WO2001079086A1 - Structure de systeme transporteur, dispositif de roulement comprenant ladite structure, et structure de montage de rail de roulement du systeme transporteur - Google Patents

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Motoya Koeda
Seiichi Fukazawa
Kazuyuki Kobayashi
Fukukazu Kato
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Description

明細書
コンペャシステムに於けるフレーム材及びこのフレーム材を利用した 走行フレーム装置並びにコンべャシステムに於ける走行レール取付構造 発明の背景
(a) 発明の分野
本発明は、 例えば、 コンペャシステムの分野に於いて使用される走行フレ ーム装置や、 ガイドレール、 受けレール等として利用可能な金属製のフレー ム材と、 このフレーム材を利用して構成されるコンペャチェーン等の走行フ レーム装置と、 この走行レール装置やフレーム材に、 簡単に、 確実に、 かつ 安定的に走行レールを装着するための走行レール取付構造に関するものであ る。
(b) 先行技術の説明
従来、 この種のフレーム材等にあっては、 鉄製またはステンレススチール 製のフレーム材が利用されており、 このようなフレーム材は、 適当な厚みと 適切な長さの鉄鋼板材をプレスまたはべンダ一で折曲げて簡単な長尺構造物 を作り、 これらを複数繋いで構成したものが提供されていた。
また、 押出し加工によるアルミ製のフレーム材も利用されており、 このフ レーム材は、 複雑な形状に形成できる利点がある。
加えて、 コンペャシステムに於いて、 コンべャチェーンの下に敷かれる走 行レールは、 例えば、 機械加工や、 押出し成型によって形成されている。 そ して、 走行レールのフレーム材への装着は、 例えば、 フレーム材上に走行レ 一ルを載置し、 複数のネジを用いて走行レールを長手方向に沿って所定の間 隔でフレーム材に固定したり、 また、 図 1 6に示すように、 押出し成型によ つて形成された走行レール 5 0をフレーム材 5 1の平坦な端緣部分に嵌込み 装着すると共に、 走行レール 5 0自身の弾性挾圧力によってフレーム材 5 1 の端縁部分を挟むようにして装着させ、 更に、 走行レール 5 0の端部をネジ を用いてフレーム材 5 1に固定するという方法で行われていた。 しかしながら、鉄またはステンレススチールからなる従来のフレーム材は、 構造が比較的簡単なものしか形成できないという難点があった。 そして、 適 切な加工精度や、 剛性を得るためには、 比較的厚い板材の使用が要求される 力 そのような厚い板材を使用すると、 軽量化やコスト低減が難しいという 問題があった。 加えて、 フレーム材には所定の加工精度や剛性が要求される
1 十分な加工精度や剛性がない場合には、 フレーム材とフレーム材との連 繋部において段差が生じることがあり、 その結果、 搬送物がレール上を移動 する毎に騒音が発生したり、 その搬送速度にムラが生じたり、 場合によって は搬送物が転倒するといつた種々の問題点があった。
更に、 上記従来のフレーム材は、 その切断工程においてシャープエッジが 生じることがあるため、 作業者はそのような危険な作業環境下で常に十分な 注意を払いながら作業を行う必要があり、 その際に最悪の場合には作業者に 大きな肉体的損傷を与えてしまうという問題点があった。
また、 このようなフレーム材を組み立てる際に、 ガイドブラケットや連繋 部分におけるポルトやナット類が、 作業者の視線領域の外側にあるフレーム 材の側面から突出配置されることがあるため、 作業者はそのような突出部材 の存在によって、 思わぬ怪我をする虞れもある。 特に、 ガイドブラケットの 取付位置は、 取り付け用の孔を予め設けた個所に限定されるため、 現場に於 いて、 再度孔開けして調節しなければならず、 そのような作業に多大な時間 を要するとともに、 コス ト負担も大きくなるという問題点があった。
さらに、 上記押出し加工によるアルミ製のフレーム材は、 搬送環境下に於 いて、 湿気や水の存在に起因して酸化アルミニウム化合物が生じるという問 題や、 水抜きできない構造であるため、 残水が腐敗して、 非衛生的になる惧 れがあるという問題点があった。 特に、 上記搬送環境下で生じる酸化アルミ ニゥム化合物は有害物質であり、 食品加工分野に限らず、 他のいかなる産業 分野においても、 このような有害物質発生の危険性のある作業環境下での労 働は、 衛生面上好ましくない。
カロえて、 走行レールの装着手段にあっては、 走行レールの摩耗が進むと、 ネジの一部 (例えば、 頭部) が露出してコンペャチューン摺動面に接触し、 コンペャチェーンに異常摩耗が生じたり、 搬送速度ムラが発生したり、 異常 音が発生したりする等の難点があった。 また、 走行レール自身の弾性挾圧力 によってフレーム材を挟むようにして装着させた場合は、 その弾性挾圧力が 弱いと走行レールがフレーム材に対して横ズレを生じる虞れがあった。また、 その弾性挾圧力が強いと走行レールのフレーム材への装着をスムーズに行い 難く、 しかも、 走行レールをフレーム材の所定位置まで押込むように装着で きなくなる虞れ等もあり、 その場合は、 コンペャチェーンの移動がスムーズ に行われず、 発熱や、 異常摩耗、 振動騒音等が発生するという問題点があつ た。
発明の開示
そこで、 本発明は、 従来技術が抱える上記問題点を解消するためになされ たものであり、 その目的とするところは、 取扱い易く、 軽量で、 加工精度お よび剛性が高く、 騒音やコス トの低減が図れ、 安全で、 組立て容易で、 しか も衛生的であるフレーム材ゃ、 このフレーム材を利用した走行フレーム装置 およびフレーム材ゃ走行レール装置に走行レールを装着させる走行レール取 付構造を提供することにある。
本発明らは、 上記問題点を解消するために鋭意研究した結果、 以下のよう な内容を要旨とする発明を完成するに至った。 すなわち、 本発明は、
