JP2021135078A - 指針表示装置及び指針動作制御方法 - Google Patents

指針表示装置及び指針動作制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】指針の表示状態をより判別しすくすることのできる指針表示装置及び指針動作制御方法を提供する。【解決手段】指針表示装置は、所定の動作範囲で動作する指針と、指針の動作を制御する制御部と、を備える。制御部は、指針により所定の表示内容に係る表示を行わせる第1表示モードでは、所定の指示範囲から指針を一時的に退避させる退避動作における指針の退避状態を、第1表示モード以外での指針の退避状態と異ならせる。【選択図】図6

Description

この発明は、指針表示装置及び指針動作制御方法に関する。
指針の指示位置に応じて定量的な表示を行ったり、状態や状況などを示したりする指針表示装置がある。指針表示装置には、表示する数値の範囲が大きい場合などに同一表示面内に複数の指針による指示を組み合わせて表示を行うものもある。更に、指針表示装置は、表示面内の一部で回転する小指針を有していたり、表示面内の一部にデジタル表示を行う表示画面などを有していたりする場合もある。
このように表示面内で複数の表示が同時に行われる場合、上の指針の位置によっては、下方の表示が隠されて表示内容を視認しづらい場合がある。これに対し、下方の表示範囲を避けた位置に上方の指針を一時的に対比させて下方の表示を視認可能とする技術がある(特許文献1)。
特開平6−273545号公報
しかしながら、複数の情報を切り替えて表示可能な指針表示装置において、表示する内容の特徴を考慮せずに一律に指針をその下方の表示位置から退避させる動作を行っても、指針を退避させているのか、あるいは正常又は異常な表示状態なのかの区別がつきづらくなるという課題がある。
この発明の目的は、指針の表示状態をより判別しやすくすることのできる指針表示装置及び指針動作制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、
所定の動作範囲で動作する指針と、
前記指針の動作を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記指針により所定の表示内容に係る表示を行わせる第1表示モードでは、所定の指示範囲から前記指針を一時的に退避させる退避動作における前記指針の退避状態を、前記第1表示モード以外での前記指針の退避状態と異ならせる
ことを特徴とする指針表示装置である。
本発明に従うと、指針表示装置において、指針の表示状態をより判別しやすくすることができるという効果がある。
本実施形態の指針表示装置である電子時計の正面図である。 電子時計の機能構成を示すブロック図である。 ダイビング時の計測時間の表示例を示す図である。 指針の退避例について説明する図である。 ダイビング時間計測機能の実行中における退避の例を示す図である。 電子時計で実行される指針退避制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の指針表示装置である電子時計1の正面図である。
電子時計1は、筐体5と、筐体5の中央に位置する表示画面6と、筐体5の側面に位置する押しボタンスイッチB1、B2及びりゅうずC1などを備える。
筐体5は、上下が開放された円筒形状を有する。筐体5の底部は、図示略の底蓋で封止されており、上面には、表示板7及び当該表示板7の上面を覆う光透過性(通常は透明)の風防ガラス(図示略)が位置している。底蓋と表示板7との間には、図示略の制御基板、指針を動作させる駆動機構やバッテリなどが位置している。
表示板7は、時刻を示す標識(時字)及び目盛が周縁部に所定の間隔で並んでいる。また、表示板7は、時字で示される3時方向に小窓71を有し、7時半方向に小窓72を有し、10時半方向に小窓73を有する。
表示板7と風防ガラスとの間には、表示板7の略中央を回転軸として回転動作する(所定の表示範囲で動作する)時針11(第1の指針)、分針12(第2の指針)及び秒針13(第3の指針)、(まとめて複数の指針)と、小窓71の略中央を回転軸とした機能指針14と、小窓72の略中央を回転軸とした小時針15及び小分針16と、小窓73の略中央を回転軸とした24時間針17などが並んでいる。以降では、時針11、分針12、秒針13、機能指針14、小時針15、小分針16及び24時間針17のうち一部又は全部をまとめて指針11〜17などとして記す場合がある。
