JP3849572B2 - 写真撮影プリント装置、写真撮影プリント装置制御方法、写真撮影プリント装置制御プログラム、このプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、およびプリント紙ユニット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、利用者の写真撮影を行うとともに、その写真を背景画像などと合成したうえでプリントとして出力する写真撮影プリント装置、写真撮影プリント装置制御方法、写真撮影プリント装置制御プログラム、このプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、およびプリント紙ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ゲームセンターなどの娯楽施設において、利用者の写真撮影を行うとともに、その写真を背景画像などと合成した上でプリントとして出力する写真撮影プリント装置が設置されており、人気を博している。この写真撮影プリント装置において、写真撮影が行われた後に、表示画面上に表示させた撮影画像に対してタッチペンなどのポインティングデバイスによって画像編集を行うことが可能となっている機種が普及している。
【0003】
この画像編集機能によって、利用者は撮影画像に対して、例えば背景の色や模様を変更したり、文字やイラストなどを書き込んだりすることが可能となり、出力プリントの娯楽性を高めることができる。例えば、撮影画像の編集時に、利用者の入力に応じて動物や乗物などの模様からなるスタンプ画像を撮影画像に付加する機能が一般的となっており、利用者は、大小様々なスタンプ画像から好みのものを選択して、撮影画像に付加することができる。その後、プリント紙(シール状のものを含む)を利用者の所望する数の領域に分割し、各領域に複数の編集画像(コマ画像)のプリントが行われる。例えば、撮影画像の編集時に複数パターンの画像を作成した場合には、通常、各パターンの編集画像を1枚のプリント紙に出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、複数の編集画像を1枚のプリント紙に出力する場合、プリント紙の大きさは所定値(A5版など)に固定されているので、多くのコマ画像を出力するほど、1コマ画像あたりの占有面積は小さくせねばならない。一方で、プリント出力の解像度には、例えば(1140×1523ピクセル)/(95mm×127mm)のような限界値が存在する。
【0005】
したがって、写真撮影プリント装置は、CRTなどのディスプレイ(例えば、SVGA:600×800ピクセルの解像度を有するもの)に表示した編集画像を適宜の縮小率で縮小処理し、画素数を減らした状態でプリント出力を行うことになる。
【0006】
しかしながら、一般に、上記スタンプ画像は、編集画像と比較してずっと小さく、構成画素数も少ない。このため、上記スタンプ画像を縮小した結果、プリント上での大きさが1mm角程度となって確認が困難になったり、その形状がディスプレイ表示と異なる不連続な形状(例えばハートマークがいびつな形状になる)となったりするという問題点が生じる。本明細書では、過度の縮小によって、画像の確認が困難となったり、形状が変化したりすることを総称して「画像がつぶれる」と表現することにする。
【0007】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、プリント紙に複数画像の出力を行う場合にも、付加画像のつぶれのない画像を出力する写真撮影プリント装置、写真撮影プリント装置制御方法、写真撮影プリント装置制御プログラム、このプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、およびプリント紙ユニットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の写真撮影プリント装置は、上記の課題を解決するために、利用者の撮影を行う撮影手段と、上記撮影手段によって撮影された画像に対して利用者による編集処理が行われる編集手段と、上記編集手段によって編集が行われた画像に基づいて、プリント紙に複数画像の出力を行う画像出力手段とを備えた写真撮影プリント装置において、上記編集手段は、利用者から上記複数画像の出力配置形態の選択を受け付ける配置形態受付手段と、利用者から上記撮影画像に付加される付加画像の選択を受け付ける付加画像選択受付手段と、上記画像出力手段の出力画像における上記付加画像の大きさが所定値以上となるように、上記付加画像選択受付手段が選択を受け付ける付加画像の種類を制限する制御手段とを備えることを特徴としている。
【0009】
上記の構成における写真撮影プリント装置は、利用者の写真撮影を行うとともに、撮影された画像に対して、利用者によって落書き処理などの編集処理を行うことが可能となっているものである。上記の撮影写真としては画像データを取得するものであればデジタルカメラなど任意の撮影手段を採用することができる。
【0010】
