JPH10221471A - 多段階経過時間警報装置 - Google Patents

多段階経過時間警報装置

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JPH10221471A
JPH10221471A JP2403397A JP2403397A JPH10221471A JP H10221471 A JPH10221471 A JP H10221471A JP 2403397 A JP2403397 A JP 2403397A JP 2403397 A JP2403397 A JP 2403397A JP H10221471 A JPH10221471 A JP H10221471A
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JP
Japan
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time
lighting
setting
alarm device
input
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JP2403397A
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English (en)
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Masafumi Yamashita
雅史 山下
Noriaki Kaihatsu
紀昭 改発
Mitsumori Matsumoto
光謹 松本
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 講演発表会などにおいて,講演者や聴講者に
対して時間の経過に応じた段階的な警報表示を行う装置
であって,各段階の警報時間を可変設定することにより
装置の汎用化を図るものである。 【解決手段】 色違いの複数のランプ26a〜26cを
配置した表示装置3と、上記各ランプ26a〜26cの
内の一部のランプに対する点灯時間に関連した時間を設
定する信号及び装置の動作指示指令を入力する入力手段
1,9,14と、設定された点灯関連時間より他のラン
プの点灯時間の配分倍率を演算し、この配分倍率に基づ
く時間を各ランプ26a〜26cの点灯時間として設定
する演算手段20と、設定された点灯時間により上記各
ランプ26a〜26cを順次切換えて点灯動作を一巡さ
せた後に点灯動作を自動停止させるシ−ケンス制御装置
22を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は講演会、演説会、
討論会、会議の進行管理などにおいて、発言者の発言時
間管理や発言者・聴講者に時間経過を自動的に報知する
自動警報装置に関し、特に自動警報装置を多目的用途に
対して汎用的に活用できるように複数の可変時限機能を
搭載した多段階経過時間警報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に講演、演説、発表会などの時間管
理は、タイムキ−パがストップウオッチにより経過時間
を計測し、所定時間になるとベルやブザーにより発言者
に警告を発するのが普通である。その警告のタイミング
としては、例えば講演主時間15分・講演予備時間5分
・質疑主時間4分・質疑予備時間1分などの4段階があ
り、この例では講演絶対制限時間は20分、質疑絶対制
限時間は5分となっている。
【0003】これら制限時間に基づく経過時間の警告を
間違いなく、正確に行うことはタイムキ−パにとって極
度に神経集中を必要とする重労働である。これを補助す
るために、タイムキ−パの目前にパソコン等によるメッ
セ−ジ装置を準備することも考えられるが、この場合は
時間設定やメッセ−ジ内容のプログラムを装置に組み込
む必要であり、装置を手軽に扱うという汎用性に欠ける
と共に、聴講者に時間経過を見せる事ができないという
不具合がある。
【0004】講演会が液晶表示画面とパソコンによる電
子的手段で行われる場合には、その画面内に時間経過を
表示することもできるが、この場合でも時間設定やメッ
セ−ジ内容を表示するプログラムの設定を各自が行わな
ければならず、このような電子的手段によらない者が混
在していると装置を有効に適用できないという不具合が
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に多数の可変時限
装置を内蔵した多段階時間経過警報装置を構成するため
には、多数のタイマを備えたプログラマブルコントロ−
ラを用い、そのプログラムツ−ルによって各タイマの時
限設定を行ったり、ボリュ−ムによって時間を可変設定
できるハ−ドウエアタイマを用いることがある。しかし
ながら、前者の場合は最終ユ−ザ側の用途に応じた時限
設定変更が困難であったり、装置全体が複雑にしかも高
価となる問題点がある。
【0006】また、後者の場合は操作が手軽なボリュ−
ム(可変抵抗)による時限設定方式を実現できるが、用
途によって短時間から長時間の時間設定を行う上で設定
時限精度を維持するのに問題点がある。ボリュ−ムに代
わってディジタルスイッチやロ−タリスイッチなどの数
値設定器を用いれば精度の問題は解決されるが、各タイ
マに対し、必要精度に対応した多数桁のディジタルスイ
ッチが必要となり、装置が大型・高価となる問題点があ
る。
【0007】また、従来の講演用計時装置として、例え
ば特開平5−240967号公報に開示されたものがあ
るが、この装置は講演会の進行係の手元に計時装置本
体、座長の近傍に座長用表示装置、更に講演者の近傍に
講演者用表示部をそなえ、講演が進行して設定された講
演終了予告時間になると講演者用表示部の講演終了予告
表示灯が点灯して終了予告を行い、且つ、計時装置本
体、座長用表示装置の時間表示部に講演残り時間が表示
され、講演表示灯を点灯するものである。
【0008】従って、このような従来装置は大型化し、
且つ時間設定動作も繁雑となると共に、聴講者に対して
時間経過を知らせるように装置を構成すると、より装置
が大型し高価なものになるという問題点があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、以下のような各機能を備えた多
段階時間経過警報装置を得ることを目的とする。
【0010】この発明の第一の目的は、複数の警報表示
装置に対し夫々の警報出力時間(表示点灯時間)をその
用途に適して手軽・安価に可変設定する手段を提供する
ことである。しかも、一回の動作指示指令入力の操作で
一巡の警報動作を終え、再度の指令で再び同じ動作を繰
