JPH05135054A - 文書処理方法 - Google Patents

文書処理方法

Info

Publication number
JPH05135054A
JPH05135054A JP3297241A JP29724191A JPH05135054A JP H05135054 A JPH05135054 A JP H05135054A JP 3297241 A JP3297241 A JP 3297241A JP 29724191 A JP29724191 A JP 29724191A JP H05135054 A JPH05135054 A JP H05135054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
common
specific
document structure
processing method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3297241A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuzo Uehara
徹三 上原
Shigeru Shimada
茂 嶋田
Hideko Kagimasa
秀子 鍵政
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP3297241A priority Critical patent/JPH05135054A/ja
Publication of JPH05135054A publication Critical patent/JPH05135054A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 共通文書構造と特定文書構造の関係を利用し
て文書の検索を効率よく行う。共通文書構造を自動的に
生成する。 【構成】 共通文書構造をユーザに指定させ、その共通
文書構造に則って文書を作成させ、作成した文書に固有
の特定文書構造を生成し、共通文書構造と特定文書と特
定文書構造とを関係付けて保存し、共通文書構造がユー
ザに指定されると、その共通文書構造に関係付けられた
特定文書または特定文書構造を検索し、検索結果をユー
ザに提示する。また、共通文書構造および特定文書構造
を同時に満足する共通文書構造を新たに生成し保存す
る。 【効果】 文書の検索を効率よく行える。ユーザが共通
文書構造を定義する負担が軽減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書処理方法に関し、
さらに詳しくは、複数の文書に共通の構造を利用して文
書の検索や作成を効率よく行うための文書処理方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】ISO規格“ISO8613:ODA
(Office Document Architecture)”には、文書構造を
論理構造と割付構造に分ける考え方が示されている。論
理構造は、文書の論理的構造であり、複数の文書に共通
の共通論理構造と,個々の文書(これを特定文書とい
う)に固有の特定文書論理構造とがある。割付構造は、
文書のレイアウト的構造であり、複数の文書に共通の共
通割付構造と,特定文書に固有の特定文書割付構造とが
ある。
【0003】図9に、共通論理構造の例を示す。(31
1)〜(318)は、共通論理構造の記述文である。ま
た、<論理文書>〜<図データ列>は、共通論理構造の
構造単位である。 記述文(311);<論理文書>が、<タイトル部>と
<本文>とにより成ることを記述している。なお、<論
理文書>とは、論理構造から見た文書である。 記述文(312);<本文>が、<本文単位>の1個以
上の繰返しより成ることを記述している。 記述文(313);<タイトル部>が、<文字列>より
成ることを記述している。 記述文(314);<本文単位>が、<パラグラフ>ま
たは<図>より成ることを記述している。 記述文(315);<パラグラフ>が、<文字列>より
成ることを記述している。 記述文(316);<図>が、<図本体>と<図タイト
ル>から成るか又は<図本体>から成ることを記述して
いる。 記述文(317);<図タイトル>が、<文字列>から
成ることを記述している。 記述文(318);<図本体>が、<図データ列>から
成ることを記述している。 なお、<文字列>は、いわゆる図形文字の列である。<
図データ列>は、例えば、別途定められた形式の図形デ
ータの列である。<文字列>と<図データ列>は、定義
する必要のない基本構造単位である。
【0004】ここで、記述文の記述ルールを説明する。 記述ルール1;<タイトル部><本文>のように構造単
位を横に並べると、それらの構造単位がその順に現れる
ことを示す。 記述ルール2;*<本文単位>のように構造単位の前に
*記号を付けると、その右の構造単位の1個以上の繰返
しを示す。
