JP2002159239A - ペット用車載ケース - Google Patents

ペット用車載ケース

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JP2002159239A
JP2002159239A JP2000361710A JP2000361710A JP2002159239A JP 2002159239 A JP2002159239 A JP 2002159239A JP 2000361710 A JP2000361710 A JP 2000361710A JP 2000361710 A JP2000361710 A JP 2000361710A JP 2002159239 A JP2002159239 A JP 2002159239A
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Japan
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pet
fixing
box
seat
belt
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JP2000361710A
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Junko Hatake
純子 畠
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Iris Ohyama Inc
Original Assignee
Iris Ohyama Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車内の汚損防止を容易に達成可能であり、車
両の運転やペット自体に対する危険を防止可能なペット
用車載ケースを提供すること。 【解決手段】 ペット用車載ケース1は、展開、組立可
能であってペットを収容する箱体2、箱体2の底面及び
側面同士を互いに固定する着脱部材12、着脱部材12
による固定が解除されることを抑止する固定補助部材
5、ペットを箱体2内に係留する係留部材7、箱体2を
座席50上に固定する固定部材3を有する。係留部材7
は、複数の固定リング7d、帯状部材7a、連結部材7
b及び連結部材7cを有する。帯状部材7aを底面2a
の対角線の長さより小に設定し、ペットを2つの係留部
材7により背後側から係留すれば、ペットの外部への飛
び出しを防止可能である。また、固定部材3の第1のベ
ルト部材3a及び第2のベルト部材3bを座席50に掛
け回せば、箱体2を座席50上に密着固定することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、犬や猫等のペット
を収容して車両の座席上に固定可能なペット用車載ケー
スに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、犬や猫等のペットを自動車などの
車両に乗せる場合には、車内に汚損防止用の敷物等を装
着してこの敷物上にペットを乗せることや、運転者以外
の者がペットを抱えた状態で乗車することが行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車内に
汚損防止用の敷物等を装着することは、手間がかかるも
のであり、犬や猫等のペットを乗車させる際に、容易に
車内の汚損防止を図ることが求められている。
【0004】また、ペットが車内を自由に移動可能な状
態であると、車両の運転に重大な危険を及ぼす可能性が
あり、ペット自体に対しても危険な場合がある。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であって、自動車等の車両に犬や猫などのペットを乗せ
ても車内の汚損防止を容易に達成可能であり、ペットを
所定の位置に係留して、車両の運転やペット自体に対す
る危険を防止可能なペット用車載ケースを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のペット用車載ケ
ースは、少なくとも底面及び側面を有し展開、組立可能
であってペットを収容する箱体と、前記箱体を車両の座
席上に固定する固定部材とを有するものである。
【0007】また、前記箱体は、前記底面及び前記側面
同士を互いに固定する着脱部材を有するものである。
【0008】また、前記着脱部材による前記底面及び前
記側面同士の固定が解除されることを抑止する固定補助
部材を有するものである。
【0009】また、前記ペットを前記箱体内に係留する
係留部材を有するものである。
【0010】また、前記箱体は、前記底面及び前記側面
にそれぞれ設けられた基材と、前記基材を被覆する被覆
部材とを有するものである。
【0011】また、前記箱体は、前記基材と前記被覆部
材との間に設けられて衝撃を吸収する弾性材を有するも
のである。
【0012】また、前記箱体の内側に位置する前記弾性
材の肉厚は、外側に位置する前記弾性材の肉厚より大で
あるものである。
【0013】また、前記固定補助部材は、前記箱体の上