り返すことのできる操作性の優れた警報装置を提供する
ものである。
【0011】本発明の第二の目的は、試運転や動作説明
を行うのに適した各種の運転モ−ドを備えた警報装置を
提供するものである。
【0012】本発明の第三の目的は手軽な手段により表
示装置を明暗2段に切り換えて表示を行い、明るい部屋
や暗い部屋での装置の使分けが出来る機能を有した警報
装置を提供するものである。
【0013】本発明の第四の目的は講演者自らの操作に
対し、誤操作が生じないようにしたり、講演者が警報を
見落とすことを防止する機能を有した警報装置を提供す
るものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る多
段階経過時間警報装置は、色違いの複数の点灯部を配置
した表示手段と、各点灯部の点灯時間を設定する信号及
び装置の動作指示指令を入力する入力手段と、複数の点
灯部の中から点灯時間の設定対象となる点灯部を選択す
る選択手段と、選択された各点灯部に対する点灯時間を
それぞれ個別に記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶さ
れた点灯時間に合わせて、各点灯部を順次切換えて点灯
動作を一巡させた後に、点灯動作を自動停止させるシ−
ケンス制御手段を備えたものである。
【0015】請求項2の発明に係る多段階経過時間警報
装置は、色違いの複数の点灯部を配置した表示手段と、
各点灯部の内の一部の点灯部に対する点灯時間に関連し
た時間を設定する信号及び装置の動作指示指令を入力す
る入力手段と、設定された点灯関連時間より他の点灯部
の点灯時間の配分倍率を演算し、この配分倍率に基づく
時間を各点灯部の点灯時間として設定する演算手段と、
設定された点灯時間により各点灯部を順次切換えて点灯
動作を一巡させた後に点灯動作を自動停止させるシ−ケ
ンス制御手段を備えたものである。
【0016】請求項3の発明に係る多段階経過時間警報
装置は、色違いの複数の点灯部を配置した表示手段と、
各点灯部の点灯時間に関連する時間を設定する信号及び
装置の動作指示指令を入力する入力手段と、複数の点灯
部の中からその点灯時間の設定対象となる点灯部を選択
する選択手段と、選択された各点灯部に対する点灯関連
時間をそれぞれ個別に記憶する記憶手段と、設定された
点灯関連時間に対する配分倍率を演算し、この配分倍率
に基づく時間を上記各点灯部の点灯時間として設定する
演算手段と、上記記憶手段の内容と演算手段の演算結果
により点灯部を順次切換えて点灯動作を一巡させた後に
点灯動作を自動停止させるシ−ケンス制御手段を備えた
ものである。
【0017】請求項4の発明に係る多段階経過時間警報
装置は、特許請求の範囲1項から3項のいずれかにおい
て、点灯時間の設定として、入力手段の作動継続時間に
比例した値が上記記憶手段に記憶されるものである。
【0018】請求項5の発明に係る多段階経過時間警報
装置は、特許請求の範囲1項から3項のいずれかにおい
て、記憶手段に記憶された点灯時間の比例倍率を可変設
定する可変入力手段を備えたものである。
【0019】請求項6の発明に係る多段階経過時間警報
装置は、特許請求の範囲1項から3項のいずれかにおい
て、入力手段による数値の増減操作指令に基づいて増減
処理されて数値表示器に表示された数値を、点灯設定時
間として記憶装置に記憶し、且つ数値表示器は装置の運
転中に装置稼働の経過時間または稼働有効残り時間を表
示するものである。
【0020】請求項7の発明に係る多段階経過時間警報
装置は、特許請求の範囲1項から6項のいずれかにおい
て、複数の点灯部を順次切換えて点灯させる一連の動作
に対し、点灯設定時間を比例的に短縮した試運転モ−ド
を選択する試運転モ−ド選択手段を備えたものである。
【0021】請求項8の発明に係る多段階経過時間警報
装置は、特許請求の範囲1項から7項のいずれかにおい
て、入力手段による動作指示指令入力の都度に、各点灯
部を順次点灯動作させる歩進運転モ−ドを選択する歩進
運転モ−ド選択手段を備えたものである。
【0022】請求項9の発明に係る多段階経過時間警報
装置は、特許請求の範囲1項から8項のいずれかにおい
て、表示装置とその駆動電源との間に表示装置への印加
電圧を調整する調整手段を備えたものである。
【0023】請求項10の発明に係る多段階経過時間警
報装置は、特許請求の範囲1項から9項のいずれかにお
いて、各点灯部による一巡の点灯動作が未完了である場
合には、入力手段による動作指示指令入力の初回動作で
装置の動作状態を初期化し、上記動作指示指令入力の次
回動作で装置の運転動作を初期状態から開始する交番動
作制御手段と、動作指示指令入力の初回動作が一定時間
以上継続した時に装置動作の初期化を有効とする時限機
能を備えたものである。
【0024】請求項11の発明に係る多段階経過時間警
報装置は、特許請求の範囲1項から10項のいずれかに
おいて、各点灯部の点灯状態の変化を、単音あるいは複
数の断続音で知らせる鳴動手段を備えたものである。
【0025】
【作用】この発明によれば、複数の警報表示装置に対す
る設定選択手段によって、警報出力点灯時間を設定する
入力装置が共用化され、あるいは一部の設定値を他の設
定値に対する所定倍率値とすることで、設定手段や設定
操作の一部が省略されて装置の小形化・コストダウン・
設定操作の単純化が達成される。
【0026】また、動作指示指令入力に対し一巡の警報
表示動作が完了し、次の講演者は再び動作指示指令入力
を操作するだけで簡単に取り扱うことができる。
【0027】また、この発明によれば、講演主催者によ
る装置の準備段階では、一連動作を時間短縮モ−ドで運
転することにより、効率的に設定時間の確認をしたり、
聴講者に対する動作説明に当たっては、強制歩進動作に
より説明のタイミングに合わせた動作を行うことができ
る。
【0028】また、この発明によれば、半波整流回路あ
るいはパルス幅制御を有効にすることで、表示灯に対す
る平均印加電圧が調整され、明るい部屋や暗い部屋に適
した表示が行えるものである。
【0029】また、この発明によれば、講演者に対して
は唯一の押しボタンスイッチ操作のみで始動・初期化を
行うことが出来ると共に、誤って装置の初期化が行われ
ることが防止されるものである。更に、音声による表示
切換時点の警報により、講演者の見落としが防止される
ものである。
【0030】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図1〜
図8について説明する。図1は本実施の形態に係る多段
階経過時間警報装置の概要を示す機構図である。図にお
いて、1は動作指示指令入力としての押しボタンスイッ
