JP2006275948A - 電子機器および表示制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示領域を有効活用しつつ、多種の情報を確実に提供すること。
【解決手段】回転または回動する指針(たとえば分針104)と、文字、記号などの情報を電気光学的に表示するデジタル表示部107と、を備え、指針(たとえば分針104)が回転または回動する位置に応じて、デジタル表示部107に表示されている情報の表示形態を変更して表示するため、指針(たとえば分針104)の回転または回動によって電気光学的に情報を表示する表示手段の一部が遮られる場合であっても、表示手段に表示される情報をより確実に認識することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、回転または回動する指針と、文字、記号などの情報を電気光学的に表示する表示手段と、を備えた電子機器およびその電子機器の表示制御方法に関する。
従来、潜水する際装着する腕時計にはベゼルが設けられており、使用者は、ベゼルを回転して、ベゼルの12時の位置を潜水を開始した時の分針の位置に合わせる。使用者は、潜水中、ベゼルの12時の位置から、分針がどのくらい回動したかで、潜水時間を認識していた。
しかし、ベゼルの12時の位置が潜水をするたびに異なるため、瞬時に潜水時間を把握しづらかったり、あるいは誤認識するおそれがあるという問題点があった。また、ベゼル部分を岩などに接触させて、ベゼルが不用意に回動してしまい、それによって潜水時間がわからなくなってしまうということがあった。そのため、ベゼルを使用することなく、潜水を開始した時点で、分針を12時の位置へ移動させ、12時の位置から分周期で回動を開始させ、分針を用いて潜水時間を表示することで、上記問題点を解決することができた。
一方、たとえばダイブコンピュータなどの電子機器は、指針だけでなく、液晶画面などの表示画面を同時に備えているものがあり、指針と表示画面の両方によって、多種の情報の提供を図っていた。その際、表示面(文字板)のスペースの関係上、指針の回転または回動によって表示画面が指針の下側にくる場合があるため、表示画面に表示された情報の一部が確認できなくなることがある。
そのため従来技術にあっては、指針の回動によって、表示画面に表示される情報が隠されない位置、すなわち指針の中心から見て指針よりも遠い位置に表示画面を設けることが開示されている(たとえば特許文献1参照。)。また、別の従来技術にあっては、表示画面と指針が重なる位置では当該指針を早送りすることが開示されている(たとえば特許文献2参照。)。また、指針の中身をくりぬいて、たとえ指針と表示画面とが重なったとしても、くりぬかれた部分から、指針の下側にある表示画面の情報を確認できるものも開示されている。
実公平6−16354号公報(第2ページ、第1図) 特開昭62−35283号公報(第5ページ、第4図、第5図)
しかしながら、上記特許文献1にあっては、指針を短くするか、液晶表示画面を小型化するため、視認性が低下してしまうという問題点があった。特にダイブコンピュータとして潜水中において使用する場合は、その問題が顕著となる。その問題を解消するために装置全体が大型化すると、今度は携帯性を損なうことが考えられる。
また、上記特許文献2にあっては、指針が早送りされることによって、一定の速度で回動しないので、指針(特に分針)を用いて潜水時間を表示することが困難になるという問題点があった。さらに、指針の中身をくりぬくと、今度は指針自体が識別困難になってしまうという問題点があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、表示領域を有効活用しつつ、多種の情報を確実に提供することが可能な電子機器および表示制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる電子機器は、回転または回動する指針と、文字、記号などの情報を電気光学的に表示する表示手段と、を備えた電子機器において、前記表示手段を制御して、前記指針が回転または回動する位置に応じて、前記表示手段に表示されている情報の表示形態を変更して表示する表示制御手段を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記情報が、その少なくとも一部が、前記指針の回転または回動領域と重なる位置に表示される情報であって、前記表示制御手段が、前記指針が回転または回動する位置に応じて、前記表示手段の表示領域内における前記情報の表示位置を変更して表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記表示制御手段が、前記指針が回転または回動する位置に応じて、前記情報の表示位置を変更しなかった場合と比較して、前記指針が前記情報を遮る範囲が少なくなるように、前記表示手段の表示領域内における前記情報の表示位置を変更して表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記表示制御手段が、前記指針が前記情報を遮る範囲がゼロとなるように、前記表示手段の表示領域内における前記情報の表示位置を変更して表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記表示制御手段が、前記指針が回転または回動する位置に応じて、前記情報の表示位置を変更しなかった場合と比較して、前記指針が前記情報を遮る時間が短くなるように、前記表示手段の表示領域内における前記情報の表示位置を変更して表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記表示制御手段が、前記指針が前記情報を遮る時間がゼロとなるように、前記表示手段の表示領域内における前記情報の表示位置を変更して表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記表示制御手段が、前記表示手段の所定の表示領域にそれぞれ表示された複数の情報を表示するとともに、表示された前記複数の情報にそれぞれ設定された優先順位に基づいて、前記表示手段の表示領域内における、前記複数の情報のうちの少なくとも2つの情報の各表示位置を入れ替えて表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記表示制御手段が、前記情報を前記表示手段の表示領域の上下方向に少なくとも2段に表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記表示手段に表示されている情報を、前記情報とは同時に表示しない、一つまたは複数の情報(以下「別の情報」という)に切り替えて表示する切替スイッチを有し、前記別の情報が、前記指針の回転または回動領域と、少なくとも一部が重なる位置に表示される情報であって、前記表示制御手段が、前記指針が回転または回動する位置に応じて、前記表示手段の表示領域内における前記別の情報の表示位置を変更して表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、時刻計時処理をおこなう計時手段と、所定の計測をおこなう計測手段と、を備え、前記情報または前記別の情報のうち、前記計時手段によって取得される情報よりも、前記計測手段によって取得される情報の優先順位を高くすることを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記表示制御手段が、前記計測手段によって取得される情報を所定のタイミングで更新することを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