JP4114380B2 - 写真プリント装置制御方法、写真プリント装置制御プログラム、写真プリント装置制御プログラムを記録した記録媒体、写真プリント装置、ならびにプリント紙ユニット - Google Patents

写真プリント装置制御方法、写真プリント装置制御プログラム、写真プリント装置制御プログラムを記録した記録媒体、写真プリント装置、ならびにプリント紙ユニット Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、利用者の写真撮影を行うとともに、その写真を背景画像や落書き画像などと合成した上で写真プリントとして出力する写真プリント装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばゲームセンターなどの娯楽施設において、利用者の写真撮影を行うとともに、その写真を背景画像などと合成した上でシールプリントとして出力する写真シール自動販売機が設置されており、人気を博している。この写真シール自動販売機において、写真撮影が行われた後に、表示画面上に表示させた撮影画像に対してタッチペンなどのポインティングデバイスによって画像編集を行うことが可能となっている機種が普及している。この画像編集機能によって、利用者は撮影画像に対して、例えば背景の色や模様を変更したり、文字やイラストなどを書き込んだりすることが可能となり、出力するシールプリントの娯楽性を高めることができる。
【0003】
上記のような画像編集機能を有するに写真シール自動販売機において、初期の装置では、利用者の撮影を1枚だけ行い、この1枚の撮影画像に対して落書きなどの画像編集を行って出力するようになっていた。その後、装置が改良され、利用者の撮影を複数枚行うことが可能となり、また撮影された複数枚の画像の中から、利用者によって選択された複数枚の画像に対して画像編集を行って出力することが可能な写真シール自動販売機も登場してきている。
【0004】
このような装置においては、撮影時間および編集時間に制限を設けている場合が多い。具体的に説明すると、まず、撮影処理においては、撮影処理を行うことが可能な撮影制限時間が設定されており、この撮影制限時間内では、何枚でも撮影を行うことが可能となっている。また、編集処理においても、編集処理を行うことが可能な編集制限時間が設定されており、利用者はこの編集制限時間内で自由に編集処理を行うことが可能となっている。このように、撮影処理および編集処理に対して制限時間を設けることによって、1組の利用者による装置の占有時間を制限することが可能となり、利用者の回転率をある一定レベルに保つことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような写真シール自動販売機において、利用者の中には、面白い写真シールを作ることを目的として、いろいろなポーズを工夫して撮影を行ったり、非常に凝った落書きを行ったりする人が存在する。しかしながら、上記のように、撮影時間および編集時間には制限時間が設定されているので、利用者によっては、制限時間が短すぎると感じていることも予想されるが、現状では、このような利用者を満足させるような装置は存在していない。
【0006】
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、利用者の写真撮影を行うとともに、その写真を背景画像や落書き画像などと合成した上で写真プリントとして出力する写真プリント装置において、利用者が満足いくまで撮影処理や編集処理を行うことが可能な写真プリント装置制御方法、写真プリント装置などを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明に係る写真プリント装置制御方法は、被写体の撮影を行う撮影手段と、上記撮影手段によって撮影された画像に基づいて、プリント紙に対して画像の出力を行う画像出力手段とを備えた写真プリント装置制御方法において、利用者から所定の基本料金を徴収することによって、上記撮影手段による撮影処理、および、上記画像出力手段によるプリント出力処理を行うとともに、利用者から所定の追加料金を徴収することによって、上記撮影処理を行うことが可能な撮影制限時間を延長することを特徴としている。
【0008】
上記の方法が適用される装置は、被写体の写真撮影を行うとともに、その写真を写真プリントとして出力する写真プリント装置である。このような写真プリント装置では、利用者から基本料金を徴収すると、所定の撮影制限時間内で撮影処理を行い、その後画像出力手段から写真プリントが出力されることになる。
【0009】
ここで、上記の撮影処理において、撮影制限時間内で何枚でも撮影を行うことが可能となっている場合、利用者によっては、面白い写真プリントを作ることを目的として、いろいろなポーズを工夫して撮影を行ったり、納得のいく写真が撮れるまで何回も撮影を行ったりすることがある。このような場合、利用者が満足する撮影ができていない状態で撮影制限時間が終了してしまうことも考えられ、利用者に不満感を持たせてしまう場合もあった。
【0010】
これに対して、上記の方法によれば、利用者は追加料金を支払うことによって、撮影制限時間を延長することが可能となっているので、利用者は満足いくまで撮影処理を行うことが可能となる。よって、利用者に対して、不満のない写真がプリントされた写真プリントを提供することが可能となる。
【0011】
また、本発明に係る写真プリント装置制御方法は、上記の方法において、上記利用者による上記撮影制限時間の延長指示が、撮影制限時間内での撮影処理の最中に行われる方法としてもよい。
【0012】
上記の方法によれば、利用者が撮影制限時間内で撮影処理を行っている最中に、撮影制限時間の延長指示を行うことが可能となる。したがって、利用者がなかなか納得のいく写真を撮ることができない場合に、撮影制限時間の残りが少なくなってきた際に追加料金を支払うことによって、撮影制限時間を延ばすことが可能となる。すなわち、利用者が、撮影制限時間を延長したいと思ったその時点で撮影制限時間の延長指示を行うことが可能となる。
【0013】
また、本発明に係る写真プリント装置制御方法は、上記の方法において、上記撮影制限時間の残りが所定の時間以下となった場合に、上記写真プリント装置が備える表示手段、および/または、上記写真プリント装置が備える音声出力手段によって、利用者に対して警告を発する方法としてもよい。
