JP2004226082A - ナビゲーション装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】出発地と目的地とを結ぶ走行経路を探索する経路探索処理部22と、経路探索によって得られた走行経路の軌跡を示す走行経路画像と走行経路上の指定位置に対応する詳細情報を示す詳細情報画像とが含まれる経路情報画面を作成する経路情報処理部40と、この経路情報画面をディスプレイ装置6に表示する処理を行う表示処理部6と、走行経路に沿って指定位置を前後に移動させる指示操作を行うリモコンユニット4等が備わっている。走行経路画像上の指定位置を移動させると、この指定位置に対応する詳細情報の内容が変更される。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、経路探索処理によって目的地までの走行経路を設定可能なナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車載用のナビゲーション装置には経路探索機能や経路誘導機能が備わっており、利用者が指定した経由地や目的地までの最適な走行経路を設定するとともに、この走行経路に沿って車両の走行を誘導することが可能になる。また、このようなナビゲーション装置の中には、設定した走行経路の全体を画面上に示す全ルート表示や、走行経路の途中に一あるいは複数の経由地が設定されている場合に各経由地の詳細情報やその周辺施設の検索等が可能なものがある(例えば、特許文献1参照。)。このナビゲーション装置では、経路探索処理によって設定された走行経路の全体が1画面内に含まれるような表示が可能となるため、走行経路全体の把握が容易になる。また、途中の経由地となる施設の詳細情報やその所在地の地名や周辺の地図を表示させたり、周辺施設を検索して、経由地に関する各種の情報を取得することが可能になる。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−258178号公報(第3−9頁、図1−15)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した特許文献1に開示されたナビゲーション装置では、走行経路に含まれる通過地点やその周辺の情報を取得しようとした場合に、予めその通過地点を経由地として設定しておく必要があり、走行経路に沿った任意の通過地点に関する情報を得ることが容易ではないという問題があった。例えば、出発地と目的地とをつなぐ走行経路のほぼ中間地点において昼食をとるためにその中間地点周辺の情報を取得したい場合には、経路探索を行うまでその中間地点がどこになるかがわからないため経由地として設定することはできない。また、全ルート表示が可能なナビゲーション装置では、走行経路全体の概略的な軌跡を確認することはできるが、複雑な形状の軌跡が画面に表示された場合には、中間地点を探すといってもかなり曖昧な指定しかできず、しかも、全ルート表示のような広域表示においては地図上の地名等がほとんど省略されるため、休憩地等に適した通過地点を探す場合に手がかりとなる情報がほとんどない。また、自車周辺の地図表示において自車から延びる走行経路に沿って、カーソルキーやジョイスティックキー等を操作して表示内容のスクロールを行って、走行経路に沿った通過地点を確かめることはできるが、これでは走行経路全体を確認することができなくなってしまう。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、設定された走行経路に沿った通過地点およびその周辺の情報を容易に取得することができるナビゲーション装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明のナビゲーション装置は、出発地と目的地とを結ぶ走行経路を探索する経路探索手段と、経路探索手段によって得られた走行経路の軌跡を示す走行経路画像と、走行経路上の指定位置に対応する詳細情報を示す詳細情報画像とが含まれる描画データを作成する経路情報描画手段と、経路情報描画手段によって作成された描画データに基づいて、走行経路画像と詳細情報画像をディスプレイ装置の画面に表示する処理を行う表示処理手段と、指定位置を走行経路に沿って前後に移動させる指示操作を行う操作手段とを備えている。これにより、経路探索処理によって設定された走行経路に沿って任意位置を指定し、この指定した通過地点に対応する詳細情報を取得することが容易となる。
【0007】