記指針は回転または回動周期の異なる指針を複数備え、前記指針のうちの、前記周期の長い指針に対して、前記表示手段の表示領域内における前記情報の表示位置を変更して表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記周期の長い指針が、時刻の分以上の回転または回動周期の指針であることを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、時計としての機能を実現する文字板を備え、前記文字板を12時の位置から6時の位置を結ぶ2線で2分割した領域のうちの3時を含む領域側に前記表示手段を設けたことを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、3時の位置を含む領域に前記表示手段を設けたことを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、複数の物理量を測定する測定手段を備え、前記指針のうちのいずれか一つの指針によって、前記複数の物理量の測定値を切り替えて表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記指針のうちのいずれか一つの指針が、時計回りまたは反時計回りに回動することによって前記複数の物理量の測定値を表示するとともに、前記複数の物理量の測定値の大小を同一の回動方向とすることを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記複数の物理量が、最大深度および電池電圧を含むことを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、駆動パルスによって動作する複数の警報手段と、前記駆動パルスを、前記警報手段ごとに互いに重ならないタイミングで出力させる駆動パルス制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記警報手段が、発光装置および報音装置であることを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記指針が、秒針と、前記秒針以外の指針とを含み、前記秒針および前記秒針以外の指針によって時刻を表示する時刻表示モードと、前記秒針を秒周期で駆動するとともに、前記秒針以外の指針によって、時刻以外の情報を表示する他のモードと、を切り替えるモード切替手段を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記秒針以外の指針の少なくともいずれかがモードの内容を表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記秒針以外の指針の少なくともいずれかが潜水情報を表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる表示制御方法は、回転または回動する指針と、文字、記号などの情報を電気光学的に表示する表示手段と、を備えた電子機器の表示制御方法であって、前記指針が回転または回動する位置に応じて、表示されている情報の表示形態を変更して表示することを特徴とする。
本発明によれば、指針の回転または回動によって電気光学的に情報を表示する表示手段の一部が遮られる場合であっても、表示手段に表示される情報をより確実に認識することができるので、表示領域を有効活用しつつ、多種の情報を確実に提供することができる電子機器および表示制御方法が得られるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる電子機器および表示制御方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(電子機器の外観)
図1は、本実施の形態にかかる電子機器の外観を示す説明図である。図1において、電子機器は、本体100と、本体100をたとえば腕に装着するためのバンド101とから構成される、腕時計型の電子機器である。また、本体100の外周には、複数の操作ボタン102(102a、102b、102c、102d)を備えている。本体100の表示部分には、複数の指針(秒針103、分針104、時針105、機能針106)と、電気光学的に情報を表示するデジタル表示部107とを備える。また108は、後述する水感知センサおよび圧力センサである。
本体100の表示には、少なくとも2つのモード(時刻表示モード、潜水モード)が存在する。時刻表示モードでは、秒針103は秒周期で回転、すなわち60秒で1回転(1周)する。分針104は、分周期で回転、すなわち60分で1回転(1周)する。時針105は、時周期で回転、すなわち12時間で1回転(1周)する。これらの指針(秒針103、分針104、時針105)によって時刻を表示する。
一方、潜水が開始された場合、すなわち時刻表示モードから潜水モードへと切り替わった場合、秒針103はそのまま秒周期で回転する。これによって、秒針103の動きを見ることで、電子機器の本体100が正常に動いているか否かを容易に判断することができる。特に、潜水活動中に電子機器の本体100に衝撃を与えてしまった後、電子機器100が故障しているか否かを秒針103の動作によって確認する際に用いることができる。
また、分針104は、現在時刻を表していた位置から12時の位置へ高速で移動し、その後、分周期で回転を開始する。したがって、潜水中は、分針104の指し示す位置を確認すれば、直感的に潜水時間を認識することができる。また、時針105は、現在時刻を表していた位置から6時の位置へ高速で移動し、静止する。6時の位置には『DIVE』と表示されており、時針105がここを指し示すことによって(後述する図6を参照)、現在潜水モードであることが一見して理解できる。
このように、指針は、秒針103と、秒針103以外の指針(分針104、時針105)とを含み、秒針103および秒針103以外の指針(分針104、時針105)によって時刻を表示する時刻表示モードと、秒針103を秒周期で駆動するとともに、秒針103以外の指針(分針104、時針105)によって、時刻以外の情報(たとえば、潜水時間などの潜水情報や、潜水モードであることなど)を表示する他のモードと、を切り替えることができる。
また、機能針106は、時刻以外の情報を表示する。具体的には、機能針106は時刻表示モードでは電池電圧に関する情報を表示している。これによって、使用者は電池の残量に関する情報を認識することができる。電池電圧に関する情報は、機能針106が反時計回りに回動し、略7時〜8時の位置(「FULL BATTERY」)を指し示している場合は、電池電圧が高いことを示し、反対に、機能針106が時計回りに回動し、略10時〜11時の位置を指し示している場合は、電池電圧が低いこと(あるいは0)を示す。したがって、図1にあっては、略9時の位置を指し示しているので、中程度の電池電圧であることがわかる。さらに機能針106は、潜水モードの時に時刻以外の情報として、その潜水活動中に到達した最大深度を表示するようにしている。この場合、機能針106が反時計回りに回動し、略7時〜8時の位置(約70m)を指し示している場合は、深い位置まで潜水したことを示し、反対に、機能針106が略10時〜11時の位置を指し示している場合は、その潜水活動中に到達した最大深度がまだ浅いこと(約10m)を示す。したがって、図1にあっては、略9時の位置を指し示しているので、その潜水活動での最大深度が約45m程度であることがわかる。