時針11、分針12及び秒針13は、通常では、現在地の現在時刻(ベースタイムともいう)の表示(時刻表示モード、第2表示モードの一例)を行う。現在時刻の表示では、これらの時針11、分針12及び秒針13は、それぞれ、時、分及び秒(異なる単位量の表示)を表示する。また、ストップウォッチ動作、すなわち、経過時間の計測時には、同様に、経過時間の、時、分、秒を表示してもよいし、分、秒及び1秒未満を表示してもよい。特には限られないが、電子時計1では、指針11〜13のうち秒針13が最も細く、時針11が最も太い。
小窓71の周縁には、曜日をそれぞれ示す7個の標識と、機能モードを示す標識(ここでは4個)とが並んでいる。現在時刻表示では、機能指針14が曜日標識のいずれかを指示することで、現在の曜日が示される。機能モードを示す標識としては、ここでは、例えば、「ALM」、「STW」、「TID」、「DIV」などがあり、それぞれ、所定の時刻におけるアラーム報知動作、経過時間を計数するストップウォッチ動作、潮汐状態の表示動作、及びダイビング中の経過時間を計測するダイビング時間計測動作などを表す。これらの機能動作のいずれかが実行されている場合には、機能指針14は、実行中の機能動作を示す標識を指示する。
小窓72の周縁には、時刻の表示に対応する標識が並んでいる。小時針15及び小分針16は、例えば、指針11〜13が現在時刻を表示している場合には、世界時計機能に係る表示を行い、他の機能動作の実行中には、現在時刻の時分表示を行う。世界時計機能は、予め設定されたタイムゾーン(各タイムゾーンに対応する都市などの設定であってもよい)における現在時刻(地方時)を表示する機能である。タイムゾーン又は都市の設定は、例えば、表示画面6の周縁部に都市又は時差の標識を設け、所定の指針、例えば、秒針13により指示させることによって設定可能である。
小窓73は、周縁に24時間を示す標識が並んでおり、24時間針17が現在時刻の24時間表示を行う。また、24時間針17は、ストップウォッチ動作やダイビング時間計測動作において、時針11よりも長い時間を表示してもよい。
押しボタンスイッチB1、B2及びりゅうずC1は、操作受付部47(図2参照)が備える外部からの入力操作を受け付ける構成である。押しボタンスイッチB1、B2は、押下操作に応じて電気信号を出力する。りゅうずC1は、引き出し、押し戻し及び回転操作が可能であり、操作種別に応じた電気信号を出力する。りゅうずC1は、初期位置から引き出された状態でのみ回転操作が可能となる構造であってもよい。
図2は、電子時計1の機能構成を示すブロック図である。
電子時計1は、上記の時針11、分針12、秒針13、機能指針14、小時針15、小分針16及び24時間針17に加えて、CPU41(Central Processing Unit)(制御部)と、メモリ42と、発振回路44と、分周回路45と、計時回路46(計時部)と、操作受付部47と、報知動作部48と、駆動回路49と、ステッピングモータ51〜55、57と、輪列機構31〜35、37などを備える。
CPU41は、各種演算処理を行い、電子時計1の全体動作を統括制御するプロセッサである。CPU41は、通常の時刻表示状態では、指針11〜13により計時回路46が計数する日時に応じた時刻を表示させ、また、機能指針14により曜日の表示を行わせる。また、CPU41は、ストップウォッチ機能、アラーム報知機能、潮汐表示機能及びダイビング時間計測機能などの実行される各種機能に応じた制御を行うプログラムを呼び出して実行する。
メモリ42は、各種データを記憶する。メモリ42は、例えば、不揮発性のメモリと、揮発性のRAM(Random Access Memory)などを有する。不揮発性メモリは、特には限られないが、フラッシュメモリであり、電子時計1の動作制御に係るプログラムや設定データを格納する。また、設定データには、又はプログラムには、後述の指針退避動作における退避先位置の情報、及びダイビング時間計測動作で計測されたダイビング時間及び最大深度に対して定められる水面休息時間のデータなどが含まれていてよい。RAMは、CPU41に作業用のメモリ空間を提供し、一時データや更新可能な設定データを記憶する。また、読み書き更新可能なデータとして、アラーム報知動作の実行有無及び実行の時刻を一又は複数記憶する予定表データなどが含まれ得る。
これらCPU41及びメモリ42の一部又は全部は、単一のICチップ(制御基板、マイコン)上などに形成、配置可能である。
発振回路44は、所定の周波数信号を生成して分周回路45に出力する。発振回路44には、例えば、水晶発振子などが用いられる。