また、上記の構成において、編集手段は撮影手段による撮影画像に、利用者による編集処理を施す手段であるが、少なくとも、利用者から上記複数画像の出力配置形態の選択を受け付ける配置形態受付手段と、利用者から上記撮影画像に付加される付加画像の選択を受け付ける付加画像選択受付手段とを備えている。これら配置形態受付手段や付加画像選択受付手段は、利用者からの選択を受け付ける構成であれば、ボタン,タッチパネル,音声認識装置など任意の構成を採用することができる。
【0011】
さらに、上記制御手段は、上記付加画像選択受付手段が選択を受け付ける付加画像の種類を制限することにより、上記付加画像選択受付手段が受け付けた付加画像の出力画像における大きさが所定値以上となるように制御する。なお、上記画像出力手段としては任意のプリンタ装置などを採用すればよい。
【0012】
上記の構成によれば、上記撮影手段によって撮影された画像に対して落書きなどの編集処理が行われる際に、上記配置形態受付手段は、プリント紙における複数画像の出力配置形態の選択を利用者から受け付ける。なお、プリント紙に複数画像を出力する形態としては、同一の撮影画像を複数出力する形態や、同一の撮影画像に異なるパターンの編集を施し、各編集画像を出力する形態などが挙げられる。
【0013】
上記出力配置形態の受け付け結果に応じて、上記制御手段は、上記付加画像選択受付手段が利用者から上記撮影画像に付加される付加画像の選択を受け付けるときの選択肢、すなわち付加画像の種類を制限することによって、出力画像における上記付加画像の大きさ(画素数)が所定値以上となるように制御する。
【0014】
例えば、上記制御手段は、利用者がプリント紙における1画像あたりの面積が小さくなるような出力配置形態を選択した場合には、比較的大きな(画素数の多い)付加画像のみを選択可能とするように上記付加画像選択受付手段を制御する。この結果、選択された複数画像の出力配置形態に応じて、所定値以上の大きさの付加画像のみが利用者に選択されることになる。
【0015】
これにより、プリント紙において各コマ画像が小さくなるように出力配置形態が選択された場合であっても、つぶれを生じずに付加画像を出力できる。
【0016】
請求項2に記載の写真撮影プリント装置は、上記の課題を解決するために、利用者の撮影を行う撮影手段と、上記撮影手段によって撮影された画像に対して利用者による編集処理が行われる編集手段と、上記編集手段によって編集が行われた画像に基づいて、プリント紙に複数画像の出力を行う画像出力手段とを備えた写真撮影プリント装置において、上記編集手段は、利用者から上記複数画像の出力配置形態の選択を受け付ける配置形態受付手段と、利用者から上記撮影画像に付加される付加画像の選択を受け付ける付加画像選択受付手段と、上記画像出力手段の出力画像における上記付加画像の大きさが所定値以上となるように、上記配置形態受付手段が選択を受け付ける出力配置形態の種類を制限する制御手段とを備えることを特徴としている。
【0017】
上記の構成において、写真撮影プリント装置、撮影写真、編集手段、撮影手段、配置形態受付手段および付加画像選択受付手段、これらを備える編集手段、画像出力手段の各意義については請求項1と同一である。
【0018】
また、上記制御手段は、上記配置形態受付手段が選択を受け付ける出力配置形態の種類を制限することにより、上記付加画像選択受付手段が受け付けた付加画像の出力画像における大きさ(画素数)が所定値以上となるように制御する。
【0019】
上記の構成によれば、上記撮影手段によって撮影された画像に対して落書きなどの編集処理が行われる際に、上記付加画像選択受付手段は、利用者から上記撮影画像に付加される付加画像の選択を利用者から受け付ける。
【0020】
上記付加画像選択の受け付け結果に応じて、上記制御手段は、上記配置形態受付手段が選択を受け付けるときの選択肢、すなわち出力配置形態の種類を制限することによって、出力画像における上記付加画像の大きさ(画素数)が所定値以上となるように制御する。
【0021】
例えば、上記制御手段は、利用者が少数画素からなる付加画像を選択した場合には、プリント紙における1画像あたりの面積が比較的大きくなるような出力配置形態のみを選択可能とするように上記配置形態受付手段を制御する。この結果、選択された付加画像の大きさ(画素数)に応じた適切な出力配置形態のみが利用者に選択されることになる。
【0022】
これにより、編集時に少数画素からなる付加画像が選択された場合であっても、つぶれを生じずに付加画像を出力できる。
【0023】
請求項3に記載の写真撮影プリント装置は、上記の課題を解決するために、制球項1または2の構成において、上記編集手段は、利用者に対する画像表示を行う表示手段を備え、上記制御手段は、上記出力配置形態または上記付加画像を、上記制限状態で上記表示手段に表示させることを特徴としている。
【0024】
上記の構成において、表示手段としては、液晶表示装置,CRT,これらを用いたタッチパネルなど任意のディスプレイなどを採用することができる。
【0025】
上記の構成によれば、上記制御手段は、上記付加画像選択受付手段が受け付けた付加画像の出力画像における大きさ(画素数)が所定値以上となるように、上記出力配置形態または上記付加画像の選択肢を制限した状態で、これらを上記表示手段に表示させ、利用者に提示する。
【0026】
これにより、請求項1または2の作用効果に加えて、利用者に選択可能な出力状態や付加画像のみをわかりやすく提示して、利用者の確実な選択を促すことができる。
【0027】