( 1 ) コンペャシステムで使用される走行フレーム装置や、 ガイドレー ル、 受けレール等として利用可能な金属製のフレーム材において、
長手方向に配設された背面壁と、 その背面壁の両側縁から互いに接近する ような方向に折り曲げられた一対の傾斜壁と、 その一対の傾斜壁の両側縁か ら前記背面壁にほぼ平行な方向に折り曲げられた一対の前面壁と、 その前面 壁の両側縁から前記背面壁側に向かって折り曲げられた一対の側壁から構成 され、
前記背面壁と前記一対の傾斜壁とで囲まれた空間は、 長手方向に沿った垂 直断面がほぼ C字形の凹部を形成しており、 前記側壁の先端にば内側あるいは外側に折り曲げられてなる折返部が形成 されていることを特徴とするフレーム材である。
上記 (1 ) に記載されたフレーム材は、 背面壁と一対の傾斜壁とで垂直断 面がほぼ C字形の構造体を形成するとともに、 前面壁と一方の側壁とで垂直 断面がほぼ L字形の構造体を形成し、 C字形構造体の両側に L字形構造体を それぞれほぼ対称な位置関係で配置構成し、 側壁の先端に設けた折返部は、 その先端縁部分が段部の形態に形成され、 走行レールの係止突部を係止でき るようになっているので、 背面壁、 傾斜壁、 前面壁おょぴ側壁のそれぞれを 比較的薄く形成したとしても、 フレーム材全体の強度および剛性を高くでき るので、 軽量で、 加工精度の高いフレーム材を提供できるようになる。
しかも、 構成が簡素で、 量産に適し、 低コス ト化を図ることができ、 コン べャシステムの分野に於いて使用される走行フレーム装置や、ガイ ドレール、 受けレール等として最適なフレーム材を提供できる。
上記 (1 ) に記載のフレーム材においては、 一対の前面壁に、 背面壁に向 かって突出するようなビードを少なくとも一つ設けることが望ましい。 この ようなビードを設けることによって、 フレーム全体の強度および剛性を更に 高めることができるので、 耐久性に優れ、 より加工精度の高いフレーム材を 提供することができる。
上記 (1 ) に記載のフレーム材は、 背面壁と傾斜壁との間の折曲部や、 傾 斜壁と前面壁との間の折曲部、 および前面壁と側壁との間の折曲部に、 それ ぞれ透孔を適宜穿設して、 各壁部間の凹部に水やその他の液体が溜まらない ように構成することが望ましい。
さらに、 本発明は、
( 2 ) コンべャシステムで使用される走行フレーム装置や、 ガイドレー ル、 受けレール等として利用可能な金属製のフレーム材において、
長手方向に配設された背面壁と、 その背面壁の両側縁から互いに接近する ような方向に折り曲げられた一対の傾斜壁と、 その一対の傾斜壁の両側縁か ら前記背面壁にほぼ平行な方向に折り曲げられた一対の前面壁と、 その前面 壁の両側縁から前記背面壁側に向かって折り曲げられた一対の側壁から構成 され、
前記背面壁と前記一対の傾斜壁とで囲まれた空間は、 長手方向に沿った垂 直断面がほぼ C字形の凹部を形成しており、
前記一対の側壁には、 走行レールを係止させるための段部あるいは凹部が 設けられていることを特徴とするフレーム材である。
上記 (2 ) に記載されたフレーム材は、 上記 (1 ) に記載のフレーム材と 同様に、 背面壁と一対の傾斜壁とで垂直断面がほぼ C字形の構造体を形成す るとともに、 前面壁と一方の側壁とで垂直断面がほぼ L字形の構造体を形成 し、 C字形構造体の両側に L字形構造体をそれぞれほぼ対称な位置関係で配 置構成し、 側壁に走行レールを係止するための段部あるいは凹部を形成した ものであるから、 背面壁、 傾斜壁、 前面壁および側壁のそれぞれを比較的薄 く形成したとしても、 フレーム材全体の強度および剛性を高くできるので、 軽量で、 加工精度の高いフレーム材を提供できるようになる。
しかも、 構成が簡素で、 量産に適し、 低コスト化を図ることができ、 経済 的で、 コンペャシステムの分野に於いて使用される走行フレーム装置や、 ガ ィ ドレール、 受けレール等として最適なフレーム材を提供できる。
さらに、 上記 (2 ) に記載のフレーム材においては、 上記 (1 ) に記載の フレーム材と同様に、 一対の前面壁に、 背面壁に向かって突出するようなビ —ドを少なくとも一つ設けることが望ましい。 .このようなビードを設けるこ とによって、フレーム全体の強度おょぴ剛性を更に高めることができるので、 耐久性に優れ、 より加工精度の高いフレーム材を提供することができる。 また、 上記 (2 ) に記載のフレーム材においては、 上記 (1 ) に記載のフ レーム材と同様に、 背面壁と傾斜壁との間の折曲部や、 傾斜壁と前面壁との 間の折曲部、 および前面壁と側壁との間の折曲部に、 それぞれ透孔を適宜穿 設することが望ましい。 1
さらに、 本発明は、
( 3 ) 一対の金属製フレーム材と、 この一対のフレーム材を平行に対峙 させた状態で連結する連結クランプ手段とを有してなる、 コンべャシステム で使用されるコンべャチェーン等の走行フレーム装置において、
前記フレーム材は、
長手方向に配設された背面壁と、 その底壁の両側縁から互いに接近するよ うな方向に折り曲げられた一対の傾斜壁と、 その一対の傾斜壁の両側縁から 前記背面壁にほぼ平行な方向に折り曲げられた一対の前面壁と、 その前面壁 の両側縁から前記背面壁側に向かって折り曲げられた一対の側壁から構成さ れ、
前記背面壁と前記一対の傾斜壁とで囲まれた空間は、 長手方向に沿った垂 直断面がほぼ C字形の凹部を形成しており、
前記連結クランプ手段は、 一対のクランプ体と、 この一対のクランプ体相 互を接近するように連結可能な緊締具とからなり、
前記一対のクランプ体の両端部分には、 前記一対のフレーム材の凹部の背 面側をそれぞれ掴持できるように形成された係止部が設けられていることを 特徴とする走行フレーム装置である。
このような構成によれば、 フレーム材を構成する各壁板を比較的薄く形成 したとしても、 フレーム材全体の強度および剛性を高くすることができるの で、軽量で、高い加工精度が期待でき、 しかも、構成が簡素で、量産に適し、 低コス ト化を図って、 経済的なフレーム材を提供できるため、 フレーム材と フレーム材との連繋部に段差が生じ難く、 騒音が少なく、 静かで、 搬送速度 ムラが生じ難く、 搬送物が転倒する虞れのない走行フレーム装置を提供でき る。