分周回路45は、発振回路44から入力された所定の周波数信号を分周してCPU41などが動作に用いる周波数信号(クロック信号)に変換して出力する。この変換先の周波数は、CPU41からの制御命令などに応じて変更可能とされてもよい。
計時回路46は、分周回路45から入力されたクロック信号に基づいて現在の日時(少なくとも時刻)を計数保持する。この計時回路46が保持する日時は、電子時計1独自のフォーマットで数値を計数するものであってもよいし、あるいは、UTC日時などの基準となる日時を年月日時分秒の形で保持しているものであってもよい。また、計時回路46の日時計数動作は、実質的にCPU41が行うものであってもよい。
操作受付部47は、押しボタンスイッチB1、B2の押下状態やりゅうずC1の引き出し操作、回転操作及び押し戻し操作を各々検知し、電気信号に変換してCPU41に出力する。
報知動作部48は、CPU41からの制御信号に応じてユーザに所定の報知動作を行う。報知動作部48は、例えば、ビープ音を発生するビープ音出力部や、振動を発生する振動発生部などを有する。ビープ音出力部や振動発生部には、それぞれ、圧電素子やおもり付きモータなど周知の構成が用いられ得る。
駆動回路49は、CPU41から入力された制御信号に応じてステッピングモータ51〜55、57をそれぞれ駆動して、ロータをステータに対して所定角度回転するステップ動作を行わせるための駆動電圧パルスを、適切なタイミング及びパルス幅で出力する。駆動電圧パルスの幅は、CPU41からの制御信号により適宜調節されることが可能となっている。駆動回路49は、複数のステッピングモータ51〜55、57の駆動タイミングを互いに適宜制御してもよい。
ステッピングモータ51は、歯車の組合せである輪列機構31を介して時針11を回転動作させる。ステッピングモータ51の1回のステップ動作により、例えば、1度回転する。これにより、BT表示では2分の経過が示される。
ステッピングモータ52は、輪列機構32を介して分針12を回転動作させる。ステッピングモータ52の1回のステップ動作により、例えば、1度回転する。これにより、BT表示では10秒の経過が示される。
ステッピングモータ51、52は、特には限られないが、ここでは、正転方向(時計回り)と逆転方向(反時計回り)に等速で早送り可能であってもよい。
ステッピングモータ53は、輪列機構33を介して秒針13を回転動作させる。ステッピングモータ53の1回のステップ動作により、例えば、6度回転する。これにより、BT表示では1秒の経過が示される。
ステッピングモータ54は、輪列機構34を介して機能指針14を回転動作させる。ステッピングモータ54の1回のステップ動作により、例えば、1度回転する。
ステッピングモータ55は、輪列機構35を介して小時針15及び小分針16を連動して回転動作させる。ステッピングモータ55の1回のステップ動作により、例えば、小分針16が1度回転し、小時針15が1/12度回転する。これにより、小分針16が360度回転する間に小時針15が30度回転して、1時間の経過を表示することができる。
ステッピングモータ57は、輪列機構37を介して24時間針17を回転動作させる。ステッピングモータ57の1回のステップ動作により、例えば、24時間針17が1度回転する。すなわち、BT表示では、4分に1回ステップ動作がなされることで、24時間針17が24時間で1周することになる。
電子時計1は、その他、水深(水圧)、方位(磁北)や重力方向を計測するセンサを有する計測部、及び表示画面6を照明する照明部などを備えていてもよい。
次に、ダイビング時間計測機能(第1表示モード)について説明する。
図3は、ダイビング時の計測時間の表示例を示す図である。
ダイビング時は、一般的に、通常のストップウォッチ機能の実行時における表示の視認時と比較して視認条件が低下すること、計数時間が極端に長くならない(1−2時間以下)こと、及び秒未満の精度が要求されないことなどの特徴がある。これらの特徴に対応して、電子時計1では、分針12及び秒針13により経過した分秒を表示させるとともに、時針11を分針12と同期させて、時針11及び分針12に同一位置を指示させることで、ダイビングの継続時間の表示(所定の表示内容に係る表示)を行う。これにより、視認条件が低い場合でも、時針11及び分針12が共通に指示する方向により経過した分(経過時間)をユーザが短時間でミスなくより確実に視認することができる。このとき、24時間針17は、1周で2時間を示すことで、1時間以上のダイビングにも対応する。
