JP2018007887A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】脈拍数に関する情報を表示でき、かつ、容易に製造できる電子機器を提供すること。【解決手段】電子機器は、脈拍センサーと、予め設定された所定情報および脈拍数のレベルを示す脈拍レベルを表示可能な指針と、モード設定部と、脈拍レベル判定部と、表示制御部とを備え、脈拍レベル表示モードが設定された場合、脈拍レベル判定部は、脈拍レベルを判定し、表示制御部は、判定された脈拍レベルに応じた位置を指針に指示させることで、判定された脈拍レベルを表示させ、所定情報表示モードが設定された場合、表示制御部は、所定情報を指針に表示させ、指針が指示領域を移動する場合のステップ数は、所定情報に応じて設定され、脈拍レベルの段階数は、前記ステップ数以下に設定され、脈拍レベル判定部は、設定された脈拍レベルの段階数に応じて、脈拍レベルを判定することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、脈拍数に関する情報を表示する電子機器に関する。
従来、脈拍数を計測して表示する電子機器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の電子時計は、脈拍センサーと、脈拍目盛列が表記された文字板と、ステップモーターによって駆動され、脈拍目盛列を指示可能な脈拍針とを備える。当該電子時計は、脈拍センサーを用いて脈拍数を演算して求める。そして、脈拍目盛列における求めた脈拍数に応じた位置を、脈拍針によって指示することで、求めた脈拍数を表示する。
特開昭62−274288号公報
ところで、指針によって脈拍数を表示するには、指示領域を移動する場合のステップ数が比較的多い指針が必要となる。例えば、360度回転する指針の場合、0〜240の脈拍数を表示するには、1周を241ステップ以上で移動する指針が必要となる。つまり、一般的な時針、分針、秒針などでは、1周のステップ数が少なく、脈拍数を表示できない。
このため、時針、分針、秒針などを備えた電子時計を用いて、脈拍数を表示できる時計を製造する場合は、脈拍数を表示できる専用の指針を新たに設ける必要がある。または、既存の指針の輪列の構成を変更して、脈拍数を表示できるステップ数で指針が移動できるようにする必要がある。
このため、専用のムーブメントを用意する必要があり、脈拍数を表示する電子時計を容易に製造できないという問題がある。
本発明の目的は、脈拍数に関する情報を表示でき、かつ、容易に製造できる電子機器を提供することにある。
本発明の電子機器は、脈拍信号を検出する脈拍センサーと、予め設定された所定情報および脈拍数のレベルを示す脈拍レベルを表示可能な指針と、前記指針を駆動するステップモーターと、脈拍レベル表示モードおよび所定情報表示モードを設定するモード設定部と、前記脈拍センサーを作動し、前記脈拍信号を解析して、前記脈拍レベルを判定する脈拍レベル判定部と、前記ステップモーターを制御して前記指針の移動を制御する表示制御部と、を備え、前記脈拍レベル表示モードが設定された場合、前記脈拍レベル判定部は、前記脈拍レベルを判定し、前記表示制御部は、判定された前記脈拍レベルに応じた位置を前記指針に指示させることで、前記判定された脈拍レベルを表示させ、前記所定情報表示モードが設定された場合、前記表示制御部は、前記所定情報を前記指針に表示させ、前記指針が指示領域を移動する場合のステップ数は、前記所定情報に応じて設定され、前記脈拍レベルの段階数は、前記ステップ数以下に設定され、前記脈拍レベル判定部は、設定された前記脈拍レベルの段階数に応じて、前記脈拍レベルを判定することを特徴とする。
本発明では、例えば、通常時、所定情報表示モードが設定されている。そして、モード設定部は、電子時計が備える操作装置の表示モード切替操作が行われた場合や、電子時計が備える加速度センサーなどを用いて電子時計を装着したユーザーが運動していると判定された場合などに、脈拍レベル表示モードを設定する。
脈拍レベルは、例えば、0〜240の脈拍数の範囲を、複数段階で分けた場合の各段階を示す。
また、所定情報は、例えば秒であり、指針は、1周で0秒〜59秒を表示する。この場合、指針が指示領域を移動する場合のステップ数は、例えば60に設定される。
本発明では、脈拍レベルの段階数は、指針が指示領域を移動する場合のステップ数以下に設定されている。例えば、当該ステップ数が60の場合は、脈拍レベルの段階数は60以下に設定されている。
そして、脈拍レベル判定部は、設定された脈拍レベルの段階数に応じて、脈拍レベルを判定する。
このように本発明によれば、脈拍レベルの段階数は、指針が指示領域を移動する場合のステップ数以下に設定されているため、前記ステップ数が、所定情報に応じて設定されていても、当該指針によって、脈拍レベルを設定された段階で表示できる。
例えば、指針が所定情報のみを表示し、指針が指示領域を移動する場合のステップ数が、所定情報に応じて設定されている電子機器が既に存在する場合について説明する。
この場合、本発明によれば、脈拍レベルを表示するための専用の指針を新たに設けたり、指針を駆動する輪列の構成を変更することなく、脈拍レベルを表示させることができるため、当該電子機器のムーブメントを用いて、脈拍レベルを表示できる電子機器を製造できる。このため、脈拍レベルを表示する電子機器を容易に製造できる。
また、本発明によれば、脈拍信号を解析して、例えば、0〜240の脈拍数の範囲を12段階で分けた脈拍レベルを判定すればよいので、0〜240の脈拍数を1拍単位で判定する場合と比べて、脈拍信号を解析する際の分解能を低くでき、脈拍信号の解析にかかる消費電力を低減できる。
本発明の電子機器において、時針と、分針と、を備え、前記指針は、前記所定情報としての秒を表示する秒針であり、前記脈拍レベルの段階数は、60以下に設定されていることが好ましい。
本発明では、例えば、指針は1周を60ステップで移動して0〜59秒を表示する秒針である。これにより、脈拍レベルの段階数が、60以下に設定されている。
秒針は、例えば時針や分針と比べて、針の長さ寸法が長いため、脈拍レベルが変化した場合の指針の移動量を大きくでき、脈拍レベルをダイナミックに表示できる。
また、秒針は、専用のステップモーターによって駆動されることが多いため、例えば、時計回りと反時計回りの両方向に移動させ易い。このため、値が上下し易い脈拍レベルを表示させるのに適している。
本発明の電子機器において、文字板を備え、前記指針は、前記文字板の平面中心に設けられた指針軸に取り付けられていることが好ましい。
文字板の平面中心に設けられた指針軸に取り付けられた指針は、前記平面中心から外周方向に設けられた指針軸に取り付けられる指針と比べて、長さ寸法を長くできる。このため、当該指針によって脈拍レベルを表示することで、脈拍レベルが変化した場合の指針の移動量を大きくでき、脈拍レベルをダイナミックに表示できる。
本発明の電子機器において、操作装置を備え、前記モード設定部は、前記操作装置の表示モード切替操作に応じて、前記脈拍レベル表示モードおよび前記所定情報表示モードを切り替えて設定することが好ましい。
