JP3928060B2 - 写真プリント方法、写真プリント装置、写真プリントプログラム、該プログラムを記録した記録媒体、およびプリント紙ユニット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被写体を撮影するとともに、該撮影により取得された画像に編集処理を施した上で、シール紙などのプリント紙にプリント出力する写真プリント方法、写真プリント装置、写真プリントプログラム、該プログラムを記録した記録媒体、およびプリント紙ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばゲームセンターなどの娯楽施設において、利用者の写真撮影を行なうとともに、その写真を背景画像などと合成した上でシール紙にプリント出力する写真シール自動販売機が設置されており、人気を博している。この写真シール自動販売機において、写真撮影が行われた後に、表示画面上に表示させた撮影画像に対してタッチペンなどのポインティングデバイスによって画像編集を行なうことが可能となっている機種が普及している。この画像編集機能によって、利用者は撮影画像に対して、例えば背景の色や模様を変更したり、文字やイラストなどを書き込んだりすることが可能となり、プリント出力されたシール紙の娯楽性を高めることができる。
【0003】
このような画像編集機能を有する写真シール自動販売機において、初期の装置では、利用者の撮影を1枚だけ行ない、この1枚の撮影画像に対して落書きなどの画像編集を行って出力するようになっていた。その後、装置が改良され、利用者の撮影を複数枚行なうことが可能となり、また撮影された複数枚の画像の中から、利用者によって選択された複数枚の画像に対して画像編集を行って出力することが可能な写真シール自動販売機も登場してきている。
【0004】
このような装置においては、撮影時間および編集時間に制限を設けている場合が多い。具体的に説明すると、まず、撮影処理においては、撮影処理を行なうことが可能な撮影制限時間が設定されており、この撮影制限時間内では、何枚でも撮影を行なうことが可能となっている。また、編集処理においても、編集処理を行なうことが可能な編集制限時間が設定されており、利用者はこの編集制限時間内で自由に編集処理を行なうことが可能となっている。このように、撮影処理および編集処理に対して制限時間を設けることによって、1組の利用者による装置の占有時間を制限することが可能となり、利用者の回転率をある一定レベルに保つことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような写真シール自動販売機において、利用者の中には、面白い写真シールを作ることを目的として、いろいろなポーズを工夫して撮影を行ったり、非常に凝った落書きを行ったりする人が存在する。しかしながら、上記のように、撮影時間および編集時間には制限時間が設定されているので、利用者によっては、時間が足りないために、十分なポーズがとれないことや、十分な落書きができないことがある。
【0006】
その一方で、撮影には凝っても落書きはあまり行なわない場合や、撮影は簡単に済ませて落書きに凝ったりする場合には、時間の不足する処理がある反面、時間の余る処理が出てくることになる。
【0007】
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、撮影および画像編集の何れかを重視したいという利用者の要求を満足させることが可能な写真プリント方法、写真プリント装置、写真プリントプログラム、該プログラムを記録した記録媒体、およびプリント紙ユニットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の写真プリント方法は、被写体の撮影処理を行ない、該撮影処理によって作成された撮影画像に対して、利用者による編集処理が行なわれ、該編集処理によって作成された編集画像をプリント紙に出力する写真プリント方法において、前記撮影処理が行なわれる前に、前記撮影処理を行なうことが可能な撮影制限時間と、前記編集処理を行なうことが可能な編集制限時間との時間配分の設定が行なわれることを特徴としている。
【0009】
上記の方法によると、撮影処理の前に、撮影制限時間および編集制限時間の時間配分が設定される。これにより、例えば、撮影には凝るが画像編集は簡単に済ませたい場合には、通常よりも撮影制限時間が長く編集制限時間が短い時間配分に設定され、撮影は簡単に済ませるが画像編集には凝りたい場合には、通常よりも撮影制限時間が短く編集制限時間が長い時間配分に設定されることにより、利用者の要望に応えることができる。
【0010】
このように、本発明の写真プリント方法は、利用者の要求に適した撮影制限時間および/または編集制限時間とすることができるので、利用者の満足度を向上させることができる。
【0011】
なお、前記時間配分の設定は、予め定められた複数の時間配分の中から選択されることにより行なわれることができる。その他、前記時間配分の設定は、離散的に行なわれてもよいし、連続的に行なわれてもよい。また、おおまかな時間配分の設定が、予め定められた複数の時間配分の中から選択されることにより行なわれた後、さらに詳細な時間配分の設定が、連続的に行なわれてもよい。
