JPH0210328Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0210328Y2 JPH0210328Y2 JP16122886U JP16122886U JPH0210328Y2 JP H0210328 Y2 JPH0210328 Y2 JP H0210328Y2 JP 16122886 U JP16122886 U JP 16122886U JP 16122886 U JP16122886 U JP 16122886U JP H0210328 Y2 JPH0210328 Y2 JP H0210328Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- locking part
- ring
- tip
- locked
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、連結部材と被連結部材との間に配さ
れて両者を連結するために用いられる連結金具に
係り、特に自動車を荷締具を用いて船舶に積付け
る際に、荷締具のフツクを自動車の係止リングに
直接係止することができない場合に用いられる連
結金具に関する。
れて両者を連結するために用いられる連結金具に
係り、特に自動車を荷締具を用いて船舶に積付け
る際に、荷締具のフツクを自動車の係止リングに
直接係止することができない場合に用いられる連
結金具に関する。
一般に、自動車船に自動車を積付ける場合に
は、例えば実開昭61−49150号公報に示されてい
るような荷締具を用い、自動車を船艙床面に固定
する方法が採られている。
は、例えば実開昭61−49150号公報に示されてい
るような荷締具を用い、自動車を船艙床面に固定
する方法が採られている。
ところで、前記荷締具を用いて自動車を固縛す
る場合、通常は荷締具のフツクを、自動車の係止
リングに直接係止する方法が採られるが、係止リ
ングの位置、形状によつては、荷締具のフツクを
直接係止できなかつたり、あるいは係止できても
フツクが自動車のバンパ等に接触してこれを損傷
させるおそれがあり、実際上フツクを係止リング
に係止できない。
る場合、通常は荷締具のフツクを、自動車の係止
リングに直接係止する方法が採られるが、係止リ
ングの位置、形状によつては、荷締具のフツクを
直接係止できなかつたり、あるいは係止できても
フツクが自動車のバンパ等に接触してこれを損傷
させるおそれがあり、実際上フツクを係止リング
に係止できない。
そこで従来、このような場合には、輪状をなす
補助ストロープを用い、この補助ストロープの中
央部を、自動車の係止リングに結び付けるととも
に、係止リングから引出された補助ストロープの
両端に、荷締具のフツクをそれぞれ係止して自動
車を固縛する方法を採つている。
補助ストロープを用い、この補助ストロープの中
央部を、自動車の係止リングに結び付けるととも
に、係止リングから引出された補助ストロープの
両端に、荷締具のフツクをそれぞれ係止して自動
車を固縛する方法を採つている。
ところが荷締具のフツクは、自動車の係止リン
グの形状寸法が車種により異なつても、これに対
応できるように比較的小型に形成されているとと
もに、その内面両端縁が鋭角に作成されているた
め、補助ストロープがこの端縁で擦れて破断する
おそれがある。また、自動車の係止リングに結び
付けられた補助ストロープの結び目は、一方向か
らの荷重により緩んでしまうため、確実に係止で
きないという問題もある。
グの形状寸法が車種により異なつても、これに対
応できるように比較的小型に形成されているとと
もに、その内面両端縁が鋭角に作成されているた
め、補助ストロープがこの端縁で擦れて破断する
おそれがある。また、自動車の係止リングに結び
付けられた補助ストロープの結び目は、一方向か
らの荷重により緩んでしまうため、確実に係止で
きないという問題もある。
そこで一部では、荷締具のフツクの形状を変更
することが検討されているが、そのためには多額
の費用を要するとともに、形状によつては全車種
に対応できなくなり、実際上フツクの形状を変更
することは困難である。
することが検討されているが、そのためには多額
の費用を要するとともに、形状によつては全車種
に対応できなくなり、実際上フツクの形状を変更
することは困難である。
本考案はかかる現況に鑑みなされたもので、連
結部材と被連結部材との連結が容易で、しかも紐
体の先端リング部や連結部材の係止部が外れたり
破断することがなく、連結状態を安定させること