しかも、 構成が簡素で、 量産に適し、 組立て容易で、 取扱い易く、 低コス ト化を図って、 経済的で、 コンペヤシステ Λの分野に於いて使用される走行 フレーム装置として最適なものを提供することができる。
特に、 連結クランプ手段は、 一対のクランプ体と、 この一対のクランプ体 相互が接近するように連結可能な緊締具とからなり、 一対のクランプ体の両 端部分に設けた係止部で、 一対のフレーム材の凹部の背面側をそれぞれ掴持. できるように構成したので、 一対のフレーム材を連結クランプ手段で、 簡単 に、 確実に、 かつ強固に連結できるようになる。 しかも、 連結クランプ手段 は、 フレーム材を締付けると同時に一対のフレーム材の幅決めスぺーサの役 割も果たすようになり、 加工精度の高い走行フレーム装置を提供できるよう になる。したがて、走行フレーム装置にコンペャチェーン等を装着させ易く、 コンべャチェーン等の左右方向への移動を阻止した走行フレーム装置を簡単 に構成できるようになる。
上記 (3 ) に記載の走行フレーム装置において、 フレーム材の長手方向に 沿った凹部に差込み可能なジョイント材を形成し、 このジョイント材には、 雌ネジ孔を複数形成し、 この雌ネジ孔に螺着されるネジによって、 ジョイン ト材をフレーム材の前記凹部に固定できるように構成することが望ましい実 施の形態である。
このような実施の形態によれば、 フレーム材の長手方向での連結作業が、 容易に、 かつ確実に行うことができると共に、 その連結状態も強固なものと なる。 更に、 連結部分に於いて、 ボルト、 ナット類がフレーム材の側面に露 出するこがなく、 より安全性の高い走行フレーム装置を提供できる。
さらに、 本発明は、
( 4 ) コンペャシステムで使用される走行レール装置や、ガイドレール、 受けレール等のフレーム材に、 合成樹脂製の走行レールを装着するための走 行レール取付構造において、
上記走行レールは、 基片と、 この基片に対して所定の間隔を隔てて配され る抱持片と、 前記基片の基端縁部と前記抱持片の基端縁部を結ぶように連設 される側片とで断面ほぼ溝形状に形成され、
前記抱持片の先端縁部には、基片に向って突出する係止突部を設け、一方、 走行レールが装着されるフレーム材の被装着部分は、 前面壁に対して所定の 角度で連設されるほぼ細長の帯板状の側壁と、 この側壁の先端縁部に前記基 端縁部が連設されると共に、 その先端縁部が前面壁に向うように配設される 折返部とで構成され、 前記走行レールは、 基片の内表面がフレーム材の側壁に当接し、 抱持片の 内表面がフレーム材の折返部に当接し、 係止突部がフレーム材の折返部の先 端縁部に係止されるように構成されることを特徴とする走行レール取付構造 である。
このような構成によれば、 走行レールをフレーム材の被装着部に簡単に、 確実に、 かつ安定的に装着できるようになる。 更に、 取扱い易く、 走行レー ルの互換装着も容易となる。 しかも、 構成が簡素で、 量産に適し、 コス ト低 減を図ることができ、経済的な走行レールの取付構造を提供できる。加えて、 ネジ等が不要となり、 走行レールの摩耗が進んでも、 コンべャチェーンの異 常摩耗や、 搬送速度ムラや、 異常音等が発生する虞れのないものとなる。 特に、 走行レールは、 基片の内表面がフレーム材の側壁に当接し、 抱持片 の内表面がフレーム材の折返部に当接し、 係止突部がフレーム材の折返部の 先端縁部に係止されるように構成したので、 フレーム材の被装着部に装着さ れた走行レールは、 フレーム材の側壁に対して直交する方向にズレたりする 虞れがないと共に、フレーム材に走行レールを正確に装着できるようになり、 コンべャチェーンの移動がスムーズに行われ、発熱や、異常摩耗や、振動や、 騒音等が発生する虞れのないものとなる。 加えて、 走行レール自身は、 フレ 一ム材を強く挾圧してなくても安定的な装着状態が長期にわたって維持でき るようになり、 ひいては、 走行レールの弾性力を幅広く設定できるようにな り、 フレーム材への装着がスムーズに行えるより取扱い易い走行レールの提 供が可能となる。
そして、 フレーム材の被装着部分は、 前面壁に対して所定の角度で連設さ れるほぼ細長の帯板状の側壁と、 この側壁の先端縁部にその基端縁部が連設 されると共に、 その先端縁部が前面壁側に向うように配される折返部とで構 成されるので、 フレーム材の被装着部の強度、 剛性を高く構成できるように なる。 ひいては、 より薄くフレーム材を構成することが可能となり、 軽量化 が可能となる。
上記 (4 ) に記載の走行レール取付構造において、 走行レールをフレーム 材の被装着部分に装着したときに、 基片の内表面がフレーム材の側壁に密接 し、 側片の内表面がフレーム材の側壁と折返部との連設部分に当接し、 抱持 片の内表面がフレーム材の折返部に密接するように構成することが望ましい。 このような実施の形態によれば、 フレーム材の被装着部に装着された走行 レールは、 側壁の幅方向及び側壁に対して直交する方向にズレたりする虞れ がないと共に、 フレーム材に走行レールをより安定的にかつ正確に装着でき るようになり、 コンペャチェーンの移動がスムーズに行われ、 発熱や、 異常 摩耗や、 振動や、 騒音等が発生する虞れのないものとなる。
加えて、 走行レール自身は、 フレーム材を強く挾圧してなくても安定的な 装着状態が長期にわたって維持できるようになり、 ひいては、 走行レールの 弹性カを幅広く設定できるようになり、 フレーム材への装着がスムーズに行 えるより取扱い易い走行レールの提供が可能となる。
さらに、 本発明は、
( 5 ) コンペャシステムで使用される走行レール装置や、ガイドレール、 受けレール等のフレーム材に、 合成樹脂製の走行レールを装着するための走 行レール取付構造であって、
走行レールは、 基片と、 この基片に対して所定の間隔を隔てて配される抱 持片と、 前記基片の基端縁部と前記抱持片の基端縁部を結ぶように連設され る側片とで断面がほぼ溝形状に形成され、 前記基片と抱持片の少なくとも一 方に係止突部を設け、 一方、 前記走行レールが装着されるフレーム材の被装 着部分は、 ほぼ細長の帯板状の取付基片で構成され、
前記走行レールは、 前記基片の内表面が前記取付基片の表面に当接し、 前 記抱持片の内表面が前記取付基片の表面に当接し、 前記係止突部が前記取付 基片に設けた係止段部あるいは係止凹部に係止されるように構成されている ことを特徴とする走行レール取付構造である。
