JPH08249385A - 作品作成支援方法及びシステム - Google Patents

作品作成支援方法及びシステム

Info

Publication number
JPH08249385A
JPH08249385A JP4977195A JP4977195A JPH08249385A JP H08249385 A JPH08249385 A JP H08249385A JP 4977195 A JP4977195 A JP 4977195A JP 4977195 A JP4977195 A JP 4977195A JP H08249385 A JPH08249385 A JP H08249385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
presentation
work
information
procedure
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4977195A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Hasegawa
長谷川  隆
Yoshinori Kitahara
義典 北原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4977195A priority Critical patent/JPH08249385A/ja
Publication of JPH08249385A publication Critical patent/JPH08249385A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】プレゼンテーションの対象者やユーザが希望す
る雰囲気に応じて、演出を設定したプレゼンテーション
作品の作成を支援する作品作成支援方法を提供する。 【構成】ユーザが入力するプレゼンテーション作品の種
類情報を受け付け(ステップ101)、前記種類情報よ
り作品の標準的な手順を検索し(ステップ102)、更
にユーザが入力する特徴情報を受け付け(ステップ10
3)、前記特徴情報より前記標準的な手順を修正し(ス
テップ104)、作品の中の強調すべき部分についてユ
ーザの指示を受け付け(ステップ105)、前記特徴情
報に応じて前記作品の標準的な属性を設定し、更に強調
すべき部分に対応する作品の一部に対して設定されてい
る前記標準的な属性を修正する(ステップ106)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチメディア・プレ
ゼンテーション、教育ソフト、ゲーム、電子カタログ、
インターネットのホームページ等のマルチメディア作
品、またはグラフィックを用いた作品等の、情報処理装
置を用いて編集される作品の作成を支援する方法及びシ
ステムに関し、特に、演出、デザイン、音楽の専門家で
ない一般人が、演出効果を考慮した作品を簡単につくる
ことを可能にした作品作成支援方法、及びそのシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】製品企画、研究発表、新製品発表、宣伝
などのためのプレゼンテーション作品や教育ソフト等、
バックグランド音楽(BGM)を含むカラーの作品を作
成する場合、従来は演出家、デザイナー、音楽家などの
専門家のグループに任せることが多かった。特に最近、
文字の他にグラフィックや音楽を組み合わせたマルチメ
ディア作品の重要性が認識されてきたが、演出や色彩、
音楽等に詳しくない素人にとって、これらの演出を考慮
した作品を作成することは非常に困難なことである。
【0003】更に近い将来、CATVやインターネット
の普及により、電子カタログやホームページ等のマルチ
メディア作品を、一般の人々が作成する機会が増加する
と考えられる。そのため、コンピュータによりマルチメ
ディア・プレゼンテーション作品の作成を支援するツー
ルの提供が強く要望されており、いくつかのツールや技
術が開発され、発表されている。
【0004】その中で、演出の考慮を可能としたプレゼ
ンテーション作品作成支援システムとしては、マイクロ
ソフト社製パワー・ポイント(Power Point、Power Poi
ntカタログ、ユーザーズ・ガイド22頁)が存在する。
このツールの中のインスタント・ウィザードという機能
では、予め幾つかのプレゼンテーションの種類に対し演
出効果を考慮したプレゼンテーションの手順を用意して
おき、ユーザがプレゼンテーションの種類を選択するこ
とにより、選択された種類に該当する演出効果を考慮し
たプレゼンテーションの手順を得ることが出来る。ま
た、得られたプレゼンテーションの手順や使用される色
・フォント等の属性を、ユーザが変更することも、独自
にこれらを作成することも可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のプレゼンテーション作品作成支援システムを用いたと
しても、1つのプレゼンテーションの種類に対しては、
ある特定の手順しか得られない。このため、演出・デザ
イン・音楽の専門家でない一般人にとって、プレゼンテ
ーションの種類以外のプレゼンテーションに関する条
件、例えば対象者の類別や、作成者の希望するプレゼン
テーション全体の雰囲気にも適合するような、プレゼン
テーションの手順を作成することは困難であるという問
題がある。
【0006】さらに、プレゼンテーションの中の一部を
強調したい場合も、演出効果を考慮しつつ、その手順を
変更することは困難であるという問題があった。
【0007】同様のことは、プレゼンテーションに限ら
ず、教育ソフト、ゲーム、電子カタログ、インターネッ
トのホームページ等の作品の作成に対しても当てはまる
問題である。
【0008】本発明の目的は、上記問題を解消するため
に、情報処理装置等により生成される、プレゼンテーシ
ョン、教育ソフト、ゲーム、電子カタログ、インターネ
ットのホームページ等の作品を作成する場合に、演出・
デザイン・音楽の専門家でない一般人のユーザが、その
作品の演出に対して所望する特徴に適合するように、作
品の演出形態を設定することができる作品作成支援方法
及びシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数の提示
要素を順次提示することにより構成される作品の作成を
支援する作品作成支援方法において、前記複数の提示要
素の提示手順を、予め複数記憶し、入力される作品の種
類に関する情報を受け付け、当該情報に応じて、前記複
数設定されている提示手順のうちの1つを標準手順とし
て選択し、入力される作品の演出に対してユーザが所望
する特徴に関する情報を受け付け、当該情報に応じて、
前記標準手順を修正することを特徴とする作品作成支援
方法により達成される。
【0010】上記目的は、また、複数の提示要素を順次
提示することにより構成される作品の作成を支援する作
品作成支援方法において、前記作品に含まれる複数の提
示手順のそれぞれについて提示時の演出形態を規定する
属性を予め複数記憶し、入力される作品の演出に対して
ユーザが所望する特徴に関する情報を受け付け、当該情
報に応じて、前記各提示要素について、前記記憶されて
いる複数の属性のうちの1つを標準属性としてそれぞれ
選択し、さらに、入力される前記作品中の強調すべき部
分に関する指定を受け付け、当該指定に応じて、前記複