【0005】記述ルール3;<パラグラフ>|<図>の
ように構造単位を横に並べてそれらの間を縦棒で区切る
と、それらの構造単位のいずれか1つを選択することを
示す。
【0006】図10に、共通割付構造の例を示す。(3
21)〜(329)は、共通割付構造の記述文である。
また、<割付文書>〜<矩形領域>は、共通割付構造の
構造単位である。<割付文書>とは、割付構造から見た
文書である。<矩形領域>は、定義する必要のない基本
構造単位である。各記述文(321)〜(329)の記
述ルールは、上記共通論理構造の記述文と同じである。
【0007】図11は、図9の共通論理構造および図1
0の共通割付構造に従う特定文書の例である。図12
は、図11の特定文書の特定文書論理構造である。図1
3は、図11の特定文書の特定文書割付構造である。図
12の特定文書論理構造,図13の特定文書割付構造
は、木構造で表されている。木構造の各ノードは、共通
論理構造,共通割付構造の構造単位の実現例である。
【0008】図12の特定文書論理構造の最下位構造単
位および図13の特定文書割付構造の最下位構造単位
は、特定文書の内容部分に関連付けられている。図11
における枠21は図13の<先頭ページ>に対応し、図
11における枠22は図13の<矩形領域0>に対応
し、図11における枠22中の文字列は図12の<文字
列0>に対応する。また、図11における枠23は図1
3の<矩形領域1>に対応し、図11における枠23中
の文字列は図12の<文字列1>に対応する。また、図
11における枠24は図13の<矩形領域2>に対応
し、図11における枠24中の図は図12の<図データ
列>に対応する。また、図11における枠25は図13
の<矩形領域3>に対応し、図11における枠25中の
文字列は図12の<文字列3>に対応する。
【0009】以上の共通論理構造,共通割付構造を予め
保持し、文書の作成に利用すれば、文書の作成のための
操作を簡単化でき、複数の文書の形式を統一することが
容易になる。そして、異なる機種で作成した文書の交換
性を高めることが出来る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、文書
の作成のための操作を容易化し、文書の交換性を高める
ために、論理構造および割付構造の概念を導入してい
る。ところで、文書を共通文書構造(ここでは共通論理
構造および共通割付構造を指すものとする)に従って作
成し、共通文書構造群と関係付けて特定文書群および特
定文書構造(ここでは特定文書論理構造および特定文書
割付構造を指すものとする)群を保存すれば、共通(ク
ラス)と特定(インスタンス)の関係を持った文書ライ
ブラリを構成できるから、この関係を文書の検索に役立
てることが出来ると考えられる。
【0011】しかし、かかる関係を利用した文書の検索
の技術は従来知られておらず、ISO規格においても規
定されていない。また、上記従来技術では、共通文書構
造をユーザが定義する必要があり、これを自動的に生成
する技術は従来知られていない。
【0012】そこで、本発明の第1の目的は、共通文書
構造と特定文書構造の関係を利用して文書の検索を効率
よく行うための文書処理方法を提供することにある。ま
た、本発明の第2の目的は、共通文書構造を自動的に生
成するための文書処理方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的に対し、
本発明は、複数の文書に共通の論理構造を与える共通論
理構造または複数の文書に共通の割付構造を与える共通
割付構造の少なくとも一方からなる共通文書構造をユー
ザに指定させ、その共通文書構造に則って文書を作成さ
せ、作成した文書に固有の論理構造を与える特定文書論
理構造または作成した文書に固有の割付構造を与える特
定文書割付構造の少なくとも一方からなる特定文書構造
を生成し、前記共通文書構造と,作成した特定文書と,
生成した特定文書構造とを関係付けて保存し、共通文書
構造がユーザに指定されると、その共通文書構造に関係
付けられた特定文書または特定文書構造の少なくとも一
方を検索し、検索結果をユーザに提示することを特徴と
する文書処理方法を提供する。また、上記文書処理方法
において、共通文書構造または特定文書構造の少なくと
も一方を構成する構造単位に関する検索条件がユーザに
指定されると、その検索条件を満たす共通文書構造また
は特定文書構造またはそれら共通文書構造または特定文
書構造に関係付けられた特定文書の少なくとも一つを検
索し、検索結果をユーザに提示することを特徴とする文
書処理方法を提供する。
【0014】第2の目的に対し、本発明は、複数の文書
に共通の論理構造を与える共通論理構造または複数の文
書に共通の割付構造を与える共通割付構造の少なくとも
一方からなる共通文書構造をユーザに指定させ、その共
通文書構造に則って文書を作成させ、作成した文書に固
有の論理構造を与える特定文書論理構造または作成した
文書に固有の割付構造を与える特定文書割付構造の少な