図3に示した例では、機能指針14が標識「DIV」を指示してダイビング時間計測機能の実行中であることが示されている。現在の計測時間が5分43秒である場合、時針11及び分針12は、いずれも5分40秒の方向を指示しており、また、秒針は、43秒を指示する。また、24時間針17は、0時から6時までの間に位置しており、1時間が経過していないことが理解できる。小時針15及び小分針16は、小窓72において現在位置の現在時刻の表示に切り替わっている。
なお、ダイビング時間計測機能では、ダイビング(潜水)時間の計測だけでなく、押しボタンスイッチB1、B2の操作などに応じてダイビング間やダイビング後の水面休息時間の計測に切り替えて行うこともできてよい。
次に、指針11〜13の退避動作について説明する。
表示板7上の小窓71〜73における指針14〜17の表示は、指針11〜13の下方で行われるので、指針11〜13の指針位置によっては指示内容が視認しづらい場合がある。電子時計1では、指針14〜17、特に、指針15、16の指示内容をユーザが視認したい場合に、操作受付部47による所定の操作受付に応じて一時的(例えば、数秒〜10秒)に指針11〜13の一部又は全部を表示位置から退避させることができる。
図4は、指針の退避例について説明する図である。
図4(a)に示す現在時刻の表示の途中で分針12が小窓72と重なっており、小時針15及び小分針16による世界時計の表示が見づらくなっている。この場合に、時針11及び分針12を小窓71〜73上(所定の指示範囲)から一時的に退避させることができる。指針11、12が退避される必要のある退避範囲とその退避先の範囲又は位置は、予め定められていてよい。ここでは、27分の方向と57分の位置を退避先位置(特定の位置)として定めてよく、例えば、時針11及び分針12の合計又は最大の、移動時間又は移動ステップ数が小さい方に退避させてもよい。
図4(b)では、時針11及び分針12が57分の方向に退避され、小窓72、並びに小時針15及び小分針16が見やすくなっている。このとき、秒針13は、通常通り秒の表示動作を継続させておいてもよい。一般的に秒針13は細く、また、速やかに注目対象の小窓を通過するので、通常では、視野の妨げにはなりにくい。すなわち、この場合の退避動作は、複数の指針11〜13のうち一部の指針11、12でのみ行われてもよい。
図5は、ダイビング時間計測機能の実行中における退避の例を示す図である。
図5(a)に示すように、ダイビング時間計測機能の実行中でも時針11及び分針12が、小窓表示、ここでは小窓72における小時針15及び小分針16の表示上に位置する場合がある。
この場合、初めから時針11及び分針12の位置が一致しているので、これら時針11及び分針12を所定位置に退避状態なのか正常な計測状態なのかの区別がつかない。そこで、ダイビング時間計測機能の実行中における退避動作では、上記現在時刻の表示(第1表示モード以外)と退避状態を異ならせる。ここでは、時針11及び分針12だけではなく、秒針13も同一位置(特定の位置)に退避させる。
図5(b)に示すように、ここでは、時針11、分針12及び秒針13がいずれも27分位置に退避されている。これにより、ユーザは、ダイビング時間計測動作中の指針退避動作を行っていることが速やかに知得可能である。なお、退避先位置は、通常の時刻表示では生じ得ない向きに限られてもよい。また、指針11〜13を0時方向にそろえる帰零動作が他の意味を有する場合(例えば、バッテリの電力容量不足など)には、当該0時方向を退避方向から除外してよい。
図6は、本実施形態の電子時計1で実行される指針退避制御処理のCPU41による制御手順を示すフローチャートである。
この指針退避制御処理は、操作受付部47が所定の入力操作を受け付けるなどにより、各動作モードで指針の退避命令が取得された場合に開始される。
指針退避制御処理が開始されると、CPU41は、表示内容に応じて秒針13の退避有無を決定する(ステップS101)。CPU41は、退避対象の各指針の現在の指示位置を取得する(ステップS102)。
CPU41は、退避先位置を決定し、退避させる各指針の現在位置からの退避回転方向及びステップ数を決定する(ステップS103)。なお、退避先位置は、表示モードに応じて変更されてよい。例えば、小窓71では、曜日及び実行中の機能の表示が行われるが、実行中の機能を実際に使用中に確認する必要はあまりないので、現在日時の表示以外の場合に指針11〜13を小窓71から退避させなくてもよいように設定がなされてもよい。CPU41は、駆動回路49に制御信号を出力し、上記決定に応じた退避回転方向及びステップ数早送り移動させる退避動作を実行させる(ステップS104)。
