WO2003056277A1

WO2003056277A1 - Appareil de navigation et procede d'affichage

Info

Publication number: WO2003056277A1
Application number: PCT/JP2002/012869
Authority: WO
Inventors: Hiroyuki Morita; Shinichi Kawada; Eiichi Murohashi
Original assignee: Nippon Seiki Co., Ltd.; Honda Giken Kogyo Co., Ltd.
Priority date: 2001-12-26
Filing date: 2002-12-09
Publication date: 2003-07-10
Also published as: US7079948B2; EP1462764A1; US20040148101A1; EP1462764A4; EP1462764B1; JP2003194555A; JP3824307B2

Description

明細書ナビゲーション装置及びその表示方法技術分野

本発明は、人間，車両等の移動体の誘導等に利用されるナビゲーシヨン装置及びその表示方法に関する。背景技術

表示装置の画面に少なくとも利用者の現在地に関する情報を表示することにより、人間，車両等の移動体の経路誘導等に利用されるナビゲーシヨン装置として、例えば、地図の上に、前記現在地を示す記号（前記「現在地に関する情報」），走行ルート，目的地，方位，縮尺等の情報を重ねて表示するものが実用化されており、表示モードとしては、前記現在地を前記表示装置の略中央に配置する現在地中心表示モードや、走行方向の前方を広く表示するフロントワイド表示モード等があり、また、前記各モードにおいて、方位の「北」を上にして表示するノースアツプ表示モードゃ、進行方向を上にして表示するへディングァップ表示モード等を組み合わせて表示することが知られている（例えば、特開平 1 0— 2 0 7 7 6号公報参照）。

前記表示装置の前記画面で表示される表示モードは、所定のデザインによる固定式、あるいは、ナビゲ一シヨン装置のプログラムにより自動的に複数のデザィンが切り換わる切換式、もしくは、複数のデザインを前記利用者の操作により適宜タイミングで選ぶ選択式があるが、前記固定式では面白みに欠けるきらいがあり、前記切換式では前記利用者の好みが反映されず、前記選択式ではその都度操作する必要があって煩わしい等の問題を有し、利便性向上に改良の余地があった。斯かるナビゲーション装置は、このような課題に着目して考えられたものであり、利便性を改良したナビゲーシヨン装置及びその表示方法の提供を目的とする。発明の開示本発明のナビゲーシヨン装置は、請求の範囲第 1項に記載のように、利用者の状況を検出する位置検出手段と、表示装置で表示される情報の基礎となる表示デ一夕を作成する表示デ一夕作成手段と、前記表示データに基づき異なるデザィンにより前記情報を前記表示装置で表示するための複数の表示モードを記憶する記憶手段と、前記状況に応じて前記表示装置で表示する前記表示モードを前記記憶手段に設定する入力手段と、前記状況に従い前記表示モードの何れかを自動的に適宜タイミングで選択表示するように前記表示装置の画面を切り換え制御する制御手段と、を有することを特徴とする。

請求の範囲第 1項に記載の発明によれば、自動的に適宜タイミングで前記利用者の好みに応じたデザインに前記画面が切り換わるため、利便性を改良したナビゲーシヨン装置の提供を行うことができる。

特に、請求の範囲第 1項において請求の範囲第 2項に記載のように、前記表示モードは、前記設定を行うためのメニューモードを有することを特徴とする。特に、請求の範囲第 2項において請求の範囲第 3項に記載のように、前記記憶手段は、前記メニューモードにおいて前記画面で表示されると共に、前記メニュ一モード以外の前記表示モードの各デザィンを縮小表示するサムネイルを記憶することを特徴とする。

請求の範囲第 2項や請求の範囲第 3項に記載の発明によれば、メニューモードを見ながら前記設定を行うことができ、特に、サムネイルで実際の前記画面の表示を直感的に想像することができるため、一層利便性を改良したナビゲ一シヨン装置の提供を行うことができる。

本発明のナビゲーション装置の表示方法は、請求の範囲第 4項に記載のように、表示装置の画面で少なくとも利用者の状況に関する情報を表示するナビゲーション装置の表示方法において、前記利用者の設定により複数の表示モードの何れかを自動的に適宜タイミングで選択表示するように前記画面を切り換え可能とすることを特徴とする。

