JP3040073U - 自動車用ロッドキャリー - Google Patents
自動車用ロッドキャリーInfo
- Publication number
- JP3040073U JP3040073U JP1997000636U JP63697U JP3040073U JP 3040073 U JP3040073 U JP 3040073U JP 1997000636 U JP1997000636 U JP 1997000636U JP 63697 U JP63697 U JP 63697U JP 3040073 U JP3040073 U JP 3040073U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fishing rod
- carrying
- automobile
- rod
- fishing
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- Expired - Lifetime
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車の車内天井付近のデッドスペースを利
用して車内の居室空間を狭くすることなく釣竿を目的の
釣り場まで安全に運搬できるようになした自動車用ロッ
ドキャリーを提供する。 【構成】 自動車1の車内天井部から少しの間隔を開け
て2本のキャリングベルト2A,2Bを、互いに所定の
間隔を存して掛架する。当該キャリングベルト2A,2
Bの上面に釣竿3を載せ、キャリングベルト2A,2B
の表面に付設してある係止部材4A,4Bによって釣竿
3の外周部を二箇所で抑え付けるようにした。
用して車内の居室空間を狭くすることなく釣竿を目的の
釣り場まで安全に運搬できるようになした自動車用ロッ
ドキャリーを提供する。 【構成】 自動車1の車内天井部から少しの間隔を開け
て2本のキャリングベルト2A,2Bを、互いに所定の
間隔を存して掛架する。当該キャリングベルト2A,2
Bの上面に釣竿3を載せ、キャリングベルト2A,2B
の表面に付設してある係止部材4A,4Bによって釣竿
3の外周部を二箇所で抑え付けるようにした。
Description
【0001】
本考案はバス釣り用等高価な釣竿をリールをつけたままでもRV車のような自 動車の車内天井付近に安全に取付けて目的地まで運搬できるようになした自動車 用ロッドキャリーに関する。
【0002】
従来、釣行に際しては釣竿を釣竿ケースに収納してRV車等の自動車で運搬し たり、あるいは釣竿ケースを肩に背負って釣り場まで運ぶのが一般的に行われて いる。 しかしながら、たとえばバス釣り用の釣竿等においては長尺状であって、しか も普通の釣竿のように継ぎ足しができない構造となっているため、通常の釣竿ケ ースには収納することができず、長尺状のままで運ばなければならないので取扱 いが非常に厄介なものであった。 そのため、従来は自動車の座席や荷台等にリールを付けたまま載せて釣り場ま で運ぶことが行われている。
【0003】
上記したように、従来はバス釣り用等の長尺な釣竿の場合には、自動車の車内 にそのまま載せて釣り場まで運んでいた。 しかしながら、このように自動車の車内に単純に載せた場合には、運転中の揺 れ等によって高価な釣竿やリール等を傷付けたりするおそれがある。また、自動 車の座席等に載せた場合には、場所を取り車内のスペースが狭くなって同乗者の 車内環境を害するという問題点がある。
【0004】 そこで、本考案は自動車の車内の邪魔にならない空間、すなわち自動車の車内 天井付近のデッドスペースに着目し、ここに2本のキャリングベルトを掛架して 釣竿を当該キャリングベルトに遊動を起こさないように載置して釣竿を目的地ま で安全に運搬できるようになした自動車用ロッドキャリーを提供することを目的 とするものである。
【0005】
前記目的を達成するための本考案の構成を詳述すれば、請求項1に係る考案は 、自動車の車内天井部から少しの間隔を開けて2本のキャリングベルトを、互い に所定の間隔を存して掛架し、当該キャリングベルトの上面に釣竿を載置し、キ ャリングベルトに付設してある係止部材によって釣竿の外周部を二箇所で抑え付 けるようにしたことを特徴とする自動車用ロッドキャリーである。
【0006】 また、請求項2に係る考案は、自動車の車内天井部から少しの間隔を生ずるよ うにしてキャリングベルトを2本掛架し、当該キャリングベルトに付設してある 係止部材によって釣竿の外周部を抑え付けるようにした自動車用のロッドキャリ ーであって、キャリングベルトの両端部に自動車の車内天井部付近に設けられて いる手摺等に取付けるための取付手段を付設すると共に、2本のキャリングベル トのうちの1本には、その表面部に釣竿の大径部側の外周部に巻着して釣竿を抑 え付ける係止部材を所定間隔毎に並設してあり、且つ2本のキャリングベルトの うちの他方の1本の表面部に釣竿の小径部側の遊動を防止する係止部材を所定間 隔毎に並設してなることを特徴とする自動車用ロッドキャリーである。