ができる連結金具を提供することを目的とする。
結部材と被連結部材との連結が容易で、しかも紐
体の先端リング部や連結部材の係止部が外れたり
破断することがなく、連結状態を安定させること
ができる連結金具を提供することを目的とする。
本考案は、円弧状に湾曲する第1係止部と、基
端が第1係止部の一端に連続し先端側が第1係止
部の湾曲方向と同一方向に湾曲する釣針状の第2
係止部と、基端が第2係止部の先端に連続し先端
側が第2係止部の内側に湾曲してその先端と第2
係止部との間に所要の間隙が形成される第3係止
部とから全体として6の字形に形成され、前記第
1係止部および第3係止部に、被連結部材に中間
部を係止した紐体両端の先端リング部をそれぞれ
係止するとともに、前記第2係止部に、連結部材
の係止部を係止して連結部材と被連結部材とを連
結するようにしたことを特徴とする。
端が第1係止部の一端に連続し先端側が第1係止
部の湾曲方向と同一方向に湾曲する釣針状の第2
係止部と、基端が第2係止部の先端に連続し先端
側が第2係止部の内側に湾曲してその先端と第2
係止部との間に所要の間隙が形成される第3係止
部とから全体として6の字形に形成され、前記第
1係止部および第3係止部に、被連結部材に中間
部を係止した紐体両端の先端リング部をそれぞれ
係止するとともに、前記第2係止部に、連結部材
の係止部を係止して連結部材と被連結部材とを連
結するようにしたことを特徴とする。
本考案に係る連結金具においては、中間部が被
連結部材に係止された紐体の両端部の先端リング
部を、第1係止部および第3係止部にそれぞれ係
止するとともに、連結部材の係止部を第2係止部
に係止することにより、連結部材と被連結部材と
が連結される。この際、紐体両端の各先端リング
部は、各別の係止部に係止され、かつ第1係止部
と第3係止部とは先端リング部の係止方向が逆向
きで、しかも互いに内側に湾曲しているので、第
1係止部から先端リング部を外そうとすると、第
3係止部に係止されている紐体部分が邪魔にな
り、逆に第3係止部から先端リング部を外そうと
すると、第1係止部に係止されている紐体部分が
邪魔になる。このため、紐体が多小緩んでも、先
端リング部が係止部から外れるおそれがなく、し
かも係止は容易である。また、第1係止部および
第3係止部は円弧状に湾曲しているので、紐体が
破断するおそれがない。また連結部材の係止部は
第2係止部に係止されているので、紐体の先端リ
ング部を直接係止する場合よりも外れるおそれが
少なく、また第3係止部の先端と第2係止部との
間には所要の間隙が形成されているので、連結部
材の係止部がアイプレート等であつても、前記間
隙を通して係止するようにすれば係止することが
できる。
連結部材に係止された紐体の両端部の先端リング
部を、第1係止部および第3係止部にそれぞれ係
止するとともに、連結部材の係止部を第2係止部
に係止することにより、連結部材と被連結部材と
が連結される。この際、紐体両端の各先端リング
部は、各別の係止部に係止され、かつ第1係止部
と第3係止部とは先端リング部の係止方向が逆向
きで、しかも互いに内側に湾曲しているので、第
1係止部から先端リング部を外そうとすると、第
3係止部に係止されている紐体部分が邪魔にな
り、逆に第3係止部から先端リング部を外そうと
すると、第1係止部に係止されている紐体部分が
邪魔になる。このため、紐体が多小緩んでも、先
端リング部が係止部から外れるおそれがなく、し
かも係止は容易である。また、第1係止部および
第3係止部は円弧状に湾曲しているので、紐体が
破断するおそれがない。また連結部材の係止部は
第2係止部に係止されているので、紐体の先端リ
ング部を直接係止する場合よりも外れるおそれが
少なく、また第3係止部の先端と第2係止部との
間には所要の間隙が形成されているので、連結部
材の係止部がアイプレート等であつても、前記間
隙を通して係止するようにすれば係止することが
できる。
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第1図および第2図は、自動車を船艙内に積付
ける際に使用される連結金具を示すもので、図
中、符号1は自動車に設けられた係止リング、符
号2は荷締具のフツクであり、係止リング1とフ
ツク2とは、連結ベルト3および連結金具4を介
して相互に連結されている。
ける際に使用される連結金具を示すもので、図
中、符号1は自動車に設けられた係止リング、符
号2は荷締具のフツクであり、係止リング1とフ
