WO2004062310A1 - 無線通信システム、無線通信方法、無線通信プログラム及びプログラム記録媒体 - Google Patents

無線通信システム、無線通信方法、無線通信プログラム及びプログラム記録媒体 Download PDF

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Abstract

異なる2つの無線通信システム(以下、無線1、無線2と記す)と接続して通信可能なデュアルモードの移動端末が置かれている状態(移動速度、通信速度)を勘案し、たとえ、いずれかの無線1,2により通信中の状態であっても、最適な無線通信システムを選択して切り替えることを可能とする。サービスエリアが広域で通信速度が中低速向きの無線1と、サービスエリアが局域で通信速度が高速向きの無線2との双方に接続可能な移動端末(3)が、無線1,2の圏内・圏外いずれかを判別し、現在の移動端末(3)の移動速度及び/又は通信速度に基づいて、通信中の状態にあるか否かによらず、移動速度が予め定めた閾値以上に速い場合には無線1と、逆に、遅い場合には無線2と接続し、また、通信速度が予め定めた閾値以上に速い場合には無線2と、逆に、遅い場合には無線1と接続する。更に、接続に先立ってユーザに通知しユーザの指示に従って接続する。

Description

明細書 無線通信システム、 無線通信方法、 無線通信プログラム及びプログラム記録媒体 技術分野
本発明は、 無線通信システム、 無線通信方法、 無線通信プログラム及びプログラム記録 媒体に関し、 特に、 複数の異なる無線通信システムと接続することが可能な移動端末の各 無線通信システムに対する接続と切り替え (ハンドオーバ) とを効果的に実現する無線通 信システム、 無線通信方法、 無線通信プログラム及びプログラム記録媒体に関する。
背景技術 '
近年、 インタ一ネットへの接続技術が目覚しく進歩し、 特に、 セルラー方式移動無線通 信システム (以下、 セルラ一システムと略記する) を代表とする、 通信サービスエリアが 広域で、 通信速度が低中速 (数百 k b p s以下) のイン夕一ネットアクセスサービスと、 無線ローカルエリアネットワーク (WL AN: Wi re l es s Local Area Ne twork) シス テム (以下、 WL A Nシステムと略記する) を代表とする、 通信サービスエリアが局域 ( 直径数十メートルのホットスポットエリア、 又は、 該ホットスポットエリアのオーバ一ラ ップによりカバ一される商店街、 市街密集地のような数百メートルの領域) で、 通信速度 が高速 (数十 M b p s ) のインタ一ネットアクセスサービスとの双方の無線通信サービス が急速な進展を見せている。
セルラ一システムには、 広域性及び通信サービスの多様性などの特徴があり、 一方、 W L ANシステムには、 高速データ通信及び一般的には低料金 (定額制料金) などの特徴が ある。 これらの双方の無線通信システムの特徴を生かし、 セルラー方式移動無線通信シス テムと無線ローカルエリァネットワークシステムとの 2つの異なる無線通信システムの融 合、 シームレスな 2つの異なる無線通信システム間の切り替え (ハンドォ一パ) を実現す る要求が高まってきている。
而して、 かかる 2つの異なる無線通信システムに接綠して通信することが可能な移動端 末に関し、 無線通信システムそれぞれへの接続及びシ一ムレスな切り替えを実現する無線 通信方法としては、 従来、 例えば、 特開平 9一 1 3 0 4 0 5号公報 (第 1 3— 1 4頁) 、 特開 2 0 0 0— 3 2 0 3 2号公報 (第 3頁) 及び特開 2 0 0 2— 1 9 9 4 2 6号公報 (第 5— 7頁) に記載されているような幾つかの提案がある。 これらの各公報に記載された技 術においては、 いずれも、 移動端末の受信信号の電界強度や通信品質あるいは所在位置に 基づいて、 無線通信システムの切り替えの可否を判定し、 異なる 2つの無線通信システム 間の切り替えを行なうこととし、 切り替えに当たっては、 通信の中断のみならず、 無線通 信システム間の切り替えの発生をュ一ザに感じさせないシームレスな切り替えを実現させ る技術が提案されている。
しかしながら、 前述の各公報に記載された技術は、 各無線通信システムの特徴を十分に 考慮し、 移動端末の状況 (例えば、 ユーザの移動端末の移動速度や通信速度など) に応じ て、 ユーザに対して適切、 且つ、 便利な通信サービスを提供しているとは言い難い。 即ち 、 受信信号の電界強度又は受信信号の通信品質に基づいて、 異なる 2つの無線通信システ ム間の切り替え (ハンドオーバ) を行なう場合、 受信信号の電界強度や受信信号の通信品 質に関する状況判断に応じて、 ユーザにとってシームレスに異なる複数の無線通信システ ム間の切り替えを実現することができるとはいえ、 移動端末が置かれている状況について は全く考慮されていないため、 必ずしも、 適切、 且つ、 便利な通信サービスが提供してい るとは言えない。 .
例えば、 ユーザが高速道路又は新幹線など高速移動中の状態にある場合に、 局域 (ホッ トスポット的なエリア) をカバ一する WL ANシステムを用いて通信するような選択がな されると、 WL A Nシステムのアクセスポイント (A P ) 即ち WL ANサービスエリアの 切り替えが頻発したり、 あるいは、 セルラーシステムと WL ANシステム間の切り替えも 頻発してしまう結果を招き、 各無線通信システムのシステム制御の処理負荷やユーザの移 動端末の通信処理負荷に過大な負担が発生することとなる。 この結果、 高速通信を行なう ことができなくなるのみならず、 場合によっては、 通信の途絶を引き起こし、 ユーザにと つて、 必ずしも最適且つ便利な通信サ一ビスを提供できなくなる。
あるいは、 WL ANシステムとセルラ一システムとの異なる 2つの無線通信システムに 同時にカバーされているサービスエリアに移動端末が存在しているような場合であっても
、 移動端末が広域エリアをカバ一するようなセルラーシステムと接続されて通信中の状態 にある場合、 より高速なデータ通信速度で、 あるいは、 一般的により低価格の通信料金で 通信することができる WL ANシステムにシームレスに切り替えて通信を行なうこともで きない。
即ち、 前述のごとく、 WL ANシステムの場合、 高速通信を実現するために、 高い周波 数帯域を使用する結果として、 通信サービスエリアは局域 (高々数百メートルの範囲) と なる。 一方、 セルラ一システムの場合は、 低中速 (高々数百 k b p s ) ではあるが、 通信 サービスエリアは広域であり、 WL ANシステムの通信サービスエリアもカバーしている (但し、 ビル内、 地下など一部カバーできない場合も存在する) という特徴がある。 かくのごときそれぞれ異なる特徴を有している WL A Nシステムとセルラーシステムと の 2つの無線通信システム間の切り替え (ハンドオーバ) を、 それぞれの前記特徴を全く 考慮せずに、 受信信号の電界強度又は受信信号の通信品質によって行なおうとする従来技 術は、 ユーザにとって望ましい結果を齋すものとは限らない。
本発明は、 かかる事情に鑑みてなされたものであり、 例えば、 セルラ一システムに代表 される、 通信サービスエリアが広域で、 通信速度が中低速向きの無線通信システム 1と、 例えば、 WL A Nシステムに代表される、 通信サービスエリアが局域で、 通信速度が高速 向きの無線通信システム 2との互いに異なる 2つの無線通信システムにおいて、 ユーザの 要求及びユーザの移動端末の状況、 例えば、 ユーザ端末の移動速度や通信速度を適切に判 定することにより、 ユーザにとって最適な無線通信システムを選択し、 選択された無線通 信システムへの接続を、 又は、 他方の無線通信システムを用いて通信中の状態にある場合 には、 切り替え (ハンドオーバ) を実行して通信を継続させることを可能とする無線通信 システム、 無線通信方法、 無線通信プログラム及びプログラム記録媒体を提供することを 目的とする。 発明の開示