【0014】
上記の方法によれば、利用者が撮影処理を行っている際に、撮影制限時間が残り少なくなってきた時に、表示手段および/または音声出力手段によって、残り時間が少なくなってきていることを利用者に警告することができる。よって、例えば利用者が撮影処理に夢中になっていて、撮影制限時間が残り少なくなってきていることに気づかずに、撮影に満足していない状態で撮影制限時間がオーバーしてしまうような事態を抑制することができる。
【0015】
また、本発明に係る写真プリント装置制御方法は、被写体の撮影を行う撮影手段と、上記撮影手段によって撮影された画像に対して利用者による編集処理が行われる編集手段と、上記編集手段によって編集が行われた画像に基づいて、プリント紙に対して画像の出力を行う画像出力手段とを備えた写真プリント装置制御方法において、利用者から所定の基本料金を徴収することによって、上記撮影手段による撮影処理、上記編集手段による編集処理、および、上記画像出力手段によるプリント出力処理を行うとともに、利用者から所定の追加料金を徴収することによって、上記編集処理を行うことが可能な編集制限時間を延長することを特徴としている。
【0016】
上記の方法が適用される装置は、被写体の写真撮影を行うとともに、撮影された画像に対して、落書きなどの編集処理が行われた後に、この画像を写真プリントとして出力する写真プリント装置である。このような写真プリント装置では、利用者から基本料金を徴収すると、撮影処理が行われた後に、所定の編集制限時間内で編集処理を行い、その後画像出力手段から写真プリントが出力されることになる。
【0017】
ここで、上記の編集処理は、編集制限時間内で行われることになるが、利用者によっては、面白い写真プリントを作ることを目的として、非常に凝った落書きを行ったりすることがある。このような場合、利用者が満足する編集ができていない状態で編集制限時間が終了してしまうことも考えられ、利用者に不満感を持たせてしまう場合もあった。
【0018】
これに対して、上記の方法によれば、利用者は追加料金を支払うことによって、編集制限時間を延長することが可能となっているので、利用者は満足いくまで編集処理を行うことが可能となる。よって、利用者に対して、不満のない編集が施された写真プリントを提供することが可能となる。
【0019】
また、本発明に係る写真プリント装置制御方法は、上記の方法において、上記利用者による上記編集制限時間の延長指示が、編集制限時間内での編集処理の最中に行われる方法としてもよい。
【0020】
上記の方法によれば、利用者が編集制限時間内で編集処理を行っている最中に、編集制限時間の延長指示を行うことが可能となる。したがって、利用者がなかなか納得のいく落書きやデザインを作ることができない場合に、編集制限時間の残りが少なくなってきた際に追加料金を支払うことによって、編集制限時間を延ばすことが可能となる。すなわち、利用者が、編集制限時間を延長したいと思ったその時点で編集制限時間の延長指示を行うことが可能となる。
【0021】
また、本発明に係る写真プリント装置制御方法は、上記の方法において、上記編集制限時間の残りが所定の時間以下となった場合に、上記写真プリント装置が備える表示手段、および/または、上記写真プリント装置が備える音声出力手段によって、利用者に対して警告を発する方法としてもよい。
【0022】
上記の方法によれば、利用者が編集処理を行っている際に、編集制限時間が残り少なくなってきた時に、表示手段および/または音声出力手段によって、残り時間が少なくなってきていることを利用者に警告することができる。よって、例えば利用者が編集処理に夢中になっていて、編集制限時間が残り少なくなってきていることに気づかずに、編集に満足していない状態で編集制限時間がオーバーしてしまうような事態を抑制することができる。
【0023】
また、本発明に係る写真プリント装置制御プログラムは、上記本発明に係る写真プリント装置制御方法をコンピュータに実行させることを特徴としている。
【0024】
上記プログラムをコンピュータシステムにロードすることによって、上記写真プリント装置制御方法を実現することが可能となる。
【0025】
また、本発明に係る写真プリント装置制御プログラムを記録した記録媒体は、上記本発明に係る写真プリント装置制御方法をコンピュータに実行させる写真プリント装置制御プログラムを記録していることを特徴としている。
【0026】
上記記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムにロードすることによって、上記写真プリント装置制御方法を実現することが可能となる。
【0027】
また、本発明に係る写真プリント装置は、被写体の撮影を行う撮影手段と、上記撮影手段によって撮影された画像に対して利用者による編集処理が行われる編集手段と、上記編集手段によって編集が行われた画像に基づいて、プリント紙に対して画像の出力を行う画像出力手段と、利用者から代金を徴収する処理を行う課金処理手段と、上記撮影手段、上記編集手段、および上記課金処理手段の動作を制御する制御手段とを備え、上記制御手段が、上記本発明に係る写真プリント装置制御方法を行うことを特徴としている。
【0028】
上記の構成による写真プリント装置は、利用者から料金を徴収すると、被写体の写真撮影を行うとともに、撮影された画像に対して、落書きなどの編集処理が行われた後に、この画像を写真プリントとして出力する写真プリント装置である。このような写真プリント装置では、所定の撮影制限時間内および所定の編集制限時間内で撮影処理および編集処理を行い、その後画像出力手段から写真プリントが出力されることになる。
【0029】
ここで、利用者によっては、面白い写真プリントを作ることを目的として、撮影処理や編集処理に時間をかけたいと思う場合がある。このような場合、利用者が満足していない状態で撮影制限時間や編集制限時間が終了してしまうことも考えられ、利用者に不満感を持たせてしまう場合もあった。
【0030】
これに対して、上記の方法によれば、利用者は追加料金を支払うことによって、撮影制限時間および/または編集制限時間を延長することが可能となっているので、利用者は満足いくまで撮影処理および/または編集処理を行うことが可能となる。よって、利用者に対して、不満のない写真プリントを提供することが可能となる。