数の提示要素の中から強調すべき提示要素を選択し、当
該選択された提示要素が、残りの提示要素と比較して強
調されるように、当該選択された提示要素の標準属性を
修正することを特徴とする作品作成支援方法により達成
される。
【0011】上記目的は、また、複数の提示要素を順次
提示することにより構成される作品の作成を支援する作
品作成支援システムにおいて、ユーザより入力される、
作品の種類に関する種類情報、および作品の演出の特徴
に関する特徴情報を受け付ける特徴情報入力手段と、前
記種類情報に応じて設定されている、当該作品に含まれ
る提示要素の提示手順を複数格納する手順データベース
と、前記ユーザにより入力された種類情報に基づいて、
前記手順データベースから、作品の標準手順として、前
記格納されている複数の提示手順のうちの1つを検索す
る手順検索手段と、前記特徴情報に応じて設定されてい
る、前記提示手順の変更ルールを複数格納する手順特徴
データベースと、前記ユーザより入力された特徴情報に
基づいて、前記手順特徴データベースに格納されている
変更ルールを検索し、当該検索された変更ルールに基づ
き、前記検索された標準手順を変更する手順修正手段と
を有することを特徴とする作品作成支援システムにより
達成される。
【0012】上記目的は、また、複数の提示要素を順次
提示することにより構成される作品の作成を支援する作
品作成支援システムにおいて、ユーザより入力される、
作品の演出の特徴に関する特徴情報を受け付ける特徴情
報入力手段と、前記特徴情報に応じて設定されている、
前記各提示要素の提示の際の演出の少なくとも一部を規
定する属性情報、あるいは当該属性情報を生成するため
の属性生成ルールを複数格納する属性特徴データベース
と、ユーザより入力される、前記作品の中の強調する部
分の指定に関する強調点指定情報を受け付ける強調点入
力手段と、前記ユーザより入力された特徴情報に基づい
て、前記属性特徴データベースから、作品の各提示要素
に対して付与される標準属性を設定する属性設定手段
と、前記ユーザより入力された強調点指定情報に基づ
き、当該指定された強調部分が強調されるように、前記
強調される部分に対応する提示要素に付与されている標
準属性を修正する属性強調手段とを有することを特徴と
する作品作成支援システムにより達成される。
【0013】ここで、上記の方法及びシステムにおい
て、前記作品は、例えばプレゼンテーション、教育ソフ
ト、ゲーム、電子カタログ、またはインターネットのホ
ームページ等であり、前記作品の演出に対する特徴情報
は、例えば作品全体の提示時間、作品全体の雰囲気、あ
るいは作品提示の対象者の類別等を含むものである。ま
た、前記作品の提示手順は、例えば提示する提示要素の
時間系列であり、前記属性は、例えば各提示要素で使わ
れる色、当該提示要素を構成する個々の部品の配置、フ
ォント(部品が文字の場合)、グラフの種類(部品がグ
ラフの場合)、提示要素が提示されている間に流れるB
GM等である。
【0014】
【作用】本発明による作品作成支援方法及びシステムで
は、ユーザにより入力される、作品の種類に対応する情
報を受け付け、当該情報に応じて、作品の標準的な提示
手順を設定し、さらに、ユーザにより入力される、作品
全体の雰囲気や作品の対象者等の、作品の演出に対して
ユーザが希望する特徴に関する情報を受け付け、当該情
報に応じて、前記設定された標準的な提示手順を修正す
るものである。
【0015】また、本発明では、強調部分としてユーザ
により指定される、作品の中の一部に対応する提示要素
が、他の提示要素よりも強調されるように、当該強調す
べき一部に対応する提示要素に対して設定されている標
準属性を修正する。
【0016】
【実施例】以下では、本発明による作品作成支援方法及
びシステムの一実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【0017】本実施例では、本発明による作品作成支援
方法及びシステムの一実施例として、主にマルチメディ
ア・プレゼンテーション作品の作成支援システムに関す
る説明をするが、本実施例の構成はそのまま、またはそ
の一部を用いることによって、教育ソフト、ゲーム、電
子カタログ、インターネットのホームページ等のマルチ
メディア、または静止画または動画のグラフィックを用
いた他の作品の作成にも適用可能である。
【0018】本実施例におけるマルチメディア・プレゼ
ンテーションの作品作成支援方法の処理を、図1を用い
て説明する。
【0019】本実施例では、最初、作成しようとするプ
レゼンテーションの目的に対応する情報として、例えば
製品企画用か研究発表用か新製品発表用か宣伝用か等
の、プレゼンテーションの種類について、ユーザからの
入力を受け付ける(ステップ101)。
【0020】次に、入力されたプレゼンテーションの種
類に対応して、予め設定されているプレゼンテーション
の標準的な手順(以下では標準手順と呼ぶ)を検索する
(ステップ102)。ここで、プレゼンテーションの手
順とは、「表題→背景→従来技術→問題点→改良点→評
価→結論」等、プレゼンテーションを構成する提示要素
であるテンプレートの種類と、各テンプレートの提示順
序と、各々のテンプレートの時間配分とからなる情報で
ある。
【0021】次に、ユーザが、作成するプレゼンテーシ
ョンの演出に関する特徴を規定する特徴情報として、プ
レゼンテーションの対象者、プレゼンテーション全体の
雰囲気、プレゼンテーションに要する時間等を入力する
(ステップ103)。ここで、対象者を指定する際に
は、例えば幼児か女子高生か会社員か等、プレゼンテー
ションが対象とする者の年齢、年代、職業、性別などを
指定する。また、雰囲気を指定する際には、例えば可愛
い雰囲気かお洒落な雰囲気か落ちついた雰囲気か快活な
雰囲気か等、作成しようとするプレゼンテーションに対
してユーザが所望する全体的な雰囲気を指定する。
【0022】次に、ステップ103で入力された特徴情
報のうち、プレゼンテーションの対象者に関する情報に
対応して設定されている、プレゼンテーション手順の変
換ルールに従い、ステップ102で設定されたプレゼン
テーションの標準手順の修正を行う(ステップ10
4)。より具体的には、設定された標準手順に含まれる
不必要と判断されるテンプレートの削除、各テンプレー
トに対する時間配分の変更等を行なう。
【0023】次に、ユーザがプレゼンテーションの強調
点を入力する(ステップ105)。ここで、強調点を入
力する際には、プレゼンテーション手順の中の一部、例
えば「改良点」テンプレート等を、当該プレゼンテーシ
ョン中で強調したいテンプレートとして指定する。
【0024】最後に、ステップ103で入力されたプレ
ゼンテーションの特徴情報に応じて、各テンプレートで
提示される文字列やグラフ等の論理情報の演出形態を規
定する標準的な属性(以下では標準属性と呼ぶ)を付与
し、さらに、ステップ105で入力された強調点に応じ
て、強調すべきテンプレートに付与された標準属性を修
正する(ステップ106)。ここで、属性とは、背景の
色やパターン、文字フォント、レイアウト、グラフ形
態、色の組合せ、BGM等、プレゼンテーションの各テ
ンプレートで提示される文字列やグラフなどの論理情報
を修飾し、所定の演出効果を実現するために必要な物理
量を指す。
【0025】以上のステップにより、プレゼンテーショ
ンの手順及び属性が設定され、プレゼンテーションの枠
組み(フレームワーク)が生成される。このようにして