【0012】
さらに、本発明の写真プリント方法は、上記の方法において、設定された前記時間配分に基づいて、前記撮影処理および/または前記編集処理の詳細な内容の設定を行なうことを特徴としている。
【0013】
ここで、撮影処理の詳細な内容の例としては、撮影枚数、全身撮影やクローズアップ撮影などの撮影種別、ストロボランプなどの照明装置の種類、および被写体の背景の種類が挙げられる。また、編集処理の詳細な内容の例としては、背景画像の種類、ならびに落書きに使用されるペンおよびスタンプの種類、色、および太さなどのツール類の種別が挙げられる。
【0014】
上記の方法によると、設定された前記時間配分に基づいて、撮影処理および/または編集処理の詳細な内容が設定される。これにより、例えば、通常よりも撮影制限時間の長い時間配分が設定された場合には、撮影処理の内容を増加させることにより、通常よりも多種多様な撮影を行なうことができる。なお、この場合には、編集制限時間の時間配分が短くなるから、編集処理の内容を減少させることにより、通常よりも簡便な画像編集を行なってもよい。
【0015】
一方、通常よりも編集制限時間の長い時間配分が設定された場合には、編集処理の内容を増加させることにより、通常よりも多種多様な画像編集を行なうことができる。なお、この場合には、撮影制限時間の時間配分が短くなるから、撮影処理の内容を減少させることにより、通常よりも簡便な撮影を行なってもよい。
【0016】
このように、本発明の写真プリント方法は、利用者が重視する処理の内容を充実させることができるので、利用者の満足度をさらに向上させることができる。
【0017】
また、本発明の写真プリント装置は、被写体の撮影処理を行なう撮影手段と、該撮影処理によって作成された撮影画像に対して、利用者による編集処理が行なわれる画像編集手段と、該編集処理によって作成された編集画像をプリント紙に出力する画像出力手段とを備える写真プリント装置において、前記撮影処理が行なわれる前に、前記撮影処理を行なうことが可能な撮影制限時間と、前記編集処理を行なうことが可能な編集制限時間との時間配分の設定が行なわれる時間配分設定手段を備えることを特徴としている。
【0018】
上記の構成によると、時間配分設定手段において、撮影処理の前に、撮影制限時間および編集制限時間の時間配分が設定される。これにより、上述のように、利用者の要求に適した撮影制限時間および/または編集制限時間とすることができるので、利用者の満足度を向上させることができる。
【0019】
なお、前記時間配分設定手段における時間配分の設定は、予め定められた複数の時間配分の中から選択されることにより行なわれることができる。その他、前記時間配分の設定は、時間配分の設定が離散的に行なわれてもよいし、連続的に行なわれてもよい。また、おおまかな時間配分の設定が、予め定められた複数の時間配分の中から選択されることにより行なわれた後、さらに詳細な時間配分の設定が、連続的に行なわれてもよい。
【0020】
さらに、本発明の写真プリント装置は、上記の構成において、前記時間配分設定手段によって設定された時間配分に基づいて、前記撮影処理および/または前記編集処理の詳細な内容の設定を行なう内容設定手段をさらに備えることを特徴としている。
【0021】
上記の構成によると、内容設定手段は、時間配分設定手段にて設定された前記時間配分に基づいて、撮影処理および/または編集処理の詳細な内容を設定する。これにより、上述のように、利用者が重視する処理の内容を充実させることができるので、利用者の満足度をさらに向上させることができる。
【0022】
なお、上記の写真プリント方法を写真プリントプログラムとしてコンピュータに実行させることができる。さらに、該写真プリントプログラムをコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記憶させることにより、任意のコンピュータ上で上記写真プリント方法を実行させることができる。
【0023】
また、本発明のプリント紙ユニットは、上記の写真プリント装置に用いられるプリント紙ユニットであって、画像が印刷されるプリント紙と、前記プリント紙に関する識別情報を記録する識別媒体とを備え、前記写真プリント装置に備えられた識別情報読取手段によって、前記識別媒体に記録されている識別情報が読み取られ、その内容が確認された上で前記プリント紙に画像が出力されることを特徴としている。
【0024】
上記の構成によれば、識別情報読取手段で読み取った識別情報に基づいて、装着されたプリント紙が、当該写真プリント装置において利用可能なものであるかを判定し、利用可能である場合にのみプリンタを動作可能とすることが可能となる。すなわち、写真プリント装置において指定されているプリント紙以外は使用できないように設定することが可能となる。
【0025】
また、識別情報に用紙枚数情報を含ませることによって、プリント紙を使用するごとに用紙枚数をカウントダウンすることにより、残りの用紙枚数を把握することが可能となる。よって、残りの用紙枚数が少なくなってきた際に、これを表示手段などによって警告するような構成としておけば、利用者の利用中に用紙切れを起こすというような不具合を回避することが可能となる。
【0026】
