JP6586887B2 - 電子時計 - Google Patents
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Description
この態様によれば、第1の表示針がθ1だけ振れたとしても、回転板はθ1/Nだけ振れることになる。ここで、dθ>θ1/Nとなるので、仮に、第1の表示針がθ1だけ回転しても、第2の表示領域における表示単位の角度dθ未満となる。よって、第1の表示針が指示する第1の情報が変更された場合に、第2の情報の誤読を低減することができる。
図1は、本実施形態に係る電子時計の標高計測モードの表示部を示す平面図であり、図2は、図1に示す電子時計の6時側に設けられた円形の6時情報表示部4を拡大して示す平面図である。
上記情報表示針の駆動系について説明する。図4は、本実施形態に係る情報表示部6の構成を示す断面図であり、図5は駆動系の平面図である。
dθ>θ1/N…式1
なお、本実施形態においてdθは30°に設定されている。詳述すると、電池残量等を表示する第1の表示針41は、動力伝達機構Aを介して、ステップモーター51が40ステップで1周(360°回転)するように各歯車の減速比が設定されている。一方、第2の表示針42は、減速機構Bを介して第1の表示針41が1周する間に、1個の表示単位分である30°回転するように減速比が設定されている。ボタン14を1回押下すると第1の表示針41が1周(360°)し、第2の表示針42が一目盛(1表示単位)分だけ進んで表示される機能モードが切り替わる。
減速機構Bの減速比1/N、第1の表示針41が振れる最大範囲の角度θ1、第2の表示領域44における1個の表示単位の角度dθを式1のように定めたのは、以下の理由による。すなわち、第1の表示針41が振れる最大範囲はθ1である。減速機構Bの減速比は1/Nであるから、第1の表示針41が所定回転だけ回転すると、第2の表示針42が所定確度の1/Nだけ回転する。したがって、第1の表示針41がθ1だけ振れたとしても、第2の表示針42はθ1/Nだけ振れることになる。ここで、dθ>θ1/Nとなるので、仮に、第1の表示針41がθ1だけ回転しても、第2の表示領域44における表示単位の角度dθ未満となる。よって、第1の表示針41が指示する第1の情報が変更された場合に、第2の情報の誤読を低減することができる。
なお、式1の替わりに式2の関係を充足するように設定してもよい。
dθ/2>θ1/N…式2
第1の表示針41がθ1だけ回転すると、第2の表示針42はθ1/Nだけ回転するが、角度θ1/Nは、第2の表示領域44における表示単位の角度dθの半分未満となる。したがって、第1の表示針41の回転が第2の表示針42へ与える影響をより低減することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形を加えることができる。例えば、上述した第2の表示針42の替わりに、同心軸40を中心に回転する帯状の円弧形の回転板とすることができる。図7及び図8は、本実施形態の変形例に係る6時情報表示部4を示す平面図、及び断面図である。
ここで、第2の情報たるモードは、第1番目から第K番目の要素の一つを示すものである。この例では、Kは「5」であり、"TIME"、"ALT"、"COMP"、"BAR"、及び"OP"が各要素となる。
また、第2の情報は、開口部47から視認されることになるので、回転板48aに第1番目から第K番目の要素を2回並べてもユーザーが混乱することはない。
Claims (4)
- 第1の情報を指示する第1の表示針と、
駆動源からの駆動力を前記第1の表示針に伝える動力伝達機構と、
前記第1の表示針の回転軸と同軸の回転により第2の情報を指示する第2の表示針と、
前記第1の表示針の回転を減速して前記第2の表示針を回転させる減速機構と、
前記第1の表示針により前記第1の情報が指示される領域であって、前記同軸を中心とする中心角がθ1である第1の表示領域と、
前記第2の表示針により前記第2の情報が表示される領域であって、前記同軸における角度dθによって複数の表示単位に分割された第2の表示領域と、を備え、
前記減速機構の減速比を1/Nとしたときに、
dθ>θ1/N
の関係が満たされることを特徴とする電子時計。 - 電池残量を計測する残量計測部と、
表示モードを制御する表示モード制御部とを備え、
前記第1の表示針は、前記残量計測部が計測した前記電池残量を表示し、
前記第2の表示針は、前記表示モード制御部が制御する表示モードを表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。 - 第1の情報を指示する第1の表示針と、
駆動源からの駆動力を前記第1の表示針に伝える動力伝達機構と、
前記第1の表示針の回転軸と同軸で回転する回転板と、
前記第1の表示針の回転を減速して前記回転板を回転させる減速機構と、
前記第1の表示針により前記第1の情報が指示され、前記同軸を中心とする中心角がθ1である第1の表示領域を含む文字板とを備え、
前記文字板には開口部が形成され、
前記回転板には、当該回転板が回転すると前記開口部から視認可能な位置に前記第2の情報が表示され、前記同軸における角度dθによって複数の表示単位に分割された第2の表示領域と、を備え、
前記減速機構の減速比を1/Nとしたときに、
dθ>θ1/N
の関係が満たされることを特徴とする電子時計。 - 前記第2の情報は、第1番目から第K番目の要素の一つを示すものであり、
前記複数の表示単位の数は2K個であり、
前記第2の表示領域には、前記複数の表示前記回転板の回転方向の順に第1番目から第K番目の各要素が並び、当該K番目の要素に続いて第1番目から第K番目の各要素が並ぶ、
ことを特徴とする請求項3に記載の電子時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016000725A JP6586887B2 (ja) | 2016-01-05 | 2016-01-05 | 電子時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016000725A JP6586887B2 (ja) | 2016-01-05 | 2016-01-05 | 電子時計 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017122609A JP2017122609A (ja) | 2017-07-13 |
JP2017122609A5 JP2017122609A5 (ja) | 2018-11-29 |
JP6586887B2 true JP6586887B2 (ja) | 2019-10-09 |
Family
ID=59305729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016000725A Active JP6586887B2 (ja) | 2016-01-05 | 2016-01-05 | 電子時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6586887B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
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2016
- 2016-01-05 JP JP2016000725A patent/JP6586887B2/ja active Active
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JP2017122609A (ja) | 2017-07-13 |
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