フレームワークが生成されたプレゼンテーションの各テ
ンプレートに対し、提示すべき論理情報の内容である文
字列、グラフ、図等の素材が付与され、プレゼンテーシ
ョンの作品が完成される。
【0026】次に、本実施例におけるマルチメディア・
プレゼンテーション作品作成支援システムの構成を、図
2を用いて説明する。
【0027】本実施例のシステムは、図2に示すよう
に、プロセッサ201、プログラムメモリ202、デー
タメモリ203、ディスプレイ204、スピーカ20
5、キーボード206、マウス207、及び、記憶装置
を有する。
【0028】記憶装置は、記憶ディスク等から構成され
る2次記憶装置であり、図1に示された作品作成支援方
法を実行するためのプログラムとして、プレゼンテーシ
ョンの種類入力プログラム220、プレゼンテーション
の手順検索プログラム221、プレゼンテーションの特
徴入力プログラム222、プレゼンテーションの標準手
順修正プログラム223、プレゼンテーションの強調点
入力プログラム224、及びプレゼンテーションの属性
付与プログラム225を格納している。
【0029】記憶装置は、さらに、前記プログラムの処
理を実行する際に用いられるデータベースとして、プレ
ゼンテーション手順データベース(DB)210、手順
特徴データベース(DB)211、及び感性知識ベース
212と、前記各種プログラムによる処理の中間結果ま
たは最終結果であるプレゼンテーションの手順を格納す
るプレゼンテーション手順ファイル230とを格納す
る。前記プログラム、データベースについての詳細は後
述する。
【0030】本実施例のシステムでは、記憶装置に記憶
された各種プログラム220〜225をプログラムメモ
リ202に呼び込み、当該プログラムに従ってプロセッ
サ201が処理を行うことにより実現される。データベ
ース210〜212とプレゼンテーション手順ファイル
230とは、必要に応じてデータメモリ203に呼び込
まれ、または書き込まれる。
【0031】ユーザは、キーボード205、マウス20
6等の入力装置と、ディスプレイ204、スピーカ20
5等の出力装置を用いて、プレゼンテーションの種類、
特徴情報、強調点等の各種情報を入力する。当該出力装
置はまた、完成した、あるいは作成途中のプレゼンテー
ション手順や、それに含まれる各テンプレートを表示す
るためにも用いられる。
【0032】次に、プレゼンテーションの種類の入力ス
テップ(図1のステップ101)における本実施例のシ
ステムの動作を、図2と図3を用いて詳細に説明する。
【0033】本ステップでは、プレゼンテーションの種
類入力プログラム220に従って実行される。図3は、
ディスプレイ204等の表示装置によって出力されたウ
ィンドウ300の例であり、プレゼンテーションの種類
のリスト301として、「製品企画」、「新製品発
表」、「製品広告」、「研究発表」、「講義」が表示さ
れている。ユーザは、作成したいプレゼンテーションの
目的に応じて、リスト301の中から最も適当と思われ
るものをマウス207を用いて選択する。さらに、ウィ
ンドウ300上に設定されている「OK」ボタン302
を押下することにより、選択された種類がデータメモリ
203に入力される。
【0034】なお、種類の入力では、種類のリストによ
りメニューを構成し、当該メニューの各項目に番号を付
与して表示し、キーボード206から選択すべき番号を
入力するようにしても良いし、また、タッチパネル等に
よる入力でもよく、入力方法は特に選ばない。
【0035】また、ウィンドウ300上に設定されてい
る「キャンセル」ボタン303を押下することにより、
入力を中止することもできる。この場合には、以降の処
理は行われない。図3では、プレゼンテーションの種類
として「研究発表」が選択された場合を示している。
【0036】次に、プレゼンテーションの標準手順の検
索ステップ(図1のステップ102)における本実施例
のシステムの動作を、図2と図4を用いて詳細に説明す
る。
【0037】本ステップでは、プレゼンテーションの手
順検索プログラム221に従って、上記ステップ101
でデータメモリ203上に入力されたプレゼンテーショ
ンの種類をキーワードとして、プレゼンテーション手順
データベース210からプレゼンテーションの標準手順
を検索する。
【0038】図4はプレゼンテーション手順データベー
ス210のデータ構成例であり、該データベースには、
キーワードとなる種類名401とそれに対応するプレゼ
ンテーションの標準手順データ402との組が、複数
組、格納されている。標準手順データ402には、該標
準手順で用いられるテンプレートの種類、テンプレート
の提示順序、及び各テンプレートの提示時間比率等の情
報が含まれる。
【0039】例えば「研究発表」という種類名403が
キーワードとなる場合、対応する標準手順データ404
では、「表題」406、「背景」、「従来技術」40
7、「問題点」、「結論」等の種類のテンプレートが、
図中に示された順序に並んでおり、各々のテンプレート
の所要時間の割合が1:2:2:3:…:1である。
【0040】したがって、上述したステップ101で
「研究発表」が選択された場合、該種類名と一致する種
類名403が検索され、対応する標準手順データ404
が、プレゼンテーション手順ファイル230に格納され
る。
【0041】プレゼンテーションのテンプレートは、図
5に示すように、そのテンプレート上で表示すべき論理
情報の表示形態を規定する部品のリストから構成され
る。
【0042】例えばテンプレート「表題」406の場
合、論理情報「タイトル」の表示形態を表す部品50
1、「氏名」の表示形態を表す部品502、及び「所
属」の表示形態を表す部品503から構成される。ま
た、テンプレート「従来技術」407は、技術名とその
概要からなる2行の表の表示形態を表わす部品504
と、論理情報「表題」の表示形態を表す部品505とか
ら構成される。
【0043】なお、本実施例において、部品とは、論理
情報、例えばテキスト等の具体的な内容を示すものでは
ない。テンプレート上で提示する論理情報の具体的な内
容は、例えば、上記図1の処理が行なわれ、プレゼンテ
ーションのフレームワークが完成された後に、ユーザに
より入力される。
【0044】次に、プレゼンテーションの特徴情報の入
力ステップ(図1のステップ103)における本実施例
のシステムの動作を、図2と図6を用いて詳細に説明す
る。
【0045】本ステップではプレゼンテーションの特徴
入力プログラム222に従って実行されるものであり、
特徴情報として入力される、プレゼンテーションの対象
者の類別、プレゼンテーション全体の雰囲気、及びプレ
ゼンテーションの所要時間に関する情報を受け付ける。
【0046】ここで、図6は、ディスプレイ204等の
表示装置によって出力されたウィンドウ600の例であ
り、プレゼンテーションの対象者の類別に関するリスト
601として、「女性」、「ビジネスマン」、「O
L」、「素人」、「専門家」等が表示され、プレゼンテ
ーションの雰囲気に関するリスト602として、「シッ
クな」、「エレガントな」、「派手な」、「落ちつい
た」、「快活な」等が表示されている。
【0047】本実施例では、プレゼンテーションの対象
者は、年齢、性別、職業、または専門知識により分類さ
れる。また、雰囲気とは、ユーザが所望する、プレゼン
テーションの演出により実現される作品全体が表わす雰
囲気であり、ユーザが所望する雰囲気を表わす形容語あ
るいはそれを比喩するための名詞により規定される。