このように、指針(具体的には、たとえば機能針106)によって、複数の物理量の測定値(具体的には、たとえば電池電圧と最大深度)を切り替えて表示することができる。ここで、指針(具体的には、たとえば機能針106)は、時計回りまたは反時計回りに回動することによって複数の物理量の測定値を表示するとともに、複数の物理量の測定値の大小を同一の回動方向とすることができる。つまり、機能針106を反時計方向に回動させると、最大深度の場合は深い方向となり、電池電圧の場合は電圧が高い方向となるように関係付けることができる。逆に機能針106を時計方向に回動させると、最大深度の場合は浅い方向となり、電池電圧の場合は電圧が低い方向となるように関係付けることができる。
デジタル表示部107に表示される情報は、その少なくとも一部が、指針(たとえば秒針103)の回転または回動領域と重なる位置に表示される情報である。すなわち、秒針103の先端部が回転したときに作る軌跡が円となり、その円の内部の領域を秒針103の回転領域とする。この領域内に表示される情報は、同じ位置に表示し続けていると、秒針によって遮られる。
扇状にレトグラード表示する指針があった場合には、その指針が、一方向に最大限移動しうる位置まで移動したときの針の先端部の位置(a)と、回動中心とを結ぶ線と、他方向に最大限移動しうる位置まで移動したときの針の先端部の位置(b)と回動中心とを結ぶ線と、a点とb点との間を指針の先端部が移動するときの軌跡と、で囲まれる扇状の領域を、回動領域とする。この場合、指針が回動軸を挟んで反対方向にも突出している場合は、反対方向にも同様な回動領域を有する。
また、デジタル表示部107は、時計としての機能を実現する文字板を12時の位置から6時の位置を結ぶ2線で2分割した領域のうちの3時を含む領域側に設けるのがよい。なぜなら、通常左腕に装着することを想定すると、右側、すなわち文字板を12時の位置から6時の位置を結ぶ2線で2分割した領域のうちの3時を含む領域側に設けることによって、袖などでデジタル表示部107が隠されてしまうことがないからである。
また、分針104が12時の位置から分周期で回動することで、潜水時間を示しているので、デジタル表示部107を右側になるようにして、左側に設けるよりも先に分針104によって隠された方がよい。なぜなら、潜水開始直後は、何十分も経過していないことが感覚的にわかり、潜水時間が経過するにつれて、時間を正確に把握できなくなるため、通常潜水する場合は、潜水開始から最初の30分よりも、30分経過後の方が、頻繁に潜水時間をチェックするからである。したがって、30分経過後に、デジタル表示部107が分針104によって隠されるよりも、潜水を開始してから30分以内の比較的早い時期に隠される方が、より利便性がよい。
特に、デジタル表示部107は、3時の位置を含む領域、すなわち、たとえば図1に示した位置にデジタル表示部107を設けるとよい。なぜなら、デジタル表示部107の表示内容は図1に示すように横書きが一般的なので、デジタル表示部107が下側または上側にあれば、分針104は、デジタル表示部107を縦方向に遮ることになる。したがって、デジタル表示部107の横方向に表示内容を複数段設けた場合に、そのすべてが同時に遮られることになることもあり、後述する表示の入れ替えをしたとしても、分針104によって隠される部分をなくすることができないためである。
図1において、デジタル表示部107は、現在時刻を表している地域に関する情報(NYC(=ニューヨーク))、日付に関する情報(10/28(10月28日))、曜日に関する情報(SUN(=日曜日))を示している。デジタル表示部107に表示する情報は、文字や記号のほか、画像(アニメーションを含む)などであってもよい。このように、情報をデジタル表示部107の表示領域の上下方向に少なくとも2段に表示するとよい。デジタル表示部107は、具体的には、たとえば液晶パネルや有機EL(Electroluminescence)パネルなどによって構成される。
(電子機器の構成)
図2は、本実施の形態にかかる電子機器の構成を示す説明図である。図2において、本体100には、マイコンIC200と、RAM201と、ROM202と、モータ駆動回路203と、モータ204(204a、204b、204c、204d)と、輪列205(205a、205b、205c、205d)と、液晶駆動回路206と、ソーラセル207と、二次電池208と、充電制御回路209と、スイッチ部210と、スイッチ部制御回路211と、圧力センサ212と、AD変換回路213と、水感知センサ214と、水感知センサ部制御回路215と、アラーム(ブザー)216と、アラーム駆動回路217と、LED218と、LED駆動回路219と、基準信号発生部220と、カウンタ部221を備える。
マイコンIC200は、後述する計時データ記憶部の駆動状態を制御するほか、各種の構成部を個別に演算制御する。また、マイコンIC200は、電子機器の本体100の全体を制御する。また、RAM201は、各種データを記憶している。たとえば計時データ記憶部と、時刻アラーム設定記憶部と、潜水時間設定記憶部と、警告水深設定記憶部と、潜水/浮上速度情報記憶部と、異常速度計数部、潜水ログデータ記憶部などを含んでいる。また、ROM202は、各種の制御プログラムを記憶している。
ここで、RAM201に含まれる計時データ記憶部は、マイコンIC200から出力される時刻情報あるいはカレンダ情報を記憶する。また、計時データ記憶部は、現在時刻の計時のほかに、所定の時点からの経過時間の計時(たとえば潜水時間や動作禁止時間の計時など)データを記憶する。
時刻アラーム設定記憶部は、設定された時刻アラームに関する情報を記憶する。時刻アラームに関する情報は、たとえば、アラーム音を出力する日時、アラーム音の種類・音量、アラーム音の長さ、繰り返しの有無などを含む。
潜水時間設定記憶部は、設定された潜水時間に関する情報を記憶する。潜水時間に関する情報とは、潜水時間すなわちその潜水時間を経過した場合は警告アラーム音を出力する時間、アラーム音の種類・音量、アラーム音の長さ、繰り返しの有無などを含む。複数の潜水時間を設定しておいて、潜水条件(ボンベなど機材の種類、体調など)に応じて切り替えて設定するようにしてもよい。
警告水深設定記憶部は、設定された警告水深に関する情報を記憶する。警告水深に関する情報とは、警告アラーム音を出力する水深、アラーム音の種類・音量、アラーム音の長さ、繰り返しの有無などを含む。複数の水深ごとに、異なるアラーム音の種類・音量を設定するようにしてもよい。
潜水/浮上速度情報記憶部は、設定された潜水あるいは浮上速度に関する情報を記憶する。この潜水あるいは浮上速度に関する情報は、超えてはならない潜水あるいは浮上速度(異常速度)に関する情報、その異常速度を超えた場合における警告アラーム音を出力する測定回数、アラーム音の種類・音量、アラーム音の長さ、繰り返しの有無などを含む。
異常速度計数部は、連続して測定された異常速度を計数する。そして、計数された回数をマイコンIC200へ出力する。マイコンIC200は、潜水/浮上速度情報記憶部に記憶された測定回数と異常速度計数部によって出力された回数とに基づいて警告アラームを出力する。
潜水ログデータ記憶部は、過去の潜水情報を複数(たとえば20回分)を記憶する。20回分以上になると、古い潜水情報から順に消去し、新しい潜水情報を記憶する。潜水情報は、潜水日時、潜水時間、最大深度、平均水温などである。潜水録データ記憶部に記憶された潜水情報の表示については後述する(図12参照)。
モータ駆動回路203は、独立した4つのモータ204(204a、204b、204c、204d)を駆動し、輪列205(205a、205b、205c、205d)を介して、それぞれの指針を別個独立に駆動する。
液晶駆動回路206は、デジタル表示部107を駆動して各種情報を表示させる。また、充電制御回路209は、ソーラセル207によって受光された光を電力に変換し、二次電池208に蓄積する。