通常時は、例えば、所定情報表示モードが設定されている。
本発明によれば、ユーザーは、例えば、運動する場合など、脈拍レベルを表示させたいと考えたときに、操作装置の表示モード切替操作を行うことで、脈拍レベルを表示させることができる。また、運動を止めた場合など、脈拍レベルを表示させなくてもよいと考えたときに、操作装置の表示モード切替操作を再度行うことで、脈拍レベルを表示させないようにできる。
これによれば、ユーザーが脈拍レベルを表示させたいと考えている間だけ、脈拍レベルを表示させることができる。
本発明の電子機器において、前記電子機器は、外装ケースを備えた腕時計であり、前記操作装置は、前記外装ケースの側面に設けられ、前記表示モード切替操作が行われるボタンを備え、前記ボタンは、0時位置と6時位置とを結ぶ直線に対して、3時方向側に位置していることが好ましい。
本発明によれば、ユーザーは、腕時計を左腕に装着した場合、容易に、親指で腕時計を押え、親指以外の指でボタンを押すことができるため、腕時計を左腕に装着するユーザーに対して、腕時計に脈拍レベルを表示させたり、表示させなかったりする操作の操作性を向上できる。
本発明の電子機器において、加速度センサーと、前記加速度センサーを作動して、前記電子機器を装着したユーザーの体動状態を判定する体動判定部と、を備え、前記モード設定部は、判定された前記体動状態が、予め設定された脈拍レベル表示条件に該当する場合、前記脈拍レベル表示モードを設定し、前記判定された体動状態が、予め設定された所定情報表示条件に該当する場合、前記所定情報表示モードを設定することが好ましい。
体動状態とは、ユーザーが運動しているか否かの状態である。ユーザーの体動状態は、加速度センサーが検出する検出信号に反映されるため、当該検出信号に基づいて、体動状態を検出できる。
本発明によれば、例えば、ユーザーが運動を開始した場合に、ユーザーが操作装置を操作しなくても、自動的に脈拍レベルを表示でき、ユーザーが運動を止めた場合に、ユーザーが操作装置を操作しなくても、自動的に脈拍レベルの表示を終了し、所定情報を表示できる。このため、電子機器の使い易さを向上できる。
本発明の電子機器において、時針、分針、秒針と、操作装置と、前記脈拍センサーを作動し、前記脈拍信号を解析して、脈拍数を判定する脈拍数判定部と、を備え、前記モード設定部は、前記操作装置の脈拍数表示操作に応じて、脈拍数表示モードを設定し、前記脈拍数表示モードが設定された場合、前記脈拍数判定部は、脈拍数を判定し、前記表示制御部は、判定された脈拍数の百の位の値、十の位の値、一の位の値を、それぞれ、前記時針、前記分針、前記秒針を用いて表示させることで、前記判定された脈拍数を表示させることが好ましい。
本発明によれば、ユーザーは、脈拍レベルよりも詳細な情報として脈拍数を表示させたいと考えた場合、操作装置の脈拍数表示操作を行うことで、脈拍数を表示させることができる。
本発明では、例えば、時針によって脈拍数の百の位の値が表示され、分針によって脈拍数の十の位の値が表示され、秒針によって、脈拍数の一の位の値が表示される。各指針は、例えば、文字板の同じ位置に設けられた指針軸に取り付けられ、0から11までの時の値を示す位置のうち、位の値と対応する時の値を示す位置を指示することで、位の値を表示する。例えば、1分間の脈拍数が135の場合、時針が1時位置を指示し、分針が3時位置を指示し、秒針が5時位置を指示する。
これによれば、電子機器が、時針、分針、秒針を備えていれば、脈拍数を表示するための表示機構を別途設ける必要がないため、電子機器の構成を簡略化でき、脈拍数を表示する電子機器を容易に製造できる。
本発明の電子機器は、脈拍信号を検出する脈拍センサーと、前記脈拍センサーからの前記脈拍信号に基づいて脈拍数を複数の段階で示す脈拍レベルを判定する脈拍レベル判定部と、前記脈拍レベルを表示可能な指針と、を備え、前記指針は、前記脈拍レベルとは異なる所定情報も表示可能であり、前記指針のステップ数は、前記所定情報に応じて設定され、前記脈拍レベルの前記段階の数は、前記ステップ数以下に設定されることを特徴とする。
本発明によれば、脈拍レベルの段階の数は、指針のステップ数以下に設定されているため、当該ステップ数が、所定情報に応じて設定されていても、指針によって、脈拍レベルを設定された段階で表示できる。
このため、脈拍レベルを表示する電子機器を容易に製造できる。
また、本発明によれば、脈拍数を1拍単位で判定する場合と比べて、脈拍信号を解析する際の分解能を低くでき、脈拍信号の解析にかかる消費電力を低減できる。
本発明に係る第1実施形態の電子時計の正面図。 第1実施形態における電子時計の断面図。 第1実施形態における電子時計の回路ブロック図。 第1実施形態における脈拍レベル表示処理を示すフローチャート。 脈拍信号の一例を示す図。 周波数スペクトルの一例を示す図。 第1実施形態における周波数分解能と脈拍数の段階数との関係を示す図。 第1実施形態における脈拍数と脈拍レベルとの関係を示す図。 第1実施形態における脈拍レベルの表示例を示す図。 本発明に係る第2実施形態の電子時計の回路ブロック図。 第2実施形態における脈拍レベル表示処理を示すフローチャート。 第2実施形態における体動の検出処理を示すフローチャート。 第2実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸方向の加速度と、3軸合成加速度を表した図。 本発明に係る第3実施形態の電子時計の回路ブロック図。 第3実施形態における脈拍レベル表示処理を示すフローチャート。 第3実施形態における脈拍数判定表示処理を示すフローチャート。 第3実施形態における脈拍数の表示例を示す図。 本発明に係る他の実施形態の脈拍数と脈拍レベルとの関係を示す図。 他の実施形態における脈拍数と脈拍レベルとの関係を示す図。 他の実施形態における脈拍数と脈拍レベルとの関係を示す図。 他の実施形態における脈拍レベルの表示構造を示す図。 他の実施形態における脈拍レベルの表示構造を示す図。 他の実施形態における脈拍レベルの表示構造を示す図。 他の実施形態における脈拍数の表示構造を示す図。
以下、本発明の実施形態に係る電子機器としての電子時計を説明する。
[第1実施形態]
図1は、電子時計1の正面図である。図2は、電子時計1の断面図である。
電子時計1は、ユーザーの手首に装着される腕時計である。電子時計1は、脈拍数のレベルを示す脈拍レベルを表示する機能を備えている。例えば、ユーザーは、電子時計1が表示する脈拍レベルを確認し、脈拍数を目的とする範囲に維持しながら運動を行うことで、健康維持などの目的にあわせた運動を効果的に行うことができる。
図1、図2に示すように、電子時計1は、外装ケース33と、裏蓋34と、カバーガラス35とを備えている。外装ケース33は、金属で形成された円筒状のケース本体31に、セラミックで形成されたベゼル32が嵌合されて構成されている。このベゼル32の内周側に、プラスチックで形成された円環状のダイヤルリング11を介して、円盤状の文字板12が配置されている。
