JP2003061015A - 写真シール自動販売方法とその装置及び写真シールシート - Google Patents

写真シール自動販売方法とその装置及び写真シールシート

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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、利用者が複数で一緒に撮像しても
各利用者の好みを反映させた配置の写真シールを出力
し、その写真シールを悩むことなくハサミ等で切り取っ
て各利用者が分け合うことができる写真シール自動販売
方法、装置及び写真シールシートを提案することを目的
とする。 【解決手段】1以上の被写体を撮像する撮像手段と、前
記撮像した撮像画像を表示する表示手段と前記撮像画像
に対する編集を許容する編集手段と、前記編集した編集
画像及び/又は前記撮像画像から所定の画像を写真シー
ルシートとして印刷する印刷手段とを備えた写真シール
自動販売方法又はその装置に対し、前記画像を配置する
領域として前記写真シールシートを分割し得る領域を設
定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばゲームセ
ンター等のアミューズメント施設において、デジタルカ
メラ等のカメラで写真を撮像し、その画像をプリンタに
てシール紙に印刷するような写真シール自動販売の方
法、装置及びその製造物である写真シールシートに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、写真シール自動販売機では、被写
体を撮像して撮像画像を得、その撮像画像を複写して適
当に配置させ、その配置した撮像画像をプリンタにてシ
ール紙に印刷した写真シールを出力する。前記配置に
は、同じサイズの撮像画像を例えば16枚均等に並べた
配置や、異なるサイズの撮像画像を混合させて並べた配
置等が提案されている。
【0003】このような写真シール自動販売機では、例
えば利用者が2人で一緒に撮像した場合には、写真シー
ルをハサミ等で切り取って互いに欲しい撮像画像を分け
合って利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の写真シール自動
販売機では、撮像画像はそのサイズに合わせて適当に配
置されているだけであり、例えば異なるサイズの撮像画
像を混合させて並べた配置であれば、利用者は何処をハ
サミ等で切り取って分け合うか悩むことが多い。
【0005】また、例えば2人の利用者が1販売内で一
緒に2枚撮像したとき、一方は1枚目が大きいサイズに
印刷された写真シールを望み、他方は2枚目が大きいサ
イズに印刷された写真シールを望むなど、各利用者の好
みに個別に応じるようなことはできなかった。
【0006】この発明は、利用者が複数で一緒に撮像し
ても各利用者の好みを反映させた配置の写真シールを出
力し、その写真シールを公平にハサミ等で切り取って各
利用者が分け合うことができる写真シール自動販売方
法、装置及び写真シールシートを提案することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、撮像手段で
1以上の被写体を撮像し、前記撮像した撮像画像を表示
手段で表示し、前記撮像画像に対する編集手段での編集
を許容し、前記編集した編集画像及び/又は前記撮像画
像から所定の画像を印刷手段で印刷して作成した写真シ
ールシートを販売する写真シール自動販売方法又はその
装置であって、前記写真シールシートを分割し得る領域
を設定し、該領域毎に前記画像を配置する写真シール自
動販売方法又はその装置であることを特徴とする。
【0008】前記撮像手段は、デジタルカメラ及びデジ
タルビデオカメラで構成することができる。前記印刷手
段は、モノトーンプリンタ、セピア(sepia)トーンプリ
ンタ又はカラープリンタで構成することができる。前記
構成により、利用者は容易に分割できる前記領域に撮像
画像を配置した撮像結果を得ることができ、分割する領
域で悩む必要がなくなる。
【0009】好ましい実施の形態として、前記分割の分
割数を選択させることができる。すなわち、分割数を選
択させることで前記配置の決定に要する時間を短縮する
ことができる。
【0010】好ましい実施の形態として、前記領域を均
等に分割することができる。すなわち、例えば利用者が
3人で一緒に撮像した場合、3つに均等に印刷面積を分
割された配置を選択すれば、不公平なく写真シールを分
け合うことができる。
【0011】この発明は、前記写真シール自動販売方法
又は写真シール自動販売装置で分割し得る領域に配置さ
れた前記画像を印刷する又は印刷された写真シールシー
トとすることができる。これにより、利用者に対して分
割が容易な写真シールシートを提供することができる。
【0012】好ましい実施の形態として、前記写真シー
ルシートは、前記分割し得る領域を識別可能な目印が施
される又は施された写真シールシートとすることができ
る。前記目印は、点線やハサミマーク等の印刷による目
印、写真シールシートのシート紙に入れたミシン目によ
る目印、他の部分より余白を多く取ることで識別できる
目印であることを含む。前記構成により、どこで分割す
ればよいか一目で理解できるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を、以下図
面と共に説明する。まず、図1に示す写真シール自動販
売機1の外観を表した斜視図と共に、写真シール自動販
売機1の構成について説明する。
【0014】写真シール自動販売機1はボックス状の枠
で囲まれ、その一側面には筐体2が設置される。筐体2
の正面上部には、中央にデジタルカメラ17を正面より
わずかに下向けに備え、該デジタルカメラ17は上下方
向に撮影角度を変更可能に設ける。
【0015】前記デジタルカメラ17を左右及び上部か
ら囲むようにして半透明部材からなる3つの拡散版16
aを備える。該拡散版16aの内部には、ストロボ発光
する3つのストロボ照明装置16(図2参照)を備えて
おり、該ストロボ照明装置から照射される光は前記拡散
版16aを通過して被写体を照明する。デジタルカメラ
17の左右に設けた前記拡散版16aは、板面を正面よ
り内側へ向かってわずかに傾斜させ、デジタルカメラ1
7の上部に設けた拡散版16aは、正面より下側へ向か
ってわずかに傾斜させることで、これらの各板面が被写
体に向かうように形成されている。
【0016】筐体2の正面中央には、画像を表示するデ
ィスプレイ18を備える。該ディスプレイ18には、後
述する落書き画像の分割数及び配置を利用者に選択させ
る画像も表示する。前記ディスプレイ18にはタッチパ