CPU41は、退避動作の終了後、所定時間待機する(ステップS105)。なお、退避動作の終了は、所定時間の待機のほか、操作受付部47が所定の入力操作を受け付けることでなされてもよい。CPU41は、退避終了後に各指針が予定される復帰位置を取得する(ステップS106)。CPU41は、現在の退避先位置から復帰予定位置への各指針の回転方向及び移動ステップ数を決定する(ステップS107)。ステップS106、S107の処理は、ステップS105の処理で所定時間が経過する前になされてもよい。所定の入力操作が受け付けられて、復帰タイミングがずれることにより、復帰位置も変化する場合には、CPU41は、ステップS106、S107の処理をやり直してもよい。
CPU41は、駆動回路49に制御信号を出力し、退避させていた各指針を復帰位置に早送り移動させる(ステップS108)。そして、CPU41は、指針退避制御処理を終了する。
以上のように、本実施形態の電子時計1は、時針11、分針12及び秒針13などの指針と、これらの指針11〜13の動作を制御するCPU41と、を備える。CPU41は、指針11〜13により所定の表示内容、例えば、ダイビングの継続時間の表示を行わせるダイビング時間計測機能の実行時には、小窓71〜73と重複する所定の指示範囲から指針11、12を一時的に退避させる退避動作における指針11〜13の退避状態を、ダイビング時間計測機能以外での指針11〜13の退避状態とは異ならせる。
すなわち、指針動作のしかたに応じて退避状態を適切に異ならせることで、ユーザに対し、指針が退避されたのか、正常な表示を行っているのか、あるいは異常な表示状態であるのか、といった表示状態をより判別しやすくすることができる。
また、電子時計1は、複数の指針11〜13を備え、退避状態には、複数の指針11〜13のうち一部、例えば、指針11、12のみを退避させる場合が含まれる。すなわち、秒針13などの一部の指針が下方の表示を確認する妨げにならない場合には、必要以上に指針を動作させて時間や電力消費を増大させる必要がない。また、一部の指針での表示を続けた方が正常に退避動作がなされていることがユーザにとって知得しやすい場合もあるので、一律に全ての指針11〜13を退避させないことで、表示状態をより適切に判別しやすくすることができる。
また、CPU41は、ダイビング時間計測機能の実行時には、指針11〜13を特定の位置に各々退避させる。通常ではあまり他の表示を妨げない秒針13も特定位置に退避させることで、時針11及び分針12を同期して動作させるダイビング時間計測機能時における通常の表示状態と退避状態とをより明確に区別することができる。また、水中でより明確に他の表示を視認させることができる。
また、指針11〜13のそれぞれに係る特定の位置は同一である。すなわち、3本の指針11〜13を同一位置に退避させることで、指針11〜13が特殊な動作をしている状況であることをユーザに容易に知得しやすくすることができる。特に、もともと時針11及び分針12が重複していた表示から退避状態へと正常に移行したことをユーザに容易に知得させることができる。
また、複数の指針11〜13は、時針11、分針12及び秒針13を含み、ダイビング時間計測機能の実行時には、時針11及び分針12により同一位置を同期して指示させる。
すなわち、ダイビング時間計測機能では、時針11と分針12を同期させて同一位置を指示させる特殊な表示動作を行わせるので、これらの指針11〜13により隠される表示を露出させるための退避動作において、通常時とは異なる退避動作を設定する。これにより、指針11〜13の動作が異常ではなく、正常に退避動作であることを明確に示しやすい。特に、水中のように、視野が限られる一方で必要以上に表示画面の確認に時間を要したくない状況では、正常に指針11〜13の退避が行われていることを速やかにユーザが知得することができる。
また、CPU41は、ダイビング時間計測機能では、時針11及び分針12が共通に指示する方向により経過時間を表示する。これにより、あまり長時間の計測が想定されず、時針11による1時間単位の表示があまり重要ではない場合に、分単位の計測時間をより見やすく表示させることができる。
また、CPU41は、ダイビング時間計測機能と異なる第2表示モード、例えば、通常の現在時刻の表示動作では、時針11及び分針12によりそれぞれ異なる単位量の表示を行わせる。すなわち、この場合には、時針11と分針12の退避位置への移動だけでも退避状態の表示が理解しやすい。これに対し、ダイビング時間計測機能では、秒針13の退避動作を追加するなどで退避状態の表示を異ならせることで、通常の表示状態に応じた適切な退避状態として、ユーザに分かりやすくすることができる。