部に設けられ、第1の側面上に固定された固定ベルト
と、第2の側面上に固定されて前記固定ベルトを挿通す
るリングとを有し、前記リングに挿通した前記固定ベル
トの端部を前記第1の側面に向けて折り返して固定する
ものである。
【0014】また、前記係留部材は、前記箱体の内側に
固定される帯状部材と、前記帯状部材の先端に設けられ
て前記ペットに対して連結される第1の連結部材とを有
するものである。
【0015】また、前記係留部材は、前記箱体の内側に
設けられた固定リングと、前記帯状部材の他端に設けら
れて前記固定リングに連結される第2の連結部材とを有
し、前記固定リングは、互いに対向して複数設けられて
いるものである。
【0016】また、前記帯状部材は、長さが前記底面の
対角線の長さより小であるものである。
【0017】また、前記固定部材は、前記箱体の外側に
設けられて前記座席に掛け回される少なくとも1つのベ
ルト部材を有するものである。
【0018】また、前記固定部材は、前記箱体の前記側
面上に設けられた一対の環状部材と、前記ベルト部材の
両端に設けられて各々前記環状部材に連結される結合部
材とを有し、前記環状部材は、複数の前記側面上に設け
られているものである。
【0019】また、前記箱体は、前記座席の幅に応じて
取付方向を設定可能であるものである。
【0020】また、前記ベルト部材を前記座席の背面側
から掛け回すものである。
【0021】また、前記固定部材は、前記底面及び/又
は前記側面上に設けられて前記座席のシートベルトを挿
通する開口部を有するものである。
【0022】また、前記固定部材は、前記箱体に対して
固定されて前記座席の座部と背部との隙間に挿入される
係止部材を有するものである。
【0023】また、前記固定部材は、前記箱体に設けら
れた係合部材と、前記座席側に設けられて前記係合部材
を係止する受け側部材とを有するものである。
【0024】また、前記箱体は、該箱体の内部を覆う天
面を有し、前記天面は網目状の孔部を有するものであ
る。
【0025】また、前記底面の外側面上に滑り止め部材
を有するものである。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明によるペット用車載
ケースの第1の実施の形態について、図1乃至図5を参
照して説明する。
【0027】図1は、本発明による第1実施例としての
ペット用車載ケースの一部破断した状態を示す斜視図で
あり、枠線内は部分拡大図、図2(a)は、図1に示す
ペット用車載ケースを組み立てた状態を示す正面図、図
2(b)は、図2(a)におけるA−A断面図、図3
(a)は、図1に示すペット用車載ケースを組み立てた
状態を示す側面図、図3(b)は、図3(a)における
B−B断面図、図4は、図1に示すペット用車載ケース
を組み立てた状態を示す背面図、図5は、図1に示すペ
ット用車載ケースを展開した状態を示す平面図である。
【0028】図1乃至図5に示すように、ペット用車載
ケース1は、上面が開口した箱状に形成されて犬や猫等
のペットを収容する箱体2と、箱体2を自動車等の車両
の座席50(図7参照)上に固定する固定部材3(図3
(a)及び図4参照)と、箱体2内に設けられて前記ペ
ットを箱体2内に係留する係留部材7とを有する。以
下、まず箱体2の詳細について、箱体2を展開した状態
に基づいて説明する。
【0029】図5に示すように、箱体2は、底面2a及
び側面2b乃至側面2eにそれぞれ設けられた基材22
aと、基材22aを被覆する被覆部材22bと、基材2
2aと被覆部材22bとの間に設けられた弾性材22c
(図1及び図2(b)参照)と、被覆部材22bの周縁
に設けられて底面2a及び側面2b乃至側面2e同士を
互いに固定する着脱部材12とを有する。したがって、
箱体2は、基材22aを被覆部材22bで被覆すること
によって、底面2a及び側面2b乃至側面2eが境界部
で折り曲げ可能に形成され、展開及び組立が自在に可能
である。
【0030】また、箱体2は、全体が被覆部材22bで
被覆され、長方形状の底面2aと、底面2aの短手方向
に隣接する側面2d(前面)と、側面2dに対向し、か
つ底面2aの短手方向に隣接する側面2e(後面)と、
側面2eに隣接し、かつ互いに対向する一対の側面2b
(右側面)及び側面2c(左側面)とからなり、底面2
a及び側面2d乃至側面2eのそれぞれの隣接境界部が
縫製されている。また、弾性材22cは、ポリウレタン
樹脂等からなり、基材22aと被覆部材22bとの間に
介装され、外部からの衝撃を吸収可能である。本実施の
形態では、弾性材22cは、基材22を挟んで両面に介
装されており、箱体2の内部側に位置する弾性材22c
の肉厚dは、外部側に位置する弾性材22cの肉厚eよ
り大きく設定されている。箱体2の内部側に位置する弾
性材22cの肉厚dを大きく設定し、かつ箱体2の外部
側にも弾性材22cを設けることにより、衝撃の吸収効
果の向上が可能であり、ペット用車載ケース1全体の質
感を向上して美的にも優れた外観を得ることができる。
【0031】箱体2の側面2d(前面)及び側面2e
(後面)は、互いに等しい長方形状に形成され、側面2
b(右側面)及び側面2c(左側面)は、側面2e(側
