WO2002101672A1 - Procede de vente d'impressions photographiques, programme de vente d'impressions photographiques, support d'enregistrement sur lequel le programme de vente d'impressions photographiques est enregistre, machine destinee a vendre des impressions photographiques, support d'impression, et unite de support d'impression - Google Patents

Description

明 細 書 写真プリ ン ト販売方法、 写真プリ ント販売プログラム、 写真プリ ント販 売プログラムを記録した記録媒体、 写真プリ ン ト販売装置、 プリ ン ト媒 体、 およびプリ ン ト媒体ユニッ ト 技術分野

本発明は、 例えばゲームセンター等のアミ ユーズメ ン ト施設において 、 デジタルカメ ラ等のカメラで写真を撮像し、 その画像をプリ ンタにて シ ル紙に印刷するよ うな写真プリ ン ト販売の方法、 装置、 プロ グラム 、 およびその製造物であるプリ ン ト媒体、 プリ ン ト媒体ユニッ トなどに 関するものである。 背景技術

従来の写真シール自動販売機は、 被写体を撮像して撮像画像を得、 そ の撮像画像を複写して適当に配置させ、 その配置した撮像画像をプリ ン タにてシール紙に印刷した写真シールを出力するよ うになつている。 撮 像画像の配置方法と しては、 同じサイズの撮像画像を例えば 1 6枚均等 に並べた配置や、 異なるサイズの撮像画像を混合させて並べた配置等が 提案されている。

このよ うな写真シール自動販売機において、 例えば 2人の利用者が一 緒に撮影を行った場合、 この利用者らは、 印刷された写真シールをハサ ミ等で切り取り、 互いに欲しい撮像画像を分け合う という ようなことが 行われている。 ここで、 上記のよ うな写真シール自動販売機によって印刷された写真 シールには、 撮像画像がそのサイズに応じて適当に配置されていること になる。 したがって、 例えば異なるサイズの撮像画像を混合させて並べ た配置となっている写真シールが出力された場合、 利用者は写真シール をどのよ う にハサミ等で切り取って分け合うべきかを悩むことが多い。 また、 例えば 2人の利用者が、 上記の写真シール自動販売機によって 一緒に 2回の撮影を行った場合、 一方の利用者は 1回目に撮影した撮像 画像が大きいサイズと して印刷された写真シールを望み、 他方の利用者 は 2回目に撮影した撮像画像が大きいサイズと して印刷された写真シー ルを望む、 という ような状況が発生していた。 しかしながら、 従来の写 真シール自動販売機では、 写真プリ ン トにおける撮像画像の配置に関し て、 各利用者の好みに個別に応じるよ う なことはできなかった。

本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので、 その目的は 、 利用者が複数で一緒に撮像しても各利用者の好みを反映させた配置の 写真プリ ントを出力し、 その写真プリ ン トを公平にハサミ等で切り取つ て各利用者が分け合う ことができる写真プリ ント販売方法、 装置および 写真プリ ントを提供することにある。 発明の開示

上記の課題を解決するために、 本発明に係る写真プリ ント販売方法お よびその装置は、 撮像手段によって 1以上の被写体を撮像し、 上記撮像 した撮像画像を表示手段によって表示し、 上記撮像画像に対する編集手 段での編集を許容し、 上記編集した編集画像および/または上記撮像画 像から所定の画像を印刷手段で印刷して作成した写真プリ ントを販売す る写真プリ ン ト販売方法であって、 上記写真プリ ン トを、 利用者が分け る領域数を選択可能に設定し、 該領域ごとに上記画像を割り付けること を特徵と している。

前記撮像手段は、 デジタルカメ ラ及びデジタルビデオ力メ ラで構成す ることができる。 また、 前記印刷手段は、 モノ ト"ンプリ ンタ、 セピア ( s ep i a) トーンプリ ンタ又はカラープリ ンタで構成する こ とができ る。 前記構成により 、 利用者は容易に分割できる前記領域に撮像画像を配 置した撮像結果を得ることができ、 分割する領域で悩む必要がなくなる また、 本発明に係る写真プリ ン ト販売方法は、 撮像手段によって 1以 上の被写体が撮像された撮像画像に基づく画像を複数配置したプリ ント 画像を生成し、 該プリ ン ト画像を印刷手段によってプリ ン ト媒体に出力 し、 該プリ ント媒体を写真プリ ン トと して販売する写真プリ ント販売方 法であって、 利用者によって指定された分割数で、 上記プリ ン ト画像を 1以上の領域に分割するステ ップと、 上記領域毎に、 1以上の上記画像 の配置を設定するステップとを有していることを特徴と している。 また 、 本発明に係る写真プリ ン ト販売装置は、 上記写真プリ ン ト販売方法を 実行するものとなっている。

上記の方法および構成によれば、 プリ ント画像は、 利用者によって指 定された分割数で 1以上の領域に分割されることになる。 ここで、 各領 域には、 1以上の画像が配置されているものとなる。 したがって、 利用 者が複数であった場合に、 例えば利用者の数に対応して分割数を設定す るよ う にすれば、 利用者は、 受け取った写真プリ ン トを、 例えばハサミ などで各領域単位で切断して、 各領域を各利用者に配分する、 という こ とを容易に行う ことが可能となる。 よって、 利用者は、 受け取った写真 プリ ン トの配分に頭を悩ます必要がなくなるので、 利用者の満足度を向 上させることが可能となる。

また、 本発明に係るプリ ン ト媒体は、 前記写真プリ ン ト販売方法ある いは写真プリ ント販売装置において、 上記印刷手段によって印刷される 、 あるいは印刷されたものである。 これにより、 利用者に対して分割が 容易な写真プリントを提供することができる。

本発明のさ らに他の目的、 特徴、 および優れた点は、 以下に示す記载 によって十分わかるであろう。 また、 本発明の利益は、 添付図面を参照 した次の説明で明白になるであろう。 図面の簡単な説明