【0048】ユーザは、作成したいプレゼンテーション
に応じて、上記2つのリスト601、602の中から最
も適当と思われるものをマウス207を用いて選択す
る。更に、プレゼンテーションの所要時間を、ウィンド
ウ600上に設けられたテキストボックス603にキー
ボード206等を用いて入力し、「OK」ボタン604
を押下することにより、選択された対象者及び雰囲気
と、入力された所要時間とがデータメモリ203に入力
される。
【0049】なお、対象者、雰囲気の入力は、これらの
リストでメニューを構成し、該メニューの各項目に番号
を付与して表示し、キーボード206から選択すべき番
号を入力するようにしても良いし、タッチパネル等によ
る入力でもよく、入力方法は特に選ばない。また、これ
らの特徴情報は、上記ステップ101でのプレゼンテー
ションの種類入力時に一緒に入力しても良い。
【0050】また、ウィンドウ600上に設けられた
「キャンセル」ボタン605を押下することにより、入
力を中止することもできる。この場合には、以降の処理
は行われない。図6にはプレゼンテーションの対象者と
して「専門家」が、雰囲気として「エレガントな」が選
択され、所要時間は15分が指定された場合を示してい
る。
【0051】次に、プレゼンテーションの標準手順の修
正ステップ(図1の104)における本実施例のシステ
ムの動作を、図2と図7〜9を用いて詳細に説明する。
本ステップでは、プレゼンテーションの手順修正プログ
ラム223(図8参照)に従って、以下のように実行さ
れる。
【0052】(1)手順特徴データベース211から、
図1のステップ103でデータメモリ203上に入力さ
れたプレゼンテーションの対象者の類別データに対応す
る手順特徴データを検索する(図8のステップ80
1)。手順特徴データベース211には、図7に示す手
順特徴データ701〜703等が含まれている。手順特
徴データ701〜703には、修正すべきプレゼンテー
ションのテンプレート704〜706と修正すべき時間
の倍率707〜709との組が、各プレゼンテーション
の対象者の類別に対応して格納されている。
【0053】例えば、「専門家」701に対しては、テ
ンプレート「背景」704とテンプレート「技術説明」
との、標準手順における時間比率に対する倍率707は
「×0」であり、テンプレート「概要」705では倍率
「×1/2」であり、テンプレート「技術詳細」706
とテンプレート「新規性」での倍率709は「×2」で
ある。ここで倍率0とは、そのテンプレートが不要であ
ることを示す。
【0054】また、「女性」703に対しては、テンプ
レート名及び倍率について修正指示をしないことによ
り、倍率の修正が不要であることを示す。
【0055】本実施例では、上記図1のステップ103
で対象者として「専門家」が選択された場合、図7に示
された手順特徴データ701が検索され、データメモリ
203に格納される。
【0056】(2)手順特徴データの中に未処理のデー
タが残っていなければ図8のステップ808を実行する
(ステップ802)。ここで、手順特徴データの中のデ
ータとは、各テンプレート名と倍率との組データを示す
もので、後述する図8のステップでは、これら組データ
毎に処理を実行する。例えば、手順特徴データ701の
中には、組データ(「背景」、「×0」)を始めとし
て、5組のデータが含まれている。
【0057】(3)手順特徴データから未処理のテンプ
レート名と倍率の組データが取得される(ステップ80
3)。例えば手順特徴データ701の場合、最初にテン
プレート名「背景」704と倍率「×0」707とが取
得され、次に「技術説明」と倍率「×0」とが取得され
る。
【0058】(4)プレゼンテーション手順ファイル2
30に格納された手順の中に、上記ステップ803で取
得されたテンプレートが存在すればステップ805を、
存在しなければステップ802を実行する(ステップ8
04)。
【0059】(5)上記ステップ803で取得されたテ
ンプレートに対応する倍率が0ならばステップ806
を、0でないならばステップ807を実行する(ステッ
プ805)。
【0060】(6)プレゼンテーション手順ファイル2
30に格納されている手順中に含まれるテンプレートか
ら、倍率0に該当するテンプレートを削除する(ステッ
プ806)。
【0061】例えば、図1のステップ102で、図9に
示すようなプレゼンテーション手順に含まれるべきテン
プレート群901とその時間比率902とが検索され、
図8のステップ803で、図7に示すような手順特徴デ
ータとして、テンプレート「背景」704と倍率「×
0」707とが取得された場合には、図9に示すよう
に、テンプレート「背景」908は削除され、結果とし
てプレゼンテーション手順のテンプレート群903及び
その時間比率904が、プレゼンテーション手順ファイ
ル230に格納され、次に、図8のステップ802に戻
る。
【0062】(7)手順特徴データ内の倍率に従い、各
テンプレートの時間比率を修正する(ステップ80
7)。
【0063】例えば、図1のステップ104でプレゼン
テーションの対象者の類別として「素人」が選択された
場合、手順特徴データとして702(図7参照)が検索
される。この場合、テンプレート名「背景」と倍率「×
2」が図8のステップ803で取得されると、プレゼン
テーション手順のテンプレート群901とその時間比率
902の中の、テンプレート「背景」908の時間比率
「2」907は、2倍され、時間比率「4」909とな
り、テンプレート群905及びその時間比率906が、
プレゼンテーション手順ファイル230に格納され、次
に、図8のステップ802に戻る。
【0064】(8)最後に、図1のステップ103でプ
レゼンテーションの所要時間に応じて、各テンプレート
の時間配分を決定する(ステップ808)。例えば、プ
レゼンテーションの所要時間が15分と入力されて(図
6参照)、その時点でプレゼンテーション手順ファイル
230に格納されている時間比率が1:2:2:3:
4:2:1であるとすると、各々のテンプレートの所要
時間は1分、2分、2分、3分、4分、2分、1分とな
る。
【0065】次に、プレゼンテーションの強調点の入力
ステップ(図1のステップ105)における本実施例の
システムの動作を、図2と図10を用いて詳細に説明す
る。
【0066】本ステップでは、プレゼンテーションの強
調点入力プログラム(224)に従って実行される。図
10は、ディスプレイ204等の表示装置によって出力
されたウィンドウ1000の例であり、上記図1のステ
ップ104により修正されたプレゼンテーション手順に
含まれるテンプレートのリスト1001が、例えば「表
題」、「背景」、「従来技術」、「問題点」、「解決
案」のように表示される。
【0067】ユーザは、この表示されたウィンドウ10
00を見て、強調したいテンプレートを1個あるいは複
数個、マウス207を用いて選択し、ウィンドウ100
0上に設けられた「OK」ボタン1002を押下する。
このユーザの選択操作により、選択されたテンプレート
が、強調すべきテンプレートとしてデータメモリ203
に入力される。
【0068】なお、テンプレートの入力では、選択対象
となるテンプレートのリストによりメニューを構成し、
該メニューの各テンプレートに対応する項目に番号を付
与して表示し、キーボード206から選択すべき番号を
入力するようにしても良いし、また、タッチパネル等に
よる入力でもよく、入力方法は特に選ばない。
【0069】また、ウィンドウ1000上に設けられた