チであり、この押しボタンスイッチ1は後述の通り装置
の初期化リセットとスタ−トの兼用スイッチとして扱わ
れている。
【0031】なお、講演者自身あるいは司会者は押しボ
タンスイッチ1を装置側で操作して動作指示指令を入力
するが、装置における押しボタンスイッチ1の操作に代
えて図示しないリ−ド線を介して押しボタンスイッチ1
と装置を接続し、遠隔操作にて動作指示指令入力を行え
るように押しボタンスイッチ1を配置することもある。
【0032】2は後述する表示装置の点灯時間を設定す
る信号を入力する入力装置や、複数の表示装置の中から
点灯時間を設定する対象となる表示装置を選択する選択
操作部などを納めた操作パネルである。操作パネル2に
配置される後述の各種操作部は、準備操作として予め会
場設営者により時間設定・調整を行うために設けられて
いる。
【0033】3は発言者や聴講者に講演時間あるいは質
疑応答時間の経過を表示灯により段階的に伝達するため
の表示装置であり、青色ランプ26a、黄色ランプ26
b、赤色ランプ26cの点灯部によって構成されてい
る。
【0034】4aは装置本体を動作させるために外部よ
り電源を供給する電源接続用コネクタである。押しボタ
ンスイッチ1や操作パネル2、表示装置3などは単一の
可搬式構造体5として一体化され、机上設置を可能とす
る多段階経過時間警報装置を構成する。
【0035】図2は図1に示す多段階経過時間警報装置
の全体制御系を示したブロック図である。図2におい
て、1は動作指示指令入力としての押しボタンスイッ
チ、6は時間設定のための時間設定入力段置、8は運転
モ−ド選択手段としてのロ−タリスイッチ、9は各種設
定対象時間に対する時間設定選択装置としてのロ−タリ
スイッチである。
【0036】時間設定入力装置6は、装置の操作方法を
教示するティ−チング入力用の押しボタンスイッチ1
5、ティ−チング時間と実用時間の比率を例えば1:1
0あるいは1:100に変更するための倍率設定スイッ
チ14、ティ−チング時間計測用のクロックパルス発生
装置7などで構成されている。
【0037】ロ−タリスイッチ8は自動運転モ−ド1
0、短縮運転モ−ド11、歩進運転モ−ド12、調整モ
−ド13に対応した4極のスイッチを備えている。ま
た、ロ−タリスイッチ9は講演主時間選択16、講演予
備時間選択17、質疑主時間選択18、質疑予備時間選
択19に対応した4極のスイッチを備えている。
【0038】ただし、ロ−タリスイッチ9に代わって、
講演主時間選択16、講演予備時間選択17、質疑主時
間選択18、質疑予備時間選択19に対応した4個のテ
ィ−チング入力用押しボタンスイッチを設けることもで
きる。4bは電源接続用コネクタ4aを介して外部電源
(一般には商用AC100V電源)から給電され、絶縁
回路を経て装置内のマイコン駆動用DC5V電源やスイ
ッチ回路用のDC24V電源などを生成する電源装置で
ある。
【0039】20は各押しボタンスイッチ1,14,1
5やロ−タリスイッチ8,9からのON/OFF信号を
内部の制御回路に供給するためのインタフェース回路で
あり、このインタフェ−ス回路20は系電圧の変換やノ
イズフィルタの役割を持つものである。21は図3で詳
細に説明する切換え回路であり、押しボタンスイッチ1
の動作を識別して、識別結果をスタ−ト信号またはリセ
ット信号としてシーケンス制御装置22に供給するもの
である。
【0040】23は4個のカウンタで構成された表示ラ
ンプ点灯時間設定装置であり、ロ−タリスイッチ9よっ
て選択されたカウンタがクロックパルス発生装置7の発
生パルスを計数するようになっている。24は4個のレ
ジスタによって構成された記憶装置であり、押しボタン
スイッチ15が押されていた間のクロックパルスの計数
結果が格納されるものである。
【0041】25は表示装置3を構成する青色ランプ2
6a、黄色ランプ26b、赤色ランプ26cとシ−ケン
ス制御装置22との間に設けられた例えば電磁リレ−な
どの出力インタフェ−ス回路である。27はシ−ケンス
制御装置22から出力インタフェ−ス回路25を介して
駆動され、各ランプ26a〜26cの表示切り替わり時
点や動作の終了時点で短時間の音声警報出力を発生する
鳴動手段としてのブザ−である。
【0042】表示装置3は光度調整手段である切換スイ
ッチ29aを介して電源装置4bに接続され、ブザ−2
7は電源装置4bに直接接続されている。28はダイオ
−ドによって構成された半波整流回路であり、この半波
整流回路28は切換スイッチ29aの操作により動作有
効と無効に切換えられるものである。即ち、切換スイッ
チ29aを有効か無効に切換えることで、表示装置3に
は電源が電源装置4bより直接、あるいは電源装置4b
より半波整流回路を通して印加されて明暗を切り換え
る。
【0043】図3は図2における切換回路21の詳細な
構成を示すブロック図である。図において、31は動作
指示指令入力である押しボタンスイッチ1の押し時間が
例えば2秒間以上の時に動作指示を有効にするための時
限回路、32は押しボタンスイッチ1の入力がOFF→
ONに変化する都度出力が反転し、シ−ケンス制御装置
22に対してスタ−トまたはリセットの信号を供給する
交番回路、33は交番回路22の出力がリセット状態に
有る時に押しボタンスイッチ1を交番回路32の入力と
し、交番回路22の出力がスタ−ト状態に有る時には時
限回路31の出力を交番回路32の入力とする切換回路
である。
【0044】図4は図3の切換回路21の動作を示した
制御フロ−図である。図4において、S40は押しボタ
ンスイッチ1のON/OFFを識別する判定行程、S4
1は判定行程S40の結果がONであった時に作用し、
図示しないレジスタ49の論理0/1を判定する行程、
S42は判定行程S41が論理0である時にスタ−ト指
令を発生する行程、S43はスタ−ト指令の発生に伴っ
てレジスタ49を論理1にする書込み行程、S44は判
定行程S41が論理1であった時に作用し時限回路とし
てのタイマを駆動する駆動行程である。
【0045】また、S45は上記押しボタンスイッチ1
が押し続けられているかどうかを判定する行程、S46
は押しボタンスイッチ1がON→OFFに変化したと
き、そのON時間が2秒間以上であったかどうかを判定
する行程、S47はON時間が2秒以上であった時にリ
セト指令を発生する行程、S48はリセット指令の発生
に伴って、レジスタ49を論理0にする書込み行程であ
り、行程S43やS48によるレジスタ49への書込み
完了後、あるいは判定行程S46の結果押しボタンスイ
ッチ1が2秒間以下の動作であった時は再び行程S40
へ復帰するようになっている。
【0046】図5は図2における運転モ−ド選択装置と