スイッチ部210は、操作者の操作指示を入力する。具体的には、ボタン102や竜頭などである。スイッチ部制御回路211は、スイッチ部210からの信号に基づいて、操作者からの操作指示に関する入力をマイコンIC200に送信する。
圧力センサ212は、たとえば半導体圧力センサなどからなり、電子機器の本体100の周囲の水圧あるいは気圧を測定する。また、AD変換回路213は、圧力センサ212によって測定されたアナログ値をデジタル値に変換し、変換した値をマイコンIC200へ送信する。
水感知センサ214は、電子機器の本体100が水に接触しているか否かを検知する。また、水感知センサ部制御回路215は、水感知センサ214を制御して、水に接触したことをマイコンIC200へ伝達する。このように、水感知センサ214によって、自動的にモードの切替えがおこなわれるので、操作者は、潜水を開始する場合や潜水を終了する場合に、それぞれ、手動にて切り替え処理をおこなう必要はない。
アラーム駆動回路217は、アラーム(ブザー)216が搭載する図示を省略するスピーカを駆動して、アラーム(ブザー)を出力する。その際、アラーム駆動回路217は、告知の種類によって、音の種類、高さ、音量などを変えて出力する。複数人で潜水する場合、水中では、アラーム216のみでは、誰のアラームが鳴っているのかが判別しにくい。そこで、アラームを鳴らす場合には、アラーム216とともにLEDを点灯されることが望ましい。
LED駆動回路219は、LED218を駆動してバックライトとしてデジタル表示部107を照明したり、警告光を出力したりする。LED218の代わりに、EL(Electroluminescence)、ランプなどを用いてもよい。
基準信号発生部220は、たとえば発振回路から構成され、計時処理の基準となる所定の周波数を有する信号を発生する。また、カウンタ部221は、基準信号発生部220から発生される所定の周波数を有する信号をマイコンIC200に対して出力する。
このような構成において、マイコンIC200は、液晶駆動回路206を制御して、指針(具体的には、たとえば分針104)が回転または回動する位置に応じて、デジタル表示部107に表示されている情報の表示形態を変更して表示する。表示形態の変更としては、たとえば、デジタル表示部107の表示領域内における情報の表示位置を変更して表示するようにしてもよい。
より具体的には、デジタル表示部107に表示される情報の表示位置を変更しなかった場合と比較して、指針(具体的には、たとえば分針104)が情報を遮る時間が短くなるように、または、表示位置を変更しなかった場合と比較して、指針が情報を遮る範囲が少なくなるように、デジタル表示部107の表示領域内における情報の表示位置を変更して表示するとよい。より、好ましくは、指針によって情報が全く遮られないように、デジタル表示部107の表示領域内における情報の表示位置を変更して表示するようにするとなおよい。
また、マイコンIC200は、デジタル表示部107の所定の表示領域にそれぞれ表示された複数の情報を表示するとともに、複数の情報にそれぞれ設定された優先順位に基づいて、デジタル表示部107の表示領域内における、複数の情報のうちの少なくとも一つの情報の表示位置を変更して表示する。優先順位は、表示の重要度に基づいて定めることができる。その詳細については後述する。
また、マイコンIC200は、デジタル表示部107の所定の表示領域にそれぞれ表示された複数の情報を表示するとともに、表示された複数の情報にそれぞれ設定された優先順位に基づいて、デジタル表示部107の表示領域内における、複数の情報のうちの少なくとも2つの情報の各表示位置を入れ替えて表示するようにしてもよい。
また、上記のように、マイコンIC200は、デジタル表示部107に表示される情報の表示位置を変更しなかった場合と比較して、指針がデジタル表示部107に表示される情報を遮る時間が短くなるように、あるいは、指針によって上記情報が全く遮られないようにする。このように、そのままの位置に情報を表示しているよりも、位置を入れ替えることによって、隠れる時間が短くなれば、より情報を読み取りやすくなる。遮る時間が短くなるということは、遮る時間がゼロの場合も含む。
具体的には、現在深度を、表示位置を変えずに常に下段に表示させると、15分過ぎから25分頃まで、分針104によって、少なくとも一部が隠れた状態となる。このうち、隠れる割合が多くなるのが、分針104が16分〜20分頃の位置にあるときである。このように、隠れる割合が多く、情報が正しく読み取れない期間だけ入れ替えるようにすることもできる。分針の一部によって、情報の一部が所定時間以上隠れても、その情報が正確に認識できればよい。また、情報の一部が隠れて、ある時間その情報が読み取れなくなっても、その時間が短ければ、実際の使用上は支障がない。
また、情報のごく一部しか隠れない場合でも、その一部が所定時間以上隠れることによって、その情報が間違った意味に解釈されるおそれがある場合は、全部が表示されるように、位置を入れ替えて表示するとよい。たとえば、数字の「7」の上部だけ隠れて、「1」のように見える場合は、上部が隠れないように、情報の位置を変えればよい。
また、前述のように、マイコンIC200は、デジタル表示部107に表示されている情報の表示位置を変更しなかった場合と比較して、指針が上記情報を遮る範囲が少なくなるようにする。すなわち、分針104の現在位置に対して、表示位置を変更しなかった場合に、その情報が遮られる範囲が少なくなるように、情報の表示位置を変更する。たとえば、後述する図7の分針104の位置では、現在時刻602が7〜8割程度分針104によって遮られている。これに対し、ページ番号・アニメーション601は、一部が分針によって遮られているが、その範囲は、分針104よりも少なく、1〜2割程度である。
仮に、現在時刻602の優先順位が、ページ番号・アニメーション601よりも高かった場合には、図7の分針位置に対して、現在時刻602とページ番号・アニメーション601の表示位置を入れ替える。そうすると、現在時刻602は、表示位置を変更しなかった場合(中断にそのまま表示していた場合)と比較して、分針104によって遮られる範囲が、7〜8割程度から、1〜2割程度に少なくなる。このように、そのときの分針104の位置に応じて、分針104によって情報を遮る範囲が少なくなるように、表示位置を変更することによって、その情報を認識しやすくなる。遮る範囲が少なくなるということは、遮る範囲がゼロの場合も含む。
また、マイコンIC200は、デジタル表示部107における少なくとも一つの情報の表示位置を変更して表示する。たとえば、デジタル表示部107に表示する情報が1ページしかなく、現在時刻と現在深度の2つの情報しか表示しない場合は、現在深度の表示位置のみを変えるようにしてもよい。
また、マイコンIC200は、デジタル表示部107の少なくとも2つの情報の各表示位置を入れ替えて表示する。また、マイコンIC200は、前記情報を前記表示手段の表示領域の上下方向に少なくとも2段に表示する。図1においては、デジタル表示部107が3段表示であるが、たとえば、ページ番号・アニメーションを表示する必要が無い場合は、デジタル表示部107を2段表示に切り替えてから、2つの情報を入れ替えるようにしてもよい。
また、マイコンIC200は、液晶駆動回路206を制御して、指針(具体的には、たとえば分針104)が回転または回動する位置に応じて、デジタル表示部107に表示されている情報を、その情報とは同時に表示しない、一つまたは複数の別の情報に切り替えて表示する。具体的な内容については、後述する。
