JPH08314618A - 電力残量報知機能付き軌跡入出力装置 - Google Patents
電力残量報知機能付き軌跡入出力装置Info
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- JPH08314618A JPH08314618A JP14808995A JP14808995A JPH08314618A JP H08314618 A JPH08314618 A JP H08314618A JP 14808995 A JP14808995 A JP 14808995A JP 14808995 A JP14808995 A JP 14808995A JP H08314618 A JPH08314618 A JP H08314618A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 特別な表示手段を用いることなく、電力残量
を確実に認知することができる電力残量報知機能付き軌
跡入出力装置を提供する。 【構成】 軌跡情報を入力するための軌跡入力装置３
と、軌跡入力装置３に入力された軌跡を表示する軌跡表
示装置５と、軌跡表示装置５を制御する軌跡表示制御装
置４と、電源１と、電源１の電力残量を計測する電力残
量計測装置２を備える電力残量報知機能付き軌跡入出力
装置において、軌跡表示制御装置３が軌跡表示装置５で
表示される軌跡の表示属性を電力残量計測装置２の出力
に応じて制御することにより、使用者は電源１の電力残
量を認知することができる。
を確実に認知することができる電力残量報知機能付き軌
跡入出力装置を提供する。 【構成】 軌跡情報を入力するための軌跡入力装置３
と、軌跡入力装置３に入力された軌跡を表示する軌跡表
示装置５と、軌跡表示装置５を制御する軌跡表示制御装
置４と、電源１と、電源１の電力残量を計測する電力残
量計測装置２を備える電力残量報知機能付き軌跡入出力
装置において、軌跡表示制御装置３が軌跡表示装置５で
表示される軌跡の表示属性を電力残量計測装置２の出力
に応じて制御することにより、使用者は電源１の電力残
量を認知することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯情報端末等として
使用され、軌跡を入出力するための軌跡入出力装置に関
する。
使用され、軌跡を入出力するための軌跡入出力装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来技術として、軌跡情報を入力するた
めの軌跡入力手段と、該軌跡入力手段に入力された軌跡
を表示する軌跡表示手段と、該軌跡表示手段を制御する
軌跡表示制御手段と、電源と、該電源の電力残量を計測
する電力残量計測手段とを備えた電力残量報知機能付き
軌跡入出力装置を備えた電子機器がある。
めの軌跡入力手段と、該軌跡入力手段に入力された軌跡
を表示する軌跡表示手段と、該軌跡表示手段を制御する
軌跡表示制御手段と、電源と、該電源の電力残量を計測
する電力残量計測手段とを備えた電力残量報知機能付き
軌跡入出力装置を備えた電子機器がある。
【０００３】かかる従来技術による電力残量報知機能付
き軌跡入出力装置においては、電力残量が少なくなる
と、ブザー、発光ダイオードの色、画面上のポップアッ
プウィンドウによる警報等により、それを使用者に報知
していた。
き軌跡入出力装置においては、電力残量が少なくなる
と、ブザー、発光ダイオードの色、画面上のポップアッ
プウィンドウによる警報等により、それを使用者に報知
していた。
【０００４】一方、最近の携帯用電子機器には、用途に
応じて表示用電源、時計用電源、メモリバックアップ用
電源、ディスク駆動用電源等の複数の電源（例えば充電
池）を装備した軌跡入出力装置を備えたものがある。
応じて表示用電源、時計用電源、メモリバックアップ用
電源、ディスク駆動用電源等の複数の電源（例えば充電
池）を装備した軌跡入出力装置を備えたものがある。
【０００５】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来技術のうち、ブザーによる報知は、音の出せない
静かな環境や騒音の激しい環境では、報知手段として適
しない。
記従来技術のうち、ブザーによる報知は、音の出せない
静かな環境や騒音の激しい環境では、報知手段として適
しない。
【０００６】発光ダイオードによる報知はそのための電
子回路の追加や消費電力の増加を伴い、効率的ではな
い。
子回路の追加や消費電力の増加を伴い、効率的ではな
い。
【０００７】またポップアップウィンドウによる報知
は、作業の中断を招き入力作業の妨げとなる。
は、作業の中断を招き入力作業の妨げとなる。
【０００８】更に、複数の電源を装備した電子機器にお
いては、どの電源の電力残量が少ないのかを特定して報
知する機能を有するものはなかった。
いては、どの電源の電力残量が少ないのかを特定して報