ネル14bを重ねて設け、タッチペン14aによって落
書き等をペンタッチ入力する入力装置14(後述)を備
える。該入力装置14は、写真シールシート5を分割し
うる領域の数を利用者に選択させる際にも使用する。
【0017】筐体2の正面下部には、貨幣(例えば硬
貨)を投入する投入口15aを備え、その右側面に写真
シールシート5を印刷して排出する写真シールシート排
出口19aを備える。
【0018】写真シール自動販売機1の枠部の天井部に
は、平面視四角形で側面視及び正面視台形の反射板16
bを備える。該反射板16bは、内部にストロボ照明装
置16(図2参照)を備え、底面には拡散板16aを設
けて、被写体を上から照射する。
【0019】以上の構成により、写真シール自動販売機
1は、デジタルカメラ17で撮像した被写体の撮像画像
を元に、入力装置14で選択された数に分割した領域に
画像を配置し、該配置した画像を印刷した写真シールシ
ート5を写真シールシート排出口19aから排出する。
【0020】次に図2に示す写真シール自動販売機1の
制御回路ブロック図と共に、写真シール自動販売機1の
構造について説明する。制御処理を実行する制御部は筐
体2(図1)の内部に設けられ、該制御部は、CPU1
2、ROM11、RAM13にて形成し、CPU12は
ROM11に格納されているプログラムを読み込んで制
御処理を実行し、RAM13に処理用データの読書きを
行う。この実施の形態では、写真シールをハサミ等で分
割するための分割数、及び分割された領域毎の画像の配
置を選択させる処理の制御も実行する。
【0021】入力装置14は、前述したようにディスプ
レイ18に設けられたタッチパネル14bとタッチペン
14aとにより形成され、利用者にタッチペン14aで
操作された内容に該当する信号を入力信号としてCPU
12に送信する。前記入力信号には、写真シールシート
5を分割しうる領域の数を選択された選択信号、及び落
書き編集を行うときの落書き信号を含む。
【0022】貨幣処理装置15は、前述の投入口15a
の内部に設けられ、投入された貨幣(例えば硬貨)の真
偽判別、金種判別を行い、投入金額を処理信号としてC
PU12に送信する。
【0023】ストロボ照明装置16は、前述の拡散板1
6aの各内部に収納され、それぞれCPU12からの照
明制御信号に従ってストロボ発光を実行する。
【0024】デジタルカメラ17は、CPU12よりシ
ャッタ信号を受取り、動画データや静止画データといっ
た画像データをCPU12に送信する。ディスプレイ1
8は、CPU12よりRGB信号を受信し、該信号に従
って画像を表示する。プリンタ19は、CPU12より
プリント画像データを受信し、写真シールシート5に該
プリント画像を印刷して排出する。スピーカ20は、C
PU12より音声信号を受取り、該信号に従って音声を
鳴らす。
【0025】以上の構造により、入力装置14で選択さ
れた数に分割した各領域に、落書き編集された落書き画
像(落書き編集がされなかったときは撮像画像)を配置
し、該配置したプリント画像データに基づいてプリンタ
19が印刷した写真シールシート5を排出する。
【0026】次に図3に示す処理フロー図と共に写真シ
ール自動販売機1の動作について説明する。利用者に貨
幣(例えば硬貨)を投入口15a(図1)に投入される
と、貨幣処理装置15(図2)は真偽判定、金種判定を
実行し、CPU12に処理信号を送信して処理開始とな
る。この実施例では、利用者甲と利用者乙が2人で一緒
に撮影を行う場合について説明し、利用者甲、乙のどち
らが行っても良い操作は単に利用者として説明する。
【0027】前記処理開始を受けると、CPU12はデ
ジタルカメラ17で撮影している映像をディスプレイ1
8に動画表示し、同時に撮影開始ボタンをディスプレイ
18に表示して、利用者にタッチパネル14bの前記撮
影開始ボタンの位置をタッチペン14aでタッチされる
のを待つ(ステップn1)。
【0028】利用者が前記撮影開始ボタンをタッチペン
14aでタッチすると、CPU12はスピーカ20に音
声信号を送信して音声によるカウントダウンを開始す
る。そのカウントダウンの終了と共にストロボ照明装置
16を発光させ、同時にデジタルカメラ17で静止画像
を撮影する。この間CPU12は経過時間を管理してお
り、制限時間(例えば60秒)が経過すれば強制的にス
テップn4に進む(ステップn2)。このとき、撮影画
像が存在していればそれを撮影画像として強制的に採用
し、まだ1枚も撮影されていない場合には強制的に撮影
を実行してその撮影画像を採用してもよい。なお、前記
制限時間は、撮影画像が決定されるまでの間、CPU1
2によってディスプレイ18にカウントダウンして表示
させる。
【0029】撮影終了時に制限時間が経過していなけれ
ば、CPU12はディスプレイ18に前記撮影画像を静
止画表示し、同時にキープボタンと撮り直しボタンを表
示する。利用者に撮り直しボタンをタッチされた場合は
ステップn1に戻る。キープボタンをタッチされた場合
は、CPU12はステップn1からステップn3までの
一連の工程Aで経過した時間(例えば40秒)を前記制
限時間から減算し、算出された残時間(この場合は20
秒)をRAM13に記憶させて次のステップに進む(ス
テップn3)。
【0030】CPU12はディスプレイ18にRGB信
号を送信して前記撮影画像を表示させ、ROM12に記
憶させている工程Aでの残時間(この場合は20秒)を
これから実行する工程Bの制限時間(例えば60秒)に
加算して、制限時間を増加(この場合は80秒)させる
(ステップn4)。このとき同時にディスプレイ18に
は次撮影ボタンと印刷ボタンを表示させる。利用者はタ
ッチペン14aにて落書き画像に落書きを行う。
【0031】CPU12は工程Bの経過時間を管理し、
前記加算した制限時間内(この場合は80秒)であれば
次のステップに進み、制限時間が経過すればステップn
7に強制的に進む(ステップn5)。CPU12は、利
用者が落書き中であれば、ステップn5に戻り、落書き
が終了すれば次のステップに進む(ステップn6)。
【0032】利用者に印刷ボタンをタッチペン14aで
タッチされると、ステップn14へ一気に進む。次撮影
ボタンをタッチされた場合には、CPU12はステップ
n4からステップn7までの工程Bでの経過時間(例え
ば50秒)を制限時間(この場合は80秒)から減算
し、算出された残時間(この場合は30秒)をRAM1
3に記憶させて次のステップに進む(ステップn7)。
なお、この次撮影ボタンをタッチされるまでの間、CP
U12は工程Bの制限時間(この場合は80秒)をディ
スプレイ18に表示させている制限時間表示部にカウン
トダウンして表示させる。
【0033】次の工程Cはステップn8からステップn