また、上述した経路情報描画手段は、走行経路に沿った距離および走行時間の少なくとも一方に対応したスケール画像を作成し、表示処理手段は、走行経路画像とスケール画像とを同一画面上に表示する処理を行うことが望ましい。これにより、走行経路の軌跡が非直線形状を有する複雑なものであっても、走行経路に沿った距離的あるいは時間的な位置の把握が容易となり、詳細情報の取得を希望する位置の指定をしやすくすることができる。したがって、例えば、走行経路に沿ったほぼ中間位置で食事や休憩をとる場合や、特定の時刻に休憩をとる場合に、これらに対応する通過地点の特定が容易となる。
【0008】
また、上述したスケール画像には、走行経路に沿った距離に対応する距離スケール画像と、走行経路に沿った走行時間に対応した時間スケール画像とが含まれており、操作手段を用いて、距離スケール画像と時間スケール画像との表示切り替え操作が可能であり、表示処理手段は、表示切り替え操作がなされたときに、距離スケール画像と時間スケール画像の表示を交互に切り替えることが望ましい。これにより、必要に応じて距離スケール画像と時間スケール画像とを使い分けることができるため、用途に応じた通過地点の指定がさらに容易になる。
【0009】
また、上述した経路情報描画手段は、走行経路上の指定位置とこれに対応する詳細情報画像とを結ぶ補助画像を作成し、表示処理手段は、走行経路画像および詳細情報画像とともに補助画像の表示処理を行うことが望ましい。これにより、詳細情報画像と走行経路上の指定位置との対応関係の把握が容易になる。
【0010】
また、上述した経路情報描画手段は、走行経路上の指定位置およびこの指定位置に対応するスケール画像上の位置と、これらの位置に対応する詳細情報画像とを結ぶ補助画像を作成し、表示処理手段は、走行経路画像、スケール画像および詳細情報画像とともに補助画像の表示処理を行うことが望ましい。これにより、走行経路上の指定位置とスケール画像および詳細情報画像との対応関係の把握が容易になる。
【0011】
また、上述した経路情報描画手段は、出発地から目的地までが含まれる走行経路画像を作成することが望ましい。これにより、目的地と出発地を含む走行経路全体の軌跡の把握や、走行経路全体における通過地点の位置の把握等が容易になり、走行経路全体に対応するスケジュールの立案等に通過地点の詳細情報を役立たせることができる。
【0012】
また、車両位置を検出する位置検出手段をさらに備え、上述した走行経路描画手段は、位置検出手段によって検出された車両位置から目的地までが含まれる走行経路画像を作成することが望ましい。これにより、これから走行予定の経路全体の軌跡を把握することができるとともに、今後の走行経路に対応するスケジュールの立案等に通過地点の詳細情報を役立たせることができる。
【0013】
また、上述した走行経路に沿った指定位置周辺の施設に関する施設情報を検索する施設検索手段と、施設検索手段による検索によって得られた施設情報を描画する施設情報描画手段とをさらに備え、操作手段によって検索が指示されたときに、施設検索手段による検索処理と施設情報描画手段による描画処理を行い、表示処理手段によって施設情報を表示することが望ましい。これにより、指定した通過地点周辺に存在する施設に関する詳細情報の取得を容易に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した一実施形態の車載用のナビゲーション装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、一実施形態のナビゲーション装置の構成を示す図である。図1に示すナビゲーション装置は、ナビゲーションコントローラ1、DVD2、ディスク読取装置3、リモートコントロール(リモコン)ユニット4、車両位置検出部5、ディスプレイ装置6、オーディオ部7を含んで構成されている。
【0015】
ナビゲーションコントローラ1は、ナビゲーション装置の全体動作を制御するものである。このナビゲーションコントローラ1は、CPU、ROM、RAM等を用いて所定の動作プログラムを実行することによりその機能が実現される。ナビゲーションコントローラ1の詳細構成については後述する。
【0016】
DVD2は、地図表示、施設検索、経路探索および高速道路案内画像表示などに必要な地図データが格納されている情報記録媒体である。このDVD2には、経度および緯度で適当な大きさに区切られた矩形形状の図葉を単位とした地図データが格納されている。各図葉の地図データは、図葉番号を指定することにより特定され、読み出すことが可能となる。
【0017】
ディスク読取装置3は、1枚あるいは複数枚のDVD2が装填可能であり、ナビゲーションコントローラ1の制御によっていずれかのDVD2から地図データの読み出しを行う。なお、装填されるディスクは必ずしもDVDでなくてもよく、CDでもよい。また、DVDとCDの双方を選択的に装填可能としてもよい。