知する機能を有するものはなかった。
【０００９】本発明は、特別な表示手段を用いることな
く、電力残量を確実に認知することができる電力残量報
知機能付き軌跡入出力装置を提供することを目的とす
る。
く、電力残量を確実に認知することができる電力残量報
知機能付き軌跡入出力装置を提供することを目的とす
る。
【００１０】また、複数の電源を装備した場合、電力残
量の少ない電源を特定することができる電力残量報知機
能付き軌跡入出力装置を提供することを別の目的とす
る。
量の少ない電源を特定することができる電力残量報知機
能付き軌跡入出力装置を提供することを別の目的とす
る。
【００１１】
【課題を解決するための手段】目的を達成するために、
請求項１記載の発明は、軌跡情報を入力するための軌跡
入力手段と、該軌跡入力手段に入力された軌跡を表示す
る軌跡表示手段と、該軌跡表示手段を制御する軌跡表示
制御手段と、電源と、該電源の電力残量を計測する電力
残量計測手段とを備えた電力残量報知機能付き軌跡入出
力装置において、前記軌跡表示制御手段が前記軌跡表示
手段で表示される軌跡の表示を前記電力残量計測手段の
出力に基づいて制御することを特徴とする。
請求項１記載の発明は、軌跡情報を入力するための軌跡
入力手段と、該軌跡入力手段に入力された軌跡を表示す
る軌跡表示手段と、該軌跡表示手段を制御する軌跡表示
制御手段と、電源と、該電源の電力残量を計測する電力
残量計測手段とを備えた電力残量報知機能付き軌跡入出
力装置において、前記軌跡表示制御手段が前記軌跡表示
手段で表示される軌跡の表示を前記電力残量計測手段の
出力に基づいて制御することを特徴とする。
【００１２】また、請求項２記載の発明は、前記軌跡表
示制御手段は、前記軌跡表示手段で表示される軌跡の形
状、色、点滅、テクスチャ、太さ、陰影を含む表示属性
の少なくとも１つを制御することを特徴とする。
示制御手段は、前記軌跡表示手段で表示される軌跡の形
状、色、点滅、テクスチャ、太さ、陰影を含む表示属性
の少なくとも１つを制御することを特徴とする。
【００１３】また、請求項３記載の発明は、前記軌跡表
示制御手段は、前記軌跡表示手段で軌跡を表示する際の
軌跡の表示速度を制御することを特徴とする。
示制御手段は、前記軌跡表示手段で軌跡を表示する際の
軌跡の表示速度を制御することを特徴とする。
【００１４】また、請求項４記載の発明は、前記電源が
複数の電源から成り、各電源に対して制御すべき表示属
性が予め定められ、前記軌跡表示制御手段が前記電力残
量計測手段の出力に基づいて、各電源に対応する表示属
性を制御することを特徴とする。
複数の電源から成り、各電源に対して制御すべき表示属
性が予め定められ、前記軌跡表示制御手段が前記電力残
量計測手段の出力に基づいて、各電源に対応する表示属
性を制御することを特徴とする。
【００１５】
【作用】請求項１記載の電力残量報知機能付き軌跡入出
力装置では、軌跡表示制御手段が、軌跡表示手段で表示
される軌跡の表示を、電源の電力残量を計測する電力残
量計測手段の出力に基づいて制御する。
力装置では、軌跡表示制御手段が、軌跡表示手段で表示
される軌跡の表示を、電源の電力残量を計測する電力残
量計測手段の出力に基づいて制御する。
【００１６】請求項２記載の電力残量報知機能付き軌跡
入出力装置では、軌跡表示制御手段は、軌跡表示手段で
表示される軌跡の形状、色、点滅、テクスチャ、太さ、
陰影を含む表示属性の少なくとも１つを制御する。
入出力装置では、軌跡表示制御手段は、軌跡表示手段で
表示される軌跡の形状、色、点滅、テクスチャ、太さ、
陰影を含む表示属性の少なくとも１つを制御する。
【００１７】請求項３記載の電力残量報知機能付き軌跡
入出力装置では、軌跡表示制御手段は、軌跡表示手段で
軌跡を表示する際の軌跡の表示速度を制御する。
入出力装置では、軌跡表示制御手段は、軌跡表示手段で
軌跡を表示する際の軌跡の表示速度を制御する。
【００１８】請求項４記載の電力残量報知機能付き軌跡
入出力装置では、複数の電源毎に制御すべき表示属性が
予め定められており、軌跡表示制御手段は、電力残量計
測手段の出力に基づいて、各電源に対応する表示属性を
制御する。
入出力装置では、複数の電源毎に制御すべき表示属性が
予め定められており、軌跡表示制御手段は、電力残量計
測手段の出力に基づいて、各電源に対応する表示属性を
制御する。
【００１９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
【００２０】（第１実施例）図１は本発明の第１実施例
に係る電力残量報知機能付き軌跡入出力装置の概略構成
を示すブロック図である。
に係る電力残量報知機能付き軌跡入出力装置の概略構成
を示すブロック図である。
【００２１】同図に示すように、本実施例の電力残量報
知機能付き軌跡入出力電子機器は、電源１、電源残量計
測装置２、軌跡入力部３、軌跡表示制御装置４、および
軌跡表示装置５から構成されている。