10の3つのステップからなり、前記工程Aと同じ動作
で撮影処理を行う。ただしこのときは、工程Cの最初の
ステップn8でCPU12は前記工程Bでの残時間(こ
の場合は30秒)を制限時間(60秒)に加算して制限
時間を増加(この場合は90秒)して処理を行う(ステ
ップn8からn10)。
【0034】次の工程Dはステップn11からステップ
n12の3つのステップからなり、前記工程Bのステッ
プn4からステップn6の3つのステップと同じ動作を
行う。前記工程Cで例えば40秒使用したとすると、残
りの50秒が工程Dに与えられている制限時間、例えば
60秒に加算され、利用者は110秒の間落書きを行う
ことができる(ステップn11からn13)。なお、こ
の工程Dでの落書きにおいては、CPU12はサムネイ
ル画像に工程Bでの落書き画像と工程Dでの落書き画像
を縮小表示させ、利用者にタッチペン14aでタッチさ
れることで落書き画像を選択された落書き画像に入れ替
える。これにより、利用者は工程Dで時間が余れば、工
程Aでの落書きの続きを行うことができる。
【0035】次のステップでは、CPU12はディスプ
レイ18にRGB信号を送信して利用者にシール分割数
及び配置を選択させる(ステップn14)。その選択方
法の詳細について図4に示す処理フロー図と共に説明す
ると、CPU12は、まず図5の画面イメージ図の
(A)に示す分割数選択画面をディスプレイ18に表示
させる(ステップs1)。該分割数選択画面には分割数
選択ボタン30を6つ表示し、それぞれに2人用均等、
2人用混合、3人用均等、3人用混合、多人数均等、多
人数混合を選択する機能を割り当てる。利用者は、例え
ば10秒に設定された制限時間内で前記分割数選択ボタ
ン30の1つ(例えば2人用混合)をタッチペン14a
でタッチする(ステップs2)。前記制限時間内に前記
分割数選択ボタン30の1つがタッチされなければ、例
えば2人用均等を選択されたと強制的に決定して次のス
テップに進む(ステップs3)。
【0036】なお、前記分割数選択ボタン30のうち、
混合と表示された3つのボタンは印刷サイズの異なる落
書き画像を混合させて印刷する場合に選択し、均等と表
示された3つのボタンは印刷サイズを均等に配置した落
書き画像を印刷する場合に選択する。
【0037】CPU12は前述のタッチによる入力信号
を受けてその選択をROM11に記憶させ(ステップs
4)、ディスプレイ18に図中の(B)に示す配置選択
画面を表示させる(ステップs5)。該配置選択画面に
は印刷画像表示部35を表示し、前述の分割数の選択
(この場合は2人用であるので2分割)に対応して、上
部印刷画像表示部35aと下部印刷画像表示部35bに
中央で上下に横点線にて分割する。該印刷画像表示部3
5の右側には、前記横点線の上下に分けて配置選択部を
表示する。該配置選択部は、前記横点線の上側には上部
印刷画像表示部35a内の落書き画像の配置を選択する
ための進むボタン32a、戻るボタン31a、最初の表
示ボタン33aを表示し、下側には下部印刷画像表示部
35b内の落書き画像の配置を選択するための進むボタ
ン32b、戻るボタン31b、最初の表示ボタン33b
を表示する。なお、図中の前記印刷画像表示部35を左
右に分割している縦点線は、左側に1回目の撮像による
落書き画像、右側に2回目の撮像による落書き画像を分
けて表示していることを示す補助線である。
【0038】利用者甲は、選択用ボタンである進むボタ
ン32a、戻るボタン31a、最初の表示ボタン33a
をタッチして自分の欲しい枚数、大きさに配置された上
部印刷画像表示部35a内の落書き画像の配置を選択
し、利用者乙は同様に進むボタン32b、戻るボタン3
1b、最初の表示ボタン33bをタッチして自分の欲し
い枚数、大きさに配置された下部印刷画像表示部35b
内の落書き画像の配置を選択する(ステップs6)。
【0039】利用者が例えば30秒に設定された制限時
間内で前記選択を終了して印刷ボタン34をタッチする
と次のステップである図3に示したステップn15に進
み(ステップs7)、前記印刷ボタン34をタッチされ
なくても前記制限時間が経過すれば強制的に図3に示し
たステップn15に進む(ステップs8)。
【0040】配置選択処理であるステップn14の前記
サブルーチン(前記ステップs1からs8に該当)が終
了すると、CPU12は選択された分割数及び配置に従
って落書き画像を配置した写真シールシート5をプリン
タ19に印刷させ、写真シールシート排出口19aから
排出させる(ステップn15)。排出された写真シール
シート5に対しハサミ等で中央を上下に分割すること
で、利用者甲及び乙は、各々が欲しい枚数及びサイズの
落書き画像が印刷された写真シールを手にすることがで
きる。
【0041】なお、前述のサブルーチンにおいて、ステ
ップs2で前記分割数選択ボタン30にて例えば3人用
均等が選択された場合は、ステップs5で図6の(C)
に示す配置選択画面を表示させる。この場合は3人用で
あるので、印刷画像表示部35は上部印刷画像表示部3
5c、中部印刷画像表示部35d、下部印刷画像表示部
35eの3つに均等に分割され、上部には進むボタン3
2c、戻るボタン31c、最初の表示ボタン33c、中
部には進むボタン32d、戻るボタン31d、最初の表
示ボタン33d、下部には進むボタン32e、戻るボタ
ン31e、最初の表示ボタン33eがそれぞれ対応して
いる。これにより、ハサミ等で3つに容易に分割できる
写真シールシート5を得ることができる。
【0042】また、そのサブルーチンにおいて、ステッ
プs2で前記分割数選択ボタン30にて例えば多人数混
合を選択した場合には、ステップs5で図6の(D)に
示す配置選択画面を表示させる。この場合は横点線によ
る分割はなく縦点線による分割のみであり、印刷画像表
示部35の右側に表示した進むボタン32f、戻るボタ
ン31f、最初の表示ボタン33fで全体の配置を選択
する。利用者は、1回目の撮像による落書き画像と2回
目の撮像により落書き画像を縦点線で縦に分割した後、
それぞれを分配することができる。
【0043】以上の構成、構造、動作により、利用者は
撮像画像に落書き編集を行った落書き画像(落書き編集
してない場合は撮像画像)を容易に分割できるように配
置した写真シールシート5を得ることができる。
【0044】なお、上述の実施例で図5の(B)、図6
の(C)及び(D)に示した縦点線を省き、例えば図5
の(B)であれば、上部印刷画像表示部35a及び下部
印刷画像表示部35bをそれぞれ一体にして、上部印刷
画像表示部35aには1回目の落書き画像のみを配置
し、下部印刷画像表示部35bには1回目及び2回目の
落書き画像を配置するような選択も可能に形成してもよ
い。これにより、利用者の選択できる自由度がさらに向
上する。
