WO2005036064A1 - 空気調和装置の室外ユニット - Google Patents

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Abstract

 発熱部品に水が触れることを抑えつつ、発熱部品の冷却効果を向上させることが可能な空気調和装置の室外ユニットを提供する。送風機(27)の配設されている送風機室(S1)と送風機室(S1)以外の機械室(S2)とに仕切られ、発熱部品(52)が設けられる空気調和装置(100)の室外ユニット(2)であって、筐体(60)と、遮水板(91)とを備えている。筐体(60)は、送風機室(S1)内に配設され、開口(71b)が設けられ、内部に発熱部品(52)を収納する。遮水板(91)は、筐体(60)において開口(71b)が設けられた位置と発熱部品(52)が収納されている位置との間に配設され、空気よりも水のほうが通過しにくいような構成を採用する。

Description

明 細 書
空気調和装置の室外ユニット
技術分野
[0001] 本発明は、空気調和装置の室外ユニット、特に、送風機の配設されている送風機 室と送風機室以外の機械室とに仕切られ、発熱部品が設けられている空気調和装 置の室外ユニットに関する。 背景技術
[0002] 空気調和装置の室外ユニットは、一般に、室外ユニットのケーシング内が、正面視 において上下および前後方向に延びる仕切り板によって、送風機室と機械室とに分 割されている。送風機室には、熱交^^、送風ファン等が設けられており、機械室に は、圧縮機やリアクタ等が設けられている。また、機械室には、パワートランジスタゃコ ンデンサ等の各種電装部品を内蔵する電装部品ユニットが配設されている。この電 装部品ユニット内の制御回路によって送風ファン、圧縮機等に駆動電力が供給され るとともに、それらの駆動制御が行われる。電装部品ユニット内の電装部品は、通常、 プリント配線基板に実装されて 、る。
ところで、近年、圧縮機の運転を周波数制御 (換言すれば、インバータ制御)するこ とにより運転状態をより詳細にコントロールする技術が多用されるようになってきてい る。このようなインバータ制御を行うためには、発熱部品であるリアクタ等を用いること が多ぐこれに伴ってこの発熱部品を冷却することが必要となる。
[0003] これに対して、従来の空気調和装置の室外ユニットでは、以下の特許文献 1おいて 示されるように、仕切り板に開口を設けて送風機室内の空間と接するようにしてリアク タを配設して、リアクタの冷却を行っている。すなわち、室外ユニットの送風ファンが回 転すると、室外ユニットの外部力 熱交換器を通じて室外ユニットの送風機室内へ空 気が流れ込み、発熱部品であるリアクタ近傍において空気の流れを生じさせる。この 空気の流れは、リアクタ近傍において滞留している熱を拡散させることができるため、 リアクタを冷却することが可能となって 、る。
特許文献 1:特開平 9— 292142号公報 発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0004] ところが、上述した室外ユニットでは、リアクタ全体のうち送風機室内の空間と接して いる部分は一部であり、送風ファンによって空気の流れを作ってもリアクタ全体を十 分に冷却することは難しい。このため、リアクタの温度が上昇してしまって使用条件に 制約が掛カる原因となる等によってリアクタの機能を十分に発揮できなくなる恐れが あるため、耐熱性の高いリアクタを使わざるを得ずにコストアップにつながってしまう。 これに対して、リアクタを十分に冷却するために通気性のあるケーシングでリアクタ を覆って、リアクタの全体を送風機室内に配設することもできる。しかし、室外ユニット は屋外に配置されるものであることから、送風機室内部に雨水等が進入してリアクタ にまで到達してしまうという危険性がある。このようにしてリアクタが水分を含んでしまう と短絡を招いてしまう恐れがあり、耐水性の高いリアクタを使わざるを得ず、やはりコス トアップにつながってしまう。
[0005] 本発明の課題は、発熱部品に水が触れることを抑えつつ、発熱部品の冷却効果を 向上させることが可能な空気調和装置の室外ユニットを提供することにある。
課題を解決するための手段
[0006] 請求項 1に記載の空気調和装置の室外ユニットは、送風機の配設されている送風 機室と送風機室以外の機械室とに仕切られ、発熱部品が設けられる空気調和装置 の室外ユニットであって、筐体と、遮水板とを備えている。筐体は、送風機室内に配 設され、開口が設けられ、内部に発熱部品を収納する。遮水板は、筐体において開 口が設けられた位置と発熱部品が収納されている位置との間に配設され、空気よりも 水のほうが通過しにくいような構成が採用されている。ここでの空気よりも水のほうが 通過しにくい遮水板としては、例えば、スポンジ状の微細な孔が多数設けられたよう な板や、筐体の開口から取り込まれる空気の流路において上方に向力う部分を有す る構造の板等が含まれる。ここでの微細な孔が多数設けられたものでは、水滴の大き さに基づいてある程度の大きさの水滴を捕らえることができるような微細な孔が多数 設けられて 、る遮水板を用いて、水を捕らえつつ空気を通過させて空気と水とを分 離する。また、空気の流路において上方に向力 部分を有する構造のものでは、水と 空気との比重に基づいて、すなわち、空気よりも比重が大きい水が上方に上がりにく V、と 、う性質により空気と水とを分離する。
[0007] 従来の空気調和装置の室外ユニットでは、発熱部品全体のうちの一部分しか冷却 が行われて!/、な!、ために、発熱部品の冷却を十分に行うことができな!/、場合がある。 また、発熱部品を送風機室内に配設して十分な冷却を行う場合であっても、室外ュ ニットの送風機室内部に雨水等が進入してリアクタに水分を与えてしまい短絡を招く という恐れがある。
しかし、請求項 1に係る空気調和装置の室外ユニットでは、発熱部品を収納するた めの筐体には、送風機の配設されている送風機室内に配設され、開口が設けられて いる。このため、送風機が駆動することによって、開口から筐体内部にかけて空気の 流れが生じて、筐体内部に収納される発熱部品から生じる熱を拡散させることによつ ての熱の滞留を抑えことができるようになる。また、筐体は室外ユニットの送風機室内 に配設されているために、屋外の雨水等が筐体にまで達することもありうる。しかし、こ こでは、筐体の開口が設けられている位置と発熱部品が収納されている位置との間 において空気よりも水のほうが通過しにくい遮水板を配設している。このため、筐体の 開口から空気に混じって水分が混入するような場合であっても、発熱部品の配設場 所にまで到達する水分を、遮水板によって効果的に減少させることができるようにな る。このため、ここでは、発熱部品に水が触れることを抑えつつ、発熱部品の冷却効 果を向上させることが可能となる。
[0008] なお、ここでは、筐体に設けられている開口が複数存在する場合において、各開口 と発熱部品との間に遮水板を配設するという室外ユニットも含まれる。さらに、筐体の 開口が設けられている位置と発熱部品が収納されている位置との間に、複数枚の遮 水板が配設されているという室外ユニットも含まれる。また、遮水板は、筐体の開口と 発熱部品との間に設けられていればよぐ筐体と遮水板とがー体に形成されているよ うな室外ユニットも含まれる。
請求項 2の空気調和装置の室外ユニットは、請求項 1に記載の空気調和装置の室 外ユニットであって、筐体は、送風機室の上方に配設される。
室外ユニットが屋外の地面や床等の場所に直接設置されるような場合にぉ ヽて、屋 外の雨等によって室外ユニットが浸水してしまうような状態になると、発熱部品が収納 されて 、る筐体も水没してしまう恐れがある。
[0009] しかし、ここでは、発熱部品を収納する筐体は、室外ユニットの送風機室の上方に 配設されている。このため、室外ユニットが一時的に浸水してしまうような状態であつ ても、発熱部品までもが水没してしまうという危険性を低減させることができるようにな る。
請求項 3の空気調和装置の室外ユニットは、請求項 1または 2に記載の空気調和装 置の室外ユニットであって、電装部品ユニットをさらに備えている。電装部品ユニット は、機械室内において、発熱部品以外の他の電装部品を配設する。