知機能付き軌跡入出力電子機器は、電源１、電源残量計
測装置２、軌跡入力部３、軌跡表示制御装置４、および
軌跡表示装置５から構成されている。
【００２２】電源１は、ニッケル・カドミウム電池、ま
たはニッケル水素電池等の充電式電池から構成され、軌
跡入出力装置の各部に電力を供給する。電力残量計測装
置２は、既存のチップ化された専用デバイスから構成さ
れ、電源１の電力残量を計測する。尚、電力残量計測装
置２による電力残量計測方法としては、一定時間毎に電
圧を測定し、降下分を積算して電力残量を計測する方法
や、電流を測定し、予め実験で測定された数値と対比し
て電力残量を計測する方法等、任意の公知技術を採用し
てよい。
たはニッケル水素電池等の充電式電池から構成され、軌
跡入出力装置の各部に電力を供給する。電力残量計測装
置２は、既存のチップ化された専用デバイスから構成さ
れ、電源１の電力残量を計測する。尚、電力残量計測装
置２による電力残量計測方法としては、一定時間毎に電
圧を測定し、降下分を積算して電力残量を計測する方法
や、電流を測定し、予め実験で測定された数値と対比し
て電力残量を計測する方法等、任意の公知技術を採用し
てよい。
【００２３】軌跡入力部３は、液晶ディスプレイ装置に
付属させた電磁誘導式ディジタイザ等から構成され、軌
跡入力用ペンを液晶ディスプレイ装置の表示部に接触さ
せることにより文字や図形等の軌跡情報を入力する。軌
跡表示制御装置４は、ＣＰＵ（中央処理装置）、軌跡表
示制御プログラム等を格納したＲＯＭ（リードオンリメ
モリ）、ＲＡＭ（ランダムアクセスメモリ）等から構成
されるマイクロコンピュータから構成され、軌跡表示装
置５による軌跡情報の表示を制御する。軌跡表示装置５
は、液晶ディスプレイ装置から構成され、上記軌跡情報
を含む各種情報の表示を行う。
付属させた電磁誘導式ディジタイザ等から構成され、軌
跡入力用ペンを液晶ディスプレイ装置の表示部に接触さ
せることにより文字や図形等の軌跡情報を入力する。軌
跡表示制御装置４は、ＣＰＵ（中央処理装置）、軌跡表
示制御プログラム等を格納したＲＯＭ（リードオンリメ
モリ）、ＲＡＭ（ランダムアクセスメモリ）等から構成
されるマイクロコンピュータから構成され、軌跡表示装
置５による軌跡情報の表示を制御する。軌跡表示装置５
は、液晶ディスプレイ装置から構成され、上記軌跡情報
を含む各種情報の表示を行う。
【００２４】次に、図２および図３を参照して、本実施
例の軌跡入出力装置の動作を説明する。
例の軌跡入出力装置の動作を説明する。
【００２５】図２は、軌跡表示装置５の表示部における
表示例を示す図である。同図において、１１は軌跡入力
用の電磁誘導式ディジタイザ付き液晶ディスプレイ装
置、１２は液晶ディスプレイ装置１１の表示部上の表示
画面、１３は、軌跡入力手段３を構成する軌跡入力用ペ
ン、１４は表示画面１２上に表示された軌跡を示す。
表示例を示す図である。同図において、１１は軌跡入力
用の電磁誘導式ディジタイザ付き液晶ディスプレイ装
置、１２は液晶ディスプレイ装置１１の表示部上の表示
画面、１３は、軌跡入力手段３を構成する軌跡入力用ペ
ン、１４は表示画面１２上に表示された軌跡を示す。
【００２６】図１および図２により示した構成におい
て、軌跡表示制御装置４は、電力残量計測装置２が計測
した電源１の電力残量に応じて、使用者が軌跡入力用ペ
ン１３により入力した文字や図形等の軌跡を、液晶ディ
スプレイ装置１１の表示画面１２上に表示属性である表
示色を変更して表示する。例えば、電源１の電力残量に
余裕がある場合には軌跡１４を黒の表示色により表示
し、電力残量に余裕がない場合には軌跡１４を赤の表示
色により表示する。
て、軌跡表示制御装置４は、電力残量計測装置２が計測
した電源１の電力残量に応じて、使用者が軌跡入力用ペ
ン１３により入力した文字や図形等の軌跡を、液晶ディ
スプレイ装置１１の表示画面１２上に表示属性である表
示色を変更して表示する。例えば、電源１の電力残量に
余裕がある場合には軌跡１４を黒の表示色により表示
し、電力残量に余裕がない場合には軌跡１４を赤の表示
色により表示する。
【００２７】図３は軌跡表示制御装置４が行う制御プロ
グラムを示すフローチャートである。
グラムを示すフローチャートである。
【００２８】まず、ステップ６１において、軌跡入力部
３による軌跡情報の入力の有無を調べる。軌跡情報が入
力されていない場合には軌跡情報が入力されるまでステ
ップ６１の判断を繰り返す。軌跡情報が入力された場合
にはステップ６２に進み、電力残量計測装置２により電
源１の電力残量を計測する。
３による軌跡情報の入力の有無を調べる。軌跡情報が入
力されていない場合には軌跡情報が入力されるまでステ
ップ６１の判断を繰り返す。軌跡情報が入力された場合
にはステップ６２に進み、電力残量計測装置２により電
源１の電力残量を計測する。
【００２９】次に、ステップ６３において、前記ステッ
プ６２において計測した電源１の電力残量に応じて、軌