「キャンセル」ボタン1003を押下することにより、
入力を中止することもできる。この場合には、以降の処
理は行われない。図10では、強調点としてテンプレー
ト「問題点」が選択された場合を示している。
【0070】次に、プレゼンテーションへの属性付与ス
テップ(図1のステップ106)における本実施例のシ
ステムの動作を、図2と図11〜図14を用いて詳細に
説明する。
【0071】本ステップでは、プレゼンテーション属性
付与プログラム225(図11参照)に従って以下のよ
うに実行される。
【0072】(1)上記図1のステップ103でデータ
メモリ202に入力されたプレゼンテーションの特徴情
報と、感性知識ベース212に格納された情報とを用い
て、プレゼンテーション手順に含まれる各テンプレート
に標準的な属性(以下、標準属性と呼ぶ)を付与する
(図11のステップ1100)。
【0073】感性知識ベース212には、ここで用いら
れる特徴情報に対応して各テンプレート毎の標準属性が
設定されている。また、テンプレートの属性とは、当該
テンプレートの提示の際の演出形態を規定する物理量の
設定状態を指す。
【0074】より具体的には、感性知識ベース212
は、特徴情報のうちプレゼンテーションの対象者の類別
及び雰囲気に関する情報に対応して設定されている、各
テンプレートで提示すべき背景、文字列、グラフ、表等
についての色や大きさ、及び提示の際に流すバックグラ
ウンド音楽(BGM)をデータとして格納している。
【0075】本ステップにより標準属性が付与されたテ
ンプレートの例を図12に示す。これは、グラフを表わ
すテンプレート1200に標準属性が付与された状態を
示すものである。
【0076】テンプレートの背景1201と、そこに用
いられる色(色1〜4)が色相Hn、彩度Sn、明度V
n(n=1〜4)という値として生成され、更にグラフ
1202について、その種類(円グラフ)と配置位置、
当該グラフの項目を記述するために用いられるフォント
の種類と大きさ(角ゴシック12ポイント)、当該グラ
フに使われる色が、背景1201の場合と同様に決定さ
れる。また、図題1203に用いられるフォントの種類
と大きさ(角ゴシック18ポイント)と配置位置も、上
記と同様に決定される。
【0077】また、同時に、上記入力された特徴情報に
応じたBGMも生成される。BGMは、例えば図13に
示すように、メロディ1301、ハーモニー1302、
リズム1303、1304から構成され、各々はその音
色1305〜1309、音符データ1310〜1313
から構成される。また、ハーモニー1302情報には、
コード名1314も含まれる。
【0078】(2)強調すべきテンプレートに使用され
ている色全ての彩度値を、例えばS=(S+100)/
2の式に従って増加させる(ステップ1101)。図1
2が強調するテンプレートである場合、色1〜4及びグ
ラフの色において、各色の彩度S1〜7の値を前記式に
従って全て変更する。例えば、色1が(60,40,8
0)である場合、彩度の値40は、(40+100)/
2=70に変更され、色1(60,70,80)とな
る。
【0079】(3)使用されているフォントのポイント
数を、例えば2ポイント増加させる(ステップ110
2)。図12が強調するテンプレートである場合、グラ
フ1202に用いられる文字のフォントおよび図題12
03に用いられるフォントは、2ポイントづつ増加さ
れ、それぞれ、14ポイント及び20ポイントとなる。
【0080】(4)最後に、BGMの中の強調するテン
プレートに対応する部分において、例えばハーモニーを
変更することにより強調する(ステップ1103)。図
13に示したBGMがプレゼンテーションの手順(13
20)に対応して演奏され、該手順の中のテンプレート
1321を強調しようとする場合、テンプレート132
1が表示されている間に演奏されるコード「F」131
4を、例えば図14に示すような変換規則に従って変更
する。
【0081】図14において、Xは任意のコード名であ
り、例えばコード名が「D」1401の場合、「D7」
1402に変換することを示す。また、コード名が例え
ば「C7」1402の場合には、「C7,11」140
3に変換することを示す。従って、コード「F」131
4は、コード「F7」に変換される。それに従い、コー
ド1302の該当部分の音符もコード「F」に対応した
(ファ,ラ,ド)から、コード「F7」に対応した(フ
ァ,ラ,ド,ミ)に変換される。
【0082】本実施例によれば、演出、デザイン、音楽
の専門家ではない一般のユーザでも、作成するプレゼン
テーションの目的(種類)及び対象者に応じ、かつユー
ザが所望するプレゼンテーション全体の雰囲気を備える
よう演出を設定した、プレゼンテーション作品の作成を
容易にできる作品作成支援方法及びシステムを提供する
ことができる。
【0083】さらに、本実施例によれば、ユーザがプレ
ゼンテーションの中の強調すべき部分を指定するだけ
で、当該指定された部分が強調されるように、プレゼン
テーションの演出を修正することが可能な作品作成支援
方法及びシステムを提供することができる。
【0084】以上、本発明の一実施例としてマルチメデ
ィア・プレゼンテーション作品作成支援方法及びシステ
ムを説明したが、本発明による作品作成支援方法及びシ
ステムは、上記実施例に限定されるものではなく、例え
ば、上記実施例に対して、次のような変更を施した構成
としても良い。
【0085】(1)上記実施例では、プレゼンテーショ
ンの手順の一部としてBGMが生成されていたが、プレ
ゼンテーションの手順とは独立して、BGMを単独で生
成する構成としても良い。このような構成の場合、強調
点の入力は楽譜の範囲を指定することによって行われ
る。
【0086】(2)上記実施例では、プレゼンテーショ
ンの種類と、対象者、全体の雰囲気、及び所要時間など
の特徴情報とを入力して、プレゼンテーションの標準手
順及び各テンプレートの標準属性を自動的に設定する構
成としているが、代わりに、標準手順や標準属性につい
て複数の選択候補をそれぞれ提示し、該選択候補の中か
らユーザが所望のものを選択できるよう構成する等し
て、必要に応じてユーザが対話的に操作、編集ができる
構成としても良い。このような構成によれば、ユーザの
好みにより近いプレゼンテーションの作成が可能とな
る。
【0087】(3)上記実施例では、マルチメディア・
プレゼンテーション作成について説明したが、プレゼン
テーションに限らず、教育ソフト、ゲーム、電子カタロ
グ、インターネットのホームページ等の作品を作成する
場合にも利用可能である。
【0088】(4)上記実施例では、特徴情報として、
プレゼンテーションの対象者、全体の雰囲気、所要時間
を用いた例を示したが、必ずしもこれら全てを用いなく
てもいずれか1つ、または他の種類の特徴情報も含め
た、任意数の特徴情報を入力する構成としても良い。
【0089】(5)上記実施例では、ユーザがプレゼン
テーションの種類、特徴情報、強調点を順に入力した
が、これら情報の入力順序はこれに限定されるものでは
なく、入力順序を必要に応じて変えても構わない。
【0090】(6)上記実施例では、プレゼンテーショ
ンの標準手順の修正の際には、各テンプレートの提示時
間の比率を修正したが、時間比率だけでなく、必要に応
じて各テンプレートの提示する順序の変更を行なう構成
としても良い。
【0091】(7)上記実施例では、プレゼンテーショ
ンの対象者は、年齢、性別、職業、及び専門知識のうち