他の電装部品が発熱部品に隣接して配設されている場合には、発熱部品からの熱 が他の電装部品の近傍に滞留してしまう恐れがある。そして、他の電装部品が熱によ る悪影響を受けやすい部品である場合には、他の電装部品に対して悪影響を与えな い程度にまで十分に発熱部品を冷却してやる必要があるが、このような十分な冷却 が困難なことがある。この点は、室外ユニットのコンパクト化に伴い発熱部品と他の電 装部品との配設距離が短くなつてきている今日においては、発熱部品からの熱が他 の電装部品の近傍により滞留しやすいため、一層重要な問題となってきている。
[0010] しかし、ここでは、電装部品ユニットに配設される他の電装部品を機械室内に配設 するため、送風機室内の筐体に収納された発熱部品とは別の部屋に配設することが できる。このため、発熱部品から放熱される熱が他の電装部品に対して与える悪影響 を低減させることができるよう〖こなる。
なお、発熱部品だけでなく他の電装部品も発熱性を有する場合についても、発熱 部品と、発熱性を有する他の電装部品とをそれぞれ別の部屋に配設させることができ るため、上記と同様に、それぞれの発熱によって生じうる悪影響を低減させることがで さるようになる。
請求項 4の空気調和装置の室外ユニットは、請求項 3に記載の空気調和装置の室 外ユニットであって、筐体は、送風機室の内部のうち、機械室側とは反対側に配設さ れる。
[0011] ここでは、筐体は、機械室側とは反対側に配設される。このため、発熱部品と機械 室内部に設けられる他の電装部品との間の距離を長く設けることができるようになる。 これによつて、発熱部品から生ずる熱が他の電装部品にまで漏れ出すことを抑えて、 発熱部品が他の電装部品に対して及ぼしうる悪影響をより効果的に抑えることができ るよつになる。
請求項 5の空気調和装置の室外ユニットは、請求項 1から 4の 、ずれかに記載の空 気調和装置の室外ユニットであって、送風機台をさらに備えている。この送風機台を 用いることによって、送風機は、送風機室に配設される。そして、筐体は、この送風機 台に対して取り付けられる。
筐体は、内部に収納する発熱部品の冷却を行うために、室外機の送風機室に配設 される。このように、送風機室に筐体を配設する場合には、通常、筐体を配設するた めの支柱等を送風機室内において新たに設けなければならない。
[0012] しかし、ここでは、筐体が、送風機を取り付けるための送風機台に対して取り付けら れる。このため、送風機台を、送風機を配設するための台としてだけでなぐ筐体を配 設するための台としても流用することができる。よって、筐体を配設するために必要と なる部材の数の増加を抑えることができる。したがって、筐体を送風機室に配設する 場合においても、送風室の送風を妨げるような部材の数の増加を抑えて、送風効率 の減少を抑えることができるようになる。
請求項 6の空気調和装置の室外ユニットは、請求項 1から 5の 、ずれかに記載の空 気調和装置の室外ユニットであって、遮水板は、発熱部品を収納する部分力 筐体 の開口に向力 方向に膨出した膨出部を有している。この膨出部は、膨出部の下端 部分において、発熱部品の近傍の空間と筐体の開口の近傍の空間とを上下方向に 連通させる遮水孔を有する。
[0013] 空気調和装置の室外ユニットは、通常、屋外に配設されるために、送風機室内部 に雨水等の水分が流入してしまう場合がある。このため、発熱部品を冷却するために 取り込んでいる空気に混じって水分までもが取り込まれてしまうと、発熱部品が短絡し てしまう等の問題がある。
しかし、ここでは、筐体の開口を通過した空気が遮水板の遮水孔を通過することで 、発熱部品の近傍に空気の流れを形成することができる。さらに、この空気の流路に おいて遮水孔部分では、上方に向力う部分を有する構造となっている。これにより、 空気よりも比重が大きい水を空気よりも上方に向かいに《させることができるために、 より多くの水分を遮ることができ、発熱部品を水分力もより十分に保護することができ るよつになる。
請求項 7の空気調和装置の室外ユニットは、請求項 6に記載の空気調和装置の室 外ユニットであって、筐体の開口は、筐体の外部の空気を筐体の内部に取り入れる 取入口である。また、筐体は、筐体の遮水孔を通過した空気を外部に放出する放出 口をさらに有している。
[0014] ここでは、取入口だけでなく放出口も設けることによって、送風機室内の送風機が 回転駆動した場合に、筐体内部における取込ロカ 放出口への空気の流れを十分 に作り出すことができるようになる。これによつて、発熱部品の近傍における空気の流 れも十分に確保することができるようになり、発熱部品の冷却を十分に行うことが可能 となる。
請求項 8の空気調和装置の室外ユニットは、請求項 1から 7の 、ずれかに記載の空 気調和装置の室外ユニットであって、発熱部品は、筐体の底面力 所定の高さの位 置に配設される。
ここでは、筐体の開口部分を通過して水が筐体内部に入り込んだ場合であっても、 発熱部品は筐体の底面力 所定の高さの位置に収納されている。このため、発熱部 品は、筐体の底面に対して浮いた状態で配設されることになる。よって、外部から筐 体内部に水分が入り込んだとしても、その入り込んだ水分を筐体の底面において這 わせることができる。したがって、外部から筐体内部に水分が入り込んだとしても、発 熱部品に対して水分が直接接触する危険性を低減させることが可能となる。
[0015] 請求項 9の空気調和装置の室外ユニットは、請求項 1から 8のいずれかに記載の空 気調和装置の室外ユニットであって、発熱部品は、空調制御を行うためのインバータ 回路にぉ 、て用いられるリアクタである。
ここでは、発熱部品がインバータ回路において用いられるリアクタであっても、リアク タに水が触れることを抑えつつ、筐体内部における空気の流れによってリアクタを十 分に冷却することができるようになる。 発明の効果
[0016] 請求項 1に係る空気調和装置の室外ユニットでは、発熱部品に水が触れることを抑 えつつ、発熱部品の冷却効果を向上させることが可能となる。
請求項 2に係る空気調和装置の室外ユニットでは、室外ユニットが浸水してしまうよ うな状態であっても、発熱部品までもが水没してしまうという危険性を低減させること ができるようになる。
請求項 3に係る空気調和装置の室外ユニットでは、発熱部品から放熱される熱が他 の電装部品に対して与える悪影響を低減させることができるようになる。
請求項 4に係る空気調和装置の室外ユニットでは、発熱部品から生ずる熱が他の 電装部品にまで漏れ出すことを抑えて、発熱部品が他の電装部品に対して及ぼしう る悪影響をより効果的に抑えることができるようになる。
[0017] 請求項 5に係る空気調和装置の室外ユニットでは、筐体を送風機室に配設する場 合においても、送風室の送風を妨げるような部材の数の増加を抑えて、送風効率の 減少を抑えることができるようになる。
請求項 6に係る空気調和装置の室外ユニットでは、空気よりも比重が大きい水を空 気よりも上方に向かいに《させることができるために、より多くの水分を遮ることがで き、発熱部品を水分力もより十分に保護することができるようになる。
請求項 7に係る空気調和装置の室外ユニットでは、発熱部品の近傍における空気 の流れも十分に確保することができるようになり、発熱部品の冷却を十分に行うことが 可能となる。
請求項 8に係る空気調和装置の室外ユニットでは、外部力 筐体内部に水分が入 り込んだとしても、発熱部品に対して水分が直接接触する危険性を低減させることが 可能となる。
[0018] 請求項 9に係る空気調和装置の室外ユニットでは、発熱部品がインバータ回路に おいて用いられるリアクタであっても、リアクタに水が触れることを抑えつつ、筐体内部 における空気の流れによってリアクタを十分に冷却することができるようになる。 図面の簡単な説明
[0019] [図 1]空気調和装置の外観構成図。 圆 2]空気調和装置の冷媒回路図。
[図 3]室外機の断面斜視図。
圆 4]室外機の概略構成図。
[図 5]リアクトノレボックスの糸且み立て図。
[図 6]リアタトルボックスの正面断面図。
[図 7]リアタトルボックスの上面断面図。
[図 8]リアタトルボックスの右側面断面図。
符号の説明
2 室外ユニット (室外機)
27 送風機(プロペラファン)
28a 送風機台 (ファンモータ台)
40 電装咅 15品ユニット
42 他の電装部品(電装部品)
52 発熱部品(リアクタ)
60 筐体 (本体ケーシング)
71b 開口(遮水孔)
79 底面
91 遮水板(遮水左スリット)
91a 膨出部