ケース本体31の側面には、文字板12の平面中心より、2時方向の位置にAボタン36が設けられ、4時方向の位置にBボタン37が設けられ、3時方向の位置にリューズ38が設けられている。
電子時計1は、図2に示すように、金属製のケース本体31の2つの開口のうち、表面側の開口は、ベゼル32を介してカバーガラス35で塞がれており、裏面側の開口は金属で形成された裏蓋34で塞がれている。
ケース本体31および裏蓋34には、BS(真鍮)、SUS(ステンレス鋼)、チタンなどの金属材料が利用される。
裏蓋34には、開口部341が形成されており、この開口部341を塞ぐように透明ガラス39が設けられている。
図2に示すように、外装ケース33、裏蓋34、カバーガラス35で囲まれた空間内には、ダイヤルリング11と、文字板12と、太陽電池13と、駆動機構14と、回路基板15,16と、制御装置17と、加速度センサー18と、脈拍センサー19と、二次電池21とが収納されている。
ダイヤルリング11は、リング状に形成されている。
文字板12は、プラスチックなどの光透過性の材料で形成され、カバーガラス35との間に、時針26、分針27、秒針28を備え、ダイヤルリング11の内側に配置されている。各指針26〜28は、文字板12の平面中心に設けられた指針軸に取り付けられている。
文字板12と地板22との間には、光発電を行う太陽電池13が備えられている。太陽電池13は、光エネルギーを電気エネルギーに変換する光発電を行う光発電素子である。太陽電池13は、カバーガラス35および文字板12を透過した光を受光して発電することができる。
文字板12、太陽電池13、地板22には、指針26〜28の指針軸が貫通する穴が形成されている。また、文字板12および太陽電池13には、カレンダー小窓24の開口部が形成されている。これにより、カレンダー小窓24からカレンダー車29が視認される。
駆動機構14は、地板22に取り付けられ、回路基板15で裏蓋34側から覆われている。駆動機構14は、ステップモーター141と歯車などの輪列とを有し、当該ステップモーター141が当該輪列を介して指針軸を回転させることにより各指針26〜28およびカレンダー車29を駆動する。
駆動機構14は、具体的には、第1〜第3駆動機構を備える。第1駆動機構は時針26および分針27を駆動し、第2駆動機構は秒針28を駆動し、第3駆動機構はカレンダー車29を駆動する。
回路基板15は、裏蓋34側に制御装置17を備えている。
回路基板15の裏蓋34側には、回路基板16が設けられている。回路基板16は、配線部材23によって回路基板15と接続されている。回路基板16は、表面側(カバーガラス35側)に加速度センサー18を備えている。
また、二次電池21が、回路基板15と回路基板16との間に設けられている。二次電池21は、電子時計1の電源であり、太陽電池13が発電した電力によって充電される。二次電池21としては、リチウムイオン電池などを例示できる。
回路基板16は、裏蓋34側に脈拍センサー19を備えている。脈拍センサー19は、LED19Aとフォトダイオード19Bとで構成されている。
LED19Aは、光を出射し、出射された光は、透明ガラス39を透過して、電子時計1を装着したユーザーの手首に照射される。そして、手首で反射された反射光は、透明ガラス39を透過して、電子時計1の内部に入射する。フォトダイオード19Bは、透明ガラス39を透過した反射光を受光する。
本実施形態では、秒針28の1周のステップ数、すなわち、秒針28が指示領域を移動する場合のステップ数は、秒針28が表示する所定情報としての秒に応じて設定されている。具体的には、秒針28は1周して0〜59秒を表示するため、前記ステップ数は、0〜59秒を表示するための最小のステップ数である60に設定されている。
また、秒針28は、0から11までの時の値を示す位置のうち、脈拍レベルと対応する時の値を示す位置を指示することで、脈拍レベルを表示する。例えば、脈拍レベルが「0」の場合は、0時位置を指示し、脈拍レベルが「1」の場合は、1時位置を指示し、脈拍レベルが「11」の場合は、11時位置を指示する。
なお、例えばベゼル32の表面には、各時に対応した位置に、対応する脈拍レベルを代表する脈拍数が表記されていてもよい。
また、0時位置は、後述するように、脈拍数の算出に失敗した場合や、脈拍レベル表示モードが設定された直後、秒針28によって指示される。このため、例えばベゼル32の0時位置に対応した表面に、脈拍数の算出に失敗したことを表す「NG」や「N」など英字が表記されていたり、これから脈拍レベルが表示されることを表す「ready」などの英字が表記されていてもよい。
図3は、電子時計1の回路ブロック図である。
電子時計1は、図3に示すように、CPU(中央処理装置)などで構成される制御装置17、計時装置41、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)で構成される記憶装置42、操作装置43、脈拍センサー19、加速度センサー18、駆動機構14、表示装置44を備えている。これらの各装置は、データバスを介してデータを送受信する。なお、記憶装置42は、制御装置17の内部に設けられていてもよい。
また、電子時計1では、太陽電池13によって発電された電力は、充電回路45を介して二次電池21に供給される。
操作装置43は、Aボタン36、Bボタン37、リューズ38を備えて構成される。
表示装置44は、指針26〜28、カレンダー車29を備えて構成される。
計時装置41は、二次電池21に蓄積された電力で駆動される水晶振動子等を備え、水晶振動子の発振信号に基づく基準信号を用いて時刻を計時する。
記憶装置42には、制御装置17が実行するプログラムや、プログラムの実行に必要なデータなどが記憶される。
脈拍センサー19は、制御装置17によって制御され、LED19Aによって光を出射し、ユーザーの手首で反射された反射光をフォトダイオード19Bによって受光することで、ユーザーの脈動が反映された脈拍信号を検出する。そして、脈拍信号を制御装置17に出力する。
加速度センサー18は、制御装置17によって制御され、加速度を検出し、検出信号を制御装置17に出力する。
制御装置17は、モード設定部171、脈拍レベル判定部172、表示制御部173を備えている。
モード設定部171は、表示モードを設定する。脈拍レベル判定部172は、脈拍センサー19からの脈拍信号に基づいて脈拍レベルを判定する。つまり、脈拍レベル判定部172は、脈拍センサー19から出力される脈拍信号を解析して脈拍数を算出し、算出した脈拍数に応じて脈拍レベルを判定する。表示制御部173は、駆動機構14のステップモーター141を制御して、指針26〜28およびカレンダー車29の移動を制御する。
なお、制御装置17の機能の詳細については、次の脈拍レベル表示処理で説明する。
[脈拍レベル表示処理]
図4は、脈拍レベル表示処理を示すフローチャートである。