請求項4に記載の写真撮影プリント装置制御方法は、上記の課題を解決するために、利用者の撮影を行う撮影段階と、上記撮影段階において撮影された画像に対して利用者による編集処理が行われる編集段階と、上記編集段階によって編集が行われた画像に基づいて、プリント紙に複数画像の出力を行う画像出力段階とを備えた写真撮影プリント装置制御方法において、上記編集段階は、利用者から上記複数画像の出力配置形態の選択を受け付ける配置形態受付段階と、利用者から上記撮影画像に付加される付加画像の選択を受け付ける付加画像選択受付段階とを備え、上記画像出力手段の出力画像における上記付加画像の大きさが所定値以上となるように、上記配置形態受付段階で受け付ける上記出力配置形態の選択、または、上記付加画像選択受付段階で受け付ける上記付加画像の選択を制限する制御を行うことを特徴としている。
【0028】
また、上記の構成において、編集段階は、撮影段階における撮影画像に、利用者による編集処理を施す段階であるが、少なくとも、利用者から上記複数画像の出力配置形態の選択を受け付ける配置形態受付段階と、利用者から上記撮影画像に付加される付加画像の選択を受け付ける付加画像選択受付段階とを備えている。これら配置形態受付段階や付加画像選択受付段階では、ボタン,タッチパネル,音声認識装置などの構成を通じて利用者の選択を受け付ける。
【0029】
上記の構成によれば、上記撮影段階において撮影された画像に対して落書きなどの編集処理が行われる際に、上記配置形態受付段階にて、プリント紙における複数画像の出力配置形態の選択を利用者から受け付け、上記付加画像選択受付段階にて、利用者から上記撮影画像に付加される付加画像の選択を受け付ける。なお、プリント紙に複数画像を出力する形態としては、同一の撮影画像を複数出力する形態や、同一の撮影画像に異なるパターンの編集を施し、各編集画像を出力する形態などが挙げられる。
【0030】
この際に、上記配置形態受付段階で受け付ける上記出力配置形態の選択、または、上記付加画像選択受付段階で受け付ける上記付加画像の選択を制限することにより、上記画像出力段階の出力画像における上記付加画像の大きさ(画素数)が所定値以上となるように制御される。
【0031】
例えば、利用者がプリント紙における1画像あたりの面積が小さくなるような出力配置形態を選択した場合には、比較的大きな(画素数の多い)付加画像のみを選択可能とするように上記付加画像選択受付段階での選択肢を制限する。
【0032】
これにより、プリント紙に複数画像の出力を行う場合にも、常に付加画像のつぶれのない画像出力を行うことができる。
【0033】
なお、上記写真撮影プリント装置制御方法を、写真プリント装置制御プログラムとしてコンピュータに実行させることができる。さらに、上記写真プリント装置制御プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶させることにより、任意のコンピュータ上で上記写真プリント装置制御方法を実行させることができる。
【0034】
また、本発明のプリント紙ユニットは、上記請求項1乃至3のいずれか1項に記載の写真プリント装置に用いられるプリント紙ユニットであって、画像が印刷されるプリント紙と、上記プリント紙に関する識別情報を記録する識別媒体とを備え、上記写真プリント装置に備えられた識別情報読取手段によって、上記識別媒体に記録されている識別情報が読み取られ、その内容が確認された上で上記プリント紙に画像が出力されることを特徴としている。
【0035】
上記の構成によれば、識別情報読取手段で読み取った識別情報に基づいて、装着されたプリント紙が、当該写真プリント装置において利用可能なものであるかを判定し、利用可能である場合にのみプリンタを動作させることが可能となる。すなわち、写真プリント装置において指定されているプリント紙以外は使用できないように設定することが可能となる。
【0036】
また、識別情報に用紙枚数情報を含ませることによって、プリント紙を使用するごとに用紙枚数をカウントダウンすることにより、残りの用紙枚数を把握することができる。よって、残りの用紙枚数が少なくなってきた際に、これを表示手段などによって警告するような構成としておけば、利用者の利用中に用紙切れを起こすというような不具合を回避することが可能となる。
【0037】
さらに、識別情報に用紙種類情報を含ませることによって、これらを考慮して画像データの色成分などを補正することにより、その用紙やインクフィルムに的確な画像出力を行うことが可能となる。
【0038】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態について図面に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0039】
図2は、本実施形態における写真プリント装置の外観を示している。なお、同図では、写真プリント装置内部の撮影空間を示すため、被写体である利用者の上部および両側に配備される遮蔽幕を省略している。
【0040】
本実施形態の写真プリント装置10では、本体装置11および背景部12が対向して配備されている。なお、本願では、本体装置11の側を「前側」、背景部12の側を「後側」とする。
【0041】