【0007】 上記したように、本考案はRV車等自動車の車内天井付近のデッドスペースを 有効利用して高価な釣竿を安全に目的の釣り場まで運搬できるようになしたもの であって、釣竿は各キャリングベルトに設けられている係止部材によって抑え付 けられるので、運転中の揺動等によって釣竿やリールを傷付けたりすることがな い。また、車内の天井付近に釣竿を掛架するものであるから、車内スペースを狭 くすることもなく、同乗者に不快感を与えたりすることもない。 なお、本考案はあくまでも車内に釣竿を掛架するものであるから、外側のルー フ部に取付ける場合と違って盗難から釣竿を保護できるのは云うまでもない。
【0008】
以下、本考案に係る自動車用ロッドキャリーの具体的構成を図示の実施例に基 づき詳細に説明する。 図1は本考案自動車用ロッドキャリーの使用状態の一例を示す斜視図、図2は キャリングベルトの詳細を示す斜視図、図3は釣竿の大径部側を抑え付けるとき の説明図、図4は釣竿の小径部側を留め付けるときの説明図である。
【0009】 本考案は、自動車1の車内天井部から少しの間隔を開けて2本のキャリングベ ルト2A,2Bを、互いに所定の間隔を存して掛架張設し、当該張設したキャリ ングベルト2A,2Bの上面に釣竿3,3・・・を載置し、且つキャリングベル ト2A,2Bに付設してある係止部材4A,4Bによって釣竿3,3・・・の外 周部を二箇所で抑え付けるように構成したものである。
【0010】 先ず、キャリングベルト2A,2Bは、共に厚手で強靱な合成繊維織布等によ って作成され、長手方向長さは図1に示すように自動車の車内横方向に沿って掛 架するのに充分な長さを有している。また、キャリングベルト2A,2Bの両端 部には、自動車1の車内天井部付近に設けられている手摺5等にフックさせるた めの取付手段6を付設してある。
【0011】 前記取付手段6は特別なものである必要はなく、図2に示すような公知のバッ クル7によってキャリングベルト2A,2Bの必要長さを調節した後先端に形成 されるループ部を、車内天井部付近に設けられている手摺5に引っ掛けるように してもよいし、あるいはキャリングベルト2A,2Bの先端に形成されるループ 部に、図2に示すようなフック部材8を通しておいて、当該フック部材8を、車 内天井付近に設けられている手摺5等に掛けた図示しない環状部材に引っ掛ける ようにしてもよい。その他、特に図示しないが、ベルト部材の先端部を壁面等に 取付けるための全ての取付手段を、本考案キャリングベルト2A,2Bの両端部 に採用することができる。
【0012】 キャリングベルト2A,2Bのうち、キャリングベルト2Aには、その表面部 に釣竿3の大径部9側の外周部に巻着して釣竿3を抑え付ける係止部材4Aを所 定間隔毎に並設してある。係止部材4Aは図3に示すように、一対の面ファスナ ー10,10の係着によって環状を形成することのできるテープ材をキャリング ベルト2Aの表面に縫着することによって構成されており、面ファスナー10, 10を開放されてから釣竿3の大径部9をテープ材の上を通し、当該大径部9の 外周部に巻き付けるようにして面ファスナー10,10を閉じることによって釣 竿3を抑え付けることができる。
【0013】 キャリングベルト2A,2Bのうち、キャリングベルト2Bには、その表面部 に釣竿3の小径部11側の遊動を防止する係止部材4Bを所定間隔毎に並設して ある。 係止部材4Bは釣竿3の小径部11側が運搬中に遊動するのを防止できるもの であればよいので前記した係止部材4Aと同じ構造とする必要はなく、図4に示 すように、上面を開放できる三角屋根状の抑え部材となして、抑え部材の上端摘 み部12を掴んで上面を開放し、釣竿3の小径部11を入れてから摘み部12を 被せれば当該小径部11を三角屋根状の抑え部材内で抑え付けることができ、運 搬中の振動によって釣竿3の小径部11が遊動するのを防止することができる。
【0014】 なお、キャリングベルト2A,2Bの表面部に並設する係止部材4A,4Bの 構造は前記した構造に限られるものではなく、運転中の振動に抗して釣竿3の大 径部及び小径部を有効に抑え付けることのできる構造であれば、いずれも本考案 の範囲に属するのは云うまでもない。
【0015】 本考案自動車用ロッドキャリーは以上のような構成からなり、使用にあたって は自動車1の車内幅方向寸法にマッチするようキャリングベルト2A,2Bの必 要長さをバックル7をスライドさせて調整し、適宜取付手段6を用いて車内天井 付近に用意されている手摺5等に取付ける。その際、キャリングベルト2A,2 Bに弛みが生じないよう取付手段6を調節してベルト2A,2Bを緊張させる。