モード設定部171は、通常、所定情報表示モードとしての時刻表示モードを設定している。時刻表示モードが設定されている場合、表示制御部173は、時針26に時刻の時を表示させ、分針27に時刻の分を表示させ、秒針28に時刻の秒を表示させる。
モード設定部171は、Aボタン36が押されたか否かの判定(S11)を繰り返し行い、Aボタン36が押され、表示モード切替操作が行われたと判定した場合、脈拍レベル表示モードを設定し、処理をS12に進める。
S12では、脈拍レベル判定部172が、脈拍センサー19を作動させ、脈拍レベルの判定処理を開始する。また、表示制御部173は、秒針28を、0時位置に移動させる。
脈拍センサー19が作動すると、LED19Aは、光を出射する(S13)。出射された光は、透明ガラス39を透過して、ユーザーの手首に照射される。照射された光は、表皮、真皮および皮下組織で拡散または散乱する。その後、血管に到達し、血管で反射される。血管での反射光は、皮下組織、真皮および表皮で拡散または散乱し、その後、透明ガラス39を透過して電子時計1の内部に入射する。フォトダイオード19Bは、電子時計1の内部に入射した前記反射光を受光する(S14)。
ここで、LED19Aが出射した光は、血管で部分的に吸収される。このため、脈動などの血流変化の影響により、血管での吸収率が変化すると、血管での反射光の光量も変化し、フォトダイオード19Bが受光する反射光の光量も変化する。従って、フォトダイオード19Bは、前記反射光を受光することで、ユーザーの脈動が反映された脈拍信号を検出できる。
そして、脈拍センサー19は、フォトダイオード19Bが検出した脈拍信号を制御装置17に出力する。
次に、脈拍レベル判定部172は、脈拍センサー19から出力される脈拍信号を解析して、脈拍数を算出する。
まず、脈拍レベル判定部172は、図5に示すような予め設定された計測時間の脈拍信号を、予め設定されたサンプリング周波数でサンプリングする。
そして、脈拍レベル判定部172は、サンプリング結果に基づいて周波数解析を行い、図6に示すような周波数スペクトルを求める。この解析には、例えば、高速フーリエ変換が用いられる。
そして、脈拍レベル判定部172は、周波数スペクトルに基づいて、最も信号強度の大きい周波数を、脈拍周波数として特定し、当該周波数を60倍することで、脈拍数(1分間の脈拍の数)を算出する(S15)。
より詳細には、最も信号強度の大きいスペクトルの番号に、周波数解析における周波数分解能Δf(Hz)を掛けた値を60倍することで脈拍数を算出する。なお、小数点以下の値は切り捨ててもよいし、一の位に四捨五入してもよい。
ここで、周波数解析における周波数分解能Δf(Hz)は、サンプリング周波数fs(Hz)を、サンプリング点数Nで割ることで求められる。すなわち、周波数分解能Δfは、Δf=fs/Nの式で求められる。そして、周波数分解能Δfを、脈拍数の分解能(bpm)に換算した値は、周波数分解能Δfを60倍した値となる。
脈拍数を正しく算出するには、脈拍数の分解能(脈拍数分解能)を1以下にする必要がある。ただし、この場合は、例えば、サンプリング周波数fsを64Hzにするなど、高い値に設定する必要があるため、CPUの動作回数が多くなり、消費電力が大きくなってしまう。
このため、本実施形態では、想定される脈拍数である0〜240を、複数の段階に分けた脈拍レベルを予め設定し、算出した脈拍数を、脈拍レベルに変換して表示させる。これによれば、脈拍数分解能を低くできるため、サンプリング周波数fsも低く設定できる。
図7は、サンプリング周波数fs(Hz)と、計測時間(S)と、サンプリング点数Nと、周波数分解能Δf(Hz)と、脈拍数分解能(bpm)と、表示可能な脈拍レベルの段階数との関係を示す図である。
図7に示すように、脈拍レベルの段階数を少なくするほど、脈拍数分解能を低くでき、サンプリング周波数fsも低く設定できる。
例えば、脈拍レベルを32段階で表示する場合は、脈拍数分解能を7.5bpm(=240/32)とすることができ、計測時間を8秒、サンプリング周波数fsを8Hzとすることができる。脈拍レベルを12段階で表示する場合は、脈拍数分解能を20bpm(=240/12)とすることができ、計測時間を3秒、サンプリング周波数fsを3Hzとすることができる。
なお、脈拍数を表示する場合は、例えば、脈拍数分解能を例えば約0.93に設定し、計測時間を64秒、サンプリング周波数fsを64Hzに設定する必要がある。
本実施形態では、脈拍レベルを12段階で表示するようにし、サンプリング周波数fsを3Hz、計測時間を3秒に設定している。
脈拍レベル判定部172は、S15で算出した脈拍数から、脈拍レベルを判定する(S16)。
脈拍レベルは、0〜240の脈拍数を複数段階で分けた場合の各段階を示す。
本実施形態では、脈拍レベルの段階数は、秒針28の1周のステップ数、すなわち、秒針28が指示領域を移動する場合のステップ数以下に設定されている。
秒針28の1周のステップ数は、上述したように、1周で0秒から59秒を表示するため、60に設定されている。
このため、本実施形態では、脈拍レベルの段階数は、60以下に設定されている。具体的には、12に設定されている。
具体的には、脈拍レベル判定部172は、図8に示す脈拍数と脈拍レベルとの関係に基づいて、S15で算出した脈拍数から、脈拍レベルを判定する。
本実施形態では、図8に示すように、0〜240の脈拍数が、等間隔で12段階の脈拍レベル「0」〜「11」に分けられている。例えば、脈拍レベル「3」は、脈拍数が61以上80以下であることを示している。また、図中の「NG」は、脈拍数の算出に失敗した場合を示し、この場合は、脈拍レベル「0」が割り当てられている。
次に、表示制御部173は、前回、秒針28を制御して脈拍レベルを表示させたタイミングから、所定時間経過したか否かを判定する(S17)。所定時間は、例えば、4秒に設定されている。この判定処理は、前記タイミングから所定時間経過するまで繰り返し行われる。
S17でYESと判定された場合、表示制御部173は、判定された脈拍レベルに対応する秒針28の指示位置が、現在の秒針28の指示位置と異なるか否かを判定する(S18)。
S18でYESと判定された場合、表示制御部173は、判定された脈拍レベルに対応する位置に、秒針28を移動させ(S19)、判定された脈拍レベルを表示させる。
すなわち、表示制御部173は、0から11までの時の値を示す位置のうち、脈拍レベルと対応する時の値を示す位置を秒針28に指示させる。例えば、脈拍レベルが「3」の場合は、図9に示すように、秒針28に3時位置を指示させる。
ここで、本実施形態では、秒針28は正転方向(時計回り)および逆転方向(反時計回り)の両方向に移動可能に構成されており、移動して脈拍レベルを表示する際は、消費電力を低減するため、移動量が少なくなる方向に移動する。なお、秒針28は、正転方向にのみ回転してもよい。この場合は、脈拍レベルが低下したとき、秒針28が、例えば、3時位置から時計回りに2時位置まで回転するなど、大きく移動するため、脈拍レベルが低下したことを、分かり易く表示できる。