また、CPU41は、第2表示モードでは、秒針13を退避させずに表示動作を継続させてよい。
このように、1本の指針13を動作させ続けることで、通常では、指針動作が異常なのではなく、意図して時針11及び分針12を退避先位置に一時的に移動させているということをユーザに知得させることができる。特に、秒針13は細いので、退避させなくても他の表示の視認の妨害になりにくい。また、退避動作は、通常では、既に指針11〜13による表示内容を知得している状態で他の表示を視認するために行うことが多いので、時針11及び分針12の動作を一時中止しても問題がないが、秒は、退避動作中にも経過するので、最低限必要な情報をユーザに提供し続けることができる。
また、退避対象とされる所定の指示範囲は、指針11〜13以外による表示動作が行われる範囲、ここでは、小窓71〜73の範囲であり、表示モードに応じて変更されてよい。退避先位置が画一的かつ少ない位置に限られると、退避状態であることを示しやすい一方で、状況に応じて退避動作に必要な時間が長くなる。したがって、必要以上に退避動作量を大きくしないことで、退避時間を無駄に長くせず、ユーザが必要な情報を一時的に見やすくした後に、速やかに通常の表示に戻すことができる。
また、電子機器100は、現在時刻を計数する計時回路46を備える。CPU41は、通常実行される現在時刻の表示時には、計時回路46が計数する現在時刻を指針11〜13により表示させる。すなわち、電子機器100は、電子時計であってよい。多様な機能に係る表示を行う電子時計では、本来重要な現在時刻の表示が邪魔になることもあり得るので、時刻表示に係る指針11〜13を表示内容に応じてより適切に退避させることができるように制御することで、コンパクトな表示画面6内で効率よく多くの表示を行わせ、ユーザに対して表示内容を容易に視認させることができる。
また、本実施形態の指針動作制御方法は、指針11〜13により所定の表示内容、例えば、ダイビングの継続時間の表示を行わせるダイビング時間計測機能では、所定の指示範囲から指針11、12を一時的に退避させる退避動作における指針11〜13の退避状態を、ダイビング時間計測機能以外での指針11〜13の退避状態とは異ならせる退避設定ステップを含む。
これにより、実行中の機能に応じた指針11〜13の動作状態に対して、柔軟かつ明確に指針が退避されたことが分かる。したがって、指針の表示状態が正常であるのか異常であるのかをユーザがより容易に判別することができる。特に、水中で視野が限られる一方で、必要以上に表示画面の確認に時間を要したくない状況で、正常に指針11〜13の退避が行われていることを速やかにユーザが知得することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、ダイビング時間計測動作では、時針11と分針12とを重ねて同期して動作させる場合について説明したが、他の2本の指針、例えば、分針12と秒針13とを重ねて同期して動作させることとしてもよい。
また、上記実施の形態では、表示画面6が3つの小窓71〜73を有し、指針11〜13の動作によって隠される場合を想定して説明したが、小窓内の表示は、小さな表示画面によるデジタル表示などであってもよい。また、小窓の数は、3つに限られるものではない。4個以上であってもよいし、2個であってもよい。また小窓は、円形形状に限られない。例えば、小窓は、半円形や所定の角度範囲の円弧状であってもよいし、長方形などの矩形形状であってもよい。また、小窓の位置及びサイズも、退避が可能な範囲で特に限られるものではない。
また、上記実施の形態では、小窓71〜73の範囲から各指針を退避させるものとして説明したが、小窓71〜73の全てから退避させる場合に限られない。指針11〜13が小窓72のみから退避されればよいものであってもよい。
また、退避先位置は、予め定められた所定位置に限られなくてもよい。小窓71〜73から退避さえされれば退避可能な範囲内で適宜退避に要する時間の短い位置を退避先位置として設定してもよい。また、指針11〜13の退避先位置が同一位置でなくてもよい。指針11〜13の相対位置関係が、同一位置以外で予め定められたものになるように(例えば、固定順で所定の角度間隔に並ぶなど)退避先位置が定められてもよい。あるいは、指針11〜13がそれぞれ27分と57分の退避位置のうち近い方へ退避されるのであってもよい。