【0031】
また、本発明に係るプリント紙ユニットは、画像が印刷されるプリント紙と、上記プリント紙に関する識別情報を記録する識別媒体とを備え、上記本発明に係る写真プリント装置に備えられた識別情報読み取り手段によって、上記識別媒体に記録されている識別情報が読み取られ、その内容が確認された上で上記プリント紙に画像が出力されることを特徴としている。
【0032】
上記の構成によれば、識別情報読み取り手段で読みとった識別情報に基づいて、装着されたプリント紙が、当該写真プリント装置において利用可能なものであるかを判定し、利用可能である場合にのみプリンタを動作可能とすることが可能となる。すなわち、写真プリント装置において指定されているプリント紙以外は使用できないように設定することが可能となる。
【0033】
また、識別情報に用紙枚数情報を含ませることによって、プリント紙を使用するごとに用紙枚数をカウントダウンすることにより、残りの用紙枚数を把握することが可能となる。よって、残りの用紙枚数が少なくなってきた際に、これを表示手段などによって警告するような構成としておけば、利用者の利用中に用紙切れを起こすというような不具合を回避することが可能となる。
【0034】
また、識別情報に用紙種類情報を含ませることによって、これらを考慮して画像データの色成分などを補正することにより、その用紙やインクフィルムに的確な画像出力を行うことが可能となる。
【0035】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態について図1ないし図8に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0036】
図2は、本実施形態に係る写真プリント装置1の外観を示している。この写真プリント装置1は、利用者の写真を撮影する機能と、撮影した写真に対して落書きなどの編集を利用者に行わせる機能とを有している。以下に、この写真プリント装置1の各構成について詳細に説明する。
【0037】
図2に示すように、写真プリント装置1は、撮影部(撮影手段)2、表示パネル(表示手段)3、タッチペン4、照明装置5、コイン投入口6、コイン返却口7、プリント排出口8、およびスピーカ(音声出力手段)9を備えた構成となっている。
【0038】
撮影部2は、内部に撮影カメラが設けられており、利用者の撮影を行う際に機能する部分である。撮影カメラは、例えばレンズ群、絞り、CCD(Charge Coupled Device)撮像素子などを備えたデジタルカメラによって構成される。この撮影カメラは、全身撮影とアップ撮影との両方に対応できるように、例えば使用するレンズ群および絞りを切り替えられるような構成となっていてもよい。
【0039】
表示パネル3は、写真プリント装置1が動作する上で、利用者に対して各種メッセージや画像などを表示するための表示手段である。具体的には、この表示パネル3には、オープニング画面の表示、課金処理指示画面の表示、撮影処理における各種操作内容の表示、撮影時の撮影画面の表示、落書きなどの編集処理時における編集対象の画像の表示および各種編集ツールの表示などが行われる。
【0040】
この表示パネル3は、例えば液晶表示素子などのフラットパネルディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)などによって構成されるとともに、その表面にタッチパネルが設けられている。そして、表示パネル3の近傍(図2の例では表示パネル3の下部)に、タッチペン4が備えられている。利用者は、このタッチペン4を表示パネル3におけるタッチパネルに接触させることによって、処理の進行に応じて表示されるボタンを選択したり、落書きなどの画像描画を行ったりすることが可能となる。
【0041】
照明装置5…は、撮影時にフラッシュとして機能するとともに、通常時の照明として機能するものである。この照明装置5の内部には、例えばフラッシュ時に発光するストロボ照明部、および通常時の照明として発光する蛍光灯などが備えられている。
【0042】
コイン投入口6は、利用者がプレイ料金として所定金額のコインを投入するための投入口である。また、コイン返却口7は、釣り銭が生じた場合や、コインが投入された後でリセットされた場合に、コインを利用者に対して返却するための返却口である。また、図示はしていないが、コイン投入口6には課金処理部が設けられており、所定料金が投入されたか否かのチェック処理や釣り銭処理などが行われる。また、図示はしていないが、利用者から徴収したコインを蓄積するコイン容器が、写真プリント装置1を構成する筐体の内部に設けられている。
【0043】
プリント排出口8は、利用者が撮影作業および編集作業を終了した後に、プリントされた写真プリントが排出される箇所である。このプリント排出口8は、上記筐体の側面に配置されており、編集作業を終了した利用者は、このプリント排出口8の近傍に移動して写真プリントを取り出すことになる。
スピーカ9は、利用者に対して各種操作上のガイダンス音声や効果音などを出力するための拡声装置である。
【0044】
なお、図示はしていないが、写真プリント装置1には、利用者が撮影を行うための空間の周囲を囲うように、遮光性を有するビニールシートなどから構成される周囲幕が設けられている。この周囲幕によって、撮影時に外部からの光が撮影領域に入ってくることを防止することが可能となり、より良好な撮影を行うことが可能となる。
【0045】
次に、上記写真プリント装置1の構成について、図3に示すブロック図を参照しながら説明する。同図に示すように、写真プリント装置1は、前記した撮影部2、表示パネル3、タッチペン4、および照明装置5に加えて、制御装置(制御手段)11、記憶装置12、課金処理部13、IDタグリーダ/ライタ(識別情報読み取り手段)14、およびプリンタ(画像出力手段)15を備えている。
【0046】