【0045】また、例えば図5の(B)で進むボタン3
2b、戻るボタン31b、最初の表示ボタン33bを表
示せず、進むボタン32a、戻るボタン31a、最初の
表示ボタン33aを操作して横点線で分割して落書き画
像が配置された印刷用画像を印刷画像表示部35に表示
するように形成してもよい。これにより、単純なインタ
ーフェースで利用者はハサミ等で容易に分割可能な写真
シールシート5を得ることができる。また、前記印刷画
像表示部35は横点線で縦方向に分割したが、これにか
ぎらず横方向等に分割してもよい。
【0046】また、図5の(A)と共に説明した分割数
の選択、図5の(B)及び図6の(C),(D)と共に
説明した印刷画像表示部35への落書き画像の配置は、
以下の各実施例のように構成することができる。
【0047】第2の実施例として、第1の実施例で図5
の(A)と共に説明した分割数選択画面を、図7に示す
画面イメージ図のようにすることができる。すなわち、
図中の(E)に示すように、分割数選択ボタン30とし
て実際に分割線を表示したシール紙のイメージを表示し
て、利用者に分割位置を選択させることができる。
【0048】前記分割位置を選択後に次へボタン37を
利用者にタッチされると、次の配置選択画面(図5の
(B))を表示する。なお、次へボタン37を設けず、
前記分割数選択ボタン30をタッチすれば配置選択画面
を表示するように構成してもよい。本実施例によれば、
分割位置が均等でなくても目でみて分割位置が確認でき
るためメンタルモデル的にわかりやすく、分割位置の選
択の幅を広げることができる。
【0049】第3の実施例として、第1の実施例で図5
の(B)及び図6の(C),(D)と共に説明した印刷
画像表示部35への落書き画像の配置の決定を、図8の
画面説明図に示すように、ドラッグ&ドロップで行うこ
とができる。すなわち、図中の(F)の画面イメージ図
に示すように、利用者にタッチペン14aで落書き画像
36a,36bのいずれかをタッチして選択させ、次に
上部印刷画像表示部35a又は下部印刷画像表示部35
bにタッチさせることで、サイズの異なる落書き画像3
6(36a,36b)を、上部印刷画像表示部35a及
び下部印刷画像表示部35bに自由に配置することがで
きる。
【0050】このように配置して印刷した例として、図
中の(G)に示すような写真シールシート5を得ること
ができる。該写真シールシート5には、ハサミ等で分割
する位置が識別できるように、落書き画像36と共に点
線の分割線5aを印刷する。本実施例によれば、利用者
が任意の位置に任意の落書き画像36を配置できるた
め、利用者が得られる配置のバリエーションが増加す
る。
【0051】第4の実施例として、落書き画像の配置の
決定を、図9の画面説明図に示すように落書き画像を配
置するパターンを先に選択させて、その後に配置する落
書き画像を選択させて決定することができる。
【0052】すなわち、図中の(H)の画面イメージ図
に示すように、利用者に進むボタン32(32a,32
b)、戻るボタン31(31a,31b)、最初の表示
ボタン33(33a,33b)で落書き画像を配置する
パターンを選択させて該パターンを印刷画像表示部35
に表示し、利用者に落書き画像36をタッチして選択さ
せ、前記印刷画像表示部35にタッチさせることで、タ
ッチされた部分(例えばAがタッチされれば6つのA全
て)に前記落書き画像36を配置する。
【0053】図中の(I)は、前記印刷画像表示部35
に表示するパターンの例を示しており、例えば上部印刷
画像表示部35aのAには落書き画像36a、Bには落
書き画像36cを配置し、下部印刷画像表示部35bの
Aには落書き画像36b、Bには落書き画像36cを配
置した場合であれば図中の(J)に示すような写真シー
ルシート5が得られる。
【0054】以上の第2,第3及び第4の実施例におい
ても、他の構成・構造・動作は前述の第1の実施例と同
様であるので、同一部分には同一符号を付して、詳細な
説明を省略する。
【0055】なお、分割線5aは、ハサミマークや矢印
等の目印を印刷しても良いし、他の部分より余白部分を
多くして分割位置が識別できるようにしても良いし、写
真シールシート5の台紙としてミシン目を入れたシール
紙を準備しておいても良い。
【0056】また、図4のステップs1で行った分割数
の選択は、図3のステップn1とステップn2の間で行
うように設定しても良い。またこのとき、分割数を選択
した後にOKか否かを選択させるように設定しても良
い。また、前述の入力装置14は、タッチパネル14b
を人が指でタッチすることで入力を許容するタッチパネ
ルで形成してもよい。
【0057】この発明の構成と、上述の実施形態との対
応において、この発明の写真シール自動販売装置は、実
施形態の写真シール自動販売機1に対応し、以下同様
に、写真シールシートは、写真シールシート5に対応
し、目印は、分割線5aに対応し、制御手段は、CPU
12、ROM11及びRAM13に対応し、撮像手段
は、デジタルカメラ17に対応し、印刷手段は、プリン
タ19に対応し、領域は、上部印刷画像表示部35a、
下部印刷画像表示部35b、上部印刷画像表示部35
c、中部印刷画像表示部35d、下部印刷画像表示部3
5eに対応するも、この発明は、上述の実施形態の構成
のみに限定されるものではない。
【0058】
【発明の効果】この発明により、利用者は写真シールを
分割する際にハサミ等で簡単に分割することができる。
また、利用者が複数人数で一緒に撮影した場合でも、写
真シールに印刷された画像のどれをいくつずつ配分する
か悩むことなく分割できるようになる。また、複数人数
の利用者は、自分の取り分である領域内で各々が自分好
みの撮像画像の配置を選択できるため、撮像画像の配置
数やサイズを決定する際に利用者同士でもめることがな
くなる。
【0059】以上の効果により、利用者に対する顧客満
足度が向上し、施設の経営者は売上増加を見込むことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真シール自動販売機の外観を示す斜視図。
【図2】制御回路を示すブロック図。
【図3】撮影、編集、配置選択及び印刷処理を示すフロ
ーチャート。
【図4】配置選択処理を示すフローチャート。
【図5】配置選択の画面イメージを示すイメージ図。
【図6】配置選択の画面イメージを示すイメージ図。
【符号の説明】
1…写真シール自動販売機 5…写真シールシート 5a…分割線 11…ROM 12…CPU 13…RAM 17…デジタルカメラ 19…プリンタ 35a、35c…上部印刷画像表示部 35b、35e…下部印刷画像表示部 35d…中部印刷画像表示部
【手続補正書】
【提出日】平成13年10月31日(2001.10.
