JPS6347557Y2 - - Google Patents

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JPS6347557Y2
JPS6347557Y2 JP16443684U JP16443684U JPS6347557Y2 JP S6347557 Y2 JPS6347557 Y2 JP S6347557Y2 JP 16443684 U JP16443684 U JP 16443684U JP 16443684 U JP16443684 U JP 16443684U JP S6347557 Y2 JPS6347557 Y2 JP S6347557Y2
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JP
Japan
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elastic body
rope
truck
locked
wire rope
Prior art date
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JP16443684U
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JPS6178746U (ja
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Publication of JPS6178746U publication Critical patent/JPS6178746U/ja
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  • Auxiliary Apparatuses For Manual Packaging Operations (AREA)
  • Package Frames And Binding Bands (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、主にトラツクに積載した荷物に1
人でワイヤー・ロープを掛けて緊定する際に使用
するトラツク用ロープ仮止具に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
従来より、トラツクの荷台に高く積み上げた長
尺状の荷物を荷台に固定する際には、ワイヤー・
ロープが使用されて固定することが多い。そし
て、このワイヤー・ロープを用いた固定方法とし
ては、一般に、2本のワイヤー・ロープを使用
し、荷台側部の夫々に、前方から後方にかけて同
一のワイヤー・ロープをループ状に掛けておき、
この2つのループを荷物の上部で荷締め機等を用
いて連結し、これを緊締させるものである。とこ
ろが、これら一連の固定作業を1人で行うには頗
る面倒な作業になるものであつた。すなわち、荷
台両側の2本のワイヤー・ロープの夫々両端部分
を荷台のロープ係止用突起に同時に係止させてお
き、この状態を維持させたままで互いのワイヤ
ー・ロープを荷物の上部で連結するには、少なく
とも一方のワイヤー・ロープ両端の係止部分が、
手を添えていなくてもそこに固定されていなけれ
ばならない。しかしながら、周知の通りワイヤ
ー・ロープの強靭さは、他の麻やナイロン等のロ
ープと比較して格段に強く、自身の両端を係止さ
せた状態でワイヤー・ロープの中央部を荷物の上
に自重で載せようとしても、この強靭な性質によ
つてロープの載置状態を維持することは極めて難
しく、特に、荷物を高く積み上げる程、その傾向
は著しい。したがつて、従来この作業を1人で行
う場合には、ワイヤー・ロープの先端と荷台のロ
ープ係止用突起とを他の紐等で縛り付けたり、或
いは、ワイヤー・ロープの中央に錘を付けた紐を
結んでおき、ワイヤー・ロープの両端を係止させ
ると同時にこの錘を荷台の反対がわに投げおろ
し、錘の重量でワイヤー・ロープの係止状態を維
持させるなどといつた極めて面倒な作業を行わな
ければならないものであつた。
〔考案の目的〕
そこでこの考案は、上述の不都合に鑑みて案出
されたもので、トラツク等に積載した荷物に、1
人でも容易にワイヤー・ロープを掛けることがで
き、ロープ締付作業の省力化を図ることが可能な
トラツク用ロープ仮止具の提供を目的とする。
〔考案の概要〕
上述の目的を達成すべくこの考案は、所定の長
さを有する弾性体と、この弾性体の下端に設けら
れトラツク荷台のロープ係止用突起に係止せしめ
る盤体状の係止板と、弾性体の上端に設けられト
ラツクのあおり上端縁に係止せしめる二股状のフ
ツクとから成るトラツク用ロープ仮止具を提供す
ることで、1人でのロープ固定作業が極めて容易
に行えるものになつた。
〔考案の実施例〕
以下図面を参照してこの考案の実施例を詳細に
説明する。
図に示す符号1は所定の長さを有する弾性体で
あり、この弾性体1の上下両端部分には係止板2
とフツク3とを設けてある。第1図乃至第3図に
示す弾性体1は、側面略山形状に湾曲した可撓性
の弾性材から成るものであり、更に具体的には、
1本の線状鋼材を2つに屈曲し、更にこの中央部
分を略山形状に屈曲して弾性体1を形成してあ
る。また、可撓性の弾性材の形状としては、図示
例の他、帯状の弾性材を用いても良く、更に、弾
性材の材質も鋼等の金属材の他、硬質プラスチツ
ク等の合成樹脂材でも構わない。弾性体1をこの
ように形成すると、弾性体1の湾出外方から内側
に向けた押圧力を加えることによつて上下両端部
の間隔を開くことができ、また押圧力を除くと弾
性体1の弾撥復元力によつて上下両端部の間隔が
元の距離に縮むので、この考案仮止具の着脱を頗
る容易に行えるものである。(第2図参照)。
更に、弾性体1は、伸縮自在な帯状弾性材を用
いて形成することができる(第4図参照)。弾性
体1をこのような弾性材で形成することにより、
収納時に弾性体1の部分を折り畳むことができる
から、コンパクトに収納できる利点がある。この
際、弾性体1の材質として、合成ゴム等の各種ゴ
ム材や、コイルスプリング等を用いても構わな
い。
次に、弾性体1の下端に設ける係止板2は、ト
ラツクT荷台のロープ係止用突起Fに係止せしめ
る盤体状を成している。図示例の係止板2は、盤
体の中央に長孔2Aを穿設してあり、この長孔2
Aをロープ係止用突起Fに係止させるようにして
ある。このときの係止板2の形状は、図示の矩形
状に限らず適宜な設計変更が可能であり、また、
係止板2と弾性体1端部とを別体に形成してから
接合するも(第1図及び第2図参照)、また、係
止板2を弾性体1端部に一体にして形成するも
(第4図参照)、自由に選択できるものとする。
更に、弾性体1の上端に設けるフツク3は、ト
ラツクTのあおりP上端縁に係止させるもので、
弾性体1の上端から二股状に延長してある。第1
図及び第2図で示すフツク3は、1本の線状鋼材
を2つに折り曲げた弾性体1の両端のうち、2つ
に分れた一端を更に鉤形状に屈曲したものであ
る。このようなフツク3を形成した際には、フツ