また、上記実施の形態では、ダイビング時間計測動作以外の動作としての通常の時刻表示では、秒針13を継続的に表示させることとして説明したが、他の表示動作、例えば、アラーム報知時刻の設定動作中は、秒針13によりアラーム報知動作のオンオフ設定を表示させて状態が維持されてもよい。すなわち、この場合には、秒針13の表示動作は継続されているが、定期的な移動は生じない。このような表示状態がある場合には、ダイビング時間計測動作中の退避動作における秒針13の停止状態と容易に区別がつきやすいように、秒針13の退避先位置が定められてもよい。また、秒針13の退避先位置と区別がつきやすい位置にアラーム報知動作のオンオフ設定表示位置が定められる。
また、ダイビング時間の計測に限らず、指針の本数よりも表示内容が一時的に少なくなる場合、例えば、2針で方位を表示させる場合などには、当該2針を同期して同一位置を表示させる表示動作モードに移行してもよい。
また、上記実施の形態では、退避状態において、指針は、所定の指示範囲外の特定の位置で一時停止されていたが、これに限らない。退避状態の間、指針を所定の指示範囲外で移動させ続けてもよい。例えば、指針を所定の指示範囲外の特定の範囲で所定回数又は所定時間往復させるなどの動作を行ってもよい。
また、上記実施の形態では、退避対象となる指針は、時針11、分針12、秒針13の3本であったが、これに限られない。退避対象となる指針を4本以上備えていてもよい。この場合、退避させ得る指針の数は、2本又は3本に限られず、4本以上であってもよい。
また、指針が2本以下であってもよい。指針が2本の場合は、退避状態において、所定の指示範囲外へ移動する指針の数を1本又は2本で切り替えることによって、指針の表示状態を分かりやすく示すことができる。
また、指針が1本の場合、退避状態において、例えば、動作モードに応じて指針に所定の指示範囲外で所定の動作を行わせるパターンと、指針に所定の指示範囲外の特定の位置を指示させるパターンとで異ならせることで、指針の表示状態を明確に表してもよい。例えば、退避動作前に指針が一定の位置を指示していた場合には、退避状態において、指針に上記所定の動作を行わせ、指針が定期的に移動していた場合には、退避状態において、指針に上記特定の位置を指示させてもよい。これにより、元の表示状態から退避状態に移行していることをユーザが判別しやすくすることができる。
また、上記実施の形態では、電子時計1を例に挙げて説明したが、その他の多針表示を行う表示装置であってもよい。すなわち、表示対象は、時刻や経過時間などに限られない。センサなどで計測された各種物理量の表示や、当該物理量に応じて求められる値又は定められる段階などが表示されてもよい。また、上記潮汐状態のように、日時や現在位置などに応じて定まるものであってもよい。
その他、上記実施の形態で示した具体的な構成、処理動作の内容及び手順などは、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
所定の動作範囲で動作する指針と、
前記指針の動作を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記指針により所定の表示内容に係る表示を行わせる第1表示モードでは、所定の指示範囲から前記指針を一時的に退避させる退避動作における前記指針の退避状態を、前記第1表示モード以外での前記指針の退避状態と異ならせる
ことを特徴とする指針表示装置。
<請求項2>
前記指針を複数備え、
前記退避状態には、前記複数の指針のうち一部を退避させる場合が含まれる
ことを特徴とする請求項1記載の指針表示装置。
<請求項3>
前記制御部は、前記第1表示モードでは、前記複数の指針を特定の位置に各々退避させることを特徴とする請求項2記載の指針表示装置。
<請求項4>
前記複数の指針のそれぞれに係る前記特定の位置は同一であることを特徴とする請求項3記載の指針表示装置。
<請求項5>
前記複数の指針は、第1の指針、第2の指針及び第3の指針を含み、
前記制御部は、前記第1表示モードでは、前記第1の指針及び前記第2の指針により同一位置を同期して指示させる
ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の指針表示装置。
<請求項6>
前記制御部は、前記第1表示モードでは、前記第1の指針及び前記第2の指針が共通に指示する方向により経過時間を表示することを特徴とする請求項5記載の指針表示装置。
<請求項7>
前記制御部は、前記第1表示モードと異なる第2表示モードでは、前記第1の指針及び前記第2の指針によりそれぞれ異なる単位量の表示を行わせることを特徴とする請求項6記載の指針表示装置。
<請求項8>