くとも一方からなる特定文書構造を生成し、さらに前記
共通文書構造の指定に従いかつ前記特定文書構造を生成
し得るような共通文書構造(これを、前記共通文書構造
および前記特定文書構造を同時に満足する、という)を
新たに生成し保存することを特徴とする文書処理方法を
提供する。
【0015】
【作用】第1の目的に対する本発明の文書処理方法で
は、共通文書構造と特定文書と特定文書構造とを関係付
けて保存するので、ユーザは、共通文書構造を指定する
ことによって目的の特定文書を検索できるようになる。
また、ユーザは、構造単位についての検索条件を指定す
ることによって目的の特定文書を検索できるようにな
る。
【0016】第2の目的に対する本発明の文書処理方法
では、元の共通文書構造のサブセットとしての共通文書
構造を自動的に生成するので、ユーザは、新たに共通文
書構造を定義しなくても、より特定文書に近い共通文書
構造を指定してさらに効率よく文書を作成できるように
なる。
【0017】
【実施例】以下、図に示す実施例により本発明をさらに
詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定される
ものではない。図1は、本発明の文書処理方法を実施す
る文書処理システム1の構成図である。11は、文字列
や図の入力のためのキーボードである。12は、文字と
図を表示しポインティングできるディスプレイ装置であ
る。13は、文字と図を印刷できるプリンタである。
【0018】14は、処理装置である。15は、文書処
理プログラム,共通文書構造,特定文書,特定文書構
造,共通文書構造と特定文書と特定文書構造間の関係情
報等を保持する外部記憶装置である。16は、主記憶装
置である。文書処理プログラムは、外部記憶装置15か
ら主記憶装置16に予め読み込まれる。
【0019】図2に、本発明の文書処理方法のフローチ
ャートを示す。ステップ50では、文書処理プログラム
は、文書作成を行うか文書検索を行うかをユーザに指定
させる。ユーザが文書作成を指定した場合、ステップ5
11の処理に分岐する。文書検索を指定した場合、ステ
ップ521の処理に分岐する。
【0020】ステップ511では、文書処理プログラム
は、作成する文書の共通文書構造をユーザに指定させ
る。ここでは、ユーザが、共通文書構造としてクラスD
Cを指定したものとする。ステップ512では、文書処
理プログラムは、指定されたクラスDCに対応する共通
文書構造DCを外部記憶装置15から主記憶装置16に
取り出す。
【0021】ステップ513では、共通文書構造DCに
従って文書を編集割付する。この編集割付時のユーザの
操作と,その操作に対する文書処理システム1の動作の
概略を次に説明する。ユーザは、新規の文書作成ならそ
の内容をキーボード11から入力する。既存の特定文書
の校正ならその特定文書の識別子をキーボード11から
入力する。文書処理プログラムは、新規の文書作成なら
入力された文書の内容をディスプレイ装置12に表示す
る。既存の特定文書の編集ならその特定文書を外部記憶
装置15より主記憶装置16に読み込み、ディスプレイ
装置12に表示する。文書処理プログラムは、共通論理
構造を参照することによって、入力された内容の構造単
位をディスプレイ装置12に表示する。また、次に入力
または編集するべき内容の構造単位候補をディスプレイ
装置12に表示する。ユーザは、この中から次に入力ま
たは編集する構造単位を選ぶことが出来る。
【0022】文書処理プログラムは、入力された内容ま
たは編集された特定文書と共通論理構造のマッチングを
行い、特定文書論理構造を作成する。なお、一般に共通
論理構造は構造単位の繰返しや選択を含むので、マッチ
ングは簡単でない。そこで、文書処理プログラムは、マ
ッチングがうまくいかないときは、ユーザに問い合わせ
て、対話型で処理する。次に、文書処理プログラムは、
特定文書,特定文書論理構造,指定された共通割付構造
から、自動的に又は対話型で特定文書割付構造を作成す
る。なお、上記処理に関連する技術が、特願平1−28
2957号公報に開示されている。
【0023】ステップ514では、作成した特定文書論
理構造および特定文書割付構造を特定文書構造dc1と
する。ステップ515では、共通文書構造DCに含まれ
特定文書構造dc1を生成し得る最小限の構造単位から
なる最小共通文書構造DC1を新たな共通文書構造とし
て作成する。図3,図4に、最小共通文書構造の例を示
す。図3は最小共通文書論理構造であり、図4は最小共
通文書割付構造である。この最小共通文書構造は、共通
文書構造が図9の共通論理構造および図10の共通割付
構造であり,特定文書構造が図12の特定文書論理構造
および図13の特定文書割付構造である場合における最
小共通文書構造である。
【0024】図3の各記述文の意味は次のとおりであ
る。 記述文(311);<論理文書>が、<タイトル部>と
<本文>とにより成る。 記述文(612);<本文>が、<本文単位>の3個の
