JP2010121943A - 時計 - Google Patents
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Abstract
【課題】月次表示など、一年周期で表示が変化する一年周期表示部において、その時間経過を直感的に把握することができる時計を提供することにある。
【解決手段】時計1は、一年間で一周期となる表示を行う一年周期表示部50と、駆動源と、駆動源からの動力を一年周期表示部50に伝達する輪列とを備える。輪列は、1日に所定角度回転する日星車64と、日星車64の回転を減速して伝達する月次表示車55とを備える。一年周期表示部50は、前記月次表示車55によって駆動されて一年周期の情報を表示する一年周期指示針51を備える。月次表示車55は、1日に所定角度回転する日星車64の回転が減速して伝達されるため、一年周期指示針51も1日経過するごとに所定角度移動する。このため、日々の時間経過に連動して変化する表示を行うことができ、利用者は時間経過を直感的に把握することができる。
【選択図】図5
【解決手段】時計1は、一年間で一周期となる表示を行う一年周期表示部50と、駆動源と、駆動源からの動力を一年周期表示部50に伝達する輪列とを備える。輪列は、1日に所定角度回転する日星車64と、日星車64の回転を減速して伝達する月次表示車55とを備える。一年周期表示部50は、前記月次表示車55によって駆動されて一年周期の情報を表示する一年周期指示針51を備える。月次表示車55は、1日に所定角度回転する日星車64の回転が減速して伝達されるため、一年周期指示針51も1日経過するごとに所定角度移動する。このため、日々の時間経過に連動して変化する表示を行うことができ、利用者は時間経過を直感的に把握することができる。
【選択図】図5
Description
本発明は、1〜12月や春夏秋冬などの一年周期の情報を表示する一年周期表示部を有する時計に関する。
時計において、1〜12月の月を表示する月次表示機構を備えたアナログ式の時計が知られている(例えば特許文献1参照)。
このような従来の時計においては、1〜12月の目盛を指針で指示して現在の月を表示している。この際、この指針は、一ヶ月間は同じ位置を指示して停止しており、月が切り替わる際に次の月を指示する位置まで移動していた。
このような従来の時計においては、1〜12月の目盛を指針で指示して現在の月を表示している。この際、この指針は、一ヶ月間は同じ位置を指示して停止しており、月が切り替わる際に次の月を指示する位置まで移動していた。
以上のような月次表示では、月初めでも月の終わりでも、指針は月が切り替わらない限り同じ位置を指示し続けている。このため、別途、日の表示を確認しなければならず、月次表示のみでは、現在、月初めなのか、月の終わりなのかが分からないという問題があった。このため、日々経過していく時間感覚とは異なり、停止した表示となり、一年周期の時間経過を直感的に把握しにくいという問題があった。
本発明の目的は、月次表示など、一年周期で表示が変化する一年周期表示部において、
その時間経過を直感的に把握することができる時計を提供することにある。
その時間経過を直感的に把握することができる時計を提供することにある。
本発明の時計は、一年間で一周期となる表示を行う一年周期表示部と、駆動源と、前記駆動源からの動力を前記一年周期表示部に伝達する輪列とを備え、前記輪列は、1日に所定角度回転する第1歯車と、前記第1歯車の回転を減速して伝達する第2歯車とを備え、前記一年周期表示部は、前記第2歯車によって駆動されて一年周期の情報を表示する一年周期表示部材を備えることを特徴とする。
ここで、一年周期表示部材とは、1〜12月までの各月を表示する月次表示用の部材や、春夏秋冬の四季を表示する四季表示用の部材、さらには一年間での昼夜の長さの変化を示す部材など、一年周期で変化する情報を指示する各種部材が利用できる。
また、これらの部材の具体的な構成としては、前記第2歯車で回転する指針や円板などが利用できる。また、指針の駆動方式としては、通常の時計の時分針のように一方向に回転するものや、指針を扇形に移動させるレトログラード等を利用することができる。
また、これらの部材の具体的な構成としては、前記第2歯車で回転する指針や円板などが利用できる。また、指針の駆動方式としては、通常の時計の時分針のように一方向に回転するものや、指針を扇形に移動させるレトログラード等を利用することができる。
本発明では、一年周期表示部材を回転する第2歯車は、1日に所定角度回転する第1歯車の回転が減速して伝達されるため、第2歯車は1日経過するごとに所定角度回転する。このため、第2歯車で駆動される一年周期表示部材も、1日経過するごとに所定角度移動するため、日々の時間経過に連動して変化する表示を行うことができ、利用者は時間経過を直感的に把握することができる。
本発明において、前記第1歯車によって駆動されて日の情報を指示する日表示部材を備えることが好ましい。
日表示部材としては、1〜31日までの日を表示するものであればよく、リング状の日車でもよいし、1〜31日の目盛を指針で指示して表示するものでもよい。
このような日表示部材を備えていれば、利用者は、一年周期表示部材によって各月や季節を把握できる上、日表示部材によって各月における日も容易に把握することができる。
日表示部材としては、1〜31日までの日を表示するものであればよく、リング状の日車でもよいし、1〜31日の目盛を指針で指示して表示するものでもよい。
このような日表示部材を備えていれば、利用者は、一年周期表示部材によって各月や季節を把握できる上、日表示部材によって各月における日も容易に把握することができる。
本発明では、前記一年周期表示部材および日表示部材は、各回転軸が同軸上に配置されていることが好ましい。
例えば、一年周期表示部材として、月を示す短針を用い、日表示部材として、日を示す長針を用い、通常の時針および分針と同様に、長短2つの指針で月および日を表示すればよい。
例えば、一年周期表示部材として、月を示す短針を用い、日表示部材として、日を示す長針を用い、通常の時針および分針と同様に、長短2つの指針で月および日を表示すればよい。
一年周期表示部材および日表示部材を同軸上に配置すれば、各部材の回転軸を別々の場所で駆動する場合に比べてスペース効率を向上することができる。
本発明において、前記輪列は、第1歯車の回転を第2歯車に伝達する中間歯車を備え、前記第1歯車は、前記日表示部材が取り付けられる回転軸を備え、前記第2歯車は、前記第1歯車の回転軸が挿通され、かつ一年周期表示部材が取り付けられる筒部を備えて前記第1歯車の回転軸で軸支され、前記第1歯車には、第1歯車のふらつきを抑止するジャンパが係合していることが好ましい。
本発明では、第2歯車を第1歯車の回転軸で軸支しているので、前記回転軸に中間パイプを配置し、その中間パイプに第2歯車を取り付ける場合に比べてスペース効率を向上することができる。