第 1の技術手段は、 通信サービスエリアが広域で、 通信速度が中低速向きの無線通信シ ステム 1と、 通信サービスエリアが局域で、 通信速度が高速向きの無線通信システム 2と の互いに異なる 2つの無線通信システムと、 前記無線通信システム 1 , 2にそれぞれ接続 して通信が可能な移動端末とにより構成される無線通信システムにおいて、 前記移動端末 が、 前記無線通信システム 1, 2のそれぞれの無線通信可能な圏内にあるか圏外にあるか を判別する圏内 ·圏外判別手段と、 当該移動端末の移動速度を検出する移動速度検出手段 及びノ又は当該移動端末の通信速度を検出する通信速度検出手段とを備え、 前記圏内 ·圏 外判別手段の判別結果と前記移動速度検出手段及び/又は前記通信速度検出手段の検出結 果とに基づいて、 前記無線通信システム 1 , . 2と前記移動端末との接続を切り替えること ができる切り替え手段を備えている無線通信システムとすることを特徴とするものである 第 2の技術手段は、 前記第 1の技術手段に記載の無線通信システムにおいて、 前記移動 速度検出手段が、 当該移動端末の移動により発生したドッブラ周波数を算出することによ り、 当該移動端末の移動速度を検出する無線通信システムとすることを特徴とするもので ある。
第 3の技術手段は、 前記第 1又は第 2の技術手段に記載の無線通信システムにおいて、 前記通信速度検出手段が、 予め定めた測定期間毎に収集された送受信データ数又は送受信 パケット数に基づいて、 当該移動端末の送信及び受信のデータ伝送レートを算出すること により、 当該移動端末の通信速度を検出する無線通信システムとすることを特徴とするも のである。
第 4の技術手段は、 前記第 1乃至第 3の技術手段のいずれかに記載の無線通信システム において、 前記移動端末が、 前記圏内 ·圏外判別手段の判別結果として、 前記無線通信シ ステム 1, 2の双方の圏内にあると判別された場合、 前記移動速度検出手段を用いて検出 された当該移動端末の移動速度と予め設定された閾値とを比較し、 該閾値以上に前記移動 速度が速い場合には、 前記無線通信システム 1に接続し、 一方、 該閾値よりも前記移動速 度が遅い場合、 前記無線通信システム 2に接続する無線通信システムとすることを特徴と するものである。
第 5の技術手段は、 前記第 1乃至第 4の技術手段のいずれかに記載の無線通信システム において、 前記移動端末が、 前記圏内,圏外判別手段の判別結果として、 前記無線通信シ ステム 1 , 2の双方の圏内にあると判別された場合で、 且つ、 前記無線通信システム 1と 接続して通信中であつた場合、 前記移動速度検出手段を用いて検出された当該移動端末の 移動速度と予め設定された閾値とを比較し、 該閾値以上に前記移動速度が速い場合には、 前記無線通信システム 1との通信を維持し、 一方、 該閾値よりも前記移動速度が遅い場合
、 前記切り替え手段により、 前記無線通信システム 2に切り替える無線通信システムとす ることを特徴とするものである。
第 6の技術手段は、 前記第 1乃至第 4の技術手段のいずれかに記載の無線通信システム において、 前記移動端末が、 前記圏内 ·圏外判別手段の判別結果として、 前記無線通信シ ステム 1 , 2の双方の圏内にあると判別された場合で、 且つ、 前記無線通信システム 2と 接続して通信中であった場合、 前記移動速度検出手段を用いて検出された当該移動端末の 移動速度と予め設定された閾値とを比較し、 該閾値以上に前記移動速度が速い場合には、 前記切り替え手段により、 前記無線通信システム 1に切り替え、 一方、 該閾値よりも前記 通信速度が遅い場合、 前記無線通信システム 2との通信を維持する無線通信システムとす ることを特徴とするものである。
第 7の技術手段は、 前記第 1乃至第 4の技術手段のいずれかに記載の無線通信システム において、 前記移動端末が、 前記圏内 ·圏外判別手段の判別結果として、 前記無線通信シ ステム 1, 2の双方の圏内にあると判別された場合で、 且つ、 前記無線通信システム 1と 接続して通信中であった場合、 前記通信速度検出手段を用いて検出された当該移動端末の 通信速度と予め設定された闞値とを比較し、 該閾値以上に前記通信速度が速い場合には、 前記切り替え手段により、 前記無線通信システム 2に切り替え、 一方、 該閾値よりも前記 通信速度が遅い場合、 前記無線通信システム 1との通信を維持する無線通信システムとす ることを特徴とするものである。
第 8の技術手段は、 前記第 1乃至第 4の技術手段のいずれかに記載の無線通信システム において、 前記移動端末が、 前記圏内 ·圏外判別手段の判別結果として、 前記無線通信シ ステム 1, 2の双方の圏内にあると判別された場合で、 且つ、 前記無線通信システム 2と 接続して通信中であった場合、 前記通信速度検出手段を用いて検出された当該移動端末の 通信速度と予め設定された閾値とを比較し、 該閾値以上に前記通信速度が速い場合には、 前記無線通信システム 2との通信を維持し、 一方、 該閾値よりも前記通信速度が遅い場合 、 前記切り替え手段により、 前記無線通信システム 1に切り替える無線通信システムとす ることを特徴とするものである。
第 9の技術手段は、 前記第 7又は第 8の技術手段に記載の無線通信システムにおいて、 前記無線通信システム 2に切り替える動作は、 前記移動速度検出手段を用いて検出される 当該移動端末の移動速度が予め設定された閾値よりも遅い場合に実行され、 また、 前記無 線通信システム 1に切り替える動作は、 前記移動速度が前記閾値以上に速い場合に実行さ れる無線通信システムとすることを特徴とするものである。
第 1 0の技術手段は、 前記第 1乃至第 9の技術手段のいずれかに記載の無線通信システ ムにおいて、 前記圏内 ·圏外判別手段により判別された判別結果と、 前記移動速度検出手 段により検出された前記移動速度及びノ又は前記通信速度検出手段により検出された前記 通信'速度とそれぞれに予め設定された閾値との比較結果とに基づいて、 前記無線通信シス テム 1又は前記無線通信システム 2に接続する判定がなされた場合、 あるいは、 前記無線 通信システム 1又は前記無線通信システム 2との接続を切り替える判定がなされた場合、 接続あるいは切り替えに先立って、 前記判別結果と前記検出結果と共に、 判定された結果 をユーザに予め通知し、 ユーザにより選択された前記無線通信システム 1又は前記無線通 信システム 2との接続を行なう無線通信システムとすることを特徴とするものである。 第 1 1の技術手段は、 通信サービスエリアが広域で、 通信速度が中低速向きの無線通信 システム 1と、 通信サービスエリアが局域で、 通信速度が高速向きの無線通信システム 2 との互いに異なる 2つの無線通信システムと、 前記無線通信システム 1 , 2にそれぞれ接 続して通信が可能な移動端末とにより構成されて、 該移動端末が、 前記無線通信システム 1, 2のそれぞれの無線通信可能な圏内にあるか圏外にあるかの判別結果と、 当該移動端 末の移動速度の検出結果及び Z又は当該移動端末の通信速度の検出結果とに基づいて、 前 記無線通信システム 1, 2との接続を切り替える無線通信方法とすることを特徴とするも のである。
第 1 2の技術手段は、 前記第 1 1の技術手段に記載の無線通信方法において、 前記移動 端末が、 前記無線通信システム 1 , 2の双方の圏内にあると判別された場合、 当該移動端 末の移動速度と予め設定された閾値とを比較し、 該閾値以上に前記移動速度が速い場合に は、 前記無線通信システム 1に接続し、 一方、 該閾値よりも前記移動速度が遅い場合、 前 記無線通信システム 2に接続する無線通信方法とすることを特徴とするものである。 第 1 3の技術手段は、 前記第 1 1又は第 1 2の技術手段に記載の無線通信方法において 、 前記移動端末が、 前記無線通信システム 1 , 2の双方の圏内にあると判別された場合で 、 且つ、 前記無線通信システム 1と接続して通信中であった場合、 当該移動端末の移動速 度と予め設定された閾値とを比較し、 該閾値以上に前記移動速度が速い場合には、 前記無 線通信システム 1との通信を維持し、 一方、 該閼値よりも前記移動速度が遅い場合、 前記 無線通信システム 2に切り替える無線通信方法とすることを特徴とするものである。 第 1 4の技術手段は、 前記第 1 1又は第 1 2の技術手段に記載の無線通信方法において