本体装置11は、図2に示すように、コイン投入口14、撮影装置15、編集表示パネル16(編集手段,配置形態受付手段,付加画像選択受付手段,表示手段)、およびタッチペン17(編集手段)が背面に配備され、プリント排出口19が側面に配備され、プリント出力装置18および制御装置20(編集手段,制御手段)が内部に配備されている。以下、本体装置11の各構成について説明する。
【0042】
コイン投入口14は、利用者13が写真プリント装置10の利用料金として所定のコインを所定枚数だけ投入するための投入口であり、本体装置11の背面の適所に配備される。このコイン投入口14に連通して、コイン処理部(図示せず)が本体装置11の内部に設けられている。
【0043】
コイン処理部は、所定のコインが投入されたか否かを判定する。所定のコインが投入されたと判定した場合には、制御装置20に通知し、投入されたコインを、コインを蓄積するコイン容器(図示せず)に送り出す。一方、所定のコイン以外のコインが投入されたと判定した場合には、投入されたコインをコイン排出口23に送り出す。
【0044】
なお、紙幣やコインを所定のコインに両替する両替機が写真プリント装置10の近くに存在しない場合には、新たに紙幣投入口を設けて、紙幣処理部を設けたり、釣銭処理部を設けたりすることが望ましい。
【0045】
撮影装置15(撮影手段)は、主に利用者13を被写体として写真撮影を行う装置であり、本体装置11の背面中央部に配備される。撮影装置15には、被写体を撮影する撮影カメラ24が配備されている。撮影カメラ24は、例えばレンズ群、絞り、CCD(Charge Coupled Device)撮像素子などを備えたデジタルカメラによって構成される。この撮影カメラ24は、全身撮影とクローズアップ撮影との両方に対応できるように、例えば使用するレンズ群および絞りを切り替えられるような構成となっている。
【0046】
また、撮影装置15の両側には、照明装置22・22が配備される。照明装置34・34は、撮影時にストロボランプなどの写真閃光灯として機能するとともに、通常時の照明として機能するものである。
【0047】
編集表示パネル16は、本体装置11の中央部であって、撮影装置15の下部に配備される。編集表示パネル16は、各種画像の表示および各種操作ボタンの表示を行うものである。編集表示パネル16は、例えば液晶表示素子などのフラットパネルディスプレイやCRTなどによって構成されるとともに、その表面にタッチパネルが設けられている。
【0048】
タッチペン17は、編集表示パネル16の近くに配備される。タッチペン17は、編集表示パネル16におけるタッチパネルを利用して、背景作成、落書きなどの画像描画や、表示されている各種編集ツール、操作ボタンなどの選択を行うための入力手段である。なお、複数の利用者が容易に編集を行うようにするために、タッチペン17を複数本配備したり、編集表示パネル16を複数個配備したりすることもできる。
【0049】
プリント出力装置18は、画像をプリント出力するものであり、本体装置11の内部に配備される。なお、プリント出力装置18の構成については後述する。プリント排出口19は、プリント出力装置18から出力されたプリントシールを本体装置11の外部に排出するものである。プリント排出口19は、本体装置11の両側の何れか一方または両方に配備される。
【0050】
制御装置20は、本体装置11および背景部12における各種構成の動作を統括的に制御するものであり、本体装置11の内部に配備される。なお、各種操作上のガイダンス音声や効果音などを出力するスピーカ21・21が本体装置11の背面の適所に配備される。
【0051】
図3は、制御装置20を中心とした写真プリント装置10の構成を示している。制御装置20は、写真プリント装置10内における上述した各種構成の動作を統括的に制御するものである。この制御装置20は、例えばPCベースのコンピュータによって構成される。そして、各種構成の動作制御は、制御プログラムをコンピュータに実行させることによって行なわれる。このプログラムは、例えばCD−ROMなどのリムーバブルメディアに記録されているものを読み出して使用する形態であってもよいし、ハードディスクなどにインストールされたものを読み出して使用する形態であってもよい。また、この制御装置20がインターネットなどの通信ネットワークに接続された構成とする場合、この通信ネットワークを介して上記プログラムをダウンロードしてハードディスクなどにインストールして実行する形態なども考えられる。
【0052】
制御装置20は、上記したハードディスクなどの不揮発性の記憶装置によって構成される記憶部31を備える。この記憶部31に記憶される内容としては、上記した制御プログラム、OS(Operating System)プログラム、およびその他各種プログラム、撮影装置15における動作設定値、撮影した画像および編集した画像の画像データなどが挙げられる。上記の撮影装置15における動作設定値としては、装置出荷時やメンテナンス時などに設定されるホワイトバランスの値、撮影画像の明暗などを調整する際の画像処理に関する各種パラメータ値などが挙げられる。
【0053】
コイン処理装置30は、前述のように、コイン投入口14から所定のコインが投入されたと判定すると、制御装置20に通知するものである。制御装置20は、コイン処理装置30からの通知を受け取ると、課金処理を行う。すなわち、制御装置20は、コイン処理装置30からの通知をカウントし、利用者13が投入した金額に応じて、利用者13に対する動作を制御する。