図 1は、 本発明の実施の一形態に係る写真プリ ント装置の外観を示す 斜視図である。

図 2は、 上記写真プリ ン ト装置の機能的な構成を示すブロック図であ る。

図 3は、 撮影、 編集、 配置選択および印刷処理の流れを示すフローチ ヤー トである。

図 4は、 配置選択処理の流れを示すフローチヤ一トである。

図 5は、 分割数選択画面および配置選択画面の表示例を示すイメージ 図である。

図 6は、 配置選択画面の別の表示例および配置選択画面のさらに別の 表示例を示すイメージ図である。

図 7は、 分割数選択画面の別の表示例を示すィメージ図である。 図 8は、 画像配置選択画面の表示例および写真シールシー トの印刷例 を示すイ メージ図である。

図 9は、 画像配置選択画面の表示例、 印刷画像表示部 3 5に表示する パターンの表示例、 および写真シールシー トの印刷例を示すィメ一ジ図 である。 発明を実施するための最良の形態

本発明の実施の一形態について図面に基づいて説明すれば、 以下のと おりである。

図 1は、 本実施形態に係る写真プリ ン ト装置 1 の外観を示した斜視図 である。 以下、 この図 1を参照しながら、 写真プリ ント装置 1の構成に ついて説明する。

写真プリ ン ト装置 1は、 ボックス形状の枠に囲まれた構成となってお り、 そのボックス形状における一つの側面付近に筐体 2が設置されてい る。 そして、 ボックス形状の枠と筐体 2 とに囲まれる空間が、 利用者に よつて後述する撮影処理および編集処理などが行われる利用者空間とな る。 ここで、 筐体 2における利用者空間側の面を、 筐体 2の正面と称す ることにする。

筐体 2の正面における上部中央には、 デジタルカメ ラ 1 7が設けられ ている。 このデジタルカメ ラ 1 7は、 基本撮影方向を正面方向よ り もや や下方向と し、 撮影方向を上下方向に変更することが可能となっている また、 筐体 2の正面には、 上記デジタルカメ ラ 1 7の左右および上部 に、 半透明部材からなる 3つの拡散版 1 6 a '-'が設けられている。 各拡 散版 1 6 a の内部には、 ス トロボ発光する 3つのス トロボ照明装置 1 6 (図 1 においては図示せず、 図 2参照） が設けられている。 このス ト 口 ボ照明装置 1 6から出射した光は、 拡散版 1 6 a を透過することによつ て光のむらが除去され、 その後利用者空間に存在する被写体に照射され る。

デジタルカメラ 1 7の左右に設けられる拡散版 1 6 a ■ 1 6 aは、 板 面を正面より内側へ向かってわずかに傾斜させた状態で配置されている 。 また、 デジタルカメ ラ 1 7の上部に設けられる拡散版 1 6 a は、 正面 よ り下側へ向かってわずかに傾斜させた状態で配置されている。 このよ うに拡散板 1 6 a ' "を配置することによって、 各拡散板 1 6 a…から照 射される光の方向が被写体に向かう よ うになる。

ft体 2の正面中央には、 各種画像を表示するディスプレイ 1 8が設け られている。 このディスプレイ 1 8は、 後述する落書き画像の分割数お よび配置を利用者に選択させる画像なども表示する。

上記ディスプレイ 1 8の表面には、 タツチパネル 1 4 bが設けられて レヽるとと もに、 このタ ツチパネル 1 4 b に対してタ ッチ入力するための タ ツチペン 1 4 a が備え付けられている。 このタ ツチパネル 1 4 bおよ びタ ツチペン 1 4 a によって、 後述する入力装置 1 4が構成される。 該 入力装置 1 4は、 写真シールシー ト 5における領域の分割の選択処理や 各領域に割り当てる画像の選択処理などにも使用される。 これらの処理 の詳細については後述する。

筐体 2の正面下部には、 貨幣 （例えば硬貨） を投入する投入口 1 5 a が設けられている。 また、 筐体 2の右側面には、 写真シールシー ト 5 を 印刷して排出する写真シールシート排出口 1 9 aが設けられている。 写真プリ ン ト装置 1の枠部の天井部には、 拡散板 1 6 a、 反射板 1 6 b、 および図 1では図示していないス トロボ照明装置 1 6が設けられて いる。 反射板 1 6 bは、 利用者空間に対しての正面方向、 換言すれば下 方向から見た際の形状が四角形であり、 側面方向から見た際の形状が台 形となっている。 すなわち、 反射板 1 6 bは 4つの反射面からなり、 そ れぞれの反射面が利用者空間に対する正面方向よ り内側へ傾斜させた状 態で配置されている。 そして、 その中央奥部にス ト ロボ照明装置 1 6が 設置されており、 ス トロボ照明装置 1 6から出射された光および反射板 1 6 bにおいて反射された光が通過する位置に拡散板 1 6 aが設けられ ている。 これによ り、 拡散.板 1 6 aから出射されるむらのない光が、 利 用者空間に存在する利用者に対して上方から照射されることになる。

以上の構成によ り、 写真プリ ン ト装置 1は、 デジタルカメラ 1 7で撮 像した被写体の撮像画像を元に、 入力装置 1 4で選択された数に分割し た領域に画像を配置し、 この配置に基づいて画像が印刷された写真シー ルシート 5を写真シールシー ト排出口 1 9 aから排出する処理を行う よ うになっている。

次に、 上記写真プリ ン ト装置 1の機能的な構成について、 図 2に示す ブロ ック図を参照しながら説明する。

写真プリ ン ト装置 1における各種動作の制御処理を実行する制御部は 、 図 1 に示す筐体 2の内部に設けられている。 この制御部は、 C P U 1 2、 R OM (Read Only Memory) 1 1、 R AM (Random Access Memory) 1 3などによつて構成されている。 C P U 1 2は、 R OM 1 1 に格納さ れているプログラムをワークメモリ と しての RAM I 3に読み出し、 こ れを実行することによって各種制御処理を行う。 本実施形態では、 制御 部において、 写真シールシート 5 をハサミ等で分割するための分割数、 および分割された領域毎の画像の配置を選択させる処理の制御なども実 行される。