、 前記移動端末が、 前記無線通信システム 1 , 2の双方の圏内にあると判別された場合で 、 且つ、 前記無線通信システム 2と接続して通信中であった場合、 当該移動端末の移動速 度と予め設定された閾値とを比較し、 該閾値以上に前記移動速度が速い場合には、 前記無 線通信システム 1に切り替え、 一方、 該閾値よりも前記通信速度が遅い場合、 前記無線通 信システム 2との通信を維持する無線通信方法とすることを特徴とするものである。 第 1 5の技術手段は、 前記第 1 1又は第 1 2の技術手段に記載の無線通信方法において 、 前記移動端末が、 前記無線通信システム 1, 2の双方の圏内にあると判別された場合で 、 且つ、 前記無線通信システム 1と接続して通信中であった場合、 当該移動端末の通信速 度と予め設定された閾値とを比較し、 該閾値以上に前記通信速度が速い場合には、 前記無 線通信システム 2に切り替え、 一方、 該閾値よりも前記通信速度が遅い場合、 前記無線通 信システム 1との通信を維持する無線通信方法とすることを特徴とするものである。 第 1 6の技術手段は、 前記第 1 1又は第 1 2の技術手段に記載の無線通信方法において 、 前記移動端末が、 前記無線通信システム 1 , 2の双方の圏内にあると判別された場合で 、 且つ、 前記無線通信システム 2と接続して通信中であった場合、 当該移動端末の通信速 度と予め設定された閾値とを比較し、 該閾値以上に前記通信速度が速い場合には、 前記無 線通信システム 2との通信を維持し、 一方、 該閾値よりも前記通信速度が遅い場合、 前記 無線通信システム 1に切り替える無線通信方法とすることを特徴とするものである。 第 1 7の技術手段は、 前記第 1 5又は第 1 6の技術手段に記載の無線通信方法において 、 前記無線通信システム 2に切り替える動作は、 当該移動端末の移動速度が予め設定され た閾値よりも遅い場合に実行され、 また、 前記無線通信システム 1に切り替える動作は、 前記移動速度が前記閾値以上に速い場合に実行される無線通信方法とすることを特徴とす るものである。
第 1 8の技術手段は、 前記第 1 1乃至第 1 7の技術手段のいずれかに記載の無線通信方 法において、 前記無線通信システム 1 , 2それぞれの圏内 ·圏外の判別結果と、 前記移動 速度及び Z又は前記通信速度とそれぞれに予め設定された閾値との比較結果とに基づいて
、 前記無線通信システム 1又は前記無線通信システム 2に接続する判定がなされた場合、 あるいは、 前記無線通信システム 1又は前記無線通信システム 2との接続を切り替える判 定がなされた場合、 接続あるいは切り替えに先立って、 前記判別結果と前記検出結果と共 に、 判定された結果をユーザに予め通知し、 ユーザにより選択された前記無線通信システ ム 1又は前記無線通信システム 2との接続を行なう無線通信方法とすることを特徴とする ものである。
第 1 9の技術手段は、 前記第 1 1乃至第 1 8の技術手段のいずれかに記載の無線通信方 法を、 コンピュータにより実施させるプログラムとしている無線通信プログラムとするこ とを特徴とするものである。
第 2 0の技術手段は、 前記第 1 9の技術手段に記載の無線通信プログラムを、 コンビュ 一夕により読み取り可能な状態で記録しているプロダラム記録媒体とすることを特徵とす るものである。
而して、 前記第 1又は第 1 1の技術手段によれば、 移動端末が何処に移動しても、 いず れかの無線通信システムを用いて、 直ちに無線通信を行なうことが可能であり、 且つ、 ュ 一ザに満足な通信サービスを提供する無線通信システムを選択して通信することができる また、 前記第 2又は第 3の技術手段によれば、 移動端末の移動速度検出手段及び/又は 通信速度検出手段を用いて、 移動端末の移動速度及び/又は通信速度を常時検出すること ができ、 移動端末の移動速度及び Z又は通信速度を判断して、 ユーザの状況に応じて、 無 線通信システム 1, 2間の切り替えを行なうことができる。
また、 前記第 4又は第 1 2の技術手段によれば、 無線通信システム 1, 2が同時にカバ 一しているサービスエリアにユーザの移動端末が存在している場合に、 ユーザから無線通 信の接続要求があった場合、 該移動端末の移動速度により最適の無線通信システムを選択 することができる。 即ち、 移動速度が高速移動である場合、 広域の無線通信システム 1に 接続し、 局域的な無線通信システム 2を選択することが避けられるので、 頻繁な切り替え の発生を回避し、 安定した通信サービス '通信速度を確保することができる。 一方、 移動 速度が低速移動の場合、 優先的に無線通信システム 2に接続し、 高速通信、 且つ、 一般的 には低価格の通信サービスを受けることが可能である。
また、 前記第 5又は第 1 3の技術手段によれば、 無線通信システム 1, 2が同時にカバ 一しているサービスエリアにユーザの移動端末が存在している場合に、 ユーザが無線通信 システム 1を使って通信中であっても、 移動端末の移動速度により最適な無線通信システ ムを選択することができる。 即ち、 移動速度が高速移動である場合、 無線通信システム 1 との通信を維持し、 局域的な無線通信システム 2への切り替えを避けることができる。 も つて、 頻繁な切り替えの発生を回避し、 安定した通信サービス ·通信速度を確保すること が可能である。 一方、 移動速度が低速移動の場合、 優先的に無線通信システム 2に切り替 えを行なうことができる。 もって、 髙速通信、 且つ、 一般的に低価格の通信サービスを受 けることが可能である。
また、 前記第 6又は第 1 4の技術手段によれば、 無線通信システム 1, 2が同時にカバ —しているサービスエリァにユーザの移動端末が存在している場合に、 ユーザが無線通信 システム 2を使って通信中であっても、 移動端末の移動速度により最適な無線通信システ ムを選択することができる。 即ち、 移動速度が高速移動の場合、 優先的に無線通信システ ム 1に切り替えを行なうことができる。 もって、 無線通信システム 2における頻繁な切り 替えの発生を回避し、 安定した通信サービス ·通信速度を確保することが可能である。 一 方、 移動速度が低速移動の場合、 高速通信が可能な無線通信システム 2との通信を維持し 、 中低速の無線通信システム 1への切り替えを避けることができる。 もって、 安定した高 速の通信速度を確保することが可能である。
また、 前記第 7又は第 1 5の技術手段によれば、 無線通信システム 1, 2が同時にカバ —しているサービスエリァにユーザの移動端末が存在している場合に、 ユーザが無線通信 システム 1を使って通信中であっても、 移動端末の通信速度により最適な無線通信システ ムを選択することができる。 即ち、 通信速度が高速通信の場合、 優先的に無線通信システ ム 2に切り替えを行なうことができる。 もって、 高速通信、 且つ、 一般的に低価格の通信 サ一ビスを受けることが可能である。 一方、 通信速度が低速通信の場合、 無線通信システ ム 1との通信を維持し、 局域的な無線通信システム 2への切り替えを避けることができる 。 もって、 高速移動中であっても、 頻繁な切り替えの発生を回避し、 安定した通信サ一ビ ス ·通信速度を確保することが可能である。
また、 前記第 8又は第 1 6の技術手段によれば、 無線通信システム 1, 2が同時にカバ
—しているサービスエリァにュ一ザの移動端末が存在している場合に、 ユーザが無線通信 システム 2を使って通信中であっても、 移動端末の通信速度により最適な無線通信システ ムを選択することができる。 即ち、 通信速度が高速通信の場合、 無線通信システム 2との 通信を維持し、 中低速の無線通信システム 1への切り替えを避けることができる。 もって
、 高速通信、 且つ、 一般的に低価格の通信サービスを継続して確保することが可能である
。 一方、 通信速度が低速通信の場合、 高速移動の発生に備えて無線通信システム 1に切り 替えを行なうことができる。 もって、 安定した通信サービス ·通信速度を確保することが 可能である。
また、 前記第 9又は第 1 7の技術手段によれば、 ユーザが無線通信システム 1又は無線 通信システム 2を使って通信中であっても、 通信速度と移動速度との双方に基づいて最適 な無線通信システムに切り替えることができる。 即ち、 通信速度が高速通信であるとして 、 無線通信システム 1から無線通信システム 2に切り替える条件が発生しても、 移動速度 が高速移動であれば、 切り替えを行なうことなく、 無線通信システム 1との通信を維持し 、 局域的な無線通信システム 2への切り替えを避けることができる。 もって、 頻繁な切り 替えの発生を回避し、 安定した通信サービス ·通信速度を確保することが可能である。一 方、 通信速度が低速通信であるとして、 無線通信システム 2から無線通信システム 1に切 り替える条件が発生しても、 一般に通信料が高い無線通信システム 1への切り替えを避け ることができる。 もって、 無線通信システム 2との通信を維持し、 一般的に低価格の通信 サービスを受けることが可能である。