また、第1歯車にジャンパを係合しているので、第1歯車に取り付けられる日表示部材のがたつき、ふらつきを抑止することができる。さらに、第1歯車は中間歯車を介して第2歯車に連動しているので、第2歯車にジャンパを係合しなくても、第2歯車および第2歯車に取り付けられる一年周期表示部材のがたつき、ふらつきを抑止することができる。さらに、一年周期表示部材用のジャンパを別途設ける必要がないため、スペース効率を向上することができる。その上、第2歯車にジャンパを設けていないので、第2歯車がジャンパで押圧されて第1歯車の回転軸に圧接することもなく、摩擦による負荷も低減でき、使用エネルギー効率を向上できる。
また、第1歯車にジャンパを係合しているので、第1歯車に取り付けられる日表示部材のがたつき、ふらつきを抑止することができる。さらに、第1歯車は中間歯車を介して第2歯車に連動しているので、第2歯車にジャンパを係合しなくても、第2歯車および第2歯車に取り付けられる一年周期表示部材のがたつき、ふらつきを抑止することができる。さらに、一年周期表示部材用のジャンパを別途設ける必要がないため、スペース効率を向上することができる。その上、第2歯車にジャンパを設けていないので、第2歯車がジャンパで押圧されて第1歯車の回転軸に圧接することもなく、摩擦による負荷も低減でき、使用エネルギー効率を向上できる。
本発明において、前記第1歯車の回転軸には、中間歯車に噛み合うかなが設けられ、前記第2歯車は、前記かなの表面に接触して配置されていることが好ましい。
本発明では、第1歯車および第2歯車を上下に重ねて配置できるので、各歯車の配置スペースの高さ寸法を小さくでき、薄型化することができる。
本発明では、第1歯車および第2歯車を上下に重ねて配置できるので、各歯車の配置スペースの高さ寸法を小さくでき、薄型化することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、後述する第二実施形態において、以下に説明する第一実施形態での構成部材と同じ構成部材および同等な機能を有する構成部材には、同一符号を付し、説明を省略する。
なお、後述する第二実施形態において、以下に説明する第一実施形態での構成部材と同じ構成部材および同等な機能を有する構成部材には、同一符号を付し、説明を省略する。
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態の時計1の外観図である。
時計1は、駆動装置であるムーブメント2と、このムーブメント2を収容するケース3とを備えた腕時計(ウォッチ)である。時計1は、アナログクォーツ時計として構成され、ムーブメント2には、文字板4が取り付けられており、文字板4の略中央には、駆動源としてのステッピングモータで駆動される輪列に取り付けられた秒針11、分針12、時針13が配置されている。
なお、時計の種類は、駆動源としてステップモータを用いたアナログクォーツ時計に限らず、駆動源としてゼンマイを用いた機械式時計や、ゼンマイを駆動源とし、このゼンマイで駆動される発電機で調速する電子制御式機械時計でもよい。
図1は、本実施形態の時計1の外観図である。
時計1は、駆動装置であるムーブメント2と、このムーブメント2を収容するケース3とを備えた腕時計(ウォッチ)である。時計1は、アナログクォーツ時計として構成され、ムーブメント2には、文字板4が取り付けられており、文字板4の略中央には、駆動源としてのステッピングモータで駆動される輪列に取り付けられた秒針11、分針12、時針13が配置されている。
なお、時計の種類は、駆動源としてステップモータを用いたアナログクォーツ時計に限らず、駆動源としてゼンマイを用いた機械式時計や、ゼンマイを駆動源とし、このゼンマイで駆動される発電機で調速する電子制御式機械時計でもよい。
さらに、本実施形態の時計1は、文字板4の中心に対して6時方向には24時間周期表示部20および曜表示部30が設けられている。また、12時方向には月齢を表示する月齢表示部40が設けられている。さらに、3時方向には一年周期表示部50および日表示部60が設けられている。
24時間周期表示部20は、24時指示針21と、この24時指示針21で指示される目盛22とを備えている。目盛22は、1〜24時までの各時間を示す目盛が表示されている。
曜表示部30は、24時指示針21と同軸に設けられた曜指示針31と、この曜指示針31で指示される目盛32とを備えている。目盛には、月〜土までの曜日を示す文字が表示されている。
月齢表示部40は、月齢車41を備え、この月齢車41は59日で1回転するように構成されている。月齢車41には、月を示す絵が中心軸を挟んでほぼ対向する2箇所に記載されており、文字板4に形成された表示窓42から月齢車41の一部が表示され、前記月の絵の表示割合によって月齢を表示できるように構成されている。
一年周期表示部50は、一年周期指示針51と、この一年周期指示針51の裏側に配置された一年周期指示板52とを備えている。
一年周期指示板52には、昼の長さと夜の長さの変化を示す図案が記載されている。すなわち、一年周期指示板52において、夜を示す円形の領域52Aを、一年周期指示針51の回転中心からずらして配置し、領域52Aの外側に昼の領域52Bを設けている。このため、一年周期指示針51で指示される部分は、一年周期指示針51の回転に伴い、昼の部分の長さが変化する。これにより、一年において最も昼の時間が長い夏至から、最も短い冬至を経て、再度夏至に戻るまでの一年間の昼夜の時間の移り変わりを、一年周期指示針51で指示することができる。
一年周期指示板52には、昼の長さと夜の長さの変化を示す図案が記載されている。すなわち、一年周期指示板52において、夜を示す円形の領域52Aを、一年周期指示針51の回転中心からずらして配置し、領域52Aの外側に昼の領域52Bを設けている。このため、一年周期指示針51で指示される部分は、一年周期指示針51の回転に伴い、昼の部分の長さが変化する。これにより、一年において最も昼の時間が長い夏至から、最も短い冬至を経て、再度夏至に戻るまでの一年間の昼夜の時間の移り変わりを、一年周期指示針51で指示することができる。
日表示部60は、日指示針61と、一年周期指示板52の外側に設けられた日付目盛62とを備えている。日指示針61は、一年周期指示針51に比べて長さ寸法が長い長針とされている。また、日付目盛62は、日指示針61で1〜31日を指示することができるように設けられている。
後述するように、一年周期指示針51と、日指示針61とは、連動して駆動され、日指示針61が1回転すると、一年周期指示針51が360/12=30度回転するように設定されている。
後述するように、一年周期指示針51と、日指示針61とは、連動して駆動され、日指示針61が1回転すると、一年周期指示針51が360/12=30度回転するように設定されている。
次に、本実施形態のムーブメント2の構造について説明する。