その際、マイコンIC200は、指針(具体的には、たとえば分針104)が回転または回動する位置に応じて、デジタル表示部107の表示領域内における別の情報の表示位置を変更して表示する。また、指針(具体的には、たとえば分針104)が回転または回動する位置に応じて、指針(具体的には、たとえば分針104)が表示位置を変更しなかった場合と比較して、指針(具体的には、たとえば分針104)が別の情報を遮る時間が短くなるように、または、表示位置を変更しなかった場合と比較して、指針が別の情報を遮る範囲が少なくなるように、デジタル表示部107の表示領域内における別の情報の表示位置を変更して表示するようにしてもよい。より、好ましくは、指針によって情報が全く遮られないように、デジタル表示部107の表示領域内における別の情報の表示位置を変更して表示するとなおよい。
また、マイコンIC200は、デジタル表示部107の所定の表示領域にそれぞれ表示された複数の別の情報を表示するとともに、表示された別の複数の情報にそれぞれ設定された優先順位に基づいて、デジタル表示部107の表示領域内における、複数の別の情報のうちの少なくとも一つの情報の表示位置を変更して表示する。
情報または別の情報のうち、計時手段(具体的には、たとえば基準信号発生部220およびカウンタ部221)によって取得される情報よりも、計測手段(具体的には、たとえば圧力センサ212、水感知センサ214など)によって取得される情報の優先順位を高くする。また、マイコンIC200は、計測手段によって取得される情報を所定のタイミングで更新する。
回転または回動周期の異なる複数の指針のうち、周期の長い指針に対して、指針が回転または回動する位置に応じて、表示位置を変更しなかった場合と比較して、指針が情報を遮る時間が短くなるように、または、表示位置を変更しなかった場合と比較して、指針が情報を遮る範囲が少なくなるように、デジタル表示部107の表示領域内における情報の表示位置を変更して表示する。より、好ましくは、指針によって情報が全く遮られないように、デジタル表示部107の表示領域内における情報の表示位置を変更して表示するのがよい。
なお、秒針103も、分針104と同様に、デジタル表示部107上を通過するが、秒針103によって、デジタル表示部107の一部が遮られても、これに表示される情報の入れ替えて表示をおこなわないようにしている。これは、秒針103は、1分に一回デジタル表示部107上を通過するため、頻繁に情報の入れ替えをおこなうこととなり、デジタル表示部107を見るたびに、情報が入れ替わり、潜水中の使用者が混乱してしまうおそれがあるからである。ただし、秒針に対する情報の入れ替えをおこなっても使用上問題がない場合は、その入れ替えをおこなうようにしてもよい。
また、マイコンIC200は、アラーム駆動回路217およびLED駆動回路219を制御して、駆動パルスによって動作する複数の警報手段(具体的には、たとえば、報音装置(たとえばアラーム216)、発光装置(たとえばLED218)と、駆動パルスを警報手段ごとに互いに重ならないタイミングで出力させる。
図3および図4は、モータ駆動回路203、液晶駆動回路206、圧力センサ212、潜水時のアラーム駆動回路217、LED駆動回路219の駆動のタイミングを示す説明図である。図3は、潜水時における駆動のタイミングであり、毎秒、約1/16秒ごとに、モータ駆動回路203による秒針103の秒運針、圧力センサ212による水深計測、モータ駆動回路203による機能針106の深度運針、モータ駆動回路203による分針104の分運針、モータ駆動回路203による時針105の時運針をおこなう。
一方、図4は潜水中における警告時の駆動のタイミングを示す説明図である。図4において、毎秒、約1/16秒ごとに、モータ駆動回路203による秒針103の秒運針、圧力センサ212による水深計測、モータ駆動回路203による機能針106の深度運針、モータ駆動回路203による分針104の分運針をおこない、その後、LED駆動回路219による警告灯点灯を約1/8秒おこない、モータ駆動回路203による時針105の時運針を約1/16の間におこなう。
その後、秒運針の開始から約1/2秒(500msec)経過後に、アラーム駆動回路217による警告音発音を約1/2秒おこなう。このように、複数の警報手段(具体的には、たとえば、アラーム216、LED218)の駆動パルスを警報手段ごとに互いに重ならないタイミングで出力させることができる。
ROM202に記憶されている各種の制御プログラムを利用してマイコンIC200が各種の制御情報を記憶しているRAM201のデータを使用して所定の演算処理をおこない、電子機器の本体100の各種の構成部を駆動制御するように構成されている例を示したが、本発明はこのような具体例の構成に限定されるものではなく、マイコンIC200を使わないランダムロジックの構成にて同一の機能を実現することができる。
(電子機器の動作)
図5は、本実施の形態にかかる電子機器の動作の内容を示すフローチャートである。図5のフローチャートにおいて、潜水が開始されたか否かを判断する(ステップS501)。ここで、潜水が開始されるのを待って、潜水が開始されたと判断された場合(ステップS501:Yes)は、つぎに、デジタル表示部107の表示を潜水モードの内容に変更する(ステップS502)とともに、時針105を「6時」の位置へ、分針104を「12時」の位置へ回動する(ステップS503)。
そして、分針104を分周期で回動を開始させる(ステップS504)。その後、潜水が終了したか否かを判断する(ステップS505)。ここで、潜水が終了していないと判断した場合(ステップS505:No)は、つぎに、所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS506)。所定時間の詳細な内容については後述する。ここで、いまだ所定時間が経過していない場合(ステップS506:No)は、何もせずに、ステップS505へ戻る。
一方、所定時間が経過した場合(ステップS506:Yes)は、デジタル表示部107の表示形態を所定の表示形態へ変更し(ステップS507)、その後、ステップS505へ戻る。所定時間は複数存在するので、潜水が終了するまで、その都度、所定時間に対応した所定の表示形態へ変更する。その後、ステップS505において、潜水が終了したと判断した場合(ステップS505:Yes)は、表示を時刻表示モードの内容に変更する(ステップS508)とともに、時針105,分針104を現在時刻へ戻すように回動し(ステップS509)、一連の処理を終了する。
(実施例1)
つぎに、実施例1について説明する。図6〜図12は、この発明の実施例1にかかる電子機器の表示制御の内容を示す説明図である。図6〜図12は、それぞれ、潜水モードにおける本体100の表示の内容を示している。図6において、時針105が6時の位置に回動しており、『DIVE』を指し示していることから、現在潜水中であることがわかる。また、分針104の回動位置によって、潜水開始から約6分(あるいは66分、126分、・・・)が経過していることがわかる。
デジタル表示部107には、1表示領域内には表示しきれないだけの多数の情報を表示するため、ページ切り替えをおこなって、これらの情報を表示するようにしている。具体的には、所定のボタンを押すごとに、次のページが表示されるように構成されている。デジタル表示部107の上段領域601には、ページ番号を示す『1』と、潜水モードを示すアニメーション(ダイバーが潜水している様子を示してる)が表示されている。また、デジタル表示部107の中段領域602には、現在時刻(『A10:06』(=午前10時6分))が表示されている。また、デジタル表示部107の下段領域603には、現在深度(『10.8M』(=10.8メートル))が表示されている。また、最大深度は、機能針106によって示されている。
