JP2003287424A - ナビゲーション装置および地図情報表示方法 - Google Patents
ナビゲーション装置および地図情報表示方法Info
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- JP2003287424A JP2003287424A JP2002090455A JP2002090455A JP2003287424A JP 2003287424 A JP2003287424 A JP 2003287424A JP 2002090455 A JP2002090455 A JP 2002090455A JP 2002090455 A JP2002090455 A JP 2002090455A JP 2003287424 A JP2003287424 A JP 2003287424A
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Navigation (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のナビゲーション装置は、ディスプレイ
に拡大地図を表示させても、自車の走行によって暫くす
ると画面上から消えてしまうため、新たな任意点を定期
的に指定しなければならなかった。 【解決手段】 地図情報２が記憶された地図情報記憶手
段１と、現在位置を検出する現在位置検出手段３と、地
図情報記憶手段１から地図情報２を読み出して、当該地
図情報２の所定のサブエリア内を、当該サブエリア内の
地図情報を拡大させた地図情報で置き換えてディスプレ
イ４に表示させると共に、サブエリアを現在位置検出手
段３で検出された現在位置の変移に合わせてディスプレ
イ４の画面内で移動させる制御手段５とを備える。
に拡大地図を表示させても、自車の走行によって暫くす
ると画面上から消えてしまうため、新たな任意点を定期
的に指定しなければならなかった。 【解決手段】 地図情報２が記憶された地図情報記憶手
段１と、現在位置を検出する現在位置検出手段３と、地
図情報記憶手段１から地図情報２を読み出して、当該地
図情報２の所定のサブエリア内を、当該サブエリア内の
地図情報を拡大させた地図情報で置き換えてディスプレ
イ４に表示させると共に、サブエリアを現在位置検出手
段３で検出された現在位置の変移に合わせてディスプレ
イ４の画面内で移動させる制御手段５とを備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの交通
機関に搭載したり、ユーザが持ち歩いたりすることがで
き、ディスプレイに地図情報を表示させて、目的地まで
の経路を案内するナビゲーション装置および地図情報表
示方法に関する。
機関に搭載したり、ユーザが持ち歩いたりすることがで
き、ディスプレイに地図情報を表示させて、目的地まで
の経路を案内するナビゲーション装置および地図情報表
示方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
特開平７−３３２９９１号公報に記載されたものが知ら
れている。特開平７−３３２９９１号公報に記載された
従来のナビゲーション装置は、ディスプレイに表示され
た地図上の任意点が押下されると、この地点を含む所定
領域内の地図データを拡大して拡大地図データを生成
し、この拡大地図データに基づく拡大地図をディスプレ
イに表示中の地図上に重ねて表示させるものである。こ
のような表示を行うことによって、ディスプレイに表示
中の地図における縮尺値を切り換えることなく、当該表
示中の地図上にある任意部分だけを拡大表示させること
ができる。なお、他の従来の技術しては、特開平８−１
９４４３４号公報、特開昭６２−１１３２７４号公報、
特開平６−１９５５９９号公報、特開平１１−３９３２
３号公報等が知られている。
特開平７−３３２９９１号公報に記載されたものが知ら
れている。特開平７−３３２９９１号公報に記載された
従来のナビゲーション装置は、ディスプレイに表示され
た地図上の任意点が押下されると、この地点を含む所定
領域内の地図データを拡大して拡大地図データを生成
し、この拡大地図データに基づく拡大地図をディスプレ
イに表示中の地図上に重ねて表示させるものである。こ
のような表示を行うことによって、ディスプレイに表示
中の地図における縮尺値を切り換えることなく、当該表
示中の地図上にある任意部分だけを拡大表示させること
ができる。なお、他の従来の技術しては、特開平８−１
９４４３４号公報、特開昭６２−１１３２７４号公報、
特開平６−１９５５９９号公報、特開平１１−３９３２
３号公報等が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のナ
ビゲーション装置は、ディスプレイに拡大地図を表示さ
せても、自車の走行によって暫くすると画面上から消え
てしまうため、新たな任意点を定期的に指定しなければ
ならず、操作が煩雑になり問題であった。
ビゲーション装置は、ディスプレイに拡大地図を表示さ
せても、自車の走行によって暫くすると画面上から消え
てしまうため、新たな任意点を定期的に指定しなければ
ならず、操作が煩雑になり問題であった。
【０００４】本発明は、このような問題を解決し、少な
い操作で拡大地図を長時間表示できるナビゲーション装
置および地図情報表示方法を提供することを目的とす
る。
い操作で拡大地図を長時間表示できるナビゲーション装
置および地図情報表示方法を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のナビゲーション
装置は、地図情報が記憶された地図情報記憶手段と、現
在位置を検出する現在位置検出手段と、地図情報記憶手
段から地図情報を読み出して、当該地図情報の所定のサ
ブエリア内を、当該サブエリア内の地図情報を拡大させ
た地図情報で置き換えてディスプレイに表示させると共
に、サブエリアを現在位置検出手段で検出された現在位
置の変移に合わせてディスプレイの画面内で移動させる
制御手段とを備えることを特徴とする。
装置は、地図情報が記憶された地図情報記憶手段と、現
在位置を検出する現在位置検出手段と、地図情報記憶手
段から地図情報を読み出して、当該地図情報の所定のサ
ブエリア内を、当該サブエリア内の地図情報を拡大させ
た地図情報で置き換えてディスプレイに表示させると共
に、サブエリアを現在位置検出手段で検出された現在位
置の変移に合わせてディスプレイの画面内で移動させる
制御手段とを備えることを特徴とする。
【０００６】ここで、制御手段は、現在位置検出手段で
検出された現在位置が常にサブエリア内に配置されるよ
うに制御することを特徴とする。
検出された現在位置が常にサブエリア内に配置されるよ
うに制御することを特徴とする。
【０００７】また、制御手段は、現在位置検出手段で検
出された現在位置が常にサブエリアの手前側に配置され
るように制御することを特徴とする。
出された現在位置が常にサブエリアの手前側に配置され
るように制御することを特徴とする。
【０００８】さらに、サブエリア内の地図情報の拡大倍
率を変更指示する倍率変更手段を更に備え、制御手段
は、倍率変更手段の操作に基づいて、サブエリア内の地