S19の処理の後、または、S18でNOと判定された場合、モード設定部171は、Aボタン36が押されたか否かを判定する(S20)。
S20でNOと判定された場合、モード設定部171は、脈拍レベル表示モードを継続し、処理をS15に進める。これにより、脈拍レベルの判定処理が再度実行される。一方、S20でYESと判定された場合、すなわち、Aボタン36が押され、表示モード切替操作が行われたと判定された場合、モード設定部171は、脈拍レベル表示モードを解除し、時刻表示モードを設定する。
時刻表示モードが設定されると、脈拍レベル判定部172は、脈拍センサー19の動作を終了させ、脈拍レベルの判定処理を終了し(S21)、表示制御部173は、秒針28を制御して時刻の秒を指示させる。そして、制御装置17は、脈拍レベル表示処理を終了する。
なお、脈拍レベル表示モードが設定されている間、表示制御部173は、時針26および分針27を運針させて時刻の時分を表示させてもよいし、停止させてもよい。
[第1実施形態の作用効果]
脈拍レベルの段階数は、秒針28の1周のステップ数以下に設定されている。これによれば、秒針28の1周のステップ数が、秒に応じて設定されていても、秒針28によって、脈拍レベルを設定された段階で表示できる。
例えば、秒針28が秒のみを表示し、1周のステップ数が、秒に応じて60に設定されている電子時計が既に存在する場合について説明する。
この場合、本実施形態によれば、脈拍レベルを表示するための専用の指針を新たに設けたり、秒針28を駆動する輪列の構成を変更することなく、脈拍レベルを表示させることができるため、当該電子時計のムーブメントを用いて、脈拍レベルを表示できる電子時計を製造できる。このため、脈拍レベルを表示する電子時計を容易に製造できる。
また、秒針28によって脈拍レベルを表示するため、液晶パネルやLEDなどによって構成されるデジタル表示装置によって脈拍レベルを表示する場合と比べて、脈拍レベルを直感的に分かり易く表示できる。また、デザイン性を向上でき、消費電力も低減できる。
脈拍レベル判定部172は、脈拍信号を解析して、0〜240の脈拍数の範囲を12段階で分けた脈拍レベルを判定すればよいので、0〜240の脈拍数を1拍単位で判定する場合と比べて、脈拍信号を解析する際の分解能を低くでき、脈拍信号の解析にかかる消費電力を低減できる。また、脈拍センサー19に、精度がそれほど高くない安価なセンサーを用いることもできる。
秒針28は、例えば時針26や分針27と比べて、針の長さ寸法が長い。また、秒針28は、文字板12の平面中心に設けられた指針軸に取り付けられているため、例えば、前記平面中心から外周方向に設けられた指針軸に取り付けられる指針と比べて、長さ寸法を長くできる。このため、秒針28によって脈拍レベルを表示することで、脈拍レベルが変化した場合の指針の移動量を大きくでき、脈拍レベルをダイナミックに表示できる。
また、秒針28は、専用のステップモーターによって駆動されることが多いため、時計回りと反時計回りの両方向に移動させ易い。このため、値が上下し易い脈拍レベルを表示させるのに適している。
ユーザーは、例えば、運動する場合など、脈拍レベルを表示させたいと考えたときに、Aボタン36を押すことで、脈拍レベルを表示させることができる。また、運動を止めた場合など、脈拍レベルを表示させなくてもよいと考えたときに、Aボタン36を再度押すことで、脈拍レベルを表示させないようにできる。
これによれば、ユーザーが脈拍レベルを表示させたいと考えている間だけ、脈拍レベルを表示させることができる。
また、常時、脈拍レベルを表示させる場合と比べて、消費電力を低減できる。
表示モード切替操作が行われるAボタン36は、0時位置と6時位置とを結ぶ直線に対して、3時方向側に位置している。これによれば、ユーザーは、電子時計1を左腕に装着した場合、容易に、親指で電子時計1を押え、親指以外の指でAボタン36を押すことができるため、電子時計1を左腕に装着するユーザーに対して、電子時計1に脈拍レベルを表示させたり、表示させなかったりする操作の操作性を向上できる。
[第2実施形態]
第1実施形態では、脈拍レベル表示モードは、時刻表示モードが設定されている場合に、Aボタン36が押されることで設定されているが、第2実施形態では、電子時計を装着したユーザーの体動状態が、予め設定された脈拍レベル表示条件に該当した場合にも設定される。
以下、第2実施形態について説明するが、第1実施形態と同じ構成については同じ符号を付けて説明は省略する。
図10に示すように、第2実施形態の電子時計1Aの制御装置17Aは、加速度センサー18を作動させ、加速度センサー18から出力される検出信号に基づいて、電子時計1Aを装着したユーザーの体動状態を判定する体動判定部174を備えている。
そして、第2実施形態における脈拍レベル表示処理では、図11に示すように、S11〜S21,S31,S32の処理が実行される。S11〜S21は、第1実施形態と同じため、説明は省略する。
第2実施形態の脈拍レベル表示処理では、S11でAボタン36が押されたか否かの判定が行われ、NOと判定された場合、体動判定部174は、体動を検出している継続時間が一定期間(例えば1分間)以上か否かを判定する(S31)。S31の処理は、Aボタン36が押されてS11でYESと判定されるか、S31でYESと判定されるまで繰り返し行われる。
図12は、体動判定部174が、体動が検出されたか否かを判定する処理を示すフローチャートである。
体動判定部174は、加速度センサー18から出力された検出信号に基づいて、図13に示すように、X軸、Y軸、Z軸方向の加速度を検出し、これらの加速度を合計した3軸合成加速度を計算する(S41)。Z軸は、鉛直方向の軸であり、X軸は、Z軸と直交する一方向の軸であり、Y軸は、Z軸およびX軸と直交する方向の軸である。
3軸合成加速度は、X軸の加速度を加速度X、Y軸の加速度を加速度Y、Z軸の加速度を、加速度Zとした場合、次式(1)で求められる。
3軸合成加速度=(加速度X+加速度Y+加速度Z1/2 (1)
そして、体動判定部174は、求めた3軸合成加速度が、予め設定された第1閾値TH1以上、かつ、第1閾値TH1より大きい予め設定された第2閾値TH2以下か否かを判定する(S42)。
S42でYESと判定された場合、体動判定部174は、体動なしと判定する(S43)。一方、S42でNOと判定された場合、体動判定部174は、体動あり(検出)と判定する(S44)。
図11に戻り、S31でYESと判定された場合、ユーザーが運動していると判断できるため、体動判定部174は、脈拍レベル表示条件に該当したと判定し、処理をS12に進める。これにより、脈拍レベル判定処理が実行される。
また、S20でAボタン36が押されたか否かの判定が行われ、NOと判定された場合、体動判定部174は、体動を検出していない継続時間が一定期間(例えば5分間)以上か否かを判定する(S32)。S32の処理は、Aボタン36が押されてS20でYESと判定されるか、S32でYESと判定されるまで繰り返し行われる。
S32でNOと判定された場合、体動判定部174は、処理をS15に進める。これにより、脈拍レベルの判定が再度行われる。