また、識別情報に用紙種類情報を含ませることによって、これらを考慮して画像データの色成分などを補正することにより、その用紙やインクフィルムに的確な画像出力を行なうことが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】
〔実施の形態1〕
本発明の一実施形態について図1ないし図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0028】
図2は、本実施形態の写真プリント装置1の外観を示している。この写真プリント装置1は、被写体として利用者の写真を撮影する機能と、撮影した写真に対して落書きなどの画像編集を利用者に行なわせる機能とを有している。以下に、この写真プリント装置1の各構成について詳細に説明する。
【0029】
図2に示すように、写真プリント装置1は、撮影装置(撮影手段)2、編集表示パネル3、タッチペン4、照明装置5、コイン投入口6、コイン返却口7、プリント排出口8、およびスピーカ9を備えた構成となっている。
【0030】
撮影装置2は、写真プリント装置1の正面中央部に配備される。撮影装置2は、内部に撮影カメラが設けられており、利用者の撮影を行なう際に機能する部分である。撮影カメラは、例えばレンズ群、絞り、CCD(Charge Coupled Device)撮像素子などを備えたデジタルカメラによって構成される。この撮影カメラは、全身撮影とクローズアップ撮影との両方に対応できるように、例えば使用するレンズ群および絞りを切り替えられるような構成となっている。
【0031】
編集表示パネル3は、写真プリント装置1の中央部であって、撮影装置2の下部に配備されている。編集表示パネル3は、写真プリント装置1が動作する上で、利用者に対して各種メッセージや画像などを表示するための表示手段である。具体的には、この編集表示パネル3には、オープニング画面の表示、課金処理指示画面の表示、撮影処理における各種操作内容の表示、撮影時の撮影画面の表示、落書きなどの編集処理時における編集対象の画像の表示および各種編集ツールの表示などが行われる。
【0032】
この編集表示パネル3は、例えば液晶表示素子などのフラットパネルディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)などによって構成されるとともに、その表面にタッチパネルが設けられている。そして、表示パネル3の近傍(図2の例では表示パネル3の下部)に、タッチペン4が配備されている。利用者は、このタッチペン4を編集表示パネル3におけるタッチパネルに接触させることによって、処理の進行に応じて表示されるボタンを選択したり、落書きなどの画像描画を行ったりすることが可能となる。
【0033】
照明装置5…は、撮影装置2の両側などに配備されている。照明装置5…は、撮影時にストロボランプなどの写真閃光灯として機能するとともに、通常時の照明として機能するものである。この照明装置5の内部には、例えばストロボ撮影時に発光するストロボ照明部、および通常時の照明として発光する蛍光灯などが備えられている。
【0034】
コイン投入口6は、利用者が写真プリント装置1の利用料金として所定のコインを所定枚数投入するための投入口であり、写真プリント装置1の正面の適所に配備される。このコイン投入口6に連通して、コイン処理装置13(図3)が写真プリント装置1の内部に設けられている。
【0035】
コイン処理装置13は、所定のコインが投入されたか否かを判定する。所定のコインが投入されたと判定した場合には、制御装置11に通知し、投入されたコインを、コインを蓄積するコイン容器(図示せず)に送り出す。一方、所定のコイン以外のコインが投入されたと判定した場合には、投入されたコインをコイン返却口7に送り出す。
【0036】
なお、紙幣やコインを所定のコインに両替する両替機が写真プリント装置1の近辺に存在しない場合には、新たに紙幣投入口を設けて、紙幣処理部を設けたり、釣銭処理部を設けたりすることが望ましい。
【0037】
プリント排出口8は、利用者が撮影作業および編集作業を終了した後に、プリントされた写真プリントが排出される箇所である。このプリント排出口8は、写真プリント装置1の側面に配置されており、編集作業を終了した利用者は、このプリント排出口8の近傍に移動して写真プリントを取り出すことになる。スピーカ9は、利用者に対して各種操作上のガイダンス音声や効果音などを出力するための拡声装置であり、写真プリント装置1の正面の適所に配備される。
【0038】
なお、図には示していないが、写真プリント装置1の前方は、周囲が遮蔽幕によって覆われており、これにより、利用者の写真撮影を行なうための空間(以下、「撮影空間」と称する。)が確保されている。この遮蔽幕は、遮光性を有するビニールシートなどから構成されており、撮影時に外部からの光が撮影空間に入ってくることを防止している。これにより、撮影空間にて、より良好な写真撮影を行なうことが可能となる。
【0039】
次に、上記写真プリント装置1の構成について、図3に示すブロック図を参照しながら説明する。同図に示すように、写真プリント装置1は、前記した撮影装置2、編集表示パネル3、タッチペン4、および照明装置5に加えて、記憶部12を備える制御装置11、コイン処理装置13、IDタグリーダ/ライタ(識別情報読取手段)14、およびプリンタ(画像出力手段)15を備えている。