面2d)の短辺の長さ及び底面2aの短辺の長さに設定
された長方形状に形成されている。したがって、箱体2
は、組み立てた状態において、直方体の箱状に形成され
る。また、箱体2の幅W、すなわち底面2aの長辺の長
さ(図1及び図5参照)は、ペット用車載ケースを取り
付ける座席50(図7参照)上に取付可能な大きさに設
定されている。本実施の形態では、幅Wが座席50の座
部50a及び背部50bの幅に略等しく設定され、例え
ば柴犬、ウエルシュ・コーギー等の中型の犬種に好適な
大きさに設定されている。
【0032】また、着脱部材12は、本実施の形態では
ファスナからなり、側面2b(右側面)及び側面2c
(左側面)の周縁部と、これに対応する底面2a及び側
面2d(前面)の両側部に各々一組ずつ設けられ、底面
2a及び側面2b乃至側面2e同士を自在に着脱可能で
ある。したがって、着脱部材(ファスナ)12を矢印P
方向(図1及び図6参照)に引き上げれば、底面2a及
び側面2b乃至側面2e同士を互いに固定して箱体2を
容易に組み立て可能である。
【0033】基材22aは、箱体2全体の剛性を向上し
て、組み立てた状態の箱体2の形状を保持するものであ
り、底面2a及び側面2b乃至2eに対応した形状に形
成され、各々の面は、被覆部材22bにより基材22a
を包み込んで縫製されている。なお、基材22aは、所
定の剛性を有するものであれば、合成樹脂、紙材、木材
及び金属等の種々の素材を適宜選択可能であるが、合成
樹脂は軽量で強度が大きく、しかもペットが箱体2を噛
んだ場合でも悪影響を与える恐れがないことがないこと
から、基材22aの素材として好適である。
【0034】被覆部材22bは、基材22aを被覆して
底面2a及び側面2b乃至側面2eを境界部で折り曲げ
可能に形成し、箱体2を組立及び展開自在に構成するも
のであり、織布、不織布、紙材、合成樹脂、合成繊維等
の素材を適宜選択して使用することができる。本実施の
形態では、被覆部材22bが綿製の織布から形成され通
気性が確保されており、美的にも優れた外観を有する。
【0035】また、図1乃至図3に示すように、箱体2
は、上部に着脱部材12による底面2a及び側面2b乃
至側面2e同士の固定が解除されることを抑止する固定
補助部材5を有する。固定補助部材5は、箱体2の側面
2d(前面)の両側部に位置する着脱部材12としての
ファスナに各々跨設され、側面2b(右側面)及び側面
2c(左側面)上に各々固定された固定ベルト5aと、
側面2d(前面)の両側部に各々固定されたD字状のリ
ング5bとを有し、固定ベルト5aの先端部をリング5
bに挿通し、この先端部を側面2b(右側面)及び側面
2c(左側面)に向けて折り返して、各々側面2b及び
側面2c上に固定可能である。固定ベルト5aを折り返
して固定することにより、側面2d(前面)と側面2b
(右側面)及び側面2d(前面)と側面2c(左側面)
とを堅固に固定可能であり、箱体2内のペットによっ
て、着脱部材12としてのファスナによる固定が解除さ
れる方向(図1及び図6に示す矢印Q方向)に力が加え
られた場合でも、底面2a及び側面2b乃至側面2e同
士の固定を保持することができる。なお、固定ベルト5
aの先端部を側面2b及び側面2c上に固定する方法は
適宜設定可能であり、例えば、固定ベルト5aの基端部
近傍及び先端部に、いわゆるマジックテープ(商標名)
を設ければよい。また、側面2b(右側面)及び側面2
c(左側面)を第1の側面、側面2d(前面)を第2の
側面とも称する。
【0036】係留部材7は、犬や猫等のペットを箱体2
内に係留する部材であり、箱体2の内側に設けられたD
字状の固定リング7dと、固定リング7dを介して箱体
2の内側に固定される帯状部材7aと、帯状部材7aの
先端部に設けられてペットに対して連結される連結部材
(第1の連結部材)7bと、帯状部材7aの他端に設け
られて固定リング7dに連結される連結部材(第2の連
結部材)7cとを有する。連結部材7b及び7cは、い
わゆるナスカンと称される開閉自在な環状の部材からな
り、例えばペットの首輪等に設けられたリング部材(図
示せず)及び固定リング7dに対して着脱自在である。
また、固定リング7dは、互いに対向する位置に複数設
けられており、本実施の形態では、底面2aの互いに対
向する短辺上に各々2つずつ離間して固定されている。
【0037】また、帯状部材7aは、所定の範囲で長さ
を調整可能であり、帯状部材7aの長さを底面2aの対
角線の長さより小さく設定するとともに、ペットを側面
2b(右側面)又は側面2c(左側面)を頭部にして収
容し、2本の帯状部材7aによりペットを背後側から係
留すれば、ペットが箱体2の外部に飛び出すことがな
く、好適である。すなわち、固定リング7dを互いに対
向する位置に複数有することから、ペットを収容する方
向は、適宜選択が可能であり、ペットの嗜好に応じて設
定することができる。なお、使用する帯状部材7aの固
定リング7dに対する取付位置は、適宜変更可能であ
り、例えば、2本の帯状部材7aを底面2aの対角線に
沿って互いに対向して設ければ、ペットを係留部材7に
よって互いに対向する二方向から均一に係留することが