跡の表示属性としての表示色の設定を行う。ステップ６
４においては、前記ステップ６３において設定した表示
色による軌跡の表示を実行する。
プ６２において計測した電源１の電力残量に応じて、軌
跡の表示属性としての表示色の設定を行う。ステップ６
４においては、前記ステップ６３において設定した表示
色による軌跡の表示を実行する。
【００３０】以上、説明したように、本実施例によれ
ば、電力残量計測装置２により計測された電源１の電力
残量に応じて、軌跡の表示属性としての表示色が設定さ
れるので、軌跡の表示色の変化により、使用者は、電源
１の電力残量に余裕がなくなったことを確実に認知する
ことができる。
ば、電力残量計測装置２により計測された電源１の電力
残量に応じて、軌跡の表示属性としての表示色が設定さ
れるので、軌跡の表示色の変化により、使用者は、電源
１の電力残量に余裕がなくなったことを確実に認知する
ことができる。
【００３１】（第２実施例）次に、図４を参照して、本
発明の第２実施例を説明する。図４は本発明の第２実施
例に係る電力残量報知機能付き軌跡入出力装置の概略構
成を示すブロック図である。本実施例は、上記第１実施
例に対して、図１の軌跡表示制御装置４にクロック速度
制御装置５１が付け加えられたことのみが異なり、その
他の構成要素は上記第１実施例と共通であるので、共通
の要素には同一の符号を付し、その説明は省略する。
発明の第２実施例を説明する。図４は本発明の第２実施
例に係る電力残量報知機能付き軌跡入出力装置の概略構
成を示すブロック図である。本実施例は、上記第１実施
例に対して、図１の軌跡表示制御装置４にクロック速度
制御装置５１が付け加えられたことのみが異なり、その
他の構成要素は上記第１実施例と共通であるので、共通
の要素には同一の符号を付し、その説明は省略する。
【００３２】上記クロック速度制御装置５１は、電力残
量計測装置２により計測された電源１の電力残量に応じ
て、軌跡表示制御装置４に内蔵された図示しないクロッ
ク発信器のクロック発信周波数を設定する。これによ
り、電源１の電力残量に応じて、軌跡表示装置５による
軌跡の描画速度が変更される。
量計測装置２により計測された電源１の電力残量に応じ
て、軌跡表示制御装置４に内蔵された図示しないクロッ
ク発信器のクロック発信周波数を設定する。これによ
り、電源１の電力残量に応じて、軌跡表示装置５による
軌跡の描画速度が変更される。
【００３３】尚、本実施例の軌跡入出力装置の軌跡表示
制御装置４が行う制御プログラムは、図３のフローチャ
ートにおいて、ステップ６３を「クロック周波数設定」
と読み変えた場合と同一であり、その読み変えステップ
においては、軌跡表示制御装置４は、例えば、電力残量
計測装置２により計測された電源１の電力残量に余裕が
なくなれば前記クロック発信周波数を長く設定し、次の
ステップ６４において、描画速度を遅くして、軌跡の表
示を実行するように制御する。
制御装置４が行う制御プログラムは、図３のフローチャ
ートにおいて、ステップ６３を「クロック周波数設定」
と読み変えた場合と同一であり、その読み変えステップ
においては、軌跡表示制御装置４は、例えば、電力残量
計測装置２により計測された電源１の電力残量に余裕が
なくなれば前記クロック発信周波数を長く設定し、次の
ステップ６４において、描画速度を遅くして、軌跡の表
示を実行するように制御する。
【００３４】以上説明したように、本実施例によれば、
軌跡表示制御装置４が、電源１の電力残量に応じて軌跡
表示装置５による軌跡の描画速度を設定するので、軌跡
表示装置５がモノクロの液晶ディスプレイ装置により構
成されている場合にも、使用者は、前記軌跡の描画速度
の変化により電力残量に余裕がなくなったことを確実に
認知することができる。
軌跡表示制御装置４が、電源１の電力残量に応じて軌跡
表示装置５による軌跡の描画速度を設定するので、軌跡
表示装置５がモノクロの液晶ディスプレイ装置により構
成されている場合にも、使用者は、前記軌跡の描画速度
の変化により電力残量に余裕がなくなったことを確実に
認知することができる。
【００３５】尚、軌跡表示装置５がモノクロの液晶ディ
スプレイ装置により構成されている場合に、電源１の電
力残量に余裕がなくなったことを使用者に通知する方法
としては、表示される軌跡の階調を電力残量に応じて設
定することも考えられる。しかしながら、この方法は、
カラーのディスプレイ装置により軌跡の表示色を変化さ
せる方法に較べて判別が困難な場合がある。
スプレイ装置により構成されている場合に、電源１の電
力残量に余裕がなくなったことを使用者に通知する方法
としては、表示される軌跡の階調を電力残量に応じて設
定することも考えられる。しかしながら、この方法は、
カラーのディスプレイ装置により軌跡の表示色を変化さ
せる方法に較べて判別が困難な場合がある。
【００３６】本実施例は、描画速度を変更する方法によ
り、電力残量に余裕がなくなったことを使用者に通知す