前記制御部は、前記第2表示モードでは、前記第3の指針を退避させずに表示動作を継続させることを特徴とする請求項7記載の指針表示装置。
<請求項9>
前記所定の指示範囲は、前記指針以外による表示動作が行われる範囲であり、表示モードに応じて変更されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の指針表示装置。
<請求項10>
現在時刻を計数する計時部を備え、
前記制御部は、時刻表示モードでは、前記計時部が計数する現在時刻を前記指針により表示させる
ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の指針表示装置。
<請求項11>
所定の動作範囲で動作する指針を備える指針表示装置の指針動作制御方法であって、
前記指針により所定の表示内容に係る表示を行わせる第1表示モードでは、所定の指示範囲から前記指針を一時的に退避させる退避動作における前記指針の退避状態を、前記第1表示モード以外での前記指針の退避状態と異ならせる退避設定ステップ
を含むことを特徴とする指針動作制御方法。
1 電子時計
5 筐体
6 表示画面
7 表示板
11 時針
12 分針
13 秒針
14 機能指針
15 小時針
16 小分針
17 24時間針
31〜35、37 輪列機構
41 CPU
42 メモリ
44 発振回路
45 分周回路
46 計時回路
47 操作受付部
48 報知動作部
49 駆動回路
51〜55、57 ステッピングモータ
71〜73 小窓
100 電子機器
B1、B2 押しボタンスイッチ
C1 りゅうず

Claims (11)

  1. 所定の動作範囲で動作する指針と、
    前記指針の動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記指針により所定の表示内容に係る表示を行わせる第1表示モードでは、所定の指示範囲から前記指針を一時的に退避させる退避動作における前記指針の退避状態を、前記第1表示モード以外での前記指針の退避状態と異ならせる
    ことを特徴とする指針表示装置。
  2. 前記指針を複数備え、
    前記退避状態には、前記複数の指針のうち一部を退避させる場合が含まれる
    ことを特徴とする請求項1記載の指針表示装置。
  3. 前記制御部は、前記第1表示モードでは、前記複数の指針を特定の位置に各々退避させることを特徴とする請求項2記載の指針表示装置。
  4. 前記複数の指針のそれぞれに係る前記特定の位置は同一であることを特徴とする請求項3記載の指針表示装置。
  5. 前記複数の指針は、第1の指針、第2の指針及び第3の指針を含み、
    前記制御部は、前記第1表示モードでは、前記第1の指針及び前記第2の指針により同一位置を同期して指示させる
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の指針表示装置。
  6. 前記制御部は、前記第1表示モードでは、前記第1の指針及び前記第2の指針が共通に指示する方向により経過時間を表示することを特徴とする請求項5記載の指針表示装置。
  7. 前記制御部は、前記第1表示モードと異なる第2表示モードでは、前記第1の指針及び前記第2の指針によりそれぞれ異なる単位量の表示を行わせることを特徴とする請求項6記載の指針表示装置。
  8. 前記制御部は、前記第2表示モードでは、前記第3の指針を退避させずに表示動作を継続させることを特徴とする請求項7記載の指針表示装置。
  9. 前記所定の指示範囲は、前記指針以外による表示動作が行われる範囲であり、表示モードに応じて変更されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の指針表示装置。
  10. 現在時刻を計数する計時部を備え、
    前記制御部は、時刻表示モードでは、前記計時部が計数する現在時刻を前記指針により表示させる
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の指針表示装置。
  11. 所定の動作範囲で動作する指針を備える指針表示装置の指針動作制御方法であって、
    前記指針により所定の表示内容に係る表示を行わせる第1表示モードでは、所定の指示範囲から前記指針を一時的に退避させる退避動作における前記指針の退避状態を、前記第1表示モード以外での前記指針の退避状態と異ならせる退避設定ステップ
    を含むことを特徴とする指針動作制御方法。
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