ここで、情報表示位置切り替えルールの一例として、分針104が0分〜15分、および30分〜0分にあるときは、現在深度を下段領域に表示する。また、分針104が15分〜30分の間は、現在深度を上段領域に表示する。アニメーション・ページ番号は、現在深度が下段領域のときに上段領域に表示し、現在深度が上段領域のときに下段領域に表示する。さらに、現在時刻は、常に中段に表示されている。
図7において、図6と同様に、時針105が6時の位置に回動しており、『DIVE』を指し示していることから、現在潜水中であることがわかる。また、分針104の回動位置によって、潜水開始から約14分(あるいは74分、134分、・・・)が経過していることがわかる。
デジタル表示部107の上段領域601には、図6と同様に、ページ番号が1であることを示す『1』と、潜水モードを示すアニメーション(ダイバーが潜水している様子を示してる)が表示されている。また、デジタル表示部107の中段領域602には、現在時刻(『A10:14』(=午前10時14分))を示しているが、そのほぼ全体が分針104によって遮られていて、現在時刻は明確に認識することができなくなっている。しかしながら、潜水中の使用者にとって現在時刻はさほど重要ではないため、表示内容の変更はしていない。また、デジタル表示部107の下段領域603には、現在深度(『28.0M』(=28.0メートル))が表示されている。
図8において、図6および図7と同様に、時針105が6時の位置に回動しており、『DIVE』を指し示していることから、現在潜水中であることがわかる。また、分針104の回動位置によって、潜水開始から約15分(あるいは75分、135分、・・・)が経過していることがわかる。
ここで、デジタル表示部107の下段領域603に表示されている現在深度(『28.0M』)は、潜水中の使用者にとっては重要な情報であるにもかかわらず、図6や図7に示した表示位置のままでは、その後、数分間にわたって分針104によって遮られることになるから、上段領域601に表示されていた上記アニメーション・ページ番号と、下段領域603に表示されていた現在深度とを入れ替えて表示する。上段領域601に表示されていた上記アニメーション・ページ番号は、現在深度と比較すると重要な情報ではないので、その後、数分間にわたってその表示が遮られても大きな問題にはならない。すなわち、1ページ目の情報には、現在深度>アニメーション・ページ番号>現在時刻の順に、優先順位が設定されている。
これによって、図8に示すように、上段領域601に現在深度(『28.0M』(=28.0メートル))が表示され、下段領域603に上記アニメーション・ページ番号が表示されることになる。また、デジタル表示部107の中段領域602には、現在時刻(『A10:15』(=午前10時15分))を示しているが、そのほぼ全体が分針104によって遮られていて、現在時刻は明確に認識することができなくなっている。しかしながら、潜水中の使用者にとって現在時刻はあまり重要ではないため、表示内容を変更せず、そのままである。
図9において、図6〜図8と同様に、時針105が6時の位置に回動しており、『DIVE』を指し示していることから、現在潜水中であることがわかる。また、分針104の回動位置によって、潜水開始から約23分(あるいは83分、143分、・・・)が経過していることがわかる。
ここで、現在深度(『36.5M』)は、図8と同様に上段領域601に表示されているため、潜水中の使用者にとってその値を認識しやすい。また、デジタル表示部107の中段領域602には、現在時刻(『A10:23』(=午前10時23分))が表示されているが、分針104の回動によって、遮られることなく、容易に認識することができる。また、デジタル表示部107の下段領域603に表示されている上記アニメーション・ページ番号はその一部のみが分針104によって遮られている。この状態で、現在深度を下段領域603に戻すと、いまだその一部が分針104によって遮られるので、この状態では、現在深度は下段領域603には戻さず、上段領域601に表示したままである。
図10において、図6〜図9と同様に、時針105が6時の位置に回動しており、『DIVE』を指し示していることから、現在潜水中であることがわかる。また、分針104の回動位置によって、潜水開始から約30分(あるいは90分、150分、・・・)が経過していることがわかる。
ここで、分針104は、回動して6時(30分)の位置を指し示しているため、デジタル表示部107を全く遮っていない。この時点で、上段領域601に表示されていた現在深度(『40.0M』)と下段領域603に表示されていた上記アニメーション・ページ番号とを再び入れ替えることで、図6に示した元の状態に戻している。したがって、表示内容において重要な「現在深度」については、分針104の回動位置がどこにあっても、分針104によってその表示内容が遮られることはなく、常に明確に視認することができる。このようにして、分針104の回動に基づいて、デジタル表示部107の表示形態を変更する。
また、図11は、潜水モードの2ページ目の内容を示している。図11において、時針105が6時の位置に回動しており、『DIVE』を指し示していることから、現在潜水中であることがわかる。また、分針104の回動位置によって、潜水開始から約6分(あるいは66分、126分、・・・)が経過していることがわかる。
デジタル表示部107の上段領域1101には、ページ番号を示す『2』と、水温に関する情報が表示されている。また、デジタル表示部107の中段領域1102には、潜水時間(『06’19”』(=6分19秒))が表示されている。また、デジタル表示部107の下段領域1103には、最大深度(『32.8M』(=32.8メートル))が表示されている。また、最大深度は、機能針106によっても示されている。
ページ切り替えは、たとえば、1ページ目が表示されている状態で、所定のボタンを押すと、2ページ目に切り替わる。2ページ目には、1ページ目の情報とは異なる情報である「別の情報」が含まれている。ページ切り替えがおこなわれたときに、各情報の表示位置を、分針の位置と優先順位に応じて決定する。1ページ目の場合と同様に、2ページ目の各情報にも、優先順位が設定されている。
図11に示した、2ページ目においても、1ページ目と同様に、分針104の回動(デジタル表示部107上の通過)にともなって、重要情報の回避表示処理をおこなう。具体的には、潜水モードの2ページ目については、優先順位の高い順に「最大深度」、「潜水時間」、「温度・ページ番号」であるから、1ページ目と同様に表示形態を変更する。
なお、上記優先順位はあからじめ定められているが、使用者が表示内容を変更することができるとともに、その優先順位も変更することができる。たとえば、下段領域1103の表示を「最大深度」に代えて「現在深度」としてもよい。また、優先順位の高い順に「最大深度」、「潜水時間」、「温度・ページ番号」であったものを、「最大深度」は機能針106によっても示されているし、「潜水時間」は分針104によって示されているので、あえてその順序を変更し、優先順位の高い順に「温度・ページ番号」、「最大深度」、「潜水時間」と変更してもよい。このように、使用者の用途に合わせて表示内容、回避表示制御の優先順位を変更することができる。
また、図12は、3ページ目の内容を示している。図12において、時針105が6時の位置に回動しており、『DIVE』を指し示していることから、現在潜水中であることがわかる。また、分針104の回動位置によって、潜水開始から約6分(あるいは66分、126分、・・・)が経過していることがわかる。