【0018】
リモコンユニット4は、上下左右等の方向を指定するジョイスティックと、数字を入力するテンキーや各種の設定などを確定する「決定キー」などの各種の操作キーとを備えており、操作内容に応じた信号をナビゲーションコントローラ1に出力する。
【0019】
車両位置検出部5は、例えば、GPS受信機、方位センサ、距離センサなどを備えており、所定のタイミングで車両位置(経度、緯度)の検出を行い、検出結果を出力する。
ディスプレイ装置6は、ナビゲーションコントローラ1から出力される描画データに基づいて、自車位置周辺の地図画像や、周辺施設の検索結果などの各種画像を表示する。オーディオ部7は、ナビゲーションコントローラ1から入力される音声信号に基づいて生成した案内音声等を車室内に出力する。
【0020】
次に、ナビゲーションコントローラ1の詳細構成について説明する。図1に示すナビゲーションコントローラ1は、地図バッファ10、地図読出制御部12、地図描画部14、車両位置計算部20、経路探索処理部22、探索結果格納部24、誘導経路描画部26、音声案内部28、施設検索部30、施設情報描画部32、経路情報処理部40、入力処理部50、表示処理部60を含んで構成されている。
【0021】
地図バッファ10は、ディスク読取装置3によってDVD2から読み出された地図データを一時的に格納する。地図読出制御部12は、車両位置計算部20により算出される車両位置や入力処理部50からの指示に応じて、所定範囲の地図データの読み出し要求をディスク読取装置3に出力する。地図描画部14は、地図バッファ10に格納された地図データに基づいて、地図画像を表示するために必要な描画処理を行って地図画像描画データを作成する。
【0022】
車両位置計算部20は、車両位置検出部5から出力される検出データに基づいて自車位置を計算するとともに、計算した自車位置が地図データの道路上にない場合には、自車位置を修正するマップマッチング処理を行う。
経路探索処理部22は、出発地と目的地(あるいは経由地)との間を所定の探索条件にしたがって結ぶ走行経路(誘導経路)を探索する。この探索結果は探索結果格納部24に格納される。誘導経路描画部26は、経路探索処理部22による探索処理によって得られた誘導経路を地図上に重ねて表示するための誘導経路描画データを生成する。音声案内部28は、経路探索処理部22による探索処理によって得られた誘導経路に沿って車両を誘導するために必要な交差点案内等の音声信号を生成する。
【0023】
施設検索部30は、利用者によって指定される検索条件を満足する施設を検索する。施設情報描画部32は、施設検索部30によって検索された一の施設の詳細情報が含まれる施設情報描画データを生成する。
経路情報処理部40は、経路探索処理部22の経路探索処理によって得られた走行経路上の各通過地点に関する詳細情報の画像を描画する処理を行っており、経路情報描画部42、操作内容判定部44、指定位置算出部46、地点情報取得部48を含んで構成されている。
【0024】
経路情報描画部42は、経路探索処理によって得られた走行経路に対応する経路情報画像を描画する。この経路情報画像には、走行経路全体の軌跡を示す走行経路画像と、走行軌跡に沿った距離および走行時間の少なくとも一方に対応したスケール画像と、走行経路上の指定位置に対応する詳細情報を示す詳細情報画像と、走行経路上の指定位置とスケール画像の対応位置および対応する詳細情報画像とを関連づける補助画像とが含まれている。
【0025】
図2は、経路情報描画部42によって作成される経路情報画像の具体例を示す図である。図2に示す矩形枠全体が表示画面を示しており、その中に表示された経路情報画像には、走行経路画像100、距離スケール画像102、詳細情報画像104、補助画像106が含まれている。
【0026】
走行経路画像100は、経路探索処理によって得られた走行経路の軌跡であり、走行経路全体が所定の表示範囲に収まるように表示縮尺が設定されている。また、走行経路画像100の一方端には出発地を示すマークSが、他方には目的地を示すマークGが表示される。図2に示す例では、出発地「東京」から目的地「諏訪」までの走行経路が得られた場合が示されており、「東京」に対応する走行経路の一方端には出発地マークSが、「諏訪」に対応する走行経路の他方端には目的地マークGが表示されている。
【0027】
距離スケール画像102は、走行経路画像100によって示される走行経路に沿った距離を示しており、目盛りが付された帯画像と、その上に表示された走行経路上の代表的な地名(大都市名)と、その下に表示された出発地を基準とした距離とが含まれている。
