JPH0632472Y2 - ツ−リングネット - Google Patents
ツ−リングネットInfo
- Publication number
- JPH0632472Y2 JPH0632472Y2 JP1986104263U JP10426386U JPH0632472Y2 JP H0632472 Y2 JPH0632472 Y2 JP H0632472Y2 JP 1986104263 U JP1986104263 U JP 1986104263U JP 10426386 U JP10426386 U JP 10426386U JP H0632472 Y2 JPH0632472 Y2 JP H0632472Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- net
- luggage
- touring
- shaped frame
- frame body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、オートバイ等の荷台に荷物を係止するに適す
るツーリングネットに関するものである。
るツーリングネットに関するものである。
〔従来の技術〕 従来、弾力性の紐を網型に形成し、この網型の周囲に引
掛具を取付けた構成により、オートバイ等の荷台上に設
置される荷物を確実に固定することは、例えば、実開昭
60−150184号公報に記載されている。このよう
な網型部分は荷台上に設置される荷物全体を覆い、引掛
具を荷台に係止するため、走行中の振動により荷台から
荷物の落下は防止される。
掛具を取付けた構成により、オートバイ等の荷台上に設
置される荷物を確実に固定することは、例えば、実開昭
60−150184号公報に記載されている。このよう
な網型部分は荷台上に設置される荷物全体を覆い、引掛
具を荷台に係止するため、走行中の振動により荷台から
荷物の落下は防止される。
第5図は、上記と同様な従来のツーリングネットの例を
示す図である。同図に示すようにツーリングネットA
は、弾力性のある紐1によって編成されたネット2と、
該ネット2の周縁部の紐1に取付けられた複数の引掛具
3とから構成されている。荷物の脱落を防止するため、
係合部3aをリング状に閉鎖して引掛具3が紐1から外
れないようにしてある。ライダーの携行荷物は、オート
バイのシート後部等に載置され、荷物の上からツーリン
グネットを被せ、引掛具3をオートバイのフレーム等に
引っ掛けて固定される。
示す図である。同図に示すようにツーリングネットA
は、弾力性のある紐1によって編成されたネット2と、
該ネット2の周縁部の紐1に取付けられた複数の引掛具
3とから構成されている。荷物の脱落を防止するため、
係合部3aをリング状に閉鎖して引掛具3が紐1から外
れないようにしてある。ライダーの携行荷物は、オート
バイのシート後部等に載置され、荷物の上からツーリン
グネットを被せ、引掛具3をオートバイのフレーム等に
引っ掛けて固定される。
しかしながら、荷台に載置される荷物の大小に応じて、
ネット部分の大きさが相違するものを複数用意し、荷物
の大小により、その大きさに適するものを選択使用する
必要がある。
ネット部分の大きさが相違するものを複数用意し、荷物
の大小により、その大きさに適するものを選択使用する
必要がある。
本考案は、荷台に載置される荷物の大小にかかわらず、
単一の大きさのネットを用いて荷台上の荷物を支持する
ことのできるツーリングネットを提供することを目的と
する。
単一の大きさのネットを用いて荷台上の荷物を支持する
ことのできるツーリングネットを提供することを目的と
する。
本考案のツーリングネットは、前記目的を達成するため
に、弾力性のある紐によって網目状に編成されたネット
と、該ネットの任意の紐に係脱自在な引掛具とを有し、
該引掛具が、U字状をした枠体の端部を内側に近接させ
るとともに、該枠体の一方の端部に前記紐を挿入可能な
中空部を形成してなり、該中空部はU字状の枠体の一方
の端部に内側から外側に形成した彎曲部と、前記端部の
外側にあって彎曲部の端部の内側に向かって伸びる変位
可能な舌状片とで構成されていることを特徴とするもの
である。
に、弾力性のある紐によって網目状に編成されたネット
と、該ネットの任意の紐に係脱自在な引掛具とを有し、
該引掛具が、U字状をした枠体の端部を内側に近接させ
るとともに、該枠体の一方の端部に前記紐を挿入可能な