の少なくとも1つを用いて分類されたが、例えば年齢、
性別、職業、及び専門知識の全て用いて分類するように
しても良いし、また、上記分類条件以外でも、人々をあ
る1つの観点から分類できるものであれば、例えば既婚
か未婚かの違いや血液型等の、本実施例で用いられた以
外の条件を用いて分類しても構わない。
【0092】(8)上記実施例では、テンプレートを強
調する方法として、当該テンプレートの属性のうち色、
フォント、BGMのすべてを、演出効果が高められるよ
うに修正していたが、本発明における強調に際して修正
すべき属性の具体的内容及び強調の方法はこれに限定さ
れるものではない。本発明では、強調すべき部分として
指定された部分が、他の部分に比較して強調されている
ということがプレゼンテーションの対象者により認識さ
れるものであれば良く、その具体的な強調方法を限定す
るものではない。例えば、上記のようなプレゼンテーシ
ョンの属性のうち1つだけを強調する構成としても良い
し、他の属性を設定して、それを修正する構成としても
良い。また、強調すべき部分の属性を変えず、その前後
部分の属性を修正することで、当該強調する部分を強調
する構成としても良い。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば、演出・デザイン・音楽
の専門家でない一般のユーザが、作成する作品の種類に
応じかつユーザが望む作品の演出の特徴に適合するよう
に、演出が設定された作品を容易に作成することを支援
する作品作成支援方法及びシステムを提供することがで
きる。
【0094】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマルチメディア・プレゼンテーシ
ョン作品作成支援方法の処理フローの一例を示すフロー
チャートである。
【図2】本発明によるマルチメディア・プレゼンテーシ
ョン作品作成支援システムの一実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】プレゼンテーションの種類を入力するためのウ
ィンドウの例を示す説明図である。
【図4】プレゼンテーション手順データベースと、その
中に格納される情報の具体例を示した説明図である。
【図5】プレゼンテーションの各テンプレートに含まれ
る部品の具体例を示した説明図である。
【図6】プレゼンテーションの特徴情報を入力するため
のウィンドウの例を示す説明図である。
【図7】手順特徴データベースに格納される情報の具体
例を示した説明図である。
【図8】プレゼンテーションの標準手順に対する修正処
理の一例を示すフローチャートである。
【図9】プレゼンテーションの標準手順の修正処理によ
って、プレゼンテーションの手順が修正される具体例を
示した説明図である。
【図10】プレゼンテーションの強調点を入力するため
のウィンドウの例を示す説明図である。
【図11】プレゼンテーションの属性付与処理の一例を
示すフローチャートである。
【図12】属性を付与されたテンプレートの具体例を示
す説明図である。
【図13】属性の1つとして生成されたBGMの具体例
を示す説明図である。
【図14】強調の際に用いられる、BGM中のコードの
変換規則の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
210〜212:データベース、220〜225:プロ
グラム、230:データファイル、300,600,1
000:ウィンドウ、404,902,904,90
6,1320:プレゼンテーション手順、406,40
7,1200,1321:プレゼンテーション・テンプ
レート、405,901,905,907,909:時
間配分、501〜505:プレゼンテーション部品、7
01〜703:手順特徴データ、704〜706:テン
プレート名、707〜709:時間配分の倍率、120
1:背景、1202:グラフ・テンプレート、120
3:テキスト・テンプレート、1301〜1304:B
GM部品、1305〜1309:音色名、1310〜1
313:音符データ、1314:コード名。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の提示要素を順次提示することにより
    構成される作品の作成を支援する作品作成支援方法にお
    いて、 前記複数の提示要素の提示手順を、予め複数記憶し、 入力される、作品の種類に関する情報を受け付け、当該
    情報に応じて、前記記憶されている複数の提示手順のう
    ちの1つを標準手順として選択し、 入力される、作品の演出に対してユーザが所望する特徴
    に関する情報を受け付け、当該情報に応じて、前記標準
    手順を修正することを特徴とする作品作成支援方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記予め設定されている各提示手順では、前記複数の提
    示要素のそれぞれの提示に要する時間比率が設定される
    ものであり、 前記受け付けた特徴に関する情報とは、作品全体の提示
    に要する全体提示時間を含むものであり、 前記標準手順が修正された後に、前記修正された標準手
    順に含まれている各提示要素の時間配分を、その時点で
    の時間比率に応じて設定することを特徴とする作品作成
    支援方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記予め設定されている各提示手順では、前記複数の提
    示要素の提示する順序が設定されるものであり、 前記標準手順を修正する際には、前記受け付けた特徴に
    関する情報に応じて、当該標準手順に含まれる提示要素
    の提示順序を修正することを特徴とする作品作成支援方
    法。
  4. 【請求項4】複数の提示要素を順次提示することにより
    構成される作品の作成を支援する作品作成支援方法にお
    いて、 前記作品に含まれる複数の提示手順のそれぞれについ
    て、提示時の演出形態を規定する属性を、予め複数記憶
    し、 入力される、作品の演出に対してユーザが所望する特徴
    に関する情報を受け付け、当該情報に応じて、前記各提
    示要素について、前記記憶されている複数の属性のうち
    の1つを標準属性としてそれぞれ選択し、 さらに、入力される、前記作品中の強調すべき部分に関
    する指定を受け付け、当該指定に応じて、前記複数の提
    示要素の中から強調すべき提示要素を選択し、当該選択
    された提示要素が、残りの提示要素と比較して強調され
    るように、当該選択された提示要素の標準属性を修正す
    ることを特徴とする作品作成支援方法。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記作品は、マルチメディア・プレゼンテーション作
    品、教育ソフト、ゲーム、及び電子カタログのうち、い
    ずれかであることを特徴とする作品作成支援方法。
  6. 【請求項6】請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記受け付けた特徴に関する情報は、当該作品全体の雰
    囲気を表わす情報、および当該作品を視聴する対象者の
    類別を表す情報のうち、少なくとも一方を含むことを特