31)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】写真シール自動販売機の外観を示す斜視図。
【図2】制御回路を示すブロック図。
【図3】撮影、編集、配置選択及び印刷処理を示すフロ
ーチャート。
【図4】配置選択処理を示すフローチャート。
【図5】配置選択の画面イメージを示すイメージ図。
【図6】配置選択の画面イメージを示すイメージ図。
【図7】分割位置選択の画面イメージを示すイメージ
図。
【図8】配置操作及びそのときの写真シールシートを示
す説明図。
【図9】配置操作及びそのときの写真シールシートを示
す説明図。
【符号の説明】 1…写真シール自動販売機 5…写真シールシート 5a…分割線 11…ROM 12…CPU 13…RAM 17…デジタルカメラ 19…プリンタ 35a、35c…上部印刷画像表示部 35b、35e…下部印刷画像表示部 35d…中部印刷画像表示部 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月8日(2002.4.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 写真シール自動販売方法とその装置及
び写真シールシート
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばゲームセ
ンター等のアミューズメント施設において、デジタルカ
メラ等のカメラで写真を撮像し、その画像をプリンタに
てシール紙に印刷するような写真シール自動販売の方
法、装置及びその製造物である写真シールシートに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、写真シール自動販売機では、被写
体を撮像して撮像画像を得、その撮像画像を複写して適
当に配置させ、その配置した撮像画像をプリンタにてシ
ール紙に印刷した写真シールを出力する。前記配置に
は、同じサイズの撮像画像を例えば16枚均等に並べた
配置や、異なるサイズの撮像画像を混合させて並べた配
置等が提案されている。
【0003】このような写真シール自動販売機では、例
えば利用者が2人で一緒に撮像した場合には、写真シー
ルをハサミ等で切り取って互いに欲しい撮像画像を分け
合って利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の写真シール自動
販売機では、撮像画像はそのサイズに合わせて適当に配
置されているだけであり、例えば異なるサイズの撮像画
像を混合させて並べた配置であれば、利用者は何処をハ
サミ等で切り取って分け合うか悩むことが多い。
【0005】また、例えば2人の利用者が1販売内で一
緒に2枚撮像したとき、一方は1枚目が大きいサイズに
印刷された写真シールを望み、他方は2枚目が大きいサ
イズに印刷された写真シールを望むなど、各利用者の好
みに個別に応じるようなことはできなかった。
【0006】この発明は、利用者が複数で一緒に撮像し
ても各利用者の好みを反映させた配置の写真シールを出
力し、その写真シールを公平にハサミ等で切り取って各
利用者が分け合うことができる写真シール自動販売方
法、装置及び写真シールシートを提案することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、撮像手段で
1以上の被写体を撮像し、前記撮像した撮像画像を表示
手段で表示し、前記撮像画像に対する編集手段での編集
を許容し、前記編集した編集画像及び/又は前記撮像画
像から所定の画像を印刷手段で印刷して作成した写真シ
ールシートを販売する写真シール自動販売方法又はその
装置であって、前記写真シールシートを利用者が分ける
領域数を領域数選択手段で選択可能に設定し、該領域毎
に前記画像を割り付ける写真シール自動販売方法又はそ
の装置であることを特徴とする。
【0008】前記撮像手段は、デジタルカメラ及びデジ
タルビデオカメラで構成することができる。前記印刷手
段は、モノトーンプリンタ、セピア(sepia)トーンプリ
ンタ又はカラープリンタで構成することができる。
【0009】前記構成により、利用者は写真シールシー
トの分割を希望する領域数に選択することで、容易に分
割できる前記領域に撮像画像を割り付けた撮像結果を得
ることができ、分割する領域で悩む必要がなくなる。
【0010】また、領域数を選択させることで領域分割
の決定に要する時間を短縮することができる。
【0011】好ましい実施の形態として、利用者が領域
に割り付ける画像を画像選択手段で選択することができ
る。また、上記画像の数を画像数選択手段で選択するこ
とができ、また、上記画像の大きさを画像サイズ選択手
段で選択することができ、また、上記画像の配置を画像
配置選択手段で選択することができ、これらの選択を複
合化して選択手段で選択することができる
【0012】例えば、利用者が3人で一緒に撮像した場
合、3つに均等に印刷面積を分割された領域を選択すれ
ば、不公平なく写真シールを分け合うことができる。
た、それぞれの利用者が分ける領域では、それぞれの利
用者の好みで画像の数、大きさ、配置を選択することが
できる。
【0013】この発明は、前記写真シール自動販売方法
又は写真シール自動販売装置で利用者が分ける領域に
り付けられた前記画像を印刷する又は印刷された写真シ
ールシートとすることができる。これにより、利用者に
対して分割が容易な写真シールシートを提供することが
できる。
【0014】好ましい実施の形態として、前記写真シー
ルシートは、前記利用者が分ける領域を識別可能な目印
が施される又は施された写真シールシートとすることが
できる。前記目印は、点線やハサミマーク等の印刷によ
る目印、写真シールシートのシート紙に入れたミシン目
による目印、他の部分より余白を多く取ることで識別で
きる目印であることを含む。前記構成により、どこで分
割すればよいか一目で理解できるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を、以下図
面と共に説明する。まず、図1に示す写真シール自動販
売機1の外観を表した斜視図と共に、写真シール自動販
売機1の構成について説明する。
【0016】写真シール自動販売機1はボックス状の枠
で囲まれ、その一側面には筐体2が設置される。
【0017】筐体2の正面上部には、中央にデジタルカ
メラ17を正面よりわずかに下向けに備え、該デジタル
カメラ17は上下方向に撮影角度を変更可能に設ける。
【0018】前記デジタルカメラ17を左右及び上部か
ら囲むようにして半透明部材からなる3つの拡散版16
aを備える。該拡散版16aの内部には、ストロボ発光
する3つのストロボ照明装置16(図2参照)を備えて
おり、該ストロボ照明装置から照射される光は前記拡散
版16aを通過して被写体を照明する。デジタルカメラ
17の左右に設けた前記拡散版16aは、板面を正面よ
り内側へ向かってわずかに傾斜させ、デジタルカメラ1
7の上部に設けた拡散版16aは、正面より下側へ向か
ってわずかに傾斜させることで、これらの各板面が被写
体に向かうように形成されている。
【0019】筐体2の正面中央には、画像を表示するデ
ィスプレイ18を備える。該ディスプレイ18には、後
述する落書き画像の分割数及び配置を利用者に選択させ
る画像も表示する。前記ディスプレイ18にはタッチパ
ネル14bを重ねて設け、タッチペン14aによって落
書き等をペンタッチ入力する入力装置14(後述)を備
える。該入力装置14は、写真シールシート5を利用者
が分け合う領域の数を利用者に選択させる際にも使用す
る。
【0020】筐体2の正面下部には、貨幣(例えば硬
貨)を投入する投入口15aを備え、その右側面に写真
シールシート5を印刷して排出する写真シールシート排
出口19aを備える。
【0021】写真シール自動販売機1の枠部の天井部に