制御装置11は、写真プリント装置1内における上述した各種構成の動作を統括的に制御するものである。この制御装置11は、例えばPCベースのコンピュータによって構成される。そして、各種構成の動作制御は、制御プログラムをコンピュータに実行させることによって行われる。このプログラムは、例えばCD−ROMなどのリムーバブルメディアに記録されているものを読み出して使用する形態であってもよいし、ハードディスクなどにインストールされたものを読み出して使用する形態であってもよい。また、この制御装置11がインターネットなどの通信ネットワークに接続された構成とする場合、この通信ネットワークを介して上記プログラムをダウンロードしてハードディスクなどにインストールして実行する形態なども考えられる。
【0047】
記憶装置12は、上記したハードディスクなどの不揮発性の記憶装置によって構成されるものである。この記憶装置12に記憶される内容としては、上記した制御プログラム、OS(Operating System)プログラム、およびその他各種プログラム、撮影カメラにおける動作設定値、撮影した画像および編集した画像の画像データなどが挙げられる。上記の撮影カメラにおける動作設定値としては、装置出荷時やメンテナンス時などに設定されるホワイトバランスの値、撮影画像の明暗などを調整する際の画像処理に関する各種パラメータ値などが挙げられる。
【0048】
課金処理部13は、利用者から徴収する課金に関する処理を行うブロックである。課金処理部13による課金状況に応じて、制御装置13が該当利用者に対する動作を制御する。
【0049】
照明装置5は、図2に示す照明装置5…に相当するものであり、撮影時にフラッシュとして機能するとともに、通常時の照明としても機能するものである。制御装置11は、照明装置5に対して、撮影の瞬間にフラッシュ照明を行わせるなどの制御を行う。
【0050】
IDタグリーダ/ライタ14およびプリンタ15は、プリンタユニットを構成しており、このプリンタユニットに対して、写真プリントの出力媒体となるプリント紙22およびIDタグ(識別媒体)21がプリント紙ユニットとしてセットで納入されるようになっている。
【0051】
プリンタ15は、出力すべき画像データが制御装置11から送られてくると、その画像データに基づいてプリント紙22に印刷を行うものである。このプリンタ15としては、例えば昇華型プリンタが用いられる。なお、昇華型プリンタを用いる場合には、プリント紙22およびIDタグ21に加えて、昇華型用インクフィルムがセットととなって納入されることになる。
【0052】
IDタグリーダ/ライタ14は、IDタグ21に記録されている各種識別情報を読み出して制御装置11に出力する。IDタグ21は、メモリ機能を有するICチップなどによって構成されるものである。上記識別情報としては、固有ID、用紙枚数、用紙種類、および、インク固有の色情報(インクフィルムがセットとなっている場合)などが挙げられる。
【0053】
制御装置11は、IDタグリーダ/ライタ14で読みとった識別情報に基づいて、装着されたプリント紙22およびインクフィルムが、当該写真プリント装置1において利用可能なものであるかを判定し、利用可能である場合にのみプリンタ15を動作可能とする。すなわち、写真プリント装置1において指定されているプリント紙22およびインクフィルム以外は使用できないように設定されていることになる。
【0054】
また、IDタグ21に記録されている用紙枚数情報に基づいて、プリント紙を使用するごとに用紙枚数をカウントダウンしていくことによって、残りの用紙枚数を把握することが可能となる。よって、残りの用紙枚数が少なくなってきた際に、これを表示手段などによって警告するような構成としておけば、利用者の利用中に用紙切れを起こすというような不具合を回避することが可能となる。なお、用紙枚数をカウントダウンする際には、IDタグ21に記録されている用紙枚数情報も書き換えるようにする。これにより、用紙を使い切った場合には、IDタグ21に記録されている用紙枚数情報も0となり、このIDタグ21を無効にすることが可能となる。
【0055】
また、IDタグ21に記録されている用紙種類情報や、インク固有の色情報を読み出すことによって、これらを考慮して画像データの色成分などを補正することにより、その用紙やインクフィルムに的確な画像出力を行うことが可能となる。
【0056】
IDタグ21としては、無線によりデータ通信を行うことが可能な非接触型IDタグと、端子が設けられた接触型IDタグとがあり、IDタグリーダ/ライタ14としては、これらのどちらか一方あるいは両方に対応したものとなる。
【0057】
なお、上記の例では、IDタグを利用して利用可能なプリント紙であるか否かを確認するようになっているが、これに限定するものではなく、例えば、プリント紙およびインクフィルムを梱包する梱包材などにプリントされているバーコードなどを利用して確認するような構成としてもよい。しかしながら、バーコードを用いる場合には、含めることのできる情報量が少ないことや、例えば用紙枚数のカウントダウンによる情報の書き換えができない、などの問題がある。
【0058】
なお、上記のプリント紙としては、通常の紙状媒体である紙状シートであってもよいし、粘着シートおよび該粘着シールの粘着面に貼り付けられている剥離シートからなるシールシートであってもよい。
【0059】
そして、制御装置11内には、撮影制限時間および編集制限時間を制御するための制限時間制御部(制御手段)16が設けられている。この制限時間制御部16は、利用者が撮影制限時間および編集制限時間の延長指示を行った場合に、課金処理部13において利用者から追加金額の投入が行われたことを確認した上で、表示パネル3における表示内容、および撮影部2における撮影動作を制御する。以下に、この制限時間制御部16における制御内容の詳細について説明する。
【0060】
図1は、利用者が最初にコインを投入してから印刷処理が完了するまでの処理の流れを示すフローチャートである。まず、利用者が写真プリント装置1における周囲幕の内部空間に進入すると、表示パネル3に図5(a)に示すようなオープニング画面が表示され、コイン投入の指示も同時に行われる。そして、ステップ1(以降、S1のように称する)において、表示パネル3における表示画面に従って、コイン投入口6から基本料金としてのコインが投入される。投入されたコインは、課金処理部13によって所定の代金であるか否かが確認され、課金処理が完了する。
【0061】