【0054】
プリント出力装置18は、IDタグリーダ/ライタ32およびプリンタ34を備える構成である。このプリント出力装置18に対して、写真プリントの出力媒体となるプリント紙35およびIDタグ(識別媒体)33がプリント紙ユニットとしてセットで納入されるようになっている。
【0055】
プリンタ34は、出力すべき画像データが制御装置20から送られてくると、その画像データに基づいてプリント紙35に印刷するものである。このプリンタ34としては、例えば昇華型プリンタが用いられる。なお、昇華型プリンタを用いる場合には、プリント紙35およびIDタグ33に加えて、昇華型用インクフィルムがセットとして納入されることになる。
【0056】
IDタグリーダ/ライタ32は、IDタグ33に記録されている各種識別情報を読み出して制御装置20に出力する。IDタグ33は、メモリ機能を有するICチップなどによって構成されるものである。上記識別情報としては、固有ID、用紙枚数、用紙種類、および、インク固有の色情報(インクフィルムがセットとなっている場合)などが挙げられる。
【0057】
制御装置20は、IDタグリーダ/ライタ32で読み取った識別情報に基づいて、装着されたプリント紙35およびインクフィルムが、当該写真プリント装置10において利用可能なものであるかを判定し、利用可能である場合にのみプリンタ34を動作可能とする。すなわち、写真プリント装置10において指定されているプリント紙35およびインクフィルム以外は使用できないように設定されていることになる。
【0058】
また、IDタグ33に記録されている用紙枚数情報に基づいて、プリント紙の使用ごとに用紙枚数をカウントダウンしていくことによって、残りの用紙枚数を把握することが可能となる。よって、残りの用紙枚数が少なくなってきた際に、これを表示手段などによって警告するような構成としておけば、利用者13の利用中に用紙切れを起こすというような不具合を回避することが可能となる。
【0059】
なお、用紙枚数をカウントダウンする際には、IDタグ33に記録されている用紙枚数情報も書き換えることが望ましい。これにより、用紙を使い切った場合には、IDタグ33に記録されている用紙枚数情報も0となり、このIDタグ33を無効にすることが可能となる。
【0060】
また、IDタグ33に記録されている用紙種類情報や、インク固有の色情報を読み出すことによって、これらを考慮して画像データの色成分などを補正することにより、そのプリント紙35やインクフィルムに的確な画像出力を行うことが可能となる。
【0061】
IDタグ33としては、無線(ワイヤレス)によりデータ通信を行うことが可能な非接触型IDタグと、端子が設けられた接触型IDタグとがあり、IDタグリーダ/ライタ32としては、これらの何れか一方あるいは両方に対応したものとなる。
【0062】
なお、上記の例では、利用可能なプリント紙35であるか否かを確認するために、IDタグ33を利用しているが、これに限定されるものではなく、例えば、プリント紙35およびインクフィルムを梱包する梱包材などにプリントされているバーコードなどを利用する構成としてもよい。しかしながら、バーコードを用いる場合には、含めることのできる情報量が少ないことや、例えば用紙枚数のカウントダウンによる情報の書き換えができない、などの問題がある。
【0063】
なお、上記のプリント紙35としては、通常の紙状媒体である紙状シートであってもよいし、粘着シートおよび該粘着シールの粘着面に貼り付けられている剥離シートからなるシールシートであってもよい。
【0064】
上記構成の写真プリント装置10において、利用者13による撮影から編集、出力に至るプレイ動作について、図1に基づいて説明する。まず、利用者13がコイン投入口14から代金としてコインを投入するまで待機する(ステップS1。以下、単に「S1」と記載する。他のステップについても同様である。)。コインが投入されると、コイン処理装置30から制御装置20にコインの投入が通知されることにより課金処理が行なわれる。課金処理が正常に完了したことが確認されると、プレイ動作が開始され、以下の処理が行なわれる。
【0065】
まず、編集表示パネル16およびタッチペン17を通じて、利用者から上記複数画像の印刷画像サイズ(出力配置形態)の選択を受け付ける(S2)。この選択受け付けは、例えば図4に示す画面を編集表示パネル16に表示させ、利用者からのタッチペン17を用いた入力を受け付けることによって実現される。図4に示されるように、プリント紙の大きさは一定であるからその領域分割数(分割形態)を選択することにより印刷画像サイズを決定することができる。
【0066】
次に、制御装置20は、利用者が選択した出力配置形態では、印刷画像サイズを大・中・小と3段階に分類した場合の小であるか(Yes)否か(No)を確認する(S3)。制御装置20は、確認の結果が、Yesの場合は印刷画像フラグをONに設定する一方、Noの場合は印刷画像フラグをOFFに設定する。
【0067】
次に、利用者13は、編集表示パネル16に表示される撮影画像を見ながら、所望のポーズをとり、所望のタイミングで「撮影開始ボタン」を押して撮影を行う(S4)。
【0068】