図2は、ムーブメント2における24時間周期表示部20、曜表示部30、月齢表示部40、一年周期表示部50、日表示部60の構造を示す平面図である。なお、図2では、図1に示すリュウズ80が設けられるムーブメント2の3時位置を図面上側、9時位置を図面下側、12時位置を図面左側、6時位置を図面右側にして記載している。
図2は、ムーブメント2における24時間周期表示部20、曜表示部30、月齢表示部40、一年周期表示部50、日表示部60の構造を示す平面図である。なお、図2では、図1に示すリュウズ80が設けられるムーブメント2の3時位置を図面上側、9時位置を図面下側、12時位置を図面左側、6時位置を図面右側にして記載している。
ムーブメント2の平面中心位置には、図3にも示すように、筒車15が設けられている。この筒車15は、時針13が装着され、図示略の駆動源(ステップモータやゼンマイ)と、この駆動源からの動力を伝達する輪列とを介して回転されている。従って、筒車15は、通常の時計と同様に、12時間で1回転し、時針13を1日で2回転させて現在の時刻を指示する。
なお、筒車15の中心軸部分には、通常の時計と同様に、分針12が取り付けられる筒カナと、秒針11が取り付けられる四番車のカナ(秒カナ)とが配置されている。これらの筒カナや四番車も、通常の時計と同様に、駆動源からの輪列で駆動される。
なお、筒車15の中心軸部分には、通常の時計と同様に、分針12が取り付けられる筒カナと、秒針11が取り付けられる四番車のカナ(秒カナ)とが配置されている。これらの筒カナや四番車も、通常の時計と同様に、駆動源からの輪列で駆動される。
[月齢表示部]
月齢表示部40は、図2,3に示すように、前記月齢車41と、月齢回し車43と、月齢抑制ジャンパ44と、月齢修正レバー45とを備えている。
月齢車41は、カレンダースペーサ46に回転自在に軸支されている。また、文字板4に形成された月齢表示窓42を介して月齢車41の表面の略半分が文字板4側から視認できるようにされている。
月齢表示部40は、図2,3に示すように、前記月齢車41と、月齢回し車43と、月齢抑制ジャンパ44と、月齢修正レバー45とを備えている。
月齢車41は、カレンダースペーサ46に回転自在に軸支されている。また、文字板4に形成された月齢表示窓42を介して月齢車41の表面の略半分が文字板4側から視認できるようにされている。
月齢回し車43は、カレンダー下座47に回転自在に軸支され、前記筒車15の筒歯車15Aに噛み合って配置されている。この際、月齢回し車43は、筒車15が2回転すると1回転する減速比に設定されている。従って、月齢回し車43は1日で1回転することになる。
この月齢回し車43のカナ部分には、バネ部43Bを介して月齢車送り爪43Aが設けられている。この月齢車送り爪43Aは、月齢車41の歯に係合している。ここで、月齢車41の歯数は59とされ、かつ、前記月齢車送り爪43Aによって1日に1歯分回転されるように設定されている。このため、月齢車41は、59日で1回転することになる。月齢車41には、前述したように、回転中心を挟んでほぼ対向する2箇所に月の絵が記載されている。このため、月齢表示窓42の表示は、月齢車41が半周回転するごとに、つまり29.5日周期毎に、月の絵が表示されていない新月表示から次の新月表示に変化する。
この月齢回し車43のカナ部分には、バネ部43Bを介して月齢車送り爪43Aが設けられている。この月齢車送り爪43Aは、月齢車41の歯に係合している。ここで、月齢車41の歯数は59とされ、かつ、前記月齢車送り爪43Aによって1日に1歯分回転されるように設定されている。このため、月齢車41は、59日で1回転することになる。月齢車41には、前述したように、回転中心を挟んでほぼ対向する2箇所に月の絵が記載されている。このため、月齢表示窓42の表示は、月齢車41が半周回転するごとに、つまり29.5日周期毎に、月の絵が表示されていない新月表示から次の新月表示に変化する。
月齢抑制ジャンパ44は、バネ部を介して、前記月齢車41の歯溝に係合している。従って、月齢車41が月齢回し車43の月齢車送り爪43Aや、後述する月齢修正レバー45で回転される場合、月齢抑制ジャンパ44により、月齢車41は1ピッチ毎に回転する。この月齢抑制ジャンパ44により、月齢車41のがたつきやふらつきが抑止されている。
月齢修正レバー45は、回転軸45Aを中心に回動可能に構成され、一端側には前記月齢車41の歯に係合可能な修正送り爪45Bが設けられている。この月齢修正レバー45の他端側は、ムーブメント2の外周から突出し、時計1のケース3外部から押し込み操作可能な操作部45Cとされている。この月齢修正レバー45は、一端側から連続して形成されたバネ部45Dにより、操作部45Cがムーブメント2の外周から突出する方向に常時付勢されている。
そして、利用者が、ケース3から操作部45Cを押し込むと、月齢修正レバー45の修正送り爪45Bが移動して月齢車41を1ピッチ分回転する。従って、必要な回数だけ操作部45Cを押すことで、月齢車41を必要な位置まで回転して月齢車41による月齢表示を手動修正できる。
そして、利用者が、ケース3から操作部45Cを押し込むと、月齢修正レバー45の修正送り爪45Bが移動して月齢車41を1ピッチ分回転する。従って、必要な回数だけ操作部45Cを押すことで、月齢車41を必要な位置まで回転して月齢車41による月齢表示を手動修正できる。
[曜表示部]
曜表示部30は、前記曜指示針31、目盛32の他に、図2,4にも示すように、曜回し車33と、曜星車34と、曜抑制ジャンパ35とを備えている。
曜表示部30は、前記曜指示針31、目盛32の他に、図2,4にも示すように、曜回し車33と、曜星車34と、曜抑制ジャンパ35とを備えている。
曜回し車33は、月齢回し車43と同様に、前記カレンダー下座47に回転自在に軸支され、前記筒車15の筒歯車15Aに噛み合って配置されている。この際、曜回し車33は、筒車15が2回転すると1回転する減速比に設定され、月齢回し車43と同じく1日で1回転する。
この曜回し車33には、バネ部33Cを介して曜星車送り爪33A,33Bが設けられている。曜星車送り爪33A,33Bは、円周方向に離れて形成され、一方の爪33Aで曜星車34の1つの歯を送ると、続いて他方の爪33Bで曜星車34の次の歯を送るように設定されている。従って、曜回し車33が1日に1回転すると、各爪33A,33Bが曜星車34の歯に係合するタイミングで2歯分回転する。例えば、午後11時〜午前1時の間に前記爪33A,33Bで曜星車34が回転する。
そして、曜星車34の歯数は14とされているので、曜星車34は1日毎に間欠的に回転し、1週間(7日)で1回転する。