でき、ペットが箱体2の外部に飛び出すことがない。ま
た、使用する帯状部材7aの数は、適宜増減が可能であ
る。
【0038】図3(a)及び図4に示すように、固定部
材3は、箱体2の外側、この場合側面2e(後面)の外
面側上部に互いに離間して設けられた一対の環状部材
(第1の環状部材)4aと、側面2e(後面)の外面側
下部に互いに離間して設けられた一対の環状部材(第2
の環状部材)4bと、第1の環状部材4a同士の間に連
結されて座席50の頭部50c(図7参照)に掛け回さ
れる第1のベルト部材3aと、第2の環状部材4b同士
の間に連結されて座席50の背部50b(図7参照)に
掛け回される第2のベルト部材3bとを有する。第1の
ベルト部材3a及び第2のベルト部材3bは、各々両端
に結合部材14aを有し、この結合部材14aを介し
て、それぞれ第1の環状部材4a及び第2の環状部材4
bに連結されている。結合部材14aは、いわゆるナス
カンと称される開閉自在な環状の部材からなり、第1の
ベルト部材3a及び第2のベルト部材3bは、第1の環
状部材4a及び第2の環状部材4bに対して着脱自在で
ある。また、第1のベルト部材3a及び第2のベルト部
材3bは、所定の範囲で長さを調整可能であり、第1の
ベルト部材3a及び第2のベルト部材3bを座席50
(図7参照)に掛け回して緊張させれば、箱体2を座席
50に対して密着固定することができる。
【0039】なお、本実施の形態では、固定部材3にベ
ルト部材を複数(第1のベルト部材3a及び第2のベル
ト部材3b)設けているが、ベルト部材は少なくとも1
つ設ければよく、適宜増減が可能である。また、第1の
ベルト部材3a及び第2のベルト部材3bを掛け回する
座席50(図7参照)の部位についても、適宜変更可能
である。
【0040】次に、上記の構成からなるペット用車載ケ
ース1の使用形態について、図6(a)乃至図7(b)
を参照して説明する。図6(a)及び(b)は、図1に
示すペット用車載ケースを組み立てる工程を示す斜視
図、図7(a)は、図1に示すペット用車載ケースを座
席上に固定した状態を示す斜視図、図7(b)は、図1
に示すペット用車載ケースを座席上に固定した状態を示
す側面図である。
【0041】まず、箱体2を組み立てる工程について説
明する。図6(a)及び(b)に示すように、着脱部材
(ファスナ)12を矢印P方向に引き上げれば、底面2
aと側面2b(右側面)、側面2b(右側面)と側面2
d(前面)並びに、底面2aと側面2c(左側面)、側
面2c(左側面)と側面2d(前面)とを互いに固定し
て箱体2を展開した状態から容易に組み立て可能であ
る。そして、固定補助部材5の固定ベルト5aの先端部
をリング5bに挿通し、第1の側面としての側面2b
(右側面)及び側面2c(左側面)側に各々折り返して
固定することにより、箱体2の組立が完成する。また、
組み立てた状態の箱体2を展開する場合には、固定ベル
ト5aの固定を解除し、着脱部材(ファスナ)12を矢
印Q方向(矢印Pと逆方向)に移動すれば、底面2a及
び側面2b乃至側面2e同士の固定を解除して容易に展
開可能であり、ペット用車載ケース1は、持ち運びや収
納時の利便性が高い。なお、箱体2を完全に組み立て
ず、一部の面を開放した状態で使用することも可能であ
り、例えば、側面2d(前面)のみを開放すれば、ペッ
トを箱体2内に収容する場合や、降車させる場合の利便
性を向上することができる。
【0042】次に、ペット用車載ケース1を自動車等の
車両の座席上に固定する工程について説明する。図7
(a)及び(b)に示すように、座席50上に組み立て
た状態の箱体2を側面2e(後面)が背部50bと当接
するように載置する。そして、固定部材3の第1のベル
ト部材3aを座席50の頭部50cに掛け回し、第2の
ベルト部材3bを背部50bの下部に掛け回して、各々
の長さを調整して緊張させれば、箱体2を座席50に対
して密着させた状態で固定することができる。
【0043】そして、犬や猫等のペットを側面2b(右
側面)又は側面2c(左側面)側を頭部にして箱体2内
に収容し、連結部材(第1の連結部材)7bをペットの
首輪に設けられたリング部材(図示せず)に連結してペ
ットを2本の係留部材7により係留する。このとき、帯
状部材7aの長さを底面2aの対角線の長さより小さく
設定し、連結部材7c(第2の連結部材)をペットの背
後側に位置する固定リング7dに連結すれば、ペットは
2本の係留部材7により背後側から係留される状態にな
り、ペットの箱体2の外部への飛び出しを防止すること
ができる。また、固定リング7dは、互いに対向する位
置に複数設けられていることから、ペットを収容する方
向は、頭部が側面2b(右側面)に位置する方向又は側
面2c(左側面)側に位置する方向から適宜選択するこ
とができ、ペットの嗜好に応じて設定が可能である。
【0044】また、ペット用車載ケース1は、着脱部材
(ファスナ)12に跨設され、側面2b(右側面)及び
側面2c(左側面)と、側面2d(前面)とを固定する
固定補助部材5を有することから、箱体2内のペットに
よって、着脱部材(ファスナ)12による固定が解除さ
れる方向(図1及び図6に示す矢印Q方向)に力が加え