繰返しより成る。図11の特定文書が<本文単位>の3
個の繰返しより成り、その限りにおいて共通論理構造と
特定文書論理構造とを同時に満たすからである。 記述文(313);<タイトル部>が、<文字列>より
成る。 記述文(314);<本文単位>が、<パラグラフ>ま
たは<図>より成る。 記述文(315);<パラグラフ>が、<文字列>より
成る。 記述文(616);<図>が、<図本体>から成る。図
11の特定文書が<図本体>のみより成り、その限りに
おいて共通論理構造と特定文書論理構造とを同時に満た
すからである。 記述文(317);<図タイトル>が、<文字列>から
成る。 記述文(318);<図本体>が、<図データ列>から
成る。 図4の最小共通文書割付構造についても上記と同様であ
る。
【0025】図2に戻り、ステップ516では、最小共
通文書構造DC1を、共通文書構造DCと関係付けて外
部記憶装置15に保存する。この関係付けには、例えば
木構造を用いる。すなわち、共通文書構造DCをルート
として、その下位に最小共通文書構造DC1を置く。
【0026】ステップ517では、特定文書構造dc1
を、最小共通文書構造DC1と関係付けて外部記憶装置
15に保存する。この関係付けには、例えば上記木構造
を用いる。すなわち、共通文書構造DCをルートとして
その下位に置いた最小共通文書構造DC1のさらに下位
に特定文書構造dc1を置く。
【0027】このように最小共通文書構造を保存してお
き、これ以後、最小共通文書構造に従う特定文書の作成
においては、共通文書構造を利用するよりも最小共通文
書構造を利用する。その方が文書作成編集の効率を向上
できる。例えば、対話型で処理する場合、図9の共通論
理構造の記述文(312)に対応する処理では、<本文
単位>をいくつ用いるかをユーザに問い合せる必要があ
る。これに対して、図3の最小共通論理構造の記述文
(612)に対応する処理では、<本文単位>を3個用
いることが分るから、ユーザに問い合せる必要がない。
従って、ユーザの手数が減り、誤りの発生する余地が減
り、文書作成の効率が向上する。また、自動で処理する
場合においても、共通文書構造を利用する処理では多く
の可能性を試みる必要があるが、最小共通文書構造を利
用する処理では比較的少ない可能性を試みれば足る。従
って、正しい結果を得るまでの時間を短縮できる。
【0028】さて、図2に戻り、ステップ521では、
文書処理プログラムは、検索の条件式をユーザに指定さ
せる。検索の条件式は、データベースシステムで用いら
れている条件式と同様であり、単純なものでは、1個の
クラスの識別子のみからなるものが挙げられる。複雑な
ものでは、1個のクラスの識別子と,そのクラスの構造
単位の識別子と,それら構造単位に従う特定文書構造の
構造単位の個数の組合せからなるものが挙げられる。こ
れについては後で具体例により詳述する。
【0029】ステップ522では、条件式を満足する共
通文書構造およびそれと関係付けられた最小共通文書構
造を外部記憶装置15より取り出す。ステップ523で
は、前記共通文書構造と最小共通文書構造に従って作成
された特定文書を外部記憶装置15より取り出す。ステ
ップ522とステップ523とは、分岐525によっ
て、検索の条件式を満足する共通文書構造の個数分だけ
繰り返す。
【0030】ステップ524では、検索した特定文書の
名称の一覧をディスプレイ装置12に表示する。また、
それらの中からユーザの指示した特定文書の内容をディ
スプレイ装置12に表示する(あるいはプリンタ13に
出力する)。
【0031】なお、分岐525をステップ524の後に
設けて、ステップ522とステップ523とステップ5
24を、検索の条件式を満足する共通文書構造の個数分
だけ繰り返してもよい。この場合、ステップ523で取
り出した特定文書ごとに、その名称と内容とを表示す
る。
【0032】次に、検索の具体例を図5〜図8により説
明する。図5は、構造単位に関する検索条件をテーブル
形式で指定する場合の条件指定画面の例である。<タイ
トル部>に対する“=1”という検索条件は、<タイト
ル部>の個数が1個であることを指定している。<本文
>に対する“*”という検索条件は、<本文>が0個以
上であることを指定している。<パラグラフ>に対する
“>2”という検索条件は、<パラグラフ>が3個以上
であることを指定している。<図本体>に対する“=#
06”という検索条件は、<図本体>が番号#6の構造
単位と同数であることを指定している。<図タイトル>
に対する“0”という検索条件は、<図タイトル>がな
いことを指定している。<目次>に対する“0 OR
1”という検索条件は、<目次>がないか1個あること
を指定している。
【0033】文書処理プログラムは、以上の検索条件を
満たす共通文書構造,最小共通文書構造,特定文書を検
索する。図2では示していないが、特定文書構造を検索
することも可能である。なお、共通文書構造,最小共通
文書構造,特定文書構造,特定文書のいずれを検索する
かをユーザが指定することも可能である。