してのロ−タリスイッチ8が調整モ−ド13を選択して
いる時の制御フロ−図である。この制御フロ−図は図2
における時間設定選択装置であるロ−タリスイッチ9の
選択内容によって四つのフロ−にわかれている。
【0047】図5において、S51aは講演主時間選択
スイッチ16のON/OFF判定行程、S51bは行程
S51aの結果がOFFであった時に作用する講演予備
時間選択スイッチ17のON/OFF判定行程、S51
cは行程S51bの結果がOFFであった時に作用する
質疑主時間選択スイッチ18のON/OFF判定行程、
S51dは行程S51cの結果がOFFであった時に作
用する質疑予備時間選択スイッチ19のON/OFF判
定行程であり、各判定行程S51a〜S51dで選択ス
イッチがONであった時のフロ−は以下の通りである。
【0048】S52aは判定行程S51aの結果、選択
スイッチ16がONであって講演主時間の設定を行う場
合に作用し、設定装置23内のカウンタを駆動してクロ
ックパルス7を計数する行程、S53aはティ−チング
入力用押しボタンスイッチ1S5が押し続けられている
かどうかの判定行程、S54aはティ−チング入力用押
しボタンスイッチ1S5がOFFとなった時、カウンタ
の現在値を記憶装置24内のレジスタ100aに転送す
る行程である。
【0049】S55aは倍率設定スイッチ14のON
(例えば10倍)OFF(例えば100倍)を記憶装置
24内のレジスタ101aに記憶する行程、S56aは
上記レジスタ100aの値に設定倍率を掛けた値をレジ
スタ102aに書込む行程、S57aはレジスタ102
aへの書込み終了後上記カウンタをリセットする行程で
あり、上記レジスタ102aの値は講演主時間の設定値
として扱われる。
【0050】講演予備時間の設定、質疑主時間の設定、
質疑予備時間の設定の制御フロ−も同様であり、行程番
号S51〜S57に対して符号a、b、c、dを付けて
区別されている。
【0051】図6は図2の運転モ−ド選択装置としての
ロ−タリスイッチ8が自動運転モ−ド10を選択してい
る時の制御フロ−図である。図6において、S61は上
記シ−ケンス制御装置22のスタ−ト入力のON/OF
F判定行程、S62aは講演主時間の設定値であるレジ
スタ102aの値を読み出す行程、S63aはこの読み
だし値を図示しない経過時間測定用タイマの設定値レジ
スタに書込む行程、S64aは経過時間測定用タイマを
駆動する行程、S65aは講演中を示す青色ランプ26
aを点灯させる行程、S66aは上記経過時間測定用タ
イマが行程S63aで設定された値に達したかどうかを
判定する行程、S67aは上記タイマのタイムアップに
伴ってタイマの現在値をリセットする行程である。
【0052】行程S62b〜S67b、行程S62c〜
S67c、行程S62d〜S67d、は講演予備時間帯
を示す黄色ランプ26bの点灯制御、質疑主時間帯を示
す赤色ランプ26cの点灯制御、質疑予備時間帯を示す
赤色ランプ26cの点滅制御に対する行程、S68aは
質疑時間が終了した時に全ランプ26a〜26cを点灯
させる行程、S68bはブザ−27を3秒間鳴動させる
行程、S68cは全ランプ26a〜26cを消灯させる
行程であり、全行程の終了に伴い、再びスタ−ト指令が
有効となるよう構成されている。
【0053】図7は図2の運転モ−ド選択装置としての
ロ−タリスイッチ8が短縮運転モ−ド11を選択してい
る時の制御フロ−図である。この制御フロ−は図6の制
御フロ−と全く同一に構成されている。但し各行程番号
はS60番台からS70番台に置き直されている。
【0054】また、行程S73a,S73b,S73
c,S73dの内容のみ図6のものとは異なっており、
講演主時間、予備時間、質疑主時間、予備時間の各設定
値に対してその1/10の時間が経過時間測定用タイマ
の設定値として設定されるようになっている。
【0055】図8は図2の運転モ−ド選択装置としての
ロ−タリスイッチ8が歩進運転モ−ド12を選択してい
る時の制御フロ−図である。図8において、S80は動
作指示指令入力である押しボタンスイッチ1の1回目の
動作を判定し、次行程S81で主講演中用青色ランプ2
6aを点灯させる行程、S82は動作指示指令入力であ
る押しボタンスイッチ1の2回目の動作を判定し、次行
程S83で予備講演中用黄色ランプ26bを点灯させる
行程、S84は動作指示指令入力である押しボタンスイ
ッチ1の3回目の動作を判定し、次行程S85で主質疑
中用赤色ランプ26cを点灯させる行程。
【0056】S86は動作指示指令入力である押しボタ
ンスイッチ1の4回目の動作を判定し、次行程S87で
予備質疑中用赤色ランプ26cを点滅させる行程、S8
8は動作指示指令入力である押しボタンスイッチ1の5
回目の動作を判定し、次行程S89で3秒間だけ全ラン
プ26a〜26cを点灯、ブザ−27を鳴動する行程で
ある。
【0057】なお、動作指示指令入力である押しボタン
スイッチ1を2秒間以上押し続けると、切換回路21に
よるリセットが有効となり、どの行程からでも初回動作
に復帰するよう構成されるものである。
【0058】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。図1の全体機構図において、電源接続用コネクタ4
aを外部電源(例えば商用AC100V電源)に接続
し、操作パネル2から各種の警報時間を設定し、自動運
転モ−ドを選択しておくと、動作指示指令入力である押
しボタンスイッチ1の操作により表示装置3を構成する
青色ランプ26a、黄色ランプ26b、赤色ランプ26
cが順次動作する。
【0059】講演主時間としての例えば15分間は青色
ランプ26aが点灯、講演予備時間としての例えば5分
間は黄色ランプ26bが点灯、質疑主時間としての例え
ば5分間は赤色ランプ26cが点灯、質疑予備時間とし
ての例えば1分間は赤色ランプ26cが点滅、全時間終
了警告としての例えば3分間(固定値)は全ランプ26
a〜26cが点灯するものである。
【0060】なお、前回講演者の持ち時間が短く、設定
された全時間を待たずに講演が終了した場合は、押しボ
タンスイッチ1を2秒間以上押すと装置の初期化が行わ
れ、続いて押しボタンスイッチ1を押すことにより青色
ランプ26aの点灯に始まる自動運転が開始する。
【0061】これらの動作の詳細を各制御フロー図に従
って以下に説明する。図4の制御フロ−図は図2の切換
回路21の詳細を示した図3の制御ブロック図の動作を
説明するためのものである。図4において、動作指示指
令入力である押しボタンスイッチ1が押され、行程S4
0がYESとなって、更に状態記憶レジスタ49が初期
状態(論理0)であって行程S41がYESの時には行
S程42によりスタ−ト指令が発生し、これがシ−ケン