【0040】
制御装置11は、写真プリント装置1内における上述した各種構成の動作を統括的に制御するものである。この制御装置11は、例えばPCベースのコンピュータによって構成される。そして、各種構成の動作制御は、制御プログラムをコンピュータに実行させることによって行われる。
【0041】
このプログラムは、例えばCD−ROMなどのリムーバブルメディアに記録されているものを読み出して使用する形態であってもよいし、ハードディスクなどにインストールされたものを読み出して使用する形態であってもよい。また、この制御装置11がインターネットなどの通信ネットワークに接続された構成とする場合、この通信ネットワークを介して上記プログラムをダウンロードしてハードディスクなどにインストールして実行する形態なども考えられる。
【0042】
制御装置11は、上記したハードディスクなどの不揮発性の記憶装置によって構成される記憶部12を備えている。この記憶部12に記憶される内容としては、上記した制御プログラム、OS(Operating System)プログラム、およびその他各種プログラム、撮影装置2における動作設定値、撮影画像および編集画像の画像データなどが挙げられる。上記の撮影装置2における動作設定値としては、装置出荷時やメンテナンス時などに設定されるホワイトバランスの値、撮影画像の明暗などを調整する際の画像処理に関する各種パラメータ値などが挙げられる。
【0043】
コイン処理装置13は、前述のように、コイン投入口6から所定のコインが投入されたと判定すると、制御装置11に通知するものである。制御装置11は、コイン処理装置13からの通知を受け取ると、課金処理を行なう。すなわち、制御装置11は、コイン処理装置13からの通知をカウントし、利用者が投入した金額に応じて、利用者に対する動作を制御する。
【0044】
IDタグリーダ/ライタ14およびプリンタ15は、プリンタユニットを構成しており、このプリンタユニットに対して、写真プリントの出力媒体となるプリント紙22およびIDタグ(識別媒体)21がプリント紙ユニットとしてセットで納入されるようになっている。
【0045】
プリンタ15は、出力すべき画像データが制御装置11から送られてくると、その画像データに基づいてプリント紙22に印刷するものである。このプリンタ15としては、例えば昇華型プリンタが用いられる。なお、昇華型プリンタを用いる場合には、プリント紙22およびIDタグ21に加えて、昇華型用インクフィルムがセットととなって納入されることになる。
【0046】
IDタグリーダ/ライタ14は、IDタグ21に記録されている各種識別情報を読み出して制御装置11に出力する。IDタグ21は、メモリ機能を有するICチップなどによって構成されるものである。上記識別情報としては、固有ID、用紙枚数、用紙種類、および、インク固有の色情報(インクフィルムがセットとなっている場合)などが挙げられる。
【0047】
制御装置11は、IDタグリーダ/ライタ14で読み取った識別情報に基づいて、装着されたプリント紙22およびインクフィルムが、当該写真プリント装置1において利用可能なものであるかを判定し、利用可能である場合にのみプリンタ15を動作可能とする。すなわち、写真プリント装置1において指定されているプリント紙22およびインクフィルム以外は使用できないように設定されていることになる。
【0048】
また、IDタグ21に記録されている用紙枚数情報に基づいて、プリント紙の使用ごとに用紙枚数をカウントダウンしていくことによって、残りの用紙枚数を把握することが可能となる。これにより、残りの用紙枚数が少なくなってきたときに、これを表示手段などで警告するような構成としておけば、利用者の利用中に用紙切れを起こすというような不具合を回避することが可能となる。
【0049】
なお、用紙枚数をカウントダウンするときには、IDタグ21に記録されている用紙枚数情報も書き換えることが望ましい。これにより、用紙を使い切った場合には、IDタグ21に記録されている用紙枚数情報も0となり、以後、このIDタグ21を無効にすることが可能となる。
【0050】
また、IDタグ21に記録されている用紙種類情報や、インク固有の色情報を読み出すことによって、これらを考慮して画像データの色成分などを補正することにより、そのプリント紙22やインクフィルムに的確な画像出力を行なうことが可能となる。
【0051】
IDタグ21としては、無線(ワイヤレス)によりデータ通信を行なうことが可能な非接触型IDタグと、端子が設けられた接触型IDタグとがあり、IDタグリーダ/ライタ14としては、これらの何れか一方あるいは両方に対応したものとなる。
【0052】
なお、上記の例では、利用可能なプリント紙22であるか否かを確認するためにIDタグ21を利用しているが、これに限定されるものではなく、例えば、プリント紙22およびインクフィルムを梱包する梱包材などにプリントされているバーコードなどを利用する構成としてもよい。しかしながら、バーコードを用いる場合には、含めることのできる情報量が少ないことや、例えば用紙枚数のカウントダウンによる情報の書き換えができない、などの問題がある。