【0034】図6は、構造単位に関する検索条件を木構
造形式で指定する場合の条件指定画面の例である。共通
文書構造として「論理文書A」を指定すると、図6の木
構造が表示される。901,905の記号“%”は、構
造単位の選択を意味する。例えば、901の記号「%」
は、<本文単位>が<パラグラフ>または<図>よりな
ることを示す。902〜904,906の記号“□”
は、記号“□”中に書かれた個数だけその構造単位が繰
り返されることを意味する。例えば、902の記号
“□”中には“n”が書かれているので、<本文単位>
がn個繰り返されることを示す。また、904の記号
“□”中には“n−m”が書かれているので、<図>が
(n−m)個繰り返されることを示す。つまり、902
〜904,906の記号“□”は、可変の繰り返し数を
持ち得る構造単位に付けられる。
【0035】902〜904,906の記号“□”の横
には、入力フィールドが設けられているので、ユーザ
は、検索条件を入力する。例えば、902の記号“□”
の横の入力フィールドに“1”を入力すると、n=1と
なり、<本文単位>が1個であることを指定したことに
なる。なお、“n”と“m”を指定すると、“n−m”
は自動的に設定される。図7は、検索実行後の画面例で
ある。「文書/文書クラス検索結果」の領域810に
は、検索条件を満たした共通文書構造,最小共通文書構
造,特定文書の件数811と名称812と再検索時にそ
れを検索対象とするか否かを指定する選択フィールド8
15とを表示している。「検索結果保存および再検索実
行条件指定」の領域820には、検索結果の保存先ファ
イル名を指定するフィールド821と再検索実行条件を
前回の検索条件とのANDとするかORとするかを指定
するフィールド822とを表示している。「文書/文書
クラス再検索条件指定」の領域830には、新たな検索
条件を入力するテーブルを表示している。文書処理プロ
グラムは、再検索条件が指定されると、再検索を行な
い、その検索結果を上記と同様にして表示する。
【0036】なお、再検索には次の条件がある。 1.前回の検索結果が特定文書のみである場合、再検索
対象も特定文書のみとする。 2.前回の検索対象が共通文書構造,最小共通文書構造
であり、再検索対象を特定文書のみとする場合、再検索
条件指定フィールド822の指定はANDに限る。
【0037】図8は、検索実行後、さらに文字列検索を
行う場合の画面例である。「文書セット」の領域101
0には、文字列検索の対象となる特定文書の件数101
1と名称1012と文字列検索時にその特定文書を検索
対象とするか否かを指定する選択フィールド1015と
を表示している。「文書検索範囲指定」の領域1020
には、前回の検索条件と文字列検索時にその構造単位を
検索対象とするか否かを指定する選択フィールド102
2とを表示している。選択フィールド1022に“S”
を入力した構造単位に対して文字列検索が行われる。
「検索文字列指定」の領域1030には、検索するべき
文字列を入力するフィールド1031を表示している。
このフィールド1031に、文字列をそのまま入力すれ
ばよい。複数の文字列のいずれかを検索したいときは、
それらの文字列を“!”で結合する。文字列のうち一部
分は任意であることを示す正規表現を用いることも可能
である。また、記号“*”により任意文字列を表わすこ
とも可能である。文書処理プログラムは、文字列検索条
件が指定されると、文字列検索を行ない、その検索結果
を上記と同様にして表示する。
【0038】ユーザが、検索結果の特定文書の内容を参
照したい場合は、「文書セット」の領域1011の選択
フィールド1015で選択の指定を行なった上で、文書
内容参照のための機能キーを押下する。すると、文書処
理プログラムは、当該特定文書中の当該文字列を含む部
分を画面に表示する。
【0039】
【発明の効果】本発明の文書処理方法によれば次のよう
な効果が得られる。 1.共通文書構造を利用した特定文書の検索が可能とな
る。すなわち、共通文書構造を指定すると、その共通文
書構造に従って作成された特定文書を検索できる。 2.共通文書構造の構造単位を利用した共通文書構造,
特定文書の検索が可能となる。すなわち、構造単位につ
いての検索条件を指定すると、その検索条件を満たす共
通文書構造やその共通文書構造に従って作成された特定
文書を検索できる。 3.最小共通文書構造として自動的に生成された新たな
共通文書構造を利用することにより、文書の作成,検索
の効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文書処理方法を実施する文書処理シス
テムの構成図である。
【図2】図1の文書処理システムの動作例のフローチャ
ートである。
【図3】本発明の文書処理方法によって生成された最小
共通文書論理構造の例示図である。
【図4】本発明の文書処理方法によって生成された最小
共通文書割付構造の例示図である。
【図5】構造単位に関する検索条件をテーブル形式で指