ス制御装置22に供給されると共に、行程S43により
状態記憶レジスタ49は論理1となって運転中状態を記
憶する。
【0062】レジスタ49の内容が論理1であって行程
S41がNOの時は、行程S44により時限回路31の
タイマが駆動される。行程S45によって押しボタンス
イッチ1がON→OFFに変化したことが判定され、行
程S46によって押しボタンスイッチ1のON時間が2
秒以上であったことが判定されると、行程S47により
リセット指令が出されこれがシ−ケンス制御装置22に
供給される。また行程S48によりレジスタ49の論理
が0に書込まれてリセット状態であることを記憶する。
【0063】押しボタンスイッチ1のON時間が2秒に
達しない場合は、リセットの意志の無い誤操作とみな
し、行程S46がNOを判定してその操作を無効にして
いる。これにより、誤って押しボタンスイッチ1を押し
た場合のリセット動作を防止している。
【0064】図5は図2における運転モ−ド選択手段と
してのロ−タリスイッチ8が調整モ−ド13を選択して
いる場合の制御フロ−であり、図2における時間設定選
択装置であるロ−タリスイッチ9の選択位置16、1
7、18、19によって四つの制御フロ−に分かれてい
る。
【0065】図5において、行程S51a〜S51dは
上記選択位置16〜19に対応した判定行程であり、講
演主時間、予備時間、質疑主時間、予備時間のどれを設
定するものであるかを選択決定する行程となっている。
【0066】選択位置が16であって、講演主時間の設
定を行いたい時は行程S51aがYESとなり、ティ−
チング入力用押しボタンスイッチ15がONされている
間は行程S52aにより設定装置23内のカウンタが駆
動され、クロックパルス発生装置7からの発生パルスを
計数する。
【0067】ティ−チング入力用押しボタンスイッチ1
5は秒針付きの腕時計を見ながら、操作するものであ
り、通常は±0.2秒の精度で設定可能である。行程S
53aによりティ−チング入力用押しボタンスイッチ1
5がOFFになったことが判定されると、行程S54a
により上記カウンタの現在値をレジスタ100aに転送
すると共に、行程S55aにより倍率設定スイッチ14
のON/OFFを読み取り確認してからその倍率をレジ
スタ101aに書込む。
【0068】さらに、行程S56aでは上記レジスタ1
00aの内容とレジスタ101aの内容を掛けてこれを
レジスタ102aに書込むと共に、行程S57aにより
上記カウンタをリセットする。
【0069】なお、クロックパルス発生装置7は例えば
0.1秒単位の連続パルスを発生するものであるが、レ
ジスタ102aへの書込みは1分単位で30秒の切り捨
て、切り上げが行われるものである。
【0070】また、倍率設定は例えば10倍または10
0倍の切換を行うものであり、10倍設定の時は90秒
間のティ−チングにより900秒=15分の設定が行わ
れる。講演予備時間、質疑主時間、質疑予備時間の設定
も同様であり、これらの設定時間は行程S56b,S5
6c,S56dによりレジスタ102b,102c,1
02dに書込まれる。
【0071】なお、講演絶対時間=講演主時間+講演予
備時間の関係から、どれか2種類の時間設定を行えば他
の時間は確定するものである。
【0072】図6は図2における運転モ−ド選択装置と
してのロ−タリスイッチ8が自動運転モ−ド10を選択
している場合の制御フロ−である。図6において、シ−
ケンス制御装置22のスタ−ト入力がONすると、行程
S61がYESとなり、行程S62aで講演主時間の設
定値であるレジスタ102aが読み出され、行程S63
aではこれを経過時間測定用タイマの設定値として書込
み、行程S66aによるタイムアップ判定までは行程6
4aでこのタイマが駆動され、行程S65aにより講演
中表示の青色ランプ26aが点灯する。
【0073】経過時間が上記の設定値に達すると行程S
66aがYESとなり、行程S67aにより上記タイマ
の現在値がリセットされる。
【0074】以降は行程S62bからS67bで講演予
備時間の計測と黄色ランプ26bの点灯、行程S62c
からS67cで質疑主時間の計測と赤色ランプ26cの
点灯、行程S62dからS67dで質疑予備時間の計測
と赤色ランプ26cの点滅が行われる。その後、行程S
68aから行程S68cで全ランプの点灯、ブザ−27
の吹鳴が3秒間行われて一巡の動作が完了し装置は初期
状態となる。
【0075】なお、一連の動作の途中で動作指示指令入
力である押しボタンスイッチ1が2秒間以上押される
と、以降の動作は中止され装置は初期状態となるもので
ある。
【0076】図7は図2における運転モ−ド選択装置と
してのロ−タリスイッチ8が短縮運転モ−ド11を選択
している場合の制御フロ−である。図7の作用動作は図
6の場合と全く同様であるが、工程S73a,S73
b,S73c,S73dの役割により、各ランプの点
灯、点滅時間は所定の設定時間の1/10となり、短縮
時間での試運転により時間設定が正しく行われたかどう
かの点検ができる。
【0077】図8は図2における運転モ−ド選択装置と
してのロ−タリスイッチ8が歩進運転モ−ド12を選択
している場合の制御フロ−である。図8では、動作指示
指令入力である押しボタンスイッチ1が一瞬押されるた
びに一連の動作がおこなわれている。この場合は各ラン
プの点灯、点滅時間は設定値とは無関係であり、聴講者
に対する装置の動作説明のペ−スに合わせた手動切換動
作を行うものである。
【0078】なお、図6、図7の自動運転や短縮運転に
おいて、青→黄色、黄→赤色に変化する時点において青
/黄や黄/赤ランプを交互に数回点滅させて警報の強調
を行うことができる。このような強調制御が行われてい
る場合、図8の歩進運転においても自動的に数回の交互
点滅を行ってから次工程に歩進する制御が行われる。
【0079】実施の形態2.次に、本実施の形態の動作
を図9、図10について説明する。図9は図2における
時間設定入力装置6と時間設定選択装置9に代わるもの
としての設定操作部分の制御ブロック図を表わしたもの
であり、その他の動作指示指令入力1、運転モ−ド選択
手段8、表示装置3、電源装置4bなどは図2のものと
同一である。
【0080】図9において、6a,6bは時間設定のた
めの入力装置であり、いずれも分単位2桁の設定が出来
るディジタルスイッチやロ−タリスイッチ等による数値
設定器が用いられている。本実施の形態においては、6
aは講演絶対時間(講演主時間+講演予備時間)を設定
するための入力装置、6bは質疑絶対時間(質疑主時間
+質疑予備時間)を設定するための入力装置として用い
られている。
【0081】20は入力装置6a、6bの設定数値をそ