請求の範囲第 4項に記載の発明によれば、前記利用者が前記表示装置の前記画面で表示させたい前記表示モードを設定することにより、自動的に適宜タイミングで前記利用者の好みに応じたデザインに前記画面を切り換え可能となるため、利便性を改良したナビゲーシヨン装置の表示方法の提供を行うことができる。特に、請求の範囲第 4項において請求の範囲第 5項に記載のように、前記設定を行うためのメニューモードを前記画面で表示することを特徴とする。

特に、請求の範囲第 5項において請求の範囲第 6項に記載のように、前記メニユーモードにおいて、前記メニューモード以外の前記表示モードの各デザインを縮小表示するサムネィルを前記画面で表示することを特徴とする。

請求の範囲第 5項や請求の範囲第 6項に記載の発明によれば、メニューモードを見ながら前記設定を行うことができ、特に、サムネイルで実際の前記画面の表示を直感的に想像することができるため、一層利便性を改良したナビゲーション装置の表示方法の提供を行うことができる。図面の簡単な説明

第 1図は、ナビゲーシヨン装置を説明するブロック図であり、第 2図から第 4 図は、ナビゲーシヨン装置における表示を説明する説明図である。発明を実施するための最良の形態

本発明を、添付図面に示した実施の形態に基づき説明する。

第 1図は、本発明の実施の形態の構成を説明するブロック図であり、 G P S用の測位衛星からの信号を受信するアンテナ 1と、一定の周期によりその信号を取り込んで周波数変調及び復調して受信位置の緯度，経度，進行方向（方位や角度とも言う），高度等の位置デ一夕を演算して出力する受信ユニット 2と、受信ュニッ卜 2からの出力信号を入力して演算処理を行うことにより使用者である移動体の現在地に関する位置データを求める制御装置 3と、制御装置 3の前記位置デ一夕に応じて地図，地形図，道路，河川，地名等の地図デ一夕を記憶している C D - R OM等の記憶媒体 4から前記現在地の周囲の前記地図データに基づく表示データを読み出す読取装置 5と、使用者の操作によって制御装置 3へ各種設定を入力するためのキーポードゃスィツチ等の入力装置 6と、制御装置 3の前記位置データに基づく前記表示データを用いることにより、現在地，目的地，走行ルー卜，方位，縮尺度等の情報を表示するための L C Dからなる表示装置 7とにより構成されている。なお、 8は表示装置 7を駆動するための制御装置 3と表示装置 7との間に位置するドライバ回路である。

この実施の形態で示す所謂 GPSタイプのナビゲーシヨン装置では、アンテナ 1と受信ュニット 2と制御装置 3が、前記利用者の現在地等の状況を検出する位置検出手段となっているが、所謂自立航法タイプ、あるいは、それと前記 GPS タイプとの併用である所謂ハイプリッドタイプのナビゲーシヨン装置であれば、速度センサや方位センサ等の各種センサ、及び、演算を行うマイコン等の演算装置等が位置検出手段となり、前記演算装置としては、制御装置 3の CPU3 aで兼用することも可能である。

制御装置 3は、 CPU3 a， R〇M3 b， RAM 3 c等からなる周知のマイク口コンピュータ（マイコン）で構成されており、 RAM 3 cに格納される各種デ —夕を ROM 3 bに予め記憶したプログラムに基づき CPU 3 aが所定の演算処理を行うことにより前記位置データを求める。

なお、記憶媒体 4は、パソコン等の外部装置から CD— ROMや DVD— RO Mに記憶されている前記地図データ（あるいは、前記表示データ）を取り込み、又は、通信回線を介して遠隔地のサーバから前記地図データ（あるいは、前記表示デ一夕）をダウンロードし、これを記憶素子（フラッシュメモリー，メモリースティック，メモリー I C等と称する携帯可能な半導体素子）に記憶させる構成ではその記憶素子が該当し、この構成では制御装置 3の CPU 3 aが読取装置 5 の役割を担当することになり、記憶媒体 4と読取装置 5、又は、これらに相当する代替品が、表示装置 7で表示され後述する情報の基礎となる前記表示データを作成するための表示データ作成手段となる。