なお、 上記の制御部は、 P C (Personal Computer)ベースの装置によ つて構成することも可能である。 この場合、 制御部は、 上記の C P U 1 2、 R AM I 3、 R OM 1 1 に加えて、 大容量記憶装置と してのハー ド ディスク ドライブゃ、 例えば C D— R O Mドライブなどのリムーバブル メディ ア ドライブなどを備えることになる。 この場合、 R O M 1 1は、 P Cの起動処理などに使われる B I O S (basic input output system) プログラムなどを格納し、 写真プリ ン ト装置 1における各種動作の制御 プログラムはハードディスク ドライブに格納される。 そして、 ハー ドデ イスク ドライプから上記制御プログラムが RAM 1 3上に読み出され、 これを C P U 1 2が実行することによって、 各種動作制御が行われる。 また、 C D— R O Mなどのリ ムーバブルメディアに記録されている制 御プログラムをリムーバブルメディア ドライブによって読み取つて実行 するよ うな形態であってもよレ、。 さらに、 リ ム一バブルメディアに記録 されている制御プログラムをハ一 ドディスクにイ ンス トールし、 これを 実行するよ うな形態であつてもよい。

さ らに、 制御部を構成する P Cが、 通信ネ ッ ト ワークを介して外部コ ンピュータ と通信を可能とする通信インターフェースを備えている場合 、 外部コンピュータから上記制御プログラムを通信ネッ トワークを介し てダウンロー ドし、 これを直接実行する、 あるいは、 一旦ハー ドデイ ス ク ドライブにイ ンス トールしてから実行する形態であってもよい。

なお、 上記の制御プログラムと しては、 入力装置 1 4で選択された数 に分割した各領域に、 落書き編集された落書き画像（落書き編集がされ なかったときは撮像画像）が配置される画像編集処理を行う画像編集プ ログラムが含まれている。 また、 各種制御処理は、 RAM I 3に読み出 された制御プログラムを C P U 1 2が演算処理することによって実行さ れるこ とになるが、 以降の説明では、 各種制御処理を実行する主体を便 宜的に C P U 1 2 と して説明することにする。

入力装置 1 4は、 前述したよ うにディ スプレイ 1 8に設けられたタ ッ チパネル 1 4 b とタツチペン 1 4 a とによ り構成されるものである。 利 用者がタ ツチペン 1 4 aによつて操作した内容に該当する入力信号が、 入力装置 1 4から、 処理を行っている C P U 1 2に対して伝送される。 上記入力信号には、 写真シールシー ト 5を分割しう る領域の数を選択さ れた選択信号、 および落書き編集を行う ときの落書き信号が含まれる。 貨幣処理装置 1 5は、 前述の投入口 1 5 a の内部に設けられ、 投入さ れた貨幣 （例えば硬貨） の真偽判別、 金種判別を行う ものである。 この 貨幣処理装置 1 5において行われる課金処理についての情報が、 処理を 行っている C P U 1 2に対して伝送される。

ス トロボ照明装置 1 6は、 前述の拡散板 1 6 aの各内部に収納されて いる照明装置である。 このス ト ロボ照明装置 1 6は、 C P U 1 2による 処理によつて出力される照明制御信号に従ってス ト口ボ発光を実行する デジタルカメ ラ 1 7は、 C P U 1 2による処理によって出力されるシ ャ ッタ信号を受信し、 動画データや静止画データなどの画像データを、 処理を行っている C P U 1 2に対して送信する。

ディスプレイ 1 8は、 C P U 1 2による処理によって出力される R G B信号を受信し、 該 R G B信号に従って画像を表示するものである。 こ のディ スプレイ 1 8は、 例えば C R T (Catho de Ray Tub e)や、 液晶表 示装置などのフラ ッ トディスプレイなどによって構成される。

プリ ンタ 1 9は、 C P U 1 2による処理によって出力されるプリ ン ト 画像データを受信し、 写真シールシー ト 5 に該プリ ン ト画像を印刷して 排出する。 このプリ ンタ 1 9 と しては、 例えば昇華型プリ ンタなどが好 適に用いられるが、 これに限定するものではなく、 写真画像をある程度 の画質で出力可能なプリ ンタであればどのよ うなプリ ンタであってもよ レ

ス ピーカ 2 0は、 C P U 1 2による処理によって出力される音声信号 を受信し、 該信号に従って音声を出力するものである。 ここでの音声と しては、 利用者に対する操作ガイダンスや、 B G M、 効果音などが挙げ られる。

以上の構造によ り、 入力装置 1 4で選択された数に分割した各領域に 、 落書き編集された落書き画像（落書き編集がされなかったときは撮像 画像）が配置される画像編集処理、 配置された画像データに基づいて生 成されるプリ ン ト画像データに基づいてプリ ンタ 1 9によって行われる 印刷処理、 印刷処理が完了した写真シールシー ト 5を排出する処理など が？ΐ つ る。

次に、 図 3に示すフローチャー トを参照しながら、 写真プリ ン ト装置

1 における処理の流れについて説明する。

まず、 利用者が写真プリ ント装置 1 における利用者空間内に進入する と、 例えばディスプレイ 1 8上に表示される案内指示に従って、 利用者 は、 プレイ料金と しての貨幣 （例えば硬貨） を投入口 1 5 a (図： L ) に 投入する。 貨幣が投入されると、 貨幣処理装置 1 5 (図 2 ) は、 投入さ れた貨幣の真偽判定およぴ金種判定を実行し、 C P U 1 2に対して課金 処理終了信号を送信する。 この課金処理終了信号を C P U 1 2が受信す ると、 後述する処理が開始される。 なお、 この実施例では、 利用者 Aと 利用者 Bが 2人で一緒に撮影を行う場合について説明し、 利用者 A、 B のどちらが行っても良い操作は単に利用者と して説明することにする。 上記のよ うにして処理が開始されると、 C P U 1 2はデジタルカメ ラ 1 7によって撮影されている映像をディスプレイ 1 8に動画表示させる 。 また同時に、 C P U 1 2は、 撮影開始ボタンをディスプレイ 1 8に表 示させる。 そして、 利用者が、 タツチパネル 1 4 bにおける上記撮影開 始ポタンの位置をタ ツチペン 1 4 aでタ ツチすることによって、 撮影処 理が開始される （ステップ n l ) 。