課金処理が正常に完了したことが確認されると、次に制限時間制御部16によって撮影時間を延長するか否かの確認処理が行われる(S2)。ここで撮影時間を延長する指示がなされた場合には、延長分の代金(追加料金)に関する課金処理が行われることになる。この撮影時間延長確認処理の詳細については後述する。
【0062】
次に、S3において撮影処理が行われる。まず、図5(b)に示すように、全身撮影、すなわち利用者のほぼ全身が撮影されるような構図で撮影を行うか、アップ撮影、すなわち利用者の頭部や胸部近傍が大きく撮影されるような構図で撮影を行うかの選択が行われる。ここでの選択は、表示パネル3におけるタッチパネルに利用者がタッチすることによって行われる。なお、撮影処理が開始されると、例えば画面の右上隅などに、撮影制限時間の残り時間が表示されるようにしておく。ここで、残り時間の表示は、単なる数字による表示のみならず、残り時間が視覚的に確認することができるような、例えばアナログ時計風や円グラフなどの表示が行われることが好ましい。
【0063】
構図の選択が行われると、図5(c)のように構図選択の確認画面が表示され、OKであれば、撮影カメラによる撮影が行われる。なお、撮影時には、図示はしていないが、撮影カメラによる撮影状態が表示パネル3上に表示され、利用者がポーズを決定した時点でシャッタ指示が行われ、カウントダウン表示の後にシャッタが切られる、というようなシーケンスが行われる。
【0064】
1枚分の撮影が終了すると、図5(d)のように、さらに撮影を行うか否かが質問される。すなわち、撮影制限時間内であれば何枚でも撮影を行うことが可能となっている。
【0065】
次に、S4において、撮影制限時間が終了間近になったか否かが確認される。具体的には、撮影処理が行われている最中に、制限時間制御部16は常に撮影制限時間の残り時間をチェックし、この残り時間が所定の時間以下になったか否かを確認する。S4においてNO、すなわち、撮影制限時間にまだ余裕がある場合には、撮影処理が継続して行われる。
【0066】
一方、S4においてYES、すなわち、撮影制限時間が終了間近となった場合には、S5において制限時間制御部16によって撮影時間延長確認処理が行われる。撮影時間延長確認処理は、上記のS2においても行われているが、S2での撮影時間延長確認処理は撮影処理が開始される前に行われるものであるのに対して、S5における撮影時間延長確認処理は、撮影処理が行われている最中に行われるものとなっている。すなわち、利用者は、撮影処理を開始する前には撮影時間の延長は必要ないと思っていたが、撮影処理を行っている途中で撮影時間が足りないと思った場合でも、このS5における撮影時間延長確認処理によって撮影時間の延長を行うことが可能となる。なお、このS5における撮影時間延長確認処理の詳細についても後述する。
【0067】
撮影時間延長確認処理が完了すると、S6において制限時間制御部16によって撮影制限時間が終了したか否かが判定される。撮影制限時間が終了していないと判定された場合(S6においてNO)には、S3に戻って撮影制限時間が終了するまで撮影処理が行われる。一方、撮影制限時間が終了したと判定された場合(S6においてYES)には、次のS7における編集時間延長確認処理が行われる。なお、図1のフローチャートには示していないが、撮影制限時間が終了していない時点でも、利用者から撮影処理を終了する旨の指示が出された場合にはS7の処理に進むことになる。
【0068】
なお、図1のフローチャートには示していないが、S7の処理に移行する前に、落書きなどの編集をしてプリントさせる対象とする画像の選択が行われる。ここでは、図5(e)に示すように、撮影制限時間内に撮影された全ての画像が表示され、利用者は表示された画像の中から任意に所定枚数分だけ画像を選択する。これにより、撮影時に目をつぶってしまったり、不本意な状態で撮影された画像などを排除して、利用者の好みにあった画像を選択することができる。そして、図5(f)に示すように、選択された画像を再度画面表示させることによって、選択画像の確認が行われる。なお、この画像の選択処理に関しても制限時間を設定し、画面の左上隅などに表示させることが好ましい。
【0069】
S7における編集時間延長確認処理では、制限時間制御部16によって編集時間を延長するか否かの確認処理が行われる。ここで編集時間を延長する指示がなされた場合には、延長分の代金(追加料金)に関する課金処理が行われることになる。この編集時間延長確認処理の詳細については後述する。
【0070】
次に、S8において編集処理が行われる。この編集処理における表示パネル6の表示は次のようになる。図6に示すように、まず、表示画面上における右上隅に、編集処理を行うことが可能な制限時間の残り時間が表示される。また、表示画面上における中央には、編集対象となる画像が表示され、この画像に対してタッチペン4を用いて落書きなどの編集処理が行われる。この画像の左には、編集処理を行うためのツール類の選択領域が表示される。ツール類としては、例えば複数の種類からなるペンおよびその色、消しゴム、複数の背景の模様およびその色、複数のスタンプなどが挙げられる。
【0071】
また、編集対象となる画像の右には、編集対象となる画像を選択するための選択画像、すなわち、上記の画像の選択処理において選択された画像が表示される。利用者は、タッチペン4によって選択画像をタッチすることによって、中央に編集対象として表示される画像を切り替えることが可能となっている。
【0072】
次に、S9において、編集制限時間が終了間近になったか否かが確認される。具体的には、編集処理が行われている最中に、制限時間制御部16は常に編集制限時間の残り時間をチェックし、この残り時間が所定の時間以下になったか否かを確認する。S9においてNO、すなわち、編集制限時間にまだ余裕がある場合には、編集処理が継続して行われる。
【0073】
一方、S9においてYES、すなわち、編集制限時間が終了間近となった場合には、S10において制限時間制御部16によって編集時間延長確認処理が行われる。編集時間延長確認処理は、上記のS7においても行われているが、S7での編集時間延長確認処理は編集処理が開始される前に行われるものであるのに対して、S10における編集時間延長確認処理は、編集処理が行われている最中に行われるものとなっている。すなわち、利用者は、編集処理を開始する前には編集時間の延長は必要ないと思っていたが、編集処理を行っている途中で編集時間が足りないと思った場合でも、このS10における編集時間延長確認処理によって編集時間の延長を行うことが可能となる。なお、このS10における編集時間延長確認処理の詳細についても後述する。