ツク2とは、連結ベルト3および連結金具4を介
して相互に連結されている。
前記連結金具4は、第3図に示すように円弧状
に湾曲する第1係止部5と、基端が第1係止部5
の図中左端に連結され先端側が第1係止部5の湾
曲方向と同一方向に湾曲する釣針状の第2係止部
6と、基端が第2係止部の先端に連結され先端側
が第2係止部6の内側に湾曲してその先端と第2
係止部6との間に所要の間隙Gが形成される第3
係止部7とから、全体として6の字状に形成され
ている。なお第3図においては、説明の便宜上、
連結金具4の各係止部5,6,7を別部材とし、
これを相互に連結した状態で図示しているが、実
際には、第1図および第2図に示すように単一の
丸棒材を成形加工して形成され、かつその表面に
は樹脂コーテイングされている。
に湾曲する第1係止部5と、基端が第1係止部5
の図中左端に連結され先端側が第1係止部5の湾
曲方向と同一方向に湾曲する釣針状の第2係止部
6と、基端が第2係止部の先端に連結され先端側
が第2係止部6の内側に湾曲してその先端と第2
係止部6との間に所要の間隙Gが形成される第3
係止部7とから、全体として6の字状に形成され
ている。なお第3図においては、説明の便宜上、
連結金具4の各係止部5,6,7を別部材とし、
これを相互に連結した状態で図示しているが、実
際には、第1図および第2図に示すように単一の
丸棒材を成形加工して形成され、かつその表面に
は樹脂コーテイングされている。
一方前記連結ベルト3は、第4図に示すように
例えばポリプロピレン製のベルトの両端に、先端
小リング部3aと先端大リング部3bとをそれぞ
れ設けて形成されており、この連結ベルト3は、
第1図および第2図に示すようにその長手方向中
間部を前記係止リング1に係止した状態で、先端
小リング部3aが第1係止部5に係止されるとと
もに、先端大リング部3bが第3係止部7に係止
されるようになつている。また前記フツク2は、
第1図および第2図に示すように第2係止部6に
係止されるようになつている。
例えばポリプロピレン製のベルトの両端に、先端
小リング部3aと先端大リング部3bとをそれぞ
れ設けて形成されており、この連結ベルト3は、
第1図および第2図に示すようにその長手方向中
間部を前記係止リング1に係止した状態で、先端
小リング部3aが第1係止部5に係止されるとと
もに、先端大リング部3bが第3係止部7に係止
されるようになつている。また前記フツク2は、
第1図および第2図に示すように第2係止部6に
係止されるようになつている。
また、前記連結ベルト3の先端大リング部3b
の長さL1は、第2図に示すように第1係止部5
と第3係止部7との間の長さL2よりも大寸法に
設定され、かつ第1係止部5の先端部分は、第1
図に示すように第3係止部7に係止された先端大
リング部3bの位置よりも外側、すなわち図中右
側に突出するように寸法設定されている。したが
つて、両リング部3a,3bを第1係止部5およ
び第3係止部7に係止して連結ベルト3を張設し
た状態においては、第1図および第2図に示すよ
うに第1係止部5の先端部分が先端大リング部3
b内に嵌入され、第1係止部5と第3係止部7と
の間の広い間隔Wが、先端大リング部3bで完全
に閉止された状態となり、連結ベルト3が多少緩
んでも、先端小リング部3aが第1係止部5から
外れるのを防止できるようになつている。
の長さL1は、第2図に示すように第1係止部5
と第3係止部7との間の長さL2よりも大寸法に
設定され、かつ第1係止部5の先端部分は、第1
図に示すように第3係止部7に係止された先端大
リング部3bの位置よりも外側、すなわち図中右
側に突出するように寸法設定されている。したが
つて、両リング部3a,3bを第1係止部5およ
び第3係止部7に係止して連結ベルト3を張設し
た状態においては、第1図および第2図に示すよ
うに第1係止部5の先端部分が先端大リング部3
b内に嵌入され、第1係止部5と第3係止部7と
の間の広い間隔Wが、先端大リング部3bで完全
に閉止された状態となり、連結ベルト3が多少緩
んでも、先端小リング部3aが第1係止部5から
外れるのを防止できるようになつている。
また前記第3係止部7の先端と第2係止部6と
の間の間隙Gは、連結ベルト3の外形寸法よりも
稍広い寸法に設定されており、したがつて連結ベ
ルト3の交換時等、故意に外さない限り、先端大
リング部3bが第3係止部7から不用意に外れる
ことがないようになつている。
の間の間隙Gは、連結ベルト3の外形寸法よりも
稍広い寸法に設定されており、したがつて連結ベ
