JP2001185236A - 充電状態及び充電量表示装置 - Google Patents
充電状態及び充電量表示装置Info
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- G09B21/003—Teaching or communicating with blind persons using tactile presentation of the information, e.g. Braille displays
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- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 視覚障害者に対して、簡単かつ経済的に、充
電状態情報あるいは充電池残量情報を提供することがで
きる充電状態及び充電量表示装置を提供する。 【解決手段】 点字を表示する点字表示器203と、表
示情報を選択するためのキー205と、充電池201の
充電を制御し、充電状態検出手段を兼ねる充電制御回路
部202と、充電池201の充電電圧を計測するA/D
変換器104と、キー205の操作に基づいて、充電制
御回路部202における充電中、充電完了、充電池異常
等の充電状態、またはA/D変換器104の検知結果に
基づく満充電、ほぼ半分、残りわずか等の充電残量のい
ずれかを点字表示器203に表示させる制御命令を出す
CPU101とから構成されている。
電状態情報あるいは充電池残量情報を提供することがで
きる充電状態及び充電量表示装置を提供する。 【解決手段】 点字を表示する点字表示器203と、表
示情報を選択するためのキー205と、充電池201の
充電を制御し、充電状態検出手段を兼ねる充電制御回路
部202と、充電池201の充電電圧を計測するA/D
変換器104と、キー205の操作に基づいて、充電制
御回路部202における充電中、充電完了、充電池異常
等の充電状態、またはA/D変換器104の検知結果に
基づく満充電、ほぼ半分、残りわずか等の充電残量のい
ずれかを点字表示器203に表示させる制御命令を出す
CPU101とから構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ニッケルカドミウ
ム(Ni−Cd)蓄電池、ニッケル水素(Ni−MH)
蓄電池などの充電池を充電する充電装置、あるいは、充
電池を用いる機器に内蔵された充電装置において、点字
による表示を行い、視覚障害者等に対して、充電状態情
報あるいは充電池残量情報を提供する充電状態及び充電
量表示装置に関する。
ム(Ni−Cd)蓄電池、ニッケル水素(Ni−MH)
蓄電池などの充電池を充電する充電装置、あるいは、充
電池を用いる機器に内蔵された充電装置において、点字
による表示を行い、視覚障害者等に対して、充電状態情
報あるいは充電池残量情報を提供する充電状態及び充電
量表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、充電装置では、健眼者を対象とし
て、LED(発光ダイオード)あるいはLCD(液晶デ
ィスプレイ)を用いて、充電状態情報あるいは充電池残
量情報を表示していた。
て、LED(発光ダイオード)あるいはLCD(液晶デ
ィスプレイ)を用いて、充電状態情報あるいは充電池残
量情報を表示していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】充電状態情報あるいは
充電池残量情報が、LEDあるいはLCDを用いた視覚
情報によって表示されているため、視覚障害者は、これ
らの情報を一切入手することができない。このため、こ
れらの情報を入手するためには、健眼者の援助に頼るし
かない現状にある。また、携帯電話、携帯端末、電卓な
どの携帯機器を使用中、特に出先における使用におい
て、充電池残量情報が提供されていないがために、電池
切れによる使用の中断を余儀なくされている。本発明
は、これらの事情に鑑み、視覚障害者に対して、簡単か
つ経済的に、充電状態情報あるいは充電池残量情報を提
供することができる充電状態及び充電量表示装置を提供
することを目的とする。
充電池残量情報が、LEDあるいはLCDを用いた視覚
情報によって表示されているため、視覚障害者は、これ
らの情報を一切入手することができない。このため、こ
れらの情報を入手するためには、健眼者の援助に頼るし
かない現状にある。また、携帯電話、携帯端末、電卓な
どの携帯機器を使用中、特に出先における使用におい
て、充電池残量情報が提供されていないがために、電池
切れによる使用の中断を余儀なくされている。本発明
は、これらの事情に鑑み、視覚障害者に対して、簡単か
つ経済的に、充電状態情報あるいは充電池残量情報を提
供することができる充電状態及び充電量表示装置を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、点字を表示する点字表示手
段と、表示情報を選択するための操作子と、充電池の充
電状態を検知する充電状態検知手段と、前記充電池の充
電量を検知する充電量検知手段と、前記操作子の操作に
基づいて、前記充電状態検知手段による充電状態の検知
結果または前記充電量検知手段による充電量の検知結果
のいずれかを前記点字表示手段に表示させる制御手段と
を備えることを特徴としている。
め、請求項1記載の発明は、点字を表示する点字表示手
段と、表示情報を選択するための操作子と、充電池の充
電状態を検知する充電状態検知手段と、前記充電池の充
電量を検知する充電量検知手段と、前記操作子の操作に
基づいて、前記充電状態検知手段による充電状態の検知
結果または前記充電量検知手段による充電量の検知結果
のいずれかを前記点字表示手段に表示させる制御手段と
を備えることを特徴としている。
【0005】また、請求項2記載の発明は、振動子と、
表示情報を選択するための操作子と、充電池の充電状態
を検知する充電状態検知手段と、前記充電池の充電量を
検知する充電量検知手段と、前記操作子の操作に基づい
て、前記充電状態検知手段による充電状態の検知結果ま
たは前記充電量検知手段による充電量の検知結果のいず
れかを示す振動パターンで前記振動子を振動させる制御
手段とを備えることを特徴としている。請求項3記載の
発明は、音源と、表示情報を選択するための操作子と、
充電池の充電状態を検知する充電状態検知手段と、前記
充電池の充電量を検知する充電量検知手段と、前記操作
子の操作に基づいて、前記充電状態検知手段による充電
状態の検知結果または前記充電量検知手段による充電量
の検知結果のいずれかを示すパターンで前記音源を鳴ら
せる制御手段とを備えることを特徴としている。請求項
4記載の発明は、音源と、表示情報を選択するための操
作子と、充電池の充電状態を検知する充電状態検知手段
と、前記充電池の充電量を検知する充電量検知手段と、
前記操作子の操作に基づいて、前記充電状態検知手段に
よる充電状態の検知結果または充電量検知手段による充
電量の検知結果のいずれかを示す音で前記音源を鳴らせ
る制御手段とを備えることを特徴としている。また、請
求項5記載の発明は、前記点字表示手段が、それぞれが
点字文字を表示可能な複数の点字表示ユニットから構成
されていて、第1の表示状態をとる点字表示ユニットの
個数と、第1の表示状態とは異なる第2の表示状態をと
る点字表示ユニットの個数とによって、前記充電量の検
知結果を表示することを特徴としている。また、請求項
6記載の発明は、前記点字表示手段が、前記充電量の検
知結果を数字によって表示することを特徴としている。
また、請求項7記載の発明は、前記点字表示手段が、前
記点字表示制御手段における充電状態を、少なくとも、
外部電源未接続、充電中、充電完了、充電池異常の旨を
示す4種類の異なる充電状態として表示することを特徴
としている。また、請求項8記載の発明は、充電状態及
び充電量表示装置が、演算機能を備える点字電卓と一体
形成されていることを特徴としている。
表示情報を選択するための操作子と、充電池の充電状態
を検知する充電状態検知手段と、前記充電池の充電量を
検知する充電量検知手段と、前記操作子の操作に基づい
て、前記充電状態検知手段による充電状態の検知結果ま
たは前記充電量検知手段による充電量の検知結果のいず
れかを示す振動パターンで前記振動子を振動させる制御
手段とを備えることを特徴としている。請求項3記載の