デジタル表示部107の上段領域1201には、3ページ目であることを示す『3』が表示されている。また、3ページ目は潜水ログに関する内容であるので、デジタル表示部107の上段領域1201には、さらに、潜水ログに関する内容を示す『LOG』が表示されている。また、デジタル表示部107の中段領域1202には、前回潜水をおこなった際の潜水時間(『50’53”』(=50分53秒))が表示されている。また、デジタル表示部107の下段領域1203には、前回潜水をおこなった際の最大深度(『40.7M』(=40.7メートル))が表示されている。
3ページ目についても、他のページと同様に、回避表示処理をおこなってもよく、また、単に潜水履歴であるので、あえて回避表示処理をおこなわなくてもよい。
(実施例2)
つぎに、実施例2について説明する。図13〜図16は、この発明の実施例2にかかる電子機器の表示制御の内容を示す説明図である。図13〜図16は、それぞれ、潜水モードにおける本体100の表示の内容を示している。図13において、実施例1との違いは、6時の位置の『DIVE』に『0』1310、『1』1311、『2』1312、『3』1313の目盛りが付いている点である。これらの目盛りは、潜水経過時間の『時間』情報である。すなわち、潜水中に分針104が0分から1回転して0分位置に戻るまでは、105が『0』〜『1』の間を表示する。同様に、分針104が2週目,3週目は、それぞれ、『1』〜『2』、『1』〜『2』を表示する。
時針105が6時の位置に回動しており、『DIVE』の『0』1310を指し示していることから、現在潜水中であるとともに、潜水時間が1時間(60分)未満であることがわかる。また、分針104の回動位置によって、潜水開始から約6分が経過していることがわかる。さらに、デジタル表示部107の中段領域1302に潜水時間が『06’19”』(=6分19秒)と表示されている。
また、デジタル表示部107の上段領域1301には、潜水モードのバージョン2を示す『2』と、水温に関する情報が表示されている。また、また、デジタル表示部107の下段領域1303には、最大深度(『32.8M』(=32.8メートル))が表示されている。また、最大深度は、機能針106によっても示されている。
図14において、時針105が、『1』1311を指し示していることから、潜水時間が1時間以上2時間未満であることがわかる。また、分針104の回動位置によって、潜水開始から約6分が経過していることがわかる。デジタル表示部107の中段領域1302に『66’19”』(=66分19秒)と表示されていることからも、潜水時間を知ることができる。
図15において、時針105が、『2』1312を指し示していることから、潜水時間が2時間以上3時間未満であることがわかる。また、分針104の回動位置によって、潜水開始から約6分が経過していることがわかる。デジタル表示部107の中段領域1302に『126’』(=126分)と表示されていることからも、潜水時間を知ることができる。
図16において、時針105が、『3』1313を指し示していることから、潜水時間が3時間以上4時間未満であることがわかる。また、分針104の回動位置によって、潜水開始から約6分が経過していることがわかる。デジタル表示部107の中段領域1302に『186’』(=186分)と表示されていることからも、潜水時間を知ることができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、回転または回動する指針(たとえば分針104)と、文字、記号などの情報を電気光学的に表示するデジタル表示部107と、を備え、指針(たとえば分針104)が回転または回動する位置に応じて、デジタル表示部107に表示されている情報の表示形態を変更して表示するため、指針(たとえば分針104)の回転または回動によって電気光学的に情報を表示する表示手段の一部が遮られる場合であっても、表示手段に表示される情報をより確実に認識することができるので、表示領域を有効活用しつつ、多種の情報を提供することができる。
上記実施の形態においては、デジタル表示部107に表示されている情報の表示形態の変更として、情報の表示位置を変更することについて説明したが、他の表示形態の変更を行ってもよい。他の表示形態の変更の例として、デジタル表示部107に表示する情報の大きさを変更して表示することができる。
図1において、デジタル表示部107の中段領域に表示されている日付に関する情報『10/28』のうち、『10』(月)が小さく、『28』(日)が大きく表示されている。分針104の位置が図1に示す位置の場合、『10』を『28』と同じ大きさで表示すると、『10』の左上が分針104によって遮られてしまうが、図1に示すように、『28』よりも小さく表示することで、分針104によって遮られなくなる。このように、分針104が文字を遮らない位置のときには文字を大きく表示し、分針104が文字に近づいたときに、文字の大きさを小さく表示して、文字が遮られる時間を短くするようにしてもよい。
なお、上記実施の形態においては、電子機器として、水深計付きの電子時計について説明したが、これに限定されるものではない。たとえば、指針で通常時刻を表示しているときに、分針や時針の位置に応じてデジタル表示部に表示する情報を入れ替えてもよい。また、この電子時計は、腕時計のほか、掛け時計、置き時計などすべての種類の時計が含まれる。さらに、本発明は、電子時計に限定されるものではなく、指針を設けることにより、電子機器を内蔵した、カメラ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ゲーム機器、携帯電話機、PDA(Personal デジタル Assistant)、ノート型パーソナルコンピュータなどの携帯可能な情報端末装置、さらには、家電や自動車を含む電子機器に適用してもよい。
以上のように、本発明にかかる電子機器および表示制御方法は、回転または回動する指針と、文字、記号などの情報を電気光学的に表示する表示手段と、を備えた時計やダイブコンピュータなどの電子機器に用いるのに適している。
本実施の形態にかかる電子機器の外観を示す説明図である。 本実施の形態にかかる電子機器の構成を示す説明図である。 モータ駆動回路、液晶駆動回路、圧力センサ、潜水時のアラーム駆動回路、LED駆動回路の駆動のタイミング(潜水時)を示す説明図である。 モータ駆動回路、液晶駆動回路、圧力センサ、潜水時のアラーム駆動回路、LED駆動回路の駆動のタイミング(潜水警告時)を示す説明図である。 本実施の形態にかかる電子機器の動作の内容を示すフローチャートである。 この発明の実施例1にかかる電子機器の表示制御の内容を示す説明図(その1)である。 この発明の実施例1にかかる電子機器の表示制御の内容を示す説明図(その2)である。 この発明の実施例1にかかる電子機器の表示制御の内容を示す説明図(その3)である。 この発明の実施例1にかかる電子機器の表示制御の内容を示す説明図(その4)である。 この発明の実施例1にかかる電子機器の表示制御の内容を示す説明図(その5)である。 この発明の実施例1にかかる電子機器の表示制御の内容を示す説明図(その6)である。 この発明の実施例1にかかる電子機器の表示制御の内容を示す説明図(その7)である。 この発明の実施例2にかかる電子機器の表示制御の内容を示す説明図(その1)である。 この発明の実施例2にかかる電子機器の表示制御の内容を示す説明図(その2)である。 この発明の実施例2にかかる電子機器の表示制御の内容を示す説明図(その3)である。 この発明の実施例2にかかる電子機器の表示制御の内容を示す説明図(その4)である。
符号の説明
100 (電子機器の)本体
102(102a、102b、102、102d) 操作ボタン
103 秒針
104 分針
105 時針
106 機能針
107 デジタル表示部
200 マイコンIC