のままランプ点灯時間設定装置23に接続するインタフ
ェ−ス回路、90は上記設定装置23の設定値を読み出
し、これに所定の配分倍率を掛けて設定装置に格納する
演算装置である。
【0082】本実施の形態においては講演主時間:講演
予備時間は3:1とし、質疑主時間:質疑予備時間は
4:1として配分する事例について説明する。なお、本
実施の形態では設定値は入力装置からいつでも読み出す
ことができるので、設定値に対する記憶装置は必要とし
ないものである。
【0083】図10は図9の設定回路の動作を示した制
御フロ−図である。図10において、S103は入力装
置6aから講演絶対時間の設定値を読込む工程、S10
4は上記講演絶対時間の設定値を3対1に配分する工
程、S105は設定装置23内に設けられたレジスタ1
02aと102bに上記配分時間を書込む工程、S10
6は入力装置6bから質疑絶対時間の設定値を読込む工
程、S107は質疑絶対時間の設定値を4対1に配分す
る工程、S108は設定装置23内に設けられたレジス
タ102cと102dに配分時間を書込む工程である。
【0084】なお、これらの処理は誤操作防止のために
運転モ−ドとして調整が選択されている時のみ有効とな
るものである。
【0085】次に、以上の通り構成された本実施の形態
の作用・動作を説明する。本実施の形態ではどの時間を
設定するのかの選択手段はないが、時間配分を自動計算
することにより、2個の入力装置6a、6bによって4
種類の時間設定が行われている。
【0086】このように4個のレジスタ102a、10
2b、102c、102dに講演主時間、講演予備時
間、質疑主時間、質疑予備時間が格納されると、既に説
明したとおり自動運転は図6、短縮運転は図7、歩進運
転は図8に示したそれぞれの制御フローに従って実施さ
れる。
【0087】実施の形態3.以下にこの発明の実施の形
態3を示す図11、図12について説明する。図11は
本実施の形態に係る多段階経過時間警報装置の全体制御
系を示すブロック図である。図11において、1は動作
指示指令入力としての押しボタンスイッチ、6は時間設
定のための入力装置、8は運転モ−ド選択装置としての
ロ−タリスイッチ、9は各種設定対象時間に対する時間
設定選択装置としての押しボタンスイッチである。
【0088】入力装置6はカウンタ116とこのカウン
タにアップ/ダウンの計数入力を与えるアップ用押しボ
タンスイッチ113とダウン用押しボタンスイッチ11
4及びこのカウンタの現在値を表示するセブンセグメン
ト表示器などの数値表示器117によって構成されてい
る。
【0089】ロ−タリスイッチ8は自動運転モ−ド1
0、短縮運転モ−ド11、歩進運転モ−ド12、調整モ
−ド13に対応した4極のスイッチを備えている。押し
ボタンスイッチ9は講演絶対時間書込み用押しボタンス
イッチ111と質疑絶対時間書込み用押しボタンスイッ
チ112で構成されている。
【0090】110は数値表示器117の表示内容とし
て、カウンタ116の現在値または設定値を選択する切
換スイッチ、118は動作状態の初期化を行うためのリ
セットスイッチである。
【0091】4bは電源接続用コネクタ4aを介して外
部電源(一般には商用AC100V電源)から給電さ
れ、絶縁回路を経て装置内のマイコン駆動用DC5V電
源やスイッチ回路用のDC24V電源などを生成する電
源装置である。
【0092】20は各押しボタンスイッチ1,110〜
114,118やロ−タリスイッチ8からのON/OF
F信号を内部の制御回路に供給するためのインタフェー
ス回路であり、このインタフェ−ス回路20は系電圧の
変換やノイズフィルタの役割を持つものである。
【0093】31は2秒間の時限回路であり、上記押し
ボタンスイッチ118の2秒間以上の動作を識別してこ
れをリセットの信号としてシーケンス制御装置22に供
給するものである。
【0094】24は4個のレジスタによって構成された
記憶装置であり、入力装置6と選択手段9による設定時
間を記憶する。90は記憶装置24の中の設定時間に所
定の配分率を掛け、その結果を記憶装置24に格納する
演算装置である。
【0095】25は表示装置3を構成する青色ランプ2
6a、黄色ランプ26b、赤色ランプ26cとシ−ケン
ス制御装置22との間に設けられた、例えばトランジス
タなどの出力インタフェ−ス回路である。27はシ−ケ
ンス制御装置22から出力インタフェ−ス回路25を介
して駆動され、表示装置3の表示切り替わり時点や動作
の終了時点で短時間の音声警報出力を発生するブザ−で
ある。
【0096】115は表示装置3の駆動回路に設けられ
たパルス幅変調回路、29bはその変調幅を変化させ、
表示装置3に対する平均印加電圧を調整する可変抵抗器
などの調整手段である。
【0097】図12は図11の運転モ−ド選択装置とし
てのロ−タリスイッチ8が調整モ−ド13を選択してい
る時の制御フロ−図である。図において、S121a,
S121bは講演絶対時間設定用押しボタンスイッチ1
11または質疑絶対時間設定用押しボタンスイッチ11
2の何れかが押しつづけられている時に次工程に移行す
る判定工程、S122a,S123aは工程121aが
YESの時に作用し、アップ用押しボタンスイッチ11
3またはダウン用押しボタンスイッチ114が押された
かどうかを判定する工程、S124a、S125aはカ
ウンタ116の現在値に1を加算または減算する工程、
S126aはカウンタ116の現在値を数値表示器11
7に表示する工程、S127aは押しボタンスイッチ1
11が押しつづけられていることを確認して以上の動作
を引続いて有効にし、押しボタンスイッチ111がOF
Fになると次工程に移行する判定工程、S128aは押
しボタンスイッチ111がON→OFFに変化した時
に、カウンタ116の現在値を3:1に配分する工程、
129aは上記配分値をレジスタ102a、102bに
格納し、講演主時間と講演予備時間とする工程である。
【0098】S122b、S123bは工程S121b
がYESの時に作用し、アップ用押しボタンスイッチ1
13またはダウン用押しボタンスイッチ114が押され
たかどうかを判定する工程、S124b、S125bは
カウンタ116の現在値に1を加算または減算する工
程、S126bはカウンタ116の現在値を数値表示器
117に表示する工程、S127bは押しボタンスイッ
チ112が押しつづけられていることを確認して以上の
動作を引続いて有効にし、押しボタンスイッチ112が
OFFになると次工程に移行する判定工程、S128b
は押しボタンスイッチ112がON→OFFに変化した
時に、カウンタ116の現在値を4:1に配分する工
程、S129bは上記配分値をレジスタ102c、10