られても、底面2a及び側面2b乃至側面2e同士の固
定を保持することができる。
【0045】次に、本発明によるペット用車載ケースの
第2の実施の形態乃至第4の実施の形態について、図8
乃至図10を参照して説明する。図8は、本発明による
第2の実施の形態としてのペット用車載ケースを示す底
面図、図9は、図8に示すペット用車載ケースの使用形
態を示す斜視図、図10(a)は、本発明による第3の
実施の形態としてのペット用車載ケースを示す斜視図、
図10(b)は、本発明による第4の実施の形態として
のペット用車載ケースを示す斜視図である。なお、本発
明による第2の実施の形態乃至第4の実施の形態は、本
発明の第1の実施の形態と固定部材3の構成のみが異な
るものであり、他の構成については同一であることか
ら、以下の説明においては、相違点を中心に説明する。
また、図8乃至図10において、第1の実施の形態と同
一の構成及び機能を有する部分には、同一の符号を付し
ている。
【0046】図8及び図9に示すように、本発明による
第2の実施の形態としてのペット用車載ケース1は、車
両の座席50(図7参照)が有するシートベルト51を
使用して座席50上に固定するものである。固定部材1
3は、箱体2の底面2a上に設けられ、シートベルト5
1を挿通する開口部13aを有する。
【0047】開口部13aは、被覆部材22bと同一の
素材からなり、側面2d(前面)側から側面2e(後
面)に向けて拡幅する台形状に形成されている。また、
開口部13aは、側面2d(前面)側及び側面2e(後
面)の両端部が縫製され底面2aに対して固定され、両
端部間が開口した構成になっている。したがって、図9
に示すように、シートベルト51を開口部13aに挿通
して固定すれば、座席50(図7参照)上にペット用車
載ケース1を密着固定することが可能であり、しかも座
席50が有するシートベルト51を利用可能であること
から、ペット用車載ケース1全体の低コスト化を達成す
ることができる。
【0048】なお、シートベルト51が、ELR(緊急
ロック式ベルト巻き取り装置)付3点式シートベルトで
ある場合には、図9に示す結束金具52を使用して、シ
ートベルト51の肩側ベルト51aと腰側ベルト51b
とを結束して固定すれば、シートベルト51の固定金具
51cと結束金具52との間の長さが一定になり、箱体
2を座席50上に堅固に固定することができる。また、
開口部13aを設ける位置及び数は、適宜設定可能であ
り、側面2b乃至側面2e上に設けてもよい。
【0049】また、図10(a)に示すように、本発明
による第3の実施の形態としてのペット用車載ケース1
が備える固定部材23は、側面2e(後面)側の下端部
に固定された帯部材23bと、帯部材23bの先端部に
固定された係止部材23aとを有する。係止部材23a
は、合成樹脂等からなり、円筒状(又は円柱状)に形成
されている。そして、係止部材23aを座席50の座部
50aと背部50bとの間の隙間に挿入し、係止部材2
3aを90度回転させて円筒軸が直立する状態にすれ
ば、ペット用車載ケース1を座席50上に固定すること
が可能であり、座席50に対するペット用車載ケース1
の固定をより容易に行うことができる。
【0050】また、図10(b)に示すように、本発明
による第4の実施の形態としてのペット用車載ケース1
が備える固定部材33は、側面2e(後面)側の下端部
に固定された一対の係合部材33aと、係合部材33a
に対応して車両の座席50側に固定された受け側部材3
3bとを有する。係合部材33aは、金属又は合成樹脂
等からなり、箱体2から突出する状態に設けられてい
る。また、受け側部材33bは、座席50の座部50a
と背部50bとの間の隙間内に設けられており、係合部
材33aを固定する係止機構を有する。したがって、係
合部材33aを受け側部材33bに嵌合させれば、ペッ
ト用車載ケース1を座席50上に固定することが可能で
あり、座席50に対するペット用車載ケース1の固定を
より容易に、しかも確実に行うことができる。
【0051】次に、本発明によるペット用車載ケースの
第5の実施の形態及び第6の実施の形態について、図1
1及び図12を参照して説明する。図11は、本発明に
よる第5の実施の形態としてのペット用車載ケースを示
す斜視図、図12は、本発明による第6の実施の形態と
してのペット用車載ケースを示す一部破断した状態の斜
視図である。なお、本発明による第5の実施の形態及び
第6の実施の形態は、本発明の第1の実施の形態と基本
構成が同一であることから、以下の説明では相違点を中
心に説明する。また、図11及び図12において、第1
の実施の形態と同一の構成及び機能を有する部分に同一
の符号を付している。
【0052】図11に示すように、本発明による第5の
実施の形態としてのペット用車載ケース1は、箱体2に
内部を覆う天面43と、天面43を箱体2の上端に固定
する閉止部材45とを設けたものである。天面43は、
箱体2の上面の開口より僅かに大きく形成され、全面に
網目状の孔部43aを有する。また、閉止部材45は、
いわゆるマジックテープ(商標名)等からなり、天面4
3の前端部に設けられた舌片部45aと、側面2d(前