このような構成によれば、 走行レールをフレーム材の被装着部に簡単に、 確実に、 かつ安定的に装着できるようになる。 更に、 取扱い易く、 走行レー ルの互換装着も容易となる。 しかも、 構成が簡素で、 量産に適し、 コス ト低 減を図ることができ、経済的な走行レールの取付構造を提供できる。加えて、 ネジ等が不要となり、 走行レールの摩耗が進んでも、 コンペャチェーンの異 常摩耗や、 搬送速度ムラや、 異常音等が発生する虞れのないものとなる。 特に、 走行レールは、 基片の内表面が取付基片の表面に当接し、 抱持片の 内表面が取付基片の表面に当接し、 係止突部が取付基片に設けた係止段部あ るいは係止凹部に係止されるように構成したので、 フレーム材の被装着部に 装着された走行レールは、 取付基片の幅方向及び取付基片に対して直交する 方向にズレたりする虞れがないと共に、 フレーム材に走行レールを正確に装 着できるようになり、コンペャチェーンの移動がスムーズに行われ、発熱や、 異常摩耗や、 振動や、 騒音等が発生する虞れのないものとなる。 加えて、 走 行レール自身は、 フレーム材を強く挾圧してなくても安定的な装着状態が長 期に亙って維持できるようになり、 ひいては、 走行レールの弾性力を幅広く 設定できるようになり、 フレーム材への装着がスムーズに行えるより取扱い 易い走行レールの提供が可能となる。
そして、 フレーム材の被装着部分は、 ほぼ細長の帯板状の取付基片で構成 されるので、 フレーム材をより簡単に構成できるようになる。
図面の簡単な説明
図 1は、 本発明のフレーム材の一実施形態を示す部分斜視図、
図 2は、 本発明のフレーム材の他の実施形態を示す縦断面図、
図 3は、 本発明のフレーム材の更に他の実施形態を示す縦断面図、 図 4 ( a ) 〜 (d ) は、 本発明のフレーム材における折返部の種々の変形 例を示す部分断面図、
図 5は、本発明の走行フレーム装置の一実施形態を示す、一部省略正面図、 図 6は、 図 5に示す走行フレーム装置の分解斜視図、
図 7は、 本発明のフレーム材の使用例を示す正面図、
図 8は、 図 5に示す走行フレーム装置の一部を省略した平面図、 図 9は、 本発明の走行レール取付構造の走行レールを示す部分斜視図、 図 1 0は、 本発明の走行レール取付構造の一実施形態を示す部分断面図、 図 1 1は、本発明の走行レール取付構造の使用例を示す、一部省略正面図、 図 1 2は、 本発明の走行レール取付構造の他の使用例を示す、 一部省略正 面図、
図 1 3 ( a ) 〜 (d ) は、 本発明の走行レール取付構造の変形例を示す部 分断面図、
図 1 4 ( a ) 〜 (b ) は、 本発明の走行レール取付構造の更に他の変形例 を示す部分断面図、
図 1 5 ( a ) 〜 (d ) は、 本発明の走行レール取付構造の更に他の変形例 を示す部分断面図、
図 1 6は、 従来の走行レール取付構造を例示する部分断面図である。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照にして詳細に説明する。 図中、 参照記号 Aは、 フレーム材を示し、 このフレーム材 Aは、 コンペャ システムで使用される走行フレーム装置や、 ガイドレール、 受けレール等と して利用するものであり、 例えば、 鉄鋼製の細長の矩形板材から目的に応じ た寸法および形状に形成される。
本発明のフレーム材 1は、 短手方向に所定幅を有し、 その所定幅を超えた 長さを有して長手方向に延長されている背面壁 3 aと、 その背面壁 3 aの両 側縁から互いに近づくように折り曲げられた一対の傾斜壁 3 bとで、 垂直断 面がほぼ C字形の構造をなし、 また、 一対の傾斜壁 3 bの各側縁から背面壁 3 aにほぼ平行な方向に折り曲げられた一対の前面壁 3 cと、 その前面壁の 各側縁から前記背面壁側に向かって折り曲げられた一対の側壁 3 dとで、 一 対の垂直断面がほぼ L字形の構造をなして形成されている。
前記背面壁 3 aと一対の傾斜壁 3 bとで囲まれた空間は、 長手方向に沿つ た垂直断面がほぼ C字形の囬部 3を形成している。 このような回部 3は、 そ の開放部分が、 ポルトやナット等を装入できる大きさ以上に設定され、 その 配設位置は、 例えば、 図 1や図 2に示すように、 短手方向 (幅方向) に沿つ た中央部分に配置するように形成したものでも良いし、 図 3に示すように、 短手方向に所定の間隔を隔てて複数配置するように形成したものでも良い。 上記各前面壁 3 cには、 長手方向に沿って背面壁 3 aに向かう方向に突出 するビード 4が丸みを帯びて形成され、 さらに側壁 3 dの先端は内側あるい は外側に折曲されてなる折返部 5を形成している。
上記ビード 4は、 垂直断面がほぼ円弧状に形成され、 必要に応じて前面壁 3 cの所定の位置に適数配置することができる。 尚、 ビード 4は、 必ずしも 長手方向に沿って設ける必要がなく、 また垂直断面がほぼ円弧状のものだけ に限定されるものでもない。
さらに、 上記折返部 5は、 側壁 3 dよりも幅が短く形成されており、 図 1 に示すように側壁の内側に折畳まれた状態に形成しても良いし、 あるいは、 図 2および図 3に示すように、 一方は内側に、 他方は外側に折畳まれた状態 に形成しても良い。
このような折返部 5の形態は、 図 4 ( a ) および (c ) に示すように、 側 壁 2 bに対してほぼ平行に配置させるようにしても良いし、 図 4 ( b ) およ び (d ) に示すように、 側壁 3 dに対して傾斜した状態に配置すると共に、 折返部の丸みの程度が、 図 4 ( a ) および (c ) に示すものよりも大きくな るように形成しても良い。 さらに、 図 4 ( a ) に示すように、 折返部 5を側 壁 3 dに密接させても良いし、 図 4 ( b ) に示すように折返部 5の一部を側 壁 3 dに接触させても良いし、 図 4 ( c ) および (d ) に示すように折返部 5を側壁 3 dに接触させなくても良い。