【0053】
なお、上記のプリント紙22としては、通常の紙状媒体である紙状シートであってもよいし、粘着シートおよび該粘着シールの粘着面に貼り付けられている剥離シートからなるシールシートであってもよい。
【0054】
上記構成の写真プリント装置1において、利用者による撮影から編集、出力に至るプレイ動作について説明する。まず、利用者が写真プリント装置1における撮影空間に進入すると、編集表示パネル3に図5(a)に示すようなオープニング画面が表示され、コイン投入の指示も同時に行われる。コインが投入されると、コイン処理装置13から制御装置11にコインの投入が通知されることにより課金処理が行なわれる。課金処理が正常に完了したことが確認されると、プレイ動作が開始され、図1に示す処理が行なわれる。
【0055】
まず、編集表示パネル3に図4に示すようなモード選択画面30を表示する(ステップS10。以下、単に「S10」と記載することがある。他のステップについても同様である。)。モード選択画面30には、撮影および落書きをバランスよく行なう標準モードのボタン31aと、落書き(編集)よりも撮影を重視する撮影重視モードのボタン31bと、撮影よりも落書きを重視する落書き重視モードのボタン31cとが表示されている。
【0056】
また、ボタン31a〜31cのそれぞれに対応して、写真撮影を行なうことが可能な時間である撮影制限時間と、落書きを行なうことが可能な時間である編集制限時間との時間配分を示す円グラフ32a〜32cが表示されている。この円グラフ32a〜32cの表示のように、標準モードでは、撮影制限時間と編集制限時間との時間配分が同じであり、撮影重視モードでは標準モードよりも撮影制限時間が長く、落書き重視モードでは標準モードよりも編集制限時間が長くなっている。
【0057】
なお、標準モードの時間配分は、均等である必要はなく、例えば、撮影機能が充実している場合には、撮影制限時間を編集制限時間よりも多少長く設定してもよいし、その反対に、編集機能が充実している場合には、撮影制限時間を編集制限時間よりも多少短く設定してもよい。
【0058】
次に、利用者が、編集表示パネル3におけるタッチパネルにタッチすることにより、前記ボタン31a〜31cの中から何れか1つを選択すると、選択されたボタンに対応するモードの撮影処理および落書き処理が行なわれる(S11)。まず、3つのモードのうち、標準モードにおける撮影処理(S12)および落書き処理(S13)について説明する。
【0059】
標準モードにおける撮影処理(S12)では、まず、図5(b)に示すように、全身撮影、すなわち利用者のほぼ全身が撮影されるような構図で撮影を行なうか、アップ撮影(クローズアップ撮影)、すなわち利用者の頭部や胸部近傍が大きく撮影されるような構図で撮影を行なうかの選択が行なわれる。ここでの選択は、編集表示パネル3におけるタッチパネルに利用者がタッチすることによって行なわれる。
【0060】
なお、撮影処理が開始されると、例えば画面の右上隅などに、撮影制限時間(例えば3分)の残り時間が表示されるようにしておく。ここで、残り時間の表示は、単なる数字による表示のみならず、残り時間が視覚的に確認することができるような、例えばアナログ時計風や円グラフなどの表示が行われることが好ましい。
【0061】
構図の選択が行なわれると、図5(c)のように構図選択の確認画面が表示され、OKであれば、撮影カメラによる撮影が行われる。なお、撮影時には、図示はしていないが、撮影カメラによる撮影状態が編集表示パネル3上に表示され、利用者がポーズを決定した時点でシャッタ指示が行なわれ、カウントダウン表示の後にシャッタが切られる、というようなシーケンスが行なわれる。
【0062】
1枚分の撮影が終了すると、図5(d)のように、さらに撮影を行なうか否かが質問される。すなわち、撮影制限時間内であれば何枚でも撮影を行なうことが可能となっている。利用者から撮影処理を終了する旨の指示が出された場合、或いは撮影制限時間を経過した場合には、落書き処理に移行する。
【0063】
標準モードにおける落書き処理(S13)では、まず、落書きなどの編集をしてプリントさせる対象とする撮影画像の選択が行われる。ここでは、図5(e)に示すように、撮影制限時間内に撮影された全ての撮影画像が表示され、利用者は表示された撮影画像の中から任意に所定枚数分だけ撮影画像を選択する。これにより、撮影時に目をつぶってしまったり、不本意な状態で撮影されたりした撮影画像などを排除して、利用者の好みにあった画像を選択することができる。
【0064】
そして、図5(f)に示すように、選択された画像を再度画面表示させることによって、選択画像の確認が行われる。なお、撮影処理の場合と同様に、落書き処理が開始されると、例えば画面の右上隅などに、編集制限時間の残り時間が表示されるようにしておく。
【0065】
次に、図6に示すように、編集表示パネル3における表示画面上の中央に、編集対象となる画像が表示され、この画像に対してタッチペン4を用いて落書きなどの編集処理が行なわれる。この画像の左には、編集処理を行なうためのツール類の選択領域が表示される。ツール類としては、例えば複数の種類からなるペンおよびその色、消しゴム、複数の背景の模様およびその色、複数のスタンプなどが挙げられる。