面)の上端部に舌片部45aに対応して設けられ舌片部
45aを固定する固定部45bとを有する。したがっ
て、天面43を閉止部材45により箱体2の上端に係合
した状態で固定すれば、箱体2の開口全体を覆うことが
可能であり、箱体2に収容したペットが外部に飛び出す
ことをより確実に防止可能である。また、天面43は、
網目状の孔部43aを有することから、箱体2内の照度
や、通気性を確保可能であり、ペットに対する居住性を
向上することができる。
【0053】また、図12に示すように、本発明による
第6の実施の形態としてのペット用車載ケース1は、複
数(この場合4つ)の係留部材7を十字状に設けたもの
である。係留部材7は、各々箱体2の内側に固定された
帯状部材7aと、帯状部材7aの先端部に設けられてペ
ットに対して連結される連結部材7bとを有し、それぞ
れ側面2b乃至側面2eの中央部であって底面2aとの
境界部において箱体2に対して固定されている。係留部
材7を設ける数や位置は、任意に設定可能であるが、複
数の係留部材7を十字状に設けることによって、ペット
を四方向から均等に係留して、箱体2の外部にペットが
飛び出すことを確実に防止することができる。
【0054】次に、本発明によるペット用車載ケースの
第7の実施の形態及び第8の実施の形態について、図1
3乃至図15を参照して説明する。図13(a)は、本
発明による第7の実施の形態としてのペット用車載ケー
スを示す正面図、図13(b)は、(a)に示すペット
用車載ケースの側面図、図13(c)は、(a)に示す
ペット用車載ケースの背面図、図14(a)は、図13
に示すペット用車載ケースを座席上に固定した状態を示
す斜視図、図14(b)は、図13に示すペット用車載
ケースを座席上に固定した状態を示す側面図、図15
(a)は、本発明による第8の実施の形態としてのペッ
ト用車載ケースを座席上に固定した状態を示す斜視図、
図15(b)は、本発明による第8の実施の形態として
のペット用車載ケースを座席上に固定した状態を示す側
面図である。なお、本発明による第7の実施の形態及び
第8の実施の形態は、本発明の第1の実施の形態と基本
構成が同一であることから、以下の説明では相違点を中
心に説明する。また、図13乃至図15において、第1
の実施の形態と同一の構成及び機能を有する部分に同一
の符号を付している。
【0055】図13及び図14に示すように、本発明に
よる第7の実施の形態としてのペット用車載ケース1
は、箱体2の幅W、すなわち底面2aの長辺の長さがゴ
ールデンレトリバーやダルメシアン等の大型の犬種に好
適な大きさに設定されている。このように、箱体2を大
型に形成すると、箱体2の幅Wが座席50の座部50a
及び背部50bの幅より大きくなる場合があるが、本発
明による第7の実施の形態としてのペット用車載ケース
1は、箱体2の複数の側面上に環状部材4a及び環状部
材4bを有し、座席50の幅に応じて箱体2の取付方向
を適宜設定可能なものである。
【0056】図13(b)及び(c)に示すように、ペ
ット用車載ケース1は、箱体2の側面2e(後面)及び
側面2b(右側面)の外面側上部に、それぞれ互いに離
間して設けられた一対の環状部材(第1の環状部材)4
aを有し、これに対応して、側面2e(後面)及び側面
2b(右側面)の外面側下部に互いに離間して設けられ
た一対の環状部材(第2の環状部材)4bを有する。し
たがって、図14(a)及び(b)に示すように、本発
明による第7の実施の形態としてのペット用車載ケース
1は、側面2b(右側面)が背部50bと当接する状態
で座席50に対して固定可能であり、箱体2の奥行き
D、すなわち底面2aの短辺の長さを座席50上に取付
可能な大きさに設定すれば、大型の箱体2を座席50上
に堅固に固定することができる。
【0057】なお、本発明による第7の実施の形態とし
てのペット用車載ケース1は、側面2e(後面)と側面
2b(右側面)との境界部に設けられた環状部材(第2
の環状部材)4bについては、側面2e及び側面2bの
両面に兼用されており、低コスト化が達成されている。
また、環状部材4a及び4bを設ける部位は、適宜設定
可能であり、側面2b乃至側面2eのうち2以上の複数
の側面に設ければ、箱体2の取付方向を座席50の幅に
応じて適宜選択可能であり、利便性を向上することがで
きる。
【0058】また、図15(a)及び(b)に示すよう
に、本発明による第8の実施の形態としてのペット用車
載ケース1は、箱体2の幅W、すなわち底面2aの長辺
の長さが図13及び図14に示す本発明の第7の実施の
形態よりさらに大きく設定され、車両の後部座席60上
に固定する場合に好適なものである。
【0059】すなわち、本発明による第8の実施の形態
としてのペット用車載ケース1の固定部材53は、底面
2aの外面上であって側面2c(左側面)との境界部近
傍に両端が固定された長尺の第1のベルト部材53a
と、側面2cの外面側下部に連結された第2のベルト部
材53bとを有する。したがって、箱体2の側面2b
(右側面)を後部座席60の背部60bと当接する状態
に載置し、側面2c(左側面)側に位置する座席50の
頭部50cに対して背面側から第1のベルト部材53a