ク3と弾性体1との連続部分適位置に、平行に並
ぶ2本の線状材を結ぶ帯板状の支持板4を設ける
ことで、フツク3が二股状になるように形成して
ある。また、このとき図に示す符号5は補強板で
あり、支持板4と同様にして、2本の線状材から
成る弾性体1の下部適位置を帯板状の補強板5で
連結することにより、各線状材の弾性力をひとつ
にして強い弾性力を現出せしめてある。
次に、この考案の使用方法について説明する
と、ワイヤー・ロープWの先端をトラツクTのロ
ープ係止用突起Fに係止させてから、係止板2を
更にロープ係止用突起Fに係止させてワイヤー・
ロープW先端をロープ係止用突起Fで持ち上げる
ように当接させる。次に、係止板2の係止状態を
維持させたままで、フツク3をあおりPの上端縁
に係止させる。このとき、フツク3の二股部分の
間にワイヤー・ロープWを通すようにして係止さ
せるものである。また、フツク3の先端部分には
補護キヤツプ3Aを嵌着してフツク3係止時の係
止力を高めると共に、フツク3先端が係止部分を
傷付けるのを防止している。尚、図中符合Nは荷
締機を示す。
〔考案の効果〕
この考案は上述の如く構成したことにより、ト
ラツクに積載した荷物に、1人でも極めて容易に
ワイヤー・ロープを掛けることができ、荷締作業
の省力化と作業人員の合理化とを図ることが可能
になつた。
すなわち、所定の長さを有する弾性体1の上下
端に、トラツクT荷台のロープ係止用突起Fに係
止せしめる係止板2と、トラツクTのあおりP上
端縁に係止せしめるフツク3とを設けたことで、
この考案仮止具は、弾性体1の弾性力により、あ
おりPの側面に着脱自在に装着することができ
る。
しかも係止板2は、盤体状を成しているので、
ロープ係止用突起Fに係止させたワイヤー・ロー
プWの先端を押えることができる。したがつて、
ワイヤー・ロープWに手を添えていなくてもワイ
ヤー・ロープW先端の係止状態を維持することが
可能になるものである。
更に、フツク3は、二股状を成しており、この
二股の間にワイヤー・ロープWを通すことによつ
て、先端が係止されたワイヤー・ロープWの方向
を定めることができる。このことから、この考案
仮止具によつて固定したワイヤー・ロープWを、
荷台の上方に向けることが可能になり、荷台上で
の締付作業を頗る容易にするものである。また、
ワイヤー・ロープWの方向を定めることで、ワイ
ヤー・ロープW緊締時に、この考案締め具がワイ
ヤー・ロープWに挾み込まれないといつた利点も
ある。そして、ワイヤー・ロープW緊締後は、弾
性体1の弾性力を利用して容易に取り外すことが
できるから、仮止作業をスムーズに終了させるこ
とが可能である。
尚、この考案締め具によれば、ワイヤー・ロー
プWの緊締作業に限らず、麻やナイロン等の材質
から成るロープを使用した緊締作業にも同様の効
果が得られることは言うまでもない。
このようにこの考案によれば、1人でも容易に
ロープの緊締作業を行うことができ、特にワイヤ
ー・ロープを使用した荷締作業の省力化を図り、
ひいては作業人員を削減して経済的にも頗る有効
であるなどといつた実用上有益な種々の効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は斜視図、第2図は使用状態を示す側面図、第3
図は使用状態を示す斜視図、第4図は他の実施例
を示す斜視図である。 1……弾性体、2……係止板、2A……長孔、
3……フツク、3A……補護キヤツプ、4……支
持板、5……補強板、T……トラツク、F……ロ
ープ係止用突起、P……あおり、W……ワイヤ
ー・ロープ、N……荷締機。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 所定の長さを有する弾性体と、この弾性体の
    下端に設けられトラツク荷台のロープ係止用突
    起に係止せしめる盤体状の係止板と、弾性体の
    上端に設けられトラツクのあおり上端縁に係止
    せしめる二股状のフツクとから成ることを特徴
    とするトラツク用ロープ仮止具。 2 弾性体は、側面略山形状に湾曲した可撓性の
    弾性材から成る実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のトラツク用ロープ仮止具。 3 弾性体は、伸縮自在な弾性材から成る実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のトラツク用ロー
    プ仮止具。
JP16443684U 1984-10-30 1984-10-30 Expired JPS6347557Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16443684U JPS6347557Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16443684U JPS6347557Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6178746U JPS6178746U (ja) 1986-05-26
JPS6347557Y2 true JPS6347557Y2 (ja) 1988-12-08

Family

ID=30722298

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JP16443684U Expired JPS6347557Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

Country Status (1)

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JP (1) JPS6347557Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010010868A1 (ja) * 2008-07-21 2010-01-28 Suzuki Kazuhiro 長尺物仮止め具及びその長尺物仮止め具を用いた長尺物の仮止め方法
JP2023046112A (ja) * 2021-09-22 2023-04-03 株式会社オクト工業 巻き付け式ロープ仮止め具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010010868A1 (ja) * 2008-07-21 2010-01-28 Suzuki Kazuhiro 長尺物仮止め具及びその長尺物仮止め具を用いた長尺物の仮止め方法
JP2023046112A (ja) * 2021-09-22 2023-04-03 株式会社オクト工業 巻き付け式ロープ仮止め具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6178746U (ja) 1986-05-26

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