この曜回し車33には、バネ部33Cを介して曜星車送り爪33A,33Bが設けられている。曜星車送り爪33A,33Bは、円周方向に離れて形成され、一方の爪33Aで曜星車34の1つの歯を送ると、続いて他方の爪33Bで曜星車34の次の歯を送るように設定されている。従って、曜回し車33が1日に1回転すると、各爪33A,33Bが曜星車34の歯に係合するタイミングで2歯分回転する。例えば、午後11時〜午前1時の間に前記爪33A,33Bで曜星車34が回転する。
そして、曜星車34の歯数は14とされているので、曜星車34は1日毎に間欠的に回転し、1週間(7日)で1回転する。
曜星車34の軸には、曜指示針31が取り付けられている。このため、曜指示針31は1週間で1回転する。従って、目盛32は、360/7度の間隔で設けられ、前記曜指示針31が目盛32を指示することで、現在の曜日を指示することができる。
曜抑制ジャンパ35は、前記曜星車34の歯溝に係合している。これにより、曜星車34のがたつきやふらつきが抑止されている。
曜抑制ジャンパ35は、前記曜星車34の歯溝に係合している。これにより、曜星車34のがたつきやふらつきが抑止されている。
[24時間周期表示部]
24時間周期表示部20は、前記24時指示針21、目盛22の他に、図2,4にも示すように、24時中間車23と、24時表示車24とを備えている。
24時中間車23は、カレンダー押さえ25と、カレンダースペーサ46とで回転自在に軸支され、筒車15の外周に一体に取り付けられた日回し中間歯車16に噛み合っている。また、24時表示車24は前記24時中間車23に噛み合っている。
24時表示車24は、筒状の中心軸部に前記曜星車34の回転軸が挿通され、この筒状の中心軸部に前記24時指示針21が取り付けられている。また、24時表示車24の中心軸部は、カレンダースペーサ46の孔に挿通されてガイドされている。
ここで、24時表示車24の歯数は、日回し中間歯車16の2倍であるため、筒車15および日回し中間歯車16が1日に2回転すると、24時表示車24および24時指示針21は、連動して1日に1回転する。
なお、曜指示針31は、曜星車送り爪33A,33Bによって1日毎に間欠的に回転するが、24時表示車24および24時指示針21は、筒車15および中間歯車16の回転に伴い、連続的に回転する。
24時間周期表示部20は、前記24時指示針21、目盛22の他に、図2,4にも示すように、24時中間車23と、24時表示車24とを備えている。
24時中間車23は、カレンダー押さえ25と、カレンダースペーサ46とで回転自在に軸支され、筒車15の外周に一体に取り付けられた日回し中間歯車16に噛み合っている。また、24時表示車24は前記24時中間車23に噛み合っている。
24時表示車24は、筒状の中心軸部に前記曜星車34の回転軸が挿通され、この筒状の中心軸部に前記24時指示針21が取り付けられている。また、24時表示車24の中心軸部は、カレンダースペーサ46の孔に挿通されてガイドされている。
ここで、24時表示車24の歯数は、日回し中間歯車16の2倍であるため、筒車15および日回し中間歯車16が1日に2回転すると、24時表示車24および24時指示針21は、連動して1日に1回転する。
なお、曜指示針31は、曜星車送り爪33A,33Bによって1日毎に間欠的に回転するが、24時表示車24および24時指示針21は、筒車15および中間歯車16の回転に伴い、連続的に回転する。
[日表示部]
日表示部60は、日指示針61、日付目盛62の他に、図2,5,6に示すように、一日回し車63、日星車64、日星かな65、日星抑制ジャンパ66を備えている。なお、図6は、図2において、日表示部60および一年周期表示部50の要部のみを記載した図である。
日表示部60は、日指示針61、日付目盛62の他に、図2,5,6に示すように、一日回し車63、日星車64、日星かな65、日星抑制ジャンパ66を備えている。なお、図6は、図2において、日表示部60および一年周期表示部50の要部のみを記載した図である。
一日回し車63は、カレンダー下座47に回転自在に軸支され、日回し中間歯車16に噛み合っており、筒車15および日回し中間歯車16が1日に2回転すると、1回転するように設定されている。
一日回し車63には、バネ部63Cを介して日星車送り爪63Aが設けられている。そして、一日回し車63が1日で1回転すると、前記日星車送り爪63Aが日星車64に係合し、日星車64は1歯分回転する。
一日回し車63には、バネ部63Cを介して日星車送り爪63Aが設けられている。そして、一日回し車63が1日で1回転すると、前記日星車送り爪63Aが日星車64に係合し、日星車64は1歯分回転する。
日星車64の歯数は31とされている。従って、日星車64は、31日経過すると1回転することになる。日星車64の軸には、前記日指示針61が取り付けられており、日指示針61も1日毎に1目盛分だけ間欠的に回転し、1〜31日の目盛を指示する。従って、本発明の第1歯車は日星車64によって構成され、日表示部材は日指示針61を備えて構成されている。そして、日指示針61によって、現在の日付(年月日)のうちの「日」を指示することができる。
日星かな65は、日星車64の軸に固定されており、日星車64と一体に回転する。
日星抑制ジャンパ66は、前記日星車64の歯溝に係合している。これにより、日星車64のがたつきやふらつきが抑止されている。
日星かな65は、日星車64の軸に固定されており、日星車64と一体に回転する。
日星抑制ジャンパ66は、前記日星車64の歯溝に係合している。これにより、日星車64のがたつきやふらつきが抑止されている。
[一年周期表示部]
一年周期表示部50は、一年周期指示針51、一年周期指示板52の他に、図2,5,6に示すように、月次中間歯車53、月次中間かな54、月次表示車55を備えている。
月次中間歯車53は、カレンダー下座47に回転自在に軸支され、日星かな65に噛み合っている。ここで、日星かな65の歯数は30、月次中間歯車53の歯数は45であるため、日星かな65が12回転すると、月次中間歯車53は8回転するように設定されている。
月次中間かな54は、月次中間歯車53の軸に取り付けられて、月次中間歯車53と一体に回転する。
一年周期表示部50は、一年周期指示針51、一年周期指示板52の他に、図2,5,6に示すように、月次中間歯車53、月次中間かな54、月次表示車55を備えている。
月次中間歯車53は、カレンダー下座47に回転自在に軸支され、日星かな65に噛み合っている。ここで、日星かな65の歯数は30、月次中間歯車53の歯数は45であるため、日星かな65が12回転すると、月次中間歯車53は8回転するように設定されている。
月次中間かな54は、月次中間歯車53の軸に取り付けられて、月次中間歯車53と一体に回転する。
月次表示車55は、筒状の中心軸が前記日星車64の軸に挿通され、この軸によって回転自在に軸支されている。そして、月次表示車55は、前記月次中間かな54に噛み合っている。ここで、月次中間かな54の歯数は10、月次表示車55の歯数は80であるため、月次中間かな54が8回転すると、月次表示車55は1回転する。月次中間かな54および月次中間歯車53は、日星車64および日星かな65が12回転すると、つまり12ヶ月が経過すると、8回転するため、月次表示車55は一年で1回転する。