一方、S32でYESと判定された場合、ユーザーが運動を止めたと判断できるため、体動判定部174は、所定情報表示条件に該当したと判定し、処理をS21に進める。これにより、脈拍レベル表示処理が終了する。
なお、S31,S32の判定処理では、体動状態の替わりに、電子時計1Aがタップされたか否かを判定するようにしてもよい。
第2実施形態におけるその他の構成は、第1実施形態と同様である。
[第2実施形態の作用効果]
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の構成により、同様の作用効果を得ることができる。さらに、次の作用効果を得ることができる。
ユーザーが運動を開始した場合に、ユーザーがAボタン36を押さなくても、自動的に脈拍レベルを表示でき、ユーザーが運動を止めた場合に、ユーザーがAボタン36を押さなくても、自動的に脈拍レベルの表示を終了し、秒を表示できる。このため、電子時計1Aの使い易さを向上できる。
また、ユーザーが電子時計1Aを使用していないときは、脈拍レベルは表示されず、脈拍レベルの判定も行われないため、消費電力を確実に低減できる。
[第3実施形態]
第3実施形態では、脈拍レベルに加えて、脈拍数も表示される。
以下、第3実施形態について説明するが、第1実施形態と同じ構成については同じ符号を付けて説明は省略する。
図14に示すように、第3実施形態の電子時計1Bの制御装置17Bは、脈拍センサー19を作動させて脈拍数を判定する脈拍数判定部175を備えている。
そして、第3実施形態における脈拍レベル表示処理では、図15に示すように、S11〜S21,S50の処理が実行される。S11〜S21は、第1実施形態と同じため、説明は省略する。
第3実施形態の脈拍レベル表示処理では、S16で脈拍レベルが判定された後、S20でAボタン36が押されたか否かの判定が行われる前に、脈拍数判定表示処理S50が行われる。
図16は、脈拍数判定表示処理S50を示すフローチャートである。
脈拍数判定表示処理S50が実行されると、モード設定部171は、Bボタン37が押されたか否かを判定する(S51)。
S51でNOと判定された場合、モード設定部171は、脈拍数判定表示処理S50を終了し、処理をS20に進める。
一方、S51でYESと判定された場合、すなわち、Bボタン37が押され、脈拍数表示操作が行われた場合、モード設定部171は、脈拍数表示モードを設定する。
そして、脈拍数判定部175は、脈拍センサー19から出力される脈拍信号を解析して、脈拍数を算出する(S52)。
ここでの脈拍数の算出は、脈拍数を1拍単位で表示できるように、脈拍レベルを判定する場合と比べて、周波数解析の分解能を高くして脈拍数が算出される。
具体的には、例えば、図7の表の一番下の行に示すように、脈拍数分解能を約0.93に設定し、サンプリング周波数fsを64Hz、計測時間を64秒に設定する。この場合は、0〜240の脈拍数の範囲を、256段階で表示できるため、脈拍数を1拍単位で正しく表示できる。
次に、表示制御部173は、算出された脈拍数に応じて時針26、分針27、秒針28を制御して、算出された脈拍数を表示させる(S53)。
具体的には、時針26によって脈拍数の百の位の値が表示され、分針27によって脈拍数の十の位の値が表示され、秒針28によって脈拍数の一の位の値が表示される。各指針は、0から11までの時の値を示す位置のうち、位の値と対応する時の値を示す位置を指示することで、位の値を表示する。例えば、脈拍数が135の場合、図17に示すように、時針26が1時位置を指示し、分針27が3時位置を指示し、秒針28が5時位置を指示する。本実施形態では時分針が同じステップモーターで駆動されるため、時分針によって1時15分の位置を示すことで、時針26が1時位置を指示し、分針27が3時位置を指示したこととしている。
次に、モード設定部171は、Bボタン37が押されたか否かを判定する(S54)。S54でYESと判定された場合、モード設定部171は、脈拍数表示モードを解除し、脈拍レベル表示モードを設定して、脈拍数判定表示処理S50を終了する。そして、処理を、ステップS20に進める。
一方、S54でNOと判定された場合、モード設定部171は、Aボタン36が押されたか否かを判定する(S55)。S55でNOと判定された場合、モード設定部171は、脈拍数表示モードを継続し、処理をS52に戻す。これにより、脈拍数算出処理が再度行われる。一方、S55でYESと判定された場合、モード設定部171は、脈拍数表示モードを解除し、時刻表示モードを設定して、脈拍数判定表示処理S50を終了する。そして、処理を、ステップS20に進める。この場合、Aボタン36が押されているため、S20でYESと判定され、脈拍レベル表示処理は終了する。
なお、脈拍数判定表示処理S50では、Bボタン37が押されたか否かを判定する替わりに、電子時計1Bがタップされたか否かを判定するようにしてもよい。
第3実施形態におけるその他の構成は、第1実施形態と同様である。
[第3実施形態の作用効果]
第3実施形態によれば、第1実施形態と同様の構成により、同様の作用効果を得ることができる。さらに、次の作用効果を得ることができる。
電子時計が、時針26、分針27、秒針28を備えていれば、脈拍数を表示するための表示機構を別途設ける必要がないため、電子時計の構成を簡略化でき、脈拍数を表示する電子時計を容易に製造できる。
[他の実施形態]
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上記各実施形態では、脈拍レベル判定部172は、0〜240の脈拍数を等間隔で12段階に分けた脈拍レベルを判定しているが、本発明はこれに限定されない。
例えば、脈拍レベル判定部172は、図18に示す脈拍数と脈拍レベルとの関係に基づいて、0〜240の脈拍数を等間隔で6段階に分けた脈拍レベルを判定してもよい。図18の例では、0〜240の脈拍数が、等間隔で6段階の脈拍レベル「0」〜「5」に分けられている。これによれば、12段階の脈拍レベルを判定する場合と比べて、脈拍数分解能を低くできるため、判定にかかる消費電力を低減できる。
また、脈拍レベル判定部172は、図19に示す脈拍数と脈拍レベルとの関係に基づいて、0〜240の脈拍数を等間隔で60段階に分けた脈拍レベルを判定してもよい。図19の例では、0〜240の脈拍数が、等間隔で60段階の脈拍レベル「0」〜「59」に分けられている。この場合、秒針28は、0から59までの秒の値を示す位置のうち、脈拍レベルと対応する秒の値を示す位置を指示することで、脈拍レベルを表示する。例えば、脈拍レベルが「0」の場合は、0秒位置を指示し、脈拍レベルが「1」の場合は、1秒位置を指示し、脈拍レベルが「59」の場合は、59秒位置を指示する。これによれば、12段階の脈拍レベルを判定する場合と比べて、脈拍レベルを細かく表示できる。