定する場合の条件指定画面の例示図である。
【図6】構造単位に関する検索条件を木構造形式で指定
する場合の条件指定画面の例示図である。
【図7】検索実行後の画面の例示図である。
【図8】文字列検索時の画面の例示図である。
【図9】共通論理構造の例示図である。
【図10】共通割付構造の例示図である。
【図11】特定文書の例示図である。
【図12】特定文書論理構造の例示図である。
【図13】特定文書割付構造の例示図である。
【符号の説明】
1 文書処理システム 11 キーボード 12 ディスプレイ装置 13 プリンタ 14 処理装置 15 外部記憶装置 16 主記憶装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の文書に共通の論理構造を与える共
    通論理構造または複数の文書に共通の割付構造を与える
    共通割付構造の少なくとも一方からなる共通文書構造を
    ユーザに指定させ、その共通文書構造に則って文書を作
    成させ、作成した文書に固有の論理構造を与える特定文
    書論理構造または作成した文書に固有の割付構造を与え
    る特定文書割付構造の少なくとも一方からなる特定文書
    構造を生成し、前記共通文書構造と,作成した特定文書
    と,生成した特定文書構造とを関係付けて保存し、共通
    文書構造がユーザに指定されると、その共通文書構造に
    関係付けられた特定文書または特定文書構造の少なくと
    も一方を検索し、検索結果をユーザに提示することを特
    徴とする文書処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の文書処理方法におい
    て、共通文書構造または特定文書構造の少なくとも一方
    を構成する構造単位に関する検索条件がユーザに指定さ
    れると、その検索条件を満たす共通文書構造または特定
    文書構造またはそれら共通文書構造または特定文書構造
    に関係付けられた特定文書の少なくとも一つを検索し、
    検索結果をユーザに提示することを特徴とする文書処理
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の文書処理方法におい
    て、共通文書構造がユーザに指定されると、その共通文
    書構造に関係付けられた特定文書または特定文書構造の
    少なくとも一方を検索母集団とすることを特徴とする文
    書処理方法。
  4. 【請求項4】 複数の文書に共通の論理構造を与える共
    通論理構造または複数の文書に共通の割付構造を与える
    共通割付構造の少なくとも一方からなる共通文書構造を
    ユーザに指定させ、その共通文書構造に則って文書を作
    成させ、作成した文書に固有の論理構造を与える特定文
    書論理構造または作成した文書に固有の割付構造を与え
    る特定文書割付構造の少なくとも一方からなる特定文書
    構造を生成し、さらに前記共通文書構造および前記特定
    文書構造を同時に満足する共通文書構造を新たに生成し
    保存することを特徴とする文書処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の文書処理方法におい
    て、新たに生成した共通文書構造を、元の共通文書構造
    または特定文書構造または特定文書の少なくとも一つと
    関係付けて保存することを特徴とする文書処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の文書処理方法におい
    て、新たに生成した共通文書構造を元の共通文書構造と
    関係付けて保存し、請求項1から請求項4の文書処理方
    法において元の共通文書構造を処理対象とするときは、
    当該元の共通文書構造から新たに生成した共通文書構造
    をも処理対象とすることを特徴とする文書処理方法。
JP3297241A 1991-11-13 1991-11-13 文書処理方法 Pending JPH05135054A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3297241A JPH05135054A (ja) 1991-11-13 1991-11-13 文書処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3297241A JPH05135054A (ja) 1991-11-13 1991-11-13 文書処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05135054A true JPH05135054A (ja) 1993-06-01

Family