そして、この日星車64から日星かな65、月次中間歯車53、月次中間かな54、月次表示車55までは減速輪列として連動しているため、日星車64が1日に1歯分回転すると、月次表示車55も対応する角度分、回転する。具体的には、月次表示車55は、日指示針61および日星車64が1日分回転する毎に、360/(12×31)=約0.97度回転し、月次表示車55の軸に取り付けられた一年周期指示針51も同じ角度だけ移動する。
従って、本発明の第2歯車は月次表示車55によって構成され、一年周期表示部材は一年周期指示針51を備えて構成されている。
そして、この日星車64から日星かな65、月次中間歯車53、月次中間かな54、月次表示車55までは減速輪列として連動しているため、日星車64が1日に1歯分回転すると、月次表示車55も対応する角度分、回転する。具体的には、月次表示車55は、日指示針61および日星車64が1日分回転する毎に、360/(12×31)=約0.97度回転し、月次表示車55の軸に取り付けられた一年周期指示針51も同じ角度だけ移動する。
従って、本発明の第2歯車は月次表示車55によって構成され、一年周期表示部材は一年周期指示針51を備えて構成されている。
一年周期指示板52には、前述のとおり、一年の間の昼と夜の時間の変化を示す図が表示されているため、利用者は、一年周期指示針51の指示により、現在、昼の時間が長い季節か、夜の時間が長い季節かなどを把握することができる。
[指針修正機構]
次に、本実施形態の時計1における各指針の修正機構について説明する。
本実施形態では、分針12、時針13は、リュウズ80を2段目に引き出し、回転させることで修正するように構成されている。このような時分針の修正機構は公知の技術であるため、説明を省略する。
また、24時指示針21は、時針13が取り付けられた筒車15に連動するため、時針13の修正に連動して修正される。
次に、本実施形態の時計1における各指針の修正機構について説明する。
本実施形態では、分針12、時針13は、リュウズ80を2段目に引き出し、回転させることで修正するように構成されている。このような時分針の修正機構は公知の技術であるため、説明を省略する。
また、24時指示針21は、時針13が取り付けられた筒車15に連動するため、時針13の修正に連動して修正される。
一方、曜指示針31、月齢車41、一年周期指示針51、日指示針61は、前記モータ駆動による時分針の修正と連動させて修正すると、非常に時間が掛かり、モータを駆動する電源(電池)の消費エネルギーも大きくなるため、別途手動で修正できる機構を設けている。
[月齢車の修正]
月齢車41は、前述したように、月齢修正レバー45を操作することで、手動で修正できる。この際、本実施形態では、月齢車送り爪43Aは、午前0時頃に月齢車41に係合するように設定されており、それ以外の時間は月齢車41に係合していない。この月齢車送り爪43Aが月齢車41に係合していない状態では、月齢車41には月齢抑制ジャンパ44のみが係合しているため、月齢抑制ジャンパ44を変位させて月齢車41を回転できる力を月齢修正レバー45に与えることで月齢車41を容易に回転できる。
月齢車41は、前述したように、月齢修正レバー45を操作することで、手動で修正できる。この際、本実施形態では、月齢車送り爪43Aは、午前0時頃に月齢車41に係合するように設定されており、それ以外の時間は月齢車41に係合していない。この月齢車送り爪43Aが月齢車41に係合していない状態では、月齢車41には月齢抑制ジャンパ44のみが係合しているため、月齢抑制ジャンパ44を変位させて月齢車41を回転できる力を月齢修正レバー45に与えることで月齢車41を容易に回転できる。
[日指示針および一年周期指示針の修正]
日指示針61および一年周期指示針51の修正は、図2,7〜9に示すように、巻真81、オシドリ82、カンヌキ83、切換レバー84、ツヅミ車85、小鉄車86、第一カレンダー修正伝え車87、第二カレンダー修正伝え車88、第三カレンダー修正伝え車89、日修正伝え車90を用いて行う。なお、図8は、図2において、指針の修正機構の要部を抜き出して記載したものであり、図9はさらに修正機構の要部を抜き出して記載したものである。
日指示針61および一年周期指示針51の修正は、図2,7〜9に示すように、巻真81、オシドリ82、カンヌキ83、切換レバー84、ツヅミ車85、小鉄車86、第一カレンダー修正伝え車87、第二カレンダー修正伝え車88、第三カレンダー修正伝え車89、日修正伝え車90を用いて行う。なお、図8は、図2において、指針の修正機構の要部を抜き出して記載したものであり、図9はさらに修正機構の要部を抜き出して記載したものである。
日指示針61および一年周期指示針51を修正するには、リュウズ80を1段目に引き出して巻真81を軸方向に移動し、オシドリ82、カンヌキ83、切換レバー84を移動して、ツヅミ車85を小鉄車86側に移動して噛み合わせる。
小鉄車86は、第一カレンダー修正伝え車87と一体で回転し、前記切換レバー84に軸支されている。
第一カレンダー修正伝え車87は、第二カレンダー修正伝え車88を介して第三カレンダー修正伝え車89に噛み合う。第三カレンダー修正伝え車89は、第二カレンダー修正伝え車88の回転方向により、カレンダー下座47に設けられた溝上を揺動する構造となっている。この際、リュウズを反時計回りに回転させると第三カレンダー修正伝え車は日修正伝え車90と噛み合う位置に移動する。日修正伝え車90は、日星車64にも噛み合っているため、ツヅミ車85、小鉄車86、第一カレンダー修正伝え車87、第二カレンダー修正伝え車88、第三カレンダー修正伝え車89、日修正伝え車90を介して日星車64が回転する。そして、日星車64に連動して月次表示車55も回転するため、リュウズを1段引き出して、反時計回りに回転させることで、日指示針61および一年周期指示針51を修正できる。
小鉄車86は、第一カレンダー修正伝え車87と一体で回転し、前記切換レバー84に軸支されている。
第一カレンダー修正伝え車87は、第二カレンダー修正伝え車88を介して第三カレンダー修正伝え車89に噛み合う。第三カレンダー修正伝え車89は、第二カレンダー修正伝え車88の回転方向により、カレンダー下座47に設けられた溝上を揺動する構造となっている。この際、リュウズを反時計回りに回転させると第三カレンダー修正伝え車は日修正伝え車90と噛み合う位置に移動する。日修正伝え車90は、日星車64にも噛み合っているため、ツヅミ車85、小鉄車86、第一カレンダー修正伝え車87、第二カレンダー修正伝え車88、第三カレンダー修正伝え車89、日修正伝え車90を介して日星車64が回転する。そして、日星車64に連動して月次表示車55も回転するため、リュウズを1段引き出して、反時計回りに回転させることで、日指示針61および一年周期指示針51を修正できる。