次に、表示装置 7での具体的な表示について、第 2図から第 4図を用いながら説明する。

第 2図は、「ルートガイドモード」と称する表示モードにおける表示例を示しており、表示装置 7は、横方向に長い矩形状の表示領域である画面 Xを有し、この画面 Xに、各種情報を表示するのであるが、前記情報としては、前記表示デー夕から抽出されるデータや RAM 3 cに格納される前記各種データから抽出されるデータを組み合わせて構成され、例えば、利用者の現在地を示す略矢印形状の現在地表示アイコン a、前記利用者が移動中の利用道路を示す太線状の利用道路イメージ b、前記利用道路に接続され前記現在地の進行方向前方に位置する選択道路を示す細線状の選択道路ィメ一ジ c、前記利用者により設定され前記現在地の進行方向前方に位置する、例えば前記利用道路と前記選択道路との交差点を示す円形状のゥエーポイント（Way Point) 表示アイコン dを有している。

前記ゥエーポイントは、目的地やチェックポイント等の目印地点として利用されるものである。また、前記進行方向とは、実際の移動中における正面の方角のみならず、非移動時における前記利用者の向いている方角をも含む。

現在地表示アイコン aは、画面 Xの中心 Yよりも若干下方となるよう、画面 X の垂直方向の中心よりも下方の個所、例えば、画面 Xの下端から前記垂直方向の上方へ 3分の 1の個所に位置すると共に進行方向前方を現在地表示アイコン aの上方に表示し、少なくともゥエーポイント表示アイコン dが画面 Xに表示されるまでは前記現在地が変化しても現在地表示アイコン aは画面 Xにおける位置や方向が変化せずに前記個所に留まって表示する、所謂フロントワイド表示モード、かつ、ヘディングアップ表示モードでの表示を行う。なお、図 2では、現在地表示アイコン a力画面 Xの左右略中間個所に位置するように表示されているが、後述する他の表示項目との関係により、左右何れかの方向へずれて表示されても構わない。

利用道路イメージ bは、画面 Xの略全体に渡って表示されており、この利用道路イメージ bの上に現在地表示アイコン aが重なる状態で表示されており、この表示が意味する前記利用道路とは、前記使用者がルートガイダンス機能等を用いて予め検索設定した出発地から目的地までの移動予定ルートとして選択された道路を言う。

選択道路イメージ cは、利用道路イメージ bと比べて細めに表示されており、前記現在地の進行方向前方の画面 Xで表示される一定範囲内に存在しない場合には画面 Xで表示されないし、また、前記現在地の進行方向後方に存在しても画面 Xで表示されない。

ゥエーボイント表示アイコン dは、前記現在地の進行方向前方の画面 Xで表示される一定範囲内に存在しない場合には画面 Xで表示されないし、また、前記現在地の進行方向後方に存在しても画面 Xで表示されない。また、前記情報としては必須でなく、表示するかしないかを選択可能としたり、全く表示しなくても良い。

画面 Xには、前記情報以外にも、例えば、衛星受信状況 7 1、進行方向（コンパス） 7 2、進行誘導 7 3、現在地の地名 7 4、距離縮尺（スケール） 7 5、次の前記ゥエーポイントまでの残距離 7 6等の他の表示項目が、同時、又は、選択的に表示されている。

このような表示により、現在地表示アイコン aは、前記現在地の変化に伴って位置や方向が変化せずに同一場所に留まって表示されるため、画面 Xにおける現在地表示アイコン aを容易に認識することができるものとなつて視認性が高く、周囲の実際の風景と画面 Xとを比較することにより、近い将来における前記現在地の到達地点を容易に推測することができる。

ところで、本発明のナビゲ一シヨン装置では、第 3図で示すような「メニューモード」と称する表示モードを有しており、この「メニューモード」では、画面 Xの左側の縦方向にこの画面 Xで切換表示可能な各デザィンの縮小画像であるサムネイル（Thumbnail) T 1〜 T 5を並べた表示見本部 Tと、画面 Xの上側の横方向に前記利用者の前記状況を並べた見出部 Hと、表示見本部 Tと見出部 Hとが交差する個所に位置する複数個のラジオポタン S 1から成る選択部 Sを前記情報として表示する。