は、平面視四角形で側面視及び正面視台形の反射板16
bを備える。該反射板16bは、内部にストロボ照明装
置16(図2参照)を備え、底面には拡散板16aを設
けて、被写体を上から照射する。
【0022】以上の構成により、写真シール自動販売機
1は、デジタルカメラ17で撮像した被写体の撮像画像
を元に、入力装置14で選択された数に分割した領域に
画像を割り付けし、該割り付けした画像を印刷した写真
シールシート5を写真シールシート排出口19aから排
出する。
【0023】次に図2に示す写真シール自動販売機1の
制御回路ブロック図と共に、写真シール自動販売機1の
構造について説明する。制御処理を実行する制御部は筐
体2(図1)の内部に設けられ、該制御部は、CPU1
2、ROM11、RAM13にて形成し、CPU12は
ROM11に格納されているプログラムを読み込んで制
御処理を実行し、RAM13に処理用データの読書きを
行う。この実施の形態では、写真シールをハサミ等で
用者が分割するための分割数、及び分割された領域毎の
画像の割り付けを選択させる処理の制御も実行する。
【0024】入力装置14は、前述したようにディスプ
レイ18に設けられたタッチパネル14bとタッチペン
14aとにより形成され、利用者にタッチペン14aで
操作された内容に該当する信号を入力信号としてCPU
12に送信する。前記入力信号には、写真シールシート
5を分割しうる領域の数を選択された選択信号、及び落
書き編集を行うときの落書き信号を含む。
【0025】貨幣処理装置15は、前述の投入口15a
の内部に設けられ、投入された貨幣(例えば硬貨)の真
偽判別、金種判別を行い、投入金額を処理信号としてC
PU12に送信する。
【0026】ストロボ照明装置16は、前述の拡散板1
6aの各内部に収納され、それぞれCPU12からの照
明制御信号に従ってストロボ発光を実行する。
【0027】デジタルカメラ17は、CPU12よりシ
ャッタ信号を受取り、動画データや静止画データといっ
た画像データをCPU12に送信する。
【0028】ディスプレイ18は、CPU12よりRG
B信号を受信し、該信号に従って画像を表示する。プリ
ンタ19は、CPU12よりプリント画像データを受信
し、写真シールシート5に該プリント画像を印刷して排
出する。スピーカ20は、CPU12より音声信号を受
取り、該信号に従って音声を鳴らす。
【0029】以上の構造により、入力装置14で選択さ
れた数に分割した各領域に、落書き編集された落書き画
像(落書き編集がされなかったときは撮像画像)を割り付
し、該割り付けしたプリント画像データに基づいてプ
リンタ19が印刷した写真シールシート5を排出する。
【0030】次に図3に示す処理フロー図と共に写真シ
ール自動販売機1の動作について説明する。利用者
幣(例えば硬貨)を投入口15a(図1)に投入する
と、貨幣処理装置15(図2)は真偽判定、金種判定を
実行し、CPU12に処理信号を送信して処理開始とな
る。この実施例では、利用者甲と利用者乙が2人で一緒
に撮影を行う場合について説明し、利用者甲、乙のどち
らが行っても良い操作は単に利用者として説明する。
【0031】前記処理開始を受けると、CPU12はデ
ジタルカメラ17で撮影している映像をディスプレイ1
8に動画表示し、同時に撮影開始ボタンをディスプレイ
18に表示して、利用者にタッチパネル14bの前記撮
影開始ボタンの位置をタッチペン14aでタッチされる
のを待つ(ステップn1)。
【0032】利用者が前記撮影開始ボタンをタッチペン
14aでタッチすると、CPU12はスピーカ20に音
声信号を送信して音声によるカウントダウンを開始す
る。そのカウントダウンの終了と共にストロボ照明装置
16を発光させ、同時にデジタルカメラ17で静止画像
を撮影する。この間CPU12は経過時間を管理してお
り、制限時間(例えば60秒)が経過すれば強制的にス
テップn4に進む(ステップn2)。このとき、撮影画
像が存在していればそれを撮影画像として強制的に採用
し、まだ1枚も撮影されていない場合には強制的に撮影
を実行してその撮影画像を採用してもよい。なお、前記
制限時間は、撮影画像が決定されるまでの間、CPU1
2によってディスプレイ18にカウントダウンして表示
させる。
【0033】撮影終了時に制限時間が経過していなけれ
ば、CPU12はディスプレイ18に前記撮影画像を静
止画表示し、同時にキープボタンと撮り直しボタンを表
示する。利用者に撮り直しボタンをタッチされた場合は
ステップn1に戻る。キープボタンをタッチされた場合
は、CPU12はステップn1からステップn3までの
一連の工程Aで経過した時間(例えば40秒)を前記制
限時間から減算し、算出された残時間(この場合は20
秒)をRAM13に記憶させて次のステップに進む(ス
テップn3)。
【0034】CPU12はディスプレイ18にRGB信
号を送信して前記撮影画像を表示させ、ROM12に記
憶させている工程Aでの残時間(この場合は20秒)を
これから実行する工程Bの制限時間(例えば60秒)に
加算して、制限時間を増加(この場合は80秒)させる
(ステップn4)。このとき同時にディスプレイ18に
は次撮影ボタンと印刷ボタンを表示させる。利用者はタ
ッチペン14aにて落書き画像に落書きを行う。
【0035】CPU12は工程Bの経過時間を管理し、
前記加算した制限時間内(この場合は80秒)であれば
次のステップに進み、制限時間が経過すればステップn
7に強制的に進む(ステップn5)。CPU12は、利
用者が落書き中であれば、ステップn5に戻り、落書き
が終了すれば次のステップに進む(ステップn6)。
【0036】利用者に印刷ボタンをタッチペン14aで
タッチされると、ステップn14へ一気に進む。次撮影
ボタンをタッチされた場合には、CPU12はステップ
n4からステップn7までの工程Bでの経過時間(例え
ば50秒)を制限時間(この場合は80秒)から減算
し、算出された残時間(この場合は30秒)をRAM1
3に記憶させて次のステップに進む(ステップn7)。
【0037】なお、この次撮影ボタンをタッチされるま
での間、CPU12は工程Bの制限時間(この場合は8
0秒)をディスプレイ18に表示させている制限時間表
示部にカウントダウンして表示させる。
【0038】次の工程Cはステップn8からステップn
10の3つのステップからなり、前記工程Aと同じ動作
で撮影処理を行う。ただしこのときは、工程Cの最初の
ステップn8でCPU12は前記工程Bでの残時間(こ
の場合は30秒)を制限時間(60秒)に加算して制限
時間を増加(この場合は90秒)して処理を行う(ステ
ップn8からn10)。
【0039】次の工程Dはステップn11からステップ
n12の3つのステップからなり、前記工程Bのステッ
プn4からステップn6の3つのステップと同じ動作を
行う。前記工程Cで例えば40秒使用したとすると、残
りの50秒が工程Dに与えられている制限時間、例えば
60秒に加算され、利用者は110秒の間落書きを行う
ことができる(ステップn11からn13)。なお、こ
の工程Dでの落書きにおいては、CPU12はサムネイ
ル画像に工程Bでの落書き画像と工程Dでの落書き画像
を縮小表示させ、利用者にタッチペン14aでタッチさ
れることで落書き画像を選択された落書き画像に入れ替
える。これにより、利用者は工程Dで時間が余れば、工
程Aでの落書きの続きを行うことができる。
【0040】次のステップでは、CPU12はディスプ
レイ18にRGB信号を送信して利用者にシール分割数
及び配置を選択させる(ステップn14)。
【0041】その選択方法の詳細について図4に示す処
理フロー図と共に説明すると、CPU12は、まず図5
の画面イメージ図の(A)に示す分割数選択画面をディ
スプレイ18に表示させる(ステップs1)。該分割数
選択画面には分割数選択ボタン30を6つ表示し、それ