    徴とする作品作成支援方法。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記雰囲気を表わす情報は、当該雰囲気を表す形容語、
    あるいは、当該雰囲気を比喩する名詞として入力される
    ことを特徴とする作品作成支援方法。
  8. 【請求項8】請求項6において、 前記対象者の類別を表す情報とは、対象者の年齢、性
    別、職業、及び専門知識の有無のうち少なくとも1つに
    関する情報を含むことを特徴とする作品作成支援方法。
  9. 【請求項9】請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記作品を構成する提示要素は、静止画あるいは動画を
    含むテンプレートであることを特徴とする作品作成支援
    方法。
  10. 【請求項10】請求項9において、 前記テンプレートは、図形、テキスト、グラフ、及び表
    のうち少なくとも1種類の部品の内容を提示するもので
    あり、当該テンプレートの属性として、前記提示される
    部品が配置される背景領域の色と、当該部品に用いられ
    る色及びフォントとを含むことを特徴とする作品作成支
    援方法。
  11. 【請求項11】請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記作品の提示手順では、当該作品に含まれる提示要素
    が提示される際に演奏されるバックグランド音楽が設定
    されていることを特徴とする作品作成支援方法。
  12. 【請求項12】請求項4において、 前記提示要素の属性として、当該提示要素が提示される
    際に演奏されるバックグランド音楽がさらに含まれてい
    ることを特徴とする作品作成支援方法。
  13. 【請求項13】複数の提示要素を順次提示することによ
    り構成される作品の作成を支援する作品作成支援方法に
    おいて、 前記作品の複数の提示要素を提示する際に演奏するバッ
    クグランド音楽を、予め複数記憶し、 入力される、前記作品の種類に関する情報、及び、作品
    の演出に対してユーザが所望する特徴に関する情報を受
    け付け、当該情報に応じて、前記記憶されている複数の
    バックグランド音楽の1つを選択することを特徴とする
    作品作成支援方法。
  14. 【請求項14】請求項13において、 さらに、入力される、作品中の強調すべき部分に関する
    指定を受け付け、当該指定に応じて、前記複数の提示要
    素の中から強調すべき提示要素を選択し、当該選択され
    た提示要素が、残りの提示要素と比較して強調されるよ
    うに、当該選択された提示要素が表示されている間に演
    奏される、前記選択されたバックグランド音楽を修正す
    ることを特徴とする作品作成支援方法。
  15. 【請求項15】複数の提示要素を順次提示することによ
    り構成される作品の作成を支援する作品作成支援システ
    ムにおいて、 ユーザより入力される、作品の種類に関する種類情報、
    および作品の演出の特徴に関する特徴情報を受け付ける
    特徴情報入力手段と、 前記種類情報に応じて設定されている、当該作品に含ま
    れる提示要素の提示手順を複数格納する手順データベー
    スと、 前記ユーザにより入力された種類情報に基づいて、前記
    手順データベースから、作品の標準手順として、前記格
    納されている複数の提示手順のうちの1つを検索する手
    順検索手段と、 前記特徴情報に応じて設定されている、前記提示手順の
    変更ルールを複数格納する手順特徴データベースと、 前記ユーザより入力された特徴情報に基づいて、前記手
    順特徴データベースに格納されている変更ルールを検索
    し、当該検索された変更ルールに基づき、前記検索され
    た標準手順を変更する手順修正手段とを有することを特
    徴とする作品作成支援システム。
  16. 【請求項16】複数の提示要素を順次提示することによ
    り構成される作品の作成を支援する作品作成支援システ
    ムにおいて、 ユーザより入力される、作品の演出の特徴に関する特徴
    情報を受け付ける特徴情報入力手段と、 前記特徴情報に応じて設定されている、前記各提示要素
    の提示の際の演出の少なくとも一部を規定する属性情
    報、あるいは当該属性情報を生成するための属性生成ル
    ールを複数格納する属性特徴データベースと、 ユーザより入力される、前記作品の中の強調する部分の
    指定に関する強調点指定情報を受け付ける強調点入力手
    段と、 前記ユーザより入力された特徴情報に基づいて、前記属
    性特徴データベースから、作品の各提示要素に対して付
    与される標準属性を設定する属性設定手段と、 前記ユーザより入力された強調点指定情報に基づき、当
    該指定された強調部分が強調されるように、前記強調さ
    れる部分に対応する提示要素に付与されている標準属性
    を修正する属性強調手段とを有することを特徴とする作
    品作成支援システム。
  17. 【請求項17】提示すべき論理情報の演出形態を規定す
    る物理量を設定する演出形態設定システムであって、 入力される、前記提示すべき論理情報の演出における特
    徴を表わす言語情報を受け入れる言語情報入力手段と、 受け入れ可能な言語情報のそれぞれに対応して設定され
    ている、前記演出形態を規定する物理量の修正を行なう
    修正規則を格納する記憶手段と、 前記受け入れた言語情報に基づいて、前記記憶手段に格
    納されている修正規則のうち、当該言語情報に対応する
    修正規則を選択する選択手段と、 前記選択された修正規則を用いて、前記提示すべき論理
    情報に対して設定されている標準的な演出形態を規定す
    る物理情報を修正することを特徴とする演出形態設定シ
    ステム。
  18. 【請求項18】請求項17において、 前記言語情報は、前記提示すべき論理情報の用途、前記
    論理情報の提示の対象者の類別、および演出形態の雰囲
    気のうち少なくとも1つであることを特徴とする演出形
    態設定システム。
  19. 【請求項19】請求項17において、 前記演出形態を規定する物理情報は、前記提示すべき論
    理情報及びその背景の色、前記提示すべき論理情報の大
    きさ、及び、提示の際に演奏される音楽のうち少なくと
    も1つであることを特徴とする演出形態設定システム。
JP4977195A 1995-03-09 1995-03-09 作品作成支援方法及びシステム Pending JPH08249385A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4977195A JPH08249385A (ja) 1995-03-09 1995-03-09 作品作成支援方法及びシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4977195A JPH08249385A (ja) 1995-03-09 1995-03-09 作品作成支援方法及びシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08249385A true JPH08249385A (ja) 1996-09-27

Family