【0074】
編集時間延長確認処理が完了すると、S11において制限時間制御部16によって編集制限時間が終了したか否かが判定される。編集制限時間が終了していないと判定された場合(S11においてNO)には、S8に戻って編集制限時間が終了するまで編集処理が行われる。一方、編集制限時間が終了したと判定された場合(S11においてYES)には、次のS12における印刷処理が行われる。なお、図1のフローチャートには示していないが、編集制限時間が終了していない時点でも、利用者から編集処理を終了する旨の指示が出された場合にはS12の処理に進むことになる。
【0075】
そして、S12において、編集処理が完了した画像データがプリンタ15に転送され、印刷処理が行われる。その後、プリント排出口8から印刷された写真プリントが排出される。
【0076】
次に、上記の撮影時間延長確認処理および編集時間延長確認処理の詳細について説明する。なお、撮影時間延長確認処理および編集時間延長確認処理は、互いにほぼ同様の処理となるので、ここでは時間延長確認処理として統一して説明する。図4は、この時間延長確認処理の流れを示すフローチャートである。
【0077】
まず、S21において、時間延長の案内に関する表示が表示パネル3で行われる。この表示では、延長しない場合の時間および延長する場合の時間についての情報が表示され、利用者はこれを見て延長するか否かを決定することになる。この表示画面例の詳細については後述する。
【0078】
そして、S22において、利用者によって時間延長の指示が行われたか否かが判定される。S22においてNO、すなわち、時間延長をしないと利用者が指示した場合には、時間延長確認処理は終了し、次のステップに移行することになる。
【0079】
一方、S22においてYES、すなわち、時間延長をすると利用者が指示した場合には、表示画面上に、コインを追加して投入することを指示する旨の案内表示が行われる(S23)。そして、S24において、課金処理部13によって追加料金分の代金が支払われたか否かのチェックが行われる。S24においてNO、すなわち、追加料金が支払われていないと判定された場合には、S23における追加料金投入の案内表示が維持される。
【0080】
そして、追加料金分の代金が支払われたことが確認されると(S24においてYES)、S25において、制限時間の更新が行われる。具体的には、撮影時間延長確認処理の場合には、その時点での残り撮影時間に延長分の時間が加えられて、新たな残り撮影時間が設定される。また、編集時間延長確認処理の場合には、その時点での残り編集時間に延長分の時間が加えられて、新たな残り編集時間が設定される。これにより、時間延長確認処理が終了する。
【0081】
次に、上記のS21における時間延長案内表示の具体例について説明する。図7は、図1に示すフローチャートにおけるS2の撮影時間延長確認処理での時間延長案内表示の例を示している。この表示画面では、まず、画面の上部に、時間の延長を行うことが可能である旨のメッセージが表示される。そして、画面の中央の左右に、撮影制限時間の延長をしない場合および延長をする場合のそれぞれに関する撮影時間(撮影制限時間)および落書き時間(編集制限時間)のイラスト、および金額を示すイラストが表示される。また、上記のイラストの下部には、延長しない場合に利用者が選択するためのボタンを示すイラスト、および延長する場合に利用者が選択するためのボタンを示すイラストが表示される。
【0082】
撮影制限時間の延長をしない場合のイラストでは、撮影時間と落書き時間との時間配分が視覚的に認識しやすいイラストで示されている。この表示画面例では、撮影時間および落書き時間の総時間を円柱で表示し、この円柱の中心角がそれぞれの時間の配分量を示すようにしている。すなわち、この表示画面例では、撮影時間と落書き時間とが互いに同じ時間で配分されていることになる。そして、この円柱の横に、延長しない場合の代金を示すイラスト、具体的には、例えば100円硬貨を3つ並べて表示させることによって、代金が300円であることを示すイラストが表示される。
【0083】
また、撮影制限時間の延長をする場合のイラストでは、撮影制限時間の延長をしない場合のイラストに加えて、延長する場合の追加時間を示す部分的な円柱のイラスト、および、延長する場合に必要な代金を示すイラスト、具体的には、例えば100円硬貨を1つ表示させることによって、延長代金が100円であることを示すイラストが表示される。上記の追加時間を示す部分的な円柱では、その中心角が、追加時間のおよその目安となるようになっている。
【0084】
なお、上記の説明では、S2では、撮影時間の延長を確認する処理となっているが、例えば撮影時間の延長が指示された状態で、撮影制限時間が余っている時点で利用者が撮影処理を中止する指示を行った場合には、余った撮影制限時間は編集時間に割り振るようにしてもよい。すなわち、この場合、S2においては、撮影時間の延長に限定せずに、撮影時間と編集時間との両方を含めた総時間を延長させるか否かを確認する処理としてもよい。
【0085】
なお、図示はしないが、図1のフローチャートにおけるS7の編集時間延長確認処理においても、図7と同様の画面表示が行われるようにすればよい。しかしながら、ここでは撮影時間に関する情報を表示する必要はなく、編集時間に関する表示を行えばよい。また、上記のように、S2において、撮影時間の延長に限定せずに、撮影時間と編集時間との両方を含めた総時間を延長させるか否かを確認する処理とする場合、上記S7の処理を省略してもかまわない。
【0086】
図8は、図1に示すフローチャートにおけるS10の編集時間延長確認処理での時間延長案内表示の例を示している。ここでは、編集処理が行われている最中であるので、この表示画面は、基本的には図6で示した編集処理画面に相当するものとなる。まず、残り時間が所定の時間以下になったことが確認されると、画面の右上部に表示されていた残り時間の表示が大きくされるとともに、残り時間が少なくなっていることを示すメッセージが表示される。これと同時に、画面の上部に、時間の延長を行うことが可能である旨のメッセージが表示される。また、画面の下部には、延長しない場合に利用者が選択するためのボタンを示すイラスト、および延長する場合に利用者が選択するためのボタンを示すイラストが表示される。また、この際に、残り時間が少なくなっている旨の音声を発するようにしてもよい。