利用者が上記撮影開始ボタンをタ ツチペン 1 4 a によってタ ツチする と、 C P U 1 2はスピーカ 2 0に対して音声信号を送信し、 ス ピーカ 2 0によって音声によるカウントダウンが出力開始される。 このカウン ト ダウンが終了する と、 C P U 1 2はス トロボ照明装置 1 6に対して発光 指示を行い、 同時にデジタルカメ ラ 1 7に対して静止画像の撮影指示を 行う。

以上のよ うな処理が行われている間に、 C P U 1 2は課金処理が終了 してからの経過時間を管理する。 ここで、 経過時間が制限時間 （例えば 6 0秒） を越えた場合には、 強制的に後述するステップ n 4に進む （ス テツプ n 2 ) 。 このとき、 利用者が撮影処理を 1回でも完了している場 合には、 その撮影画像をプリ ント対象画像と して採用し、 まだ利用者が 1回も撮影処理を完了していない場合には、 強制的に撮影を実行してそ の撮影画像をプリ ント対象画像と して採用するようにしてもよい。

なお、 上記の制限時間は、 プリ ン ト対象画像が決定されるまでの間、 C PU 1 2によってディスプレイ 1 8にカウン トダウン表示させるよ う にする。

1回の撮影処理が終了した時点で、 経過時間が制限時間を超過してい ない場合には、 C P U 1 2はディスプレイ 1 8に撮影画像を静止画表示 させ、 同時にキープボタ ンと撮り直しボタンを表示させる。 利用者が撮 り直しボタンをタ ツチした場合には、 ステップ n 1に戻る。 利用者がキ —プボタンをタ ツチした場合には、 C P U 1 2はステップ n lからステ ップ n 3までの一連の工程 Aで経過した時間 （例えば 4 0秒） を前記制 限時間から減算し、 算

出された残り時問 （この場合は 2 0秒） を R AM 1 3に記憶させて次の ステップに進む （ステ ップ n 3 ) 。

C P U 1 2はディスプレイ 1 8に対して R G B信号を送信して前記撮 影画像を落書き対象画像 （以降、 落書き画像と称する） と して表示させ 、 R AM 1 3に記憶させている工程 Aでの残時間 （この場合は 2 0秒） をこれから実行する工程 Bの制限時間 （例えば 6 0秒） に加算して、 制 限時間を増加 （この場合は 8 0秒） させる （ステップ n 4 ) 。 また同時 に、 C P U 1 2は、 ディスプレイ 1 8 に次撮影ボタンおよび印刷ボタン を表示させる。

その後、 利用者によって、 タ ツチペン 1 4 a を用いて落書き画像に対 して編集処理と しての落書き処理が行われる。

C P U 1 2は工程 Bの経過時間を管理し、 この経過時間が、 上記のよ うに加算された制限時間內 （この場合は 8 0秒） であれば次のステップ に進み、 制限時間を超過すればステップ n 7に強制的に進む （ステップ n 5 ) 。

C P U 1 2は、 利用者が落書き中であるか否かを判断し、 落書き中で あれば、 ステ ップ n 5に戻り、 落書きが終了すれば次のステップに進む (ステップ n 6 ) 。

利用者がタ ツチペン 1 4 aによって印刷ボタンをタ ツチした場合には 、 ステップ II 1 4へ一気に進む。 利用者がタツチペン 1 4 aによって次 撮影ボタンをタツチした場合には、 C P U 1 2はステップ 11 4からステ ップ n 7までの工程 Bでの経過時間 （例えば 5 0秒） を制限時間 （この 場合は 8 0秒） から減算し、 算出された残り時間 （この場合は 3 0秒） を R AM I 3に記憶させて次のステップに進む （ステップ n 7 ) 。

なお、 次撮影ボタンがタ ツチされるまでの間、 じ？11 1 2はェ程8の 制限時間 （この場合は 8 0秒） を、 ディ スプレイ 1 8に表示させている 制限時間表示部に力ゥン トダウン表示させる。

次の工程 Cはステ ップ n 8からステップ n 1 0の 3つのステップから なり、 前記工程 Aと同じ動作で撮影処理が行われる。 ただしこの工程 C では、 最初のステップ n 8において、 C P U 1 2は前記工程 Bでの残時 間 （この場合は 3 0秒） を制限時間 （ 6 0秒） に加算して制限時間を増 カロ （この場合は 9 0秒） して処理を行う （ステップ n 8から n 1 0 ) 。

次の工程 Dはステップ n l 1からステ ップ n 1 2の 3つのステップか らなり、 前記工程 Bのステップ n 4からステップ η 6の 3つのステップ と同じ動作を行う。 前記工程 Cで例えば 4 0秒使用したとすると、 残り の 5 0秒が工程 Dに与えられている制限時間、 例えば 6 0秒に加算され 、 利用者は 1 1 0秒の間落書きを行う ことができる （ステップ η 1 1か ら n 1 3 ) 。

なお、 この工程 Dでの落書きにおいては、 C P U 1 2はサムネイル画 像に工程 Bでの落書き画像と工程 Dでの落書き画像を縮小表示させ、 利 用者にタツチペン 1 4 aでタ ツチされることで落書き画像を選択された 落書き画像に入れ替える。 これによ り 、 利用者は工程 Dで時間が余れば 、 工程 Aでの落書きの続きを行う ことができる。

次のステップでは、 C P U 1 2は、 利用者にシール分割数および配置 を選択させる画面をディスプレイ 1 8に表示させる。 （ステップ η 1 4 ) 。 こ こで、 このシール分割 · 配置選択に関する処理の詳細について図 4に示すフ ローチャー トを参照しながら以下に説明する。