【0028】
詳細情報画像104は、走行経路上の指定位置に対応する詳細情報の内容を含む。例えば、出発地からこの指定位置までの距離、この指定位置の通過予想時刻、標高、地名等が含まれている。これらの内容は、適宜変更可能であり、詳細情報画像104の表示面積が小さい場合にはその中から重要だと思われる項目のみを残し、他の項目を取り除くようにしてもよい。また、表示面積が大きい場合には、他の項目を加えるようにしてもよい。この詳細情報画像104の左右には、右向きあるいは左向きの三角マークが表示されており、これらのマークによって、リモコンユニット4のジョイスティックを左右に操作して、詳細情報画像104が対応する走行経路上の指定位置が走行経路に沿って前後に移動可能であることが示されている。
【0029】
補助画像106は、詳細画像104と距離スケール画像102の対応位置と走行経路画像100上の指定位置とをつなぐことにより、これらが対応していることを示すものである。例えば、図2に示すように、直線の矢印で構成される引き出し線が補助画像106として用いられる。
【0030】
操作内容判定部44は、利用者によってリモコンユニット4が操作されたときに、その操作内容が経路情報処理部40によって行われる処理に関連したものであるか否かを判定する。例えば、図2に示した経路情報画面が表示されているときに、リモコンユニット4のジョイスティックを左右に傾斜させると、詳細情報画像104が対応している走行経路画像100上の指定位置をこの傾斜方向に応じて移動させることができる。また、この経路情報画面が表示されているときに、リモコンユニット4の特定キーを押下することにより、その時点で詳細情報画像104が対応している走行経路画像100上の指定位置周辺の施設検索を指示することが可能になる。操作内容判定部44は、経路情報画面が表示されているときに、リモコンユニット4のジョイスティックが左右に倒されたか否か、特定キーが押下されたか否かを判定する。また、操作内容判定部44は、通常の地図表示等が行われているときに、図2に示した経路情報画面の表示が指示されたか否かを判定する。
【0031】
指定位置算出部46は、リモコンユニット4のジョイスティックの操作内容に応じて、走行経路画像100上の移動後の指定位置を算出する。地点情報取得部48は、走行経路画像100上の指定位置に対応する詳細情報を取得する。
入力処理部50は、リモコンユニット4から入力される各種の操作指示に対応する動作を行うための命令をナビゲーションコントローラ1内の各部に向けて出力する。表示処理部60は、地図描画部14、誘導経路描画部26、施設情報描画部32および経路情報処理部40内の経路情報描画部42のそれぞれによって生成される描画データが入力されており、これら描画データによって表される画像をディスプレイ装置6の画面に表示する。
【0032】
上述した経路探索処理部22が経路探索手段に、経路情報処理部40が経路情報描画手段に、表示処理部60が表示処理手段に、リモコンユニット4が操作手段にそれぞれ対応する。また、車両位置検出部5、車両位置計算部20が位置検出手段に、施設検索部30が施設検索手段に、施設情報描画部32が施設情報描画手段にそれぞれ対応する。
【0033】
本実施形態のナビゲーション装置はこのような構成を有しており、次に、経路情報画像表示に関連する動作を説明する。
図3は、経路情報画像表示に関する動作手順を示す流れ図であり、自車周辺の地図表示等の通常のナビゲーション動作と並行して行われる経路情報画像表示に関する一連の動作手順が示されている。
【0034】
経路情報処理部40内の操作内容判定部44は、地図表示等の動作と並行して、経路情報画面の表示が指示されたか否かを判定し(ステップ100)、指示されない場合には否定判断を行ってこの判定を繰り返す。なお、図2に示した経路情報画面の表示は、経路探索処理によって出発地と目的地を結ぶ走行経路に対応して行われるため、経路情報画面の表示が指示される前に経路探索処理が実施されていない場合にはこの指示は無視され、ステップ100の判定において否定判断が行われる。
【0035】
また、利用者によって経路情報画面の表示が指示されるとステップ100の判定において肯定判断が行われ、次に、経路情報描画部42は、描画対象範囲と描画の向きを決定する(ステップ101)。