中空部を形成してなり、該中空部はU字状の枠体の一方
の端部に内側から外側に形成した彎曲部と、前記端部の
外側にあって彎曲部の端部の内側に向かって伸びる変位
可能な舌状片とで構成されていることを特徴とするもの
である。
本考案の構成により、所定の大きさのネットに対して引
掛具の係止位置を変更して、荷物の大小に応じた固定を
可能とし、U字状枠体と該U字状枠体の一方の端部に形
成した中空部とを利用し、前者を荷台側の固定部に取付
け、後者を荷物の大きさに応じてネットの適宜の列の紐
部に挿通し、荷物を固定できる簡単な構成のツーリング
ネットとして作用する。
掛具の係止位置を変更して、荷物の大小に応じた固定を
可能とし、U字状枠体と該U字状枠体の一方の端部に形
成した中空部とを利用し、前者を荷台側の固定部に取付
け、後者を荷物の大きさに応じてネットの適宜の列の紐
部に挿通し、荷物を固定できる簡単な構成のツーリング
ネットとして作用する。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図には、ゴム等の弾力性のある紐1を編成して形成
されたネット2であり、該ネット2の適所に引掛具4が
係止されている。ネット2は、全体形状が四辺形をな
し、この四辺形の内部は網の目の単位となる最小の四辺
形で細分化されている。
されたネット2であり、該ネット2の適所に引掛具4が
係止されている。ネット2は、全体形状が四辺形をな
し、この四辺形の内部は網の目の単位となる最小の四辺
形で細分化されている。
第4図にはオートバイの後部座席が示されており、オー
トバイの後部座席Bに載せた荷物を、前記ツーリングネ
ットで覆い、一端をこのネット端に係止した引掛具を後
部座席Bの周りに配置されたパイプ部分Cに適当な張力
を加えて引っ掛ける。
トバイの後部座席Bに載せた荷物を、前記ツーリングネ
ットで覆い、一端をこのネット端に係止した引掛具を後
部座席Bの周りに配置されたパイプ部分Cに適当な張力
を加えて引っ掛ける。
このネット2と荷台における係止部とを結合する引掛具
4が第2図,第3図に示されている。引掛具4は機械的
強度を有する合成樹脂材等で一体的に形成される。
4が第2図,第3図に示されている。引掛具4は機械的
強度を有する合成樹脂材等で一体的に形成される。
引掛具4は、オートバイ等の荷台のパイプ部分に係止さ
れるU字状をした枠体4aの端部4b,4cを内側に近
接させ、該枠体の一方の端部4c側にネット2の外周か
ら一列目の紐部1a,二列目の紐部1b等を挿入可能な
中空部4dを形成している。
れるU字状をした枠体4aの端部4b,4cを内側に近
接させ、該枠体の一方の端部4c側にネット2の外周か
ら一列目の紐部1a,二列目の紐部1b等を挿入可能な
中空部4dを形成している。
該中空部4dは、U字状枠体4aの一方の端部4cに内
側から外側に形成した彎曲部4eと、端部4cの外側か
ら彎曲部4eの端部4e1の内端に向かって伸びた変位
可能な舌状片4fとで構成されている。
側から外側に形成した彎曲部4eと、端部4cの外側か
ら彎曲部4eの端部4e1の内端に向かって伸びた変位
可能な舌状片4fとで構成されている。
以上の構成を備えている本考案のツーリングネットを使
用して、オートバイの後部座席に大きい荷物を載置する
場合は、先ず、引掛具4の舌状片4fを変位させて、ネ
ット2の外周から一列目の紐部1aの適当位置に引掛具
4の中空部4dを係止し、ネット2の引掛具4を取付け
る。
用して、オートバイの後部座席に大きい荷物を載置する
場合は、先ず、引掛具4の舌状片4fを変位させて、ネ
ット2の外周から一列目の紐部1aの適当位置に引掛具
4の中空部4dを係止し、ネット2の引掛具4を取付け
る。
しかる後、ネット2で荷物を覆い、引掛具4を充分引張
り、ネット2に緊縛力を与え、引掛具4のU字状枠体4
aを荷台のパイプ部分に係止する。
り、ネット2に緊縛力を与え、引掛具4のU字状枠体4
aを荷台のパイプ部分に係止する。
また、小さい荷物の場合は、その大きさに応じて、ネッ
ト2の外周から二列目又は三列目等の内側に位置する紐
部1b,1cの適当位置に引掛具4の中空部4dを係止
し、ネット2に引掛具4を取付ける。この場合、ネット
2の荷物を覆う部分が小さくなり、小さい荷物を緊縛固
定するに適する大きさとなる。そして、緊縛に使用され
ないネット2の外周の紐部1aは、内側に曲折して荷物
と緊縛されたネット間に位置させても良いし、係止され
る紐部1b又は1cと一緒に中空部4dに係止しても良