まず、 C P U 1 2は、 図 5 に示す画面イメージ図の （Α ) に示す分割 数選択画面をディスプレイ 1 8に表示させる （ステップ s 1 ) 。 該分割 数選択画面には分割数選択ボタ ン 3 0が 6つ表示されており、 それぞれ に 2人用均等、 2人用混合、 3人用均等、 3人用混合、 多人数均等、 多 人数混合を選択する機能が割り 当てられている。 利用者は、 例えば 1 0 秒に設定された制限時間内で前記分割数選択ボタン 3 0の 1つ （例えば 2人用混合） をタ ツチペン 1 4 aでタ ツチする （ステップ s 2 ) 。 前記 制限時間内に前記分割数選択ボタン 3 0の 1つがタツチされなければ、 例えば 2人用均等を選択されたと強制的に決定して次のステップに進む (ステ ップ s 3 ) 。

なお、 前記分割数選択ボタン 3 0のうち、 混合と表示された 3つのボ タンは印刷サイズの異なる落書き画像を混合させて印刷する場合に選択 されるものと し、 均等と表示された 3つのボタンは印刷'サイズを均等に 配置した落書き画像を印刷する場合に選択されるものとする。 C P U l 2は、 利用者によるタツチ入力に応じた入力信号を受けてそ の選択を R A M I 3に記憶させ （ステップ s 4 ) 、 ディスプレイ 1 8に 図中の （B ) に示す配置選択画面を表示させる （ステップ s 5 ) 。 該配 置選択画面には印刷画像表示部 3 5が表示され、 前述の分割数の選択 （ この場合は 2入用であるので 2分割） に対応して、 上部印刷面像表示部 3 5 a と下部印刷画像表示部 3 5 b とを分割する横点線を表示させる。 すなわち、 印刷画像表示部 3 5は、 上記横点線によって中央で上下に分 割された状態となる。

該印刷画像表示部 3 5 の右側には、 前記横点線を延長した横点線が表 示される と ともに、 この横点線によって上下に分割される領域に配置選 択部が表示される。 該配置選択部は、 前記橫点線の上側に表示される、 上部印刷画像表示部 3 5 a内の落書き画像の配置を選択するための進む ボタン 3 2 a 、 戻るボタン 3 1 a 、 最初の表示ボタン 3 3 a と、 前記横 点線の下側に表示される、 下部印刷画像表示部 3 5 b内の落書き画像の 配置を選択するための進むボタン 3 2 b、 戻るボタン 3 1 b、 最初の表 示ボタン 3 3 bによって構成される。 なお、 図中の前記印刷画像表示部 3 5 を左右に分割している縦点線は、 左側に 1回目の撮像による落書き 画像、 右側に 2回目の撮像による落書き画像を分けて表示していること を示す補助線である。

利用者 Aは、 選択用ポタンである進むボタン 3 2 a、 戻るボタン 3 1 a、 および最初の表示ボタン 3 3 a を適宜タ ツチすることによって、 自 分の欲しい枚数、 大きさに配置された上部印刷画像表示部 3 5 a内の落 書き両像の配置を選択する。 また、 利用者 Bは、 同様に進むボタン 3 2 b、 戻るポタン 3 1 b、 および最初の表示ボタン 3 3 bを適宜タッチす ることによって、 自分の欲しい枚数、 大きさに配置された下部印刷画像 表示部 3 5 b内の落書き画像の配置を選択する （ステップ s 6 ) 。

利用者が、 例えば 3 0秒に設定された制限時間内で前記選択を終了し て印刷ボタン 3 4をタツチすると、 次のステップである図 3に示したス テツプ n 1 5 に進む （ステップ s 7 ) 。 また、 前記印刷ボタン 3 4がタ ツチされない場合でも、 前記制限時間が経過した場合には、 強制的に図 3に示したステップ n 1 5に進む （ステップ s 8 ) 。

配置選択処理であるステップ n 1 4のサブルーチン （前記ステップ s 1から s 8に該当） が終了すると、 C P U 1 2は選択された分割数およ び配置に従って落書き画像を配置した写寘シ ルシー ト 5をプリ ンタ 1 9に印刷させ、 写真シールシー ト排出口 1 9 aから排出させる （ステツ プ n 1 5 ) 。 利用者 Aおよび Bは、 排出された写真シールシー ト 5に対 してハサミ等で中央を上下に分割することで、 各々が欲しい枚数および サイズの落書き画像が印刷された写真シールを手にすることができる。 なお、 前述のサブルーチンにおいて、 ステップ s 2で前記分割数選択 ボタン 3 0によって例えば 3人用均等が選択された場合は、 ステップ s 5で図 6の （C ) に示す配置選択画面を表示させる。 この場合は 3人用 であるので、 印刷画像表示部 3 5は上部印刷画像表示部 3 5 c、 中部印 刷画像表示部 3 5 d、 下部印刷画像表示部 3 5 e の 3つに均等に分割さ れる。 また、 表示画面の右側領域において、 上部には進むポタン 3 2 c 、 戻るボタン 3 1 c、 および最初の表示ボタン 3 3 c、 中部には進むボ タン 3 2 d、 戻るボタン 3 1 d、 および最初の表示ボタ ン 3 3 d、 下部 には進むボタン 3 2 e、 戻るボタン 3 1 e、 および最初の表示ボタン 3 3 eがそれぞれ表示される。 このような配置が選択されて印刷された場 合には、 利用者は、 ハサミ等で 3つに容易に分割できる写真シールシー ト 5 を得ることができる。

また、 上記のサブルーチンのステップ s 2において、 前記分割数選択 ボタン 3 0によつて例えば多人数混合が選択された場合には、 ステップ s 5において図 6の （D〉 に示す配置選択画面が表示される。 この場合 は、 横点線による分割はなく縦点線による分割のみであり、 印刷画像表 示部 3 5の右側に表示される進むボタン 3 2 ί、 戻るボタン 3 1 f 、 お よび最初の表示ボタン 3 3 f によって全体の配置が選択される。 利用者 は、 1回目の撮像による落書き画像と 2回目の撮像により落書き画像を 縦点線で縦に分割した後、 1つ 1つの落書き画像を分配することができ る。

以上の構成、 構造、 動作によ り、 利用者は撮像画像に落書き編集を行 つた落書き画像 （落書き編集してない場合は撮像画像） を容易に分割で きるよ うに配置された写真シールシー ト 5 を得ることができる。