本発明のフレーム材においては、 背面壁 3 aと一対の傾斜壁 3 bとで垂直 断面がほぼ C字形の構造体を形成し、 その一対の傾斜壁 3 bに連設する前面 壁 3 cと側壁 3 dの一方とで垂直断面がほぼ L字形の構造体を形成し、更に、 前面壁 3 cにビード 4を設けたり、 側壁 3 dに折返部 5を設けることによつ て、 全体の強度や剛性を高くして、 加工精度が高くなるように構成されてい る。 このような構成としたことによって、 より薄い鉄鋼製の細長の矩形板材 からフレーム材 Aを構成でき、より軽量なフレーム材 Aの提供が可能となる。 図 2においては、 上述したように、 一つの C字形構造体の両側に、 2つの L字形構造体が、 C字形構造体を挟んでほぼ対称な位置関係を有して配設し た実施の形態が示され、 図 3においては、 2つの C字形構造体を前面壁 3 c によって接続し、 その両側に、 2つの L字形構造体を配設した実施の形態が 示される。
上記一対の側壁 3 dは、 凹部 3に関してほぼ対称な位置関係に配設される のが望ましく、 この実施形態においては、 一対の側壁 3 dは各前面壁 3 cか らほぼ直角に折曲されて、 前記凹部 3を挟んだ位置で互いに平行となるよう に形成されているが、 前面壁 3 cに対して直角以外の角度で折曲されても良 いし、 凹部 3を挟んだ位置で互いに平行とならないような位置関係に折曲さ れていても良い。
また、 本発明のフレーム材を構成する背面壁、 傾斜壁、 前面壁および側壁 のうち、 隣接する壁部間の折曲個所はすべて丸みを帯びて形成されているこ とが好ましく、 それによつて、 作業者の安全性を高めることができる。 さらに、 上記折曲個所には、 それぞれ透孔 6が穿設され、 それによつて、 凹部 3の内部や、 一方の傾斜壁 2 bと前面壁 3 cと側壁 3 dとで形成する他 の凹部に水分等が溜まることがないように構成されることが好ましい。 上記透孔 6は、 例えば、 水等の排出がスムーズに行えるようにほぼ楕円形 を呈し、 フレーム材 Aの長手方向に沿って配されると共に、 フレーム材 A自 体の強度を損なわない程度に設けられる。 尚、 透孔 6は、 フレーム材 Aの全 ての折曲部に配置しても良いし、 フレーム材 Aの配置状態によって斜下向き となる折曲部にだけ配置しても良い。 しかも、 透孔 6は、 フレーム材 Aの長 手方向に於いて、 分散されるように配置して、 水等の排出が均一に行えるよ うにすると共に、 応力の集中を避けるように配慮するのが望ましい。
次に、 上記フレーム材 Aを使用して構成される本発明の走行フレーム装置 について説明する。
この走行フレーム装置は、 図 5および図 6に示すように、 コンペヤシステ ムで使用されるコンペャチェーン E等の走行フレーム装置に適用されるもの であり、 一対の金属製フレーム材 Aと、 この一対のフレーム材 Aを平行に対 峙させた状態で連結する適数の連結クランプ Bとを備え、 各連結クランプ B は、 一対のクランプ体 1 0と、 この一対のクランプ体 1 0を相互に接近して 連結させる緊締具とからなり、 一対のクランプ体 1 0の両端部分に設けた係 止部 1 4によって、 一対のフレーム材 Aの凹部 3の背面側を夫々掴持できる ように構成されている。
更に、 本発明の走行フレーム装置にあっては、 フレーム材 Aの長手方向に 沿つて凹部 3に差込み可能なジョイント材 Cを形成し、 このジョイント材 C には、 雌ネジ孔 2 0を複数形成し、 この雌ネジ孔 2 0に螺着されるネジ 2 2 によって、 ジョイント材 Cがフレーム材 Aの凹部 3に固定され、 隣接するフ レーム材 A相互を連結できるように構成されている。
上記連結クランプ Bのクランプ体 1 0は、 例えば、 中央に揷通孔 1 3が穿 設されている矩形板状の基片 1 1と、 この基片 1 1の両側縁に連設される一 対の立上片 1 2とからなり、 一対の立上片 1 2の両端に、 凹部 3の背面側に 係止可能となる係止部 1 4が形成されている。そして、この係止部 1 4には、 凹部 3を形成する傾斜壁 3 bに当接する傾斜縁 1 4 aと、 前面壁 3 cに当接 する先端縁 1 4 bとが形成されている。
すなわち、 一対のクランプ体 1 0の締付けによって、 係止部 1 4の傾斜縁 1 4 aが、 フレーム材 Aの凹部 3の一対の傾斜壁 3 bを締付けると同時に、 一対のフレーム材 Aを引き寄せて、 係止部 1 4の先端縁 1 4 bに前面壁 3 c が当接するようになり、 クランプ体 1 0両端の先端縁 1 4 bの間隔に一対の フレーム材 Aの間隔を揃えられるようになり、 クランプ体 1 0自身が幅決め スぺーサ一となるように構成されている。
尚、 傾斜縁 1 4 aがー対の傾斜壁 3 bを締付けて、 一対のフレーム材 Aを 引き寄せる際に、 クランプ体 1 0の基片 1 1や立上片 1 2が背面壁 3 a等に 当接しないように構成しておく。 すなわち、 先端縁 1 4 bに前面壁 3 cが当 接するのを妨げないように形成する。
また、 係止部 1 4の傾斜縁 1 4 aと先端縁 1 4 bの連設部分は、 フレーム 材 Aの前面壁 3 cと傾斜壁 3 bの連設角部との間である程度の隙間ができる ように形成してある。 すなわち、 前面壁 3 cと傾斜壁 3 bの連設角部内に水 や粉塵等が溜まった場合に、 これらの移動を妨げることがないように形成し てある。
上記緊締具は、 例えば、 クランプ体 1 0の揷通孔 1 3に揷通可能なボルト 1 5 (例えば、 六角穴付ボルト等)、 ナツト 1 6で構成されており、一対のク ランプ体 1 0を確実に連結できると共に、 一対のクランプ体 1 0が相互に接 近できるように締付けできるものであれば良い。 尚、 ナット 1 6は、 クラン プ体 1 0の一対の立上片 1 2の間に収まると共に、 立上片 1 2によって回り 止めできるようなものであっても良い。