図4は、描画対象範囲と描画の向きとの関係を示す図である。図4において、Sは出発地を、Gは目的地を、Rは出発地と目的地とを結ぶ走行経路をそれぞれ示している。例えば、出発地から見た目的地の方向が真東から真北までの範囲に含まれている場合(A)には、図2に示した画面内の矩形の表示領域110において、出発地Sが左下に目的地Gが右上になるように走行経路画像100の描画の向きが決定される。同様に、出発地から見た目的地の方向が真北から真西までの範囲に含まれている場合(B)には、表示領域110において、出発地Sが右下に目的地Gが左上になるように走行経路画像100の描画の向きが決定される。出発地から見た目的地の方向が真西から真南までの範囲に含まれている場合(C)には、表示領域110において、出発地Sが右上に目的地Gが左下になるように走行経路画像100の描画の向きが決定される。出発地から見た目的地の方向が真南から真東までの範囲に含まれている場合(D)には、表示領域110において、出発地Sが左上に目的地Gが右下になるように走行経路画像100の描画の向きが決定される。
【0036】
なお、図2に示した経路情報画面を表示する場合には、経路探索処理によって設定された出発地と目的地とを結ぶ走行経路全体が描画対象範囲として決定される。
次に、経路情報描画部42は、図2に示したように、走行経路画像100、距離スケール画像102、詳細情報画像104、補助画像106が含まれる経路情報画面を描画する(ステップ102)。この描画は、ステップ101において決定された描画対象範囲、描画の向きとなるように各画像を作成することにより行われる。また、初期状態においては、詳細情報画像104の内容は、走行経路画像100上の出発地周辺の内容を示している。このようにして描画された経路情報画面は、表示処理部60によってディスプレイ装置6に表示される。
【0037】
次に、操作内容判定部44は、リモコンユニット4のジョイスティックが左右に倒されたか否かを判定し(ステップ103)、ジョイスティックのこれらの操作がなされていない場合には否定判断を行った後、特定キーが押下されて周辺施設の検索が指示されたか否かを判定する(ステップ104)。
【0038】
ジョイスティックが左右のいずれかに倒された場合にはステップ103の判定において肯定判断が行われ、指定位置算出部46は、ジョイスティックの傾斜方向および傾斜角度に応じて、走行経路画像100に沿って指定位置を移動させるために移動後の指定位置の算出を行い、経路情報描画部42は、この算出された新たな指定位置に対応するように、詳細情報画像104の表示位置と補助画像106の描画内容の変更を行って、走行経路画像100に沿った指定位置を移動させる(ステップ108)。その後、操作内容判定部44は、上述したジョイスティックの操作が終了したか否かを判定し(ステップ109)、操作が継続中である場合には否定判断を行ってステップ108に戻って指定位置の移動処理が繰り返される。
【0039】
また、上述したジョイスティックの操作が終了した場合にはステップ109の判定において肯定判断が行われ、次に、地点情報取得部48は、移動後の指定位置に対応する詳細情報を取得し(ステップ110)、経路情報描画部42は、詳細情報画像104の内容を更新する(ステップ111)。その後、操作内容判定部44は、経路情報表示に関する処理を終了させるか否かを判定する(ステップ112)。例えば、自車位置周辺の地図表示等の経路情報表示以外の処理が指示された場合には肯定判断が行われ、上述したステップ100の経路情報画面の表示指示の有無判定以降が繰り返される。また、経路情報表示に関する処理を終了させる操作が行われない場合にはステップ112の判定において否定判断が行われ、上述したステップ103のジョイスティックの特定操作(左右に倒す操作)の有無判定以降が繰り返される。
【0040】
また、経路情報画面が表示された状態で、リモコンユニット4の特定キーが押下されて周辺施設の検索が指示されるとステップ104において肯定判断が行われる。なお、周辺施設の検索が指示されない場合にはステップ104の判定において否定判断が行われた後、ステップ112に移行して経路情報画面表示の終了判定が行われる。
【0041】
周辺施設の検索が指示されると、操作内容判定部44から施設検索部30に対して、その時点での走行経路画像100上の指定位置を含む周辺施設検索の指示が送られ、施設検索部30によって指定位置周辺の施設検索が実施される(ステップ105)。施設情報描画部32は、施設検索部30によって検索された施設情報の内容が含まれる施設情報描画データを作成し、表示処理部60によってこの施設情報描画データの内容がディスプレイ装置6の画面上に表示される(ステップ106)。その後、ステップ112に移行して経路情報画面表示の終了判定が行われる。
【0042】
このように、本実施形態のナビゲーション装置では、経路探索処理によって設定された走行経路全体を含む走行経路画像100と、この走行経路に沿った指定位置に対応する詳細情報画像104とが表示されており、走行経路上の任意の通過地点に対応する詳細情報を取得することが容易となる。