撮影終了後、制御装置20は、S3で設定した印刷画像フラグがONであるか否かを判定する(S5)。制御装置20は、確認の結果が、Yesの場合はS6に進む一方、Noの場合はS7に進む。
【0069】
S6では、制御装置20は、利用者が選択できるスタンプ画像の大きさ(画面表示設定)として、大・中・小の3段階のうち、十分に大きな(画素数の多い)段階として大・中を選択し(小の選択肢を制限し)、例えば図5に示す画面を編集表示パネル16に表示させる。一方、S7では、制御装置20は、利用者が選択できるスタンプ画像の大きさ(画面表示設定)として、大・中・小の全段階を選択し、例えば図6に示す画面を編集表示パネル16に表示させる。
【0070】
上記S3〜S6・S7における制御装置20の動作は、プリンタ34の出力画像におけるスタンプ画像の大きさが所定値(例えば15画素)以上となるように、選択を受け付ける付加画像の種類を制限していることに相当する。例えば、制御装置20は、記憶部31にあらかじめ記憶されている次のような判定テーブルを参照することにより、このような制限を行うことができる。
【0071】
【表1】
【0072】
上記判定テーブルにおいて、○印は制限を受けることなく、選択肢として利用者に提示する大きさ(画素数)レベルのスタンプ画像を意味し、×印はプリンタ34の出力画像におけるスタンプ画像の大きさ(画素数)が所定値未満となるため、制御装置20の制限によって利用者が選択できない大きさ(画素数)レベルのスタンプ画像を意味している。なお、○印の隣接括弧内数値は、当該スタンプ画像をプリンタ34で出力した場合、出力画像の画素数がいくらになるかを換算した値である。
【0073】
上記判定テーブルによれば、利用者がプリント紙における1画像あたりの面積が小さくなるような分割形態(出力配置形態)を選択した場合には、比較的大きな(画素数の多い)スタンプ画像のみが選択可能となっており、これにより、プリント紙において各コマ画像が小さくなるような分割形態(出力配置形態)が選択された場合であっても、つぶれを生じずにスタンプ画像をプリントすることができる。
【0074】
その後、利用者は、撮影装置15が撮影した撮影画像に対して、落書き処理を行う(S8)。この落書き処理時に、利用者は、編集表示パネル16をタッチペン17で押圧して、画面上にスタンプ画像の選択・付加や自由線の記入を行う。
【0075】
なお、利用者は、スタンプ画像を画面に付加する場合には、以下、図7を用いて説明するような付加形態を採用することも好ましい。
【0076】
まず、利用者は、編集表示パネル16に表示された多種のスタンプボタンのいずれかを押圧することにより、所望のスタンプ画像を選択する。ここでは、星形状のスタンプ画像を選択する。その後、利用者は、編集表示パネル16をタッチペン17で押圧することにより、スタンプ画像の付加位置を指定すると同時に、タッチペン17を押圧したまま編集表示パネル16上を移動させる。この動作に応じて、画面上に位置指定された星形状のスタンプ画像の大きさが図7の画面例に示したように段階的に、あるいは無段階の連続状に変化する。例えば、タッチペン17を、指定した位置から画面上で遠ざけるように移動させると、スタンプ画像の画面表示が大きくなり、タッチペン17を指定した位置に画面上で近づけるように移動させるとスタンプ画像の画面表示が小さくなるようにする。ただし、画面上におけるスタンプ画像大きさの変化範囲は、前記判定テーブルに基づいて、プリンタ34の出力画像におけるスタンプ画像の大きさ(画素数)が所定値以上となる範囲に限定される。
【0077】
これにより、スタンプの選択種類が少なくなり、利用者は選択しやすくなると共に、画面上のスタンプの領域が小さくなるため、編集画像を大きく表示させることができる。
【0078】
図1に戻って、落書きが終了すれば、プリンタ67により、S8で編集処理された編集画像が指定された分割形態(出力配置形態)で複数印刷される(S9)。このとき、利用者13は、本体装置11の側面に形成されたプリント排出口19近くで、印刷されたプリント紙68が排出されるまで待機する(S10)。
【0079】
以上、図1を用いて、写真プリント装置10におけるプレイ動作について説明したが、本発明の実施フローは、図1に示したフロー順に限定されるものではなく、印刷画像サイズ選択フローを落書き処理フロー後に設定してもよい。この場合には、制御装置20は、選択された印刷画像サイズに基づいて選択可能なスタンプ画像の種類を制限するのではなく、前記判定テーブルに基づいて、プリンタ34の出力画像におけるスタンプ画像の大きさ(画素数)が所定値以上となるように、選択を受け付ける分割形態,印刷画像サイズ(いずれも出力配置形態)を制限すればよい。
【0080】
以上、本発明に係る写真プリント装置10の動作に基づいて本発明の内容を説明したが、とりわけ制御装置20の動作に基づいて、本発明を写真撮影プリント装置制御方法として表現すれば、利用者の撮影を行う撮影段階と、上記撮影段階において撮影された画像に対して利用者による編集処理が行われる編集段階と、上記編集段階によって編集が行われた画像に基づいて、プリント紙に複数画像の出力を行う画像出力段階とを備えた写真撮影プリント装置制御方法において、上記編集段階は、利用者から上記複数画像の出力配置形態の選択を受け付ける配置形態受付段階と、利用者から上記撮影画像に付加される付加画像の選択を受け付ける付加画像選択受付段階とを備え、上記画像出力手段の出力画像における上記付加画像の大きさが所定値以上となるように、上記配置形態受付段階で受け付ける上記出力配置形態の選択、または、上記付加画像選択受付段階で受け付ける上記付加画像の選択を制限する制御を行うものとしてあらわせる。