なお、 上述の実施例で図 5の （ B ) 、 図 6の （ C ) および （ D ) に示 した縦点線を省き、 例えば図 5の （B ) であれば、 上部印刷画像表示部 3 5 aおよび下部印刷画像表示部 3 5 bをそれぞれ一体にして、 上部印 刷画像表示部 3 5 a には 1回目の落書き画像のみを配置し、 下部印刷画 像表示部 3 5 bには 1回目および 2回目の落書き画像を配置するよ うな 選択も可能に形成してもよい。 これによ り、 利用者の落書き画像の配置 に関する選択の自由度をさらに向上させることができる。

また、 例えば図 5の （B ) で進むボタン 3 2 b、 戻るボタン 3 1 b、 および最初の表示ボタン 3 3 bを表示せず、 進むボタン 3 2 a、 戻るボ タン 3 1 a、 および最初の表示ボタン 3 3 a を換作することによって、 横点線で分割されて落書き画像が配置された印刷用画像を印刷画像表示 部 3 5に表示するよ うにしてもよい。 これによ り、 単純なインタ一フエ ースで利用者はハサミ等で容易に分割可能な写真シールシート 5を得る こ とができ る。

また、 前記印刷画像表示部 3 5は横点線で上下に分割されるようにな つているが、 これに限定されるものではなく、 横方向等に分割されるよ うになつていてもよい。

また、 図 5 の （A ) と共に説明した分割数の選択、 図 5 の （ B ) およ ぴ図 6 の （ C ) , ( D ) と共に説明した印刷画像表示部 3 5への落書き 画像の配置は、 以下の各実施例のよう に構成することができる。

第 2の実施例と しては、 上記した実施例 （以降、 第 1の実施例と称す る） で図 5の （A ) と共に説明した分割数選択画面を、 図 7に示す画面 イメージ図のようにする方法が挙げられる。

すなわち、 図中の （E ) に示すよう に、 分割数選択ボタン 3 0…と し て、 突際に分割線を表示したシール紙のイメージを表示し、 このよ うな 分割数選択ボタン 3 0…によって、 利用者に分割位置を選択させるよ う にしてもよい。

上記のよ う な分割数選択ボタン 3 0…によつて分割状態が選択された 後に、 次へボタン 3 7が利用者にタツチされると、 次の配置選択画面 （ 図 5の （B ) ) が表示される。 なお、 次へボタン 3 7を設けず、 前記分 割数選択ボタン 3 0をタ ツチすれば配置選択画面を表示するよ うに構成 してもよい。

本実施例によれば、 分割位置が均等でなくても目でみて分割位置が確 認できるので、 人間の心理と して明快に分割状態を把握することが可能 となり、 分割位置の選択の幅を広げることができる。

第 3の実施例と しては、 第 1 の実施例で図 5 の （ B ) および図 6 の （ C) , (D) と共に説明した印刷画像表示部 3 5への落書き画像の配置 の決定を、 図 8 の画面説明図に示すよ うに、 ドラッグ & ドロップで行う ことができるよ うにする方法が挙げられる。 すなわち、 図中の （F ) の 画面ィメージ図に示すよ うに、 利用者にタ ッチペン 1 4 aで落書き画像 3 6 a , 3 6 b のいずれかをタ ツチさせることによって選択させ、 次に 上部印刷画像表示部 3 5 a あるいは下部印刷画像表示部 3 5 bを利用者 にタツチさせることによって、 サイズの異なる落書き画像 3 6 ( 3 6 a ， 3 6 b ) を、 上部印刷画像表示部 3 5 aおよび下部印刷画像表示部 3 5 bに自由に配置させるよ うにする。

このよ うに配置して印刷した例と して、 図中の （G) に示すよ うな写 真シールシー ト 5が挙げられる。 この写真シールシー ト 5には、 ハサミ 等で分割する位置が識別できるよ うに、 落書き画像 3 6 と共に点線の分 割線 5 aが印刷されている。

本実施例によれば、 利用者が任意の位置に任意の落書き画像 3 6を配 置できるため、 利用者が得られる配置のバリェ^ "ショ ンが増加する。 第 4の実施例と しては、 落書き画像の配置の決定を、 図 9の画面説明 図に示すよ うに、 落眷き画像を配置するパターンを先に選択させて、 そ の後に配置する落書き画像を選択させて決定する方法が挙げられる。 すなわち、 図中の （H) の画面イメージ図に示すように、 利用者に進 むポタン 3 2 ( 3 2 a , 3 2 b ) 、 戻るボタン 3 1 ( 3 1 a , 3 1 b ) 、 および最初の表示ボタ ン 3 3 ( 3 3 a , 3 3 b ) 〖こよって、 落書き画 像を配置するパターンを選択させる。 その後、 選択されたパターンを印 刷画像表示部 3 5に表示し、 利用者に落書き画像 3 6 をタ ツチして選択 させ、 前記印刷画像表示部 3 5にタツチさせることで、 タッチされた部 分 （例えば Aがタ ツチされれば 6つの A全て） に前記落書き画像 3 6 を 配置する。

図中の （ I ) は、 前記印刷画像表示部 3 5に表示するパターンの例を 示しており、 例えば上部印刷画像表示部 3 5 aの Aには落書き画像 3 6 a、 Bには落書き画像 3 6 c を配置し、 下部印刷画像表示部 3 5 bの A には落書き画像 3 6 b 、 Bには落書き画像 3 6 c を配置した場合であれ ば図中の （ J ) に示すよ うな写真シールシート 5が得られる。

以上の第 2 , 第 3および第 4の実施例においても、 他の構成 .構造 . 動作は前述の第 1の実施例と同様であるので、 同一部分には同一符号を 付して、 詳細な説明を省略する。

なお、 分割線 5 a は、 ハサミマークや矢印等の目印を印刷しても良い し、 他の部分よ り余白部分を多く して分割位置が識別できるよ うにして も良いし、 写真シールシー ト 5の台紙と してミ シン目を入れたシーノレ紙 を準備しておいても良い。

また、 図 4のステップ s 1で行った分割数の選択は、 図 3のステップ n 1 とステップ n 2の間で行う ように設定しても良い。 またこのとき、 分割数を選択した後に◦ Kか否かを選択させるよ うに設定しても良い。

