JPH0340706Y2 - - Google Patents

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JPH0340706Y2
JPH0340706Y2 JP599088U JP599088U JPH0340706Y2 JP H0340706 Y2 JPH0340706 Y2 JP H0340706Y2 JP 599088 U JP599088 U JP 599088U JP 599088 U JP599088 U JP 599088U JP H0340706 Y2 JPH0340706 Y2 JP H0340706Y2
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hook
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touring
string
opening
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JP599088U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、オートバイのシート後部等に乗せた
荷物を固定するために用いられるツーリングネツ
トの引掛具の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
オートバイでは、第5図に示すように、座席後
部12等に載せた荷物を、ゴム等の弾力性に富む
紐を編んで形成したツーリングネツトで覆い、こ
のネツトに取りつけられた引掛具をオートバイの
パイプ部分13等に引つ掛けて適当な張力を加え
た状態で固定している。第3図はこのツーリング
ネツトの従来例を示す図で、ツーリングネツト1
0はゴム等の弾力性に富んだ紐11で編まれてお
り、ツーリングネツト10の端部にはいくつかの
引掛具1′が設けられている。引掛具1′は第4図
a,bに示すように、樹脂の素材をU字型に屈曲
させパイプに引つ掛られるように形成されてい
る。
しかし、ツーリングネツト10は、一定の大き
さであるのに対し、荷物は大小様々であり、引掛
具1′をいつもツーリングネツト10の端部の紐
11′に掛止しておくと、小さい荷物の場合は張
力が加わらないので、しつかり固定できずに走行
中に落下してしまうおそれがある。
そのために、第3図に示すように従来は荷物の
大きさに応じて引掛具1′の掛止位置をツーリン
グネツト10の端部の紐11′から荷物の大きさ
に応じて適当な中間の紐11に掛け換えて、荷物
に適正な張力が加わるようにしていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、引掛具1′の掛止位置は荷物の
大きさが変わる度に掛け換える必要があり、それ
に対して第4図aに示すように、掛止部9は紐が
簡単に外れないように可撓性突起部材9aを設け
て開口を狭くしてあり、掛止位置を換えるための
紐の出し入れがやり難かつた。
本考案は、上記の事実に鑑みてなされたもの
で、ツーリングネツトとの掛止は簡単に外れるこ
となく、しかも張力を加減するためには簡単に掛
止位置を換えることのできるツーリングネツト用
引掛具を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本考案は、U字型
をしたツーリングネツト用引掛具のU字型の一方
の端部近傍に、上記ツーリングネツトを編成する
紐と掛合するための掛止部を形成し、該掛止部に
はU字型内周面に開口を形成し、かつ該掛止部の
上方のU字型端部には張力調整用の補助掛止部を
形成し、上記掛止部の紐とは異なる位置の紐と掛
止することができる構成としている。
〔実施例〕
第1図a,b,cは、本考案の1実施例を示す
引掛具の図で、第2図はこの引掛具をツーリング
ネツトに取りつけた状態を示した図である。引掛
具1はオートバイのパイプ等に引つ掛けるために
U字型にされ、かつ強度を上げる為に第1図cに
示すように断面をH型にして、樹脂の射出成形加
工等によつて一体成形されている。引掛具1のU
字型の一方の端部が掛止する際の先端部2とな
り、若干内側に屈曲しているとともに先端には突
起2aが形成され、引掛具1のU字型の底部に嵌
入されるパイプが先端部2から簡単に外れないよ
うにしている。U字型の他方の端部近傍には、主
としてツーリングネツト端部の紐11′を掛止す
る掛止部3がU字型の内側に開口5を形成して設
けられ、又、その上方でU字型の端部には外側に
開口を設けて、主として中間の紐11を掛止する
補助掛止部4が形成されている。掛止部3の開口
5は引掛具の最も奥側に設けられ、掛合後にツー
リングネツト10と引掛具1を引つ張り合つても
外れない位置に設けられている。この開口5を形
成する一方の部材は可撓性を有する片持ちの突起
部材6で先端に突起6aが形成されている。開口
5の他方には突起6aと対向する突起3aが形成
され、両突起3a,6aの間が開口5となる。こ