すなわち、サムネイル T 1〜T 5は、前記「ルートガイドモード」の他、後述する「軌跡モード」「コンパスモード」「矢印モード」「文字モード」と称する各表示モードに対応しており、見出部 Ηに表示する前記状況毎に、前記利用者が表示装置 7で表示させたい前記表示モードの何れかを選択部 Sで設定することにより、自動的に適宜タイミングで前記利用者の好みに応じたデザインに画面 Xが切り換えることができる。

サムネイル Τ 1は、「ルー卜ガイドモード」のデザィンを縮小表示しており、この「ルートガイドモード」が選択されると、表示装置 7の画面 Xは、第 2図で示すようなデザィンで表示を行うのであるが、これについては前述したので説明を省略する。サムネイル T 2は、「軌跡モード」のデザインを縮小表示しており、この「軌跡モード」が選択されると、表示装置 7の画面 Xは、第 4図（a ) で示すようなデザインで表示を行うのであり、すなわち、現在地表示アイコン aと、ゥエーポイント表示アイコン dと、前記現在地の履歴、すなわち移動して来た過去の通過点を示す点状の軌跡イメージ eとが、画面 Xの中央部に前記情報として表示される。

この表示モードでは、画面 Xで表示される情報が少なくなつて視認性が高い。サムネイル T 3は、「コンパスモード」のデザインを縮小表示しており、この「コンパスモード」が選択されると、表示装置 7の画面 Xは、第 4図（b ) で示すようなデザインで表示を行うのであり、すなわち、同一の画面 Xにおいて、前記利用者の前記現在地が変化しても所定位置に留まる現在地表示アイコン aと、前記現在地を中心とする進行方向前方の一定範囲の方位に関する方位情報と、前記現在地における前記進行方向と前記利用者により設定される前記ゥエーポイン卜との方位に関する誘導情報とが、画面 Xの中央部に前記情報として表示される。前記方位情報とは、前記現在地を中心として進行方向前方の一定範囲の方位に関する情報を言い、第 4図（b ) では、前記現在地を中心として進行方向前方の左右 4 5度の範囲の方位を、「N (北）」「N E (北東）」「E (東）」「S E (南東）」「S (南）」「S W (南西）」「W (西）」「NW (北東）」の記号 f と、全方位（3 6 0度）を 3 2分割した目盛 gとで構成している。

前記誘導情報とは、前記現在地における前記進行方向と前記ゥェ一ポイントとの方位に関する情報を言い、ゥエーボイン卜表示アイコン dが画面 Xで表示される場合には、このゥエーポイント表示アイコン dが前記誘導情報の一部を構成する。

進行方向（正面）が南で前記ゥエーポイントが南南西に位置する場合、画面 X の垂直方向の略中央には水平方向に目盛 gが配置されると共にこの目盛 gに重ねて画面 Xの中心 Yに現在地表示アイコン aが位置するように表示され、目盛 gの下方左右に「S E」と「S W」の記号 fが表示され、現在地表示アイコン aの下方に「S」の記号 f が表示され、目盛 gの上方の「S」と「S W」の記号 f の中間にゥエーポイント表示アイコン dが表示される。なお、画面 Xの左下には、前記ゥエーボイントを特定するゥェ一ボイント名 7 7が表示されている。

この表示モードでは、現在地表示アイコン aは、前記現在地の変化に伴って位置や方向が変化せずに同一場所に留まって表示されるため、画面 Xにおける現在地表示アイコン aを容易に認識することができるものとなつて視認性が高レ ^。

サムネイル T 4は、「矢印モード」のデザインを縮小表示しており、この「矢印モード」が選択されると、表示装置 7の画面 Xは、第 4図（c ) で示すようなデザインで表示を行うのであり、すなわち、同一の画面 Xにおいて、利用者の現在地が変化しても所定位置に留まる現在地表示アイコン aと、この現在地表示ァイコン aの周囲に位置して前記利用者により設定される前記ゥエーボイントの方向（ゥエーポイント方向）に関する進行情報とが、画面 Xの中央部に前記情報として表示される。