発明は、音源と、表示情報を選択するための操作子と、
充電池の充電状態を検知する充電状態検知手段と、前記
充電池の充電量を検知する充電量検知手段と、前記操作
子の操作に基づいて、前記充電状態検知手段による充電
状態の検知結果または前記充電量検知手段による充電量
の検知結果のいずれかを示すパターンで前記音源を鳴ら
せる制御手段とを備えることを特徴としている。請求項
4記載の発明は、音源と、表示情報を選択するための操
作子と、充電池の充電状態を検知する充電状態検知手段
と、前記充電池の充電量を検知する充電量検知手段と、
前記操作子の操作に基づいて、前記充電状態検知手段に
よる充電状態の検知結果または充電量検知手段による充
電量の検知結果のいずれかを示す音で前記音源を鳴らせ
る制御手段とを備えることを特徴としている。また、請
求項5記載の発明は、前記点字表示手段が、それぞれが
点字文字を表示可能な複数の点字表示ユニットから構成
されていて、第1の表示状態をとる点字表示ユニットの
個数と、第1の表示状態とは異なる第2の表示状態をと
る点字表示ユニットの個数とによって、前記充電量の検
知結果を表示することを特徴としている。また、請求項
6記載の発明は、前記点字表示手段が、前記充電量の検
知結果を数字によって表示することを特徴としている。
また、請求項7記載の発明は、前記点字表示手段が、前
記点字表示制御手段における充電状態を、少なくとも、
外部電源未接続、充電中、充電完了、充電池異常の旨を
示す4種類の異なる充電状態として表示することを特徴
としている。また、請求項8記載の発明は、充電状態及
び充電量表示装置が、演算機能を備える点字電卓と一体
形成されていることを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】〔第一の実施の形態〕以下、図面
を参照して本発明の第一の実施の形態について説明す
る。図1は、本発明による充電状態及び充電量表示装置
の第一の実施の形態を示すブロック図であり、本発明に
よる充電状態及び充電量表示装置を、充電池を用いて動
作する携帯電話、携帯端末、電卓などの携帯機器等のシ
ステムに内蔵される充電装置に用いたものである。図1
に示す充電装置のシステムは、全体の制御を管理(統
括)するCPU(中央処理装置)101と、CPU10
1によって読み込まれるプログラムおよび各種初期デー
タを格納するROM(リード・オンリ・メモリ)102
と、プログラムが実行される際にデータ格納領域となる
RAM(ランダム・アクセス・メモリ)103と、シス
テム全体へ電力供給するNi−Cd,Ni−MHなどの
充電池201と、充電池201の充電電圧、充電電流等
を表すアナログ電圧をデジタル信号に変換するA/D変
換器104と、CPU101と、充電池201の充電状
態検知手段を兼ねる充電制御回路部202、点字表示器
制御回路部204、キー205等の周辺装置との間のイ
ンターフェースとなり、データの入出力を行う入出力回
路(I/O)105とを備えている。図1に示す充電装
置のシステムには、 さらに、充電池201の充電の開
始・終了などを制御する充電制御回路部202と、点字
文字の表示を行う点字表示器203と、CPU101か
ら送られたデータを元に、点字表示器203を制御(駆
動)する点字表示器制御回路部204と、複数の操作子
から構成され、ユーザに対して入力インターフェース機
能を提供するキー205が設けられている。
を参照して本発明の第一の実施の形態について説明す
る。図1は、本発明による充電状態及び充電量表示装置
の第一の実施の形態を示すブロック図であり、本発明に
よる充電状態及び充電量表示装置を、充電池を用いて動
作する携帯電話、携帯端末、電卓などの携帯機器等のシ
ステムに内蔵される充電装置に用いたものである。図1
に示す充電装置のシステムは、全体の制御を管理(統
括)するCPU(中央処理装置)101と、CPU10
1によって読み込まれるプログラムおよび各種初期デー
タを格納するROM(リード・オンリ・メモリ)102
と、プログラムが実行される際にデータ格納領域となる
RAM(ランダム・アクセス・メモリ)103と、シス
テム全体へ電力供給するNi−Cd,Ni−MHなどの
充電池201と、充電池201の充電電圧、充電電流等
を表すアナログ電圧をデジタル信号に変換するA/D変
換器104と、CPU101と、充電池201の充電状
態検知手段を兼ねる充電制御回路部202、点字表示器
制御回路部204、キー205等の周辺装置との間のイ
ンターフェースとなり、データの入出力を行う入出力回
路(I/O)105とを備えている。図1に示す充電装
置のシステムには、 さらに、充電池201の充電の開
始・終了などを制御する充電制御回路部202と、点字
文字の表示を行う点字表示器203と、CPU101か
ら送られたデータを元に、点字表示器203を制御(駆
動)する点字表示器制御回路部204と、複数の操作子
から構成され、ユーザに対して入力インターフェース機
能を提供するキー205が設けられている。
【0007】なお、本発明による充電状態及び充電量表
示装置は、上記のように充電池を用いて動作する携帯電
話、携帯端末、電卓などの携帯機器に内蔵される充電装
置として構成することもできるし、あるいは、単体で充
電池を充電する充電装置に用いることもできる。さらに
は、電子機器に一部の構成を着脱自在として構成すると
ともに、他の部分を電子機器に内蔵されるようにして構
成することも可能である。また、例えば、上記のように
他の電子機器に内蔵する場合には、CPU101、RO
M102、RAM103、A/D変換器104、I/O
105等の各構成は、電子機器の他の回路と共用する形
でシステムを構成することが可能である。また、一部の
構成を外部構成とする場合には、点字表示器203と、
点字表示器制御回路部204と、キー205とを、例え
ばコネクタとケーブルを介してI/O105に外部から
着脱自在に接続する構成とすることが可能である。
示装置は、上記のように充電池を用いて動作する携帯電
話、携帯端末、電卓などの携帯機器に内蔵される充電装
置として構成することもできるし、あるいは、単体で充
電池を充電する充電装置に用いることもできる。さらに
は、電子機器に一部の構成を着脱自在として構成すると
ともに、他の部分を電子機器に内蔵されるようにして構
成することも可能である。また、例えば、上記のように
他の電子機器に内蔵する場合には、CPU101、RO
M102、RAM103、A/D変換器104、I/O
105等の各構成は、電子機器の他の回路と共用する形
でシステムを構成することが可能である。また、一部の
構成を外部構成とする場合には、点字表示器203と、
点字表示器制御回路部204と、キー205とを、例え
ばコネクタとケーブルを介してI/O105に外部から
着脱自在に接続する構成とすることが可能である。
【0008】図1において、充電制御回路部202は、
充電池201を充電するための制御回路であり、充電開
始・終了などの制御を行う。また、充電制御回路部20
2は、CPU101に対して、I/O105を介し、充
電中・充電終了・充電エラーなどの情報を伝達する機能
も有している。A/D変換器104は、電池残量計測を
行い、計測した電池残量をCPU101へ取り込むため
に設けられたものであって、充電池の電圧・充電電流等
のアナログ量を計測し、アナログ−デジタル変換して、
変換した結果をCPU101へ伝達する。CPU101
は、充電制御回路部202あるいはA/D変換器104
から得られた情報を元に、充電状態情報あるいは充電池
残量情報の表示命令を点字表示器制御回路部204へ出
力する。点字表示器制御回路部204は、その表示命令
に従って点字表示器203の制御(駆動)を行う。ま
た、この充電装置では、ユーザがこのキー205におけ
る各操作子を操作することによって、点字表示器203
における充電状態情報あるいは充電池残量情報の表示切
り替えを行うことが可能となっている。
充電池201を充電するための制御回路であり、充電開
始・終了などの制御を行う。また、充電制御回路部20
2は、CPU101に対して、I/O105を介し、充
電中・充電終了・充電エラーなどの情報を伝達する機能
も有している。A/D変換器104は、電池残量計測を
行い、計測した電池残量をCPU101へ取り込むため
に設けられたものであって、充電池の電圧・充電電流等
のアナログ量を計測し、アナログ−デジタル変換して、