この際、日星車64を回転する日星車送り爪63Aは、午前0時頃に日星車64に係合するように設定されており、それ以外の時間は日星車64に係合していない。この状態では、日星車64には日星抑制ジャンパ66のみが係合しているため、日星抑制ジャンパ66を変位させて日星車64を回転できる力を巻真81に与えることで日星車64および月次表示車55を修正できる。
[曜指示針の修正]
曜指示針31の修正は、日指示針の修正と同様にリュウズ80を1段目に引き出して巻真81を軸方向に移動して行う。この際、オシドリ82、カンヌキ83、切換レバー84も同時に移動する。リュウズ80を1段目に引き出した状態で、時計回りに回転させると第三カレンダー修正伝え車89は、図9に2点鎖線で示す位置に移動する。
この状態では、第三カレンダー修正伝え車89は、第一曜修正伝え車91に噛み合う。第一曜修正伝え車91は、第二曜修正伝え車92を介して曜星車34に噛み合っている。このため、巻真81を時計回りに回転すると、ツヅミ車85、小鉄車86、第一カレンダー修正伝え車87、第二カレンダー修正伝え車88、第三カレンダー修正伝え車89、第一曜修正伝え車91、第二曜修正伝え車92を介して曜星車34が回転する。曜星車34の回転に伴い、曜指示針31の指示位置を修正できる。
曜指示針31の修正は、日指示針の修正と同様にリュウズ80を1段目に引き出して巻真81を軸方向に移動して行う。この際、オシドリ82、カンヌキ83、切換レバー84も同時に移動する。リュウズ80を1段目に引き出した状態で、時計回りに回転させると第三カレンダー修正伝え車89は、図9に2点鎖線で示す位置に移動する。
この状態では、第三カレンダー修正伝え車89は、第一曜修正伝え車91に噛み合う。第一曜修正伝え車91は、第二曜修正伝え車92を介して曜星車34に噛み合っている。このため、巻真81を時計回りに回転すると、ツヅミ車85、小鉄車86、第一カレンダー修正伝え車87、第二カレンダー修正伝え車88、第三カレンダー修正伝え車89、第一曜修正伝え車91、第二曜修正伝え車92を介して曜星車34が回転する。曜星車34の回転に伴い、曜指示針31の指示位置を修正できる。
この際、曜星車34を回転する曜星車送り爪33A,33Bは、午前0時頃に曜星車34に係合するため、それ以外の時間は曜星車34に係合していない。この状態では、曜星車34には曜抑制ジャンパ35のみが係合しているため、曜抑制ジャンパ35を変位させて曜星車34を回転できる力を巻真81に与えることで曜星車34を修正できる。
[時計の動作]
次に、本実施形態の時計1の24時間周期表示部20、曜表示部30、月齢表示部40、一年周期表示部50、日表示部60の動作について説明する。
時計1では、駆動源であるステップモータの駆動により、一般的な時計と同様に、秒針11、分針12、時針13が回転駆動する。このため、時針13が取り付けられた筒車15は、12時間で1回転するスピードで回転する。
筒車15の回転は、日回し中間歯車16、24時中間車23を介して24時表示車24に伝達され、24時表示車24に取り付けられた24時指示針21は1日に1回転するスピードで連続的に運針する。このため、利用者は、24時指示針21の指示を目盛22で確認することで、現在の時刻を24時間表示で確認することができる。
次に、本実施形態の時計1の24時間周期表示部20、曜表示部30、月齢表示部40、一年周期表示部50、日表示部60の動作について説明する。
時計1では、駆動源であるステップモータの駆動により、一般的な時計と同様に、秒針11、分針12、時針13が回転駆動する。このため、時針13が取り付けられた筒車15は、12時間で1回転するスピードで回転する。
筒車15の回転は、日回し中間歯車16、24時中間車23を介して24時表示車24に伝達され、24時表示車24に取り付けられた24時指示針21は1日に1回転するスピードで連続的に運針する。このため、利用者は、24時指示針21の指示を目盛22で確認することで、現在の時刻を24時間表示で確認することができる。
また、筒車15の回転に連動し、曜回し車33、月齢回し車43、一日回し車63は1日に1回転するスピードで回転する。
これらの各車33,43,63に設けられた曜星車送り爪33A,33B、月齢車送り爪43A、日星車送り爪63Aは、午前0時頃に曜星車34、月齢車41、日星車64に係合するように設定されている。
従って、曜星車34は、曜回し車33の曜星車送り爪33A,33Bにより、午前0時頃に360/14度分回転する。このため、曜指示針31は、1日に1回、次の曜日を示す目盛32の位置まで移動する。
これらの各車33,43,63に設けられた曜星車送り爪33A,33B、月齢車送り爪43A、日星車送り爪63Aは、午前0時頃に曜星車34、月齢車41、日星車64に係合するように設定されている。
従って、曜星車34は、曜回し車33の曜星車送り爪33A,33Bにより、午前0時頃に360/14度分回転する。このため、曜指示針31は、1日に1回、次の曜日を示す目盛32の位置まで移動する。
また、月齢車41は、月齢回し車43の月齢車送り爪43Aにより、午前0時頃に360/59=約6.1度分回転する。このため、月齢車41は、1日に1回、前記角度だけ回転し、文字板4の表示窓42からの表示内容も変化し、利用者はこの表示によって現在の月齢を把握することができる。
日星車64は、一日回し車63の日星車送り爪63Aにより、午前0時頃に360/31=約11.6度分回転する。このため、日指示針61は、1日に1回、次の日付を示す日付目盛62の位置まで移動する。
また、日星車64の回転は、日星かな65、月次中間歯車53、月次中間かな54を介して月次表示車55に伝達する。このため、月次表示車55に取り付けられた一年周期指示針51は、1日に1回、360/372(=31×12)=約0.97度の角度分、回転する。従って、一年周期指示針51は、日指示針61の運針に連動し、1日ごとにステップ運針して一年で一回転する。このため、利用者は、一年周期指示針51の指示を、一年周期指示板52に記載された図柄と対比して確認することで、例えば、これから昼の時間が長くなる初夏の季節である等、一年間の時間経過における現在の時期を把握することができる。
また、日星車64の回転は、日星かな65、月次中間歯車53、月次中間かな54を介して月次表示車55に伝達する。このため、月次表示車55に取り付けられた一年周期指示針51は、1日に1回、360/372(=31×12)=約0.97度の角度分、回転する。従って、一年周期指示針51は、日指示針61の運針に連動し、1日ごとにステップ運針して一年で一回転する。このため、利用者は、一年周期指示針51の指示を、一年周期指示板52に記載された図柄と対比して確認することで、例えば、これから昼の時間が長くなる初夏の季節である等、一年間の時間経過における現在の時期を把握することができる。