ぞれに2人用均等、2人用混合、3人用均等、3人用混
合、多人数均等、多人数混合を選択する機能を割り当て
る。利用者は、例えば10秒に設定された制限時間内で
前記分割数選択ボタン30の1つ(例えば2人用混合)
をタッチペン14aでタッチする(ステップs2)。前
記制限時間内に前記分割数選択ボタン30の1つがタッ
チされなければ、例えば2人用均等を選択されたと強制
的に決定して次のステップに進む(ステップs3)。
【0042】なお、前記分割数選択ボタン30のうち、
混合と表示された3つのボタンは印刷サイズの異なる落
書き画像を混合させて印刷する場合に選択し、均等と表
示された3つのボタンは印刷サイズを均等に配置した落
書き画像を印刷する場合に選択する。
【0043】CPU12は前述のタッチによる入力信号
を受けてその選択をROM11に記憶させ(ステップs
4)、ディスプレイ18に図中の(B)に示す配置選択
画面を表示させる(ステップs5)。該配置選択画面に
は印刷画像表示部35を表示し、前述の分割数の選択
(この場合は2人用であるので2分割)に対応して、上
部印刷画像表示部35aと下部印刷画像表示部35bに
中央で上下に横点線にて分割する。
【0044】該印刷画像表示部35の右側には、前記横
点線の上下に分けて配置選択部を表示する。該配置選択
部は、前記横点線の上側には上部印刷画像表示部35a
内の落書き画像の配置を選択するための進むボタン32
a、戻るボタン31a、最初の表示ボタン33aを表示
し、下側には下部印刷画像表示部35b内の落書き画像
の配置を選択するための進むボタン32b、戻るボタン
31b、最初の表示ボタン33bを表示する。なお、図
中の前記印刷画像表示部35を左右に分割している縦点
線は、左側に1回目の撮像による落書き画像、右側に2
回目の撮像による落書き画像を分けて表示していること
を示す補助線である。
【0045】利用者甲は、選択用ボタンである進むボタ
ン32a、戻るボタン31a、最初の表示ボタン33a
をタッチして自分の欲しい枚数、大きさに配置された上
部印刷画像表示部35a内の落書き画像の割り付けを選
択し、利用者乙は同様に進むボタン32b、戻るボタン
31b、最初の表示ボタン33bをタッチして自分の欲
しい枚数、大きさに配置された下部印刷画像表示部35
b内の落書き画像の割り付けを選択する(ステップs
6)。
【0046】利用者が例えば30秒に設定された制限時
間内で前記選択を終了して印刷ボタン34をタッチする
と次のステップである図3に示したステップn15に進
み(ステップs7)、前記印刷ボタン34をタッチされ
なくても前記制限時間が経過すれば強制的に図3に示し
たステップn15に進む(ステップs8)。
【0047】配置選択処理であるステップn14の前記
サブルーチン(前記ステップs1からs8に該当)が終
了すると、CPU12は選択された分割数及び配置に従
って落書き画像を割り付けした写真シールシート5をプ
リンタ19に印刷させ、写真シールシート排出口19a
から排出させる(ステップn15)。排出された写真シ
ールシート5に対しハサミ等で中央を上下に分割するこ
とで、利用者甲及び乙は、各々が欲しい枚数及びサイズ
の落書き画像が印刷された写真シールを手にすることが
できる。
【0048】なお、前述のサブルーチンにおいて、ステ
ップs2で前記分割数選択ボタン30にて例えば3人用
均等が選択された場合は、ステップs5で図6の(C)
に示す配置選択画面を表示させる。この場合は3人用で
あるので、印刷画像表示部35は上部印刷画像表示部3
5c、中部印刷画像表示部35d、下部印刷画像表示部
35eの3つに均等に分割され、上部には進むボタン3
2c、戻るボタン31c、最初の表示ボタン33c、中
部には進むボタン32d、戻るボタン31d、最初の表
示ボタン33d、下部には進むボタン32e、戻るボタ
ン31e、最初の表示ボタン33eがそれぞれ対応して
いる。これにより、ハサミ等で3つに容易に分割できる
写真シールシート5を得ることができる。
【0049】また、そのサブルーチンにおいて、ステッ
プs2で前記分割数選択ボタン30にて例えば多人数混
合を選択した場合には、ステップs5で図6の(D)に
示す配置選択画面を表示させる。この場合は横点線によ
る分割はなく縦点線による分割のみであり、印刷画像表
示部35の右側に表示した進むボタン32f、戻るボタ
ン31f、最初の表示ボタン33fで全体の配置を選択
する。利用者は、1回目の撮像による落書き画像と2回
目の撮像により落書き画像を縦点線で縦に分割した後、
それぞれを分配することができる。
【0050】以上の構成、構造、動作により、利用者は
撮像画像に落書き編集を行った落書き画像(落書き編集
してない場合は撮像画像)を容易に分割できるように配
置した写真シールシート5を得ることができる。
【0051】なお、上述の実施例で図5の(B)、図6
の(C)及び(D)に示した縦点線を省き、例えば図5
の(B)であれば、上部印刷画像表示部35a及び下部
印刷画像表示部35bをそれぞれ一体にして、上部印刷
画像表示部35aには1回目の落書き画像のみを配置
し、下部印刷画像表示部35bには1回目及び2回目の
落書き画像を配置するような選択も可能に形成してもよ
い。これにより、利用者の選択できる自由度がさらに向
上する。
【0052】また、例えば図5の(B)で進むボタン3
2b、戻るボタン31b、最初の表示ボタン33bを表
示せず、進むボタン32a、戻るボタン31a、最初の
表示ボタン33aを操作して横点線で分割して落書き画
像が配置された印刷用画像を印刷画像表示部35に表示
するように形成してもよい。これにより、単純なインタ
ーフェースで利用者はハサミ等で容易に分割可能な写真
シールシート5を得ることができる。
【0053】また、前記印刷画像表示部35は横点線で
縦方向に分割したが、これにかぎらず横方向等に分割し
てもよい。
【0054】また、図5の(A)と共に説明した分割数
の選択、図5の(B)及び図6の(C),(D)と共に
説明した印刷画像表示部35への落書き画像の配置は、
以下の各実施例のように構成することができる。
【0055】第2の実施例として、第1の実施例で図5
の(A)と共に説明した分割数選択画面を、図7に示す
画面イメージ図のようにすることができる。すなわち、
図中の(E)に示すように、分割数選択ボタン30とし
て実際に分割線を表示したシール紙のイメージを表示し
て、利用者に分割位置を選択させることができる。
【0056】前記分割位置を選択後に次へボタン37を
利用者にタッチされると、次の配置選択画面(図5の
(B))を表示する。なお、次へボタン37を設けず、
前記分割数選択ボタン30をタッチすれば配置選択画面
を表示するように構成してもよい。本実施例によれば、
分割位置が均等でなくても目でみて分割位置が確認でき
るためメンタルモデル的にわかりやすく、分割位置の選
択の幅を広げることができる。
【0057】第3の実施例として、第1の実施例で図5
の(B)及び図6の(C),(D)と共に説明した印刷
画像表示部35への落書き画像の配置の決定を、図8の
画面説明図に示すように、ドラッグ&ドロップで行うこ
とができる。すなわち、図中の(F)の画面イメージ図
に示すように、利用者にタッチペン14aで落書き画像
36a,36bのいずれかをタッチして選択させ、次に
上部印刷画像表示部35a又は下部印刷画像表示部35
bにタッチさせることで、サイズの異なる落書き画像3
6(36a,36b)を、上部印刷画像表示部35a及
び下部印刷画像表示部35bに自由に配置することがで
きる。
【0058】このように配置して印刷した例として、図
中の(G)に示すような写真シールシート5を得ること
ができる。該写真シールシート5には、ハサミ等で分割
する位置が識別できるように、落書き画像36と共に点
線の分割線5aを印刷する。本実施例によれば、利用者