図情報の拡大倍率を変更させる拡大倍率変更部を備える
ことを特徴とする。
率を変更指示する倍率変更手段を更に備え、制御手段
は、倍率変更手段の操作に基づいて、サブエリア内の地
図情報の拡大倍率を変更させる拡大倍率変更部を備える
ことを特徴とする。
【０００９】また、サブエリアのサイズ変更を指示する
サイズ変更手段を更に備え、制御手段は、サイズ変更手
段の操作に基づいて、サブエリアのサイズを変更させる
エリアサイズ変更部を備えることを特徴とする。
サイズ変更手段を更に備え、制御手段は、サイズ変更手
段の操作に基づいて、サブエリアのサイズを変更させる
エリアサイズ変更部を備えることを特徴とする。
【００１０】さらに、サブエリアの位置変更を指示する
位置変更手段を更に備え、制御手段は、位置変更手段の
操作に基づいて、サブエリアをディスプレイの画面内で
移動させるサブエリア移動部を備えることを特徴とす
る。
位置変更手段を更に備え、制御手段は、位置変更手段の
操作に基づいて、サブエリアをディスプレイの画面内で
移動させるサブエリア移動部を備えることを特徴とす
る。
【００１１】また、ディスプレイに表示されるカーソル
の移動を指示するカーソル操作手段を更に備え、制御手
段は、カーソル操作手段の操作に基づいて、サブエリア
内から外に或いはサブエリア外から内に乗り越えてカー
ソルを移動させるカーソル移動部を備えることを特徴と
する。
の移動を指示するカーソル操作手段を更に備え、制御手
段は、カーソル操作手段の操作に基づいて、サブエリア
内から外に或いはサブエリア外から内に乗り越えてカー
ソルを移動させるカーソル移動部を備えることを特徴と
する。
【００１２】さらに、地図情報記憶手段には、地図情報
に関連するテキスト情報が、地図情報の各地点に関連付
けて記憶されており、制御手段は、サブエリア内の地図
情報に関連するテキスト情報の表示サイズを、他のテキ
スト情報の表示サイズと変えてディスプレイに表示させ
るテキストサイズ変更部を備えることを特徴とする。
に関連するテキスト情報が、地図情報の各地点に関連付
けて記憶されており、制御手段は、サブエリア内の地図
情報に関連するテキスト情報の表示サイズを、他のテキ
スト情報の表示サイズと変えてディスプレイに表示させ
るテキストサイズ変更部を備えることを特徴とする。
【００１３】さらに、ディスプレイに表示させるテキス
ト情報のジャンルを指示するテキスト情報選択手段を更
に備え、テキストサイズ変更部は、テキスト情報選択手
段で特定されたジャンルのテキスト情報のみを選択的に
ディスプレイに表示させることを特徴とする。
ト情報のジャンルを指示するテキスト情報選択手段を更
に備え、テキストサイズ変更部は、テキスト情報選択手
段で特定されたジャンルのテキスト情報のみを選択的に
ディスプレイに表示させることを特徴とする。
【００１４】また、地図情報記憶手段には、地図情報を
部分的に拡大表示させるのに適した地点の情報である特
定スポット情報が、地図情報の各地点に関連付けて記憶
されており、表示制御部は、地図情報記憶手段から読み
出した地図情報および特定スポット情報に基づいて、こ
の特定スポット情報に対応する地点に拡大エリアアイコ
ンを重畳した地図情報をディスプレイに表示させると共
に、現在位置検出手段で検出された現在位置が当該拡大
エリアアイコンに接近した場合に、この拡大エリアアイ
コンが重畳されている地点を中心とした領域をサブエリ
アとして、当該サブエリア内の地図情報を拡大させるア
イコン処理部を備えることを特徴とする。
部分的に拡大表示させるのに適した地点の情報である特
定スポット情報が、地図情報の各地点に関連付けて記憶
されており、表示制御部は、地図情報記憶手段から読み
出した地図情報および特定スポット情報に基づいて、こ
の特定スポット情報に対応する地点に拡大エリアアイコ
ンを重畳した地図情報をディスプレイに表示させると共
に、現在位置検出手段で検出された現在位置が当該拡大
エリアアイコンに接近した場合に、この拡大エリアアイ
コンが重畳されている地点を中心とした領域をサブエリ
アとして、当該サブエリア内の地図情報を拡大させるア
イコン処理部を備えることを特徴とする。
【００１５】次に、本発明の地図情報表示方法は、地図
情報の所定のサブエリア内を、当該サブエリア内の地図
情報を拡大させた地図情報で置き換えてディスプレイに
表示させると共に、サブエリアを現在位置検出手段で検
出された現在位置の変移に合わせてディスプレイの画面
内で移動させることを特徴とする。
情報の所定のサブエリア内を、当該サブエリア内の地図
情報を拡大させた地図情報で置き換えてディスプレイに
表示させると共に、サブエリアを現在位置検出手段で検
出された現在位置の変移に合わせてディスプレイの画面
内で移動させることを特徴とする。
【００１６】ここで、地図情報に関連するテキスト情報
が、地図情報の各地点に関連付けられており、サブエリ
ア内の地図情報に関連するテキスト情報の表示サイズ
を、他のテキスト情報の表示サイズと変えてディスプレ
イに表示させることを特徴とする。
が、地図情報の各地点に関連付けられており、サブエリ
ア内の地図情報に関連するテキスト情報の表示サイズ
を、他のテキスト情報の表示サイズと変えてディスプレ
イに表示させることを特徴とする。
【００１７】また、サブエリア内の地図情報の拡大倍率
に比例させて、サブエリア内の地図情報に関連するテキ
スト情報の表示サイズを拡大させることを特徴とする。
に比例させて、サブエリア内の地図情報に関連するテキ
スト情報の表示サイズを拡大させることを特徴とする。
【００１８】さらに、地図情報を部分的に拡大表示させ
るのに適した地点の情報である特定スポット情報が、地
図情報の各地点に関連付けられており、この特定スポッ
ト情報に対応する地点に拡大エリアアイコンを重畳した
地図情報をディスプレイに表示させると共に、現在位置
検出手段で検出された現在位置が当該拡大エリアアイコ
ンに接近した場合に、この拡大エリアアイコンが重畳さ
れている地点を中心とした領域をサブエリアとして、当
該サブエリア内の地図情報を拡大させることを特徴とす
る。
るのに適した地点の情報である特定スポット情報が、地
図情報の各地点に関連付けられており、この特定スポッ
ト情報に対応する地点に拡大エリアアイコンを重畳した
地図情報をディスプレイに表示させると共に、現在位置
検出手段で検出された現在位置が当該拡大エリアアイコ
ンに接近した場合に、この拡大エリアアイコンが重畳さ
れている地点を中心とした領域をサブエリアとして、当
該サブエリア内の地図情報を拡大させることを特徴とす
る。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るナビゲーショ
ン装置および地図情報表示方法の好適な実施の形態につ
いて添付図面を参照して説明する。 実施の形態１．図１は、実施の形態１に係るナビゲーシ
ョン装置の構成を示すブロック図である。同図より、１
は地図情報２が記憶された地図情報記憶手段、３は複数
のＧＰＳ衛星からの位置測定用の信号をＧＰＳアンテナ
（図示せず）で受信して、現在位置の座標を検出する現
在位置検出手段、４は地図情報２を表示させるディスプ
レイ、５は地図情報記憶手段１から地図情報２を読み出
して、地図情報２の所定のサブエリア内を拡大させた地
