JPH0636058Y2 - 保護具 - Google Patents

保護具

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JPH0636058Y2
JPH0636058Y2 JP1234489U JP1234489U JPH0636058Y2 JP H0636058 Y2 JPH0636058 Y2 JP H0636058Y2 JP 1234489 U JP1234489 U JP 1234489U JP 1234489 U JP1234489 U JP 1234489U JP H0636058 Y2 JPH0636058 Y2 JP H0636058Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protector
band
fixing
protective equipment
belt
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1234489U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02103094U (ja
Inventor
秀人 谷本
正輝 馬田
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Japan Freight Railway Co
Original Assignee
Japan Freight Railway Co
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えばフォークリフトトラックのフィンガー
バー部やキャリッジ部等に取り付けて運搬物や車体の損
傷を防止する保護具に関するものである。
[従来技術とその課題点] 例えばフォークリフトトラックには、コンテナなどの運
搬物を運ぶ際に運搬物が接触しても互いに損傷すること
のないように、フィンガーバー部やキャリッジ部に保護
具が取り付けられている。
従来のキャリッジ部の保護具の一般的な構造は次の通り
である。保護具は全体がやや硬めのゴム製で、断面形状
コ状に形成されており、その凹部が装着溝部となってい
る。そして、装着溝部をキャリッジ部の所定の位置には
め込み、テープやバンド等で緊締して固定する。この構
造のものには、上記したような損傷防止効果はあるが、
次のような課題点があった。
即ち、運搬物の接触時の衝撃や力は保護具が変形するこ
とにより吸収されるが、保護具を固定するテープやバン
ドはその都度保護具と運搬物に挟まれて保護具より先に
摩耗や損傷が進み、ついには切れてしまう。また保護具
のうち、バンドと当る部分も強い圧力がかかるため、変
形や劣化が激しく、バンドと共に保護具も頻繁に交換す
る必要がある。
[考案の目的] 本考案は、フォークリフトトラック等に使用される運搬
物の接触時の衝撃や力を吸収して損傷を防ぐ保護具にお
いて、保護具を装着部に固定するテープやバンドが損傷
しにくく切れにくい構造にすることにより、保護具の耐
久性を向上させることを目的とする。
[考案の構成] 上記課題点を解決し、目的を達成するために講じた本考
案の構成は次の通りであ。即ち本考案は、 弾性体により形成され、被装着部に装着するための装着
溝を備え、外周部には固定バンドをはめ込むための所要
数の嵌合溝を備えた保護具本体と; バンド部を備えており、バンド部の厚さは前記嵌合溝に
はめ込んだときに保護具本体の外周部から突出しないよ
うに設定された所要数の固定バンドと; を備えてなる保護具である。
保護具本体は、比較的長期間の使用に耐えるように、十
分な厚さの弾性体で形成されている。素材は特に限定し
ないが、例えばゴム、合成樹脂等である。
保護具本体に設けられる装着溝は、通常はフォークキャ
リッジ部等の装着部にややきつくはめ込むことができる
ような幅、及び深さに形成されるが、固定に支障がなけ
れば緩く嵌合するようにしてもよい。また、保護具本体
の全体形状も、例えば断面コ状のもの、或いは円柱形の
本体の外周部に長さ方向に装着溝を形成したもの等、様
々に設定できる。
保護具本体の外周部に設けられる嵌合溝は固定バンドを
はめ込むことができる幅に形成されている。また、深さ
は固定バンドのバンド部の保護具本体の外周面から突出
しないようにバンド部の厚さよりやや深く形成されるこ
とになる。
固定バンドはゴムのように伸縮性の高い素材を用いても
よいし、あまり伸縮しない合成樹脂等を使用することも
できる。合成樹脂で形成する場合は緊締が簡単確実にで
きるフック等の係止具が設けられるが、ゴムで形成する
場合は係止具を設けてもよいし、環状に形成して例えば
輪ゴムを止めるように簡単に装着できるようにしてもよ
い。
[実施例] 本考案を図面に示した実施例に基づき更に詳細に説明す