れらの突起3a,6aは紐11′を掛止部3に出
し入れし易くするために形成されたものである。
開口5の幅は通常は紐11′の直径よりずつと小
さく場合によつては閉塞されており、突起部材6
がその可撓性によつて外側に撓むことによつて開
口を広げて紐11′を通すようにして、凹部の中
に入つた紐11′が簡単に抜け出ないようにして
いる。
補助掛止部4は掛止部3に連設されており、そ
の開口7は掛止部3の開口5とは反対側になる引
掛具1の外側に形成されている。
第2図に示すように、引掛具1は掛止部3にツ
ーリングネツト10の端部の紐11′を掛止して
いる。そして小さい荷物を載せる場合には、荷物
の大きさに応じて補助掛止部4にツーリングネツ
ト10の中間の適当な紐11を掛止して荷物に加
わる張力を加減する。
第1図において、補助掛止部4の開口7は、紐
11の直径より若干狭い程度になつている。これ
は、補助掛止部4は、ツーリングネツト10の張
力を加減するためのもので、荷物の大きさが変わ
る度に紐11の掛け外しをするので、紐11を掛
け易く、かつ外し易くしておく必要があるからで
ある。掛止部3の開口5をU字型の内側内方に、
補助掛止部4の開口7をU字型外側の上端部に設
けているため、荷台に載せた荷物の大きさによつ
て余裕を生じたネツトを補助掛止部に掛止して荷
物に適当な張力を与えるための作業を容易にして
いる。
又、突起部材6は、引掛具1の内側の面に沿う
ような形状に形成され、引掛具1をパイプ等に掛
止する際に引つ掛からないようにしている。
次に作用について説明する。引掛具1は、大き
な荷物の場合はツーリングネツト10の端部の紐
11′と掛合してオートバイのパイプ等に掛止さ
れ、適当な張力で荷物を固定する。小さな荷物の
場合は、端部の紐11′と掛合してオートバイの
パイプ等に掛止した後、荷物に適当な張力が加わ
るようにツーリングネツト10の中間の紐11を
補助掛止部4に掛止する。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように本考案によれば、U字
型をしたツーリングネツト用引掛具の一方の端部
近傍に、ツーリングネツトの紐と掛止する掛止部
と、上記掛止部に補助掛止部を連設し、該補助掛
止部にツーリングネツトの任意の紐を出し入れで
きる構成としたので、オートバイに載せる荷物の
大小に応じて、簡単にツーリングネツトの引つ張
り力を加減することができ、走行中に荷物を落下
させる必配がなくなる。又、引掛具は常にツーリ
ングネツトの端部とは掛止していることになるの
で、小さい荷物の場合であつてもツーリングネツ
トの端部が垂れ下がり、回転部に巻き付くといつ
たこともなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の引掛具の図で、aは正面図、
bは側面図、cはaのA−A線での断面図、第2
図は本考案の引掛具の使用状態を示す斜視図、第
3図は従来の引掛具の使用状態を示す斜視図、第
4図は従来の引掛具の図で、aは正面図、bは側
面図、第5図はオートバイ後部の斜視図である。 1……引掛具、3……掛止部、4……補助掛止
部、5……開口、6……可撓性突起部材、7……
開口、10……ツーリングネツト、11,11′
……紐。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. U字型をしたツーリングネツト用引掛具のU字
    型の一方の端部近傍に、上記ツーリングネツトを
    編成する紐と掛合するための掛止部を形成し、該
    掛止部にはU字型内周面に開口を形成し、かつ該
    掛止部の上方のU字型端部には張力調整用の補助
    掛止部を形成し、上記掛止部の紐とは異なる位置
    の紐と掛止することができることを特徴とするツ
    ーリングネツト用引掛具。
JP599088U 1988-01-22 1988-01-22 Expired JPH0340706Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP599088U JPH0340706Y2 (ja) 1988-01-22 1988-01-22

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JP599088U JPH0340706Y2 (ja) 1988-01-22 1988-01-22

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JPH01111082U JPH01111082U (ja) 1989-07-26
JPH0340706Y2 true JPH0340706Y2 (ja) 1991-08-27

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JPH01111082U (ja) 1989-07-26

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