変換した結果をCPU101へ伝達する。CPU101
は、充電制御回路部202あるいはA/D変換器104
から得られた情報を元に、充電状態情報あるいは充電池
残量情報の表示命令を点字表示器制御回路部204へ出
力する。点字表示器制御回路部204は、その表示命令
に従って点字表示器203の制御(駆動)を行う。ま
た、この充電装置では、ユーザがこのキー205におけ
る各操作子を操作することによって、点字表示器203
における充電状態情報あるいは充電池残量情報の表示切
り替えを行うことが可能となっている。
【0009】ここで、図1に示す充電装置によって提供
される機能の概要を説明する。図1に示すように各構成
が携帯電話、電卓等の電子機器に内蔵されている場合、
例えば、外部商用電源を電源として所定の電圧変換、交
流−直流変換等を行う外部の充電機器が、充電制御回路
部202を介して、充電対象となる充電池201に接続
されたとき、あるいは、ユーザのキー205に対する所
定のキー操作が行われたとき、充電機器を構成する充電
制御回路部202およびA/D変換器104が動作し、
CPU101が充電中・充電終了・充電エラーなどの充
電状態および充電池残量を検出し、さらにCPU101
が点字表示器制御回路部204へ表示命令を出力し、充
電状態情報あるいは充電池残量情報が点字表示器203
に表示される。これによって、例えば視覚障害者は充電
状態情報あるいは充電池残量情報を簡単に入手すること
ができる。また、ユーザは、キー205を操作すること
によって、充電状態情報と充電池残量情報を切り替えて
表示させることもできるようになっている。
される機能の概要を説明する。図1に示すように各構成
が携帯電話、電卓等の電子機器に内蔵されている場合、
例えば、外部商用電源を電源として所定の電圧変換、交
流−直流変換等を行う外部の充電機器が、充電制御回路
部202を介して、充電対象となる充電池201に接続
されたとき、あるいは、ユーザのキー205に対する所
定のキー操作が行われたとき、充電機器を構成する充電
制御回路部202およびA/D変換器104が動作し、
CPU101が充電中・充電終了・充電エラーなどの充
電状態および充電池残量を検出し、さらにCPU101
が点字表示器制御回路部204へ表示命令を出力し、充
電状態情報あるいは充電池残量情報が点字表示器203
に表示される。これによって、例えば視覚障害者は充電
状態情報あるいは充電池残量情報を簡単に入手すること
ができる。また、ユーザは、キー205を操作すること
によって、充電状態情報と充電池残量情報を切り替えて
表示させることもできるようになっている。
【0010】次に、図1に示す充電装置を、電卓として
構成する場合の実施の形態について図2〜図4を参照し
て説明する。図2に示す充電装置は、点字による表示機
能を備えた、いわゆる点字電卓(例えば特開平2−25
2048号公報「盲人用点字電卓」参照)を構成するも
のであって、8個の点字表示ユニットからなり、 演算
式、演算結果、その他の点字文字を表示する点字表示セ
ル301と、電源キー302と、シフトキー303と、
加減乗除を指示する4個のキー(上から÷、×、−、
+)からなる演算記号入力キー304と、演算実行キー
305と、ガイダンス表示キー306と、2個のカーソ
ル移動キー(←、→)、全消去キー(AC)、バックス
ペースキー(BS)からなる編集キー307と、0〜9
と小数点(.)キーからなる数値入力キー308とを前
面に備えている。
構成する場合の実施の形態について図2〜図4を参照し
て説明する。図2に示す充電装置は、点字による表示機
能を備えた、いわゆる点字電卓(例えば特開平2−25
2048号公報「盲人用点字電卓」参照)を構成するも
のであって、8個の点字表示ユニットからなり、 演算
式、演算結果、その他の点字文字を表示する点字表示セ
ル301と、電源キー302と、シフトキー303と、
加減乗除を指示する4個のキー(上から÷、×、−、
+)からなる演算記号入力キー304と、演算実行キー
305と、ガイダンス表示キー306と、2個のカーソ
ル移動キー(←、→)、全消去キー(AC)、バックス
ペースキー(BS)からなる編集キー307と、0〜9
と小数点(.)キーからなる数値入力キー308とを前
面に備えている。
【0011】この点字電卓は、充電池の充電残量を表示
させる充電池残量表示機能、および、「充電中」、「充
電完了」など充電状態の表示を行う充電状態表示機能の
ほか、四則演算等を行う演算機能と、機能の説明を表示
するガイダンス表示機能の4つの機能を有している。演
算機能においては、ユーザが、数値入力キー308や演
算記号キー304を操作して、演算式を入力し、入力内
容を点字表示セル301で確認し、演算実行キー305
を入力すると演算が行われ、演算結果が点字表示セル3
01に点字表示される。ガイダンス表示機能では、ガイ
ダンス表示キー306を入力すると、点字表示セル30
1に使い方説明が表示されるようになっている。
させる充電池残量表示機能、および、「充電中」、「充
電完了」など充電状態の表示を行う充電状態表示機能の
ほか、四則演算等を行う演算機能と、機能の説明を表示
するガイダンス表示機能の4つの機能を有している。演
算機能においては、ユーザが、数値入力キー308や演
算記号キー304を操作して、演算式を入力し、入力内
容を点字表示セル301で確認し、演算実行キー305
を入力すると演算が行われ、演算結果が点字表示セル3
01に点字表示される。ガイダンス表示機能では、ガイ
ダンス表示キー306を入力すると、点字表示セル30
1に使い方説明が表示されるようになっている。
【0012】演算機能においては、上述したように、ユ
ーザが、点字電卓に組み込まれている点字表示セル30
1と複数のキー(数値入力キー308や演算記号入力キ
ー304など)を使い、演算式を入力することができ、
入力した演算式は、点字表示セル301で点字表示さ
れ、入力内容の確認が可能となる。図2の点字電卓で
は、点字表示セル301が8文字分の表示桁しか有して
いないが、8文字以上の演算式の入力も行うことが可能
である。このとき、編集キー307におけるカーソル移
動キー「←」または「→」を使い、カーソルを例えば表
示セル301の左右いずれかの端まで移動させることに
よって、入力された演算式において表示セル301に表
示される範囲を左右いずれかに送り(表示内容をスクロ
ールさせ)、表示しきれなかった部分の表示が行われ
る。演算式の入力に間違いがあるときは、編集キー30
7の全消去キー「AC」またはバックスペースキー「B
S」を使い訂正することが可能である。演算実行キー3
05を入力すると、演算式の表示の代わりに、演算結果
が表示される。また、演算結果が8文字より長い場合、
カーソルを移動させることによって、演算式の入力時と
同様にして、8文字以上の部分を表示させることが可能
である。また、シフトキー303を併用することによっ
て、キー機能の拡張が行われる。すなわち、例えばキー
に、通常の機能に加えてさらに関数、括弧などの入力が
行える機能を持たせ、シフトキー303を操作すること
によってこれらキーの機能を切り換えられるようにする
ことで、より高度な演算式の入力を可能にしている。
ーザが、点字電卓に組み込まれている点字表示セル30
1と複数のキー(数値入力キー308や演算記号入力キ
ー304など)を使い、演算式を入力することができ、
入力した演算式は、点字表示セル301で点字表示さ
れ、入力内容の確認が可能となる。図2の点字電卓で
は、点字表示セル301が8文字分の表示桁しか有して
いないが、8文字以上の演算式の入力も行うことが可能
である。このとき、編集キー307におけるカーソル移
動キー「←」または「→」を使い、カーソルを例えば表
示セル301の左右いずれかの端まで移動させることに
よって、入力された演算式において表示セル301に表
示される範囲を左右いずれかに送り(表示内容をスクロ
ールさせ)、表示しきれなかった部分の表示が行われ
る。演算式の入力に間違いがあるときは、編集キー30
7の全消去キー「AC」またはバックスペースキー「B
S」を使い訂正することが可能である。演算実行キー3
05を入力すると、演算式の表示の代わりに、演算結果
が表示される。また、演算結果が8文字より長い場合、
カーソルを移動させることによって、演算式の入力時と
同様にして、8文字以上の部分を表示させることが可能
である。また、シフトキー303を併用することによっ