る。
第1図は一実施例の装着した状態の要部側面図、第2図
は保護具本体の斜視図、第3図は固定バンドの斜視図で
ある。
保護具は、保護具本体1と固定バンド2からなる。
保護具本体1はやや硬質のゴム製で、断面コ状で所定の
長さに形成されている。保護具本体1の開口側は装着溝
11となっている。装着溝11の幅は、装着部であるフォー
クリフトトラックのキャリッジ部7(第4図に図示)の
幅よりやや狭く形成されている。
保護具本体1の外周面には2本の嵌合溝22が平行に形成
されている。嵌合溝22の幅は後述する固定ベルト2のベ
ルト部21の幅よりやや広く形成されている。また嵌合溝
22の深さはベルト部21の厚さよりやや深く形成されてお
り、固定ベルト2をはめ込んだときにベルト部21が保護
具本体1の外周面から突出しないようにしている。な
お、嵌合溝22の底部の肉厚は保護具本体1の固定に支障
のない強度を保てるように設定されている。
固定ベルト2は、ベルト部21と、ベルト部21の両端部に
取り付けられた各々2本のフックを備えたフック部22か
らなる。ベルト部21は保護具本体1と同様にやや硬質の
ゴム製で、保護具本体1をキャリッジ7にややきつく緊
締できる長さに設定されている。
なお、符号3は係止ボルトナットである。
(作用) 第4図は使用状態を示す説明図である。
第1図乃至第4図を参照して本実施例の作用を説明す
る。
保護具の保護具本体1は、固定ベルト2によってフォー
クリフトトラックの両キャリッジ7の上部に固定されて
いる。固定の手順は次の通りである。まずキャリッジ部
7に保護具本体1をはめ込む。次に保護具本体1の嵌合
溝12に固定ベルト2をはめ込み、フック部22はキャリッ
ジ部7の後方に回して係止ボルトナット3にかけ、ナッ
トを締めてフック部22を固定する。
固定ベルト2のベルト部21は保護具本体1の嵌合溝22内
に納まっており、外周面から突出しない。これによる
と、保護具本体1にコンテナ等の運搬物が接触して衝撃
が加わったときでも、固定ベルト2は保護具本体1と運
搬物とで挟まれることはなく、損傷も受けにくい。
なお、本考案は図示の実施例に限定されるものではな
く、実用新案登録請求の範囲の記載内において種々の変
形が可能である。
[考案の効果] 本考案は、上記構成を備えた保護具であるので、例えば
フォークリフトトラックのキャリッジ部用の緩衝材とし
て使用すれば、コンテナ等の運搬物が接触しても、保護
具本体を緊締している固定バンドが損傷を受けにくいの
で安易に切れることはなく、従来のように頻繁に固定バ
ンドを交換する必要はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例を装着した状態の要部側面図、 第2図は保護具本体の斜視図、 第3図は固定バンドの斜視図、 第4図は使用状態を示す説明図である。 1:保護具本体 2:固定バンド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性体により形成され、被装着部に装着す
    るための装着溝を備え、外周部には固定バンドをはめ込
    むための所要数の嵌合溝を備えた保護具本体と; バンド部を備えており、バンド部の厚さは前記嵌合溝に
    はめ込んだときに保護具本体の外周部から突出しないよ
    うに設定された所要数の固定バンドと; を備えてなる保護具。
JP1234489U 1989-02-03 1989-02-03 保護具 Expired - Lifetime JPH0636058Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1234489U JPH0636058Y2 (ja) 1989-02-03 1989-02-03 保護具

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JP1234489U JPH0636058Y2 (ja) 1989-02-03 1989-02-03 保護具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02103094U JPH02103094U (ja) 1990-08-16
JPH0636058Y2 true JPH0636058Y2 (ja) 1994-09-21

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ID=31221708

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JPH02103094U (ja) 1990-08-16

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