ルト3の交換時等、故意に外さない限り、先端大
リング部3bが第3係止部7から不用意に外れる
ことがないようになつている。
次に、本実施例の作用について説明する。
連結ベルト3および連結金具4を用いて係止リ
ング1とフツク2とを連結する場合には、まず予
め連結ベルト3の先端大リング部3bを、連結金
具4の第3係止部7に係止しておき、この状態
で、連結ベルト3を係止リング1に引掛けてその
先端の先端小リング部3aを連結金具4の第1係
止部5に係止する。そしてその後、連結金具4の
第2係止部6にフツク2を係止し、図示されてい
ない荷締具で締付ける。
ング1とフツク2とを連結する場合には、まず予
め連結ベルト3の先端大リング部3bを、連結金
具4の第3係止部7に係止しておき、この状態
で、連結ベルト3を係止リング1に引掛けてその
先端の先端小リング部3aを連結金具4の第1係
止部5に係止する。そしてその後、連結金具4の
第2係止部6にフツク2を係止し、図示されてい
ない荷締具で締付ける。
しかして、連結ベルトの先端大リング部3b
は、不用意に連結金具4の第3係止部7から外れ
ることがないので、保管時および運搬時等におい
て、連結ベルト3と連結金具4とを一体品として
取扱うことができ、取扱いが容易である。また、
反復使用により連結ベルト3が損傷した場合、あ
るいは連結ベルト3の長さを変える必要がある場
合には、間隙Gを通して先端大リング部3bを第
3係止部7から外すことができるので、連結ベル
ト3の交換が容易である。
は、不用意に連結金具4の第3係止部7から外れ
ることがないので、保管時および運搬時等におい
て、連結ベルト3と連結金具4とを一体品として
取扱うことができ、取扱いが容易である。また、
反復使用により連結ベルト3が損傷した場合、あ
るいは連結ベルト3の長さを変える必要がある場
合には、間隙Gを通して先端大リング部3bを第
3係止部7から外すことができるので、連結ベル
ト3の交換が容易である。
また、第1係止部5と第3係止部7との間に
は、広い間隔Wが形成されているので、先端小リ
ング部3aの第1係止部5への係止が極めて容易
であり、しかも前記間隔Wは、使用中は先端大リ
ング部3bで閉止された状態となるので、連結ベ
ルト3が多少緩んでも、先端小リング部3aが第
1係止部5から外れるおそれが少なくなる。
は、広い間隔Wが形成されているので、先端小リ
ング部3aの第1係止部5への係止が極めて容易
であり、しかも前記間隔Wは、使用中は先端大リ
ング部3bで閉止された状態となるので、連結ベ
ルト3が多少緩んでも、先端小リング部3aが第
1係止部5から外れるおそれが少なくなる。
また、連結ベルト3の各リング部3a,3bが
係止される第1係止部5および第3係止部7は、
丸棒材で円弧状に形成されているので、連結ベル
ト3が破断するおそれがない。このため、輸送中
に定期的に点検したり、破断した連結ベルト3を
交換する等の作業が不要となり、乗組員の労力を
軽減できる。
係止される第1係止部5および第3係止部7は、
丸棒材で円弧状に形成されているので、連結ベル
ト3が破断するおそれがない。このため、輸送中
に定期的に点検したり、破断した連結ベルト3を
交換する等の作業が不要となり、乗組員の労力を
軽減できる。
またフツク2は、連結金具4の第3係止部7に
係止されるので、係止リング1に直接係止したの
と同様の安定性が得られ、しかも連結ベルト3を
用いることにより、係止リング1に限らず、ホイ
ールの孔部やシヤーシの一部等にも係止すること
ができ、最適な固縛が可能となる。
係止されるので、係止リング1に直接係止したの
と同様の安定性が得られ、しかも連結ベルト3を
用いることにより、係止リング1に限らず、ホイ
ールの孔部やシヤーシの一部等にも係止すること
ができ、最適な固縛が可能となる。
第5図は本考案の他の実施例を示すもので、フ
ツク2に代え、アイプレート12を用いるように
したものである。
ツク2に代え、アイプレート12を用いるように
したものである。
このようにしても、第3係止部7の先端と第2
係止部6との間には所要の間隙Gが形成されてい
るので、第5図に鎖線で示すようにアイプレート
12を第1係止部5から通し、間隙Gを介して第
2係止部7に導びくことにより、何等支障なく第
2係止部7に係止することができる。
係止部6との間には所要の間隙Gが形成されてい
るので、第5図に鎖線で示すようにアイプレート
12を第1係止部5から通し、間隙Gを介して第
2係止部7に導びくことにより、何等支障なく第
2係止部7に係止することができる。