て、キー機能の拡張が行われる。すなわち、例えばキー
に、通常の機能に加えてさらに関数、括弧などの入力が
行える機能を持たせ、シフトキー303を操作すること
によってこれらキーの機能を切り換えられるようにする
ことで、より高度な演算式の入力を可能にしている。
【0013】次に、図2に示す点字電卓が有する充電池
残量表示機能と充電状態表示機能について説明する。図
2に示す点字電卓には、図1に示す充電池201および
充電制御回路部(充電器)202が内蔵されており、外
部電源を接続することによって、充電池201の充電を
行うことが可能となっている。この点字電卓には電卓本
来の用途で点字表示器203(点字表示セル301)が
組み込まれており、この点字表示器203を用いて充電
状態情報表示および充電池残量情報表示も行うことがで
きる。この構成において、ユーザが、充電状態情報ある
いは充電池残量情報を知りたいと考えたとき、あらかじ
め決められたキー操作を行うことによって、充電状態情
報あるいは充電池残量情報のいずれかを選択して、情報
を点字表示セル301に表示させることができる。たと
えば、充電状態情報としては、外部電源未接続、充
電中、充電完了、充電池異常の4種類の情報があ
り、そのときの充電状態によって、それぞれ、例えば、
アルファベットでNON、CHARGE、EN
D、ERRORと点字表示する。これにより、ユーザ
は、充電がどの様な状態になっているかを、的確に認識
することが可能となる。これら4種類の充電状態が点字
セルに表示されている状態を図3(a)に示す。
残量表示機能と充電状態表示機能について説明する。図
2に示す点字電卓には、図1に示す充電池201および
充電制御回路部(充電器)202が内蔵されており、外
部電源を接続することによって、充電池201の充電を
行うことが可能となっている。この点字電卓には電卓本
来の用途で点字表示器203(点字表示セル301)が
組み込まれており、この点字表示器203を用いて充電
状態情報表示および充電池残量情報表示も行うことがで
きる。この構成において、ユーザが、充電状態情報ある
いは充電池残量情報を知りたいと考えたとき、あらかじ
め決められたキー操作を行うことによって、充電状態情
報あるいは充電池残量情報のいずれかを選択して、情報
を点字表示セル301に表示させることができる。たと
えば、充電状態情報としては、外部電源未接続、充
電中、充電完了、充電池異常の4種類の情報があ
り、そのときの充電状態によって、それぞれ、例えば、
アルファベットでNON、CHARGE、EN
D、ERRORと点字表示する。これにより、ユーザ
は、充電がどの様な状態になっているかを、的確に認識
することが可能となる。これら4種類の充電状態が点字
セルに表示されている状態を図3(a)に示す。
【0014】また、充電池残量表示機能では、8文字分
表示できる点字セルをバーグラフのように用い、充電残
量を絵的に表示することが可能となっており、充電池残
量を、明確に知ることができる。この時の点字表示の例
を、図3(b)に示す。また、図3(c)には、充電池
残量表示の別の例を示している。この例では、充電池残
量を数値の0〜9で表示している。この場合、機器に内
蔵される点字表示セルは1つで済み、より簡便なシステ
ム構成で充電池残量を表示することができる。なお、図
3(b)、(c)に示す表示例は、それぞれの方式にお
ける異なる3つの充電池残量の状態を示したものであっ
て、図示していない中間的な値を示す表示状態を追加し
て表示させることも可能である。
表示できる点字セルをバーグラフのように用い、充電残
量を絵的に表示することが可能となっており、充電池残
量を、明確に知ることができる。この時の点字表示の例
を、図3(b)に示す。また、図3(c)には、充電池
残量表示の別の例を示している。この例では、充電池残
量を数値の0〜9で表示している。この場合、機器に内
蔵される点字表示セルは1つで済み、より簡便なシステ
ム構成で充電池残量を表示することができる。なお、図
3(b)、(c)に示す表示例は、それぞれの方式にお
ける異なる3つの充電池残量の状態を示したものであっ
て、図示していない中間的な値を示す表示状態を追加し
て表示させることも可能である。
【0015】なお、図3は、図2の点字表示セル301
を用いた充電状態情報表示例(a)と、充電池残量情報
表示例1(b)および充電池残量情報表示例2(c)を
示す図であり、点字セルを示す図中、黒丸は表示面から
突出している点字ピン、白丸は埋没している点字ピンを
表している。図3(a)では、が「外部電源未接続」
を表す英字“NON”を表示した例であり、 が「充
電中」(“CHARGE”)、 が「充電完了」
(“END”)、 が「充電池異常」(“ERRO
R”)をそれぞれ表示した例である。図3(b)では、
が「満充電(充電不要)」を表す状態であり、8個の
点字表示ユニットのすべてにおいて、すべての点字ピン
が突出している状態であり、「ほぼ半分」を表す状態
であり、左端から連続する4個の点字表示ユニットのす
べての点字ピンが突出していて、他の4個の点字表示ユ
ニットのすべての点字ピンが埋没している状態であり、
そして、が「残りわずか(要充電)」を表す状態であ
り、左端から1個の点字表示ユニットのすべての点字ピ
ンが突出していて、他の7個の点字表示ユニットのすべ
ての点字ピンが埋没している状態である。また、充電池
残量情報表示例2を示す図3(c)では、が「満充
電」(数字:9)、が「ほぼ半分」(数字:5)、
が「残りわずか」(数字:1)を示している。
を用いた充電状態情報表示例(a)と、充電池残量情報
表示例1(b)および充電池残量情報表示例2(c)を
示す図であり、点字セルを示す図中、黒丸は表示面から
突出している点字ピン、白丸は埋没している点字ピンを
表している。図3(a)では、が「外部電源未接続」
を表す英字“NON”を表示した例であり、 が「充
電中」(“CHARGE”)、 が「充電完了」
(“END”)、 が「充電池異常」(“ERRO
R”)をそれぞれ表示した例である。図3(b)では、
が「満充電(充電不要)」を表す状態であり、8個の
点字表示ユニットのすべてにおいて、すべての点字ピン
が突出している状態であり、「ほぼ半分」を表す状態
であり、左端から連続する4個の点字表示ユニットのす
べての点字ピンが突出していて、他の4個の点字表示ユ
ニットのすべての点字ピンが埋没している状態であり、
そして、が「残りわずか(要充電)」を表す状態であ
り、左端から1個の点字表示ユニットのすべての点字ピ
ンが突出していて、他の7個の点字表示ユニットのすべ
ての点字ピンが埋没している状態である。また、充電池
残量情報表示例2を示す図3(c)では、が「満充
電」(数字:9)、が「ほぼ半分」(数字:5)、
が「残りわずか」(数字:1)を示している。
【0016】図1および図2に示す充電装置の制御に関
するCPU101の動作を図4のフローチャートを参照
して説明する。図3の例では、まず、CPU101の充
電装置の制御に関するプログラムは、ユーザのキー操作
を待つ状態となる(S1)。ユーザのキー操作があった
場合、ユーザのキー操作の結果、「充電状態情報」ある
いは「充電池残量情報」のいずれを表示すればよいかを
判定する(S2)。ユーザのキー操作が「充電状態情
報」を指示するものであると判定されたときには、充電
制御回路部202によって、現在の充電状態を取得する
(S3)。次に、ステップS3で得られた充電状態を元
に、点字表示器制御回路部204に対し、点字表示器2
03において得られた充電状態を表示させる制御命令を
出力する(S4)。一方、ステップS2において、ユー
ザのキー操作が「充電池残量情報」を指示するものであ
ると判定されたときには、A/D変換器104から、現
在の充電残量(電圧値)を取得する(S5)。そして、
ステップS5で得られた充電池残量を元に、点字表示器
制御回路部204に対し、点字表示器203において、
充電池残量情報を表示させる制御命令を出力する(S
6)。「充電池残量情報」の表示は、例えば満充電時に
おける充電電圧に対する現在の充電電圧値の割合を、点
字表示セル301の8個の点字表示ユニットの数に対応
させるか、1個の点字表示ユニットで表示する数字に対
応させるかして行う。このとき、充電池の充電電流の値
や、充電池の温度に関する情報を加味することで充電池
残量情報を補正することも可能である。
するCPU101の動作を図4のフローチャートを参照
して説明する。図3の例では、まず、CPU101の充