るので、モノクロのディスプレイ装置においても、使用
者は電力残量を確実に認知することができる。
り、電力残量に余裕がなくなったことを使用者に通知す
るので、モノクロのディスプレイ装置においても、使用
者は電力残量を確実に認知することができる。
【００３７】更にまた、本実施例の表示速度を変更する
方法によれば、電力が消耗した場合にも、軌跡が全く入
力できなくなるわけではないため、電源１の充電の準備
をするために作業の保存（例えば、ハードディスクへの
バックアップ等）も可能となる。
方法によれば、電力が消耗した場合にも、軌跡が全く入
力できなくなるわけではないため、電源１の充電の準備
をするために作業の保存（例えば、ハードディスクへの
バックアップ等）も可能となる。
【００３８】（第３実施例）次に、図５および図６を参
照して、本発明の第３実施例を説明する。
照して、本発明の第３実施例を説明する。
【００３９】図５は本発明の第３実施例に係る電力残量
報知機能付き軌跡入出力装置の概略構成を示すブロック
図である。同図に示すように、本実施例は、複数の電源
Ｐ（ｉ）（本実施例においては、ｉ＝１，２，３）４
１、４２、４３を有し、この各電源Ｐ（１）４１乃至Ｐ
（３）４３の各々に、それぞれ対応する電力残量計測装
置４４，４５，４６を接続し、各電力残量計測装置４
４，４５，４６による前記各電源の電力残量の計測結果
を、軌跡表示制御装置４に出力するようにしたものであ
る。
報知機能付き軌跡入出力装置の概略構成を示すブロック
図である。同図に示すように、本実施例は、複数の電源
Ｐ（ｉ）（本実施例においては、ｉ＝１，２，３）４
１、４２、４３を有し、この各電源Ｐ（１）４１乃至Ｐ
（３）４３の各々に、それぞれ対応する電力残量計測装
置４４，４５，４６を接続し、各電力残量計測装置４
４，４５，４６による前記各電源の電力残量の計測結果
を、軌跡表示制御装置４に出力するようにしたものであ
る。
【００４０】次に、上記構成による軌跡入出力電子装置
の動作を図６を参照して説明する。図６は、軌跡表示制
御装置４が行う制御プログラムを示すフローチャートで
ある。
の動作を図６を参照して説明する。図６は、軌跡表示制
御装置４が行う制御プログラムを示すフローチャートで
ある。
【００４１】まず、ステップ７１において、軌跡情報の
入力の有無を調べ、入力があればステップ７２に進み、
入力がなければステップ７１における判断を繰り返す。
ステップ７２においては、上記変数ｉに１を代入する。
ステップ７３においては、電源Ｐ（ｉ）の電力残量を電
力残量計測装置２により計測し、その値を変数Ｑに代入
する。ステップ７４においては、上記変数Ｑを予め設定
された定数と比較し、変数Ｑがその定数より小さい場合
はステップ７５に移行し、大きい場合はステップ７７に
移行する。
入力の有無を調べ、入力があればステップ７２に進み、
入力がなければステップ７１における判断を繰り返す。
ステップ７２においては、上記変数ｉに１を代入する。
ステップ７３においては、電源Ｐ（ｉ）の電力残量を電
力残量計測装置２により計測し、その値を変数Ｑに代入
する。ステップ７４においては、上記変数Ｑを予め設定
された定数と比較し、変数Ｑがその定数より小さい場合
はステップ７５に移行し、大きい場合はステップ７７に
移行する。
【００４２】ステップ７５においては、上記変数ｉの値
に応じて、変化させる表示属性を決定する。例えば、ｉ
＝１のときは、変化させる表示属性を上記第１実施例と
同様に軌跡の表示色とし、ｉ＝２のときは、変化させる
表示属性を軌跡のラインスタイル（例えば、実線と点線
との別等）とし、ｉ＝３のときは、変化させる表示属性
を表示の態様（通常表示と点滅表示との別等）とする。
に応じて、変化させる表示属性を決定する。例えば、ｉ
＝１のときは、変化させる表示属性を上記第１実施例と
同様に軌跡の表示色とし、ｉ＝２のときは、変化させる
表示属性を軌跡のラインスタイル（例えば、実線と点線
との別等）とし、ｉ＝３のときは、変化させる表示属性
を表示の態様（通常表示と点滅表示との別等）とする。
【００４３】次に、ステップ７６においては、上記ステ
ップ７５において、変数ｉの値に応じて決定した表示属
性を、前記電力残量Ｑに応じて設定する。
ップ７５において、変数ｉの値に応じて決定した表示属
性を、前記電力残量Ｑに応じて設定する。
【００４４】次に、ステップ７７においては変数ｉの値
を１だけ増加させる。ステップ７８においては、変数ｉ
の値が軌跡入出力電子装置に設置された電源の数（本実
施例においては３）より大きいか否かを判断する。変数
ｉの値が電源の数より大きい場合には、ステップ７９に
進み、小さい場合には、前記ステップ７３に戻る。
を１だけ増加させる。ステップ７８においては、変数ｉ
の値が軌跡入出力電子装置に設置された電源の数（本実
施例においては３）より大きいか否かを判断する。変数
ｉの値が電源の数より大きい場合には、ステップ７９に
進み、小さい場合には、前記ステップ７３に戻る。