ID=12840438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4977195A Pending JPH08249385A (ja) 1995-03-09 1995-03-09 作品作成支援方法及びシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08249385A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000149045A (ja) * 1998-11-05 2000-05-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd タイトル情報の編集及び再生方法と編集装置
JP2004048244A (ja) * 2002-07-10 2004-02-12 Omron Corp 写真プリント方法、写真プリント装置、写真プリントプログラム、該プログラムを記録した記録媒体、およびプリント紙ユニット
JP2006126881A (ja) * 2004-09-30 2006-05-18 Daiwa House Ind Co Ltd プレゼンテーション資料作成システム及びプレゼンテーション資料作成方法
JP2007129717A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Samsung Electronics Co Ltd 動的映像物自動生成装置及び方法
JP2016512910A (ja) * 2013-03-18 2016-05-09 エイチ・エス・シィ・アクイジション・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー・ドゥーイング・ビジネス・アズ・ヘルススター・コミュニケーションズHsc Acquisition, Llc Dba Healthstar Communications ルールベースのコンテンツ管理システムおよび方法
WO2022239053A1 (ja) * 2021-05-10 2022-11-17 ソニーグループ株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000149045A (ja) * 1998-11-05 2000-05-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd タイトル情報の編集及び再生方法と編集装置
JP2004048244A (ja) * 2002-07-10 2004-02-12 Omron Corp 写真プリント方法、写真プリント装置、写真プリントプログラム、該プログラムを記録した記録媒体、およびプリント紙ユニット
JP2006126881A (ja) * 2004-09-30 2006-05-18 Daiwa House Ind Co Ltd プレゼンテーション資料作成システム及びプレゼンテーション資料作成方法
JP2007129717A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Samsung Electronics Co Ltd 動的映像物自動生成装置及び方法
US7825934B2 (en) 2005-11-02 2010-11-02 Samsung Electronics Co., Ltd. System, medium, and method automatically creating a dynamic image object
JP2016512910A (ja) * 2013-03-18 2016-05-09 エイチ・エス・シィ・アクイジション・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー・ドゥーイング・ビジネス・アズ・ヘルススター・コミュニケーションズHsc Acquisition, Llc Dba Healthstar Communications ルールベースのコンテンツ管理システムおよび方法
US10049084B2 (en) 2013-03-18 2018-08-14 Hsc Acquisition, Llc Rules based content management system and method
US10380224B2 (en) 2013-03-18 2019-08-13 Hsc Acquisition, Llc Rules based content management system and method
WO2022239053A1 (ja) * 2021-05-10 2022-11-17 ソニーグループ株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6665686B1 (en) Data processing method and apparatus for supporting analysis/judgement
US20110115799A1 (en) Method and system for assembling animated media based on keyword and string input
JPH09510811A (ja) 文書全文検索用ユーザインタフェース
JPH0883271A (ja) 文書処理装置
WO2021157595A1 (ja) コンテンツ作成支援システム
JPH08249385A (ja) 作品作成支援方法及びシステム
JPH04130585A (ja) プレゼンテーション支援環境システム
KR100279183B1 (ko) 이미지프로세서
JPH08249441A (ja) 対話型配色支援方法
JPH08212258A (ja) 作品作成支援システム
JP2006113910A (ja) 文章編集方法、文章編集方法を実行するプログラム、及び文章編集システム
Clark Harmony, associativity, and metaphor in the film scores of Alexandre Desplat
JP2975890B2 (ja) 文書レイアウト編集装置、文書レイアウト編集方法、記憶媒体
JP2975889B2 (ja) 文書レイアウト編集装置、文書レイアウト編集方法、記憶媒体
KR101970878B1 (ko) 작곡 과정별 히스토리를 이용한 자동 작곡 방법 및 장치
JP2000029677A (ja) 画面構成自動生成装置
JP6815054B1 (ja) コンテンツ作成支援システム
Tan et al. Research and Extraction on Intelligent Generation Rules of Posters in Graphic Design
KR102301653B1 (ko) 가구용 맞춤형 캘리그래피 주문 제작 시스템
JPH05135054A (ja) 文書処理方法
JP4551066B2 (ja) 音声合成装置、音声合成方法及び音声合成プログラム
JP7295429B2 (ja) 文書処理プログラム、文書処理方法および文書処理装置
TWI809909B (zh) 智慧文宣產出系統及其方法
JPH1049529A (ja) ドキュメント作成装置
Fick Aesthetic expression an das Clavier: performing character in the keyboard music of CPE Bach