また、 前記第 1 0又は第 1 8の技術手段によれば、 移動端末の移動速度及び/又は通信 速度に応じて、 無線通信システム 1又は無線通信システム 2への接続に先立って、 あるい は、 無線通信システム 1又は無線通信システム 2への切り替えに先立って、 事前に、 無線 通信システムの選択状況をユーザに提示することができる。 もって、 ユーザ自身の判断に より、 ユーザの所望する無線通信システムへの接続を実施することができる。
また、 前記第 1 9の技術手段によれば、 プログラム論理により、 無線通信システム 1又 は無線通信システム 2に対する接続や切り替えを制御することが可能であり、 もって、 融 通性に富む接続や切り替え制御を行なうことが可能である。 更に、 前記第 2 0の技術手段 によれば、 市場に流通しているプログラム記録媒体を取得することにより、 容易に、 融通 性に富む接続や切り替え制御を実現することができる。 図面の簡単な説明
図 1は、 本発明に係る無線通信システムのネットワーク構成の一例を示すネットワーク 構成図である。
図 2は、 図 1に示す移動端末の内部を構成するプロック構成の一例を示すプロック構成 図である。
図 3は、 通信を開始するために移動端末の電源をオンした場合の無線通信システムの選 択手順を説明するための処理フローチャートである。
図 4は、 移動端末が無線通信システム 1を用いて通信中の状態にある場合における切り 替えを伴う無線通信システムの選択手順を説明するための処理フローチャートである。 図 5は、 移動端末が無線通信システム 2を用いて通信中の状態にある場合における切り 替えを伴う無線通信システムの選択手順を説明するための処理フローチャートである。 発明を実施するための最良の形態
以下に、 本発明に係る無線通信システム、 無線通信方法、 無線通信プログラム及びプロ グラム記録媒体の実施形態の一例について図面を参照しながら説明する。
まず、 図 1は、 本発明に係る無線通信システムのネットワーク構成の一例を示すネット ワーク構成図であり、 異なる複数 (本実施例においては、 2つ) の無線通信システムから 構成されている全体構成を示している。 即ち、 異なる複数の無線通信システムとして、 サ —ビスエリアが広域で且つ通信速度が中低速の通信サービスを特徴とするセルラー方式無 線通信システム (セルラ一システム) を用いる無線通信システム 1と、 サービスエリアが 局域で且つ通信速度が高速の通信サービスを特徴とする無線口一カルエリアネットワーク システム (WLANシステム) からなる無線通信システム 2の 2つの無線通信ネットヮ一 クと、 無線通信システム 1と無線通信システム 2とに接続して通信を行なうことができる デュアルモードの移動端末 3とにより構成され、 無線通信システム 1, 2のいずれからも 、 インターネット 4に接続可能とされている例を示している。
即ち、 無線通信システム 1は、 例えば、 W— CDMA (Wideband Code Division M ultiple Access) によるセルラー方式移動無線通信システム (セルラーシステム) から なっているものであり、 広域の通信サ一ビスエリアをカバ一し、 屋外では最大 384 kb P sのデータ転送速度を実現し、 通信時間又はデータ通信量に基づいて課金が行なわれ、 自動車や新幹線など高速移動にも対応することができる広域無線通信システムを一例とし て取り上げる。 しかしながら、 本発明は、 無線通信システム 1として、 かかる W— CDM Aセルラ一方式のみに限定されるものではなく、 例えば、 GSM (Global System for
Mobile Communications) など他のデジタルセルラー方式を用いる広域無線通信シス テムであっても構わない。
また、 無線通信システム 2は、 例えば、 I EEE802. l i b又は 802. 11 a又 は I EEE802. l l g規格 (I EEE :米国電気電子技術者協会) の無線ローカルェ リアネットワークシステム (WLANシステム) からなつているものであり、 局域 (即ち 、 通信サービスエリアが離散的で、 スポット的に狭い領域) の通信サービスエリアをカバ 一し、 最大 54Mb p sの高速データ転送速度を実現し、 一般的に低額又は定額料金制の 経済的な通信料であり、 静止又は歩行など低速移動に対応する局域無線通信システムを一 例として取り上げる。 しかしながら、 本発明は、 無線通信システム 2として、 I EEE8 02. l i b又は 802. 11 a又は I EEE802. 11 g規格の無線ローカルエリア ネットワークシステム (WLANシステム) のみに限定されるものではなく、 例えば、 1 00Mbp sを超える次世代無線ローカルエリアネットワークの UWB (Ultra Wideban d)あるいは I EEE802. l l h、 I EEE802. 1 1 i、 I EEE802. 1 1 jなど他の高速無線口一カルエリアネットワークを使用することもできる。
無線通信システム 1においては、 図 1に示すように、 セルラー方式の複数の通信サ一ビ スエリア (セル) を示すセルラ一サービスエリア 10 a, 10 b, 10 c, …のそれぞれ の通信サービスエリアに対応する各基地局 1 l a, l i b, 11 c, …が設置されていて 、 移動端末 3のアンテナ 33との間でそれぞれアンテナ 12 a, 12 b, 12 c, …によ り無線信号を送受信している。 各基地局 1 l a, 1 l b, 11 c, …は、 無線アクセスネ ットヮ一ク (RAN : Radio Access Network) 13を介して、 コアネットワーク (C N: Core Network) 14に接続される。 ここで、 コアネットヮ一ク 14は、 無線ァクセ スネットワーク 13からの加入者線を接続する加入者中継交換機 15 aと、 各加入者中継 交換機 15 aからの中継線を接続してゲートウェイ 18との接続を可能とする関門中継交 換機 1 5 bと、 各移動端末 3の位置情報を登録する位置情報データベース 16と、 コアネ ットワーク 14が提供する髙度な通信サービスを制御するための情報を登録する高度サー ビス制御情報データベース 17とにより構成されている。 コアネットワーク 14の関門中 継交換機 15 bはゲートウェイ 18を介してインタ一ネット 4に接続されている。
一方、 無線通信システム 2においては、 図 1に示すように、 無線通信区域 (セル) を示 す WLANサービスエリア 20 a, 20 b, 20 c, …のそれぞれの通信サービスエリア に対応する各アクセスポイント (AP : Access Point) 21 a, 21 b, 21 c, …が 設置されていて、 移動端末 3のアンテナ 33との間でそれぞれアンテナ 22 a, 22 b,
22 c, …により無線信号を送受信している。 各アクセスポイント (AP) 21 a, 21 b , 2 1 c , …は、 WL AN (無線ローカルエリアネットワーク) アクセスネットワーク 2 3を介して、 WL AN (無線ローカルエリアネットワーク) セン夕 2 4に接続される。 ここで、 WL ANセンタ 2 4は、 接続された WL ANアクセスネットワーク 2 3に対する ゲートゥヱイ機能を実現するゲートウェイ ·ルータ 2 5と、 各移動端末 3の認証を行なう 認証サーバ 2 6と、 各種情報サービスを実現する WE Bサーバ 2 7とにより構成されてい る。 WL ANセンタ 2 4のゲートウェイ ·ルータ 2 5はインターネット 4に接続されてい る。
移動端末 3は、 液晶ディスプレイ等からなる表示部 3 1と操作キー等からなる入力部 3 2とを用いて、 アンテナ 3 3からの無線信号により、 無線通信システム 1, 2のいずれか に接続し、 接続された無線通信システム 1 , 2を経由して、 インターネット 4に接続され ている WE Bサーバ 4 1にアクセスすることができる。 また、 移動端末 3には、 詳細は後 述するが、 当該移動端末 3が無線通信システム 1, 2のそれぞれの無線通信可能な圏内に あるか圏外にあるかを判別する圏内 ·圏外判別部 3 4と、 当該移動端末 3の移動速度を検 出する移動速度検出部 3 6及び Z又は当該移動端末 3の通信速度を検出する通信速度検出 部 3 5が内蔵されている。
次に、 図 1に示す移動端末 3の内部を構成するブロック構成の一例を、 図 2に示すプロ ック構成図を用いて説明する。