図画像で置き換えてディスプレイ４に表示させる制御手
段、６は本体の電源の投入／切断を行う電源スイッチ、
７はディスプレイ４に表示される地図情報２に対してサ
ブエリアの設定を指示するサブエリア設定スイッチ、８
はサブエリア内の地図画像の拡大倍率を変更指示する倍
率変更スイッチ（倍率変更手段）、９はサブエリアのサ
イズ変更を指示するサイズ変更スイッチ（サイズ変更手
段）、１０はサブエリアの位置変更を指示する位置変更
スイッチ（位置変更手段）、１１はディスプレイ４に表
示されるカーソルの移動を指示するカーソル操作キー
（カーソル操作手段）である。
ン装置および地図情報表示方法の好適な実施の形態につ
いて添付図面を参照して説明する。 実施の形態１．図１は、実施の形態１に係るナビゲーシ
ョン装置の構成を示すブロック図である。同図より、１
は地図情報２が記憶された地図情報記憶手段、３は複数
のＧＰＳ衛星からの位置測定用の信号をＧＰＳアンテナ
（図示せず）で受信して、現在位置の座標を検出する現
在位置検出手段、４は地図情報２を表示させるディスプ
レイ、５は地図情報記憶手段１から地図情報２を読み出
して、地図情報２の所定のサブエリア内を拡大させた地
図画像で置き換えてディスプレイ４に表示させる制御手
段、６は本体の電源の投入／切断を行う電源スイッチ、
７はディスプレイ４に表示される地図情報２に対してサ
ブエリアの設定を指示するサブエリア設定スイッチ、８
はサブエリア内の地図画像の拡大倍率を変更指示する倍
率変更スイッチ（倍率変更手段）、９はサブエリアのサ
イズ変更を指示するサイズ変更スイッチ（サイズ変更手
段）、１０はサブエリアの位置変更を指示する位置変更
スイッチ（位置変更手段）、１１はディスプレイ４に表
示されるカーソルの移動を指示するカーソル操作キー
（カーソル操作手段）である。
【００２０】制御手段５には、サブエリア設定スイッチ
７の操作に基づいて、ディスプレイ４に表示される地図
情報２に対して円形のサブエリアを設定するサブエリア
設定部５ａと、倍率変更スイッチ８の操作に基づいて、
サブエリア内の地図画像の拡大倍率を変更させる拡大倍
率変更部５ｂと、サイズ変更スイッチ９の操作に基づい
て、サブエリアのサイズを変更させるエリアサイズ変更
部５ｃと、位置変更スイッチ１０の操作に基づいて、サ
ブエリアをディスプレイ４の画面内で移動させるサブエ
リア移動部５ｄと、カーソル操作キー１１の操作に基づ
いて、サブエリア内から外に或いはサブエリア外から内
に乗り越えてカーソルを移動させるカーソル移動部５ｅ
とが設けられている。
７の操作に基づいて、ディスプレイ４に表示される地図
情報２に対して円形のサブエリアを設定するサブエリア
設定部５ａと、倍率変更スイッチ８の操作に基づいて、
サブエリア内の地図画像の拡大倍率を変更させる拡大倍
率変更部５ｂと、サイズ変更スイッチ９の操作に基づい
て、サブエリアのサイズを変更させるエリアサイズ変更
部５ｃと、位置変更スイッチ１０の操作に基づいて、サ
ブエリアをディスプレイ４の画面内で移動させるサブエ
リア移動部５ｄと、カーソル操作キー１１の操作に基づ
いて、サブエリア内から外に或いはサブエリア外から内
に乗り越えてカーソルを移動させるカーソル移動部５ｅ
とが設けられている。
【００２１】次に、本実施の形態の動作について図２，
３のフローチャートを参照して説明する。まず、利用者
によって電源スイッチ６が投入されると（ステップ１０
０）、制御手段５が起動され、現在位置検出手段３で検
出された現在位置情報に基づいて、地図情報記憶手段１
から地図情報２が読み出される。そして、この地図情報
２０に現在位置を示す自車アイコン１２が重畳されて、
ディスプレイ４に表示される（ステップ１０１）。
３のフローチャートを参照して説明する。まず、利用者
によって電源スイッチ６が投入されると（ステップ１０
０）、制御手段５が起動され、現在位置検出手段３で検
出された現在位置情報に基づいて、地図情報記憶手段１
から地図情報２が読み出される。そして、この地図情報
２０に現在位置を示す自車アイコン１２が重畳されて、
ディスプレイ４に表示される（ステップ１０１）。
【００２２】次に、利用者によってサブエリア表示スイ
ッチ７が押下されると（ステップ１０２）、サブエリア
設定部５ａの処理が実行され、現在位置近傍の地点を中
心にした円形のサブエリア１３が設定される（ステップ
１０３）。そして、サブエリア１３内の地図情報２が所
定の倍率で拡大され、拡大された地図画像がディスプレ
イ４に表示される（ステップ１０４）。さらに、サブエ
リア１３に対して虫眼鏡を模した枠が形成され、この虫
眼鏡枠が上記地図画像に重畳される（ステップ１０
５）。ここで、サブエリア１３は、現在位置近傍の地点
を中心に設定されているので、図４（ａ）に示すよう
に、自車アイコン１２をサブエリア１３内に配置させた
画像がディスプレイに表示される。また、サブエリア１
３の設定は、自車が走行して現在位置が変移する毎に更
新されるので、自車アイコン１２は常にサブエリア１３
内に配置されることとなる。このため、利用者は現在位
置近傍の詳細な拡大地図情報を獲得することができ、街
中を低速で走行しながら近傍の目的地を探す場合などに
効果的である。
ッチ７が押下されると（ステップ１０２）、サブエリア
設定部５ａの処理が実行され、現在位置近傍の地点を中
心にした円形のサブエリア１３が設定される（ステップ
１０３）。そして、サブエリア１３内の地図情報２が所
定の倍率で拡大され、拡大された地図画像がディスプレ
イ４に表示される（ステップ１０４）。さらに、サブエ
リア１３に対して虫眼鏡を模した枠が形成され、この虫
眼鏡枠が上記地図画像に重畳される（ステップ１０
５）。ここで、サブエリア１３は、現在位置近傍の地点
を中心に設定されているので、図４（ａ）に示すよう
に、自車アイコン１２をサブエリア１３内に配置させた
画像がディスプレイに表示される。また、サブエリア１
３の設定は、自車が走行して現在位置が変移する毎に更
新されるので、自車アイコン１２は常にサブエリア１３
内に配置されることとなる。このため、利用者は現在位
置近傍の詳細な拡大地図情報を獲得することができ、街
中を低速で走行しながら近傍の目的地を探す場合などに
効果的である。
【００２３】次に、利用者によってサブエリア表示スイ
ッチ７が再度押下されると（ステップ１０６）、現在表
示されているサブエリア１３が消去され、現在位置から
所定距離だけ走行した地点を中心にした円形のサブエリ
ア１３が設定される（ステップ１０７）。そして、サブ
エリア１３内の地図情報２が所定の倍率で拡大され、拡
大された地図画像がディスプレイ４に表示される（ステ
ップ１０８）。さらに、サブエリア１３に対して虫眼鏡
を模した枠が形成され、この虫眼鏡枠が上記地図画像に
重畳される（ステップ１０９）。ここで、サブエリア１
３は、現在位置から所定距離だけ走行した地点を中心に
設定されているので、図４（ｂ）に示すように、自車ア
イコン１２がサブエリア１３の手前に配置された画像が
ディスプレイに表示される。また、サブエリア１３の設
定は、自車が走行して現在位置が変移する毎に更新され
るので、自車アイコン１２は常にサブエリア１３の手前
に配置されることとなる。このため、利用者は現在位置