【0066】
また、編集対象となる画像の右には、編集対象となる画像を選択するための選択画像、すなわち、上記の画像の選択処理において選択された画像が表示される。利用者は、タッチペン4によって選択画像をタッチすることによって、中央に編集対象として表示される画像を切り替えることが可能となっている。
【0067】
そして、利用者から編集処理を終了する旨の指示が出された場合、或いは編集制限時間を経過した場合には、編集処理が完了した画像データがプリンタ15に転送され、印刷処理が行われる(S18)。その後、プリント排出口8から印刷された写真プリントが排出されて、利用者のプレイ動作が終了する。
【0068】
次に、撮影重視モードの撮影処理(S14)および編集処理(S15)について説明する。撮影重視モードでは、標準モードに比べて、撮影処理(S14)における撮影制限時間が長くなっている。このため、標準モードよりも1枚あたりの撮影時間を長くとることができ、撮影に凝りたいという利用者の要求に適した撮影時間とすることができるので、利用者の満足度を向上させることができる。
【0069】
なお、1枚あたりの撮影時間を長くすることの他にも、撮影枚数の増加、例えば広角撮影のような撮影種別の追加、照明装置の種類の追加、背景の種類の追加など、多種多様な撮影内容を追加することができる。この場合、撮影に凝りたいという利用者にとって充実した撮影を行なうことができるから、利用者の満足度をさらに向上させることができる。
【0070】
一方、撮影重視モードでは、編集処理(S15)における編集制限時間が、標準モードに比べて短くなっている。このため、短い編集制限時間で編集処理を完了してもらうために、利用可能な編集内容を標準モードに比べて減らしてもよい。
【0071】
次に、編集重視モードの撮影処理(S16)および編集処理(S17)について説明する。編集重視モードでは、撮影処理(S16)における撮影制限時間が、標準モードに比べて短くなっている。このため、短い撮影制限時間で撮影処理を完了してもらうために、利用可能な撮影内容を標準モードに比べて減らしてもよい。
【0072】
一方、編集重視モードでは、編集処理(S17)における編集制限時間が、標準モードに比べて長くなっている。このため、標準モードよりも1枚あたりの編集時間を長くとることができ、画像編集に凝りたいという利用者の要求に適した編集時間とすることができるので、利用者の満足度を向上させることができる。
【0073】
なお、1枚あたりの編集時間を長くすることの他にも、編集枚数の増加、背景画像の種類の追加、ツール類の種類の追加など、多種多様な編集内容を追加することができる。この場合、画像編集に凝りたいという利用者にとって充実した画像編集を行なうことができるから、利用者の満足度をさらに向上させることができる。
【0074】
したがって、本実施形態の写真プリント装置1は、標準モード、撮影重視モード、および落書き重視モードの中から、利用者の要求に対応するモードを選択することにより、利用者の要求に適した撮影時間および/または編集時間とすることができるので、利用者の満足を向上させることができる。
【0075】
また、撮影重視モードおよび落書き重視モードの何れかが選択された場合、選択されたモードにて重視される処理の内容が標準モードよりも充実されることにより、利用者の満足度をさらに向上させることができる。
【0076】
なお、本実施形態では、標準モード、撮影重視モード、および落書き重視モードの合計3つのモードから選択されているが、例えば、撮影機能の少ない写真プリント装置であれば、標準モードおよび落書き重視モードの合計2つのモードから選択されるようにしてもよい。また、撮影重視モードおよび落書き重視モードを分割して、さらに多くのモードから選択されるようにしてもよい。このように、選択されるモードの数は、任意に設定できる。
【0077】
〔実施の形態2〕
次に、本発明の他の実施形態について図7および図8に基づいて説明すれば、以下のとおりである。本実施形態の写真プリント装置は、上記実施形態の写真プリント装置1に対し、モードの選択を行なった後に、撮影制限時間および編集制限時間の時間配分を詳細に設定する機能を追加したものである。なお、本実施形態では、利用者に理解されやすくするために、撮影制限時間および編集制限時間の時間配分を撮影枚数および落書き時間の配分に置き換えている。
【0078】
本実施形態では、図1に示す処理動作における標準モード、撮影重視モード、および落書き重視モードの処理動作(S12〜S17)が、図8に示す処理動作に変更されている。以下、変更された処理動作について説明する。
【0079】
まず、モードの選択(S10・S11)が行なわれた後に、図7に示す配分設定画面40を編集表示パネル3に表示して、利用者に撮影枚数および落書き時間を設定させる(S20)。配分設定画面40には、撮影制限時間および編集制限時間の合計時間が左右方向の帯グラフ41で表示され、帯グラフ41に沿って移動可能な設定変更バー42が表示されている。
【0080】
設定変更バー42を移動させることにより、撮影枚数および落書き時間の配分の設定を変更することができる。具体的には、設定変更バー42を左方向に移動させると、落書き時間が減少して撮影枚数が増加し、設定変更バー42を右方向に移動させると、落書き時間が増加して撮影枚数が減少することになる。