91b 遮水孔
04 放出口
SI 送風機室 (送風室)
S2 機械室
発明を実施するための最良の形態
<マルチ型の空気調和装置の概要 >
本発明の一実施形態に係る空気調和装置の室外機 2は、図 1に示すようなマルチ 型の空気調和装置 100において用いられる室外機 2である。このマルチ型の空気調 和装置 100の室内機 1は、 1つの室外機 2に対して接続されて、室内の天井等に複 数取り付けられる室内機 la— Idのような形態のものである。室外機 2と室内機 la— 1 dとは、冷媒配管や伝送線から成る接続部 3 (接続部 3a— 3d)によって接続されてい る。 4台の室内機 la— Idは、例えば、家庭内やビル内、店舗内において、それぞれ 別の部屋に配置される。
<冷媒回路の構成 >
このマルチ型の空気調和装置 100の冷媒回路の構成を、図 2に示す。冷媒回路は 、 1台の室外機 2と、室外機 2に並列に接続された 4台の室内機 la— Idと、冷媒配管 とにより構成されている。
[0022] 室外機 2は、圧縮機 20、四路切換弁 21、室外熱交換器 22、アキュムレータ 23など を備えている。圧縮機 20の吐出側には、圧縮機 20の吐出側の吐出管温度を検知す るための吐出管サーミスタ 24が取り付けられている。また、室外機 2には、外気温度 を検知するための外気サーミスタ 25と、室外熱交換器 22の温度を検知するための室 外熱交サーミスタ 26とが設けられている。また、室外熱交 に空気を送り込む ためにプロペラファン 27が設けられている。このプロペラファン 27は、ファンモータ 28 によって回転駆動される。
各室内機 la— Idは、同じ構成を有している。以下、室内機 la— Idについて、室内 機 laを例にとって説明する。
室内機 laは、互いに直列に接続された室内熱交換器 30aおよび電動弁 (膨張弁) 33aを備えている。また、室内機 laは、室内温度を検知するための室温サーミスタ 31 aと、室内熱交換器 30aの温度を検知するための室内熱交サーミスタ 32aとをそれぞ れ備えている。室内熱交翻 30aと電動弁 33aとの間の配管には、室内熱交翻 30 aと電動弁 33aとの間の液管温度を検知するための液管サーミスタ 34aが設けられて いる。室内熱交換器 30aのガス管側には、内部を通過する冷媒温度を検知するガス 管サーミスタ 35aが設けられて 、る。
[0023] 他の室内機 lb、 lc、 Idについても室内機 laと同様の構成であり、図 2において、 室内熱交換器、電動弁、各種サーミスタに対して同等の記号を付している。
<室外機の詳細構成 >
本発明の一実施形態が採用された室外機 2の詳細構成を、室外機 2の断面斜視図 である図 3および室外機 2の概略構成図である図 4において示す。なお、図 3におい て矢印 D1で示す方向を上下方向 D1とし、矢印 D2で示す方向を左右方向 D2とし、 矢印 D3で示す方向を前後方向 D3として、以下説明する。
図 3および図 4において示すように、室外機 2の内部は、仕切り板 29によって、プロ ペラファン 27が配設されている送風室 S1と、圧縮機 20等の各種機械が配設されて いる機械室 S2とに区画されている。この仕切り板 29は、上下方向 D1に繋がっており 、前後方向 D3の後方に延びた後に右後方に向けて折れた形状となっており、圧縮 機 20等の各種機械を覆うようにして設けられ、室外機 2の内部空間を仕切っている。
[0024] 送風室 S1内には、図 3において示すように、プロペラファン 27、ファンモータ 28、フ アンモータ台 28a、後方力も左方にかけて略 L字形状に形成された室外熱交 、リアクタ 52を収納するリアタトルボックス 50等が配置される。室外機 2の送風室 S1に おいては、プロペラファン 27がファンモータ 28によって回転駆動されることによって、 室外熱交換器 22において熱交換を行うための空気が取り込まれる。また、図 4にお いて矢印で示すように、プロペラファン 27が回転駆動することによって、後述するよう に、リアタトルボックス 50の内部における空気流れ Fができる。このように、送風室 S1 は、前後方向 D3の後方力 前方に向けて外気が通過する送風流路となっている。フ アンモータ台 28aは、図 3に示すように、室外熱交換器 22の中央付近において上下 方向 D1に延びており、上方部分が前後方向に延びるようにして設けられる。なお、フ アンモータ台 28aは、上方部分のうち後ろ側に延びた部分によって、室外熱交換器 2 2の上端中央近傍に係止される。
[0025] 機械室 S2内には、圧縮機 20、四路切換弁 21、電動弁 33、電装部品ユニット 40な どの部品が配置される。また、この機械室 S2は、図 3および図 4において示すように、 略密閉されたケーシングで覆われており、外気カゝらある程度隔離されるように構成さ れている。圧縮機 20は、図 3において示すように、機械室 S2の内部の略中央付近に 配置されている。四路切換弁 21や電動弁 33は、図 4において示すように、共に圧縮 機 20の側方に配置される。電装部品ユニット 40は、機械室 S2の内部の上方空間に 配設され、内部にプリント配線基板 41を収納している。また、電装部品ユニット 40に は、図 4に示すように、プリント配線基板 41の右端部分から下方に延びるプリント配線 基板 41 'が設けられている。プリント配線基板 41およびプリント配線基板 41 'は、そ れぞれ下面、右側面が実装面となっており、発熱性のパワートランジスタ 45やコンデ ンサ、ダイオードブリッジ、室外機 2の各機械部品を制御するための制御回路用の IC や制御プログラムを格納するメモリ等、多くの電装部品 42が実装されている。そして、 電装部品ユニット 40のケーシングに設けられた開口を介して、機械室 S2の電装部品 ユニット 40の下方に配設されている圧縮機 20、四路切換弁 21、電動弁 33、ファンモ ータ 28等が、ワイヤハーネスを介してプリント配線基板 41、 41,に実装された複数の コネクタに接続される。さらに、機械室 S2内には、各種サーミスタが配置されており、 これらのサーミスタもプリント配線基板 41、 41 'のコネクタに接続される。一方、送風 室 S1に配置されるファンモータ 28も、ワイヤハーネスを介してプリント配線基板 41、 4 1 'のコネクタと接続されることによって回転制御される。なお、プリント配線基板 41、 4 1 'の回路とリアクタ 52とにより図示しないインバータ回路が構成されており、このイン バータ回路によって圧縮機 20の回転数を可変速制御する。また、電装部品ユニット 4 0には、図 4において示すように、プリント配線基板 41 'に実装されている発熱性の電 装部品 42であるパワートランジスタ 45から生ずる熱を効果的に拡散するために、機 械室 S2から送風室 S1に付き向けるようにして放熱フィン 43が設けられている。これ によって、パワートランジスタ 45から生ずる熱も、送風室 S1のプロペラファン 27によつ て十分に冷却することができる。
[リアタトルボックスの詳細構成]
リアタトルボックス 50は、図 3において示すように、室外機 2の送風室 S1の上方空間 において、室外熱交翻 22とファンモータ台 28aとに架設するようにして設けられて いる。また、リアタトルボックス 50は、図 4に示すように、送風室 S1の内部のうち、電装 部品ユニット 40に設けられている放熱フィン 43とは反対側である左側に配設されて いる。このリアタトルボックス 50は、内部に発熱性のリアクタ 52を収納する。
リアタトルボックス 50は、図 5に示すように、下部ケーシング 70と上部ケーシング 80 と力もなる本体ケーシング 60と、本体ケーシング 60の内部に配設される遮水ケーシ ング 90とから構成される。
これらのケーシングは、図 5の組み立て図面において示すように、螺子 61、 63、 64 、 65によって互いに螺合されることによりリアタトルボックス 50を形成する。そして、こ のリアタトルボックス 50は、リアタトルボックスの右側面を示す図 8や図 5、図 3におい て示すように、螺子 68によって、後述するファンモータ台 28aの対応部分に穿設され た螺子孔 28bに対して螺合される。