から離れた地点の詳細な地図情報を獲得することがで
き、郊外を高速で走行しながら遠方の目的地を探す場合
などに効果的である。
ッチ７が再度押下されると（ステップ１０６）、現在表
示されているサブエリア１３が消去され、現在位置から
所定距離だけ走行した地点を中心にした円形のサブエリ
ア１３が設定される（ステップ１０７）。そして、サブ
エリア１３内の地図情報２が所定の倍率で拡大され、拡
大された地図画像がディスプレイ４に表示される（ステ
ップ１０８）。さらに、サブエリア１３に対して虫眼鏡
を模した枠が形成され、この虫眼鏡枠が上記地図画像に
重畳される（ステップ１０９）。ここで、サブエリア１
３は、現在位置から所定距離だけ走行した地点を中心に
設定されているので、図４（ｂ）に示すように、自車ア
イコン１２がサブエリア１３の手前に配置された画像が
ディスプレイに表示される。また、サブエリア１３の設
定は、自車が走行して現在位置が変移する毎に更新され
るので、自車アイコン１２は常にサブエリア１３の手前
に配置されることとなる。このため、利用者は現在位置
から離れた地点の詳細な地図情報を獲得することがで
き、郊外を高速で走行しながら遠方の目的地を探す場合
などに効果的である。
【００２４】さらに、利用者によってサブエリア表示ス
イッチ７が再度押下されると（ステップ１１０）、ディ
スプレイ４に表示されたサブエリア１３が消去されて
（ステップ１１１）、ステップ１０２に処理が戻る。
イッチ７が再度押下されると（ステップ１１０）、ディ
スプレイ４に表示されたサブエリア１３が消去されて
（ステップ１１１）、ステップ１０２に処理が戻る。
【００２５】以上の処理によって、地図情報２の一部が
拡大されたサブエリア１３がディスプレイ４に表示さ
れ、このサブエリア１３は現在位置の変移に合わせて移
動するので、自車の走行によって現在位置が変移した場
合であっても、定期的な操作を行うことなく、常にサブ
エリア１３をディスプレイ４に表示させることができ
る。その結果、利用者の使い勝手が大幅に向上する。
拡大されたサブエリア１３がディスプレイ４に表示さ
れ、このサブエリア１３は現在位置の変移に合わせて移
動するので、自車の走行によって現在位置が変移した場
合であっても、定期的な操作を行うことなく、常にサブ
エリア１３をディスプレイ４に表示させることができ
る。その結果、利用者の使い勝手が大幅に向上する。
【００２６】次に、利用者によって倍率変更スイッチ８
が操作されると、拡大倍率変更部５ｂが実行され、図４
（ｃ）に示すように、ディスプレイ４に表示されるサブ
エリア１３内の地図画像の倍率を自由に変更させること
ができる。ここで、倍率変更スイッチ８には、回転動作
によって拡大倍率が変化する回転式のスイッチや、押下
回数によって拡大倍率が順次変化する押しボタン式のス
イッチなどが用いられる。このように、サブエリア１３
内の地図画像の倍率を自由に変更させることにより、利
用者が要求する最適な拡大倍率で拡大地図をディスプレ
イ４に表示させることができる。
が操作されると、拡大倍率変更部５ｂが実行され、図４
（ｃ）に示すように、ディスプレイ４に表示されるサブ
エリア１３内の地図画像の倍率を自由に変更させること
ができる。ここで、倍率変更スイッチ８には、回転動作
によって拡大倍率が変化する回転式のスイッチや、押下
回数によって拡大倍率が順次変化する押しボタン式のス
イッチなどが用いられる。このように、サブエリア１３
内の地図画像の倍率を自由に変更させることにより、利
用者が要求する最適な拡大倍率で拡大地図をディスプレ
イ４に表示させることができる。
【００２７】また、利用者によってサイズ変更スイッチ
９が操作されると、エリアサイズ変更部５ｃが実行さ
れ、図５（ａ）に示すように、ディスプレイ４に表示さ
れるサブエリア１３のサイズを自由に変更させることが
できる。ここで、サイズ変更スイッチ９には、回転動作
によってサブエリアサイズが変化する回転式のスイッチ
や、押下回数によってサブエリアサイズが順次変化する
押しボタン式のスイッチなどが用いられる。このよう
に、サブエリア１３のサイズを自由に変更させることに
より、利用者がより広い領域の拡大地図の表示を希望す
る場合や、利用者が背景の地図を大きく表示させること
を希望する場合にも容易に対応することができる。
９が操作されると、エリアサイズ変更部５ｃが実行さ
れ、図５（ａ）に示すように、ディスプレイ４に表示さ
れるサブエリア１３のサイズを自由に変更させることが
できる。ここで、サイズ変更スイッチ９には、回転動作
によってサブエリアサイズが変化する回転式のスイッチ
や、押下回数によってサブエリアサイズが順次変化する
押しボタン式のスイッチなどが用いられる。このよう
に、サブエリア１３のサイズを自由に変更させることに
より、利用者がより広い領域の拡大地図の表示を希望す
る場合や、利用者が背景の地図を大きく表示させること
を希望する場合にも容易に対応することができる。
【００２８】さらに、利用者によって位置変更スイッチ
１０が操作されると、サブエリア移動部５ｄが実行さ
れ、図５（ｂ）に示すように、ディスプレイ４に表示さ
れるサブエリア１３を画面内で自由に移動させることが
できる。ここで、位置変更スイッチ１０には、サブエリ
ア１３の移動方向に傾けるステックタイプのスイッチ
や、所謂十字キータイプのスイッチなどが用いられる。
このように、サブエリア１３を画面内で自由に移動させ
ることにより、利用者が詳細な地図情報の取得を希望す
るエリアに対して簡単に拡大表示させることができる。
１０が操作されると、サブエリア移動部５ｄが実行さ
れ、図５（ｂ）に示すように、ディスプレイ４に表示さ
れるサブエリア１３を画面内で自由に移動させることが
できる。ここで、位置変更スイッチ１０には、サブエリ
ア１３の移動方向に傾けるステックタイプのスイッチ
や、所謂十字キータイプのスイッチなどが用いられる。
このように、サブエリア１３を画面内で自由に移動させ
ることにより、利用者が詳細な地図情報の取得を希望す
るエリアに対して簡単に拡大表示させることができる。
【００２９】また、利用者によってカーソル操作キー１
１が操作されると、カーソル移動部５ｅが実行され、図
５（ｃ）に示すように、ディスプレイ４に表示されるカ
ーソル１４をサブエリア１３内から外に或いはサブエリ
ア１３外から内に乗り越えて移動させることができる。
ここで、カーソル操作キー１１には、カーソル１４の移
動方向に傾けるステックタイプのスイッチや、所謂十字
キータイプのスイッチなどが用いられる。このように、
カーソル１４をサブエリア１３を乗り越えて移動させる
ことにより、利用者はサブエリア１３を意識することな
く、カーソル操作を行えるようになる。
１が操作されると、カーソル移動部５ｅが実行され、図
５（ｃ）に示すように、ディスプレイ４に表示されるカ
ーソル１４をサブエリア１３内から外に或いはサブエリ
ア１３外から内に乗り越えて移動させることができる。
ここで、カーソル操作キー１１には、カーソル１４の移
動方向に傾けるステックタイプのスイッチや、所謂十字
キータイプのスイッチなどが用いられる。このように、
カーソル１４をサブエリア１３を乗り越えて移動させる
ことにより、利用者はサブエリア１３を意識することな
く、カーソル操作を行えるようになる。