ID=17843995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3297241A Pending JPH05135054A (ja) 1991-11-13 1991-11-13 文書処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05135054A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06259421A (ja) * 1992-07-03 1994-09-16 Fuji Xerox Co Ltd 文書処理装置
US5649218A (en) * 1994-07-19 1997-07-15 Fuji Xerox Co., Ltd. Document structure retrieval apparatus utilizing partial tag-restored structure
US5778400A (en) * 1995-03-02 1998-07-07 Fuji Xerox Co., Ltd. Apparatus and method for storing, searching for and retrieving text of a structured document provided with tags
US5812999A (en) * 1995-03-16 1998-09-22 Fuji Xerox Co., Ltd. Apparatus and method for searching through compressed, structured documents

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06259421A (ja) * 1992-07-03 1994-09-16 Fuji Xerox Co Ltd 文書処理装置
US5649218A (en) * 1994-07-19 1997-07-15 Fuji Xerox Co., Ltd. Document structure retrieval apparatus utilizing partial tag-restored structure
US5778400A (en) * 1995-03-02 1998-07-07 Fuji Xerox Co., Ltd. Apparatus and method for storing, searching for and retrieving text of a structured document provided with tags
US5812999A (en) * 1995-03-16 1998-09-22 Fuji Xerox Co., Ltd. Apparatus and method for searching through compressed, structured documents

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110252062A1 (en) Electronic device for searching for entry word in dictionary data, control method thereof and program product
JPH01180062A (ja) 文書整形装置
JPH05225181A (ja) 編集装置
JPH05135054A (ja) 文書処理方法
JP2005173999A (ja) 電子ファイル検索装置、電子ファイル検索システム、電子ファイル検索方法、プログラムおよび記録媒体
JPH08161342A (ja) データベース表示装置
JP2006513470A (ja) データベースへのアクセス方法及び装置
JP2005011301A (ja) 文書処理装置及び文書処理プログラム
JP3041883B2 (ja) 文書作成支援方法および装置
JP2958390B2 (ja) 情報検索装置および方法
JPH07302347A (ja) グラフ生成装置
JP3022791B2 (ja) 文字入力簡易化装置
JP3734101B2 (ja) ハイパーメディア構築支援装置
JP3824468B2 (ja) データ管理システム
JP2003345781A (ja) 構造化データ編集装置、構造化データ編集方法及びプログラム
JPH08235191A (ja) 文書検索方法及び文書検索装置
JPS62284457A (ja) 文書作成支援装置
JPH0237466A (ja) 情報処理システム
JP2005141630A (ja) 翻訳支援辞書装置
JPH08185401A (ja) 文書検索装置
JP2003308207A (ja) プログラム仕様書生成システム
JPH04270450A (ja) 文書作成装置
JPH04365172A (ja) 検索装置
JPH04127264A (ja) 文書データ自動修正方式
JP2004355322A (ja) 機械翻訳装置、変換ルール辞書管理装置およびプログラム