[0027] また、リアクタ 52は、圧縮機 20の回転数等の制御を行うインバータ回路の一部を構 成している。リアタトルボックスの正面図である図 6において示すように、リアクタ 52は 、リアタトルボックス 50の内部に収納されている。また、リアクタ 52は、ファンモータ台 28aの後ろ側を伝って仕切り板 29を隔てて伸びるリアクタ用のワイヤハーネス(図示 せず)を介して、電装部品ユニット 40内のプリント配線基板 41の下面のコネクタに接 続される。リアクタ 52は、プリント配線基板 41に設けられている回路と共にインバータ 回路を構成しており、圧縮機 20の回転数制御を行う。このリアクタ 52には、空気調和 装置 100の運転時において、温度が上昇して発熱を伴うという性質がある。
以下、リアタトルボックス 50を構成する、遮水ケーシング 90と、本体ケーシング 60と について説明する。
[0028] (遮水ケーシング)
遮水ケーシング 90は、図 5に示すように、遮水左スリット 91と、遮水後方スリット 91 ' と、前面 93と、当接板 95と、右側面 97と,上面 99とから構成されている。
遮水左スリット 91は、正面図である図 6および上面図である図 7において示すように 、遮水ケーシング 90の左側面を構成している。この、遮水左スリット 91は、図 6に示す ように、 3つの膨出部 91aが設けられている。この 3つの膨出部 91aには、それぞれ下 端部分に遮水孔 91bが形成されている。膨出部 91aは、図 6および図 7に示すように 、遮水ケーシング 90の左側面力 さらに左側に膨出しており、下に向かうにつれて膨 出度合いが増すようにして形成される。遮水孔 91bは、膨出部 91aの下端部分に設 けられた開口であり、正面視においてわずかに右下方向に傾くようにして形成されて いる。遮水孔 91bは、図 6に示すように、遮水左スリット 91に対して左右方向 D2の右 側の空間を構成する二重遮水空間 S5と、遮水左スリット 91に対して左側の空間を構 成する左側遮水空間 S7とを上下方向 D1からわずかに右に傾いた方向に連通させる [0029] 遮水後方スリット 91 'は、右側面図である図 8および図 7において示すように、遮水 左スリット 91と同様な形状で、遮水ケーシング 90の後ろ側の面を構成している。この 遮水後方スリット 91 'は、図 8に示すように、遮水ケーシング 90の後ろ側に膨出した 3 つの膨出部 91 ' aと、それぞれの膨出部 91 ' aの下端部分に設けられた遮水孔 91 ' b とを有している。膨出部 91 ' aは、図 8に示すように、遮水ケーシング 90の後方面から さらに前後方向 D3の後方に膨出しており、下に向かうにつれて膨出度合いが増すよ うに形成される。遮水孔 91 ' bは、膨出部 91 ' aの下端部分に設けられた開口であり、 右側面視にお 、てわずかに左下方向に傾くようにして形成されて 、る。遮水孔 91 ' b は、図 8および図 7に示すように、遮水後方スリット 91 'に対して前後方向 D3の前側 の空間を構成する二重遮水空間 S5と、遮水後方スリット 91 'に対して後方の空間を 構成する後方遮水空間 S8とを、右側面視において上下方向 D1からわずかに左に 傾いた方向に連通させる。
[0030] 上面 99は、図 5および図 6に示すように、遮水ケーシング 90の上方の面を構成して おり、 2つのリアクタ螺子孔 92と、リアクタ取付凹部 98とを有している。リアクタ螺子孔 92は、上面 99の 2箇所において上下方向 D1に貫通するように穿設されている。リア クタ取付凹部 98は、上面 99の右側において前側と後ろ側とに 2つ設けられており、 わずかに下方向に窪んで形成されている。また、前側の窪み部分は、左右方向 D2 の左側力 前後方向 D3の後方にかけて開いた開口が設けられており、後ろ側の窪 み部分は、左右方向 D2の左側力 前後方向 D3の前方にかけて開いた開口が設け られている。
前面 93は、図 5に示すように、遮水ケーシング 90の前側の面を構成しており、前後 方向 D3に穿設された螺子孔 93aを有している。当接板 95は、図 6に示すように、遮 水左スリット 91の下端部分から、左右方向 D2の右側に延びるようにして設けられて いる。右側面 97は、図 5および図 6に示すように、遮水ケーシング 90の右側の面を構 成しており、左右方向 D2に穿設された螺子孔 97aを有している。また、右側面 97に は、さらに、図 5、図 6および図 8に示すように、螺子孔 97aの上方において、前後方 向 D3に長く左右方向 D2に貫通して 、る放熱開口 97bを有して 、る。
[0031] (本体ケーシング) 本体ケーシング 60は、下部ケーシング 70と、上部ケーシング 80とが上下方向 D1 に組み合わされて構成されて 、る。
(下部ケーシング)
下部ケーシング 70は、図 5に示すように、下部左スリット 71と、右側面 73と、前方固 定部 74と、後方固定部 75と、排水孔 76と、 L字形状板 77と、斜面 78と、底面 79とか ら構成されている。
下部左スリット 71は、正面図である図 6および上面図である図 7において示すように 、上方部分は上下方向 D1に延びており、下方部分が右方向に折れて右下方向に延 びて下部ケーシング 70の左側面を構成している。この、下部左スリット 71は、図 6お よび図 7において示すように、 3つの膨出部 71aが設けられている。この 3つの膨出部 71aには、それぞれの下端部分に遮水孔 71bが形成されている。この膨出部 71aは 、図 6に示すように、下部ケーシング 70の左側面からさらに左側に膨出しており、下 に向かうにつれて膨出度合いが増すように形成される。遮水孔 71bは、膨出部 71a の下端部分に設けられた開口であり、正面視においてわずかに右下方向に傾くよう にして形成されている。遮水孔 71bは、図 6に示すように、下部左スリット 71に対して 左右方向 D2の右側の空間を構成するリアタトルボックス 50の外部の送風室 S1と、下 部左スリット 71に対して右側の空間を構成する左側遮水空間 S7とを、上下方向 D1 力 わずかに右に傾 、た方向に連通させる。
底面 79は、図 6および図 8に示すように、下部左スリット 71の下端部分力も左右方 向 D2の右方向に延びて下部ケーシング 70の底面を構成している。排水孔 76は、図 6に示すように、下部左スリット 71の下端部分と底面 79の左端部分とにおいて、リアク トルボックス 50の外部の送風室 S1と、左側遮水空間 S7とを連通させるように設けら れた開口である。また、この遮水孔 76は、図 5において示すように、前側と後ろ側との 2力所に設けられている。斜面 78は、図 6に示すように、底面 79の右端部分から右上 方向に延びており、下部ケーシング 70の右下の面を構成している。右側面 73は、図 6において示すように、斜面 78の上端部分から上下方向 D1の上方に延びる面を構 成している。この右側面 73は、左右方向 D2に穿設された螺子孔 73aを有している。 L字形状板 77は、図 5および図 6において示すように、右側面 73の上端部分力 左 右方向 D2の右側に延びた後に、上下方向 D1の上方に折れた L字形状の面を構成 している。前方固定部 74は、図 5、図 7および図 8において示すように、下部ケーシン グ 70の前面の上端中央部分力 前面側に延びた面であり、この面の中央近傍にお いて上下方向 D1に穿設された螺子孔 74aを有している。後方固定部 75は、前方固 定部 74と同様であり、図 5、図 7および図 8において示すように、下部ケーシング 70の 後ろ側の面の上端中央部分力 後ろ側に延びた面であり、この面の中央近傍におい て上下方向 D1に穿設された螺子孔 75aを有して 、る。
[0033] (上部ケーシング)
上部ケーシング 80は、図 5に示すように、上部後方スリット 81と、前面 83と、前方被 固定部 84と、後方被固定部 85と、導風板 87と、リアタトルボックス設置板 88と、上面 89と力 構成されている。