【００３０】また、カーソル操作キー１１は、サブエリ
ア１３内から外に或いはサブエリア１３外から内に乗り
越えてカーソル１４を移動させた場合に、反力或いは衝
撃を利用者に感じさせるようにしてもよい。具体的に
は、サブエリア１３の境界にカーソル１４が到達したこ
とをカーソル移動部５ｅで検知して、カーソル移動部５
ｅは検知信号をカーソル操作キー１１に与える。この検
知信号に基づいて、カーソル操作キー１１は内蔵した駆
動機構を起動させ、反力或いは衝撃をこのカーソル操作
キー１１に与えるようにする。駆動機構としては、例え
ばバイブ機能用モータやステッピングモータなどが用い
られる。
ア１３内から外に或いはサブエリア１３外から内に乗り
越えてカーソル１４を移動させた場合に、反力或いは衝
撃を利用者に感じさせるようにしてもよい。具体的に
は、サブエリア１３の境界にカーソル１４が到達したこ
とをカーソル移動部５ｅで検知して、カーソル移動部５
ｅは検知信号をカーソル操作キー１１に与える。この検
知信号に基づいて、カーソル操作キー１１は内蔵した駆
動機構を起動させ、反力或いは衝撃をこのカーソル操作
キー１１に与えるようにする。駆動機構としては、例え
ばバイブ機能用モータやステッピングモータなどが用い
られる。
【００３１】このように、サブエリア１３の境界をカー
ソル１４が乗り越える際に、カーソル操作キー１１に反
力或いは衝撃が与えられるので、利用者の注意が十分に
喚起され、不用意にカーソル１４がサブエリア１３の境
界を乗り越えるのを抑制することができる。
ソル１４が乗り越える際に、カーソル操作キー１１に反
力或いは衝撃が与えられるので、利用者の注意が十分に
喚起され、不用意にカーソル１４がサブエリア１３の境
界を乗り越えるのを抑制することができる。
【００３２】実施の形態２．次に、実施の形態２に係る
ナビゲーション装置を説明する。図６は、実施の形態２
のナビゲーション装置を示すブロック図である。この実
施の形態２が図１に示す実施の形態１と異なるのは、地
図情報２に関連するテキスト情報１５が地図情報記憶手
段１に記憶されている点、テキスト情報１５の表示サイ
ズを変更するテキストサイズ変更部５ｆが制御手段５に
設けられている点、テキストサイズ変更スイッチ１６お
よびテキスト情報選択スイッチ（テキスト情報選択手
段）１７を備えている点である。その他の構成について
は実施の形態１と同一又は同等である。なお、実施の形
態１と同一又は同等な構成部分については同一符号を付
し、その説明は省略する。
ナビゲーション装置を説明する。図６は、実施の形態２
のナビゲーション装置を示すブロック図である。この実
施の形態２が図１に示す実施の形態１と異なるのは、地
図情報２に関連するテキスト情報１５が地図情報記憶手
段１に記憶されている点、テキスト情報１５の表示サイ
ズを変更するテキストサイズ変更部５ｆが制御手段５に
設けられている点、テキストサイズ変更スイッチ１６お
よびテキスト情報選択スイッチ（テキスト情報選択手
段）１７を備えている点である。その他の構成について
は実施の形態１と同一又は同等である。なお、実施の形
態１と同一又は同等な構成部分については同一符号を付
し、その説明は省略する。
【００３３】次に、本実施の形態の動作について図７，
８のフローチャートを参照して説明する。まず、利用者
によって電源スイッチ６が投入されると（ステップ１２
０）、制御手段５が起動され、現在位置検出手段３で検
出された現在位置情報に基づいて、地図情報２と、この
地図情報２に関連する施設名や地区名などのテキスト情
報１５とが地図情報記憶手段１から読み出される。そし
て、この地図情報２０に対して、現在位置を示す自車ア
イコン１２およびテキスト情報１５が重畳されて、ディ
スプレイ４に表示される（ステップ１２１）。
８のフローチャートを参照して説明する。まず、利用者
によって電源スイッチ６が投入されると（ステップ１２
０）、制御手段５が起動され、現在位置検出手段３で検
出された現在位置情報に基づいて、地図情報２と、この
地図情報２に関連する施設名や地区名などのテキスト情
報１５とが地図情報記憶手段１から読み出される。そし
て、この地図情報２０に対して、現在位置を示す自車ア
イコン１２およびテキスト情報１５が重畳されて、ディ
スプレイ４に表示される（ステップ１２１）。
【００３４】次に、利用者によってサブエリア表示スイ
ッチ７が押下されると（ステップ１２２）、サブエリア
設定部５ａの処理が実行され、現在位置近傍の地点を中
心にした円形のサブエリア１３が設定される（ステップ
１２３）。そして、サブエリア１３内の地図情報２が所
定の倍率で拡大され、拡大された地図画像がディスプレ
イ４に表示される（ステップ１２４）。さらに、サブエ
リア１３に対して虫眼鏡を模した枠が形成され、この虫
眼鏡枠が上記地図画像に重畳される（ステップ１２
５）。その結果、図９（ａ）に示すような地図画像がデ
ィスプレイ４に表示される。
ッチ７が押下されると（ステップ１２２）、サブエリア
設定部５ａの処理が実行され、現在位置近傍の地点を中
心にした円形のサブエリア１３が設定される（ステップ
１２３）。そして、サブエリア１３内の地図情報２が所
定の倍率で拡大され、拡大された地図画像がディスプレ
イ４に表示される（ステップ１２４）。さらに、サブエ
リア１３に対して虫眼鏡を模した枠が形成され、この虫
眼鏡枠が上記地図画像に重畳される（ステップ１２
５）。その結果、図９（ａ）に示すような地図画像がデ
ィスプレイ４に表示される。
【００３５】また、利用者によってテキストサイズ変更
スイッチ１６が操作されると（ステップ１２６）、テキ
ストサイズ変更部５ｆの処理が実行され、サブエリア１
３内の全テキストのサイズを拡大或いは縮小させて、デ
ィスプレイ４に再表示させる（ステップ１２７）。さら
に、利用者によってテキスト情報選択スイッチ１７が押
下されると（ステップ１２８）、表示対象のジャンルを
選択するメニュー画面がディスプレイ４に表示される
（ステップ１２９）。そして、このメニュー画面を見た
利用者によって所望のジャンルが選択されると（ステッ
プ１３０）、サブエリア１３内の全テキストの内、選択
されたジャンルのテキストのみをディスプレイ４に再表
示させる（ステップ１３１）。
スイッチ１６が操作されると（ステップ１２６）、テキ
ストサイズ変更部５ｆの処理が実行され、サブエリア１
３内の全テキストのサイズを拡大或いは縮小させて、デ
ィスプレイ４に再表示させる（ステップ１２７）。さら
に、利用者によってテキスト情報選択スイッチ１７が押
下されると（ステップ１２８）、表示対象のジャンルを
選択するメニュー画面がディスプレイ４に表示される
（ステップ１２９）。そして、このメニュー画面を見た
利用者によって所望のジャンルが選択されると（ステッ
プ１３０）、サブエリア１３内の全テキストの内、選択
されたジャンルのテキストのみをディスプレイ４に再表
示させる（ステップ１３１）。
【００３６】以上の処理によって、図９（ｂ）に示すよ
うな画像がディスプレイ４に表示される。同図の例は、
所望のジャンルとして「ラーメン屋」が選択され、且つ
サブエリア１３内のテキストサイズが拡大された場合の
ディスプレイ表示例である。このように、必要なテキス
ト情報のみをサブエリア１３内に拡大表示させることが