【0087】
なお、図示はしないが、図1のフローチャートにおけるS5の撮影時間延長確認処理においても、図8と同様の画面表示が行われるようにすればよい。
【0088】
以上のように、残り時間が少なくなった場合に、このことを利用者に注意させるような表示などを行うことによって、利用者が撮影作業や編集作業などに夢中になって、知らず知らずのうちに制限時間がなくなっていた、というような事態を防止することができる。
【0089】
なお、上記の例では、延長した場合および延長しなかった場合に拘わらず、撮影制限時間が終了した時点で強制的に編集処理に移行するようになっているが、撮影制限時間が終了した時点から所定の時間がたつまでは、撮影終了の指示が行われるまで撮影処理を行うことが可能であるようにし、この超過した分は、編集制限時間から削減するようにしてもよい。
【0090】
また、上記の例では、撮影時間延長確認処理および編集時間延長確認処理は、撮影処理および編集処理を開始する前、および、撮影処理および編集処理の最中に行うようになっているが、撮影制限時間および編集制限時間が終了した後に、さらに行うようになっていてもよい。このようにすれば、撮影制限時間および編集制限時間が終了してしまった後に、やはり撮影処理および編集処理をもう一度やり直したいと利用者が思った場合でも、これに対応することが可能となる。
【0091】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る写真プリント装置制御方法は、利用者から所定の基本料金を徴収することによって、上記撮影手段による撮影処理、および、上記画像出力手段によるプリント出力処理を行うとともに、利用者から所定の追加料金を徴収することによって、上記撮影処理を行うことが可能な撮影制限時間を延長する方法である。
【0092】
これにより、利用者は追加料金を支払うことによって、撮影制限時間を延長することが可能となっているので、利用者は満足いくまで撮影処理を行うことが可能となる。よって、利用者に対して、不満のない写真がプリントされた写真プリントを提供することが可能となるという効果を奏する。
【0093】
また、本発明に係る写真プリント装置制御方法は、上記利用者による上記撮影制限時間の延長指示が、撮影制限時間内での撮影処理の最中に行われる方法としてもよい。
【0094】
これにより、上記の方法による効果に加えて、利用者がなかなか納得のいく写真を撮ることができない場合に、撮影制限時間の残りが少なくなってきた際に追加料金を支払うことによって、撮影制限時間を延ばすことが可能となる。すなわち、利用者が、撮影制限時間を延長したいと思ったその時点で撮影制限時間の延長指示を行うことが可能となるという効果を奏する。
【0095】
また、本発明に係る写真プリント装置制御方法は、上記撮影制限時間の残りが所定の時間以下となった場合に、上記写真プリント装置が備える表示手段、および/または、上記写真プリント装置が備える音声出力手段によって、利用者に対して警告を発する方法としてもよい。
【0096】
これにより、上記の方法による効果に加えて、例えば利用者が撮影処理に夢中になっていて、撮影制限時間が残り少なくなってきていることに気づかずに、撮影に満足していない状態で撮影制限時間がオーバーしてしまうような事態を抑制することができるという効果を奏する。
【0097】
また、本発明に係る写真プリント装置制御方法は、利用者から所定の基本料金を徴収することによって、上記撮影手段による撮影処理、上記編集手段による編集処理、および、上記画像出力手段によるプリント出力処理を行うとともに、利用者から所定の追加料金を徴収することによって、上記編集処理を行うことが可能な編集制限時間を延長する方法である。
【0098】
これにより、利用者は追加料金を支払うことによって、編集制限時間を延長することが可能となっているので、利用者は満足いくまで編集処理を行うことが可能となる。よって、利用者に対して、不満のない編集が施された写真プリントを提供することが可能となるという効果を奏する。
【0099】
また、本発明に係る写真プリント装置制御方法は、上記利用者による上記編集制限時間の延長指示が、編集制限時間内での編集処理の最中に行われる方法としてもよい。
【0100】
これにより、上記の方法による効果に加えて、利用者がなかなか納得のいく落書きやデザインを作ることができない場合に、編集制限時間の残りが少なくなってきた際に追加料金を支払うことによって、編集制限時間を延ばすことが可能となる。すなわち、利用者が、編集制限時間を延長したいと思ったその時点で編集制限時間の延長指示を行うことが可能となるという効果を奏する。
【0101】
また、本発明に係る写真プリント装置制御方法は、上記編集制限時間の残りが所定の時間以下となった場合に、上記写真プリント装置が備える表示手段、および/または、上記写真プリント装置が備える音声出力手段によって、利用者に対して警告を発する方法としてもよい。
【0102】
これにより、上記の方法による効果に加えて、例えば利用者が編集処理に夢中になっていて、編集制限時間が残り少なくなってきていることに気づかずに、編集に満足していない状態で編集制限時間がオーバーしてしまうような事態を抑制することができるという効果を奏する。
【0103】
また、本発明に係る写真プリント装置は、被写体の撮影を行う撮影手段と、上記撮影手段によって撮影された画像に対して利用者による編集処理が行われる編集手段と、上記編集手段によって編集が行われた画像に基づいて、プリント紙に対して画像の出力を行う画像出力手段と、利用者から代金を徴収する処理を行う課金処理手段と、上記撮影手段、上記編集手段、および上記課金処理手段の動作を制御する制御手段とを備え、上記制御手段が、上記本発明に係る写真プリント装置制御方法を行う構成である。
【0104】