上部後方スリット 81は、図 8および図 7において示すように、遮水後方スリット 91 'と 同様な形状であり、上部後方スリット 81の後ろ側の面 81を構成しており、 3つの膨出 部 81aと、それぞれの膨出部 81aに形成された遮水孔 81bとを有している。膨出部 8 laは、図 8および図 7に示すように、遮水ケーシング 90の後ろ側の面からさらに後ろ 側に膨出しており、下に向かうにつれて膨出度合いが増すようにして形成される。遮 水孔 81bは、図 8に示すように、膨出部 81aの下端部分に設けられた開口であり、右 側面視にお 、てわずかに左下方向に傾くようにして形成されて 、る。遮水孔 81bは、 図 8に示すように、遮水後方スリット 91 'に対して後ろ側の空間を構成する後方遮水 空間 S8と、上部後方スリット 81に対して後ろ側に面したリアタトルボックス 50の外部 の送風室 S1とを、右側面視において上下方向 D1からわずかに左に傾いた方向に 連通させる。
[0034] 上面 89は、上部ケーシング 80の上方の面を構成しており、凹部 82と、挟持部 86と 、係止部 89aとを有している。凹部 82は、図 6および図 5において示すように、上部ケ 一シング 80の上面 89の 2箇所において、後述するリアクタ 52の固定に用いられる螺 子の位置に対応する場所において、上方に窪むようにして形成されている。挟持部 8 6は、図 5、図 6および図 7において示すように、上部ケーシング 80の上面 89の左端 部近傍に設けられている。この挟持部 86は、上部ケーシング 80の上面 89の左端部 近傍にお!ヽて上下方向 Dlの下側に延びた外側挟持部 86aと、外側挟持部 86aより も右側の位置から下側に延びた内側挟持部 86bとから構成されている。なお、内側 挟持部 86bの上面端面力も左側部分は、上下方向 D1に貫通している。係止部 89a は、図 5、図 6および図 7において示すように、上部ケーシング 80の上面 89のうちの 右端部分を構成しており、ファンモータ台 28aに対して当接するために、わずかに上 方に盛り上がって形成されて 、る。
[0035] 導風板 87は、図 5および図 6に示すように、上部ケーシング 80の上面 89の一部を 構成する係止部 89aの左端部分から上下方向 D1の下側に向けて延びて面を構成し ている。リアタトルボックス設置板 88は、図 5、図 7および図 8において示すように、上 部ケーシング 80の右側の後ろ側の面力 後方へと延びてさらに右側に折れるように して設けられている。リアタトルボックス設置板 88には、右側に折れるようにして設けら れて 、る面にぉ 、て前後方向 D3に連通するように螺子孔 88aが設けられて 、る。前 面 83は、上部ケーシング 80の前面側を構成しており、前後方向 D3に穿設された螺 子孔 83aを有している。
前方被固定部 84は、図 5、図 7および図 8において示すように、上部ケーシング 80 の前面の下端中央部分力 前面側に延びた面であり、この面の中央近傍において 上下方向 D1に穿設された螺子孔 84aを有している。後方被固定部 85は、前方被固 定部 84と同様であり、図 5、図 7および図 8において示すように、上部ケーシング 80の 後ろ側の面の下端中央部分から後ろ側に延びた面であり、この面の中央近傍におい て上下方向 D1に穿設された螺子孔 85aを有して 、る。
[0036] [リアタトルボックスの固定]
リアタトルボックス 50は、本体ケーシング 60と遮水ケーシング 90とが組み合わされ て構成され、内部にリアクタ 52が収納されて、室外機 2の送風室 S1の内部に固定さ れる。
(リアタトルボックスおよびリアクタの固定動作)
図 5において示すように、水ケーシング 90と、下部ケーシング 70と上部ケーシング 8 0と力も構成される本体ケーシング 60とによって構成されるリアタトルボックス 50に対 しては、内部にリアクタ 52が固定される。具体的には、図 5および図 6に示すように、 以下のような手順で固定される。
初めに、リアクタ 52が遮水ケーシング 90に対して固定される。まず、リアクタ 52の右 上端部分 52aを、図 6および図 5において示すように、遮水ケーシング 90の上面 99 のリアクタ取付凹部 98の内側に設けられた開口に対して、左右方向 D2の右方向に スライドさせる。リアクタ 52が右方向にスライドされると、リアクタ 52の右上端部分 52a 力 遮水ケーシング 90の上面のリアクタ取付凹部 98に対して係合される。また、リア クタ 52の左側部分 52bについては、図 6の正面図および図 5において示すように、螺 子 62によって、遮水ケーシング 90の上面に穿設されたリアクタ螺子孔 92と、図示し ないリアクタ 52の対応部分に穿設された螺子孔とが略上下方向 D1に連通されて螺 合される。この際、螺子 62は、図 6に示すように、遮水ケーシング 90の上面を越えて さらに上方に突出してしまうが、上部ケーシング 80の上面 89の対応部分の凹部 82 によって空間が設けられているため、突出部分をその空間内に収めることができる。 このようにして、リアクタ 52は、遮水ケーシング 90に対して固定される。なお、遮水ケ 一シング 90のリアクタ螺子孔 92や上部ケーシング 80に設けられた凹部 82は、図 5に おいて示すように、それぞれ 2つ設けられている力 これは、サイズの異なるようなリア クタであっても収納可能にするためである。
次に、遮水ケーシング 90が、本体ケーシング 60のうちの下部ケーシング 70に対し て固定される。ここでは、図 5および図 6において示すように、遮水ケーシング 90の右 側面 97を左側に、下部ケーシング 70の右側面 73を右側にして、左右方向 D2から 接合させる。そして、遮水ケーシング 90の右側面 97に穿設された螺子孔 97aと、下 部ケーシング 70の右側面 73に穿設された螺子孔 73aとが、螺子 61によって互いに 連通されることにより螺合される。このようにして、遮水ケーシング 90と、下部ケーシン グ 70とが固定される。
さらに、遮水ケーシング 90が、本体ケーシング 60の上部ケーシング 80に対して固 定される。ここでは、図 5および図 6において示すように、遮水ケーシング 90の前面 9 3を後ろ側に、上部ケーシング 80の前面 83を前側にして、前後方向 D3から接合され る。そして、遮水ケーシング 90の前面 93に穿設された螺子孔 93aと、上部ケーシング 80の前面 83に穿設された螺子孔 83aと力 螺子 63によって互いに連通されることに より螺合される。このようにして、遮水ケーシング 90と、上部ケーシング 80とが固定さ れる。
[0038] そして、最終的に、上部ケーシング 80と下部ケーシング 70とが固定されて、リアクタ 52を収納した本体ケーシング 60が完成する。ここでは、図 5、図 7および図 8におい て示すように、本体ケーシング 60の前側については、上部ケーシング 80の前方被固 定部 84と、下部ケーシング 70の前方固定部 74とが上下方向 D1から接合される。そ して、上部ケーシング 80の前方被固定部 84に穿設された螺子孔 84aと、下部ケーシ ング 70の前方固定部 74に穿設された螺子孔 74aと力 螺子 64によって互いに連通 されることにより螺合される。また、本体ケーシング 60の後ろ側は、上部ケーシング 80 の後方被固定部 85と、下部ケーシング 70の後方固定部 75とが上下方向 D1から接 合される。そして、上部ケーシング 80の後方被固定部 85に穿設された螺子孔 85aと 、下部ケーシング 70の後方固定部 75に穿設された螺子孔 75aとが、螺子 65によつ て互いに連通されることにより螺合される。このようにして、上部ケーシング 80と下部 ケーシング 70とが固定される。なお、図 6において示すように、リアタトルボックス 50が 組み立てられると、上部ケーシング 80に設けられた導風板 87と L字形状板 77との間 にお 、て放出口 04が形成される。
[0039] なお、このように螺子によってそれぞれのケーシングが螺合されるような固定手段に 限らず、例えば、爪部と、爪部に対して係合するような被係合部とを設けることによつ てそれぞれが固定されるような固定手段を採用してもよい。
(室外機へのリアタトルボックスの固定動作)
上述のようにして内部にリアクタ 52を収納したリアタトルボックス 50は、図 3に示すよ うに、室外機 2の送風室 S 1に固定される。
まず、リアタトルボックス 50の上部ケーシング 80の係止部 89aを、図 3に示すように 、ファンモータ台 28aのうち室外熱交換器 22の中央上端部分力も前後方向 D3の前 方に延びて ヽる部分に対して、上から被せるようにして係止される。