また、脈拍レベル判定部172は、図20に示す脈拍数と脈拍レベルとの関係に基づいて、0〜240の脈拍数を異なる間隔で6段階に分けた脈拍レベルを判定してもよい。図20の例では、0〜240の脈拍数が、異なる間隔で6段階の脈拍レベル「0」〜「5」に分けられている。例えば、101〜160の脈拍数の範囲は、20拍間隔で分けられ、その他の範囲は、40拍や60拍や80拍間隔で分けられている。このような重み付けをすることで、脈拍レベルの段数が同じ場合、脈拍数が等間隔となるように脈拍レベルが設定されている場合と比べて、特定の脈拍数の範囲において、脈拍レベルを細かく表示させることができる。
例えば、健康維持を目的として脈拍レベルを表示させる場合は、図20に示すように、120拍前後(最大脈拍数の40%〜65%程度)で脈拍レベルが細かくなるように、脈拍レベルが設定されることが好ましい。
上記各実施形態では、秒針28が脈拍レベルを表示しているが、本発明はこれに限定されない。
例えば、時針26や分針27が脈拍レベルを表示してもよい。
また、電子時計が副針を備える場合は、当該副針によって脈拍レベルを表示してもよい。この場合は、脈拍レベルと同時に、指針26〜28によって、時分秒を表示できる。
図21は、副針51によって脈拍レベルを表示する表示例である。
副針51は、例えば、文字板12の平面中心から外周方向に設けられた指針軸に取り付けられている。
図21の例では、副針51は、所定情報として、夏時間の設定と、電池残量を表示可能に構成されている。
以下、副針51の回転領域の外周の表記について説明するが、「n時方向」(nは任意の自然数)とあるのは、副針51の指針軸から回転領域の外周を見たときの方向である。
副針51の回転領域の6時方向から7時方向の範囲の外周には、「DST」の英字と「○」の記号が表記されている。DST(daylight saving time)は夏時間を意味する。副針51は、これらの英字と記号を指示することで、夏時間(DST:夏時間ON、○:夏時間OFF)の設定を表示する。
副針51の回転領域の8時方向から9時方向までの範囲の外周には、9時方向の基端が太く、8時方向の先端が細い三日月鎌状の記号である電池インジケーター52が表記されている。電池インジケーター52における電池残量に応じた位置を副針51が指示することで電池残量が表示される。
具体的には、副針51は、電池残量を予め設定された3段階で表示する。副針51は、電池インジケーター52の基端を指示することで、電池残量が3段階のうち最大であることを表示し、先端を指示することで、電池残量が3段階のうち最小であることを表示し、基端と先端の中間点を指示することで、電池残量が3段階のうち中間であることを表示する。
また、副針51の0時方向の外周には、「N」の英字が表記され、1時方向から6時方向までの範囲の外周には、「0」〜「5」の数字が等間隔で表記されている。「N」は、脈拍数の算出に失敗したことを表し、「0」〜「5」は、脈拍レベルを表す。
この表示例では、副針51の1周のステップ数は、夏時間の設定と、電池残量を表示するため、60に設定されている。
なお、夏時間の設定と電池残量を表示するためだけならば、前記ステップ数を、例えば、20ステップ程度に設定することも可能であるが、他の表示にも対応できるようにしてムーブメントに汎用性を持たせることも考慮し、前記ステップ数は、60に設定されている。
そして、脈拍レベルの段階数は、60以下である6に設定されている。
表示制御部173は、時刻表示モードでは、副針51に電池残量を表示させ、脈拍レベル表示モードが設定されると、副針51に「0」〜「5」のうち、判定された脈拍レベルに対応した数字を指示させることで、脈拍レベルを表示させる。また、脈拍数の算出に失敗した場合は、副針51に「N」を指示させる。
これによれば、副針51が脈拍レベルを表示するための指示領域を移動する場合のステップ数(25ステップ)が、脈拍レベルの段階数よりも多いため、副針51によって脈拍レベルを表示できる。
このため、副針51が夏時間の設定および電池残量のみを表示する電子時計が既に存在する場合、脈拍レベルを表示するための専用の指針を新たに設けたり、副針51を駆動する輪列の構成を変更することなく、脈拍レベルを表示させることができる。
なお、「N」、「0」〜「5」の表記は、副針51の0時方向から6時方向までの範囲の外周ではなく、例えば、図22に示すように、9時方向から3時方向までの範囲の外周に表記されていてもよい。
図23は、副針51Aによって脈拍レベルを表示する他の表示例である。
図23に示す例では、副針51Aは、所定情報として、曜日を表示可能に構成されている。
副針51Aの回転領域の0時方向から6時方向の範囲の外周には、七曜を示す、「S」、「M」、「T」、「W」、「T」、「F」、「S」の英字が表記されている。副針51Aは、曜日に応じた英字を指示することで、曜日を表示する。
また、副針51Aの6時方向の外周には、「N」の英字が表記され、7時方向から0時方向までの範囲の外周には、「0」〜「5」の数字が等間隔で表記されている。「N」は、脈拍数の算出に失敗したことを表し、「0」〜「5」は、脈拍レベルを表す。
この表示例では、副針51Aの1周のステップ数は、曜日を表示するため、60に設定されている。
なお、七曜を示す「S」〜「S」の英字を指示するだけならば、前記ステップ数を、例えば、16ステップ程度に設定することも可能であるが、他の表示にも対応できるようにしてムーブメントに汎用性を持たせることも考慮し、前記ステップ数は、60に設定されている。
そして、脈拍レベルの段階数は、60以下である6に設定されている。
表示制御部173は、時刻表示モードでは、副針51Aに曜日を表示させ、脈拍レベル表示モードが設定されると、副針51Aに「0」〜「5」のうち、判定された脈拍レベルに対応した数字を指示させることで、脈拍レベルを表示させる。また、脈拍数の算出に失敗した場合は、副針51Aに「N」を指示させる。
これによれば、副針51Aが脈拍レベルを表示するための指示領域を移動する場合のステップ数(25ステップ)が、脈拍レベルの段階数よりも多いため、副針51Aによって脈拍レベルを表示できる。
このため、副針51Aが曜日のみを表示する電子時計が既に存在する場合、脈拍レベルを表示するための専用の指針を新たに設けたり、副針51Aを駆動する輪列の構成を変更することなく、脈拍レベルを表示させることができる。
なお、「N」、「0」〜「5」の表記は、副針51Aの6時方向から0時方向までの範囲の外周ではなく、例えば、9時方向から3時方向までの範囲の外周に表記されていてもよい。
また、電子時計が副針を備える場合、秒針28によって脈拍レベルを表示し、副針によって脈拍数を表示させてもよい。また、副針によって、脈拍数の計測時間、消費カロリー、最大酸素摂取量、体温、睡眠の質、歩数、気圧、方位、高度、血圧、血糖値、血中酸素飽和度などの情報を表示させてもよい。これらの情報は、秒針28が脈拍レベルを表示している期間だけ表示されてもよいし、常時表示されていてもよい。または、脈拍レベルの表示とは独立して表示されていてもよい。ただし、特に、消費カロリーや歩数などは、ユーザーが脈拍レベルと同時に確認したいと考える場合があるため、脈拍レベル表示モードが設定された場合に、脈拍レベルと同時に表示されることが好ましい。