なお前記両実施例においては、第1係止部5の
先端が先端大リング部3b内に嵌入されるように
寸法設定されているものについて説明したが、第
1係止部5の先端が、先端大リング部3bの位置
から外側に突出していなくても、接近していれ
ば、先端小リング部3aが第1係止部5から外れ
るのをある程度防止することはできる。
先端が先端大リング部3b内に嵌入されるように
寸法設定されているものについて説明したが、第
1係止部5の先端が、先端大リング部3bの位置
から外側に突出していなくても、接近していれ
ば、先端小リング部3aが第1係止部5から外れ
るのをある程度防止することはできる。
また前記両実施例においては、第3係止部7の
先端と第2係止部6との間の間隙Gが、先端大リ
ング部3bの外形寸法よりも稍広い寸法に設定さ
れているものについて説明したが、連結ベルト3
と連結金具4とを予め連結しておく必要がない場
合には、前記間隙Gを広くしてもよい。
先端と第2係止部6との間の間隙Gが、先端大リ
ング部3bの外形寸法よりも稍広い寸法に設定さ
れているものについて説明したが、連結ベルト3
と連結金具4とを予め連結しておく必要がない場
合には、前記間隙Gを広くしてもよい。
また前記両実施例においては、自動車を船艙内
に積付ける際に使用される連結金具4について説
明したが、これに限らず一般の吊り金具としても
使用することができる。
に積付ける際に使用される連結金具4について説
明したが、これに限らず一般の吊り金具としても
使用することができる。
以上説明したように本考案は、第1係止部と第
2係止部と第3係止部とから全体として6の字形
をなす連結金具を用い、その第1係止部および第
3係止部に、被連結部材に中間部を係止した紐体
の両端部に設けられた先端リング部をそれぞれ係
止するとともに、第2係止部に、連結部材の係止
部を係止して連結部材と被連結部材とを連結する
ようにしているので、紐体の連結金具への装着お
よび取外しが容易で、しかも使用時には、紐体が
不用意に連結金具から外れるのを防止でき、また
紐体の破断も防止できる。また連結部材の係止部
が、鉤状をなす場合でもリング状をなす場合でも
適用できる。
2係止部と第3係止部とから全体として6の字形
をなす連結金具を用い、その第1係止部および第
3係止部に、被連結部材に中間部を係止した紐体
の両端部に設けられた先端リング部をそれぞれ係
止するとともに、第2係止部に、連結部材の係止
部を係止して連結部材と被連結部材とを連結する
ようにしているので、紐体の連結金具への装着お
よび取外しが容易で、しかも使用時には、紐体が
不用意に連結金具から外れるのを防止でき、また
紐体の破断も防止できる。また連結部材の係止部
が、鉤状をなす場合でもリング状をなす場合でも
適用できる。
第1図は本考案の一実施例を示す連結金具の使
用状態図、第2図は第1図の右側面図、第3図は
連結金具の詳細図、第4図は連結ベルトの構成
図、第5図は本考案の他の実施例を示す第1図相
当図である。 1……係止リング、2……フツク、3……連結
ベルト、3a……先端小リング部、3b……先端
大リング部、4……連結金具、5……第1係止
部、6……第2係止部、7……第3係止部、12
……アイプレート、G……間隙、L1,L2……長
さ、W……間隔。
用状態図、第2図は第1図の右側面図、第3図は
連結金具の詳細図、第4図は連結ベルトの構成
図、第5図は本考案の他の実施例を示す第1図相
当図である。 1……係止リング、2……フツク、3……連結
ベルト、3a……先端小リング部、3b……先端
大リング部、4……連結金具、5……第1係止
部、6……第2係止部、7……第3係止部、12
……アイプレート、G……間隙、L1,L2……長
さ、W……間隔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 円弧状に湾曲する第1係止部と、基端が第1
係止部の一端に連続し先端側が第1係止部の湾
曲方向と同一方向に湾曲する釣針状の第2係止
部と、基端が第2係止部の先端に連続し先端側
が第2係止部の内側に湾曲してその先端と第2
係止部との間に所要の間隙が形成される第3係
止部とから全体として6の字形に形成され、前
記第1係止部および第3係止部に、被連結部材
に中間部を係止した紐体両端の先端リング部を
それぞれ係止するとともに、前記第2係止部
に、連結部材の係止部を係止して連結部材と被
連結部材とを連結することを特徴とする連結金
具。 2 第3係止部の先端と第2係止部との間に形成
される間隙は、第3係止部に係止される紐体の