移動端末 3には、 前述のごとく、 無線通信システム 1、 無線通信システム 2との 2つの 無線通信システムのいずれとも接続して通信することができるデュアルモード送受信機に より構成されている。 即ち、 アンテナ 1 3 3 a、 無線部 1 3 9 a 2、 及び、 信号処理 部 1 3 9 a は、 無線通信システム 1に対応した送受信ユニット 1 3 9 aを構成し、 一方、 アンテナ 2 3 3 b、 無線部 2 3 9 b 2、 及び、 信号処理部 2 S S b iは、 無 線通信システム 2に対応した送受信ユニット 2 3 9 bを構成している。 なお、 アンテナ 1 3 3 aとアンテナ 2 3 3 bとは、 1本のデュアル周波数アンテナにより構成するこ ともできる。 送受信ユニット 1 3 9 aと送受信ユニット 2 3 9 bとの切り替えは、 無 線通信システム切替部 3 8からの制御により行なわれる。
また、 端末制御部 3 7、 入力部 3 2、 表示部 3 1などの残りの回路部は、 デュアルモー ド送受信機からなる移動端末 3の共通部分であり、 端末制御部 3 7は、 入力部 3 2のキー 入力制御、 表示部 3 1の画面表示制御、 電池制御を行なうと共に、 送受信ュニット 1 3 9 a及び送受信ュニット 2 3 9 bの制御などをも含めて、 移動端末 3全体の制御を行な う。 また、 ユーザインタフェースソフトウェア、 アプリケーションソフトウェアなど各種 プログラムが、 メイン C P Uを有する端末制御部 3 7により実行される形態とされている 更に、 端末制御部 3 7は、 送受信ュニット 1 3 9 a及び送受信ュニット 2 3 9 bそ れぞれの受信信号の通信品質、 例えば、 B E R (B i t Error Rate) 、 B L E R (Bl ock
Error Rate) 、 S N R (S ignal To Noi se Rat io) など、 更には、 受信信号の電界 強度 R S S I (Rece iving Signa l Strength Indi cator) などを収集し、 収集された 通信品質や電界強度に基づいて圏内 ·圏外判別部 3 4により判別された圏内 ·圏外判別情 報を収集すると共に、 移動速度検出部 3 6からの当該移動端末 3の移動速度情報を、 更に 、 通信速度検出部 3 5からの通信速度情報を収集する。
端末制御部 3 7は、 収集した通信品質や電界強度、 更には、 圏内 ·圏外判別情報、 移動 速度情報及びノ又は通信速度情報を総合判断し、 適切な無線通信システムの選択を行なう ための判定結果を表示部 3 1に画面表示し、 入力部 3 2から入力されたユーザの選択結果 を検出し、 無線通信システム切替部 3 8を制御して、 送受信ユニット 1 3 9 a又は送受 信ユニット 2 3 9 bを切り替えさせて、 ユーザが所望する無線通信システムを選択する ことができる。 あるいは、 端末制御部 3 7は、 収集した圏内 ·圏外判別情報、 端末移動速 度情報及び 又は通信速度情報を総合判断した結果に基づいて、 無線通信システム切替部 3 8を制御して、 送受信ユニット 1 3 9 a又は送受信ユニット 2 3 9 bを自動的に切 り替えさせて、 最適な無線通信システムを選択することもできる。
なお、 移動速度検出部 3 6は、 移動端末 3の移動速度の推定を行なうものであるが、 移 動端末 3の移動速度を推定するためには、 幾つかの方式が適用可能である。 例えば、 レー リーフエージング (Rayl e igh Fad i ng) 変動を受けた受信電力の包絡線レベルの変動を 検出して、 該包絡線レベルが基準受信電力レベルを上向きに交差する回数を計数すること により、 移動端末 3の移動により生じたドッブラ周波数を算出し、 一定時間間隔毎に平均 した移動端末 3の移動速度を求める方法がある。 また、 W— C MD A方式の場合であれば 、 パイロットシンポルによりドッブラ周波数を推定する方法もある。
通信速度検出部 3 5は、 送受信データ数 (例えば、 送受信するバイト数) 又は送受信パ ケット数を一定時間間隔で収集することにより、 移動端末 3が送信及び受信するデ一夕転 送レートを算出して、 移動端末 3の通信速度を求めることができる。
次に、 移動端末 3が適切な無線通信システムを選択する手順について図 3乃至図 5に示 す処理フローチャートを用いて説明する。 まず、 通信を開始するために移動端末 3の電源 をオンした場合の無線通信システムの選択手順を、 図 3に示す処理フローチャートを用い て説明する。
移動端末 3を電源オンにした際に (ステップ S 1) 、 無線通信システム 1に対しては、 基地局のサーチを行ない、 パイロットチャンネル信号の電界レベルが最も強い基地局例え ば基地局 11 aを選択して接続し、 基地局 11 aからの報知情報を受信して、 アタッチ ( At t ac h) 処理などの初期処理を行なう (ステップ S 2) 。 しかる後に、 ページング チャネルによる周期的な着信検出と周期的な位置登録処理とを行なう待受け状態に移行す る (ステップ S 3) 。
—方、 無線通信システム 2に対しては、 アクセスポイント (AP) のサーチを行ない、 各アクセスポイント (AP) の周期的なビーコン信号が最も強いアクセスポイント (AP ) 例えばアクセスポイント 21 aを選択して接続する初期処理を行なう (ステップ S 2) 。 しかる後に、 周期的なビーコン信号を受信し、 同期確立を行なう待受け状態に移行する
(ステップ S 3) 。
ここで、 ユーザによる入力部 32の操作により、 通信の接続要求が発生した場合、 例え ば、 インタ一ネット 4の WE Bサーバ 41へのアクセス要求があった場合 (ステップ S 4 の YES) 、 無線通信システム 1及ぴ無線通信システム 2の双方に通信可能な圏内にある か否かの判定を行ない、 例えば、 圏内 ·圏外判別部 34により、 アンテナ 1 33 aとァ ンテナ 2 33 bとの受信信号の電界強度の測定結果に基づいて、 圏内 ·圏外の判定を行 ない (ステップ S 5) 、 無線通信システム 1及び無線通信システム 2の双方ともに圏外と 判定された場合 (ステップ S 5の NO) 、 ユーザの接続要求には対応することができない ため、 ステップ S 3の待受け状態に戻る。
一方、 無線通信システム 1と無線通信システム 2とのいずれかの無線通信システムの通 信圏内にあると判定された場合 (ステップ S 5の YES) 、 次のステップ S 6及び S 7に おいて更に詳細な圏内 ·圏外判定を行なう。
即ち、 無線通信システム 1の通信圏内にあり、 且つ、 無線通信システム 2の通信圏外に あると判定された場合 (ステップ S 6の YES) 、 無線通信システム 1の広域のセルラ一 方式移動無線通信システム (セルラーシステム) しか利用することができないことを意味 しており、 無線通信システム 1との接続処理を行なう (ステップ S 11) 。 逆に、 無線通 信システム 1の通信圏外にあり、 且つ、 無線通信システム 2の通信圏内にあると判定され た場合 (ステップ S 7の YES) 、 無線通信システム 2の局域の無線口一カルエリアネッ トワークシステム (WLANシステム) しか利用できないことを意味しており、 無線通信 システム 2との接続処理を行なう (ステップ S 14) 。
また、 無線通信システム 1と無線通信システム 2との 2つの無線通信システムが同時に 存在する場合、 即ち、 2つの無線通信システムが両方とも通信圏内にある場合 (ステップ S 6の NO且つステップ S 7の NO) 、 ステップ S 8に移行する。
ここで、 移動速度検出部 36から一定時間間隔毎に平均して出力される移動端末 3の移 動速度と、 比較基準として予め定めた閾値 Mとを比較し、 移動端末 3の移動速度が閾値 M 以上に速い場合、 例えば、 閾値 50 km/h以上に速い場合 (ステップ S 8の YES) 、 高速通信が可能で、 且つ、 一般に低価格 (定額の場合もある) である一方、 アクセスボイ ント (AP) 21 aの他への頻繁な切り替えを引き起こす局域通信用の無線通信システム 2の利用は、 ユーザにとってはメリットがないものと判断して、 無線通信システム 1との 接続処理を自動的に行なう (ステップ S 11) 。
逆に、 移動端末 3の移動速度が閾値 Mよりも遅い場合、 例えば、 閾値 50kmZhより も遅い場合 (ステップ S 8の NO) 、 高速通信が可能で、 且つ、 低価格の局域通信用の無 線通信システム 2の利用は、 ユーザにとってメリットが大きいものと判断して、 無線通信 システム 2との接続処理を自動的に行なう (ステップ S 14) 。