また、 前述の入力装置 1 4は、 タツチパネル 1 4 b を人が指でタツチ することで入力を許容するタツチパネルで形成してもよい。

また、 上記した実施の形態では、 写真シールシート 5は、 粘着シー ト および該粘着シールの粘着面に貼り付けられている剥離シートからなる シールシー トが想定されているが、 これに限定されるものではなく、 通 常の紙状媒体である紙状シー トであってもよい。

また、 上記プリ ンタ 1 9に、 I Dタグリーダ/ライタを設けると と も に、 写真プリ ントの出力媒体となるプリ ント紙および I Dタグ （識別媒 体） がプリ ン ト紙ュニッ トと してセッ トで納入されるようになっている よ うな形態であってもよい。 ここで、 プリ ンタ 1 9 と して昇華型プリ ン タを用いる場合には、 プリ ン ト紙および I Dタグに加えて、 昇華型用ィ ンクフィルムがセッ ト と となって納入されることになる。

上記 I Dタグリーダ Zライタは、 I Dタグに記録されている各種識別 情報を読み出して制御部に出力する。 I Dタグは、 メモリ機能を有する I Cチップなどによって構成されるものである。 上記識別情報と しては 、 固有 I D、 用紙枚数、 用紙種類、 および、 インク固有の色情報 （イ ン クフィルムがセッ トとなっている場合〉 などが挙げられる。

制御部は、 I Dタグリーダ /ラィタで読みとつた識別情報に基づいて 、 装着されたプリ ン ト紙およびイ ンク フィルムが、 当該写真プリ ン ト装 置 1において利用可能なものであるかを判定し、 利用可能である場合に のみプリ ンタを動作可能とする。 すなわち、 写真プリ ント装置 1におい て指定されているプリ ン ト紙およびィンクフィルム以外は使用できない よ うに設定されていることになる。

また、 I Dタグに記録されている用紙枚数情報に基づいて、 プリ ン ト 紙を使用するごとに用紙枚数をカウントダウンしていく ことによって、 残りの用紙枚数を把握することが可能となる。 よって、 残りの用紙枚数 が少なく なつてきた際に、 これを表示手段などによつて警告するような 構成と しておけば、 利用者の利用中に用紙切れを起こすという ような不 具合を回避することが可能となる。 なお、 用紙枚数をカウントダウンす る際には、 I Dタグに記録されている用紙枚数情報も書き換えるように する。 これによ り、 用紙を使い切った場合には、 I Dタグに記録されて いる用紙枚数情報も 0 となり、 この I Dタグを無効にすることが可能と なる。

また、 I Dタグに記録されている用紙種類情報や、 インク固有の色情 報を読み出すことによって、 これらを考慮して画像データの色成分など を捕正することによ り、 その用紙ゃィンクフィルムに的確な画像出力を 行うことが可能となる。

I Dタグと しては、 無線によりデータ通信を行う ことが可能な非接触 型 I Dタグと、 端子が設けられた接触型 I Dタグとがあり、 I Dタグリ ーダ Zライタ と しては、 これらのどちらか一方あるいは両方に対応した ものとなる。

なお、 上記の例では、 I Dタグを利用して利用可能なプリ ント紙であ るか否かを確認するよ うになつているが、 これに限定するものではなく 、 例えば、 プリ ン ト紙およびインクフィルムを梱包する梱包材などにプ リ ントされているバ一コードなどを利用して確認するよ うな構成と して もよい。 しかしながら、 バー コー ドを用いる場合には、 含めることので きる情報量が少ないことや、 例えば用紙枚数のカウン トダウンによる情 報の書き換えができない、 などの問題がある。

以上のように、 本発明に係る写真プリ ン ト販売方法およびその装置は

、 撮像手段によって 1以上の被写体を撮像し、 上記撮像した撮像画像を 表示手段によって表示し、 上記撮像画像に対する編集手段での編集を許 容し、 上記編集した編集画像およびノまたは上記撮像画像から所定の画 像を印刷手段で印刷して作成した写真プリ ントを販売する写真プリ ン ト 販売方法であって、 上記写真プリ ントを、 利用者が分ける領域数を選択 可能に設定し、 該镇域ごとに上記画像を割り付けるものである。

そして、 好ましい実施の形態と して、 前記分割の分割数を選択させる よ うにしてもよい。 これによ り、 分割数を選択させることで前記配置の 決定に要する時間を短縮することができる。

また、 好ま しい実施の形態と して、 前記領域を均等に分割するように してもよい。 これによ り、 例えば利用者が 3人で一緒に撮像した場合、 3つに均等に印刷面積を分割された配置を選択すれば、 不公平なく写真 シールを分け合う ことができる。

また、 本発明は、 前記写真シール自動販売方法又は写真シール自動販 売装置で分割し得る領域に配置された前記画像を印刷する又は印刷され た写真シールシー トとすることができる。 そして、 好ましい実施の形態 と して、 前記写真シールシー トは、 前記分割し得る領域を識別可能な目 印が施される又は施された写真シールシー ト と してもよレ、。

前記目印は、 点線やハサミマーク等の印刷による目印、 写真シールシ ートのシー ト紙に入れたミ シン目による目印、 他の部分より余白を多く 取ることで識別できる目印であることを含む。

前記構成によ り、 どこで分割すればよいか一目で理解できるよ うにな る。

発明の詳細な説明の項においてなされた具体的な実施態様または実施 例は、 あく までも、 本発明の技術内容を明らかにするものであって、 そ のよ うな具体例にのみ限定して狭義に解釈されるべきものではなく、 本 発明の精神と特許請求事項との範囲内で、 いろいろと変更して実施する ことができるものである。 産業上の利用の可能性

以上のよ うに、 本発明に係る写真プリ ン ト装置によれば、 利用者は写 真シールをハサミ等で簡単に分割することができる。 また、 利用者が複 数人数で一緒に撮影した場合でも、 写真シールに印刷された画像のどれ をいくつずつ配分するか悩むことなく分割できるよ うになる。 また、 複 数人数の利用者は、 自分の取り分である領域内で各々が自分好みの撮像 画像の配置を選択できるため、 撮像画像の配置数やサイズを決定する際 に利用者同士でもめることがなく なる。