また、リアタトルボックス 50の上部ケーシング 80の上面 89の左側に設けられた挟持 部 86は、図 3および図 6において示すように、室外熱交換器 22の左側面部分を挟持 する。具体的には、室外熱交換器 22の左側面部分を、挟持部 86のうちの外側挟持 部 86aが左側から、内側挟持部 86bが右側から挟み込むようにして挟持する。
[0040] そして、図 3、図 7および図 8において示すように、上部ケーシング 80に設けられたリ ァクトルボックス設置板 88と、ファンモータ台 28aの室外熱交^^ 22に沿って配設さ れている部分とが前後方向 D3から接合される。さらに、図 5、図 6図 7および図 8に示 すように、リアタトルボックス設置板 88に穿設された螺子孔 88aと、ファンモータ台 28 aの対応部分に穿設された螺子孔 28bとが、螺子 68によって互いに螺合されて、リア タトルボックス 50が送風室 S1の内部に固定される。
[リアクタが冷却される際の動作]
空気調和装置 100の室外機 2の送風室 S1には、図 3に示すように、プロペラファン 27が設けられており、このプロペラファン 27がファンモータ 28によって回転駆動され ることによって送風室 S1に図 4において一点鎖線で示すような空気流れ Fが形成さ れる。この空気流れ Fについて以下、具体的に説明する。
[0041] 室外機 2の外部にある空気は、プロペラファン 27の回転駆動に伴って空気流れが 形成されることで、室外機 2の外部後方カゝら室外熱交換器 22を通じて送風室 S1の内 部に取り込まれる。送風室 S1の内部取り込まれた空気は、図 6、図 8およびリアタトル ボックス 50の上面図である図 7において矢印 Fl, F2、 F3、 Fl ' , F2'、 F3'で示すよ うに、下部ケーシング 70に設けられている下部左スリット 71を通じて左側遮水空間 S 7に取り込まれ、上部ケーシング 80に設けられている上部後方スリット 81を通じて後 方遮水空間 S8に取り込まれる。このように、左側遮水空間 S7と、後方遮水空間 S8と に取り込まれた空気は、それぞれ遮水ケーシング 90に設けられている遮水左スリット 91と、遮水後方スリット 91 'とを通じて、リアクタ 52が配設されている二重遮水空間 S5 へと取り込まれる。そして、二重遮水空間 S5に収納されているリアクタ 52の近傍にお Vヽて空気の流れが作られることによって、発熱性のリアクタ 52から放出される熱が拡 散される。このように二重遮水空間 S5において、リアクタ 52の近傍を通過した空気は 、図 6において矢印 F4で示すように、遮水ケーシング 90の右側面 97に設けられた放 熱開口 97bを通じ、下部ケーシング 70の L字形状板 77の上方を通過して、上部ケー シング 80に設けられた導風板 87と L字形状板 77との間の空間である放出口 04を通 つてリアタトルボックス 50の外部の送風室 S 1へと放出される。 [0042] このようにリアタトルボックス 50の内部に空気が取り込まれるような空気流れ Fが形 成されるのは、外気が、送風室 S1のプロペラファン 27が回転駆動した場合に、室外 機 2の室外熱交 の後ろ側の面および左側面力も送風室 S1の内部へと向かう 方向に取り込まれるからである。このため、リアタトルボックス 50の下部左スリット 71と 上部後方スリット 81とから、リアタトルボックス 50の内部に向力つて外気が進入する。 また、ここでは、リアタトルボックス 50の内部の空気力 上部ケーシング 80に設けら れた導風板 87と L字形状板 77との間の空間を通ってリアタトルボックス 50の外部に 放出されている。このようにリアタトルボックス 50の内部の二重遮水空間 S5から右側 の放出口 04を介して外部の送風室 S1に空気が放出される空気流れ F4が形成され るのは、リアタトルボックス 50の右側においてプロペラファン 27による強い空気流れ が前後方向 D3の後方力 前方に向けて形成されており、リアタトルボックス 50の内 部のうち空気が放出される右側近傍においてはリアタトルボックス 50の内部中心付近 と比べて圧力の低い状態が形成されているからである。このようにして、リアタトルボッ タス 50の内部の空気は、圧力の低い放熱開口 97b近傍に向けて流れ、そのままリア タトルボックス 50の放出口 04を介して、リアタトルボックス 50の外部の送風室 S1へと 放出されること〖こなる。
[0043] [リアタトルボックスの遮水動作]
室外機 2は、通常、屋外に設置されて雨水を受ける恐れがあるが、室外機 2の内部 に設けられたプロペラファン 27が回転することによって、送風室 S1の内部に、空気だ けでなく水分が混ざって混入することがある。ここでは、リアクタ 52は、図 7に示すよう に、リアタトルボックス 50によって、外気の取込側である左側と後ろ側とがそれぞれ二 重に覆われている二重構造が採用されている。このため、リアクタ 52を水分力も十分 に保護することが可能となる。
具体的には、左側力もの外気取り込み経路においては、下部ケーシング 70の下部 左スリット 71がー重目、さらに遮水ケーシング 90の遮水左スリット 91が二重目となるこ とで二重に覆われている。また、後ろ側力もの外気取り込み経路においては、上部ケ 一シング 80の上部後方スリット 81がー重目、さらに遮水ケーシング 90の遮水後方ス リット 91 'が二重目となることで二重に覆われている。以下、左側からの経路と後ろ側 力 の経路とがほぼ同様であるために、左側の二重構造を例に挙げて説明する。
[0044] 室外機 2においては、上述のように、空気と水分とが一緒になつて送風室 S1に入り 込んで、図 6、図 7において示すように、空気流れ Fl、 F1 'よってリアタトルボックス 50 の近傍に到達するような場合がある。このように、空気流れ Fl、 F1 'よってリアタトル ボックス 50の近傍にまで水分と外気とが到達した場合には、図 6および図 7に示すよ うに、まず、一重目となる下部ケーシング 70の下部左スリット 71の膨出部 71aによつ て、水分の大部分がリアタトルボックス 50内に入らないように遮られる。そして、空気と 少量の水分とが、図 6に示す空気流れ F2によって、正面視右斜め上方に流れて行き 、下部左スリット 71の遮水孔 71b近傍に到達する。しかし、水分は、空気に比べて比 重が大きいために、上方に向力 ことが難しぐ下部左スリット 71の遮水孔 71bを通過 しにくい。さらに、下部左スリット 71を通過して左側遮水空間 S7にまで水分が到達し たとしても、そのような微量の水分は、下部左スリット 71を通過したことで空気流れ F2 の勢いが弱まっているために、左側遮水空間 S7の下方に落下して、排水孔 76を通 じて再びリアタトルボックス 50外部の送風室 S1内に放出される。また、遮水ケーシン グ 90の遮水左スリット 91の遮水孔 91b近傍においては、通過する空気の流れが弱ま つているために、左側遮水空間 S7に到達するような微量の水分についても、下部左 スリット 71の遮水孔 71bと同様に、上方に向力つて通過することは困難である。すな わち、空気流れ F2の勢いによって移動してくる水分であっても、遮水左スリット 91の 遮水孔 9 lb近傍においては、通過する空気の流れが弱まっているために、遮水孔 9 lbを上方に向けて通過することができない。このため、遮水ケーシング 90の遮水左 スリット 91の遮水孔 91bでは、水分をほとんど通過させないで空気を通過させること ができる空気流れ F3ができる。
[0045] このように、リアタトルボックス 50の二重構造によって、二重遮水空間 S5内部には 水分が入りにくくなつている。
<特徴 >
(1)
従来の空気調和装置の室外機では、発熱部品であるリアクタ 52が機械室 2の内部 に配設されている等の配設場所、配設構造等が採用されている。このためリアクタ 52 の近傍にぉ 、て部分的にしか空気の流れが形成されな 、等のためにリアクタ 52から 生ずる熱を逃がしにくぐリアクタ 52の冷却を十分に行うことが困難な場合がある。こ のように、電装部品 42やリアクタ 52等の温度上昇を招いてしまうと、電装部品 42ゃリ ァクタ 52の使用条件に制約をかけたりする原因となる等、その機能を十分に発揮す ることができなくなる恐れがある。さらには、これに伴い、別途新たに耐熱性の優れた リアクタ 52を開発 '製造することが必要となる等、コストが掛カつてしまう。