2dに格納し、質疑主時間と質疑予備時間とする工程で
ある。
【0099】次に、本実施の形態の動作につて説明す
る。本実施の形態ではどの時間を設定するのかの選択手
段と時間配分を自動計算することにより、1個の入力装
置6の2回の操作によって4種類の時間設定が行われて
いる。
【0100】図12は図11における運転モ−ド選択装
置であるロ−タリスイッチ8を調整モ−ド13にした場
合の制御フロ−であり、例えば講演絶対時間設定用押し
ボタンスイッチ111を押したままでアップ/ダウン用
押しボタンスイッチ113または114を押すとその回
数に応じてカウンタ116の現在値が増減し、これが数
値表示器117に表示される。
【0101】表示数値が目的の設定値になった時、押し
ボタンスイッチ111をOFFにするとこのときのカウ
ンタ116の現在値が講演絶対時間として設定され、こ
れに所定の配分比率を掛けて講演主時間、講演予備時間
の設定が完了する。
【0102】質疑時間の設定も同様である。なお、押し
ボタンスイッチ113または114はこれを押しつづけ
ると図示しないクロックパルスを入力として自動的に高
速増減することができ、あるいは数値表示器117の各
桁毎に増減用の押しボタンスイッチを設けることもでき
る。
【0103】また、絶対時間=主時間+予備時間の関係
から、いずれか一つの時間設定を行えば他の時間は確定
するものである。このようにして4個のレジスタ102
a、102b、102c、102dに講演主時間、講演
予備時間、質疑主時間、質疑予備時間が格納されると、
既に説明したとおり自動運転は図6、短縮運転は図7、
歩進運転は図8に示されたそれぞれの制御フローによっ
て行われる。
【0104】ただし、本実施の形態の場合には自動運転
中や短縮運転中において、例えば講演絶対時間に対する
残り時間(あるいは経過時間)を数値表示器117によ
って表示することが行われている。
【0105】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、色違いの複数
の点灯部を配置した表示手段と、各点灯部の点灯時間を
設定する信号及び装置の動作指示指令を入力する入力手
段と、複数の点灯部の中から点灯時間の設定対象となる
点灯部を選択する選択手段と、選択された各点灯部に対
する点灯時間をそれぞれ個別に記憶する記憶手段と、記
憶手段に記憶された点灯時間に合わせて、各点灯部を順
次切換えて点灯動作を一巡させた後に、点灯動作を自動
停止させるシ−ケンス制御手段を備えたので、様々の設
定時間に対応できる汎用性の富んだ装置が得られるとい
う効果がある。
【0106】請求項2の発明によれば、色違いの複数の
点灯部を配置した表示手段と、各点灯部の内の一部の点
灯部に対する点灯時間に関連した時間を設定する信号及
び装置の動作指示指令を入力する入力手段と、設定され
た点灯関連時間より他の点灯部の点灯時間の配分倍率を
演算し、この配分倍率に基づく時間を各点灯部の点灯時
間として設定する演算手段と、設定された点灯時間によ
り各点灯部を順次切換えて点灯動作を一巡させた後に点
灯動作を自動停止させるシ−ケンス制御手段を備えたの
で、時間設定操作回数を削減して、操作の簡略化および
入力手段の削減を図ることができるという効果がある。
【0107】請求項3の発明によれば、色違いの複数の
点灯部を配置した表示手段と、各点灯部の点灯時間に関
連する時間を設定する信号及び装置の動作指示指令を入
力する入力手段と、複数の点灯部の中からその点灯時間
の設定対象となる点灯部を選択する選択手段と、選択さ
れた各点灯部に対する点灯関連時間をそれぞれ個別に記
憶する記憶手段と、設定された点灯関連時間に対する配
分倍率を演算し、この配分倍率に基づく時間を各点灯部
の点灯時間として設定する演算手段と、記憶手段の内容
と演算手段の演算結果により点灯部を順次切換えて点灯
動作を一巡させた後に点灯動作を自動停止させるシ−ケ
ンス制御手段を備えたので、様々の設定時間に対応でき
る汎用性の富んだ装置が得られると共に、時間設定操作
回数を削減して、操作の簡略を図ることができるという
効果がある。
【0108】請求項4の発明によれば、点灯時間の設定
は、入力手段の作動継続時間に比例した値が上記記憶手
段に記憶されるようにしたので、手持ちの時計を用いて
手軽に時間設定を行えるという効果がある。
【0109】請求項5の発明によれば、記憶手段に記憶
された点灯時間の比例倍率を可変設定する可変入力手段
を備えたので、短時間ないし長時間の設定を効率良く行
えるという効果がある。
【0110】請求項6の発明によれば、入力手段による
数値の増減操作指令に基づいて増減処理されて数値表示
器に表示された数値を、点灯設定時間として記憶装置に
記憶し、且つ数値表示器は装置の運転中に装置稼働の経
過時間または稼働有効残り時間を表示するようにしたの
で、装置運転中の経過時間または残り時間を見ながら正
確に時間内に動作を完了できるという効果がある。
【0111】請求項7の発明によれば、複数の点灯部を
順次切換えて点灯させる一連の動作に対し、点灯設定時
間を比例的に短縮した試運転モ−ドを選択する試運転モ
−ド選択手段を備えたので、装置の操作性をより向上さ
せることができるという効果がある。
【0112】請求項8の発明によれば、入力手段による
動作指示指令入力の都度に、各点灯部を順次点灯動作さ
せる歩進運転モ−ドを選択する歩進運転モ−ド選択手段
を備えたので、装置の操作性をより向上させることがで
きるという効果がある。
【0113】請求項9の発明によれば、表示装置とその
駆動電源との間に表示装置への印加電圧を調整する調整
手段を備えたので、明るい部屋、暗い部屋での点灯部の
効果的な使い分けができるという効果がある。
【0114】請求項10の発明によれば、各点灯部によ
る一巡の点灯動作が未完了である場合には、入力手段に
よる動作指示指令入力の初回動作で装置の動作状態を初
期化し、上記動作指示指令入力の次回動作で装置の運転
動作を初期状態から開始する交番動作制御手段と、動作
指示指令入力の初回動作が一定時間以上継続した時に装
置動作の初期化を有効とする時限機能を備えたので、単
一の入力手段の操作で装置の初期設定、動作開始を行う
ことができるため操作の単純化を図ることができるとい
う効果がある。
【0115】請求項11の発明によれば、各点灯部の点
灯状態の変化を、単音あるいは複数の断続音で知らせる
鳴動手段を備えたので、時間経過警報の強調を行うこと
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る多段階経過時間警報装置の外
観を示す機構図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る多段階経過時