い。
ト2の外周から二列目又は三列目等の内側に位置する紐
部1b,1cの適当位置に引掛具4の中空部4dを係止
し、ネット2に引掛具4を取付ける。この場合、ネット
2の荷物を覆う部分が小さくなり、小さい荷物を緊縛固
定するに適する大きさとなる。そして、緊縛に使用され
ないネット2の外周の紐部1aは、内側に曲折して荷物
と緊縛されたネット間に位置させても良いし、係止され
る紐部1b又は1cと一緒に中空部4dに係止しても良
い。
本考案のツーリングネットは、引掛具をネットの任意の
位置の紐に係脱できるので、一定の大きさのツーリング
ネットを荷物の大きさに応じて使い分けることができる
という格別の効果を有する。
位置の紐に係脱できるので、一定の大きさのツーリング
ネットを荷物の大きさに応じて使い分けることができる
という格別の効果を有する。
第1図は本考案のツーリングネットを示す斜視図、 第2図は本考案のツーリングネットに使用される引掛具
の正面図、 第3図は第2図の側面図、 第4図はオートバイの後部座席部分の斜視図、 第5図はツーリングネットの従来例を示す斜視図であ
る。 1…紐、2…ネット、4…引掛具、4a…U字状枠体、
4b…U字状枠体の一端部、4c…U字状枠体の他端
部、4d…中空部、4e…彎曲部、4e1…彎曲部の端
部、4f…舌状片。
の正面図、 第3図は第2図の側面図、 第4図はオートバイの後部座席部分の斜視図、 第5図はツーリングネットの従来例を示す斜視図であ
る。 1…紐、2…ネット、4…引掛具、4a…U字状枠体、
4b…U字状枠体の一端部、4c…U字状枠体の他端
部、4d…中空部、4e…彎曲部、4e1…彎曲部の端
部、4f…舌状片。
Claims (1)
- 【請求項1】弾力性のある紐によって網目状に編成され
たネットと、該ネットの任意の紐に係脱自在な引掛具と
を有し、該引掛具が、U字状をした枠体の端部を内側に
近接させるとともに、該枠体の一方の端部に前記紐を挿
入可能な中空部を形成してなり、該中空部はU字状の枠
体の一方の端部に内側から外側に形成した彎曲部と、前
記端部の外側にあって彎曲部の端部の内側に向かって伸
びる変位可能な舌状片とで構成されていることを特徴と
するツーリングネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986104263U JPH0632472Y2 (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | ツ−リングネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986104263U JPH0632472Y2 (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | ツ−リングネット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6311290U JPS6311290U (ja) | 1988-01-25 |
JPH0632472Y2 true JPH0632472Y2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=30977595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986104263U Expired - Lifetime JPH0632472Y2 (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | ツ−リングネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0632472Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60150184U (ja) * | 1984-03-19 | 1985-10-05 | 相原 克次 | アミ型ロ−プ |
-
1986
- 1986-07-09 JP JP1986104263U patent/JPH0632472Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6311290U (ja) | 1988-01-25 |
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