電装置の制御に関するプログラムは、ユーザのキー操作
を待つ状態となる(S1)。ユーザのキー操作があった
場合、ユーザのキー操作の結果、「充電状態情報」ある
いは「充電池残量情報」のいずれを表示すればよいかを
判定する(S2)。ユーザのキー操作が「充電状態情
報」を指示するものであると判定されたときには、充電
制御回路部202によって、現在の充電状態を取得する
(S3)。次に、ステップS3で得られた充電状態を元
に、点字表示器制御回路部204に対し、点字表示器2
03において得られた充電状態を表示させる制御命令を
出力する(S4)。一方、ステップS2において、ユー
ザのキー操作が「充電池残量情報」を指示するものであ
ると判定されたときには、A/D変換器104から、現
在の充電残量(電圧値)を取得する(S5)。そして、
ステップS5で得られた充電池残量を元に、点字表示器
制御回路部204に対し、点字表示器203において、
充電池残量情報を表示させる制御命令を出力する(S
6)。「充電池残量情報」の表示は、例えば満充電時に
おける充電電圧に対する現在の充電電圧値の割合を、点
字表示セル301の8個の点字表示ユニットの数に対応
させるか、1個の点字表示ユニットで表示する数字に対
応させるかして行う。このとき、充電池の充電電流の値
や、充電池の温度に関する情報を加味することで充電池
残量情報を補正することも可能である。
【0017】そして、CPU101は、ステップS4ま
たはステップS6の処理が終了すると、所定のキー操作
に応じて、あるいは所定時間が経過した後、ステップS
1へ戻りキー操作を待つ状態に復帰する。
たはステップS6の処理が終了すると、所定のキー操作
に応じて、あるいは所定時間が経過した後、ステップS
1へ戻りキー操作を待つ状態に復帰する。
【0018】〔第二の実施の形態〕以下、図面を参照し
て本発明の第二の実施の形態について説明する。図5
は、本発明による充電状態及び充電量表示装置の第二の
実施の形態を示すブロック図であり、本発明による充電
状態及び充電量表示装置を、充電池を用いて動作する携
帯電話、携帯端末、電卓などの携帯機器等のシステムに
内蔵される充電装置に用いたものである。図5に示す充
電装置のシステムは、第一の実施の形態に示した充電装
置において、点字文字の表示を行う点字表示器203及
び点字表示器制御回路部204の代わりに、振動子40
1と、振動子401の動作を制御する振動子制御回路部
402とを設けたものである(点字表示器203及び点
字表示器制御回路部204を残してこれらを併用する構
成としてもよい)。振動子401は、例えばモータの駆
動軸に、駆動軸に対して重心を偏心させてウェイトを取
り付けた構成とすることができる。この場合には、モー
タの駆動軸を回転させることで駆動軸の回りでウェイト
の重心を移動させて振動を生じさせる。振動子制御回路
部402は、CPU101から出力された充電状態情報
あるいは充電池残量情報の表示命令を受けて、その表示
命令に従って振動子401の制御(駆動)を行う。具体
的には、振動子401への通電のON/OFFを行っ
て、振動子401に通電する時間(振動子401の振動
を継続させる時間)、及び振動子401への通電のON
/OFFを繰り返す周期(振動子401の振動を繰り返
す周期)を制御するものである。
て本発明の第二の実施の形態について説明する。図5
は、本発明による充電状態及び充電量表示装置の第二の
実施の形態を示すブロック図であり、本発明による充電
状態及び充電量表示装置を、充電池を用いて動作する携
帯電話、携帯端末、電卓などの携帯機器等のシステムに
内蔵される充電装置に用いたものである。図5に示す充
電装置のシステムは、第一の実施の形態に示した充電装
置において、点字文字の表示を行う点字表示器203及
び点字表示器制御回路部204の代わりに、振動子40
1と、振動子401の動作を制御する振動子制御回路部
402とを設けたものである(点字表示器203及び点
字表示器制御回路部204を残してこれらを併用する構
成としてもよい)。振動子401は、例えばモータの駆
動軸に、駆動軸に対して重心を偏心させてウェイトを取
り付けた構成とすることができる。この場合には、モー
タの駆動軸を回転させることで駆動軸の回りでウェイト
の重心を移動させて振動を生じさせる。振動子制御回路
部402は、CPU101から出力された充電状態情報
あるいは充電池残量情報の表示命令を受けて、その表示
命令に従って振動子401の制御(駆動)を行う。具体
的には、振動子401への通電のON/OFFを行っ
て、振動子401に通電する時間(振動子401の振動
を継続させる時間)、及び振動子401への通電のON
/OFFを繰り返す周期(振動子401の振動を繰り返
す周期)を制御するものである。
【0019】このような充電装置は、第一の実施の形態
で示した充電装置と同様にして使用されるものである
が、第一の実施の形態で示した充電装置とは、充電状態
情報または充電池残量情報の表示方法が異なる。この表
示方法の違いを具体的に示すため、本実施の形態による
充電装置を、第一の実施の形態と同様に電卓として構成
した場合について、図6及び図7を参照して説明する。
ここで、図6及び図7では、振動子制御回路部402に
よる振動子401への通電の制御の様子を示している。
で示した充電装置と同様にして使用されるものである
が、第一の実施の形態で示した充電装置とは、充電状態
情報または充電池残量情報の表示方法が異なる。この表
示方法の違いを具体的に示すため、本実施の形態による
充電装置を、第一の実施の形態と同様に電卓として構成
した場合について、図6及び図7を参照して説明する。
ここで、図6及び図7では、振動子制御回路部402に
よる振動子401への通電の制御の様子を示している。
【0020】このような電卓において、ユーザが、充電
状態情報あるいは充電池残量情報を知りたいと考えたと
き、あらかじめ決められたキー操作を行うことによっ
て、充電状態情報あるいは充電池残量情報のいずれかを
選択して、情報を振動子401の振動パターンで表示さ
せることができる。たとえば、充電状態情報としては、
外部電源未接続、充電中、充電完了、充電池異
常の4種類の情報があり、そのときの充電状態によっ
て、それぞれ振動子制御回路部402による振動子40
1への通電の制御を行い、例えば、図6に示すように、
振動子401を振動させない、短時間の振動を速い
周期で繰り返す、短時間の振動をゆっくりとした周期
で繰り返す、長時間の振動をゆっくりとした周期で繰
り返す、といった具合に表示する。これにより、ユーザ
は、充電がどの様な状態になっているかを、的確に認識
することが可能となる。
状態情報あるいは充電池残量情報を知りたいと考えたと
き、あらかじめ決められたキー操作を行うことによっ
て、充電状態情報あるいは充電池残量情報のいずれかを
選択して、情報を振動子401の振動パターンで表示さ
せることができる。たとえば、充電状態情報としては、
外部電源未接続、充電中、充電完了、充電池異
常の4種類の情報があり、そのときの充電状態によっ
て、それぞれ振動子制御回路部402による振動子40
1への通電の制御を行い、例えば、図6に示すように、
振動子401を振動させない、短時間の振動を速い
周期で繰り返す、短時間の振動をゆっくりとした周期
で繰り返す、長時間の振動をゆっくりとした周期で繰
り返す、といった具合に表示する。これにより、ユーザ
は、充電がどの様な状態になっているかを、的確に認識
することが可能となる。
【0021】また、充電池残量を表示する場合の、振動
子制御回路部402による振動子401への通電の制御
の例を、図7に示す。図7(a)では、振動子401が
振動を繰り返す周期は同じとして、充電池の残量に応じ
て、振動子401の振動を継続させる時間を段階的に変
えることで充電池の残量を表した例を示している。図7
(a)では、充電池が満充電である場合には振動子40
1を長く振動させ、充電池の残量が少なくなるにつれて
振動子401の振動を継続させる時間を短くした例を示
している。また、図7(b)では、振動子401の振動
を継続させる時間は同じとして、充電池の残量に応じて
振動子401が振動を繰り返す周期を段階的に変えるこ
とで充電池の残量を表した例を示している。図7(b)
では、充電池が満充電である場合には振動子401が振
動を繰り返す周期を短くし、充電池の残量が少なくなる
につれて振動子401が振動を繰り返す周期を長くした
