13倍以上と著しく長寿命を示すことがわかる。
[0065] 一方、隙間 130 μ mの軸受であるサンプル 15はころが保持器力 脱落する。治具 によりころを保持器にセットし試験を行なった結果、サンプル 11の 5倍程度の寿命で あつたが、相手軌道輪に表面起点型剥離を生じさせた。
[0066] 以上の結果より、上記隙間を 60— 130 /z mの範囲内に入るようにすることにより、保 持器ポケット案内面ところの当たりによるころの摩耗を抑制し、剥離寿命を向上させる ことが明ら力となった。
[0067] 次に、ころの摩耗および寿命が最も良好であった隙間を 100 μ m—定とし、ころの 表面粗さを RaO. 02-0. 20 mの範囲に変えて摩耗試験および軸受寿命試験を 行なった結果を表 4に示す。
[0068] [表 4]
表 4 表面粗さを変えたころでのころの摩耗試験およぴ軸受寿命試験結果
Figure imgf000015_0002
* 1 : 寿命比はサンプル 1の寿命を 1 としたときの比を示している。
* 2: モータ消費電流値内の( )はサンプル 1の電流値を 1 としたときの比を示している。
Figure imgf000015_0001
耗深さが 0. 8 /ζ πι、寿命は 105h以上であつたのに対して、ころの表面粗さ Raが 0. 0 4 mのサンプル 26および RaO. 15 mのサンプル 27は、明らかにころの摩耗深さ が減少し、寿命も向上した。特に、ころの表面粗さ Raが 0. 15 μ mであるサンプル 27 はサンプル 11の 20倍以上の寿命を示した。一方、ころの表面粗さ RaO. 20 /z mであ るサンプル 28はサンプル 11に比べ、約 5倍の寿命を示した。しかし、相手軌道輪に 表面起点型剥離を生じさせた。さらにモーターの消費電流値がサンプル 11の 1. 5倍 に増加しており、摩擦損失が極端に大きくなつているのがわかる。
[0070] 以上の結果より、保持器案内面ところとの隙間を 60— 130 /z mとし、さらにころの表 面粗さ Ra0.03— 0.15 mとすることにより、著しく優れた耐摩耗性と耐表面起点剥 離とが得られることが判明した。この結果、これまで以上にころの耐摩耗特性に優れ たスラスト-一ドル軸受を提供することが可能となった。
[0071] 上記において、本発明の実施の形態および実施例について説明を行った力 上記 に開示された本発明の実施の形態および実施例は、あくまで例示であって、本発明 の範囲はこれら発明の実施の形態および実施例に限定されない。本発明の範囲は、 特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味 および範囲内でのすべての変更を含むものである。
産業上の利用可能性
[0072] 本発明のスラスト-一ドル軸受を用いることにより、安価な材料および安価な製造プ 口セスが可能な鋼を用いて保持器を形成した上で、希薄潤滑環境および断続的スラ スト負荷条件において転動体の摩耗を大幅に減少させ、長寿命を実現することがで きるので、カーエアコン用コンプレッサーやオートマチックトランスミッションを中心に 広範に利用されることが期待される。

Claims

請求の範囲
[1] 潤滑油が用いられ、保持器 (3)に保持された転動体 (2)が、軌道輪 (la、 lb)上を 転動する転がり軸受において、
前記転動体(2)の算術平均粗さの値を RaO. 03-0. 15 mとする、スラストニード ル軸受。
[2] 前記保持器(3)のポケット案内面の算術平均粗さの値を RaO. 以下とする、 請求の範囲第 1項に記載のスラストニードル軸受。
[3] 前記軌道輪(la、 lb)の算術平均粗さの値を RaO. 5 μ m以下とする、請求の範囲 第 1項に記載のスラストニードル軸受。
[4] エアコン用コンプレッサで使用される、請求の範囲第 1項に記載のスラスト-一ドル 軸受。
[5] オートマチックトランスミッションで使用される、請求の範囲第 1項に記載のスラスト- 一ドル軸受。
[6] 潤滑油が用いられ、保持器 (3)に保持された転動体 (2)が、軌道輪 (la、 lb)上を 転動する転がり軸受において、
前記保持器(3)のポケット案内面と、前記転動体(2)との隙間を 60— 130 /z mとす る、スラスト-一ドル軸受。
[7] 前記保持器 (3)が W型保持器である、請求の範囲第 6項に記載のスラスト-一ドル 軸受。
[8] さらに前記転動体(2)の算術平均粗さの値を RaO. 03-0. 15 /z mとする、請求の 範囲第 6項に記載のスラストニードル軸受。
[9] エアコン用コンプレッサで使用される、請求の範囲第 6項に記載のスラスト-一ドル 軸受。
[10] オートマチックトランスミッションで使用される、請求の範囲第 6項に記載のスラスト- 一ドル軸受。
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