間警報装置の全体制御系を示すブロック図である。
【図3】 図2における切換回路の詳細な構成を示すブ
ロック図である。
【図4】 図1のものの制御フロ−第一部分図(スタ−
ト/リセット制御を説明する制御フロー図である。
【図5】 本実施の形態に係る多段階経過時間警報装置
の調整モ−ドを説明する制御フロー図である。
【図6】 本実施の形態に係る多段階経過時間警報装置
の自動運転モ−ドを説明する制御フロー図である。
【図7】 本実施の形態に係る多段階経過時間警報装置
の短縮運転モ−ドを説明する制御フロー図である。
【図8】 本実施の形態に係る多段階経過時間警報装置
の歩進運転モ−ドを説明する制御フロー図である。
【図9】 この発明の実施の形態2に係る多段階経過時
間警報装置の全体制御系を示すブロック図である。
【図10】 実施の形態2に係る多段階経過時間警報装
置の調整モ−ドを説明する制御フロー図である。
【図11】 この発明の実施の形態3に係る多段階経過
時間警報装置の全体制御系を示すブロック図である。
【図12】 実施の形態3に係る多段階経過時間警報装
置の調整モ−ドを説明する制御フロー図である。
【符号の説明】
1 スタート/リセットスイッチ、3 表示装置、4b
電源、6 時間設定入力装置、7 クロックパルス、
8 運転モード選択装置、9 時間設定選択装置、28
半波整流回路、21 切換え回路、22 シーケンス
制御装置、23表示ランプ点灯時間設定装置、24 記
憶装置、31 時限回路、90 演算回路、116 カ
ウンタ回路、117 数値表示器。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色違いの複数の点灯部を配置した表示手
    段と、 上記各点灯部の点灯時間を設定する信号及び装置の動作
    指示指令を入力する入力手段と、 上記複数の点灯部の中から点灯時間の設定対象となる点
    灯部を選択する選択手段と、 上記選択された各点灯部に対する点灯時間をそれぞれ個
    別に記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶された点灯時間に合わせて、上記各
    点灯部を順次切換えて点灯動作を一巡させた後に、点灯
    動作を自動停止させるシ−ケンス制御手段を備えたこと
    を特徴とする多段階経過時間警報装置。
  2. 【請求項2】 色違いの複数の点灯部を配置した表示手
    段と、 上記各点灯部の内の一部の点灯部に対する点灯時間に関
    連した時間を設定する信号及び装置の動作指示指令を入
    力する入力手段と、 設定された点灯関連時間より他の点灯部の点灯時間の配
    分倍率を演算し、この配分倍率に基づく時間を各点灯部
    の点灯時間として設定する演算手段と、 設定された点灯時間により上記各点灯部を順次切換えて
    点灯動作を一巡させた後に点灯動作を自動停止させるシ
    −ケンス制御手段を備えたことを特徴とする多段階経過
    時間警報装置。
  3. 【請求項3】 色違いの複数の点灯部を配置した表示手
    段と、 上記各点灯部の点灯時間に関連する時間を設定する信号
    及び装置の動作指示指令を入力する入力手段と、 上記複数の点灯部の中からその点灯時間の設定対象とな
    る点灯部を選択する選択手段と、 上記選択された各点灯部に対する点灯関連時間をそれぞ
    れ個別に記憶する記憶手段と、 上記設定された点灯関連時間に対する配分倍率を演算
    し、この配分倍率に基づく時間を上記各点灯部の点灯時
    間として設定する演算手段と、 上記記憶手段の内容と上記演算手段の演算結果により点
    灯部を順次切換えて点灯動作を一巡させた後に点灯動作
    を自動停止させるシ−ケンス制御手段を備えたことを特
    徴とする多段階経過時間警報装置。
  4. 【請求項4】 点灯時間の設定は、上記入力手段の作動
    継続時間に比例した値が上記記憶手段に記憶されること
    を特徴とする特許請求の範囲1項から3項のいずれかに
    記載の多段階経過時間警報装置。
  5. 【請求項5】 上記記憶手段に記憶された点灯時間の比
    例倍率を可変設定する可変入力手段を備えたことを特徴
    とする特許請求の範囲1項から3項のいずれかに記載の
    多段階経過時間警報装置。
  6. 【請求項6】 上記入力手段による数値の増減操作指令
    に基づいて増減処理されて数値表示器に表示された数値
    を、点灯設定時間として上記記憶装置に記憶し、且つ上
    記数値表示器は装置の運転中に装置稼働の経過時間また
    は稼働有効残り時間を表示することを特徴とする特許請
    求の範囲1項から3項のいずれかに記載の多段階経過時
    間警報装置。
  7. 【請求項7】 複数の点灯部を順次切換えて点灯させる
    一連の動作に対し、点灯設定時間を比例的に短縮した試
    運転モ−ドを選択する試運転モ−ド選択手段を備えたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲1項から6項のいずれか
    に記載の多段階経過時間警報装置。
  8. 【請求項8】 入力手段による動作指示指令入力の都度
    に、各点灯部を順次点灯動作させる歩進運転モ−ドを選
    択する歩進運転モ−ド選択手段を備えたことを特徴とす
    る特許請求の範囲1項から7項のいずれかに記載の多段
    階経過時間警報装置。
  9. 【請求項9】 表示装置とその駆動電源との間に上記表
    示装置への印加電圧を調整する調整手段を備えたことを
    特徴とする特許請求の範囲1項から8項のいずれかに記
    載の多段階経過時間警報装置。
  10. 【請求項10】 各点灯部による一巡の点灯動作が未完
    了である場合には、入力手段による動作指示指令入力の
    初回動作で装置の動作状態を初期化し、上記動作指示指
    令入力の次回動作で装置の運転動作を初期状態から開始
    する交番動作制御手段と、動作指示指令入力の初回動作
    が一定時間以上継続した時に装置動作の初期化を有効と
    する時限機能を備えたことを特徴とする特許請求の範囲
    1項から9項に記載の多段階経過時間警報装置。
  11. 【請求項11】 各点灯部の点灯状態の変化を、単音あ
    るいは複数の断続音で知らせる鳴動手段を備えたことを
    特徴とする特許請求の範囲1項から10項のいずれかに
    記載の多段階経過時間警報装置。
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