【0081】
利用者が設定変更バー42を所望の位置に移動させた後、配分設定画面40の適所に表示されたOKボタン43にタッチすることにより、撮影枚数および落書き時間が設定される。
【0082】
撮影枚数および落書き時間が設定されると、上述のように、各モードに対応する撮影処理が行なわれ(S21)、ステップS20にて設定された撮影枚数を撮影するまで、この撮影処理が繰り返される(S22)。
【0083】
撮影処理が終了すると、上述のように、各モードに対応する落書き処理が行なわれ(S23)、ステップS20にて設定された落書き時間を経過するまで、この落書き処理が繰り返され(S24)、その後、図1に示す印刷処理(S18)へ進んで、上記実施形態と同様の処理が行なわれる。
【0084】
したがって、本実施形態の写真プリント装置では、利用者が配分設定画面40で撮影枚数および落書き時間を詳細に設定することにより、利用者の要求に最適な撮影枚数および落書き時間とすることができるので、利用者の満足度をさらに向上させることができる。
【0085】
なお、撮影枚数および落書き時間の配分を設定する代わりに、撮影制限時間および編集制限時間の時間配分を設定することができるし、また、上述した他の撮影内容および編集内容の配分を設定することができる。
【0086】
本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。
【0087】
例えば、図7に示す配分設定画面40において、設定変更バー42を標準の位置に移動させると標準モードが選択され、標準の位置から撮影重視の方に移動させると撮影重視モードが選択され、標準の位置から落書き重視の方に移動させると落書き重視モードが選択されるようにしてもよい。この場合、図4に示すモード選択画面30の表示が不要となる。
【0088】
さらに、標準モード、撮影重視モード、および落書き重視モードに移行しなくとも、通常の撮影処理および落書き処理において、配分設定画面40にて設定された撮影枚数および落書き時間に変化させることによっても、利用者の要求に適した撮影制限時間および/または編集制限時間とすることができるので、利用者の満足度を向上させることができる。
【0089】
【発明の効果】
以上のように、本発明の写真プリント方法は、撮影処理が行なわれる前に、撮影処理を行なうことが可能な撮影制限時間と、編集処理を行なうことが可能な編集制限時間との時間配分の設定が行なわれる。
【0090】
これにより、例えば、撮影には凝るが画像編集は簡単に済ませたい場合には、通常よりも撮影制限時間が長く編集制限時間が短い時間配分に設定され、撮影は簡単に済ませるが画像編集には凝りたい場合には、通常よりも撮影制限時間が短く編集制限時間が長い時間配分に設定されることによって、利用者の要求に適した撮影制限時間および/または編集制限時間とすることができるので、利用者の満足度を向上させることができるという効果を奏する。
【0091】
なお、前記時間配分の設定は、予め定められた複数の時間配分の中から選択されることにより行なわれることができる。
【0092】
さらに、本発明の写真プリント方法は、以上のように、上記の方法において、設定された前記時間配分に基づいて、前記撮影処理および/または前記編集処理の詳細な内容の設定を行なっている。
【0093】
これにより、例えば、通常よりも撮影制限時間の長い時間配分が設定された場合には、撮影処理の内容を増加させることにより、通常よりも多種多様な撮影を行なうことができる一方で、通常よりも編集制限時間の長い時間配分が設定された場合には、編集処理の内容を増加させることにより、通常よりも多種多様な画像編集を行なうことができるので、利用者が重視する処理の内容を充実させることにより、利用者の満足度をさらに向上させることができるという効果を奏する。
【0094】
また、本発明の写真プリント装置は、以上のように、撮影処理が行なわれる前に、撮影処理を行なうことが可能な撮影制限時間と、編集処理を行なうことが可能な編集制限時間との時間配分の設定が行なわれる時間配分設定手段を備える構成である。
【0095】
これにより、上述のように、利用者の要求に適した撮影制限時間および/または編集制限時間とすることができるので、利用者の満足度を向上させることができるという効果を奏する。
【0096】
なお、前記時間配分設定手段における時間配分の設定は、予め定められた複数の時間配分の中から選択されることにより行なわれることができる。
【0097】
さらに、本発明の写真プリント装置は、以上のように、上記の構成において、前記時間配分設定手段によって設定された時間配分に基づいて、前記撮影処理および/または前記編集処理の詳細な内容の設定を行なう内容設定手段をさらに備える構成である。
【0098】
これにより、上述のように、利用者が重視する処理の内容を充実させることができるので、利用者の満足度をさらに向上させることができるという効果を奏する。
【0099】
なお、上記の写真プリント方法を写真プリントプログラムとしてコンピュータに実行させることができる。さらに、前記写真プリントプログラムをコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記憶させることにより、任意のコンピュータ上で上記写真プリント方法を実行させることができる。