[日指示針の修正]
本実施形態では、日指示針61は、31日経過すると1回転する。このため、一ヶ月が31日ある大の月(1,3,5,7,8,10,12月)から次の月に切り替わる場合には、日指示針61の指示を修正する必要はない。一方、一ヶ月が31日未満である小の月から次の月に切り替わる場合には、自動的に1日に切り替わるようになっていないため、前述したようにリュウズ80を1段目に引き出して日指示針61の指示を修正すればよい。
本実施形態では、日指示針61は、31日経過すると1回転する。このため、一ヶ月が31日ある大の月(1,3,5,7,8,10,12月)から次の月に切り替わる場合には、日指示針61の指示を修正する必要はない。一方、一ヶ月が31日未満である小の月から次の月に切り替わる場合には、自動的に1日に切り替わるようになっていないため、前述したようにリュウズ80を1段目に引き出して日指示針61の指示を修正すればよい。
[第1実施形態の作用効果]
(1)月次表示車55は、1日に所定角度回転する日星車64の回転が減速して伝達されるため、月次表示車55は1日経過するごとに所定角度回転される。このため、月次表示車55で駆動される一年周期指示針51も、1日経過するごとに所定角度移動するため、従来の月表示のように、指針が1ヶ月間固定した位置に停止することがない。このため、一年周期指示針51は、連続送り指示を行うことができ、利用者は、現在の季節などを日々経過する時間感覚で把握できる。従って、本実施形態の時計1によれば、一年周期指示針51および一年周期指示板52によって、現在の季節などを利用者が直感的に把握しやすい表示を行うことができる。
(1)月次表示車55は、1日に所定角度回転する日星車64の回転が減速して伝達されるため、月次表示車55は1日経過するごとに所定角度回転される。このため、月次表示車55で駆動される一年周期指示針51も、1日経過するごとに所定角度移動するため、従来の月表示のように、指針が1ヶ月間固定した位置に停止することがない。このため、一年周期指示針51は、連続送り指示を行うことができ、利用者は、現在の季節などを日々経過する時間感覚で把握できる。従って、本実施形態の時計1によれば、一年周期指示針51および一年周期指示板52によって、現在の季節などを利用者が直感的に把握しやすい表示を行うことができる。
(2)一年周期指示針51および日指示針61は、同軸上に設けられているので、各々を別々の位置に配置する場合に比べて、時計1における各指示針51,61を配置するために必要なスペースを小さくでき、スペース効率を向上できる。このため、時計1では、文字板4の3時位置に、一年周期指示針51および日指示針61を配置する他に、12時位置に、月齢車41を配置し、6時位置に、24時指示針21および曜指示針31を配置することができ、様々なカレンダー情報を表示できる多針時計を構成することができる。
(3)同軸上に配置される一年周期指示針51および日指示針61は、一年周期指示針51を短針、日指示針61を長針とし、日指示針61が1回転すると、一年周期指示針51が360/12=30度回転する。このため、通常の時分針と同様の動作となるため、利用者も一年周期の情報と、日の情報とを違和感なく把握できる。
(4)月次表示車55は、日星車64に対して、日星かな65、月次中間歯車53、月次中間かな54を備えた減速輪列を介して連動しているため、日星車64のみに日星抑制ジャンパ66を係合させておけば、月次表示車55にジャンパを係合させなくても一年周期指示針51のふらつき、がたつきを抑制できる。このため、月次表示車55用のジャンパを配置する必要が無く、時計1におけるスペース効率を向上できる。
(5)一年周期指示針51が取り付けられる月次表示車55は、その中心軸部分に前記日星車64の軸が挿通され、日星車64の軸で支持されている。そして、本実施形態では、日星車64にジャンパが係合されていることで、日星車64の軸の外側に支持された月次表示車55にはジャンパを係合させる必要がない。このため、月次表示車55にジャンパを押し当てた場合と異なり、月次表示車55から内側の日星車64の軸への圧力伝播を無くすことができる。従って、月次表示車55および日星車64の軸間の摩擦負荷を低減できて使用エネルギー効率を向上でき、摩擦負荷の増大による異常停止を抑止できる。
(6)また、月次表示車55から日星車64の軸に圧力が加わらないため、日星車64の軸および月次表示車55に中間パイプを介在させる必要が無く、日星車64の軸で月次表示車55を直接軸支することができる。このため、中間パイプを設ける必要が無く、スペース効率をより一層向上することができる。
(7)日星車64に同軸で固定された日星かな65上に接するように月次表示車55を配置しているので、日星車64、日星かな65、月次表示車55の部分の厚さ寸法を小さくできる。このため、ムーブメント2を薄型化できて省スペース化を図ることができる。
(8)時針13や24時指示針21に比べて周期が長い、曜指示針31、月齢車41、一年周期指示針51、日指示針61を手動で修正できる機構を組み込んでいるため、これらをステップモータの駆動で修正する必要がない。従って、これらの修正を手動操作で迅速に行うことができ、修正による電力消費も低減できて省エネルギー化も実現できる。
(9)また、巻真81の移動及びその回転方向を変えることで、第三カレンダー修正伝え車89の噛み合いを、日修正伝え車90および第一曜修正伝え車91のいずれか一方に切り替えることができる。このため、巻真81の引き出し位置は同一個所としたまま、回転方向を変えることで、一年周期指示針51および日指示針61の修正と、曜指示針31の修正とを切り替えて実行できる。従って、それぞれの修正を別々の機構で行う場合に比べて、修正用の部品を少なくでき、スペース効率を向上できる。
(10)本実施形態では、24時指示針21、曜指示針31、月齢車41、一年周期指示針51、日指示針61は、すべて筒車15の回転に連動しているため、時分針の駆動源を利用して他の指針も駆動することができる。従って、時計1における駆動源は1つでよく、各指針用に別々の駆動源を設ける場合に比べて、スペース効率を向上できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態の時計1Bは、図10に示すように、一年周期表示部50として、1〜12月を示す目盛102が扇形の円弧部分に形成され、前記扇形の中心部分を回転軸として前記目盛部分を移動する月指示針101が設けられている。この月指示針101は、目盛102の1月を指示する始点位置から日指示針61の回転に連動して、1日毎に所定角度移動し、12月の次の目盛(終点である1月の目盛)に達すると、始点の1月の目盛まで戻り、再度1〜12月の移動を行う、いわゆるレトログラードと呼ばれる機構で運針する。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態の時計1Bは、図10に示すように、一年周期表示部50として、1〜12月を示す目盛102が扇形の円弧部分に形成され、前記扇形の中心部分を回転軸として前記目盛部分を移動する月指示針101が設けられている。この月指示針101は、目盛102の1月を指示する始点位置から日指示針61の回転に連動して、1日毎に所定角度移動し、12月の次の目盛(終点である1月の目盛)に達すると、始点の1月の目盛まで戻り、再度1〜12月の移動を行う、いわゆるレトログラードと呼ばれる機構で運針する。