例を示している。そして、図7(c)では、振動子40
1の振動を継続させる時間は同じとして、充電池の残量
に応じて振動子401の振動を繰り返す回数を段階的に
変えることで充電池の残量を表した例を示している。図
7(c)では、充電池が満充電である場合には振動子4
01が振動を繰り返す回数を多くし、充電池の残量が少
なくなるにつれて振動子401が振動を繰り返す回数を
少なくした例を示している。なお、図7に示す表示例
は、それぞれの方式における異なる3つの充電池残量の
状態を示したものであって、図示していない中間的な値
を示す表示状態を追加して表示させることも可能であ
る。
子制御回路部402による振動子401への通電の制御
の例を、図7に示す。図7(a)では、振動子401が
振動を繰り返す周期は同じとして、充電池の残量に応じ
て、振動子401の振動を継続させる時間を段階的に変
えることで充電池の残量を表した例を示している。図7
(a)では、充電池が満充電である場合には振動子40
1を長く振動させ、充電池の残量が少なくなるにつれて
振動子401の振動を継続させる時間を短くした例を示
している。また、図7(b)では、振動子401の振動
を継続させる時間は同じとして、充電池の残量に応じて
振動子401が振動を繰り返す周期を段階的に変えるこ
とで充電池の残量を表した例を示している。図7(b)
では、充電池が満充電である場合には振動子401が振
動を繰り返す周期を短くし、充電池の残量が少なくなる
につれて振動子401が振動を繰り返す周期を長くした
例を示している。そして、図7(c)では、振動子40
1の振動を継続させる時間は同じとして、充電池の残量
に応じて振動子401の振動を繰り返す回数を段階的に
変えることで充電池の残量を表した例を示している。図
7(c)では、充電池が満充電である場合には振動子4
01が振動を繰り返す回数を多くし、充電池の残量が少
なくなるにつれて振動子401が振動を繰り返す回数を
少なくした例を示している。なお、図7に示す表示例
は、それぞれの方式における異なる3つの充電池残量の
状態を示したものであって、図示していない中間的な値
を示す表示状態を追加して表示させることも可能であ
る。
【0022】〔第三の実施の形態〕以下、図面を参照し
て本発明の第三の実施の形態について説明する。図8
は、本発明による充電状態及び充電量表示装置の第三の
実施の形態を示すブロック図であり、本発明による充電
状態及び充電量表示装置を、充電池を用いて動作する携
帯電話、携帯端末、電卓などの携帯機器等のシステムに
内蔵される充電装置に用いたものである。図8に示す充
電装置のシステムは、第一の実施の形態に示した充電装
置において、点字文字の表示を行う点字表示器203及
び点字表示器制御回路部204の代わりに、音源501
と、音源501の動作を制御する音源制御回路部502
とを設けたものである(点字表示器203及び点字表示
器制御回路部204を残してこれらを併用する構成とし
てもよい)。音源501としては、例えば通電されてい
る間中は鳴り続けるブザーを用いることができる。音源
制御回路部502は、CPU101から出力された充電
状態情報あるいは充電池残量情報の表示命令を受けて、
その表示命令に従って音源501の制御(駆動)を行
う。具体的には、音源501への給電のON/OFFを
行って、音源501に通電する時間(音源501が鳴り
続ける時間)、及び音源501に通電する周期(音源5
01を繰り返し鳴らす周期)を制御するものである。
て本発明の第三の実施の形態について説明する。図8
は、本発明による充電状態及び充電量表示装置の第三の
実施の形態を示すブロック図であり、本発明による充電
状態及び充電量表示装置を、充電池を用いて動作する携
帯電話、携帯端末、電卓などの携帯機器等のシステムに
内蔵される充電装置に用いたものである。図8に示す充
電装置のシステムは、第一の実施の形態に示した充電装
置において、点字文字の表示を行う点字表示器203及
び点字表示器制御回路部204の代わりに、音源501
と、音源501の動作を制御する音源制御回路部502
とを設けたものである(点字表示器203及び点字表示
器制御回路部204を残してこれらを併用する構成とし
てもよい)。音源501としては、例えば通電されてい
る間中は鳴り続けるブザーを用いることができる。音源
制御回路部502は、CPU101から出力された充電
状態情報あるいは充電池残量情報の表示命令を受けて、
その表示命令に従って音源501の制御(駆動)を行
う。具体的には、音源501への給電のON/OFFを
行って、音源501に通電する時間(音源501が鳴り
続ける時間)、及び音源501に通電する周期(音源5
01を繰り返し鳴らす周期)を制御するものである。
【0023】このような充電装置は、第一の実施の形態
で示した充電装置と同様にして使用されるものである
が、第一の実施の形態で示した充電装置とは、充電状態
情報または充電池残量情報の表示方法が異なる。この表
示方法の違いを具体的に示すため、本実施の形態による
充電装置を、第一の実施の形態と同様に電卓として構成
した場合について説明する。ここで、音源制御回路部5
02による音源501への通電の制御の様子は、図6及
び図7で示す振動子制御回路部402による振動子40
1への通電の制御の様子と同じとしている。
で示した充電装置と同様にして使用されるものである
が、第一の実施の形態で示した充電装置とは、充電状態
情報または充電池残量情報の表示方法が異なる。この表
示方法の違いを具体的に示すため、本実施の形態による
充電装置を、第一の実施の形態と同様に電卓として構成
した場合について説明する。ここで、音源制御回路部5
02による音源501への通電の制御の様子は、図6及
び図7で示す振動子制御回路部402による振動子40
1への通電の制御の様子と同じとしている。
【0024】このような電卓において、ユーザが、充電
状態情報あるいは充電池残量情報を知りたいと考えたと
き、あらかじめ決められたキー操作を行うことによっ
て、充電状態情報あるいは充電池残量情報のいずれかを
選択して、情報を音源501が鳴らされるパターンで表
示させることができる。たとえば、充電状態情報として
は、外部電源未接続、充電中、充電完了、充電
池異常の4種類の情報があり、そのときの充電状態によ
って、それぞれ音源御回路部502による音源501へ
の通電の制御を行い、例えば、図6に示すように、音
源501を鳴らさない、音源501を短時間鳴らし、
これを速い周期で繰り返す、音源501を短時間鳴ら
し、これをゆっくりとした周期で繰り返す、音源50
1を長時間鳴らし、これをゆっくりとした周期で繰り返
す、といった具合に表示する。
状態情報あるいは充電池残量情報を知りたいと考えたと
き、あらかじめ決められたキー操作を行うことによっ
て、充電状態情報あるいは充電池残量情報のいずれかを
選択して、情報を音源501が鳴らされるパターンで表
示させることができる。たとえば、充電状態情報として
は、外部電源未接続、充電中、充電完了、充電
池異常の4種類の情報があり、そのときの充電状態によ
って、それぞれ音源御回路部502による音源501へ
の通電の制御を行い、例えば、図6に示すように、音
源501を鳴らさない、音源501を短時間鳴らし、
これを速い周期で繰り返す、音源501を短時間鳴ら
し、これをゆっくりとした周期で繰り返す、音源50
1を長時間鳴らし、これをゆっくりとした周期で繰り返
す、といった具合に表示する。
【0025】また、充電池残量を表示する場合の、音源
制御回路部502による音源501への通電の制御の例
を、図7に示す。ここで、図7(a)では、音源501
が繰り返し鳴らされる周期は同じとして、充電池の残量
に応じて、音源501が鳴らされる時間を段階的に変え
ることで充電池の残量を表した例を示している。図7
(a)では、充電池が満充電である場合には音源501
を長時間鳴らし、充電池の残量が少なくなるにつれて音
源501を鳴らす時間を時間を短くした例を示してい
る。また、図7(b)では、音源501が鳴らされる時
間は同じとして、充電池の残量に応じて音源501を繰
り返し鳴らす周期を段階的に変えることで充電池の残量
を表した例を示している。図7(b)では、充電池が満
充電である場合には音源501を繰り返し鳴らす周期を
短くし、充電池の残量が少なくなるにつれて音源501
を繰り返し鳴らす周期を長くした例を示している。そし
て、図7(c)では、音源501が鳴らされる時間は同