できるので、僅かにディスプレイ４を観察するだけで、
目的となるテキスト情報を確実に抽出することができ
る。その結果、運転等によってディスプレイ４を熟視で
きない場合であっても、必要なテキスト情報を簡単に抽
出することができ、利用者の利便性が向上する。
うな画像がディスプレイ４に表示される。同図の例は、
所望のジャンルとして「ラーメン屋」が選択され、且つ
サブエリア１３内のテキストサイズが拡大された場合の
ディスプレイ表示例である。このように、必要なテキス
ト情報のみをサブエリア１３内に拡大表示させることが
できるので、僅かにディスプレイ４を観察するだけで、
目的となるテキスト情報を確実に抽出することができ
る。その結果、運転等によってディスプレイ４を熟視で
きない場合であっても、必要なテキスト情報を簡単に抽
出することができ、利用者の利便性が向上する。
【００３７】実施の形態３．次に、実施の形態３に係る
ナビゲーション装置を説明する。図１０は、実施の形態
３のナビゲーション装置を示すブロック図である。この
実施の形態３が図６に示す実施の形態２と異なるのは、
地図情報２を部分的に拡大表示させるのに適した地点の
情報である特定スポット情報１８が地図情報記憶手段１
に記憶されている点、拡大エリアアイコンが重畳されて
いる地点を中心とした領域を拡大させるアイコン処理部
５ｇが制御手段５に設けられている点である。その他の
構成については実施の形態２と同一又は同等である。な
お、実施の形態２と同一又は同等な構成部分については
同一符号を付し、その説明は省略する。
ナビゲーション装置を説明する。図１０は、実施の形態
３のナビゲーション装置を示すブロック図である。この
実施の形態３が図６に示す実施の形態２と異なるのは、
地図情報２を部分的に拡大表示させるのに適した地点の
情報である特定スポット情報１８が地図情報記憶手段１
に記憶されている点、拡大エリアアイコンが重畳されて
いる地点を中心とした領域を拡大させるアイコン処理部
５ｇが制御手段５に設けられている点である。その他の
構成については実施の形態２と同一又は同等である。な
お、実施の形態２と同一又は同等な構成部分については
同一符号を付し、その説明は省略する。
【００３８】次に、本実施の形態の動作について図１１
のフローチャートを参照して説明する。まず、利用者に
よって電源スイッチ６が投入されると（ステップ１４
０）、制御手段５が起動され、現在位置検出手段３で検
出された現在位置情報に基づいて、地図情報２と、この
地図情報２を部分的に拡大表示させるのに適した地点の
情報である特定スポット情報１８とが地図情報記憶手段
１から読み出される。そして、この地図情報２０に対し
て、現在位置を示す地点に自車アイコン１２が重畳され
ると共に、特定スポット情報１８に対応する地点に拡大
エリアアイコン１９が重畳されて、ディスプレイ４に表
示される（ステップ１４１）。
のフローチャートを参照して説明する。まず、利用者に
よって電源スイッチ６が投入されると（ステップ１４
０）、制御手段５が起動され、現在位置検出手段３で検
出された現在位置情報に基づいて、地図情報２と、この
地図情報２を部分的に拡大表示させるのに適した地点の
情報である特定スポット情報１８とが地図情報記憶手段
１から読み出される。そして、この地図情報２０に対し
て、現在位置を示す地点に自車アイコン１２が重畳され
ると共に、特定スポット情報１８に対応する地点に拡大
エリアアイコン１９が重畳されて、ディスプレイ４に表
示される（ステップ１４１）。
【００３９】自車の走行によって、自車アイコン１２が
拡大エリアアイコン１９に対して所定距離以内に接近す
ると（ステップ１４２）、サブエリア設定部５ａの処理
が実行され、拡大エリアアイコン１９に対応する地点を
中心とした円形のサブエリア１３が設定される（ステッ
プ１４３）。そして、サブエリア１３内の地図情報２が
所定の倍率で拡大され、拡大された地図画像がディスプ
レイ４に表示される（ステップ１４４）。さらに、サブ
エリア１３に対して虫眼鏡を模した枠が形成され、この
虫眼鏡枠が上記地図画像に重畳される（ステップ１４
５）。その結果、図１２（ａ）に示すような地図画像が
ディスプレイ４に表示される。
拡大エリアアイコン１９に対して所定距離以内に接近す
ると（ステップ１４２）、サブエリア設定部５ａの処理
が実行され、拡大エリアアイコン１９に対応する地点を
中心とした円形のサブエリア１３が設定される（ステッ
プ１４３）。そして、サブエリア１３内の地図情報２が
所定の倍率で拡大され、拡大された地図画像がディスプ
レイ４に表示される（ステップ１４４）。さらに、サブ
エリア１３に対して虫眼鏡を模した枠が形成され、この
虫眼鏡枠が上記地図画像に重畳される（ステップ１４
５）。その結果、図１２（ａ）に示すような地図画像が
ディスプレイ４に表示される。
【００４０】さらに、自車の走行によって、自車アイコ
ン１２が別の拡大エリアアイコン１９に所定距離以内に
接近すると、この拡大エリアアイコン１９に対応する地
点を中心にした円形のサブエリア１３が設定され、図１
２（ｂ）に示すように、このサブエリア１３内の地図画
像が拡大される。また、今まで、拡大表示されていたサ
ブエリア１３が元の拡大エリアアイコン１９に置き換え
られる。
ン１２が別の拡大エリアアイコン１９に所定距離以内に
接近すると、この拡大エリアアイコン１９に対応する地
点を中心にした円形のサブエリア１３が設定され、図１
２（ｂ）に示すように、このサブエリア１３内の地図画
像が拡大される。また、今まで、拡大表示されていたサ
ブエリア１３が元の拡大エリアアイコン１９に置き換え
られる。
【００４１】以上のように、主要交差点や情報付き施設
等の特定スポットに対して、拡大エリアアイコン１９を
分散配置させることにより、これらの拡大エリアアイコ
ン１９に自車アイコン１２が接近するだけで、特定スポ
ットを自動的に拡大表示させることができる。このた
め、拡大したい地点を利用者がその都度スイッチ等で指
定することなしに、予め登録された特定スポットを自動
的に拡大表示させることができ、利用者の利便性が向上
する。
等の特定スポットに対して、拡大エリアアイコン１９を
分散配置させることにより、これらの拡大エリアアイコ
ン１９に自車アイコン１２が接近するだけで、特定スポ
ットを自動的に拡大表示させることができる。このた
め、拡大したい地点を利用者がその都度スイッチ等で指
定することなしに、予め登録された特定スポットを自動
的に拡大表示させることができ、利用者の利便性が向上
する。
【００４２】また、拡大エリアアイコン１９に自車アイ
コン１２が接近していない場合であっても、所定のキー
操作を行うことによって、拡大エリアアイコン１９に対
応する地点を順次拡大表示させることができる。このよ
うな表示を行うことによって、主要交差点や情報付き施
設等の特定スポットに対する利用者の注意力を十分に喚
起させることができる。このため、例えば、複雑な交差
点や、お勧めのレストランなどを利用者が事前に把握す
ることができ、利用者の使い勝手が一層向上する。
コン１２が接近していない場合であっても、所定のキー
操作を行うことによって、拡大エリアアイコン１９に対
応する地点を順次拡大表示させることができる。このよ