上記ジョイント材 Cは、 例えば、 ほぼ厚板状の金属材によって形成され、 その正面には、 複数 (例えば、 4個) の雌ネジ孔 2 0が長手方向に沿って所 定の間隔で設けられている。 しかも、 ジョイント材 Cは、 凹部 3を形成する 背面壁 3 a寄りにほぼ合致するような断面形状に形成され、 特に、 背面壁 3 a寄りに配置したときに、 その側縁部分が一対の傾斜壁 3 bに接触するよう な傾斜面となっている。 すなわち、 ジョイント材 Cは、 フレーム材 Aの凹部 3に安定的に差込まれ、 雌ネジ孔 2 0に螺着されるネジ 2 2の先端部分で背 面壁 3 aを圧迫したときに、 ジョイント材 Cの傾斜面が凹部 3の傾斜壁 3 b に密着した状態でフレーム材 Aに固定され、 隣接するフレーム材 Aがズレル ことなく正確に且つ確実に連結できるように形成されている。 また、 ジョイ ント材 Cは、 フレーム材 Aの背面壁 3 aと傾斜壁 3 bとで規定される角部と の間である程度の隙間ができるように形成してある。 すなわち、 フレーム材 Aの凹部 3のコーナー付近に水や粉塵等が溜まつた場合に、 これらの移動を 妨げることがないように形成してある。
次に、 本発明のフレーム材 Aの使用例について説明すると、 先ず、 フレー ム材 Aは、 図 5に示すように、 走行フレーム装置の部材として利用したり、 図 7に示すようにコンべャシステムに於けるガイドレー/レとして使用したり、 或いは、 コンべャチェーン E等を受ける受けレールとして使用することがで きる。 尚、 フレーム材 Aは、 コンペャシステム以外の分野に於いても利用す ることが可能なものである。
加えて、 図 9〜図 1 5に示すような本発明の走行レール取付構造について 説明すると、 この走行レール取付構造は、 コンペャシステムに於いて、 コン べャチェーン Eに滑らかに接触する走行レール装置 (図 1 1参照) や、 或い は、 被搬送物に滑らかに接触するガイドレール (図 1 2参照) や、 コンペャ チューン Eに滑らかに接触する受けレール (図 1 2参照) 等の金属製 (或い は、 合成樹脂製でも良い) フレーム材 Aの端縁部分となる被装着部分に、 合 成樹脂製走行レール Dを、 簡単に、 確実に、 正確に、 スムーズに、 且つ安定 的に装着できるようにしたものである。
そして、 この走行レール取付構造で用いられる走行レール Dは、 適切な弾 性を備えた合成樹脂材で一体的に構成されており、 フレーム材 Aの側壁 3 d の一部と折返部 5を覆うように装着され、 コンべャチェーン Eや、 被搬送物 に接触して、 これらがより滑らかに移動できるように構成されたもので、 具 体的には、 比較的厚みのあるほぼ細長の帯板状の基片 3 1と、 この基片 3 1 に対して所定の間隔を隔てて平行に配されるほぼ細長の帯板状の抱持片 3 2 と、 基片 3 1の基端縁部と抱持片 3 2の基端縁部を結ぶと共に、 基片 3 1や 抱持片 3 2に対してほぼ直角に連設されるほぼ細長の帯板状の側片 3 3とで 断面がほぼ溝形状を呈し、 更に、 抱持片 3 2の先端縁部には、 基片 3 1に向 つて突出する係止突部 3 4が設けられている (図 9、 図 1 0参照)。
それから、 走行レール Dをフレーム材 Aの被装着部に装着すると、 走行レ ール Dの基片 3 1の内表面 3 1 Bは、 フレーム材 Aの側壁 3 dに当接し、 走 行レール Dの側片 3 3の内表面 3 3 Bは、 フレーム材 Aの側壁 3 dと折返部 5の連設部分に当接し、 走行レール Dの抱持片 3 2の内表面 3 2 Bは、 フレ ーム材 Aの折返部 5に当接し、 走行レール Dの係止突部 3 4は、 フレーム材 Aの折返部 5の先端縁部に係止されるように構成されている。
すなわち、 走行レール Dは、 フレーム材 Aの被装着部を囲繞するように装 着され、 走行レール Dが側壁 3 dの幅方向や、 側壁 3 dに対して直交する方 向等にズレたりすることがなく、 フレーム材 Aに正確に且つ安定的に装着で きるよう構成してある。
尚、 走行レール Dは、 自身の弹発力によってフレーム材 Aの側壁 3 dを、 基片 3 1と係止突部 3 4で挾圧できるように構成しても良いし、 フレーム材 Aの側壁 3 dと折返部 5を、 基片 3 1と抱持片 3 2で挾圧できるように構成 しても良い。 また、 走行レール Dは、 前述のような弾発力を発揮しないよう なものであっても良い。
ところで、 走行レール Dをフレーム材 Aの被装着部分に装着したときに、 走行レール Dの基片 3 1の内表面 3 1 Bが、 フレーム材 Aの側壁 3 dに密接 し、 走行レール Dの抱持片 3 2の内表面 3 2 Bが、 フレーム材 Aの折返部 5 に密接するようにして、 走行レール Dがフレーム材 Aにより安定的に装着で きるよう構成したとき、 走行レール Dの側片 3 3の内表面 3 3 Bが、 フレー ム材 Aの側壁 3 dと折返部 5の連設部分に当接して、 走行レール Dが側壁 3 dの幅方向に於いて不動状態となるように構成してあっても良いし、 走行レ ール Dの側片 3 3の内表面 3 3 Bが、 フレーム材 Aの側壁 3 dと折返部 5の 連設部分から僅かに離れるように構成してあっても良い (図示せず)。
上記基片 3 1は、 例えば、 その外表面 3 1 Aをコンペャチェーン Eの左右 端部の下面部分が摺接し、 その内表面 3 I Bは、 フレーム材 Aの側壁 3 dの 外表面に密接 (或いは、 当接) するように形成されている。
上記抱持片 3 2は、 例えば、 基片 3 1より薄く形成されると共に、 その幅 が基片 3 1より短くなるように形成されている。 しかも、 その外表面 3 2 A は基片 3 1の外表面 3 1 Aと平行となるように形成され、 その内表面 3 2 B はフレーム材 Aの折返部 5の外表面に密接 (或いは、 当接) するように形成 されている。
さらに、 上記側片 3 3は、 例えば、 その外表面 3 3 Aは基片 3 1の外表面 3 1 Aと直角となるように形成され、 その内表面 3 3 Bはフレーム材 Aの側 壁 3 dと折返部 5の連設部分の外表面に当接するように形成されている。尚、 側片 3 3の外表面 3 3 Aは、 コンペャチェーン Eの形状に応じて、 基片 3 1 の外表面 3 1 Aと鋭角をなすように傾斜させても良いし(図 1 3 ( c )参照)、 外方に円弧状に湾曲させても良い (図 1 3 (c) 参照)。 また、 側片 3 3の内 表面 33 Bは、 走行レール Dの装着安定性がより増すように、 側壁 3 dと折 返部 5の連設部分の外表面に密接するような湾曲凹面状に形成しても良いし (図 14 (b) 参照)、 走行レール Dがより大きく弾性変形できるように、 基 片 3 1の内表面 3 1 Bと側片 3 3の内表面 3 3 Bとの角部及ぴ抱持片 32の 内表面 32 Bと側片 3 3の内表面 3 3 Bとの角部とに、 円弧状切欠小溝を切 設しても良い (図 14 (a) 参照)。