を掛け回すとともに、座席50の背部50bに対して背
面側から第2のベルト部材53b掛け回して第1のベル
ト部材53a及び第2のベルト部材53bを緊張させれ
ば、箱体2を座席60上に固定することができる。この
とき、箱体2を後部座席60に対して前方に位置する座
席50の背面側に当接させれば、箱体2は、前側の座席
50と後部座席60との間に挟持された状態で堅固に固
定される。
【0060】なお、上記に限らず本発明によるペット用
車載ケース1の構成は、適宜変更可能であり、例えば、
第1の実施の形態乃至第8の実施の形態を適宜組み合わ
せた構成であってもよい。また、本発明による第1の実
施の形態乃至第8の実施の形態としてのペット用車載ケ
ース1において、底面2aの外側面上に合成樹脂、合成
ゴム等からなる滑り止め部材を設ければ、ペット用車載
ケース1の座席50又は後部座席60(図7、図10、
図14及び図15参照)に対する固定効果の向上が可能
であり、好適である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のペット用
車載ケースによれば、自動車等の車両に犬や猫などのペ
ットを乗せても車内の汚損防止を容易に達成可能であ
り、ペットを所定の位置に係留して、車両の運転やペッ
ト自体に対する危険を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施例としてのペット用車載
ケースの一部破断した状態を示す斜視図であり、枠線内
は部分拡大図である。
【図2】(a)は、図1に示すペット用車載ケースを組
み立てた状態を示す正面図、(b)は、(a)における
A−A断面図である。
【図3】(a)は、図1に示すペット用車載ケースを組
み立てた状態を示す側面図、(b)は、(a)における
B−B断面図である。
【図4】図1に示すペット用車載ケースを組み立てた状
態を示す背面図である。
【図5】図1に示すペット用車載ケースを展開した状態
を示す平面図である。
【図6】(a)及び(b)は、図1に示すペット用車載
ケースを組み立てる工程を示す斜視図である。
【図7】(a)は、図1に示すペット用車載ケースを座
席上に固定した状態を示す斜視図、(b)は、図1に示
すペット用車載ケースを座席上に固定した状態を示す側
面図である
【図8】本発明による第2の実施の形態としてのペット
用車載ケースを示す底面図である。
【図9】図8に示すペット用車載ケースの使用形態を示
す斜視図である。
【図10】(a)は、本発明による第3の実施の形態と
してのペット用車載ケースを示す斜視図、(b)は、本
発明による第4の実施の形態としてのペット用車載ケー
スを示す斜視図である。
【図11】本発明による第5の実施の形態としてのペッ
ト用車載ケースを示す斜視図である。
【図12】本発明による第6の実施の形態としてのペッ
ト用車載ケースを示す一部破断した状態の斜視図であ
る。
【図13】(a)は、本発明による第7の実施の形態と
してのペット用車載ケースを示す正面図、(b)は、
(a)に示すペット用車載ケースの側面図、(c)は、
(a)に示すペット用車載ケースの背面図である。
【図14】(a)は、図13に示すペット用車載ケース
を座席上に固定した状態を示す斜視図、(b)は、図1
3に示すペット用車載ケースを座席上に固定した状態を
示す側面図である。
【図15】(a)は、本発明による第8の実施の形態と
してのペット用車載ケースを座席上に固定した状態を示
す斜視図、(b)は、本発明による第8の実施の形態と
してのペット用車載ケースを座席上に固定した状態を示
す側面図である。
【符号の説明】
1 ペット用車載ケース 2 箱体 2a 底面 2b 側面(右側面、第1の側面) 2c 側面(左側面、第1の側面) 2d 側面(前面、第2の側面) 2e 側面(後面) 3 固定部材 3a 第1のベルト部材(固定部材) 3b 第2のベルト部材(固定部材) 4a 第1の環状部材(固定部材) 4b 第2の環状部材(固定部材) 5 固定補助部材 5a 固定ベルト 5b リング 7 係留部材 7a 帯状部材 7b 連結部材(第1の連結部材) 7c 連結部材(第2の連結部材) 7d 固定リング 12 着脱部材(ファスナ) 13 固定部材(第2の実施の形態) 13a 開口部 14a 結合部材(固定部材) 22a 基材 22b 被覆部材 22c 弾性材 23 固定部材(第3の実施の形態) 23a 係止部材 23b 帯部材 33 固定部材(第4の実施の形態) 33a 係合部材 33b 受け側部材 43 天面(第5の実施の形態) 43a 孔部 45 閉止部材(第5の実施の形態) 45a 舌片部 45b 固定部 50 座席 50a 座部 50b 背部 50c 頭部 51 シートベルト 51a 肩側ベルト 51b 腰側ベルト 51c 固定金具 52 結束金具 53 固定部材(第8の実施の形態) 53a 第1のベルト部材 53b 第2のベルト部材 60 後部座席 60a 座部 60b 背部 60c 頭部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも底面及び側面を有し展開、組
    立可能であってペットを収容する箱体と、 前記箱体を車両の座席上に固定する固定部材とを有する