201 RAM
202 ROM
203 モータ駆動回路
206 液晶駆動回路
207 ソーラセル
208 二次電池
209 充電制御回路
210 スイッチ部
212 圧力センサ
214 水感知センサ
215 水感知センサ部制御回路
216 アラーム(ブザー)
208 LED
601,1101,1201,1301 (デジタル表示部の)上段領域
602,1102,1202,1302 (デジタル表示部の)中段領域
603,1103,1203,1303 (デジタル表示部の)下段領域

Claims (25)

  1. 回転または回動する指針と、
    文字、記号などの情報を電気光学的に表示する表示手段と、
    を備えた電子機器において、
    前記表示手段を制御して、前記指針が回転または回動する位置に応じて、前記表示手段に表示されている情報の表示形態を変更して表示する表示制御手段を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 前記情報は、その少なくとも一部が、前記指針の回転または回動領域と重なる位置に表示される情報であって、
    前記表示制御手段は、前記指針が回転または回動する位置に応じて、前記表示手段の表示領域内における前記情報の表示位置を変更して表示することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記表示制御手段は、前記指針が回転または回動する位置に応じて、前記情報の表示位置を変更しなかった場合と比較して、前記指針が前記情報を遮る範囲が少なくなるように、前記表示手段の表示領域内における前記情報の表示位置を変更して表示することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記表示制御手段は、前記指針が前記情報を遮る範囲がゼロとなるように、前記表示手段の表示領域内における前記情報の表示位置を変更して表示することを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記表示制御手段は、前記指針が回転または回動する位置に応じて、前記情報の表示位置を変更しなかった場合と比較して、前記指針が前記情報を遮る時間が短くなるように、前記表示手段の表示領域内における前記情報の表示位置を変更して表示することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  6. 前記表示制御手段は、前記指針が前記情報を遮る時間がゼロとなるように、前記表示手段の表示領域内における前記情報の表示位置を変更して表示することを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記表示制御手段は、前記表示手段の所定の表示領域にそれぞれ表示された複数の情報を表示するとともに、前記複数の情報にそれぞれ設定された優先順位に基づいて、前記表示手段の表示領域内における、前記複数の情報のうちの少なくとも一つの情報の表示位置を変更して表示することを特徴とする請求項2〜6のいずれか一つに記載の電子機器。
  8. 前記表示制御手段は、前記表示手段の所定の表示領域にそれぞれ表示された複数の情報を表示するとともに、表示された前記複数の情報にそれぞれ設定された優先順位に基づいて、前記表示手段の表示領域内における、前記複数の情報のうちの少なくとも2つの情報の各表示位置を入れ替えて表示することを特徴とする請求項2〜6のいずれか一つに記載の電子機器。
  9. 前記表示制御手段は、前記情報を前記表示手段の表示領域の上下方向に少なくとも2段に表示することを特徴とする請求項2〜8のいずれか一つに記載の電子機器。
  10. 前記表示手段に表示されている情報を、前記情報とは同時に表示しない、一つまたは複数の情報(以下「別の情報」という)に切り替えて表示する切替スイッチを有し、
    前記別の情報は、前記指針の回転または回動領域と、少なくとも一部が重なる位置に表示される情報であって、
    前記表示制御手段は、前記指針が回転または回動する位置に応じて、前記表示手段の表示領域内における前記別の情報の表示位置を変更して表示することを特徴とする請求項2〜9のいずれか一つに記載の電子機器。
  11. 時刻計時処理をおこなう計時手段と、
    所定の計測をおこなう計測手段と、
    を備え、
    前記計時手段によって取得される情報よりも、前記計測手段によって取得される情報の優先順位を高くすることを特徴とする請求項6〜10のいずれか一つに記載の電子機器。
  12. 前記表示制御手段は、前記計測手段によって取得される情報を所定のタイミングで更新することを特徴とする請求項11に記載の電子機器。
  13. 前記指針は回転または回動周期の異なる指針を複数備え、
    前記指針のうちの、前記周期の長い指針に対して、前記表示手段の表示領域内における前記情報の表示位置を変更して表示することを特徴とする請求項2〜12のいずれか一つに記載の電子機器。
  14. 前記周期の長い指針は、時刻の分以上の回転または回動周期の指針であることを特徴とする請求項13に記載の電子機器。
  15. 時計としての機能を実現する文字板を備え、
    前記文字板を12時の位置から6時の位置を結ぶ2線で2分割した領域のうちの3時を含む領域側に前記表示手段を設けたことを特徴とする請求項1〜14のいずれか一つに記載の電子機器。
  16. 3時の位置を含む領域に前記表示手段を設けたことを特徴とする請求項15に記載の電子機器。
  17. 複数の物理量を測定する測定手段を備え、
    前記指針のうちのいずれか一つの指針によって、前記複数の物理量の測定値を切り替えて表示することを特徴とする請求項1〜16のいずれか一つに記載の電子機器。
  18. 前記指針のうちのいずれか一つの指針は、時計回りまたは反時計回りに回動することによって前記複数の物理量の測定値を表示するとともに、前記複数の物理量の測定値の大小を同一の回動方向とすることを特徴とする請求項17に記載の電子機器。
  19. 前記複数の物理量は、最大深度および電池電圧を含むことを特徴とする請求項17または18に記載の電子機器。
  20. 駆動パルスによって動作する複数の警報手段と、
    前記駆動パルスを、前記警報手段ごとに互いに重ならないタイミングで出力させる駆動パルス制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜19のいずれか一つに記載の電子機器。
  21. 前記警報手段は、発光装置および報音装置であることを特徴とする請求項20に記載の電子機器。
  22. 前記指針は、秒針と、前記秒針以外の指針とを含み、
    前記秒針および前記秒針以外の指針によって時刻を表示する時刻表示モードと、前記秒針を秒周期で駆動するとともに、前記秒針以外の指針によって、時刻以外の情報を表示する他のモードと、を切り替えるモード切替手段を備えたことを特徴とする請求項1〜21のいずれか一つに記載の電子機器。
  23. 前記秒針以外の指針の少なくともいずれかがモードの内容を表示することを特徴とする請求項22に記載の電子機器。
  24. 前記秒針以外の指針の少なくともいずれかが潜水情報を表示することを特徴とする請求項22または23に記載の電子機器。
  25. 回転または回動する指針と、文字、記号などの情報を電気光学的に表示する表示手段と、を備えた電子機器の表示制御方法であって、
    前記指針が回転または回動する位置に応じて、表示されている情報の表示形態を変更して表示することを特徴とする表示制御方法。

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