先端リング部の外形寸法よりも稍広い寸法に設
定されていることを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第1項記載の連結金具。 3 第1係止部の先端は、第3係止部に係止され
る紐体部分の位置よりも外側に突出しており、
第3係止部に係止される紐体の先端リング部
は、前記第1係止部の突出部分を内包する大き
さに設定されていることを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項または第2項記載の連結
金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16122886U JPH0210328Y2 (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16122886U JPH0210328Y2 (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6366613U JPS6366613U (ja) | 1988-05-06 |
JPH0210328Y2 true JPH0210328Y2 (ja) | 1990-03-14 |
Family
ID=31087343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16122886U Expired JPH0210328Y2 (ja) | 1986-10-21 | 1986-10-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0210328Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-10-21 JP JP16122886U patent/JPH0210328Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6366613U (ja) | 1988-05-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10421386B2 (en) | Tie down strap with strap loop for preventing disengagement while securing cargo | |
US20140130310A1 (en) | Method and apparatus for improved use of ratcheting tie-down strap or the like | |
JP3286752B2 (ja) | 荷崩れ防止シート | |
JPH0210328Y2 (ja) | ||
US10300834B1 (en) | Tailgate latching system | |
US5967720A (en) | Interlocking flatbed trailer load strap fastening system | |
JP3023382U (ja) | タイヤチェーンの内側部材連結装置 | |
JP3035075U (ja) | トラック荷台用ロープ外れ止め具 | |
KR100439443B1 (ko) | 화물차용 가변 탄성 화물벨트 | |
JPS6347556Y2 (ja) | ||
JPS6018993Y2 (ja) | 荷物自動車の荷締め用引掛具 | |
KR200344892Y1 (ko) | 화물 고정용 밧줄 체결고리 | |
JPH0417437Y2 (ja) | ||
JPH051684Y2 (ja) | ||
KR200341850Y1 (ko) | 화물고정용 밧줄 체결고리 | |
JPH0232607Y2 (ja) | ||
JPH0218371Y2 (ja) | ||
JPH07322Y2 (ja) | タイヤ用滑り止めネット | |
JPH0635688Y2 (ja) | タイヤ滑り止め具の締付器具 | |
JP2567654Y2 (ja) | 主として自動車陸送車に使用されるフック装置 | |
KR200348589Y1 (ko) | 화물고정용 밧줄 체결고리 | |
JPH0532323Y2 (ja) | ||
JPH0423048Y2 (ja) | ||
JP3043955U (ja) | 荷物等の緊締用バンド | |
KR0124886Y1 (ko) | 트럭 텍크 플로워용 훅 |