なお、 前述したように (図 3には破線で表示しているように) 、 ステップ S 11におけ る無線通信システム 1との自動的な接続処理、 又は、 ステップ S 14における無線通信シ ステム 2との自動的な接続処理を行なうに先立って、 圏内 ·圏外状況、 移動端末 3の移動 速度、 更には、 無線通信システム 1又は無線通信システム 2への接続の選択結果を表示部
31に表示し (ステップ S 9又は S 12) 、 ユーザに所望の無線通信システムへの接続を 選択させることも可能である。 即ち、 表示部 31の表示結果に基づいて、 ユーザが無線通 信システムへの接続を自動選択結果の通りで良いとの指示を入力部 32から入力した場合
(ステップ S 10の YES又はステップ S 13の YES) 、 自動的に選択した無線通信シ ステムへの接続処理を行なうが (ステップ S I 1又はステップ S 14) 、 一方、 ユーザが 無線通信システムへの接続として自動選択結果とは異なる指示を入力部 3 2から入力した 場合 (ステップ S 1 0の N O又はステップ S 1 3の N〇) 、 自動的に選択した無線通信シ ステムと異なる無線通信システムへの接続処理を行なうようにしても良い (ステップ S 1 4又はステップ S 1 1 ) 。
次に、 図 4及び図 5に示す処理フローチャートを用いて、 移動端末 3が通信中の状態に ある場合における切り替え (ハンドオーバ) 動作を伴う無線通信システムの選択手順を説 明する。 ここに、 図 4は、 移動端末 3が無線通信システム 1を用いて通信中の状態にある 場合を示し、 図 5は、 移動端末 3が無線通信システム 2を用いて通信中の状態にある場合 を示している。
まず、 図 4に示す無線通信システム 1を用いた通信中の状態にある場合 (ステップ S 2 1 ) 、 無線通信システム 1、 無線通信システム 2それぞれの圏内,圏外判別結果、 受信信 号の通信品質、 受信信号の電界強度、 移動端末 3の移動速度、 通信速度に関する情報の更 新を行ない (ステップ S 2 2 ) 、 しかる後に、 周辺に位置するセルラーサービスエリアの 基地局の検出動作により、 同一無線通信システム内即ち無線通信システム 1内のセルラー サービスエリア (セル) の切り替え (ハンドォ一パ) の必要性を判定する (ステップ S 2 3 ) 。
切り替えを行なう状況にあると判定した場合 (ステップ S 2 3の Y E S ) 、 送受信ュニ ット 1 3 9 a内のセルの切り替え処理を行ない、 無線通信システム 1のセルラーサ一ビ スエリア間切り替えを実施し (ステップ S 2 4 ) 、 ステップ S 2 2の処理に戻る。 一方、 無線通信システム 1のセルラーサービスエリア間切り替えの必要性が発生していない場合 (ステップ S 2 3の N O) 、 無線通信システム 2も通信可能な圏内にあるか否かを判定し (ステップ S 2 5 ) 、 無線通信システム 2が通信圏内にない場合は (ステップ S 2 5の N 0) 、 無線通信システム 1を用いた通信をそのまま継続するために、 ステップ S 2 2の処 理に移行する。
一方、 無線通信システム 2も通信圏内にある場合は (ステップ S 2 5の Y E S ) 、 移動 速度検出部 3 6により移動端末 3の移動速度を検出し、 移動速度が、 予め定めた閾値 Nよ りも遅い場合、 例えば、 前記の閾値 Mと同じ値の閾値 5 0 k m_ hよりも遅い場合 (ステ ップ S 2 6の Y E S ) 、 高速通信が可能で、 且つ、 低価格の局域向けの無線通信システム
2の利用が、 ユーザにとってメリットがあるものと判断し、 無線通信システム 1から無線 通信システム 2への切り替え ひ、ンドオーバ) 処理を自動的に行なう (ステップ S 2 9 ) 。 あるいは、 無線通信システム 2も通信圏内にある場合に (ステップ S 2 5の Y E S ) 、 通信速度検出部 3 5により移動端末 3の通信速度を検出し、 通信速度が、 予め定めた閾値 K以上に速い場合、 例えば、 閾値 2 5 0 k b p s以上に速い場合にも (ステップ S 2 6の Y E S ) 、 高速通信が可能で、 且つ、 低価格の局域向けの無線通信システム 2の利用が、 ユーザにとってメリットがあるものと判断し、 無線通信システム 1から無線通信システム 2への切り替え (ハンドオーバ) 処理を自動的に行なう (ステップ S 2 9 ) 。
なお、 通信速度検出部 3 5を用いて検出された通信速度に基づいて、 無線通信システム 1から無線通信システム 2へ切り替える場合、 移動速度検出部 3 6を用いて検出された移 動速度が予め設定された閾値 Nよりも遅い場合に限って実施されるようにしても構わない 。 即ち、 移動速度が前記閾値 N以上に速い場合、 たとえ、 高速通信が可能な無線通信シス テム 2に切り替えたとしても、 頻繁に WL ANサービスエリアの切り替えが発生して、 所 望の高速通信ができなくなるだけでなく、 通信の途絶を引き起こすことにもなりかねない 場合に備えているものである。
また、 前述したように (図 4には破線で表示しているように) 、 ステップ S 2 9におけ る無線通信システム 2への自動的な切り替え ひ、ンドオーバ) 処理を行なうに先立って、 圏内,圏外状況、 移動端末 3の移動速度及び/又は通信速度、 更には、 無線通信システム 2への切り替え (ハンドオーバ) の選択結果を表示部 3 1に表示し (ステップ S 2 7 ) 、 ユーザに所望の無線通信システムへの接続を選択させることも可能である。 即ち、 表示部 3 1の表示結果に基づいて、 ユーザが自動選択結果の通り無線通信システム 2への切り替 えを行なうとの指示を入力部 3 2から入力した場合 (ステップ S 2 8の Y E S ) 、 自動的 に選択した無線通信システム 2への切り替え処理を行なうが (ステップ S 2 9 ) 、 一方、 ユーザが、 自動選択結果とは異なり、 無線通信システム 1の接続を継続する指示を入力部 3 2から入力した場合 (ステップ S 2 8の N O) 、 ステップ S 2 2に移行し、 無線通信シ ステム 1の接続をそのまま継続するようにしても良い。
次に、 図 4に示す無線通信システム 1を用いて通信中の場合として前述した動作と略同 じ動作ではあるが、 図 5を用いて、 無線通信システム 2を用いて通信中の場合の動作につ いて、 以下に更に説明する。 図 5に示す無線通信システム 2を用いた通信中の状態にある 場合 (ステップ S 3 1 ) 、 無線通信システム 1、 無線通信システム 2それぞれの圏内 -圏 外判定、 受信信号の通信品質、 受信信号の電界強度、 移動端末 3の移動速度、 通信速度に 関する倩報の更新を行ない (ステップ S 32) 、 しかる後に、 周辺に位置する WLANサ 一ビスエリアのアクセスポイント (AP) の検出動作により、 同一無線通信システム内即 ち無線通信システム 2内の WL ANサービスエリア (セル) の切り替え ひ、ンドオーバ) の必要性を判定する (ステップ S33) 。
切り替えを行なう状況にあると判定した場合 (ステップ S 33の YES) 、 送受信ュニ ット 2 39 b内のセルの切り替え処理を行ない、 無線通信システム 2の WL ANサービ スエリア間切り替えを実施し (ステップ S 34) 、 ステップ S 32の処理に戻る。 一方、 無線通信システム 2の WL ANサービスエリア間切り替え (ハンドオーバ) の必要性が発 生していない場合 (ステップ S 33の NO) 、 無線通信システム 1も通信可能な圏内にあ るか否かを判定し (ステップ S 35) 、 無線通信システム 1が通信圏内にない場合は (ス テツプ S 35の NO) 、 無線通信システム 2を用いた通信をそのまま継続するために、 ス テツプ S 32の処理に移行する。