じとして、充電池の残量に応じて音源501を鳴らす回
数を段階的に変えることで充電池の残量を表した例を示
している。図7(c)では、充電池が満充電である場合
には音源501を繰り返し鳴らす回数を多くし、充電池
の残量が少なくなるにつれて音源501を繰り返し鳴ら
す回数を少なくした例を示している。なお、充電池残量
の状態は、さらに細かい段階に分けて表示させることも
可能である。
制御回路部502による音源501への通電の制御の例
を、図7に示す。ここで、図7(a)では、音源501
が繰り返し鳴らされる周期は同じとして、充電池の残量
に応じて、音源501が鳴らされる時間を段階的に変え
ることで充電池の残量を表した例を示している。図7
(a)では、充電池が満充電である場合には音源501
を長時間鳴らし、充電池の残量が少なくなるにつれて音
源501を鳴らす時間を時間を短くした例を示してい
る。また、図7(b)では、音源501が鳴らされる時
間は同じとして、充電池の残量に応じて音源501を繰
り返し鳴らす周期を段階的に変えることで充電池の残量
を表した例を示している。図7(b)では、充電池が満
充電である場合には音源501を繰り返し鳴らす周期を
短くし、充電池の残量が少なくなるにつれて音源501
を繰り返し鳴らす周期を長くした例を示している。そし
て、図7(c)では、音源501が鳴らされる時間は同
じとして、充電池の残量に応じて音源501を鳴らす回
数を段階的に変えることで充電池の残量を表した例を示
している。図7(c)では、充電池が満充電である場合
には音源501を繰り返し鳴らす回数を多くし、充電池
の残量が少なくなるにつれて音源501を繰り返し鳴ら
す回数を少なくした例を示している。なお、充電池残量
の状態は、さらに細かい段階に分けて表示させることも
可能である。
【0026】また、このように音源501を用いる場合
には、充電状態情報や充電池残量情報を、音源501を
鳴らしている時間や繰り返し鳴らす周期を段階的に変え
ることによって表示するほかにも、例えば音源501の
鳴らす音の高さを変えることによって表示してもよく、
また例えば充電状態や充電池残量に応じて異なるメロデ
ィーを鳴らしたり、または同じメロディーでも音程やテ
ンポを変えるなどして表示してもよい。また、充電状態
や充電池残量を知らせるメッセージを音声として出力す
るようにしてもよい。また、本実施の形態に示す充電状
態及び充電量表示装置に、さらに振動子401と、振動
子401の動作を制御する振動子制御回路部402とを
設けて、これらを併用してもよい。
には、充電状態情報や充電池残量情報を、音源501を
鳴らしている時間や繰り返し鳴らす周期を段階的に変え
ることによって表示するほかにも、例えば音源501の
鳴らす音の高さを変えることによって表示してもよく、
また例えば充電状態や充電池残量に応じて異なるメロデ
ィーを鳴らしたり、または同じメロディーでも音程やテ
ンポを変えるなどして表示してもよい。また、充電状態
や充電池残量を知らせるメッセージを音声として出力す
るようにしてもよい。また、本実施の形態に示す充電状
態及び充電量表示装置に、さらに振動子401と、振動
子401の動作を制御する振動子制御回路部402とを
設けて、これらを併用してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上に示したように、本発明を利用する
ことにより、視覚障害者にとって従来は不可能であった
充電状態情報や充電池残量情報を、点字表示器を用い、
点字で表示させることにより、簡単に視覚障害者に伝達
することができるようになる。また、充電状態情報や充
電池残量情報は、点字表示器による表示の他、例えば振
動子の振動パターンや、音源の出力パターンまたは音に
よって表示することができる。また、これらを組み合わ
せることで、視覚障害者に、触覚、聴覚の両方で充電状
態情報や充電池残量情報を伝達することができる。これ
により、視覚障害者は、適切な時期に充電を行ったり、
充電の完了を認識できるようになる。
ことにより、視覚障害者にとって従来は不可能であった
充電状態情報や充電池残量情報を、点字表示器を用い、
点字で表示させることにより、簡単に視覚障害者に伝達
することができるようになる。また、充電状態情報や充
電池残量情報は、点字表示器による表示の他、例えば振
動子の振動パターンや、音源の出力パターンまたは音に
よって表示することができる。また、これらを組み合わ
せることで、視覚障害者に、触覚、聴覚の両方で充電状
態情報や充電池残量情報を伝達することができる。これ
により、視覚障害者は、適切な時期に充電を行ったり、
充電の完了を認識できるようになる。
【図1】 本発明の第一実施形態による充電状態及び充
電量表示装置を用いた充電装置のシステム構成を示すブ
ロック図である。
電量表示装置を用いた充電装置のシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 図1の充電装置を点字電卓に適用した場合の
構成を示す外観図である。
構成を示す外観図である。
【図3】 図2の点字表示セル301における表示例
(充電状態表示例(a),充電池残量表示例(b),
(c))を示す説明図である。
(充電状態表示例(a),充電池残量表示例(b),
(c))を示す説明図である。
【図4】 図1に示す充電装置の動作例を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図5】 本発明の第二実施形態による充電状態及び充
電量表示装置を用いた充電装置のシステム構成を示すブ
ロック図である。
電量表示装置を用いた充電装置のシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図6】 本発明の第二、第三実施形態による振動子ま
たは音源による充電状態表示例を示す説明図である。
たは音源による充電状態表示例を示す説明図である。
【図7】 本発明の第二、第三実施形態による振動子ま
たは音源による充電池残量表示例を示す説明図である。
たは音源による充電池残量表示例を示す説明図である。
【図8】 本発明の第三実施形態による充電状態及び充
電量表示装置を用いた充電装置のシステム構成を示すブ
ロック図である。
電量表示装置を用いた充電装置のシステム構成を示すブ
ロック図である。
101:CPU、102:ROM、103:RAM、1
04:A/D変換器、105:I/O、201:充電
池、202:充電制御回路部(充電状態検出手段)、2
03:点字表示器、204:点字表示器制御回路部、2
05:キー、301:点字表示セル、401:振動子、
402:振動子制御回路部、501:音源、502:音
源制御回路部
04:A/D変換器、105:I/O、201:充電
池、202:充電制御回路部(充電状態検出手段)、2
03:点字表示器、204:点字表示器制御回路部、2
05:キー、301:点字表示セル、401:振動子、
402:振動子制御回路部、501:音源、502:音
源制御回路部
Claims (8)
- 【請求項1】 点字を表示する点字表示手段と、 表示情報を選択するための操作子と、 充電池の充電状態を検知する充電状態検知手段と、 前記充電池の充電量を検知する充電量検知手段と、 前記操作子の操作に基づいて、前記充電状態検知手段に
よる充電状態の検知結果または前記充電量検知手段によ
る充電量の検知結果のいずれかを前記点字表示手段に表
示させる制御手段とを備えることを特徴とする充電状態
及び充電量表示装置。 - 【請求項2】 振動子と、 表示情報を選択するための操作子と、 充電池の充電状態を検知する充電状態検知手段と、 前記充電池の充電量を検知する充電量検知手段と、 前記操作子の操作に基づいて、前記充電状態検知手段に
よる充電状態の検知結果または前記充電量検知手段によ
る充電量の検知結果のいずれかを示す振動パターンで前
記振動子を振動させる制御手段とを備えることを特徴と
する充電状態及び充電量表示装置。 - 【請求項3】 音源と、 表示情報を選択するための操作子と、 充電池の充電状態を検知する充電状態検知手段と、 前記充電池の充電量を検知する充電量検知手段と、 前記操作子の操作に基づいて、前記充電状態検知手段に
よる充電状態の検知結果または前記充電量検知手段によ
る充電量の検知結果のいずれかを示すパターンで前記音
源を鳴らせる制御手段とを備えることを特徴とする充電