これにより、利用者は追加料金を支払うことによって、撮影制限時間および/または編集制限時間を延長することが可能となっているので、利用者は満足いくまで撮影処理および/または編集処理を行うことが可能となる。よって、利用者に対して、不満のない写真プリントを提供することが可能となるという効果を奏する。
【0105】
また、本発明に係るプリント紙ユニットは、画像が印刷されるプリント紙と、上記プリント紙に関する識別情報を記録する識別媒体とを備え、上記本発明に係る写真プリント装置に備えられた識別情報読み取り手段によって、上記識別媒体に記録されている識別情報が読み取られ、その内容が確認された上で上記プリント紙に画像が出力される構成である。
【0106】
これにより、写真プリント装置において指定されているプリント紙以外は使用できないように設定することが可能となるという効果を奏する。
【0107】
また、識別情報に用紙枚数情報を含ませることによって、プリント紙を使用するごとに用紙枚数をカウントダウンすることにより、残りの用紙枚数を把握することが可能となるという効果を奏する。
【0108】
また、識別情報に用紙種類情報を含ませることによって、これらを考慮して画像データの色成分などを補正することにより、その用紙やインクフィルムに的確な画像出力を行うことが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る写真プリント装置において、利用者が最初にコインを投入してから印刷処理が完了するまでの処理の流れを示すフローチャートである。
【図2】上記写真プリント装置の外観を示す斜視図である。
【図3】上記写真プリント装置の概略構成を示すブロック図である。
【図4】上記写真プリント装置における時間延長確認処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】同図(a)ないし(f)は、課金処理および撮影処理における表示画面の例を示す図である。
【図6】編集処理における表示画面の例を示す図である。
【図7】図1に示すフローチャートにおけるS2の撮影時間延長確認処理での時間延長案内表示の例を示す図である。
【図8】図1に示すフローチャートにおけるS10の編集時間延長確認処理での時間延長案内表示の例を示す図である。
【符号の説明】
1 写真プリント装置
2 撮影部(撮影手段)
3 表示パネル(表示手段)
4 タッチペン
5 照明装置
6 コイン投入口
8 プリント排出口
9 スピーカ(音声出力手段)
11 制御装置(制御手段)
13 課金処理部(課金処理手段)
14 IDタグリーダ/ライタ(識別情報読み取り手段)
15 プリンタ(画像出力手段)
16 制限時間制御部(制御手段)
21 IDタグ(識別媒体)
22 プリント紙

Claims (10)

  1. 被写体の撮影を行う撮影手段と、上記撮影手段によって撮影された画像に基づいて、プリント紙に対して画像の出力を行う画像出力手段とを備えた写真プリント装置制御方法において、
    利用者から所定の基本料金を徴収することによって、上記撮影手段による撮影処理、および、上記画像出力手段によるプリント出力処理を行うとともに、
    利用者から所定の追加料金を徴収することによって、上記撮影処理を行うことが可能な撮影制限時間を延長することを特徴とする写真プリント装置制御方法。
  2. 上記利用者による上記撮影制限時間の延長指示が、撮影制限時間内での撮影処理の最中に行われることを特徴とする請求項1記載の写真プリント装置制御方法。
  3. 上記撮影制限時間の残りが所定の時間以下となった場合に、上記写真プリント装置が備える表示手段、および/または、上記写真プリント装置が備える音声出力手段によって、利用者に対して警告を発することを特徴とする請求項2記載の写真プリント装置制御方法。
  4. 被写体の撮影を行う撮影手段と、上記撮影手段によって撮影された画像に対して利用者による編集処理が行われる編集手段と、上記編集手段によって編集が行われた画像に基づいて、プリント紙に対して画像の出力を行う画像出力手段とを備えた写真プリント装置制御方法において、
    利用者から所定の基本料金を徴収することによって、上記撮影手段による撮影処理、上記編集手段による編集処理、および、上記画像出力手段によるプリント出力処理を行うとともに、
    利用者から所定の追加料金を徴収することによって、上記編集処理を行うことが可能な編集制限時間を延長することを特徴とする写真プリント装置制御方法。
  5. 上記利用者による上記編集制限時間の延長指示が、編集制限時間内での編集処理の最中に行われることを特徴とする請求項4記載の写真プリント装置制御方法。
  6. 上記編集制限時間の残りが所定の時間以下となった場合に、上記写真プリント装置が備える表示手段、および/または、上記写真プリント装置が備える音声出力手段によって、利用者に対して警告を発することを特徴とする請求項5記載の写真プリント装置制御方法。
  7. 請求項1ないし6のいずれか一項に記載の写真プリント装置制御方法をコンピュータに実行させる写真プリント装置制御プログラム。
  8. 請求項1ないし6のいずれか一項に記載の写真プリント装置制御方法をコンピュータに実行させる写真プリント装置制御プログラムを記録した記録媒体。
  9. 被写体の撮影を行う撮影手段と、
    上記撮影手段によって撮影された画像に対して利用者による編集処理が行われる編集手段と、
    上記編集手段によって編集が行われた画像に基づいて、プリント紙に対して画像の出力を行う画像出力手段と、
    利用者から代金を徴収する処理を行う課金処理手段と、
    上記撮影手段、上記編集手段、および上記課金処理手段の動作を制御する制御手段とを備え、
    上記制御手段が、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の写真プリント装置制御方法を行うことを特徴とする写真プリント装置。
  10. 画像が印刷されるプリント紙と、上記プリント紙に関する識別情報を記録する識別媒体とを備え、
    請求項9記載の写真プリント装置に備えられた識別情報読み取り手段によって、上記識別媒体に記録されている識別情報が読み取られ、その内容が確認された上で上記プリント紙に画像が出力されることを特徴とするプリント紙ユニット。
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