一方、 無線通信システム 1も通信圏内にある場合は (ステップ S 35の YES) 、 移動 速度検出部 36により移動端末 3の移動速度を検出し、 移動速度が、 予め定めた閾値 N以 上に速い場合、 例えば、 前記の閾値 Mと同じ値の闞値 50 km/h以上に速い場合 (ステ ップ S 36の YES) 、 高速移動においても通信が可能で、 広域向けの無線通信システム 1の利用が、 ユーザにとってメリットがあるものと判断し、 無線通信システム 2から無線 通信システム 1への切り替え (ハンドオーバ) 処理を自動的に行なう (ステップ S 39) 。 あるいは、 無線通信システム 1も通信圏内にある場合に (ステップ S 35の YES) 、 通信速度検出部 35により移動端末 3の通信速度を検出し、 通信速度が、 予め定めた閾値 Kよりも遅い場合、 例えば、 閾値 250 kb p sよりも遅い場合にも (ステップ S 36の YES) 、 中低速通信に対応し、 且つ、 広域向けの無線通信システム 1の利用が、 高速移 動状態に移行した際に備えて、 ユーザにメリットがあるものと判断し、 無線通信システム 2から無線通信システム 1への切り替え (ハンドオーバ) 処理を自動的に行なうようにし ても良い (ステップ S 39) 。
なお、 通信速度検出部 35を用いて検出された通信速度に基づいて、 無線通信システム
2から無線通信システム 1へ切り替える場合、 移動速度検出部 36を用いて検出された移 動速度が予め設定された閾値 N以上に速い場合に限って実施されるようにしても構わない 。 即ち、 移動速度が前記閾値 Nよりも遅い場合、 たとえ、 中低速通信に適する無線通信シ ステム 1に切り替えたとしても、 無線通信システム 2よりも一般に通信料が高くなる恐れ があり、 より経済的な無線通信システム 2を継続じて使用するようにする場合に備えてい るものである。
また、 前述したように (図 5には破線で表示しているように) 、 ステップ S 3 9におけ る無線通信システム 1への自動的な切り替え処理を行なうに先立って、 圏内 ·圏外状況、 移動端末 3の移動速度及び 又は通信速度、 更には、 無線通信システム 1への切り替えの 選択結果を表示部 3 1に表示し (ステップ S 3 7 ) 、 ユーザに所望の無線通信システムへ の接続を選択させることも可能である。 即ち、 表示部 3 1の表示結果に基づいて、 ユーザ が自動選択結果の通り無線通信システム 1への切り替えを行なうとの指示を入力部 3 2か ら入力した場合 (ステップ S 3 8の Y E S ) 、 自動的に選択した無線通信システム 1への 切り替え処理を行なうが (ステップ S 3 9 ) 、 一方、 ュ一ザが、 自動選択結果とは異なり 、 無線通信システム 2の接続を継続する指示を入力部 3 2から入力した場合 (ステップ S 3 8の N O) 、 ステップ S 3 2に移行し、 無線通信システム 2の接続をそのまま継続する ようにしても良い。
以上に説明した本発明に係る無線通信システム、 無線通信方法、 無線通信プログラム及 びプログラム記録媒体によれば、 以下のような効果を奏することができる。 即ち、 異なる 複数の無線通信システムのいずれかを用いて無線通信を行なうデュアル無線通信が可能な 移動端末において、 当該移動端末の移動速度及び通信速度に応じて、 ユーザにとって最適 な無線通信システムを自動的に選択して無線通信を行なわせることが可能である。
即ち、 異なる複数の無線通信システムが同時にカバ一しているサービスエリアにユーザ の移動端末が存在している場合に、 ユーザから無線通信の接続要求があった場合、 該移動 端末の移動速度が高速移動である場合、 サービスエリアが局域的な無線通信システムを選 択することを避け、 サービスェリァが広域の無線通信システムを選択して接続することに より、 頻繁な切り替え (ハンドオーバ) の発生を回避し、 安定した通信サービスを確保す ることができる。 一方、 移動速度が低速移動の場合には、 優先的に、 サービスエリアが局 域であっても高速通信が可能な無線通信システムを選択して接続し、 高速通信の通信サー ビスを受けることが可能である。
更に、 異なる複数の無線通信システムが同時に力バーしているサービスエリアにユーザ の移動端末が存在している場合で、 且つ、 通信中の状態にあった場合に、 現在の移動端末 の移動速度が高速移動である場合、 サービスエリァが広域の無線通信システムに接続して 通信を継続し、 安定した通信サービス '通信速度を確保することが可能である。 一方、 移 動速度が低速移動の場合、 サービスエリァが局域的な通信であっても高速通信が可能な無 線通信システムに接続して通信を継続し、 高速通信の通信サービスを受けることが可能で ある。
更に、 異なる複数の無線通信システムが同時にカバ一しているサービスエリアにユーザ の移動端末が存在している場合で、 且つ、 通信中の状態にあった場合に、 現在の移動端末 の通信速度が低速である場合、 中低速の通信に適する無線通信システムに接続して通信を 行ない、 安定した通信サービス ·通信速度を確保することが可能である。 一方、 通信速度 が高速通信の場合、 高速通信が可能な無線通信システムに接続して通信を行ない、 高速通 信の通信サービスを受けることが可能である。
また、 通信速度と移動速度との双方に基づいて、 現在の通信速度が高速通信であるとし て、 中低速通信向きの無線通信システムから高速通信向きの無線通信システムに切り替え る条件が発生しても、 現在の移動速度が高速移動であれば、 切り替えを行なうことなく、 中低速通信向きではあるが、 高速移動に対応可能な広域の無線通信システムとの接続を維 持し、 安定した通信サービスを継続して確保することが可能である。 一方、 通信速度が低 速通信であるとして、 高速通信向きの無線通信システムから中低速通信向きの無線通信シ ステムに切り替える条件が発生しても、 現在の移動速度が低速移動であれば、 中低速通信 向きでも通信料がより高い場合、 中低速通信向きの無線通信システムへの切り替えを避け 、 高速通信が可能な局域向きの無線通信システムとの接続を維持し、 一般的に低価格の通 信サービスを継続して受けることが可能である。
また、 移動端末の移動速度及び/又は通信速度に応じて、 無線通信システムの自動的な 接続に先立って、 あるいは、 無線通信システムの自動的な切り替えに先立って、 事前に、 無線通信システムの選択状況をユーザに提示し、 ユーザ自身の判断により、 ユーザの所望 する無線通信システムへの接続を実施することができる。

Claims

請求の範囲
1 . 通信サービスエリアが広域で、 通信速度が中低速向きの無線通信システム 1と、 通 信サービスエリァが局域で、 通信速度が高速向きの無線通信システム 2との互いに異なる 2つの無線通信システムと、 前記無線通信システム 1 , 2にそれぞれ接続して通信が可能 な移動端末とにより構成される無線通信システムにおいて、 前記移動端末が、 前記無線通 信システム 1 , 2のそれぞれの無線通信可能な圏内にあるか圏外にあるかを判別する圏内
•圏外判別手段と、 当該移動端末の移動速度を検出する移動速度検出手段及び Z又は当該 移動端末の通信速度を検出する通信速度検出手段とを備え、 前記圏内 ·圏外判別手段の判 別結果と前記移動速度検出手段及び/又は前記通信速度検出手段の検出結果とに基づいて 、 前記無線通信システム 1 , 2と前記移動端末との接続を切り替えることができる切り替 え手段を備えていることを特徴とする無線通信システム。
2 . 請求の範囲第 1項に記載の無線通信システムにおいて、 前記移動速度検出手段が、 当該移動端末の移動により発生したドッブラ周波数を算出することにより、 当該移動端末 の移動速度を検出することを特徴とする無線通信システム。
3 . 請求の範囲第 1項又は第 2項に記載の無線通信システムにおいて、 前記通信速度検 出手段が、 予め定めた測定期間毎に収集された送受信データ数又は送受信バケツト数に基 づいて、 当該移動端末の送信及び受信のデータ伝送レートを算出することにより、 当該移 動端末の通信速度を検出することを特徴とする無線通信システム。
4 . 請求の範囲第 1項乃至第 3項のいずれかに記載の無線通信システムにおいて、 前記 移動端末が、 前記圏内 ·圏外判別手段の判別結果として、 前記無線通信システム 1 , 2の 双方の圏内にあると判別された場合、 前記移動速度検出手段を用いて検出された当該移動 端末の移動速度と予め設定された閾値とを比較し、 該閾値以上に前記移動速度が速い場合 には、 前記無線通信システム 1に接続し、 一方、 該閾値よりも前記移動速度が遅い場合、 前記無線通信システム 2に接続することを特徴とする無線通信システム。
5 . 請求の範囲第 1項乃至第 4項のいずれかに記載の無線通信システムにおいて、 前記 移動端末が、 前記圏内 ·圏外判別手段の判別結果として、 前記無線通信システム 1, 2の 双方の圏内にあると判別された場合で、 且つ、 前記無線通信システム 1と接続して通信中 であつた場合、 前記移動速度検出手段を用いて検出された当該移動端末の移動速度と予め 設定された閾値とを比較し、 該閾値以上に前記移動速度が速い場合には、 前記無線通信シ ステム 1との通信を維持し、 一方、 該閾値よりも前記移動速度が遅い場合、 前記切り替え 手段により、 前記無線通信システム 2に切り替えることを特徴とする無線通信システム。