【００４５】ステップ７９においては、上記ステップ７
５における決定およびステップ７６における設定に従っ
て、軌跡の表示を実行をする。
５における決定およびステップ７６における設定に従っ
て、軌跡の表示を実行をする。
【００４６】以上説明したように、本実施例によれば、
電源の使用効率の改善を目的としたり、作業の中断を避
ける等のために、用途に応じた複数の電源（メモリ保持
用の電源、時計用の電源、およびハードディスク駆動用
の電源等）を内蔵した機器において、各電源に、対応す
る電力残量計測装置を設け、軌跡の各種表示属性を各電
源と対応付けて、各電源毎の電力残量に応じて設定する
ので、軌跡入出力電子装置に用途の異なる複数の電源を
装備した場合にも、電力残量の少ない電源を特定するこ
とができる。
電源の使用効率の改善を目的としたり、作業の中断を避
ける等のために、用途に応じた複数の電源（メモリ保持
用の電源、時計用の電源、およびハードディスク駆動用
の電源等）を内蔵した機器において、各電源に、対応す
る電力残量計測装置を設け、軌跡の各種表示属性を各電
源と対応付けて、各電源毎の電力残量に応じて設定する
ので、軌跡入出力電子装置に用途の異なる複数の電源を
装備した場合にも、電力残量の少ない電源を特定するこ
とができる。
【００４７】尚、上記説明においては、電源の数を３と
したが、これに限られるものではなく、必要に応じて電
源および対応する電力残量計測装置を増設することも可
能である。
したが、これに限られるものではなく、必要に応じて電
源および対応する電力残量計測装置を増設することも可
能である。
【００４８】
【発明の効果】請求項１記載の電力残量報知機能付き軌
跡入出力装置によれば、軌跡表示制御手段が、軌跡表示
手段で表示される軌跡の表示を、電源の電力残量を計測
する電力残量計測手段の出力に基づいて制御するので、
特別な表示手段を用いることなく、電力残量を確実に認
知することができる。
跡入出力装置によれば、軌跡表示制御手段が、軌跡表示
手段で表示される軌跡の表示を、電源の電力残量を計測
する電力残量計測手段の出力に基づいて制御するので、
特別な表示手段を用いることなく、電力残量を確実に認
知することができる。
【００４９】請求項２記載の電力残量報知機能付き軌跡
入出力装置では、軌跡表示制御手段は、軌跡表示手段で
表示される軌跡の形状、色、点滅、テクスチャ、太さ、
陰影を含む表示属性の少なくとも１つを制御するので、
特別な表示手段を用いることなく、電力残量を確実に認
知することができる。
入出力装置では、軌跡表示制御手段は、軌跡表示手段で
表示される軌跡の形状、色、点滅、テクスチャ、太さ、
陰影を含む表示属性の少なくとも１つを制御するので、
特別な表示手段を用いることなく、電力残量を確実に認
知することができる。
【００５０】請求項３記載の電力残量報知機能付き軌跡
入出力装置では、軌跡表示制御手段は、軌跡表示手段で
軌跡を表示する際の軌跡の表示速度を制御するので、モ
ノクロの軌跡表示手段においても特別な表示手段を用い
ることなく、電力残量を確実に認知することができる。
入出力装置では、軌跡表示制御手段は、軌跡表示手段で
軌跡を表示する際の軌跡の表示速度を制御するので、モ
ノクロの軌跡表示手段においても特別な表示手段を用い
ることなく、電力残量を確実に認知することができる。
【００５１】請求項４記載の電力残量報知機能付き軌跡
入出力装置では、複数の電源毎に制御すべき表示属性が
予め定められており、軌跡表示制御手段は、電力残量計
測手段の出力に基づいて、各電源に対応する表示属性を
制御するので、複数の電源を装備した場合、電力残量の
少ない電源を特定することができる。
入出力装置では、複数の電源毎に制御すべき表示属性が
予め定められており、軌跡表示制御手段は、電力残量計
測手段の出力に基づいて、各電源に対応する表示属性を
制御するので、複数の電源を装備した場合、電力残量の
少ない電源を特定することができる。
【図１】本発明の第１実施例に係る電力残量報知機能付
き軌跡入出力装置の概略構成を示すブロック図である。
き軌跡入出力装置の概略構成を示すブロック図である。
【図２】同装置の軌跡表示装置における表示例を示す図
である。
である。
【図３】同装置の軌跡表示制御装置が実行する制御プロ
グラムを示すフローチャートである。
グラムを示すフローチャートである。
【図４】本発明の第２実施例に係る電力残量報知機能付
き軌跡入出力装置の概略構成を示すブロック図である。
き軌跡入出力装置の概略構成を示すブロック図である。
【図５】本発明の第３実施例に係る電力残量報知機能付
き軌跡入出力装置の概略構成を示すブロック図である。
き軌跡入出力装置の概略構成を示すブロック図である。
【図６】同装置の軌跡表示制御装置が実行する制御プロ
グラムを示すフローチャートである。
グラムを示すフローチャートである。