が任意の位置に任意の落書き画像36を配置できるた
め、利用者が得られる配置のバリエーションが増加す
る。
【0059】第4の実施例として、落書き画像の配置の
決定を、図9の画面説明図に示すように落書き画像を配
置するパターンを先に選択させて、その後に配置する落
書き画像を選択させて決定することができる。
【0060】すなわち、図中の(H)の画面イメージ図
に示すように、利用者に進むボタン32(32a,32
b)、戻るボタン31(31a,31b)、最初の表示
ボタン33(33a,33b)で落書き画像を配置する
パターンを選択させて該パターンを印刷画像表示部35
に表示し、利用者に落書き画像36をタッチして選択さ
せ、前記印刷画像表示部35にタッチさせることで、タ
ッチされた部分(例えばAがタッチされれば6つのA全
て)に前記落書き画像36を配置する。
【0061】図中の(I)は、前記印刷画像表示部35
に表示するパターンの例を示しており、例えば上部印刷
画像表示部35aのAには落書き画像36a、Bには落
書き画像36cを配置し、下部印刷画像表示部35bの
Aには落書き画像36b、Bには落書き画像36cを配
置した場合であれば図中の(J)に示すような写真シー
ルシート5が得られる。
【0062】以上の第2,第3及び第4の実施例におい
ても、他の構成・構造・動作は前述の第1の実施例と同
様であるので、同一部分には同一符号を付して、詳細な
説明を省略する。
【0063】なお、分割線5aは、ハサミマークや矢印
等の目印を印刷しても良いし、他の部分より余白部分を
多くして分割位置が識別できるようにしても良いし、写
真シールシート5の台紙としてミシン目を入れたシール
紙を準備しておいても良い。
【0064】また、図4のステップs1で行った分割数
の選択は、図3のステップn1とステップn2の間で行
うように設定しても良い。またこのとき、分割数を選択
した後にOKか否かを選択させるように設定しても良
い。また、前述の入力装置14は、タッチパネル14b
を人が指でタッチすることで入力を許容するタッチパネ
ルで形成してもよい。
【0065】この発明の構成と、上述の実施形態との対
応において、この発明の写真シール自動販売装置は、実
施形態の写真シール自動販売機1に対応し、以下同様
に、写真シールシートは、写真シールシート5に対応
し、目印は、分割線5aに対応し、制御手段は、CPU
12、ROM11及びRAM13に対応し、撮像手段
は、デジタルカメラ17に対応し、印刷手段は、プリン
タ19に対応し、利用者が分ける領域は、上部印刷画像
表示部35a、下部印刷画像表示部35b、上部印刷画
像表示部35c、中部印刷画像表示部35d、下部印刷
画像表示部35eに対応し、領域数選択手段は、分割数
選択ボタン30に対応し、画像選択手段は、落書き画像
36a,36bのタッチ選択に対応し、画像数選択手段
は、戻るボタン31a,31b、進むボタン32a,3
2b、表示ボタン33a,33bに対応し、画像サイズ
選択手段および画像配置選択手段は、戻るボタン31
a,31b、進むボタン32a,32b、表示ボタン3
3a,33b、および、落書き画像36a,36abの
タッチ選択に対応するも、この発明は、上述の実施形態
の構成のみに限定されるものではない。
【0066】
【発明の効果】この発明により、利用者は写真シールを
分割する際、写真シールシートは利用者が分けた領域数
で既に分けられているので、この領域に沿ってハサミ等
で簡単に分割することができる。
【0067】また、利用者が複数人数で一緒に撮影した
場合でも、写真シールに印刷された画像のどれをいくつ
ずつ配分するか悩むことなく分割できるようになる。
【0068】また、複数人数の利用者は、自分の取り分
である領域内で各々が自分好みの撮像画像の配置を選択
できるため、撮像画像の配置数やサイズを決定する際に
利用者同士でもめることがなくなる。
【0069】以上の効果により、利用者に対する顧客満
足度が向上し、施設の経営者は売上増加を見込むことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真シール自動販売機の外観を示す斜視図。
【図2】制御回路を示すブロック図。
【図3】撮影、編集、配置選択及び印刷処理を示すフロ
ーチャート。
【図4】配置選択処理を示すフローチャート。
【図5】配置選択の画面イメージを示すイメージ図。
【図6】配置選択の画面イメージを示すイメージ図。
【図7】分割位置選択の画面イメージを示すイメージ
図。
【図8】配置操作及びそのときの写真シールシートを示
す説明図。
【図9】配置操作及びそのときの写真シールシートを示
す説明図。
【符号の説明】 1…写真シール自動販売機 5…写真シールシート 5a…分割線 11…ROM 12…CPU 13…RAM 17…デジタルカメラ 19…プリンタ 35a、35c…上部印刷画像表示部 35b、35e…下部印刷画像表示部 35d…中部印刷画像表示部
フロントページの続き (72)発明者 奥野 茂 京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町 801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 田村 兵衛 京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町 801番地 オムロン株式会社内 Fターム(参考) 2H104 BC35 BC48 5C052 FA02 FA03 FD07 FD08 FD09 5C053 FA04 FA06 FA08 LA01 LA03 LA04 5C054 AA05 CA04 CC02 CE16 CF01 CH02 EA01 EA07 EH00 EH07 FA02 FC11 GA05 GB11 GD07 HA14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像手段で1以上の被写体を撮像し、前記
    撮像した撮像画像を表示手段で表示し、前記撮像画像に
    対する編集手段での編集を許容し、前記編集した編集画
    像及び/又は前記撮像画像から所定の画像を印刷手段で
    印刷して作成した写真シールシートを販売する写真シー
    ル自動販売方法であって、前記写真シールシートを分割
    し得る領域を設定し、該領域毎に前記画像を配置する写
    真シール自動販売方法。
  2. 【請求項2】前記分割の分割数を選択させる請求項1記
    載の写真シール自動販売方法。
  3. 【請求項3】前記領域を均等に分割する請求項1又は2
    記載の写真シール自動販売方法。
  4. 【請求項4】1以上の被写体を撮像する撮像手段と、前
    記撮像した撮像画像を表示する表示手段と前記撮像画像
    に対する編集を許容する編集手段と、前記編集した編集
    画像及び/又は前記撮像画像から所定の画像を写真シー
    ルシートとして印刷する印刷手段とを備えた写真シール
    自動販売装置であって、前記画像を配置する領域として
    前記写真シールシートを分割し得る領域を設定する写真
    シール自動販売装置。
  5. 【請求項5】前記分割の分割数を選択させる請求項4記
    載の写真シール自動販売装置。
  6. 【請求項6】前記領域を均等に設定する請求項4又は5
    記載の写真シール自動販売装置。
  7. 【請求項7】請求項1から6のいずれか1つに記載の写
    真シール自動販売方法又は写真シール自動販売装置で配
    置された前記画像を印刷する又は印刷された写真シール
    シート。
  8. 【請求項8】前記分割し得る領域を識別可能な目印が施
    される又は施された請求項7記載の写真シールシート。
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