【0016】 そして、釣竿3の大径部9側をキャリングベルト2Aの係止部材4Aによって 抑え付けると共に、小径部11側をキャリングベルト2Bの表面に設けてある係 止部材4Bによって留め付ける。なお、キャリングベルト2A,2Bにはそれぞ れ対応する位置に複数個の係止部材4A,4Bを並設してあるので、複数本の釣 竿3,3・・・を同時に掛架することが可能となる。
【0017】
このように、本考案に係る自動車用ロッドキャリーはRV車等自動車の車内天 井付近のデッドスペースを有効利用して高価な釣竿を目的の釣り場まで安全に運 搬できるようにしたものであり、釣竿は各キャリングベルトに設けられている係 止部材によって抑え付けられるので、運転中の揺動等によって釣竿やリールを傷 付けたりすることがない。また、車内の天井付近に釣竿を掛架するものであるか ら、車内スペースを狭くすることもない。 また、本考案は車内に釣竿を掛架するものであるから、外側のルーフ部に取付 ける場合と違って盗難から釣竿を有効に保護することができる。
【図1】本考案自動車用ロッドキャリーの使用状態の一
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図2】キャリングベルトの詳細を示す斜視図である。
【図3】釣竿の大径部側を抑え付けるときの説明図であ
る。
る。
【図4】釣竿の小径部側を留め付けるときの説明図であ
る。
る。
1:自動車、2A:キャリングベルト、2B:キャリン
グベルト、3:釣竿、4A:係止部材、4B:係止部
材、5:手摺、6:取付手段、7:バックル、8:フッ
ク部材、9:大径部、10:面ファスナー、11:小径
部、12:摘み部
グベルト、3:釣竿、4A:係止部材、4B:係止部
材、5:手摺、6:取付手段、7:バックル、8:フッ
ク部材、9:大径部、10:面ファスナー、11:小径
部、12:摘み部
Claims (2)
- 【請求項1】 自動車の車内天井部から少しの間隔を開
けて2本のキャリングベルトを、互いに所定の間隔を存
して掛架し、当該キャリングベルトの上面に釣竿を載置
し、キャリングベルトに付設してある係止部材によって
釣竿の外周部を二箇所で抑え付けるようにしたことを特
徴とする自動車用ロッドキャリー。 - 【請求項2】 自動車の車内天井部から少しの間隔を生
ずるようにしてキャリングベルトを2本掛架し、当該キ
ャリングベルトに付設してある係止部材によって釣竿の
外周部を抑え付けるようにした自動車用のロッドキャリ
ーであって、キャリングベルトの両端部に自動車の車内
天井部付近に設けられている手摺等に取付けるための取
付手段を付設すると共に、2本のキャリングベルトのう
ちの1本には、その表面部に釣竿の大径部側の外周部に
巻着して釣竿を抑え付ける係止部材を所定間隔毎に並設
してあり、且つ2本のキャリングベルトのうちの他方の
1本の表面部に釣竿の小径部側の遊動を防止する係止部
材を所定間隔毎に並設してなることを特徴とする自動車
用ロッドキャリー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997000636U JP3040073U (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 自動車用ロッドキャリー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997000636U JP3040073U (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 自動車用ロッドキャリー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3040073U true JP3040073U (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=43174665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997000636U Expired - Lifetime JP3040073U (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 自動車用ロッドキャリー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3040073U (ja) |
-
1997
- 1997-01-30 JP JP1997000636U patent/JP3040073U/ja not_active Expired - Lifetime
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