【0081】
【発明の効果】
請求項1に記載の写真撮影プリント装置は、以上のように、利用者の撮影を行う撮影手段と、上記撮影手段によって撮影された画像に対して利用者による編集処理が行われる編集手段と、上記編集手段によって編集が行われた画像に基づいて、プリント紙に複数画像の出力を行う画像出力手段とを備えた写真撮影プリント装置において、上記編集手段は、利用者から上記複数画像の出力配置形態の選択を受け付ける配置形態受付手段と、利用者から上記撮影画像に付加される付加画像の選択を受け付ける付加画像選択受付手段と、上記画像出力手段の出力画像における上記付加画像の大きさが所定値以上となるように、上記付加画像選択受付手段が選択を受け付ける付加画像の種類を制限する制御手段とを備える構成である。
【0082】
それゆえ、上記制御手段は、上記付加画像選択受付手段が利用者から上記撮影画像に付加される付加画像の選択を受け付けるときの選択肢、すなわち付加画像の種類を制限することによって、出力画像における上記付加画像の大きさ(画素数)が所定値以上となるように制御する。
【0083】
これにより、プリント紙において各コマ画像が小さくなるように出力配置形態が選択された場合であっても、つぶれを生じずに付加画像を出力できるという効果を奏する。
【0084】
請求項2に記載の写真撮影プリント装置は、以上のように、利用者の撮影を行う撮影手段と、上記撮影手段によって撮影された画像に対して利用者による編集処理が行われる編集手段と、上記編集手段によって編集が行われた画像に基づいて、プリント紙に複数画像の出力を行う画像出力手段とを備えた写真撮影プリント装置において、上記編集手段は、利用者から上記複数画像の出力配置形態の選択を受け付ける配置形態受付手段と、利用者から上記撮影画像に付加される付加画像の選択を受け付ける付加画像選択受付手段と、上記画像出力手段の出力画像における上記付加画像の大きさが所定値以上となるように、上記配置形態受付手段が選択を受け付ける出力配置形態の種類を制限する制御手段とを備える構成である。
【0085】
それゆえ、上記制御手段は、上記配置形態受付手段が選択を受け付けるときの選択肢、すなわち出力配置形態の種類を制限することによって、出力画像における上記付加画像の大きさ(画素数)が所定値以上となるように制御する。
【0086】
これにより、編集時に少数画素からなる付加画像が選択された場合であっても、つぶれを生じずに付加画像を出力できるという効果を奏する。
【0087】
請求項3に記載の写真撮影プリント装置は、以上のように、制球項1または2の構成において、上記編集手段は、利用者に対する画像表示を行う表示手段を備え、上記制御手段は、上記出力配置形態または上記付加画像を、上記制限状態で上記表示手段に表示させる構成である。
【0088】
それゆえ、上記制御手段は、上記付加画像選択受付手段が受け付けた付加画像の出力画像における大きさ(画素数)が所定値以上となるように、上記出力配置形態または上記付加画像の選択肢を制限した状態で、これらを上記表示手段に表示させ、利用者に提示する。
【0089】
これにより、請求項1または2の作用効果に加えて、利用者に選択可能な出力状態や付加画像のみをわかりやすく提示して、利用者の確実な選択を促すことができるという効果を奏する。
【0090】
請求項4に記載の写真撮影プリント装置制御方法は、以上のように、利用者の撮影を行う撮影段階と、上記撮影段階において撮影された画像に対して利用者による編集処理が行われる編集段階と、上記編集段階によって編集が行われた画像に基づいて、プリント紙に複数画像の出力を行う画像出力段階とを備えた写真撮影プリント装置制御方法において、上記編集段階は、利用者から上記複数画像の出力配置形態の選択を受け付ける配置形態受付段階と、利用者から上記撮影画像に付加される付加画像の選択を受け付ける付加画像選択受付段階とを備え、上記画像出力手段の出力画像における上記付加画像の大きさが所定値以上となるように、上記配置形態受付段階で受け付ける上記出力配置形態の選択、または、上記付加画像選択受付段階で受け付ける上記付加画像の選択を制限する制御を行う構成である。
【0091】
これにより、プリント紙に複数画像の出力を行う場合にも、常に付加画像のつぶれのない画像出力を行うことができるという効果を奏する。
【0092】
なお、上記写真撮影プリント装置制御方法を、写真プリント装置制御プログラムとしてコンピュータに実行させることができる。さらに、上記写真プリント装置制御プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶させることにより、任意のコンピュータ上で上記写真プリント装置制御方法を実行させることができる。
【0093】
また、本発明のプリント紙ユニットは、上記請求項1乃至3のいずれか1項に記載の写真プリント装置に用いられるプリント紙ユニットであって、画像が印刷されるプリント紙と、上記プリント紙に関する識別情報を記録する識別媒体とを備え、上記写真プリント装置に備えられた識別情報読取手段によって、上記識別媒体に記録されている識別情報が読み取られ、その内容が確認された上で上記プリント紙に画像が出力される構成である。