上記係止突部 34は、 例えば、 側壁 3 dの内表面と折返部 5の先端縁とに 当接 (或いは、 密接) するようなほぼ円弧状に突出したもの (図 1 3 (c), (d) 参照) や、 ほぼ台形状に突出したもの (図 1 3 (a) 参照) や、 ほぼ 三角形状に突出したもの (図 1 3 (b) 参照) が採用される。 すなわち、 走 行レール Dをフレーム材 Aの被装着部分に装着、 或いは、 取外す際に、 係止 突部 34が折返部 5を乗り越え易いように形成してある。 尚、 係止突部 34 は、 側壁 3 dの内表面に当接しなくても良い。 また、 係止突部 34は、 折返 部 5の先端縁部の形状に対応して構成したものであっても良く、 例えば、 折 返部 5の先端縁部を傾斜状態に形成すると共に、 係止突部 34をこれに対応 するようなほぼ鈎状等に形成しても良い (図示せず)。
更に、 図 1 5に示すような走行レール取付構造は、 走行レール Dを、 適切 な弾性を備えた合成樹脂材で一体的に構成すると共に、 ほぼ細長の帯板状の 基片 3 1と、 この基片 3 1に対して所定の間隔で隔てて配されるほぼ細長の 帯板状の抱持片 32と、 基片 3 1の基端縁部と抱持片 32の基端縁部を結ぶ ように連設されるほぼ細長の帯板状の側片 3 3とで断面がほぼ溝形状に形成 し、 しかも、 抱持片 32の先端縁部に、 基片 3 1に向って突出する係止突部 34を設け (図 1 5 (a)、 (b) 参照)、 或いは、 基片 3 1の先端縁部に、 抱 持片 32に向って突出する係止突部 34を設け(図 1 5 (c)参照)、或いは、 基片 3 1及ぴ抱持片 32の先端縁部夫々に、 基片 3 1や抱持片 32に向って 突出する係止突部 34を設けてある (図 1 5 (d) 参照)。 尚、 係止突部 34 の配設位置は、基片 3 1や抱持片 32の先端縁部に限定されるものではない。 また、 その具体的形状も図示例のようなほぼ円弧状のものに限定されるもの ではない。
一方、 走行レール Dが装着されるフレーム材 Aは、 例えば、 アルミを押出 し成型によって構成されるものである。 そして、 このフレーム材 Aの端縁部 分に設けられる被装着部分は、 例えば、 基板に対してほぼ直角に連設される ほぼ細長帯板状の取付基片 7で構成されている (図 1 5参照)。
しかも、 走行レール Dは、 基片 3 1の内表面 3 1 Bが取付基片 7の表面に 当接し、 側片 3 3の内表面 3 3 Bが取付基片 7の先端縁部に当接し、 抱持片 3 2の内表面 3 2 Bが取付基片 7の表面に当接した状態となるように形成さ れ、 更に、 抱持片 3 2先端縁部に設けた係止突部 3 4が取付基片 7に設けた 係止段部 8に係止されるように構成したり (図 1 5 ( a ) 参照)、 或いは、 抱 持片 3 2の先端縁部に設けた係止突部 3 4が取付基片 7に設けたほぼ円弧状 の係止凹部 9に係止されるように構成したり (図 1 5 ( b ) 参照)、 或いは、 基片 3 1の先端縁部に設けた係止突部 3 4が取付基片 7に設けたほぼ円弧状 の係止凹部 9に係止されるように構成したり (図 1 5 ( c ) 参照)、 或いは、 基片 3 1の先端縁部及び抱持片 3 2先端縁部に夫々設けた係止突部 3 4が取 付基片 7に夫々設けたほぼ円弧状の係止凹部 9に係止されるように構成した り (図 1 5 ( d ) 参照) することができる。 尚、 走行レール Dの側片 3 3の 内表面 3 3 Bは、 取付基片 7の先端縁部に当接して、 走行レール Dが取付基 片 7の幅方向に於いて不動状態となるように構成してあっても良いし、 走行 レール Dの側片 3 3の内表面 3 3 B力 フレーム材 Aの取付基片 7の先端縁 部から僅かに離れるように構成してあっても良い (図示せず)。
次に、 本発明の走行レール取付構造の使用例について説明すると、 フレー ム材 Aを、 図 1 2に示すようにコンべャシステムに於けるガイドレールとし て使用したり、 コンペャチェーン Eを受ける受けレールとして使用したり、 或いは、 図 1 1に示すように走行レール装置の部材として利用したときに、 夫々のフレーム材 Aの被装着部分に走行レール Dを装着して使用される。 ま た、 走行レール D自身が摩耗、 損傷した場合は、 互換装着される。 尚、 この 走行レール取付構造は、 コンペャシステム以外の分野に於いても利用可能な ものである。
更に、 走行レール Dをフレーム材 Aの被装着部に装着するには、 走行レー ル Dの基片 3 1の先端縁部と、 抱持片 3 2の先端縁部 (係止突部 3 4 ) との 間の開放部分を、 フレーム材 Aの折曲板 2と折返部 5の連設部分に臨ませ、 走行レール Dの側片 3 3を、 係止突部 3 4が折返部 5の先端縁部に係止され るまで基板 1側に強制的に押圧することによって行っても良いし、 或いは、 走行レール Dの長手方向端部を、 走行レール Dの長手方向端部から差込み装 着させるようにしても良い。
産業上の利用可能性
以上説明したように、 フレーム材の背面壁、 傾斜壁、 前面壁および側壁の それぞれを比較的薄く形成したとしても、 全体の強度および剛性を高くでき るので、 軽量かつ加工精度の高いフレーム材として利用され、 全体構成が簡 素で、 量産に適し、 低コス ト化が可能となり、 特に、 このフレーム材を利用 して構成される種々のコンペャシステムの分野において有用である。

Claims

請求の範囲
1 . コンペャシステムで使用される走行フレーム装置や、 ガイドレール、 受 けレール等として利用可能な金属製のフレーム材において、
長手方向に配設された背面壁と、 その背面壁の両側縁から互いに接近するよ うな方向に折り曲げられた一対の傾斜壁と、 その一対の傾斜壁の両側縁から前 記背面壁にほぼ平行な方向に折り曲げられた一対の前面壁と、 その前面壁の両 側縁から前記背面壁側に向かって折り曲げられた一対の側壁から構成され、 前記背面壁と前記一対の傾斜壁とで囲まれた空間は、 長手方向に沿った垂直 断面がほぼ C字形の凹部を形成し、 .