状態及び充電量表示装置。 - 【請求項4】 音源と、 表示情報を選択するための操作子と、 充電池の充電状態を検知する充電状態検知手段と、 前記充電池の充電量を検知する充電量検知手段と、 前記操作子の操作に基づいて、前記充電状態検知手段に
よる充電状態の検知結果または充電量検知手段による充
電量の検知結果のいずれかを示す音で前記音源を鳴らせ
る制御手段とを備えることを特徴とする充電状態及び充
電量表示装置。 - 【請求項5】 前記点字表示手段が、それぞれが点字文
字を表示可能な複数の点字表示ユニットから構成されて
いて、第1の表示状態をとる前記点字表示ユニットの個
数と、第1の表示状態とは異なる第2の表示状態をとる
前記点字表示ユニットの個数とによって、前記充電量の
検知結果を表示することを特徴とする請求項1記載の充
電状態及び充電量表示装置。 - 【請求項6】 前記点字表示手段が、前記充電量の検知
結果を数字によって表示することを特徴とする請求項1
記載の充電状態及び充電量表示装置。 - 【請求項7】 前記点字表示手段が、前記点字表示制御
手段における充電状態を、少なくとも、外部電源未接
続、充電中、充電完了、充電池異常の旨を示す4種類の
異なる充電状態として表示することを特徴とする請求項
1記載の充電状態及び充電量表示装置。 - 【請求項8】 前記充電状態及び充電量表示装置が、演
算機能を備える点字電卓と一体形成されていることを特
徴とする請求項1から4のいずれかに記載の充電状態及
び充電量表示装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000245360A JP2001185236A (ja) | 1999-10-15 | 2000-08-11 | 充電状態及び充電量表示装置 |
KR1020000059942A KR20010050971A (ko) | 1999-10-15 | 2000-10-12 | 충전 상태 및 충전량 표시 장치 |
DE10050737A DE10050737A1 (de) | 1999-10-15 | 2000-10-13 | Zustands-und Ladeumfangs-Anzeigegerät |
AU66517/00A AU6651700A (en) | 1999-10-15 | 2000-10-13 | State-and-amount-of-charge-indication device |
US09/688,529 US6414466B1 (en) | 1999-10-15 | 2000-10-16 | Device, method and computer readable recording medium for indicating charge information of a battery |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29434499 | 1999-10-15 | ||
JP11-294344 | 1999-10-15 | ||
JP2000245360A JP2001185236A (ja) | 1999-10-15 | 2000-08-11 | 充電状態及び充電量表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001185236A true JP2001185236A (ja) | 2001-07-06 |
Family
ID=26559783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000245360A Withdrawn JP2001185236A (ja) | 1999-10-15 | 2000-08-11 | 充電状態及び充電量表示装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6414466B1 (ja) |
JP (1) | JP2001185236A (ja) |
KR (1) | KR20010050971A (ja) |
AU (1) | AU6651700A (ja) |
DE (1) | DE10050737A1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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WO2014065006A1 (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-01 | 株式会社豊田自動織機 | 充電器電池容量表示装置 |
CN106080229A (zh) * | 2016-06-08 | 2016-11-09 | 简式国际汽车设计(北京)有限公司 | 电池安全充电处理方法、装置及电池管理系统 |
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US11646591B2 (en) | 2019-05-09 | 2023-05-09 | Apple Inc. | Indication for protective charging mode |
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GB2397656A (en) * | 2003-01-21 | 2004-07-28 | Intelligent Battery Technology | Battery monitoring system |
DE10351782B4 (de) * | 2003-11-06 | 2007-03-29 | Siemens Ag | Medizinisches System |
JP4096951B2 (ja) * | 2005-03-28 | 2008-06-04 | 松下電工株式会社 | 電気機器 |
DE102005023312B4 (de) * | 2005-05-10 | 2007-09-06 | Baum Retec Ag | Anzeigeelement mit tastbaren Stiften |
KR101768723B1 (ko) * | 2011-03-30 | 2017-08-17 | 삼성전자주식회사 | 휴대단말기의 무선 충전 방법 및 시스템 |
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---|---|---|---|---|
US5307000A (en) * | 1992-01-22 | 1994-04-26 | Electronic Power Technology, Inc. | Method and apparatus for charging, thawing, and formatting a battery |
-
2000
- 2000-08-11 JP JP2000245360A patent/JP2001185236A/ja not_active Withdrawn
- 2000-10-12 KR KR1020000059942A patent/KR20010050971A/ko not_active Application Discontinuation
- 2000-10-13 DE DE10050737A patent/DE10050737A1/de not_active Withdrawn
- 2000-10-13 AU AU66517/00A patent/AU6651700A/en not_active Abandoned
- 2000-10-16 US US09/688,529 patent/US6414466B1/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|---|---|---|
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WO2014065006A1 (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-01 | 株式会社豊田自動織機 | 充電器電池容量表示装置 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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