[0046] しかし、上記実施形態における空気調和装置 100の室外機 2では、発熱部品であ るリアクタ 52は、下部左スリット 71の遮水孔 71bおよび遮水左スリット 91の遮水孔 91 bの外気取込口と放出口 04とが設けられたリアタトルボックス 50に収納され、プロべ ラファン 27によって空気の流れ Fが形成される送風室 S1に配設される。このため、プ 口ペラファン 27が駆動することによって、下部左スリット 71の遮水孔 71bおよび遮水 左スリット 91の遮水孔 91bの外気取込ロカもリアタトルボックス 50の内部を通じて放 出口 04にかけての空気流れ Fが生じて、リアクタ 52から生じる熱を拡散させ、熱の滞 留を抑えことができるようになる。このため、リアクタ 52の冷却効果を向上させることが 可能となる。また、これにより、耐熱性の優れたリアクタを別途新たに開発 '製造する 必要性も無くなる。
[0047] (2)
近年は、室外機の設置スペースの狭小化等に伴って、室外機全体のコンパクトィ匕 が振興しつつある。しかし、このように室外機全体が狭小化されると、発熱部品である リアクタ 52と、電装部品ユニット 40に収納された比較的熱に弱い電装部品 42との設 置距離が近づいてしまい、リアクタ 52から生じた熱によって電装部品 42に悪影響を 与えてしまうことになりかねない。また、耐熱性の優れた電気部品を開発'製造する必 要が生じてしまい、コストが高くなつてしまう。なお、電装部品ユニット 40とリアタトルボ ックス 50とを機械室 S2の内部に配置した例がある力 この場合には放熱性確保のた めに電装部品ユニット 40に設けられている放熱フィン 43がリアクタ 52の近傍に配設 されることになるため、放熱フィン 43による電装部品ユニット 40の冷却効果が減少し てしまう。
[0048] しかし、上記実施形態に係る室外機 2では、電装部品 42が収納されて 、る電装部 品ユニット 40と、リアクタ 52が収納されて 、るリアタトルボックス 50とが別の部屋に配 設されて、両者の間にある程度の距離を確保するようにして配設されている。このた め、リアクタ 52から発生する熱によって、電装部品 42が悪影響を受けに《することが できる。これによつて、リアクタ 52の放熱性を確保しつつ、室外機 2のコンパクトィ匕を 達成することができる。また、リアクタ 52ゃ電装部品 42等の素材の設計温度を低くす ることができ耐熱性を多少下げることも可能となるため、製造コストを低く抑えることが でさるよう〖こなる。
また、機械室 S2内の電装部品ユニット 40の下に配設されている機械部品や、電装 部品ユニット 40の内部に収納されている電装部品 42が発熱する性質の部品であつ たとしても、リアクタ 52とは互いに離れた位置に配置されているため、互いに生じた熱 を効率的に拡散することができる。
[0049] (3)
なお、リアクタ 52を送風室 S1に配設して十分な冷却を行う場合であっても、室外機 2の送風室 S1に屋外の雨水等が進入してリアクタ 52に水分を与えてしまい短絡を招 くという恐れがある。このため、別途耐水性に優れたリアクタの開発 '製造が必要となり 、コストが掛カつてしまう。また、電装部品ユニット 40からリアクタ 52を離れた位置に設 ける態様として、機械室 S2の上方空間の電装部品ユニット 40から少し離れた位置で ある室外機 2の底フレーム近傍にリアクタ 52を配設することも可能である。しかし、こ の場合には、寒冷地等においては、雨水等の水分が室外機 2の底面近傍において 早い速度で成長して氷になってしまい、リアクタ 52自身が水没してしまうことにより短 絡を招くという恐れもある。
[0050] しかし、上記実施形態における空気調和装置 100の室外機 2では、リアタトルボック ス 50の下部左スリット 71の遮水孔 71bとリアクタ 52との間において、空気よりも水のほ うが通過しにくい構造を採用した遮水スリット 91を配設している。このため、上記実施 形態におけるリアタトルボックス 50では、下部左スリット 71の遮水孔 71bおよび遮水 左スリット 91の遮水孔 91bとによる二重の構造を設けることができている。このため、 下部左スリット 71の遮水孔 71bからリアタトルボックス 50の内部に空気と水分が混入 するような場合であっても、遮水左スリット 91の遮水孔 9 lbによって水分を効果的に 遮ることにより、リアクタ 52を保護することができるようになる。また、リアクタ 52は、室 外機 2の上方空間である室外機 2の天板の下に固定されている。このため、リアクタ 5 2が水没するような危険性についても低減させることができるようになる。なお、これに より、耐水性の優れたリアクタを別途新たに開発 ·製造する必要性も無くなる。
[0051] (4)
また、上記実施形態におけるリアタトルボックス 50は、室外機 2の送風室 S1の上下 方向 D1の上方であって左右方向 D2の左側に配置されている。このため、リアタトル ボックス 50は、プロペラファン 27が設けられており送風強度の強い送風室 S1の中央 部分力もできるだけ離れて配置されている。このため、リアタトルボックス 50を送風室 S1に配置したとしても、プロペラファン 27によって送風抵抗が増すことを抑えることが 可能になる。このため、リアタトルボックス 50を送風室 S1に配置した場合であっても、 プロペラファン 27の送風性能をできるだけ高く保持することができるようになる。
なお、リアタトルボックス 50の形状は、略直方体形状から右下部分が削り取られた 形状となっている。このため、プロペラファン 27の設けられている送風室 S1の中央部 分における空気の流れをできるだけ妨げないような構造となっている。このため、リア タトルボックス 50を送風室 S1の内部に配設する場合であっても、送風抵抗が増すこ とをより効果的に抑えて送風性能の劣化を緩やかにすることができるようになる。
[0052] さらに、上記実施形態における空気調和装置 100の室外機 2では、送風室 S1にお いて、リアタトルボックス 50は、新たにリアタトルボックス 50を配設するための支柱を設 けるのではなぐファンモータ 28の設置に用いられているファンモータ台 28aを流用 することにより設置することができる。このため、送風の妨げとなるようなリアタトルボッ タス配設用の支柱を設けなくても、リアタトルボックス 50を配設することができるように なる。
(5)
上記実施形態における空気調和装置 100の室外機 2には、下部左スリット 71の遮 水孔 71bを通り越してリアタトルボックス 50の内部に進入した水を外部に排出すること のできる排水孔 76が設けられている。また、逆に、この排水孔 76からリアタトルボック ス 50の内部に水が入ってこないようにリアタトルボックス 50の下部ケーシング 70の底 面 79に当接するようにして遮水ケーシング 90の当接板 95が設けられている。
[0053] このため、下部左スリット 71の遮水孔 71bを通り越してリアタトルボックス 50の内部 に進入した水は、リアタトルボックス 50の左側遮水空間 S7の底面近傍を這わせるよう にしてリアタトルボックス 50の外部の送風室 S1に放出することができる。このため、リ ァクタ 52に対する遮水性をより確実に確保することができる。
<他の実施形態 >
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定 されるものではなぐ発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態における空気調和装置 100の室外機 2では、リアクタ 52に対して水 分が触れることを抑えつつリアクタ 52の冷却効果を向上させるためにリアタトルボック ス 50を二重構造ィ匕させて送風室 S1に配設されている室外機 2を例に挙げて説明し た。すなわち、空気の流路において上方に向力う部分を有する構造のリアタトルボッ タス 50を採用して、水と空気との比重に基づいて、空気よりも比重が大きい水が上方 に上がりにく!/、と 、う性質により、空気と水とを分離してリアクタ 52の冷却効果を確保 しつつリアタトルボックス 50の遮水性を担保して 、る。