前記進行情報とは、前記現在地を中心とする前記進行方向の少なくとも前 ¾ ^の所定角度範囲を分割し、前記ゥエーポイント方向を指示することができる複数個の区切りマークからなるもので、第 4図（c ) では、前記現在地を中心として進行方向前方の左右 9 0度を前記所定角度範囲とし、これを島状に配置した明色 (発光）ドット形状からなる 9個の区切りマーク iで 8分割している。つまり、前記進行情報は分離状に形成されている。

個々の区切りマーク iは、夫々が左右 1 1 . 2 5度の領域を有し、この領域に前記ゥエーポイント方向が含まれる場合には暗色（非発光）ドット形状からなるゥェ一ポイント方向指示兼用区切りマーク jへ代わり、前記ゥエーポイント方向を指示する。

これにより、前記進行方向と前記ゥエーポイントとの関係を、 9 0度の 4分の 1の単位で知ることができる。

更に、区切りマ一ク iの内、隣接する 2個をゥェ一ポイント方向指示兼用区切りマーク j とすることにより、この 2つのマーク jの間に前記ゥエーポイントが位置することを指示することができ、すなわち、 1 1 . 2 5度（9 0度の 8分の 1 ) の単位ずつに分割指示するのと同様な表示形態を実現して、表示分解能を高めることもできる。

この表示モードでは、ゥエーポイント方向指示兼用区切りマーク jの位置を見ることで、前記進行方向と前記ゥェ一ボイン卜との関係を容易に認識することができるものとなつて視認性が高 ^。

サムネイル T 5は、「文字モード」のデザインを縮小表示しており、この「文字モード」が選択されると、表示装置 7の画面 Xは、第 4図（d ) で示すようなデザインで表示を行うのであり、すなわち、前記ゥエーポイントと現在地との間隔、前記ゥエーポイントの名称、現在地の名称、前記ゥエーポイントの方向等の文字 kが、画面 Xの中央部に前記情報として表示される。

この表示モードでは、画面 Xには、文字 kが表示されるため、状況を瞬時に把握することができるものとなつて判読性が高い。

斯かる構成において、前記表示データに基づき異なるデザインにより前記情報を表示装置 7で表示するための複数の前記表示モードを記憶する記憶手段として R AM 3 cが用いられ、前記状況に応じて表示装置 7で表示する前記表示モードを設定する入力手段として入力装置 6が用いられ、前記状況に基づき前記表示モ一ドの何れかを自動的に適宜タイミングで選択表示するように表示装置 7の画面 Xの全体を切り換え制御する制御手段として制御装置 3の C P U 3 aが用いられている。

第 3図は、前記表示モードが前記利用者により前記状況毎に設定されている場合を示しており、ラジオボタン S 2が前記利用者により選択されて個所を示している。すなわち、前記状況として移動時を示す「Drive」ではサムネイル T 3の「コンパスモード」による表示、前記状況として前記ゥエーポイントの一定距離内への接近時を示す「Way Point」ではサムネイル T 5の「文字モード」による表示、前記状況として停止等の非移動時を示す「Help」ではサムネイル T 1の「ルートガイドモード」による表示で、表示装置 7の画面 X全体が自動的に切り換わる設定になっていることを示している。

斯かる構成によれば、前記利用者が表示装置 7で表示させたい表示モードを選択部 Sで設定することにより、自動的に適宜タイミングで前記利用者の好みに応じたデザインに画面 Xを切り換えることが可能となって利便性が高い。

また、前記メニューモードを見ながら前記設定を行うことができ、特に、サムネイル T 1〜T 5を見ることで、画面 Xにおける前記表示モードの実際の表示を直感的に想像しやすく前記設定が容易となって一層利便性が高い。

また、前述した実施の形態では、表示装置 7の画面 Xの全体が切り換わるため、画面 Xサイズが小さい表示装置 7での表示に適しており、表示装置 7のコストを押さえつつ、視認性や利便性を改良したナビゲ一ション装置を実現することがでさる。