【0100】
また、本発明のプリント紙ユニットは、以上のように、上記の写真プリント装置に用いられるプリント紙ユニットであって、画像が印刷されるプリント紙と、前記プリント紙に関する識別情報を記録する識別媒体とを備え、上記写真プリント装置に備えられた識別情報読取手段によって、上記識別媒体に記録されている識別情報が読み取られ、その内容が確認された上で前記プリント紙に画像が出力される構成である。
【0101】
これにより、写真プリント装置において指定されているプリント紙以外は使用できないように設定することが可能となるという効果を奏する。
【0102】
また、識別情報に用紙枚数情報を含ませることによって、プリント紙を使用するごとに用紙枚数をカウントダウンすることにより、残りの用紙枚数を把握することが可能となるという効果を奏する。
【0103】
また、識別情報に用紙種類情報を含ませることによって、これらを考慮して画像データの色成分などを補正することにより、その用紙やインクフィルムに的確な画像出力を行なうことが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である写真プリント装置において、利用者が最初にコインを投入してから印刷処理が完了するまでの処理を示すフローチャートである。
【図2】本実施形態の写真プリント装置の外観を示す斜視図である。
【図3】本実施形態の写真プリント装置の概略構成を示すブロック図である。
【図4】本実施形態において、標準モード、撮影重視モード、および落書き重視モードの中から何れかのモードを選択するときに、編集表示パネルに表示されるモード選択画面の例を示す図である。
【図5】同図(a)は課金処理における表示画面の例を示しており、同図(b)ないし(d)は撮影処理における表示画面の例を示しており、同図(e)および(f)は編集処理における表示画面の例を示す図である。
【図6】編集処理における表示画面の例を示す図である。
【図7】本発明の他の実施形態である写真プリント装置において、モードの選択後に時間配分を詳細に設定するときに、編集表示パネルに表示される配分設定画面の例を示す図である。
【図8】本実施形態において、モードの選択処理から印刷処理までの間の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 写真プリント装置
2 撮影装置(撮影手段)
3 編集表示パネル(画像編集手段)
4 タッチペン(画像編集手段)
14 IDタグリーダ/ライタ(識別情報読み取り手段)
15 プリンタ(画像出力手段)
21 IDタグ(識別媒体)
22 プリント紙
30 モード選択画面
40 配分設定画面
Claims (7)
- 被写体の撮影処理を行ない、該撮影処理によって作成された撮影画像に対して、利用者による編集処理が行なわれ、該編集処理によって作成された編集画像をプリント紙に出力する写真プリント方法において、
前記撮影処理が行なわれる前に、前記撮影処理を行なうことが可能な撮影制限時間と、前記編集処理を行なうことが可能な編集制限時間との時間配分の設定が、予め定められた複数の時間配分の中から選択されることにより行なわれることを特徴とする写真プリント方法。 - 設定された前記時間配分に基づいて、前記撮影処理および/または前記編集処理の詳細な内容の設定を行なうことを特徴とする請求項1に記載の写真プリント方法。
- 被写体の撮影処理を行なう撮影手段と、該撮影処理によって作成された撮影画像に対して、利用者による編集処理が行なわれる画像編集手段と、該編集処理によって作成された編集画像をプリント紙に出力する画像出力手段とを備える写真プリント装置において、
前記撮影処理が行なわれる前に、前記撮影処理を行なうことが可能な撮影制限時間と、前記編集処理を行なうことが可能な編集制限時間との時間配分の設定が、予め定められた複数の時間配分の中から選択されることにより行なわれる時間配分設定手段を備えることを特徴とする写真プリント装置。 - 前記時間配分設定手段によって設定された時間配分に基づいて、前記撮影処理および/または前記編集処理の詳細な内容の設定を行なう内容設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の写真プリント装置。
- 請求項1又は2に記載の写真プリント方法をコンピュータに実行させるための写真プリントプログラム。
- 請求項5に記載の写真プリントプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
- 請求項3又は4に記載の写真プリント装置に用いられるプリント紙ユニットであって、
画像が印刷されるプリント紙と、前記プリント紙に関する識別情報を記録する識別媒体とを備え、
前記写真プリント装置に備えられた識別情報読取手段によって、前記識別媒体に記録されている識別情報が読み取られ、その内容が確認された上で前記プリント紙に画像が出力されることを特徴とするプリント紙ユニット。
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