また、時計1Bは、第1実施形態の24時指示針21を無くし、24時表示車24Aの一部が文字板4から視認できるように開口を設けている。そして、1日に1回転する24時表示車24Aの表面を二等分し、一方の領域に昼を示す太陽などを表示し、他方の領域に夜を示す星などを表示している。
その他の構成は前記第1実施形態と同じであるため、説明を省略する。
その他の構成は前記第1実施形態と同じであるため、説明を省略する。
このような時計1Bにおいても、時針13つまり筒車15の回転に連動し、各指針や表示車が駆動する。
また、24時表示車24Aは1日に1回転するため、利用者は、文字板4の開口から表示される絵柄を見ることで、朝、昼、夕方、夜などの現在の大まかな時間帯を容易に把握することができる。
さらに、月指示針101は、レトログラード針とされて扇形に移動するため、時計1Bのデザイン性を向上でき、利用者の様々な嗜好に答えることができる。その上、通常の月指示針は、月が切り替わるまで同じ位置に停止しているが、本実施形態の月指示針101は、1日経過する毎に僅かに移動するため、各目盛位置に対する月指示針101の指示位置を見れば、現在は、月の上旬、中旬、下旬のいずれであるかなども直感的に把握することができる。
また、24時表示車24Aは1日に1回転するため、利用者は、文字板4の開口から表示される絵柄を見ることで、朝、昼、夕方、夜などの現在の大まかな時間帯を容易に把握することができる。
さらに、月指示針101は、レトログラード針とされて扇形に移動するため、時計1Bのデザイン性を向上でき、利用者の様々な嗜好に答えることができる。その上、通常の月指示針は、月が切り替わるまで同じ位置に停止しているが、本実施形態の月指示針101は、1日経過する毎に僅かに移動するため、各目盛位置に対する月指示針101の指示位置を見れば、現在は、月の上旬、中旬、下旬のいずれであるかなども直感的に把握することができる。
なお、本発明は前記各実施形態に限定されない。
例えば、一年周期表示部として、前記第1実施形態では、昼と夜の時間の変化を図示した一年周期指示板52上で一年周期指示針51を回転させる構成を採用していたが、図11に示すように、一年周期指示板52に四季を示す文字や図形・絵を表示し、それらを一年周期指示針51で指示する構成を採用してもよい。また、一年周期指示板52に二十四節季の表示(例えば、立春、春分、立夏、夏至、立秋、秋分、立冬、冬至等)を組み込んで、一年周期表示部による指示をより細分化できるようにしてもよい。
例えば、一年周期表示部として、前記第1実施形態では、昼と夜の時間の変化を図示した一年周期指示板52上で一年周期指示針51を回転させる構成を採用していたが、図11に示すように、一年周期指示板52に四季を示す文字や図形・絵を表示し、それらを一年周期指示針51で指示する構成を採用してもよい。また、一年周期指示板52に二十四節季の表示(例えば、立春、春分、立夏、夏至、立秋、秋分、立冬、冬至等)を組み込んで、一年周期表示部による指示をより細分化できるようにしてもよい。
さらに、前記第1実施形態では、一年周期指示針51を回転して現在の時期(季節)を指示していたが、図12に示すように、一年周期指示針51の代わりに、円板状の一年周期指示板52を回転させ、その上に、一部が切り欠かれた一年周期表示板51Bを固定してもよい。すなわち、一年周期指示板52を一年で1回転することで、一年周期表示板51Bの切欠から表示される一年周期指示板52の絵が変化し、これにより現在の時期(季節)を把握することができる。
また、前記実施形態では、時分秒の各指針から、24時指示針21、曜指示針31、月齢車41、一年周期指示針51、日指示針61の駆動まで、1つの駆動源で行っていたが、複数の駆動源を設けて駆動してもよい。
さらに、本発明の時計は、腕時計に限らず、懐中時計、置き時計、掛け時計などにも適用できる。
さらに、本発明の時計は、腕時計に限らず、懐中時計、置き時計、掛け時計などにも適用できる。
1,1B…時計、2…ムーブメント、4…文字板、13…時針、15…筒車、16…中間歯車、20…24時間周期表示部、21…24時指示針、22…目盛、23…24時中間車、24,24A…24時表示車、30…曜表示部、31…曜指示針、32…目盛、33…曜回し車、33A,33B…曜星車送り爪、34…曜星車、35…曜抑制ジャンパ、40…月齢表示部、41…月齢車、42…表示窓、43…月齢回し車、43A…月齢車送り爪、44…月齢抑制ジャンパ、45…月齢修正レバー、50…一年周期表示部、51…一年周期指示針、52…一年周期指示板、53…月次中間歯車、55…月次表示車、60…日表示部、61…日指示針、62…日付目盛、63…一日回し車、63A…日星車送り爪、64…日星車、66…日星抑制ジャンパ、80…リュウズ、81…巻真、101…月指示針、102…目盛。
Claims (5)
- 一年間で一周期となる表示を行う一年周期表示部と、
駆動源と、
前記駆動源からの動力を前記一年周期表示部に伝達する輪列とを備え、
前記輪列は、1日に所定角度回転する第1歯車と、前記第1歯車の回転を減速して伝達する第2歯車とを備え、
前記一年周期表示部は、前記第2歯車によって駆動されて一年周期の情報を表示する一年周期表示部材を備えることを特徴とする時計。 - 請求項1に記載の時計において、
前記第1歯車によって駆動されて日の情報を指示する日表示部材を備えることを特徴とする時計。 - 請求項2に記載の時計において、
前記一年周期表示部材および日表示部材は、各回転軸が同軸上に配置されていることを特徴とする時計。 - 請求項3に記載の時計において、
前記輪列は、第1歯車の回転を第2歯車に伝達する中間歯車を備え、
前記第1歯車は、前記日表示部材が取り付けられる回転軸を備え、
前記第2歯車は、前記第1歯車の回転軸が挿通され、かつ一年周期表示部材が取り付けられる筒部を備えて前記第1歯車の回転軸で軸支され、
前記第1歯車には、第1歯車のふらつきを抑止するジャンパが係合している
ことを特徴とする時計。 - 請求項4に記載の時計において、
前記第1歯車の回転軸には、中間歯車に噛み合うかなが設けられ、
前記第2歯車は、前記かなの表面に接触して配置されていることを特徴とする時計。
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