なお、第 2図、及び、第 4図（a ) 〜（d ) の個々と第 3図とでは、画面の縦横比が異なっているが、これは説明の都合上によるもので、実際は同一の表示装置 7の画面 Xで切換表示が行われる。

本発明は、前述した実施の形態に限るものではなく、種々の変形が可能であり、例えば、画面 Xで表示する前記表示モードは、前述したものに限らない。

また、前述した実施の形態のように、前記状況毎に画面 Xを切り換えて表示する前記表示モードを異ならせる他にも、前記状況の全てにおいて、あるいは、前記状況の複数の幾つかにおいて、同じものを表示するように入力装置 6で設定することもできる。

また、画面 Xで表示される、衛星受信状況 7 1、コンパス 7 2、進行誘導 7 3、現在地の地名 7 4、スケール 7 5、次の前記ゥエーポイントまでの残距離 7 6、ゥエーポイント名 7 7等の表示項目は、第 2図、及び、第 4図（a ) 〜（d ) で示した前記表示モードにおいて、制御装置 3に組み込まれたプログラムによる指示や、前記利用者による入力装置 6を介しての選択により、自由な組み合わせで表示させることができる。

本発明は、前述した実施の形態に限らず、表示装置 7の画面 Xで少なくとも前記利用者の前記状況に関する前記情報を表示するナビゲーション装置の表示方法において、前記利用者の前記設定により複数の前記表示モードの何れかを自動的に適宜タイミングで選択表示するように画面 Xを切り換え可能とすることで、自動的に適宜タイミングで前記利用者の好みに応じたデザィンに画面 Xが切り換わつて、利便性を改良したナビゲーシヨン装置の表示方法の提供を行うことができる。

特に、前記設定を行うための前記メニューモードを画面 Xで表示したり、更に、前記メニューモードにおいて、前記メニューモード以外の前記表示モードの各デザィンを縮小表示するサムネイル T 1〜Τ 5を画面 Xで表示することで、前記メニューモードを見ながら前記設定を行うことができ、特に、サムネイル Τ 1〜Τ 5で実際の画面 Xの表示を直感的に想像することができるため、一層利便性を改良したナビゲーシヨン装置の表示方法の提供を行うことができる。産業上の利用可能性

本発明は、人間，車両等の移動体の誘導等に利用されるナビゲーシヨン装置及びその表示方法に好適であり、利便性を改良したナビゲーション装置及びその表示方法の提供を行うことができる。

Claims

請求の範囲

1 . 利用者の状況を検出する位置検出手段と、

表示装置で表示される情報の基礎となる表示データを作成する表示データ作成手段と、

前記表示デ一夕に基づき異なるデザィンにより前記情報を前記表示装置で表示するための複数の表示モードを記憶する記憶手段と、

前記状況に応じて前記表示装置で表示する前記表示モードを前記記憶手段に設定する入力手段と、

前記状況に従い前記表示モードの何れかを自動的に適宜タイミングで選択表示するように前記表示装置の画面を切り換え制御する制御手段と、

を有することを特徴とするナビゲーシヨン装置。

2 . 前記表示モードは、前記設定を行うためのメニューモードを有することを特徴とする請求の範囲第 1項に記載のナビゲーション装置。

3 . 前記記憶手段は、前記メニューモードにおいて前記画面で表示されると共に、前記メニューモ一ド以外の前記表示モードの各デザィンを縮小表示するサムネイルを記憶することを特徴とする請求の範囲第 2項に記載のナビゲーシヨン装

4 . 表示装置の画面で少なくとも利用者の状況に関する情報を表示するナビゲーシヨン装置の表示方法において、前記利用者の設定により複数の表示モードの何れかを自動的に適宜タイミングで選択表示するように前記画面を切り換え可能とすることを特徴とするナビゲーション装置の表示方法。

5 . 前記設定を行うためのメニューモードを前記画面で表示することを特徴とする請求の範囲第 4項に記載のナピゲ一ション装置の表示方法。

6 . 前記メニューモードにおいて、前記メニューモード以外の前記表示モードの各デザィンを縮小表示するサムネィルを前記画面で表示することを特徴とする請求の範囲第 5項に記載のナピゲ一ション装置の表示方法。