【0094】
これにより、写真プリント装置において指定されているプリント紙以外は使用できないように設定することが可能となるという効果を奏する。また、識別情報に用紙枚数情報を含ませることによって、プリント紙を使用するごとに用紙枚数をカウントダウンすることにより、残りの用紙枚数を把握することができるという効果を併せて奏する。さらに、識別情報に用紙種類情報を含ませることによって、これらを考慮して画像データの色成分などを補正することにより、その用紙やインクフィルムに的確な画像出力を行うことが可能となるという効果を併せて奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る写真プリント装置のプレイ動作例を示すフローチャートである。
【図2】(a)は上記写真プリント装置の上面方向からの外観図であり、(b)は上記写真プリント装置の側面方向からの外観図である。
【図3】上記写真プリント装置の内部構成を示すブロック図である。
【図4】プリント紙の領域分割数を選択するときの表示画面例をあらわす図である。
【図5】スタンプ画像を含む表示画面の一例をあらわす図である。
【図6】スタンプ画像を含む表示画面の更なる例をあらわす図である。
【図7】スタンプ画像の付加形態を説明する画面図である。
【符号の説明】
10 写真プリント装置
11 本体装置
13 利用者
15 撮影装置(撮影手段)
16 編集表示パネル
(編集手段,配置形態受付手段,付加画像選択受付手段,表示手段)
17 タッチペン(編集手段)
18 プリント出力装置(画像出力手段)
20 制御装置(編集手段,制御手段)
32 IDタグリーダ/ライタ(識別情報読取手段)
33 IDタグ(識別媒体)
34 プリンタ(画像出力手段)
35 プリント紙
Claims (7)
- 利用者の撮影を行う撮影手段と、上記撮影手段によって撮影された画像に対して利用者による編集処理が行われる編集手段と、上記編集手段によって編集が行われた画像に基づいて、プリント紙に複数画像の出力を行う画像出力手段とを備えた写真撮影プリント装置において、
上記編集手段は、
利用者から上記複数画像の出力配置形態の選択を受け付ける配置形態受付手段と、
利用者から上記撮影画像に付加される付加画像の選択を受け付ける付加画像選択受付手段と、
上記画像出力手段の出力画像における上記付加画像の大きさが所定値以上となるように、上記付加画像選択受付手段が選択を受け付ける付加画像の種類を制限する制御手段とを備えることを特徴とする写真撮影プリント装置。 - 利用者の撮影を行う撮影手段と、上記撮影手段によって撮影された画像に対して利用者による編集処理が行われる編集手段と、上記編集手段によって編集が行われた画像に基づいて、プリント紙に複数画像の出力を行う画像出力手段とを備えた写真撮影プリント装置において、
上記編集手段は、
利用者から上記複数画像の出力配置形態の選択を受け付ける配置形態受付手段と、
利用者から上記撮影画像に付加される付加画像の選択を受け付ける付加画像選択受付手段と、
上記画像出力手段の出力画像における上記付加画像の大きさが所定値以上となるように、上記配置形態受付手段が選択を受け付ける出力配置形態の種類を制限する制御手段とを備えることを特徴とする写真撮影プリント装置。 - 上記編集手段は、利用者に対する画像表示を行う表示手段を備え、
上記制御手段は、上記出力配置形態または上記付加画像を、上記制限状態で上記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の写真撮影プリント装置。 - 利用者の撮影を行う撮影段階と、上記撮影段階において撮影された画像に対して利用者による編集処理が行われる編集段階と、上記編集段階によって編集が行われた画像に基づいて、プリント紙に複数画像の出力を行う画像出力段階とを備えた写真撮影プリント装置制御方法において、
上記編集段階は、
利用者から上記複数画像の出力配置形態の選択を受け付ける配置形態受付段階と、
利用者から上記撮影画像に付加される付加画像の選択を受け付ける付加画像選択受付段階とを備え、
上記画像出力手段の出力画像における上記付加画像の大きさが所定値以上となるように、
上記配置形態受付段階で受け付ける上記出力配置形態の選択、または、上記付加画像選択受付段階で受け付ける上記付加画像の選択を制限する制御を行うことを特徴とする写真撮影プリント装置制御方法。 - 請求項4に記載の写真プリント装置制御方法をコンピュータに実行させるための写真プリント装置制御プログラム。
- 請求項5に記載の写真プリント装置制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の写真プリント装置に用いられるプリント紙ユニットであって、
画像が印刷されるプリント紙と、上記プリント紙に関する識別情報を記録する識別媒体とを備え、
上記写真プリント装置に備えられた識別情報読取手段によって、上記識別媒体に記録されている識別情報が読み取られ、その内容が確認された上で上記プリント紙に画像が出力されることを特徴とするプリント紙ユニット。
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