    ことを特徴とするペット用車載ケース。
  2. 【請求項2】 前記箱体は、前記底面及び前記側面同士
    を互いに固定する着脱部材を有することを特徴とする請
    求項1記載のペット用車載ケース。
  3. 【請求項3】 前記着脱部材による前記底面及び前記側
    面同士の固定が解除されることを抑止する固定補助部材
    を有することを特徴とする請求項2記載のペット用車載
    ケース。
  4. 【請求項4】 前記ペットを前記箱体内に係留する係留
    部材を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    うちいずれか1記載のペット用車載ケース。
  5. 【請求項5】 前記箱体は、前記底面及び前記側面にそ
    れぞれ設けられた基材と、前記基材を被覆する被覆部材
    とを有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のう
    ちいずれか1記載のペット用車載ケース。
  6. 【請求項6】 前記箱体は、前記基材と前記被覆部材と
    の間に設けられて衝撃を吸収する弾性材を有することを
    特徴とする請求項5記載のペット用車載ケース。
  7. 【請求項7】 前記箱体の内側に位置する前記弾性材の
    肉厚は、外側に位置する前記弾性材の肉厚より大である
    ことを特徴とする請求項6記載のペット用車載ケース。
  8. 【請求項8】 前記固定補助部材は、前記箱体の上部に
    設けられ、第1の側面上に固定された固定ベルトと、第
    2の側面上に固定されて前記固定ベルトを挿通するリン
    グとを有し、前記リングに挿通した前記固定ベルトの端
    部を前記第1の側面に向けて折り返して固定することを
    特徴とする請求項3記載のペット用車載ケース。
  9. 【請求項9】 前記係留部材は、前記箱体の内側に固定
    される帯状部材と、前記帯状部材の先端に設けられて前
    記ペットに対して連結される第1の連結部材とを有する
    ことを特徴とする請求項4記載のペット用車載ケース。
  10. 【請求項10】 前記係留部材は、前記箱体の内側に設
    けられた固定リングと、前記帯状部材の他端に設けられ
    て前記固定リングに連結される第2の連結部材とを有
    し、前記固定リングは、互いに対向して複数設けられて
    いることを特徴とする請求項9記載のペット用車載ケー
    ス。
  11. 【請求項11】 前記帯状部材は、長さが前記底面の対
    角線の長さより小であることを特徴とする請求項9又は
    請求項10記載のペット用車載ケース。
  12. 【請求項12】 前記固定部材は、前記箱体の外側に設
    けられて前記座席に掛け回される少なくとも1つのベル
    ト部材を有することを特徴とする請求項1乃至請求項1
    1のうちいずれか1記載のペット用車載ケース。
  13. 【請求項13】 前記固定部材は、前記箱体の前記側面
    上に設けられた一対の環状部材と、前記ベルト部材の両
    端に設けられて各々前記環状部材に連結される結合部材
    とを有し、前記環状部材は、複数の前記側面上に設けら
    れていることを特徴とする請求項12記載のペット用車
    載ケース。
  14. 【請求項14】 前記箱体は、前記座席の幅に応じて取
    付方向を設定可能であることを特徴とする請求項13記
    載のペット用車載ケース。
  15. 【請求項15】 前記ベルト部材を前記座席の背面側か
    ら掛け回すことを特徴とする請求項12乃至請求項14
    のうちいずれか1記載のペット用車載ケース。
  16. 【請求項16】 前記固定部材は、前記底面及び/又は
    前記側面上に設けられて前記座席のシートベルトを挿通
    する開口部を有することを特徴とする請求項1乃至請求
    項11のうちいずれか1記載のペット用車載ケース。
  17. 【請求項17】 前記固定部材は、前記箱体に対して固
    定されて前記座席の座部と背部との隙間に挿入される係
    止部材を有することを特徴とする請求項1乃至請求項1
    1のうちいずれか1記載のペット用車載ケース。
  18. 【請求項18】 前記固定部材は、前記箱体に設けられ
    た係合部材と、前記座席側に設けられて前記係合部材を
    係止する受け側部材とを有することを特徴とする請求項
    1乃至請求項11のうちいずれか1記載のペット用車載
    ケース。
  19. 【請求項19】 前記箱体は、該箱体の内部を覆う天面
    を有し、前記天面は網目状の孔部を有することを特徴と
    する請求項1乃至請求項18のうちいずれか1記載のペ
    ット用車載ケース。
  20. 【請求項20】 前記底面の外側面上に滑り止め部材を
    有することを特徴とする請求項1乃至請求項19のうち
    いずれか1記載のペット用車載ケース。
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