6 . 請求の範囲第 1項乃至第 4項のいずれかに記載の無線通信システムにおいて、 前記 移動端末が、 前記圏内 '圏外判別手段の判別結果として、 前記無線通信システム 1 , 2の 双方の圏内にあると判別された場合で、 且つ、 前記無線通信システム 2と接続して通信中 であった場合、 前記移動速度検出手段を用いて検出された当該移動端末の移動速度と予め 設定された閾値とを比較し、 該閾値以上に前記移動速度が速い場合には、 前記切り替え手 段により、 前記無線通信システム 1に切り替え、 一方、 該閾値よりも前記通信速度が遅い 場合、 前記無線通信システム 2との通信を維持することを特徴とする無線通信システム。
7 . 請求の範囲第 1項乃至第 4項のいずれかに記載の無線通信システムにおいて、 前記 移動端末が、 前記圏内 ·圏外判別手段の判別結果として、 前記無線通信システム 1, 2の 双方の圏内にあると判別された場合で、 且つ、 前記無線通信システム 1と接続して通信中 であった場合、 前記通信速度検出手段を用いて検出された当該移動端末の通信速度と予め 設定された閾値とを比較し、 該閾値以上に前記通信速度が速い場合には、 前記切り替え手 段により、 前記無線通信システム 2に切り替え、 一方、 該閾値よりも前記通信速度が遅い 場合、 前記無線通信システム 1との通信を維持することを特徴とする無線通信システム。
8 . 請求の範囲第 1項乃至第 4項のいずれかに記載の無線通信システムにおいて、 前記 移動端末が、 前記圏内 ·圏外判別手段の判別結果として、 前記無線通信システム 1 , 2の 双方の圏内にあると判別された場合で、 且つ、 前記無線通信システム 2と接続して通信中 であった場合、 前記通信速度検出手段を用いて検出された当該移動端末の通信速度と予め 設定された閾値とを比較し、 該閾値以上に前記通信速度が速い場合には、 前記無線通信シ ステム 2との通信を維持し、 一方、 該閾値よりも前記通信速度が遅い場合、 前記切り替え 手段により、 前記無線通信システム 1に切り替えることを特徴とする無線通信システム。
9 . 請求の範囲第 7項又は第 8項に記載の無線通信システムにおいて、 前記無線通信シ ステム 2に切り替える動作は、 前記移動速度検出手段を用いて検出される当該移動端末の 移動速度が予め設定された閾値よりも遅い場合に実行され、 また、 前記無線通信システム
1に切り替える動作は、 前記移動速度が前記閾値以上に速い場合に実行されることを特徴 とする無線通信システム。
1 0 . 請求の範囲第 1項乃至第 9項のいずれかに記載の無線通信システムにおいて、 前 記圏内 ·圏外判別手段により判別された判別結果と、 前記移動速度検出手段により検出さ れた前記移動速度及び/又は前記通信速度検出手段により検出された前記通信速度とそれ ぞれに予め設定された閾値との比較結果とに基づいて、 前記無線通信システム 1又は前記 無線通信システム 2に接続する判定がなされた場合、 あるいは、 前記無線通信システム 1 又は前記無線通信システム 2との接続を切り替える判定がなされた場合、 接続あるいは切 り替えに先立って、 前記判別結果と前記検出結果と共に、 判定された結果をユーザに予め 通知し、 ュ一ザにより選択された前記無線通信システム 1又は前記無線通信システム 2と の接続を行なうことを特徴とする無線通信システム。
1 1 . 通信サービスエリアが広域で、 通信速度が中低速向きの無線通信システム 1と、 通信サ一ビスエリァが局域で、 通信速度が高速向きの無線通信システム 2との互いに異な る 2つの無線通信システムと、 前記無線通信システム 1 , 2にそれぞれ接続して通信が可 能な移動端末とにより構成されて、 該移動端末が、 前記無線通信システム 1, 2のそれぞ れの無線通信可能な圏内にあるか圏外にあるかの判別結果と、 当該移動端末の移動速度の 検出結果及び 又は当該移動端末の通信速度の検出結果とに基づいて、 前記無線通信シス テム 1 , 2との接続を切り替えることを特徴とする無線通信方法。 ,
1 2 . 請求の範囲第 1 1項に記載の無線通信方法において、 前記移動端末が、 前記無線 通信システム 1 , 2の双方の圏^]にあると判別された場合、 当該移動端末の移動速度と予 め設定された閾値とを比較し、 該閾値以上に前記移動速度が速い場合には、 前記無線通信 システム 1に接続し、 一方、 該閾値よりも前記移動速度が遅い場合、 前記無線通信システ ム 2に接続することを特徴とする無線通信方法。
1 3 . 請求の範囲第 1 1項又は第 1 2項に記載の無線通信方法において、 前記移動端末 が、 前記無線通信システム 1 , 2の双方の圏内にあると判別された場合で、 且つ、 前記無 線通信システム 1と接続して通信中であった場合、 当該移動端末の移動速度と予め設定さ れた閾値とを比較し、 該閾値以上に前記移動速度が速い場合には、 前記無線通信システム
1との通信を維持し、 一方、 該閾値よりも前記移動速度が遅い場合、 前記無線通信システ ム 2に切り替えることを特徴とする無線通信方法。
1 4 . 請求の範囲第 1 1項又は第 1 2項に記載の無線通信方法において、 前記移動端末 が、 前記無線通信システム 1, 2の双方の圏内にあると判別された場合で、 且つ、 前記無 線通信システム 2と接続して通信中であった場合、 当該移動端末の移動速度と予め設定さ れた閾値とを比較し、 該閾値以上に前記移動速度が速い場合には、 前記無線通信システム 1に切り替え、 一方、 該閾値よりも前記通信速度が遅い場合、 前記無線通信システム 2と の通信を維持することを特徴とする無線通信方法。
1 5 . 請求の範囲第 1 1項又は第 1 2項に記載の無線通信方法において、 前記移動端末 が、 前記無線通信システム 1 , 2の双方の圏内にあると判別された場合で、 且つ、 前記無 線通信システム 1と接続して通信中であった場合、 当該移動端末の通信速度と予め設定さ れた閾値とを比較し、 該閾値以上に前記通信速度が速い場合には、 前記無線通信システム 2に切り替え、 一方、 該閾値よりも前記通信速度が遅い場合、 前記無線通信システム 1と の通信を維持することを特徴とする無線通信方法。
1 6 . 請求の範囲第 1 1項又は第 1 2項に記載の無線通信方法において、 前記移動端末 が、 前記無線通信システム 1, 2の双方の圏内にあると判別された場合で、 且つ、 前記無 線通信システム 2と接続して通信中であった場合、 当該移動端末の通信速度と予め設定さ れた閾値とを比較し、 該閾値以上に前記通信速度が速い場合には、 前記無線通信システム 2との通信を維持し、 一方、 該閾値よりも前記通信速度が遅い場合、 前記無線通信システ ム 1に切り替えることを特徴とする無線通信方法。
1 7 . 請求の範囲第 1 5項又は第 1 6項に記載の無線通信方法において、 前記無線通信 システム 2に切り替える動作は、 当該移動端末の移動速度が予め設定された閾値よりも遅 い場合に実行され、 また、 前記無線通信システム 1に切り替える動作は、 前記移動速度が 前記閾値以上に速い場合に実行されることを特徴とする無線通信方法。
1 8 . 請求の範囲第 1 1項乃至第 1 7項のいずれかに記載の無線通信方法において、 前 記無線通信システム 1 , 2それぞれの圏内■圏外の判別結果と、 前記移動速度及び/又は 前記通信速度とそれぞれに予め設定された閾値との比較結果とに基づいて、 前記無線通信 システム 1又は前記無線通信システム 2に接続する判定がなされた場合、 あるいは、 前記 無線通信システム 1又は前記無線通信システム 2との接続を切り替える判定がなされた場 合、 接続あるいは切り替えに先立って、 前記判別結果と前記検出結果と共に、 判定された 結果をユーザに予め通知し、 ュ一ザにより選択された前記無線通信システム 1又は前記無 線通信システム 2との接続を行なうことを特徴とする無線通信方法。
1 9 . 請求の範囲第 1 1項乃至第 1 8項のいずれかに記載の無線通信方法を、 コンピュ 一夕により実施させるプログラムとしていることを特徴とする無線通信プログラム。
2 0 . 請求の範囲第 1 9項に記載の無線通信プログラムを、 コンピュータにより読み取 り可能な状態で記録していることを特徴とするプログラム記録媒体。
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