【符号の説明】 １ 電源 ２ 電力残量計測装置 ３ 軌跡入力部 ４ 軌跡表示制御装置 ５ 軌跡表示装置 １１ 軌跡入力ディジタイザ付き液晶ディスプレイ装置 １２ 軌跡表示画面 １３ 軌跡入力用ペン １４ 描かれた軌跡 ４１ 電源Ｐ（１） ４２ 電源Ｐ（２） ４３ 電源Ｐ（３） ４４ 電源Ｐ（１）の電力残量計測装置 ４５ 電源Ｐ（２）の電力残量計測装置 ４６ 電源Ｐ（３）の電力残量計測装置 ５１ クロック速度制御装置
Claims (4)
- 【請求項１】 軌跡情報を入力するための軌跡入力手段
と、該軌跡入力手段に入力された軌跡を表示する軌跡表
示手段と、該軌跡表示手段を制御する軌跡表示制御手段
と、電源と、該電源の電力残量を計測する電力残量計測
手段とを備えた電力残量報知機能付き軌跡入出力装置に
おいて、前記軌跡表示制御手段が前記軌跡表示手段で表
示される軌跡の表示を前記電力残量計測手段の出力に基
づいて制御することを特徴とする電力残量報知機能付き
軌跡入出力装置。 - 【請求項２】 前記軌跡表示制御手段は、前記軌跡表示
手段で表示される軌跡の形状、色、点滅、テクスチャ、
太さ、陰影を含む表示属性の少なくとも１つを制御する
ことを特徴とする請求項１記載の電力残量報知機能付き
軌跡入出力装置。 - 【請求項３】 前記軌跡表示制御手段は、前記軌跡表示
手段で軌跡を表示する際の軌跡の表示速度を制御するこ
とを特徴とする請求項１記載の電力残量報知機能付き軌
跡入出力装置。 - 【請求項４】 前記電源が複数の電源から成り、各電源
に対して制御すべき表示属性が予め定められ、前記軌跡
表示制御手段が前記電力残量計測手段の出力に基づい
て、各電源に対応する表示属性を制御することを特徴と
する請求項１記載の電力残量報知機能付き軌跡入出力装
置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14808995A JPH08314618A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 電力残量報知機能付き軌跡入出力装置 |
| KR1019960017371A KR100224548B1 (ko) | 1995-05-23 | 1996-05-22 | 전력 잔량 고지 기능을 갖춘 궤적 입력 장치 및그방법 |
| US08/651,736 US5809310A (en) | 1995-05-23 | 1996-05-22 | Trace input device with remaining power informing function and method therefor |
| CN96108125A CN1073703C (zh) | 1995-05-23 | 1996-05-23 | 指示剩余电力的轨迹输入装置及其方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14808995A JPH08314618A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 電力残量報知機能付き軌跡入出力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08314618A true JPH08314618A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=15444998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14808995A Pending JPH08314618A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 電力残量報知機能付き軌跡入出力装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5809310A (ja) |
| JP (1) | JPH08314618A (ja) |
| KR (1) | KR100224548B1 (ja) |
| CN (1) | CN1073703C (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008159083A (ja) * | 2008-03-24 | 2008-07-10 | Fujitsu Ltd | 座標入出力装置の試験方法 |
| JP2008198222A (ja) * | 2008-03-24 | 2008-08-28 | Fujitsu Ltd | 座標入出力装置の試験方法 |
| JP2011204173A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Seiko Epson Corp | 筆跡データ生成システム、筆跡データ生成方法、およびプログラム |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2836600B2 (ja) * | 1996-09-03 | 1998-12-14 | 日本電気株式会社 | 携帯端末装置 |