前記側壁の先端には、 内側あるいは外側に折り曲げられてなる折返部が形成 されているフレーム材。
2 . コンペャシステムで使用される走行フレーム装置や、 ガイドレール、 受けレール等として利用可能な金属製のフレーム材において、
長手方向に配設された背面壁と、 その背面壁の両側縁から互いに接近するよ うな方向に折り曲げられた一対の傾斜壁と、 その一対の傾斜壁の両側縁から前 記背面壁にほぼ平行な方向に折り曲げられた一対の前面壁と、 その前面壁の両 側縁から前記背面壁側に向かって折り曲げられた一対の側壁から構成され、 前記背面壁と前記一対の傾斜壁とで囲まれた空間は、 長手方向に沿つた垂直 断面がほぼ C字形の凹部を形成し、
前記側壁の先端には、 段部あるいは ω部が設けられているフレーム材。
3 . 請求の範囲 1または 2に記載のフレーム材において、 前記前面壁に、 前記背面壁側に突出するような少なくとも一つのビードを設けたことを特徴と するフレーム材。
4 . 請求の範囲 1または 2に記載のフレーム材において、 前記背面壁と傾 斜壁との間の折曲部や、 前記傾斜壁と前面壁との間の折曲部、 および前記前面 壁と側壁との間の折曲部には、 それぞれ透孔が穿設されていることを特徴とす るフレーム材。
5 . 一対の金属製フレーム材と、 この一対のフレーム材を平行に対峙させ た状態で連結する連結クランプ手段とを有してなる、 コンペャシステムで使用 されるコンべャチェーン等の走行フレーム装置において、
前記フレーム材は、 長手方向に配設された背面壁と、 その底壁の両側縁から 互いに接近するような方向に折り曲げられた一対の傾斜壁と、 その一対の傾斜 壁の両側縁から前記背面壁にほぼ平行な方向に折り曲げられた一対の前面壁と、 その前面壁の両側縁から前記背面壁側に向かって折り曲げられた一対の側壁か ら構成され、 前記背面壁と前記一対の傾斜壁とで囲まれた空間は、 長手方向に 沿った垂直断面がほぼ C字形の凹部を形成し、
前記連結クランプ手段は、 一対のクランプ体と、 この一対のクランプ体相互 を接近するように連結可能な緊締具とからなり、
前記一対のクランプ体の両端部分には、 前記一対のフレーム材の凹部の背面 側をそれぞれ掴持できるように形成された係止部が設けられている走行フレー
6 . 請求の範囲 5に記載の走行フレーム装置において、 前記フレーム材の 凹部に差込み可能なジョイント材を形成し、 このジョイント材には、 雌ネジ孔 を複数形成し、 この雌ネジ孔に螺着されるネジによって、 ジョイント材をフレ 一ム材の囬部に固定できるよう構成したことを特徴とする走行フレーム装置。
7 . コンペャシステムで使用される走行レール装置や、 ガイドレール、 受け レール等のフレーム材に、 合成樹脂製の走行レールを装着するための走行レー ル取付構造において、
前記走行レールは、 基片と、 この基片に対して所定の間隔を隔てて配される 抱持片と、 前記基片の基端縁部と前記抱持片の基端緣部を結ぶように連設され る側片とで断面ほぼ溝形状に形成され、 前記抱持片の先端縁部には、 基片に向 つて突出する係止突部が設けられ、
前記走行レールが装着されるフレーム材の被装着部分は、 前面壁に対して所 定の角度で連設されるほぼ細長の帯板状の側壁と、 この側壁の先端縁部に前記 基端縁部が連設されると共に、 その先端縁部が基板に向うように配される折返 部とで構成され、
前記走行レールは、 基片の内表面がフレーム材の側壁に当接し、 抱持片の内 表面がフレーム材の折返部に当接し、 係止突部がフレーム材の折返部の先端縁 部に係止されるように構成される走行レール取付構造。
8 . 請求の範囲 7に記載の走行レール取付構造において、 前記走行レール をフレーム材の被装着部分に装着したときに、 基片の内表面がフレーム材の側 壁板に密接し、側片の内表面がフレーム材の側壁と折返部の連設部分に当接し、 抱持片の内表面がフレーム材の折返部に密接するように構成したことを特徴と する走行レール取付構造。
9 . コンペャシステムで使用される走行レーノレ装置や、 ガイドレー/レ、 受 けレール等のフレーム材に、 合成樹脂製の走行レールを装着するための走行レ 一ゾレ取付構造であって、
前記走行レールは、 基片と、 この基片に対して所定の間隔を隔てて配される 抱持片と、 前記基片の基端縁部と前記抱持片の基端縁部を結ぶように連設され る側片とで断面がほぼ溝形状に形成され、 前記基片と抱持片の少なくとも一方 に係止突部が設けられ、
前記走行レールが装着されるフレーム材の被装着部分は、 ほぼ細長の帯板状 の取付基片で構成され、
前記走行レールは、 前記基片の内表面が前記取付基片の表面に当接し、 前記 抱持片の内表面が前記取付基片の表面に当接し、 前記係止突部が取付基片に設 けた係止段部あるいは係止凹部に係止されるように構成されている走行レール 取付構造。
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