上記各実施形態および上記他の実施形態では、360度回転する指針によって脈拍レベルが表示されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、所定の角度範囲を往復運針する指針によって脈拍レベルを表示してもよい。この場合、指針が指示領域を移動する場合のステップ数は、角度範囲の一方の端から、他方の端まで移動し、さらに、一方の端まで移動する場合のステップ数となる。
上記第3実施形態では、脈拍レベル表示モードが設定されている場合に、Bボタン37が押されると、脈拍数表示モードが設定されるが、本発明はこれに限定されない。すなわち、時刻表示モードが設定されている場合に、Bボタン37が押されると、脈拍数表示モードが設定されるようにしてもよい。
上記第3実施形態では、時針26、分針27、秒針28によって、脈拍数が表示されるが、本発明はこれに限定されない。例えば、図24に示すように、カレンダー車29に脈拍数を表す数字を表記し、当該カレンダー車29によって脈拍数を表示するようにしてもよい。
上記各実施形態において、電子時計は、Bluetooth(登録商標)やWi-Fi(登録商標)などの無線通信機能を備えていてもよい。この場合、電子時計は、算出した脈拍数や、判定した脈拍レベルなどの情報を、当該無線通信機能によって、多機能携帯電話(スマートフォン)や携帯型PC(パーソナルコンピューター)などの外部機器に送信するようにしてもよい。この場合、電子時計は、情報を保存しておく必要がないため、記憶装置の規模を小さくでき、電子時計を小型化できる。
上記各実施形態では、電子機器として電子時計を例示しているが、本発明はこれに限定されない。すなわち、指針を備える電子機器であれば適用できる。
1,1A,1B…電子時計(電子機器)、12…文字板、13…太陽電池、14…駆動機構、17,17A,17B…制御装置、18…加速度センサー、19…脈拍センサー、19A…LED、19B…フォトダイオード、21…二次電池、26…時針、27…分針、28…秒針、36…Aボタン、37…Bボタン、41…計時装置、42…記憶装置、43…操作装置、44…表示装置、45…充電回路、51,51A…副針、141…ステップモーター、171…モード設定部、172…脈拍レベル判定部、173…表示制御部、174…体動判定部、175…脈拍数判定部。

Claims (8)

  1. 脈拍信号を検出する脈拍センサーと、
    予め設定された所定情報および脈拍数のレベルを示す脈拍レベルを表示可能な指針と、
    前記指針を駆動するステップモーターと、
    脈拍レベル表示モードおよび所定情報表示モードを設定するモード設定部と、
    前記脈拍センサーを作動し、前記脈拍信号を解析して、前記脈拍レベルを判定する脈拍レベル判定部と、
    前記ステップモーターを制御して前記指針の移動を制御する表示制御部と、を備え、
    前記脈拍レベル表示モードが設定された場合、
    前記脈拍レベル判定部は、前記脈拍レベルを判定し、
    前記表示制御部は、判定された前記脈拍レベルに応じた位置を前記指針に指示させることで、前記判定された脈拍レベルを表示させ、
    前記所定情報表示モードが設定された場合、
    前記表示制御部は、前記所定情報を前記指針に表示させ、
    前記指針が指示領域を移動する場合のステップ数は、前記所定情報に応じて設定され、
    前記脈拍レベルの段階数は、前記ステップ数以下に設定され、
    前記脈拍レベル判定部は、設定された前記脈拍レベルの段階数に応じて、前記脈拍レベルを判定する
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    時針と、分針と、を備え、
    前記指針は、前記所定情報としての秒を表示する秒針であり、
    前記脈拍レベルの段階数は、60以下に設定されている
    ことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電子機器において、
    文字板を備え、
    前記指針は、前記文字板の平面中心に設けられた指針軸に取り付けられている
    ことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電子機器において、
    操作装置を備え、
    前記モード設定部は、前記操作装置の表示モード切替操作に応じて、前記脈拍レベル表示モードおよび前記所定情報表示モードを切り替えて設定する
    ことを特徴とする電子機器。
  5. 請求項4に記載の電子機器において、
    前記電子機器は、外装ケースを備えた腕時計であり、
    前記操作装置は、前記外装ケースの側面に設けられ、前記表示モード切替操作が行われるボタンを備え、
    前記ボタンは、0時位置と6時位置とを結ぶ直線に対して、3時方向側に位置している
    ことを特徴とする電子機器。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電子機器において、
    加速度センサーと、
    前記加速度センサーを作動して、前記電子機器を装着したユーザーの体動状態を判定する体動判定部と、を備え、
    前記モード設定部は、判定された前記体動状態が、予め設定された脈拍レベル表示条件に該当する場合、前記脈拍レベル表示モードを設定し、前記判定された体動状態が、予め設定された所定情報表示条件に該当する場合、前記所定情報表示モードを設定する
    ことを特徴とする電子機器。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電子機器において、
    時針、分針、秒針と、
    操作装置と、
    前記脈拍センサーを作動し、前記脈拍信号を解析して、脈拍数を判定する脈拍数判定部と、を備え、
    前記モード設定部は、前記操作装置の脈拍数表示操作に応じて、脈拍数表示モードを設定し、
    前記脈拍数表示モードが設定された場合、
    前記脈拍数判定部は、脈拍数を判定し、
    前記表示制御部は、判定された脈拍数の百の位の値、十の位の値、一の位の値を、それぞれ、前記時針、前記分針、前記秒針を用いて表示させることで、前記判定された脈拍数を表示させる
    ことを特徴とする電子機器。
  8. 脈拍信号を検出する脈拍センサーと、
    前記脈拍センサーからの前記脈拍信号に基づいて脈拍数を複数の段階で示す脈拍レベルを判定する脈拍レベル判定部と、
    前記脈拍レベルを表示可能な指針と、
    を備え、
    前記指針は、前記脈拍レベルとは異なる所定情報も表示可能であり、
    前記指針のステップ数は、前記所定情報に応じて設定され、
    前記脈拍レベルの前記段階の数は、前記ステップ数以下に設定される
    ことを特徴とする電子機器。
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