| KR100404095B1 (ko) * | 2001-04-06 | 2003-11-03 | 엘지전자 주식회사 | 휴대용 단말기의 전원 공급 장치 및 방법 |
| JP2005321508A (ja) * | 2004-05-07 | 2005-11-17 | Pioneer Electronic Corp | ディスプレイ装置 |
| JP2015102896A (ja) * | 2013-11-21 | 2015-06-04 | 株式会社リコー | 表示制御装置、表示制御システム、及び画像処理プログラム |
| CN110007820A (zh) * | 2019-03-15 | 2019-07-12 | 北京科加触控技术有限公司 | 一种电量显示方法及装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3986202A (en) * | 1975-03-05 | 1976-10-12 | Eastman Kodak Company | Processing apparatus and method for color video signals |
| JPS6375877U (ja) * | 1986-11-07 | 1988-05-20 | ||
| JPH03245180A (ja) * | 1990-02-23 | 1991-10-31 | Toshiba Corp | パネルディスプレイの輝度制御装置 |
| JPH0573016A (ja) * | 1991-09-17 | 1993-03-26 | Toshiba Corp | 表示制御装置 |
| US5341503A (en) * | 1992-04-16 | 1994-08-23 | International Business Machines Corporation | Battery operated computer having improved battery gauge and system for measuring battery charge |
| JPH06230737A (ja) * | 1993-02-05 | 1994-08-19 | Mitsubishi Electric Corp | カラー画像表示装置 |
-
1995
- 1995-05-23 JP JP14808995A patent/JPH08314618A/ja active Pending
-
1996
- 1996-05-22 KR KR1019960017371A patent/KR100224548B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-05-22 US US08/651,736 patent/US5809310A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-05-23 CN CN96108125A patent/CN1073703C/zh not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008159083A (ja) * | 2008-03-24 | 2008-07-10 | Fujitsu Ltd | 座標入出力装置の試験方法 |
| JP2008198222A (ja) * | 2008-03-24 | 2008-08-28 | Fujitsu Ltd | 座標入出力装置の試験方法 |
| JP2011204173A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Seiko Epson Corp | 筆跡データ生成システム、筆跡データ生成方法、およびプログラム |
| US8872805B2 (en) | 2010-03-26 | 2014-10-28 | Seiko Epson Corporation | Handwriting data generating system, handwriting data generating method, and computer program product |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5809310A (en) | 1998-09-15 |
| CN1073703C (zh) | 2001-10-24 |
| CN1143750A (zh) | 1997-02-26 |
| KR960042094A (ko) | 1996-12-21 |
| KR100224548B1 (ko) | 1999-10-15 |
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