以上の効果により、 利用者に対する顧客満足度が向上し、 施設の経営 者は売上増加を見込むことができる。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . 撮像手段によって 1以上の被写体を撮像し、

上記撮像した撮像画像を表示手段によって表示し、

上記撮像画像に対する編集手段での編集を許容し、

上記編集した編集画像および/または上記撮像画像から所定の画像を 印刷手段で印刷して作成した写寘プリ ン トを販売する写真プリ ン ト販売 方法であって、

上記写真プリ ン トを、 利用者が分ける領域数を選択可能に設定し、 該 領域ごとに上記画像を割り付ける写真プリ ン ト販売方法。

2 . 撮像手段によって 1以上の被写体が撮像された撮像画像に基づく 画像を複数配置したプリ ン ト画像を生成し、 該プリ ン ト画像を印刷手段 によってプリ ン ト媒体に出力し、 該プリ ント媒体を写真プリ ン トと して 販売する写真プリ ン ト販売方法であって、

利用者によって指定された分割数で、 上記プリ ン ト画像を 1以上の領 域に分割するステップと、

上記領域毎に、 1以上の上記画像の配置を設定するステップとを有し ていることを特徴とする写真プリ ン ト販売方法。

3 . 請求項 2記載の写真プリ ン ト販売方法であって、

上記撮像画像を表示手段によって表示させるステップをさらに有して いることを特徴とする写真プリ ン ト販売方法。

4 . 請求項 2または 3記載の写真プリ ン ト販売方法であって、 上記撮像画像に対して、 利用者によって編集処理が行われた編集画像 を取得するステップをさ らに有し、 上記プリ ン ト画像に配置されている複数の画像が、 上記撮像画像およ びノまたは上記編集画像であることを特徴とする写真プリ ン ト販売方法

5 . 請求項 1 ないし 4のいずれか一項に記載の写真プリ ント販売方法 であって、

上記領域毎に配置される上記画像の種類が、 利用者によって指定され たものであることを特徴とする写真プリ ン ト販売方法。

6 . 請求項 1 ないし 5のいずれか一項に記載の写真プリ ン ト販売方法 であって、

上記領域毎に配置される上記画像の数が、 利用者によって指定された ものであることを特徴とする写真プリ ント販売方法。

7 . 請求項 1 ないし 6のいずれか一項に記載の写真プリ ント販売方法 であって、

上記領域毎に配置される上記画像の大きさが、 利用者によって指定さ れたものであることを特徴とする写真プリ ン ト販売方法。

8 . 請求項 1ないし 7のいずれか一項に記載の写真プリ ン ト販売方法 であって、

上記領域毎に設定される上記画像の配置が、 利用者によって指定され たものであることを特徴とする写真プリ ン ト販売方法。

9 . 請求項 1 ないし 8のいずれか一項に記載の写真プリ ン ト販売方法 をコンピュータに実行させる写真プリ ント販売プログラム。

1 0 . 請求項 1 ないし 8のいずれか一項に記載の写真プリ ン ト販売方 法をコンピュータに実行させる写真プリ ント販売プログラムを記録した 記録媒体。

1 1 . 1以上の被写体を撮像する撮像手段と、

上記撮像した撮像画像を表示する表示手段と

上記撮像画像に対する編集を許容する編集手段と、

上記編集した編集画像および Zまたは前記撮像画像から所定の画像を 写真プリ ン トと して印刷する印刷手段とを備えた写真プリ ント販売装置 であって、

上記写真プリ ン トを、 利用者が分ける領域数を選択する領域数選択手 段を備えていることを特徴とする写真プリ ン ト販売装置。

1 2 . 請求項 1 1記載の写真プリ ン ト販売装置であって、

上記領域毎に割り付ける画像を選択する画像選択手段をさ らに備えて いることを特徴とする写真プリ ン ト販売装置。

1 3 . 請求項 1 1 または 1 2記載の写真プリ ン ト販売装置であって、 上記領域毎に割り付ける画像の数を選択する画像数選択手段をさらに 備えていることを特徴とする写真プリ ン ト販売装置。

1 4 . 請求項 1 1 、 1 2、 または 1 3記載の写真プリ ン ト販売装置で あって、 、 上記領域毎に割り付ける画像の大きさを選択する画像サイズ選択手段 をさらに備えていることを特徴とする写真プリ ント販売装置。

1 5 . 請求項 1 1ないし 1 4のいずれか一項に記載の写真プリ ント販 売装置であって、 .

上記領域毎に割り付ける画像の配置を選択する画像配置 S択手段をさ らに備えていることを特徴とする写真プリ ント販売装置。

1 6 . 1以上の被写体を撮像する撮像手段と、

上記撮像された撮像画像に基づく画像を複数配置したプリン ト画像を 生成する画像生成手段と、

上記プリ ン ト画像をプリ ン ト媒体に出力する印刷手段とを備え、 上記画像生成手段が、 請求項 1ないし 8のいずれか一項に記載の写真 プリ ン ト販売方法を実行するこ とを特徴とする写真プリ ン ト販売装置。

1 7 . 請求項 1 ないし 8のいずれか一項に記載の写真プリ ン ト販売方 法、 あるいは、 請求項 1 1ないし 1 6のいずれか一項に記載の写真プリ ン ト販売装置において、 上記印刷手段によって印刷される、 あるいは印 刷されたプリ ント媒体。

1 8 . 請求項 1 7記載のプリ ン ト媒体であって、

" 上記各領域を識別可能な目印が印刷される、 あるいは印刷されたプリ ント媒体。

1 9 . 雨像が印刷されるプリ ン ト媒体と、 上記プリ ント媒体に関する 識別情報を記録する識別媒体とを備え、

請求項 1 1ないし 1 6のいずれか一項に記載の写真プリ ン ト販売装置 に備えられた識別情報読み取り手段によって、 上記識別媒体に記録され ている識別情報が読み取られ、 その内容が確認された上で上記プリント 媒体に画像が tt 力されることを特徴とするプリ ン ト媒体ユニッ ト。