うな表示を行うことによって、主要交差点や情報付き施
設等の特定スポットに対する利用者の注意力を十分に喚
起させることができる。このため、例えば、複雑な交差
点や、お勧めのレストランなどを利用者が事前に把握す
ることができ、利用者の使い勝手が一層向上する。
【００４３】なお、各実施の形態において、各スイッチ
６〜１１，１６，１７は本体に設けてもよく、リモコン
に設けてワイヤレス操作させてもよい。また、これらの
スイッチ６〜１１，１６，１７のいくつかを一つのスイ
ッチで兼用させてもよい。さらに、ディスプレイ４がタ
ッチパネル式のディスプレイの場合には、各スイッチ６
〜１１，１６，１７に対応するソフトキーをディスプレ
イ４に表示させ、このディスプレイ４に対してタッチ入
力させてもよい。
６〜１１，１６，１７は本体に設けてもよく、リモコン
に設けてワイヤレス操作させてもよい。また、これらの
スイッチ６〜１１，１６，１７のいくつかを一つのスイ
ッチで兼用させてもよい。さらに、ディスプレイ４がタ
ッチパネル式のディスプレイの場合には、各スイッチ６
〜１１，１６，１７に対応するソフトキーをディスプレ
イ４に表示させ、このディスプレイ４に対してタッチ入
力させてもよい。
【００４４】
【発明の効果】本発明に係るナビゲーション装置および
地図情報表示方法は、以上のように構成されているた
め、次のような効果を得ることができる。即ち、地図情
報の一部が拡大されたサブエリアがディスプレイに表示
され、このサブエリアは現在位置の変移に合わせて移動
するので、現在位置が変移した場合であっても、定期的
な操作を行うことなく、常にサブエリアをディスプレイ
に表示させることができる。その結果、利用者の使い勝
手が大幅に向上する。
地図情報表示方法は、以上のように構成されているた
め、次のような効果を得ることができる。即ち、地図情
報の一部が拡大されたサブエリアがディスプレイに表示
され、このサブエリアは現在位置の変移に合わせて移動
するので、現在位置が変移した場合であっても、定期的
な操作を行うことなく、常にサブエリアをディスプレイ
に表示させることができる。その結果、利用者の使い勝
手が大幅に向上する。
【図１】実施の形態１に係るナビゲーション装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図２】実施の形態１に係るナビゲーション装置の動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図３】実施の形態１に係るナビゲーション装置の動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図４】実施の形態１に係るナビゲーション装置の表示
例を示す図である。
例を示す図である。
【図５】実施の形態１に係るナビゲーション装置の表示
例を示す図である。
例を示す図である。
【図６】実施の形態２に係るナビゲーション装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図７】実施の形態２に係るナビゲーション装置の動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図８】実施の形態２に係るナビゲーション装置の動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図９】実施の形態２に係るナビゲーション装置の表示
例を示す図である。
例を示す図である。
【図１０】実施の形態３に係るナビゲーション装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図１１】実施の形態３に係るナビゲーション装置の動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
【図１２】実施の形態３に係るナビゲーション装置の表
示例を示す図である。
示例を示す図である。
１…地図情報記憶手段、２…地図情報、３…現在位置検
出手段、４…ディスプレイ、５…制御手段、５ａ…サブ
エリア設定部、５ｂ…拡大倍率変更部、５ｃ…エリアサ
イズ変更部、５ｄ…サブエリア移動部、５ｅ…カーソル
移動部、５ｆ…テキストサイズ変更部、５ｇ…アイコン
処理部、６…電源スイッチ、７…サブエリア設定スイッ
チ、８…倍率変更スイッチ（倍率変更手段）、９…サイ
ズ変更スイッチ（サイズ変更手段）、１０…位置変更ス
イッチ（位置変更手段）、１１…カーソル操作キー（カ
ーソル操作手段）、１２…自車アイコン、１３…サブエ
リア、１４…カーソル、１５…テキスト情報、１６…テ
キストサイズ変更スイッチ、１７…テキスト情報選択ス
イッチ（テキスト情報選択手段）、１８…特定スポット
情報、１９…拡大エリアアイコン。
出手段、４…ディスプレイ、５…制御手段、５ａ…サブ
エリア設定部、５ｂ…拡大倍率変更部、５ｃ…エリアサ
イズ変更部、５ｄ…サブエリア移動部、５ｅ…カーソル
移動部、５ｆ…テキストサイズ変更部、５ｇ…アイコン
処理部、６…電源スイッチ、７…サブエリア設定スイッ
チ、８…倍率変更スイッチ（倍率変更手段）、９…サイ
ズ変更スイッチ（サイズ変更手段）、１０…位置変更ス
イッチ（位置変更手段）、１１…カーソル操作キー（カ
ーソル操作手段）、１２…自車アイコン、１３…サブエ
リア、１４…カーソル、１５…テキスト情報、１６…テ
キストサイズ変更スイッチ、１７…テキスト情報選択ス
イッチ（テキスト情報選択手段）、１８…特定スポット
情報、１９…拡大エリアアイコン。
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｇ０８Ｇ 1/0969 Ｇ０８Ｇ 1/0969
Ｇ０９Ｂ 29/00 Ｇ０９Ｂ 29/00 Ａ
Ｃ
29/10 29/10 Ａ
Ｆターム(参考） 2C032 HB02 HB05 HB22 HC08 HC13
HC24 HC28 HD03 HD07
2F029 AA02 AB07 AC02 AC09 AC14
AC19 AD08
5B075 KK33 KK37 ND06 PP10 PQ32
5E501 AA23 AC33 BA05 CA04 EA32
FA14 FB04 FB22 FB44
5H180 AA01 FF05 FF14 FF23 FF27
FF38
Claims (14)
- 【請求項１】 地図情報が記憶された地図情報記憶手段
と、 現在位置を検出する現在位置検出手段と、 前記地図情報記憶手段から地図情報を読み出して、当該
地図情報の所定のサブエリア内を、当該サブエリア内の
地図情報を拡大させた地図情報で置き換えてディスプレ
イに表示させると共に、前記サブエリアを前記現在位置
検出手段で検出された現在位置の変移に合わせて前記デ
ィスプレイの画面内で移動させる制御手段とを備えるこ
とを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項２】 前記制御手段は、前記現在位置検出手段
で検出された現在位置が常に前記サブエリア内に配置さ
れるように制御することを特徴とする請求項１記載のナ
ビゲーション装置。 - 【請求項３】 前記制御手段は、前記現在位置検出手段
で検出された現在位置が常に前記サブエリアの手前側に
配置されるように制御することを特徴とする請求項１記