【0043】
また、走行経路画像100で示される走行経路に沿った距離を示す距離スケール画像102が走行経路画像100とともに経路情報画面に含まれているため、走行経路の軌跡が非直線形状を有する複雑なものであっても、走行経路に沿った距離的な位置の把握が容易となり、詳細情報の取得を希望する位置の指定をしやすくすることができる。したがって、例えば、走行経路に沿ったほぼ中間位置で食事や休憩をとる場合などであっても、これらに対応する通過地点の特定が容易となる。
【0044】
また、経路情報画面には、走行経路画像100上の指定位置およびこの指定位置に対応する距離スケール画像102上の位置と、これらの位置に対応する詳細情報画像104とを結ぶ補助画像106が含まれているため、走行経路上の指定位置と距離スケール画像および詳細情報画像との対応関係の把握が容易になる。
【0045】
また、経路情報画面に含まれる走行経路画像100には、経路探索処理によって得られた出発地から目的地までの全走行経路が含まれているため、目的地と出発地を含む走行経路全体の軌跡の把握や、走行経路全体における通過地点の位置の把握等が容易になり、走行経路全体に対応するスケジュールの立案等に通過地点の詳細情報を役立たせることができる。
【0046】
また、経路情報画面が表示された状態で特定の操作を行うだけで、走行経路画像100に沿った指定位置周辺の施設情報の検索を行うことができるため、指定した通過地点周辺に存在する施設に関する詳細情報の取得を容易に行うことができる。
【0047】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、図2に示すように矩形の表示領域110の一の対角線にほぼ沿うようにして走行経路画像100を表示したが、地図上の北が真上(ノースアップ)となるよう走行経路画像100を表示したり、出発時点あるいは経路情報画面を表示する時点での車両の向きが真上(ヘディングアップ)となるように走行経路画像100を表示するようにしてもよい。
【0048】
また、上述した実施形態では、走行情報画面内の走行経路画像100の背景は無地としたが、概略的な地図画像を背景として表示するようにしてもよい。但し、出発地と目的地を含むように広域表示を行って走行経路画像100全体を1画面内に含ませているため、道路については国道やその他の主要道のみを表示し、各種の文字情報についても大都市名のみを表示するなどして、表示内容の簡素化を図って見やすい表示を行うことが望ましい。
【0049】
また、上述した実施形態では、走行情報画面内に走行経路画像100とともに距離スケール画像102を含ませたが、図5に示すように、距離スケール画像を省略して、走行経路画像100と詳細情報画像104との間を補助画像106で直接つなぐようにしてもよい。
【0050】
また、上述した実施形態では、走行経路画像100には、出発地Sから目的地Gまでの全走行経路を含ませるようにしたが、利用者が詳細な情報の取得を希望する経路区間は主に自車位置から目的地Gまでの区間であると考えられる。したがって、図6に示すように、自車位置Pから目的地Gまでの走行経路について走行経路画像100aと距離スケール画像102aを描画して表示するようにしてもよい。
【0051】
また、上述した実施形態では、走行情報画面内に距離スケール画像102を含ませたが、図7に示すように、代わりに走行経路画像100に沿った時間的な位置(指定位置まで走行する場合の所要時間)を示す時間スケール画像102bを表示するようにしてもよい。あるいは、経路情報描画部42によって距離スケール画像と時間スケール画像の両方を必要に応じて描画し、リモコンユニット4の所定キーを操作して表示切り替えが指示されたときに、これら2種類のスケール画像を切り替えるようにしてもよい。
【0052】
また、上述した実施形態では、走行情報画面内に引き出し線の役目をなす補助画像106を含ませたが、走行経路画像100の指定位置や距離スケール画像102等の対応位置と、詳細情報画像104との間の対応がとれればよいため、それ以外の表示形式の補助画像106を用いるようにしてもよい。例えば、図8に示すように、走行経路画像100上の指定位置やこれに対応する距離スケール画像102上の位置に他と異なる色を付して補助画像106aとし、詳細情報画像104に対応する位置がわかるようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、経路探索処理によって設定された走行経路に沿って任意位置を指定し、この指定した通過地点に対応する詳細情報を取得することが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のナビゲーション装置の構成を示す図である。