[0054] し力し、本発明はこれに限定されるものではなぐ空気よりも水のほうが通過しにくい 遮水ケーシング 90の遮水左スリット 91や遮水後方スリット 91,としては、このほかにも 、例えば、スポンジのような微細な孔が多数設けられたようなリアタトルボックスであつ てもよい。この場合には、リアタトルボックス 50の下部ケーシング 70の下部左スリット 7 1や上部ケーシング 80上部後方スリット 81を通過してくる水滴の大きさに着目して、 その水滴の大きさに基づいて所定の大きさの水滴を捕らえることが可能な小さな孔が 多数設けられた多孔質の遮水左スリットおよび遮水後方スリットを設けることが考えら れる。この多孔質の遮水左スリットおよび遮水後方スリットでは、下部ケーシング 70の 下部左スリット 71や上部ケーシング 80の上部後方スリット 81を通過した水滴 (水分) および空気のうち、水滴を多く捕らえて空気だけを通過させて、水滴と空気とを分離 することができる。ここで、多孔質の遮水左スリットおよび遮水後方スリットに捕らえら れた水分は、ある程度蓄積されてくると上下方向 D1の下側に落ちてくる。したがって 、上記実施形態と同様に、下部ケーシング 70の下部左スリット 71や上部ケーシング 8 0の上部後方スリット 81を通過した水滴を、下部ケーシング 70に設けられた排水孔 7 6からリアタトルボックス 50の外部の送風室 S1に放出することができる。
[0055] また、例えば、リアタトルボックス 50の下部ケーシング 70の下部左スリット 71や上部 ケーシング 80上部後方スリット 81とリアクタ 52との間において、遮水ケーシング 90の 遮水左スリット 91や遮水後方スリット 91 'のような構造のスリットが何重にも重なって配 設されている室外機であっても良い。また、遮水左スリット 91や遮水後方スリット 91 ' は、リアタトルボックス 50の下部ケーシング 70の下部左スリット 71や上部ケーシング 8 0上部後方スリット 81とリアクタ 52との間にさえ設けられて 、ればよ 、ため、複数の遮 水ケーシング 90の遮水左スリット 91や遮水後方スリット 91 'とが一体に形成されるよう な室外機であっても良い。
これらのような構造が採用された室外機のリアタトルボックスであっても、上述と同様 の効果を得ることができる。
[0056] (B)
上記実施形態における空気調和装置 100の室外機 2では、電装部品ュ-ット 40に 設けられたパワートランジスタ 45等の発熱性の電装部品は、電装部品ユニット 40に ぉ ヽて送風室 S 1に通じるように設けられた放熱フィン 43を介して、熱を逃がすことが できる構造が採用されて 、る。
しかし、リアタトルボックス 50と電装部品ユニット 40との両者とも送風室 S1に配設さ れるような構造を採用してもよい。この場合、送風室 S1が比較的広い場合には両者 をより離れた位置に配置することもできる。なお、プロペラファン 27が 2つ設けられて V、るような室外機の場合には、特に容易に送風室 S 1にお 、て両者を離して配置する ことができる。そして、この場合においても、リアクタ 52および発熱性の電装部品 42 のそれぞれをより効果良く冷却することができるように最も離れた配置にすることがで きる。
[0057] なお、電装部品ユニット 40に設けられている電装部品 42のうち、発熱性の高いもの のみを選んで、送風室 S 1に配置させるようにしてもょ 、。
(C) なお、上記実機形態における空気調和装置 100の室外機 2においては、リアタトル ボックス 50は、送風室 S1の上方空間に配設されている。し力し、リアタトルボックス 50 に収納されるリアクタ 52の水没の恐れが無 、ような場合には、リアタトルボックス 50を 室外機 2の底面に配置させることも可能である。この場合であっても、上述した空気調 和装置 100の室外機 2と同様に、プロペラファン 27による送風の抵抗を抑えてリアク タの効率的な冷却が可能になる。
(D)
上記実施形態においては、リアタトルボックス 50は、 3つのケーシングによって構成 されている。しかし、リアタトルボックス 50は、上記実施形態と構造は同様のままに、 3 つのケーシングが一体に形成されて 、るものであってもよ!/、。
[0058] (E)
上記実施形態におけるリアタトルボックス 50では、リアクタ 52は、遮水ケーシング 90 の上面 99においてリアクタ取付凹部 98が設けられている。しかし、リアクタ 52は、水 分が溜まる恐れのあるリアタトルボックス 50の底面 79に接しな 、ように配設されて!/ヽ れば良いため、リアクタ 52を設置するための取付部分は各ケーシングの側面におい て設けられて 、るような構成であってもよ 、。
産業上の利用可能性
[0059] 本発明に係る空気調和装置の室外ユニットによれば、発熱部品に水が触れることを 抑えつつ、発熱部品の冷却効果を向上させることができるようになるため、送風機の 配設されている送風機室と送風機室以外の機械室とに仕切られ発熱部品が設けら れている空気調和装置の室外ユニットに対して特に有効である。

Claims

請求の範囲
[1] 送風機 (27)の配設されて!/ヽる送風機室 (S1)と前記送風機室以外の機械室 (S2) とに仕切られ、発熱部品(52)が設けられる空気調和装置の室外ユニット(2)であつ て、
前記送風機室 (S1)内に配設され、開口(71b)が設けられ、内部に前記発熱部品( 52)を収納する筐体 (60)と、
前記筐体 (60)において前記開口(71b)が設けられた位置と前記発熱部品(52)が 収納されて 、る位置との間に配設され、空気よりも水のほうが通過しにく ヽ遮水板(9 1)と、
を備えた空気調和装置の室外ユニット (2)。
[2] 前記筐体 (60)は、前記送風機室 (S1)の上方に配設される、
請求項 1に記載の空気調和装置の室外ユニット (2)。
[3] 前記機械室 (S2)内に、前記発熱部品(52)以外の他の電装部品 (42)を配設する ための電装部品ユニット (40)をさらに備えた、
請求項 1または 2に記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。
[4] 前記筐体 (60)は、前記送風機室 (S1)の内部のうち、前記機械室 (S2)側とは反対 側に配設される、
請求項 3に記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。
[5] 前記送風機 (27)を前記送風機室 (S1)に配設するための送風機台(28a)をさらに 備え、
前記筐体 (60)は、前記送風機台(28a)に対して取付けられる、
請求項 1から 4のいずれかに記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。
[6] 前記遮水板(91)は、前記発熱部品(52)を収納する部分から前記筐体の開口(71 b)に向力 方向に膨出した膨出部(91a)を有し、
前記膨出部(91a)は、下端部分において、前記発熱部品(52)の近傍の空間と前 記筐体の開口(71b)の近傍の空間とを上下方向に連通させる遮水孔(91b)を有す る、
請求項 1から 5のいずれかに記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。
[7] 前記筐体 (60)の開口(71b)は、前記筐体 (60)の外部の空気を前記筐体 (60)の 内部に取り入れる取入口であり、
前記筐体 (60)は、前記遮水板(91)の遮水孔(91b)を通過した空気を外部に放出 する放出口(04)をさらに有する、
請求項 6に記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。
[8] 前記発熱部品(52)は、前記筐体 (60)の底面(79)力 所定の高さの位置に配設 される、
請求項 1から 7のいずれかに記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。
[9] 前記発熱部品(52)は、空調制御を行うためのインバータ回路において用いられる リアクタである、
請求項 1から 8のいずれかに記載の空気調和装置の室外ユニット(2)。
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