載のナビゲーション装置。 - 【請求項４】 前記サブエリア内の地図情報の拡大倍率
を変更指示する倍率変更手段を更に備え、 前記制御手段は、前記倍率変更手段の操作に基づいて、
前記サブエリア内の地図情報の拡大倍率を変更させる拡
大倍率変更部を備えることを特徴とする請求項１から請
求項３のいずれか一項に記載のナビゲーション装置。 - 【請求項５】 前記サブエリアのサイズ変更を指示する
サイズ変更手段を更に備え、 前記制御手段は、前記サイズ変更手段の操作に基づい
て、前記サブエリアのサイズを変更させるエリアサイズ
変更部を備えることを特徴とする請求項１から請求項３
のいずれか一項に記載のナビゲーション装置。 - 【請求項６】 前記サブエリアの位置変更を指示する位
置変更手段を更に備え、 前記制御手段は、前記位置変更手段の操作に基づいて、
前記サブエリアを前記ディスプレイの画面内で移動させ
るサブエリア移動部を備えることを特徴とする請求項１
から請求項３のいずれか一項に記載のナビゲーション装
置。 - 【請求項７】 前記ディスプレイに表示されるカーソル
の移動を指示するカーソル操作手段を更に備え、 前記制御手段は、カーソル操作手段の操作に基づいて、
前記サブエリア内から外に或いは前記サブエリア外から
内に乗り越えて前記カーソルを移動させるカーソル移動
部を備えることを特徴とする請求項１から請求項３のい
ずれか一項に記載のナビゲーション装置。 - 【請求項８】 前記地図情報記憶手段には、前記地図情
報に関連するテキスト情報が、前記地図情報の各地点に
関連付けて記憶されており、 前記制御手段は、前記サブエリア内の地図情報に関連す
るテキスト情報の表示サイズを、他のテキスト情報の表
示サイズと変えて前記ディスプレイに表示させるテキス
トサイズ変更部を備えることを特徴とする請求項１記載
のナビゲーション装置。 - 【請求項９】 前記ディスプレイに表示させるテキスト
情報のジャンルを指示するテキスト情報選択手段を更に
備え、 前記テキストサイズ変更部は、前記テキスト情報選択手
段で特定されたジャンルのテキスト情報のみを選択的に
前記ディスプレイに表示させることを特徴とする請求項
８記載のナビゲーション装置。 - 【請求項１０】 前記地図情報記憶手段には、前記地図
情報を部分的に拡大表示させるのに適した地点の情報で
ある特定スポット情報が、前記地図情報の各地点に関連
付けて記憶されており、 前記表示制御部は、前記地図情報記憶手段から読み出し
た地図情報および特定スポット情報に基づいて、この特
定スポット情報に対応する地点に拡大エリアアイコンを
重畳した地図情報を前記ディスプレイに表示させると共
に、前記現在位置検出手段で検出された現在位置が当該
拡大エリアアイコンに接近した場合に、この拡大エリア
アイコンが重畳されている地点を中心とした領域を前記
サブエリアとして、当該サブエリア内の地図情報を拡大
させるアイコン処理部を備えることを特徴とする請求項
１記載のナビゲーション装置。 - 【請求項１１】 地図情報の所定のサブエリア内を、当
該サブエリア内の地図情報を拡大させた地図情報で置き
換えてディスプレイに表示させると共に、前記サブエリ
アを現在位置検出手段で検出された現在位置の変移に合
わせて前記ディスプレイの画面内で移動させることを特
徴とする地図情報表示方法。 - 【請求項１２】 前記地図情報に関連するテキスト情報
が、前記地図情報の各地点に関連付けられており、前記
サブエリア内の地図情報に関連するテキスト情報の表示
サイズを、他のテキスト情報の表示サイズと変えて前記
ディスプレイに表示させることを特徴とする請求項１１
記載の地図情報表示方法。 - 【請求項１３】 前記サブエリア内の地図情報の拡大倍
率に比例させて、前記サブエリア内の地図情報に関連す
るテキスト情報の表示サイズを拡大させることを特徴と
する請求項１２記載の地図情報表示方法。 - 【請求項１４】 前記地図情報を部分的に拡大表示させ
るのに適した地点の情報である特定スポット情報が、前
記地図情報の各地点に関連付けられており、この特定ス
ポット情報に対応する地点に拡大エリアアイコンを重畳
した地図情報を前記ディスプレイに表示させると共に、
前記現在位置検出手段で検出された現在位置が当該拡大
エリアアイコンに接近した場合に、この拡大エリアアイ
コンが重畳されている地点を中心とした領域を前記サブ
エリアとして、当該サブエリア内の地図情報を拡大させ
ることを特徴とする請求項１１記載の地図情報表示方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002090455A JP2003287424A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | ナビゲーション装置および地図情報表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002090455A JP2003287424A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | ナビゲーション装置および地図情報表示方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003287424A true JP2003287424A (ja) | 2003-10-10 |
Family
ID=29235764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002090455A Abandoned JP2003287424A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | ナビゲーション装置および地図情報表示方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003287424A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006039387A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Xanavi Informatics Corp | 地図表示装置、車載ナビゲーション装置 |
| JP2007072233A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 情報表示装置 |
| JP2007513323A (ja) * | 2003-11-03 | 2007-05-24 | ネイダーランゼ、オルガニザティー、ボー、トゥーゲパストナトゥールウェテンシャッペルーク、オンダーツォーク、ティーエヌオー | スクリーンを使用して方向を指示する方法および装置とその装置を装備した車両 |
| JP2008225465A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-25 | Nagoya Institute Of Technology | デジタルマップ作成システム |
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