【図2】経路情報描画部によって作成される経路情報画像の具体例を示す図である。
【図3】経路情報画像表示に関する動作手順を示す流れ図である。
【図4】描画対象範囲と描画の向きとの関係を示す図である。
【図5】経路情報画面の変形例を示す図である。
【図6】経路情報画面の変形例を示す図である。
【図7】経路情報画面の変形例を示す図である。
【図8】経路情報画面の変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 ナビゲーションコントローラ
4 リモコンユニット
5 車両位置検出部
6 ディスプレイ装置
20 車両位置計算部
22 経路探索処理部
30 施設検索部
32 施設情報描画部
40 経路情報処理部
42 経路情報描画部
44 操作内容判定部
46 指定位置算出部
48 地点情報取得部
50 入力処理部
60 表示処理部
Claims (8)
- 出発地と目的地とを結ぶ走行経路を探索する経路探索手段と、
前記経路探索手段によって得られた前記走行経路の軌跡を示す走行経路画像と、前記走行経路上の指定位置に対応する詳細情報を示す詳細情報画像とが含まれる描画データを作成する経路情報描画手段と、
前記経路情報描画手段によって作成された描画データに基づいて、前記走行経路画像と前記詳細情報画像をディスプレイ装置の画面に表示する処理を行う表示処理手段と、
前記指定位置を前記走行経路に沿って前後に移動させる指示操作を行う操作手段と、
を備えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1において、
前記経路情報描画手段は、前記走行経路に沿った距離および走行時間の少なくとも一方に対応したスケール画像を作成し、
前記表示処理手段は、前記走行経路画像と前記スケール画像とを同一画面上に表示する処理を行うことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項2において、
前記スケール画像には、前記走行経路に沿った距離に対応する距離スケール画像と、前記走行経路に沿った走行時間に対応した時間スケール画像とが含まれており、
前記操作手段を用いて、前記距離スケール画像と前記時間スケール画像との表示切り替え操作が可能であり、
前記表示処理手段は、前記表示切り替え操作がなされたときに、前記距離スケール画像と前記時間スケール画像の表示を交互に切り替えることを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1〜3のいずれかにおいて、
前記経路情報描画手段は、前記走行経路上の指定位置とこれに対応する前記詳細情報画像とを結ぶ補助画像を作成し、
前記表示処理手段は、前記走行経路画像および前記詳細情報画像とともに前記補助画像の表示処理を行うことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1〜3のいずれかにおいて、
前記経路情報描画手段は、前記走行経路上の指定位置およびこの指定位置に対応する前記スケール画像上の位置と、これらの位置に対応する前記詳細情報画像とを結ぶ補助画像を作成し、
前記表示処理手段は、前記走行経路画像、前記スケール画像および前記詳細情報画像とともに前記補助画像の表示処理を行うことを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1〜5のいずれかにおいて、
前記経路情報描画手段は、前記出発地から前記目的地までが含まれる前記走行経路画像を作成することを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1〜5のいずれかにおいて、
車両位置を検出する位置検出手段をさらに備え、
前記走行経路描画手段は、前記位置検出手段によって検出された車両位置から前記目的地までが含まれる前記走行経路画像を作成することを特徴とするナビゲーション装置。 - 請求項1〜7のいずれかにおいて、
前記走行経路に沿った指定位置周辺の施設に関する施設情報を検索する施設検索手段と、前記施設検索手段による検索によって得られた前記施設情報を描画する施設情報描画手段とをさらに備え、
前記操作手段によって検索が指示されたときに、前記施設検索手段による検索処理と前記施設情報描画手段による描画処理を行い、前記表示処理手段によって前記施設情報を表示することを特徴とするナビゲーション装置。
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